高松宮記念(日曜・中京)
2023年、JRA最初の芝のGT。芝1200m戦。
過去10年。1番人気は〔212〕、2番人気は〔240〕、3番人気は〔213〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔014〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
10年のうち8回は1〜3番人気が連絡み。残る2回は4、5番人気が連に絡んでいて、軸は人気サイドでよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性のレースは3つ。
シルクロードSから〔421〕。掲示板6頭に、5番人気15着馬。
阪急杯から〔323〕。4着以内7頭に、1番人気7着馬。
オーシャンSから〔125〕。掲示板6頭に、3番人気9着馬と9番人気6着馬。
その他、海外GTの香港スプリントから〔101〕。勝ち馬と3番人気12着馬。
ダートのフェブラリーSから〔010〕。5着馬。
阪神Cから〔010〕。勝ち馬。
京都牝馬Sから〔020〕。勝ち馬。
外国馬の〔100〕というのもあります。
国内のレースからなら、勝ち馬はシルクロードS、阪急杯、オーシャンSからのみ出ていて、そのレースでの連対または1、2番人気必須です。
また、この3つのレースから〔869〕と、23頭が馬券圏内を占めています。
前走の距離を見ると、外国馬も含めた馬券圏内30頭中、29頭が芝1200m(18頭)か芝1400m(11頭)。唯一の例外は、ダート1600mのフェブラリーSから2着になった17年のレッツゴードンキです。
外国馬も含めた連対20頭中、16頭に重賞勝ちがあり、残る4頭には芝1200mの重賞に2着がありました。
別の見方をすると、連対20頭中15頭に芝1200mの重賞3着以内があり、4頭には芝1400mの重賞勝ちがありました。例外の1頭は、ここが初の芝1200m戦で、芝1600mの重賞2勝の22年2着ロータスランドです。
牝馬は〔153〕。
年齢別に見ておくと、4歳〔323〕、5歳〔433〕、6歳〔253〕、7歳〔101〕。
4〜6歳の3世代が中心のようです。
勝ち馬10頭中、7頭がひとケタ馬番の馬。残る3頭は11、14、16番枠の馬。内枠が好走するのを、ちょっと頭の中に置いておくといいかもしれません。
マーチS(日曜・中山)
ダート1800mのハンデ戦、GV。
データは過去10年ですが、22年は3着同着。従いまして、10年で3着は11頭となります。
1番人気は〔112〕、2番人気は〔331〕、3番人気は〔103〕。
6番人気以下〔534〕、2ケタ人気馬〔123〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
フェブラリーSから〔200〕。12着と13着の馬。
チャンピオンズCから〔100〕。7着馬。
交流GTの東京大賞典から〔010〕。4着馬。
東海Sから〔011〕。8着馬と3着馬。
武蔵野Sから〔100〕。10着馬。
交流GVの佐賀記念から〔101〕。連対馬。
OPの総武Sから〔241〕。掲示板6頭に、6着馬。
仁川Sから〔123〕。4着以内の馬。
アルデバランSから〔100〕。2着馬。
フェアウェルSから〔010〕。勝ち馬。
師走Sから〔001〕。勝ち馬。
ポルックスSから〔001〕。4番人気14着馬。
海外OPのコリアCから〔010〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔102〕。すべて勝ち馬。
また、地方所属馬の〔001〕というのもあります。
まとめてみると、例外もありますが、前走がJRA重賞なら人気、着順は不問。交流重賞、(リステッド、海外を含む)OPなら好走または高い人気が欲しいといったところでしょうか。
トップハンデは、10年で18頭いて〔130〕。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると56.35キロ。
2着馬は58〜55キロで、平均56.5キロ。
3着馬は57〜54キロで、平均55.1キロ。
馬券に絡むのは54キロ以上の馬に限られます。
また、58キロの馬が馬券に絡んだのは、10年前の13年。それ以降は57.5キロまでとなっています。
連対20頭中、7頭に重賞勝ちがあり、9頭にOP勝ちがあり、3頭には中山ダート1800mのOPに掲示板がありました。例外の1頭は、ここが初のOPクラスだった19年の勝ち馬サトノティターンです。
また、連対20頭中17頭にダート1800mでの勝ちがありました。
牝馬は〔001〕。当日3番人気の馬です。
年齢別に見ていくと、4歳〔122〕、5歳〔322〕、6歳〔553〕、7歳〔112〕、8歳〔002〕。
連対の半数を占める6歳馬がいいようです。
日経賞(土曜・中山)
芝2500m戦、GU。
過去10年、1番人気は〔430〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔045〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
勝ち馬は4番人気までとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
有馬記念から〔333〕。
ジャパンCから〔110〕。
日経新春杯から〔311〕。
AJCCから〔222〕。
その他、菊花賞、京都記念から2着馬が。
ステイヤーズS、中山記念、小倉大賞典、中山金杯から3着馬が出ています。
GTからなら人気、着順は不問。GU、GVからの馬は17頭いて、掲示板を外していたのは4頭のみ(6、6、8、9着)です。
また、3勝クラス勝ち馬の〔110〕というのもあります。
連対20頭すべてが、前走で芝2200m以上のレースを走っていました。
勝ち馬10頭中、8頭に重賞勝ちがあり、残る2頭も重賞2着と3着の馬。勝つためには、重賞実績は必須のようです。
また、連対20頭中18頭に芝2200m以上の重賞での3着以内がありました。
牝馬は〔111〕。当日4番人気までに推されていた馬です。
年齢別で見ていくと、4歳〔651〕、5歳〔224〕、6歳〔222〕、7歳〔012〕、8歳〔001〕。
4歳馬が抜けていいようです。
毎日杯(土曜・阪神)
3歳馬による芝1800m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔333〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔121〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
馬券圏内30頭中、25頭が1〜4番人気という堅めの3歳重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
弥生賞から〔102〕。掲示板2頭に、10着馬。
共同通信杯から〔401〕。4着以内4頭と、2番人気6着馬。
シンザン記念から〔100〕。2番人気6着馬。
きさらぎ賞から〔021〕。4着以内の馬。
アーリントンCから〔020〕。1番人気5着と2番人気7着の馬。
OPのすみれSから〔001〕。3着馬。
芝の1勝クラスから〔434〕。連対馬。
ダートの1勝クラスから〔010〕。2着馬。
新馬勝ちから〔010〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔011〕。1、2番人気で勝ち上がった馬です。
連対20頭中、ここが初芝だった1頭を除く19頭のうち、15頭が芝1800mまたは芝2000mに勝ちがあり、3頭は芝1600mで2勝の馬。残る1頭は芝1600mでの1勝に加え、OPに2着のあった馬です。
2勝馬のOPクラス実績は不問ですが、1勝馬で連対を果たした9頭のうち、6頭にOPクラスでの掲示板がありました。勝ち星を補うにはOPクラスの好走歴が欲しいといった感じでしょうか。
牝馬は〔000〕。
なお、キャリア1戦の馬は2着まで。6戦以上の馬は3着までとなっています。
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