『虎影』☆☆☆
(満点は☆☆☆☆☆)
夏の超大型作品の公開を前に、続々と試写が始まっています。
そのほとんどが予約制なんですが、席がすぐに埋まってしまいます。
取れたらホントにラッキー。ちょっと無理をしてでも見に行かないと。
またご報告しますね。
さ、今週は1本です!
『虎影』は、斎藤工主演のアクション・エンタテインメント。
最強の忍びと言われた虎影。
そんな彼も今では足抜けをし、同じ忍び仲間だった月影と結婚。
静かに暮らしていたのです。
ところが、忍びの首領が宝の地図の片割れである“黄金の巻物”を手に入れたため、
もう一方の“銀の巻物”を奪わせようと、虎影たちに再び仕事を命じるんですね。
もちろん断る虎影たちでしたが、首領は息子である孤月を人質に取ります。
仕方なく、夫婦で“銀の巻物”を持つ藩主の館に忍び込み、
難なく目的の品は盗み出せたのですが、そこに捕らわれていた少年を助けたため、
藩主の雇う忍者部隊に捕まってしまうのです。
今度は妻である月影が人質となり、逆に“黄金の巻物”を持ってこいと命じられます。
愛する家族をそれぞれに人質に取られてしまった虎影。
果たして、妻と息子を助け出すことはできるのでしょうか…。
見る前は、人気絶頂の俳優・斎藤工を使った、普通の忍者ものかなと思っていたのですが、
意外やそうでもなく、コミカルな作品に仕上がってるんですね。
もちろん、殺陣のシーンなど、二枚目の斎藤工を十分に発揮している部分もあるのですが、
ラストなど中高年ならニヤリとしてしまうかもしれません。
走ったり、ムチで叩かれたり、TCK(大井競馬)のキャンペーンキャラクターを務める彼には、
また違った意味でピッタリかも(笑)。☆3つ。
「虎影」公式サイト
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