音楽・映画・競馬等をテーマにした、不定期更新のコラムです。

 
 
 週末公開の映画……2005.07.28
「心中エレジー」☆☆☆
「スプラウト」☆☆
「チーム★アメリカ ワールドポリス」☆☆☆
「ハービー 機械じかけのキューピッド」☆☆☆
「ロボッツ」☆☆☆☆
(満点は☆☆☆☆☆)

今週は5本。それでは早速アイウエオ順に紹介していきましょう。

「心中エレジー」は、それぞれに家庭を持つ男と女が、破滅に向かって突き進む話。
最初はまったくの他人だった二人が、体の関係を持ち、互いの心の闇を理解し共有し合い、
死ぬことだけを考えるようになる。パッと聞くと純愛?と聞こえるかも知れないけど、
いやいや、自分勝手の塊のような話で(苦笑)。
主人公のふたりはもちろん、互いの夫や妻のだらしなさやねちねちした性格にも腹が立つし、
珍しく登場人物のすべてが嫌い(笑)。誰にも感情移入ができませんでした。
ただし裏を返せば、そんなやつが増えた現代社会をうまく描いた逆説的な作品なのかも?
実は主演の小山田サユリちゃんとは古くからの知り合いで、そんな感想を素直に伝えたら、
「確かに周りにいたら迷惑極まりない人たちばかりですよね」と笑ってました。
すっきりスカッとする作品ではないけれど、
サユリちゃんの体当たりの演技にも点数をあげなくちゃ!☆3つ。
「心中エレジー」公式サイト

「スプラウト」はサーフィン映画。ドキュメンタリーものです。
ただしロングボードが中心なので、「エンドレスサマー」シリーズのように、
派手なチューブライディングみたいなシーンは少ないんですね。
その分サーファー以外にはたいくつなのは否めないかな…。
数年前に「今はロングボードだよ。たけさんもやらない?」と、
サーフショップのオーナーをやっている友人に誘われたけど、
運痴だからと断ったのを思い出しました。
ウェットスーツってボディラインもくっきり出るし、このお腹が…ねぇ(笑)。☆2つ。
「スプラウト」公式サイト

「チーム★アメリカ ワールドポリス」は少し前にTVのニュースなどでも話題になった
ブラックジョーク満載のあやつり人形劇。
世界警察としての使命と正義感に燃えるアメリカの特殊部隊がテロリストを相手に、
ワールドワイドに暴れ回ります。ビンラディン?も出てくれば、金正日?も出てくる。
それはそれはブラックな98分。
とはいえ、笑いのツボはやっぱりアメリカ人仕様。 腹を抱えて笑うほどではありませんでした。
それより、悪の枢軸と呼ばれる某国の悪行を、
こんなにアメリカ人はきちんと理解しているのかと感じた驚きの方が大きかったです。
まぁとにかくよくできてますって。見る価値十分!
あっ、ただしブラックがブラック過ぎて、夏休み作品にもかかわらず
R−18指定ですから子供はダメですョf^_^;。悪しからず。☆3つ。
「チーム★アメリカ ワールドポリス」公式サイト

「ハービー 機械じかけのキューピッド」は、ディズニー作品らしいファンタジー・ムービー。
白のフォルクスワーゲン、“カブト虫”の名前で今も親しまれているビートルのハービーが主役。
なんとこの車、意志を持っているんですね。以前はレースカーとして大活躍だったのですが、
だんだんとスランプに陥り、今じゃスクラップ寸前。
そこをたまたまマギーという女の子に拾ってもらったんです。
そこからマギーとハービーが繰り広げるドタバタ騒動。
レースあり、恋愛あり、親子愛ありのディズニーらしい作品です。
これこそお子さんと行くにはピッタシなんじゃないかなぁ。
えっ、今の子供はこういう純な話じゃ満足しないって?
嫌な世の中になったものです…(笑)。☆3つ。
「ハービー 機械じかけのキューピッド」公式サイト

それじゃ、これならどうだって感じで「ロボッツ」です。こちらもファンタジー系。
でもね、これは良くできてましたよ!
フルCGアニメの作品なんですが、CGアニメの弱点は“人間”の質感。
この「ロボッツ」は登場人物がすべてロボットゆえ、その短所を見ないで済むというか、
逆にCGゆえのリアリティが出てるくらい。
個性たっぷりのキャラクター、ジェットコースタームービーのようなスピード感、
そして主人公ロドニーのあきらめず夢に向かって頑張る姿。
どれもよかったです。また毒の部分というか、大人のズルさ、
虚像と現実みたいなところもきちんと描いてるからいいんじゃないですか。
吹き替えがこんなにハマッてるなと感じたのも久しぶり。
ロドニーにはSMAPの草なぎ剛が声を担当。
ぼくとつとした語り口調なんだけど、かえってそれがドンピシャでしたね。
ボクはあえて吹き替え版をオススメします!満点に近い☆4つ!
「ロボッツ」公式サイト
 
 


 
 
 週末の競馬……2005.07.28
関屋記念
真夏のマイル重賞。新潟競馬場が改装になったのが01年のこと。
従いましてデータは過去4年です。
1番人気は〔202〕とすべて馬券圏内。
とこれが2番人気は〔000〕とまったくの不振で、3番人気は〔002〕。
逆に6番人気以下〔130〕と4連対です。
馬連の組み合わせを見てみると面白い法則が見つかります。
01年は4-8-1番人気の組み合わせで5150円、02年は1-9-3番人気で3530円、
03年は8-4-1番人気で12420円、04年は1-10-3番人気で3040円。
つまり今年は順番的に、4-8-1番人気か8-4-1番人気で決まる年?
また1番人気が勝った年は共に3着が3番人気というのも面白いでしょ?
さっきの2通りに加えて、1着1番人気、
3着3番人気固定で2着総流しの3連単なんて出目馬券で遊んでみるのもいいかも知れませんねっ。
好相性のステップはNSTオープン。
以前は朱鷺Sとして行われていた新潟の芝1400m戦です。
この4年だけでも〔311〕。勝ち馬3頭、5着、11着から巻き返した馬も1頭ずつ。
過去10年に広げても〔425〕と好相性。
基本的には掲示板に載っていたら狙いが立つと考えていいでしょう。
また福島の七夕賞も相性は良く、
去年も10番人気のロードフラッグが七夕賞6着から2着に頑張り穴を開けました。
過去10年で〔230〕と5連対。2〜6着あたりでそこそこ好勝負をした馬が頑張ります。
さらに条件戦勝ち馬も通用します。準OPに限らず1000万下からでもOK。
夏の上がり馬には注意が必要ということでしょう。
そしてもうひとつ、最後にセン馬、牝馬の活躍が挙げられます。
01、02はセン馬のマグナーテンが連覇。03年は牝馬のオースミコスモが勝ち、
去年は先程のロードフラッグが7歳セン馬で2着。毎年連に絡んでいるんですね。
先週の函館記念も勝ったのはセン馬のエリモハリアーでした。
暑い季節のセン馬、牝馬には要注意です!
 
 


 
 
 Japanese Dream7月度総論……2005.07.28
127曲とかなりの数があった7月度のエントリー。
その中で、KOKIAの「time to say goodbye」が見事GPに輝きました!
恋愛は別れの数だけ強くなっていくと歌うスケールの大きなバラードです。
実話?なんかあったのKOKIAちゃん?なんて話もまた直接聞いてみたいですね(笑)

今月はセレクション20にも新しい才能がたくさん残り、
奥華子さんやDEPAPEPEなどベスト10に入ったアーティストはもちろん、
もれちゃった中にも光る新人がいっぱい。明日のミュージックシーンは意外と明るいかも?

さて、先週ゲストに来てくれた6月度GPアーティストの拝郷メイコさん。
あくまで私見ですが彼女の魅力をちょっと分析してみたいと思います。
彼女の歌から伝わる身近な親しみ易さ。母性すら感じさせる優しい歌声に乗せて、
すーっと言葉たちが入ってくる。CMソングに多く起用されるのも納得ですよね。
では何がそう感じさせるのか?
ボクは彼女の生まれ育った環境にヒントがあるような気がしてならないのです。
品川の下町の定食屋さんに生まれ、
小さい頃から「皿洗いを中心に」お店のお手伝いもしてたと言います。
また地元のスーパーでもバイトしていたそうで。
人とのつながりや交わりが希薄とされる東京において、それが彼女の周りにはありました。
いっぱい笑顔も見せたはず。
そんな過去の「日常」が彼女の歌世界に多大な影響を与えているような気がするんですね。
ボクもうちが品川区の寿司屋で小さい頃から店に出てました。
おやじと喧嘩してても出前の電話が鳴ると「ハイ、いろはです!」と明るく受話器を取ったもの。
よくボクの声には笑顔が見えると言ってもらえるのは、そんなボクの過去の「日常」が出てるから。
ボクにとってマイクがONになるのは、たぶん出前の電話をとるのと同じ。
ちょっと乱暴な言い方かな(笑)。でもスイッチの入る場所は間違いなくそこなんです。
ちょっと話がそれましたかね(笑)
これまで生きてきた歳月の中で自分の中に積み重なってきたもの、
それが今の自分を構成してるとすれば、いつも言う個性とは演じるものではなく等身大の自分自身。
彼女の歌はこれまでの作品も含め、飾らない自分自身を歌ってきました。
社会、家族、恋愛、みんな人との関わりです。
それがよりリアルにあるのが拝郷メイコの歌世界であり、個性なのです。
そんな彼女が歌うからこそ、言葉たちが聴く人の「今」に形を変えて、
リアリティを持ってすーっと入ってくる。
もちろん抜けた曲作りの才能や歌の力があるからこそであるのは言うまでもありません。
それが彼女の魅力ではないでしょうか。
7月20日リリースの『日々是青色』、いいアルバムですョ。
いっぱい感じ入るところがあるはずです。聴いてみて下さいねっ。

さて30日は5週目の土曜日ということでJDはスペシャルバージョン!
ゲストに東真紀さん、KIROROのお二人、池田綾子さんを迎えての3時間。
テーマは「理想の結婚」。果たしてどんな話になりますか。
ヨレヨレにならないよう、一誠さん、よろしくお願いしますョ(笑)。
どうぞお楽しみに!
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 週末公開の映画……2005.07.22
「アイランド」☆☆☆☆
「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」☆☆
「ボブ・ディランの頭の中」☆☆☆

(満点は☆☆☆☆☆)
いよいよ夏休み。
引き続き大作の公開もあって映画ファンは劇場のハシゴもいいかも?
今週は3本です。

「アイランド」は近未来SF映画。設定を言わない方が面白いと思うけど、
最近カギになる言葉をTVのCFなんかじゃ言っちゃってますよね。
なので教えちゃおっと(笑)
朝目覚めるとコンピューターが睡眠から健康状態をくまなくチェック。
トイレに行けば排泄物ももちろん分析され、本人に食事制限などが伝えられます。
統一された白の服に身を包み、会社へと出勤する人々。
男女のエリアも分けられ、整然と管理された環境の中、黙々と働く彼らにはひとつの夢がありました。
それは、汚染されたとする外界にあって
唯一人間がなんの心配もなく暮らせる理想郷“アイランド”への移住なんですね。
ここへ行けるのは毎日抽選で当たるラッキーな人のみ。
今日も通勤のエレベーターの中、抽選結果が発表されるのでした。
リンカーン・6・エコー、男性。ジョーダン・2・デルタ、女性。
完全管理の中にあって、決して優等生ではない2人。
男女の接触が禁じられているものの、互いになんとなく魅かれ合います。
みんなが何の疑いも持たない自分たちのこの世界に、
リンカーンはふとしたことから疑問を抱き始めるんですね。
汚染され、生物は絶滅したと言われる外界から迷い込んだ一匹の蛾…。
自分のやっている作業の意味…。本当にアイランドは理想郷なのか?
果たして本当に存在するのだろうか?
「見つけた蛾を放つと、どこへ逃げるのだろう?」
そのあとを追いかけたリンカーンが見たのは、汚染されたはずの外の世界でした。
そこで見た衝撃のシーン。
アイランドに行ったはずの仲間が、診察台の上で体を切り刻まれているではありませんか!
そう、自分たちはクローン。臓器移植の目的で作られた人間の“スペア”だったのです。
アイランドは夢の楽園なんかじゃない。
クローンである自分たちにとってはまさに死の宣告だったのです。
恐ろしい真実を知ったリンカーンがやっとの思いで自分の世界へ戻ると、
そこにはアイランドに選ばれ喜ぶジョーダンの姿がありました。
「違う。アイランドは理想郷なんかじゃない!」
そこから2人の決死の逃走劇が始まるのです。
少し前にウィル・スミス主演の「i-ROBOT」という映画がありました。
善の存在として人間に奉仕していたロボットたちが突然反乱を起こすやつ。
ちょっと似てるかなって感じ。「アイランド」の方は、
ロボットではなくクローンとはいえ人間ですから、感情も人間そのもの。
生々しさとか、巧妙なトリックにはよりリアリティがありました。
2時間15分の長編ですが、飽きることなく観客を魅了します。
映像もスタイリッシュで、楽しめることうけあいです!☆4つ。
「アイランド」公式サイト

「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」は人気アニメの初の劇場版ということで、
子供たちが殺到しそう。もちろんアニメファンの大人もね。
実はこのアニメを見たことないので、スケール感など比べようがないんだけど、
JDやってると主題歌等のタイアップは
結構ビッグアーティストが持っていくなぁという印象がありました。
今回もオープニングとエンディングはラルク・アン・シエルが担当。人気なんだね。
あんまりこの手のアニメらしいアニメは得意じゃないのでごめんなさい。☆2つ。
「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」公式サイト

「ボブ・ディランの頭の中」もバタ臭いイメージのボブ本人が主演にもかかわらず、
実は近未来映画だったりするのです(笑)
内戦が続くある国で、囚われの身だったシンガーが、
慈善コンサートに出演するため釈放されます。
そのシンガーこそボブ・ディラン扮するジャック・フェイト。
ところがコンサート直前に大統領が死んで、
息子が政権を握ったために国政は再びの混乱を見せます。
果たして彼の歌が平和をもたらすことはできるのでしょうか?というお話。
ごちゃごちゃっとしたイメージで、ストーリーもそう引き込まれるような話じゃないんだけど、
セリフの端々や、シーンのところどころにメッセージシンガー、
ボブ・ディランとしての主張が隠されてるはず。
本当はビデオでもいいから、何度も見てそれを見つけたい作品かも。
意外やボブ・ディランは映画好きで、
これまでにもちょい役を含めスクリーンにちょこちょこ登場してるんですね。
で、もっと意外だったのがこの映画のサントラ。
なんと冒頭いきなり真心ブラザーズの歌が、それも日本語で流れてくるんです!
ボブの新曲やライブはもちろん、
世界各国のアーティストによるボブのカヴァーがいっぱいなんですが、
そんな中、真心ブラザーズの「My Back Pages」が
オープニングテーマとして使われてるんですね。ちょっとビックリでした!
ペネロペ・クルスやエド・ハリスなどの人気俳優さんたちも
「ボブの作る映画なら」と安いギャラで手を挙げたそうで。
そんなカリスマ性に敬意を表して?☆3つ。
「ボブ・ディランの頭のなか」公式サイト
 
 


 
 
 Japanese Dream7月度3週目……2005.07.22
今週は41曲。結局、7月度はトータル127曲のエントリーとなりました。
たくさんありました。果たしてどの曲がGPに輝くのか?
23日が楽しみです!
では今週のボクの5曲です。

105:馬場俊英「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(8月3日リリース)
メロディメーカーとして元々評価の高かった彼、久々のメジャーシングルです。
男臭さを漂わせ、字余りの詞でぐいぐいくる手法は、
まるでフォーライフの創設者のひとり、吉田拓郎風。
5年振りに古巣フォーライフに戻っての再出発には
「原点回帰」のキーワードすら見えるようです。

109:ザ・ルーズドッグス「ラジオガール」(8月3日リリース)
いわゆるサーフィンミュージック。ラジオのチューニングノイズから始まり、
夏全開って感じ。男性ボーカルでコーラスも心地良く、キャラが伴えば大穴の予感?

112:千綿ヒデノリ「友よ」(8月5日リリース)
ハスキーなウィスパーボイスでメッセージをたっぷりと。
バグパイプの音色がスコティッシュに曲を演出。
アイルランドのU2じゃないけど、メッセージ色の強い曲には、
紛争の歴史を持つような主張のある国々のサウンドを借りるのもひとつの手かなと実感。

123:大山百合香「ブーゲンビレア」(8月10日リリース)
ゆーったりと。吹く風もウェットじゃなく、乾いていて爽やか。
やわらかい陽射しと共にのんびりと。ハンモックでゆらりゆらりのイメージ。
蒸し暑い日におすすめです。ああサイパンに行きたい…(笑)

126:AMADORI「流星」(8月10日リリース)
おそらく?ロストラブソング。せつなげなハイトーンボイスで始まるサビ頭のバラードです。
ちょっぴりハスキーな声もいい雰囲気を醸し出していて、
声の存在感を効果的に引き出すことに成功したよう。
前作のデビュー曲よりハマった感あり。

23日のJDには先月6月度GPアーティストの拝郷メイコさんがゲスト出演!
日記に載せた表彰式の写真じゃまったく表情がわからないとおしかりのコメントが多かったので、
またお願いして撮らせてもらう予定です(笑)。

4週目は即日投票、即日開票でベスト10が決まります。
あなたの投票をお待ちしています!
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 週末の競馬……2005.07.21
函館記念
 荒れるハンデ重賞として知られるこのレース、
ハンデ戦になった8年でなんと万馬券が5本!
去年初めて馬連3ケタで収まりましたが、「こんなの函館記念じゃないよなぁ」と、
ボクの周りではブーイングがあがるほど(笑)。
残る2回も3610円、8750円という配当ですから、とにかく荒れるんです。
過去8年、1番人気は〔1-1-1〕。
この2連対は去年のファインモーションの2着と、おととしエアエミネムの1着。
今年も好走するようならば少し傾向が変わったとしなければなりません。注目したいところですね。
6番人気以下〔4-5-6〕、うち2ケタ人気馬〔1-4-3〕。
さらに付け加えると9番人気の馬が〔2-0-1〕ですから、
9番人気以下〔3-4-4〕となります。荒れてますよねっ。
トップハンデは8頭いて〔2-0-0〕。可もなく不可もなく。
逆に50キロの勝ち馬がいるように、軽ハンデだからといって軽視は禁物です。
好ステップは同じ函館の巴賞で〔2-4-4〕。着順を問わず、負けた馬の巻き返しが目立ちます。
OP特別を叩き台と割り切って、負けたことでハンデも軽くなる。
そんな厩舎の青写真が見えるような馬は狙いです!
また前走条件戦、それも1000万や500万を勝ったばかりの馬も馬券圏内に飛び込んで来ます。
中でも函館巧者は格が下でも要注意!ハンデ戦です。
勝ったばかりの勢いと得意コースに軽ハンデと3つ揃えば好走も十分ということなのでしょう。
連対16頭中14頭は前走1800m以上の距離を走っていました。
残りの2頭は2000mの重賞に連対歴のある馬。
距離適性にも注意を払って下さい。
最後に牝馬も〔1-2-2〕と大健闘!夏の牝馬を侮るなかれ!
荒れる重賞はハナから穴予想に徹するもよし。
自己最高配当を更新するチャンスかも?
 
 


 
 
 Japanese Dream7月度2週目……2005.07.13
先週も曲数は多く、44曲がエントリー。
個人的には1週目ほどガツンと来るものがありませんでした。
ただし、ビッグネームの新曲はさすがと思わせるものが多く、
新興勢力に魅力がないなら完成度に1票と思った人も多いのでは?
ではボクも5曲をセレクトしてみましょう!

45:Tommy heavenly6「Ready?」(7月20日リリース)
元々のユニット名って何だったっけ?と思ってしまうほど
(the brilliant greenです!)すっかりソロとしても定着した彼女。
疾走感あるポップロックで、時によじれたメロと、
日本語詞と英語詞のMIXのバランスはさすがの一言。

57:SCARLET「summer high」(7月27日リリース)
蜃気楼の向こうみたいにけだるくスタートし、途中でテンポがUPに変わるロックチューン。
中性的な声の男性ボーカルで、あまり好んで聴くタイプのジャンルではないのだけれど、
そこかしこに知的センスを感じて、それがどうにも気になったアーティスト。
何度も聴いて隠し味を楽しむ曲か。

74:as「僕はずっと」(7月27日リリース)
ものすごく意志を感じさせる女性ボーカル。惜しむらくは曲が今イチ…。
どんぴしゃの楽曲と出会ったら大化けの可能性十分!

76:奥華子「やさしい花」(7月27日リリース)
東京電力の「テプコ光りに替えたのは〜」とい歌うCMソング、実はこの人でした。
「えっ、井川遥が歌ってるんじゃないんかいっ」って怒る人がいそうな気がする…(笑)。
このデビュー曲はその曲とは違うけど、
深めのリバーブがかかったまーっすぐなボーカルが聴く人の心を癒します。
アレンジがシンプルなのも好感。

84:laica breeze「summer of love」(8月3日リリース)
ヒップホップ系も夏モノが当然多かったけど、中ではこれが秀逸。
最近流行りの歌ってる感のあるRAPも心地良く。
90年代の西海岸ものはGファンクといって、
RAPにメロがあったのだよ…なんて講釈たれたくなる1曲(笑)

レゲエやスカも数はけっこうあったけど、どうもピンと来ず。
果たして05年の夏はどんな曲に彩られるのでしょう?
JDではあなたの1票をお待ちしてます!
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 週末公開の映画……2005.07.13
「姑獲鳥(うぶめ)の夏」☆☆☆
「皇帝ペンギン」☆☆
「ライフ・イズ・ミラクル」☆☆
「0:34レイジ34フン」☆☆


「アイランド」の完成披露試写会行ってきました。
7月23日の世界同時公開だけに、その警備のすごいこと!
手荷物検査はもちろん、上映中も警備員がしっかり監視。
赤外線スコープで客席を見回すという念の入れようで、そっちの方が気になっちゃいました。
それもこれも盗み撮りをするやつがいるからいけないんだけどね。
試写室のマナーもすごい低下してます。
暗い中、平気で携帯のメールチェックしてるやつとかいるからね。
迷惑だってわかんないのかなぁ?神経疑っちゃいます。
そんなやつに「感動の名作!」とか語って欲しくないですよね、まったく(-_-#)。
今週は4本です。

「姑獲鳥の夏」は人気作家・京極夏彦のデビュー作の映画化で、
原作は100万部を超えた大ベストセラー。
昭和52年、東京の由緒正しき産婦人科を舞台におきる
不可思議な怪事件を解き明かしていくというミステリーです。
10日の日刊スポーツの芸能欄にちょうど
京極氏のインタビュー記事があって興味深く読みました。
「小説は、書き終えた時点で読者のもの。
 買って読んで下さった人がどう思おうと勝手だし、その解釈が正しい」
「いい小説は読めば読むほど面白くなる。
 映画も1回見ただけでつまんないなんて決めたら、もったいない」
というニュアンスの話がありました。
なるほど見れば見るほどその隠し味に気付いて、☆は増えて行くかも知れませぬ。
確かにそんなテイストの1本ではありました。ただし何度も見るほどお金がない(笑)。
それでももう1度見ようと思わせるかどうか。芸術か娯楽か。
楽しむという意味では後者なんだろうけど、商業ベースで考えると、
そこら辺のせめぎ合いって制作側の永遠のテーマかも?
ちなみに日刊スポーツに取材記者が指摘されたという誤った言葉遣いが出てました。
「旬の方を紹介するコーナー」という趣旨説明に京極氏は、
「旬はいずれ終わりがくるという前提のある失礼な言葉」だと。ブームという言葉に似てますな。
「…にこだわりはありますか」という質問に、
「こだわりというのは無駄なことに執着することを言うこれまた失礼な言葉」だそう。
深い…。勉強になります。というか、日本語って面白いんですよね。
あ、映画も深いんですが、さっきも言ったように1度でわかりきるかどうか。
で、☆3つ。難解だけに何回も見て下さい。うっ、さむい…(^_^;)。
「姑獲鳥(うぶめ)の夏」公式サイト

「皇帝ペンギン」は南極に暮らすペンギンのドキュメント。
厳しい自然と天敵のいる過酷な環境の中、
それを乗り越えた時の生命の感動をカメラが追い続けました。
「フランス人が作るとこうなっちゃうんだよなぁ」
というのは映画好きの仕事仲間の弁。確かに(笑)。
夏休み子供と一緒に、って感じじゃ少しなくなってるって言ったら伝わるかな。☆2つ。
「皇帝ペンギン」公式サイト

「ライフ・イズ・ミラクル」も、正直ピンときませんでした。
92年のボスニアで、内戦の始まる直前から直後の物語。
セルビア人の青年が兵役に招集され、戦地で敵の捕虜になってしまいます。
父は息子を取り返すために敵であるムスリム人の人質を得るんですが、
その人質が美人の看護士で恋に落ちちゃう。
妻がどさくさに紛れて男と逃げちゃったあとだけに、彼の気持ちは揺れに揺れます。
息子を取るか、恋を取るか…。
本来シビアなネタをコミカルに描くことで勇気をもらうはずの1本。
ただし2時間34分は、この国の内情がわからない日本人には正直長いかな。
興味のある人にはものすごくわかるシチュエイションなんだろうけど。☆2つ。
「ライフ・イズ・ミラクル」公式サイト

「0:34」は地下鉄を題材にしたホラー。
といっても日本の怪談とは違うモンスターもの。
最終電車に乗り遅れたケイト。ホームに立ちつくす彼女の前に列車が入線します。
ところがその地下鉄は惨劇行きの恐怖の列車だったのです…。
イギリスではかなりの大ヒットだったそうで、
怖さに対する各国のテイストがわかるかなって感じ。これが英国流?
モンスターの存在理由がよくわからないんだよね(笑)。
そんなの考えて見ちゃいけないのかなぁ?☆2つ。
「0:34」公式サイト

今週はこんなところで。来週もお楽しみに!
 
 


 
 
 週末の競馬……2005.07.13
北九州記念
 小倉競馬場、芝1800m戦。95〜99年はハンデ戦。
データは別定に戻った00年からの過去5年で。1番人気は〔2-2-0〕。
去年初めてユートピアが連を外しただけで、連対率80%は立派。
2番人気〔1-0-0〕、3番人気〔0-1-2〕とあまりふるわず、
6番人気以下〔2-1-1〕。ただし2ケタ人気馬の3着以内はありません。
配当的にも万馬券は無く、馬連3ケタは2回なんですが、
残る3回が2480円、4780円、6430円と取りずらい配当。
1番人気が来たとしても、相手選びがなかなか難解というレースです。
好相性のステップは、強いて挙げれば米子Sの〔2-1-0〕。
それよりも、前走または前々走でG1を走っていた馬が4連対。
着順によっては人気も落ちているので、おいしい馬券のヒントはこっちにあるのかも知れません。
 また準OP勝ち上がりの馬も通用します。そのカギは小倉巧者であること。
独特の小回りコースです。これはかなり重要なポイントになります。
開幕週の絶好の芝。この5年で2度、10年で4度のレコード更新です。
雨が降れば別ですが、そんなスピード決着に対応できる馬を狙いたいところ。
マイルのG1安田記念出走馬が3頭連対しているというのは、底力と、
スピード上位の必要性を示しているのかも知れません。
 
 


 
 
 Japanese Dream7月度1週目……2005.07.11
7月15日から8月14日までにリリースのJポップのすべてのシングル曲をOAする7月度のJD。
1週目のエントリーは42曲と多かったです。3週でOAですから単純に3倍すると126曲。
5、6月度と100曲を超えました。景気回復?
量ばかりでなく質のいいものが増えることを望みつつ…。
ではボクもリスナーになったつもりで5曲をピックアップしてみましょう!

8:DEPAPEPE「SUMMER PARADE」(7月20日リリース)
『ROCK IN JAPAN Fes.2005』にも出演するインストグループ。
夏のキラキラした感じがよく出ていて、カラフルな、色の見える曲。気持ちいいです。

12:真心ブラザーズ「Dear,Summer Friend」(7月20日リリース)
帰ってきましたね。3年半振りだとか。
ホーンやストリングスの洗練されたサウンドに、バタ臭いボーカル。
やっぱりこのコンビじゃなきゃ。もうすぐ公開の映画「ボブ・ディランの頭の中」でも、
なんとこの2人の日本語曲がオープニングを飾ります!Welcome Back!

20:THEイナズマ戦隊「あの夏の日々」(7月21日リリース)
尖んがりまくったパンクバンドみたいな印象があるかも知れないけど、違います。
アクは強いけど、きちんと歌が伝わってくるのです。
ちょっと上の真心ブラザーズと通じる部分があるかも。

32:AIR DRIVE「ONE’S」(7月21日リリース)
おしゃれな音におしゃれな声。若さのあるアーバンポップ。
高速をドライブする時のBGMにいいかも。

35:BON’z「ありがとう〜」(7月27日リリース)
デビューシングル。これで「ありがとうから」と読みます。
北海道在住、14〜17歳の4人組。若い…(笑)。
ボンズーと読むバンド名は小僧を意味する“ぼうず”から。
せつなくも希望に満ちた別れの歌。曲あたまからぐぐっと引き込まれます。
これからも、広い大地と大きな空のもと培った、
そのおおらかな感性を大切にして欲しいと切に祈ります!

次点:Zwei「Dragon」(7月21日リリース)
シンセ・ダンス・ポップの女性2人組ヅヴァイ。 初期のNEW ORDERとか、
80年代ヨーロッパのダークサイドのシンセものが好きな人にはたまらなくカッコよく感じるはず。
実はボクにはツボだったりするのです(笑)。通算4枚目のシングルです。

興味を持ったらどうぞ積極的に聴いてみて下さい!
そしてJDでは、あなたの投票をお待ちしています!
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 週末公開の映画……2005.06.30
7月9日土曜日公開
「アルフィー」☆☆☆☆☆
「ダンシング・ハバナ」☆☆
「ヒトラー〜最期の12日間〜」☆☆☆


7月9日公開の映画は3本。
またしても話題の「スター・ウォーズ」は見られませんでした。残念…。
それでは今週も50音順に。

 「アルフィー」は最高でした!
主演のジュード・ロウが全編スクリーンに向かって語りかける形で物語は進みます。
イギリス生まれのプレイボーイ、いわゆるイケメンのアルフィーは
「世界で一番イイ女が集まる街はマンハッタンだ」と、NYに渡ってきます。
彼の仕事は高級レンタルリムジンの運転手。
客であるセレブの人妻や年上の実業家マダム、
美人のシングルマザーなどとお付き合いをしてるんですが、
あくまで自分本位の“エンジョイ・シングルライフ”。
この関係に責任を取ろうなんて気はさらさら無いんですね。
そんなアルフィーの前に、スーパーモデル級のブロンド美女が現れます。
彼女の名はニッキー。デートは外が信条で、
これまで自分の部屋に女性を入れたことなど無かったアルフィーでしたが、
このコだけは別とニッキーを自宅に招き入れます。
愛し合い、そして同棲。ところが一緒に暮らしてみて、
ニッキーの内面が自分の理想とかけ離れていることがわかります。
逆にこれまで遊びのつもりで付き合ってきた女性たちのなんと居心地の良かったことか。
初めて彼はそのことに気付くんですね。しかし、時すでに遅し…。
好き勝手にやってきたアルフィーが次々みじめな思いをして知る本当に大切なもの。
それこそが本当の彼の理想の幸せだったのです…。
とはいってもそう簡単にハッピーにはしてくれないのもこの映画のいいところ。
面白かったとUIPの担当氏に伝えたら、
「身につまされましたか?」と笑われちゃいました。
確かにボクはアルフィーみたいにモテモテくんじゃなかったけど、
それでも「忘れたい」「謝りたい」、
そんな若き日のホロ苦い恋愛をいっぱい思い出しちゃいました。
ごめんね、みんな。ここで謝っちゃえ(笑)。
同じく試写を見た仕事仲間は、
「長谷川さんが言うほどピンとはこなかったなぁ」と言ってました。
それもまた率直な感想。たぶん恋愛遍歴というか背負った十字架の違いじゃない?
アルフィーが下半身の悩みで泌尿器科へ行くんだけど、
そこのトイレで初対面の老人と会話を交わします。その話がいいんです。
まさにその通り!って感じ。どんな会話かは見てのお楽しみ。
感じ入ったら実践するよう努力して下さいねっ。
という訳で個人的にはたまらなくガツンときた1本。初めての満点、☆5つ!
P.S :サントラもいいんですよ。ミック・ジャガー(ローリング・ストーンズ)に
デイヴ・スチュアート(元ユーリズミックス)です!ご一聴あれ!
「アルフィー」公式サイト

 「ダンシング・ハバナ」はタイトル以上に青春恋愛ものでした。
50年代後期、革命直前のキューバを舞台に、アメリカのフォード社の重役の娘と、
地元の貧しくも音楽とダンスに生き生きと命を輝かせる若者との恋物語。
時代背景に忠実な分、too muchな演出というかストーリーもあって、
エッと思っちゃう部分もあったけど、
アメリカ人にとってはそこにリアリティがあるのかも知れません。
これまたラテン好きなら音楽だけで十分に楽しめるはず。夏だしねっ。☆2つ。
「ダンシング・ハバナ」公式サイト

  「ヒトラー〜最期の12日間〜」は2時間35分の超大作。
ボクはこういうドキュメンタリー系嫌いじゃないんです。
というか深夜のTVじゃ好んで見る方だし。
戦後60年。先週紹介した「マイ・ファーザー」しかり、
ボクらは頭で考えることしかできないけれど、考えないよりは考えた方がいいと思う。
明確な答えは見つからなくてもね。
自国ドイツではタブーとされていた部分にまで踏み込んだ作品として話題となり、
数々の賞を受賞しています。
腕組みながら鑑賞する映画もたまにはいいものです。☆3つ。
「ヒトラー〜最期の12日間〜」公式サイト
 
 


 
 
 週末の競馬……2005.07.06
七夕賞
福島開催のラストを飾るハンデ戦。1番人気馬がとにかく勝てません。
なんと昭和54年から続く26連敗中!四半世紀以上ですからね。すごいジンクスです。
逆にこの10年で6番人気以下〔3-4-5〕。馬連3ケタ1回、万馬券3本ですから波乱の重賞です。
トップハンデ馬は10年で12頭いて〔3-1-0〕とまずまずの成績。
しかし、この4頭はすべて57キロ以上。重いハンデなら逆に信用の手ということでしょうか。
好相性のステップレースは、エプソムC〔2-3-2〕、安田記念〔2-2-0〕、
OP特別〔2-2-3〕。これらのレースからは着順を問わず好走が見られます。
また、ローカルのハンデ戦らしく、条件戦からも好走馬が出ていて、
1600万から〔3-0-2〕、1000万からも〔0-2-0〕。
去年3着に頑張ったマーベラスダンス(1600万9着)以外はみんな勝ち馬で、
そのマーベラスダンスは福島5戦3勝の福島巧者でした。
この手のタイプが軽ハンデを利して好走することもあるので注意が必要です。
また先週のラジオたんぱ賞と違って、逃げ馬が踏ん張る傾向あり。
こちらもまた軽ハンデ馬が、先行したアドバンテージを生かして粘り込んでしまうのでしょう。
展開をしっかり頭の中に描く必要がありそうです。
今年は1番人気が勝てるのか?このレースだけは人気は2番目でいい。
有力馬の陣営はそう思ってるかも知れませんね(笑)

マーメイドS
阪神の牝馬限定のG3。歴史は浅く、今年が区切りの10回目。データは過去9年です。
1番人気は〔4-2-0〕、2番人気は〔0-6-0〕。
6番人気以下〔1-0-7〕とかなり偏った傾向が見られます。
1、2番人気のワンツーフィニッシュは4回。馬連3ケタ5回に万馬券なし。
最高配当3150円。そう、堅いんです。
第1回は6番人気の馬が勝ったのですが、その時でさえ単勝970円。
いまだ単勝配当が4ケタになったことがありせん。
その第1回を除けば必ず1、2番人気の馬が連に絡んでいるように、
無謀な穴狙いは避けたいレースです。
ステップレースは様々で、あまり着順も問わないのですが、
2ケタ着順から巻き返しが許されるのはG1のみ。
OP特別からなら最低でも掲示板と覚えておきましょう。
G1馬がこれまでに9頭が参戦して、4勝2着2頭の好成績。
素直に実績を信じてよさそうです。賞金別定ですから、重い斤量は強さの証し。
不利だと考えず、逆に狙っていくぐらいでいいのかも知れません。
穴党は9年で6番人気以下が7頭いる3着に伏兵を持ってきたいところです。
2ケタ人気馬も2頭いますからね。
3連単、3連複においしい穴馬券を狙ってみて下さい!
 
 


 
 
 週末の競馬……2005.06.30
「ラジオたんぱ賞」
最近10年で、去年馬連が初めて3ケタに収まった波乱の3歳重賞。
万馬券は2本ながら、1000円台も1本だけという穴党向きのレースです。
1番人気に推されてことごとく敗れるのは、
ダービーやNHKマイルCでソコソコの人気だったりソコソコの着順だったりした馬。
確かに3歳馬の王道は春のG1。
大目標に向かって目一杯頑張ってきた馬にはオツリがないのでしょう。
逆にここに来て昇り調子の馬が格を超えて好走したりするんです。
もちろん前走G1組にも好走例はありますが、
ダービーから来て3着以内の5頭はみんなダービーの人気、着順のいずれかが2ケタ数字の馬。
NHKマイルCから2頭の2着馬もそう。
それくらいじゃないと余力は残ってないということなのでしょう。
ただし今年はダービーからただ1頭。
シルクネクサスは17番人気で12着ですから、好走の目はあるということになります。
逆に条件戦から6勝2着5頭ですから、やはり上がり馬に注意。
1000万なら連対、500万なら勝ち必須。
特に開催替わりの今回から3歳馬も古馬に混じって走ってます。
条件戦で勝つということは古馬を打ち負かしたということ。
6月18日以降の条件戦勝ちには字面以上に価値があると考えて下さい。
抽選待ちですが、18日の鶴橋特別(500万)を勝ったワンダーマッハーなんて最大の惑星です。
傷み始める福島の芝。先行馬苦戦でまくりが決まります。
名より実。こういう馬場の向く馬を探して下さい!

「函館スプリントS」
札幌と開催が入れ替わったのが97年。データは過去8年です。
上位3番人気までの馬が7勝2着5頭と、連対16頭中4分の3を占めるこのレース、
馬連3ケタ4回、万馬券なしと、馬連は堅いんです。
ところが3着に6番人気以下が6頭、うち2ケタ人気馬が3頭ですから、穴党は3着に穴狙い。
馬券は人気-人気-穴、もしくは人気-穴-穴で買いたいところです。
連対16頭中11頭が、休み明けもふくめ、前走または前々走でG1に出走。
経験値や底力がものをいうということなんでしょう。
前々走がG1高松宮記念だったプレシャスカフェ、ゴールデンロドリゴ。
3歳ですが、NHKマイルCからのディープサマーも要注意ということでしょう。
あとは好相性のステップとして、バーデンバーデンCの上位入賞馬あるいは上位人気馬が好走。
ならば3番人気(12着)だったロードダルメシアンに巻き返しの目あり。
もうひとつ、TV愛知OPからの大敗馬の巻き返しも目立ちます。
実はこのレースの特徴は牝馬の頑張りにあります。〔3-2-2〕と好成績なんですね。
夏に強い牝馬。季節の後押しもあるのでしょうか?
連覇を狙うシーイズトウショウ、前々走G1桜花賞だった3歳フェリシアも侮れない存在です!
もちろんアタゴタイショウのような函館巧者もお忘れなく。
とにかく穴党は3連複、3連単で勝負!
 
 


 
 
 週末公開の映画……2005.06.30
7月2日土曜日公開
「いつか読書する日」☆☆☆
「逆境ナイン」☆
「マイ・ファーザー」☆☆☆

7月2日公開作品の中では3本を試写で見ました。では今回も50音順で紹介していきましょう。

 「いつか読書する日」は大人のせつない恋物語。
大場美奈子、50才。朝は陽が昇る前から牛乳配達をし、
昼はスーパーのレジを打つ、一見、幸の薄そうな独身女性。
同じ町の市役所に勤める高梨槐多は中学時代の同級生。
病気で寝たきりの妻の横で、毎朝、美奈子の運ぶ牛乳を待ちます。
カチャッカチャッと、瓶と瓶とがぶつかる音。
それが美奈子が坂道を駆け上がってきた合図。
苦手で飲めもしない牛乳なのに、ただひたすらその音だけを毎朝待ち続けて30年。
実は2人は初恋の相手なんですね。
ある事件が2人を離れ離れにしたあとも、密かにずっと恋心を抱いていたのでした。
槐多の妻もそのことを知っていて、
「私が死んだらあの人と幸せになって」と言い残して息を引き取ります。
妻の死後しばらくして、互いの気持ちに正直に向き合う槐多と美奈子。
「いままでしたかったこと、全部して」。
衝撃すら覚える言葉を口にする美奈子。ぎゅっと抱き締める槐多。
しかし、30年越しの恋を実らせた2人を待っていたのは意外な結末でした…。
舞台は長崎の田舎町。美奈子は芯のしっかり通った強い女性です。
でもそんな彼女がふとこぼすのは深夜放送のDJに送るハガキだったりするんです。
ボクにとってはとてもリアリティのあるシーンでした。
「あ、そっか、美奈子ってこういう生き様なのか…」と思わず納得のラストシーン。
彼女のこれまでを象徴するラストです。ヒントはタイトルにあり!
これ、限り無く4つに近い☆3つです。見応えありますョ。
「いつか読書する日」公式サイト

 「逆境ナイン」は、ばかばかしさが売りなのはわかるんですが、
この面白さがわかる人じゃないとわからないかもって感じ。
残念ながらボクはツボが違っちゃいましたf^_^;。
あまりに弱くて廃部寸前の全力学園野球部。
エースでキャプテンの不屈闘志が存続のために校長に誓ったのは、夏の甲子園出場。
まず不可能な約束でしたが、ラッキーも重なって県予選ではなんと決勝に進出。
あとひとつで甲子園。しかし相手は春の甲子園優勝校、日の出商業。
9回裏、得点はなんと112対0…。他の部員は意識不明。
「逆境が自分を大きくする」。そう信じる不屈はひとり絶望的逆境に立ち向かっていくのでした。
えっとぉ…、コールドゲームじゃないのかなぁ(笑)。☆1つ。
「逆境ナイン」公式サイト

 「マイ・ファーザー」はタイトルからイメージする父と子の愛情物語というよりも、
結構シビアな戦争ものでした。実在の人物であるヨゼフ・メレンゲは
ナチス政権下のアウシュビッツ収容所において倫理を無視した数々の人体実験を行ってきた医師。
物語は、父を受け入れられない息子ヘルマンの苦悩を描いたものです。
戦後、戦犯として逃亡生活を送ってきた父ヨゼフ。
ヘルマンはあるルートから父の所在を知り、秘密裏に会うことにします。
これが運命に翻弄された父と子の初めての対面。
ヘルマンは言います。「人の噂じゃなく、真実を本人から聞きたい」と。
しかし父は自分のしたことを悪いと思っていないどころか、自信すら持っています。
父の行いを許せず、警察に密告しようとまでするヘルマン。
血のつながりという呪いたくなるような運命の中で、ヘルマンの葛藤は続くのです。
これはプレスにあった言葉ですが、
「父の罪は、幾千もの命を奪ったこと。子の罪は、その男を父に持ったこと…」。
やりきれないですね…。小さい頃、思ったことありません?
近所のあの家に生まれてきてればお金持ちだったのに、なんてね(笑)。
こちらも見応えは十分で☆3つ。
「マイ・ファーザー」公式サイト
 
 


 
 
 週末公開の映画……2005.06.22
6月25日土曜日公開
「埋もれ木」☆☆
「オープン・ウォーター」☆
「ダニー・ザ・ドッグ」☆☆☆☆
「Dearフランキー」☆☆☆
「ノミ・ソング」☆☆「村の写真集」☆☆
「メリンダとメリンダ」☆☆☆
「ワンナイトインモンコック」☆☆☆☆


今週末公開の映画で試写を見たのは8本。それでは50音順に紹介していきましょう!

 「埋もれ木」はカンヌ映画祭事務局から熱烈なラブコールを受け、
監督週間で上映された作品。
監督の映画というものに対する思いが独自の映像になってスクリーンに表現されている1本。
日本の美しさ、人の心の美しさみたいなところかなと思うんだけど、
ボクにはちょっと難解でした。
高みにあるんだろうけど、その分、逆にごめんなさい☆2つ。
「埋もれ木」公式サイト

 「オープン・ウォーター」は、 都会で多忙な毎日を送っている男女が
なんとか休みを取ってカリブの海にバカンスに出掛けるんですが、
なんとダイビングのため沖まで乗ってきた船は2人を忘れて置いてけぼりに。
救命胴衣でなんとか浮いてはいるものの、
呼べど叫べど海のド真ん中じゃ誰も気がつくはずもなく…。
画面の揺れはリアルだけど、船酔いするボクにはどうも(笑)。
ストーリーもあまりに救いが無く☆1つ。
「オープン・ウォーター」公式サイト

 「ダニー・ザ・ドッグ」はよくできてました。
悪徳高利貸しの用心棒として人間離れした強さを誇るダニー。
しかしその生活も人として扱われず、首輪をされ、
暗い倉庫の奥の檻で寝起きを強要されているんですね。
首輪を外すと殺人マシーンと化すダニー。
しかし彼が盲目のピアニストと出会い、なぜだか心魅かれるピアノの音色に、
人間としての自分を取り戻していきます。
しかし、もちろんそう簡単に親分は強い手下を足抜けさせてはくれません。
幸せはすぐそこじゃないか、戦えダニー!と、思わず力が入ります(笑)。
ダニーにジェット・リー、盲目のピアニストにモーガン・フリーマン。
圧倒的な強さは見ててスカッとしますゼ。気分爽快で☆4つ。
「ダニー・ザ・ドッグ」公式サイト

 「Dearフランキー」には、優しさってなんだろうって考えさせられるかも。
難聴の少年フランキー。その原因は今は別々に暮らす父の暴力でした。
でもお母さんはフランキーの父は船乗りだとウソをつき、
父になり代わってフランキーと手紙のやりとりをしてるんですね。
ところが、父が乗っているとした船が近くの港に寄港するとなったから大変。
お母さんは父を演じてくれる男性を探し求めます。ニセの父親と会って喜ぶフランキー。
それを複雑な思いで見る家族たち。
ところがそんな時、実の父親が病の床から最期の願いだと、
息子に会いたいと伝えてきたではありませんか。その時、フランキーの母の選択は…。
ラストに一気に凝縮されてる作品です。 個々の背景があまり描かれてない分、
それぞれの登場人物にぐっと感情移入できなかったのが残念。
ただ、あとから「フランキー少年のあの行動には、あんな思いが詰まってたんだなぁ」と
わかるとグッときます。じわっと☆3つ。
「Dearフランキー」公式サイト

 「ノミ・ソング」は、80年代のニューウェーブシーンに現れた異形のシンガー、
クラウス・ノミのリアルストーリー。実は来日したこともあるので、
白塗りの顔に角を3本立てたようなヘアスタイルを見ると思い出す人もいるかも。
アンダーグラウンドからメジャーへと上るギリギリのラインにいた
彼の特異な才能と苦悩を描いた1本。
80年代がリアルタイムの音楽ファン限定かな?☆2つ。
「ノミ・ソング」公式サイト

 「村の写真集」は、タイトルからすごく泣けるのを、正直期待し過ぎちゃいました(笑)。
いい話ではあるんですョ、誤解のないように。
ダム建設でもうすぐ水の底に沈んでしまうこの村を
写真に残そうという企画が持ち上がり、
村の写真館の主人が村人を写すことになります。
頑固な父に歯向かうように東京へ出て行った息子も
一応カメラマンを目指しているけれどまったく芽が出ず。
そんな折、故郷から呼ばれて父と今回の仕事を共にするんですね。
ところが、父は病魔に侵されていました。
それでも成し遂げようとする父の姿に息子の中で何かが変わるのです。
個人的な話ですが、寿司屋を継がなくて、親父ごめんな…(笑)。
父の日に親孝行をし忘れたあなたにオススメ。
たまには一緒に映画館へ!☆2つ。
「村の写真集」公式サイト

 「メリンダとメリンダ」は、ウディ・アレン監督作品らしく、
こじゃれた中にひねりとユーモアのある1本。
登場人物は同じなんだけど、その人間が、もしポジティブだったら、
もしネガティブだったらと2通りのストーリーを展開させてます。
人生、“れば”“たら”はつきもの。
考えてみればボクらだって、道の右側を歩いていたら会わなかったけど、
左側を歩いてたからバッタリ会った昔の恋人、なんてこともある訳だからね。
その再会が、幸か不幸かは知りませんよ(笑)。
さて、あなたはどっちのメリンダでしょう?☆3つ。
「メリンダとメリンダ」公式サイト

 最後に「ワンナイトインモンコック」、これ意外と(失礼!)当たりでした。
香港の暴力団同士がささいなトラブルから大きな闘争へと発展。
トップの命を取るため、一方が殺し屋を雇います。
それは中国本土の貧困層からやってくる、まさに鉄砲玉。
もちろん香港警察も大きなヤマと、威信をかけて検挙に臨みます。
殺し屋の名はフー。彼にはもうひとつの目的がありました。
それは香港へ出てきてから音信不通になってしまった恋人を探すこと。
そんな中、フーはタンタンという若い売春婦と出会います。
彼女もまた貧しくて、生きるために体を売っているのです。
実際に、経済都市香港と中国本土との貧富の差はかなり問題になっていて、
事実多くの犯罪につながっているそうです。
この映画でも、最後は誰が笑うのか、いや笑わないのか。
そこに香港の今があるかも知れません。
アクションも派手でのっけから引き込まれます。
単館モノではホント当たりです。☆4つ。
「ワンナイトインモンコック」予告ムービー
 
 


 
 
 週末の競馬……2005.06.22
宝塚記念
 05年の上半期をしめくくるグランプリ宝塚記念。
若干開催日を後ろに持ってきたのが96年のこと。従ってデータは過去9回で。
 1番人気は6勝2着2回と圧倒的好成績!2番人気は2勝。
2ケタ人気馬の3着以内なし。
馬連3ケタ4回、万馬券は1番人気が消えた03年の14080円1回だけ。
 好相性のステップは、まず春の天皇賞で〔5‐3‐1〕。
負けた馬が巻き返すなら上位3番人気までに推されていたことが必要。
それ以下の人気なら3着までに頑張っている必要あり。
もちろん人気も集め、着順も3着以内ならなお良し。
次に金鯱賞組で〔2‐4‐2〕。
こちらは絞りやすく、金鯱賞から好走するのは例外なく連対馬だけ。
もうひとつはマイルの安田記念組で〔2‐0‐1〕。勝った2頭は安田記念2着馬。
1、2番人気で惜敗、宝塚で見事G1勝ちとなった馬たちだ。
さらに、前走で掲示板を外した馬の連対例はなく、3着にも2頭がいるだけ。
そして今年初戦となる休み明けの馬にも好走例はなく、
1番人気で唯一連を外したシンボリクリスエス(5着)がそのパターン。
今年ファン投票1位のゼンノロブロイは去年の有馬記念以来…。
シンボリクリスエスと同じ藤沢和厩舎。果たして雪辱なるか?
 初夏がいいのか、2200mの距離がいいのか、前年の好走馬が再びの好走を見せるのも特徴で、
ダンスパートナー(96、97年共に3着)、ステイゴールド(98年2着、99年3着)、
テイエムオペラオー(00年優勝、01年2着)、メイショウドトウ(00年2着、01年優勝)、
ツルマルボーイ(02、03年共に2着)、
タップダンスシチー(03年3着、04年優勝)などの例がある。
ちなみに去年の1、2、3着はタップダンスシチー、シルクフェイマス、リンカーン。
3頭共出走予定で、今年も上位に名を連ねるか?
 結論。現時点ではタップダンスシチーの連覇に期待!
金鯱賞をきっちり勝って、万全のステップで臨む過程がいい。
逆にゼンノロブロイはどうしても休み明けが不安。
事実久々の出走となった去年の天皇賞・秋の前哨戦、
京都大賞典もナリタセンチュリーの後塵を拝し、2着に敗れている。
 好走データを満たす、天皇賞2着のビッグゴールド、安田記念2着のスイープトウショウ、
金鯱賞2着のヴィータローザがタップの相手ならそこそこ好配当?
去年2着のシルクフェイマスは金鯱賞3着で脱落。
3着馬リンカーンは、天皇賞1番人気と巻き返す資格はあるのだけれど、
着順で6着と掲示板を外してしまってるのが引っ掛かり、3着まで。
ならば充実著しいトウショウナイトを抜擢したい。
 オススメは3連単のフォーメーション。タップダンスシチーを1着固定で、
2着にビッグゴールド、スイープトウショウ、ヴィータローザ、トウショウナイト、
3着に2着候補の4頭にリンカーン、ゼンノロブロイを加えた6頭をマーク。
全20通りで勝負!(の予定です・笑)

P.S:今週金曜日は渋谷のプラザエクウスで予想イベントの司会があります。
競馬評論家の古川幸弘さんに、馬三郎の弥永明朗さんと、かなり濃いパネラーです(笑)。
本音でバッサリ!遊びに来て下さい。 詳細はNEWS!を参照下さいね。
またUSEN「競馬ファクトリー」(I-28ch)でも『G1直前スペシャル』を
金曜日22時から4回だけのプレミアム放送で流します。
こちらは勝馬の小林淳一TMがゲスト。お聴き逃しなく!
 
 


 
 
 週末公開の映画……2005.06.16
6月18日土曜日公開
「ザ・リング2」 ☆☆
「マイ・リトル・ブライド」 ☆☆☆

 週末公開の作品から、ボクが試写で見た映画を紹介します。
作品が多い時はあらすじなど割愛させてもらう場合もあるのであしからず。
ちなみに満点は☆5つです。あくまで個人の趣味嗜好ですからね。
気になったら、あなた自身が劇場に足を運んで見てみることが大切ですョ。
さて、今週の話題はなんといっても「バットマン ビギンズ」でしょう。
ボクもジャパンプレミアのご招待をもらいながら、
残念ながらスケジュールの都合がつかず行けずじまい。
改めて劇場の大きなスクリーンで楽しみたいところです。

 今週末公開の作品では「ザ・リング2」と「マイ・リトル・ブライド」。
前作は日本版のリメイクだったハリウッド版の「ザ・リング」。
今回の「2」は前作を踏まえてのオリジナルということで、
どちらかというとストーリー性に深みを求めた感があります。
レイチェルとエイダンの母子は、忌ま忌ましい記憶から逃れるようにオレゴン州の田舎町へ。
地元の小さな新聞社で記者として働き始めたレイチェルの耳に届いたのは、
平和な町ではありえない怪死事件でした。「まさかこの町にも…」。
悪い予感は的中してしまいます。まるで2人を追いかけてきたかのようなビデオテープ。
戦慄の恐怖が再び母子を襲うのでした…。
確かに謎解きが多く、納得の続編だけど、
逆にその辺りが“怖さ”を求めて見る人にどう評価されるかでしょうね。
マニアなファンにはたまらない内容であることは間違いありません。
ということで、個人的に☆2つ。
「ザ・リング2」公式サイト

 もう1本の「マイ・リトル・ブライド」は韓国のラブコメディ。
大学生のサンミンと女子高生のボウンは幼なじみ。
家族ぐるみで親戚のように付き合い、小さい頃から気の合う2人でしたが、
お年頃になるとやっぱり互いを意識しちゃいます。
ところが両家に影響力を持つボウンのおじいちゃんの命令で、
2人は結婚させられちゃうんですね。
2人っきりで新居に住むけど、まだ奥様は16歳。 ベッドはもちろん別々。
それどころかボウンは普通の高校生らしく、野球部のキャプテンに憧れのまなざし。
そのキャプテンから告白されて交際がスタート?そんな高校生活を送るボウンの学校に、
サンミンが教育実習生としてやってきたからさぁ大変!
かわいい夫婦の恋の結末やいかに、というストーリー。
なんかピュアVSピュアの喧嘩やぶつかり合いだったりするので微笑ましくって。
儒教の色濃い韓国の家族の序列を知って見ると、
おじいちゃんの無理な話に乗らざるを得ないというのも理解できるかも。
とにかくかわいい1本です。クスッと笑って、ホロッとして下さい!
あんな若い奥さんとままごとみたいな結婚生活がうらやましいっ(笑)
という訳で、☆3つ!
「マイ・リトル・ブライド」公式サイト
 
 


 
 
 週末の重賞……2005.06.15
プロキオンS
阪神ダートの1400m戦。
この時期の施行に落ち着いたのが、2000年のこと。
従ってデータは過去5年で。1番人気が4勝2着1回と連対パーフェクト!
馬連の最高配当が1番人気と8番人気で決まった03年の4620円だから、
あまり大振りは勧められないレースか。
相性のいいステップは、府中1400mの欅Sで〔2‐2‐3〕。
特に、慣れない東京競馬場に遠征して負けて、
いってみればホームコースの阪神で巻き返す関西馬が目立つ。
その敗戦で人気を落とすなら、逆に馬券的妙味は増すことに。
狙いは阪神のダート巧者かつ1400m巧者。
登録27頭中なら、例えば欅S8着のエイシンハンプトン。
この馬、去年の2着馬だが、なるほど阪神ダートは6戦して連対パーフェクト、
1400mも9戦6連対!こういうタイプが穴パターンで巻き返し必至。
ツルマルファイターもしかり。
その他では、欅Sの1、2着、テイエムアクション、タイキバカラに一目置きつつ、
人気でもサイレンスボーイ、サンライズキング。ニホンピロサート、
メイショウサライもコース、距離実績から狙いは十分。
とにかく阪神ダート1400m巧者を狙い撃ち!
 
 


 
 
 Japanese Dream……2005.06.13
今日はボクがDJを務めるNACK5の「ジャパニーズドリーム」という音楽番組を紹介しましょう。
音楽評論家の富澤一誠さんがプロデュースするこの番組、今年でなんと14年目に入りました。
ここでは1ケ月にリリースになる、いわゆるメジャーのJポップ・シングルを全部OAするんですね。
例えば6月なら6月15日から7月14日までに発売になるシングル曲を3週に分けてお聴かせします。
で、週ごとにリスナーに投票をしてもらい、各週の上位5曲をセレクション5としてピックアップ。
ここに“富澤一誠の復活曲”5曲を加えた計20曲を4週目に再度OA。
ここでまたリスナーに改めて投票をしてもらいます。
その結果、その月のグランプリとベスト10が決まるという番組なんです。
発売日前に決まるチャートだから“ビフォーヒットチャート”とも呼ばれています。
 とにかくすごいのは、すべてのJポップのシングルをOAするというところ。
最近はリリース自体だいぶ減りましたが、それでも5月度は114曲、今月も110曲を超えそうです。
その中から例えばスタッフがチョイスした30曲で1位を選んでも意味がない。
新人、ベテラン、売れっ子、無名、何の線引きもなく、
とにかくすべてをOAするというところに意義があるんですね。
ベスト10に入る曲は、そうですね、
イチローの打率ぐらいはリアルヒットチャートともリンクしますかね。
もし売れなくても、いい曲はいい曲で。
本当はそういう名曲たちがもっとみんなの耳に届けばいいのですが、
売れ線を流さないと数字が取れないとあくせくしている今のラジオ業界では、
ラジオからヒットを生むという自らに課した大命題を
あえて不可能にする方法を取っているのかも知れません。
ボクもこの番組で一生大事にしたいいくつかの名曲に出会いました。
中にはまったく売れなかった曲も少なくありません。
それでもボクにとっては出会えてよかった宝物たちです。
胸を張って「素晴らしい楽曲だよ」と勧められる曲なのです。
プロの作品だから、それぞれに自信を持ってリリースしてるんだと思います。
だけど一誠さんもよく番組内で言いますが、
並べて聴くとホントに優劣がハッキリわかっちゃうんですね。
面白いですよー。毎週土曜の深夜0〜3時です。
あなたも投票に参加して、自分の感性でチャートを動かしてみませんか?
1年聴いたら1000曲を遥かに超える曲を聴いたことになります。
そしたらあなたも間違いなくJポップ通!お試しあれ!

FM NACK5・Japanese Dreamホームページ
 
 


 
 
 POG推奨馬……2005.06.13
POGドラフトもあちこちで佳境でしょうね。
今年はキャプテンベガが大人気!
かなり手が上がって厳しい抽選をくぐらなくちゃならないから、
ハズレ1位を覚悟してでもこの馬を狙いにいくかどうかがポイントのようです。
逆に言えば意外やその他の馬の競合が少なく、かなりの確率で指名できるみたいですョ。
オンファイア、テューダローズなどの大物SSを始め、
はなから牝馬狙いでやはりSS産駒のギーニョ、アドマイヤキッス、
ナスカあたりを確実に取りにいく作戦も見られました。
今年のカギはクロフネが握りそうで、フサイチリシャール、フラムドパシオンあたりが評判馬。
SSでは他にも母父にグルームダンサーが入ったタガノアイガー、
マイルまでならサードストリーム、牝馬のリヴァリーガーデンあたりが楽しめそう。
あとは外国産馬のマシェロンガール(エイシンキャメロンの妹)、
ジャリスコライト(アグネスデジタルの弟)に活躍の期待がかかります。
早そうなところではチアズガデス、フォルテピアノの両フレンチデピュティ牝馬。
その他大穴はイブキドミナーレ、ウインイージス(共に父タイキシャトル)、
バルバロ(父ブラックホーク)、アドマイヤラン(父アドマイヤボス)といったところでしょうか。
大穴といっても通のみなさんには知れ渡っている存在ですよね(笑)。
POGのいいところは次の世代の勢力図を今のうちから描いておけること。
もちろん評判の馬ばかりが走るとは限りませんが、
知っていると来年のダービーまでを楽しく見られるのです。
あ、ボコボコにやられちゃってたら楽しく見られないか…(笑)。
これからドラフトというあなた、いい馬が取れますように。GOOD LUCK!
 
 


 
 
 雑感……2005.06.09
叩かれ弱いので(笑)BBSは作りませんでしたが、
メールをたくさん送ってもらってます。
読ませてもらってます。ありがとうございます!
ボクらの仕事には「志」こそあれ「正解」は無いじゃないですか。
言ってみれば嗜好品ですから。好きな人は好き、合わない人は合わない。
例えば地方に行って地元のタクシーの運転手さんに
おいしいラーメンの店を聞いたとします。
教えてくれたラーメン屋さんがさっぱり系で、
あなたがこってり好きだったら、
「ん?なんだこれ、物足りないなぁ」と思うかも知れません。
でも運転手さんは間違いなく自分が旨いと思って薦めてくれたのです。
好き嫌いに「正解」はなし。
でも、おいしいラーメンは必ず手間ひま掛けてじっくり仕込むんですよね。
あっさりスープでこってり好きをも唸らせてしまうような(笑)。
ボクらで言えば、いかに日々アンテナを張り巡らせて、
さまざまなものをキャッチするか。
そしてそれを自分のフィルターを通して伝えられるか。
仕込みに手を抜いたら負け。そこがしゃべり手の「志」だと思うんです。
ボクは決してデキるしゃべり手ではないけれど、
伝えたいことはいつも持ってるつもりです。
それを伝達する新たな機会をこのHPに作れたことがものすごい喜びです。
カウンターの数字が上がっていくのもこれまたうれしいものですね(笑)。
どうぞ長いお付き合いをよろしくお願いしますm(_ _)m
 
 


 
 
 週末の重賞……2005.06.09
エプソムC
 別定戦になって過去9年。1番人気馬4勝も、
それと同じ数だけ(4頭)2桁人気馬が3着に来ている3連勝馬券波乱の重賞。
1600や2000といったG1ディスタンスじゃない1800という距離に波乱の要因あり?
おととしはしんがり18番人気のエーピーグリードが3着に粘って3連複なんと40万馬券!
この馬、1800mを12戦して3勝2着3回、
加えて府中芝も12回走って3勝2着3回と共に連対率5割の1800&府中巧者。
今年でいうとロードフラッグに白羽の矢?
好相性のステップはOP特別と新潟大賞典。
好走もしくは人気で負けた馬の巻き返しが目立つ。
出走予定馬の中では、OP特別勝ちならサイレントディール、
新潟大賞典からは2着カンファーベスト、
4着エリモマキシム、2番人気で6着スズノマーチあたりか。
あと京王杯SC組は1400より1800な馬の巻き返し。
さらに準OPからなら勝ち馬のみ好走可。とにかくカギは「府中の1800」にあり!
3連単、3連複には条件に合う伏兵を1頭紛らせて!

ファルコンS
 中京芝の1200m戦に落ち着いたこの9年、馬連3桁なく、
万馬券が4本というこちらも荒れることでは定評のあるG3。
カギは「最終日の中京の芝」にあり。
なんたって連対18頭中12頭にダートでの勝ち鞍があり、
8頭は芝未勝利馬!とにかくパワータイプで穴狙い!
  好相性のステップは2つ。まずはNHKマイルC組で、
4勝2着2頭。うち2桁着順の馬が3勝2着1頭。
マイルじゃなく1200だという馬の巻き返しが穴を呼ぶ。
コパノフウジン、コスモフォーチュンは格好の狙い目か。
もうひとつ、1200時代も含めた葵Sで3勝2着4頭3着6頭。
ファルコンS3着以内27頭中13頭がこのレースから。
じっくり吟味して欲しいステップレース。
勝ったシンボリグラン、2着同着のジャズファンク、
マイネルアルビオンは人気でも一目置きたいところ。
あと注意が必要なのが平場ダートの500万条件を勝ち上がったばかりの馬。
超のつく大穴はこのタイプゆえ、抽選をくぐってきたら押さえには是非!
逃げ+追込、あるいは差し+追込の決着が多く、出走馬が確定したら、
逃げ馬や枠順で展開を描いて。
とにかく波乱の3歳スプリント戦。思い切った穴狙いで!
 
 

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