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週末の重賞……2020.12.23 |
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有馬記念(日曜・中山)
1年を締めくくるグランプリ。芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔143〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
10年のうち7年で、8番人気以下の伏兵が馬券絡み。波乱含みと言ってよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
菊花賞から〔412〕。勝ち馬または1、2番人気に推された馬。
ジャパンCから〔346〕。掲示板確保の馬が10頭。掲示板を外していた馬は2着に1頭、3着に2頭です。
天皇賞・秋から〔020〕。共に2番人気で、1着と6着だった馬。
エリザベス女王杯から〔010〕。7着馬。
海外GTから〔201〕。勝ち馬2頭は連対馬です。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。勝ち馬。
金鯱賞から〔020〕。勝ち馬と3着馬。
中日新聞杯から〔001〕。1番人気1着馬です。
前走でGT(海外も含む)を走っていた馬が〔989〕と圧倒的。
その他、GUからが〔120〕。GVからが〔001〕となっています。
連対20頭中、14頭にGT勝ちがあり、3頭にGT2着がありました。残る3頭中、2頭は前走GU勝ちから、1頭は前走菊花賞1番人気4着からの馬。
上記GT連対歴のある17頭中、14頭は同年のGT連対馬です。
また、連対20頭中15頭に芝2400m以上のGTでの3着以内があり、残る5頭中3頭は芝2400m以上に勝ちがありました。どちらもない2頭は中山芝の連対率100%の中山巧者でした。
同年重賞勝ちの無い馬は2着まで。
また前走、勝ち馬から1秒以上離されて連対したのは、14年2着のトゥザワールドだけです。
牝馬は〔220〕。
年齢別で見ていくと、3歳〔523〕、4歳〔162〕、5歳〔424〕、6歳〔001〕。
4〜5歳の3世代が中心です。
勝ち馬10頭中、8頭が9番枠より内の馬。
残る2頭は11番と13番。
14番枠より外の馬の連対はありません。
内が有利と覚えておいて下さい。
過去の好走馬が再び、三度の好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に見ておきましょう。
10年3着トゥザグローリー、翌11年も3着。
11年勝ったオルフェーヴル、13年も優勝。
12年勝ったゴールドシップ、13年、14年と3着。
15年勝ったゴールドアクター、翌16年3着。
15年3着キタサンブラック、翌16年2着、17年優勝。
17年3着シュヴァルグラン、翌18年も3着でした。
今年は18年の勝ち馬ブラストワンピースと、昨年3着のワールドプレミアが出走予定。要注目と言えそうです。
ホープフルS(土曜・中山)
朝日杯フューチュリティSに続く、2歳GT。こちらは芝2000m戦。
GTに格上げされたのが17年のこと。従いまして、データは過去3年です。
17年は1、4、8番人気の1〜3着、馬連1440円。
18年は1、2、3番人気で、馬連640円。
19年は1、3、2番人気で、馬連810円。
GTになって、堅い決着になった印象です。
前走別に見ていきましょう。
重賞から〔211〕。勝ち馬3頭に、1番人気2着馬。
OPから〔111〕。1番人気1着馬。
1勝クラスから〔010〕。1番人気1着馬。
新馬勝ちから〔001〕。3番人気1着馬。
馬券圏内9頭中、前走勝ちが8頭、2着が1頭。
連勝で臨んだ馬が7頭。
馬券圏内9頭すべてが、これまでに連をハズしたことがありませんでした。
また、8頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭は重賞も含め、芝1600mで連勝中の馬でした。
さらに8頭が芝で2勝以上を挙げていた馬。例外の1頭は新馬勝ち即の馬でした。
勝ち馬3頭はすべて前走重賞、OPからの馬。
キャリアは9頭すべてが4戦以内となっています。
関西馬が〔331〕と連対のすべてを占めており、西高東低に。
逃げ馬に馬券圏内が無いのは、OP、GU時代を含む、過去10年でも同様です。差し、追い込みも決まりやすいことを覚えておきましょう。
阪神C(土曜・阪神)
芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔101〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔221〕。
6番人気以下〔435〕、2ケタ人気馬〔124〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
10年のうち、9年で7番人気以下の伏兵が、さらに7年で2ケタ人気馬が、馬券圏内に。波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
マイルCSから〔454〕。
スプリンターズSから〔110〕。
スワンSから〔101〕。
京阪杯から〔101〕。
その他、NHKマイルCから勝ち馬が。
ダートのフェブラリーS、交流GTのJBCスプリント、CBC賞から2着馬が。
ローズS、チャレンジCから3着馬が出ています。
OPから〔212〕。
GT、GUは人気、着順不問。
GVは掲示板必須ですが、OPはというと人気、着順不問。このあたりに難解さが表れています。
距離で見ると、前走が1800m以上だった馬は3着までです。
連対20頭中、19頭に重賞勝ちがあり、残る1頭にも重賞2着がありました。重賞好走歴は必須のよう。
牝馬は〔201〕。1、11番人気と、10番人気。牝馬は両極端の馬が馬券に絡んでいます。
年齢別で見ておくと、3歳〔223〕、4歳〔123〕、5歳〔342〕、6歳〔311〕、7歳〔111〕。
6歳以上のベテランの好走も目立ちます。
近2年こそありませんでしたが、こちらも過去の好走馬の再びの好走が見られるレース。
11年勝ったサンカルロ、翌12年連覇。
12年2着ガルボ、翌13年も2着。
13年勝ったリアルインパクト、翌14年連覇。
15年2着ダンスディレクター、17年も2着。
16年2着イスラボニータ、翌17年優勝。
今年は昨年2着のフィアーノロマーノが出走予定。要注意の6歳馬かもしれません。
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