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metisコンベンションライブ……2006.07.20 |
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7月14日金曜日、morph東京。
広島出身の女性レゲエシンガー、METISのコンベンションを見に行ってきました。
インディーズでリリースした最初のミニアルバム『answer』を聴いていたのですが、
生歌を聴いてちょっと感動。アマチュアとしてこれまでにいくつもこなしてきたライブが、
“慣れ”ではなく、きちんとした“経験”としてステージングに生かされてるなと感じました。
お客さんは業界人ばっかりですから、アーティストにとってはやりづらいことこの上なし。
それでも動じることなく、トークと歌で自分の世界へグイグイ聴衆を引きずり込んでいく姿には、
オーラすら見えた気がします。
「自分はレゲエシンガーだから、いつもポジティブにいたい。そしてみんなを元気にしたい」
正直な自身の思いだから全然いいんだけど、元気になるかどうかは聴く側が決めるから(笑)、
もうちょっと肩の力を抜いて音楽に対峙してもいいんじゃないかなぁと歌詞やMCの部分でちらっと思いました。
それはLOVE&PEACEの精神と出身地広島への思いから出たであろう戦争の話にも通じる部分。
これも広島に生まれ育った彼女の思いなんだから、
リアリティがあってボクらがどうこう言うことじゃないんだけど。
9月にメジャーデビュー予定。これからプロの知恵が加わっていくことになります。
プロデューサーはT2yaくんだから、ポップな感覚も加味して、きっといいものができるでしょう。
伝えたいものがあるから表現者になる。METISの場合はそれがレゲエだった訳です。
そこは決して譲らず忘れず、あとは方法論。
伝えたいのと伝わるのの違いを知ると、彼女はとてつもなく大きくなる可能性があると、
素直にボクは感じました。楽しみな新しい才能です! |
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