今週の重賞データ……2022.12.22
有馬記念(日曜・中山)
1年を締めくくるグランプリレース。芝2500m、GT。
過去10年、1番人気は〔611〕、2番人気は〔114〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔141〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
半数の5回で、8番人気以下の伏兵が連絡み。波乱含みのGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
菊花賞から〔312〕。勝ち馬4頭に、1番人気(4着)と2番人気(16着)の馬。
ジャパンCから〔225〕。掲示板8頭に、2番人気(15着)の馬。
天皇賞・秋から〔221〕。3着以内4頭に、2番人気(6着)の馬。
エリザベス女王杯から〔020〕。2着と7着の馬。
海外GTの凱旋門賞から〔112〕。人気、着順は不問です。
同じく、コックスプレートから〔100〕。勝ち馬。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。勝ち馬。
今は3月に移りましたが、11月末から12月施行時の金鯱賞から〔020〕。1着と3着の馬でした。
馬券圏内30頭すべてが、前走GTまたはGUから。
そのうち27頭が前走GTからで、近6年は1〜3着を、すべて前走GT組が占めています。
勝ち馬10頭のうち、9頭は前走GT4着以内だった馬、残る1頭はGU1番人気1着馬です。
連対20頭中12頭にGT勝ちがあり、5頭にはGT2着が。残る3頭のうち、2頭は前走GU勝ちの馬、1頭は前走菊花賞1番人気4着の馬でした。
GT連対歴を持つ17頭中、14頭が同年GT連対馬。
さらに、同年重賞勝ちの無い馬は2着までとなっています。
連対20頭中、14頭が芝2400m以上のGTでの3着以内を持つ馬、3頭は芝2400m以上の勝ち馬、2頭は中山芝の連対率100%のコース巧者、残る1頭は芝2200mのGT2着馬です。
また、前走国内のレースで1秒以上離されて連に絡んだのは、14年2着のトゥザワールドのみとなっています。
牝馬は〔321〕。
なお、スタート直後にコーナーを迎える特異なコースゆえ、枠順は大きく影響するようで、1ケタ馬番の馬が7勝。残る3勝は、10、11、13番枠の馬。14〜16番枠は〔013〕。その一方で、1番枠も2着に1頭のみ。極端な枠は割引が必要なのかもしれません。
年齢別で見ておくと、3歳〔422〕、4歳〔251〕、5歳〔436〕、6歳〔001〕。
3〜5歳の3世代がいいようです。
加えて、過去の好走馬が、複数回の好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に見ていきましょう。
12年勝ったゴールドシップ、翌13年、14年と3着。
15年勝ったゴールドアクター、翌16年3着。
15年3着キタサンブラック、翌16年2着、17年優勝。
17年3着シュヴァルグラン、翌18年も3着。
20年勝ったクロノジェネシス、翌21年3着。
今年は、昨年の覇者エフフォーリアと、2着だったディープボンドが出走予定。注意が必要です。

阪神C(土曜・阪神)
内回り芝1400m、GU。
過去10年、1番人気は〔102〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔321〕。
6番人気以下〔443〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
マイルCS組が最も好相性で〔455〕。
スプリンターズSから〔110〕。
京阪杯から〔101〕。
その他、NHKマイルC、府中牝馬Sから勝ち馬が。
秋華賞、交流GTのJBCスプリント、CBC賞から2着馬が。
ローズS、スワンS、チャレンジCから3着馬が出ています。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPのオーロCから〔111〕。掲示板確保の馬。
キャピタルSから〔100〕。6着馬。
馬券圏内30頭、すべて前走はOPクラスからの馬です。
前走で芝の1400m以下を走っていた馬は9頭。GTのスプリンターズS8着馬を除くと、3着以内が7頭に、5着が1頭。
それに対し、芝1600m以上からの参戦は20頭。着順は不問です。
つまり、距離延長もしくは同距離なら好走が必要で、距離短縮なら大きく巻き返しも可能ということのようです。
さらに、前走GTなら着順は不問ですが、GU以下なら6着以内必須です。
連対20頭すべてに重賞勝ちがありました。
牝馬は〔312〕。これらはすべて、近4年でのものです。
年齢別で見ていくと、3歳〔333〕、4歳〔212〕、5歳〔244〕、6歳〔31〕、7歳〔011〕。
まんべんなくのイメージです。
こちらも過去の好走馬が、再びの好走を見せます。具体的に見ていきましょう。
12年2着ガルボ、翌13年も2着。
13年勝ったリアルインパクト、翌14年連覇。
15年2着ダンスディレクター、17年も2着。
16年2着イスラボニータ、翌17年優勝。
20年勝ったダノンファンタジー、翌21年3着。
今年は昨年の覇者グレナディアガーズが出走予定。要注目です。

ホープフルS(28日水曜・中山)
芝2000mの2歳GT。
GTに格上げされたのが、17年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔400〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔021〕。
6番人気以下〔002〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
残る2回も1000円台。
勝ち馬はすべて1または2番人気で、2着馬も4番人気までですから、堅いGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔201〕。勝ち馬。
京都2歳Sから〔100〕。2着馬。
OPの萩Sから〔210〕。1番人気で連対の馬。
アイビーSから〔011〕。1、2番人気で勝った馬。
芙蓉Sから〔001〕。4番人気1着馬。
1勝クラスから〔021〕。1番人気1着馬。
新馬勝ちから〔001〕。3番人気で勝ち上がった馬です。
勝ち馬はすべて前走OPクラスの連対馬。
また、馬券圏内15頭中13頭が前走勝ち馬で、残る2頭も2着だった馬。
17年2着ジャンダルム以外の14頭は、芝1800mまたは芝2000m戦からの参戦。
そのジャンダルムを除く連対9頭が、前走1または2番人気で連対の馬でした。
ジャンダルムはデビューから2戦続けて芝1600mを使って連勝。それ以外の馬券圏内14頭すべてに、芝1800m以上での勝ちがありました。
昨年の勝ち馬キラーアビリティを除く14頭は、これまで連対を外したことがなく、キラーアビリティも掲示板を外したことはありません。
馬券圏内15頭中13頭が2勝馬。1頭は新馬勝ち即の馬ですが、3着まで。もう1頭は、OPクラスに2着があった昨年の勝ち馬キラーアビリティです。
馬券圏内15頭すべて、キャリア4戦以内の馬。
また、関西馬が〔542〕、関東馬が〔013〕と、関西馬が関東馬を圧倒しています。
逃げ馬の馬券圏内は、OP、GU時代を含む、過去10年で見てもありません。“逃げ馬苦戦”と覚えておいてよさそうです。

 


 
 
今週の重賞データ……2022.12.14
朝日杯フューチュリティS(日曜・阪神)
2歳マイル王決定戦。芝1600m、GT。
舞台が阪神に移ったのが、14年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔322〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
8年のうち7回で、1または2番人気が連絡み。その一方で、伏兵の台頭も多く、注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔132〕。4着以内の馬。
京王杯2歳Sから〔022〕。3着以内の馬。
サウジアラビアRCから〔221〕。連対馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔010〕。7着馬。
OPのアイビーSから〔100〕。勝ち馬。
いちょうSから〔001〕。勝ち馬。
萩Sから〔001〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔200〕。1、2番人気で勝った馬。
新馬勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔101〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
勝ち馬8頭は、すべて前走勝ち馬。
その勝ち馬8頭中、7頭に芝1600m以上での勝ちがあり、残る1頭には芝1400mでの勝ちがありました。
これを2着で見ても、5頭に芝1600m以上での勝ちがあり、3頭には芝1400m以上のOPクラスでの勝ちがありました。
馬券圏内24頭で見てみましょう。
すべて芝1400m以上で勝利。
すべて10月以降に1走以上。
前走で掲示板を外していたのは1頭だけ。近2走続けて負けた馬はいません。
牝馬は〔001〕。当日、1番人気に推されていた馬です。
キャリア5戦以上の馬の馬券圏内はありません。
最後に枠ですが、勝ち馬8頭中6頭が9番枠より内。2着8頭すべてが11番枠より内。
15、17番からの優勝もありますが、内有利は頭の中に置いておいたほうがいいかもしれません。

ターコイズS(土曜・中山)
牝馬限定のハンデ戦。芝1600m、GV。
重賞に格上げされたのが、15年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔201〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔123〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
15年は1〜3着を2ケタ人気馬が独占し、3連単は295万馬券に。大波乱もある牝馬のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
秋華賞から〔201〕。
エリザベス女王杯から〔101〕。
マイルCSから〔100〕。
ダート交流GTのJBCレディスクラシックから〔010〕。
府中牝馬Sから〔112〕。
京成杯AHから〔010〕。
スワンSから〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPのオーロCから〔100〕。2着馬。
キャピタルSから〔012〕。人気、着順は不問。
ポートアイランドSから〔010〕。3着馬。
3勝クラスから〔120〕。こちらは連対馬でした。
トップハンデは、7年で12頭いて〔121〕。
勝ち馬のハンデは56〜53キロで、平均54.14キロ。
2着馬は56.5〜53キロで、平均54.29キロ。
3着馬は56〜52キロで、平均54.43キロ。
連対は53キロ以上の馬。中でも、53キロが〔330〕、54キロが〔222〕。このあたりがよさそうです。
連対14頭中12頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る2頭は芝1600m戦は未経験、あるいは1戦だけの馬でした。
また、連対14頭中8頭に重賞勝ちがあり、2頭に重賞3着以内がありました。
さらに、連対14頭のうち13頭に中山芝での出走歴があり、出走歴がありながら勝ちがなかったのは、20、21年2着のアンドラステのみです。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔421〕、4歳〔243〕、5歳〔112〕、6歳〔001〕。
若い順にいいようです。

 


 
 
今週の重賞データ……2022.12.8
阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜・阪神)
2歳女王決定戦。芝1600m、GT。
過去10年、1番人気は〔410〕、2番人気は〔140〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔043〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券3本。
配当は両極端も、勝ち馬は5番人気までです。
ステップレースを見ていきましょう。
京王杯2歳Sから〔011〕。3着と2着の馬。
アルテミスSから〔433〕。連対8頭に、5着と9着の馬。連対を外していたこの2頭も、前々走は重賞2着の馬です。
ファンタジーSから〔302〕。3着以内の馬。
札幌2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
サウジアラビアRCから〔001〕。2着馬。
OPから〔110〕。2、3番人気で勝った馬。
1勝クラスから〔142〕。勝ち馬。
新馬勝ちから〔001〕。1番人気1着馬です。
勝ち馬10頭すべて、これまでに3着を外したことのない馬。
馬券圏内30頭すべて、2戦目までに勝ち上がった馬。
連対20頭中17頭に芝1600m以上での勝ちがあり、残る3頭は芝1600m戦未経験で、芝の1400mか1500m戦に勝ちがあった馬です。
また、連対20頭の内訳は、重賞勝ちが8頭、重賞2着が4頭、OP勝ちが3頭、1勝クラス勝ちが5頭。
連対20頭のうち、2勝馬は17頭ですが、重賞連対歴またはOP勝ちがないなら、1勝クラス勝ちは必須です。
勝ち馬10頭すべて、キャリア2、3戦の馬。
キャリア1戦は3着まで、5戦以上の馬券圏内はありません。
頭の中に置いておいて下さい。

カペラS(日曜・中山)
ダート1200m、GV。
過去10年、1番人気は〔111〕、2番人気は〔124〕、3番人気は〔320〕。
6番人気以下〔215〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
波乱含みのダート重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTのJBCスプリントから〔233〕。3着以内5頭と、5着、7着の馬に、1番人気8着馬。
武蔵野Sから〔202〕。人気、着順は不問です。
交流GVのオーバルスプリントから〔010〕。4着馬。
OPのオータムリーフSから〔321〕。掲示板5頭と、6着馬。
霜月Sから〔122〕。掲示板3頭に、3、4番人気に推されていた馬。
京葉Sから〔100〕。勝ち馬。
室町Sから〔011〕。勝ち馬と3番人気15着馬。
NST賞から〔010〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔101〕。1、3番人気で1着の馬。
地方馬は〔001〕。JBCスプリント3着からの馬で、上記の中に含まれています。
馬券圏内30頭中27頭が10月以降のレースに出走しており、さらに24頭が11月に1走していました。
連対20頭中18頭にダート1200m戦での勝ちがあり、残る2頭にはダート1400mのOPの勝ちがありました。
また、連対20頭中16頭にダート重賞またはOPでの勝ちがありました。
牝馬は〔001〕。当日1番人気に推された馬です。
年齢別に見ていきましょう。
3歳〔200〕、4歳〔421〕、5歳〔245〕、6歳〔231〕、7歳〔001〕、8歳〔001〕、9歳〔011〕。
高齢馬の頑張りに、注意が必要です。

中日新聞杯(土曜・中京)
芝2000mのハンデ戦、GV。
12月の施行に変わったのが17年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
昨年は8、17、10番人気の1〜3着で、3連単は236万馬券となりました!
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔100〕。
天皇賞・秋から〔011〕。
セントライト記念から〔100〕。
府中牝馬Sから〔011〕。
関屋記念から〔100〕。
小倉記念から〔001〕。
小倉大賞典から〔001〕。
前走重賞組は、すべてその前走で掲示板を外していた馬です。
OPから〔231〕。人気、着順は不問です。
トップハンデは5年で13頭いて〔013〕。
勝ち馬のハンデは56〜53キロで、平均すると54.8キロ。
2着馬は57.5〜54キロで、平均54.9キロ。
3着馬は57〜54キロで、平均55.6キロ。
ハンデ53キロで馬券に絡んだのは、19年の勝ち馬サトノガーネットのみ。この馬は牝馬なので、牡馬に換算すると55キロ。つまり、54キロ以下の軽ハンデ馬は苦戦の傾向にあるということでしょう。
連対10頭中8頭に芝2000m以上の重賞での3着以内がありました。
ただし、勝ち馬5頭はすべて、ここで重賞初勝利。
牝馬は〔111〕。8、9、10番人気と、人気薄での激走です。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔110〕、4歳〔323〕、5歳〔102〕、6歳〔010〕、7歳〔010〕。
4歳馬がいいようです。

 


 
 
週末の重賞……2022.12.2
チャンピオンズC(日曜・中京)
下半期のダートチャンピオン決定戦。ダート1800m戦、GT。
名称が変わり、舞台を中京に移したのが14年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔230〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔033〕。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔103〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
毎年、1〜3番人気の馬が連絡み。その一方、7年で8番人気以下の馬が馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTのJBCクラシックから〔422〕。4着以内の馬。
JBCレディスクラシックから〔100〕。2着馬。
JBCスプリントから〔001〕。2着馬。
南部杯から〔221〕。掲示板3頭に、3番人気(6着)と5番人気(9着)の馬。
交流GUの日本テレビ盃から〔100〕。勝ち馬。
みやこSから〔023〕。3着以内3頭に、1番人気(14着)と2番人気(15着)の馬。
武蔵野Sから〔020〕。勝ち馬と3番人気7着馬。
エルムSから〔001〕。勝ち馬。
馬券圏内24頭すべて、前走は重賞から。人気または着順のいずれかが、“5”以内必須です。
勝ち馬8頭すべてが、前走交流GTまたはGUで掲示板確保の馬。
また、勝ち馬8頭と2着馬5頭にダートGT(JpnT)で勝ちがあり、無かった3頭の2着馬は、ここが初めてのGT出走だった馬です。
さらに、勝ち馬8頭と2着馬6頭に、左回りのダート重賞での連対歴がありました。
加えて、連対16頭すべてに、ダート1800m以上の重賞での3着以内がありました。
ダートGTに出走経験がありながら、3着以内がない馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔100〕。
年齢別に見ていくと、3歳〔210〕、4歳〔201〕、5歳〔223〕、6歳〔242〕、7歳〔012〕。
昨年もこのレースに出ていた5歳以上の馬なら、昨年は掲示板が欲しいところ。外していた馬は3着に2頭だけです。
勝ち馬8頭すべてが11番枠より内の馬。さらに言えば、7頭が9番枠より内の馬でした。
14〜16番枠の馬の馬券圏内はありません。
過去の好走馬が、2度、3度と好走するのも特徴のひとつ。具体的に見ていきましょう。
15年3着サウンドトゥルー、翌16年優勝。
17年勝ったゴールドドリーム、19年2着、20年も2着。
19年3着インティ、20年も3着。
20年勝ったチュウワウィザード、21年2着。
今年は昨年の覇者、テーオーケインズが出走予定。連覇なるか?注目です。

ステイヤーズS(土曜・中山)
暮れの名物、日本最長の“マラソンレース”。芝3600m戦、GU。
過去10年、1番人気は〔512〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔422〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
波乱含みの長距離重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
抜けて好相性なのが、アルゼンチン共和国杯で〔614〕。人気、着順は不問です。
京都大賞典から〔031〕。人気、着順は不問。
札幌記念から〔001〕。4着馬。
ダイヤモンドSから〔010〕。1番人気7着馬。
OPの丹頂Sから〔200〕。1着と8着の馬。
アンドロメダSから〔010〕。2着馬。
オクトーバーSから〔001〕。5着馬。
3勝クラスから〔232〕。掲示板確保の馬。
2勝クラスから〔001〕。4着馬。
連対20頭中14頭に、芝3000m以上のレースでの3着以内があり、残り6頭には芝2400m以上での勝ちがありました。
また、連対20頭中17頭に重賞3着以内がありました。
このレースに出走経験がありながら、3着以内がなかった馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔001〕。当日1番人気に推された馬です。
年齢別に見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔233〕、5歳〔424〕、6歳〔222〕、7歳〔110〕、8歳〔020〕、9歳〔000〕、10歳〔100〕、11歳〔001〕。
5歳馬がいいようです。
特異な距離だけに、かなりの頻度で、過去の好走馬が2度、3度と好走を見せます。具体的に見ていきましょう。
12年勝ったトウカイトリック、13年3着。
12年2着ファタモルガーナ、14年2着、16年も2着。
12年3着デスペラード、翌13年優勝、14年連覇。
15年勝ったアルバート、16年、17年と3連勝。19年2着。
16年3着モンドインテロ、18年も3着、19年優勝。
今年は昨年の1〜3着、ディバインフォース、アイアンバローズ、シルヴァーソニックが出走予定。もちろん要注目です。

チャレンジC(土曜・阪神)
芝2000m戦、GV。
名称が変更され、芝1800mのハンデ戦から芝2000mの別定戦に変わったのが、17年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔300〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔010〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
勝ち馬は1または2番人気の馬。堅い決着に終わっています。
ステップレースを見ていきましょう。
菊花賞から〔102〕。人気、着順は不問です。
天皇賞・秋から〔001〕。7着馬。
セントライト記念から〔100〕。2着馬。
アルゼンチン共和国杯から〔010〕。8着馬。
京都大賞典から〔010〕。8着馬。
小倉記念から〔010〕。勝ち馬。
新潟記念から〔010〕。勝ち馬。
OPから〔211〕。勝ち馬3頭と、4着馬。すべて3番人気までに推されていた馬です。
3勝クラスから〔101〕。共に1番人気で1着の馬でした。
馬券圏内15頭すべてに、芝1800m以上の勝ちがありました。
連対10頭中6頭に重賞連対歴があり、3頭にOP勝ちがありました。例外の1頭は、ここがOP初挑戦で、ここまで4戦4勝だった20年の勝ち馬レイパパレです。
牝馬は〔110〕。
最後に年齢別に見ておきましょう。
3歳〔402〕、4歳〔122〕、5歳〔020〕、6歳〔000〕、7歳〔011〕。
若い順にいいようです。

 


 
 
週末の重賞……2022.11.24
ジャパンカップ(日曜・東京)
国際招待競走。芝2400m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔512〕、2番人気は〔024〕、3番人気は〔221〕。
6番人気以下〔023〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
勝ち馬は5番人気まで。
また、近5年は上位3着までを、1〜5番人気までの馬が独占しています。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、天皇賞・秋で〔627〕。掲示板10頭と、1番人気10着馬。あとは6、7、11、12着馬となっています。
秋華賞から〔211〕。1番人気1着馬が3頭、2番人気2着馬が1頭。
エリザベス女王杯から〔010〕。3番人気5着馬。
菊花賞から〔010〕。1番人気1着馬。
海外GTの凱旋門賞から〔020〕。2着と8着の馬。
京都大賞典から〔210〕。3番人気までで4着以内の馬。
アルゼンチン共和国杯から〔011〕。1、2番人気で1着の馬。
神戸新聞杯から〔011〕。共に1番人気で、1着と4着の馬。
馬券圏内30頭すべて、前走はGTまたはGUに出走していました。
また、天皇賞・秋以外は掲示板必須。GUからなら3番人気以内必須です。
連対20頭中14頭がGT勝ち馬。GT勝ちのない6頭中4頭にはGT掲示板+芝2000m以上のGUでの勝ちがあり、残る2頭には複数回のGT2着がありました。
必須ではありませんが、連対にあるといいのは、以下の2項目。
芝左回りでの勝ち(18頭)。
東京芝GTでの掲示板確保(17頭)。
とにかくハードルを上げていいと、データは語ります。
馬券圏内30頭すべてが中8週以内での競馬。今年は9月24日以降に出走していた馬ということになります。
牝馬は〔521〕。連対率では牡馬を上回ります。
外国馬は〔000〕。28頭が出走して、馬券圏内はありません。
年齢別で見てみると、3歳〔242〕、4歳〔533〕、5歳〔334〕、6歳〔000〕、7歳〔001〕。
4歳馬が最もよく、3〜5歳の3世代が中心のようです。
最後に、勝ち馬10頭中8頭が、7番枠より内の馬。
残る2頭の勝ち馬は、どちらも15番枠での勝利。偶然だとは思いますが、共に牝馬でした。
これを馬券圏内30頭で見ても、20頭が8番枠より内の馬ですから、外枠よりも内枠がいいことは、頭の中に置いておきたいところです。

京阪杯(日曜・阪神)
芝1200m戦、GV。
例年は京都で行われる重賞ですが、20、21年に引き続き、今年も阪神での施行となります。
データは過去10年ですが、16年は3着同着。従いまして、10年で3着は11頭となります。
1番人気は〔130〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔130〕。
6番人気以下〔4410〕、2ケタ人気馬〔227〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券5本。
大波乱の短距離重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリンターズSから〔212〕。人気、着順は不問。
交流GTのJBCスプリントから〔100〕。4着馬。
スワンSから〔140〕。掲示板4頭と、3番人気8着馬。
セントウルSから〔002〕。3着と、4番人気11着の馬。
キーンランドCから〔300〕。2着、4着と、3番人気10着馬。
OPの京絡Sから〔102〕。1番人気15着馬と、2着と3着の馬。
福島民友Cから〔100〕。勝ち馬。
オパールSから〔023〕。掲示板4頭に、3番人気6着馬。
ルミエールADから〔010〕。1番人気8着馬。
3勝クラスから〔122〕。勝ち馬。ただし、連対した3頭は、前走1番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内31頭すべてが、前走ダートも含め、1400m以下のレースから。特に1200mからの馬が〔9510〕と、前走同距離の馬がいいようです。
勝ち馬10頭中、重賞勝ち馬は3頭のみ。
また、関東馬は3着に1頭のみとなっています。
牝馬は〔243〕。
年齢別に見ておくと、3歳〔210〕、4歳〔362〕、5歳〔325〕、6歳〔203〕、7歳〔011〕。
4歳、5歳が中心のようです。
3着に6番人気以下の馬が10頭、さらに2ケタ人気の馬が7頭ですから、特に3着に人気薄を狙って高配当をゲットしたいレースと言えそうです。

京都2歳S(土曜・阪神)
2歳限定重賞。芝2000m戦、GV。
重賞に格上げされたのが14年のこと。その名の通り、例年は京都で行われる重賞ですが、20、21年に引き続き、今年も阪神での施行となります。
データは過去8年です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔132〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
5年連続で3ケタ配当が続いたと思ったら、昨年は万馬券決着。今年は果たして?
ステップレースを見ていきましょう。
札幌2歳Sから〔101〕。1番人気3着と2番人気1着の馬。
OPの萩Sから〔120〕。1番人気で3着までの馬。
野路菊Sから〔110〕。1番人気1着馬。
アイビーSから〔010〕。5番人気2着馬。
1勝クラスから〔203〕。3着以内の馬。人気は不問です。
新馬勝ちから〔223〕。3番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔121〕。1番人気2頭、2番人気1頭、5番人気1頭です。
馬券圏内24頭中23頭が、前走芝1800m以上から。残る1頭は芝1600mからの馬で、このレースでは2着まで。
また、馬券圏内24頭すべてが、前走3着以内の馬でした。
馬券圏内24頭中23頭に、芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがありました。
さらに、連対16頭すべてが、ここまで掲示板を外したことがなく、3着で見ても8頭中7頭がそうでした。
牝馬は〔010〕。当日2番人気に推された馬です。
関東馬は〔010〕。関西馬が圧倒しています。
キャリア5戦以上の馬に馬券圏内はありません。覚えておいて下さい。

 


 
 
週末の重賞……2022.11.17
マイルCS(日曜・阪神)
秋のマイル王決定戦。芝1600m戦、GT。
例年は京都での施行ですが、20、21年に引き続き、今年も阪神で行われます。
データは過去10年です。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔140〕、3番人気は〔240〕。
6番人気以下〔104〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
毎年、1〜3番人気が連に絡んでいて、2着はすべて1〜3番人気の馬が占めています。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔212〕。4着以内4頭に、8着馬1頭。
スプリンターズSから〔200〕。連対馬。
安田記念から〔110〕。1着と3着の馬。
富士S(GV時代を含む)から〔232〕。掲示板6頭と、1番人気7着馬。
毎日王冠から〔212〕。掲示板確保の馬。
京都大賞典から〔100〕。3着馬。
スワンSから〔042〕。3着以内の馬。
札幌記念から〔001〕。勝ち馬。
府中牝馬Sから〔001〕。3着馬。
馬券圏内30頭すべてが、前走GTかGUから。但し、富士SはGV時代も含みます。
また、前走で掲示板を外していたのは2頭だけ。2頭とも、勝ち馬との差は0秒6以内でした。
さらに、前走がGT以外の馬なら、前走時5番人気以内の支持は必須です。
連対20頭中18頭にGT3着以内があり、このうち15頭は芝1600mのGTで3着以内がありました。
また、連対20頭中19頭に芝1600mでの勝ちがありました。
さらに、連対20頭中18頭に芝1600mの重賞で3着以内があり、なかった2頭には芝1800mの重賞勝ちがありました。
牝馬は〔201〕。
年齢別で見ておくと、3歳〔212〕、4歳〔454〕、5歳〔334〕、6歳〔110〕。
4、5、3歳の順にいいようです。
過去の好走馬が、繰り返し好走するのも特徴のひとつ。具体的に挙げていきましょう。
13年3着ダノンシャーク、翌14年優勝。
14年2着フィエロ、翌15年も2着。
15年3着イスラボニータ、翌16年優勝。
17年勝ったペルシアンナイト、翌18年2着、19年3着。
19年勝ったインディチャンプ、翌20年2着。
20年勝ったグランアレグリア、翌21年連覇。
今年は昨年2着のシュネルマイスターと、3着ダノンザキッドが出走予定。出てきたら、もちろん要注目です。

東京スポーツ杯2歳S(土曜・東京)
2歳馬による重賞。芝1800m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔511〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔013〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
1、2番人気が、いずれも連に絡まなかったのは1回だけです。
ステップレースを見ていきましょう。
札幌2歳Sから〔200〕。勝ち馬。
サウジアラビアRCから〔100〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔010〕。2着馬。
OPから〔325〕。連対9頭に、3着馬1頭。
1勝クラスから〔010〕。1番人気1着馬。
新馬勝ちから〔432〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔023〕。こちらも1、2番人気で勝ち上がった馬ですが、未勝利を勝ってすぐの馬に、このレースの優勝はありません。
馬券圏内30頭すべてが、前走芝1600m以上のレースから。
また、29頭が前走で連対しており、例外の1頭はOP3着から。このレースでも3着でした。
人気面で見ると、馬券圏内30頭中26頭が1〜3番人気の馬。残る4頭は、4、4、5、6番人気で、このうち3頭は、このレースで3着までとなっています。
連対20頭中18頭に芝1800m以上での勝ちがあり、残る2頭にも芝1600mでの勝ちがありました。
さらに、連対20頭すべて掲示板を外したことがなく、そのうち18頭はここまで連対パーフェクトの馬でした。
牝馬は〔000〕。
キャリア4戦以上の馬は3着まで。5戦以上の馬に馬券圏内はありません。

 


 
 
週末の重賞……2022.11.11
エリザベス女王杯(日曜・阪神)
最強牝馬決定戦。芝2200m戦、GT。
例年は京都で行われるレースですが、20、21年同様、今年も阪神の芝内回りでの施行となります。
データは過去10年です。
1番人気は〔132〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔402〕。
6番人気以下〔362〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
10年のうち8回で1〜3番人気が連に絡むも、ヒモ荒れの傾向に。波乱含みの牝馬GTです。
ステップレースを見ていきましょう。
秋華賞から〔231〕。3着以内4頭に、6着馬2頭。
オークスから〔001〕。勝ち馬。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。2着馬。
宝塚記念から〔001〕。3着馬。
府中牝馬Sから〔553〕。掲示板10頭に、7着馬3頭。
オールカマーから〔210〕。掲示板確保の馬。
札幌記念から〔101〕。3着馬。
新潟記念から〔001〕。3着馬。
2勝クラスから〔011〕。1番人気1着馬です。
前走で掲示板を外していながら馬券に絡んだのは5頭。府中牝馬S7着馬3頭と秋華賞6着馬2頭です。
また、5歳以上で馬券に絡んだ馬は6頭いますが、すべて前年のエリザベス女王杯で6着以内に頑張っていた馬です。
勝ち馬10頭の前走を見ると、3歳は秋華賞から、4歳以上はGTかGUからに限られます。
連対20頭中16頭に芝2000m以上の勝ちがあり、残る4頭にはGTでの掲示板がありました。
連対20頭のうち、重賞勝ちがあったのは14頭です。
年齢別で見ていくと、3歳〔242〕、4歳〔637〕、5歳〔221〕、6歳〔010〕。
4歳馬がいいようです。
近6年続けて、関西馬が1〜3着を独占。今年は関東馬が一矢報いることができるかどうか?注目です。

福島記念(日曜・福島)
芝2000mのハンデ戦、GV。
過去10年、1番人気は〔233〕、2番人気は〔412〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔242〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
10年のうち8回で1、2番人気が連絡み。残る2回も1番人気が3着。イメージ以上に、人気馬が頑張っているハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔200〕。
秋華賞から〔001〕。
オールカマーから〔113〕。
京都大賞典から〔110〕。
毎日王冠から〔101〕。
札幌記念から〔021〕。
セントライト記念から〔010〕。
富士Sから〔200〕。
小倉記念から〔010〕。
新潟記念から〔001〕。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPから〔233〕。4着以内7頭に、11着馬。
3勝クラスから〔110〕。勝ち馬でした。
トップハンデは10年で13頭いて〔121〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜54キロで、平均すると55.35キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均55.7キロ。
3着馬は58.5〜52キロで、平均55.85キロ。
連対20頭すべてが、ハンデ54キロ以上でした。
連対20頭中18頭に芝1800m以上での勝ちがあり、17頭に重賞3着以内がありました。
牝馬は〔001〕。
年齢別で見ておくと、3歳〔211〕、4歳〔333〕、5歳〔331〕、6歳〔223〕、7歳〔011〕、8歳〔001〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
勝ち馬10頭中6頭が1〜3番枠。残る4頭も6、8、9、10番枠と、10番枠より内の馬。
内枠の先行馬を狙えとデータは語ります。

武蔵野S(土曜・東京)
ダート1600m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔448〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
馬券圏内の半数以上が6番人気以下の伏兵で、17年の3連単は178万馬券、19年の3連単は235万馬券。波乱のダート重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTの南部杯から〔230〕。4番人気以内で6着までの馬。
同じく、ジャパンダートダービーから〔111〕。3番人気以内で掲示板確保の馬。
交流GUの日本テレビ盃から〔001〕。5着馬。
交流GVの白山大賞典から〔100〕。勝ち馬。
同じく、サマーチャンピオンから〔100〕。3着馬。
シリウスSから〔020〕。6着と9着の馬。
エルムSから〔002〕。2着と7着の馬。
芝の中京記念から〔001〕。15着馬。
OPから〔444〕。4着以内の馬。
3勝クラスから〔101〕。1番人気1着馬です。
地方交流からなら、11頭中10頭が掲示板確保の馬で、残る1頭は3番人気6着の馬。
中央の重賞(芝を含む)からなら、人気、着順は不問です。
馬券圏内30頭すべて、前走は1400m以上のレースから。
連対20頭中18頭に重賞3着以内かOP勝ちがあり、残る2頭を見ても、1頭は芝の重賞勝ち馬、もう1頭は昇級2戦目で、前走はOP3着の馬でした。
また、連対20頭中15頭に東京ダートでの勝ちがあり、残る5頭中2頭はフェブラリーS2着馬でした。
年齢別に見ておくと、3歳〔232〕、4歳〔111〕、5歳〔243〕、6歳〔413〕、7歳〔101〕、8歳〔010〕。
6歳馬の頑張りが目立ちます。
関西馬が〔81010〕。
勝った関東馬の2頭は、当日1、2番人気に推された馬。関東馬の取捨選択の参考にしてみて下さい。

デイリー杯2歳S(土曜・阪神)
2歳重賞。芝1600m戦、GU。
例年は京都での施行ですが、20、21年に続き、今年も阪神で行われます。
施行時期が11月に変わったのが14年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔312〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔032〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
勝つのは5番人気までです。
ステップレースを見ていきましょう。
新潟2歳Sから〔101〕。勝ち馬。
小倉2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
OPのききょうSから〔101〕。勝ち馬。
もみじSから〔001〕。5着馬。
芝の新馬戦から〔321〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
芝の未勝利戦から〔232〕。3番人気までで勝ち上がった馬。
ダートの未勝利から〔010〕。2番人気で勝ち上がった馬です。ちなみに、この馬は過去2回芝のレースを走っていて、共に3着という成績を残していました。
馬券圏内24頭中、前走で敗れていたのは3頭だけ。この3頭共、前走で掲示板は確保、デイリー杯2歳Sは3着。従いまして、連対16頭はすべて前走1着の馬です。
馬券圏内24頭中、前走3番人気以内に推されていた馬が21頭。残る3頭も4、5、6番人気の馬。
勝ち馬8頭は、すべて前走3番人気以内。2着馬8頭も、前走4番人気以内の馬でした。
連対16頭すべてに、ダートを含む1400m以上での勝ちがあり、3着で見ても、8頭中7頭に1400m以上での勝ちがありました。
中2週以内の馬は2着まで。
キャリア4戦以上の馬は3着までとなっています。
 


 
 
週末の重賞……2022.11.04
アルゼンチン共和国杯(日曜・東京)
芝2500mのハンデ戦、GU。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔400〕、3番人気は〔216〕。
6番人気以下〔123〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
10回中9回で、1〜3番人気が勝利。
1000円台が6回と、堅めのハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
宝塚記念から〔200〕。
天皇賞・春から〔110〕。
ダービーから〔101〕。
オールカマーから〔221〕。
目黒記念から〔100〕。
青葉賞から〔100〕。
札幌記念から〔011〕。
京都大賞典から〔010〕。
ラジオNIKKEI賞から〔001〕。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPから〔121〕。4着以内3頭と、2番人気に推されていた馬。
3勝クラスから〔134〕。3着以内の馬。
2勝クラスから〔001〕。勝ち馬。
勝ち馬の9頭が芝2200m以上のレースから。例外の1頭も芝2000mから。
馬券圏内30頭で見ても、29頭が芝2000m以上のレースから。例外の1頭は、芝1800mのラジオNIKKEI賞からの馬(17年3着セダブリランテス)でした。
トップハンデは、10年で14頭いて〔211〕。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると56.25キロ。
2着馬は57.5〜53キロで、平均55.55キロ。
3着馬は57.5〜51キロで、平均54.45キロ。
勝ち馬の9頭までが55キロ以上。例外の1頭は54キロの3歳馬。
連対20頭中18頭が、馬券圏内30頭中25頭が、55キロ以上の馬でした。
連対20頭中10頭に重賞勝ちがあり、7頭に重賞2、3着またはOP勝ちがありました。残る3頭は、同年の芝2400mの3勝クラスを勝ち上がった馬です。
また、連対20頭中16頭に芝2400m以上での勝ちがあり、17頭に東京芝での連対歴がありました。
牝馬は〔000〕。
年齢別で見てみると、3歳〔202〕、4歳〔544〕、5歳〔154〕、6歳〔210〕。
4歳馬が最も好成績ですが、実は3歳馬は4頭出走して、2勝、3着2頭と馬券圏内パーフェクト。
今年も出走3歳馬がいたら、要チェックです。

みやこS(日曜・阪神)
ダート1800m戦、GV。
例年は京都で行われる重賞ですが、20、21年に続き、今年も阪神での施行となります。
また、18年はJBCを京都で開催したため、みやこSは休止となりました。
従いまして、データは11年からの過去10回です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔300〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔264〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
現在、7年連続で7番人気以下の伏兵が馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTの南部杯から〔101〕。4着と3着の馬。
同じく、帝王賞から〔001〕。2番人気6着馬。
エルムSから〔310〕。3着以内の馬。
交流GVの白山大賞典から〔021〕。4着以内の馬。
シリウスSから〔013〕。掲示板3頭に、13着馬。
レパードSから〔011〕。勝ち馬。
平安Sから〔001〕。3着馬。
アンタレスSから〔001〕。4着馬。
OPの太秦Sから〔300〕。2着馬2頭に、1番人気4着馬。現在、3連勝中です。
ブラジルCから〔220〕。4番人気までに推されていた馬。着順は2、4、7、8着です。
ラジオ日本賞から〔111〕。3着以内2頭に、2番人気6着馬。
3勝クラスから〔020〕。こちらは勝ち馬でした。
好相性のステップは、重賞のエルムSとOPということになりそうです。
馬券圏内30頭中、前走の人気、着順が共に“6”以下だったのは1頭だけ。その1頭も前々走は3番人気でした。
連対20頭中16頭に重賞3着以内があり、そのうち10頭に芝を含む重賞勝ちがありました。
重賞未勝利の10頭中6頭にダートOPの勝ちがあり、残る4頭中3頭にもOP2着がありました。例外の1頭は、前走3勝クラスを勝ち上がったばかりのルールソヴァール(17年2着)です。
また、連対20頭中16頭にダート1800mの勝ちがありました。
さらに、連対20頭のうち、前走で勝ち馬から1秒以上離されていたのは2頭だけです。
牝馬は〔000〕。
年齢別で見ておくと、3歳〔031〕、4歳〔621〕、5歳〔134〕、6歳〔311〕、7歳〔003〕、8歳〔010〕。
4歳馬がいいようです。

京王杯2歳S(土曜・東京)
2歳馬による芝1400m戦、GU。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔242〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
ただし、4000〜9000円台が6回もあるように、波乱含みの2歳重賞となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
小倉2歳Sから〔312〕。3着以内5頭に、7着馬。
函館2歳Sから〔221〕。3着以内の馬。
新潟2歳Sから〔010〕。7着馬。
OPから〔332〕。勝ち馬7頭に、1番人気5着馬。
1勝クラスから〔002〕。1、2番人気で1着の馬。
新馬勝ちから〔210〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔022〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。
施行時期が変わったデイリー杯2歳S組を除く、馬券圏内29頭すべてが、近2走のいずれかで勝利を挙げています。
また、芝1400m以下に勝ちが無かった馬は〔032〕。2着までとなっています。
牝馬は〔021〕。当日、3番人気までに推されていた馬です。
キャリア4戦以上は3着まで。
キャリア2戦の馬が〔654〕。馬券圏内の半数を占めています。

ファンタジーS(土曜・阪神)
2歳牝馬による芝1400m戦、GV。
こちらも例年は京都で行われる重賞ですが、20、21年に続き、今年も阪神での施行となります。
データは過去10年です。
1番人気は〔332〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔013〕。
6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
現在、8年連続で1番人気が馬券圏内に来てはいますが、波乱含みの決着となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
小倉2歳Sから〔310〕。連対3頭に、13着馬1頭。
新潟2歳Sから〔011〕。2着と4着の馬。
函館2歳Sから〔001〕。勝ち馬。
OPから〔013〕。3着以内3頭に、8着馬1頭。
1勝クラスから〔130〕。連対馬。
新馬勝ちから〔330〕。4番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔205〕。こちらも4番人気までで勝ち上がった馬です。
施行時期が変わったデイリー杯2歳S組を除く、馬券圏内28頭すべてが、近2走のいずれかで連対していました。
また、連対20頭中14頭に芝1400m以下での勝ちがあり、残る6頭はここまで連対パーフェクトの馬でした。
キャリア5戦以上の馬は、2着に1頭いるだけです。
阪神での2回は、どちらも武豊騎手が優勝。今年も騎乗馬がいたなら、要注目と言えそうです。
 


 
 
週末の重賞……2022.10.28
天皇賞・秋(日曜・東京)
古馬最高峰のレース。芝2000m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔531〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔025〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
毎年、1、2番人気が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
宝塚記念から〔133〕。3着以内4頭に、5着馬が1頭。3番人気以内に推された馬が2頭です。
安田記念から〔221〕。3着以内3頭に、2番人気に推された馬が2頭。
ダービーから〔100〕。2着馬。
天皇賞・春から〔010〕。勝ち馬。
大阪杯から〔010〕。3着馬。
毎日王冠から〔315〕。3着以内6頭に、7着馬が1頭。2番人気に推された馬が2頭。
札幌記念から〔110〕。1、2番人気で連対した馬。
京都大賞典から〔100〕。勝ち馬。
オールカマーから〔100〕。勝ち馬。
セントライト記念から〔011〕。勝ち馬でした。
馬券圏内30頭すべてが、前走はGTかGUから。
前々走で見ても、GT、GU以外を走っていたのは2頭のみ。この2頭は2頭共、前々走は1番人気で連対を果たしていた馬です。
馬券圏内30頭中、23頭が前走3着以内。ちなみに、2戦続けて掲示板を外していたのは、10年前に勝ったエイシンフラッシュのみ。
連対20頭中、19頭が前走3着以内または3番人気以内に推されていた馬。例外の1頭も、前々走では海外GT2着でした。
また、連対20頭中、19頭に重賞勝ちがあり、そのうち15頭は東京芝での重賞勝ちがありました。
連対20頭の重賞実績の内訳を見てみると、GT勝ちが15頭、GU勝ちが3頭、GV勝ちが1頭。重賞勝ちのない1頭にも、重賞3着が3回ありました。
さらに、連対20頭中、15頭に芝2000mでの勝ちがあり、残りの5頭にも東京芝2000mの重賞での2、3着がありました。
牝馬は〔223〕。当日、1、2番人気に推されていた馬が6頭。例外の1頭は、19年3着のアエロリット(6番人気)です。
年齢別で見ておくと、3歳〔111〕、4歳〔364〕、5歳〔634〕、6歳〔001〕。
4、5歳馬が互角も、勝つという意味では、5歳馬がいいようです。
外枠不利が言われる、東京芝2000m戦。勝ち馬はすべて12番枠より内の馬。13番枠より外は〔013〕。17、18枠の馬券圏内はありません。

スワンS(土曜・阪神)
芝1400m戦、GU。
例年は京都で行われる重賞ですが、今年は昨年に引き続き、阪神での施行です。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔412〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
現在、5年連続で1〜3番人気の馬が2頭、馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔233〕。
ヴィクトリアマイルから〔110〕。
スプリンターズSから〔011〕。
NHKマイルCから〔001〕。
毎日王冠から〔110〕。
京王杯SCから〔011〕。
京成杯AHから〔200〕。
キーンランドCから〔001〕。
函館記念から〔001〕。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPから〔331〕。3着以内5頭に、2番人気16着と8番人気9着の馬。
3勝クラスから〔101〕。こちらは1番人気1着馬でした。
連対20頭すべてに、重賞3着以内またはOP勝ちがありました。
牝馬は〔212〕。
年齢別で見ると、3歳〔401〕、4歳〔233〕、5歳〔445〕、6歳〔031〕。
3〜5歳の3世代がいいようです。
芝1400mの重賞ですが、連対20頭中、19頭に芝1600m以上での勝ちがありました。
脚質的には、4角先頭の馬が〔312〕。前々で運ぶ馬に、注意が必要です。

アルテミスS(土曜・東京)
2歳牝馬による芝1600m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔420〕、2番人気は〔241〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔424〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
10回中、9回で、1、2番人気が連絡み。例外の1回も、2番人気が3着でした。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔100〕。4着馬。
札幌2歳Sから〔111〕。3着以内の馬。
OPから〔111〕。3着以内の馬。
1勝クラスから〔024〕。掲示板確保の馬。
新馬勝ちから〔231〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔533〕。1、2番人気で勝ち上がった馬が10頭に、残る1頭は5番人気で勝ち上がった馬でした。
馬券圏内30頭中、25頭の前走が芝1600m以上のレース。
残る5頭は、芝1400m、1500mから。この5頭は2着まで。
芝1200mからの馬券圏内はありません。
また、芝1800mの新馬勝ちからの馬券圏内もありません。
さらに、芝1600m以上に勝ちがなかったのは、12年2着のアユサン(芝1400mの新馬勝ちから)と、20年2着のククナ(芝1500mの未勝利勝ちから)の2頭だけです。
キャリア6戦以上の馬の馬券圏内はなく、キャリア2戦の馬が〔756〕と好成績。
牝馬クラシック路線で活躍する馬を多数輩出してきた出世レース。要注目です。
 


 
 
週末の重賞……2022.10.20
菊花賞(日曜・阪神)
3歳クラシック3冠レースの最終戦。芝3000m戦、GT。
例年は京都での施行ですが、今年も昨年に引き続き、阪神で行われます。
データは過去10年です。
1番人気は〔502〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔136〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
毎年、1〜3番人気の馬が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、2つのTRから。
神戸新聞杯組が圧倒的好成績で〔744〕。3着以内13頭に、4着と5着の馬が1頭ずつ。3着を外したこの2頭は、菊花賞では3着でした。
セントライト記念から〔241〕。3着以内5頭に、1番人気13着馬と4番人気9着馬。3着を外していた2頭は、皐月賞からダービーと走っていて、ダービーは6着、13着ですが、皐月賞は2着、4着だった馬です。
その他、ラジオNIKKEI賞から〔100〕。2着馬。
札幌記念から〔010〕。3着馬。
2勝クラスから〔015〕。芝2200〜2600m戦を、1、2番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭中、26頭が前走3着以内の馬。また、掲示板を外していたのはセントライト記念組の2頭だけです。
連対20頭中、8頭が重賞勝ち馬、7頭に重賞2着があり、重賞連対歴のない5頭にもOPクラス3着以内がありました。
また、連対20頭中、17頭に芝2400m以上の出走歴があり、2頭には芝2200mの出走歴が。例外の1頭は、デビューから3戦すべて芝1800mを走り、3戦目の前走で重賞2着だった17年2着のフィエールマンです。
キャリア9戦以上の馬は2着まで。
最後に、過去10年の勝ち馬10頭中、8頭までもが5番枠より内の馬。阪神で行われた昨年も、3番枠のタイトルホルダーが勝ちました。
残る2頭は12、13番枠ですが、14番枠より外の馬に勝ちはありません。覚えておくとよさそうです。

富士S(土曜・東京)
芝1600m戦、GU。
過去10年、1番人気は〔310〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔141〕。
6番人気以下〔035〕、2ケタ人気馬〔014〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
毎年、1〜3番人気が連に絡んでいながら、馬連3ケタがありません。人気馬の相手選びは、ひと捻り必要だということでしょう。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔120〕。
ヴィクトリアマイルから〔102〕。
セントライト記念から〔101〕。
京成杯AHから〔221〕。
関屋記念から〔200〕。
その他、皐月賞、札幌記念から勝ち馬が。
NHKマイルC、ラジオNIKKEI賞、エプソムC、新潟記念、ダービー卿CTから2着馬が。
オールカマー、マイラーズC、中京記念から3着馬が出ています。
前走重賞からの25頭中、16頭が掲示板確保、3頭が3番人気以内に推されていた馬で、どちらにもあてはまらない馬も6頭います。
OPから〔112〕。人気、着順は不問。
3勝クラスから〔001〕。勝ち馬でした。
連対20頭中、19頭に芝1600mでの勝ちがあり、例外の1頭には東京芝での重賞勝ちがありました。
また、連対20頭中、13頭が重賞勝ち馬、5頭にOPクラスでの勝ちがあり、残る2頭にも芝1600mの重賞での3着以内がありました。
牝馬は〔212〕。当日5番人気までに推されていた馬です。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔422〕、4歳〔432〕、5歳〔246〕、6歳〔010〕。
3〜5歳の3世代が中心のようです。
 


 
 
週末の重賞……2022.10.14
秋華賞(日曜・阪神)
3歳牝馬3冠レースの3冠目。芝2000m、GT。
本来は京都での施行ですが、今年も昨年に引き続き、阪神の芝内回りで行われます。
データは過去10年です。
1番人気は〔410〕、2番人気は〔040〕、3番人気は〔402〕。
6番人気以下〔016〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
最高配当は16年の3550円(3、4番人気)と、堅めの決着。
勝ち馬は4番人気までで、毎年必ず1〜3番人気の馬が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
オークスから〔400〕。3着以内の馬。現在、4連勝中です。
2つのTR、まずはローズSから〔347〕。3着以内9頭に、4着2頭、5着1頭。残る2頭は2番人気7着馬と12番人気18着馬。ちなみに、この2頭は共にオークス出走馬でした。
紫苑Sから〔340〕。3着以内5頭に、4着1頭、5着1頭。
勝ち馬は、オークス、ローズS、紫苑Sの、3つのレースからに限られます。
その他、3勝クラスから〔001〕。1番人気3着馬。
2勝クラスから〔021〕。1番人気1着馬。
1勝クラスから〔001〕。1番人気1着馬。
条件戦からは2着までとなっています。
連対20頭すべてが前走掲示板確保の馬。
これを3着で見ても、掲示板外しは2頭。オークス出走馬で、ローズSで掲示板外しという共通点がありました。
連対20頭中、18頭に芝1800m以上での勝ちがあり、残る2頭はオークスで掲示板確保(2、5着)の馬。
また、連対20頭中、13頭に重賞勝ちがあり、4頭に重賞2着があり、重賞に連対歴のない3頭中、2頭は前走古馬混合の2勝クラスを1番人気で勝った馬、1頭は前走TRで優先出走権を得た馬です。
さらに、連対20頭中、17頭に同年重賞の3着以内があり、ここが重賞初出走の馬は2着まで。1勝馬も2着までとなっています。
キャリア3戦以下の馬の馬券圏内はなく、4〜8戦で〔9108〕。狙いはこのあたりでしょうか。
前走、前々走でオークスに出走した馬は、馬券圏内30頭中19頭。ただし、オークス4着以下で、秋華賞に直行してきた馬の馬券圏内はありません。
現在4年連続で、1着は前走オークス出走馬、2着は前走紫苑S出走馬。
ちなみに、紫苑Sが重賞に格上げされた16年以降、紫苑S〔240〕、ローズS〔015〕。TRでは、紫苑S組が好走馬を多く出す傾向に変わってきています。覚えておいて下さい。

アイルランドT 府中牝馬S(土曜・東京)
牝馬限定の芝1800m戦、GU。
過去10年、1番人気は〔132〕、2番人気は〔023〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔200〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
実は、4、5番人気で〔531〕。狙いはこのあたりかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔010〕。8着馬。
海外GTのドバイターフから〔010〕。勝ち馬。
ヴィクトリアマイルから〔002〕。共に4着馬。
札幌記念から〔101〕。14着と3着の馬。
クイーンSから〔333〕。掲示板6頭に、1、2番人気が1頭ずつ、残る1頭は7番人気9着馬です。
関屋記念から〔132〕。掲示板3頭に、3番人気までの馬が3頭。
新潟記念から〔110〕。17着と6着の馬。
京成杯AHから〔001〕。4番人気8着馬。
OPの小倉日経OPから〔200〕。連対馬。
米子Sから〔110〕。連対馬。
3勝クラスから〔101〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。
連対20頭すべてに重賞連対歴、またはOPクラスでの勝ちがあり、3着10頭で見ても、例外は1頭(20年3着サムシングジャスト)だけ。
また、重賞勝ちがなければ、芝1800mか2000mの重賞3着以内、または同距離のOPクラス勝ちが必須です。
年齢別に見ていくと、3歳〔001〕、4歳〔645〕、5歳〔452〕、6歳〔012〕。
4歳、5歳の順にいいようです。
 


 
 
週末の重賞……2022.10.07
毎日王冠(日曜・東京)
芝1800m戦、GU。
過去10年、1番人気は〔700〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券2本。
現在、1番人気が4連勝中。また、4年連続で馬連は3ケタ。万馬券は8年前と10年前のもの。最近は堅く収まっています。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔232〕。4着以内の馬。
ダービーから〔220〕。2着2頭に、8着、11着の馬。
NHKマイルCから〔100〕。勝ち馬。
海外GTのクイーンエリザベス2世Cから〔100〕。3着馬。
宝塚記念から〔011〕。16着と8着の馬。
札幌記念から〔110〕。5着馬と1着馬。
中山記念から〔101〕。2番人気8着と1番人気5着の馬。
エプソムCから〔212〕。勝ち馬4頭に、6着の馬。
関屋記念から〔020〕。2着と7着の馬。
新潟記念から〔002〕。2着と3着の馬。
新潟大賞典から〔001〕。勝ち馬。
OPのメイSから〔001〕。1番人気1着馬。この馬には連勝の勢いがありました。
馬券圏内30頭中、25頭の前走が6月以前のレース。前走が7月以降だった馬は5頭だけです。実績馬が復帰戦から好走するということなのでしょう。
連対20頭中、19頭に重賞勝ちがあり、残り1頭(14年2着サンレイレーザー)には重賞2着とOP勝ちがありました。
また、連対20頭中、13頭にGT連対歴がありました。
さらに、連対20頭すべてに左回りでの勝ちがあり、そのうち19頭には東京芝での勝ち、または東京芝OPクラスでの3着以内がありました。
加えて、連対20頭中、16頭に芝1800mの勝ち、または芝1800mのOPクラス3着以内があり、残る4頭はすべて3歳馬。
つまり、4歳以上の馬なら、芝1800mの好走実績は必須ということです。
牝馬は〔221〕。
年齢別で見ておくと、3歳〔420〕、4歳〔325〕、5歳〔233〕、6歳〔131〕、7歳〔001〕。
現在、3歳馬が3連勝中です。
逃げ馬が〔221〕。長い直線の東京芝コースですが、開幕週の馬場であることを頭に置いておく必要があるのかもしれません。

京都大賞典(月曜・阪神)
芝2400m、GU。
例年は京都芝2400mで行われる重賞ですが、今年も昨年に引き続き、阪神の芝の同距離での施行となります。
データは過去10年です。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔114〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔360〕、2ケタ人気馬〔200〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。
波乱の重賞。阪神開催の昨年も万馬券決着でした。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
宝塚記念から〔526〕。
天皇賞・春から〔121〕。
新潟記念から〔110〕。
その他、オールカマー、鳴尾記念から勝ち馬が。
大阪杯、阪神大賞典、札幌記念から2着馬が。
安田記念、目黒記念から3着馬が出ています。
GT、GUからなら人気、着順は不問。GVからなら3着以内、または2番人気に推されていたことが必要です。
OPの丹頂Sから〔110〕。5着と1着の馬。
3勝クラスから〔011〕。1番人気1着馬。加えて、この2頭には連勝の勢いがありました。
連対20頭中、19頭に芝2000m以上の勝ちがあり、例外の1頭にも芝2000mの重賞2着がありました。
また、連対20頭中、15頭に重賞勝ちがあり、4頭に重賞3着以内が。残る1頭は、3勝クラスを勝ち上がったばかりで、ここが重賞初挑戦だった18年2着のレッドジェノヴァです。
牝馬は〔110〕。
年齢別で見ると、3歳〔000〕、4歳〔253〕、5歳〔532〕、6歳〔112〕、7歳〔113〕、8歳〔100〕。
5歳馬がいいようです。
GT馬が出走した5回(15、16、18、20、21年)は、GT馬の優勝でしたが、今年はGT馬が不在。難解な1戦となりそうです。

サウジアラビアRC(土曜・東京)
2歳馬による芝1600m戦、GV。
重賞に格上げされ、名称が変わったのが15年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔331〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔012〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
残る2回も1000円台と2000円台です。
1番人気の馬券圏内100%。
勝ち馬は4番人気までとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
馬券圏内21頭、すべて前走芝のレースから。
新馬勝ちから〔562〕。
未勝利勝ちから〔203〕。
新潟2歳Sから〔002〕。5着と6着の馬。
OPのコスモス賞から〔010〕。勝ち馬。
勝ち馬7頭、すべて前走で初勝利を挙げた馬です。
今度は前走を距離別で見ていきましょう。
1400mから〔010〕。
1500mから〔101〕。
1600mから〔546〕。
1800mから〔120〕。
1600mを走っていた馬が、一番いいようです。
さらに、前走を競馬場別で見てみましょう。
東京〔400〕。
阪神〔210〕。
札幌〔111〕。
新潟〔045〕。
中京〔011〕。
東京組がいいようです。
馬券圏内21頭中、連対14頭を含む20頭に、芝1400m以上での勝ちがありました。
また、馬券圏内21頭中、連対14頭を含む19頭が、前走勝ちの馬でした。
例外の2頭は、どちらも重賞の新潟2歳Sから。この2頭は3着までとなっています。
牝馬は〔132〕。現在、4年連続で連対中です。
所属別では、関東馬〔535〕、関西馬〔242〕。関東馬が優勢です。
勝ち馬から、ダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオスといったGT馬が出ているレース。
こちらは逃げ馬は3着に1頭だけ。鋭い決め手を持つ馬を狙いたいところです。
 


 
 
週末の重賞……2022.9.28
スプリンターズS(日曜・中山)
秋のGTシーズン開幕戦。芝1200m戦、GT。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔511〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔028〕、2ケタ人気馬〔024〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
勝ち馬は1〜3番人気に限られているのに対し、3着9頭中8頭が7番人気以下の伏兵。穴党は「3着に穴を狙え」とデータは語ります。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのがセントウルS組で〔652〕。連対11頭は3番人気以内で4着までの馬。3着の2頭は5着と7着の馬でした。
安田記念から〔210〕。1、3、17着馬。
高松宮記念から〔010〕。2着馬。
ヴィクトリアマイルから〔010〕。3番人気11着馬。
CBC賞から〔100〕。勝ち馬。
北九州記念から〔011〕。4着と3着の馬。
キーンランドCから〔004〕。4着以内が3頭に、2番人気7着馬。
OPの朱鷺Sから〔001〕。勝ち馬。
パラダイスSから〔001〕。1番人気5着馬でした。
馬券圏内27頭中、前走で掲示板を外していたのは4頭だけ。その4頭はすべて前々走で掲示板を確保していました。
つまり、2戦続けて掲示板を外している馬の馬券圏内はないということです。
これを連対18頭で見ると、前走4着以内が16頭。残りの2頭は前々走で重賞連対の馬。
連対にはもう一段、ハードルを上げてよさそうです。
連対18頭中、17頭に重賞勝ちがあり、残りの1頭にも芝1200mの重賞に2着がありました(18年2着ラブカンプー)。
また、重賞勝ちのある17頭中、13頭は芝1200mの重賞を勝っており、残る4頭中3頭は同年の高松宮記念2着馬(16年2着ミッキーアイル、17年2着レッツゴードンキ、20年優勝グランアレグリア)。例外の1頭は、芝1200mの重賞で2戦2着2回の馬(21年優勝ピクシーナイト)でした。
勝ち馬9頭すべてに、同年の重賞勝ちがあり、中山で2戦以上して勝ちがない馬の優勝はありません。
牝馬は〔254〕。7年連続で馬券圏内に来ており、5年連続連対中です。
逃げ馬は2着まで。差し、追い込みタイプに展開は向くようです。馬場を考えると、内を突いて伸びてくる馬を狙いたいところです。

シリウスS(土曜・中京)
ダート1900mのハンデ戦、GV。
例年、阪神のダート2000mで行われていましたが、昨年、一昨年に続き、今年も中京のダート1900mでの施行です。
データは過去10年です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
波乱含みのハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTのジャパンダートダービーから〔200〕。
エルムSから〔122〕。
レパードSから〔100〕。
プロキオンSから〔100〕。
交流GVのマーキュリーCから〔100〕。
平安Sから〔022〕。
前走重賞組の14頭のうち、掲示板外しは4頭。このうち3頭は前走で1、2番人気に推されていました。巻き返しの参考にしてみて下さい。
OPから〔246〕。勝ち馬6頭と、1番人気に推されていた馬が3頭。あとは、5、7、8着馬です。
3勝クラスから〔220〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
トップハンデは10年で15頭いて〔102〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜53キロで、平均すると54.85キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.15キロ。
3着馬は58.5〜54キロで、平均56.65キロ。
57.5キロ以上が〔135〕と頑張っていますが、58キロ以上は2着まで。
3、2、1着の順にハンデの平均が重いのも特徴です。
近2走のいずれかで勝っている馬が、馬券圏内30頭の中に20頭もいます。
このうちOPか3勝クラスを勝っているのが15頭。勢いがあれば、好走可のハンデ戦と言えそうです。
牝馬は〔000〕。
年齢別では、3歳〔310〕、4歳〔304〕、5歳〔342〕、6歳〔124〕、7歳〔020〕、8歳〔000〕、9歳〔010〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
尚、中京で行われた近2年は、左回りの実績が重要。馬券圏内には、左回りダートでの勝ち、または重賞連対が必須となっています。要チェックです。
 


 
 
週末の重賞……2022.9.22
オールカマー(日曜・中山)
芝2200m戦、GU。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔133〕。
6番人気以下〔104〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
他にも、1000円台が5回、2000円台が1回。毎年1〜3番人気が連に絡んでいる、堅めの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
宝塚記念から〔322〕。
天皇賞・春から〔200〕。
海外GTのクイーンエリザベスU世Cから〔011〕。
目黒記念から〔002〕。
七夕賞から〔020〕。
その他、ヴィクトリアマイル、海外GTのドバイシーマクラシック、新潟大賞典、マーメイドSから勝ち馬が。
安田記念、京都記念、札幌記念、小倉記念から2着馬が。
AJCCから3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPの札幌日経オープンから〔001〕。4着馬。
福島テレビオープンから〔001〕。2番人気6着馬でした。
馬券圏内27頭中、前走の着順または人気が、“5”以内だった馬が24頭。例外の3頭は、宝塚記念7、8着馬。カギとなる数字は“5”かもしれません。
連対18頭すべてに、芝2000〜2200mでの勝ち、または同距離重賞の2着がありました。
また、連対18頭中、17頭に重賞連対歴がありました。
中山の芝に勝ちがあったのは12頭。残る6頭中、4頭には中山芝の重賞での5着以内がありました。
牝馬は〔430〕。すべて重賞連対歴ありの馬。このうち5頭には、GT連対歴がありました。
年齢別に見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔443〕、5歳〔534〕、6歳〔021〕、7歳〔001〕。
4歳、5歳の2世代がいいようです。
オールカマーとは「なんでもこい」の意味。とはいえ、連対18頭すべてが前走重賞出走馬。
加えて、前走GT出走馬が〔743〕。
レース名とは裏腹に、格がモノを言うGUのようです。

神戸新聞杯(日曜・中京)
3歳馬による、菊花賞TR。中京芝2200m戦、GU。
上位3着までに、優先出走権が与えられます。
例年は阪神芝2400mで行われていましたが、昨年、一昨年に続き、今年も中京での施行。データは過去10年で見ていきましょう。
1番人気は〔710〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔045〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
勝ち馬は3番人気までとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
ダービーからが圧倒的で〔962〕。掲示板確保の馬が13頭。6着以下だった4頭すべてが、前々走では重賞連対の馬。しかし、この4頭、神戸新聞杯では2着までとなっています。
宝塚記念から〔001〕。5着馬。
ラジオNIKKEI賞から〔011〕。8着と1着の馬。
OPの白百合Sから〔001〕。2番人気7着馬。
若葉Sから〔001〕。2着馬。
3勝クラスから〔100〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔032〕。連対馬。
1勝クラスから〔002〕。勝ち馬です。
優勝馬10頭の内訳は、ダービー5着以内が9頭に、古馬混合の3勝クラス勝ち馬。ハードルは高く設定してよさそうです。
当日6番人気以下で馬券に絡んだ9頭のうち、ダービー出走馬は14年2着のサウンズオブアースのみ。残る8頭は、いわゆる“夏の上がり馬”。トライアルらしく、何とか権利を取りたい馬の2、3着激走に注意が必要です。
なお、連対20頭すべてにOP出走歴がありました。
キャリア4戦以下と10戦以上の馬は3着まで。
昨年はダービー馬のシャフリヤールが、キャリア4戦で挑みましたが4着。
今年も人気馬がジンクスに挑みますが、果たして?
 


 
 
週末の重賞……2022.9.16
セントライト記念(月曜・中山)
3歳馬による菊花賞TR。芝2200m、GU。
上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔330〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔103〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
近6年連続で、1、2番人気の少なくとも1頭が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
ダービーから〔543〕。人気、着順は不問です。
ホープフルSから〔001〕。2着馬。
青葉賞から〔001〕。7着。
ラジオNIKKEI賞から〔211〕。勝ち馬2頭に、1番人気6着と5番人気12着の馬。
OPのプリンシパルSから〔001〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔140〕。4着以内4頭に、2番人気6着馬。
1勝クラスから〔102〕。3番人気までで勝った馬です。
勝ち馬9頭中、6頭に重賞勝ちがあり、残る3頭には中山芝2200mに出走歴がありました。
連対18頭中、16頭に芝2000m以上での勝ちがありました。残る2頭のうち、1頭は芝1800mの重賞勝ち馬(15年2着ミュゼエイリアン)、1頭は芝1800mで2勝を挙げ、中山芝2200mに出走歴があった馬(13年勝ち馬ユールシンギング)です。
キャリア4戦以下は2着まで。
キャリア5、6戦で8勝ですから、このあたりが狙い目かもしれません。

ローズS(日曜・中京)
3歳牝馬による秋華賞TR。芝2000m戦、GU。
上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
本来は阪神の芝1800mで行われてきたレースですが、20、21年に続き、今年も中京芝2000mでの施行。
データは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔411〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔275〕、2ケタ人気馬〔043〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。
中京で行われた近2年は、万馬券決着となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
オークスから〔733〕。掲示板11頭に、13着と15着の馬。掲示板を外した2頭の前々走は、フラワーC勝ちと桜花賞5着でした。
フローラSから〔010〕。14着馬。
2勝クラスから〔025〕。4着以内6頭に、1番人気6着馬。
1勝クラスから〔332〕。4番人気までで勝った馬7頭に、2番人気2着馬。この2着馬は昇級初戦の馬でした。
未勝利勝ちから〔010〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
連対20頭のうち、前走で掲示板を外していたのは3頭。その前走はオークス、フローラSからで、この3頭には重賞3着以内がありました。
馬券圏内30頭中、OPの経験がなかったのは6頭。その6頭の前走を見ると、古馬混合戦勝ちが4頭、2着が1頭。残る1頭は未勝利勝ちの馬でした。
連対20頭中、14頭にOPクラスでの掲示板があり、13頭に芝1800m以上での勝ちがありました。
キャリア8戦以上は2着までとなっています。
ちなみに、中京で行われた2回、
20年は、3、14、11番人気の1〜3着で、オークス4着→1勝クラス2着→1勝クラス勝ちの馬。
21年は、4、12、1番人気の1〜3着で、1勝クラス勝ち→2勝クラス4着→オークス5着の馬。
データに必須たる条件もなく、上がり馬も多い、難解なTR。毎年1頭は馬券圏内に馬を送り込んでいる、“前走オークス組”の精査から始めてみることをお勧めします。
 


 
 
週末の重賞……2022.9.9
セントウルS(日曜・中京)
芝1200m戦、GU。
19年までは阪神での施行でしたが、20、21年は中京での開催。今年も中京で行われますが、データは過去10年で見ていきましょう。
1番人気は〔640〕、2番人気は〔132〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
1番人気の連対率は100%です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔111〕。
高松宮記念から〔110〕。
北九州記念から〔324〕。
アイビスSDから〔120〕。
CBC賞から〔020〕。
函館SSから〔011〕。
その他、ヴィクトリアマイル、海外GTのチェアマンズスプリント、ニュージーランドT、キーンランドCから勝ち馬が。
関屋記念から2着馬が。
NHKマイルC、シルクロードSから3着馬が出ています。
OPから〔002〕。勝ち馬と4着馬です。
前走重賞組は28頭。人気、着順が“4”以下だった馬が23頭。“5”より大きかった5頭は芝1600mの重賞からでした。
中でも19頭いるGV組を詳しく見てみると、3着以内が11頭、4着2頭。1番人気3頭、2番人気1頭、4番人気1頭。残る1頭は、芝1600mの関屋記念11番人気8着の馬でした。
取捨選択のヒントにして下さい。
連対20頭すべて、前走重賞出走馬。
また、連対20頭中、16頭に芝1200mでの勝ちがあり、3頭には芝1200mの重賞2着が。残る1頭には芝1400mの重賞3着がありました。
さらに、連対20頭中、16頭に芝1200mの重賞連対歴があり、3頭は芝1200mで2勝以上が。例外の1頭は、ここが初の芝1200m戦だった20年2着のメイショウグロッケ。ちなみにこの馬、芝1400mの重賞、京都牝馬Sに3着がありました。
牝馬は〔335〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔231〕、4歳〔410〕、5歳〔444〕、6歳〔014〕、7歳〔011〕。
5、4、3歳の順にいいようです。

京成杯AH(日曜・中山)
芝1600mのハンデ戦、GV。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔301〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔255〕、2ケタ人気馬〔132〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
NHKマイルCから〔002〕。
中京記念から〔202〕。
関屋記念から〔143〕。
その他、ダービー、七夕賞から勝ち馬が。
安田記念、ヴィクトリアマイル、ダービー卿CT、函館SSから2着馬が。
東京新聞杯から3着馬が出ています。
重賞組は、人気、着順不問ですが、好相性の2つのレースには傾向があるようです。見ていきましょう。
〔202〕の中京記念からは、2着馬3頭と、6着馬。
〔143〕の関屋記念からは、4着以内6頭と、6着と9着の馬でした。
以下、OPから〔111〕。勝ち馬2頭に、3番人気10着馬。連対の2頭は勝ち馬です。
3勝クラスから〔300〕。1、2番人気で勝ち上がった馬です。
トップハンデは過去9回で12頭いて〔021〕。
勝ち馬のハンデは56〜52キロで、平均すると54.22キロ。
2着馬は58〜52キロで、平均55.22キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均55.39キロ。
トップハンデは2着まで。
勝ち馬は56キロまで。
52キロで連対の3頭は、牝馬。馬券圏内の牡馬は、すべて53キロ以上を背負っていました。
連対18頭中、16頭に芝1600mの重賞に掲示板があり、1頭は芝2000mの重賞に2着があったフラアンジェリコ(15年優勝)、もう1頭は前走3勝クラス勝ちで、ここが初の重賞出走だったミッキーグローリー(18年優勝)。この2頭には、中山芝1600mに勝ちがありました。
また、連対18頭中、16頭に芝1600mの勝ちがあり、残る2頭にも芝1600mのGT3着がありました。
牝馬は〔350〕。
年齢別に見ておくと、3歳〔213〕、4歳〔202〕、5歳〔442〕、6歳〔031〕、7歳〔111〕。
5歳馬がいいようです。
勝ち馬9頭中、8頭が10番枠より内の馬。残る1頭は12番枠での勝利でした。
中山マイルは外枠が不利。その傾向が表れているといえそうです。

紫苑S(土曜・中山)
3歳牝馬による秋華賞TR。芝2000m戦、GV。
上位3着までに、優先出走権が与えられます。
重賞に格上げされたのが、16年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔300〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔032〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
6回中、5回で1、2番人気が勝利。人気馬からとデータは語ります。
ステップレースを見ていきましょう。
オークスから〔333〕。人気、着順は不問。
フローラSから〔100〕。3着馬。
ラジオNIKKEI賞から〔010〕。4着馬。
ニュージーランドTから〔001〕。2着馬。
2勝クラスから〔111〕。3番人気までで連対の馬。
1勝クラスから〔111〕。3番人気までで勝った馬です。
前々走でオークスを走っていた馬を含め、オークス出走馬が11頭。この6年、オークス出走馬が毎年連に絡んでいて、2頭が馬券に絡んだのが5回ですから、馬券はオークス出走組から。
9頭いる前走オークス組ですが、掲示板確保は3頭、掲示板外しが6頭。
掲示板を外した6頭のうち、5頭は前々走で掲示板を確保していました。残る1頭は桜花賞5番人気8着。キーとなる数字は“5”かもしれません。
馬券圏内18頭すべてに芝1600m以上での勝ちがあり、14頭に芝1800m以上での勝ちが、3頭は芝1600mで2勝以上をあげており、1頭には芝1600mの重賞勝ちと桜花賞の3着がありました。
キャリア3戦以下の馬の馬券圏内はありません。
開幕週の馬場ながら、逃げ馬は3着に1頭のみです。
連対12頭すべてに重賞出走歴がありました。大レースの経験値がモノを言うこと、覚えておくとよさそうです。
 


 
 
週末の重賞……2022.9.2
新潟記念(日曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦、GV。
過去10年、1番人気は〔220〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔021〕。
6番人気以下〔557〕、2ケタ人気馬〔203〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
小倉記念から〔314〕。
函館記念から〔220〕。
七夕賞から〔131〕。
その他、ダービー、天皇賞・春、クイーンSから勝ち馬が。
大阪杯、エプソムCから2着馬が。
新潟大賞典、中京記念から3着馬が出ています。
馬券圏内30頭中、前走重賞組は24頭。
そのうち21頭が6着以内または1、2番人気だった馬。例外は3頭です。
OPから〔002〕。人気、着順は不問。
3勝クラスから〔121〕。3番人気までで勝った馬です。
トップハンデは10年で16頭いて〔020〕。
勝ち馬のハンデは57〜52キロで、平均すると55.2キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.2キロ。
3着馬は57〜52キロで、平均54.7キロ。
52キロで勝った1頭は牝馬で、牡馬換算なら54キロ。連対は54キロ(牝馬52キロ)以上と考えてよさそうです。
ちなみに、54キロと52キロで勝った2頭には、共に重賞勝ちがありました。
連対20頭すべてに芝1800mまたは2000mでの勝ちがあり、うち17頭は芝2000mの勝ち馬でした。
さらに、連対20頭中、18頭に重賞3着以内があり、例外の2頭は前走で3勝クラスを勝ち、ここが重賞初挑戦の馬でした。
牝馬は〔101〕。
年齢別に見ておくと、3歳〔100〕、4歳〔233〕、5歳〔344〕、6歳〔231〕、7歳〔202〕。
6、7歳で馬券に絡んだ10頭中、9頭が6番人気以下の伏兵。
ベテランの人気薄には注意が必要です。

小倉2歳S(日曜・小倉)
小倉の2歳チャンピオン決定戦。芝1200m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔120〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
毎年、1〜3番人気が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
函館2歳Sから〔001〕。4着馬。
フェニックス賞から〔220〕。3番人気までで勝った馬が3頭に、1番人気3着馬。
中京2歳Sから〔100〕。1番人気1着馬。
ひまわり賞から〔001〕。1番人気1着馬。
芝の新馬戦から〔656〕。4番人気までで勝ち上がった馬。
ダートの新馬戦から〔001〕。4番人気1着馬。
未勝利戦はすべて芝で〔131〕。5頭とも、1番人気で勝ち上がった馬です。
芝1600mの中京2歳S以外、馬券圏内29頭の前走は、芝もダートもすべて1200m戦。
函館2歳S4着馬とフェニックス賞3着馬以外は、すべて前走1着の馬でした。
連対馬の前走競馬場を見てみると、成績がいいのは、小倉〔876〕、中京〔201〕。
勝ち馬はこの2場からしか出ていません。
また、連対20頭のデビューした競馬場を見てみると、小倉9頭、中京5頭、阪神4頭、東京1頭、新潟1頭となっています。
連対20頭の中に、芝で3着を外した馬はいません。
牝馬は〔544〕。
キャリア4戦以上の馬の馬券圏内はありません。

札幌2歳S(土曜・札幌)
札幌の2歳チャンピオン決定戦。芝1800m戦、GV。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔125〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
ちょいとひと捻りといった感じでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
クローバー賞から〔111〕。3番人気までで連対した馬。
コスモス賞から〔022〕。4番人気までで1着の馬が3頭に、3番人気4着馬。連対の2頭は1着馬です。
新馬戦から〔646〕。4番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利戦から〔220〕。1、2番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内27頭すべてが、前走芝1500m以上のレースから。
前走で負けて馬券に絡んだのは、クローバー賞2着とコスモス賞4着だった2頭のみ。あとはすべて勝ち馬です。
牝馬は〔222〕。距離が長いせいか、牡馬のほうがやや好成績。
キャリア4戦以上は2着まで。
最後に、前走札幌、函館以外を走っていた馬で、4番人気以下だった馬の馬券圏内はありません。覚えておくといいかもしれません。
 


 
 
週末の重賞……2022.8.25
新潟2歳S(日曜・新潟)
新潟2歳チャンピオン決定戦。芝1600m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔430〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔511〕。
6番人気以下〔036〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
勝ち馬は、1〜3番人気のみとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
函館2歳Sから〔001〕。5着馬。
それ以外は、すべて新馬、未勝利戦から。
まずは新馬戦を条件別に。
芝1200mから〔002〕。
芝1400mから〔211〕。
芝1600mから〔533〕。
芝1800mから〔021〕。
ダート1200mから〔010〕。
未勝利戦からは以下のよう。
芝1400mから〔010〕。
芝1600mから〔302〕。
芝1800mから〔020〕。
勝ち馬10頭の前走は、すべて左回りの新馬または未勝利戦でした。
距離別で見ると、芝1600mから8頭、芝1400mから2頭。この2つの距離に限られます。
コース別では、新潟5頭、中京4頭、東京1頭です。
勝ち馬10頭すべてに左回りでの勝ちがあり、右回りにしか勝ちがない馬は〔023〕。
また、連対20頭すべてに左回り(ダートを含む)の経験がありました。
3着馬は様々で、前走距離も芝1200m〜1800mまで。
コースも、東京3頭、中京2頭、福島2頭、新潟、阪神、函館が1頭ずつとなっています。
牝馬は〔324〕。
前走時440キロを下回っていた馬は、3着に1頭のみ。
また、前走を減量騎手で勝ち、今回斤量増の馬の馬券圏内はありません。
馬券圏内30頭中、29頭までもがキャリア1または2戦の馬。それ以外では、キャリア3戦の馬が3着に1頭いるだけです。
後方からの差し、追い込みが決まるイメージ。
実際、勝ち馬は10頭すべて、前走で上がり最速または2位の脚を使っていました。鋭い末脚が武器になるようです。

キーンランドC(日曜・札幌)
芝1200m戦、GV。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔231〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔302〕。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
9回中、8回で1〜3番人気が連絡み。残る1回も、1番人気が3着でした。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
高松宮記念から〔102〕。
函館スプリントSから〔222〕。
アイビスSDから〔101〕。
CBC賞から〔020〕。
その他、NHKマイルC、葵Sから勝ち馬が。
ヴィクトリアマイルから2着馬が。
京王杯SC、中京記念から3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問ですが、函館スプリントSからの6頭は2着と3着の馬です。
OPのUHB杯から〔221〕。人気、着順は不問。
3勝クラスから〔121〕。こちらは勝ち馬でした。
勝ち馬9頭はすべて、前走芝1000mまたは芝1200mを走っていた馬です。
連対18頭すべてに、芝の重賞連対またはOPクラスの勝ちがありました。
また、連対18頭中、16頭に芝1200mの勝ちがありました。
さらに、連対18頭中、14頭に札幌もしくは函館の芝1200mのOPクラスまたは3勝クラスに勝ち、あるいは重賞3着以内がありました。例外の4頭は、場を問わず、芝1200mの重賞に連対歴を持つ馬です。
牝馬は〔645〕。馬券圏内の半数以上を占め、3着以内に牝馬が2頭いるのも7回あります。
年齢別で見てみると、3歳〔220〕、4歳〔333〕、5歳〔333〕、6歳〔011〕、7歳〔001〕、8歳〔001〕、9歳〔100〕。
4、5歳、そして3歳の順にいいようです。
前走から距離を短縮しての好走馬は〔112〕。
連対2頭は、芝1600mのGTから。覚えておくといいかもしれません。

 


 
 
週末の重賞……2022.8.18
札幌記念(日曜・札幌)
芝2000m戦、GU。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔053〕、2番人気は〔401〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔132〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
函館で行われた13年も含め、1番人気に勝ちがありません。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔221〕。
オークスから〔200〕。
宝塚記念から〔021〕。
天皇賞・春から〔002〕。
目黒記念から〔110〕。
函館記念から〔211〕。
その他、クイーンS、エプソムCから勝ち馬が。
海外GTのドバイデューティーフリー、同じくクイーンエリザベスU世C、前年のジャパンCから2着馬が。
海外GTのドバイシーマクラシック、ダービー、大阪杯、鳴尾記念から3着馬が出ています。
馬券圏内27頭すべてが、前走重賞から。人気、着順は不問です。
連対18頭中、15頭に重賞勝ちがあり、2頭に重賞3着以内がありました。
また、連対18頭中、GT勝ちは9頭で、GU勝ちまたはGV2勝以上の馬が6頭。残る3頭は函館記念からの参戦でした。
勝ち馬で見ると、GT馬以外には、同年の重賞3着以内がありました。
牝馬は〔413〕。
年齢別では、3歳〔201〕、4歳〔202〕、5歳〔264〕、6歳〔311〕、7歳〔011〕、8歳〔010〕。
7、8歳で好走の3頭は、8、8、12番人気。高齢の人気薄が穴を演出することも。
勝ちがないと言った1番人気ですが、9回中8回は馬券圏内に。「1番人気は2、3着で」とデータは語りますが、果たして?

北九州記念(日曜・小倉)
芝1200mのハンデ戦、GV。
過去10年、1番人気は〔030〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔735〕、2ケタ人気馬〔033〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
1番人気が13連敗中。
6〜9番人気で7勝、中でも8番人気が4勝という、大波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔011〕。1着と5着の馬。
オークスから〔001〕。16着馬。
アイビスSDから〔332〕。4着以内5頭と、6着馬2頭、9着馬1頭。
CBC賞から〔313〕。掲示板5頭に、7着と11着の馬。
OPから〔222〕。3着以内4頭に、8着馬2頭。
3勝クラスから〔121〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔110〕。こちらも勝ち馬です。
2勝クラス時代も含め、佐世保S組が〔211〕。気にかけておきたいステップレースです。
近9年の馬券圏内27頭すべてが、前走は芝1000mまたは芝1200mを走っていました。
トップハンデは10年で20頭いて〔211〕。
勝ち馬のハンデは57〜51キロで、平均すると54.4キロ。
2着馬は56.5〜52キロで、平均54.15キロ。
3着馬は56.5〜51キロで、平均53.9キロ。
連対20頭すべてに芝1200mでの勝ちがあり、芝1200m以下の重賞勝ち馬は半数以下の9頭。16頭に小倉芝1200mの勝ちがありました。
脚質的には、差し、追い込みの天下となっています。ただし、20年逃げて2着、21年も逃げて3着のモズスーパーフレアは高松宮記念勝ち馬。GT馬は別格と考えていいのかもしれません。
牝馬は〔557〕。馬券圏内の半数以上を占めています。
年齢別で見ておくと、3歳〔122〕、4歳〔324〕、5歳〔261〕、6歳〔303〕、7歳〔100〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
関西馬が〔91010〕。関東馬を圧倒しています。
最後に面白いポイントをひとつ。
近8年、前走でCBC賞かアイビスSDを走っていた馬が、必ず1頭は馬券圏内に来ています。
中でも、注目はCBC賞出走馬。
実は、前々走でCBC賞を走っていた馬が〔042〕。前走と合わせると〔355〕となり、過去10年で見ても、CBC賞出走馬が馬券に絡まなかったのは19年だけ。
昨年、このコラムで「今年は小倉で行われたCBC賞。より関連が深くなるかも」と書いたら、結果は前走CBC賞組のワンツーフィニッシュ。
今年もCBC賞は小倉での施行。“要注目のCBC賞出走馬”と言えそうです。

 


 
 
週末の重賞……2022.8.12
関屋記念(日曜・新潟)
芝1600m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔323〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔153〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。
毎年1〜4番人気が連に絡んでいて、大波乱こそありませんが、ひと捻り必要な重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔120〕。
NHKマイルCから〔102〕。
マイルCSから〔100〕。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。
GT組は人気、着順不問です。
GUからの馬券圏内はありません。
中京記念から〔362〕。掲示板6頭に、4番人気までが5頭。
エプソムCから〔112〕。4着以内3頭に、1番人気に推された馬。
七夕賞から〔100〕。2番人気11着馬。
鳴尾記念から〔010〕。2着馬。
GVからの17頭は、すべて掲示板確保または4番人気までに推されていた馬です。
OPから〔102〕。3着以内の馬。
3勝クラスから〔101〕。勝ち馬です。
中京記念組が連に絡まなかったのは、13年だけ。要注目のステップレースです。
連対20頭すべてに芝1600mでの勝ちがあり、そのうち17頭は2勝以上を挙げていました。
また、連対20頭中、18頭に重賞3着以内があり、そのうち重賞勝ちがあったのは14頭。
勝ち馬10頭で見ると、9頭が重賞勝ち馬。残る1頭にはOP勝ちがありました。
さらに、連対20頭中、18頭に芝左回りでの勝ちがあり、例外の2頭は、芝左回りのGTに2着があった馬(12年優勝ドナウブルー)と、芝左回りは1戦だけで2着だった馬(21年優勝ロータスランド)です。
牝馬は〔344〕。すべて前走重賞出走馬。
年齢別に見ておくと、3歳〔102〕、4歳〔322〕、5歳〔365〕、6歳〔220〕、7歳〔101〕。
5歳馬が中心のようです。
馬券圏内30頭中、29頭までもが、前走より斤量減か同斤の馬。例外の1頭は、18年2着のワントゥワンだけ。
覚えておくといいかもしれません。

小倉記念(日曜・小倉)
芝2000mのハンデ戦、GV。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔031〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔435〕、2ケタ人気馬〔201〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔110〕。
ダービーから〔010〕。
皐月賞から〔010〕。宝塚記念から〔001〕。
鳴尾記念から〔300〕。
七夕賞から〔214〕。
エプソムCから〔021〕。
新潟大賞典から〔011〕。
マーメイドSから〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPの巴賞から〔010〕。
3着馬。
3勝クラスから〔412〕。3着以内5頭と、1番人気4着馬、5番人気6着馬です。
前走で3勝クラスを負けた馬の好走もあるあたりが、難解さの要因かと思われます。
トップハンデは10年で13頭いて〔213〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜52キロで、平均すると54.75キロ。
2着馬は57〜53キロで、平均55.3キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均55.55キロ。
軽ハンデ馬も重いハンデの馬も来るイメージ。
ハンデ57キロ以上で3着以内は9頭。
その人気を見てみると、1番人気4頭、2番人気2頭、3番人気1頭に、6、9番人気が1頭ずつ。
重いハンデでも、上位人気に支持されるようなら狙えるとデータは語ります。
連対20頭すべてに芝1800m以上での勝ちがありました。
また、連対20頭中、16頭に重賞掲示板がありました。
牝馬は〔011〕。
セン馬が〔222〕。
何故か、セン馬の好走が目立ちます。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔020〕、4歳〔530〕、5歳〔453〕、6歳〔006〕、7歳〔101〕。
4、5歳馬が中心です。
そしてもうひとつ、6、7歳が3着に7頭。
これは、ちょっと頭の中に置いておくといい“偏り”かもしれません。

 


 
 
週末の重賞……2022.8.05
レパードS(日曜・新潟)
3歳馬によるダート1800m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔422〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔346〕、2ケタ人気馬〔232〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
現在、5年連続で7番人気以下の伏兵が連対中と、波乱の度合いが高くなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTのジャパンダートダービーから〔333〕。掲示板7頭に、6、8着馬。
交流GUの兵庫CSから〔001〕。4着馬。
海外GUのUAEダービーから〔001〕。2着馬。
ユニコーンSから〔400〕。3着馬2頭と、1、2番人気に推された馬。
OPの青竜Sから〔100〕。8着馬。
芝のOP、白百合Sから〔010〕。8着馬。
3勝クラスから〔001〕。5着馬。
2勝クラスから〔233〕。勝ち馬6頭に、2着と4着の馬。
1勝クラスから〔031〕。1または2番人気で勝った馬です。
連対20頭中、19頭にダート1600〜1800mでの勝ちがあり、例外の1頭は15年2着のダノンリバティ。この馬には芝1800mでの勝ちがありました。
牝馬は〔012〕と、2着まで。
また、キャリア5戦以下の馬も2着までです。
4コーナー先頭の馬が〔241〕、2番手の馬が〔511〕。
中団からの差しも届きますが、逃げ、先行有利を頭の中に置いておきたいレースです。

エルムS(日曜・札幌)
ダート1700m戦、GV。
函館で行われた13年と21年を除く、データは過去8回です。
1番人気は〔212〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気の馬が1頭は馬券圏内に来ており、馬券の軸としては人気馬でよさそう。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTの東京大賞典から〔100〕。6着馬。
同じく、帝王賞から〔010〕。2着馬。
旧JCダート(現チャンピオンズC)から〔001〕。14着馬。
平安Sから〔121〕。人気、着順は不問。
プロキオンSから〔020〕。5、6着馬。
アンタレスSから〔011〕。連対馬。
交流GVのマーキュリーCから〔003〕。4着以内の馬。
同じく、名古屋大賞典から〔001〕。4着馬。
OPからが最もよく〔521〕。1、2番人気で3着以内だった馬が7頭に、3番人気6着馬。
特にマリーンS組がよく〔410〕。17〜20年は4年連続で連対を果たしており、函館で行われた昨年もワンツーを決めています。
3勝クラスから〔100〕。こちらは1番人気1着馬でした。
連対16頭中、15頭にダート1700〜1900mのOPクラスでの連対歴があり、例外の1頭は16年の優勝馬リッカルド。この馬は昇級初戦で、OPクラス初挑戦の馬でした。
牝馬は〔000〕。苦戦の傾向に。
年齢別で見ていくと、3歳の出走はなく、4歳〔311〕、5歳〔423〕、6歳〔123〕、7歳〔020〕、8歳〔010〕、9歳〔001〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
連対16頭すべてが、4コーナー5番手以内の馬。
先行有利と覚えておきましょう。

 


 
 
週末の重賞……2022.7.29
アイビスサマーダッシュ(日曜・新潟)
新潟の開幕を飾る、芝直線1000m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔720〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔022〕。
6番人気以下〔215〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
現在、9年連続で1番人気が連に絡んでいる、堅めの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
海外GTのアルクオーツスプリントから〔001〕。12着馬。
CBC賞から〔310〕。2、3、9着馬と、7着馬。
函館スプリントSから〔212〕。4着以内4頭と、6着馬。
OPの韋駄天Sから〔351〕。連対7頭に、3番人気4着と1番人気9着の馬。
GV格付け以前の葵Sから〔110〕。3着と2着の馬。
バーデンバーデンCから〔011〕。5着と16着の馬。
ダートのコーラルSから〔100〕。13着馬。
3勝クラスから〔012〕。勝ち馬2頭と、3着馬。
2勝クラスから〔003〕。勝ち馬2頭と、7着馬です。
連対20頭すべてに、芝1000mまたは1200mでの勝ちがありました。
また、連対20頭中、18頭にOPクラスの連対歴があり、残る2頭には芝直線1000mに連対歴がありました。
馬券圏内30頭中、20頭が2ケタ馬番の馬。
さらに、過去10年のうち9回で、2ケタ馬番の馬が馬券圏内に2頭以上入っています。
その一方で、4番枠より内の馬が馬券圏内に6頭。
外枠有利は疑いようもありませんが、内枠がまったくダメという訳でもありません。
この内枠で好走の6頭のうち、5頭が4番人気までの馬。支持を集めた馬ならば、枠で嫌わなくてもいいのかもしれません。
牝馬は〔557〕。馬券圏内の半数以上を占めています。
年齢別では、3歳〔121〕、4歳〔311〕、5歳〔465〕、6歳〔012〕、7歳〔201〕。
5歳馬がいいようです。
19年の55秒1を除けば、優勝タイムは53秒8〜54秒5。
開幕週の絶好の馬場。持ち時計のチェックをお忘れなく。

クイーンS(日曜・札幌)
牝馬限定の芝1800m戦、GV。
13年と21年は函館での施行。データはそれらも含む、過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔432〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔344〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
過去10年のうち、9回で1、2番人気が連に絡んでいる一方で、6番人気以下も7連対。
人気+伏兵の組み合わせだとデータは語ります。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔444〕。人気、着順は不問です。
オークスから〔101〕。4着と1番人気13着馬。
NHKマイルCから〔100〕。勝ち馬。
海外GTのドバイターフから〔100〕。3着馬。
マーメイドSから〔222〕。人気、着順は不問。
福島牝馬Sから〔100〕。勝ち馬。
中山牝馬Sから〔010〕。2着馬。
OPの巴賞から〔010〕。勝ち馬。
安土城Sから〔001〕。2着馬。
芝の3勝クラスから〔011〕。2番人気8着馬と、2着馬。
ダートの3勝クラスから〔010〕。13着馬。
2勝クラスから〔001〕。こちらは勝ち馬です。
前走がヴィクトリアマイル、オークス、マーメイドS以外なら、3着以内または1、2番人気必須です。
また、毎年前走GT出走馬が1頭は連絡み。函館で行われた昨年は、この10年で初めて、前走GT出走馬のワンツーとなりました。
連対20頭中、18頭に芝1800mまたは2000mでの勝ち、あるいは同距離重賞での2着がありました。残りの2頭は3歳馬です。
また、連対20頭中、19頭に重賞連対歴またはOPクラスの勝ちがあり、例外の1頭(12年2着ラブフール)には札幌芝1800mでの勝ちがありました。
年齢別で見てみると、3歳〔201〕、4歳〔552〕、5歳〔157〕、6歳〔200〕。
4歳馬が中心のようです。
前走GT出走馬が、馬券圏内に16頭。
クイーンS当日の人気を見てみると、1番人気9頭、2番人気3頭、3番人気2頭、4番人気2頭。
つまり、前走GTで負けていても、ここなら力上位と人気になる馬は、信頼足り得るということでしょう。
札幌で行われた8回は、そんな前走GT出走の人気馬+別路線組。
相手にふさわしい伏兵を探してみて下さい。

 


 
 
週末の重賞……2022.7.21
中京記念(日曜・小倉)
芝1800mのハンデ戦、GV。
例年、中京で行われる芝1600mのハンデ重賞でしたが、一昨年は阪神芝の同距離で、昨年は小倉の芝1800mで行われ、今年も昨年と同じ、小倉芝1800mでの開催となります。
データはそれらすべてを含む、過去10年です。
1番人気は〔202〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔482〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
馬連1000円台も、一度もありません。
ちなみに昨年は1、6、5番人気の1〜3着で、馬連2330円。舞台が替わっても、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔110〕。
安田記念から〔110〕。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。
京王杯SCから〔201〕。
マイラーズCから〔010〕。
マーメイドSから〔101〕。
エプソムCから〔002〕。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPの米子Sから〔232〕。連対4頭に、6着馬が1頭。1、2番人気に推された馬が1頭ずつです。
パラダイスSから〔221〕。連対4頭に、8着馬1頭。
谷川岳Sから〔010〕。勝ち馬。
都大路Sから〔010〕。5着馬。
安土城Sから〔001〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔001〕。勝ち馬でした。
昨年はマーメイドS4着馬・54キロ、安田記念12着馬・56キロ、マーメイドS2着馬・52キロの1〜3着です。
トップハンデは、10年で21頭いて〔212〕。
勝ち馬のハンデは58〜52キロで、平均すると55.65キロ。
2着馬は57〜52キロで、平均55キロ。
3着馬は58〜52キロで、平均55.65キロ。
近4年の馬券圏内12頭は、すべて57キロ未満の馬です。
連対20頭中、18頭に重賞3着以内またはOP勝ちがありました。
しかし、近6年の優勝馬に重賞勝ちはありません。
馬券圏内30頭中、29頭が5月以降に少なくとも1戦は走っていました。
昨年も6月出走馬の1〜3着です。
牝馬は〔122〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔110〕、4歳〔004〕、5歳〔673〕、6歳〔313〕、7歳〔010〕。
5歳が抜けてよく、6歳がそれに続くようです。

 


 
 
週末の重賞……2022.7.15
函館記念(日曜・函館)
芝2000mのハンデ戦、GV。
過去10年、1番人気は〔100〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔302〕。
6番人気以下〔1108〕、2ケタ人気馬〔152〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
過去10年のうち、9年で2ケタ人気馬が連絡み。
2着に限っては、すべてが7番人気以下の人気薄。
さらに、10回のうち9回で7番人気以下が2頭ずつ馬券に絡んでいる、大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔011〕。
NHKマイルCから〔001〕。
目黒記念から〔210〕。
金鯱賞から〔100〕。
日経賞から〔010〕。
エプソムCから〔210〕。
鳴尾記念から〔201〕。
新潟大賞典から〔112〕。
マーメイドSから〔001〕。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPの巴賞から〔152〕。人気、着順は不問。
福島テレビOPから〔100〕。3着馬。
都大路Sから〔001〕。2着馬。
3勝クラスから〔001〕。1番人気1着の馬でした。
トップハンデは10年で10頭いて〔120〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜54キロで、平均すると55.35キロ。
2着馬は58〜52キロで、平均54.9キロ。
3着馬は57.5〜53キロで、平均55.15キロ。
トップハンデで馬券に絡んだ3頭は、前走3着以内の馬。
トップハンデ以外で57キロ以上の馬は〔002〕。3着までとなっています。
連対20頭すべてに、芝1800mまたは2000mの勝ちがありました。
また、連対20頭中、19頭にOPクラスの3着以内があり、残る1頭はOPクラス4着がある馬。
さらに、連対20頭中、18頭に重賞掲示板があり、そのうち6頭が重賞勝ちの馬でした。
牝馬は〔001〕。
年齢別に見ておくと、3歳〔001〕、4歳〔231〕、5歳〔305〕、6歳〔323〕、7歳〔240〕、8歳〔010〕。
ベテランの頑張りに注目です。
巴賞組で馬券に絡んだ8頭のうち、7頭が7番人気以下。洋芝巧者が巴賞をひと叩きで、函館記念へ。前走の負けだけで見切らず。変わり身を見せる洋芝巧者に注意が必要です。
逃げ馬が〔301〕。抜けていい成績ではありませんが、前々の馬が多く馬券に絡んでいるのは事実。逃げ、先行馬は要注意です。

函館2歳S(土曜・函館)
函館の2歳チャンピオン決定戦。芝1200m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔310〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔212〕。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔124〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
9年連続で7番人気以下の馬が馬券圏内に。
また、10回中7回で2ケタ人気馬が馬券圏内に来ています。
ステップレースは2つ。新馬戦か未勝利戦です。
詳しく見ていきましょう。
まずは新馬戦です。
芝1000mから〔210〕。
芝1200mから〔547〕。
芝1400mから〔011〕。
芝1600mから〔001〕。
芝1800mから〔010〕。
ダート1000mから〔010〕。
未勝利戦は1つだけ。
芝1200mから〔321〕。
勝ち馬10頭のすべてが、函館芝1000mまたは1200mから。
また、未勝利戦から馬券圏内に来た6頭すべても函館芝1200mからとなっています。
馬券圏内30頭すべてが、キャリアは1戦または2戦の馬。
キャリア1戦が〔789〕、2戦が〔321〕。
馬券圏内30頭中、29頭が前走勝ち馬です。
さらに、馬券圏内30頭中、24頭が前走函館から。
他場からの連対は2頭。19年2着タイセイビジョンは阪神芝1400mの新馬勝ちから。
21年2着カイカノキセキは札幌芝1000mの新馬勝ちから。
ちなみに、21年は変則開催で、札幌→函館の順。
勝ったのは函館芝1200mの未勝利勝ちのナムラリコリス。
2着は札幌芝1000mの新馬勝ちのカイカノキセキ。
3着は阪神芝1600mの新馬5着のグランデでした。
性別で見ると、牡馬〔556〕に対し、牝馬〔554〕。
2歳のこの時期は牡牝に斤量差はありません。互角と見てよさそうです。
所属の東西では、関東馬〔264〕に対し、関西馬〔846〕。
関西馬が関東馬を上回る成績を残しています。
不確定要素が多い2歳夏の重賞。それだけにデータを頼りにしたいところです。

 


 
 
週末の重賞……2022.7.7
七夕賞(日曜・福島)
芝2000mのハンデ戦、GV。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔259〕、2ケタ人気馬〔215〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
3着に6番人気以下が9頭も。
また、毎年7番人気以下の伏兵が馬券に絡んでいる、波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
鳴尾記念から〔221〕。
エプソムCから〔201〕。
新潟大賞典から〔020〕。
その他、安田記念、AJCC、東京新聞杯、中山金杯から勝ち馬が。
海外GTのドバイシーマクラシック、目黒記念、福島牝馬Sから2着馬が。
天皇賞・春から3着馬が出ています。
前走重賞組の18頭中、掲示板確保は半数の9頭。人気、着順は不問と考えてよさそうです。
芝のOPから〔223〕。こちらも連対4頭に、掲示板外しが3頭。
ダートのOPから〔011〕。10着と4着の馬。
芝の3勝クラスから〔001〕。勝ち馬。
ダートの3勝クラスから〔001〕。8着馬。
2勝クラスから〔001〕。こちらは1番人気1着馬でした。
連対20頭は、すべて前走OPクラス出走馬。条件戦からは3着までとなっています。
トップハンデは10年で15頭いて〔221〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜54キロで、平均すると56.45キロ。
2着馬は58〜53キロで、平均55.9キロ。
3着馬は58〜50キロで、平均54キロ。
57キロ以上の馬が7勝を挙げており、2着はすべて55キロ(牝馬53キロ)以上。
また、馬券に絡んだ2ケタ人気馬8頭は、すべて55キロ以下の馬。
この“ハンデ55キロ以下の2ケタ人気馬”は、押さえておく必要がありそうです。
連対20頭中、16頭に芝2000mでの勝ちがあり、3頭に芝1800mの重賞連対歴がありました。
例外の1頭は、12年の勝ち馬アスカクリチャンです。
また、連対20頭中18頭に、1年以内の勝利か重賞2着がありました。
牝馬は〔010〕。
年齢別に見ておくと、3歳馬の出走はなく、4歳〔221〕、5歳〔433〕、6歳〔345〕、7歳〔100〕、8歳〔011〕。
5、6、4歳の順にいいようです。
勝ち馬10頭中、8頭が8番枠より内の馬。残る2頭は11番と12番の馬。
13番枠より外の馬は、2着に2頭いるだけ。
内枠有利と覚えておきましょう。

プロキオンS(日曜・小倉)
ダート1700m戦、GV。
例年は中京のダート1400mで施行されていた重賞が、一昨年は阪神ダート1400mで、昨年は小倉ダート1700mで、そして今年も昨年に引き続き、小倉ダート1700mで行われます。
データは過去10年です。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ3本に、万馬券3本。
昨年は9、14、12番人気の1〜3着で、馬連5万馬券、3連単194万馬券の大波乱となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞は1つだけ。
交流GTのかしわ記念から〔210〕。
その他、アンタレスS、交流GVの北海スプリントから勝ち馬が。
国際GUのゴドルフィンマイル、交流GUのさきたま杯、交流GVのかきつばた記念、芝の目黒記念、函館記念(前年)から2着馬が。
交流GVの東京スプリントから3着馬が出ています。
前走重賞組は11頭。
ダートからの9頭中、7頭は掲示板確保、残る2頭は2番人気8着と、10番人気15着の馬でした。
芝からなら、人気、着順は不問です。
OPから〔539〕。3着以内12頭に、2番人気だった馬が2頭。これ以外の3頭は、前々走で3着以内でした。
3勝クラスから〔110〕。こちらは1番人気1着馬です。
連対20頭のうち、昇級初戦だった2頭を除く、18頭中14頭にOPクラスでの勝ちがありました。
小倉のダート1700mに舞台が替わった昨年の1、2着馬にはそれぞれ、小倉ダート1700mでの勝ち、ダート1400mのOP勝ち+小倉ダート1700m2着がありました。
この舞台への適性があれば、人気薄でも台頭可能ということかもしれません。
牝馬は〔111〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔520〕、5歳〔144〕、6歳〔412〕、7歳〔023〕、8歳〔011〕。
4歳、6歳の順にいいようです。

 


 
 
週末の重賞……2022.7.1
ラジオNIKKEI賞(日曜・福島)
3歳馬によるハンデ重賞。
芝1800m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔300〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔267〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
毎年7番人気以下の伏兵が馬券圏内にいる、波乱の3歳重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔012〕。
ダービーから〔010〕。
オークスから〔010〕。
皐月賞から〔010〕。
GTからは2着まで。
青葉賞から〔101〕。
京都新聞杯から〔100〕。
重賞組は、すべて掲示板を外していた馬です。
OPのプリンシパルSから〔301〕。勝ち馬3頭は1、3着と、1番人気4着馬。3着の1頭は17着馬。
白百合Sから〔120〕。3着以内の馬。
2勝クラスから〔102〕。人気、着順は不問。
1勝クラスから〔344〕。勝ち馬10頭に、2着馬1頭。連対7頭は、すべて勝ち馬でした。
馬券圏内30頭すべてが、4月以降に1戦していました。
トップハンデは、10年で19頭いて〔210〕。
勝ち馬のハンデは56.5〜53キロで、平均54.45キロ。
2着馬は55〜53キロで、平均54.1キロ。
3着馬は56〜52キロで、平均53.5キロ。
注目はハンデ53キロの馬で〔135〕。この9頭の人気を見てみると、9番人気3頭、8番人気2頭、他の4頭も6、11、12、16番人気。
53キロで人気薄なら、黙って買いかもしれません。
なんてことを昨年も書いたら、53キロで11番人気のワールドリバイバルが2着に。今年も要注目です。
連対20頭中、18頭に芝1800mまたは2000mでの勝ちがあり、残る2頭にはOPクラスの連対実績がありました。
牝馬は〔010〕。
逃げ馬が〔113〕。捲るタイプの馬の好走例もあり、小回り適性はしっかりチェックする必要がありそうです。

CBC賞(日曜・小倉)
芝1200mのハンデ戦、GV。
例年、中京で行われる重賞ですが、一昨年は阪神での開催、今年は昨年に引き続き小倉での開催となります。
データは過去10年です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔264〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
波乱のスプリント重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
高松宮記念から〔124〕。
1400m時代の阪神牝馬Sから〔110〕。
京王杯SCから〔011〕。
その他、マイラーズCから勝ち馬が。
ヴィクトリアマイル、NHKマイルC、阪急杯から2着馬が。
海外GTのアルクオーツスプリントから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
芝のOPから〔413〕。掲示板5頭と、7、9、10着馬。
ダートのOPから〔100〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔221〕。勝ち馬3頭に、1番人気だった馬が2頭です。
トップハンデは、10年で10頭いて〔103〕。
勝ち馬のハンデは58〜51キロで、平均すると54.9キロ。
2着馬は57.5〜50キロで、平均54.4キロ。
3着馬は59〜54キロで、平均56.4キロ。
3着の牡馬で56キロ以上が7頭、55.5キロの牝馬(牡馬換算で57.5キロ)が2頭。あとは54キロの牡馬が1頭。
ハンデが重めな馬が、3着に多いのも特徴のひとつです。
勝ち馬10頭中、9頭にOPクラスの勝ちまたは重賞3着以内があり、例外の1頭は昨年のファストフォース。格上挑戦で優勝したこの馬には、小倉芝1200mでの勝ちがありました。
また、連対20頭中、17頭に芝1200mでの勝ちがあり、残る3頭は芝1200mが未経験で、かつ芝1400m以上の重賞勝ち馬でした。
牝馬は〔352〕。
年齢別では、3歳〔010〕、4歳〔011〕、5歳〔855〕、6歳〔224〕、7歳〔010〕。
抜けて5歳馬がよく、次に6歳馬。この2世代がいいようです。
過去の好走馬が、再びの好走を見せるのも、このレースの特徴です。具体的に挙げていきましょう。
12年勝ったマジンプロスパー、翌13年連覇。
13年3着サドンストーム、15年も3着。
17年2着セカンドテーブル、翌18年3着。
18年勝ったアレスバローズ、翌19年2着。
19年勝ったレッドアンシェル、翌20年3着。
今年は、昨年と同じ小倉芝1200mを逃げ切った、ファストフォースが出走予定。要注目です。
逃げ馬が〔213〕。阪神、小倉と現在2連勝中。
昨年も平坦小倉でさらに注意としたら、ファストフォースが逃げ切り勝ち。今年は果たしてどうなるのか?展開もしっかり読んで下さい。

 


 
 
週末の重賞……2022.6.24
宝塚記念(日曜・阪神)
上半期のグランプリ。
芝内回り2200m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔356〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
波乱含みのGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔432〕。人気、着順は不問。
大阪杯から〔211〕。連対3頭に、3番人気6着馬。
ヴィクトリアマイルから〔003〕。人気、着順は不問。
海外GTのドバイシーマクラシックから〔112〕。2、3着馬。
同じく、クイーンエリザベスU世Cから〔110〕。3着と2着の馬。
目黒記念から〔101〕。共に2着馬。
鳴尾記念から〔131〕。4着以内の馬。
外国馬の〔010〕といのもあります。
外国馬も含め、馬券圏内30頭すべてが前走重賞から。
好走のステップレースは限られていて、国内は5つ、海外は2つ。
国内GTは着順不問も、国内GU、GVなら4着以内、海外GTなら3着以内が必須です。
日本馬の連対19頭すべてに芝2000m以上の重賞勝ちがあり、そのうち14頭にGT勝ちが、4頭にGU勝ちがあり、GVにしか勝ちがなかったのは21年2着のユニコーンライオンだけ。
これを3着で見ても、9頭にGT、GU勝ちがあり、GV勝ちしかなかったのは18年3着のノーブルマーズだけです。
関西馬が8勝。この8頭には、すべて阪神芝での勝ちがありました。
宝塚記念で上がり最速を記録したのは11頭(最速タイが1頭)。そのすべてが〔740〕と連絡み。内回りコースですが、終いのしっかりした馬を狙えということでしょう。
牝馬は〔415〕。この牝馬10頭のうち、GT勝ちがなかったのは15年2着のデニムアンドルビーだけ。
ちなみに、現在、牝馬が3連勝中です。
年齢別で見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔316〕、5歳〔754〕、6歳〔030〕、7歳〔010〕。
馬券圏内の半数以上を占める、5歳馬がいいようです。
また、7歳で2着に来たのは18年の外国馬ワーザー。日本馬の好走は6歳までとなっています。
梅雨時で馬場が悪化しているのか、過去10年の勝ち馬10頭のうち、8頭までもが10〜16番枠。
枠で見ると、8枠の馬が7勝。
外めの枠がいいことを、頭の中に置いておいて下さい。

 


 
 
週末の重賞……2022.6.17
ユニコーンS(日曜・東京)
3歳限定のダート重賞。ダート1600m戦、GV。
データは過去10年ですが、13年は3着同着。従いまして、10年で3着は11頭となります。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔324〕。
6番人気以下〔127〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
1〜3番人気で9勝ですが、昨年は7番人気が勝利、2着も14番人気で大波乱となりました。
ステップレースを見ていきましょう。
芝のNHKマイルCから〔100〕。9着馬。
交流GUの兵庫CSから〔210〕。連対馬。
海外GUのUAEダービーから〔001〕。10着馬。
OPの青竜Sから〔143〕。連対7頭に、4着馬1頭。
端午Sから〔120〕。3着以内の馬。
伏竜Sから〔120〕。連対2頭に、9着馬。
鳳雛Sから〔111〕。3着以内の馬が2頭に、4着馬。
ヒヤシンスSから〔100〕。勝ち馬。
昇竜Sから〔001〕。4着馬。
2勝クラスから〔100〕。4着馬。
1勝クラスから〔105〕。すべて勝ち馬で、1、2番人気で勝ち上がった馬が5頭に、7番人気馬が1頭でした。
連対20頭中、OPクラスに勝ちがあったのは11頭。残りの9頭には1勝クラス勝ちがありました。
OP実績は重要でないとはいえ、前走がOPクラスでなかった馬は、わずかに2頭。連対馬のステップとしては、OPクラスがいいようです。
距離で見てみると、ダートの1600m以上に勝ちがあったのは14頭。1400m以下しか勝っていない馬は5頭。残る1頭は、芝1600mの重賞勝ち馬でした。
キャリア8戦以上は2着まで。
牝馬は〔020〕。
また、連対20頭すべてに、ダート、芝を問わず、重賞出走歴がありました。このことは、前走2勝クラス、1勝クラスを勝ち上がったばかりの馬にもあてはまります。覚えておくとよさそうです。

マーメイドS(日曜・阪神)
牝馬限定のハンデ戦。
芝2000m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔764〕、2ケタ人気馬〔232〕。
馬連3ケタはなく、万馬券5本。
大波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔002〕。
阪神牝馬Sから〔002〕。
福島牝馬Sから〔021〕。
中山牝馬Sから〔001〕。
重賞からの勝ちはなく、重賞組は人気、着順不問です。
OPの大阪城Sから〔110〕。
メイS(モンゴル大統領賞を含む)から〔101〕。
都大路Sから〔010〕。
OP組も人気、着順は不問です。
実は、3勝クラスからが最もよく〔732〕。4着以内の馬が10頭に、7着と14着の馬。
中でも、パールS組が〔512〕と好相性です。
2勝クラスから〔131〕。すべて3番人気までで勝ち上がった馬です。
トップハンデは10年で11頭いて〔111〕。
この3頭は、すべて関西の5歳馬でした。
勝ち馬のハンデは56〜50キロで、平均すると52.5キロ。
2着馬は55〜50キロで、平均52.3キロ。
3着馬は56〜50キロで、平均53.7キロ。
ハンデ55キロ以上の〔223〕に対し、54キロ以下が〔887〕。
特に51キロ以下が〔451〕ですから、軽ハンデの馬を狙いたいところ。
ちなみに現在、ハンデ51キロ、50キロの馬が4連勝中です。
連対20頭中、19頭に芝1800mまたは2000m戦での勝ちがあり、例外の1頭は芝1600mのGT桜花賞の勝ち馬でした。
また、連対20頭中、19頭が、前走芝1800mまたは2000mの出走馬。例外の1頭は芝2400mから。
芝1600mからの馬は3着までとなっています。
勝ち馬10頭すべてが関西馬。また2着馬のうち6頭も関西馬で、連対を果たした関西馬16頭中、15頭に阪神芝での勝ちがありました。
阪神芝に勝ちがなかった馬は2着に1頭いるのみ。つまり、勝ち馬には阪神芝での勝ちが必須ということです。
最後に、年齢別で見ておきましょう。
3歳〔000〕、4歳〔533〕、5歳〔466〕、6歳〔110〕、7歳〔001〕。
馬券圏内のほとんどを、4、5歳馬が占めています。
なお、2年連続しての好走は、この10年、1頭もいません。

 


 
 
週末の重賞……2022.6.9
エプソムC(日曜・東京)
芝1800m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔126〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
近年、波乱の度合いが高まっていて、20年は18番人気が3着に来て、3連単は421万馬券!伏兵の台頭には注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
マイラーズCから〔211〕。
新潟大賞典から〔122〕。
他に、ヴィクトリアマイル、京王杯SC、毎日王冠から勝ち馬が。
香港のチャンピオンズマイル、阪神牝馬S、金鯱賞から2着馬が。
中山記念、小倉大賞典、ダービー卿CTから3着馬が出ています。
重賞組は基本、人気、着順不問ですが、マイラーズCだけは2着馬2頭に、2番人気8着馬が2頭と、傾向がはっきりしています。
OPのメイS(15年のモンゴル大統領賞を含む)から〔230〕。3着以内の馬が4頭に、1番人気9着馬。
都大路Sから〔201〕。連対馬。
3勝クラス勝ち馬の〔002〕というのもあります。
連対20頭中、17頭に芝1800mの出走経験があり、15頭に勝ちが、2頭に重賞2着がありました。
また、連対20頭中、19頭に重賞3着以内またはOP勝ちがあり、例外の1頭は東京の芝で3勝クラスを勝ち上がった馬でした。
牝馬は〔110〕。この2頭には重賞の連対歴がありました。
年齢別で見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔664〕、5歳〔311〕、6歳〔133〕、7歳〔002〕。
4歳馬が抜けていいようです。
4角先頭の馬が〔114〕。前述の18番人気3着馬も、逃げ馬でした。前々で運ぶ、人気薄の馬に注目です。

函館スプリントS(日曜・函館)
函館の開幕週を飾るスプリント重賞。芝1200m戦、GV。
札幌で行われた昨年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔112〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔344〕、2ケタ人気馬〔132〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。
波乱のスプリント戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔211〕。
桜花賞から〔200〕。
ヴィクトリアマイルから〔011〕。
NHKマイルCから〔011〕。
オークスから〔001〕。
京王杯SCから〔201〕。
阪急杯から〔010〕。
重賞組の人気、着順は不問です。
芝のOPから〔241〕。3着以内5頭に、4着と6着の馬。
ダートのOPから〔010〕。14着馬。
3勝クラスから〔102〕。勝ち馬2頭と、10着馬でした。
連対18頭中、17頭に芝1400m以下の重賞での3着以内またはOP勝ちがありました。
勝ち馬9頭に限れば、8頭にOPクラスの勝ちがありました。残る1頭は、19年に勝ったカイザーメランジェですが、この年は、有力馬を含む6頭が直前に除外となり、7頭立ての競馬。これを例外と考えれば、勝ち馬にはOPクラスの勝ちが必須ということになります。
また別の見方では、連対18頭中、11頭に重賞勝ちがあり、5頭に芝1200mのOP勝ちが、1頭に重賞2着があり、1頭にOP3着がありました。
さらに、連対18頭中、12頭に芝1200mでの勝ちがあり、5頭に芝1400mまたは芝1600mの重賞勝ちがありました。
牝馬は〔226〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔222〕、4歳〔133〕、5歳〔412〕、6歳〔121〕、7歳〔110〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。
このうち、6歳以上で馬券に絡んだ7頭の人気を見ると、6、7、8、10、10、11、14番人気。
人気薄のベテランの激走に注意が必要です。
開幕週の馬場らしく、逃げ馬が〔211〕。近3年は、連続して連絡み。中には10番人気も1頭。逃げ馬は要チェックです。

 


 
 
週末の重賞……2022.6.3
安田記念(日曜・東京)
春のマイル王決定戦。
芝1600m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔332〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔435〕、2ケタ人気馬〔024〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1番人気の複勝率は8割ですが、なかなか勝てずに現在6連敗中です。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔200〕。連対馬。
天皇賞・秋から〔100〕。3番人気12着馬。
ヴィクトリアマイルから〔040〕。4着以内の馬。
大阪杯(GU時代の産経大阪杯を含む)から〔012〕。掲示板確保の馬。
マイルCSから〔010〕。9着馬。
NHKマイルCから〔001〕。勝ち馬。
海外GTのドバイデューティフリーから〔100〕。勝ち馬。
チャンピオンズマイルから〔010〕。勝ち馬。
ドバイターフから〔001〕。勝ち馬。
前走が海外のレースだった馬の好走は勝ち馬に限られます。
京王杯SCから〔221〕。連対2頭に、1、2番人気が1頭ずつ。5番人気7着馬が1頭です。
マイラーズCから〔105〕。掲示板5頭と、10着馬が1頭。
中山記念から〔010〕。3着馬。
ダービー卿CTから〔200〕。連対馬。
OPの安土城Sから〔100〕。2着馬です。
連対20頭中、19頭に距離を問わず重賞勝ちがあり、例外の1頭には芝1600mの重賞2着がありました。
また、15頭に芝1600mの重賞勝ち、または芝1600mのGTでの3着がありました。
さらに、連対20頭中、17頭に東京芝での勝ちがあり、残る3頭は東京芝への出走回数が0か1の馬でした。
過去10年の勝ち馬10頭すべてが、前走3着以内か3番人気までに推されていた馬。
近6年の馬券圏内18頭で見ても、すべてがこれを満たしていました。
牝馬は〔140〕。これは、すべて近4年でのもの。現在、ヴィクトリアマイルからの牝馬が、4年連続で2着に来ています。
年齢別に見てみると、3歳〔001〕、4歳〔422〕、5歳〔353〕、6歳〔323〕、7歳〔011〕。
4〜6歳の3世代が中心のよう。
また、過去の好走馬が、再びの好走を見せるのも特徴のひとつ。
具体的に挙げていきましょう。
12年2着のグランプリボス、14年も2着。
13年2着のショウナンマイティ、翌14年3着。
15年勝ったモーリス、翌16年2着。
16年勝ったロゴタイプ、翌17年2着。
18年2着のアエロリット、翌19年も2着。
19年勝ったインディチャンプ、翌20年3着。
19年3着のアーモンドアイ、翌20年2着。
20年勝ったグランアレグリア、翌21年2着。
今年は、昨年3着だったシュネルマイスターが出走を予定。出てきたら、要注目です。
過去10年、良馬場で行われた9回のうち、1分31秒台が6回、30秒台も1回あります。
持ち時計もチェックして、速い時計への対応が出来るかどうか、考察を加えてみて下さい。

鳴尾記念(土曜・中京)
芝2000m、GV。
例年、阪神で行わてきたレースですが、今年も昨年に引き続き、中京での施行。データはそれも含めた過去10年です。
1番人気は〔240〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔343〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
阪神での9回は、毎年1〜3番人気の馬が馬券に絡んでいましたが、中京開催の昨年は8、9、5番人気の1〜3着。馬連万馬券、3連単63万馬券の大波乱となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
天皇賞・春から〔300〕。
ヴィクトリアマイルから〔020〕。
大阪杯(GU時代の産経大阪杯も含む)から〔013〕。
中山記念から〔200〕。
新潟大賞典から〔133〕。
他に、京王杯SCから勝ち馬が。
海外GTの香港C、小倉大賞典から2着馬が。
有馬記念、日経賞から3着馬が出ています。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPの都大路Sから〔121〕。
福島民報杯から〔100〕。
大阪城Sから〔001〕。
OP組も、人気、着順は不問です。
3勝クラスから〔100〕。こちらは勝ち馬です。
連対20頭中、14頭に重賞勝ちがあり、残る6頭中4頭にも重賞2着かOP勝ちがありました。
また、連対20頭中、16頭に芝2000mでの勝ちがあり、残る4頭中3頭には芝2000m以上の重賞での2着がありました。
前走の人気、着順は不問ですが、連対20頭のうち、OPクラスでの連対が無かった馬は2頭だけ。近走成績よりも、過去の実績を重視してみて下さい。
牝馬は〔020〕。2頭共、当日1番人気に推された馬です。
年齢別に見ておきましょう。
3歳〔000〕、4歳〔235〕、5歳〔531〕、6歳〔223〕、7歳〔021〕、8歳〔100〕。
5歳馬がいいようです。
連対20頭は、すべて関西馬。関東馬は3着に2頭だけ。関西馬が関東馬を圧倒しています。

 


 
 
週末の重賞……2022.05.27
日本ダービー(日曜・東京)
東京優駿。2019年生まれのサラブレッド、7522頭の頂点を決めるレース。
芝2400m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔322〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔331〕。
6番人気以下〔106〕、2ケタ人気馬〔103〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
1〜5番人気でのワンツーが9回もあり、大きな波乱は稀のよう。
ただ、4年連続で9番人気以下の伏兵が馬券圏内に。穴党は3着伏兵のイメージでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
馬券圏内の2/3を占めるのが皐月賞組で〔785〕。1着6頭、2着4頭、3着4頭、4着1頭、5着1頭。以下、1番人気6着、2番人気6着、1番人気7着、4番人気8着の馬です。
TRの青葉賞から〔013〕。連対3頭に、3番人気6着馬。
もうひとつ、OPのプリンシパルSから〔001〕。1番人気1着馬。
TRからの勝ちはありません。
京都新聞杯から〔211〕。連対馬。
毎日杯から〔100〕。勝ち馬です。
連対20頭中、19頭に重賞勝ちがあり、残る1頭にも重賞2着(京都新聞杯クビ差2着の19年優勝馬ロジャーバローズ)がありました。
芝1800m以上の重賞に出走経験がありながら、3着以内がない馬の馬券圏内はありません。
必須ではないものの、あったほうがいいものは、
デビュー2戦目まででの勝ち上がり(18頭)
芝2000m以上への出走経験(19頭)
芝2000m以上での勝ち(16頭)
複勝率80%以上(17頭)
なお、騎手が騎乗馬に初騎乗での優勝は、67年間、一度もありません。
キャリア4〜6戦の馬が、馬券圏内30頭中26頭を占めています。
キャリア10戦以上の馬の馬券圏内はありません。
さて、最も好走馬を輩出している皐月賞組を、もう少し掘り下げてみましょう。
皐月賞から馬券圏内に来た20頭の前々走を見ると、重賞連対が17頭、重賞1番人気だった馬(4、5着)が2頭、OP勝ちが1頭。
皐月賞4着以下からダービーで連対を果たした馬は4頭いますが、そのうち3頭は皐月賞で勝ち馬から0秒4差以内。残る1頭は0秒8差の7着も、皐月賞1番人気に推された、18年優勝のワグネリアンでした。
皐月賞組の、取捨選択の参考にしてみて下さい。

目黒記念(日曜・東京)
芝2500mのハンデ戦、GU。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔546〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
馬券圏内のちょうど半数を6番人気以下の伏兵が占める、波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
天皇賞・春から〔111〕。
日経賞から〔110〕。
新潟大賞典から〔200〕。
ダイヤモンドSから〔101〕。
その他、AJCCから2着馬が。
大阪杯、有馬記念、日経新春杯、阪神大賞典から3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPの大阪―ハンブルクC(2400m時代も含む)から〔220〕。4着以内の馬。
メトロポリタンSから〔134〕。人気、着順は不問。
福島民報杯から〔010〕。5着馬。
3勝クラスから〔210〕。勝ち馬。
OPと3勝クラスからで〔574〕。伏兵は、このあたりに潜んでいそうです。
トップハンデは10年で13頭いて〔102〕。
勝ち馬のハンデは58〜52キロで、平均すると55.1キロ。
2着馬は57〜54キロで、平均55.45キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均55.4キロ。
52キロでの勝ち馬は牝馬(昨年の優勝馬ウインキートス)で、牡馬換算なら54キロ。
それも含め、馬券圏内30頭中、29頭が54キロ以上。例外は53キロで3着に来た、昨年のアドマイヤアルバのみです。
馬券圏内30頭の前走距離に着目すると、24頭が2400m以上、2200mが2頭、2000mが4頭となっています。
連対20頭中、18頭に芝2300m〜2600mでの勝ちがあり、残る2頭のうち、1頭は芝2500mの有馬記念4着、もう1頭は芝2400mのOPに2着がありました。
牝馬は〔110〕。
最後に年齢別にみておくと、4歳〔422〕、5歳〔272〕、6歳〔212〕、7歳〔203〕、8歳〔001〕。
馬券に絡んだ7、8歳馬の人気を見ると、1、8、8、9、11、13番人気。
人気薄のベテランに注意が必要です。

葵S(土曜・京都)
3歳馬による芝1200m戦、GV。
重賞に格上げされたのが18年のこと。
また、昨年は京都から舞台を中京に移しましたが、今年も引き続き中京での開催。
その昨年も含む、データは過去4年で見ていきたいと思います。
なお、18年は2着同着。従いまして、4年で2着は5頭、3着は3頭となります。
1番人気は〔200〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔231〕、2ケタ人気馬〔120〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
毎年1〜3番人気が連に絡む一方で、9番人気以下も連に絡んでいるという、大波乱の短距離重賞です。
ちなみに、中京開催の昨年は、13、3、9番人気の1〜3着。馬連26560円、3連単は145万馬券でした。
ステップレースを見ていきましょう。
桜花賞から〔011〕。17着と10着の馬。
ファルコンSから〔100〕。9着馬。
アーリントンCから〔010〕。13着馬。
OPのマーガレットSから〔111〕。掲示板確保の馬。
橘Sから〔110〕。3着と13着の馬。
1勝クラスから〔111〕。勝ち馬です。
初勝利を挙げてすぐの馬の馬券圏内はありません。
連対9頭には、1勝クラス以上での芝1200m戦に勝ちがありました。
また、毎年、前走OPクラスの芝1400m以上のレースで1秒以上離された馬が連絡み。
この2つの穴ポイントから候補馬を絞り、あとは1〜3番人気と9番人気以下に振り分けて、馬券を組み立ててみる。
これが葵Sの攻略法かもしれません。
牝馬は〔332〕。昨年は1〜3着を独占するなど、牡馬を圧倒しています。覚えておいて下さい。

 


 
 
週末の重賞……2022.05.19
オークス(日曜・東京)
牝馬3冠レースの2冠目。
芝2400m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔133〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
1〜3番人気で9勝と、一見堅そうですが、近3年は2ケタ人気馬が馬券圏内に。伏兵の台頭にも注意を払いたいレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
桜花賞からが最もよく〔754〕。3着以内が12頭。3着を外した4頭は、桜花賞4番人気以内で、かつ前々走は重賞勝ちの馬。巻き返しの条件として覚えておくとよさそうです。
皐月賞から〔001〕。11着馬。この馬も前々走では重賞を勝っていました。
ふたつのTR、まずはフローラSから〔143〕。連対6頭に、2番人気3着と1番人気5着の馬。
もうひとつ、OPのスイートピーSから〔010〕。勝ち馬。
OPの忘れな草賞から〔201〕。3番人気までで1着の馬。
1勝クラスから〔001〕。連勝中の馬でした。
前走が桜花賞以外で、4着以下だった馬の連対はありません。
これを3着で見ても、2頭だけとなっています。
連対20頭中、13頭に重賞勝ちがあり、残りの7頭にも重賞2着またはOP勝ちがありました。
また、連対20頭中、14頭に東京芝での勝ちまたは東京芝の重賞での2着があり、残りの6頭は東京の経験がない関西馬でした。
馬券圏内30頭中、前走が桜花賞以外なら、芝1800mか2000mのOPクラス勝ち、あるいは同距離の重賞3着以内が必須です。
さらに、芝1800m以上のOPクラスに4着以下があった馬の連対はありません。
キャリア2戦以下、8戦以上の馬の馬券圏内はなく、キャリア7戦の馬も3着に1頭だけ。
好走はキャリア3〜6戦に集中しています。
絶対ではありませんが、連対のためにあったほうがいいものは、
連対率60%以上(19頭)
複勝率80%以上(15頭)
騎手の継続騎乗(16頭)
15番枠より外の馬は〔012〕。極端な外枠は割り引きが必要です。
逃げ馬の馬券圏内はなく、差し、追い込み馬の天下になっています。鋭い末脚の持ち主を探してみて下さい。

平安S(日曜・中京)
ダート1900m戦、GV。
施行時期と距離が変更になったのが、13年のこと。今年も昨年に引き続き中京での開催ですが、データはそれも含む過去9年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔410〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔241〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
9年のうち、8回で1〜3番人気が連に絡んでいる一方で、万馬券は2万馬券に5万馬券。難解な1戦と言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
フェブラリーSから〔211〕。人気、着順は不問です。
交流GTの東京大賞典から〔100〕。2番人気1着馬。
海外GTのサウジCから〔001〕。6着馬。
交流GUのダイオライト記念から〔110〕。1番人気1着馬。
同じくエンプレス杯から〔001〕。1番人気1着馬。
アンタレスSから〔333〕。掲示板6頭に、3、4、9番人気だった馬。
マーチSから〔020〕。5着馬と1番人気14着馬。
交流GVのマリーンCから〔011〕。1番人気で連対の馬。
OPの仁川Sから〔110〕。勝ち馬と5番人気11着馬。
ブリリアントSから〔102〕。掲示板2頭に、1番人気14着馬。
条件戦からの馬券圏内はありません。
また、馬券圏内27頭中、26頭が2月以降に少なくとも1走はしていました。
加えて、前走が地方交流重賞だった馬は、1、2番人気での連対が必須となります。
連対18頭すべてにダート1800m以上での勝ちがあり、そのうち14頭は重賞を勝っていました。
また、馬券圏内27頭中、2戦続けて掲示板を外していたのは、19年2着のモズアトラクションだけ。この馬も前々走の6着は3着からハナ、クビ、クビの差ですから、凡走が続いている馬は軽視してよさそうです。
牝馬は〔012〕。当日3、4番人気に推されていた馬です。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔431〕、5歳〔423〕、6歳〔121〕、7歳〔023〕、8歳〔001〕。
4、5歳馬が中心のようです。
実は、馬券圏内27頭のすべてが関西馬。関東馬を圧倒しています。

 


 
 
週末の重賞……2022.05.12
ヴィクトリアマイル(日曜・東京)
牝馬によるマイル女王決定戦。芝1600m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔320〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔455〕、2ケタ人気馬〔142〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
2、3番人気が不振。2本の万馬券は、3万馬券と4万馬券ですから、荒れる時は大きく荒れる牝馬GTです。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔102〕。人気、着順は不問。
有馬記念から〔100〕。1番人気9着馬。
大阪杯から〔100〕。4着馬。
GU時代の産経大阪杯から〔111〕。順に6、7、3着馬。
1400m時代の阪神牝馬Sから〔111〕。人気、着順は不問。
1600mになった阪神牝馬Sから〔334〕。掲示板9頭に、3番人気9着馬。
中山牝馬Sから〔220〕。掲示板確保または4番人気までに推されていた馬。
福島牝馬Sから〔012〕。掲示板確保の馬。
京都牝馬Sから〔010〕。勝ち馬。
ダービー卿CTから〔010〕。2着馬です。
馬券圏内30頭すべてが前走重賞出走馬。
また、30頭中、28頭が3月以降に1走はしていました。
連対20頭中、19頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る1頭は、前年のこのレースで3着だった15年の優勝馬ストレイトガールです。
また、連対20頭中、18頭に重賞勝ちがあり、残る2頭にも重賞2、3着がありました。このうち、芝1600mの重賞を勝っていたのは13頭です。
さらに、連対20頭中、16頭に東京芝での勝ち、または東京芝の重賞での2、3着がありました。
実は、前走1着の馬の優勝がありません。
連対20頭で見ても、前走で3着以内だったのは7頭のみ。
前走で馬券に絡めなかった残りの13頭を見てみると、12頭が過去にGT3着以内があるか、前々走で重賞連対の馬。このあたりが、巻き返しの条件になりそうです。
ちなみに例外の1頭は、前走4着から2着に来た17年のデンコウアンジュです。
年齢別で見ていきましょう。4歳〔463〕、5歳〔436〕、6歳〔111〕、7歳〔100〕。
若い順にいいようです。
また、勝ち馬を輩出する枠に偏りがあり、優勝馬は4〜6番枠と11〜14番枠に限られます。
間も含む、4〜14番枠で〔1077〕。極端な内と外は狙いを下げたくなります。
過去の好走馬が、ふたたび、三たびの好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に挙げていきましょう。
12年勝ったホエールキャプチャ、翌13年2着。
13年勝ったヴィルシーナ、翌14年も連覇。
14年3着ストレイトガール、翌15年優勝、16年連覇。
17年3着ジュールポレール、翌18年優勝。
19年勝ったノームコア、20年3着。
今年は、昨年3着だったマジックキャッスルが登録。出走してきたら、要注目です。

京王杯スプリングC(土曜・東京)
芝1400m戦、GU。
過去10年、1番人気は〔300〕、2番人気は〔223〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔165〕、2ケタ人気馬〔131〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
1000円台も1回だけという、波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念からが最もよく〔522〕。人気、着順は不問です。
マイラーズCから〔012〕。人気、着順は不問。
阪神Cから〔001〕。勝ち馬。
東京新聞杯から〔231〕。3着以内または3番人気までに推されていた馬。
ダービー卿CTから〔222〕。掲示板5頭に、10着馬。
京都牝馬Sから〔010〕。2着馬。
OPから〔101〕。5着と6着の馬。
3勝クラスから〔011〕。こちらは勝ち馬です。
前走がGT、GUなら、人気、着順は不問。
GV以下からの17頭を見てみると、掲示板確保が14頭。2頭が3、4番人気だった馬。残りの1頭は、例外的にダービー卿CT10番人気10着の馬でした。
勝ち馬10頭の前走を見ると、5頭が芝1200mの高松宮記念から。残る5頭は芝1600m戦から。
芝1200戦からの優勝は高松宮記念に限られ、芝1400m戦からの馬は2着までということになります。
また、勝ち馬10頭中、7頭に重賞勝ちがあり、2頭に重賞2、3着が複数回ありました。例外の1頭は、前々走で3勝クラスを勝ち上がったばかりで、前走初のOPで5着だった、18年の優勝馬ムーンクエイクです。
牝馬は〔010〕。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔404〕、5歳〔344〕、6歳〔132〕、7歳〔120〕、8歳〔110〕。
若い順にいいようですが、ベテランの大駆けにも注意が必要です。

 


 
 
週末の重賞……2022.05.06
NHKマイルC(日曜・東京)
3歳マイル王決定戦。
芝1600m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔358〕、2ケタ人気馬〔133〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。
馬券圏内の半数以上が、6番人気以下の伏兵。波乱のGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは2つのTRから。
ニュージーランドTから〔302〕。3着以内3頭に、5着と7着の馬。
アーリントンCから〔103〕。3着以内の馬。
その他、桜花賞から〔220〕。掲示板3頭に、15着馬。
皐月賞から〔211〕。人気、着順は不問です。
弥生賞から〔101〕。2着馬と12着馬。
スプリングSから〔011〕。12着と7着の馬。
ファルコンSから〔111〕。連対馬。
毎日杯から〔020〕。2着と4着の馬。
フラワーCから〔010〕。勝ち馬。
京成杯から〔001〕。1番人気10着馬。
OPの橘Sから〔010〕。勝ち馬。
アネモネSから〔010〕。4着馬。
馬券圏内30頭すべて、前走はOPクラスからとなっています。
連対20頭中、16頭に重賞連対歴があり、残る4頭にもOPクラスの勝ちがありました。
また、連対20頭中、15頭に芝1600mでの勝ち、または芝1600mの重賞に2着がありました。
さらに、連対20頭中、15頭が新馬戦で勝ち上がっていて、年明けデビューの馬は、全勝で、なおかつ重賞勝ちが必要です。
加えて、連対20頭のうち、19頭が連対率50%を超えていました。
牝馬は〔231〕。
馬券圏内30頭中、26頭の前走が芝1600m以上のレース、残る4頭は芝1400m戦から。
また、馬券圏内30頭中、29頭が3月以降に少なくても1走していました。例外の1頭は、13年3着のフラムドグロール。1月の京成杯からでした。
キャリア2戦以下と、10戦以上の馬の馬券圏内はありません。
逃げ馬が〔311〕。
展開をしっかり読むことも重要なようです。

新潟大賞典(日曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦、GV。
過去10年、1番人気は〔023〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔320〕。
6番人気以下〔456〕、2ケタ人気馬〔232〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
1、2番人気に勝ちがない、大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースは、実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
金鯱賞から〔110〕。
中山記念から〔020〕。
GU時代の産経大阪杯から〔011〕。
小倉大賞典から〔101〕。
その他、ダートのフェブラリーSから勝ち馬が。
有馬記念、AJCC、函館記念から2着馬が。
日経賞、日経新春杯、東京新聞杯から3着馬が出ています。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPの福島民報杯から〔303〕。連対5頭に、8着馬。
大阪―ハンブルクCから〔010〕。2着馬。
3勝クラスから〔212〕。すべて3番人気以内で勝ち上がった馬です。
トップハンデは、10年で18頭いて〔120〕。
勝ち馬のハンデは57〜54キロで、平均すると55.55キロ。
2着馬は57.5〜54キロで、平均56.3キロ。
3着馬は56.5〜54キロで、平均55.5キロ。
54キロ未満の馬の馬券圏内はなく、57キロを超える馬は2着までとなっています。
連対20頭すべてに、芝1800m以上での勝ちがありました。
また、連対20頭すべてに、芝2000mでの勝ち、または芝2000mのOPクラスでの掲示板確保がありました。
牝馬は〔000〕。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔333〕、5歳〔312〕、6歳〔135〕、7歳〔230〕、8歳〔100〕。
7、8歳で馬券に絡んだ6頭の人気は、5、5、9、10、11、13番人気。
人気薄のベテランの激走に、注意が必要です。

京都新聞杯(土曜・中京)
日本ダービーへの“東上最終切符”を賭けた戦い。
芝2200m戦、GU。
例年は京都での施行ですが、今年も昨年に引き続き、中京で行われます。
データは過去10年です。
1番人気は〔231〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔244〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
昨年は、3、1、2番人気が1〜3着と、人気馬が上位を占めましたが、今年は果たして?
ステップレースを見ていきましょう。
皐月賞から〔110〕。10着馬と7着馬。
スプリングSから〔011〕。7着馬と4着馬。
弥生賞から〔001〕。5着馬。
毎日杯から〔211〕。勝ち馬1頭に、4着馬が3頭。
共同通信杯から〔100〕。2番人気10着馬。
きさらぎ賞から〔001〕。3着馬。
OPの若葉Sから〔010〕。1番人気4着馬。
すみれSから〔001〕。2番人気5着馬。
1勝クラスからが最もよく〔664〕。連対13頭に、4、6、7着馬。連対を外したこの3頭も、前々走では連に絡んでいました。
新馬、未勝利勝ちからの馬券圏内はありません。
また、2走続けて連を外していたのは1頭だけ。その1頭も、前々走はGT3着でした。
連対20頭中、15頭に芝2000m以上での勝ち、または芝2000m以上のOPクラス3着以内があり、残る5頭にも芝1800mでの連対歴がありました。
芝1800m未満のレースにしか好走歴のない馬は、苦戦の傾向にあるようです。
また、連対20頭中、9頭にOPクラス3着以内が、9頭に1勝クラスでの連対歴がありました。例外こそあれど、このあたりが連対のためのボーダーラインかと思います。
キャリア2戦以下の馬は3着に1頭のみ、逆に9戦以上の馬の馬券圏内もありません。

 


 
 
週末の重賞……2022.04.28
天皇賞・春(日曜・阪神)
古馬最高峰のレース。
芝3200m戦、GT。
例年は京都での施行ですが、昨年に続き、今年も阪神で行われます。データは、過去10年です。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔402〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1〜3番人気で8勝、勝てなかった2年も連には絡んでいて、波乱はヒモ荒れで起きるよう。
ステップレースを見ていきましょう。
大阪杯から〔110〕。1着馬と4番人気13着馬。
GU時代の産経大阪杯から〔110〕。2着と3着の馬。
有馬記念から〔100〕。4着馬。
阪神大賞典から〔334〕。3着以内7頭に、4、6、10着馬。
日経賞から〔324〕。3着以内8頭に、2番人気5着馬。
AJCCから〔100〕。2着馬。
京都記念から〔011〕。1着と4着の馬。
日経新春杯から〔010〕。勝ち馬。
ダイヤモンドSから〔010〕。勝ち馬。
外国馬の〔001〕というのもあります。
外国馬を除く、馬券圏内29頭すべてが、前走重賞から。
GT、GUからが28頭に、GVからが1頭。
掲示板外しは3頭のみ。この3頭の前走人気は4、5、6番人気でした。
連対20頭中、19頭にGTまたはGUでの勝ちがあり、残る1頭にもGT3着とGU2着がありました。
また、連対20頭中、14頭に芝3000m以上のGT3着以内があり、それを持たない6頭はGTまたはGU勝ちに加え、前走重賞3着以内が必須です。
連対20頭中、芝3000m以上のレースに出走歴のある馬は、18頭を数えます。
牝馬は〔001〕。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔324〕、5歳〔631〕、6歳〔142〕、7歳〔003〕、8歳〔010〕。
5歳馬が中心のよう。
なお、7歳以上で馬券に絡んだ4頭は、6、8、10、13番人気と低評価。人気薄のベテランの激走に、注意が必要です。

青葉賞(土曜・東京)
3歳馬による、ダービーTR。上位2着までに、優先出走権が与えられます。
芝2400m戦、GU。
過去10年、1番人気は〔333〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔333〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1番人気の複勝率は90%ですが、それでも波乱含みの結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
弥生賞から〔210〕。3、4、6着の馬。
スプリングSから〔100〕。7着馬。
京都2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
共同通信杯から〔011〕。3着と4着の馬。
京成杯から〔010〕。2着馬。
OPのすみれSから〔001〕。2番人気7着馬。
実は、1勝クラスからが最もよく〔678〕。勝ち馬18頭に、2、3、4着馬。
新馬、未勝利勝ちからの馬券圏内はありません。
前走重賞組で3着を外した4頭は、いずれも勝ち馬から0秒7差以内。取捨選択の目安にしてみて下さい。
1勝クラスから馬券圏内に来た21頭の、前走距離を見てみると、2200m以上が20頭、例外の1頭は1600mから。この馬、青葉賞は3着でした。
連対20頭中、19頭に芝2000m以上での勝ちがあり、例外の1頭には芝1800mの勝ちと芝2000mの重賞で4着がありました。
キャリア8戦以上の馬の馬券圏内はありません。

 


 
 
週末の重賞……2022.04.19
フローラS(日曜・東京)
3歳牝馬による、オークスTR。上位2頭までに優先出走権が与えられます。
芝2000m戦、GU。
過去10年、1番人気は〔310〕、2番人気は〔152〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔133〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
2度の馬連3ケタは9年前と10年前のもの。
逆に、3本の万馬券は近5年で出現したもの。
波乱の度合いは、高まっているのかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。
フラワーCから〔134〕。掲示板7頭に、6着馬1頭。
クイーンCから〔021〕。人気、着順は不問です。
アネモネSから〔100〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔743〕。連対11頭に、4、6、8着の馬。
未勝利勝ちから〔112〕。1番人気で勝ち上がった馬が3頭に、5番人気で勝ち上がった馬が1頭です。
最も好走馬を輩出している1勝クラスからの馬ですが、連対を果たした11頭は、前走連対10頭と2番人気4着の馬。
また、前走未勝利勝ちから連対の2頭は、1番人気で勝ち上がった馬に限られます。
前走重賞から勝ったのは、昨年のクールキャットのみです。
前走芝1600mから馬券圏内に来たのは、クイーンCとアネモネSのみ。あとはすべて芝1800m以上からとなっています。
連対20頭中、19頭に芝1800m以上への出走歴があり、例外の1頭は芝1600mを連勝中で、デビューから連対パーフェクトの馬。
芝1800m以上を経験済みの19頭のうち、17頭に勝ちがあり、1頭に2着がありました。
残る2頭は、芝1800mの重賞掲示板の馬と、芝1800mの1勝クラス4着の馬です。
キャリア1戦の馬の馬券圏内はなく、逆に8戦以上の馬は2着までとなっています。
外枠不利と言われる、東京芝2000m戦。過去10年の勝ち馬10頭中、7頭が8番枠より内の馬。
昨年こそ、15番と12番のワンツーでしたが、内枠有利はちょっと頭の中に置いておく必要がありそうです。

マイラーズC(日曜・阪神)
芝1600m戦、GU。
例年、京都で行われている重賞ですが、今年は昨年に引き続き、阪神での施行。データは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
波乱含みのマイル重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔001〕。2着馬。
海外GTの香港マイルから〔101〕。12着と6着の馬。
中山記念から〔300〕。4着以内の馬。
阪神Cから〔200〕。3着以内の馬。
金鯱賞から〔100〕。勝ち馬。
スワンSから〔010〕。2着馬。
東京新聞杯から〔024〕。3着以内3頭に、3番人気までが3頭。
阪急杯から〔020〕。2着と7着の馬。
京都金杯から〔002〕。勝ち馬。
ダービー卿CTから〔001〕。14着馬。
オーシャンSから〔001〕。5着馬。
OPから〔250〕。連対4頭に、2番人気までが2頭と、5番人気12着馬。
馬券圏内30頭すべてが、前走OPクラスからの馬でした。
芝1200mからの馬は、3着に1頭だけ。
連対20頭中、15頭が芝1600mの重賞に3着以内があるか、OP勝ちのある馬。
1頭が芝1600mのOP5着+芝1800mの重賞に2着があった馬。
2頭が芝1600mで2勝以上の馬。
残る2頭は、ここが初の芝1600m戦だった馬です。
中4週以内の馬に勝ちなし。
今年は3月19日、20日の出走で、中4週です。
牝馬は〔000〕。
年齢別に見ておくと、4歳〔352〕、5歳〔516〕、6歳〔111〕、7歳〔111〕、8歳〔020〕。
5、4歳が中心ですが、ベテランの頑張りにも注意が必要です。
馬券圏内30頭中、前走着順と前走人気のどちらにも“5”以内の数字がない馬は3頭だけ。好成績か高い人気の、いずれか一方は欲しいようです。

福島牝馬S(土曜・福島)
牝馬限定の芝1800m戦、GV。
昨年は新潟での施行。今年は福島に戻ったので、昨年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔231〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔115〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
9回中、5回で2ケタ人気馬が馬券圏内に。そのうち2回は、2ケタ人気馬が2頭も馬券に絡んでいます。大波乱もある牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的に好相性なのが中山牝馬S組で〔762〕。3着以内8頭に、4〜8着の馬が7頭。中山牝馬S組のワンツーが6回もあります。
愛知杯から〔201〕。人気、着順は不問。
勝ち馬は、この2つの重賞からのみとなります。
京都牝馬Sから〔001〕。9着馬。
阪神牝馬Sから〔001〕。11着馬。
OPの六甲Sから〔001〕。12着馬。
3勝クラスから〔023〕。人気、着順は不問。
2勝クラスから〔010〕。勝ち馬です。
連対18頭中、17頭に芝1800mでの勝ち、または芝1800mの重賞3着以内があり、例外の1頭は前走中山牝馬Sで、勝ち馬から0秒2差の6着だった馬です。
また、連対18頭中、距離にかかわらず、15頭に重賞3着以内があり、3頭にはOPでの掲示板がありました。
年齢別では、4歳〔242〕、5歳〔455〕、6歳〔202〕、7歳〔100〕。
5歳馬が中心のようです。

 

 
 
週末の重賞……2022.04.15
皐月賞(日曜・中山)
3歳クラシック第1弾。芝2000m、GT。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔123〕。
6番人気以下〔325〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
波乱含みのGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは3つのTRから。
スプリングSから〔213〕。連対馬。
弥生賞から〔052〕。4着以内の馬。
OPの若葉Sから〔021〕。連対馬。
その他、ホープフルSから〔200〕。勝ち馬。
朝日杯FSから〔010〕。勝ち馬。
共同通信杯から〔502〕。連対6頭に、1番人気5着馬。
毎日杯から〔100〕。勝ち馬。
アーリントンCから〔010〕。勝ち馬。
きさらぎ賞から〔001〕。勝ち馬。
京成杯から〔001〕。勝ち馬。
馬券圏内30頭のうち、前走が弥生賞以外で連を外していたのは、昨年3着のステラヴェローチェのみ。この馬、共同通信杯1番人気5着から。
また、弥生賞組も4着までとなっています。
加えて、馬券圏内30頭中、前走3番人気以内だった馬が23頭。残る4番人気以下の7頭ですが、弥生賞組は5番人気まで、弥生賞以外なら1着で人気は不問となります。
連対20頭中、16頭に重賞勝ちが、2頭に重賞2着があり、残る2頭にもOP勝ちがありました。連対にOP実績は必須なよう。
また、連対20頭中、19頭に芝1800m、2000mでの勝ちがありました。例外の1頭は、デビューから芝1600mばかりを走って、3戦3勝。その中にはGT朝日杯FSを含む、重賞2勝がありました。
芝1800m、2000mに勝ちがなかった馬は、3着で見ても2頭だけです。
さらに、連対20頭すべてが2勝以上。1勝馬は3着に1頭いるだけ。
また、連対20頭中、19頭は、デビュー以来掲示板を外していなかった馬です。
キャリア2戦以下と8戦以上の馬の、馬券圏内はありません。
逆に、キャリア3〜5戦の馬が〔9109〕。馬券圏内のほとんどを占めていることを、覚えておくといいかもしれません。

アンタレスS(日曜・阪神)
ダート1800m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔511〕、2番人気は〔132〕、3番人気は〔223〕。
6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気馬が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
チャンピオンズC(旧JCダートを含む)から〔110〕。人気、着順は不問です。
フェブラリーSから〔010〕。3着馬。
東海Sから〔003〕。人気、着順は不問。
交流GUのダイオライト記念から〔121〕。連対馬。
平安Sから〔100〕。勝ち馬。
マーチSから〔034〕。連対4頭と、4、6、11着馬。
交流GVの名古屋大賞典から〔431〕。3着以内7頭に、1番人気4着馬。
OPの仁川Sから〔200〕。1番人気1着馬。
名古屋城Sから〔100〕。1番人気1着馬。
総武Sから〔001〕。13着馬。
馬券圏内30頭すべて、前走はOPクラス出走馬です。
連対20頭中、18頭に重賞3着以内があり、1頭にはOP勝ちがありました。残る1頭は、前々走で3勝クラスを勝ち、ここが重賞2戦目の馬。
また、連対20頭中、18頭にダート1800〜2000mのOPクラスでの勝ちがあり、1頭は芝1800mとダート1700mに勝ちがあった馬。ダートにも芝にも1800〜2000mでの勝ちがないのは、1頭だけとなっています。
斤量面で見てみると、58キロ以上の馬は〔032〕。勝ち馬は57キロまで。
牝馬は〔000〕。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔242〕、5歳〔612〕、6歳〔135〕、7歳〔021〕、8歳〔100〕。
5歳馬がいいようです。
実は、6歳以上で連対を果たした7頭すべてが、前走も重賞で連対していました。ベテラン馬の取捨選択の参考にしてみて下さい。

アーリントンC(土曜・阪神)
3歳馬によるNHKマイルCのTR。上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
芝1600m、GV。
4月の施行に替わったのが18年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔300〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
12、7、11番人気で決まった19年の3連単は、139万馬券となりました。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔300〕。2、3着馬と、3番人気9着馬。
フィリーズレビューから〔100〕。4着馬。
京成杯から〔010〕。5番人気11着馬。
シンザン記念から〔001〕。2着馬。
1勝クラスから〔022〕。1または2番人気で勝った馬。
未勝利戦勝ちから〔011〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
勝ち馬は、すべて前走重賞出走馬。
2、3着馬は、重賞以外なら勝ち必須です。
馬券圏内12頭のうち、11頭に芝1400m以上での勝ちがあり、例外の1頭は芝1200mにしか勝ちがありませんでしたが、芝1400mの重賞に0秒1差の4着がありました。
前走1200m戦からの馬券圏内はありません。
牝馬は〔110〕です。
わずか4回のデータだけに、覆される部分は大きいかもしれません。でも、迷った時には、いくつかのデータから予想を組み立てるのも面白いかと思います。

 


 
 
週末の重賞……2022.04.06
桜花賞(日曜・阪神)
3歳牝馬クラシック第1弾。
芝1600m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔131〕、2番人気は〔530〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
現在、2番人気馬が4連勝中です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは3つのTRから。
チューリップ賞から〔576〕。連対12頭は3着以内または1、2番人気の馬。3着の6頭は人気、着順不問です。
フィリーズレビューから〔102〕。1番人気で連対の馬。
アネモネSから〔000〕。馬券圏内はありません。
その他、阪神JFから〔120〕。連対馬。
朝日杯FSから〔100〕。3着馬。
シンザン記念から〔100〕。勝ち馬。
クイーンSから〔011〕。勝ち馬。
フェアリーSから〔001〕。勝ち馬。
OPのエルフィンSから〔100〕。勝ち馬です。
チューリップ賞、朝日杯FS以外なら連対必須。
前走4着以下から馬券圏内に巻き返した6頭は、すべてチューリップ賞組でした。
前走の距離が1600m未満だったのは、フィリーズレビュー(1400m)組の3頭だけ。この3頭は、阪神JFで掲示板確保の馬。マイル実績は重要なようです。
馬券圏内30頭の前走人気を見ても、1番人気14頭、2番人気7頭、3番人気2頭、4番人気3頭、5番人気3頭に、8番人気が1頭。
着順に加え、人気のチェックも必要です。
連対20頭すべてに、重賞連対またはOP勝ちがありました。
また、連対20頭すべてが、デビュー2戦目までに勝ち上がっていました。
さらに、連対20頭中、19頭に芝1600mでの勝ちまたは芝1600mの重賞での3着以内がありました。
キャリア7戦以上の馬の馬券圏内はなく、キャリア2戦の馬の好走も、20年に勝ったデアリングタクトのみ。
勝ち馬の馬体重に着目すると、前走時460キロ以上、当日456キロ以上。ある程度の馬格は必要なよう。
枠順では、6〜13番枠で8勝。
逆に1〜5番枠で見ると、昨年のソダシの優勝以外は2着に1頭、3着3頭のみ。
真ん中あたりの枠がいいようです。
先行馬と、差し、追い込み馬の組み合わせが多いレース。展開をしっかり読む必要がありそうです。

ニュージーランドT(土曜・中山)
芝1600m戦、GU。
3歳馬によるNHKマイルCのTR。上位3着までの馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔220〕、2番人気は〔512〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔226〕、2ケタ人気馬〔113〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
10年のうち、9回で1〜3番人気馬が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞は2つ。
ファルコンSから〔314〕。
アーリントンCから〔101〕。
その他、シンザン記念、きさらぎ賞から勝ち馬が。
弥生賞、チューリップ賞、共同通信杯、フラワーCから2着馬が。
京成杯から3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPから〔011〕。1着と4着の馬。
芝の1勝クラスから〔342〕。連対8頭に、1番人気5着馬。
ダートの1勝クラスから〔001〕。勝ち馬。
未勝利勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
牝馬は〔022〕。
連対20頭中、17頭が前走3着以内または3番人気までに推された馬。残る3頭は、重賞で4、5番人気に推された馬でした。
一方で、OPクラス勝ちは4頭のみ。
秘めた素質と勢いがモノを言いそうなレースです。

阪神牝馬S(土曜・阪神)
牝馬限定戦。芝1600m、GU。
1400mから距離延長になったのが16年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔033〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
勝ち馬は4番人気まで。その一方で、近4年は8番人気以下の伏兵が馬券圏内に来ている、難解な牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔110〕。5着と15着の馬。
ジャパンCから〔010〕。8着馬。
京都牝馬Sから〔212〕。3着以内4頭に、6着馬1頭。
東京新聞杯から〔101〕。勝ち馬。
中山牝馬Sから〔100〕。2番人気14着馬。
愛知杯から〔011〕。1着と12着の馬。
京都金杯から〔001〕。3着馬。
3勝クラスから〔121〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。
連対12頭のうち、GTからの3頭を除く9頭は、前走3着以内または2番人気の馬。
さらに、連対12頭中、8頭に重賞勝ちまたはGT2着があり、残る4頭のうち3頭は昇級初戦、1頭は格上挑戦の馬で、この格上挑戦で2着に来た19年のアマルフィコーストには、過去に重賞3着がありました。
また、連対12頭中、9頭に芝1600mでの勝ちがあり、1頭は芝1600mの重賞での2着が。残る2頭は、ここが初の1600m戦でした。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔342〕、5歳〔221〕、6歳〔103〕。
馬券に絡むのは3世代のみ。それも、若い順にいいようです。

 


 
 
週末の重賞……2022.03.31
大阪杯(日曜・阪神)
芝2000m戦、GT。
GTに格上げされたのが17年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔202〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔130〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
ちなみに4番人気が〔112〕。3番人気を除く、1、2、4番人気の馬が、毎年2頭、馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔110〕。2着と5着の馬。
ジャパンCから〔001〕。2着馬。
金鯱賞から〔211〕。勝ち馬2頭に、共に3番人気で5、6着の馬。
中山記念から〔111〕。連対2頭に、1番人気5着馬。
京都記念から〔021〕。連対2頭に、5番人気8着馬。
神戸新聞杯から〔001〕。勝ち馬。
チャレンジCから〔100〕。勝ち馬。
馬券圏内15頭すべてが、前走重賞からの馬です。
そのうち14頭は前走で1〜3番人気に推されており、残る1頭は5番人気の馬でした。
馬券圏内15頭すべてが、重賞勝ち馬。
さらに、芝2000mのGTに3着以内がある馬が9頭、それ以外の6頭には芝1800m〜2200mでの重賞勝ちがありました。
連対20頭で見ると、GT勝ち馬が6頭、GTに2、3着のある馬が3頭。残る1頭は、デビューから5連勝でGVチャレンジCを勝って挑んだ、昨年の勝ち馬レイパパレです。
また、連対10頭中、9頭に阪神芝の重賞の3着以内があり、残る1頭にも阪神芝2000mでの勝ちがありました。
牝馬は〔210〕。当日4番人気までに推されていた馬。
このことはGU時代を含む、過去10年で見ても同様。牝馬の馬券圏内は4番人気までとなっています。
関西馬が〔554〕。関東馬を圧倒しています。
年齢別で見ると、4歳〔224〕、5歳〔321〕、6歳〔010〕。
勝ち馬は4、5歳に限られています。
勝ち馬の4頭、2着馬の4頭、3着馬の4頭までもが、8番枠より内の馬。内枠有利を頭の中に置いておく必要があるかもしれません。

ダービー卿CT(土曜・中山)
芝1600mのハンデ戦、GV。
過去10年、1番人気は〔120〕、2番人気は〔103〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔045〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
勝ち馬は5番人気まで。
それでも馬連に3ケタ配当がないのは、ハンデ戦ゆえの難解さと言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
中山記念から〔012〕。
阪急杯から〔210〕。
東京新聞杯から〔122〕。
その他、京都牝馬Sから勝ち馬が。
阪神C、ターコイズSから2着馬が。
海外GTの香港C、小倉大賞典から3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPの東風Sから〔132〕。3着以内の馬が4頭に、2、3番人気の馬。
ニューイヤーSから〔001〕。2着馬。
実は、3勝クラスからの馬が最もよく〔511〕。1〜3番人気で勝ち上がった馬です。
トップハンデは、10年で16頭いて〔110〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜53キロで、平均すると55.4キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均55.7キロ。
3着馬は57.5〜54キロで、平均55.65キロ。
57.5キロ以上の馬は、当日4番人気以内なら、馬券圏内可。
53キロで優勝した2頭は、共に牝馬。牡馬換算なら55キロです。すなわち、勝ち馬のハンデは55キロ(牝馬は53キロ)以上となっています。
馬券圏内30頭中、前走で国内レースに出走した29頭が走った距離は、芝の1400m、1600m、1800mのいずれかとなっています。
連対20頭中、18頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る2頭には芝1600mの2着と芝1400mでの勝ちがありました。
また、前走3勝クラス勝ちの6頭を除く、連対14頭には、重賞3着以内またはOP勝ちがありました。
牝馬は〔210〕。当日5番人気までに推された馬です。
年齢別に見ておくと、4歳〔341〕、5歳〔627〕、6歳〔031〕、7歳〔011〕、8歳〔100〕。
5歳馬がいいようです。
勝ち馬10頭中、9頭が10番枠より内の馬。残る1頭は13番枠の馬。
中山芝1600m戦は、外枠に厳しい舞台。それを裏付けるかのようなデータと言えそうです。
 


 
 
週末の重賞……2022.03.24
高松宮記念(日曜・中京)
2022年、JRA最初の芝GT。芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔213〕、2番人気は〔340〕、3番人気は〔223〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
10回中、9回で1〜3番人気が連絡み。残る1回も、勝ち馬は4番人気。軸は人気の馬でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性のレースは3つ。
シルクロードSから〔422〕。掲示板7頭に、5番人気15着馬。
阪急杯から〔333〕。4着以内8頭に、1番人気7着馬。
オーシャンSから〔124〕。掲示板6頭に、3番人気9着馬。
その他、海外GTの香港スプリントから〔101〕。勝ち馬と3番人気12着馬。
ダートのフェブラリーSから〔010〕。5着馬。
阪神Cから〔010〕。勝ち馬。
京都牝馬Sから〔010〕。勝ち馬。
外国馬の〔100〕というのもあります。
国内のレースならシルクロードS、阪急杯、オーシャンSからのみ勝ち馬が出ていて、連対または1、2番人気必須。
この3つのレースで〔879〕となっています。
前走の距離を見ると、外国馬も含めた馬券圏内30頭中、29頭が芝1200mまたは芝1400mから。唯一の例外はダート1600mのフェブラリーSから2着に来た17年のレッツゴードンキです。
連対20頭中、17頭に重賞勝ちがあり、残る3頭にも芝1200mの重賞2着がありました。
また、連対20頭中、16頭に芝1200mの重賞での3着以内があり、残る4頭にも芝1400mの重賞勝ちがありました。
つまり、連対には芝1400m以下の重賞で、少なくとも3着は必要ということになります。
牝馬は〔243〕。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔324〕、5歳〔523〕、6歳〔163〕、7歳〔100〕。
この1頭の7歳馬は外国馬。馬券に絡んだ日本馬は、4〜6歳の3世代のみとなっています。

マーチS(日曜・中山)
ダート1800mのハンデ戦、GV。
過去10年、1番人気は〔111〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔635〕、2ケタ人気馬〔123〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
勝ち馬の半数以上が6番人気以下の伏兵という、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
フェブラリーSから〔200〕。12、13着馬。
旧JCダートから〔001〕。10着馬。
交流GTの東京大賞典から〔010〕。4着馬。
平安Sから〔100〕。6着馬。
武蔵野Sから〔100〕。10着馬。
みやこSから〔010〕。12着馬。
交流GVの佐賀記念から〔101〕。連対馬。
OPの総武Sから〔241〕。掲示板6頭に、6着馬1頭。
仁川Sから〔122〕。4着以内の馬。
アルデバランSから〔100〕。2着馬。
フェアウェルSから〔010〕。勝ち馬。
師走Sから〔001〕。勝ち馬。
ポルックスSから〔001〕。4番人気14着馬。
海外のOP、コリアCから〔010〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔102〕。勝ち馬。
また、地方所属馬の〔001〕というのもあります。
まとめてみると、例外もありますが、前走が国内重賞なら人気、着順不問。交流重賞、(リステッド、海外レースを含む)OPなら好走または高い人気が欲しいといった感じでしょうか。
トップハンデは10年で17頭いて〔131〕。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると56.15キロ。
2着馬は58〜55キロで、平均56.3キロ。
3着馬は58〜54キロで、平均55.65キロ。
馬券に絡むのは54キロ以上の馬に限られます。
また、近8年は、58キロの馬の馬券圏内がありません。
連対20頭中、重賞勝ちは5頭、OP勝ちが10頭、4頭にOPでの掲示板があり、残る1頭はここがOP初挑戦の馬でした。
また、連対20頭中、15頭にダート1800mでの勝ちがあり、4頭はOPクラスまたは3勝クラスのダート1600mで2勝以上を挙げていました。残る1頭は、前走が初ダートで2着だった馬です。
牝馬は〔001〕。当日3番人気の馬でした。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔122〕、5歳〔313〕、6歳〔552〕、7歳〔122〕、8歳〔001〕。
連対の半数を占める、6歳馬がいいようです。

日経賞(土曜・中山)
芝2500m戦、GU。
過去10年、1番人気は〔331〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
10年前を除き、9年連続で勝ち馬は4番人気までとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔233〕。掲示板6頭に、11着と12着の馬。
ジャパンCから〔110〕。5着馬と12着馬。
菊花賞から〔010〕。2着馬。
日経新春杯から〔311〕。連対4頭と、9着馬。
AJCCから〔213〕。掲示板4頭に、6着と8着の馬。
京都記念から〔020〕。共に6着馬。
中山記念から〔001〕。4着馬。
ステイヤーズSから〔001〕。5着馬。
ダイヤモンドSから〔001〕。15着馬。
小倉大賞典から〔001〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔110〕。勝ち馬です。
馬券圏内30頭中、28頭が前走芝2200m以上のレースから。例外の2頭は、芝1800mの重賞からでした。
勝ち馬10頭中、7頭に重賞勝ちがあり、2頭に重賞2、3着が。残る1頭にもOP勝ちがあり、勝つためには、OPクラスでの実績は不可欠のよう。
また、連対20頭中、16頭に芝2200m以上の重賞での3着以内がありました。
牝馬は〔111〕。すべて、当日は4番人気までに推されていた馬です。
年齢別では、4歳〔561〕、5歳〔224〕、6歳〔312〕、7歳〔012〕、8歳〔001〕。
4〜6歳の3世代が中心。中でも連対という意味では、4歳馬がいいようです。

毎日杯(土曜・阪神)
3歳馬による芝1800m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔432〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ6回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気が連絡み。そのうち、1〜3番人気が2頭以上馬券に絡んだのが9回もあり、残る1回も3番人気と4番人気が2、3着。堅い重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
弥生賞から〔102〕。人気、着順は不問。
共同通信杯から〔401〕。4着以内4頭に、2番人気6着馬。
きさらぎ賞から〔121〕。4着以内の馬。
シンザン記念から〔100〕。2番人気6着馬。
アーリントンCから〔020〕。1、2番人気に推された馬。着順は5、7着。
OPのすみれSから〔001〕。3着馬。
芝の1勝クラスから〔344〕。連対10頭に、1番人気4着馬。
ダートの1勝クラスから〔010〕。2着馬。
新馬勝ちから〔010〕。1番人気1着馬。
未勝利勝ちから〔010〕。こちらも1番人気1着馬でした。
連対20頭のうち、こが初芝だった1頭を除く、19頭中15頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、3頭は芝1600mで2勝を挙げ、残る1頭は芝1600mでの1勝に加え、OPクラスでの3着以内がありました。
連対20頭に関して、2勝馬のOP実績は不問ですが、1勝馬の9頭中7頭には、重賞の掲示板がありました。
牝馬は〔000〕。
キャリア1戦の馬は2着まで。また、6戦以上の馬は3着までとなっています。
 


 
 
週末の重賞……2022.03.17
スプリングS(日曜・中山)
3歳馬による皐月賞TR。芝1800m、GU。
上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔252〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔320〕。
6番人気以下〔215〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
1番人気の複勝率は9割。外した時も2番人気が2着に入っており、馬券の軸は人気馬でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔221〕。勝ち馬3頭に、2着馬1頭、4着馬1頭。この5頭すべて、当日は1、2番人気。その中で、1番人気に推された4頭が連対を果たしています。
ホープフルS(GU時代も含む)から〔011〕。2着馬。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔100〕。3着馬。
共同通信杯から〔120〕。連対馬。
きさらぎ賞から〔011〕。1着と4着の馬。
OPのジュニアCから〔002〕。勝ち馬。
クロッカスSから〔001〕。勝ち馬。
1勝クラスからが最もよく〔643〕。連対馬11頭に、4着馬が2頭。この4着馬は、共に水仙賞組です。
未勝利勝ちから〔001〕。1番人気で勝ち上がった馬。
馬券圏内30頭すべてが、前走クラスにかかわらず、4着以内の馬でした。
連対20頭中、19頭に芝1600m以上での勝ちがあり、例外の1頭は芝1200m、1400mの重賞勝ちに加え、芝1600mの朝日杯FSで4着があった19年2着のファンタジストです。
また、連対20頭の内訳を見ると、重賞勝ちが7頭、重賞2着が1頭、OP勝ちが2頭、1勝クラス勝ちが8頭。例外の2頭は、共に前走水仙賞4着の馬です。
キャリア1戦の馬の3着以内はなく、7戦以上は3着までとなっています。
TRらしく、1勝クラスからの馬が頑張ります。将来性も含めた、ポテンシャルの分析がカギを握るのかもしれません。

阪神大賞典(日曜・阪神)
芝3000m、GU。
過去10年、1番人気は〔611〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔312〕。
6番人気以下〔022〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
毎年1、2番人気のいずれかが連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが有馬記念組で〔461〕。人気、着順は不問。
ジャパンCから〔101〕。人気、着順は不問。
AJCCから〔200〕。人気、着順は不問。
日経新春杯から〔102〕。人気、着順は不問です。
京都記念から〔002〕。1着と3着の馬。
ダイヤモンドSから〔113〕。4着以内4頭に、7着馬1頭。
中山金杯から〔100〕。2番人気で14着だった馬。
OPの万葉Sから〔010〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔021〕。勝ち馬2頭に、3着馬1頭。すべて芝2200mか、芝2400mに出走していた馬です。
勝ち馬10頭すべて、前走重賞出走馬。
馬券圏内30頭すべて、前走芝2000m以上のレースに、29頭が芝2200m以上のレースに出走していました。
連対20頭のうち、前走が有馬記念以外なら、掲示板または1、2番人気が必要です。
また、連対20頭中、重賞勝ち馬が14頭、重賞2、3着馬が6頭。
勝ち馬10頭中、重賞勝ち馬が8頭、重賞2着馬が2頭。
重賞実績は必須のよう。
連対20頭中、17頭に芝2200m以上での勝ちがあり、加えて17頭に芝3000m以上のレースへの出走歴がありました。
牝馬は〔010〕。
年齢別に見ておくと、4歳〔543〕、5歳〔333〕、6歳〔232〕、7歳〔002〕。
連対は4〜6歳の3世代に限られ、若い順にいいようです。

フラワーC(月曜・中山)
3歳牝馬限定戦。芝1800m戦、GV。
データは過去10年ですが、14年は2着同着。従いまして、10年で2着は11頭、3着は9頭となります。
1番人気は〔322〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
人気馬が好走する一方で、人気薄の台頭も目立ちます。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔011〕。4着馬と3着馬。
クイーンCから〔100〕。3番人気9着馬。
フェアリーSから〔100〕。2着馬。
京成杯から〔010〕。5着馬。
OP時代のアルテミスSから〔010〕。2着馬。
1勝クラスから〔457〕。勝ち馬11頭に、2着馬1頭、3着馬1頭、6着馬1頭、7着馬2頭です。
新馬勝ちから〔200〕。
芝の未勝利勝ちから〔230〕。
ダートの未勝利勝ちから〔001〕。
連対21頭中、18頭に芝1800mまたは2000mに勝ちがありました。残る3頭は芝1600mまでしか経験がなく、2頭はここまで無敗、1頭には阪神JFの4着がありました。
つまり、芝1800m、2000mに出走経験があるなら勝ち必須ということです。
距離とは逆に、重賞、OPでの実績は不問です。
キャリア6戦以上は2着まで。
また、ここが今年最初のレースになる馬も2着までとなっています。
勝ち馬の4コーナーでの位置取りですが、4番手までの馬が9連勝中。先行馬に注目です。

ファルコンS(土曜・中京)
3歳馬による芝1400m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔120〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔331〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
波乱含みの3歳重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔043〕。
阪神JFから〔001〕。
交流GTの全日本2歳優駿から〔001〕。
シンザン記念から〔310〕。
アーリントンCから〔202〕。
フェアリーSから〔100〕。
京成杯から〔010〕。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPのクロッカスSから〔210〕。勝ち馬2頭に、9着馬1頭。
芝の1勝クラスから〔123〕。勝ち馬4頭に、4着馬1頭、1番人気6着馬1頭。
ダートの1勝クラスから〔110〕。1番人気1着馬。
新馬、未勝利勝ちからの馬券圏内はありません。
連対20頭のうち、ここが初芝の2頭を除く18頭中、10頭に芝1400mでの勝ちがあり、4頭に芝1600m以上での勝ちが、3頭に芝1200mのOPクラスでの勝ちがありました。
ちなみに、ここまでダートのみの2頭にも、1400mでの勝ちがありました。
キャリア2戦と8戦以上の馬は2着まで。
最後に、近6年の連対12頭のうち、ここが初芝の2頭を除く10頭の馬に、重賞での掲示板がありました。
近年では、重賞実績が重要になっているようです。覚えておくといいかもしれません。
 


 
 
週末の重賞……2022.03.10
金鯱賞(日曜・中京)
芝2000m戦、GU。
3月の施行になったのが、17年のこと。
従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
1番人気の複勝率は100%。
毎年1、2人気のいずれかが連に絡んでいますが、馬連3ケタはありません。
具体的に見ていくと、1、7番人気、1、8番人気、2、5番人気、1、8番人気、10、1番人気のワンツー。人気馬と伏兵の組み合わせとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔300〕。4着以内の馬。
ダービーから〔100〕。1番人気1着馬。
ジャパンCから〔010〕。3着馬。
海外GTの凱旋門賞から〔011〕。人気、着順は不問です。
香港ヴァーズから〔010〕。2着馬。
小倉大賞典から〔010〕。4着馬。
中日新聞杯から〔010〕。5着馬。
チャレンジCから〔001〕。勝ち馬。
白富士Sから〔103〕。勝ち馬2頭に、5着馬と1番人気7着馬。
国内のレースで掲示板を外していたなら、1番人気必須のようです。
馬券圏内15頭すべてに、芝2000m以上での勝ちがありました。
また、15頭中、14頭は左回りを経験していて、勝ちがあるのは12頭。残る2頭には、左回りのGTで2着と4着がありました。左回りを経験しているなら、好走歴が必要なようです。
連対10頭中、8頭に重賞勝ちがあり、1頭には重賞2着が、1頭には重賞4着がありました。
ちなみに、勝ち馬5頭には、すべて重賞勝ちがありました。
重賞での好走歴は重要なポイントです。
牝馬は〔020〕。
年齢別では、4歳〔321〕、5歳〔122〕、6歳〔102〕、7歳〔000〕、8歳〔010〕。
若い順にいいようです。
関西馬が〔544〕。関東馬を圧倒しています。

フィリーズレビュー(日曜・阪神)
3歳牝馬による、桜花賞TR。芝1400m、GU。
データは過去10年ですが、19年は1着同着。従いまして、10年で勝ち馬は11頭、2着馬は9頭となります。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔232〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔437〕、2ケタ人気馬〔113〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年6番人気以下の伏兵が馬券圏内に来ている、波乱の桜花賞TRです。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔243〕。人気、着順は不問です。
朝日杯FSから〔100〕。10着馬。
クイーンCから〔011〕。4着馬。
OPから〔211〕。掲示板確保の馬。
芝の1勝クラスから〔534〕。勝ち馬9頭に、2着馬、4着馬と、1番人気5着馬。
ダートの1勝クラスから〔001〕。勝ち馬。
未勝利勝ちから〔100〕。
前走の距離で見ると、連対20頭は、すべて芝の1400mか1600mから。
3着も、ダートを含め、9頭が当てはまります。例外の1頭は1200mから。
連対20頭中、17頭に芝1400m以上での勝ちがあり、例外の3頭中、2頭は芝1200mの重賞勝ち馬でした。
キャリア1戦の馬の馬券圏内はなく、6戦以上の馬は2着まで。
内回りでも、差しや追い込みが決まります。牝馬らしい、切れる脚を持つ馬を狙ってみたいレースです。

中山牝馬S(土曜・中山)
牝馬限定のハンデ戦。芝1800m戦、GV。
データは過去10年ですが、14年は2着同着。従いまして、2着は11頭、3着は9頭となります。
1番人気は〔122〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔436〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
上位人気馬に信頼がおけない、波乱のレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔100〕。7着馬。
有馬記念から〔010〕。10着馬。
日経新春杯から〔101〕。3着馬と12着馬。
愛知杯から〔423〕。4着以内の馬が6頭に、8着馬2頭、12着馬1頭。
ターコイズS(OP時代も含む)から〔121〕。4着以内の馬。
京都牝馬Sから〔101〕。6着と3着の馬。
中山金杯から〔020〕。4着と5着の馬。
東京新聞杯から〔010〕。6着馬。
小倉大賞典から〔001〕。2番人気8着馬。
OPから〔201〕。人気、着順は不問。
3勝クラスから〔021〕。連対馬。
2勝クラスから〔010〕。勝ち馬。
近5年の連対馬は、すべて前走4着以内または1、2番人気に推されていた馬です。
トップハンデは10年で16頭いて〔130〕。
勝ち馬のハンデは56〜52キロで、平均すると53.8キロ。
2着馬は56〜50キロで、平均53.36キロ。
3着馬は56〜51キロで、53.33キロ。
連対21頭中、19頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、残る2頭には芝1600mでの勝ちと共に中山の芝に勝ちがありました。
連対21頭中、15頭に重賞3着以内が、1頭に重賞4着が、2頭に重賞で勝ち馬から0秒2差がありました。
残る3頭中、2頭は前走で3勝クラスを勝ち上がった馬。
最後の1頭、20年2着のリュヌルージュは、前走で2勝クラスを勝ったばかりでの格上挑戦でしたが、さかのぼればOP2着のあった馬です。
年齢別に見ておくと、4歳〔331〕、5歳〔654〕、6歳〔132〕、7歳〔002〕。
5歳馬の活躍が目立ちます。
最も好走馬を輩出している愛知杯ですが、15年までは12月の施行。前々走で愛知杯を走っていた馬も含めると〔535〕となり、愛知杯出走馬が9年連続で馬券圏内に来ています。
今年も愛知杯組は要チェックです。
 


 
 
週末の重賞……2022.03.04
弥生賞ディープインパクト記念(日曜・中山)
3歳馬による芝2000mの皐月賞TR、GU。
上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔012〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
その2本の万馬券が、5万馬券と3万馬券ですから、両極端な結果になるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔123〕。連対4頭に、2番人気7着馬と7番人気6着馬。
ホープフルSから〔114〕。掲示板確保の馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔110〕。勝ち馬。
きさらぎ賞から〔101〕。3着と5着の馬。
共同通信杯から〔100〕。5着馬。
京都2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔020〕。1着と4着の馬。
京成杯から〔002〕。3着と4着の馬。
OPの若駒Sから〔210〕。勝ち馬2頭と、4着馬。
1勝クラスから〔220〕。1、2番人気で勝った馬。
新馬勝ちから〔010〕。2番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭のうち、近2走のどちらも3着に入れなかったのは1頭だけ。とはいえ、この馬も2戦連続OP4着。近走好走は必須です。
連対20頭中、19頭に芝1800m以上での勝ちがありました。例外の1頭は、芝の1500mと1600mで2戦2勝の昨年の2着馬、シュネルマイスターです。
3着で見ても、10頭中7頭に芝1800m以上での勝ちがありました。
また、連対20頭中、17頭が2勝以上の馬。残る3頭中2頭に重賞の掲示板があり、1頭は新馬勝ち即の馬でした。
ちなみに、連対20頭中、重賞勝ちがあったのは7頭、OP勝ちは4頭です。
キャリア1戦の馬と6戦以上の馬は2着まで。
本番と同じ舞台で行われる皐月賞TR。要注目です。

チューリップ賞(土曜・阪神)
3歳牝馬による芝1600mの桜花賞TR、GU。
上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
データは過去10年ですが、昨年は1着同着。従いまして、10年で勝ち馬は11頭、2着馬は9頭となります。
1番人気は〔512〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔033〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
勝ち馬は5番人気までとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的に阪神JF組がよく〔826〕。3着以内が13頭。残る3頭は、2、3、4番人気の馬でした。
クイーンCから〔020〕。4着と5着の馬。
シンザン記念から〔010〕。2着馬。
フェアリーSから〔001〕。3着馬。
OPのエルフィンSから〔111〕。1番人気9着、1番人気2着、2番人気3着の馬。
紅梅Sから〔100〕。1番人気1着馬。
1勝クラスから〔112〕。勝ち馬2頭に、2番人気3着馬と2番人気5着馬。ちなみに、連対した2頭は勝ち馬です。
新馬勝ちから〔010〕。3番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔010〕。2番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭中、26頭が前走で4番人気までに推されていました。
連対20頭中、16頭に芝1600mでの勝ちがあり、2頭は芝1600mの重賞3着以内が、1頭は芝1500mでの勝ちが、もう1頭には芝1400mの重賞勝ち+阪神JFで0秒3差の4着がありました。
さらに、連対20頭中、13頭が2勝以上の馬。
勝ち馬11頭で見ると、10頭が2勝以上、そのうち重賞勝ち馬は7頭です。
前走距離で見ると、芝1600mが〔9810〕、芝1400mが〔200〕、芝1500mが〔010〕。
マイルからの馬が断然です。
キャリア1戦の馬は2着まで、6戦以上の馬の馬券圏内はありません。
こちらも桜花賞本番と同じ舞台で行われるTR。必見です。

オーシャンS(土曜・中山)
芝1200mのGV。
過去10年、1番人気は〔331〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔416〕、2ケタ人気馬〔211〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
近5年連続で、1、2番人気が連対を果たしています。
ステップレースを見ていきましょう。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
スプリンターズSから〔012〕。
海外GTの香港スプリントから〔101〕。
シルクロードSから〔231〕。
その他、阪神C、京都牝馬S、京阪杯、ダートの根岸Sから2着馬が。
東京新聞杯、阪急杯から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OPからが最もよく〔623〕。4着以内の馬が10頭、12着という馬も3着に1頭います。
3勝クラスから〔101〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。
連対20頭中、19頭が、ダートも含む、重賞連対またはOP勝ち馬。例外の1頭は、芝1200m戦を7戦して連対パーフェクトの馬。
前走距離で見てみると、1200mが〔977〕、1400mが〔032〕、1600mが〔101〕。
1200mからの馬が断然の好成績です。
牝馬は〔461〕。現在、5年連続連対中。
年齢別に見ておくと、4歳〔212〕、5歳〔624〕、6歳〔151〕、7歳〔120〕、8歳〔003〕。
5歳馬の好走が目立ちます。
過去の好走馬が、複数回の好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に見ていきましょう。
13年勝ったサクラゴスペル、15年も優勝。
14年2着のスノードラゴン、16年3着。
15年2着のハクサンムーン、翌16年も2着。
17年2着のナックビーナス、18年、19年、20年と4年連続の2着。
18年3着のダイメイフジ、翌19年も3着。
今年はこのダイメイフジと、昨年3着のビアンフェが登録をしてきました。出走してきたなら、要注意です。
 


 
 
週末の重賞……2022.02.24
中山記念(日曜・中山)
芝1800mのGU。
過去10年、1番人気は〔300〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔035〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
1〜3番人気で9勝。残る1頭も、勝ったのは5番人気です。
ステップレースは実に様々。まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
有馬記念から〔110〕。
天皇賞・秋から〔110〕。
マイルCSから〔102〕。
秋華賞から〔020〕。
海外GTの香港マイルから〔101〕。
阪神Cから〔002〕。
中山金杯から〔401〕。
京都金杯から〔020〕。
他に、ダービー、エリザベス女王杯から勝ち馬が。
海外GTの香港ヴァーズ、旧朝日CC(現チャレンジC)、ダートの根岸Sから2着馬が。
菊花賞、ヴィクトリアマイル、札幌記念、富士Sから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
ちなみに、抜けて好相性の中山金杯組の5頭は、すべて3着以内の馬でした。
OPの白富士Sから〔010〕。2着馬です。
馬券圏内30頭の前走ですが、GTからが16頭、GUから3頭、GVが10頭、OPが1頭。GTとGV組が大半を占めています。
これを勝ち馬10頭に絞って見てみると、6頭が前走GTから、4頭は前走中山金杯の連対馬です。
連対20頭中、勝ち馬10頭と2着馬9頭に、芝1600m以上の重賞での勝ちがありました。
また、連対20頭中、18頭に芝1800m以上での勝ちがありました。
馬券圏内30頭のうち、2戦続けて掲示板を外していたのは2頭だけ。この2頭は、共に前走で重賞を走っていた馬です。
牝馬は〔031〕と2着まで。
年齢別に見ておくと、4歳〔435〕、5歳〔540〕、6歳〔122〕、7歳〔012〕、8歳〔001〕。
5、4歳の2世代がいいよう。
現在9年連続で、4コーナー4番手以内の馬が勝利。
また、勝ち馬10頭中、5番枠より内の馬が7勝。残る3頭は8、9、15番枠の馬と、真ん中より内の馬の好走が目立ちます。
データは、「狙いは内枠の先行馬」と教えているようです。

阪急杯(日曜・阪神)
芝1400mのGV。
過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔423〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
毎年4番人気までの馬が連に絡んでいますが、もう1頭も伏兵だと、大きな配当になるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔102〕。
海外GTの香港スプリントから〔200〕。
ダート交流GTのJBCスプリントから〔010〕。
阪神Cから〔243〕。
シルクロードSから〔220〕。
京都金杯から〔111〕。
京都牝馬Sから〔010〕。
京阪杯から〔001〕。
東京新聞杯から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
芝のOPから〔111〕。掲示板確保の馬。
ダートのOPから〔001〕。5着馬。
3勝クラスから〔100〕。勝ち馬で、連勝中の馬でした。
連対20頭中、12頭に重賞勝ちがあり、3頭に重賞2、3着がありました。残る5頭中4頭は、近2走のいずれかで3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬です。
また、連対20頭中、16頭に芝1400mでの勝ちがあり、残る4頭中3頭は、距離を問わず、重賞勝ちのある馬。さらに、この3頭中2頭は、芝1200mで5勝以上を挙げていました。
1400m戦ですが、1600mに勝ちのある馬が12頭、1800m勝ち馬が2頭。長めの距離実績があれば、なおベターな感じです。
牝馬は〔222〕。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔223〕、5歳〔432〕、6歳〔333〕、7歳〔111〕。8歳〔011〕。
4〜6歳が中心ですが、ベテランも頑張るレースです。
 


 
 
週末の重賞……2022.02.17
フェブラリーS(日曜・東京)
2022年初となるJRAのGT。ダート1600m戦。
過去10年、1番人気は〔422〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔235〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券4本。
両極端な結果となっています。
また、近8年連続で1番人気が馬券圏内に。残る2年も、2、3番人気がそれぞれ馬券圏内に。3連系の軸は人気馬でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
ジャパンCダートも含む、チャンピオンズCから〔232〕。人気、着順は不問です。
交流GTの東京大賞典から〔022〕。掲示板3頭に、4番人気7着馬。
同じく、川崎記念から〔021〕。連対2頭に、2番人気6着馬。
東海Sから〔311〕。3着以内の馬。
根岸Sから〔423〕。3着以内の馬。
武蔵野Sから〔001〕。5着馬。
OPのフェアウェルSから〔100〕。3番人気9着馬です。
勝ち馬で見ると、根岸Sから4勝。勝ち馬3頭と3着馬1頭。
東海Sから3勝。すべて勝ち馬。
チャンピオンズCから2勝。共に2番人気で、6着と12着から巻き返した馬。
OPのフェアウェルSから1頭。3番人気9着から。これはしんがり人気(16番人気)だった2014年のコパノリッキーです。
狙いは上位3つのダート重賞になりそうです。
連対20頭すべてに1年以内の重賞連対がありました。
また、連対20頭中、19頭にダート重賞の勝ちがあり、GT勝ち馬は11頭。ダートの重賞勝ちがなかった1頭にも、芝1600mの重賞勝ちとダート重賞での2着がありました。
距離も絞れば、16頭にダート1600m以上の重賞勝ちがあり、3頭はダート1400mの根岸Sから。
例外の1頭にも、芝1600mの重賞勝ち+東京ダート1600mの武蔵野Sで3着がありました。
連対20頭中、14頭が前走3着以内。残る6頭は、すべて前走ダート1800m以上からの距離短縮馬です。
さらに、連対20頭すべてに、芝も含めた左回りでの勝ちがあり、加えて左回りでの重賞3着以内がありました。
牝馬は〔000〕。馬券圏内はありません。
年齢別に見ると、4歳〔410〕、5歳〔334〕、6歳〔323〕、7歳〔021〕、8歳〔022〕。
勝ち馬は4〜6歳の3世代。7、8歳のベテランの人気薄にも注意が必要です。
実は、勝ち馬の9頭が、前走時の馬体重が490キロ以上。ある程度の馬格が必要なようです。

小倉大賞典(日曜・小倉)
芝1800mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔273〕、2ケタ人気馬〔133〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
過去10年のうち、9回で6番人気以下の伏兵が連絡み。残る1回も14番人気が3着に来ている、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
日経新春杯から〔031〕。
中山金杯から〔412〕。
チャレンジCから〔011〕。
愛知杯から〔011〕。
京都金杯から〔002〕。
その他、有馬記念、福島記念から勝ち馬が。
目黒記念、中日新聞杯から2着馬が。
ジャパンC、AJCCから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OPから〔111〕。3着以内の馬。
3勝クラスから〔200〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔010〕。こちらも勝ち馬です。
トップハンデは10年で17頭いて〔321〕。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると56.5キロ。
2着馬は58〜52キロで、平均55.5キロ。
3着馬は57.5〜53キロで、平均55.45キロ。
ハンデ54キロ以下の馬は、馬券圏内に6頭だけ。そのうち2頭は53キロの牝馬ですから、牡馬に換算すれば55キロ。ハンデは、ある程度、背負わされているほうがいいようです。
連対20頭中、19頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭は小倉芝での連対率が100%の馬でした。
また、連対20頭中、13頭に重賞3着以内があり、残る7頭中5頭にもOP勝ちがありました。
勝ち馬10頭で見ると、9頭に重賞連対またはOP勝ちがあり、例外の1頭には条件戦連勝の勢いがありました。
牝馬は〔011〕。どちらも愛知杯からの馬で、当日は2ケタ人気の伏兵でした。
年齢別に見ておくと、4歳〔311〕、5歳〔326〕、6歳〔220〕、7歳〔232〕、8歳〔020〕、9歳〔001〕。
7歳以上で馬券に絡んだのは10頭。6番人気以下が8頭、2ケタ人気馬も5頭いて、そのハンデは、58、57、57、56.5、56.5、56、56、56、53、52キロ。
7歳以上で、ハンデ56キロ以上の人気薄が、しばしば波乱を呼んでいます。
この時期、小倉の芝は差し、追い込み有利のイメージですが、このレースに限っては、4コーナー先頭の馬が〔402〕。4番手までに広げると〔735〕。前々でレースを運ぶ馬に注意が必要です。

ダイヤモンドS(土曜・東京)
芝3400mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔620〕、2番人気は〔024〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔200〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
毎年1〜3番人気が連絡み。それでも2本の万馬券は、5万馬券と12万馬券です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔110〕。人気、着順は不問。
海外GTの香港ヴァーズから〔010〕。2着馬。
メルボルンCから〔010〕。1番人気13着馬。
AJCCから〔300〕。3着以内2頭と、3番人気12着馬。
ステイヤーズSから〔122〕。4着以内4頭に、3番人気7着馬。
日経新春杯から〔003〕。5着馬2頭と、5番人気11着馬。
中日新聞杯から〔100〕。5着馬。
OPの万葉Sから〔222〕。掲示板確保の馬。
白富士Sから〔110〕。8着と4着の馬。
ダートOPの師走Sから〔100〕。14着馬。
3勝クラスから〔013〕。勝ち馬3頭に、4着馬1頭。
2勝クラスから〔010〕。9着馬です。
条件戦からの格上挑戦は、2着までとなっています。
前走距離を見ると、馬券圏内30頭中、26頭が芝2200m以上を走っていました。
トップハンデは10年で13頭いて〔330〕。
勝ち馬のハンデは58.5〜54キロで、平均すると55.65キロ。
2着馬は58.5〜50キロで、平均54.8キロ。
3着馬は56〜51キロで、平均54.1キロ。
馬券圏内30頭中、26頭がハンデ54キロ以上。53キロ以下に勝ちがなく、58.5キロが〔120〕、58キロが〔200〕ですから、ハンデは重くても大丈夫なようです。
連対20頭中、15頭に芝2400m以上での勝ちがありました。
格で見ると、連対20頭中、9頭に重賞勝ちがあり、8頭にOP勝ちがありました。
これを別の見方で見ると、連対20頭中、15頭に重賞3着以内があり、3頭にOP連対がありました。
牝馬は〔001〕。当日2番人気に推された馬。
セン馬は〔121〕。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔234〕、5歳〔320〕、6歳〔314〕、7歳〔111〕、8歳〔121〕、9歳〔010〕。
ベテランも頑張るマラソンレースです。

京都牝馬S(土曜・阪神)
牝馬限定の芝1400m戦。
この距離に変更になったのが16年のこと。また、その名の通り、例年は京都での施行ですが、今年も昨年に続き、阪神の芝内回り1400mで行われます。
データは過去6年です。
1番人気は〔400〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔143〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
2番人気の馬券圏内がなく、残る4回の配当も2000円台と3000円台。波乱も念頭に置いておきたい牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔100〕。8着馬。
スワンSから〔100〕。6着馬。
阪神Cから〔100〕。6着馬。
OP時代も含む、ターコイズSから〔211〕。勝ち馬2頭は連対馬。2、3着は、それぞれ7着と5着だった馬。
京都金杯から〔101〕。勝ち馬。
OPから〔021〕。掲示板2頭に、3番人気14着馬。
3勝クラスから〔033〕。2着3頭は勝ち馬。3着3頭は1着、2着、3番人気8着馬です。
馬券圏内18頭中、17頭が前走芝1400m以上のレースから。芝1200mからはわずかに1頭(2着)です。
連対12頭中、11頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る1頭には芝1400mの重賞での勝ちがありました。
また、連対12頭中、6頭に重賞勝ちが、2頭に重賞2着があり、残る4頭は、近2走のいずれかで3勝クラスを勝ち上がった馬でした。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔241〕、5歳〔422〕、6歳〔003〕。
連対は4、5歳の2世代に限られ、6歳は3着まで。7歳以上の馬券圏内はありません。
 


 
 
週末の重賞……2022.02.09
京都記念(日曜・阪神)
芝2200m戦。
例年、京都で行われていたレースですが、今年も昨年に引き続き、阪神の内回り芝2200mでの施行となります。
データは過去10年です。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔023〕、3番人気は〔242〕。
6番人気以下〔401〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
毎年、1〜3番人気の馬が連対し、馬券圏内30頭すべてが6番人気までの馬。堅いレースとなっています。
ステップレースは実に様々。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
海外GTの香港ヴァーズから〔210〕。
有馬記念から〔203〕。
天皇賞・秋から〔110〕。
菊花賞から〔110〕。
エリザベス女王杯から〔110〕。
ジャパンCから〔012〕。
AJCCから〔111〕。
中山金杯から〔110〕。
その他、新潟記念から勝ち馬が。
マイルCS、ステイヤーズSから2着馬が。
宝塚記念、天皇賞・春、海外GTの凱旋門賞、京都大賞典から3着馬が出ています。
OPのディセンバーS1番人気1着馬の〔010〕というのもあります。
29頭が前走重賞組。
そのうち、21頭いる前走GTからの馬は、人気、着順不問。
残る8頭のGU以下からの馬を見ると、4着以内6頭と、1番人気7着と5番人気7着の馬でした。
連対20頭すべてにGT出走歴があり、そのうち15頭にはGT3着以内が、2頭に掲示板がありました。
また、連対20頭中、19頭に重賞連対歴があり、16頭に重賞勝ちが、重賞勝ちのない4頭にもOP勝ちがありました。
さらに、連対20頭中、12頭に芝2200m以上での勝ちがあり、残る8頭にも芝2200m以上のGTまたはGUでの掲示板がありました。
とにかく高いレベルの実績が求められ、それが“馬券圏内すべて6番人気以内の馬”というのに表れているのでしょう。
牝馬は〔230〕。当日、5番人気までに推されていた馬です。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔362〕、5歳〔616〕、6歳〔121〕、7歳〔011〕。
勝つという意味では5歳馬が、連対では4歳馬がいいようです。

共同通信杯(日曜・東京)
3歳馬による、芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔131〕、2番人気は〔213〕、3番人気は〔322〕。
6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
1〜3番人気が、毎年1頭は馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔030〕。1、3、9着の馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔211〕。3着以内の馬。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔101〕。2、3着の馬。
京成杯から〔013〕。人気、着順は不問。
京都2歳Sから〔001〕。勝ち馬。
OPの若駒Sから〔100〕。3着馬。
OP時代のホープフルSから〔010〕。2着馬。
1勝クラスから〔422〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔122〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭すべて、近2走のいずれかで3着以内。
勝ち馬10頭すべて、前走3着以内。
連対20頭中、17頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、2頭はここまで芝1600mで無敗の馬。残る1頭は、芝1600mに勝ちがあり、かつ芝2000mのOPに3着があった馬です。
また、連対20頭中、12頭にOPクラスでの4着以内があり、残る8頭はここが初のOPクラス出走だった馬です。
牝馬は〔000〕。
キャリアは不問です。
出走頭数が少ないこともありますが、勝ち馬10頭すべて8番枠より内の馬。2着もすべて9番枠より内の馬です。
内枠有利をちょっと頭の中に置いておきたいところです。

共同通信杯(日曜・東京)
3歳馬による、芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔131〕、2番人気は〔213〕、3番人気は〔322〕。
6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
1〜3番人気が、毎年1頭は馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔030〕。1、3、9着の馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔211〕。3着以内の馬。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔101〕。2、3着の馬。
京成杯から〔013〕。人気、着順は不問。
京都2歳Sから〔001〕。勝ち馬。
OPの若駒Sから〔100〕。3着馬。
OP時代のホープフルSから〔010〕。2着馬。
1勝クラスから〔422〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔122〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭すべて、近2走のいずれかで3着以内。
勝ち馬10頭すべて、前走3着以内。
連対20頭中、17頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、2頭はここまで芝1600mで無敗の馬。残る1頭は、芝1600mに勝ちがあり、かつ芝2000mのOPに3着があった馬です。
また、連対20頭中、12頭にOPクラスでの4着以内があり、残る8頭はここが初のOPクラス出走だった馬です。
牝馬は〔000〕。
キャリアは不問です。
出走頭数が少ないこともありますが、勝ち馬10頭すべて8番枠より内の馬。2着もすべて9番枠より内の馬です。
内枠有利をちょっと頭の中に置いておきたいところです。

クイーンC(土曜・東京)
3歳牝馬限定の芝1600m戦。
データは過去10年ですが、13年は3着同着。従いまして、10年で3着は11頭となります。
1番人気は〔412〕、2番人気は〔412〕、3番人気は〔130〕。
6番人気以下〔016〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
勝ち馬は4番人気まで。
また、毎年1〜3番人気の馬が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔332〕。掲示板5頭に、6着以下3頭。8頭すべてが前々走では連に絡んでいて、掲示板外しの3頭の前々走はすべて1着でした。
フェアリーSから〔223〕。掲示板5頭に、1番人気6着馬と12番人気9着馬。
京都2歳Sから〔100〕。2着馬。
ファンタジーSから〔010〕。2着馬。
アルテミスSから〔001〕。2着馬。
シンザン記念から〔001〕。1番人気4着馬。
1勝クラスから〔411〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔022〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔011〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内31頭中、前走が芝1600m以上だった馬が30頭。1頭は芝1400mでした。
また、近2走のいずれかで2着に入っていた馬が29頭。3着があるのが1頭に、どちらも掲示板を外していたのが1頭。この2頭は、共にクイーンCでは3着。つまり、連対には、近2走いずれかでの連対が必要ということのようです。
連対20頭中、19頭に芝1600m以上での連対歴があり、例外の1頭は芝1600mの阪神JF4着馬でした。
勝ち馬で見ると、10頭中、9頭に1勝クラスでの勝ち、または重賞連対歴がありました。例外の1頭は、重賞(フェアリーS)1番人気6着がある馬です。
キャリア1戦、または5戦以上の馬は2着までとなっています。
ややオカルトチックな話ですが、勝ち馬10頭中、6番枠の馬が5勝、9番枠が2勝、15番枠が2勝。
3年前が9番6番、昨年は6番9番のワンツー。
さらに4年前は6、9番、5年前は15、6番の1着3着。
迷った時はこの3つの馬番で馬券を買ってみてはいかがでしょう?
 


 
 
週末の重賞……2022.02.3
東京新聞杯(日曜・東京)
芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔102〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔252〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
毎年、5番人気以下の伏兵が連に絡む、波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔301〕。人気、着順は不問。
マイルCSから〔101〕。人気、着順は不問。
菊花賞から〔010〕。11着馬。
阪神Cから〔103〕。人気、着順は不問。
京都金杯から〔123〕。掲示板5頭に、4番人気7着馬。
中山金杯から〔011〕。共に5着馬。
ターコイズSから〔010〕。6着馬。
OPのニューイヤーSから〔121〕。3着以内3頭に、2番人気9着の馬。
キャピタルSから〔020〕。2着馬と2番人気9着馬。
3勝クラスから〔310〕。勝ち馬です。
GT、GUからなら人気、着順は不問。GV以下なら、それなりの着順か、人気が必要といった感じでしょうか。
また、阪神C(芝1400m)以外は、すべて芝1600m以上のレースです。
コースで見ると、連対20頭すべてに、芝の左回りに勝ちがありました。
また、15頭が東京の芝に勝ちがあり、3頭には東京芝でのOPクラス3着以内がありました。
残る2頭は、東京芝が初めての馬と、1走しかしていない馬でした。
距離で見ると、連対20頭中、17頭に芝1600mでの勝ちがあり、2頭に芝1600mの重賞での2着がありました。
例外の1頭は芝1600mが初めてで、芝2000mの重賞に勝ちがあった馬です。
重賞実績では、連対20頭中、16頭に重賞連対歴があり、残る4頭は近2走のいずれかで3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬でした。
牝馬は〔321〕。GT連対歴を持つ馬が3頭に、20年2着、21年3着のシャドウディーヴァにはGT4着が。また、19年2着のレッドオルガは、GT未出走の馬でした。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔443〕、5歳〔346〕、6歳〔310〕、7歳〔011〕。
若い順にいいようです。

きさらぎ賞(日曜・中京)
3歳馬による芝2000m戦。
例年ですと、京都の芝1800mで行われる重賞ですが、今年も昨年に引き続き、中京の芝2000mでの施行となります。
データは過去10年です。
1番人気は〔322〕、2番人気は〔133〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔312〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ6回に、万馬券なし。
昨年は3、2、1番人気のワンツースリー。やや荒れ始めたレースを、堅いほうへと引き戻した感じでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔102〕。人気、着順は不問。
ホープフルSから〔011〕。人気、着順は不問。
シンザン記念から〔200〕。共に3着馬。
(OP時代も含む)京都2歳Sから〔200〕。連対馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔001〕。2着馬。
OPの若駒Sから〔100〕。2着馬。
1勝クラスから〔373〕。勝ち馬8頭、2着馬3頭、3着馬1頭に、2番人気4着の馬が1頭。
新馬勝ちから〔110〕。2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔013〕。1、2番人気で勝ち上がった馬です。
GTは人気、着順不問ですが、それ以外は好走または、高い支持が必要なよう。
連対20頭中、14頭に芝1800mでの勝ちがあり、4頭に芝2000mでの勝ちが。1頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る1頭には芝1600mの重賞での3着がありました。
ちなみに、昨年の1〜3着の馬には、すべて芝2000mでの勝ちがありました。
勝ち馬10頭中、9頭にOPクラスでの3着以内か、1勝クラス勝ちがありました。
牝馬は〔100〕。ここまで2戦2勝で、当日も1番人気に推された馬です。
キャリア2戦と3戦の馬で〔777〕。
キャリア6戦以上の馬の馬券圏内はありません。
 


 
 
週末の重賞……2022.01.28
根岸S(日曜・東京)
ダート1400m戦。
過去10年、1番人気は〔430〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
毎年4番人気までの馬が連絡み。軸は人気馬でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
チャンピオンズCから〔213〕。人気、着順は不問。
交流GTのJBCスプリントから〔010〕。2着馬。
同じく、東京大賞典から〔001〕。3着馬。
芝のマイルCSから〔100〕。14着馬。
武蔵野Sから〔311〕。4着以内4頭と、14着馬。
カペラSから〔221〕。3着以内の馬。
交流GVの兵庫ゴールドTから〔001〕。5着馬。
OPから〔253〕。3着以内の馬。
中でも、ギャラクシーS3着以内の馬が〔220〕と好相性です。
連対20頭中、近2走のいずれかで連対していた馬が16頭。残る4頭も、3着ありが2頭に、4着ありが2頭。
近走好走は必須のようです。
また、連対20頭中、17頭にダート1400mでの勝ちがあり、未勝利の3頭は次のよう。
18年優勝のノンコノユメには、ダート1600mの重賞勝ちがありました。
20年優勝のモズアスコットは初ダートで、芝1400mに勝ちがあるのに加え、芝1600mのGT勝ちがありました。
20年2着のコパノキッキングは、ダート1400mに2着があり、ダート1200mを3連勝でカペラSを勝って臨んだ勢いがありました。
連対20頭中、17頭がダート重賞に連対歴があるか、OPクラスの勝ちがあった馬。残る3頭中、2頭にはダートOPクラスでの3着以内があり、1頭はここが初ダートの馬。
高いダート適性が求められるということです。
牝馬は〔000〕。
脚質的には、差し、追い込み馬の天下。
加えて、関西馬が〔91010〕と、関東馬を圧倒しています。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔220〕、5歳〔331〕、6歳〔424〕、7歳〔111〕、8歳〔024〕。
ベテランの頑張りが目立ちます。
特に、8歳馬6頭は、5、6、9、10、10、15番人気での好走。今年も出走があれば、穴と狙ってみるのも面白いかもしれません。

シルクロードS(日曜・中京)
芝1200mのハンデ戦。
例年、京都で行われる重賞ですが、昨年同様、今年も中京での施行。データは、それらを合わせた、過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔411〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔029〕、2ケタ人気馬〔007〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
勝つのは4番人気までの馬で、昨年も4番人気が優勝しています。
その一方で、3着に7番人気以下の馬が来なかったのも昨年のみとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリンターズSから〔220〕。人気、着順は不問。
マイルCSから〔001〕。15着馬。
阪神Cから〔200〕。4着以内の馬。
スワンSから〔001〕。17着馬。
京阪杯から〔420〕。掲示板5頭と、5番人気7着の馬。
OPの淀短距離Sから〔154〕。3着以内8頭に、2番人気5着馬と4番人気8着馬。
尾張Sから〔101〕。勝ち馬と2番人気11着馬。
ラピスラズリSから〔001〕。3着馬。
3勝クラスから〔012〕。勝ち馬2頭に、4着馬1頭です。
トップハンデは、10年で12頭いて〔120〕。
勝ち馬のハンデは58〜53キロで、平均すると56.45キロ。
2着馬は59〜53キロで、平均55.95キロ。
3着馬は57〜53キロで、平均55キロ。
55キロで勝った馬は2頭いますが、どちらも牝馬。牡馬は56キロ以上の馬がV。
2着も牡馬は55キロ以上。重いハンデは強さの証しと考えてよさそうです。
連対20頭すべてに、芝1200mでの勝ちがありました。
また、連対20頭中、18頭に芝1200mの重賞連対かOPクラスの勝ちがあり、残る2頭は前走で3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬です。
勝ち馬で見ると、7頭に重賞勝ちがあり、3頭は重賞2着かOPクラスの勝ちがありました。
実績重視の重賞です。
前走の距離で見ると、1200mが〔8107〕と抜けて好成績で、続いて1400mが〔202〕、1600mが〔001〕となっています。
牝馬は〔332〕。人気馬もいれば、2ケタ人気馬もいます。
関西馬が〔1088〕。関東馬は2着まで。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔332〕、5歳〔232〕、6歳〔444〕、7歳〔100〕、8歳〔001〕、9歳〔001〕。
4〜6歳の3世代。中でも6歳馬の頑張りが目立っています。
 


 
 
週末の重賞……2022.01.20
AJCC(日曜・中山)
芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔224〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
毎年、1または2番人気が馬券圏内に。
現在、1番人気が5年連続連対中です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔300〕。人気、着順は不問。
菊花賞から〔130〕。連対2頭に、2番人気7着と3番人気6着の馬。
天皇賞・春から〔100〕。4着馬。
天皇賞・秋から〔010〕。17着馬。
ジャパンCから〔001〕。12着馬。
海外GTの凱旋門賞から〔100〕。11着馬。
金鯱賞から〔202〕。3着以内3頭に、2番人気8着馬。
ステイヤーズSから〔100〕。3着馬。
アルゼンチン共和国杯から〔001〕。2着馬。
福島記念から〔020〕。連対馬。
中山金杯から〔011〕。人気、着順は不問。
チャレンジCから〔010〕。10着馬。
中日新聞杯から〔003〕。掲示板確保の馬。
OPのディセンバーSから〔021〕。連対2頭と、6着馬。
3勝クラスから〔101〕。1、2番人気で勝った馬です。
芝1800mのディセンバーS組以外は、すべて前走芝2000m以上。
馬券圏内30頭すべて、近2走のいずれかで重賞に出走していました。
連対20頭中、19頭にGTまたはGUでの3着以内がありました。
ただし、GT勝ち馬の優勝は、20年のブラストワンピースのみ。
また、連対20頭中、18頭に芝2000m以上での勝ちがありました。
さらに、連対20頭中、17頭に芝2000m以上の重賞での連対歴がありました。
牝馬は〔000〕。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔253〕、5歳〔414〕、6歳〔312〕、7歳〔120〕、8歳〔011〕。
5歳馬が最多の4勝も、まんべんなくのイメージでよさそうです。

東海S(日曜・中京)
ダート1800m戦。
1月の中京に替わったのが13年のこと。また、20年は京都での開催。従いまして、データは1月の中京施行時の、過去8回です。
1番人気は〔502〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔054〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1または2番人気が必ず馬券圏内に来ていますが、6回で8番人気以下の伏兵が馬券絡み。ヒモ荒れのイメージでいいでしょう。
ステップレースを見ていきましょう。
(旧JCダートを含む)チャンピオンズCから〔223〕。人気、着順は不問。
交流GTの東京大賞典から〔210〕。4着以内の馬。
交流GUの名古屋大賞典から〔010〕。勝ち馬。
みやこSから〔020〕。人気、着順は不問。
交流GVのクイーン賞から〔001〕。5着馬。
OPから〔323〕。4着以内7頭と、4番人気12着馬。
3勝クラスから〔101〕。1番人気1着馬でした。
勝ち馬はすべて、前走掲示板確保の馬。
中2週以内の馬は、3着に1頭いるだけです。
連対16頭中、10頭に交流を含む重賞勝ちがあり、2頭にOPクラスでの勝ちがありました。
また、連対16頭中、12頭がダート1800mで3勝以上を挙げており、ダート1800mに勝ちがない馬は2着に1頭いるだけです。
距離の幅を広げてみると、連対16頭中、15頭がダート1700〜2000mで4勝以上を挙げていました。
高いダート実績が求められるレースです。
牝馬は〔001〕。
年齢別で見ておきましょう。
4歳〔112〕、5歳〔533〕、6歳〔103〕、7歳〔130〕、8歳〔010〕。
5歳馬が抜けて好成績です。
先行勢が有利な中京のダート。4コーナー、1、2番手の馬が5勝を挙げています。展開もしっかり読み切りたいところです。
 


 
 
週末の重賞……2022.01.13
京成杯(日曜・中山)
3歳馬による芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔331〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔226〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
5〜7番人気で〔445〕ですから、“次位”の馬まで手を広げたいレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔110〕。2番人気7着馬と、2着馬。
ホープフルS(GU、OP時代を含む)から〔012〕。3着以内の馬。
京都2歳Sから〔010〕。5着馬。
OPの萩Sから〔100〕。5着馬。
1勝クラスから〔423〕。勝ち馬5頭に、2着馬3頭、3着馬1頭です。
新馬勝ちから〔313〕。
未勝利勝ちから〔132〕。
前走がOPクラスなら、掲示板確保か2番人気。1勝クラスなら3着以内で、連対には連対が必須です。
馬券圏内30頭の中に、近2走続けて3着を外した馬はいません。
また、前走芝1600mだったのはGT朝日杯FS組のみ。あとはすべて芝1800mか2000mからの馬でした。
連対20頭中、11頭に芝2000mでの勝ちがあり、8頭に芝1800mでの勝ちが。例外の1頭にも、芝1800mの重賞での2着がありました。
OPクラスへの出走歴は問いませんが、あるのに掲示板のない馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔010〕。1番人気に推された馬です。
キャリア5戦以上は2着まで。キャリア3戦が5勝、1戦が3勝。
現在、新馬勝ち即の、キャリア1戦馬が3連勝中です。

日経新春杯(日曜・中京)
芝2200mのハンデ戦。
例年は京都の芝2400mで行われていましたが、今年も昨年に続き、中京の芝2200mでの施行です。
昨年、京都の過去10年でデータを見ましたが、特徴としては、1、2番人気が共に連を外したのは1回しかなく、ハンデ戦の割には堅めの決着でした。ところが、中京に舞台を移した昨年は、7、13、4番人気の1〜3着という大波乱に。
右回りの芝2400mと、左回りの芝2200mとでは別物となんだと考えたいところです。
しかし、ローテーションという意味では同時期ゆえに、共通する部分もあり、改めて京都で行われた過去9年で見ると、
GTから〔500〕。掲示板4頭に、7着馬。
GUから〔114〕。掲示板4頭に、2番人気8着馬と11番人気14着。
GVから〔031〕。3着以内3頭に、3番人気1頭。
OPから〔001〕。2着馬。
3勝クラスから〔242〕。4着以内の馬。
2勝クラスから〔110〕。勝ち馬。
このように、GT好走馬から、格上挑戦の馬まで様々ですが、馬券圏内27頭中、前走で掲示板を外していたのは4頭のみ。その4頭中、2頭は前走2、3番人気の馬。2頭はGT、GU出走馬でした。
昨年も、3勝クラス1番人気8着の馬が優勝。2着はOP4着馬、3着はOP2着馬ですから、波乱の結果ではありましたが、なんとなくこれまでを踏襲している部分はあるかと思います。
京都施行時との共通点で言うと、
連対馬には中距離実績が欲しく、芝2200m以上の勝ち、芝2000mのOPクラスでの勝ち、芝1800m以上での重賞連対歴が必要でした。
これを昨年の連対馬で見ても、芝2200m以上での勝ちがあり、3着馬にも芝2000mの重賞勝ちがありました。
逆に、4歳馬が抜けてよかったのですが、昨年は5、6、5歳馬の1〜3着。
牝馬は〔011〕と苦戦の傾向にあったのですが、昨年は牝馬が2着でした。
過去のデータを活かすところは活かして、波乱のハンデ戦を攻略してみて下さい。

愛知杯(土曜・中京)
牝馬限定のハンデ戦。芝2000m戦。
1月の中京で行われるようになったのが16年のこと。加えて、20年は小倉での開催でした。
従いまして、データは15年以前と20年を除く、過去5回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔332〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
毎年8番人気以下の馬が馬券圏内に来ていて、馬連の最低配当が3470円。大波乱の牝馬のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔111〕。
秋華賞から〔100〕。
ターコイズS(OP時代も含む)から〔120〕。
マーメイドSから〔100〕。
中日新聞杯から〔001〕。
OPクラスからの人気、着順は不問です。
3勝クラスから〔103〕。連対馬。
2勝クラスから〔021〕。すべて勝ち馬でした。
トップハンデは5年で9頭いて〔111〕。
勝ち馬のハンデは55.5〜54キロで、平均すると54.1キロ。
2着馬は55〜50キロで、平均52.4キロ。
3着馬は56〜53キロで、平均53.8キロ。
連対10頭中、9頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭にも芝2000mのGTでの2着がありました。
また、勝ち馬5頭中、4頭に重賞3着以内がありました。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔112〕、5歳〔331〕、6歳〔112〕。
5歳馬が中心のようです。
 


 
 
週末の重賞……2022.01.05
シンザン記念(日曜・中京)
3歳馬による芝1600m戦。
例年は京都で行われる重賞ですが、今年は昨年に続き中京での施行です。
過去10年、1番人気は〔301〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔263〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
7番人気以下の伏兵が馬券に絡まなかったのは1回だけ。そのうち8回は連絡みという、波乱含みのレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔123〕。
デイリー杯2歳Sから〔011〕。
東京スポーツ杯2歳Sから〔100〕。
アルテミスSから〔100〕。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
1勝クラスから〔434〕。掲示板10頭と、3番人気6着馬。
新馬勝ちから〔120〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔221〕。1番人気で勝ち上がった馬が4頭、5番人気1着が1頭です。
連対20頭中、13頭に芝1600mでの勝ちがあり、1頭は芝1600mで2着。6頭に芝1400mか1800mでの勝ちがありました。
芝1600m以上に勝ちがなくても、芝1600mの重賞出走歴があれば好走可というデータもあります。
勝ち馬10頭に限れば、8頭は前走が芝1600m戦、残る2頭は芝1400mと1800mに出走していた馬でした。
OP実績は不問。
キャリア6戦の馬は2着まで。7戦以上の馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔320〕。前走1、2番人気でVまたは重賞2着の馬。
勝った牝馬3頭は、レース当日も1、2番人気に推されていました。
京都で行われた9回中、8回は1ケタ馬番の馬が勝利。昨年は12番枠の馬が勝ちましたが、本来は内有利と覚えておいて下さい。

フェアリーS(月曜・中山)
3歳牝馬限定重賞。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔110〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔501〕。
6番人気以下〔374〕、2ケタ人気馬〔330〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
勝つのは3番人気までの馬か、2ケタ人気の馬と両極端。
万馬券はすべて3万馬券です。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔101〕。
アルテミスSから〔100〕。
1勝クラスから〔362〕。連対6頭に、3着、4着が1頭ずつ。掲示板外しも3頭います。
新馬勝ちから〔214〕。
芝の未勝利勝ちから〔332〕。
ダートの未勝利勝ちから〔001〕。ただし、この馬にも、芝の2着がありました。
重賞からの3頭は、すべて掲示板外しの馬ですが、3頭共、前々走は1着でした。
連対20頭中、15頭に芝1600m以上での勝ちがあり、4頭に1勝クラスの芝1600mでの4着以内があり、残る1頭には芝1400mでの2着がありました。
1勝クラスを勝ちきれない馬でも、好走出来るあたりに難しさがあります。
連対20頭は、すべて重賞連対とOP勝ちのない馬です。
一方で、芝1600m以上に馬券圏内がない馬は2着が精一杯です。
関東馬が〔1089〕、関西馬が〔021〕。関東馬が圧倒的好成績です。
勝ち馬10頭中、8頭が1ケタ馬番の馬。14番、15番枠からの勝ち馬もいますが、中山芝1600m戦です。基本的には、内枠有利と覚えておきましょう。
 


 
 
週末の重賞……2022.01.04
中山金杯(水曜・中山)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔313〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔044〕、2ケタ人気馬〔003〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
勝ち馬は5番人気までの馬です。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔110〕。人気、着順は不問です。
天皇賞・秋から〔001〕。6着馬。
金鯱賞から〔210〕。2番人気10着馬と、4着馬が2頭。
毎日王冠から〔100〕。3着馬。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。3着馬。
チャレンジC(朝日CCを含む)から〔133〕。掲示板4頭に、12着の馬。
福島記念から〔111〕。4着以内の馬。
中日新聞杯から〔001〕。勝ち馬。
OPのキャピタルSから〔132〕。掲示板6頭に、1番人気9着馬。
3勝クラスから〔212〕。勝ち馬です。
前走GTなら人気、着順は不問。
GU以下なら掲示板もしくは1、2番人気が欲しいところ。例外は1頭。その馬も前々走は1着でした。
トップハンデは10年で12頭いて〔421〕。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると56.4キロ。
2着馬は58〜53キロで、平均55.75キロ。
3着馬は57.5〜53キロで、平均55.7キロ。
重いハンデの馬も頑張ります。
連対20頭すべてに、芝1800〜2000mでの勝ちがありました。
また、連対20頭中、10頭が重賞勝ち馬。9頭に重賞掲示板がありました。例外の1頭は、重賞初挑戦の馬でした。
牝馬は〔000〕。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔232〕、5歳〔442〕、6歳〔333〕、7歳〔103〕。
年が明けて、みんな1つ、歳を重ねています。明け5歳馬がいいようです。

京都金杯(水曜・中京)
芝1600mのハンデ戦。
例年は京都での施行ですが、今年も昨年に続き、中京で行われます。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔030〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔237〕、2ケタ人気馬〔114〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
近3年で、2ケタ人気馬が4頭馬券圏内に。波乱含みのレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔130〕。
菊花賞から〔100〕。
毎日王冠から〔100〕。
阪神Cから〔012〕。
チャレンジC(朝日CCを含む)から〔120〕。
中日新聞杯から〔010〕。
ターコイズSから〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPのリゲルSから〔402〕。掲示板5頭に、10着馬。
キャピタルSから〔112〕。掲示板確保の馬。
オーロCから〔100〕。6着馬。
タンザナイトSから〔001〕。2着馬。
3勝クラスから〔021〕。3番人気までで勝った馬です。
トップハンデは10年で16頭いて〔032〕。
勝ち馬のハンデは57〜53キロで、平均すると55.25キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.15キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均54.95キロ。
57.5キロ以上は2着まで。
勝ち馬で見ると、牡馬は55キロ以上。53キロの2頭は牝馬なので、牡馬換算なら55キロ。
勝ち馬は55キロ以上と考えてよさそうです。
連対20頭中、17頭に芝1600mの勝ちがありました。
また、連対20頭中、17頭に重賞連対またはOP勝ちがあり、2頭にOP3着以内がありました。例外の1頭は、3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬でした。
牝馬は〔201〕。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔432〕、5歳〔432〕、6歳〔223〕、7歳〔022〕、8歳〔001〕。
勝ち馬は6歳までです。