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週末の重賞……2005.11.30 |
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阪神ジュベナイルF(日曜・阪神)
2歳女王決定戦。阪神競馬場、芝1600m戦です。
過去10年、1番人気は〔303〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔140〕。
6番人気以下〔464〕、うち2ケタ人気馬は〔031〕となっています。
馬連3ケタなく、1000円台も最低配当1330円を含め2回だけ。
万馬券は3本と、イメージ以上に荒れるG1なんですね。
スイープトウショウも、ラインクラフトも負けたレースですからね。
好相性のステップはファンタジーSで〔334〕。着順は不問です。
ただし、さらにその前を見ると、10頭中8頭が1着、残る2頭も3着と好走していました。
ファンタジーS組は前々走のチェックを怠りなく。
次に札幌2歳Sから〔300〕。この3頭は3着以内に頑張った馬たちでした。
その他、新潟2歳S、デイリー杯2歳S、函館2歳Sから好走馬が出ていますが、
これらはすべて男馬に揉まれた経験を持つ馬ということになりますよね。
牝馬限定戦だけでなく、牡馬とレースを共にした経験は大きいようです。
さらにOP特別から〔221〕。これは勝ち馬4頭に3着馬1頭。
500万からも〔114〕で、勝ち馬4頭に、3、4着からも1頭ずつ。
3着が多いので、3連勝馬券の穴には押さえが必要かも知れません。
新馬勝ち即も〔020〕。人気薄での連絡みです。素質を見抜きたいところですね。
連対20頭中、勝ち上がりがデビュー戦だったという馬が14頭、2戦目という馬が5頭です。
初勝ちに手間どっているようでは2歳G1には手が届かないよということでしょう。
また、前々走で好走するも前走重賞敗退で一気に人気を落とす馬の巻き返しが目立ちます。
さらに外国人ジョッキーが5連対と、比較的人気薄を持ってきます。
可能性のありそうな馬と外国人ジョッキーとのコンビ、
気になったらしっかり押さえておいて下さい。
ステイヤーズS(土曜・中山)
平地重賞としては最も長い距離を走るマラソンレース。
中山競馬場をぐるり2週の芝3600m戦。
ハンデ戦から別定戦になったのが97年のこと。従いましてデータは過去8年です。
1番人気は〔420〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔210〕。
1番人気の6連対は、連対率7割5分ですから立派ですよね。
6番人気以下〔213〕、うち2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ3回に、1000円台も3回。万馬券も1本出ていますが、
馬連は堅く収まる傾向にあります。
逆に3着は上位人気馬では2番人気が1頭いるだけ。
穴党は3連単、3連複で穴を狙いましょう。
好相性のステップとしてはまずアルゼンチン共和国杯組で〔234〕。
もうひとつ、3歳菊花賞組で〔210〕。共に着順は問いません。
この2つのレースに象徴されるように、実は前走の距離が重要なんです。
3着以内に好走した24頭中、23頭が前走2200m以上。
唯一の例外は前走1800mから2着の02年のダイタクバートラムのみ。
逆に2000mの天皇賞組2頭が1番人気に推されて馬券圏外に敗れているように、
意外や前走の距離は重要なファクターなんです。
古豪も頑張るマラソンレース。
人間でも短距離に比べて、マラソン選手の息が長いでしょ?
とにかくレースの名前通り、ステイヤーを見つけて下さい。 |
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