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週末の重賞……2005.12.21 |
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有馬記念(日曜・中山)
1年の締めくくり、GP有馬記念です。芝2500m戦。
今年は50回の記念レース。
中山競馬場の新イメージソングもそれで作られました(NEWS参照)。
過去10年、1番人気は〔510〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔125〕、うち2ケタ人気馬が〔023〕です。
馬連3ケタ3回に万馬券2本。2ケタ人気馬が半数の5年で馬券圏内に。
勝ちこそありませんが、3連単や3連複に入れてみるのは面白そうです。
好相性のステップは何と言ってもJCで、〔544〕。
近6年連続で連対馬を輩出しています。
大きく負けた馬の巻き返しもあるので一概には言えませんが、
できれば掲示板は欲しいところ。
またJCの日本馬最先着馬は7頭が出走して3勝2着1回とまずまずの成績。
疲労の度合いなど影響も考慮しなくてはいけませんが、
まず注目すべき存在であると言っていいでしょう。
次に3歳、菊花賞から〔211〕。勝ち馬2頭は菊花賞馬です。
そして天皇賞・秋から〔122〕。連対3頭は掲示板確保の馬でした。
また天皇賞出走馬はJC経由で有馬記念に駒を進めてくる馬が多く、
それらも含め、秋の天皇賞馬は〔412〕!十分に注意が必要かと思います。
年齢別に見てみると、3歳〔512〕、4歳〔454〕、
5歳〔123〕、6歳〔010〕、7歳〔011〕。
3、4歳が抜けて好成績ですが、6、7歳馬は波乱の主役にもなり得ます。
人気薄のベテラン、侮るべからずです。
具体的には、00年13番人気3着の7歳馬ダイワテキサス、
01年13番人気2着の6歳馬アメリカンボスがいるんですが、
実はこの2頭、共に中山記念の覇者なんですね。
コーナーを4回回る中山1800と、コーナーを6回回る中山2500。
距離こそ違えどコーナーが多く、息が入り易く、前が残り易いなど、
もしかすると共通する部分があるのかも知れません。
一方で近走で長距離戦を走っていない馬、
近3走以内に条件戦を走っていた馬に連対が無いというのも付け加えておきましょう。
98年の勝ち馬グラスワンダーから、去年の覇者ゼンノロブロイまで、
ここ7年の優勝馬はすべてG1馬。勝ち馬は素直に格を信じ、
伏兵には思い切った穴を狙うのも手。
とにかく見応えのあるレースを期待しましょう!
ラジオたんぱ杯2歳S(土曜・阪神)
芝2000m戦。その距離からも翌年のクラシックに直結するとして、
例年G1朝日杯FSより好メンバーが揃うG3。
過去10年、1番人気は〔134〕、2番人気は〔621〕、
3番人気は〔025〕。2番人気の頑張りが目立ちます。
おしなべて上位人気馬安定の重賞で、1〜3番人気の馬で〔7710〕。
これを4番人気にまで広げると〔9810〕ですから実に堅い決着なんですね。
残り3つの席も、6番人気1勝、5、7番人気が2着にそれぞれ1頭ずつです。
馬連3ケタ3回に万馬券1本。若干配当がよくなっているのは、
1番人気ではなく、2番人気が頑張ってるからでしょう。
傾向も明らかで、G1朝日杯FS以外からならどんな格のどんなレースであろうと連対必須。
中でも好相性のレースをピックアップすると、
平場、特別を併せた500万条件から〔424〕、
京都2歳Sから〔220〕、新馬勝ち即というのも〔224〕ですが、
この中には折り返しの新馬勝ちという馬も〔011〕ですから、
デビュー2戦目の未勝利勝ちまで注意すれば万全でしょう。
重賞からでももちろん連対必須。デイリー杯2歳Sから〔100〕、
東京スポーツ杯2歳Sから〔021〕、札幌2歳Sから〔010〕。
どちらかというと重賞組より、新馬、500万、
OP特別組の方が良績を残していることに気がつくかと思います。
また朝日杯FS組が〔111〕で、このG1だけ着順を問いません。
ただし人気は5番人気まで。
人気もなく、着順も悪かった馬の一変は難しいと覚えておいて下さい。
2歳馬による2000m戦。ペースはスローになることが多く、 先行・差しタイプが好走します。
勝ち馬には、アドマイヤベガ、アグネスタキオン、ザッツザプレンティがいて、
2、3着にもダンスインザダーク、キングヘイロー、
ジャングルポケット、クロフネ、アドマイヤマックスなどのちのG1馬がたくさんいます。
来年以降をにらんで、見逃せない1戦です! |
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