「ルパン三世」☆☆☆
(満点は☆☆☆☆☆)
先日、ある人から「長谷川さんが推奨してたから観に行ってみました」と言われ、
作品の良し悪しは別にして、行動を起こす契機になったのならよかったなぁと。
いつも言いますが、ここに書く感想は、あくまで一映画好きの感想です。
もし気になる作品があったなら、是非あなた自身の目で確かめに行って下さいねっ。
さ、今週は1本です!
「ルパン三世」は、人気コミックの実写版。
古代ローマ帝国のアントニウス王が、クレオパトラに送ったとされる“クリムゾン・ハート”。
それは“光の首飾り”と“真紅のルビー”とで出来ていたのですが、
盗み盗まれている間に別々になってしまい、今は東洋と西洋の、それぞれの富豪の手にありました。
そのひとり、首飾りの所有者がドーソンという大富豪。
実はアルセーヌ・ルパンの相棒だったという裏の顔を持つ老盗賊。
彼がリーダーを務める世界的盗賊のグループ“ザ・ワークス”の会合が、
この日、ドーソンの邸宅で行われると聞きつけた国際警察の銭形警部は、
そこに来るはずのルパン三世たちをお縄にしてやろうと待ち伏せるのですが、事態は急転。
なんとドーソンは暗殺され、クリムゾン・ハートは、もう片方のルビーの所有者、
プラムックの手で完成したのでした。
ドーソンに可愛がってもらっていたルパン三世は、ドーソンの遺志を継ぎ、
クリムゾン・ハートを奪還しようとするのですが、
その在りかはジャングルの奥にある絶対に堕とせないとされる要塞型セキュリティーシステムの中。
果たして、この秘宝を取り戻すことができるのでしょうか…。
実写版と聞いて、まず気になるのは配役ですよね。
ルパン三世には小栗旬。
次元大介には玉山鉄二。
石川五ェ門には綾野剛。
峰不二子には黒木メイサ。
そして、銭形幸一には浅野忠信。
なかなかの好キャスティングでしょ?観てみると、さらにハマりだなと感じるはずです。
他にもアジアを中心に、海外の人気俳優が出演しており、実はボクが観た試写は“日本語翻訳版”。
「えっ?」と思ったのですが、なるほど最初から世界のマーケットを睨んでるんですね。
口とセリフが合わないシーンもちょいちょいありました。
原作の良さを入れ込もうとしたのか、正直とってつけたような場面もありましたが、
ま、許せる範囲かなと(笑)。
この映画こそ、「ご自身の目で確かめて」といった感じでしょうか。☆3つ。
「ルパン三世」公式サイト
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