週末の重賞……2021.12.22
有馬記念(日曜・中山)
1年を締めくくるグランプリ。芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔611〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔152〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
10回中、7回で8番人気以下の伏兵が馬券に絡んでいる、波乱含みのレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
菊花賞から〔412〕。勝ち馬5頭に、1、2番人気だった馬。
ジャパンCから〔236〕。掲示板8頭に、5番人気8着、2番人気15着、8番人気11着の馬。ただし、近7年の好走馬は、掲示板確保の馬に限られています。
天皇賞・秋から〔121〕。3着以内3頭と、2番人気6着馬。
エリザベス女王杯から〔020〕。2着と7着の馬。
海外GTの凱旋門賞から〔101〕。2着と14着の馬。
同じく、コックスプレートから〔100〕。勝ち馬。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。勝ち馬。
なお、11月末から12月に行われていた金鯱賞(今は3月の施行)から、3着以内の馬の〔020〕というのがあります。
馬券圏内30頭、すべてが前走はGTかGUから。そのうち27頭が、海外も含むGTからとなっています。
勝ち馬に限れば、10頭すべて、前走GT4着以内の馬です。
連対20頭中、13頭にGT勝ちがあり、4頭にGT2着が。残る3頭中、2頭は前走GU勝ちから。1頭は前走菊花賞で1番人気に推され、4着だった馬です。
ちなみに、GTに連対歴を持つ17頭中、14頭が同年GTで連対の馬。
さらに、同年重賞に勝ちのない馬は2着までとなっています。
また、連対20頭中、14頭に芝2400m以上でのGT3着以内があり、3頭は芝2400m以上での勝ち馬、2頭は中山芝の連対率100%のコース巧者、1頭は芝2200mのGT2着馬です。
前走で勝ち馬から1秒以上離されて連対したのは、14年2着のトゥザワールドのみです。
牝馬は〔320〕。
年齢別では、3歳〔422〕、4歳〔252〕、5歳〔435〕、6歳〔001〕。
3〜5歳の3世代が中心です。
スタートして、すぐに3コーナーのカーブを迎える特殊な舞台。外枠は厳しいようで、1ケタ馬番の馬が8勝。残る2頭は、11、13番枠の馬。14〜16番の馬は〔013〕です。
ちなみに最内1番枠の馬も、2着に1頭いるだけ。極端な枠は割引が必要かもしれません。
最後に、近3年では見られませんが、過去の好走馬が再び、三度の好走を見せるのも有馬記念。
具体的に見ていきましょう。
11年勝ったオルフェーヴル、13年も優勝。
12年勝ったゴールドシップ、13年、14年と3着。
15年勝ったゴールドアクター、16年3着。
15年3着キタサンブラック、16年2着、17年優勝。
今年は昨年の覇者クロノジェネシスが、連覇での有終の美を狙います。要注目です。


阪神C(土曜・阪神)
芝内回り1400m戦。
過去10年、1番人気は〔102〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔221〕。
6番人気以下〔444〕、2ケタ人気馬〔123〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
マイルCSから〔355〕。
スプリンターズSから〔110〕。
スワンSから〔101〕。
京阪杯から〔101〕。
その他、NHKマイルC、府中牝馬Sから勝ち馬が。
秋華賞、交流GTのJBCスプリント、CBC賞から2着馬が。
ローズS、チャレンジCから3着馬が出ています。
OPから〔211〕。こちらは6着以内の馬でした。
GT(交流も含む)から18頭、GU以下が12頭。
GTからなら人気、着順不問ですが、GU以下からは、掲示板確保が9頭、6着2頭、10着1頭です。
連対20頭すべてに重賞連対歴があり、勝ち馬10頭はすべて重賞勝ち馬でした。
牝馬は〔311〕。この5頭は、すべて近3年での好走馬です。
年齢別に見ておくと、3歳〔233〕、4歳〔213〕、5歳〔343〕、6歳〔310〕、7歳〔011〕。
ベテラン勢も頑張ります。
2年続けて、前走1600m以上のレースを走っていた馬が、1〜3着を独占。距離短縮はマイナスにはならないよう。
また、近5年の勝ち馬は、6番枠より内の馬です。
最後に、近3年には見られませんが、過去の好走馬が、再びの好走を見せるのも特徴のひとつ。
具体的に見ていきましょう。
11年勝ったサンカルロ、12年連覇。
12年2着ガルボ、13年も2着。
13年勝ったリアルインパクト、14年連覇。
15年2着ダンスディレクター、17年2着。
16年2着イスラボニータ、17年優勝。
今年は、昨年の覇者ダノンファンタジーが出走を予定しています。注目の1頭です。


ホープフルS(28日火曜・中山)
2歳GT。芝2000m戦。
GTに格上げされたのが、17年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔400〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔021〕。
6番人気以下〔001〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
勝ち馬はすべて1番人気の馬。
さらに、馬券圏内12頭中、11頭までもが4番人気までの馬。馬連も最高配当が1440円ですから、GTになって堅い重賞になった印象です。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔201〕。勝ち馬。
京都2歳Sから〔100〕。1番人気2着馬。
OPの萩Sから〔110〕。1番人気1着馬。
アイビーSから〔011〕。1、2番人気で1着の馬。
1勝クラスから〔011〕。1番人気1着馬。
新馬勝ちから〔001〕。3番人気で勝ち上がった馬です。
勝ち馬4頭はすべて前走OPクラスからの馬。
前走で敗れていたのは、京都2歳S2着からの、17年の勝ち馬タイムフライヤーのみ。
また、芝1600mのデイリー杯2歳Sからのジャンダルム(17年2着)以外は、すべて前走芝1800mか芝2000mからです。
馬券圏内12頭が、すべてここまで連を外したことがない馬。
12頭中、11頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭はここまで芝1600mで2戦2勝の馬。
また、11頭が2勝以上を挙げており、例外の1頭は新馬戦を勝ったばかりの馬。ただし、この1勝馬は3着まで。
馬券圏内12頭、すべてがキャリアは4戦以内。
牝馬は〔000〕。
関西馬が〔432〕なのに対し、関東馬は〔012〕。関西馬優勢のレースです。
逃げ馬が1頭も馬券に絡めていないのは、OP、GU時代を含む、過去10年に共通していること。差し、追い込みが決まりやすいことを覚えておいて下さい。
 


 
 
週末の重賞……2021.12.16
朝日杯フューチュリティS(日曜・阪神)
2歳のマイル王決定戦。芝1600m戦。
舞台が阪神に移ったのが14年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔312〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
7回のうち、6回で1、2番人気が連対している一方、同じ回数7番人気以下の伏兵が馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔122〕。4着以内の馬。
京王杯2歳Sから〔022〕。3着以内の馬。
サウジアラビアRCから〔221〕。連対馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔010〕。7着馬。
OPのいちょうSから〔001〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔200〕。1、2番人気で勝った馬。
新馬勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔101〕。こちらも1番人気で勝ち上がった馬です。
勝ち馬7頭のすべてが、前走でも勝利。
また、6頭に芝1600m以上での勝ちがあり、例外の1頭には芝1400mでの勝ちがありました。
2着馬で見ても、4頭に芝1600m以上での勝ちがあり、3頭に芝1400m以上のOP勝ちがありました。
馬券圏内の21頭に、2戦続けて負けた馬はいません。
また、21頭のすべてが、10月以降に少なくとも1走していました。
牝馬は〔001〕。当日1番人気に推された馬です。
尚、キャリア5戦以上の馬の馬券圏内はありません。


ターコイズS(土曜・中山)
牝馬による芝1600mのハンデ戦。
重賞に格上げされたのが15年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔201〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
15年は1〜3着をすべて2ケタ人気馬が占め、3連単は295万馬券。大波乱もある牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
秋華賞から〔201〕。
エリザベス女王杯から〔101〕。
マイルCSから〔100〕。
ダートの交流GT、JBCレディスクラシックから〔010〕。
府中牝馬Sから〔002〕。
京成杯AHから〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPのオーロCから〔100〕。2着馬。
ポートアイランドSから〔010〕。3着馬。
キャピタルSから〔012〕。6、15、16着の馬。
3勝クラスから〔120〕。連対馬です。
トップハンデは6年で11頭いて〔111〕。
勝ち馬のハンデは56〜53キロで、平均すると54.33キロ。
2着馬は56.5〜53キロで、平均53.92キロ。
3着馬は56〜52キロで、平均54.5キロ。
連対12頭中、11頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る1頭は芝1600m未経験の馬。
また、連対12頭中、10頭に重賞3着以内がありました。
年齢別に見ていきましょう。
3歳〔421〕、4歳〔142〕、5歳〔102〕、6歳〔001〕。
ハンデ53、54キロの3歳馬がいいようです。
 


 
 
週末の重賞……2021.12.09
阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜・阪神)
2歳女王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔411〕、2番人気は〔140〕、3番人気は〔013〕。
6番人気以下〔043〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
勝ち馬は5番人気までです。
ステップレースを見ていきましょう。
京王杯2歳Sから〔001〕。2着馬。
アルテミスSから〔333〕。連対7頭に、5着と9着の馬。しかし、連を外した2頭の前々走は、共に重賞2着でした。
ファンタジーSから〔311〕。3着以内の馬。
札幌2歳Sから〔101〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
サウジアラビアRCから〔001〕。2着馬。
OPから〔111〕。3番人気までで1着の馬。
1勝クラスから〔142〕。勝ち馬。
新馬勝ちから〔101〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
連対20頭中、17頭に芝1600m以上での勝ちがあり、残る3頭は芝1600m以上が未経験で、芝1400mに勝ちがある馬でした。
馬券圏内30頭すべてが、デビューから2戦目までに勝ち上がった馬。
また、勝ち馬の10頭すべてが、ここまで3着を外したことがありません。
連対20頭の実績を見てみると、重賞勝ちが8頭、重賞2着が4頭、OP勝ちが2頭、1勝クラス勝ちが5頭、新馬勝ち即が1頭です。
2勝もしくは重賞2着が欲しいところです。
なお、キャリア4戦の馬は2着まで。5戦以上の馬の馬券圏内はありません。
覚えておくとよさそうです。


カペラS(日曜・中山)
ダート1200m戦。
過去10年、1番人気は〔111〕、2番人気は〔214〕、3番人気は〔230〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
波乱含みのダート重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTのJBCスプリントから〔223〕。3着以内5頭に、1番人気8着と7番人気7着の馬。
武蔵野Sから〔202〕。人気、着順は不問です。
交流GVのオーバルスプリントから〔010〕。4着馬。
OPのオータムリーフSから〔321〕。掲示板5頭に、6着馬1頭。
霜月Sから〔132〕。掲示板もしくは4番人気までに推されていた馬。
エニフSから〔100〕。2着馬。
室町Sから〔011〕。勝ち馬と、3番人気(15着)の馬。
NST賞から〔010〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔101〕。3番人気までで勝った馬です。
地方所属馬は〔012〕。すべて、JBCスプリントの2、3着馬でした。
牝馬は〔101〕。当日1、2番人気に推された馬。牝馬は人気なら好走可能のようです。
連対20頭中、18頭にダート1200mでの勝ちがあり、残る2頭にはダート1400mのOPでの勝ちがありました。
また、連対20頭中、16頭にダート重賞またはOPでの勝ちがありました。
馬券圏内30頭中、27頭が10月以降に出走歴のあった馬。近9年の勝ち馬は、11月に1走している馬です。
年齢別で見ておくと、3歳〔200〕、4歳〔422〕、5歳〔254〕、6歳〔221〕、7歳〔001〕、8歳〔001〕、9歳〔011〕。
4、5歳馬が中心ですが、ベテランの頑張りにも注意が必要です。


中日新聞杯(土曜・中京)
芝2000mのハンデ戦。
12月の中京での施行になったのが、17年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔121〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
毎年1〜3番人気の馬が連に絡んでいながら、ヒモが荒れやすい。波乱含みのハンデ戦となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔100〕。
天皇賞・秋から〔011〕。
セントライト記念から〔100〕。
関屋記念から〔100〕。
府中牝馬Sから〔010〕。
小倉記念から〔001〕。
小倉大賞典から〔001〕。
重賞組は、すべて掲示板外しの馬。
OPから〔121〕。3番人気までに推されていた馬で、着順は、2、8、11、5着です。
ハンデを見てみましょう。
勝ち馬は、53、55、55、56キロ。
2着馬は、54、54、55、57.5キロ。
3着馬は、54、56、57、57キロ。
53キロで勝ったのは牝馬ですから、牡馬換算なら55キロ。54キロより軽いハンデの馬は、苦戦の傾向にあるようです。
連対8頭中、6頭に芝2000m以上の重賞3着以内がありましたが、重賞実績はあまり重視しないでよさそう。
牝馬は〔110〕。
年齢別では、3歳〔110〕、4歳〔323〕、5歳〔001〕、6歳〔000〕、7歳〔010〕。
4歳馬が抜けて好成績です。
脚質的には差し、追い込みの天下です。
この4年、前走3番人気以内に支持され、当日も3番人気以内という馬が、連に絡んでいます。
“軸は人気馬で”ですが、その軸馬探しの参考になるかもしれません。
 


 
 
週末の重賞……2021.12.02
チャンピオンズC(日曜・中京)
秋のダートチャンピオン決定戦。ダート1800m戦。
名称が変わり、舞台を中京に移したのが、14年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔130〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔023〕。
6番人気以下〔323〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年1〜3番人気が連に絡む一方で、8番人気以下が馬券圏内に来なかったのは1回だけ。人気馬と人気薄を上手く組み合わせてと、データは語ります。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTのJBCクラシックから〔312〕。4着以内の馬。
JBCレディスクラシックから〔100〕。2着馬。
JBCスプリントから〔001〕。2着馬。
同じく、南部杯から〔221〕。掲示板3頭に、3番人気(6着)と5番人気(9着)だった馬。
交流GUの日本テレビ盃から〔100〕。勝ち馬。
みやこSから〔022〕。1、3着の馬に、1番人気(15着)と2番人気(14着)だった馬。
武蔵野Sから〔020〕。勝ち馬と3番人気(7着)だった馬。
エルムSから〔001〕。勝ち馬。
馬券圏内21頭は、すべて前走で重賞を走っていました。
また、勝ち馬7頭すべての前走は交流GTまたはGUで、掲示板確保の馬たちです。
勝ち馬7頭と2着馬4頭にダートGT(JpnT)での勝ちがあり、残る3頭の2着馬は、ここが初めてのGT出走だった馬です。
さらに、勝ち馬7頭と2着馬5頭に、左回りのダート重賞での連対歴がありました。
加えて、連対14頭すべてに、ダート1800m以上の重賞での3着以内がありました。
ダートGTに出走経験がありながら3着以内がない馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔100〕。
年齢別で見ていくと、3歳〔210〕、4歳〔101〕、5歳〔223〕、6歳〔232〕、7歳〔020〕。
高齢馬の頑張りも目立ちますが、昨年もこのレースに出走していた5歳以上の馬は、昨年掲示板が欲しいところ。外していた馬は3着に1頭のみとなっています。
勝ち馬7頭すべて、11番枠より内。さらに言うと、6頭が9番枠より内の馬です。
14〜16番の馬の馬券圏内はありません。
“内枠やや有利”を覚えておくとよさそうです。


ステイヤーズS(土曜・中山)
暮れの名物、日本最長の“マラソンレース”。芝3600m戦。
過去10年、1番人気は〔512〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔333〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
現在、8年連続で1番人気が馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
アルゼンチン共和国杯が最もよく〔605〕。人気、着順は不問です。
京都大賞典から〔131〕。人気、着順は不問。
札幌記念から〔001〕。4着馬。
ダイヤモンドSから〔010〕。1番人気7着馬。
OPの丹頂Sから〔200〕。1着と8着の馬。
アンドロメダSから〔010〕。2着馬。
アイルランドTから〔010〕。4着馬。
3勝クラスから〔142〕。掲示板確保の馬。
2勝クラスから〔001〕。4着馬。
連対20頭中、15頭が芝3000m以上での3着以内があり、残る5頭中4頭は芝3000以上が初めての馬。ただし、この5頭には芝2400m以上での勝ちがありました。
また、連対20頭中、17頭に重賞3着以内がありました。
このレースに出走経験がありながら、3着以内がなかった馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔001〕。当日1番人気に推された馬です。
年齢別に見ておくと、3歳〔010〕、4歳〔223〕、5歳〔323〕、6歳〔222〕、7歳〔110〕、8歳〔120〕、9歳〔001〕、10歳〔100〕、11歳〔001〕。
ちなみに、この9〜11歳の好走は、トウカイトリックが11〜13年に記録したもの。
特異な距離だけに、過去の好走馬が複数回の好走を見せます。具体的に挙げていきましょう。
11年3着トウカイトリック、翌12年優勝、13年3着。
12年2着ファタモルガーナ、14年2着、16年も2着。
12年3着デスペラード、翌13年、14年と連覇。
15年勝ったアルバート、翌16年、17年と3連覇。19年も2着。
16年3着モンドインテロ、18年も3着、19年優勝。
今年は、昨年の勝ち馬オセアグレイトが出走予定。要注目の存在と言えそうです。


チャレンジC(土曜・阪神)
芝2000m戦。
名称が変わり、芝1800mのハンデ戦から芝2000mの別定戦に変更されたのが、17年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔200〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔010〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
勝ち馬は1または2番人気の馬。過去4回は、堅い結果に終わっています。
ステップレースを見ていきましょう。
菊花賞から〔102〕。人気、着順は不問。
アルゼンチン共和国杯から〔010〕。8着馬。
小倉記念から〔010〕。勝ち馬。
新潟記念から〔010〕。勝ち馬。
OPから〔211〕。勝ち馬3頭に、4着馬が1頭。すべて3番人気までに推されていた馬です。
3勝クラス1番人気1着馬の〔101〕というのもあります。
馬券圏内12頭すべてに、芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。
牝馬は〔110〕。
年齢別では、3歳〔302〕、4歳〔112〕、5歳〔020〕、6歳〔000〕、7歳〔010〕。
若い順にいいようです。
あくまで4回のデータですが、参考に出来るところは、是非活用してみて下さい。


 


 
 
週末の重賞……2021.11.25
ジャパンC(日曜・東京)
国際招待競走。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔412〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
勝ち馬は5番人気まで。
また、近4年は上位3着までを、1〜5番人気の馬が占めています。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋からが最も好相性で〔638〕。掲示板11頭に、1番人気10着馬、あとは6、7、9、11、12着馬です。
秋華賞から〔211〕。1番人気1着馬3頭に、2番人気2着馬が1頭。
菊花賞から〔010〕。1番人気1着馬。
エリザベス女王杯から〔010〕。3番人気5着馬。
海外GTの凱旋門賞から〔020〕。2着と8着の馬。
京都大賞典から〔210〕。3番人気までで4着以内の馬。
神戸新聞杯から〔010〕。1番人気1着馬。
アルゼンチン共和国杯から〔001〕。2番人気1着馬です。
馬券圏内30頭すべて、前走はGTまたはGUから。
天皇賞・秋以外の国内レースなら、掲示板必須。
加えて、前走がGUなら、3番人気以内に推されていたことが必要です。
連対20頭中、15頭がGT勝ちの馬。残る5頭のうち、3頭はGT4着以内と芝2000m以上のGU勝ちのあった馬。2頭は複数回のGT2着があった馬です。
とにかくハードルは高く設定する必要があり、必須ではありませんが、連対に“あるといい”のは以下の2つ。
芝左回りでの勝ち(18頭)と、東京芝GTでの掲示板確保(18頭)です。
また、馬券圏内30頭すべてが、中8週以内(今年は9月25日以降)での出走でした。
牝馬は〔621〕。連対率では、牡馬を大きく上回っています。
外国馬は29頭が参戦していますが、馬券圏内はありません。
年齢別で見ると、3歳〔241〕、4歳〔423〕、5歳〔444〕、6歳〔000〕、7歳〔002〕。
連対は3〜5歳の3世代に限られています。
過去10年の勝ち馬のうち、8頭までもが、7番枠より内の馬。
15番枠に残る2頭の勝ち馬がいて、偶然でしょうが、この2頭は共に牝馬でした。
いずれにしても、内枠有利と覚えておくといいかもしれません。


京阪杯(土曜・阪神)
芝1200m戦。
例年は京都で行われる重賞ですが、昨年に引き続き、今年も阪神で開催されます。
データは過去10年です。
なお、16年は3着同着。従いまして、3着は10年で11頭となります。
1番人気は〔230〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔130〕。
6番人気以下〔349〕、2ケタ人気馬〔127〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券5本。
大波乱の短距離重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリンターズSから〔101〕。人気、着順は不問です。
交流GTのJBCスプリントから〔100〕。勝ち馬。
スワンSから〔141〕。掲示板4頭に、3番人気8着と11番人気7着の馬。
セントウルSから〔002〕。4着と4番人気11着の馬。
キーンランドCから〔300〕。2、4着と3番人気10着馬。現在、キーンランドC組が3連勝中です。
OPの京洛Sから〔202〕。3着以内3頭に、1番人気15着馬。
福島民友Cから〔100〕。勝ち馬。
オパールSから〔023〕。掲示板4頭に、3番人気6着馬。
信越Sから〔010〕。4着馬。
ルミエールADから〔010〕。1番人気8着馬。
3勝クラスから〔122〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
馬券圏内31頭すべて、前走1400m以下を走っていた馬。
勝ち馬10頭中、8頭が重賞未勝利馬。
関東馬は3着に1頭しかいません。
牝馬は〔154〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔310〕、4歳〔352〕、5歳〔235〕、6歳〔203〕、7歳〔011〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
3着に6番人気以下が9頭、2ケタ人気馬が7頭ですから、好走の条件を1つでも満たすなら、人気薄でも押さえる必要がありそうです。


京都2歳S(土曜・阪神)
2歳馬による、芝2000m戦。
重賞に格上げされたのが、14年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔102〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
少頭数になることが多いからでしょうか、堅く収まることの多い2歳重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
札幌2歳Sから〔101〕。1番人気3着と2番人気1着の馬。
萩Sから〔120〕。1番人気で3着までの馬。
野路菊Sから〔110〕。1番人気1着馬。
アイビーSから〔010〕。5番人気2着馬。
1勝クラスから〔203〕。3着以内の馬。人気は3〜12番人気までと、不問のよう。
新馬勝ちから〔222〕。3番人気までで勝ち上がった馬が5頭。
未勝利勝ちから〔011〕。1、2番人気で1着の馬。
馬券圏内21頭すべてが、前走で芝1800mか芝2000mを走っていました。
また、21頭すべてに芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがありました。
さらに、馬券圏内21頭すべてが、前走3着以内の馬でした。
連対14頭は、すべて掲示板を外したことがなく、3着も7頭中6頭が掲示板を外したことのない馬です。
キャリア5戦以上の馬券圏内はなく、キャリア3戦以上の前走未勝利勝ちの馬にも馬券圏内はありません。
関東馬は〔010〕。関西馬が、関東馬を圧倒しています。
牝馬は〔010〕。
過去7年で、1〜3番人気の馬が2頭以上、3着以内に来たのが6回。
人気馬中心に組み立てていいと、データは語っています。
 


 
 
週末の重賞……2021.11.18
マイルCS(日曜・阪神)
秋のマイル王決定戦。芝1600m戦。
例年は京都で行われるGTですが、今年は昨年に続き、阪神での開催となります。
データは過去10年です。
1番人気は〔122〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔240〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
4、5番人気で、半数の5勝。
昨年は1番人気が勝って、1番人気の連敗は10でストップしています。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリンターズSから〔210〕。連対2頭と、6着馬。
天皇賞・秋から〔112〕。3着以内2頭に、4着と8着の馬。
安田記念から〔110〕。3着以内の馬。
毎日王冠から〔202〕。掲示板確保の馬。
京都大賞典から〔100〕。3着馬。
スワンSから〔042〕。3着以内の馬。
札幌記念から〔001〕。勝ち馬。
府中牝馬Sから〔001〕。3着馬。
富士Sから〔331〕。掲示板6頭に、1番人気7着馬。
外国馬の〔001〕というのもあります。
馬券圏内30頭すべての前走は、重賞から。
GT以外は、5番人気までに推されていたことが必要なようです。
また、前走で掲示板を外していたのは3頭。これらすべてが、勝ち馬から0秒6差以内でした。
連対20頭中、18頭にGT3着以内がありました。
また、連対20頭中、19頭に芝1600mの勝ちがあり、さらに18頭に芝1600mの重賞での3着以内が、残る2頭にも芝1800mの重賞勝ちがありました。
牝馬は〔102〕。イメージ以上に苦戦の傾向です。
年齢別で見ていくと、3歳〔201〕、4歳〔554〕、5歳〔244〕、6歳〔111〕。
4歳が最もよく、次に5歳馬が続きます。
1〜3歳馬が2着に9頭ですから、2着に人気馬を狙えとデータは語っています。
また、過去の好走馬が、再び、三度の好走を見せます。具体的に挙げておきましょう。
13年3着ダノンシャーク、翌14年優勝。
14年2着フィエロ、翌15年も2着。
15年3着イスラボニータ、翌16年2着。
17年勝ったペルシアンナイト、翌18年2着、19年3着。
19年勝ったインディチャンプ、翌20年2着。
今年は、昨年の優勝馬グランアレグリアと、2年続けて好走中のインディチャンプが出走を予定しています。


東京スポーツ杯2歳S(土曜・東京)
2歳馬による芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔511〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔013〕。
6番人気以下〔124〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
1、2番人気が共に連を外したのは、1回だけです。
ステップレースを見ていきましょう。
札幌2歳Sから〔200〕。勝ち馬。
サウジアラビアRCから〔100〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔010〕。2着馬。
OPから〔325〕。3着以内の馬。
1勝クラスから〔010〕。勝ち馬。
新馬戦から〔432〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利戦から〔023〕。1、2番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭、すべてが前走は芝1600m以上のレースから。
前走人気で見ると、馬券圏内30頭中、26頭が3番人気以内。残る4頭は、4、4、5、6番人気。このうちの3頭は、3着に終わっています。
連対20頭すべてが、前走で連対を果たしており、3着までに広げても、連を外していたのは1頭(3着)のみです。
連対20頭中、18頭に芝1800m以上での勝ちがあり、残る2頭も芝1600mに勝ちがありました。
また、連対20頭はすべて掲示板を外したことのない馬ばかりです。
未勝利勝ち即の馬の優勝はありません。
キャリア4戦以上の馬は3着まで。キャリア5戦以上の馬の馬券圏内はありません。
GT馬を多数輩出してきた出世レースです。今後を占う意味でも、要注目です。
 


 
 
週末の重賞……2021.11.11
エリザベス女王杯(日曜・阪神)
最強牝馬決定戦。芝内回りの2200m戦。
例年、京都で行われるGTですが、今年も昨年に続き、阪神での施行となります。
データは過去10年で見ていきます。
1番人気は〔232〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔402〕。
6番人気以下〔251〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1〜3番人気が、1頭も連に絡まなかったのは1回だけです。
ステップレースを見ていきましょう。
秋華賞から〔231〕。3着以内5頭に、2番人気6着馬。
オークスから〔001〕。勝ち馬。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。2着馬。
宝塚記念から〔001〕。3着馬。
府中牝馬Sから〔454〕。掲示板10頭に、1番人気に推された馬が2頭、7着馬が1頭。
オールカマーから〔210〕。掲示板確保の馬。
札幌記念から〔101〕。共に3着馬。
2勝クラスから〔011〕。勝ち馬です。
外国馬の〔100〕というのもあります。
その外国馬も含め、馬券圏内30頭中、28頭が前走GTかGUからの馬。残る2頭は、2勝クラス勝ちの馬。
前走GVやOPからの馬券圏内はありません。
連対20頭中、16頭に芝2000m以上での勝ちがあり、残る4頭にはGTでの掲示板がありました。
また、連対20頭中、重賞勝ち馬は16頭です。
勝ち馬に限れば、3歳は秋華賞から、4歳以上はGTかGUから。
5歳以上で馬券に絡んだのは6頭。この6頭すべてが、前年のエリザベス女王杯で6着以内に頑張った馬たちです。
前走で掲示板を外して、馬券に絡んだ馬は4頭。そのうち3頭が、前走で1、2番人気に推されていました。巻き返すには、高い人気が欲しいということでしょう。
年齢別に見ていくと、3歳〔242〕、4歳〔637〕、5歳〔221〕、6歳〔010〕。
4歳馬がいいようです。
現在、5年連続で関西馬が1〜3着を独占中。
今年は関東馬が一矢報いることが出来るか、注目です。


福島記念(日曜・福島)
芝2000mのハンデ戦。
11年は新潟での施行。従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔232〕、2番人気は〔412〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
意外や、1、2番人気が共に連を外したのは1回だけ。その時も1番人気が3着でした。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔200〕。
秋華賞から〔001〕。
オールカマーから〔113〕。
毎日王冠から〔101〕。
京都大賞典から〔100〕。
札幌記念から〔021〕。
セントライト記念から〔010〕。
富士Sから〔200〕。
小倉記念から〔010〕。
新潟記念から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPから〔132〕。4着以内5頭と、11着馬。
3勝クラスから〔110〕。共に勝ち馬でした。
トップハンデは9年で12頭いて〔121〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜54キロで、平均すると55.28キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均55.78キロ。
3着馬は58.5〜52キロで、平均55.83キロ。
連対18頭は、すべてハンデ54キロ以上です。
連対18頭中、16頭に芝1800m以上での勝ちがあり、15頭に重賞3着以内がありました。
牝馬は〔001〕。
年齢別で見ておくと、3歳〔211〕、4歳〔232〕、5歳〔321〕、6歳〔223〕、7歳〔011〕、8歳〔001〕。
3〜6歳でまんべんなくのイメージでしょうか。
実は、勝ち馬9頭すべてが10番枠より内の馬。
“内枠の先行馬”が狙いかもしれません。


武蔵野S(土曜・東京)
ダート1600m戦。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔447〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
馬券圏内の半数が6番人気以下の伏兵。
3本の万馬券は、近4年で発生。
17年の3連単は178万馬券、19年は235万馬券。
大波乱もあるダート重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTの南部杯から〔130〕。掲示板確保の馬。
同じく、ジャパンダートダービーから〔111〕。掲示板確保の馬。
交流GUの日本テレビ盃から〔001〕。5着馬。
交流GVの白山大賞典から〔100〕。勝ち馬。
同じく、サマーチャンピオンから〔100〕。3着馬。
シリウスSから〔020〕。6着と9着の馬。
エルムSから〔001〕。7着馬。
芝の中京記念から〔001〕。15着馬。
OPから〔544〕。4着以内の馬。
3勝クラスから〔102〕。こちらは1番人気1着馬です。
前走重賞組は、地方交流なら掲示板確保、中央の重賞(芝も含む)なら人気、着順は不問です。
また、馬券圏内30頭の前走はすべて1400m以上のレースでした。
連対20頭中、18頭に重賞3着以内またはOP勝ちがあり、残る2頭のうち、1頭は芝の重賞勝ちの馬、もう1頭は昇級2戦目で、その前走はOP3着でした。
牝馬は〔000〕。馬券圏内がありません。
年齢別で見ておくと、3歳〔232〕、4歳〔112〕、5歳〔352〕、6歳〔313〕、7歳〔101〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
関西馬が〔81010〕と関東馬を圧倒しています。勝った2頭の関東馬は、当日1、2番人気に推されていた馬。取捨選択の参考にしてみて下さい。


デイリー杯2歳S(土曜・阪神)
2歳限定の芝外回り1600m戦。
こちらも京都で行われてきた重賞ですが、昨年に続き、今年も阪神での開催となります。
また、10月の施行が11月に替わったのが、14年のこと。
従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔212〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔031〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
勝つのは5番人気までの馬です。
ステップレースを見ていきましょう。
小倉2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔001〕。2着馬。
OPのききょうSから〔101〕。勝ち馬。
中京2歳Sから〔101〕。勝ち馬。
野路菊Sから〔010〕。勝ち馬。
すずらん賞から〔001〕。勝ち馬。
新馬勝ちから〔311〕。1または2番人気で勝ち上がった馬。
芝の未勝利勝ちから〔232〕。3番人気までで勝ち上がった馬。
ダートの未勝利勝ちから〔010〕。2番人気で勝ち上がった馬です。
ちなみに、この馬には、過去2回の芝のレース経験があり、どちらも3着でした。
馬券圏内21頭中、前走で敗れていたのは2頭だけ。萩S4着→デイリー杯2歳S3着、新潟2歳S2着→デイリー杯2歳S3着です。
また、馬券圏内21頭中、前走3番人気以内だった馬が19頭。残る2頭は4番人気でした。
勝ち馬で見ると、7頭すべてが、前走1または2番人気に推されていました。
さらに、馬券圏内21頭すべてに、ダートを含む、1400m以上での勝ちがありました。
前走からの距離延長組は2着まで。
中3週以内で出走してきた馬も2着までとなっています。
キャリア4戦以上の馬は3着まで。
覚えておくといいかもしれません。
 


 
 
週末の重賞……2021.11.05
アルゼンチン共和国杯(日曜・東京)
芝2500mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔400〕、3番人気は〔315〕。
6番人気以下〔124〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
イメージほどは、大きく荒れないハンデ戦と言っていいかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。
宝塚記念から〔200〕。
ダービーから〔101〕。
天皇賞・春から〔010〕。
オールカマーから〔221〕。
目黒記念から〔100〕。
青葉賞から〔100〕。
京都大賞典から〔020〕。
ラジオNIKKEI賞から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPから〔122〕。4着以内4頭に、2番人気8着馬1頭。
3勝クラスから〔233〕。3着以内の馬。
2勝クラスから〔001〕。こちらは勝ち馬でした。
トップハンデは10年で14頭いて〔120〕。
勝ち馬のハンデは57〜54キロで、平均すると56キロ。
2着馬は58.5〜53キロで、平均55.8キロ。
3着馬は57.5〜51キロで、平均54.45キロ。
馬券圏内30頭中25頭が、ハンデ55キロ以上の馬。
さらに、連対20頭中18頭が、ハンデ55キロ以上の馬。
ちなみに55キロ未満で勝ったのは、昨年の3歳馬オーソリティ(54キロ)のみです。
連対20頭中、18頭に芝2400m以上での勝ち、または重賞連対がありました。
また、連対20頭中、10頭が重賞勝ち馬。残る10頭中、8頭に重賞掲示板がありました。
さらに、連対20頭中、17頭に東京芝の連対歴がありました。
牝馬は〔000〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔202〕、4歳〔544〕、5歳〔144〕、6歳〔220〕。
4歳馬が抜けて好成績です。
今年は登録がありませんが、3歳馬は4頭が出走して〔202〕。つまり、3歳馬は馬券圏内パーフェクト。
このことは、来年のこのレースに向けて、メモしておくといいかもしれません。


みやこS(日曜・阪神)
ダート1800m戦。
例年、京都で施行される重賞ですが、昨年に引き続き、今年も阪神で行われます。
18年はJBCを京都で開催し、みやこSは休止。
従いまして、データは10年からの過去10回です。
1番人気は〔321〕、2番人気は〔400〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔254〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
ちなみに、昨年阪神で行われたこのレースは、1、4、9番人気の1〜3着で、馬連1110円でした。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTの南部杯から〔101〕。4着と3着の馬。
同じく帝王賞から〔001〕。2番人気6着馬。
交流GUの日本テレビ盃から〔100〕。2着馬。
交流GVの白山大賞典から〔021〕。4着以内の馬。
エルムSから〔300〕。3着以内の馬。
シリウスSから〔023〕。掲示板確保の馬。
レパードSから〔011〕。勝ち馬。
平安Sから〔001〕。3着馬。
アンタレスSから〔001〕。4着馬。
OPのブラジルCから〔220〕。1番人気4着馬と1番人気8着馬、2番人気2着馬と4番人気7着馬。
太秦Sから〔200〕。2着と4着の馬。
ラジオ日本賞から〔111〕。1着馬、2番人気6着馬、3着馬。
3勝クラスから〔020〕。こちらは勝ち馬です。
馬券圏内30頭のうち、前走で着順、人気のどちらも“5”を外した馬はいません。また、2戦連続で掲示板を外した馬もいません。
連対20頭中、16頭は重賞3着以内の馬。この中で11頭が、芝を含む重賞勝ち馬。
重賞未勝利の9頭中、6頭にはOPでの勝ちがありました。
また、連対20頭中、16頭にダート1800mでの勝ちがありました。
前走で勝ち馬から1秒以上離されて連に絡んだのは、2頭だけです。
牝馬は〔000〕。
年齢別に見てみると、3歳〔031〕、4歳〔621〕、5歳〔135〕、6歳〔311〕、7歳〔002〕、8歳〔010〕。
4歳馬がいいのですが、近3年は馬券に絡めていません。
京都施行時は、過去の好走馬が、再び、三度の好走を見せていました。
具体的に挙げていきましょう。
11年3着ニホンピロアワーズ、翌12年2着。
12年勝ったローマンレジェンド、翌13年3着、15年も3着。
13年2着インカンテーション、翌14年優勝。
15年勝ったロワジャルダン、翌16年3着。
17年3着キングズガード、19年2着。
今年は、昨年の優勝馬クリンチャー、3着馬エイコーン、19年の勝ち馬ヴェンジェンスが出走登録しています。
ちなみに、クリンチャーとエイコーンは昨年と同じ舞台。ヴェンジェンスは京都から阪神に舞台が移ります。注目です。


京王杯2歳S(土曜・東京)
2歳限定の芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔152〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
11年から14年は1〜3番人気の馬が連に絡めませんでしたが、15〜20年は1、2番人気のいずれかが連対。傾向は変わってきているのかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。
小倉2歳Sから〔312〕。3着以内5頭に、7着馬。
函館2歳Sから〔221〕。3着以内の馬。
新潟2歳Sから〔010〕。7着馬。
OPから〔241〕。勝ち馬6頭に、1番人気5着馬。
1勝クラスから〔102〕。連対馬。
新馬戦から〔200〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利戦から〔023〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。
施行時期が変わったデイリー杯2歳S組を除く、馬券圏内29頭のうち、近2走共に勝ちがなかったのは1頭だけ。
また、芝1400m以下に勝ちがなかった馬は〔022〕と2着まで。
前走が芝1500m以上だった馬も〔033〕と2着までとなっています。
新馬勝ちの馬も即通用しますが、逆にキャリア6戦以上の馬の馬券圏内はありません。
好走が目立つのは、キャリア2戦の馬で〔643〕。
牝馬は〔020〕。共に、当日1番人気に推された馬ですが2着まで。
短距離戦ですが、牡馬優勢の重賞と言えそうです。


ファンタジーS(土曜・阪神)
2歳牝馬限定の芝1400m戦。
こちらも京都で行われていた重賞ですが、昨年に続き、今年も阪神での施行です。
データは過去10年です。
1番人気は〔323〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔343〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
波乱含みのレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
小倉2歳Sから〔300〕。1、2、13着の馬。
函館2歳Sから〔102〕。連対馬。
新潟2歳Sから〔011〕。2着と4着の馬。
OPから〔013〕。3着以内3頭に、8着馬。
1勝クラスから〔030〕。すべて2番人気2着馬。
新馬戦から〔330〕。4番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利戦から〔214〕。こちらも、4番人気までで勝ち上がった馬です。
施行時期が変わったデイリー杯2歳S組を除く、馬券圏内28頭のすべてが、近2走のいずれかで連に絡んでいました。
連対20頭中、15頭に芝1400m以下での勝ちがあり、残る5頭はここまで連対パーフェクト。
キャリア5戦以上の馬は〔010〕。2着に1頭のみとなっています。
キャリアの浅い2歳牝馬たち。当日の雰囲気を、しっかり確かめたいところです。
 


 
 
週末の重賞……2021.10.27
天皇賞・秋(日曜・東京)
春秋で行われる、古馬最高峰のレース。秋は芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔132〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔126〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
毎年1、2番人気のいずれかが連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔220〕。3着以内または1、2番人気の馬。
宝塚記念から〔133〕。掲示板または3番人気までに推されていた馬。
天皇賞・春から〔011〕。勝ち馬と4番人気8着馬。
毎日王冠から〔325〕。3着以内7頭に、1、2番人気が1頭ずつ。残る1頭は6番人気7着馬ですが、前々走は海外GT2着でした。
札幌記念から〔210〕。1、2番人気で勝った馬。
京都大賞典から〔100〕。1番人気1着馬。
オールカマーから〔100〕。1番人気1着馬。
セントライト記念から〔011〕。こちらも1番人気1着馬です。
馬券圏内30頭すべてが、前走GTまたはGUから。
前々走がGT、GU以外だったのも3頭だけ。その3頭の前々走は、1番人気で連対を果たしていました。
連対20頭中、19頭が前走3着以内または3番人気まで。
例外の1頭は、前述の毎日王冠6番人気7着馬。繰り返しになりますが、前々走は海外GT2着でした。
連対20頭中、19頭が重賞勝ち馬。そのうち15頭が、東京芝の重賞勝ち馬です。
GT勝ち馬が13頭、GU勝ち馬が5頭、GV勝ち馬が1頭です。重賞勝ちのない1頭も、重賞3着が3回ありました。
また、連対20頭中、17頭に東京芝での勝ちがありました。
さらに、連対20頭中、15頭に芝2000mでの勝ちがあり、残る5頭には芝2000mの重賞に2、3着がありました。
現在、東京芝GT勝ちのある馬が5連勝中です。
牝馬は〔222〕。当日1、2番人気が5頭に、5番人気が1頭。連対4頭は1、2番人気に推された馬でした。
年齢別に見ていくと、3歳〔011〕、4歳〔365〕、5歳〔733〕、6歳〔001〕。
4、5歳馬が、馬券圏内30頭中27頭。勝ち馬では、5歳馬がいいようです。
東京芝2000mは外枠が不利。
勝ち馬10頭は、12番枠より内の馬。
13番枠より外は、2着1頭、3着2頭のみです。
枠順は重要なポイントとなります。覚えておいて下さい。


スワンS(土曜・阪神)
芝1400m戦。
例年は京都での施行ですが、今年は阪神で行われます。
データは過去10年です。
1番人気は〔321〕、2番人気は〔412〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔235〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
7回で1〜3番人気のうち2頭が馬券圏内に。現在、4年連続継続中です。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔233〕。
スプリンターズSから〔011〕。
毎日王冠から〔110〕。
京王杯SCから〔011〕。
京成杯AHから〔201〕。
キーンランドCから〔011〕。
函館記念から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPから〔431〕。3着以内6頭に、2番人気16着馬と8番人気9着馬。
3勝クラスから〔101〕。どちらも1番人気1着馬です。
連対20頭すべてに、重賞3着以内またはOPでの勝ちがありました。
また、芝1400mの重賞ですが、連対20頭中、19頭に芝1600m以上での勝ちがありました。覚えておくといいかもしれません。
牝馬は〔102〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔400〕、4歳〔333〕、5歳〔355〕、6歳〔022〕。
3〜5歳の3世代がいいようです。
いつもは京都芝外回りですが、今年は阪神芝内回り。
京都の時も逃げ馬が〔321〕。展開をしっかり読んで、逃げ馬が残るかのジャッジをして下さいね。


アルテミスS(土曜・東京)
牝馬限定の2歳重賞。芝1600m戦。
今年で迎えて10回目。従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔420〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔323〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
9回のうち、8回で1、2番人気が連絡み。残る1回も2番人気が3着でした。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔100〕。4着馬。
札幌2歳Sから〔111〕。3着以内の馬。
OPから〔111〕。3着以内の馬。
1勝クラスから〔023〕。掲示板確保の馬。
新馬勝ちから〔231〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔423〕。1、2番人気で勝ち上がった馬が8頭に、5番人気だった馬が1頭です。
馬券圏内27頭中、22頭が前走芝1600m以上のレースから。
芝1400m、1500mからは2着まで。芝1200mからの馬の馬券圏内はありません。
加えて、芝1800mの新馬戦からの馬券圏内もありません。
芝1600m以上に勝ちがなかったのは、12年2着のアユサン(芝1400mの新馬勝ちから)と、20年2着のククナ(芝1500mの未勝利勝ちから)の2頭だけです。
キャリア6戦以上の馬の馬券圏内はありません。
牝馬クラシック路線で活躍する馬を多数輩出してきた出世レース。要注目です。
 


 
 
週末の重賞……2021.10.21
菊花賞(日曜・阪神)
クラシック3冠の最終戦。芝3000m戦。
例年は京都での施行ですが、今年は42年振りに阪神で行われます。
データは過去10年で見ていきましょう。
1番人気は〔602〕、2番人気は〔030〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔030〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
毎年、1〜3番人気の馬が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
TRの神戸新聞杯組が抜けてよく〔854〕。3着以内が15頭。残る2頭は4着と5着の馬。この2頭は、本番では3着まででした。
もうひとつのTR、セントライト記念から〔132〕。連対5頭に、4番人気9着馬。
その他では、札幌記念から〔010〕。3着馬。
ラジオNIKKEI賞から〔100〕。2着馬。
2勝クラスから〔014〕。芝2200m〜2600m戦で勝った馬です。
勝ち馬10頭は、すべて前走重賞3着以内の馬。
また、馬券圏内30頭中、29頭が前走掲示板確保の馬でした。
連対20頭中、9頭が重賞勝ち馬、6頭が重賞2着馬。残る5頭にも、OPクラスでの3着以内がありました。
さらに、連対20頭中、18頭に芝2400m以上のレースへの出走経験があり、残る2頭のうち、1頭には芝2200mの出走歴があり、もう1頭はデビューからの3戦すべてが芝1800m戦で、前走は芝1800mの重賞で2着の馬でした。
キャリア10戦以上は2着までです。
今年は皐月賞馬も、ダービー馬も出走しない菊花賞。舞台も阪神で急坂を2回。スタミナ自慢に向きそうなレースとなりそうです。


富士S(土曜・東京)
芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔310〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔141〕。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
毎年、1〜3番人気が連対するものの、1番人気と2番人気、1番人気と3番人気のワンツーは1回もなし。ゆえに、馬連はすべて1000円以上の配当になっています。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔120〕。
ヴィクトリアマイルから〔102〕。
オールカマーから〔002〕。
京成杯AHから〔231〕。
その他、皐月賞、毎日王冠、セントライト記念、札幌記念、関屋記念から勝ち馬が。
NHKマイルC、新潟記念、ラジオNIKKEI賞、ダービー卿CT、エプソムCから2着馬が。
マイラーズC、中京記念から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OPから〔102〕。こちらも人気、着順は不問。
また、3勝クラス勝ち馬の〔001〕というのもあります。
連対20頭中、芝1600mに勝ちがあるのは18頭。残る2頭には、1600mではない距離での、東京芝の重賞勝ちがありました。
また、連対20頭中、15頭に芝1600m〜1800mの重賞での勝ちがあり、残る5頭にも同距離重賞での2、3着がありました。
距離と重賞の実績は必須のようです。
牝馬は〔122〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔322〕、4歳〔542〕、5歳〔236〕、6歳〔010〕。
3〜5歳の3世代で、中でも4歳馬がやや優勢なようです。
 


 
 
週末の重賞……2021.10.15
秋華賞(日曜・阪神)
3歳牝馬3冠の最終戦。
例年は京都芝2000mでの施行ですが、今年は阪神の芝内回り2000mで行われます。
データは過去10年です。
1番人気は〔411〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔401〕。
6番人気以下〔026〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
勝ち馬は4番人気まで。
また、毎年1〜3番人気の馬が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
オークスから〔300〕。3着以内の馬。現在3連勝中です。
TRのローズSから〔357〕。3着以内10頭、4着2頭、5着1頭。残る2頭は2番人気7着と、12番人気18着の馬。馬券圏内の半数にあたる15頭がローズS組です。
もうひとつのTR、紫苑Sから〔330〕。OP時代の2着1頭を含め、3着以内4頭に、6番人気4着と2番人気5着の馬。
クイーンSから〔100〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔001〕。1番人気3着馬。
2勝クラスから〔021〕。1番人気1着馬。
1勝クラスから〔001〕。1番人気1着馬です。
勝ち馬は、すべて前走OPクラス出走の馬。
連対20頭すべてが、前走掲示板確保の馬。
馬券圏内30頭の中で、前走に限らず、オークス出走馬は19頭を数えます。
連対20頭中、重賞勝ちは12頭、2着があるのは4頭。残る4頭中、2頭は前走TRで権利を取った馬、2頭は古馬混合の2勝クラスを1番人気で勝って臨んできた馬です。
連対20頭中、18頭に芝1800m以上での勝ちがあり、残る2頭のうち、1頭は芝1800mの重賞3着馬、もう1頭はオークス5着馬です。
また、連対20頭中、17頭に同年重賞3着以内がありました。
キャリア3戦以下の馬の馬券圏内はなし。
ここが重賞初挑戦の馬は2着まで。
1勝馬も2着までとなっています。
覚えておいて下さい。


アイルランドT府中牝馬S(土曜・東京)
牝馬限定の芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔132〕、2番人気は〔023〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔323〕、2ケタ人気馬〔200〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
4番人気と5番人気で〔531〕ですから、難解な牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
クイーンSからが最もよく〔343〕。掲示板7頭に、1、2番人気だった馬が2頭。7番人気9着から3着という馬も1頭いますが、こちらも前々走は3勝クラスを勝った馬。好走、人気、勢いのいずれかが必要なようです。
その他、安田記念から〔010〕。8着馬。
ヴィクトリアマイルから〔002〕。共に4着馬。
海外GTのドバイターフから〔010〕。勝ち馬。
札幌記念から〔101〕。人気、着順は不問。
新潟記念から〔110〕。人気、着順は不問。
小倉記念から〔100〕。勝ち馬。
関屋記念から〔022〕。掲示板3頭に、1番人気7着馬。
マーメイドSから〔001〕。勝ち馬。
OPの小倉日経オープンから〔200〕。連対馬。
米子Sから〔110〕。連対馬。
3勝クラスから〔101〕。勝ち馬です。
連対20頭すべてに、重賞連対またはOP勝ちがありました。
重賞勝ちがなければ、芝1800m、2000mの重賞3着以内または同距離のOP勝ちが必須です。
年齢別では、3歳〔001〕、4歳〔654〕、5歳〔443〕、6歳〔012〕。
3〜6歳の4世代に限られますが、中でも4歳馬、5歳馬がいいようです。
 


 
 
週末の重賞……2021.10.8
毎日王冠(日曜・東京)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔700〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券2本。
1番人気の成績に象徴されるように、極端な結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
ダービーから〔220〕。2着馬2頭に、8着と11着の馬。
安田記念から〔132〕。連対馬5頭と、4着馬1頭。
NHKマイルCから〔100〕。勝ち馬。
宝塚記念から〔011〕。3着と2着の馬。
海外GTのクイーンエリザベスU世Cから〔100〕。3着馬でした。
札幌記念から〔110〕。5着馬と1着馬。
中山記念から〔101〕。2番人気8着馬と1番人気5着馬。
エプソムCから〔312〕。勝ち馬5頭に、6着馬1頭です。
関屋記念から〔020〕。2着と7着の馬。
新潟記念から〔002〕。2着と3着の馬。
OPのメイSから〔001〕。1番人気1着馬。ちなみに、この馬には連勝の勢いがありました。
連対20頭中、19頭に重賞勝ちがあり、残る1頭には重賞2着とOP勝ちがありました。
また、連対20頭中、12頭にGT連対歴がありました。
さらに、連対20頭すべてに芝の左回りでの勝ちがあり、19頭に東京芝での勝ち、または東京芝でのOPクラス3着以内がありました。
加えて、16頭に芝1800mでの勝ち、または芝1800mのOPクラスでの3着以内があり、例外の4頭はすべて3歳馬。4歳以上の古馬に、芝1800mの実績は必須と言えそうです。
牝馬は〔210〕。
頭数が少ないこともありますが、馬券圏内30頭中25頭が、ひとケタ馬番の馬。
逃げ馬は〔221〕。
開幕週の馬場を考慮する必要性を感じるデータですよね。
また、馬券圏内30頭中、前走が7月以降のレースというのは7頭のみ。実績馬が復帰戦から頑張る図式です。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔330〕、4歳〔425〕、5歳〔223〕、6歳〔131〕、7歳〔001〕。
現在、ダービー2着からの3歳馬が2連勝中です。


京都大賞典(日曜・阪神)
芝2400m戦。
例年は京都で行われる重賞ですが、今年は阪神の同距離での施行となります。
データは、京都の過去10年で見ていきましょう。
1番人気は〔312〕、2番人気は〔114〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔260〕、2ケタ人気馬〔200〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
3本の万馬券のうち、2本が9万馬券と5万馬券。荒れる時は大きく荒れるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
宝塚記念からが抜けて好相性で〔625〕。
天皇賞・春から〔022〕。
新潟記念から〔110〕。
その他、オールカマー、鳴尾記念から勝ち馬が。
大阪杯、阪神大賞典、札幌記念から2着馬が。
安田記念、目黒記念から3着馬が出ています。
GT、GUからなら人気、着順不問。GVからは3着以内、または2番人気に推されていたことが必要です。
OPの丹頂Sから〔110〕。5着馬と勝ち馬。
3勝クラスから〔011〕。共に1番人気1着馬です。
連対20頭中、19頭に芝2000m以上での勝ちがあり、例外の1頭にも芝2000mの重賞2着がありました。
また、連対20頭中、14頭に重賞勝ちがあり、残りの6頭中5頭にも重賞3着以内がありました。
例外の1頭は連勝で3勝クラスを勝ち上がり、ここが重賞初挑戦だった馬です。
牝馬は〔110〕。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔353〕、5歳〔532〕、6歳〔113〕、7歳〔112〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
京都時代は、京都での実績が必要で、内枠の馬の好走が目立ちました。阪神に替わってどうなるのか。注目です。


サウジアラビアロイヤルC(土曜・東京)
2歳馬による、芝1600m戦。
この名称に変更され、重賞に格上げされたのが15年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔231〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔012〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
1番人気の複勝率は100%。勝ち馬は4番人気まで。堅めの2歳重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性の順に並べてみたいと思います。ちなみに、前走はすべて芝のレースから。
新馬勝ちから〔452〕。
未勝利勝ちから〔203〕。
前走で初勝利の馬は、4番人気までで勝ち上がっています。
OPのコスモス賞から〔010〕。1番人気1着馬。
新潟2歳Sから〔001〕。9番人気6着馬でした。
これを距離別で見ていくと、1400m〔010〕、1500m〔101〕、1600m〔435〕、1800m〔120〕。
1600mからが断トツです。
馬券圏内18頭中、連対馬12頭すべてを含む17頭に、芝1400m以上での勝ちがありました。
また、馬券圏内18頭中、連対馬12頭すべてを含む17頭が、前走1着の馬。
牝馬は〔121〕。現在、3年連続で連対中。
東西の比較では、関東馬〔425〕、関西馬〔241〕。関東馬がやや優勢のようです。
 


 
 
週末の重賞……2021.9.29
スプリンターズS(日曜・中山)
秋のGT初戦。芝1200m戦。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔511〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔038〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
勝つのは3番人気まで。
その一方で、3着9頭中、8頭が7番人気以下。穴党は3着に伏兵を狙いたいレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、セントウルS組で〔543〕。連対9頭は4着以内の馬。3着3頭は1、5、7着だった馬です。
安田記念から〔210〕。1、3、17着馬。
高松宮記念から〔010〕。2着馬。
ヴィクトリアマイルから〔010〕。3番人気11着馬。
キーンランドCから〔114〕。4着以内5頭に、2番人気7着馬。
CBC賞から〔100〕。勝ち馬。
北九州記念から〔011〕。4着と3着の馬。
OPの朱鷺Sから〔001〕。1番人気1着馬です。
馬券圏内27頭中、前走掲示板外しは4頭。この4頭すべて、前々走では掲示板を確保しています。つまり、2戦続けて掲示板を外した馬は、馬券に絡めていないということです。
これを連対18頭に絞ると、16頭が前走4着以内。例外の2頭は前々走で重賞連対の馬でした。
勝ち馬9頭すべてに、同年の重賞勝ちがありました。
また、勝ち馬9頭中、8頭には芝1200mの重賞勝ちがあり、残る1頭には高松宮記念での2着がありました。
2着馬9頭で見ても、7頭に芝1200mの重賞勝ちがあり、残る2頭にも芝1200mの重賞2着、3着がありました。
中山で2戦以上して勝ちのない馬に優勝はありません。
また、前走GVからなら、優勝は勝ち馬のみとなっています。
牝馬は〔345〕。
年齢別では、3歳〔011〕、4歳〔434〕、5歳〔342〕、6歳〔201〕、7歳〔011〕。
4、5歳馬が中心です。
前年の好走馬が、続けて好走することもあるよう。具体的に見ておきましょう。
11年勝ったカレンチャン、翌12年2着。
12年勝ったロードカナロア、13年連覇。
16年勝ったレッドファルクス、17年連覇。
19年3着ダノンスマッシュ、翌20年2着。
今年は、そのダノンスマッシュと、19年2着のモズスーパーフレア、昨年3着のアウィルアウェイが出走を予定。注目してみて下さい。
レース中、一度でも先頭に立った馬が〔051〕。
勝ちこそありませんが、半数以上が馬券絡んでいます。
逆に、勝つのは中団から後方に構える馬。
展開をしっかり読む必要がありそうです。


シリウスS(土曜・中京)
ダート1900mのハンデ戦。
例年、阪神のダート2000mで行われていましたが、今年も昨年に続き、中京での施行となります。
データは過去10年です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
近4年連続で、7番人気以下の伏兵が連絡み。競馬場を跨いでも、波乱の傾向は強まっているようです。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTのジャパンダートダービーから〔200〕。
東海Sから〔010〕。
エルムSから〔112〕。
レパードSから〔100〕。
平安Sから〔022〕。
交流GVのマーキュリーCから〔100〕。
芝の旧朝日CCからの〔100〕というのもあります。
前走重賞組は14頭。このうち掲示板外しは4頭。その4頭中2頭は、1、2番人気に推された馬でした。
OPから〔246〕。勝ち馬6頭に、1番人気に推された馬が3頭。あとは、5、7、8着馬です。
3勝クラスから〔220〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
トップハンデは、10年で15頭いて〔103〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜53キロで、平均すると54.85キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.05キロ。
3着馬は58.5〜54キロで、平均56.7キロ。
3着馬の平均ハンデが最も重く、57.5キロ以上の馬が〔126〕。
ハンデの重い馬は、単では狙わず、特に3着に狙うといいかもしれません。
逆に、近2走でOPまたは3勝クラスを勝った馬が〔465〕。
勢い重視のハンデ重賞と言えそうです。
牝馬は〔000〕。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔310〕、4歳〔204〕、5歳〔342〕、6歳〔234〕、7歳〔020〕。
3〜6歳でまんべんなくのイメージです。

 


 
 
週末の重賞……2021.9.24
オールカマー(日曜・中山)
芝2200m戦。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
1000円台が5回に、2000円台が1回。
毎年1〜3番人気の馬が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
宝塚記念から〔422〕。
天皇賞・春から〔110〕。
目黒記念から〔002〕。
七夕賞から〔020〕。
その他、ヴィクトリアマイル、海外GTのドバイシーマクラシック、新潟大賞典、マーメイドSから勝ち馬が。
安田記念、海外GTのクィーンエリザベスU世C、京都記念、小倉記念から2着馬が。
札幌記念、AJCCから3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問です。
また、OPの札幌日経オープン(3番人気4着馬)と福島テレビオープン(2番人気6着馬)から、3着馬が出ています。
馬券圏内27頭中、23頭が前走掲示板確保(5着以内)か、5番人気まで。
“5”という数字がキーワードかも?
ちなみに、残る4頭は前走GT出走馬。宝塚記念3頭に、天皇賞・春が1頭でした。
連対18頭すべてに、芝2000〜2200mの勝ち、または同距離での重賞2着がありました。
また、連対18頭中、17頭に重賞連対歴がありました。
さらに、連対18頭中、10頭に中山芝での勝ちが、6頭に中山芝の重賞掲示板がありました。
牝馬は〔320〕。重賞連対歴のある馬で、このうち4頭にGT連対歴がありました。
年齢別で見てみると、3歳〔000〕、4歳〔344〕、5歳〔534〕、6歳〔120〕、7歳〔001〕。
5、4歳馬が中心です。
オールカマー=all comer、“何でも来い”という意味ですが、前走GT出走馬が〔752〕。連対18頭はすべて前走重賞組。
格がモノを言うレースであることを覚えておいて下さい。


神戸新聞杯(日曜・中京)
3歳馬による、菊花賞TR。上位3頭に優先出走権が与えられます。
本来、阪神芝2400mで行われる重賞ですが、今年も昨年に続き、中京芝2200mでの施行となります。
データは過去10年です。
1番人気は〔810〕、2番人気は〔132〕、3番人気は〔123〕。
6番人気以下〔044〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券なし。
1番人気が連を外したのは1回だけ。その時も2、3番人気のワンツーでした。
ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的にダービー組がよく〔962〕。掲示板確保の馬が14頭。
掲示板を外した3頭は前々走で重賞2着。ただし、このレースに勝ちはなく、2着までとなっています。
宝塚記念から〔001〕。5着馬。
ラジオNIKKEI賞から〔012〕。勝ち馬2頭と、8着馬。この8着馬も、前々走では1勝クラスで1番人気1着の馬でした。
OPの白百合Sから〔001〕。2番人気7着馬。
若葉Sから〔001〕。2着馬。
3勝クラスから〔100〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔032〕。連対馬。
1勝クラスから〔001〕。1番人気2着馬。
勝ち馬はダービー5着以内の馬か、古馬混合の3勝クラス勝ちの馬に限られます。
連対20頭すべてに、OPクラスでの出走歴がありました。
また、当日6番人気以下で馬券に絡んだ8頭中、ダービーに出走していたのは1頭のみ。14年2着のサウンズオブアースだけ。残る7頭は、いわゆる“夏の上がり馬”です。
TRらしく、出走権を狙う伏兵たちの激走に注意が必要です。
キャリア4戦以下の馬は3着まで。今年はダービー馬のシャフリヤールが、このジンクスに挑みます。注目です。

 


 
 
週末の重賞……2021.9.16
ローズS(日曜・中京)
3歳牝馬による秋華賞TR。
上位3着までに優先出走権が与えられます。
例年は阪神芝1800mでの施行ですが、昨年同様、今年も中京芝2000mで行われます。
データは過去10年です。
1番人気は〔510〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔276〕、2ケタ人気馬〔043〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
TRらしく、伏兵の紛れが多い、難解なレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
オークスからの馬が圧倒的によく〔842〕。掲示板確保の馬が11頭。掲示板外しの3頭は、前々走で重賞掲示板の馬でした。
フローラSから〔010〕。14着馬。
2勝クラスから〔016〕。連対3頭に、1番人気が3頭、3番人気4着の馬が1頭です。
1勝クラスから〔232〕。勝ち馬が6頭に、2着馬1頭。
未勝利勝ちから〔010〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
連対20頭中、4頭が前走掲示板外し。これらは、すべてオークスまたはフローラSから。この4頭すべてに重賞3着以内がありました。
また連対20頭中、前走が重賞以外なら、連対は必須です。
馬券圏内30頭中、OPの経験がなかったのは5頭。そのうち、前走古馬混合戦勝ちが3頭、2着が1頭。残る1頭は未勝利勝ちの馬。
1勝馬は2着に3頭のみです。
さらに、連対20頭中、15頭にOPでの掲示板があり、12頭に芝1800m以上での勝ちがありました。
データも必須と出来る項目が少なく、難解ですが、まずは抜けて好相性のオークス組の精査から入ることをお勧めします。


セントライト記念(月曜・中山)
3歳馬による菊花賞TR。芝2200m戦。
上位3着までに優先出走権が与えられます。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔331〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
近5年は、毎年1番人気馬が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
ダービーからが最もよく〔654〕。人気、着順は不問です。
青葉賞から〔001〕。7着馬。
ラジオNIKKEI賞から〔111〕。1着または1番人気に推された馬。
OPのプリンシパルSから〔001〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔130〕。4着までの馬が3頭に、2番人気6着馬。
1勝クラスから〔102〕。1着馬です。
勝ち馬9頭中、7頭に重賞勝ちがあり、例外の2頭は中山芝2200mへの出走歴がありました。
連対18頭中、15頭に芝2000m以上での勝ちがあり、残る3頭中2頭には芝1800mの重賞勝ちがありました。
キャリア5〜7戦の馬が、8勝、2着6頭。このあたりが狙い目となるかもしれません。覚えておいて下さい。

 


 
 
週末の重賞……2021.9.10
セントウルS(日曜・中京)
芝1200m戦。
本来は阪神で行われる重賞ですが、今年は昨年に続き、中京での施行となります。
データは過去10年です。
1番人気は〔541〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
1番人気は馬券圏内パーフェクトです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔111〕。
高松宮記念から〔110〕。
北九州記念から〔424〕。
アイビスSDから〔120〕。
CBC賞から〔011〕。
函館スプリントSから〔011〕。
他に、海外GTのチェアマンズスプリント、ニュージーランドT、キーンランドCから勝ち馬が。
関屋記念から2着馬が。
NHKマイルC、シルクロードSから3着馬が出ています。
GT、GUは人気、着順不問。
GVからの20頭中、12頭が3着以内、3頭が4、5着、1、2番人気だった馬が3頭です。
GV組の、取捨選択の参考にしてみて下さい。
OPの朱鷺Sから〔001〕。4着馬でした。
他に外国馬の〔010〕というのがあります。
連対20頭中、16頭に芝1400m以下の重賞勝ちがあり、残る4頭中3頭にも同距離重賞の2、3着がありました。
例外の1頭は、前走重賞初挑戦の北九州記念で5着の馬です。
また、連対した日本馬19頭中17頭に芝1200mでの勝ちがあり、1頭に芝1200mの重賞2着が、1頭に芝1400mの重賞3着がありました。この馬は芝1200mが初めての馬でした。
牝馬は〔335〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔221〕、4歳〔421〕、5歳〔443〕、6歳〔014〕、7歳〔011〕。
5、4、3歳の順にいいようです。


京成杯オータムH(日曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔300〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔121〕、6番人気以下〔155〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
ちなみに、4番人気が〔201〕。難解なハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
関屋記念から〔144〕。
中京記念から〔102〕。
他に、ダービー、七夕賞から勝ち馬が。
安田記念、ヴィクトリアマイル、クイーンS、ダービー卿CTから2着馬が。
NHKマイルC、東京新聞杯から3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は、基本的には不問ですが、好相性の2レースには傾向があるようです。
関屋記念は、3着以内7頭に、4、6着の馬が1頭ずつ。
中京記念は、2着馬2頭に、6着馬1頭です。
OPから〔211〕。勝ち馬3頭に、3番人気10着馬。
3勝クラスから〔300〕。1、2番人気で勝った馬。
OPと3勝クラスの勝ち馬で5勝ですから、難解ですよね。
トップハンデは9回で12頭いて〔022〕。トップハンデは2着まで。
勝ち馬のハンデは57〜52キロで、平均すると54.33キロ。
2着馬は58〜52キロで、平均55.06キロ。
3着馬は58〜54キロで、平均55.56キロ。
52キロで連対の3頭は、すべて牝馬。牡馬の馬券圏内は、53キロ以上となっています。
前走との比較では、斤量増が〔314〕、据え置きが〔133〕、斤量減が〔552〕。
斤量増で連対の4頭は、前走OP勝ちか、重賞2着の勢いのあった馬です。
連対18頭中、17頭に重賞での掲示板があり、残る1頭は前走3勝クラス勝ちで、ここが重賞初挑戦のミッキーグローリー(18年優勝)。
また、連対18頭中、17頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る1頭は芝1600mのGTに3着がありました。
勝ち馬9頭で、重賞勝ちがなければ、前走3勝クラス勝ちか、中山芝1600mの連対100%が必要。
さらに、勝ち馬9頭中、8頭が10番枠より内の馬。例外の1頭は12番枠の馬。
また、勝ち馬9頭中、8頭が4番人気までの馬なので、勝つのは「10番枠より内の、4番人気までの馬」?
牝馬は〔350〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔212〕、4歳〔212〕、5歳〔432〕、6歳〔032〕、7歳〔111〕。
5歳馬が中心のようです。


紫苑S(土曜・中山)
3歳牝馬による、秋華賞TR。芝2000m戦。
上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
重賞に格上げされたのが16年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔031〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
昨年は5、10番人気のワンツーでしたが、その前の4年は、1、2番人気の少なくとも1頭が連に絡んでいました。
ステップレースを見ていきましょう。
オークスから〔223〕。掲示板3頭に、6、10、11、16着の馬。
フローラSから〔100〕。3着馬。
ニュージーランドTから〔001〕。2着馬。
ラジオNIKKEI賞から〔010〕。4着馬。
2勝クラスから〔111〕。3番人気までで連対の馬。
1勝クラスから〔110〕。3番人気までで勝った馬。
前々走でオークスに出走した馬2頭を加えると、オークス出走馬は9頭を数え、実は毎年オークス出走馬が連に絡んでいます。
また、昨年を除く16〜19年は、オークス出走馬が2頭、馬券圏内に来ていました。
馬券圏内15頭すべてに、芝1600m以上での勝ちがあり、芝1800m以上に勝ちのある馬は12頭。残る3頭は芝1600mで2勝以上の馬でした。
馬券圏内15頭で重賞出走歴がないのは、17年3着のポールヴァンドルのみ。しかし、この馬にもスイートピーS1番人気5着があり、OPクラスの経験は必須となっています。
最後に、キャリア3戦以下の馬の馬券圏内はありません。覚えておいて下さい。

 


 
 
週末の重賞……2021.9.3
新潟記念(日曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔220〕、2番人気は〔300〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔467〕、2ケタ人気馬〔103〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
小倉記念から〔424〕。
七夕賞から〔131〕。
函館記念から〔110〕。
その他、ダービー、天皇賞・春、クイーンSから勝ち馬が。
大阪杯、エプソムCから2着馬が。
関屋記念、新潟大賞典から3着馬が出ています。
前走が重賞なら、6着以内または1、2番人気だった馬がほとんどで、例外は3頭。
クイーンS7番人気7着、大阪杯14番人気10着、小倉記念7番人気15着の馬です。
OPから〔002〕。人気、着順は不問。
3勝クラスから〔121〕。3番人気までで勝った馬です。
トップハンデは10年で14頭いて〔110〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜52キロで、平均すると55.45キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.05キロ。
3着馬は57〜53キロで、平均55.2キロ。
52キロで優勝した1頭は牝馬。牡馬換算なら54キロですから、連対条件は54キロ以上と考えていいでしょう。
その馬も含め、54キロ以下で勝ったのは2頭。どちらも、重賞勝ちのあった馬でした。
連対20頭中、18頭に重賞3着以内があり、残る2頭は3勝クラス勝ちから重賞初挑戦の馬。
また、連対20頭すべてに芝1800mまたは芝2000mの勝ちがあり、17頭に芝2000mでの勝ちがありました。
さらに、連対20頭中16頭に左回りでの勝ち、または左回りでの重賞3着以内がありました。
牝馬は〔100〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔100〕、4歳〔232〕、5歳〔445〕、6歳〔121〕、7歳〔212〕。
5歳馬が中心のようです。
なお、6、7歳で馬券に絡んだ9頭は、すべて6番人気以下。人気薄のベテランには注意が必要です。


小倉2歳S(日曜・小倉)
小倉の2歳チャンピオン決定戦。芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔240〕、2番人気は〔411〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
勝ち馬9頭が1〜3番人気の馬。例外の1頭は15番人気でしたが、この時も1番人気がハナ差の2着。人気馬信頼でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
函館2歳Sから〔001〕。5番人気4着馬。
OPのフェニックス賞から〔120〕。1、3番人気で1着と、1番人気3着の馬。
中京2歳Sから〔100〕。1番人気1着馬。
ひまわり賞から〔001〕。こちらも1番人気1着馬です。
芝の新馬戦から〔656〕。4番人気以内で勝ち上がった馬。
ダートの新馬戦から〔001〕。4番人気1着馬。
芝の未勝利戦から〔231〕。すべて1番人気で勝ち上がった馬です。
新馬は、ダートも含め、すべて1200m戦。
未勝利は勝ち馬1頭だけが、芝1600mから。他はすべて1200m戦でした。
馬券圏内30頭で見ても、28頭(うちダート1頭)が前走1200m戦から。2頭だけが1600m戦からとなっています。
前走で小倉を走っていた馬が〔776〕、中京が〔201〕。この順にいいよう。
連対20頭のすべてが、芝での3着ハズシなし。
キャリア4戦以上の馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔533〕です。
連対20頭のデビューの競馬場を見ると、小倉が9頭、中京5頭、阪神5頭に、東京が1頭。
函館、新潟デビューの馬に連対歴はなく、前走で同コースを走っていた馬の連対もありません。
取捨選択の参考にしてみて下さい。


札幌2歳S(土曜・札幌)
札幌の2歳チャンピオン決定戦。芝1800m戦。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔125〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
こちらは、ひと捻り必要な2歳重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
クローバー賞から〔112〕。連対馬。
コスモス賞から〔031〕。2着3頭は勝ち馬、3着の1頭は3番人気4着馬。
新馬戦から〔546〕。4番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利戦から〔310〕。1、2番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内27頭すべてが、前走で芝1500m以上のレースを走っていました。
中でも、芝1800m戦からがよく〔777〕。
また、前走で負けていたのは2頭だけ。クローバー賞2着から優勝した16年のトラストと、コスモス賞4着から3着に来た15年のクロコスミアです。
前走で札幌、函館以外を走っていた馬で、4番人気以下だった馬の馬券圏内はありません。
また、キャリア4戦以上の馬は2着までとなっています。
牝馬は〔222〕。距離がやや長いからでしょうか、牡馬の方が好成績。
しかし、昨年は牝馬がワンツー。このあたりに難解さがあるのかもしれません。
最後に、関西の須貝厩舎が好相性のレースで、13年の函館開催も合わせると、過去10年で〔321〕。今年もリューベックが出走予定。要注目です。

 


 
 
週末の重賞……2021.8.27
新潟2歳S(日曜・新潟)
新潟2歳チャンピオン決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔430〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔411〕。
6番人気以下〔037〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券2本。
勝ち馬は4番人気まで。
その一方で、伏兵の2、3着に注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
函館2歳Sから〔001〕。5着馬。
あとはすべて新馬、未勝利戦から。
まずは新馬戦を条件別に。
芝1200mから〔002〕。
芝1400mから〔311〕。
芝1600mから〔433〕。
芝1800mから〔021〕。
ダート1200mから〔010〕。
未勝利戦からは以下のよう。
芝1400mから〔010〕。
芝1600mから〔302〕。
芝1800mから〔020〕。
勝ち馬10頭の前走は、すべて芝左回りの新馬または未勝利戦でした。
距離別に見ると、芝1600mが6頭、芝1400mが4頭。
コース別では、新潟6頭、中京3頭、東京1頭。
勝ち馬10頭すべてに、左回りでの勝ちがあり、右回りにしか勝ちのない馬は〔024〕。
連対20頭で見ても、すべてに左回りの経験がありました。
逆に、3着馬は実に様々。前走の距離も芝1200m〜1800m。東京3頭、中京と福島が2頭ずつ、中山、阪神、函館が1頭ずつですから、3連系の馬券を買う人は、手広くいく必要がありそうです。
馬券圏内30頭中、29頭がキャリア1または2戦の馬。キャリア3戦の馬は3着に1頭いるだけです。
牝馬は〔324〕。9年で、1頭ずつが馬券圏内に来ています。
前走減量騎手を起用し、今回斤量増となる馬の馬券圏内はありません。
また、前走時、馬体重が440キロを切っていた馬は、3着に1頭いるだけです。覚えておいて下さい。
勝ち馬10頭は、前走時の上がり3Fが1位か2位。鋭い決め手が必要です。


キーンランドC(日曜・札幌)
芝1200m戦。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔331〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
9回中、8回で1または2番人気が連絡み。例外の1回も1番人気が3着でした。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔102〕。人気、着順は不問です。
NHKマイルCから〔100〕。6着馬。
安田記念から〔010〕。15着馬。
ヴィクトリアマイルから〔010〕。5着馬。
函館スプリントSから〔322〕。3着以内の馬。
アイビスSDから〔101〕。1着馬と、3番人気11着馬。
CBC賞から〔020〕。3着と7着の馬。
中京記念から〔001〕。9着馬。
OPのUHB杯から〔212〕。1着または1番人気に推された馬。
3勝クラスから〔121〕。1着馬です。
勝ち馬9頭すべてが、前走芝1000mか芝1200mから。
連対18頭すべてに、芝の重賞での連対またはOPクラスでの勝ちがありました。
また、連対18頭中、16頭に芝1200mでの勝ちがありました。
距離短縮組が〔121〕。連対3頭は、前走芝1600mのGTでした。
牝馬は〔635〕。牡馬を上回ります。
年齢別で見ておくと、3歳〔120〕、4歳〔434〕、5歳〔323〕、6歳〔011〕、7歳〔011〕、8歳〔000〕、9歳〔100〕。
4歳、5歳の順にいいようです。
洋芝でのスプリント戦。札幌、函館の芝好走歴も、しっかりチェックして下さいね。

 


 
 
週末の重賞……2021.8.18
札幌記念(日曜・札幌)
真夏のGU。芝2000m戦。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔143〕、2番人気は〔302〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔131〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
1番人気の複勝率は高いものの、函館の13年も含めると、現在1番人気は9連敗中です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔221〕。
宝塚記念から〔121〕。
天皇賞・春から〔002〕。
目黒記念から〔110〕。
函館記念から〔221〕。
その他、オークス、エプソムC、クイーンSから勝ち馬が。
前年のジャパンC、海外GTのドバイデューティフリーから2着馬が。
有馬記念、ダービー、大阪杯、海外GTのドバイシーマクラシックから3着馬が出ています。
馬券圏内30頭の、前走はすべて重賞。人気、着順は不問です。
連対18頭中、15頭に重賞勝ちがあり、2頭に重賞3着以内がありました。
勝ち馬で見ると、GT馬以外は、同年の重賞3着以内必須です。
牝馬は〔304〕。
年齢別で見ていきましょう。
3歳〔101〕、4歳〔202〕、5歳〔355〕、6歳〔311〕、7歳〔010〕、8歳〔020〕。
5歳馬が、毎年馬券圏内に来ています。覚えておいて下さい。
1番人気が勝ちきれないのは、ここが始動戦だとしても、大目標が先にあるからかもしれません。
洋芝適性と共に、そのあたりも見極めてみて下さい。


北九州記念(日曜・小倉)
芝1200mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔031〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔835〕、2ケタ人気馬〔033〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
1番人気が12連敗中という、波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔010〕。勝ち馬。
オークスから〔001〕。16着馬。
アイビスSDから〔333〕。勝ち馬4頭、2着馬1頭に、4着馬1頭、6着馬2頭と9着馬です。
CBC賞から〔203〕。人気、着順は不問です。
OPから〔322〕。3着以内または3番人気までに推されていた馬が6頭に、7番人気8着馬が1頭。この8着馬は芝1800mからの馬でした。
3勝クラスから〔131〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔110〕。こちらも勝ち馬です。
トップハンデは、10年で20頭いて〔211〕。
勝ち馬のハンデは57〜52キロで、平均すると54.5キロ。
2着馬は56.5〜52キロで、平均53.95キロ。
3着馬は56〜51キロで、平均53.8キロ。
馬券圏内に牝馬が多いこともありますが、軽めのハンデの馬が活躍しています。
その牝馬は〔567〕。牡馬を上回っています。
連対20頭すべてに芝1200mでの勝ちがありました。
また、8年連続で馬券圏内24頭の前走は、芝1000mまたは芝1200m戦。
10年の30頭で見ても、前走がそれ以外の馬は2頭しかいません。
年齢別で見ておくと、3歳〔022〕、4歳〔335〕、5歳〔351〕、6歳〔302〕、7歳〔100〕。
5、4、6歳の順にいいようです。
脚質的には、差し、追い込みの天下。昨年56.5キロで、逃げたモズスーバーフレアが2着になりましたが、前走は高松宮記念勝ち。GT馬は別格でしょうか。
実は、前々走でCBC賞を走っていた馬が〔052〕。前走と合わせると〔255〕。
毎年、CBC賞かアイビスSDに出走した馬が馬券圏内にいまが、特にCBC賞出走馬が馬券に絡まなかったのは、19年だけ。
今年は小倉で行われたCBC賞。より関連が深くなるかもしれません。


 


 
 
週末の重賞……2021.8.11
小倉記念(日曜・小倉)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔031〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔345〕、2ケタ人気馬〔211〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性のレースは3つ。
七夕賞から〔314〕。人気、着順は不問です。
鳴尾記念から〔300〕。連対2頭と13着馬。
3勝クラスから〔311〕。連対3頭に、1番人気4着馬と5番人気6着馬です。
その他、天皇賞・春から〔110〕。
ダービーから〔010〕。
皐月賞から〔010〕。
宝塚記念から〔021〕。
エプソムCから〔011〕。
マーメイドSから〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPから〔011〕。3着馬と3番人気7着馬。
重賞のみならず、OPや3勝クラスでも、前走人気薄で負けていた馬が好走する例も。このあたりが、このレースの難解なところです。
トップハンデは、10年で14頭いて〔213〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜52キロで、平均すると54.95キロ。
2着馬は57〜53キロで、平均55.3キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均55.75キロ。
ハンデ56キロ以上が14頭に対し、53キロ以下は5頭。比較的重いハンデの馬の好走が目立ちます。
連対20頭すべてに、芝1800m以上での勝ちがあり、17頭に重賞掲示板がありました。
また、近6年の連対12頭には、すべて芝2000mでの勝ちがありました。
牝馬は〔111〕。
セン馬が〔211〕。
セン馬は当日1〜3番人気に推された馬です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔020〕、4歳〔430〕、5歳〔554〕、6歳〔005〕、7歳〔101〕。
5歳、4歳が中心のようです。


関屋記念(日曜・新潟)
芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔322〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔103〕。
6番人気以下〔143〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。
大きな波乱はないものの、ひと捻り必要なようです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔110〕。
NHKマイルCから〔101〕。
中京記念から〔262〕。
エプソムCから〔112〕。
その他、マイルCS、七夕賞から勝ち馬が。
鳴尾記念から2着馬が。
ヴィクトリアマイルから3着馬が出ています。
中京記念組は、現在7年連続連対中です。
GTからは4〜6着が5頭と10着馬1頭。
GUからはなく、GVからは、すべて掲示板確保または4番人気までの馬でした。
OPから〔102〕。3着以内の馬。
3勝クラスから〔211〕。勝ち馬。
1勝クラス勝ちの3歳馬の〔001〕というのもあります。
連対20頭中、19頭に芝1600mでの勝ちがあり、そのうち16頭は芝1600mで2勝以上を挙げていました。
また、連対20頭中、18頭に重賞3着以内があり、重賞勝ち馬は14頭を数えます。
さらに、近8年の連対16頭すべてに、左回りの芝での勝ちがありました。
牝馬は〔244〕。すべて前走重賞出走馬です。
年齢別に見ておくと、3歳〔102〕、4歳〔232〕、5歳〔355〕、6歳〔320〕、7歳〔101〕。
5、6、4歳の順にいいようです。
馬券圏内30頭中、29頭が前走と比べ、斤量減または同斤の馬。斤量増での好走は、18年2着のワントゥワンのみです。覚えておくといいかもしれません。

 


 
 
週末の重賞……2021.8.4
レパードS(日曜・新潟)
3歳馬による、ダート1800m戦。
過去10年、1番人気は〔422〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔336〕、2ケタ人気馬〔223〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
近4年の勝ち馬は、11、5、10、7番人気。近年、波乱の度合いが高まっているようです。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTのジャパンダートダービーから〔433〕。掲示板8頭と、6、8着の馬。
交流GUの兵庫CSから〔001〕。4着馬。
海外GUのUAEダービーから〔001〕。2着馬。
ユニコーンSから〔400〕。2、3着馬と1、2番人気に推された馬。
OPの青竜Sから〔100〕。8着馬。
芝のOPの白百合Sから〔010〕。8着馬。
3勝クラスから〔001〕。4着馬。
2勝クラスから〔142〕。勝ち馬6頭と、4着馬。
1勝クラスから〔022〕。1、2番人気で1着の馬です。
前走ジャパンダートダービー組が連に絡まなかったのは、18年のみ。ユニコーンSと合わせて8勝の重要なステップレースとなっています。
ここが初ダートだった15年2着のダノンリバティを除く、連対19頭にダート1600mまたは1800mでの勝ちがありました。
ちなみにダノンリバティには、芝1800mに勝ちがありました。
牝馬は〔012〕。2着まで。
キャリア5戦以下も2着までです。
2勝クラスから馬券に絡む馬は多いのですが、降級が無くなった今、レースのレベルをしっかり吟味する必要はありそうです。
4角先頭が〔241〕。差しも届くので難解ですが、前で進められる馬がよさそうです。


エルムS(日曜・函館)
ダート1700m戦。
例年は札幌で行われる重賞ですが、今年は13年以来となる函館での施行。
年によって、時期も若干前後していますが、データは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔313〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔124〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気の少なくとも1頭は馬券圏内に。軸は人気馬でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTの東京大賞典から〔100〕。6着馬。
同じく、帝王賞から〔010〕。2着馬。
旧JCダート(現チャンピオンズC)から〔001〕。14着馬。
平安Sから〔121〕。人気、着順不問。
プロキオンSから〔020〕。5、6着馬。
アンタレスSから〔011〕。連対馬。
交流GVのマーキュリーCから〔013〕。4着以内の馬。
同じく、名古屋大賞典から〔001〕。4着馬。
OPからが最も良く〔633〕。
中でも、マリーンSから〔511〕。勝ち馬4頭に、2着馬2頭、3着馬1頭。現在4年連続で連対中です。
3勝クラスから〔200〕。1、2番人気で1着の馬でした。
連対20頭中、19頭にOPクラスの連対があり、勝ち馬は17頭。例外の1頭は、ここが昇級初戦の馬でした。
また、先行馬がよく、連対20頭すべてが、4角5番手以内の馬でした。
牝馬は〔000〕。苦戦の傾向です。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔412〕、5歳〔524〕、6歳〔133〕、7歳〔030〕、8歳〔010〕、9歳〔001〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
過去の好走馬が、年を跨いでも好走する傾向にあります。具体的に見ていきましょう。
11年3着エーシンモアオバー、13年2着、15年3着。
12年勝ったローマンレジェンド、14年も優勝。
14年2着クリノスターオー、16年も2着。
17年3着ドリームキラリ、翌18年2着。
18年勝ったハイランドピーク、翌19年2着。
今年は昨年の1、2着、タイムフライヤーとウェスタールンドが参戦予定。出てきたら、要チェックです。

 



 
 
週末の重賞……2021.7.29
クイーンS(日曜・函館)
牝馬限定の芝1800m戦。
例年は札幌で行われる重賞ですが、13年に続き、今年は函館での施行。
データは、札幌、函館の、過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔522〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔353〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
19年までは9年連続で1または2番人気が連対を果たし、20年は1番人気が3着と馬券圏内を確保。
その一方で、6番人気以下の連絡みが8回、それも含め、馬券圏内は9回。
「人気馬と伏兵で組み合わせよ」と、データは語ります。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔344〕。人気、着順は不問です。
オークスから〔101〕。4着と1番人気13着の馬。
NHKマイルCから〔100〕。勝ち馬。
海外GTのドバイターフから〔100〕。3着馬。
マーメイドSから〔222〕。人気、着順は不問です。
福島牝馬Sから〔100〕。勝ち馬。
中山牝馬Sから〔010〕。2着馬。
七夕賞から〔001〕。3着馬。
OPの巴賞から〔010〕。勝ち馬。
安土城Sから〔001〕。2着馬。
芝の3勝クラスから〔111〕。連対2頭に、2番人気8着馬。
ダートの3勝クラスから〔010〕。13着馬。
馬券圏内30頭で見ると、前走が芝のレースなら、ヴィクトリアマイルとマーメイドS以外は、4着以内または1、2番人気に推されていた馬。
その4着の1頭もオークスですから、先の2つの牝馬限定重賞以外でGU以下なら、3着以内または1、2番人気必須ということです。
連対20頭中、18頭に芝1800〜2000mでの勝ちまたは重賞2着がありました。例外の2頭は3歳馬です。
また、連対20頭中、19頭に重賞連対またはOPクラス勝ちがありました。
馬券圏内には、前走GT出走馬が15頭いて、毎年連に絡んでいます。ただし、前走GT組同士のワンツーはありません。
この15頭のレース当日の人気を見ると、1、2番人気が11頭、3番人気1頭、4番人気2頭に、10番人気が1頭。
つまり、前走GT出走馬で、当日人気を集める馬は、信頼たり得るということです。
相手となる伏兵はGT以外の別路線組から探す。
これがクイーンSのデータ上の攻略法です。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔301〕、4歳〔453〕、5歳〔156〕、6歳〔200〕。
まんべんなくのイメージです。


 



 
 
週末の重賞……2021.7.20
アイビスサマーダッシュ(日曜・新潟)
新潟の開幕週を飾る、新潟名物、芝直線1000m戦。
過去10年、1番人気は〔720〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔022〕。
6番人気以下〔215〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
10年で9回は1番人気が連に絡んでいる、堅めのレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
海外GTのアルクオーツスプリントから〔001〕。13着馬。
CBC賞から〔310〕。2、3、9着馬と、7着馬。
函館スプリントSから〔212〕。掲示板4頭と、6着馬。
OPの韋駄天Sから〔341〕。連対7頭に、3番人気4着馬。
バーデンバーデンCから〔022〕。掲示板3頭に、16着馬。
ルミエールSから〔100〕。勝ち馬。
OP特別時代の葵Sから〔010〕。2着馬。
ダートのコーラルSから〔100〕。13着馬。
3勝クラスから〔012〕。3着以内の馬。
2勝クラスから〔002〕。勝ち馬でした。
前走が芝直線1000m戦で掲示板を外していた馬の、馬券圏内はありません。
また、連対20頭中、17頭が前走で掲示板確保の馬。例外の3頭は、CBC賞の7、9着と、ダートのコーラルS13着。好調の波が必要なようです。
連対20頭中、18頭にOPクラスの連対歴があり、残る2頭には芝直線1000m戦での連対歴がありました。
連対20頭すべてに、芝1000mまたは芝1200mでの勝ちがありました。 牝馬は〔556〕。馬券圏内の半数以上を占めています。
年齢別で見ておきましょう。
3歳〔021〕、4歳〔411〕、5歳〔474〕、6歳〔003〕、7歳〔201〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
一昨年の55秒1を除けば、勝ち時計は53秒8から54秒5まで。持ち時計のチェックも忘れずに。
最後に、直線競馬で重要な枠順ですが、馬券圏内30頭中、20頭が2ケタ馬番の馬。
勝ち馬6頭、2着馬6頭、3着馬8頭が2ケタ馬番ですが、逆に2〜4番枠の馬も6頭が馬券圏内にいます。
外有利でも、内が全然ダメかというと、そうでもないことを、頭の中に入れておく必要はありそうです。


 



 
 
週末の重賞……2021.7.14
函館記念(日曜・函館)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔100〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔302〕。
6番人気以下〔1108〕、2ケタ人気馬〔151〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
2着はすべて7番人気以下の伏兵。
10年のうち、馬券圏内に7番人気以下が2頭いるのが9回。
大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔011〕。人気、着順は不問。
NHKマイルCから〔001〕。13着馬。
目黒記念から〔300〕。2着または2番人気に推された馬。
金鯱賞から〔100〕。5着馬。
日経賞から〔010〕。3着馬。
エプソムCから〔211〕。掲示板3頭に、10着馬。
鳴尾記念から〔201〕。3着以内2頭に、6着馬。
新潟大賞典から〔011〕。人気、着順は不問。
マーメイドSから〔001〕。11着馬。
OPの巴賞から〔152〕。人気、着順は不問です。
福島テレビOPから〔100〕。3着馬。
五稜郭Sから〔010〕。6着馬。
都大路Sから〔001〕。2着馬。
3勝クラスから〔001〕。1番人気1着馬です。
トップハンデは、10年で10頭いて〔120〕。
この3頭は、すべて前走3着以内の馬です。
勝ち馬のハンデは57.5〜54キロで、平均すると55.15キロ。
2着馬は58〜52キロで、平均54.7キロ。
3着馬は57.5〜53キロで、平均55.15キロ。
連対20頭すべてに、芝1800m、2000mでの勝ちがありました。
また、連対20頭中、19頭にOPクラス3着以内があり、例外の1頭にもOPクラス4着がありました。
連対20頭中、18頭に重賞での掲示板があり、うち6頭は重賞勝ち馬でした。
牝馬は〔001〕。
脚質的には、逃げ馬が〔301〕。抜けていいわけではありませんが、注意は必要です。
年齢別で見ると、3歳〔001〕、4歳〔231〕、5歳〔305〕、6歳〔212〕、7歳〔240〕、8歳〔111〕、9歳〔000〕、10歳〔010〕。
ベテランの頑張りが目立ちます。
8頭を馬券圏内に送り込んでいる巴賞組ですが、そのうち7頭が7番人気以下。
洋芝巧者が巴賞をひと叩きして、函館記念で勝負。そんな青写真が見え隠れします。


中京記念(日曜・小倉)
例年は、その名の通り、中京競馬場で行われる芝1600mのハンデ重賞ですが、昨年は阪神で、今年は小倉での施行。
従いまして、データは7月の開催となった12年からの9年で見ていきましょう。
ちなみに、今年は芝1800mで行われます。
1番人気は〔102〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔472〕、2ケタ人気馬〔131〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
大波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔110〕。
安田記念から〔100〕。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。
京王杯SCから〔201〕。
マイラーズCから〔010〕。
エプソムCから〔002〕。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPの米子Sから〔232〕。連対4頭に、6着馬、1、2番人気に推された馬が1頭ずつです。
パラダイスSから〔221〕。連対4頭に、8着馬。
谷川岳Sから〔010〕。勝ち馬。
都大路Sから〔010〕。5着馬。
安土城Sから〔001〕。勝ち馬。
ダートの欅Sから〔100〕。11着馬。
3勝クラス勝ち馬の〔001〕というのもあります。
トップハンデは、10年で20頭いて〔211〕。
勝ち馬のハンデは58〜52キロで、平均すると55.83キロ。
2着馬は57〜52キロで、平均54.89キロ。
3着馬は58〜54キロで、平均56.06キロ。
連対18頭中、16頭に重賞3着以内またはOP勝ちがありました。
前走距離を見ると、24頭が、ダートも含む1400mまたは1600mから。
1800mからも3頭いますが、この3頭は2着まで。
ただ、今年は芝1800m戦。傾向は変わるかもしれません。
牝馬は〔021〕。
また、馬券圏内27頭中、26頭が、5月以降に1戦以上消化しています。
例外の1頭も、前走は4月22日ですから、あまり間隔の空いた馬は、割引が必要かもしれません。
年齢別では、3歳〔110〕、4歳〔003〕、5歳〔563〕、6歳〔313〕、7歳〔010〕。
5歳、6歳の順にいいようです。


函館2歳S(土曜・函館)
世代最初の重賞。芝1200m戦。
7月の施行になったのが、12年のこと。従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔310〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔123〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
8年連続で7番人気以下の伏兵が、また近6年連続で2ケタ人気馬が、馬券圏内に来ています。
ステップレースは2つのみ。新馬戦または未勝利戦。すべて、その前走は1着でした。
条件別に見ていきましょう。
新馬戦
芝1000m〔200〕。
芝1200m〔547〕。
芝1400m〔011〕。
芝1800m〔010〕。
ダート1000m〔010〕。
未勝利戦
芝1200m〔221〕。
勝ち馬9頭すべてが、前走函館から。
また、馬券圏内27頭中、23頭が前走函館から。
ただし、今年は変則開催で、札幌からスタート。柔軟に考える必要がありそうです。
ちなみに、他場からの連対は、19年2着のタイセイビジョンだけ。この馬は、阪神芝1400mの新馬勝ちからでした。
馬券圏内27頭すべてが、キャリア1または2戦の馬。
1戦は〔878〕。
2戦は〔232〕。
東西の別では、
関東馬〔264〕。
関西馬〔735〕。
性別では、
牡馬〔555〕。
牝馬〔444〕。
2歳のこの時期、まだセックスアロウワンスはないので、同じ54キロで走ります。
やや牡馬優勢ですが、ほとんど互角と見ていいでしょう。


 



 
 
週末の重賞……2021.7.8
七夕賞(日曜・福島)
芝2000mのハンデ戦。
11年は中山での施行。データは12年からの、過去9年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔248〕、2ケタ人気馬〔215〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
毎年7番人気以下の伏兵が馬券に絡む、大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
鳴尾記念から〔220〕。
エプソムCから〔201〕。
新潟大賞典から〔020〕。
他に、AJCC、東京新聞杯、中山金杯から勝ち馬が。
海外GTのドバイシーマクラシックから2着馬が。
天皇賞・春から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
芝のOPから〔223〕。連対4頭に、掲示板外しが3頭。対照的です。
ダートのOPから〔011〕。人気、着順は不問です。
芝の3勝クラスから〔001〕。勝ち馬。
ダートの3勝クラスから〔001〕。8着馬。
2勝クラスから〔001〕。こちらは1番人気1着馬でした。
トップハンデは、9年で14頭いて〔122〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜54キロで、平均56.39キロ。
2着馬は58〜55キロで、平均56.22キロ。
3着馬は58〜50キロで、平均53.89キロ。
57キロ以上の馬が6勝、2着はすべて55キロ以上と、重めのハンデの馬が連対する一方、3着には軽ハンデの馬も来ています。
連対18頭中、15頭に芝2000mでの勝ちがあり、残る3頭中2頭には芝1800mでの重賞勝ちがありました。
勝ち馬9頭に絞ると、7頭に芝1800m以上の重賞勝ちがありました。
また、連対18頭中、16頭に1年以内の勝ち、または重賞2着がありました。
牝馬は〔000〕。
勝ち馬9頭中、7頭が8番枠より内。残る2頭は11、12番枠。13番枠より外の勝ちはありません。
年齢別に見ておくと、3歳の出走はなく、4歳〔221〕、5歳〔322〕、6歳〔345〕、7歳〔100〕、8歳〔011〕。
6、5、4歳の順にいいようです。
脚質的には、通過順がコーナー毎に小さくなっていくような、捲れるタイプがいいようです。


プロキオンS(日曜・小倉)
ダート1700m戦。
本来は中京のダート1400mの重賞ですが、11年は京都、20年は阪神での施行。さらに今年は距離も変わるので、データは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔223〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔214〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
中京以外の京都、阪神の時は、どちらも万馬券になっています。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTのかしわ記念から〔210〕。3着以内の馬。
フェブラリーSから〔010〕。4着馬。
海外GUのゴドルフィンマイルから〔010〕。5着馬。
さきたま杯から〔010〕。2着馬。
交流GVの北海スプリントから〔100〕。2着馬。
かきつばた記念から〔010〕。勝ち馬。
東京スプリントから〔001〕。2番人気8着馬。
芝の函館記念13着馬の〔010〕というのもあります。
重賞組は掲示板確保が10頭。残る2頭は、2番人気と、初ダートの馬でした。
実は、OPからが最も好成績で〔639〕。3着以内13頭に、2番人気が3頭。どちらにもあてはまらない2頭は、前々走で連対を果たしていました。
3勝クラスから〔110〕。こちらは1番人気1着の馬です。
連対20頭中、格上げ初戦で臨んだ2頭を除く、18頭中14頭にOPクラスでの勝ちがありました。
そのうち13頭が、ダート1400mのOPクラスでの1着。
今年は1700m戦ですから、距離を置き換えてみるといいかもしれません。
牝馬は〔112〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔420〕、5歳〔244〕、6歳〔412〕、7歳〔023〕、8歳〔011〕。
4〜6歳馬が中心のようです。


 



 
 
週末の重賞……2021.6.30
ラジオNIKKEI賞(日曜・福島)
3歳馬によるハンデ戦。芝1800m戦。
データは福島で行われた、過去9年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔230〕、2番人気は〔300〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔256〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
毎年7番人気以下の伏兵が馬券圏内にいる、波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔012〕。
ダービーから〔010〕。
オークスから〔010〕。
青葉賞から〔100〕。
京都新聞杯から〔100〕。
重賞組は、すべて掲示板外しの馬。
前走GTからの馬は、2着までとなっています。
OPのプリンシパルSから〔201〕。連対2頭は1着と3着の馬。3着は17着馬です。
白百合Sから〔120〕。3着以内の馬。
2勝クラスから〔102〕。人気、着順は不問です。
1勝クラスから〔344〕。勝ち馬10頭に、2着馬1頭。連対7頭はすべて勝ち馬でした。
トップハンデは9年で17頭いて〔210〕。
勝ち馬のハンデは56.5〜53キロで、平均すると54.5キロ。
2着馬は55〜53キロで、平均54.22キロ。
3着馬は56〜52キロで、平均53.44キロ。
注目は、ハンデ53キロの馬。〔125〕という成績ですが、その8頭の人気は、9番人気3頭に、8番人気2頭、6、12、16番人気が1頭ずつ。
ハンデ53キロで人気薄の馬は、無条件で馬券に入れてもいいぐらいです。
連対18頭中、16頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、残る2頭にはOPクラスでの連対歴がありました。
馬券圏内27頭すべてが、4月以降に1戦以上を消化していました。
牝馬は〔010〕。
脚質的には、逃げ馬が〔112〕ですが、捲れるタイプの好走も見られます。小回りコースへの適性を、しっかり見ておく必要がありそうです。


CBC賞(日曜・小倉)
芝1200mのハンデ戦。
本来は中京で行われる重賞ですが、今年は小倉での施行。
10年前と昨年は阪神で行われており、データは開催場を問わない、過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔164〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
近5年で3本の万馬券。波乱の度合いが高まっているようです。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔223〕。掲示板5頭に、9、11着の馬。
ヴィクトリアマイルから〔010〕。13着馬。
海外GTのアルクオーツスプリント12着馬の〔001〕というのもあります。
芝1400m時代の阪神牝馬Sから〔110〕。人気、着順は不問。
マイラーズCから〔100〕。6着馬。
京王杯SCから〔011〕。人気、着順は不問。
阪急杯から〔010〕。16着馬。
芝のOPから〔424〕。掲示板7頭に、7、9、10着馬。
ダートのOPから〔100〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔121〕。勝ち馬3頭に、1番人気6着馬です。
トップハンデは10年で10頭いて〔203〕。
勝ち馬のハンデは58.5〜51キロで、平均すると55.55キロ。
2着馬は57.5〜50キロで、平均54.85キロ。
3着馬は59〜54キロで、平均56.45キロ。
ハンデ57.5キロ以上の馬が〔331〕、牝馬の55.5キロ(牡馬換算で57.5キロ)が〔101〕。合わせると〔432〕。重いハンデは実力の証しかもしれません。
また、3着馬10頭中、牡馬8頭が56キロ以上、牝馬1頭が55.5キロ。重めのハンデの馬が3着に多いのも特徴です。
勝ち馬10頭で見ると、9頭にOPクラス勝ち、または重賞3着以内がありました。
ダートも含め、前走の距離を見ると、1000m〔101〕、1200m〔446〕、1400m〔452〕、1600m〔111〕。
1200m、1400mがいいようです。
近7年、馬券圏内21頭すべてが、前走1400m以下からの馬。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔111〕、5歳〔754〕、6歳〔225〕、7歳〔020〕。
5歳馬が抜けていいよう。
近7年、馬券圏内21頭すべてが5歳以上の馬で占められています。
過去の好走馬が再びの好走を見せるのも特徴ですが、今年は該当馬がいません。
ただ、10年に京都で2着、11年阪神で優勝、12年に中京で3着になった、ダッシャーゴーゴーのように、競馬場が変わっても再三好走する馬もいます。
この時期、調子を上げる馬に注意が必要かもしれません。
最後に脚質で見ると、逃げ馬が〔123〕。
今年は、開幕週の小回り小倉での開催。逃げ馬には、いつも以上の注意を払う必要がありそうです。


 



 
 
週末の重賞……2021.6.25
宝塚記念(日曜・阪神)
上半期のグランプリ。芝内回りの2200m戦。
過去10年、1番人気は〔231〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔446〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
波乱含みのGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔433〕。人気、着順は不問です。
大阪杯から〔210〕。3番人気6着馬と、2着馬2頭。
海外GTのクイーンエリザベスU世Cから〔110〕。3着以内の馬。
ドバイシーマCから〔012〕。3着以内の馬。
目黒記念から〔101〕。2着馬。
金鯱賞から〔100〕。3着馬。
鳴尾記念から〔121〕。3着以内3頭に、2番人気4着馬。
他に、外国馬が〔010〕です。
日本馬に限れば、馬券圏内29頭の前走はすべて重賞から。GU、GVからなら4着以内必須。海外GTなら3着以内必須です。
日本馬の連対19頭すべてに、GTまたはGU勝ちがありました。
また、勝ち馬10頭すべてが、4月以降に1戦以上を消化していました。
阪神芝に勝ちのない関西馬に、優勝はありません。
さらに、過去10年で上がり最速を記録した馬が11頭(最速タイが1頭)いて〔650〕。すべてが連に絡んでいます。
内回りコースですが、末の確かな馬がいいようです。
牝馬は〔324〕。この9頭中、GT勝ちがなかったのは2着に1頭のみ。15年のデニムアンドルビーだけです。
過去10年の勝ち馬10頭中8頭が、10番枠より外の馬。枠で見ると8枠が7勝を挙げています。 外がいいこと、覚えておきましょう。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔316〕、5歳〔654〕、6歳〔130〕、7歳〔010〕。
馬券圏内の半数を占める、5歳馬がいいようです。


 



 
 
週末の重賞……2021.6.16
ユニコーンS(日曜・東京)
3歳限定のダート重賞。
ダート1600m戦。
13年は3着同着。従いまして、過去10年で3着は11頭です。
1番人気は〔330〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔421〕。
6番人気以下〔017〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券なし。
勝ち馬は1〜3番人気の馬です。
ステップレースを見ていきましょう。
芝のNHKマイルCから〔100〕。9着馬。
交流GUの兵庫CSから〔210〕。連対馬。
海外GUのUAEダービーから〔001〕。10着馬。
OPの青竜Sから〔143〕。連対7頭に、4着馬。
鳳雛Sから〔111〕。1番人気4着と、2、3着の馬。
伏竜Sから〔110〕。連対馬。
昇竜Sから〔101〕。勝ち馬と、1番人気4着馬。
ヒヤシンスSから〔100〕。勝ち馬。
端午Sは1800m時代が〔011〕。連対馬。
1400mになって〔020〕。こちらも連対馬。
2勝クラスから〔100〕。4着馬。
1勝クラスから〔104〕。勝ち馬。
連対20頭中、11頭に東京ダート1600mの勝ちがあり、1頭に同コースのOPクラス2着+東京ダート1400mでの勝ちがありました。
残る8頭中、4頭にダート1800mの勝ちが、3頭にダート1400mのOPクラス勝ちが。
例外の1頭は、芝の重賞勝ち馬でした。
さらに、連対20頭中、13頭にOPクラスの勝ちがあり、残る7頭にも1勝クラス勝ちがありました。
連対20頭は、ダート、芝を問わず、OPクラスの出走歴は必須で、前走2勝クラス、1勝クラスから勝った2頭にも、OPクラスへの出走歴がありました。
昨年、初めてキャリア2戦の馬が勝ち、勝つのはキャリア2〜7戦の馬に。8戦以上は2着までとなっています。


マーメイドS(日曜・阪神)
牝馬限定のハンデ戦。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔674〕、2ケタ人気馬〔133〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
大波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔012〕。
金鯱賞から〔100〕。
阪神牝馬Sから〔002〕。
目黒記念から〔001〕。
福島牝馬Sから〔021〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPの大阪城Sから〔110〕。
メイS(モンゴル大統領賞を含む)から〔101〕。
都大路Sから〔010〕。
OP組も人気、着順は不問。
実は、3勝クラスからが最も好相性で〔622〕。4着以内9頭に、7着馬1頭。
2勝クラスから〔131〕。こちらは3番人気までで勝った馬です。
勝ち馬はすべて、前走芝1800mまたは芝2000m戦から。
トップハンデは10年で13頭いて〔121〕。
勝ち馬のハンデは56〜50キロで、平均すると53キロ。
2着馬は56〜50キロで、平均52.8キロ。
3着馬も56〜50キロで、平均53.4キロ。
55キロ以上が〔332〕に対し、54キロ以下は〔778〕。
さらに52キロ以下に絞れば〔342〕ですから、軽ハンデの馬を狙いたいレースです。
連対20頭中、19頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、例外の1頭は芝1600mのGT(桜花賞)勝ち馬でした。
勝ち馬はすべて関西馬。さらに連対20頭中、16頭が関西馬。この16頭中、15頭に阪神芝での勝ちがあり、無かった馬は2着に1頭だけ。
つまり、勝ち馬10頭には、すべて阪神芝での勝ちがあったことになります。
最後に、年齢別で見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔423〕、5歳〔575〕、6歳〔111〕、7歳〔001〕。
4、5歳馬、特に5歳馬がよさそうです。


 



 
 
週末の重賞……2021.6.10
エプソムC(日曜・東京)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔126〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
19年は5、7番人気、昨年は9、5番人気のワンツー。さらに昨年3着は18番人気で、3連単421万馬券!
波乱の度合いが増してきた感があります。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
マイラーズCから〔211〕。
新潟大賞典から〔123〕。
その他、ヴィクトリアマイル、京王杯SC、GU時代の産経大阪杯から勝ち馬が。
海外GTの香港C、阪神牝馬Sから2着馬が。
中山記念、小倉大賞典、ダービー卿CTから3着馬が出ています。
基本、重賞組は人気、着順不問ですが、マイラーズC組だけは、2着または2番人気の馬となっています。
OPのメイS(15年のモンゴル大統領賞を含む)から〔230〕。3着以内または1番人気に推された馬。
都大路Sから〔201〕。連対馬。
3勝クラス勝ち馬の〔011〕というのもあります。
連対20頭中、17頭に芝1800mの出走経験があり、そのうち15頭に勝ちが、2頭に重賞2着がありました。
また、連対20頭中、18頭に重賞3着以内またはOP勝ちがあり、残る2頭は東京芝で3勝クラスを勝ち上がった馬でした。
牝馬は〔110〕。重賞連対歴は必須です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔763〕、5歳〔212〕、6歳〔133〕、7歳〔002〕。
4歳馬が抜けて好成績です。


函館スプリントS(日曜・札幌)
芝1200m戦。
レース名通り、例年は函館で行われてきたレース。今年は札幌での施行ですが、データは過去10年で見ていきましょう。
1番人気は〔212〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔212〕。
6番人気以下〔344〕、2ケタ人気馬〔132〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券4本。
波乱のスプリント重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔211〕。
桜花賞から〔200〕。
ヴィクトリアマイルから〔012〕。
NHKマイルCから〔011〕。
オークスから〔001〕。
京王杯SCから〔201〕。
阪神牝馬Sから〔100〕。
阪急杯から〔010〕。
重賞組の人気、着順は不問です。
芝のOPから〔242〕。3着以内6頭に、4着と6着の馬。
ダートのOPから〔010〕。14着馬。
3勝クラスから〔102〕。勝ち馬2頭と10着馬。
2勝クラスから〔010〕。こちらは勝ち馬でした。
連対20頭中、19頭に芝1400m以下の重賞3着以内またはOP勝ちがありました。
勝ち馬10頭に限れば、9頭にOPクラスの勝ちがあり、例外の1頭は19年のガイザーメランジェ。
ですが、この年は有力馬を含む6頭が除外で、7頭立てで行われました。これを例外と見れば、勝ち馬にOP実績は必須と言えそうです。
また、連対20頭中、14頭に芝1200mでの勝ちがあり、残る6頭中5頭には芝1400m、1600mの重賞勝ちがありました。
牝馬は〔327〕。
年齢別では、3歳〔232〕、4歳〔234〕、5歳〔412〕、6歳〔121〕、7歳〔110〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。
6歳以上で馬券に絡んだ7頭は、すべて6番人気以下の伏兵で、その多くが洋芝巧者でした。
過去10年で、逃げ馬が〔221〕と、半数の5回で馬券圏内に。
小回りの開幕週。前残りに注意が必要です。


 



 
 
週末の重賞……2021.6.3
安田記念(日曜・東京)
春のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔322〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔435〕、2ケタ人気馬〔024〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
1番人気が5連敗中という、波乱含みのマイルGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔200〕。連対馬。
NHKマイルCから〔100〕。3着馬。
ヴィクトリアマイルから〔030〕。掲示板確保の馬。
前年のマイルCSから〔010〕。9着馬。
大阪杯から〔001〕。勝ち馬。
海外GTのドバイデューティフリーから〔100〕。
チャンピオンズマイルから〔010〕。
ドバイターフから〔001〕。
海外帰りは、すべて勝ち馬でした。
京王杯SCから〔231〕。連対3頭に、1番人気9着馬、2番人気4着馬、5番人気7着馬。
マイラーズCから〔106〕。掲示板5頭に、6着と10着の馬。
中山記念から〔010〕。3着馬。
GU時代の産経大阪杯から〔011〕。掲示板確保の馬。
ダービー卿CTから〔200〕。連対馬。
OPの安土城Sから〔100〕。2着馬でした。
前走が1800m、2000mなら、掲示板必須です。
連対20頭中、18頭に距離を問わず重賞勝ちがあり、残る2頭には芝1600mの重賞に2着がありました。
また、連対20頭中、15頭に芝1600mの重賞勝ちか、同距離GTの3着以内がありました。
さらに、連対20頭中、17頭に東京芝での勝ちがあり、残る3頭は東京芝出走回数が0か1の馬でした。
勝ち馬10頭は、すべて前走1〜3着、または1、2番人気だった馬。
近5年の馬券圏内15頭すべてが、前走3着以内、または3番人気までに推されていた馬でした。
牝馬は〔131〕。これは、すべて近3年のこと。牝馬の好走には注意が必要です。
年齢別で見ていきましょう。
3歳〔100〕、4歳〔422〕、5歳〔253〕、6歳〔324〕、7歳〔011〕。 4〜6歳で拮抗しているイメージ。 最後に、過去の好走馬が、再びの好走を見せるのも特徴のひとつ。
11年2着のストロングリターン、翌12年優勝。
12年2着のグランプリボス、14年も2着。
13年2着のショウナンマイティ、翌14年3着。
15年勝ったモーリス、翌16年2着。
16年勝ったロゴタイプ、翌17年2着。
18年2着のアエロリット、翌19年も2着。
19年勝ったインディチャンプ、翌20年3着。
19年3着のアーモンドアイ、翌20年2着。
今年は昨年の覇者グランアレグリアと、19年の覇者で昨年3着のインディチャンプが出走予定。要注目です。


鳴尾記念(土曜・中京)
芝2000m戦。
この距離に変わったのが、12年のこと。また、例年は阪神での施行ですが、今年は中京での開催。それでもデータは過去9年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔240〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
9回中、8回で1、2番人気が連絡み。軸は人気馬でいいかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔300〕。ただし、1頭は前年春の天皇賞からです。
ヴィクトリアマイルから〔020〕。
海外GTの香港Cから〔010〕。
GU時代も含む、大阪杯から〔013〕。
中山記念から〔200〕。
京王杯SCから〔100〕。
日経賞から〔001〕。
新潟大賞典から〔133〕。
小倉大賞典から〔010〕。
OPの都大路Sから〔111〕。
福島民報杯から〔100〕。
大阪城Sから〔001〕。
すべて前走は人気、着順不問です。
連対18頭中、13頭に重賞勝ちがあり、4頭に重賞2着またはOPの連対がありました。
また、連対18頭中、14頭に芝2000mでの勝ちが、3頭に芝2000m以上の重賞での連対歴がありました。
牝馬は〔020〕。
関東馬は〔001〕と、苦戦を強いられています。
年齢別で見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔235〕、5歳〔421〕、6歳〔222〕、7歳〔021〕、8歳〔100〕。
勝ち馬では、5歳馬が一番のよう。
前走の人気、着順が不問でも、重賞やOPの連対が無い馬は1頭だけ。過去の実績重視がポイントになりそうです。


 



 
 
週末の重賞……2021.5.27
日本ダービー(日曜・東京)
2018年生まれのサラブレッド、7398頭の頂点を決めるレース。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔412〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔331〕。
6番人気以下〔116〕、2ケタ人気馬〔113〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
現在3年連続で、2ケタ人気馬が馬券圏内に来ているように、意外や波乱のGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
皐月賞から〔875〕。馬券圏内の2/3にあたる、20頭が皐月賞から。
勝ち馬6頭、2着馬4頭、3着馬3頭、4着馬1頭、5着馬1頭。
残る5頭は、1番人気6着、1番人気7着、2番人気6着、3番人気11着、4番人気8着。
掲示板を外していた5頭を含め、18頭が前々走で重賞連対の馬。
残る2頭の前々走は、GU1番人気4着と、OP1着でした。
また、皐月賞4着以下からダービー連対を果たしたのは4頭。そのうち3頭は、勝ち馬から0秒4差以内。残りの1頭は、着順は7着(0秒8差)も、皐月賞1番人気に推された18年のワグネリアン。
皐月賞敗戦から巻き返す馬には、高いハードルを課してよさそうです。
続いて、2つのTRを見てみましょう。
青葉賞から〔023〕。連対4頭に、3番人気6着馬。
プリンシパルSから〔001〕。1番人気1着馬。
TR組の勝ちはありません。
京都新聞杯から〔211〕。連対馬。
ステップレースは以上の4つに絞られます。
連対20頭中、19頭に重賞勝ちがあり、例外の1頭にもクビ差2着(京都新聞杯)がありました。
また、連対20頭中、13頭に芝2000m以上の重賞での勝ちがあり、6頭に同距離での重賞2、3着がありました。
芝2000m以上に未出走の馬の、馬券圏内はありません。
必須ではありませんが、連対にあるといいものを挙げておきましょう。
デビュー2戦目までに勝ち上がり:18頭。
芝2000m以上の勝ち:17頭。
キャリア4〜6戦:17頭。
複勝率80%以上:16頭。
騎手の乗り替わりでの優勝は、35年連続でなし。
また、初騎乗での優勝に至っては、66年ありません。
加えて、キャリア3戦以下と10戦以上の馬の、馬券圏内はありません。
牝馬は〔001〕。サトノレイナスが参戦すれば、7年振りとなります。07年のウオッカ以来の牝馬優勝を目指しますが、果たして?


目黒記念(日曜・東京)
芝2500mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔232〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔546〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
馬券圏内30頭の半数にあたる、15頭が6番人気以下の伏兵と、大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
天皇賞・春から〔111〕。すべて2ケタ着順の馬。
新潟大賞典から〔201〕。人気、着順は不問。
ダイヤモンドSから〔101〕。6着と2着の馬。
他に、AJCC、日経賞から2着馬が。
有馬記念、大阪杯、日経新春杯、阪神大賞典から3着馬が出ています。
OPのメトロポリタンSから〔233〕。連対5頭に、6着馬3頭。
芝2400m時代の大阪―ハンブルグCから〔210〕。4着以内の馬。
福島民報杯から〔010〕。5着馬。
3勝クラスから〔220〕。勝ち馬です。
OPと3勝クラス勝ち馬で〔673〕。穴馬はここにいるかも?
なお、前走がOPからなら、近2走のいずれかでの掲示板確保が必須です。
トップハンデは、10年で13頭いて〔102〕。
勝ち馬のハンデは58〜51キロで、平均すると55キロ。
2着馬は57〜54キロで、平均55.55キロ。
3着馬は58〜54キロで、平均55.6キロ。
54キロ未満の3着以内は1頭しかいません。
連対20頭中、17頭に芝2300〜2500mでの勝ちがあり、2頭に芝2400mのOPクラスでの2着がありました。
牝馬は〔010〕。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔323〕、5歳〔272〕、6歳〔211〕、7歳〔203〕、8歳〔101〕。
7歳以上で馬券に絡んだ、7頭中6頭が7番人気以下の伏兵です。人気薄のベテランには注意が必要です。


葵S(土曜・中京)
3歳限定の芝1200m戦。
重賞に昇格したのが18年のこと。
例年は京都での施行、今年は中京での開催ですが、データは過去3年で見ていきます。
なお、18年は2着同着。従いまして、3年で2着4頭、3着2頭です。
18年は9番人気1着、6番人気と2番人気が2着で、馬連は6980円と4700円。
19年は1、13、2番人気の1〜3着で、馬連6390円。
20年は1、11、5番人気の1〜3着で、馬連6380円。
毎年、1または2番人気が連に絡んでいるのに、高配当。実は、重賞以前も含めた過去10年で見ても、毎年6番人気以下の伏兵が馬券圏内に1頭はいる波乱のレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
桜花賞から〔001〕。10着馬。
ファルコンSから〔100〕。9着馬。
アーリントンCから〔010〕。13着馬。
OPの橘Sから〔110〕。3着馬と4番人気13着馬。
マーガレットSから〔110〕。どちらも1番人気で、1着と5着の馬。
1勝クラスから〔011〕。共に勝ち馬でした。
毎年、OPクラスの芝1400m以上のレースで、1秒以上離された馬が連絡み。こちらも毎年連に絡んでいる1、2番人気の馬と組み合わせると、美味しい配当が取れるかもしれません。
牝馬は〔221〕。牡馬より好成績です。
連対7頭すべてに、1勝クラス以上の芝1200mに勝ちがありました。これも取捨選択の参考にしてみて下さい。


 



 
 
週末の重賞……2021.5.19
オークス(日曜・東京)
牝馬3冠レースの2冠目。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔124〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
1番人気が5連勝中ですが、配当は両極端になっています。
ステップレースを見ていきましょう。
桜花賞組が最もよく〔745〕。3着以内が13頭に、1、2、4番人気に推されていた馬。4着以下に敗れた3頭も、すべて前々走では重賞Vでした。
皐月賞から〔001〕。11着馬。この馬も、前々走は重賞V。
TRのフローラSから〔053〕。3着以内が7頭に、1番人気5着馬。この5着馬も、前々走では1勝クラスを勝っていました。
もうひとつのTR、スイートピーSから〔010〕。勝ち馬。
忘れな草賞から〔301〕。3番人気までで勝った馬。
ステップレースは、この5つのみ。
前走GT出走馬を除けば、フローラS組も忘れな草賞組も、すべてが前々走も連対の馬。スイートピーS(1着)からの1頭の前々走はクイーンS4着。好調の波は必須ということでしょう。
ちなみに、馬券圏内30頭中、前々走で連を外していたのは4頭だけ。重賞3、4着の馬が3頭と、重賞1番人気11着の馬が1頭。高いハードルを課してよさそうです。
オークスを勝った10頭は、桜花賞から7頭、忘れな草賞から3頭。同日に行われた、この2レースからのみとなっています。
馬券圏内30頭中、前走が桜花賞以外なら、芝1800mか芝2000mのOPクラスでの勝ち、または同距離の重賞3着以内が必要。
連対20頭で見ると、13頭に東京芝での勝ち、または東京芝の重賞での連対歴があり、残る7頭は東京未経験の関西馬でした。
連対20頭を眺めて、あるといいのは、重賞連対歴(16頭)、複勝率8割以上(14頭)、騎手の継続騎乗(16頭)。ちょっと頭の中に置いておいて下さい。
キャリア2戦と9戦以上の馬に、馬券圏内はありません。
15〜18番枠は2着まで。極端な外は、やや不利なのかもしれません。


平安S(土曜・中京)
ダート1900m戦。
施行時期と距離が変わったのが、13年のこと。
例年の京都から、今年は中京に替わりますが、データは過去8年です。
1番人気は〔400〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔241〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
8回中、7回で1〜3番人気が連に絡むも、波乱がしばしば。難解な1戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
フェブラリーSから〔111〕。2着馬と、3番人気、5番人気で10着の馬。
交流GTの東京大賞典から〔100〕。勝ち馬。
国際GTのサウジCから〔001〕。6着馬。
交流GUのダイオライト記念から〔110〕。勝ち馬。
アンタレスSから〔333〕。掲示板6頭に、3、4、9番人気の馬。
交流GVのマリーンCから〔011〕。連対馬。
マーチSから〔010〕。5着馬。
OPの仁川Sから〔110〕。勝ち馬と5番人気11着馬。
ブリリアントSから〔102〕。掲示板2頭に、1番人気14着馬。
馬券圏内24頭中、23頭が2月以降に1走していました。
連対16頭すべてに、ダート1800m以上での勝ちがありました。
また、連対16頭中、13頭に重賞勝ちがありました。
馬券圏内24頭中、2戦続けて掲示板を外したのは1頭のみ。その馬も前々走は6着。凡走続きの馬は、軽視していいかもしれません。
牝馬は〔011〕。
年齢別に見ていくと、4歳〔421〕、5歳〔322〕、6歳〔121〕、7歳〔023〕、8歳〔001〕。
若い順にいいようです。
実は、馬券圏内のすべてを関西馬が占めています。覚えておくとよさそうです。


 



 
 
週末の重賞……2021.5.13
ヴィクトリアマイル(日曜・東京)
マイル女王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔445〕、2ケタ人気馬〔132〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
その2本の万馬券は、3万馬券と4万馬券ですから、荒れる時は大きく荒れる牝馬GTです。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔102〕。人気、着順は不問です。
有馬記念から〔100〕。1番人気9着馬。
海外GTのドバイWCから〔010〕。8着馬。
阪神牝馬Sから〔444〕。1400m時代は〔111〕。人気、着順不問でしたが、1600mになってからは〔333〕。掲示板8頭に、3番人気9着馬です。
GU時代の産経大阪杯から〔111〕。人気、着順は不問。
マイラーズCから〔100〕。4着馬。
中山牝馬Sから〔211〕。掲示板確保または4番人気までに推されていた馬。
福島牝馬Sから〔012〕。掲示板確保の馬。
京都牝馬Sから〔010〕。勝ち馬。
ダービー卿CTから〔010〕。2着馬。
馬券圏内30頭すべてが、前走重賞出走馬。
30頭中、28頭が3月以降に1走していました。
連対20頭中、18頭が重賞を勝っており、そのうち14頭が芝1600mの重賞勝ち馬でした。重賞勝ちのない2頭も、重賞2着と3着のある馬でした。
また、連対20頭中、19頭に芝1600mでの勝ちがあり、例外の1頭は15年に勝ったストレイトガール。この馬は、前年のこのレースで3着だった馬です。
重賞実績、マイル実績は必須です。
さらに、連対20頭中、17頭に東京の芝での勝ちまたは東京芝の重賞での2、3着がありました。
優勝馬に、前走勝ち馬はいません。
連対20頭で見ても、前走3着以内は6頭のみ。
前走で3着を外していた14頭を見ると、過去にGT3着以内があるか、前々走で重賞連対という馬が13頭。これが巻き返せる条件のようです。
例外の1頭は、17年2着のデンコウアンジュ。この馬の前走は、4着でした。
年齢別に見ておくと、4歳〔563〕、5歳〔336〕、6歳〔111〕、7歳〔100〕。
若い順にいいようです。
最後に、過去の好走馬が、再び、三度の好走を見せるのも特徴です。具体的に見ていきましょう。
12年、勝ったホエールキャプチャ、翌13年2着。
13年、勝ったヴィルシーナ、翌14年も連覇。
14年、3着のストレイトガール、翌15年、16年と連覇。
17年、3着のジュールポレール、翌18年優勝。
19年、勝ったノームコア、20年3着。
今年は、昨年2着のサウンドキアラが出走予定。出てきたら、要注目です。


京王杯スプリングC(土曜・東京)
芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔200〕、2番人気は〔224〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔154〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
1000円台も1回だけという、波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔413〕。人気、着順は不問です。
マイラーズCから〔021〕。人気、着順は不問。
阪神Cから〔001〕。勝ち馬。
東京新聞杯から〔231〕。3着以内または3番人気までに推されていた馬。
ダービー卿CTから〔222〕。掲示板5頭と、10着馬。
京都牝馬Sから〔010〕。2着馬。
OPから〔101〕。5着馬と6着馬。
3勝クラスから〔111〕。勝ち馬です。
前走がGT、GUなら、人気、着順不問。GV以下の18頭中、15頭が掲示板から。ちなみに、残る3頭は3、4、10番人気の馬でした。
勝ち馬10頭中、6頭は前走芝1600m、1800mから。残る4頭は芝1200mの高松宮記念から。
芝1200mからの馬券圏内は、高松宮記念組のみ。
芝1400mからは2着までとなっています。
牝馬は〔010〕。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔304〕、5歳〔444〕、6歳〔132〕、7歳〔120〕、8歳〔110〕。
5歳、4歳が中心のようです。


 



 
 
週末の重賞……2021.5.6
NHKマイルC(日曜・東京)
3歳マイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔410〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔348〕、2ケタ人気馬〔133〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。
10年のうち、8年で1または2番人気が連に絡むも、高配当続出。波乱のGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
皐月賞から〔211〕。人気、着順は不問です。
桜花賞から〔210〕。掲示板確保の馬。
ニュージーランドTから〔403〕。掲示板5頭に、4番人気だった馬が2頭。
スプリングSから〔011〕。人気、着順は不問。
弥生賞から〔001〕。12着馬。
ファルコンSから〔110〕。連対馬。
アーリントンCから〔103〕。3着以内の馬。
毎日杯から〔030〕。4着以内の馬。
フラワーCから〔010〕。勝ち馬。
京成杯から〔001〕。1番人気10着馬。
OPの橘Sから〔010〕。勝ち馬。
アネモネSから〔010〕。4着馬。
前走1勝クラスからの馬券圏内はありません。
連対20頭中、16頭に重賞連対歴があり、残る4頭にはOP勝ちがありました。
また、連対20頭中、16頭に芝1600mの勝ちが、1頭にダート1600mの勝ちがあり、残る5頭中、2頭は芝1400mのOP勝ち馬、3頭は芝1400mか芝1800mの重賞2着馬でした。
連対20頭中、16頭が新馬勝ちの馬。
年明けデビューの馬は、全勝かつ重賞勝ちが必須です。
牝馬は〔231〕。
キャリア2戦以下と10戦以上の馬の、馬券圏内はありません。
逃げ馬が〔311〕と、半数が馬券圏内に。そのうち4頭が、当日1番人気に推されていました。
人気の逃げ馬には注意が必要です。


新潟大賞典(日曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔013〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔465〕、2ケタ人気馬〔242〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
1000円台も1回だけ、1番人気に10年勝ちなしという、大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
中山記念から〔020〕。
G2時代の産経大阪杯から〔011〕。
小倉大賞典から〔102〕。
その他、ダートのフェブラリーSから勝ち馬が。
有馬記念、AJCC、中山金杯、函館記念から2着馬が。
日経賞、東京新聞杯から3着馬が出ています。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPから〔413〕。連対6頭に、3着と8着の馬。
3勝クラスから〔212〕。こちらは勝ち馬でした。
トップハンデは、10年で16頭いて〔120〕。
勝ち馬のハンデは57〜54キロで、平均すると55.65キロ。
2着馬は57.5〜54キロで、平均56.1キロ。
3着馬は56.5〜54キロで、平均55.6キロ。
54キロ未満の3着以内はありません。
連対20頭中、14頭に芝2000mでの勝ちがあり、残る6頭にも芝1800mでの勝ちがありました。
また、連対20頭中、13頭に重賞連対歴が、2頭にOP勝ちがあり、残る5頭はOPに上がってから2戦以下の馬でした。
牝馬は〔000〕。馬券圏内がありません。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔323〕、5歳〔422〕、6歳〔034〕、7歳〔231〕、8歳〔100〕。
ベテランも頑張ります。
前走OPと3勝クラス勝ち馬で〔625〕。それでいて、ハンデ54キロ未満の馬券圏内がないのですから、ハンデを背負わされるのは力の証し。
重賞以外のステップで、54キロ以上のハンデの馬から、穴馬を見つけたいですね。


京都新聞杯(土曜・中京)
3歳馬による、ダービーへの“東上最終切符”とも言われるレース。芝2200m戦。
今年は中京で行われますが、例年は京都での施行。データは、京都での過去10年です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
人気馬も人気薄も好走する、難解なレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
皐月賞から〔110〕。人気、着順は不問です。
スプリングSから〔011〕。人気、着順は不問。
弥生賞から〔001〕。5着馬。
毎日杯から〔202〕。勝ち馬2頭と4着馬に、4番人気7着馬。
共同通信杯から〔100〕。2番人気10着馬。
きさらぎ賞から〔001〕。3着馬。
OPから〔021〕。1番人気4着馬が2頭に、2番人気5着馬。
実は、1勝クラスからが最もよく〔664〕。連対13頭に、4、6、7着馬。
前走で初勝利を挙げた馬の馬券圏内はありません。
また、馬券圏内30頭中、近2走のいずれかで連対していた馬が29頭。例外の1頭も、前々走はGT3着でした。続けて凡走している馬の好走は望めません。
連対20頭中、14頭に芝2000m以上での勝ちがあり、残る6頭にも芝1800mでの複数回の連対歴がありました。
芝1800m未満にしか好走歴のない馬の連対は難しいということです。
また、連対20頭中、8頭にOPクラスの3着以内があり、11頭に1勝クラスの連対歴がありました。
OP実績は、そう重視しなくてもいいのですが、“OPクラス3着、1勝クラス2着”がボーダーラインであることは覚えておきましょう。
キャリア2戦以下の馬は3着に1頭のみ。逆に9戦以上の馬の馬券圏内はありません。
過去10年、関西馬が1〜3着をすべて独占。関東馬の馬券圏内はありません。中京に替わって、果たして?


 



 
 
週末の重賞……2021.4.30
天皇賞・春(日曜・阪神)
古馬最高峰のレース。芝3200m戦。
例年は京都での施行。今年は阪神で行われますが、データは京都で行われた過去10年です。
1番人気は〔310〕、2番人気は〔402〕、3番人気は〔041〕。
6番人気以下〔244〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
近8年で、1、2番人気が7勝。残る1回も4番人気の勝利と、人気馬の優勝が多くなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
大阪杯から〔110〕。勝ち馬と4番人気13着馬。
GU時代の産経大阪杯から〔220〕。こちらは3着以内の馬でした。
有馬記念から〔100〕。4着馬。
海外GTのドバイワールドCから〔001〕。2着馬。
阪神大賞典から〔325〕。3着以内7頭に、4、6、10着馬が1頭ずつ。
日経賞から〔223〕。3着以内6頭に、2番人気5着馬。
AJCCから〔100〕。2着馬。
京都記念から〔011〕。1着と4着の馬。
日経新春杯から〔010〕。勝ち馬。
ダイヤモンドSから〔010〕。こちらも勝ち馬です。
馬券圏内30頭すべてが、前走重賞組。そのうち29頭がGT、もしくはGUから。例外の1頭もGVからの馬でした。
また、掲示板を外していたのは3頭のみ。その前走の人気は、4、5、6番人気でした。
連対20頭すべてに、GT、もしくはGUの連対歴があり、17頭にGTでの3着以内がありました。
また、連対20頭中、13頭に芝3000m以上のGTでの3着以内があり、残る7頭にはGT、GUの勝ちに加え、前走重賞3着以内必須です。
この7頭をさらに詳しく見ていくと、芝3000m以上のGTに4着以下でも勝ち馬から0秒5差か、芝2400mのGT連対歴、または芝2200mのGU勝ちがありました。
牝馬は〔000〕。馬券圏内はありません。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔424〕、5歳〔530〕、6歳〔143〕、7歳〔003〕、8歳〔010〕。
5歳、4歳の順にいいようです。


青葉賞(土曜・東京)
3歳馬によるダービーTR。芝2400m戦。
2着までの馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔324〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔432〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1番人気の複勝率が90%なのに、波乱含みの結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
弥生賞から〔310〕。3、4、6、7着の馬。
スプリングSから〔110〕。6、7着の馬。
この2つのGUからは、勝ち馬から0秒9差以内の馬だけ好走可のようです。
京成杯から〔010〕。2着馬。
毎日杯から〔001〕。3着馬。
共同通信杯から〔001〕。3着馬。
OPのすみれSから〔001〕。2番人気7着馬。
最も好走馬を輩出しているのが、1勝クラスからで〔677〕。勝ち馬17頭に、2、3、4着馬が1頭ずつ。
1勝クラスの距離を見てみると、19頭が芝2200m以上、例外は芝1600mから3着に来た1頭のみです。
連対20頭すべてに、芝2000m以上での出走歴があり、19頭はそこで勝利。残る1頭にも、芝2000mの重賞での4着がありました。
新馬、未勝利勝ちからの馬券圏内はなく、キャリア8戦以上の馬にも馬券圏内はありません。覚えておきましょう。


 



 
 
週末の重賞……2021.4.20
フローラS(日曜・東京)
3歳牝馬による、オークスTR。芝2000m戦。2着までの馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔310〕、2番人気は〔151〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔133〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
荒れる時は大きく荒れるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
フラワーCから〔033〕。6着までの馬。
クイーンCから〔011〕。6着と3着の馬。
OPのアネモネSから〔100〕。勝ち馬。
1勝クラスからが最もよく〔754〕。連対12頭に、4、6、8、9着馬。ちなみに、勝ち馬7頭中、6頭は勝ち馬で、残る1頭は2番人気4着馬でした。
未勝利戦勝ちから〔212〕。連対3頭と3着の1頭は、1番人気で勝ち上がった馬。残る3着の1頭は5番人気での勝ち上がりでした。
前走芝1600mで馬券圏内に来たのは、クイーンC、アネモネS、OPクラスの2レースのみ。それより短い距離からの馬券圏内はありません。
また、前走重賞組は2着までです。
連対20頭中、19頭に芝1800m以上の出走歴があり、そのうち17頭に勝ちが、1頭に2着がありました。例外の1頭は芝1600mを連勝中で、デビューから連対100%の馬でした。
勝ち馬で見ると、10頭すべてが近2走のどちらかで勝利を挙げていました。
キャリア1戦の馬の馬券圏内はなく、8戦以上の馬は2着まで。
開幕週でも決め手勝負になるようです。
最後に枠順で見ておくと、東京芝2000mは外枠不利。それを顕著に示すかのように、勝ち馬の8頭までもが8番枠より内の馬。
残る2頭は、12番枠と18番枠ですが、1番人気と3番人気。枠の不利を覆すような高い支持がないと厳しいといった感じです。
現在、前走1勝クラス勝ちの、キャリア3、4戦の馬が4連勝中。該当する馬がいたら、枠順を確かめて、積極的に狙っていきたいところです。


マイラーズC(日曜・阪神)
芝1600m戦。
12年から昨年までは京都で行われていましたが、今年は11年以来となる阪神での施行。
データは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔223〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
波乱含みのレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔001〕。2着馬。
海外GTの香港マイルから〔101〕。人気、着順は不問。
阪神Cから〔200〕。2、3着馬。
中山記念から〔200〕。2着と4着の馬。
金鯱賞から〔100〕。勝ち馬。
スワンSから〔010〕。2着馬。
東京新聞杯から〔025〕。2着または1、2番人気に推されていた馬。
阪急杯から〔020〕。2着と7着の馬。
京都金杯から〔002〕。勝ち馬。
ダービー卿CTから〔001〕。14着馬。
OPから〔350〕。連対もしくは1、2番人気に推されていた馬が7頭。残る1頭は5番人気12着の馬。
馬券圏内30頭の前走は、すべてOPクラスから。
また、前走時の好走、または高い人気が欲しく、着順、人気共に“3”を外していたのは、わずかに5頭です。
前走1200mからの馬券圏内はなく、国内の芝GTからは3着に1頭のみ。ダートのGTフェブラリーSからの馬券圏内もありません。
中3週以内で出走の馬に連対はなく、ダービー卿CT組の苦戦はローテーション的な問題かもしれません。
連対20頭中、15頭に芝1600mの重賞での3着以内またはOP勝ちがあり、3頭は芝1600mで2勝以上。残る2頭は、ここが初めての芝1600m戦でした。
牝馬は〔000〕。大苦戦です。
年齢別に見ておくと、4歳〔342〕、5歳〔426〕、6歳〔211〕、7歳〔111〕、8歳〔020〕。
ベテランの頑張りにも注意が必要なよう。
逃げも、差しも決まります。ちなみに11年の阪神開催時は“行った、行った”で大波乱となりましたが、今年は果たして?


福島牝馬S(土曜・福島)
牝馬限定の芝1800m戦。
今年は福島ではなく、新潟での施行。こちらも11年以来の新潟となります。
データは過去10年です。
1番人気は〔231〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔325〕、2ケタ人気馬〔115〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
半数の5回で2ケタ人気馬が馬券圏内に。大波乱もありそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的好相性なのが、中山牝馬S組で〔872〕。3着以内10頭に、4〜8着が7頭。過去7年でワンツーがあり、現在、このステップの馬が4連勝中です。
愛知杯から〔201〕。こちらは人気、着順不問。
勝ち馬は、この2つの重賞からしか出ていません。
阪神牝馬Sから〔001〕。11着馬。
京都牝馬Sから〔001〕。9着馬。
OPの六甲Sから〔001〕。12着馬。
3勝クラスから〔024〕。人気、着順は不問。
2勝クラスから〔010〕。こちらは勝ち馬でした。
2勝クラスを除き、中山牝馬S以外は人気、着順不問。このあたりに難解さが表れていますよね。
連対20頭中、19頭に芝1800mの勝ち、または芝1800mの重賞での3着以内があり、例外の1頭は前走中山牝馬Sで、勝ち馬から0秒2差6着の馬。
また、連対20頭中、16頭に重賞3着以内があり、4頭にはOPでの掲示板がありました。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔253〕、5歳〔555〕、6歳〔202〕、7歳〔100〕。
5歳馬が中心のようです。


 



 
 
週末の重賞……2021.4.15
皐月賞(日曜・中山)
クラシック3冠の第1弾。芝2000m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔123〕。
6番人気以下〔314〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
大きな波乱は少ないようです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、3つのTRから。
スプリングSから〔213〕。連対馬。
弥生賞から〔042〕。4着以内の馬。
若葉Sから〔021〕。1、2番人気で連対の馬。
他に、ホープフルSから〔200〕。1番人気1着馬。
朝日杯FSから〔010〕。1番人気1着馬。
共同通信杯から〔401〕。3番人気以内で連対の馬。
毎日杯から〔010〕。2番人気1着馬。
アーリントンCから〔010〕。1番人気1着馬。
きさらぎ賞から〔001〕。1番人気1着馬。
京成杯から〔001〕。こちらも1番人気1着の馬でした。
馬券圏内27頭で見ると、弥生賞以外は前走連対必須。弥生賞は4着まで。
また、27頭中、22頭が前走3番人気以内。4番人気以下だった5頭は、弥生賞以外なら前走1着で人気不問。弥生賞は5番人気まで好走可となっています。
連対18頭中、14頭に重賞勝ちがあり、2頭に重賞2着が。残る2頭にはOP勝ちがありました。
また、連対18頭中、17頭に芝1800mと2000mに勝ちがあり、例外の1頭はデビュー以来、芝1600mを3戦3勝。中には朝日杯FSを含む重賞2勝がありました。
芝1800m、2000mに勝ちがない馬は、3着で見ても1頭しかいません。
さらに、連対18頭すべてが、2勝以上の馬。1勝馬は3着に1頭いるだけです。
連対18頭中、17頭がデビュー以来、掲示板を外していませんでした。
キャリア2戦以下と8戦以上の馬券圏内はありません。
〔898〕と、ほとんどを占めるキャリア3〜5戦の馬を狙いたいレースです。


アンタレスS(日曜・阪神)
ダート1800m戦。
京都から阪神へ移ったのが12年のこと。従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔411〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔223〕。
6番人気以下〔231〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
毎年、1〜3番人気が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
JCダートを含む、チャンピオンズCから〔110〕。人気、着順は不問です。
フェブラリーSから〔010〕。3着馬。
東海Sから〔003〕。人気、着順は不問。
交流重賞のダイオライト記念から〔121〕。3番人気以内で連対の馬。
同じく、名古屋大賞典から〔430〕。3着以内6頭に、1番人気4着馬。
平安Sから〔100〕。1番人気1着馬。
マーチSから〔024〕。人気、着順は不問。
OPの仁川Sから〔200〕。1番人気1着馬。
総武Sから〔001〕。13着の馬でした。
馬券圏内27頭の前走は、すべてOPクラス。
ちなみに、昨年の1番人気は3勝クラスを勝ったばかりのベストタッチダウンでしたが、14着に敗れています。
連対18頭中、17頭に重賞3着以内があり、例外の1頭は前々走で3勝クラスを勝ち、重賞2戦目の馬でした。
また、連対18頭中、16頭にダート1800m〜2000mのOPクラスに勝ちがありました。
残る2頭のうち、昨年勝ったウェスタールンドは、芝1800mとダート1700mに勝ちがあった馬です。
牝馬は〔000〕。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔142〕、5歳〔611〕、6歳〔135〕、7歳〔011〕、8歳〔100〕。
6歳以上の連対6頭は、前走でも連対していた馬。
勝ちという意味では、5歳馬がいいようです。


アーリントンC(土曜・阪神)
3歳馬によるNHKマイルCのTR。芝1600m戦。3着までに優先出走権が与えられます。
4月の施行に変わったのが18年のこと。従いまして、データは過去3年です。
18年は1、3、4番人気の1〜3着で、馬連1050円。
19年は12、7、11番人気で、馬連36120円。
20年は1、4、5番人気で、馬連1160円。
ちなみに、19年の3連単は1361140円です。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔200〕。2、3着の馬。
フィリーズレビューから〔100〕。4着馬。
京成杯から〔010〕。11着馬。
シンザン記念から〔001〕。2着馬。
1勝クラスから〔021〕。1または2番人気で勝った馬。
未勝利勝ちから〔001〕。1番人気1着馬でした。
勝ち馬3頭は、すべて前走重賞出走馬。
また、2、3着で見ると、重賞以外は勝ち必須です。
牝馬は〔110〕。
18年と20年は似た傾向に。わずか3年のデータですが、もし隔年で繰り返されるなら、19年の波乱の再現なるかも?
穴党は、先物買いで100万馬券を狙ってみてはいかがです?


 



 
 
週末の重賞……2021.4.8
桜花賞(日曜・阪神)
3歳牝馬の3冠初戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔131〕、2番人気は〔530〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔224〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
1番人気の1勝に対し、2番人気は5勝。2番人気馬が、現在3連勝中です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは3つのTRから。
チューリップ賞から〔576〕。連対12頭はすべて3着以内または1、2番人気だった馬。3着の6頭は人気、着順不問です。
フィリーズレビューから〔102〕。1番人気で連対した馬に限られます。
アネモネSから〔000〕。馬券圏内はありません。
その他では、朝日杯FSから〔100〕。1番人気3着馬。
阪神JFから〔010〕。5番人気1着馬。
シンザン記念から〔100〕。1番人気1着馬。
クイーンCから〔021〕。1、2番人気で1着の馬。
フラワーCから〔001〕。5番人気1着馬。
OPのエルフィンSから〔200〕。2、3番人気で1着の馬。
チューリップ賞と朝日杯FS以外は、連対必須です。
また、前走4着以下からの馬券圏内はチューリップ賞組のみとなります。
連対20頭すべてに、重賞連対またはOPでの勝ちがありました。
また、連対20頭すべてが、デビュー2戦目までに勝ち上がっていました。
さらに、連対20頭中19頭に、芝1600mでの勝ちまたは芝1600mの重賞3着以内がありました。
ちなみに、前走距離が1600m未満だったのは、フィリーズレビュー(1400m)からの3頭のみ。この3頭には、1600mの阪神JFの掲示板がありました。距離適性は重要なようです。
キャリア7戦以上の馬の馬券圏内はなく、逆にキャリア2戦での馬券圏内は昨年優勝のデアリングタクトのみ。
勝ち馬の馬体重は、当日452キロ以上、前走時448キロ以上でした。
脚質的には、差し、追い込みが決まりやすいよう。
最後に枠順ですが、6番枠から13番枠で9勝を挙げており、1番枠から5番枠は〔013〕。意外や内枠は不振と覚えておきましょう。


ニュージーランドT(土曜・中山)
3歳重賞。芝1600m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔412〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
8回で1〜3番人気が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
チューリップ賞から〔010〕。9着馬。
ファルコンSから〔314〕。人気、着順は不問です。
アーリントンCから〔101〕。2着馬。
シンザン記念から〔100〕。勝ち馬。
きさらぎ賞から〔100〕。5着馬。
共同通信杯から〔010〕。8着馬。
フラワーCから〔010〕。3着馬。
京成杯から〔001〕。13着馬。
OPのクロッカスSから〔010〕。勝ち馬。
アネモネSから〔001〕。4着馬。
芝の1勝クラスから〔241〕。連対馬。
ダートの1勝クラスから〔001〕。勝ち馬。
未勝利勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
牝馬は〔022〕。
連対18頭中、16頭が前走3着以内または3番人気に推されていた馬。例外の2頭も重賞で4、5番人気だった馬。
勢いと素質がモノを言うレースなのかもしれません。


阪神牝馬S(土曜・阪神)
牝馬限定の芝1600m戦。
距離が1600mに延長されたのが16年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔032〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
近3年は、2ケタ人気馬が馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔110〕。人気、着順は不問。
ジャパンカップから〔010〕。8着馬。
京都牝馬Sから〔212〕。3着以内4頭に、6着馬。
東京新聞杯から〔101〕。勝ち馬。
中山牝馬Sから〔100〕。2番人気14着馬。
京都金杯から〔001〕。3着馬。
3勝クラスから〔021〕。1〜3番人気で勝った馬です。
連対10頭中、GTからの3頭を除く7頭は、前走3着以内または2番人気だった馬。
3着5頭中4頭も、前走3着以内の馬でした。
連対10頭中、7頭に重賞勝ちまたはGT2着があり、残る3頭は昇級初戦または格上挑戦の馬でした。ちなみに、この格上挑戦の馬には、過去に重賞3着がありました。
また、連対10頭中、9頭に芝1600mでの勝ちがあり、例外の1頭は芝1600mが初めての馬でした。
年齢別に見ておくと、4歳〔232〕、5歳〔220〕、6歳〔103〕。
好走は3世代に限定されるようです。


 



 
 
週末の重賞……2021.4.1
大阪杯(日曜・阪神)
芝2000m戦。
GTに格上げになったのが17年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔201〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔120〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。
毎年、1または2番人気の馬が、連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔110〕。2着と5着の馬。
金鯱賞から〔211〕。掲示板3頭に、6着馬1頭。
中山記念から〔111〕。掲示板確保の馬。
京都記念から〔011〕。連対馬。
神戸新聞杯から〔001〕。勝ち馬。
馬券圏内12頭すべての前走が、GTまたはGUから。その前走での人気は、すべて1〜3番人気でした。
また、馬券圏内12頭すべてに重賞勝ちがありました。
連対8頭すべてに、GTでの連対歴があり、かつ芝2000m以上での勝利、または芝2000mのGTでの2着がありました。
さらに、勝ち馬4頭には、阪神芝での勝利、または阪神芝の重賞での2着がありました。
馬券圏内12頭中、8頭に芝2000mのGT3着以内があり、残る4頭には芝1800m〜2200mの重賞での勝ちがありました。
別の見方もしておくと、馬券圏内12頭中、11頭に芝GTでの連対歴があり、残る1頭には有馬記念0秒3差の4着がありました。
とにかく高いハードルを課していいということのようです。
牝馬は〔110〕。2番人気と4番人気の馬。
GU時代も含む、過去10年で見ると〔211〕。やはり4番人気までの馬でした。
関西馬が〔443〕。関東馬を圧倒しています。
過去10年で見ても、すべて関西馬が勝っています。
年齢別では、4歳〔123〕、5歳〔311〕、6歳〔010〕。
5歳馬がいいよう。
勝ち馬4頭中、3頭が5番枠より内の馬。
2着の3頭、3着の3頭も8番枠より内の馬であることから、内が有利と考えてもよさそうです。


ダービー卿CT(土曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔120〕、2番人気は〔103〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔045〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
波乱含みのハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
海外GTの香港Cから〔001〕。
中山記念から〔012〕。
阪神Cから〔010〕。
阪急杯から〔210〕。
東京新聞杯から〔112〕。
京都牝馬Sから〔100〕。
ターコイズSから〔010〕。
小倉大賞典から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPの東風Sから〔131〕。3着以内が3頭に、2番人気4着と3番人気12着の馬。
ニューイヤーSから〔001〕。1番人気2着馬。
実は、3勝クラスからが最も好成績で〔411〕。1〜3番人気で勝った馬です。
トップハンデは9年で12頭いて〔110〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜53キロで、平均すると55.67キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均55.67キロ。
3着馬は57.5〜54キロで、平均55.73キロ。
勝ち馬は牡馬なら55キロ以上。53キロは牝馬。牡馬換算なら55キロになります。
また、57.5キロ以上の馬は、当日4番人気以内に支持された場合、馬券圏内が可能なようです。
馬券圏内27頭すべてが、前走芝1400m、1600m、1800mから。
連対18頭中、17頭に芝1600mでの勝ちがあり、例外の1頭には芝1600mでの2着と芝1400mでの勝ちがありました。
また、前走で3勝クラスを勝ち上がったばかりの5頭を除く、連対13頭には、重賞3着以内またはOPクラスでの勝ちがありました。
牝馬は〔110〕。5番人気と3番人気の馬。
年齢別で見ていくと、4歳〔241〕、5歳〔617〕、6歳〔031〕、7歳〔010〕、8歳〔100〕。
5歳馬がいいようです。
勝ち馬9頭中、8頭が10番枠より内の馬で、残る1頭は13番枠の馬。
中山芝1600mでは、あまり外だと厳しいのかもしれません。

 



 
 
週末の重賞……2021.3.25
高松宮記念(日曜・中京)
2021年、JRA最初の芝のGTです。芝1200m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔203〕、2番人気は〔240〕、3番人気は〔222〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
1〜3番人気の馬が連に絡まなかったのは1回だけ。その年も、勝ったのは4番人気の馬。軸は人気馬でいいようです。
ステップレースを見ていきましょう。
メインとなるのは3つのGVから。
シルクロードSから〔422〕。掲示板7頭に、5番人気15着馬。
阪急杯から〔322〕。3着以内6頭に、1番人気7着馬。
オーシャンSから〔124〕。掲示板6頭に、3番人気9着馬。
勝ち馬は、この3つのレースからしか出ていません。
他に、ダートGTのフェブラリーSから〔010〕。5着馬。
海外GTの香港スプリントから〔001〕。12着馬。
阪神Cから〔010〕。勝ち馬。
京都牝馬Sから〔010〕。勝ち馬。
外国馬の〔100〕というのもあります。
連対18頭中、15頭に重賞勝ちがあり、残る3頭にも芝1200mの重賞2着がありました。
また、連対18頭中、15頭に芝1200mの重賞に3着以内があり、残る3頭にも芝1200mの経験と芝1400mの重賞勝ちがありました。
連対には芝1400m以下の重賞連対歴が必須ということです。
牝馬は〔233〕。
年齢別で見ておくと、4歳〔314〕、5歳〔523〕、6歳〔062〕、7歳〔100〕。
7歳の勝ち馬は外国馬。日本の勝ち馬は4、5歳のみです。
勝ち馬の8頭が11番枠より内の馬。例外の1頭は16番枠の馬。
ですが、これは昨年繰り上がりで優勝のモズスーパーフレア。1位入線は11番のクリノガウディーですから、“11番枠より内”は覚えておくといいかもしれません。


マーチS(日曜・中山)
ダート1800mのハンデ戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔435〕、2ケタ人気馬〔123〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
フェブラリーSから〔200〕。人気、着順は不問。
旧JCダートから〔001〕。10着馬。
平安Sから〔100〕。6着馬。
みやこSから〔010〕。12着馬。
交流重賞の佐賀記念から〔101〕。連対馬。
OPの総武Sから〔240〕。掲示板5頭に、6着馬1頭。
仁川Sから〔122〕。4着以内の馬。
アルデバランSから〔100〕。2着馬。
フェアウェルSから〔010〕。勝ち馬。
師走Sから〔001〕。勝ち馬。
ポルックスSから〔001〕。4番人気14着馬。
海外のコリアCから〔010〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔102〕。勝ち馬。
地方所属馬の〔001〕というのもあります。
トップハンデは9年で15頭いて〔130〕。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると56.17キロ。
2着馬は58〜55キロで、平均56.33キロ。
3着馬は58〜54キロで、平均55.83キロ。
連対18頭中、17頭にOPクラスのダートでの掲示板があり、例外の1頭はここがOP初挑戦でした。
また、連対18頭中、13頭にダート1800mでの勝ちがあり、4頭にダート1600mでOPまたは3勝クラスを含む2つ以上の勝ちがありました。例外の1頭は、前走仁川S(2000m)2着が初ダートだった昨年の2着クリンチャーです。
牝馬は〔000〕。
最後に、年齢別に見ておくと、4歳〔122〕、5歳〔313〕、6歳〔451〕、7歳〔112〕、8歳〔001〕。
6歳馬がいいようです。


日経賞(土曜・中山)
芝2500m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔321〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
12番人気の馬が勝った12年を除けば、勝ち馬は4番人気までとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔222〕。人気、着順は不問です。
ジャパンCから〔110〕。こちらも人気、着順は不問。
菊花賞から〔010〕。2着馬。
日経新春杯から〔311〕。連対4頭に、9着馬1頭。
AJCCから〔113〕。掲示板4頭に、3着馬1頭。
京都記念から〔020〕。共に6着馬。
中山記念から〔001〕。4着馬。
ステイヤーズSから〔001〕。5着馬。
ダイヤモンドSから〔100〕。15着馬。
小倉大賞典から〔001〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔110〕。勝ち馬。
連対18頭のすべてが、前走芝2200m以上。
これには3着も8頭が当てはまり、例外の2頭は芝1800mからの馬でした。
連対18頭中、14頭に芝2200m以上の重賞での3着以内がありました。
勝ち馬9頭で見ると、すべてに重賞3着以内またはOP勝ちがありました。
牝馬は〔001〕。
最後に年齢別で見ておきましょう。
4歳〔461〕、5歳〔213〕、6歳〔312〕、7歳〔012〕、8歳〔001〕。
4歳馬を中心に、6歳までの馬がいいようです。


毎日杯(土曜・阪神)
3歳馬による、芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔423〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気の馬が連に絡み、上位3着までに2頭が含まれることが9回。例外の1回も3、4番人気が馬券に絡んでいる堅い重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
弥生賞から〔102〕。人気、着順は不問です。
共同通信杯から〔301〕。4着以内3頭に、2番人気6着馬。
シンザン記念から〔200〕。勝ち馬と2番人気6着馬。
きさらぎ賞から〔131〕。4着以内4頭に、4番人気6着馬。
アーリントンCから〔020〕。1番人気5着と2番人気7着の馬。
OPのすみれSから〔001〕。3着馬。
芝の1勝クラスから〔335〕。連対10頭に、1番人気4着馬。
ダートの1勝クラスから〔010〕。2着馬。
新馬勝ちから〔010〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
ここが初芝だった1頭を除く、連対19頭中、13頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、残る6頭中4頭は芝1600mで2勝、2頭には芝1600mの勝ちとOPクラスの3着以内がありました。
2勝馬はOP実績不問も、1勝馬には8頭中6頭に重賞での掲示板がありました。
牝馬は〔000〕。
キャリア1戦の馬は、2着に1頭だけです。
 



 
 
週末の重賞……2021.3.17
スプリングS(日曜・中山)
3歳馬による、芝1800mの皐月賞TR。3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9年で見ていきましょう。
1番人気は〔251〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔205〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
1番人気の馬券圏内率は90%。ただし、勝ちで見ると、2勝止まりとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔221〕。連対4頭に、4着馬1頭。
OP時代も含む、ホープフルSから〔011〕。連対馬。
旧ラジオNIKKEI2歳Sから〔100〕。3着馬。
共同通信杯から〔020〕。連対馬。
きさらぎ賞から〔011〕。4着以内の馬。
OPのジュニアCから〔002〕。勝ち馬。
クロッカスSから〔001〕。勝ち馬。
1勝クラスからが最もよく〔633〕。連対11頭に、4着馬1頭。
新馬、未勝利からの馬券圏内はありません。
また、馬券圏内27頭すべてが、前走4着以内の馬となっています。
連対18頭中、重賞勝ちのある馬が7頭、OP勝ちのある馬が2頭、1勝クラス勝ちのある馬が8頭。
残る1頭は、昨年の勝ち馬ガロアクリーク。この馬、新馬勝ちからGTホープフルSに挑んで11着、1勝クラス4着から、4戦目でスプリングSを勝ちました。
また、連対18頭中、17頭に芝1600m以上の勝ちがあり、例外の1頭は19年2着のファンタジスト。芝1200m、芝1400mの重賞勝ちに加え、芝1600mのGT朝日杯FSの4着がありました。
キャリア7戦以上の馬は3着に1頭のみです。
データを覆すタイプの馬の好走が、近年増えている感があります。個々の馬のポテンシャルを重視しながら、取捨選択をしてみて下さい。


阪神大賞典(日曜・阪神)
芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔621〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔312〕。
6番人気以下〔022〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券なし。
勝つのは1〜3番人気の馬です。
1番人気が馬券圏内を外したのは、昨年のみとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔451〕。人気、着順は不問です。
ジャパンCから〔101〕。人気、着順は不問。
日経新春杯から〔202〕。こちらも人気、着順は不問。
AJCCから〔200〕。1着または1番人気に推された馬。
ダイヤモンドSから〔123〕。掲示板5頭と、7着馬。
京都記念から〔002〕。3着以内の馬。
OPの万葉Sから〔010〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔021〕。3着以内の馬。
馬券圏内30頭すべてが、前走芝2200m以上を走っていた馬です。
連対20頭のうち、前走が有馬記念以外なら、掲示板確保または1番人気に推されていたことは必須のよう。
連対20頭中、13頭に重賞勝ちがあり、6頭に重賞の2、3着がありました。
勝ち馬10頭で見ると、重賞勝ちが7頭、重賞2着が2頭、GT3着が1頭。重賞実績は重要です。
さらに、連対20頭中17頭に芝2200m以上での勝ちが、加えて17頭に芝3000m以上への出走経験がありました。
牝馬は〔010〕。
年齢別に見ていくと、4歳〔453〕、5歳〔333〕、6歳〔322〕、7歳〔002〕。
若い順によく、連対は4〜6歳の3世代に限られているようです。


フラワーC(土曜・中山)
3歳牝馬限定の芝1800m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9年です。
14年は2着同着。従いまして、9年で2着は10頭、3着は8頭です。
1番人気は〔321〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
上位人気馬の勝ちが多い一方で、伏兵の台頭も目立ちます。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔010〕。4着馬。
クイーンCから〔100〕。3番人気9着馬。
京成杯から〔010〕。5着馬。
OP時代のアルテミスSから〔010〕。2着馬。
1勝クラスから〔477〕。勝ち馬10頭に、2、3、6着馬が1頭ずつ、7着馬が2頭です。
新馬勝ちから〔200〕。
芝の未勝利勝ちから〔230〕。
ダートの未勝利勝ちから〔001〕。
連対19頭中、16頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、残る3頭は芝1600mまでしか経験がありませんでした。
つまり、芝1800m、2000mへの出走経験があるなら、勝ち必須ということです。
ちなみに、芝1600mまでの3頭は、すべて芝1600mの新馬勝ち馬です。
一方で、重賞やOPクラスでの実績は不問。
キャリア6戦以上の馬は2着まで。
また、ここが今年最初のレースとなる馬は、2着が精一杯。覚えておくといいかもしれません。


ファルコンS(土曜・中京)
3歳馬による、芝1400m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔110〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔231〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
こちらも伏兵の台頭が目立つ、波乱含みのレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔032〕。
阪神JFから〔001〕。
交流GTの全日本2歳優駿から〔001〕。
シンザン記念から〔210〕。
アーリントンCから〔202〕。
フェアリーSから〔100〕。
京成杯から〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPのクロッカスSから〔210〕。勝ち馬2頭と9着馬。
芝の1勝クラスから〔123〕。勝ち馬4頭に、4着馬1頭、1番人気に推されていた馬1頭です。
ダートの1勝クラスから〔110〕。どちらも1番人気1着馬でした。
連対18頭のうち、ここが初芝の2頭を除く、16頭中、9頭に芝1400mでの勝ちが、3頭に芝1600m以上での勝ちが、3頭に芝1200mのOPクラスでの勝ちがありました。
ダートしか走っていなかった2頭にも、1400mでの勝ちがありました。
近5年で見ると、連対10頭中、ここが初芝の2頭を除く8頭すべてに、重賞掲示板がありました。
新馬、未勝利からの馬券圏内はなく、キャリア2戦と8戦以上の馬は2着までとなっています。
 



 
 
週末の重賞……2021.3.10
金鯱賞(日曜・中京)
芝2000m戦。
12月末から3月の施行に替わったのが、17年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔301〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔032〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。
1番人気は馬券圏内パーフェクト。
1、1、2、1番人気が勝つも、2着には7、8、5、8人気が。ヒモ荒れに注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔300〕。4着以内の馬で、当日すべて1番人気だった馬。
ダービーから〔100〕。1番人気6着馬。
海外GTの凱旋門賞から〔011〕。16着と15着の馬。
同じく、香港ヴァーズから〔010〕。2着馬。
小倉大賞典から〔010〕。4着馬。
中日新聞杯から〔010〕。5着馬。
チャレンジCから〔001〕。勝ち馬。
OPの白富士Sから〔002〕。勝ち馬と、1番人気7着馬です。
国内のレースで掲示板を外していたなら、そのレースでの1番人気が必須のよう。
馬券圏内12頭すべてに、芝2000m以上での勝ちがありました。
また、馬券圏内12頭のうち、左回りを経験していたのは11頭。勝ちがあるのは9頭で、残る2頭にも左回りのGTでの2着、4着がありました。
さらに、馬券圏内12頭中、重賞勝ちは8頭、連対2頭、3着1頭。
勝ち馬4頭すべてに、GU以上での勝ちがありました。
牝馬は〔010〕。
年齢別に見ていきましょう。
4歳〔310〕、5歳〔122〕、6歳〔002〕、7歳〔000〕、8歳〔010〕。
若い順にいいようです。
関西馬が〔433〕と、関東馬を圧倒しているのも特徴のひとつ。
また、過去4年で、逃げ馬が〔021〕。比較的人気薄の馬が、逃げ粘ります。穴馬探しのヒントは、このあたりにあるのかもしれません。


フィリーズレビュー(日曜・阪神)
3歳牝馬による、芝1400mの桜花賞TR。
3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
19年は1着同着。従いまして、過去10年で、1着が11頭、2着は9頭となります。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔346〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年、馬券圏内に6番人気以下の伏兵が来る、波乱含みの桜花賞TRです。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔133〕。人気、着順は不問。
朝日杯FSから〔100〕。10着馬。
クイーンCから〔111〕。4着馬。
フェアリーSから〔010〕。2着馬。
OPから〔211〕。掲示板確保の馬。
1勝クラスの芝から〔534〕。勝ち馬9頭に、2、4、5着の馬が1頭ずつ。このうち、連対8頭の内訳は、勝ち馬6頭、2着馬1頭、1番人気5着馬1頭です。
1勝クラスのダートから〔001〕。勝ち馬。
未勝利勝ちから〔100〕。
馬券圏内30頭のすべてが、ダートも含め、前走1400mまたは1600mからの参戦です。
連対20頭中、18頭に芝1400m以上での勝ちがありました。
キャリア1戦の馬の馬券圏内はなく、6戦以上は2着まで。
内回りでも、差し、追い込みが決まります。牝馬らしい、鋭い決め手の持ち主に注意が必要です。


中山牝馬S(土曜・中山)
牝馬限定、芝1800mのハンデ戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9年です。
尚、14年は2着同着。従いまして、9年で2着は10頭、3着が8頭となります。
1番人気は〔122〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔335〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
上位人気馬に信頼が置けない、波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔100〕。7着馬。
有馬記念から〔010〕。10着馬。
日経新春杯から〔101〕。3着馬と12着馬。
京都牝馬Sから〔101〕。6着馬と3着馬。
愛知杯から〔314〕。4着以内の馬が5頭に、8着馬2頭、12着馬1頭です。
OP時代も含む、ターコイズSから〔121〕。4着以内の馬。
中山金杯から〔010〕。5着馬。
東京新聞杯から〔010〕。6着馬。
OPから〔211〕。人気、着順は不問。
3勝クラスから〔021〕。連対馬。
2勝クラスから〔010〕。勝ち馬でした。
トップハンデは9年で15頭いて〔130〕。
勝ち馬のハンデは56〜52キロで、平均すると53.67キロ。
2着馬は56〜50キロで、平均53.5キロ。
3着馬は56〜51キロで、平均53.13キロ。
連対19頭中、17頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、残る2頭は芝1600mにも中山芝にも勝ちがあった馬。
さらに、連対19頭中、14頭に重賞3着以内があり、1頭にはOP2着がありました。2勝クラス勝ちから2着に来た、昨年のリュヌルージュがこのパターンです。
残る4頭は、3勝クラス勝ちからが2頭、重賞に0秒2差以内ありが2頭です。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔331〕、5歳〔543〕、6歳〔132〕、7歳〔002〕。
5歳馬の好走が目立ちます。
 



 
 
週末の重賞……2021.3.3
弥生賞ディープインパクト記念(日曜・中山)
3歳馬による、芝1800mの皐月賞TR。上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔420〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔341〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
2本の万馬券は、5万馬券と3万馬券。両極端な結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔223〕。連対4頭、1、2番人気が1頭ずつ、6着馬が1頭。
GT昇格後のホープフルSから〔013〕。掲示板確保の馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔110〕。勝ち馬。
きさらぎ賞から〔101〕。掲示板確保の馬。
京都2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
共同通信杯から〔100〕。5着馬。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔020〕。4着以内の馬。
京成杯から〔003〕。4着以内の馬。
OPの若駒Sから〔210〕。4着以内の馬。
1勝クラスから〔220〕。1、2番人気で勝った馬。
新馬勝ちから〔010〕。2番人気で勝ち上がった馬でした。
近2走のどちらも3着を外していたのは、13年の2着ミヤジタイガのみ。この馬も、2戦続けてOP4着。近走好走は必須のようです。
連対20頭すべてに、芝1800m以上の勝ちがありました。これが無い馬は3着に3頭のみです。
また、連対20頭中17頭が2勝以上の馬。これが無い3頭中2頭に、重賞での掲示板がありました。
連対20頭中、OPクラスでの勝ちがあったのは12頭です。
キャリア1戦の馬と、6戦以上の馬は、2着まで。
本番と同じ舞台でのTR。クラシックに向けて、見逃せない1戦です。


チューリップ賞(土曜・阪神)
3歳牝馬による、芝1600mの桜花賞TR。上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔512〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気が1頭は馬券圏内に来ている、比較的堅めの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的に、阪神ジュベナイルF組がよく〔836〕。3着以内が15頭に、2番人気8着と4番人気7着の馬。
クイーンCから〔020〕。4着と5着の馬。
シンザン記念から〔010〕。2着馬。
フェアリーSから〔001〕。3着馬。
OPの紅梅Sから〔100〕。勝ち馬。
エルフィンSから〔012〕。掲示板確保の馬。
1勝クラスから〔111〕。勝ち馬2頭に、5着馬1頭。
新馬勝ちから〔010〕。3番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔010〕。2番人気で勝ち上がった馬でした。
馬券圏内30頭中、前走掲示板外しは2頭のみ。どちらも前走は阪神ジュベナイルFの馬で、前々走はOPクラスで連対を果たしていました。
連対20頭中、16頭に芝1600mの勝ちがあり、残る4頭中3頭に芝1600mの重賞での3着以内が、残る1頭には芝1500mでの勝ちがありました。
また、連対20頭中2勝以上の馬が14頭。勝ち馬はすべて2勝以上の馬でした。
キャリア1戦の馬は2着まで。逆に6戦以上の馬の馬券圏内はありません。
勝ち馬10頭は、すべて前走3着以内。阪神ジュベナイルFのみ2、3着が許されています。
こちらも本番と同じ舞台でのTR。目が離せません。


オーシャンS(土曜・中山)
芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔322〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔315〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
近4年は、1または2番人気のいずれかが連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
スプリンターズSから〔011〕。
海外GTの香港スプリントから〔101〕。
阪神Cから〔021〕。
シルクロードSから〔131〕。
他に、京阪杯から勝ち馬が。
京都牝馬S、ダートの根岸Sから2着馬が。
東京新聞杯、阪急杯から3着馬が出ています。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPからの成績がよく〔623〕。4着を外していたのは1頭だけ。
最も好相性なのは、ラピスラズリSの連対馬で〔300〕。
3勝クラス勝ち馬の〔101〕というのもあります。
連対20頭中、19頭にダートも含むOPクラスの1200m戦での勝ちがあり、例外の1頭は芝1200mを7戦して連対パーフェクトの馬でした。
ちなみに1200mの重賞勝ち馬は11頭、OP勝ち馬は8頭です。
牝馬は〔351〕。5番人気以内が8頭に、9番人気が1頭です。
年齢別に見ておくと、4歳〔311〕、5歳〔515〕、6歳〔151〕、7歳〔120〕、8歳〔013〕。
ベテランの頑張りに注意が必要です。
また、過去の好走馬が再び、三度の好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に見ていきましょう。
11年勝ったダッシャーゴーゴー、13年2着。
11年3着レッドスパーダ、14年3着。
13年勝ったサクラゴスペル、15年も優勝。
14年2着スノードラゴン、16年3着。
15年2着ハクサンムーン、翌16年も2着。
17年2着ナックビーナス、翌18年、19年、20年も2着。
18年3着ダイメイフジ、翌19年も3着。
年を跨いでのリピートが目立ちます。
今年は18年の優勝馬キングハートと、18年、19年と3着のダイメイフジが登録。出走してきたなら、大穴候補に一考かもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2021.2.26
中山記念(日曜・中山)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔300〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔312〕。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
1〜3番人気で9勝。残る1頭も5番人気の馬でした。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
有馬記念から〔210〕。
天皇賞・秋から〔120〕。
マイルCSから〔102〕。
海外GTの香港マイルから〔101〕。
秋華賞から〔020〕。
阪神Cから〔002〕。
中山金杯から〔300〕。
京都金杯から〔011〕。
他に、エリザベス女王杯、ダービーから勝ち馬が。
海外GTの香港ヴァーズ、旧朝日CC(現チャレンジC)、ダートの根岸Sから2着馬が。
菊花賞、ヴィクトリアマイル、札幌記念、富士Sから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
また、OPの白富士Sから〔010〕。2着馬でした。
馬券圏内30頭中、海外も含めた前走GTからが18頭、GUから3頭、GVから8頭。OPからは1頭のみ。条件戦からの馬券圏内はありません。
また、近2走でどちらも掲示板を外していたのは2頭のみ。この2頭は前走GT出走馬です。
連対20頭で見ると、距離短縮で臨んだ馬が15頭、同距離が1頭、距離延長は4頭です。
しかし、3着馬を見ると、10頭中8頭が距離延長組。興味深い傾向かと思います。
連対20頭中19頭に、芝1800m以上での勝ちがありました。
加えて、中山芝に出走経験のある馬が15頭。うち13頭には中山芝での勝ち、または重賞3着以内がありました。
さらに、連対20頭中19頭に重賞勝ちがあり、そのうち17頭は芝1800m以上の重賞勝ち馬です。
牝馬は〔131〕。
年齢別に見ていくと、4歳〔535〕、5歳〔431〕、6歳〔132〕、7歳〔011〕、8歳〔001〕。
若い順にいいようです。
勝ち馬10頭中、7頭までが5番枠より内の馬。残る3頭は、9、9、15番枠。
逃げ馬に勝ちはありませんが、11、12年は4コーナー6番手、13年から昨年までは4コーナー4番手までの馬が勝っています。
内枠から、サッと好位を取れる馬がいいということかもしれません。


阪急杯(日曜・阪神)
芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔413〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
近4年は、7、7、11、6番人気が優勝。波乱の度合いが上がって来ているようです。
ステップレースを見ていきましょう。
海外GTの香港スプリントから〔200〕。
交流GTのJBCスプリントから〔010〕。
マイルCSから〔002〕。
阪神Cから〔342〕。
シルクロードSから〔210〕。
京都金杯から〔121〕。
京都牝馬Sから〔010〕。
東京新聞杯から〔002〕。
京阪杯から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
芝のOPから〔101〕。掲示板確保の馬。
ダートのOPから〔001〕。5着馬。
3勝クラスから〔100〕。連勝中の馬でした。
連対20頭中16頭に、重賞3着以内があり、そのうち13頭に重賞勝ちがありました。
重賞に掲示板がない馬は3頭。この3頭は、近2走のいずれかで、3勝クラスを勝ち上がった馬です。
連対20頭中、16頭に芝1400mでの勝ちがあり、残る4頭中2頭は芝1200mで5勝以上を上げていました。
芝1600mに勝ちがあるのは12頭。芝1800mに勝ちがあるのも2頭。長い距離への適性も必要なようです。
加えて、連対20頭中、12頭に阪神芝での2勝クラス以上に勝ちがあり、3頭に阪神芝での重賞3着以内がありました。
牝馬は〔122〕。
年齢別に見ていくと、4歳〔134〕、5歳〔522〕、6歳〔332〕、7歳〔111〕、8歳〔011〕。
5歳、6歳の順にいいようです。
逃げも、追い込みも決まります。展開をしっかり読みたいところです。
 



 
 
週末の重賞……2021.2.17
フェブラリーS(日曜・東京)
2021年最初となるJRAのGT競走。ダート1600m戦。
過去10年、1番人気は〔422〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔224〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券4本。
残る4回も、すべて1000円台。堅いか、波乱か、両極端のGTと言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
旧JCダートを含む、チャンピオンズCから〔222〕。連対4頭に、2番人気12着馬と9番人気11着馬。
交流GTの川崎記念から〔031〕。連対3頭と、2番人気6着馬。
同じく東京大賞典から〔023〕。掲示板4頭と、4番人気7着馬。
東海Sから〔311〕。3着以内の馬。
根岸Sから〔422〕。3着以内の馬。
武蔵野Sから〔001〕。5着馬。
OPのフェアウェルSから〔100〕。3番人気9着馬です。
連対20頭すべて、前走の着順または人気が“3”以内。
また、交流GTからは2着までとなっています。
連対20頭すべてに、交流戦を含む、ダート重賞での勝利がありました。
また、連対20頭すべてに、左回りでの勝ちが。さらに、左回りの重賞での3着以内がありました。
連対20頭中、17頭にダート1600m以上の重賞勝ちがあり、このうち13頭にはGT勝ちがありました。例外の3頭は、根岸Sから参戦した馬です。
連対20頭、16頭は前走3着以内、4頭は1800mからの距離短縮馬です。
もうひとつ、連対20頭中19頭には、1年以内の重賞勝ちがありました。
勝ち馬10頭で見ると、9頭の前走時の馬体重が、490キロを超えていました。
牝馬は〔000〕。
年齢別に見ていくと、4歳〔311〕、5歳〔434〕、6歳〔323〕、7歳〔031〕、8歳〔011〕。
勝ち馬は6歳までとなっています。
過去に好走した馬の、再び、三度の好走が多いのも特徴です。具体的に見ていきましょう。
12年3着のワンダーアキュート、13年も3着。
14年勝ったコパノリッキー、15年も連覇。
15年2着のインカンテーション、18年3着。
15年3着のベストウォーリア、17年2着。
16年2着のノンコノユメ、18年優勝。
17年勝ったゴールドドリーム、18年、19年と2着。
今年は19年の勝ち馬インティと、昨年3着のサンライズノヴァが出走を予定。要注目です。


小倉大賞典(日曜・小倉)
芝1800mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔212〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔282〕、2ケタ人気馬〔032〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
9回で6番人気以下の伏兵が連絡み。残る1回も、3着に14番人気という、大波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
AJCCから〔101〕。
日経新春杯から〔031〕。
中山金杯から〔312〕。
京都金杯から〔012〕。
チャレンジCから〔011〕。
その他、有馬記念、金鯱賞、福島記念から勝ち馬が。
目黒記念、愛知杯から2着馬が。
ジャパンCから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OPから〔112〕。3着以内または1番人気に推された馬。
3勝クラスから〔200〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔010〕。こちらも勝ち馬でした。
トップハンデは10年で18頭いて〔321〕。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると56キロ。
2着馬は58〜52キロで、平均55.5キロ。
3着馬は57.5〜53キロで、平均55.75キロ。
54キロ以下の馬の〔131〕というのがありますが、これはすべて近3年でのものです。
連対20頭中、19頭に芝1800m以上での勝ちがあり、残る1頭は小倉芝の連対率が100%の馬。
また、連対20頭中、13頭に重賞3着以内があり、5頭にOP勝ちがありました。
勝ち馬10頭に絞れば、9頭に重賞連対またはOP勝ちがあり、残る1頭には条件戦を連勝中の勢いがありました。
牝馬は〔010〕。
年齢別では、4歳〔312〕、5歳〔315〕、6歳〔220〕、7歳〔242〕、8歳〔020〕、9歳〔001〕。
ベテラン勢も頑張ります。
4コーナーで先頭の馬が〔402〕。この時期の小倉芝は、差し、追い込みのイメージですが、逃げ、先行馬にも注意が必要です。


ダイヤモンドS(土曜・東京)
芝3400mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔610〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔200〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
毎年1〜3番人気の馬が連に絡んでいますが、2本の万馬券は5万馬券と12万馬券。15&1番人気と、16&3番人気でのワンツーでした。
軸は人気馬でも、ヒモ荒れに注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔100〕。7着馬。
海外GTの香港ヴァーズから〔010〕。2着馬。
同じくメルボルンCから〔010〕。1番人気13着馬。
AJCCから〔300〕。3着または3番人気に推されていた馬。
ステイヤーズSから〔121〕。4着以内が3頭と、3番人気に推されていた馬。
日経新春杯から〔013〕。人気、着順は不問です。
OPの万葉Sから〔322〕。掲示板確保の馬。
白富士Sから〔110〕。人気、着順は不問。
ダートの師走Sから〔100〕。14着馬。
3勝クラスから〔014〕。4着以内の馬。
2勝クラスから〔010〕。9着馬でした。
条件戦からは、2着が精一杯となっています。
トップハンデは10年で13頭いて〔330〕。
勝ち馬のハンデは58.5〜53キロで、平均すると55.55キロ。
2着馬は58.5〜50キロで、平均54.8キロ。
3着馬は55〜51キロで、平均54.1キロ。
馬券圏内30頭中、25頭はハンデ54キロ以上です。
58.5キロで連対3頭、58キロで連対2頭。重いハンデでもOKのよう。
連対20頭中15頭に、芝2400m以上での勝ちがありました。
また、連対20頭中、9頭に重賞勝ちが、9頭にOP勝ちがありました。
さらに、連対20頭中、14頭に重賞3着以内が、4頭にOPの連対がありました。
馬券圏内30頭中、前走芝2200m以上からの参戦が27頭です。
牝馬は〔000〕。
セン馬は〔121〕。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔334〕、5歳〔321〕、6歳〔213〕、7歳〔111〕、8歳〔121〕、9歳〔010〕。
高齢馬の好走に注意が必要です。


京都牝馬S(土曜・阪神)
牝馬限定の芝1400m戦。
その名の通り、京都で行われていた重賞が、今年は阪神での施行となります。
芝1600mから1F短縮され、芝1400m戦になったのが16年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔400〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔142〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
残る3回は、1番人気が勝つも、2着は6、7、6番人気で、馬連3000円台。ヒモ荒れに注意です。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔100〕。8着馬。
スワンSから〔100〕。6着馬。
京都金杯から〔101〕。勝ち馬。
OP特別時代も含む、ターコイズSから〔211〕。掲示板3頭に、7着馬。
OPのオーロCから〔010〕。2着馬。
3勝クラスから〔033〕。連対5頭に、3番人気8着馬。
馬券圏内15頭中、前走芝1400m以上だった馬が14頭。芝1200mからは2着に1頭のみです。
連対10頭中、9頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る1頭は芝1400mの重賞勝ち馬。
また、連対10頭中、5頭に重賞勝ちが、1頭に重賞2着があり、残る4頭は近2走のいずれかで3勝クラスを勝ったばかりの馬です。
年齢別に見ていきましょう。
4歳〔231〕、5歳〔321〕、6歳〔003〕。
連対は、4歳と5歳の2世代のみとなっています。
 



 
 
週末の重賞……2021.2.12
京都記念(日曜・阪神)
芝2200m戦。
例年は京都で行われていましたが、今年は阪神での施行。
データは京都で行われた、過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔024〕、3番人気は〔232〕。
6番人気以下〔400〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気が必ず1頭連対し、馬券圏内30頭すべてが6番人気以内の馬。
そんな中で、6番人気が〔400〕。波乱は6番人気馬が呼んでいるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
有馬記念から〔213〕。
天皇賞・秋から〔110〕。
エリザベス女王杯から〔110〕。
菊花賞から〔110〕。
ジャパンCから〔012〕。
海外GTの香港ヴァーズからの〔210〕というのもあります。
AJCCから〔101〕。
中山金杯から〔110〕。
その他、新潟記念から勝ち馬が。
マイルCS、ステイヤーズSから2着馬が。
宝塚記念、天皇賞・春、海外GTの凱旋門賞、日経新春杯から3着馬が出ています。
前走重賞組が29頭。GT以外なら、4着以内、または3番人気までに推されていた馬です。
残る1頭は、OPのディセンバーSから〔010〕。1番人気1着馬でした。
連対20頭すべてにGT出走歴があり、15頭に3着以内が、2頭に5着以内がありました。
また連対20頭中、19頭に重賞連対歴があり、そのうち16頭には重賞勝ちが、残る4頭中3頭にはGT4着以内がありました。
距離で見ると、連対20頭中、12頭に芝2200m以上での勝ちが、残る8頭には芝2200m以上のGT、GUでの掲示板がありました。
牝馬は〔140〕。当日、5番人気までに推されている必要があります。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔463〕、5歳〔516〕、6歳〔121〕、7歳〔010〕。
4、5歳馬が中心のようです。


共同通信杯(日曜・東京)
3歳馬による、芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔131〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔422〕。
6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
1〜3番人気の馬が、毎年1頭は馬券圏内に入っています。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔030〕。1、3、9着馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔211〕。3着以内の馬。
京成杯から〔013〕。人気、着順は不問。
京都2歳Sから〔001〕。勝ち馬。
OP時代のホープフルSから〔111〕。2着馬2頭に、1番人気10着馬。
OPの若駒Sから〔110〕。3着以内の馬。
1勝クラスから〔322〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔111〕。1番人気1着馬。
未勝利勝ちから〔100〕。こちらも1番人気1着馬です。
馬券圏内30頭すべてに、近2走のいずれかでの3着以内がありました。
勝ち馬で見ると、10頭すべてが前走3着以内の馬。
連対20頭すべてに芝1600mでの勝ちがあり、そのうち17頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがありました。
また、連対20頭中14頭にOPクラスでの4頭以内があり、残る6頭はここがOP初出走の馬でした。
牝馬は〔000〕。
キャリアは不問。
脚質的には、好位差しがいいよう。
出走頭数があまり多くならないこともありますが、それでも勝ち馬10頭すべてが8番枠より内の馬。
2着馬も、10頭すべてが9番枠より内の馬です。
1枠、2枠が連に絡まなかったのは2回だけ。
内枠優勢を覚えておいて下さい。


クイーンC(土曜・東京)
3歳牝馬による芝1600m戦。 データは過去10年ですが、13年は3着同着。従いまして、3着は10年で11頭になります。
1番人気は〔411〕、2番人気は〔412〕、3番人気は〔130〕。
6番人気以下〔016〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
勝ち馬は4番人気まで。堅めの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔441〕。掲示板6頭に、1番人気馬1頭(8着)、6着と16着の馬が1頭ずつ。
ちなみに、勝った4頭は、すべて阪神JF3着以内の馬です。
フェアリーSから〔223〕。掲示板5頭に、1番人気馬1頭(6着)、9着馬1頭です。
京都2歳Sから〔100〕。2着馬。
ファンタジーSから〔010〕。2着馬。
アルテミスSから〔001〕。2着馬。
OPのジュニアCから〔001〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔311〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔012〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔011〕。こちらも1番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭中、29頭が前走芝1600m以上からの参戦。芝1400mからが1頭いるだけです。
さらに、近2走のどちらも連に絡めていなかった馬は2頭だけ。
連対20頭中、19頭に芝1600m以上での連対歴があり、例外の1頭も芝1600mの阪神JFの4着馬でした。
勝ち馬10頭中、9頭に1勝クラス勝ちまたはOPクラスの連対歴があり、例外の1頭は前走重賞(フェアリーS)で1番人気に推されていた馬でした。
キャリア1戦の馬は2着まで。逆に6戦以上の馬は、3着に1頭いるだけです。
面白いのが、勝ち馬の馬番に偏りがあること。
過去10年の勝ち馬10頭中、6番が4勝、9番が3勝、15番が2勝。
この3つの馬番で9勝ですからね。オカルトですが、迷った時には頼りにしてみてはいかがですか?

 



 
 
週末の重賞……2021.2.3
東京新聞杯(日曜・東京)
芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔102〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔252〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
毎年5番人気以下の馬が、連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔300〕。人気、着順は不問です。
マイルCSから〔201〕。人気、着順は不問。
菊花賞から〔010〕。11着馬。
阪神Cから〔104〕。人気、着順は不問。
京都金杯から〔123〕。4着以内5頭に、4番人気7着馬。
中山金杯から〔011〕。共に5着馬。
ターコイズSから〔010〕。6着馬。
OPのニューイヤーSから〔131〕。掲示板4頭に、2番人気9着馬。
キャピタルSから〔010〕。2着馬。
3勝クラスから〔210〕。1、2番人気で1着の馬。
阪神C(芝1400m)以外は、すべて1600m以上の芝のレースからとなっています。
コースで言うと、連対20頭すべてに左回りの芝で勝ちがあり、そのうち15頭には東京芝での勝ちが、3頭に東京芝でのOPクラス3着以内がありました。残る2頭は、東京芝は初出走または1走だけの馬です。
距離の面では、連対20頭中、18頭に芝1600mでの勝ちがあり、1頭には芝1600mでの重賞2着がありました。残る1頭は、芝1600mが初めてで、芝2000mの重賞に2着があった馬です。
重賞実績で見ると、連対20頭中、16頭に重賞連対歴があり、残る4頭中3頭は、前走または前々走で3勝クラスを勝ったばかりの馬でした。
牝馬は〔420〕。このうち4頭はGT連対馬、1頭はGT4着馬。残る1頭は、GTは未出走の馬でした。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔444〕、5歳〔245〕、6歳〔410〕、7歳〔011〕。
勝ち馬は、4歳と6歳から多く出ているようです。


きさらぎ賞(日曜・中京)
3歳馬による芝2000m戦。
例年、京都の芝1800mで行われているレースが、今年は距離も変更して、中京での施行となります。
データは京都での過去10年で見ていきましょう。
1番人気は〔321〕、2番人気は〔124〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔322〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
近2年は馬連が7000円台。どちらも8頭立て。波乱の傾向が強まったところで、中京にバトンタッチといった感じでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔102〕。人気、着順は不問です。
シンザン記念から〔201〕。3着以内の馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔001〕。2着馬。
OPの若駒Sから〔100〕。2着馬。
OP特別時代の京都2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔473〕。3着以内が13頭。残る1頭は2番人気4着馬。
新馬勝ちから〔110〕。共に2番人気の馬。
未勝利勝ちから〔023〕。1、2番人気が4頭に、9番人気が1頭です。
連対20頭中、15頭に芝1800mでの勝ちがあり、3頭に芝2000mでの勝ちがありました。残る2頭は、芝1600m勝ちのある馬と、芝1600mの重賞に3着がある馬です。
勝ち馬10頭中、8頭にOPクラスの3着以内、または1勝クラス勝ちがありました。
さらに、勝ち馬10頭中、8頭は新馬勝ちの馬。ただし、近2年は2戦目、3戦目で勝ち上がった馬。デビュー勝ちの必然性は薄れてきているようです。
牝馬は〔100〕。2戦2勝で、当日1番人気に推された馬。
キャリア2、3戦の馬で〔776〕。6戦以上の馬の馬券圏内はありません。

 



 
 
週末の重賞……2021.01.28
根岸S(日曜・東京)
ダート1400m戦。
過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔130〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔004〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
毎年4番人気までの馬が1頭は連絡み。軸は人気馬でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
チャンピオンズCから〔212〕。人気、着順は不問です。
芝のマイルCSから〔100〕。14着馬。
地方交流GTのJBCスプリントから〔010〕。2着馬。
同じく、東京大賞典から〔001〕。3着馬。
武蔵野Sから〔301〕。勝ち馬3頭は4着以内の馬、3着の1頭は14着馬。
カペラSから〔221〕。3着以内の馬。
交流GVの兵庫ゴールドTから〔001〕。5着馬。
OPのキャラクシーSから〔220〕。3着以内の馬。
大和Sから〔020〕。勝ち馬。
師走Sから〔012〕。2着馬と、3、9着馬。
ファイナルSから〔011〕。連対馬。
すばるSから〔001〕。3着馬。
連対20頭中、近2走のいずれかで連対を果たしていた馬が17頭。
残る3頭中2頭には3着が、もう1頭には4着がありました。
近走好走が必要なようです。
連対20頭中、17頭にダート1400mでの勝ちがあり、そのうちダート1400mのOPクラス勝ちが14頭です。
同条件に勝ちがなかった3頭を見ていくと、18年、勝ったノンコノユメは、ダート1400m初出走。ただし、ダート1600mの重賞に勝ちがありました。
20年、勝ったモズアスコットは、ここが初ダートも、芝1400mに勝ちがあり、芝1600mのGT馬。
20年、2着のコパノキッキングは、ダート1400mに2着があり、ダート1200mを3連勝で飾ったカペラSから臨戦の馬でした。
連対20頭中、16頭にダート重賞の連対、もしくはOPクラスの勝ちがあり、2頭にOPクラス3着以内がありました。例外の1頭は、芝のGT馬です。
牝馬は〔000〕。
セン馬が〔210〕。現在、3年連続連対中。
年齢別で見ておくと、4歳〔220〕、5歳〔341〕、6歳〔423〕、7歳〔111〕、8歳〔015〕。
この8歳馬がみんな人気薄。2ケタ人気馬も3頭います。
脚質的には、差し、追い込み馬の天下です。
また、関西馬が〔91010〕と、関東馬を圧倒していることを覚えておきましょう。


シルクロードS(日曜・中京)
芝1200mのハンデ戦。
例年は京都で行われていましたが、今年は中京での施行。データは、京都での過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔310〕、2番人気は〔410〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔039〕、2ケタ人気馬〔027〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
勝つのは4番人気までの馬ですが、2、3着に穴馬が。特に3着に大穴が来ていて、3連単10万円超が5本も出ています。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリンターズSから〔210〕。人気、着順は不問。
阪神Cから〔210〕。2、4着馬と、16着馬。
スワンSから〔001〕。17着馬。
京阪杯から〔321〕。掲示板5頭と7着馬。
OPの淀短距離Sから〔154〕。3着以内8頭に、2番人気5着と、4番人気8着馬。
ラピスラズリSから〔101〕。1着と3着の馬。
尾張Sから〔101〕。1着馬と、2番人気11着の馬。
3勝クラスから〔012〕。勝ち馬2頭と4着馬。
トップハンデは10年で11頭いて〔220〕。
勝ち馬のハンデは58〜55キロで、平均すると56.65キロ。
2着馬は59〜53キロで、平均55.9キロ。
3着馬は57〜53キロで、平均54.9キロ。
55キロで勝った馬は2頭いますが、どちらも牝馬。牡馬換算なら57キロ。
牡馬は56.5キロ以上のハンデの馬しか勝てていません。
2着も牡馬は55キロ以上。53キロは2頭いますが、こちらも共に牝馬でした。
ハンデは背負わされているほうが、“強さの証し”となるようです。
連対20頭中すべてに芝1200mでの勝ちがあり、18頭に芝1200mの重賞連対またはOPクラスの勝ちがありました。
例外の2頭は、前走で3勝クラスを勝ち上がった馬です。
牝馬は〔332〕。
関西馬が〔1077〕。関東馬は2着まで。
年齢別では、4歳〔331〕、5歳〔332〕、6歳〔334〕、7歳〔111〕、8歳〔001〕、9歳〔001〕。
4〜6歳が中心です。
前走芝1200mを走っていた馬が〔898〕、芝1400mが〔212〕。
馬券圏内30頭すべてが、前走は芝1200mか芝1400m。
10年で、9頭の3着馬が7番人気以下。穴党は3着に来そうな伏兵を見つけたいところです。

 



 
 
週末の重賞……2021.01.21
AJCC(日曜・中山)
芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
毎年、1または2番人気が馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔401〕。人気、着順は不問です。
天皇賞・春から〔100〕。4着馬。
菊花賞から〔020〕。勝ち馬と3番人気6着馬。
天皇賞・秋から〔010〕。17着馬。
ジャパンカップから〔001〕。12着馬。
凱旋門賞11着馬の〔100〕というのもあります。
金鯱賞から〔202〕。3着以内3頭と、2番人気8着馬。
ステイヤーズSから〔100〕。3着馬。
福島記念から〔020〕。連対馬。
中日新聞杯から〔013〕。18着の馬と、掲示板確保の馬が3頭。
中山金杯から〔011〕。人気、着順は不問です。
チャレンジCから〔010〕。4番人気10着馬。
OPのディセンバーSから〔021〕。連対2頭と、6着馬。
3勝クラスから〔101〕。1、2番人気で1着の馬。またこの2頭の前々走は菊花賞でした。
芝1800mのディセンバーS以外は、すべて芝2000m以上のレースです。
連対20頭中19頭に、GTまたはGUに3着以内がありました。
また、連対20頭中17頭に、芝2000m以上の重賞での連対歴がありました。
ただし、GT馬の優勝は、昨年のブラストワンピースが、この10年で初となります。
さらに、連対20頭中19頭に、芝2000以上での勝ちがありました。
牝馬は〔000〕。
年齢別では、4歳〔143〕、5歳〔513〕、6歳〔312〕、7歳〔120〕、8歳〔022〕。
馬券圏内30頭すべてが、近2走のいずれかで重賞に出走していました。チェックをお忘れなく。


東海S(日曜・中京)
ダート1800m戦。
1月の中京に移ったのが13年のこと。ただし、昨年は京都での施行。従いまして、データは13年から19年の7回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔502〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔043〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
勝ち馬は4番人気まで。
1番人気の馬券圏内は100%です。
ステップレースを見ていきましょう。
JCダートを含む、チャンピオンズCから〔213〕。人気、着順は不問です。
交流GTの東京大賞典から〔210〕。4着以内の馬。
みやこSから〔020〕。人気、着順は不問。
交流GUの名古屋グランプリから〔010〕。勝ち馬。
OPから〔223〕。4着以内または4番人気までの馬。
3勝クラスから〔101〕。1番人気1着馬でした。
連対14頭中、9頭に交流を含む重賞勝ちがあり、2頭にOPクラスの連対歴がありました。
また、連対14頭中10頭が、ダート1800mで3勝以上を挙げており、ダート1800mで未勝利の馬は2着に1頭だけ。
別の見方では、14頭中13頭に、1700mから2000mのダート戦に4つ以上の勝ち星がありました。
中2週以内の馬の勝ちはなく、勝ち馬のすべては前走掲示板確保の馬。
牝馬は〔000〕。
年齢別では、4歳〔112〕、5歳〔433〕、6歳〔102〕、7歳〔120〕、8歳〔010〕。
5歳馬が中心ですが、ベテランの頑張りも見逃せません。
さて昨年ですが、2、3、1番人気の1〜3着。
年齢は、5、7、6歳馬。
1番人気は馬券圏内100%を維持しましたが、勝ったエアアルマスは武蔵野S1番人気11着から。“掲示板確保の馬”ではありませんでした。
ちなみに、2、3着はそれぞれ、チャンピオンズC7着、3着の馬です。
中京ダートは逃げ、先行馬が優勢。中京に限れば、4コーナーで先頭の馬が、7回で〔310〕。
前々で進められる馬を狙いたいところです。

 



 
 
週末の重賞……2021.01.13
日経新春杯(日曜・中京)
芝2200mのハンデ戦。
昨年までは京都芝2400mで行われていましたが、今年は中京芝2200mに舞台が移ります。
データは、京都での過去10年で見ていきましょう
1番人気は〔431〕、2番人気は〔410〕、3番人気は〔021〕。
6番人気以下〔214〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
1、2番人気のいずれも連に絡まなかったのは1回だけ。
1〜3番人気でのワンツーが5回ある、堅めのレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
菊花賞から〔300〕。掲示板確保の馬。
有馬記念から〔200〕。3着と6着の馬。
ダービーから〔100〕。7着馬。
ジャパンカップから〔001〕。勝ち馬。
アルゼンチン共和国杯から〔010〕。2着馬。
札幌記念から〔001〕。14着馬。
金鯱賞から〔102〕。2番人気8着と、3、4着馬。
ステイヤーズSから〔001〕。3着馬。
中日新聞杯から〔020〕。3着馬。
鳴尾記念から〔010〕。2着馬。
OPの万葉Sから〔001〕。2着馬。
3勝クラスから〔242〕。勝ち馬6頭に、2、4着馬。
2勝クラスから〔111〕。すべて勝ち馬でした。
様々なレースからの好走が見られますが、重賞をまとめてみると、
GT〔601〕。掲示板5頭に、6、7着が1頭ずつ。
GU、GV〔144〕。3着以内5頭に、4、8、14着が1頭ずつ。
ざっくりとですが、なんとなくの傾向は見えるかと思います。
トップハンデは10年で13頭いて〔112〕。
勝ち馬のハンデは58.5〜52キロで、平均すると54.9キロ。
2着馬は56〜53キロで、平均55.1キロ。
3着馬は58〜51キロで、平均55.05キロ。
トップハンデで馬券に絡んだ4頭中3頭は、当日人気が1番人気の馬でした。
連対20頭中、13頭に芝2200m以上での勝ちがあり、残りの7頭には芝2000mのOPクラスでの勝ちか、芝1800m以上の重賞の連対歴がありました。
また、連対20頭中、12頭に重賞3着以内が、1頭にOPでの勝ちがあり、残る7頭中6頭は、前走3勝クラスまたは2勝クラスを勝ち、かつ芝2200m以上に勝ちのあった馬。
例外の1頭は前走3勝クラス4着の馬ですが、この馬にも芝2200m以上での勝ちはありました。
実績か勢いの、いずれかは欲しいといった感じでしょうか。
牝馬は〔011〕。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔841〕、5歳〔144〕、6歳〔125〕。
馬券圏内は3世代のみ。中でも4歳馬が、他を圧倒しています。


京成杯(日曜・中山)
明け3歳馬による芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔231〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔236〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
7番人気の馬が〔222〕。ひと捻り必要なようです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔110〕。2番人気7着の馬と、2着馬。
OP、GU時代も含む、ホープフルSから〔113〕。掲示板確保の馬。
京都2歳Sから〔010〕。5着馬。
OPの萩Sから〔100〕。5着馬。
1勝クラスから〔423〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔213〕。
未勝利勝ちから〔131〕。
馬券圏内には、前走OPクラスなら掲示板が必要で、例外の1頭はGT2番人気7着の馬。
1勝クラスは3着以内。
距離別で見ると、前走芝1600mからは朝日杯FSのみ。他はすべて芝1800mか、芝2000mからの馬。
近2走続けて3着を外している馬の馬券圏内もありません。
連対20頭中、11頭に芝2000mでの勝ちがあり、残る9頭には芝1800mでの勝ち、または同距離の重賞2着がありました。
牝馬は〔010〕。出走自体が少なく、昨年1番人気で2着のスカイグルーヴのみ。
キャリア5戦以上の馬は2着まで。
一方で、キャリア3戦の馬が〔642〕と連対の半数を占めています。


愛知杯(土曜・中京)
芝2000mで行われる、牝馬限定のハンデ戦。
1月に変わったのが16年のこと。また、昨年は小倉での施行。従いまして、データは16〜19年の過去4年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔321〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
残る2回も7450円、4600円ですから、大波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔110〕。
OP時代も含む、ターコイズSから〔110〕。
マーメイドSから〔100〕。
中日新聞杯から〔001〕。
OPクラスからの人気、着順は不問です。
3勝クラスから〔103〕。連対馬。
2勝クラスから〔020〕。勝ち馬。
トップハンデは4年で7頭いて〔111〕。
勝ち馬のハンデは55.5〜53キロで、平均すると54.13キロ。
2着馬は55〜50キロで、平均52キロ。
3着馬は56〜53キロで、平均53.75キロ。
連対8頭すべてに芝1800m以上での勝ちがあり、勝ち馬4頭中3頭に重賞3着以内がありました。
年齢別では、4歳〔012〕、5歳〔321〕、6歳〔111〕。
そして昨年は、9、5、11番人気の1〜3着。
馬連12500円の万馬券。
前走は、ターコイズS6着、エリザベス女王杯8着、万葉S4着。
ハンデは56、53、52キロ。
年齢は7歳、6歳、7歳馬。
また連対2頭に芝1800m以上での勝ちがあったこと。勝ち馬に重賞3着以内があったことも引き継がれました。
舞台が変わっても、波乱の傾向は変わらず。
今年も穴狙いでいきたいところです。
ちなみにハンデ55.5キロ以上は3頭出走して〔201〕。昨年の勝ち馬デンコウアンジュも、56キロでのV。
重いハンデは強さの証しと狙ってみるのも面白いかもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2021.01.07
シンザン記念(日曜・中京)
明け3歳馬によるマイル重賞。芝1600m戦。
例年は京都での施行ですが、今年は中京で行われます。
データは過去10年で見ていきます。
1番人気は〔301〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔354〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
10年中、9年で7番人気以下の伏兵が馬券圏内に。そのうち8年では連対まで果たしている波乱のレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔122〕。
デイリー杯2歳Sから〔011〕。
京王杯2歳Sから〔010〕。
東京スポーツ杯2歳Sから〔100〕。
アルテミスSから〔100〕。
重賞組は人気、着順不問です。
1勝クラスから〔434〕。掲示板9頭に、2、3番人気だった馬が1頭ずつ。
新馬勝ちから〔121〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔211〕。こちらはすべて1番人気での勝ち上がりでした。
連対20頭中、14頭に芝1600mでの勝ちがあり、1頭は芝1600mに2着が。残る5頭には、芝1400mまたは芝1800mに勝ちがありました。
別の見方をすると、連対20頭中、16頭に芝1600m以上での勝ちがあり、残る4頭中3頭に芝1600mの重賞出走歴がありました。
勝ち馬10頭中9頭が前走で1600mを走っていて、例外の1頭は芝1800mに出走。
2着馬も8頭が前走で芝1600mを走っていて、残る2頭は芝1400m、芝1800mの出走馬。
かなりマイルの距離にこだわった、予想の立ち位置でよさそうです。
OP実績は不問。
キャリア6戦の馬は2着まで。7戦以上の馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔321〕。前走1、2番人気で、1着または重賞2着が好走の条件になります。
尚、牝馬で勝った3頭は、レース当日も1、2番人気に推されていました。
過去10年の勝ち馬10頭中9頭までもが、9番枠より内の馬。今年は中京で傾向は変わるかもしれませんが、本来は内有利のレースです。
同じ舞台で行われた今年の京都金杯は、2番と4番のワンツー。果たして、データは受け継がれるのでしょうか?


フェアリーS(月曜・中山)
明け3歳の牝馬限定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔210〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔401〕。
6番人気以下〔373〕、2ケタ人気馬〔330〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
勝つのは1〜3番人気までの馬か、2ケタ人気馬という両極端。3本の万馬券は、すべて3万馬券です。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神ジュベナイルFから〔201〕。
アルテミスSから〔100〕。
どちらも掲示板を外していた馬ですが、共通するのは前々走で1着だったということ。これは重要なポイントかもしれません。
1勝クラスから〔373〕。掲示板9頭に、1番人気1頭ですが、人気も着順も低い馬が3頭も連に絡んでいます。
新馬勝ちから〔213〕。
未勝利勝ち、芝から〔222〕。
ダートから〔001〕。ただし、この馬にも芝での2着がありました。
新馬、未勝利の人気は不問です。
勝ち馬の前走はすべて芝1600m戦。
関西馬は〔022〕と、2着まで。
連対20頭中、16頭に芝1600m以上での勝ちがあり、3頭に1勝クラスの芝1600m戦での4着以内が。残る1頭には1勝クラスの芝1400mでの2着がありました。
1勝クラスに勝ちがなくても好走出来てしまうあたりに、難解さがあると言えそうです。
ただし、芝1600m以上のレースで馬券圏内に入ったことのない馬は、2着が精一杯というのも覚えておきましょう。
キャリアは不問。
過去10年の勝ち馬10頭中、8頭が8番枠より内の馬。14番、15番枠での勝ち馬もいますが、基本は内枠。
内に入った先行馬の粘り込みに注意が必要なレースです。
 



 
 
週末の重賞……2021.01.04
中山金杯(5日・中山)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔313〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔053〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
勝ち馬は5番人気まで。1〜3番人気が連に絡まなかったのは1回だけ。その時も3着は1番人気の馬でした。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔120〕。人気、着順は不問です。
天皇賞・秋から〔001〕。6着馬。
金鯱賞から〔210〕。2番人気10着馬と4着馬2頭。
毎日王冠から〔100〕。3着馬。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。3着馬。
チャレンジC(朝日CCも含む)から〔133〕。掲示板6頭と、12着馬。
福島記念から〔111〕。勝ち馬2頭と、4着馬。
中日新聞杯から〔101〕。連対馬。
新潟記念から〔001〕。勝ち馬。
OPのディセンバーSから〔131〕。掲示板確保の馬。
3勝クラスから〔102〕。こちらは勝ち馬です。
GTからなら人気、着順は不問。
GU以下は掲示板もしくは1、2番人気に推されていた馬。
例外は、チャレンジC9番人気12着から3着に来た、昨年のテリトーリアルのみ。この馬も前々走では、OP1着の成績を残しています。
トップハンデは10年で12頭いて〔421〕。
勝ち馬のハンデは58〜55キロで、平均すると56.6キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均55.95キロ。
3着馬は57.5〜53キロで、平均55.7キロ。
54キロ以下の馬は〔012〕。勝ち馬10頭と2着馬9頭までが、ハンデ55キロ以上となっています。
連対20頭すべてに、芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがありました。
また、19頭が中8週以内(今年は10月31日、11月1日)での出走。冬場の長期休養明けは、割引が必要ということかもしれません。
勝ち馬で見ると、10頭中9頭に複数回のOP3着以内歴があり、残りの1頭は2勝クラス、3勝クラスと連勝で臨んだ重賞初挑戦の馬。
牝馬は〔000〕。苦戦を強いられています。
年齢別にみておくと、4歳〔322〕、5歳〔343〕、6歳〔343〕、7歳〔102〕。
ひとつ年を重ねて、4〜6歳馬でまんべんなく。7歳の好走馬は、5番人気以内に支持された馬でした。
実は13年からの8年中7年で、トップハンデ馬が馬券に絡んでいます。
このレースでの重いハンデは“強さの証し”と考えていいのかもしれません。


京都金杯(5日・中京)
芝1600mのハンデ戦。
例年は京都での施行ですが、今年は中京で行われます。
データは、京都での過去10年で見ていきましょう。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔320〕。
6番人気以下〔236〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
6番人気以下の伏兵が1頭も馬券に絡まなかったのは、1回だけ。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔121〕。
菊花賞から〔100〕。
毎日王冠から〔110〕。
阪神Cから〔022〕。
チャレンジC(朝日CCを含む)から〔120〕。
中日新聞杯から〔010〕。
ターコイズSから〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPからが最も好相性で〔604〕。すべて掲示板確保の馬で、3着以内7頭に、5着が3頭。
中でも、リゲルS組がよく〔401〕。要注目のステップと言えそうです。
3勝クラスから〔021〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
トップハンデは10年で16頭いて〔032〕。
勝ち馬のハンデは57〜53キロで、平均すると55.35キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.15キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均55.1キロ。
ハンデ53キロで馬券に絡んだのは4頭で、内訳は〔202〕。このうち〔201〕が牝馬。連対した牡馬は、すべて54キロ以上と覚えておきましょう。
連対20頭中、17頭に重賞3着以内またはOPでの勝ちがあり、残りの3頭は芝1600mの3着以内率が8割を超えていました。
また、連対20頭中17頭に芝1600mでの勝ちがあったことから、マイル適性の高さは重要なポイントのよう。
ちなみに、前走からの距離延長馬は〔024〕。2着までとなっています。
牝馬は〔202〕。勝った2頭は共に3番人気で、ハンデはどちらも53キロ。3着の2頭は10、11番人気で、ハンデは53キロと54キロ。
牝馬は上手く狙い分けしたいところです。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔442〕、5歳〔322〕、6歳〔322〕、7歳〔023〕、8歳〔001〕。
勝つのは6歳までとなっています。