週末の重賞……2020.12.23
有馬記念(日曜・中山)
1年を締めくくるグランプリ。芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔143〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
10年のうち7年で、8番人気以下の伏兵が馬券絡み。波乱含みと言ってよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
菊花賞から〔412〕。勝ち馬または1、2番人気に推された馬。
ジャパンCから〔346〕。掲示板確保の馬が10頭。掲示板を外していた馬は2着に1頭、3着に2頭です。
天皇賞・秋から〔020〕。共に2番人気で、1着と6着だった馬。
エリザベス女王杯から〔010〕。7着馬。
海外GTから〔201〕。勝ち馬2頭は連対馬です。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。勝ち馬。
金鯱賞から〔020〕。勝ち馬と3着馬。
中日新聞杯から〔001〕。1番人気1着馬です。
前走でGT(海外も含む)を走っていた馬が〔989〕と圧倒的。
その他、GUからが〔120〕。GVからが〔001〕となっています。
連対20頭中、14頭にGT勝ちがあり、3頭にGT2着がありました。残る3頭中、2頭は前走GU勝ちから、1頭は前走菊花賞1番人気4着からの馬。
上記GT連対歴のある17頭中、14頭は同年のGT連対馬です。
また、連対20頭中15頭に芝2400m以上のGTでの3着以内があり、残る5頭中3頭は芝2400m以上に勝ちがありました。どちらもない2頭は中山芝の連対率100%の中山巧者でした。
同年重賞勝ちの無い馬は2着まで。
また前走、勝ち馬から1秒以上離されて連対したのは、14年2着のトゥザワールドだけです。
牝馬は〔220〕。
年齢別で見ていくと、3歳〔523〕、4歳〔162〕、5歳〔424〕、6歳〔001〕。
4〜5歳の3世代が中心です。
勝ち馬10頭中、8頭が9番枠より内の馬。
残る2頭は11番と13番。
14番枠より外の馬の連対はありません。
内が有利と覚えておいて下さい。
過去の好走馬が再び、三度の好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に見ておきましょう。
10年3着トゥザグローリー、翌11年も3着。
11年勝ったオルフェーヴル、13年も優勝。
12年勝ったゴールドシップ、13年、14年と3着。
15年勝ったゴールドアクター、翌16年3着。
15年3着キタサンブラック、翌16年2着、17年優勝。
17年3着シュヴァルグラン、翌18年も3着でした。
今年は18年の勝ち馬ブラストワンピースと、昨年3着のワールドプレミアが出走予定。要注目と言えそうです。


ホープフルS(土曜・中山)
朝日杯フューチュリティSに続く、2歳GT。こちらは芝2000m戦。
GTに格上げされたのが17年のこと。従いまして、データは過去3年です。
17年は1、4、8番人気の1〜3着、馬連1440円。
18年は1、2、3番人気で、馬連640円。
19年は1、3、2番人気で、馬連810円。
GTになって、堅い決着になった印象です。
前走別に見ていきましょう。
重賞から〔211〕。勝ち馬3頭に、1番人気2着馬。
OPから〔111〕。1番人気1着馬。
1勝クラスから〔010〕。1番人気1着馬。
新馬勝ちから〔001〕。3番人気1着馬。
馬券圏内9頭中、前走勝ちが8頭、2着が1頭。
連勝で臨んだ馬が7頭。
馬券圏内9頭すべてが、これまでに連をハズしたことがありませんでした。
また、8頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭は重賞も含め、芝1600mで連勝中の馬でした。
さらに8頭が芝で2勝以上を挙げていた馬。例外の1頭は新馬勝ち即の馬でした。
勝ち馬3頭はすべて前走重賞、OPからの馬。
キャリアは9頭すべてが4戦以内となっています。
関西馬が〔331〕と連対のすべてを占めており、西高東低に。
逃げ馬に馬券圏内が無いのは、OP、GU時代を含む、過去10年でも同様です。差し、追い込みも決まりやすいことを覚えておきましょう。


阪神C(土曜・阪神)
芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔101〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔221〕。
6番人気以下〔435〕、2ケタ人気馬〔124〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
10年のうち、9年で7番人気以下の伏兵が、さらに7年で2ケタ人気馬が、馬券圏内に。波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
マイルCSから〔454〕。
スプリンターズSから〔110〕。
スワンSから〔101〕。
京阪杯から〔101〕。
その他、NHKマイルCから勝ち馬が。
ダートのフェブラリーS、交流GTのJBCスプリント、CBC賞から2着馬が。
ローズS、チャレンジCから3着馬が出ています。
OPから〔212〕。
GT、GUは人気、着順不問。
GVは掲示板必須ですが、OPはというと人気、着順不問。このあたりに難解さが表れています。
距離で見ると、前走が1800m以上だった馬は3着までです。
連対20頭中、19頭に重賞勝ちがあり、残る1頭にも重賞2着がありました。重賞好走歴は必須のよう。
牝馬は〔201〕。1、11番人気と、10番人気。牝馬は両極端の馬が馬券に絡んでいます。
年齢別で見ておくと、3歳〔223〕、4歳〔123〕、5歳〔342〕、6歳〔311〕、7歳〔111〕。
6歳以上のベテランの好走も目立ちます。
近2年こそありませんでしたが、こちらも過去の好走馬の再びの好走が見られるレース。
11年勝ったサンカルロ、翌12年連覇。
12年2着ガルボ、翌13年も2着。
13年勝ったリアルインパクト、翌14年連覇。
15年2着ダンスディレクター、17年も2着。
16年2着イスラボニータ、翌17年優勝。
今年は昨年2着のフィアーノロマーノが出走予定。要注意の6歳馬かもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2020.12.16
朝日杯フューチュリティS(日曜・阪神)
2歳マイル王決定戦。芝1600m戦。
阪神での施行に変わったのが14年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
6年のうち5年で1、2番人気が勝利。なおかつ、5年で1〜3番人気が2頭、馬券圏内に来ています。
その一方で、6年のうち5年で9番人気以下が馬券圏内に。ヒモ荒れを念頭に置いて臨みたいレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔121〕。4着以内の馬。
京王杯2歳Sから〔022〕。3着以内の馬。
サウジアラビアRCから〔211〕。連対馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔010〕。7着馬。
OPのいちょうSから〔001〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔200〕。1、2番人気で勝った馬。
新馬戦から〔100〕。1番人気1着馬。
未勝利戦から〔001〕。こちらも1番人気1着馬です。
馬券圏内18頭すべて、近2走のいずれかで勝っており、かつ10月以降に少なくとも1走はしていました。
勝ち馬6頭すべて、前走1着の馬。
加えて、芝1600m以上に勝ちがあり、これまでに連を外したことがありませんでした。
2着馬3頭にも芝1600m以上での勝ちがあり、残る3頭には芝1400mのOPクラスに勝ちがありました。
過去に3着以下のある馬は2着までです。
牝馬は〔001〕。
キャリア5戦以上の馬の馬券圏内はありません。
人気馬の相手に狙う伏兵をどう選ぶか。キャリアの浅い2歳馬たち。その可能性を見逃さないようにして下さい。


ターコイズS(土曜・中山)
牝馬限定のハンデ戦。芝1600m戦。
重賞に格上げされたのが15年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
大波乱もある牝馬のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
秋華賞から〔201〕。
エリザベス女王杯から〔101〕。
マイルCSから〔100〕。
交流GTのJBCレディスクラシックから〔010〕。
府中牝馬Sから〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPのキャピタルSから〔012〕。
ポートアイランドSから〔010〕。
こちらも人気、着順は不問。
3勝クラスから〔120〕。こちらは連対馬。
例外はあれど、勝つのはGTから。2、3着はOPまたは3勝クラスからのイメージでしょうか。
馬券圏内15頭すべてが、10月以降に少なくとも1走はしていました。休み明けは不振のようです。
トップハンデは5年で10頭いて〔111〕。
勝ち馬のハンデは56〜53キロで、平均すると54.4キロ。
2着馬は56.5〜53キロで、平均53.9キロ。
3着馬は55〜52キロで、平均54.2キロ。
連対10頭中、9頭に芝1600mでの勝ちがあり、例外の1頭は芝1600m未経験の馬。
また10頭中8頭に、重賞連対歴がありました。
最後に、年齢別に見ておきましょう。
3歳〔321〕、4歳〔131〕、5歳〔102〕、6歳〔001〕。
若い順にいいようです。
 



 
 
週末の重賞……2020.12.10
阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜・阪神)
2歳女王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔411〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔013〕。
6番人気以下〔043〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
勝ち馬は5番人気までの馬です。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
京王杯2歳Sから〔002〕。2着と4着の馬。
ファンタジーSから〔321〕。3着以内の馬。
アルテミスSから〔232〕。掲示板確保の馬。
札幌2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
サウジアラビアRCから〔001〕。2着馬。
OPのアイビーSから〔110〕。勝ち馬。
芙蓉Sから〔001〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔132〕。勝ち馬。
新馬勝ちから〔101〕。どちらも1番人気で勝ち上がった馬でした。
連対20頭中、17頭に芝1600m以上での勝ちがあり、残る3頭にも芝1400mでの勝ちがありました。ちなみに、この3頭は芝1600m以上は未経験の馬です。
勝ち馬10頭すべてが、ここまで3着以下なし。
また、馬券圏内30頭のすべてが、デビュー2戦目までに勝利を挙げていました。
キャリア4戦の馬は2着まで。5戦以上の馬の馬券圏内はありません。
連対20頭の実績を見ておくと、重賞勝ちが8頭。重賞2着が4頭。OP勝ちが3頭。1勝クラス勝ちが4頭。新馬勝ち即の馬は1頭のみ。
2勝、もしくは重賞2着が欲しいところです。


カペラS(日曜・中山)
ダート1200m戦。
過去10年、1番人気は〔101〕、2番人気は〔213〕、3番人気は〔330〕。
6番人気以下〔255〕、2ケタ人気馬〔120〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
6番人気以下の伏兵が馬券圏内に12頭。波乱含みのダート短距離戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTのJBCスプリントから〔123〕。3着以内5頭に、7着馬1頭。
武蔵野Sから〔212〕。すべて掲示板を外していた馬。
交流GVのオーバルスプリントから〔010〕。4着馬。
OPからの馬がよく〔665〕。これらをレース別に見ておきましょう。
オータムリーフSから〔321〕。掲示板5頭に、6着馬1頭。
霜月Sから〔232〕。掲示板または4番人気までに推された馬。
エニフSから〔100〕。2着馬。
NST賞から〔010〕。勝ち馬。
室町Sから〔001〕。3番人気15着馬。
さらに、3勝クラス勝ち馬の〔100〕というのもあります。
地方所属馬は〔012〕。3頭ともJBCスプリントの2、3着馬です。
連対20頭中、17頭にダート1200mでの勝ちがあり、残る3頭中2頭にもダート1400mのOP勝ちがありました。ちなみに例外の1頭は、ダート1200m初出走の馬でした。
加えて、連対20頭中14頭に、重賞またはOP勝ちがありました。
牝馬は〔101〕。2番人気と1番人気。牝馬は上位人気に推されれば好走可能なよう。
最後に、年齢別で見ておきましょう。
3歳〔200〕、4歳〔421〕、5歳〔254〕、6歳〔222〕、7歳〔001〕、8歳〔001〕、9歳〔011〕。
4、5歳馬を中心に、3〜6歳まで、まんべんなく。7歳以上の好走馬には、すべて重賞勝ちがありました。覚えておいて下さい。


中日新聞杯(土曜・中京)
芝2000mのハンデ戦。
暮れの中京の施行になったのが17年のこと。従いまして、データは過去3年です。
17年は2、1、5番人気の1〜3着で、馬連1540円。
18年は1、12、7番人気で、15830円。
19年は8、3、2番人気で、6980円。
連軸には1〜3番人気の馬を、相手に人気薄を持ってくるのが面白そう。
ハンデを見ると、勝ち馬は53、55、56キロ。
2着馬は54、55、57.5キロ。
3着馬は54、56、57キロ。
53キロで勝ったのは牝馬ですから、牡馬に換算すると55キロ。軽いハンデの馬は苦戦の傾向です。
ステップレースを見ていくと、GTからOPまで。ただし、掲示板確保はただ1頭。前走着順は不問です。
面白いのは、前走1〜3番人気で、当日3番人気までに推された人気馬が、3年連続で連に絡んでいるということ。前走とレース当日の人気を照らし合わせて、人気の軸馬を選ぶとよさそうです。
連対6頭中5頭に、芝2000m以上の重賞での3着以内がありました。
牝馬は〔100〕。
年齢別では、4歳が5頭、3歳が2頭、5歳と7歳が1頭ずつ、馬券圏内に来ています。
差し、追い込みが決まりやすいレース。わずか3年のデータですが、好走条件を満たす、末自慢を狙ってみて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2020.12.2
チャンピオンズC(日曜・中京)
秋のダート王決定戦。ダート2000m戦。
ジャパンカップダートから名称を変え、中京での施行になったのが2014年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔130〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔013〕。
6番人気以下〔322〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年1〜3番人気の馬が連絡み。その一方で、昨年を除けば、6番人気以下が連に絡んでおり、人気馬と伏兵の組み合わせが多く見られます。
ステップレースを見ていきましょう。
JpnTの南部杯から〔210〕。掲示板確保の馬。
同じく、JBCクラシックから〔212〕。4着以内の馬。
JBCレディスクラシックから〔100〕。2着馬。
JBCスプリントから〔001〕。2着馬。
JpnUの日本テレビ盃から〔100〕。勝ち馬。
中央のGV、みやこSから〔022〕。3着以内または1、2番人気に推されていた馬。
武蔵野Sから〔020〕。勝ち馬と3番人気に推されていた馬(7着馬)。
エルムSから〔001〕。勝ち馬。
勝ち馬はすべて前走JpnTまたはUに出走、5着以内の馬です。
勝ち馬6頭と2着3頭に、ダートGT(JpnT)勝ちがあり、残る3頭の2着馬はここがGT初挑戦。
ダートGTに出走歴がありながら、3着以内がない馬の馬券圏内はありません。
また、連対12頭すべてに、ダート1800m以上の重賞での3着以内がありました。
さらに連対12頭中10頭に、左回りのダート重賞での連対歴があり、勝ち馬6頭はすべてこれを満たしていました。
牝馬は〔100〕。
年齢別で見ていくと、3歳〔210〕、4歳〔101〕、5歳〔123〕、6歳〔231〕、7歳〔001〕。
3歳から6歳まで、まんべんなくのイメージ。
最後に、勝ち馬6頭すべてが、9番枠より内の馬。10番枠より外は2着が3頭だけ。さらに14番枠より外の馬券圏内はありません。
大きなポイントになってくるかもしれません。覚えておきましょう。


ステイヤーズS(土曜・中山)
暮れの中山名物の“マラソンレース”。平地最長の芝3600m戦です。
過去10年、1番人気は〔511〕、2番人気は〔032〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
現在、7年連続で1番人気が馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのがアルゼンチン共和国組で〔615〕。人気、着順は不問です。
京都大賞典から〔131〕。こちらも人気、着順は不問。
天皇賞・秋から〔001〕。5着馬。
OPの丹頂Sから〔200〕。1着と8着の馬。現在、丹頂S組が連勝中です。
アンドロメダSから〔010〕。2着馬。
アイルランドTから〔010〕。4着馬。
3勝クラスから〔142〕。3着以内6頭に、2番人気5着馬。
2勝クラスから〔001〕。4着馬。
連対20頭中、14頭に芝3000m以上での3着以内があり、残る6頭中5頭は芝3000m以上を走るのが初めての馬でした。
また、連対20頭中17頭に重賞3着以内がありました。
特異な長距離戦だけに、複数回の好走を見せる馬が多いのも特徴のひとつ。
11年3着だったトウカイトリックは、翌12年優勝、13年3着。さかのぼれば、06年2着、08年3着、09年も3着でした。
12年2着ファタモルガーナは、14年2着、16年2着。
12年3着デスペラードは、翌13年、14年と連覇。
15年勝ったアルバートは、翌16年、17年と連覇を果たし、19年2着。
16年3着モンドインテロは、18年3着、19年には優勝しています。
今年は4勝目を狙うアルバートと、18年優勝のリッジマンが参戦予定。注目です。
逆に、このレースに出走経験がありながら、馬券圏内に来ていない馬の3着以内はありません。
牝馬は〔000〕。苦戦の傾向です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔110〕、4歳〔123〕、5歳〔322〕、6歳〔222〕、7歳〔111〕、8歳〔120〕、9歳〔001〕、10歳〔100〕、11歳〔001〕。
9〜11歳での好走は、11〜13年のトウカイトリックのもの。ただ、高齢馬の好走が多いのも確かです。年齢でバッサリは、避けたほうがよさそうです。


チャレンジC(土曜・阪神)
芝2000m戦。
名称が変更になり、芝1800mのハンデ戦から芝2000mの別定戦に変わったのが17年のこと。従いまして、データは過去3年です。
17年は1、5、2番人気の1〜3着で、馬連1540円。
18年は2、4、5番人気で、馬連1620円。
19年は2、8、3番人気で、馬連4840円。
勝ち馬は1または2番人気。6番人気以下は1頭ですから、ここまでは堅めのレースと言えそうです。
馬券圏内9頭のステップレースを見てみると、GT、GUから4頭。人気、着順は不問。
GV、OPから4頭。こちらはすべて3番人気以内で勝った馬。
3勝クラスから1頭。1番人気1着馬でした。
この9頭すべてに、芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがありました。
牝馬は〔010〕。
年齢別では、3歳〔202〕、4歳〔101〕、5歳〔020〕、6歳〔000〕、7歳〔010〕。若い順によさそうです。
データは僅か3年です。あくまで“参考まで”で。
 



 
 
週末の重賞……2020.11.25
ジャパンC(日曜・東京)
国際招待競走。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔322〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔035〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
勝ち馬は5番人気まで。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、天皇賞・秋で〔548〕。3着以内は8頭。4、5着の馬が3頭。掲示板外しも6頭います。
秋華賞から〔210〕。連対馬。
菊花賞から〔100〕。2着馬。
エリザベス女王杯から〔010〕。5着馬。
京都大賞典から〔210〕。4着以内の馬。
神戸新聞杯から〔010〕。勝ち馬。
アルゼンチン共和国杯から〔001〕。勝ち馬。
凱旋門賞からの〔021〕というのもあり、こちらは人気、着順は不問です。
馬券圏内30頭すべて、前走はGTかGU。天皇賞・秋以外の国内レースからなら、掲示板は必須です。
連対20頭中、15頭にGTでの勝ちがあり、残る5頭にもGTでの掲示板がありました。
GT勝ちの無いこの5頭でも、芝2000m以上のGU勝ちが3頭、複数のGT2着を持つ馬が2頭ですから、とにかくハードルは高く設定してよさそうです。
あるといいのは次の2つ。
芝左回りでの勝ち(連対20頭中18頭)。
東京の芝GTでの掲示板確保(連対20頭中18頭)。
また、連対20頭すべてが、中8週以内(今年は9月26日以降)での出走でした。
牝馬は〔530〕。連対率では、牡馬を大きく上回っています。
年齢別で見ていきましょう。
3歳〔331〕、4歳〔433〕、5歳〔344〕、6歳〔000〕、7歳〔002〕。
連対20頭すべて、3〜5歳の3世代。
最後に枠順ですが、勝ち馬10頭中、8頭までもが7番枠より内の馬。
残る2頭は15番枠。たまたまかもしれませんが、この2頭は牝馬です。
内枠有利の傾向は覚えておいて下さい。


京阪杯(日曜・阪神)
芝1200m戦。
今年は阪神での施行ですが、データは京都で行われた過去10年です。
ちなみに、16年は3着同着。従いまして、10年で3着馬は11頭です。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔300〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔358〕、2ケタ人気馬〔136〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券6本。
大波乱の短距離重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリンターズSから〔101〕。人気、着順は不問。逆に1番人気で馬券圏外に敗れた馬が3頭います。
ダート交流GTのJBCスプリントから〔100〕。4着馬。
スワンSから〔141〕。人気、着順は不問です。
セントウルSから〔002〕。こちらも人気、着順は不問。
キーンランドCから〔200〕。2着と4着の馬。現在、連勝中です。
OPの京洛Sから〔212〕。3着以内4頭に、1番人気15着馬。
福島民友Cから〔101〕。勝ち馬。
オパールSから〔023〕。3着以内3頭に、3番人気で5、6着馬。
信越Sから〔010〕。4着馬。
ルミエールADから〔010〕。1番人気8着馬。
3勝クラスから〔211〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
馬券圏内31頭すべてが、前走1400m以下のレースから。
16、17年と連覇したネロの2度目の優勝を除けば、勝ち馬はすべてここで重賞初制覇。重賞未勝利馬をアタマで狙うと面白そうです。
牝馬は〔144〕。
関東馬は〔012〕と勝ちがなく、苦戦の傾向に。
年齢別で見ておきましょう。
3歳〔310〕、4歳〔342〕、5歳〔345〕、6歳〔103〕、7歳〔011〕。
3〜5歳の3世代が中心です。
とにかく、思い切った穴狙いをお勧めしたいレースです。


京都2歳S(土曜・阪神)
2歳限定の芝2000m戦。
重賞に格上げされたのが14年のこと。今年は阪神での施行ですが、データは京都で行われた過去6回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔101〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
頭数が少ないこともありますが、馬券圏内18頭は6番人気までの馬で占められています。
ステップレースを見ていきましょう。
札幌2歳Sから〔101〕。3着と1着の馬。
OPの野路菊Sから〔110〕。勝ち馬。
萩Sから〔020〕。連対馬。
1勝クラスから〔202〕。連対馬。
新馬勝ちから〔222〕。
未勝利勝ちから〔011〕。
馬券圏内18頭の前走は、すべて芝1800mか2000m戦。
前走で連対出来なかったのは1頭だけ。重賞の札幌2歳Sを1番人気3着から優勝した、18年のクラージュゲリエのみです。
馬券圏内18頭のすべてが、キャリア4戦以内。
また、掲示板を外したことのある馬は1頭もいません。
さらに、すべての馬に芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。
牝馬は〔010〕。
過去6年のうち、1〜3番人気の中の2頭が馬券圏内に来たのが5回。1頭しか馬券に絡まなかったのは、第1回のみ(2番人気が2着)。人気馬中心で、馬券を組み立てたいところです。
 



 
 
週末の重賞……2020.11.18
マイルCS(日曜・阪神)
秋のマイル王決定戦。芝1600m戦。
今年は阪神での開催ですが、データは京都で行われた過去10年で見ていきます。
1番人気は〔032〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔230〕。
6番人気以下〔215〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1番人気が勝てず、4、5番人気で5勝。
1〜3番人気が2着に9頭ですから、2着に人気馬を狙えとデータは語ります。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔112〕。3着以内3頭に、8着馬1頭。
スプリンターズSから〔110〕。2着馬と6着馬。
安田記念から〔100〕。勝ち馬。
毎日王冠から〔202〕。掲示板確保の馬。
スワンSから〔141〕。4番人気までで3着以内の馬が5頭に、1番人気8着馬。
京都大賞典から〔100〕。3着馬。
札幌記念から〔001〕。勝ち馬。
府中牝馬Sから〔001〕。3着馬。
実は、富士Sからが一番よく〔341〕。掲示板確保の馬または1番人気に推されていた馬。
3勝クラスから〔001〕。1番人気1着馬で、かつ連勝中の馬でした。
外国馬の〔001〕というのもあります。
日本馬で馬券に絡んだ29頭のうち、中2〜6週のローテーションだった馬は27頭。例外の2頭は、15年の勝ち馬モーリス(6月の安田記念勝ち以来)、16年の3着馬ネオリアリズム(8月の札幌記念勝ち以来)。
今年は10月3日〜11月1日が、中2〜6週にあたります。
外国馬も含む馬券圏内30頭中、前走で掲示板を外した馬は4頭のみ。それでも、この4頭は、勝ち馬から0秒6差以内。取捨選択の参考にしてみて下さい。
勝ち馬10頭と2着馬の7頭に、GT3着以内がありました。
別の見方では、連対20頭中、18頭に芝1600mの重賞での3着以内があり、残る2頭にも芝1800mの重賞勝ちがありました。
加えて、連対20頭中19頭に芝1600mでの勝ちがありました。
距離適性と重賞実績は重要です。
牝馬は〔002〕。意外や、苦戦を強いられています。
年齢別で見ておきましょう。
3歳〔202〕、4歳〔463〕、5歳〔334〕、6歳〔111〕。
7歳以上の馬券圏内はありません。
近年、過去の好走馬が繰り返しの好走を見せています。
13年3着ダノンシャーク、翌14年優勝。
14年2着フィエロ、翌15年も2着。
15年3着イスラボニータ、翌16年2着。
17年勝ったペルシアンナイト、18年2着、19年3着です。
今年は、昨年の覇者インディチャンプと、3着ペルシアンナイトが出走予定。要チェックです。

東京スポーツ杯2歳S(月曜・東京)
2歳重賞。芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔511〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔022〕。
6番人気以下〔125〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
1、2番人気が、共に連を外したのは1回だけです。
ステップレースを見ていきましょう。
札幌2歳Sから〔200〕。勝ち馬。
サウジアラビアRCから〔100〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔010〕。2着馬。
OPから〔324〕。3着以内の馬。
1勝クラスから〔010〕。1番人気1着馬。
新馬勝ちから〔323〕。1、2番人気だった馬が7頭に、7番人気だった馬が1頭。
未勝利勝ちから〔133〕。1番人気だった馬が6頭に、2番人気だった馬が1頭。
馬券圏内30頭、すべて芝の1600m以上のレースを走っていました。
連対20頭は、すべて前走も連対。3着まで広げても、前走で連を外していたの1頭のみ(3着)です。
前走を人気で見ても、馬券圏内30頭中、26頭が3番人気以内。残る4頭は、4、4、6、7番人気の馬でした。
連対20頭中、17頭に芝1800mか2000mでの勝ちがあり、残る3頭にも芝1600mでの勝ちがありました。
また、連対20頭のすべてが、過去に掲示板を外したことのない馬でした。
牝馬は〔000〕。
キャリア4戦以上は3着まで。
差し、追い込み馬の天下です。末自慢を狙ってみて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2020.11.12
エリザベス女王杯(日曜・阪神)
牝馬限定の芝2200m戦。
今年は阪神での施行ですが、データは過去10年で見ていきましょう。
1番人気は〔133〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔401〕。
6番人気以下〔251〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1〜3番人気が1頭も連に絡まなかったのは1回だけ。ただし、1番人気は、現在8連敗中です。
ステップレースを見ていきましょう。
秋華賞から〔232〕。3着以内6頭に、2番人気6着馬1頭。
オークスから〔001〕。勝ち馬。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。2着馬。
宝塚記念から〔001〕。3着馬。
府中牝馬Sから〔443〕。掲示板8頭に、1番人気だった馬が2頭。もう1頭は8番人気7着馬でした。
オールカマーから〔210〕。掲示板確保の馬。
京都大賞典から〔010〕。勝ち馬。
札幌記念から〔001〕。3着馬。
2勝クラスから〔011〕。1番人気1着馬。
外国馬の〔200〕というのもあります。
馬券圏内30頭中、前走掲示板外しは4頭。そのうち3頭が前走1、2番人気での敗戦。巻き返すには、人気の裏付けが必要です。
また、外国馬を含め、連対20頭のすべてが、9月以降に1戦以上走っていました。
連対20頭中、17頭に芝2000m以上での勝ちがあり、残る3頭にも芝2000m以上の重賞での3着以内がありました。
ちなみに、連対20頭中、重賞勝ちがあったのは16頭です。
年齢別に見ていきましょう。
3歳〔343〕、4歳〔636〕、5歳〔121〕、6歳〔010〕。
4歳馬中心でよさそうです。
勝ち馬に限れば、3歳馬は秋華賞から、4歳以上はGTまたはGUから。
5歳以上の馬が馬券に絡むには、前年のエリザベス女王杯での掲示板必須です。
取捨選択の参考にしてみて下さい。

福島記念(日曜・福島)
芝2000mのハンデ戦。
新潟で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔232〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔332〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
馬券圏内に必ず1、2番人気がいますが、さすがにローカルのハンデ戦、波乱含みの様相です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔201〕。
秋華賞から〔011〕。
オールカマーから〔113〕。
毎日王冠から〔101〕。
札幌記念から〔021〕。
セントライト記念から〔010〕。
富士Sから〔300〕。
小倉記念から〔010〕。
新潟記念から〔001〕。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPから〔121〕。4着以内3頭に、11着馬1頭。
3勝クラスから〔110〕。こちらは勝ち馬でした。
トップハンデは9回で12頭いて〔121〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜54キロで、平均すると55.28キロ。
2着馬は58〜51キロで、平均55.33キロ。
3着馬は58.5〜52キロで、平均55.78キロ。
57キロ以上の馬は、当日3番人気までに推されていると好走が多いよう。
連対18頭中、16頭に芝1800m以上での勝ちがあり、14頭に重賞3着以内がありました。必須ではないけれど、あると心強い要素と覚えておきましょう。
牝馬は〔011〕。1番人気と3番人気の馬。人気に推されたならば走れるといったところでしょうか。
年齢別に見ていきましょう。
3歳〔221〕、4歳〔222〕、5歳〔221〕、6歳〔222〕、7歳〔012〕、8歳〔101〕。
まんべんなくといったイメージです。
勝ち馬のすべてが、10番枠より内。近8年はすべて、4コーナー3番手以内の馬が勝っています。重要なポイントです。覚えておいて下さい。

武蔵野S(土曜・東京)
ダート1600m戦。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔537〕、2ケタ人気馬〔003〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
17年は3連単178万馬券、19年は3連単235万馬券!大波乱も十分に期待出来ます。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTのジャパンダートダービーから〔111〕。掲示板確保の馬。
同じく、南部杯から〔030〕。掲示板確保の馬。
交流GUの日本テレビ盃から〔001〕。5着馬。
芝の府中牝馬Sから〔001〕。8着馬。
同じく、中京記念から〔001〕。15着馬。
交流GVの白山大賞典から〔100〕。勝ち馬。
同じく、サマーチャンピオンから〔100〕。3着馬。
プロキオンSから〔100〕。9着馬。
シリウスSから〔020〕。6着馬と9着馬。
OPから〔544〕。4着以内の馬。
3勝クラスから〔102〕。1番人気1着馬でした。
まとめると、地方交流重賞なら掲示板、中央の重賞は芝も含め不問。
また、前走はすべて1400m以上のレースでした。
連対20頭中、19頭に重賞3着以内またはOP勝ちがあり、残る1頭にも芝のGT勝ちがありました。
実は、圧倒的に関西馬がよく〔81010〕。勝った2頭の関東馬は、当日1、2番人気に推されていた馬です。
牝馬は〔001〕。10年前ですから、牝馬は苦戦の傾向に。
年齢別で見ておくと、3歳〔232〕、4歳〔222〕、5歳〔343〕、6歳〔213〕、7歳〔100〕。
まんべんなくのイメージです。
荒れるダート重賞。データである程度絞れたら、条件を満たす人気薄から入る手も。その際、穴―穴の馬券も、しっかり押さえたいところです!

デイリー杯2歳S(土曜・阪神)
2歳馬による芝1600m戦。
今年は阪神での施行ですが、データは時期が11月に変更となった14年以降の過去6年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔112〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔031〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
勝ち馬は5番人気までです。
ステップレースを見ていきましょう。
小倉2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔001〕。2着馬。
OPのききょうSから〔101〕。勝ち馬。
中京2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
すずらん賞から〔001〕。勝ち馬。
萩Sから〔001〕。4着馬。
新馬戦から〔311〕。1または2番人気で勝ち上がった馬。
芝の未勝利戦から〔131〕。3番人気までで勝ち上がった馬。
ダートの未勝利戦から〔010〕。2番人気1着馬。ただし、この馬は過去に芝を2戦して3着2回という成績があります。
馬券圏内18頭中、前走で敗れていたのは2頭のみ。萩S4着→3着、新潟2歳S2着→3着。
加えて、前走で4番人気以下だったのも1頭だけ。萩S5番人気→3着。
連対12頭はすべて、前走1〜3番人気で勝った馬となっています。
また、馬券圏内18頭すべてに、1400m以上(ダートも含む)での勝ちがありました。
距離延長組は2着までで、中3週以内(今年は10月17日、18日以降)の馬も2着までとなっています。覚えておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2020.11.4
アルゼンチン共和国杯(日曜・東京)
芝2500mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔410〕、3番人気は〔215〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
1、2番人気が共に連を外したのは1度しかなく、ハンデ戦ですが、イメージほどは大きく荒れないようです。
ステップレースを見ていきましょう。
宝塚記念から〔200〕。
ダービーから〔101〕。
天皇賞・春から〔010〕。
オールカマーから〔230〕。
目黒記念から〔100〕。
京都大賞典から〔020〕。
札幌記念から〔001〕。
ラジオNIKKEI賞から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPのアイルランドTから〔202〕。4着以内の馬。
丹頂Sから〔010〕。3着馬。
3勝クラスから〔233〕。3着以内の馬。
2勝クラスから〔002〕。こちらは勝ち馬でした。
トップハンデは10年で15頭いて〔221〕。
勝ち馬のハンデは58〜55キロで、平均すると56.3キロ。
2着馬は58.5〜53キロで、平均55.8キロ。
3着馬は57.5〜51キロで、平均54.05キロ。
連対20頭中19頭が、ハンデ55キロ以上。
3着には軽ハンデも来ていて、54キロ以下が4頭いますが、おしなべて重いハンデの馬がいいようです。
連対20頭中、18頭に芝2400m以上での勝ち、または重賞連対歴がありました。
同じく、18頭に重賞掲示板が。ちなみに重賞勝ち馬は8頭です。
さらに、17頭に東京の芝での連対歴がありました。
牝馬は〔000〕。馬券圏内はありません。
最後に、年齢別で見ていくと、3歳〔103〕、4歳〔643〕、5歳〔144〕、6歳〔220〕。
4歳馬が抜けていいよう。また、7歳以上の馬の馬券圏内はありません。
ちなみに、3歳馬は4頭が出走して〔103〕。つまり、馬券圏内100%ですから、3歳馬には注意が必要です。

みやこS(日曜・阪神)
ダート1800m戦。
昨年までは京都での施行でしたが、今年は阪神に舞台を移します。
10年に第1回が行われ、18年はJBC競走が京都で行われたため休止。今年で迎えて10回目となります。
従いまして、データは過去9回です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔400〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔253〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
馬連3ケタ3回は、第1回から3回までのもの。近年は波乱の度合いが高まっています。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTの南部杯から〔101〕。4着馬と3着馬。
同じく、帝王賞から〔001〕。2番人気6着馬。
交流GUの日本テレビ盃から〔100〕。2着馬。
エルムSから〔300〕。3着以内の馬。
シリウスSから〔022〕。掲示板確保の馬。
レパードSから〔011〕。勝ち馬。
流GVの白山大賞典から〔011〕。連対馬。
平安Sから〔001〕。3着馬。
アンタレスSから〔001〕。1番人気4着馬。
OPのブラジルCから〔220〕。2着馬1頭に、1番人気が2頭、4番人気7着馬が1頭。
ラジオ日本賞から〔111〕。3着以内2頭に、2番人気に推されていた馬。
太秦Sから〔100〕。2着馬。
3勝クラスから〔020〕。こちらは2頭とも勝ち馬でした。
比較的、前走の人気または着順上位の馬の好走が多く、馬券圏内27頭のうち、近2走続けて掲示板を外した馬はいません。
連対18頭中、15頭に重賞3着以内があり、そのうち10頭は重賞勝ち馬。
重賞勝ちがない8頭中、5頭にOP勝ちがありました。
また、連対18頭中15頭にダート1800mでの勝ちがありました。
連対18頭中、前走で勝ち馬から1秒以上離された馬は、2着に1頭のみです。
牝馬は〔000〕。馬券圏内がありません。
年齢別で見ていくと、3歳〔031〕、4歳〔621〕、5歳〔134〕、6歳〔201〕、7歳〔002〕、8歳〔010〕。
4歳馬が抜けて好成績をあげています。
過去の好走馬が、再び、三たびの好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に挙げていきましょう。
11年3着ニホンピロアワーズ、翌12年2着。
12年勝ったローマンレジェンド、翌13年3着、15年も3着。
13年2着インカンテーション、翌14年優勝。
15年勝ったロワジャルダン、翌16年3着。
17年3着キングズガード、19年2着です。
今年は昨年3着だったウェスタールンドが出走予定。要注目です。

京王杯2歳S(土曜・東京)
2歳馬による芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
10〜13年は1番人気が馬券に絡めませんでしたが、14年以降は逆に馬券圏内100%です。
ステップレースを見ていきましょう。
函館2歳Sから〔221〕。3着以内の馬。
小倉2歳Sから〔212〕。勝ち馬3頭に、3着と7着の馬が1頭ずつ。
OPから〔241〕。勝ち馬6頭と、1番人気5着馬。
1勝クラスから〔102〕。1、2番人気で連対の馬。
新馬戦から〔210〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利戦から〔023〕。4頭が1、2番人気で勝ち上がり、6番人気だった馬も1頭います。
施行時期の変わったデイリー杯2歳Sからの2頭を除く、馬券圏内28頭で見ると、近2走共に勝ちがなかったのは1頭だけ。その1頭も前走は2着でした。
裏を返せば、近2走どちらも3着以下の馬の馬券圏内はないということです。
また、馬券圏内28頭中、芝1400m以下に勝ちがなかった馬は〔012〕。優勝がありません。
さらに、前走が芝1600m以上の馬は〔023〕。こちらも2着までです。
新馬勝ち即も通用しますが、キャリア6戦以上の馬には馬券圏内はありません。
中では、キャリア2戦の馬が〔643〕と、連対の半数を占めています。
牝馬は〔020〕。短距離重賞ですが、軍配は牡馬に上がることが多いようです。

ファンタジーS(土曜・阪神)
2歳牝馬限定の芝1400m戦。
こちらも今年、京都から阪神に舞台を移しますが、データは過去10年で見ていきます。
1番人気は〔223〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔343〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
波乱含みの2歳牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
小倉2歳Sから〔200〕。2着と13着の馬。
函館2歳Sから〔102〕。連対馬。
新潟2歳Sから〔011〕。2着と4着の馬。
OPから〔013〕。3着以内3頭と、8着馬。
1勝クラスから〔030〕。3頭とも2番人気2着馬でした。
新馬戦から〔330〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利戦から〔314〕。4番人気までで勝ち上がった馬。
施行時期が変わったデイリー杯2歳Sを除く、馬券圏内28頭すべてが、近2走いずれかで連対を果たしており、勝ちがなかったのは1頭だけ。
キャリア5戦以上は2着に1頭だけです。フレッシュなほうがいいと覚えておいて下さい。
上位人気に信頼の置けない2歳牝馬の重賞。思い切った穴狙いも面白いかもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2020.10.28
天皇賞・秋(日曜・東京)
古馬最高峰のGT競走。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔132〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔126〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
毎年1または2番人気の、いずれかが連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
宝塚記念から〔232〕。3着以内4頭に、5着馬1頭、1番人気9着と3番人気9着。連対5頭は、3着以内または3番人気までの馬でした。
安田記念から〔120〕。1、2番人気に推された馬で、着順は不問。
天皇賞・春から〔001〕。4番人気8着馬。
毎日王冠から〔335〕。3着以内または3番人気までの馬が10頭。残る1頭は6番人気7着の馬。
札幌記念から〔211〕。1または2番人気で連対した馬。
京都大賞典から〔100〕。1番人気1着馬。
オールカマーから〔100〕。1番人気1着馬。
セントライト記念から〔011〕。こちらも1番人気1着馬でした。
馬券圏内30頭のすべてが、前走GTまたはGUから。
前々走でGVを走っていた馬も2頭だけで、そこでの連対は必須です。
また、馬券圏内30頭のうち、前走の着順、人気が、どちらも“3”を外していたのは、わずかに3頭しかいません。
連対20頭で見ていくと、19頭に重賞勝ちがあり、GT勝ち馬が12頭、GUが5頭、GVが2頭。例外の1頭にも、重賞3着が3回ありました。
重賞勝ち馬のうち16頭が、東京で重賞を勝っています。
また、連対20頭中、東京の芝に勝ちがあったのが18頭。
加えて、15頭に芝2000mでの勝ちが、残る5頭中4頭に芝2000mの重賞での2着がありました。
前走が5月以前の馬は〔001〕。
牝馬は〔221〕。連対4頭は、当日1、2番人気に推されていた牝馬です。
年齢別で見ておくと、3歳〔021〕、4歳〔464〕、5歳〔624〕、6歳〔001〕。
4、5歳の2世代が、他を圧倒。勝ち馬では5歳に軍配が上がり、7歳以上の馬券圏内はありません。
外枠不利が言われる東京芝2000m。過去10年の勝ち馬10頭中、8頭までが8番枠より内だった馬。
残る2頭は12番枠。13番より外になると〔013〕ですが、今年は登録の時点で12頭ですから、内に越したことはありませんが、そこまで枠の有利不利は考えなくていいかもしれません。

スワンS(土曜・京都)
芝外回り1400m戦。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔411〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔146〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
近6年のうち、5年で1、2番人気が共に馬券圏内に。現在、3年連続継続中です。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔232〕。
スプリンターズSから〔111〕。
ダービーから〔001〕。
毎日王冠から〔110〕。
セントウルSから〔010〕。
京王杯SCから〔001〕。
京成杯AHから〔201〕。
キーンランドCから〔011〕。
函館記念から〔001〕。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPから〔331〕。3着以内6頭に、2番人気16着の馬が1頭。
3勝クラスから〔101〕。こちらは1番人気1着馬でした。
連対20頭すべてに、重賞3着以内またはOP勝ちがあり、芝1400mの重賞にもかかわらず、18頭に芝1600m以上での勝ちがありました。
牝馬は〔102〕。
年齢別に見ておくと、3歳〔400〕、4歳〔333〕、5歳〔255〕、6歳〔122〕。
勝ち馬は若い順に多く、7歳以上の馬券圏内はありません。
逃げ馬が〔222〕ですが、近3年は差し、追い込みの馬が上位を独占しています。
11年に1分19秒4を記録してから、12〜16年は1分20秒台の決着が続きましたが、近3年は22秒4、21秒5、21秒3の勝ち時計。高速馬場なら前、時計がかかるなら後ろの馬?
当日の芝の状態やタイムは要チェックです。

アルテミスS(土曜・東京)
2歳牝馬の重賞。芝1600m戦。
今年で9回目。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔323〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
3番人気の馬券圏内がありません。逆に、1、2番人気のいずれか1頭は3着以内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔100〕。4着馬。
札幌2歳Sから〔011〕。共に3着馬。
OPから〔111〕。3番人気までで3着以内の馬。
1勝クラスから〔022〕。掲示板確保の馬。
新馬戦から〔231〕。1または2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利戦から〔413〕。1または2番人気で勝ち上がった馬が7頭に、5番人気1着の馬が1頭います。
馬券圏内30頭中、26頭が前走芝1600m以上のレースに出走。
加えて、芝1600m以上に勝ちがなかったのは1頭。12年のアユサンが、芝1400mの新馬勝ちから挑んで2着。これだけです。
キャリア6戦以上の馬に馬券圏内はありません。
先のアユサンを始め、レッツゴードンキ、メジャーエンブレム、リスグラシュー、ラッキーライラック、リアアメリアなどなど、後の多くの活躍馬を輩出する牝馬の出世レースです。
先々を見据える意味でも、注目の1戦と言えそうです。

 



 
 
週末の重賞……2020.10.22
菊花賞(日曜・京都)
クラシック3冠、最後のレース。芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔512〕、2番人気は〔030〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔236〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
毎年、1〜3番人気の少なくとも1頭が、連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、TR
の神戸新聞杯組で〔864〕。3着以内16頭に、4着と5着が1頭ずつ。3着外しのこの2頭は、本番では3着まででした。
もうひとつのTR、セントライト記念から〔131〕。連対4頭に、4番人気9着馬。
その他では、ラジオNIKKEI賞から〔100〕。2着馬。
札幌記念から〔010〕。3着馬。
2勝クラスから〔005〕。芝2200m〜2600mのレースを勝った馬でした。
馬券圏内30頭中、前走で3着を外していたのはわずかに3頭。優勝馬は、すべて前走重賞3着以内の馬。
また、連対20頭中15頭に芝2400m以上の勝ち、または同距離の重賞3着以内がありました。
ただ、近年はあまり長距離実績に、神経質にならなくてもよさそうです。
キャリア10戦以上は2着まで。
枠順ですが、1〜6番枠で7勝。あとは12、13、14番枠が1勝ずつ。
15番枠より外になると〔012〕と苦戦の傾向に。出来れば内めの枠を引きたいところです。
コントレイルが、デアリングタクトに続く“無敗の3冠”なるか?
牡馬、牝馬、Wでの達成となれば、まさに歴史的瞬間を目の当たりにすることになりますが、果たして?


富士S(土曜・東京)
芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔310〕、2番人気は〔401〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔044〕、2ケタ人気馬〔024〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
毎年、1〜3番人気の少なくとも1頭が連絡み。しかし、1&2番人気、1&3番人気での決着はありません。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔030〕。
ヴィクトリアマイルから〔102〕。
オールカマーから〔002〕。
京王杯AHから〔231〕。
ラジオNIKKEI賞から〔011〕。
その他、皐月賞、毎日王冠、セントライト記念、札幌記念、関屋記念から勝ち馬が。
ダービー卿CT、エプソムC、新潟記念から2着馬が。
マイラーズCから3着馬が出ています。
OPから〔202〕。
条件戦からの馬券圏内はなく、前走の人気、着順は不問です。
連対20頭中、18頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る2頭には東京芝の別距離での重賞勝ちがありました。
また、連対20頭中、15頭に重賞勝ちが、4頭に重賞3着以内が。残る1頭は、重賞初挑戦ながらOP勝ちがありました。
牝馬は〔122〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔313〕、4歳〔542〕、5歳〔235〕、6歳〔020〕。
4歳馬がいいようです。

 



 
 
週末の重賞……2020.10.14
秋華賞(日曜・京都)
3歳牝馬3冠レースの最終戦。芝内回り2000m戦。
過去10年、1番人気は〔411〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔401〕。
6番人気以下〔025〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
1〜3番人気で9勝。残る1頭も4番人気ですから、比較的堅いGTと言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
オークスから〔200〕。1番人気1着馬と2番人気3着馬。どちらも桜花賞からオークスと戦った馬で、桜花賞の成績は、2番人気1着、3番人気3着。直行組には、高いレベルの実績が必要です。
TRのローズSから〔467〕。3着以内または3番人気までの馬が13頭。残る4頭は、4着馬2頭に、5着馬1頭。もう1頭は12番人気18着の馬。この4頭は、すべてオークス出走馬です。
もうひとつのTR、紫苑S(OP時含む)から〔320〕。3番人気までで掲示板確保の馬。
クイーンSから〔101〕。1、2番人気で勝った馬。
3勝クラスから〔001〕。1番人気3着馬。
2勝クラスから〔020〕。1番人気1着馬。
1勝クラスから〔001〕。1番人気1着馬。
連対20頭すべてが、前走掲示板確保の馬。
また、連対20頭中、16頭に重賞連対歴があり、残る4頭中2頭は前走TRで出走権を得た馬、2頭は古馬混合戦(2勝クラスの特別戦)で1番人気1着だった馬。
ここが重賞初挑戦の馬は2着までとなっており、同年重賞3着以内を持つ馬が、連対20頭中17頭います。
さらに、連対20頭中、19頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭にも芝1800mの重賞で3着がありました。
ちなみに、1勝馬は3着が精一杯。
キャリア4戦以下の馬は2着まで。
また、キャリア5〜8戦の馬で、9勝を挙げています。
無敗の3冠牝馬を目指すデアリングタクトは、キャリア4戦。ジンクスが立ちはだかるかのように見えますが、実は桜花賞時に「キャリア2戦以下の馬の馬券圏内なし」という壁をすでに打ち破って、見事に優勝しています。
夏をどう越してきたのか。大本命馬に注目です。

府中牝馬S(土曜・東京)
牝馬限定の芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔132〕、2番人気は〔024〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔200〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
上位人気馬の信頼度は低く、4番人気が〔410〕、5番人気が〔221〕。このあたりを狙えとデータは語ります。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔010〕。8着馬。
ヴィクトリアマイルから〔002〕。共に4着馬。
海外GTのドバイターフから〔010〕。勝ち馬。
札幌記念から〔101〕。14着と3着の馬。
クイーンSから〔332〕。3着以内または3番人気までに推されていた馬。
新潟記念から〔110〕。人気、着順は不問です。
小倉記念から〔100〕。勝ち馬。
関屋記念から〔022〕。1、2番人気の馬。
マーメイドSから〔011〕。連対馬。
OPから〔210〕。連対馬。
3勝クラスから〔201〕。3番人気までで勝った馬。
2勝クラスから〔001〕。1番人気1着馬。
馬券圏内30頭中、前走で人気、着順共に“3”の数字を外していたのは、わずかに3頭。その前走は牡馬混合の重賞(札幌記念、新潟記念)でした。
連対20頭は、重賞に勝ちがないなら、芝1800mまたは2000mの重賞の3着以内か、OP勝ちが必須です。
年齢別に見ておきましょう。
3歳〔002〕、4歳〔743〕、5歳〔343〕、6歳〔022〕。
4歳馬が最もよく、ついで5歳馬。この2世代が中心のようです。

 



 
 
週末の重賞……2020.10.08
毎日王冠(日曜・東京)
東京芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔600〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
1番人気の成績に象徴されるように、両極端な結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
ダービーから〔220〕。人気、着順は不問です。
安田記念から〔132〕。4着以内の馬。
NHKマイルCから〔110〕。人気、着順は不問。
宝塚記念から〔012〕。人気、着順は不問です。
海外GTのクイーンエリザベスU世C3着馬の〔100〕というのもあります。
札幌記念から〔110〕。掲示板確保の馬。
中山記念から〔101〕。2番人気8着馬と、5着の馬。
エプソムCから〔302〕。勝ち馬4頭に、6着馬が3着に1頭。
関屋記念から〔020〕。2着と7着の馬。
新潟記念から〔001〕。2着馬。
OPのメイSから〔001〕。1番人気1着で、連勝中の馬でした。
連対20頭中19頭に重賞勝ちがあり、GT連対歴のある馬は11頭を数えます。
連対20頭すべてに左回りの芝での勝ちがあり、そのうち19頭に東京芝での勝ち、またはOPクラス3着以内がありました。
また、連対20頭中17頭に芝1800mでの勝ち、またはOPクラス3着以内がありました。例外の3頭は3歳馬。4歳以上の古馬には必須の項目です。
ちなみに、近5年の連対10頭は、すべて芝1800mに勝ちのあった馬です。
牝馬は〔210〕。
年齢別に見てみると、3歳〔340〕、4歳〔425〕、5歳〔222〕、6歳〔121〕、7歳〔002〕。
3歳、4歳馬が拮抗しています。
出走頭数が多くならないこともありますが、馬券圏内30頭中25頭が、ひとケタ馬番の馬。
さらに、30頭中24頭の前走が、6月以前のレース。実績がモノを言うGUと見てよさそうです。

京都大賞典(日曜・京都)
芝外回りの2400m戦。
過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔213〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔260〕、2ケタ人気馬〔200〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
この万馬券3本中2本は、9万馬券に5万馬券!荒れる時は極端に荒れるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
宝塚記念から〔515〕。
天皇賞・春から〔022〕。
新潟記念から〔210〕。
その他、オールカマー、鳴尾記念から勝ち馬が。
前年のジャパンC、大阪杯、阪神大賞典、札幌記念から2着馬が。
安田記念から3着馬が出ています。
前走がGT、GUなら、人気、着順は不問。GVなら、3着以内または2番人気までとなっています。
OPの丹頂Sから〔110〕。掲示板確保の馬。
3勝クラスから〔010〕。1番人気1着で、連勝中の馬でした。
連対20頭中、19頭に芝2000m以上での勝ちがあり、例外の1頭にも芝2000mの重賞での連対歴がありました。
また、連対20頭中、14頭に重賞勝ちが、残る6頭中5頭にも重賞3着以内がありました。
さらに、連対20頭中、19頭に京都芝での3着以内があり、勝ちがあったのは15頭。例外の1頭は、これが京都芝初出走の馬でした。
牝馬は〔211〕。
年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔352〕、5歳〔543〕、6歳〔103〕、7歳〔112〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
過去10年の勝ち馬の馬番は、7、7、14、2、7、1、1、4、2、7番枠。
こちらも頭数が多くならないということもありますが、9頭が7番枠より内の馬。内枠有利を覚えておくといいかもしれません。

サウジアラビアRC(土曜・東京)
2歳馬による、芝1800m戦。
この名称に変更され、重賞に格上げされたのが15年のこと。
従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔121〕、
3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔011〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
勝ち馬は4番人気までの馬。
毎年、1、2番人気が1頭は連対し、1番人気の複勝率は100%。
堅めの2歳重賞です。
ステップレースを成績順に並べてみましょう。
新馬戦から〔342〕。
未勝利戦から〔203〕。
OPのコスモス賞から〔010〕。
いずれも4番人気までで勝った馬。
馬券圏内15頭、すべて前走芝のレースの勝ち馬です。
その前走の距離を見てみると、1400m〔010〕、1500m〔101〕、1600m〔324〕、1800m〔120〕。
馬券圏内15頭のすべてに、芝1400m以上での勝ちがありました。
牝馬は〔110〕。
関東馬〔424〕、関西馬〔131〕。
関東馬が優勢です。
近3年の勝ち馬が、ダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオスという出世レース。
レースそのものに注目が必要です。
 



 
 
週末の重賞……2020.9.30
スプリンターズS(日曜・中山)
秋のGTシリーズ開幕戦。芝1200m戦。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔411〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔138〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1〜3番人気で8勝。残る1回は、10年前の外国馬、ウルトラファンタジーが10番人気で勝ったもの。例外と考えてもよさそうです。
その一方で、昨年こそ3着に1番人気が来ましたが、残る8回の3着はすべて7番人気以下の伏兵となっています。
穴党には、3連単、3連複がお勧めのGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、セントウルS組で〔533〕。このうち、連対8頭は4着以内の馬。3着の3頭については、人気、着順不問です。
その他、安田記念から〔110〕。17着と3着の馬。
高松宮記念から〔020〕。連対馬。
ヴィクトリアマイルから〔010〕。3番人気11着馬。
キーンランドCから〔114〕。4着以内が5頭に、2番人気7着馬。
CBC賞から〔100〕。勝ち馬。
北九州記念から〔010〕。4着馬。
京成杯AHから〔001〕。5着馬。
OPの朱鷺Sから〔001〕。1番人気1着馬でした。
馬券圏内27頭中、日本馬で前走掲示板を外していたのは4頭のみ。この4頭も、前々走は掲示板を確保していました。
特に連対18頭で見ると、2戦続けて4着を外した馬はいません。
また、日本馬の勝ち馬8頭には、芝1200mの重賞に勝ちがあり、加えて同年の重賞勝ちがありました。
2着9頭にも、芝1200mの重賞3着以内は必須です。
牝馬は〔244〕。
外国馬は〔100〕。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔011〕、4歳〔334〕、5歳〔332〕、6歳〔201〕、7歳〔021〕、8歳〔100〕。
4、5、6歳の順にいいようです。

シリウスS(土曜・中京)
ダート1900mのハンデ戦。
例年は阪神のダート2000mで行われていましたが、今年は中京で距離を変えての施行となります。
データは、過去10年で見ていきます。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
近3年は、7番人気以下が連絡み。波乱の度合いが増していました。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
エルムSから〔112〕。
平安Sから〔022〕。
その他、交流GTのジャパンダートダービー、レパードS、地方交流のマーキュリーC、芝の朝日CC(現チャレンジC)から勝ち馬が。
東海S、地方交流のスパーキングレディCから2着馬が出ています。
また、OPから〔235〕。勝ち馬または1番人気だった馬が9頭に、12番人気7着という馬も1頭。
3勝クラスから〔320〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔001〕。1番人気1着馬でした。
重賞組を含め、前走で掲示板を外していたのは5頭。2戦連続で掲示板に載れなかったのは2頭のみです。
また、前走非重賞組が〔556〕と、馬券圏内の約半数を占めています。ハンデ戦らしく、勢いのある馬の激走に注意が必要です。
トップハンデは10年で16頭いて〔014〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜53キロで、平均すると55.05キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.3キロ。
3着馬は58.5〜52キロで、平均56.4キロ。
53キロ以下は〔201〕と、3頭のみ。ちなみに、この2勝は共に3歳馬です。
逆に57.5キロ以上の馬が〔126〕ですから、重いハンデの馬は、連穴に据えるのがいいのかもしれません。
牝馬は〔010〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔210〕、4歳〔215〕、5歳〔431〕、6歳〔234〕、7歳〔020〕。
5歳馬の頑張りが目立つようです。

 



 
 
週末の重賞……2020.9.23
オールカマー(日曜・中山)
芝2200m戦。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔331〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔115〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気の馬が、必ず1頭は連対しています。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
宝塚記念から〔432〕。
天皇賞・春から〔110〕。
七夕賞から〔020〕。
その他、前年の天皇賞・秋、ヴィクトリアマイル、海外GTのドバイシーマクラシック、新潟大賞典から勝ち馬が。
安田記念、海外GTのクイーンエリザベスU世C、小倉記念から2着馬が。
札幌記念、AJCC、目黒記念、新潟記念から3着馬が出ています。
また、OPの札幌日経オープンと、福島テレビオープンから4着馬が出ています。
馬券圏内27頭中、前走で掲示板確保、または5番人気までに推されていた馬が23頭。
例外の4頭はすべて前走GT組。宝塚記念から3頭に、天皇賞・春から1頭です。
着順、人気共に“5”以内の数字がポイントだと、データは語ります。
連対18頭中、9頭に中山の芝に勝ちがあり、残る9頭中7頭に中山芝の重賞での掲示板確保がありました。
また、連対18頭中、16頭に重賞勝ちが、1頭に重賞2着がありました。
さらに、連対18頭すべてに、芝2000mまたは芝2200mでの勝ち、あるいは重賞2着がありました。
牝馬は〔210〕。3頭共にGT連対と重賞勝ちがありました。
年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔334〕、5歳〔433〕、6歳〔130〕、7歳〔102〕。
5、4歳馬中心ですが、ベテランまで幅広くといった感じでしょうか。
オールカマーとは“何でも来い”の意味ですが、前走GT出走馬が〔862〕。連対18頭中、14頭を占めています。
意外や格の勝負になること、覚えておいて下さい。


神戸新聞杯(日曜・中京)
3歳馬による菊花賞TR。3着までに優先出走権が与えられます。
例年ですと、阪神の芝2400mで行われるのですが、今年は中京の芝2200mでの施行となります。
データは過去10年です。
1番人気は〔720〕、2番人気は〔232〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔043〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ6回に、万馬券なし。
勝ち馬はすべて3番人気まで。
また1番人気が連を外したのは1回だけ。その時も2、3番人気の1、2着でした。
ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的好成績はダービーからの馬で〔962〕。連対または1、2番人気に推されていた馬が13頭。残る4頭も、前々走では重賞2着でした。
宝塚記念から〔001〕。5着馬。
ラジオNIKKEI賞から〔012〕。勝ち馬2頭に、7番人気8着馬。負けたこの馬も、前々走は1勝クラスを1番人気で1着でした。
OPの白百合Sから〔001〕。2番人気7着馬。
同じく、若葉Sから〔001〕。2着馬。
3勝クラスから〔100〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔033〕。連対馬です。
連対20頭すべてにOPクラスでの出走歴がありました。
6番人気以下で馬券に絡んだ〔043〕のうち、ダービーに出走したのは14年2着のサウンズオブアース1頭だけ。残る6頭はダービー未出走の、いわゆる“夏の上がり馬”です。
人気馬が強いレースですが、TRらしく、出走権を賭けた伏兵たちの激走にも注意が必要です。

 



 
 
週末の重賞……2020.9.16
セントライト記念(日曜・中山)
3歳馬による、菊花賞TR。芝2200m戦。
3着までの馬に優先出走権が与えられます。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔321〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔123〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
4番人気までの馬が7勝、6番人気馬が2勝です。
ステップレースを見ていきましょう。
ダービーから〔643〕。人気、着順は不問です。
青葉賞から〔001〕。7着馬。
ラジオNIKKEI賞から〔112〕。連対3頭と、1番人気6着馬。
OPのプリンシパルSから〔001〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔140〕。4着以内4頭と、2番人気6着馬。
1勝クラスから〔102〕。3番人気までで勝った馬です。
まとめると、勝ち馬9頭の前走は、ダービー以外なら、重賞(ラジオNIKKEI賞)2着、古馬混合の2勝クラスなら3着、1勝クラスなら勝ち馬。
その勝ち馬9頭中、7頭に重賞勝ちがあり、残る2頭のうち、10年の勝ち馬クォークスターには、重賞2着と中山芝2000mでの勝ちが、17年の勝ち馬ミッキースワローには、重賞5着と中山芝2200mでの勝ちがありました。
連対18頭中、15頭に芝2000m以上での勝ちがあり、残る3頭中2頭は芝1800mの重賞勝ち馬。
また、キャリア5〜7戦の馬で、8勝、2着5頭。だいたいこれぐらいの経験がベストということでしょうか。
過去の戦績も、しっかりチェックするようにしてみて下さい。


ローズS(日曜・中京)
3歳牝馬による、秋華賞TR。
例年は阪神の芝1800mで行われるのですが、今年は中京の芝2000mでの施行です。
過去10年、1番人気は〔510〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔275〕、2ケタ人気馬〔032〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1番人気が5勝、2着1回の割りには、配当は大きなものに。ヒモ荒れの傾向にあると言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
オークス組が圧倒的で〔843〕。人気、着順は不問です。
フローラSから〔010〕。14着馬。
OPの白百合Sから〔010〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔016〕。1番人気(6着まで)の馬が5頭に、3番人気2着馬と3番人気4着馬。
1勝クラスから〔221〕。4番人気までで勝った馬。
未勝利戦から〔010〕。こちらは1番人気で勝ち上がった馬でした。
連対20頭中、前走で掲示板を外していたのは4頭のみ。その4頭はオークスまたはフローラS出走の馬で、過去に重賞3着以内の実績がありました。
前走が条件戦の馬は、2勝クラスなら連対が、1勝クラスなら勝ちが必須となります。
馬券圏内30頭中、OPクラスの経験がない馬は4頭だけ。内訳は、前走で古馬混合戦を勝った馬が3頭に、未勝利勝ちの馬が1頭です。
また、連対20頭中、16頭にOPクラスの掲示板があり、芝1800m以上で勝った馬も13頭。
必須ではありませんが、OPでの好走歴と中距離実績は、あったほうがよさそうです。

 



 
 
週末の重賞……2020.9.9
セントウルS(日曜・中京)
芝1200m戦。
例年は阪神での施行ですが、今年は中京で行われます。
過去10年、1番人気は〔441〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
毎年1、2番人気が必ず連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
高松宮記念から〔110〕。
北九州記念から〔525〕。
アイビスSDから〔120〕。
CBC賞から〔011〕。
函館SSから〔011〕。
その他、海外GTのチェアマンズスプリントプライズ、ニュージーランドT、キーンランドCから勝ち馬が。
安田記念から2着馬が。
NHKマイルC、シルクロードSから3着馬が出ています。
OPから〔001〕。
外国馬の〔020〕というのもあります。
馬券圏内30頭中、前走で掲示板を外していた馬は7頭。そのうち6頭は、前々走で連対を果たしていました。
連対20頭中、18頭に芝1400m以下の重賞勝ちがあり、残る2頭も、重賞3着3回の馬と、OP3勝馬。実績重視でよさそうです。
日本馬18頭中、16頭に芝1200mでの勝ちがあり、残る2頭にも芝1200mの重賞2着が。スプリント実績も重要なよう。
牝馬は〔326〕。夏の名残りか、“夏の牝馬”が続きます。
年齢別で見ていくと、3歳〔321〕、4歳〔421〕、5歳〔342〕、6歳〔005〕、7歳〔021〕。
勝つのは3〜5歳馬です。
最後に、最も好相性の北九州記念を詳しく見ておきましょう。
〔525〕の馬券圏内12頭中、前走3着以内または1、2番人気だった馬が9頭。残る3頭は、4着馬2頭に、4番人気だった馬が1頭です。
取捨選択の参考にしてみて下さい。


京成杯AH(日曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔300〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔164〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
ハンデ戦らしく、馬券もひと捻りが必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
七夕賞から〔110〕。
中京記念から〔102〕。
関屋記念から〔044〕。
その他、ダービーから勝ち馬が。
安田記念、ヴィクトリアマイル、クイーンS、ダービー卿CTから2着馬が。
NHKマイルC、函館SS、東京新聞杯から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OPから〔200〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔400〕。こちらも勝ち馬です。
前走、重賞以外の馬で6勝ですから、いかにもハンデ戦らしい傾向と言えそうです。
トップハンデは9回で11頭いて〔022〕。
勝ち馬のハンデは57〜52キロで、平均すると54.33キロ。
2着馬は58〜53キロで、平均55.27キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均55.44キロ。
勝ち馬のハンデは57キロまで。トップハンデは勝てていません。
また、連対18頭で見ると、前走から、斤量減が11頭、据え置きが5頭、斤量増は2頭しかいません。
この2頭には重賞勝ちがあり、かつ前走1着の勢いもあったこと、覚えておくといいかもしれません。
連対18頭中、15頭に重賞掲示板があり、残る3頭中2頭は重賞初挑戦。
また、連対18頭中、17頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る1頭にもマイルGTでの3着がありました。
勝ち馬9頭で見ると、10番枠より内の馬が8勝、加えて、4番人気までの馬で8勝ですから、勝つのは“内枠を引いた人気馬”ということになります。
さらに、勝ち馬9頭で、重賞連対が無かった馬は、前走で3勝クラスを勝ち上がった馬か、中山芝1600mの連対が100%の馬に限られます。
牝馬は〔240〕。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔203〕、4歳〔312〕、5歳〔342〕、6歳〔031〕、7歳〔111〕。
5、4歳を中心に、まんべんなくのイメージでいいかと思います。


紫苑S(土曜・中山)
3歳牝馬による、芝2000mの秋華賞TR。3着までの馬に優先出走権が与えられます。
重賞に昇格したのが16年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔021〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
勝ち馬は1番人気か、2番人気の馬。
重賞になってから、比較的堅く収まるようになってきました。
ステップレースを見ていきましょう。
オークスから〔123〕。人気、着順は不問。
フローラSから〔100〕。3着馬。
2勝クラスから〔111〕。連対馬。
1勝クラスから〔110〕。勝ち馬です。
17年の1、2着は、前走2勝クラスの1、2着馬。ただし、前々走ではオークスに出走しており、これでオークス出走馬は12頭中8頭に。
実は、毎年オークス出走馬が2頭ずつ、馬券圏内に来ています。
オークス未出走の4頭中3頭は、フラワーSかフローラSの出走馬。
重賞出走経験がないのは17年3着のポールヴァンドルのみ。ただし、この馬にもスイートピーS1番人気5着の実績がありました。
つまり、OPクラスの出走歴は必須ということになります。
馬券圏内12頭すべてに、芝1600m以上での勝ちがあり、1800m以上に勝ちがある馬は10頭。残る2頭は芝1600mで2勝以上を挙げていました。
キャリア3戦以下の馬の馬券圏内はありません。ちなみに、キャリア4戦の馬が4年で3勝です。該当する馬がいたら、狙ってみても、面白いかもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2020.9.3
新潟記念(日曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔220〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔477〕、2ケタ人気馬〔113〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
6番人気以下が馬券に絡まなかったのは1度だけ。逆に2頭以上が馬券圏内に来たのは6回もある、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
小倉記念から〔525〕。
函館記念から〔110〕。
七夕賞から〔031〕。
その他、ダービー、天皇賞・春、クイーンSから勝ち馬が。
大阪杯、エプソムCから2着馬が。
関屋記念、新潟大賞典から3着馬が出ています。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPから〔002〕。こちらも人気、着順は不問。
3勝クラスから〔120〕。3番人気までで勝ち上がった馬でした。
トップハンデは10年で14頭いて〔110〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜52キロで、平均すると53.55キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.05キロ。
3着馬は57〜53キロで、平均55.3キロ。
勝ち馬の52キロは牝馬なので、牡馬換算だと54キロ。
53キロで連対した馬はいないので、3歳馬と牝馬を除く、古馬牡馬は54キロ以上のハンデを背負っていることが“連対資格”と言えそうです。
連対20頭中、勝ち馬10頭を含む18頭に重賞3着以内があり、残る2頭は前走で3勝クラスを勝ち上がった馬。
また、連対20頭すべてに芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。
さらに、連対20頭中17頭には、左回りでの勝ち、または重賞3着以内がありました。
牝馬は〔100〕。重賞勝ち馬です。
年齢別で見ていくと、3歳〔100〕、4歳〔232〕、5歳〔434〕、6歳〔122〕、7歳〔222〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
サマー2000シリーズからの馬が好相性。中でも、最も好走馬を輩出しているのが小倉記念ですが、今年は中3週から中2週へ。微妙なズレが影響しないか、注目したいところです。


小倉2歳S(日曜・小倉)
小倉の2歳チャンピオン決定戦。芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔146〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
勝ち馬の9頭が、1〜3番人気の馬。15番人気が勝った14年も、2着はハナ差で1番人気ですから、人気馬信頼の手でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
フェニックス賞から〔230〕。1〜3番人気で3着以内の馬。
中京2歳Sから〔100〕。1番人気1着馬。
ひまわり賞から〔001〕。1番人気1着馬。
新馬戦。まずは芝から〔557〕。4番人気までで勝った馬。
ダートから〔001〕。4番人気で1着の馬。
未勝利戦からはすべて芝で〔221〕。全馬、1番人気1着馬でした。
馬券圏内30頭中、28頭が前走で1200m(ダートも1頭)を走っており、残る2頭は芝1600mから。この2頭に共通するのは、1番人気1着馬で、キャリア2戦の馬でした。
また、馬券圏内30頭すべてが、芝で3着を外したことのない馬ばかり。
加えて、キャリア4戦以上の馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔432〕。勝ち馬4頭はすべて中3週以上と、ゆったりしたローテーションでした。
前走で小倉を走っていた馬が、7勝、2着8頭ですが、勝ち馬は3年連続で他場(中京)デビューの馬。
今夏は中京開催がありませんでしたが、小倉以外でデビューした馬には、今年も注意が必要です。


札幌2歳S(土曜・札幌)
芝1800mで争われる、札幌の2歳王者決定戦。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔125〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
近年、波乱の傾向が強まっているように感じます。
ステップレースを見ていきましょう。
クローバー賞から〔112〕。連対馬。
コスモス賞から〔031〕。2着3頭は勝ち馬、3着の1頭は3番人気4着馬。
新馬戦から〔446〕。3番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利戦から〔410〕。2番人気までで勝ち上がった馬。
馬券圏内27頭すべてが、前走芝1500m以上で走っており、中でも芝1800mがよく〔766〕。
前走、札幌、函館以外で走っていた馬で、4番人気以下だった馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔123〕。距離が1800mの分、牡馬がやや有利といった感じでしょうか。
キャリア4戦以上は2着まで。
また、差し、追い込みが決まります。逃げ馬で馬券に絡んだのは1頭(16年勝ったトラスト)だけ。
キャリアも浅く、脚質も定まってはいませんが、終いに脚を使えそうな馬を狙いたいところです。
 



 
 
週末の重賞……2020.8.28
新潟2歳S(日曜・新潟)
新潟の2歳チャンピオン決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔420〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔410〕。
6番人気以下〔147〕、2ケタ人気馬〔030〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券3本。
馬連の配当は両極端ながら、6番人気以下が馬券に絡まなかったのは1回だけ。キャリアの浅い2歳馬たち。波乱も念頭に置いておきたいところです。
ステップレースを見ていきましょう。
函館2歳Sから〔001〕。5着馬。
ダリア賞から〔010〕。3着馬。
OPクラスからは、この2頭だけ。あとはみんな、前走が初勝利の馬です。
芝の新馬戦から〔857〕。
ダートの新馬戦から〔010〕。
芝の未勝利戦から〔232〕。
勝ち馬10頭のすべてが、前走芝1400m(4頭)か1600m(6頭)から。
芝1800m、芝1200m、ダート1200mからは2着までとなっています。
勝ち馬10頭には、すべて左回りで勝っていて、右回りでの勝利しかない馬は〔034〕と2着が精一杯。
連対20頭すべてが、キャリア1、2戦の馬。キャリア3戦の馬は3着に1頭のみ。
馬券圏内30頭中、26頭が、中4週以上、間を空けての出走でした。
前走時、馬体重が440キロ未満の馬は、3着に2頭だけ。小さい馬には不利なよう。
また、前走減量騎手からの斤量増は〔000〕。馬券圏内がありません。
牝馬は〔424〕。
外回りのコースだけに、差し、追い込みが決まります。速い上がりで勝ち上がった馬を狙いたいところです。


キーンランドC(日曜・札幌)
芝1200m戦。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔331〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
1〜3番人気が、すべて連を外したのは1回だけ。その時も3着は1番人気馬でした。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔102〕。人気、着順は不問。
NHKマイルCから〔100〕。6着馬。
安田記念から〔010〕。15着馬。
ヴィクトリアマイルから〔010〕。5着馬。
函館SSから〔422〕。3着以内の馬。
アイビスSDから〔111〕。連対または3番人気までの馬。
CBC賞から〔021〕。人気、着順は不問です。
OPのUHB賞から〔102〕。勝ちまたは1番人気だった馬。
3勝クラスから〔121〕。すべて勝ち馬です。
連対18頭すべてに、重賞勝ちまたはOP勝ちがあり、勝ち馬の9頭のうち8頭は重賞勝ち馬でした。
また、連対18頭中、16頭に芝1200mでの勝ちがあり、前走から距離短縮で臨んだ馬は〔110〕。共にマイルのGTからでした。
牝馬は〔635〕。勝ち数では牡馬を上回っています。
年齢別に見ておくと、3歳〔120〕、4歳〔434〕、5歳〔314〕、6歳〔020〕、7歳〔011〕、8歳〔000〕、9歳〔100〕。
4、5歳馬が中心です。
札幌の重賞ゆえ、洋芝適性は重要。札幌か函館での好走歴は欲しいところです。
 



 
 
週末の重賞……2020.8.20
札幌記念(日曜・札幌)
真夏のGU。芝2000m戦。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回で見ていきましょう。
1番人気は〔242〕、2番人気は〔202〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
大荒れもあまりありませんが、総じて上位人気馬に信頼が置けないよう。
ステップレースを見ていきましょう。まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
宝塚記念から〔221〕。
安田記念から〔121〕。
天皇賞・春から〔002〕。
函館記念から〔221〕。
目黒記念から〔110〕。
他に、オークス、クイーンS、エプソムCから勝ち馬が。
海外GTのドバイデューティフリー、前年のジャパンカップから2着馬が。
前年の有馬記念、海外GTのドバイシーマクラシック、ダービー、大阪杯から3着馬が出ています。
馬券圏内27頭、すべて前走は重賞を走っており、人気、着順は不問です。
連対18頭中、15頭に重賞勝ちがあり、2頭に重賞3着以内がありました。
勝ち馬で言うと、GT馬を除けば、同年重賞に3着以内がありました。
牝馬は〔203〕。
年齢別では、3歳〔101〕、4歳〔212〕、5歳〔354〕、6歳〔301〕、7歳〔011〕、8歳〔020〕。
毎年5歳馬が、1頭は馬券圏内にいます。今年も5歳馬には注意が必要です。
人気の馬が取りこぼすのは、ここから秋のGT戦線へと始動する馬も多く、GUとはいえ、まだ大目標を先に見据えているからかもしれません。
陣営の本気度、洋芝適性なども合わせて考察する必要がありそうです。


北九州記念(日曜・小倉)
芝1200mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔021〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔735〕、2ケタ人気馬〔032〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
オークスから〔001〕。16着馬。
アイビスSDから〔433〕。連対または1、2番人気だった馬が7頭。あとは4、6、9着の馬。
CBC賞から〔103〕。人気、着順は不問です。
ところが、前々走でCBC賞を走っていた馬が〔152〕。合わせれば〔255〕。
毎年、アイビスSDか、CBC賞を走っていた馬が、必ず1頭は馬券圏内にいて、CBC賞を走っている馬が馬券に絡まなかったのは昨年だけとなっています。
OPから〔322〕。3着以内または3番人気までの馬が6頭。残る1頭は7番人気8着の馬でした。
3勝クラスから〔141〕。勝ち馬5頭に、2着馬1頭。
2勝クラスから〔110〕。こちらは共に勝ち馬でした。
トップハンデは10年で24頭いて〔112〕。
勝ち馬のハンデは56〜52キロで、平均すると54キロ。
2着馬は56〜52キロで、平均53.5キロ。
3着馬は56〜51キロで、平均53.85キロ。
馬券に絡むのは56キロまで。
連対20頭すべてに芝1200mでの勝ちがありました。
また、7年連続で馬券圏内は、すべて前走1000mまたは1200m戦からの馬。
これを10年で見ても、1000m、1200m以外からの馬は、2着と3着に1頭ずつしかいません。
牝馬は〔666〕。牡馬を上回ります。
年齢別で見ていくと、3歳〔022〕、4歳〔344〕、5歳〔341〕、6歳〔302〕、7歳〔101〕。
4〜6歳馬が中心のよう。
脚質的には、差し、追い込みの天下。逃げた馬の馬券圏内はありません。
つまり、ハンデ56.5キロ以上、逃げ馬、3歳馬は勝てないレース。
データは、アイビスSD、CBC賞出走馬を中心に、OPや条件戦からでも、強烈な末脚の持ち主を探せと語ります。
8番人気馬4勝、6番人気馬2勝の波乱のハンデ戦。積極的に穴と狙っていきたいレースです。
 



 
 
週末の重賞……2020.8.12
関屋記念(日曜・新潟)
芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔103〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。
過去9回で1〜3番人気が連絡み。残る1回も4番人気が2着と、軸は人気馬でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り出している重賞から。
安田記念から〔110〕。
NHKマイルCから〔101〕。
中京記念から〔252〕。
エプソムCから〔021〕。
その他、前年のマイルCS、福島記念、七夕賞から勝ち馬が。
鳴尾記念から2着馬が。
ヴィクトリアマイル、ダービー卿CTから3着馬が出ています。
重賞組は、GTからなら人気、着順は不問。
GVからの16頭中15頭は、掲示板または4番人気までの馬。
例外の1頭は、ダービー卿CT9番人気7着からだった、10年3着のリザーブカードです。
OPから〔102〕。3着以内の馬。
3勝クラスから〔211〕。4番人気までで勝った馬。
また、1勝クラスを勝ち上がったばかりの3歳馬の〔001〕というのもあります。
連対20頭中、12頭に重賞勝ちがあり、残る8頭中6頭にも重賞2着かOP勝ちがありました。
また、連対20頭中18頭に芝1600mでの勝利があり、うち15頭は芝1600mで2勝以上を挙げていました。
勝ち馬で見ると、10頭中9頭は前走から斤量減の馬。残る1頭も同斤で、斤量増の馬は馬券圏内30頭で見ても、18年2着のワントゥワン(52→54キロ)のみです。
さらに、近7年の連対14頭には、すべて左回りの芝での勝ちがありました。
牝馬は〔233〕。連に絡んだ5頭は、前走で重賞を走っていた馬です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔102〕、4歳〔241〕、5歳〔445〕、6歳〔220〕、7歳〔102〕。
4〜6歳馬、中でも5歳馬の好走が目立っています。


小倉記念(日曜・小倉)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔212〕、2番人気は〔031〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔334〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1番人気がとにかく勝てない重賞でしたが、近2年は1番人気、それもトップハンデの馬が優勝しています。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性の重賞は2つ。
七夕賞から〔323〕。掲示板6頭に、3番人気8着と6番人気6着の馬。
鳴尾記念から〔300〕。連対2頭に、10番人気13着馬。
その他、天皇賞・春から〔110〕。
ダービーから〔010〕。
皐月賞から〔010〕。
宝塚記念から〔002〕。
新潟大賞典から〔121〕。
マーメイドSから〔001〕。
エプソムCから〔001〕。
これらの重賞からは、人気、着順不問です。
OPから〔011〕。3着馬と3番人気7着馬。
3勝クラスから〔211〕。連対3頭に、1番人気4着馬です。
トップハンデは、10年で15頭いて〔224〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜52キロで、平均すると55.25キロ。
2着馬は57〜53キロで、平均55.5キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均56.05キロ。
連対20頭のすべてに、芝1800m以上での勝ちがありました。
特に、近5年の連対10頭は、すべて芝2000mに勝ちがあった馬です。
連対20頭中、18頭に重賞掲示板があり、残る2頭のうち1頭はここが重賞初挑戦でした。
牝馬は〔101〕。
セン馬が〔211〕。
セン馬の頑張りが目立ちます。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔020〕、4歳〔430〕、5歳〔445〕、6歳〔014〕、7歳〔201〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
 



 
 
週末の重賞……2020.8.5
レパードS(日曜・新潟)
3歳馬によるダート1800m戦。
過去10年、1番人気は〔423〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔246〕、2ケタ人気馬〔223〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
3年連続で2ケタ人気馬が連対中。近年、波乱の度合いが高まっているようです。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTのジャパンダートダービーから〔523〕。掲示板8頭に、6着と8着の馬。
ユニコーンSから〔300〕。3着馬と、1、2番人気だった馬。
交流GUの兵庫CSから〔001〕。4着馬。
海外のUAEダービーから〔001〕。2着馬。
ダートのOPから〔100〕。8着馬。
芝のOPから〔010〕。8着馬。
3勝クラスから〔001〕。5着馬。
2勝クラスから〔152〕。連対7頭に、4着馬1頭。
1勝クラスから〔022〕。1または2番人気で勝った馬。
ジャパンダートダービー組が馬券に絡まなかったのは18年だけです。
ここが初ダートだった1頭を除き、連対19頭にダート1600m、1800mでの勝ちがありました。
その初ダートの1頭(15年2着ダノンリバティ)にも、芝1800mに勝ちがありました。
キャリア5戦以下は2着まで。
牝馬は〔111〕。
先行有利の新潟ダート。逃げ馬が4勝、2着1頭と気を吐いています。
なお、降級がなくなり、6月、7月の2勝クラスのレベルが下がっているのも事実。2勝クラスからの馬は、単に着順で判断せず、内容を精査する必要がありそうです。


エルムS(日曜・札幌)
ダート1700m戦。
北海道開催が短縮されたのが、12年のこと。
加えて、函館開催の13年を除く、データは過去7回です。
1番人気は〔112〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
1〜3番人気のいずれか1頭が馬券圏内に。軸は、基本的に人気馬でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
平安Sから〔121〕。
プロキオンSから〔020〕。
交流GVのマーキュリーCから〔003〕。
その他、交流GTの東京大賞典から勝ち馬が。
同じく交流GTの帝王賞から逃げ馬が。
前年のジャパンCダート、交流GVの名古屋大賞典から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OPから〔421〕。1または2番人気で3着以内の馬が6頭に、3番人気6着の馬が1頭。
特に近5年で、マリーンS組が〔310〕と好走しています。
3勝クラスから〔100〕。こちらは1番人気1着馬でした。
連対14頭中、OPクラスに連対がなかったのは、昇級初戦だった16年の勝ち馬、リッカルドのみ。
また、12頭にダート1700mでの連対歴があり、残る2頭はダート1700mが初めての馬でした。
小回り巧者がいいのでしょう。過去の好走馬が再びの好走を見せています。具体的に挙げていくと、12年勝ったローマンレジェンド、14年も優勝。
14年2着のクリノスターオー、16年も2着。
17年3着のドリームキラリ、翌18年2着。
18年勝ったハイランドピーク、翌19年も2着です。
今年はハイランドピークに加え、昨年3着のサトノティターンも出走を予定。この2頭には注意が必要です。
このレースも先行馬がよく、勝ち馬はすべて4コーナー5番手以内の馬。
牝馬は〔000〕。
最後に、年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔311〕、5歳〔323〕、6歳〔122〕、7歳〔020〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。
5歳、4歳、6歳の順にいいようです。
 



 
 
週末の重賞……2020.7.28
クイーンS(日曜・札幌)
牝馬限定の芝1800m戦。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔421〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔244〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。
毎年、1、2番人気のいずれか一方が、連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔242〕。人気、着順は不問です。
オークスから〔201〕。こちらも人気、着順は不問。
NHKマイルCから〔100〕。勝ち馬。
海外GTのドバイターフ3着馬の〔100〕というのもあります。
マーメイドSから〔122〕。人気、着順不問。
福島牝馬Sから〔100〕。勝ち馬。
中山牝馬Sから〔010〕。2着馬。
七夕賞から〔001〕。3着馬。
OPの巴賞から〔010〕。勝ち馬。
安土城Sから〔001〕。2着馬。
3勝クラスから〔112〕。連対3頭に、2番人気8着馬1頭です。
前走GT組とマーメイドS組は、人気、着順不問。それ以外は3着以内か、1、2番人気と覚えておくと良さそうです。
また、毎年必ず前走GT出走馬が連絡み。対象となる馬は10頭いますが、すべて当日3番人気までに推されていました。
前走GT出走馬で3着になった3頭も、当日1、2、4番人気ですから、前走GT出走馬で、当日上位人気に推されたなら、信頼足り得ると言っても良さそうです。
連対18頭中、14頭に芝1800mでの勝ちがあり、残る4頭にはGTでの掲示板がありました。
別の見方をすると、連対18頭中、芝1800mまたは2000mに勝ちがあったのは15頭。残る3頭は3歳馬で、芝1600mに勝ちがあるか、芝1600mのGTに3着がありました。
さらに、連対18頭中、17頭に重賞連対もしくはGT3着がありました。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔401〕、4歳〔244〕、5歳〔154〕、6歳〔200〕。
3歳から6歳まで、まんべんなくのイメージです。

 



 
 
週末の重賞……2020.7.22
アイビスSD(日曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦。
夏の新潟の幕開けを飾る名物重賞。芝直線1000m戦。
過去10年、1番人気は〔710〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔032〕。
6番人気以下〔315〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
勝ち馬は1番人気(7頭)か、7番人気(1頭)または8番人気(2頭)。
現在1番人気馬が7年連続連対中です。
ステップレースを見ていきましょう。
CBC賞から〔310〕。人気、着順は不問。
函館SSから〔212〕。掲示板4頭に、6着1頭。
海外GTのアルクオーツスプリントから〔001〕。12着馬。
OP特別から〔474〕。
中でも、韋駄天Sから〔231〕。4着以内の馬。
バーデンバーデンCから〔032〕。掲示板4頭に、16着馬も1頭。
3勝クラスから〔111〕。3着以内の馬。
2勝クラスから〔002〕。こちらは勝ち馬でした。
連対20頭のすべてに、芝1000mまたは芝1200mでの勝ちがありました。
また、連対20頭中17頭が前走掲示板確保の馬。例外の3頭は、CBC賞7着、9着の馬と、ダートOPのコーラルS13着馬でした。
牝馬は〔555〕。牡、セン馬と互角の成績です。
年齢別に見ていくと、3歳〔021〕、4歳〔411〕、5歳〔364〕、6歳〔113〕、7歳〔201〕。
3歳馬に勝ちはありません。
直線競馬で重要となる枠ですが、2ケタ馬番は、勝ち馬6頭、2着馬6頭、3着馬7頭を輩出。
一方で、3番枠と4番枠が3頭ずつ馬券圏内に。
開幕週でも、外めの枠の好走が確かに目立ちますが、内がまったくダメというわけではないので注意が必要です。
千直経験馬なら、53秒台から54秒台前半の時計は欲しいところ。
持ち時計のチェックもお忘れなく。

 



 
 
週末の重賞……2020.7.17
函館記念(日曜・函館)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔110〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔098〕、2ケタ人気馬〔041〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
9年連続で、2着は7番人気以下の伏兵。3着も8頭が7番人気以下という波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔021〕。人気、着順は不問です。
NHKマイルCから〔001〕。13着馬。
目黒記念から〔300〕。連対2頭に、2番人気だった馬。
金鯱賞から〔101〕。掲示板確保の馬。
日経賞から〔010〕。3着馬。
エプソムCから〔211〕。掲示板3頭に、10着馬。
新潟大賞典から〔111〕。人気、着順不問。
鳴尾記念から〔101〕。3着以内の馬。
マーメイドSから〔001〕。11着馬。
OPの巴賞から〔142〕。人気、着順は不問です。
福島テレビOPから〔100〕。3着馬。
五稜郭Sから〔010〕。6着馬。
3勝クラスから〔001〕。こちらは1番人気1着馬でした。
トップハンデは10年で10頭いて〔120〕。
トップハンデで馬券に絡んだ3頭は、前走も3着以内に好走していた馬。
勝ち馬のハンデは57.5〜54キロで、平均すると55.36キロ。
2着馬は58〜52キロで、平均55キロ。
3着馬は57.5〜53キロで、平均55.36キロ。
連対20頭のすべてに、芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。
また、連対20頭中19頭にOPクラスでの3着以内があり、残る1頭もOPクラス4着がある馬。このうち18頭に、重賞掲示板がありました。
洋芝適性はもちろんのこと、距離実績、重賞実績も重要なようです。
牝馬は〔001〕。“夏の牝馬”とはいえ、ここでは苦戦の様子。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔001〕、4歳〔141〕、5歳〔404〕、6歳〔213〕、7歳〔230〕、8歳〔111〕、9歳〔000〕、10歳〔010〕。
ベテランまで幅広く、好走しています。
同じ函館の巴賞組の巻き返しが目立ちます。
過去の印象では、函館巧者が「巴賞を叩き台で、目標は函館記念」のイメージ。
前走巴賞組で馬券に絡んだ7頭中6頭が、函館記念では7番人気以下。凡走していたからといって安易に切らないよう、取捨選択には注意が必要です。


中京記念(日曜・阪神)
芝1600mのハンデ戦。
京都の改修工事のため、今年は阪神で行われます。
マイルに変わり、7月の施行になったのが、12年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔102〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔361〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔110〕。
安田記念から〔100〕。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。
京王杯SCから〔201〕。
マイラーズCから〔010〕。
エプソムCから〔002〕。
重要組は人気、着順不問です。
OPの米子Sから〔222〕。連対3頭に、1、2番人気だった馬が1頭ずつ。6着馬が1頭です。
パラダイスSから〔221〕。連対4頭に、8着馬1頭。
都大路Sから〔010〕。5着馬。
谷川岳Sから〔010〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔001〕。こちらも勝ち馬でした。
トップハンデは8年で15頭いて〔200〕。
勝ち馬のハンデは58〜52キロで、平均56.19キロ。
2着馬は57〜52キロで、平均54.88キロ。
3着馬は58〜54キロで、平均56.06キロ。
3歳馬のワンツーになった昨年を除けば、勝ち馬のハンデは55キロ以上。重めのハンデを背負った馬の好走が目立ちます。
勝ち馬8頭すべてに、重賞3着以内またはOP勝ちがありました。このことは2着馬7頭にもあてはまります。
馬券圏内24頭中、前走が芝1400mまたは1600mだった馬が21頭。残る3頭は芝1800mからですが、こちらは2着まで。
また、馬券圏内24頭中22頭までが、5月以降に1戦していました。あまり間隔は空いていないほうが良さそうです。
牝馬は〔021〕。
年齢別に見ていくと、3歳〔110〕、4歳〔003〕、5歳〔452〕、6歳〔313〕、7歳〔010〕。
5歳、6歳の順にいいようです。


函館2歳S(土曜・函館)
芝1200mで行われる、函館2歳チャンピオン決定戦。世代最初の重賞です。
7月の施行になったのが12年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔310〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔044〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
7年連続で7番人気以下の伏兵が馬券圏内に。また、近5年で4頭、2ケタ人気馬が馬券圏内に来ています。
馬券圏内24頭のすべてが、キャリア2戦以内。
前走が新馬戦だった馬の距離別成績です。
芝1200m〔546〕。
芝1000m〔100〕。
芝1400m〔011〕。
芝1800m〔010〕。
前走が未勝利戦だった馬の距離別成績です。
芝1200m〔221〕。
前走ダート戦からの馬券圏内はありません。
牡馬〔545〕、牝馬〔343〕。
まだエイジアロウワンスがなく、牡馬、牝馬ともに54キロで出走することもあってか、やや牡馬が優勢でしょうか。
関西馬〔734〕、関東馬〔154〕。
こちらは傾向が明らかで、関西馬がいいようです。
まだキャリアの浅い2歳馬の重賞です。馬券は人気薄まで、手広く押さえたいところです。

 



 
 
週末の重賞……2020.7.9
七夕賞(日曜・福島)
芝2000mのハンデ戦。
中山で行われた11年を除く、データは過去9回で見ていきましょう。
また、10年は3着同着。従いまして、3着は9回で10頭となります。
1番人気は〔212〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔347〕、2ケタ人気馬〔315〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
毎年7番人気以下の伏兵が馬券に絡む、波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞は2つ。
鳴尾記念から〔220〕。
エプソムCから〔201〕。
その他、AJCC、東京新聞杯から勝ち馬が。
ヴィクトリアマイル、目黒記念、新潟大賞典、海外GTのドバイシーマCから2着馬が。
天皇賞・春、GU時代の産経大阪杯から3着馬が出ています。
重賞組は、人気、着順不問です。
芝のOPから〔324〕。4着以内6頭に、8、10、11着馬。
ダートのOPから〔011〕。10着馬と4着馬。
ダートの3勝クラスから〔001〕。8着馬。
2勝クラスから〔001〕。こちらは1番人気1着馬でした。
ステップレースを見ても、実に様々。クラスも、人気、着順もバラバラなあたりに難解さが現れています。
トップハンデは、9回で15頭いて〔122〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜52キロで、平均すると55.83キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.11キロ。
3着馬は58〜50キロで、平均54.3キロ。
近7年は、57キロ以上の馬が6勝。昨年は57.5キロのミッキースワローが、トップハンデ馬としては12年振りの優勝を果たしています。
連対18頭中、15頭に芝2000mでの勝ちがあり、残る3頭中2頭には芝1800mの重賞に勝ちがありました。
また、連対18頭中16頭に、過去1年以内の勝ち、または重賞2着がありました。
牝馬は〔010〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔210〕、5歳〔422〕、6歳〔257〕、7歳〔100〕、8歳〔011〕。
5、6、4歳の順にいいようです。
取捨選択の最後は、小回り福島への適性の高さが決め手になるかもしれません。コース実績をしっかりチェックして下さい。


プロキオンS(日曜・阪神)
ダート1400m戦。
京都改修のため、今年は中京ではなく、阪神で施行されますが、10年には阪神で、11年には京都で行われているレース。データは過去10年で見ていきます。
1番人気は〔224〕、2番人気は〔232〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔203〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
近7年連続で、1、2番人気のいずれかが連絡み。軸は人気馬でと、データは語ります。
ステップレースは実に様々。
複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞は、交流GTのかしわ記念だけで〔110〕。2、3着の馬。
その他、交流重賞のマリーンC、北海スプリントから勝ち馬が。
フェブラリーS、交流重賞のさきたま杯、かきつばた記念、海外GUのゴドルフィンマイルから2着馬が出ています。
重賞組は、すべて掲示板確保の馬です。
OPから〔6410〕。馬券圏内3分の2の、20頭が前走OP組。
内訳は、3着以内15頭に、2番人気3頭(着順は4、6、10着)。
どちらにもあてはまらずに残るのは2頭ですが、この2頭の前々走は、共に連対を果たしていました。
格上げ初戦で連に絡んだ2頭を除くと、連対18頭中15頭にダートのOPクラスでの勝ちがあり、そのうちの13頭はダート1400mでのOPクラス勝ちでした。
連対にはダート1400mの複勝率65%以上が必要なように、この距離が得意な馬を狙いたいレースです。
牝馬は〔211〕。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔521〕、5歳〔254〕、6歳〔311〕、7歳〔013〕、8歳〔011〕。
勝ち馬は4〜6歳。
中でも4歳馬がいいようです。

 



 
 
週末の重賞……2020.7.2
ラジオNIKKEI賞(日曜・福島)
3歳馬による、芝1800mのハンデ戦。
中山で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔230〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔147〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
穴党は、3着に人気薄を持ってきたいレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔013〕。人気、着順は不問です。
ダービーから〔010〕。11着馬。
オークスから〔010〕。8着馬。
青葉賞から〔200〕。人気、着順は不問。
京都新聞杯から〔100〕。6着馬。
OPのプリンシパルSから〔211〕。連対3頭は3着以内の馬、3着馬は17着の馬でした。
白百合Sから〔120〕。3着以内の馬。
古馬混合の2勝クラスから〔102〕。人気、着順は不問。
1勝クラスから〔233〕。こちらはすべて勝ち馬です。
重賞、古馬混合の2勝クラスからは、人気、着順不問。
OPからは、基本3着以内。
1勝クラスからは、勝ち馬。
ざっくり、そう考えてよさそうです。
トップハンデは9回で13頭いて〔200〕。
勝ち馬のハンデは56.5〜54キロで、平均すると54.72キロ。
2着馬は55〜53キロで、平均54.33キロ。
3着馬は56〜53キロで、平均53.78キロ。
ハンデ53キロの馬が〔025〕。すべて6番人気以下の伏兵です。
対18頭中、16頭に芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。例外の2頭は、OPクラスに連対があった馬です。
また、連対18頭中、17頭が中2〜8週での出走。例外の1頭は、中10週で臨んだ18年の2着馬、フィエールマン。
ちなみに、今年は前走が5月2日、3日〜6月13日、14日の馬が、中2〜8週となります。
牝馬は〔010〕。
小回り福島の開幕週。イメージとしては、逃げ、先行馬有利ですが、後方待機の馬、特に捲るタイプの馬の好走も見られます。小回り適性や、展開をっかり読むようにしてみて下さい。


CBC賞(日曜・阪神)
京都競馬場の秋の改修工事に伴い、今年は中京ではなく、阪神で行われる芝1200mのハンデ戦。
実は、10年は京都、11年は阪神と、過去に他場での施行もありました。
従いまして、データは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔064〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
勝ち馬は4番人気までです。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔223〕。
ヴィクトリアマイルから〔011〕。
芝1400m時代の阪神牝馬Sから〔110〕。
マイラーズCから〔001〕。
京王杯SCから〔010〕。
海外GTのアルクオーツスプリントから〔001〕。
重賞組は、人気、着順不問です。
芝のOPから〔434〕。こちらも人気、着順は不問。
ダートのOPから〔100〕。勝ち馬でした。
3勝クラスから〔121〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬です。
前走を距離別(ダートも含む)で見てみると、1200m〔446〕、1400m〔551〕、1600m〔112〕。海外の1000m〔001〕というのもあります。
同距離または1400mからの距離短縮組が互角の成績です。
ちなみに、近6年の馬券圏内18頭は、すべて前走1200mか1400mからの馬となっています。
トップハンデは10年で10頭いて〔203〕。
勝ち馬のハンデは58.5〜53キロで、平均すると56.05キロ。
2着馬は57.5〜50キロで、平均54.65キロ。
3着馬は59〜54キロで、平均56.15キロ。
57.5キロ以上の馬は13頭出走して〔332〕。
牝馬は2キロ軽いので、55.5キロで出走した牝馬2頭の〔101〕を加えると、15頭で〔433〕。
重いハンデは力の証しと見ていいようです。
連対20頭中、2戦続けて掲示板をハズしていたのは2頭のみ。前年の勝ち馬と、GU勝ちの実績馬でした。
牝馬は〔242〕。
年齢別では、3歳〔010〕、4歳〔112〕、5歳〔644〕、6歳〔324〕、7歳〔020〕。
中でも6歳馬がいいよう。
なお、近6年の馬券圏内18頭は、すべて5歳以上の馬で占められています。
また、リピーターが多いのも特徴です。具体的に見ていきましょう。
10年勝ったヘッドライナー、翌11年2着。
10年2着ダッシャーゴーゴー、翌11年優勝、12年も3着。
12年勝ったマジンプロスパー、翌13年も連覇。
13年3着サドンストーム、15年も3着。
17年2着セカンドテーブル、翌18年3着。
18年勝ったアレスバローズ、翌19年2着。
今年は昨年の覇者、レッドアンシェルが出走予定です。
ちなみに、ヘッドライナーは10年京都、11年阪神。ダッシャーゴーゴーも、10年京都、11年阪神、12年中京と、異なる開催場での好走ですから、コース適性以上に、“夏に強い馬”がキーワードになるのかも?
最後に、連対20頭中、16頭に6〜8月の勝ちがあったことを付け加えておきたいと思います。
 



 
 
週末の重賞……2020.6.23
宝塚記念(日曜・阪神)
上半期のグランプリ。芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔241〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔535〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
波乱含みのGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔422〕。連対または1、2番人気だった馬が5頭に、4、7、10着馬。
大阪杯から〔110〕。3番人気6着馬と、2着馬。
ヴィクトリアマイルから〔023〕。連対3頭と、1番人気7着と7番人気8着の馬。
海外GTのクイーンエリザベスU世Cから〔110〕。3着以内の馬。
同じく、ドバイシーマクラシックから〔012〕。3着以内の馬。
目黒記念から〔101〕。2着馬。
鳴尾記念から〔121〕。3着以内3頭に、2番人気4着馬。
OP特別のメトロポリタンSから〔100〕。勝ち馬です。
日本馬に限れば、前走GT以外からなら4着以内必須。
また海外帰りの馬は、前走3着以内必須です。
連対20頭すべてに、GT連対またはGU勝ちがありました。
また、連対20頭中、18頭に芝2200m以上での勝ちが、例外の2頭には芝2400mでの2着がありました。
勝ち馬10頭すべてが、4月以降に1戦を消化。
阪神芝に勝ちの無い関西馬に、1着はありません。
このレースの上がり3F最速の馬が11頭(最速タイが1頭)いて、〔650〕とすべてが連に絡んでいます。内回りでも、末の確かな馬がいいということでしょう。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔325〕、5歳〔655〕、6歳〔120〕、7歳〔010〕。
5歳馬がいいよう。
また、勝ち馬10頭のうち、8頭が10番枠より外の馬。覚えておくといいかもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2020.6.17
ユニコーンS(日曜・東京)
3歳限定のダート重賞。ダート1600m戦。
データは過去10年ですが、13年は3着同着。従いまして、3着は10年で11頭となります。
1番人気は〔330〕、2番人気は〔331〕、3番人気は〔413〕。
6番人気以下〔010〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券はなし。
勝つのは3番人気までの馬です。
ステップレースを見ていきましょう。
芝のNHKマイルCから〔100〕。9着馬。
交流GUの兵庫CSから〔311〕。連対馬。
海外のUAEダービーから〔001〕。10着馬。
OP特別の青竜Sから〔133〕。連対6頭に、4着馬。
鳳雛Sから〔111〕。1番人気4着馬と、2、3馬着。
伏竜Sから〔101〕。連対馬。
昇竜Sから〔101〕。勝ち馬と、1番人気4着馬。
端午Sですが、1800m時代(11年のいぶき賞を含む)は〔021〕。連対馬。1400mに短縮されてから〔020〕。こちらも連対馬です。
2勝クラスから〔100〕。4着馬。
1勝クラスから〔103〕。すべて勝ち馬です。
条件戦からの2頭の勝ち馬には、OPクラスの経験がありました。
連対には、OPクラスの出走歴が必須ということです。
牝馬は〔120〕。
また、キャリア3戦以下の馬に馬券圏内はなく、逆にキャリア9戦以上の馬は3着まで。
今年はキャリア2戦、3戦の馬が、上位人気に推されそう。ジンクスの壁を打ち破れるか、注目です。


函館スプリントS(日曜・函館)
芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔122〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔334〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券4本。
この万馬券4本は、近6年で出たもの。波乱の度合いは高くなっているようです。
ステップレースを見ていきましょう。
桜花賞から〔200〕。人気、着順は不問です。
高松宮記念から〔121〕。3着以内3頭と、11着馬。
ヴィクトリアマイルから〔012〕。人気、着順は不問。
NHKマイルCから〔011〕。人気、着順は不問。
オークスから〔001〕。12着馬。
京王杯SCから〔201〕。人気、着順は不問。
阪神牝馬Sから〔100〕。勝ち馬。
阪急杯から〔010〕。17着馬。
OPから〔242〕。3着以内が6頭に、4着と6着の馬。
3勝クラスから〔101〕。勝ち馬と10着馬。
2勝クラス勝ち馬の〔010〕というのもあります。
連対20頭中、17頭にOPクラスでの勝ちがあり、13頭は重賞勝ち馬。
また勝ち馬10頭に絞ると、9頭にOPクラスでの勝ちがありました。残る1頭は、昨年のカイザーメランジェですが、昨年は禁止薬物検出問題に関連して、有力馬を含む6頭が競走除外。優勝にはOPクラスでの勝ちが必須と考えてもよさそうです。
連対20頭中、15頭に芝1200mでの勝ちがあり、残る5頭中4頭は芝1400mか芝1600mの重賞ウイナーでした。
牝馬は〔426〕。
最後に年齢別に見ておきましょう。
3歳〔232〕、4歳〔533〕、5歳〔313〕、6歳〔121〕、7歳〔110〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。
7歳以上の好走馬は、人気薄の函館巧者。ベテランでも、コース巧者は注意が必要です。
また、逃げ馬が〔211〕。現在、逃げ馬が連勝中であることは、頭の中に置いておきたいところです。
 



 
 
週末の重賞……2020.6.10
エプソムC(日曜・東京)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔421〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔026〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
勝ち馬は5番人気までとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
マイラーズCから〔311〕。
新潟大賞典から〔023〕。
他に、ヴィクトリアマイル、京王杯SC、GU時代の産経大阪杯から勝ち馬が。
阪神牝馬S、香港のチャンピオンズマイルから2着馬が。
中山記念、小倉大賞典から3着馬が出ています。
重賞組は基本的に人気、着順は不問ですが、重賞の中で最も好相性のマイラーズCは、4着以内または2番人気までの馬となっています。
実は、OPからの馬がよく、メイS(15年のモンゴル大統領賞を含む)から〔230〕。3着以内4頭に、1番人気9着馬。
都大路Sから〔202〕。連対3頭と、9着馬。
3勝クラスから〔011〕。こちらは勝ち馬です。
現在6年連続で、中2週または中3週の馬が勝っています。
連対20頭で見ると、17頭に芝1800mの出走経験があり、そのうち16頭に勝ち、または重賞2着がありました。
また、19頭に東京芝コースでの勝ち、またはOPクラス掲示板がありました。
さらに、18頭に重賞3着以内か、OP勝ちがあり、残る2頭は3勝クラス勝ちの舞台が東京の芝でした。
逃げ馬(4角先頭)が〔123〕。時に追い込みも決まりますが、基本、前々の馬が頑張ります。
以前は、勝ち馬のほとんどが内枠の馬でしたが、近年は真ん中から外の馬が勝っています。
牝馬は〔110〕。重賞連対実績は必須です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔862〕、5歳〔222〕、6歳〔023〕、7歳〔003〕。
4歳馬が抜けて好成績です。


マーメイドS(日曜・阪神)
牝馬限定のハンデ戦。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔584〕、2ケタ人気馬〔143〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
10年のうち、8年で2ケタ人気馬が馬券圏内に来ている、波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔012〕。人気、着順は不問。
目黒記念から〔001〕。10着馬。
阪神牝馬Sから〔002〕。5、6着馬。
OPのメイS(モンゴル大統領賞を含む)から〔201〕。6、7着馬。
大阪城Sから〔100〕。13着馬。
都大路Sから〔020〕。5、8着馬。
福島牝馬Sから〔020〕。3、6着馬。
最も好相性なのが、3勝クラスからの馬で〔523〕。3着以内の馬が7頭に、4着馬2頭、7着馬1頭です。
2勝クラスから〔131〕。3番人気までで勝った馬です。
トップハンデは10年で13頭いて〔111〕。
勝ち馬のハンデは56〜51キロで、平均すると53.3キロ。
2着馬は56〜50キロで、平均52.6キロ。
3着馬は56〜50キロで、平均53.4キロ。
55キロ以上が〔322〕、54キロ以下が〔788〕ですから、軽めのハンデの馬を中心に組み立てたいレースです。
連対20頭中、19頭に芝1800mか2000mでの勝ちがあり、残る1頭は芝1600mのGT勝ち馬です。
また、連対を果たした関西馬16頭中、阪神の芝に勝ちがあったのが14頭。関西馬なら、阪神での良績が求められるようです。
年齢別に見てみると、3歳〔000〕、4歳〔324〕、5歳〔664〕、6歳〔121〕、7歳〔001〕。
5歳馬が他を圧倒しています。
施行時期が変わった金鯱賞を除けば、勝ち馬9頭中、8頭が芝1800m戦からの馬。
重賞組に勝ちがないので、芝1800mのOPまたは条件戦を走っていた馬を、あたまに狙いたいところです。
 



 
 
週末の重賞……2020.6.3
安田記念(日曜・東京)
春のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔022〕。
6番人気以下〔545〕、2ケタ人気馬〔024〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
波乱のGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔100〕。3着馬。
高松宮記念から〔100〕。勝ち馬。
ヴィクトリアマイルから〔020〕。4、5着馬。
前年のマイルCSから〔010〕。9着馬。
大阪杯から〔001〕。勝ち馬。
ドバイデューティフリーから〔100〕。勝ち馬。
香港のチャンピオンズマイルから〔010〕。勝ち馬。
ドバイターフから〔001〕。勝ち馬。
京王杯SCから〔231〕。3着以内3頭に、1、2番人気が1頭ずつと、7着馬。
マイラーズCから〔116〕。3着以内2頭に、3番人気までが4頭と、6着、10着の馬。
GU時代の産経大阪杯から〔011〕。2着と5着の馬。
中山記念から〔010〕。3着馬。
ダービー卿CTから〔200〕。連対馬。
OP特別から〔200〕。連対馬です。
馬券圏内30頭中、前走で掲示板を外していた、または4番人気以下の馬は4頭だけ。
勝ち馬はすべて前走3着以内、または1、2番人気の馬に限られています。
連対20頭中、18頭が重賞勝ち。そのうち13頭は芝のマイル重賞勝ち馬。
残る2頭にも、マイル重賞の2着がありました。
取捨選択のポイントになるかと思います。覚えておいて下さい。
牝馬は〔012〕。
年齢別に見ていくと、3歳〔100〕、4歳〔322〕、5歳〔243〕、6歳〔424〕、7歳〔021〕。
勝つのは6歳まで。
また、過去の好走馬が再びの好走を見せるのも特徴のひとつ。
具体的に見ていきましょう。
10年3着スマイルジャック、翌11年も3着。
1年2着ストロングリターン、翌12年優勝。
12年2着グランプリボス、14年も2着。
13年2着ショウナンマイティ、翌14年3着。
15年勝ったモーリス、翌16年2着。
16年勝ったロゴタイプ、翌17年2着。
18年2着アエロリット、翌19年も2着。
今年は昨年の覇者インディチャンプと、不利あって3着のアーモンドアイが出走予定。もちろん注目の2頭です。


鳴尾記念(土曜・阪神)
芝2000m戦。
距離延長になり、6月の施行に変わったのが12年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔230〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
8年のうち7年で、1、2番人気のいずれかが連に絡んでいます。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
天皇賞・春から〔200〕。
中山記念から〔200〕。
GU時代の産経大阪杯から〔011〕。
新潟大賞典から〔133〕。
その他、京王杯SCから勝ち馬が。
ヴィクトリアマイル、小倉大賞典、海外GTの香港Cから2着馬が。
大阪杯、日経賞から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
またOPから〔212〕。こちらも人気、着順は不問です。
連対16頭中、11頭に重賞勝ちがあり、4頭にはOPクラスでの連対歴がありました。
前走成績が不問ということなら、過去の実績重視でいいのかもしれません。
牝馬は〔010〕。
関東馬も〔001〕と苦戦の傾向です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔224〕、5歳〔421〕、6歳〔222〕、7歳〔021〕。
4〜6歳の馬を中心に組み立てたいレースです。
 



 
 
週末の重賞……2020.5.27
日本ダービー(日曜・東京)
2017年生まれのサラブレッド、7262頭の頂点を決める“競馬の祭典”。
芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔313〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔331〕。
6番人気以下〔215〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
意外や波乱のGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
クラシック1冠目の皐月賞からの馬が圧倒的で〔875〕。3着以内14頭に、3番人気以内6頭。加えて、4番人気4着と5番人気5着の馬。この2頭の前々走はGU連対です。
TRの青葉賞から〔023〕。連対4頭と、3番人気6着馬。連を外した1頭の前々走はGV勝ちでした。
同じく、プリンシパルSから〔001〕。1番人気1着馬。
京都新聞杯から〔211〕。連対馬。
馬券圏内30頭のすべてが、この4つのレースからとなっています。
連対20頭中、19頭に重賞勝ちがあり、残る1頭にも重賞2着(京都新聞杯クビ差)がありました。
さらに、必須ではありませんが、連対に欲しいものを挙げておきましょう。
連対20頭中、
18頭にあるもの
芝2000m以上の重賞3着以内。
デビュー2戦目までの初勝利。
17頭にあるもの
芝2000m以上での勝ち。
キャリア4〜6戦。
16頭にあるもの
複勝率80%以上。
ちなみに、乗り替わりでの優勝は34年なし。
初騎乗での優勝は65年もありません。
キャリア3戦以下と10戦以上の馬の馬券圏内はなし。
皐月賞4着以下から連対を果たした馬は5頭いて、そのうち4頭が勝ち馬から0秒4差。
最も好相性の皐月賞組。取捨選択の参考にして下さい。


目黒記念(日曜・東京)
芝2500mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔132〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔546〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
馬券圏内30頭中、半分の15頭が6番人気以下。波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔111〕。2ケタ着順の馬。
有馬記念から〔001〕。13着馬。
AJCCから〔010〕。1番人気7着馬。
日経賞から〔010〕。3着馬。
日経新春杯から〔001〕。勝ち馬。
阪神大賞典から〔001〕。4着馬。
新潟大賞典から〔201〕。4着馬2頭に、11着馬。
ダイヤモンドSから〔101〕。3番人気6着の馬と、2着馬。
OPから〔443〕。掲示板9頭と6着馬2頭。2戦続けて掲示板を外した馬はいません。
中でもメトロポリタンS組が〔223〕です。
3勝クラスから〔230〕。勝ち馬4頭と、12着馬。
2勝クラス勝ち馬の〔001〕というのもあります。
トップハンデは10年で24頭いて〔101〕。
勝ち馬のハンデは58〜51キロで、平均すると55キロ。
2着馬は57〜51キロで、平均55.15キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均55.15キロ。
幅広いハンデの馬が馬券に絡んでいます。
連対20頭中、18頭に芝2300m以上での勝ち、またはOPクラス2着がありました。
牝馬は〔010〕。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔223〕、5歳〔371〕、6歳〔212〕、7歳〔203〕、8歳〔101〕。
7歳以上の7頭中、6頭が7番人気以下。人気薄のベテランに注意が必要です。


葵S(土曜・京都)
3歳限定の芝1200m戦。
重賞に格上げされたのが、18年のこと。従いまして、データは過去2年です。
18年は2着同着。9、6・2番人気で、馬連6980円と4700円。
19年は1、13、2番人気で、馬連6390円。
過去10年で見ても、毎年6番人気以下の馬が馬券圏内に来ています。
馬券圏内6頭中、5頭にOPクラスの芝1400m以下のレースに、連対歴がありました。
また、前走芝1400m以上で1秒以上負けた馬、今年は不在ですが、前々走でダートの昇竜Sを走っていた馬が連に絡んでいます。
牝馬が〔211〕。重賞昇格前から、牝馬の好走が目立ちます。
狙いは“内の先行馬”。
それが牝馬なら、人気薄でも穴と狙ってみるのが面白いかと思います。
 



 
 
週末の重賞……2020.5.20
オークス(日曜・東京)
牝馬によるマイル女王決定戦。芝1600m戦。
牝馬クラシック2冠目。芝2400m戦。
データは10年ですが、2010年は1着同着。従いまして、1着は11頭、2着は9頭です。
1番人気は〔521〕、2番人気は〔124〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。

1番人気が4連勝中。かつ、6年連続連対中です。 ステップレースを見ていきましょう。
桜花賞から〔745〕。3着以内が13頭に、1、2、4番人気だった馬が1頭ずつ。
皐月賞から〔001〕。11着馬。
TRのフローラSから〔144〕。3着以内8頭と、1番人気だった馬が1頭。
忘れな草賞から〔300〕。1、2番人気で勝った馬。
TRのスイートピーSから〔010〕。2番人気1着馬です。
馬券圏内30頭中、前走で3着を外したのは5頭。そのすべてが、前々走では重賞勝ち。
この高いハードルは、覚えておきたいところです。
馬券圏内30頭中、前走が桜花賞以外の馬は14頭。そのすべてに芝1800m、芝2000mのOPクラス勝ち、または同距離の重賞3着以内がありました。
東京コースの実績を見ると、連対20頭中14頭に芝での勝ち、または重賞2着があり、残る6頭は東京未経験の関西馬でした。
連対にあったらいいものとしては、次の3つ。
重賞連対実績(16頭)。
複勝率80%以上(15頭)。
騎手の継続騎乗(17頭)。
また、キャリア2戦の馬と、9戦以上の馬の馬券圏内はありません。
人気の1頭、デゼルはこのジンクスに挑むことになりますが、果たして?


平安S(土曜・京都)
ダ1900m戦。
距離が変更になり、5月の施行となったのが13年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔400〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔031〕。 6番人気以下〔141〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
2番人気の馬券圏内はありません。
ステップレースを見ていきましょう。
フェブラリーSから〔101〕。2着馬と3番人気10着馬。
交流GUのダイオライト記念から〔110〕。勝ち馬。
アンタレスSから〔333〕。掲示板6頭に、6、12、16着馬。
交流GVのマリーンCから〔011〕。連対馬。
マーチSから〔010〕。5着馬。
OPの仁川Sから〔110〕。勝ち馬と5番人気11着馬。
同じく、ブリリアントSから〔102〕。掲示板2頭に、1番人気14着馬。
馬券圏内21頭のうち、2戦続けて掲示板を外した馬は1頭だけ。それも1戦は6着でした。
また、すべてが2月以降にレースを使っていました。長期休養明けは割引が必要なよう。
連対に欲しいのは、ダート1800m以上のOPクラス(交流重賞含む)での勝ち(12頭)。
また、馬券圏内21頭のすべてが関西馬です。
牝馬は〔011〕。
年齢別に見ていくと、4歳〔421〕、5歳〔222〕、6歳〔121〕、7歳〔012〕、8歳〔001〕。
若い順にいいようです。

 



 
 
週末の重賞……2020.5.12
ヴィクトリアマイル(日曜・東京)
牝馬によるマイル女王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔456〕、2ケタ人気馬〔133〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
その万馬券は3万馬券と4万馬券。
さらに15年は3連単が2070万円ですから、大波乱の牝馬GTです。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔101〕。共に1番人気で、3着と13着の馬。
海外GTのドバイシーマクラシックから〔100〕。2着馬。
同じくドバイワールドCから〔010〕。3番人気8着馬。
阪神牝馬Sから〔444〕。掲示板8頭に、3番人気2頭、5、6番人気が1頭ずつです。
GU時代の産経大阪杯から〔111〕。4番人気6着、3番人気7着、4番人気3着の馬。
マイラーズCから〔100〕。4着馬。
中山牝馬Sから〔212〕。勝ち馬または4番人気までの馬。
福島牝馬Sから〔012〕。掲示板確保の馬。
京都牝馬Sから〔010〕。勝ち馬。
ダービー卿CTから〔010〕。2着馬。
すべて前走は重賞組。さらに、馬券圏内30頭のうち29頭までもが、3月以降の重賞から。例外の1頭も1月末の京都牝馬Sから2着というのがあるだけ。
アーモンドアイ、ラヴズオンリーユーは、そのジンクスに挑みます。
ちなみに、阪神牝馬Sが1400mから1600mに距離が延長されたのが、16年のこと。
それからの4年間で〔323〕と、相性の良さは格段にUPしています。
内訳は、掲示板7頭と、3番人気9着馬。
今年も、真っ先にチェックが必要なステップレースです。
連対20頭中、18頭に重賞勝ちがあり、残る2頭にも2、3着がありました。重賞好走歴は必須です。
また、連対20頭中、前走3着以内はわずかに6頭。3着を外していても、過去にGT3着以内があるか、前々走で重賞連対の馬なら巻き返し可。このパターンは13頭もいます。
例外の1頭も、前走は重賞4着の馬でした。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔673〕、5歳〔225〕、6歳〔112〕、7歳〔100〕。
若い順にいいようです。


京王杯スプリングC(土曜・東京)
芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔200〕、2番人気は〔124〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔254〕、2ケタ人気馬〔221〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
1000円台も1回もない、波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔302〕。人気、着順は不問。
1400m時代の阪神牝馬Sから〔100〕。10着馬。
マイラーズCから〔021〕。人気、着順は不問。
阪神Cから〔001〕。勝ち馬。
東京新聞杯から〔231〕。掲示板5頭に、3番人気13着馬。
ダービー卿CTから〔222〕。掲示板5頭に、10番人気10着馬。
京都牝馬Sから〔010〕。2着馬。
OPから〔112〕。人気、着順は不問。
3勝クラスから〔111〕。こちらは勝ち馬です。
GT、GUは人気、着順不問。GVはそのほとんどが、掲示板確保または上位人気だった馬。
ただ、難しいのはOP特別やリステッド競走になると、また人気、着順が不問になるあたりでしょう。
牝馬は〔110〕。
年齢別に見ておくと、4歳〔303〕、5歳〔434〕、6歳〔143〕、7歳〔120〕、8歳〔110〕。
牝馬と8歳馬は、人気薄での好走が目立ちます。精査が必要かもしれません。
東京コースはスタミナも求められます。マイル以上もこなすような伏兵を探してみて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2020.5.7
NHKマイルC(日曜・東京)
3歳のマイルチャンピオン決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔500〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔247〕、2ケタ人気馬〔133〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。
上位人気馬が頑張っている割に、高配当続出。
近8年で、7年は9番人気以下の馬が馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
皐月賞から〔212〕。人気、着順は不問です。
桜花賞から〔200〕。掲示板確保の馬。
ニュージーランドTから〔413〕。3着以内5頭に、4番人気3頭。
スプリングSから〔011〕。人気、着順は不問。
弥生賞から〔001〕。12着馬。
毎日杯から〔130〕。連対3頭に、4着馬1頭。
アーリントンCから〔112〕。3着以内の馬。
ファルコンSから〔010〕。勝ち馬。
フラワーCから〔010〕。勝ち馬。
京成杯から〔001〕。1番人気10着馬。
OPから〔020〕。1着と4着の馬。
馬券圏内30頭のすべてが、前走OPクラスから。
連対20頭中、17頭に重賞連対歴があり、残る3頭にはOPでの勝ちがありました。
また、連対20頭中15頭に芝1600mの勝ち、または芝1600mの重賞2着がありました。
マイル以上での好走実績は欲しいところです。
連対20頭中、15頭が新馬勝ち。年明けデビューなら、全勝かつ重賞勝ちが必須のよう。
牝馬は〔220〕。
キャリア2戦以下、逆に10戦以上の馬に、馬券圏内はありません。


新潟大賞典(日曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔013〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔230〕。
6番人気以下〔355〕、2ケタ人気馬〔141〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
波乱のハンデ重賞です。
ステップレースは実に様々。まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GU時代の産経大阪杯から〔111〕。
中山記念から〔020〕。
小倉大賞典から〔102〕。
他にも、ダートGTのフェブラリーSから勝ち馬が。
有馬記念、AJCC、ダービー卿CT、中山金杯、函館記念から2着馬が。
日経賞、東京新聞杯から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OPから〔413〕。連対7頭に、3着馬1頭。
3勝クラスから〔102〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
トップハンデは10年で18頭いて〔231〕。
勝ち馬のハンデは57〜54キロで、平均すると55.85キロ。
2着馬は57.5〜54キロで、平均56.3キロ。
3着馬は56.5〜55キロで、平均55.8キロ。
勝つのは57キロまで。54キロ以下の馬券圏内はありません。
連対20頭すべてに、芝2000mの勝ち、または芝2000mのOPクラスでの掲示板がありました。
牝馬は〔000〕。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔323〕、5歳〔322〕、6歳〔133〕、7歳〔232〕、8歳〔100〕。
まんべんなくのイメージかと思います。


京都新聞杯(土曜・京都)
3歳馬による、芝外回り2200m戦。
ダービーへの“東上最終切符”とも言われるレース。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔240〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
人気馬も、人気薄も好走する、難解なレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
皐月賞から〔111〕。人気、着順は不問です。
スプリングSから〔010〕。7着馬。
弥生賞から〔001〕。5着馬。
毎日杯から〔202〕。掲示板3頭に、7着馬1頭。
共同通信杯から〔100〕。2番人気10着馬。
きさらぎ賞から〔001〕。3着馬。
OPから〔021〕。掲示板確保の馬。
1勝クラスからが最もよく〔654〕。連対12頭に、1番人気1頭、4着と6着の馬が1頭ずつです。
初勝利を挙げてすぐの馬の馬券圏内はありません。
連対20頭中、15頭に芝2000m以上での勝ち、または芝2000m以上のOPクラスでの3着以内があり、残る5頭にも芝1800mでの連対歴がありました。つまり、1800m未満にしか好走歴がない馬は苦戦ということです。
また、連対20頭中、10頭にOPクラスの3着以内があり、9頭には1勝クラスでの連対歴が。ここが、連対のためのボーダーラインということでしょう。
キャリア2戦以下は3着に1頭のみ。逆に9戦以上の馬の馬券圏内はありません。
クラスに関係なく、2戦続けて連を外していたのは1頭のみ。その馬も、1つはGT3着でした。2戦続けて好走を逃している馬は、苦戦の傾向にあると覚えておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2020.4.28
天皇賞・春(日曜・京都)
芝3200m戦。
過去10年、1番人気は〔210〕、2番人気は〔502〕、3番人気は〔040〕。
6番人気以下〔235〕、2ケタ人気馬〔113〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
ちょいとひと捻りのイメージでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
GTになってからの大阪杯から〔110〕。勝ち馬と4番人気13着馬。
U時代の産経大阪杯から〔220〕。3着以内の馬。
阪神大賞典から〔325〕。3着以内が7頭に、4、6、10着の馬。
日経賞から〔222〕。連対5頭と、2番人気5着馬。
京都記念から〔111〕。連対2頭と、4着馬。
AJCCから〔100〕。2着馬。
日経新春杯から〔010〕。勝ち馬。
ダイヤモンドSから〔010〕。勝ち馬。
OPから〔001〕。11着馬。
他に、海外GTのドバイワールドC2着馬の〔001〕というのもあります。
馬券圏内30頭すべてが年内に1走以上していました。
連対で見ると、連対20頭のすべてにGTまたはGUでの連対歴があり、18頭はGT3着以内を持つ馬です。
連対20頭中、13頭に芝3000m以上のGTでの3着以内があり、残る7頭は4着以下でも勝ち馬と0秒5差以内、または芝2400mでのGT連対歴がありました。加えて、この7頭の前走は重賞で3着以内です。
牝馬は〔000〕。
年齢別で見ていくと、4歳〔425〕、5歳〔430〕、6歳〔232〕、7歳〔013〕、8歳〔010〕。
勝ったのは4〜6歳の3世代。
勝ち馬10頭は、すべて12番枠より内の馬。覚えておくとよさそうです。


青葉賞(土曜・東京)
芝2400mのダービーTR。上位2着までの馬に、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔423〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔432〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
1番人気の馬券圏内が90%もある割には、大きな配当もチラホラ。波乱含みと言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
弥生賞から〔210〕。4、6、7着の馬。
スプリングSから〔110〕。7、6着の馬。
京成杯から〔010〕。2着馬。
毎日杯から〔001〕。3着馬。
OPから〔101〕。勝ち馬と、2番人気7着馬。
最も好相性なのが、1勝クラスからの馬で〔678〕。勝ち馬18頭に、2、3、4着馬がそれぞれ1頭ずつです。
前走1勝クラスで、芝2000m以下だった馬は、3着に1頭だけです。
連対20頭すべてに芝2000m以上の出走歴があり、そのうち19頭にそこでの勝ちがありました。残る1頭は芝2000mの重賞に4着があった馬です。
キャリア1戦は2着まで。
逆にキャリア8戦以上の馬に、馬券圏内はありません。
好相性の1勝クラスからのうち、アザレア賞勝ち馬は、近5年で〔301〕。
大寒桜賞勝ち馬は、近7年で〔132〕。
積極的に狙ってみたいですね。
 



 
 
週末の重賞……2020.4.23
フローラS(日曜・東京)
3歳牝馬による芝2000mのオークスTR。上位2着までの馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔410〕、2番人気は〔142〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔133〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
11年には馬連10万馬券。大波乱もあるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
フラワーCから〔133〕。掲示板6頭に、6着馬。
クイーンCから〔002〕。掲示板確保の馬。
OPのアネモネSから〔100〕。勝ち馬。
1勝クラスからが最もよく〔664〕。連対12頭に、4、6、8、9着の馬。
未勝利勝ちから〔211〕。
連対20頭中、18頭に芝1800m以上の出走歴があり、うち16頭に勝ちが、1頭に2着がありました。
例外の2頭は、芝1600mを連勝中で、かつ3着以下が無かった馬です。
また、キャリア2戦以下だった馬の好走は、14年にキャリア2戦で勝ったサングレアルのみ。基本的には、キャリア3戦は欲しいところ。
勝ち馬10頭中、上がり最速が7頭、2位が2頭ですから、開幕週でも決め手勝負。牝馬らしいキレを持つ馬を狙いたいレースです。
なお、東京の芝2000mは外枠不利。勝ち馬10頭中、7頭が8番枠より内の馬。残る3頭は、12、15、18番枠ですが、人気は1、1、3番人気。外枠の不利をはねのけるだけの実力があるかどうかが、カギになりそうです。


マイラーズC(日曜・京都)
芝外回りの1600m戦。
京都に移ったのが12年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔122〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔123〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
1〜3番人気の馬が1頭は馬券圏内にはいます。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔001〕。2着馬。
海外の香港マイルから〔101〕。人気、着順は不問です。
阪神Cから〔200〕。2着と3着の馬。
中山記念から〔100〕。2着馬。
金鯱賞から〔100〕。勝ち馬。
スワンSから〔010〕。2着馬。
東京新聞杯から〔023〕。3着まで、または1、2番人気だった馬。
阪急杯から〔020〕。2着と7着の馬。
京都金杯から〔002〕。勝ち馬。
ダービー卿CTから〔001〕。14着馬。
OPから〔230〕。連対もしくは1番人気だった馬。
前走が国内のレースだった馬券圏内の22頭中、19頭が連対もしくは1、2番人気。残る3頭は、3番人気3着、7番人気7着、11番人気14着の馬でした。
連対16頭中、12頭に芝1600mの重賞3着以内またはOP勝ちがあり、2頭は芝1600mで2勝以上+4着以内なし。残る2頭は、ここが初めての芝1600m戦でした。
さらに連対16頭中、14頭に京都芝外回りコースでの勝ち、または同コースの重賞での連対がありました。
牝馬は〔000〕。
中3週以内で臨んだ馬に勝ちはありません。覚えておいて下さい。


福島牝馬S(土曜・福島)
牝馬限定の芝1800m戦。
新潟で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔231〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔214〕、2ケタ人気馬〔104〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1〜3番人気が1頭も連に絡まなかったのは1回だけです。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが中山牝馬S組で〔773〕。人気、着順は不問です。
次に、愛知杯から〔200〕。こちらも人気、着順は不問。
阪神牝馬Sから〔001〕。11着馬。
京都牝馬Sから〔001〕。9着馬。
OPから〔001〕。12着馬。
3勝クラスから〔013〕。人気、着順は不問。
2勝クラス勝ち馬の〔010〕というのもあります。
連対18頭中、17頭には芝1800mでの勝ち、または同距離の重賞での3着以内があり、例外の1頭は前走が中山牝馬Sで勝ち馬から0秒2差でした。
また、連対18頭中、15頭には重賞3着以内があり、残る3頭にはOPでの掲示板がありました。
年齢別では、4歳〔142〕、5歳〔554〕、6歳〔203〕、7歳〔100〕。
5歳馬がいいようです。
最後に、好走馬の多くを輩出している中山牝馬Sを詳しく見てみると、1着または勝ち馬から0秒2差だった馬が〔642〕。
加えて、ハンデ52キロ以下だった馬は〔011〕。
取捨選択の参考にしてみて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2020.4.16
皐月賞(日曜・中山)
3歳牡馬クラシック第1弾。芝2000m戦。
東京で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
近4年は、8、3番人気、9、4番人気、7、9番人気、1、4番人気のワンツー。
波乱の度合いが高くなってきた感があります。
ステップレースを見ていきましょう。まずは3つのTRから。
スプリングSから〔212〕。連対馬。
弥生賞から〔142〕。3着以内の馬が5頭に、4着馬が2頭。4着だった2頭は、前々走では1着でした。
若葉Sから〔031〕。連対馬。
共同通信杯からの馬がよく〔401〕。勝ち馬4頭に、2着馬1頭。
ホープフルSから〔100〕。勝ち馬。
毎日杯から〔100〕。勝ち馬。
アーリントンCから〔010〕。勝ち馬。
京成杯から〔002〕。勝ち馬。
きさらぎ賞から〔001〕。勝ち馬です。
前走はすべて4着以内。連対を外して馬券に絡んだのは、弥生賞組だけです。
また、前走5番人気以下も1頭のみ。その馬の前走は6番人気でした。
連対18頭中、16頭が前走1着または1番人気。
同様に、16頭が前走2着以内の馬。
さらに、連対18頭中、16頭に重賞またはOPクラスでの勝ちがあり、残る2頭は重賞2着+1勝クラスV。
ちなみに、1勝馬は3着に1頭いるだけです。
連対18頭すべてに、芝1800m以上での勝ちがありました。
芝1800m未満にしか勝ちがない馬は、3着に1頭いるだけです。
連対18頭中、17頭は掲示板を外したことがなく、連対率も出来れば75%は欲しいところ。
中9週以上空けた馬で、連に絡んだのは、昨年の勝ち馬サートゥルナーリアのみです。
キャリア3〜5戦の馬で8勝。
キャリア2戦以下、逆に8戦以上の馬の馬券圏内はありません。
取捨選択の参考にしてみて下さい。


アンタレスS(日曜・阪神)
ダート1800m戦。
阪神での施行に変わったのが、12年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔411〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔123〕。
6番人気以下〔221〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気のいずれか1頭が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
JCダートを含む、チャンピオンズCから〔110〕。人気、着順は不問。
フェブラリーSから〔010〕。3着馬。
地方交流のダイオライト記念から〔011〕。連対馬。
東海Sから〔003〕。人気、着順は不問。
地方交流の名古屋大賞典から〔430〕。3着以内6頭と、1番人気4着馬。
平安Sから〔100〕。勝ち馬。
マーチSから〔023〕。人気、着順は不問。
OPクラスの仁川Sから〔200〕。勝ち馬。
同じく、総武Sから〔001〕。13着馬です。
馬券圏内は、前走すべてOPクラスを走っていた馬に限られます。
連対16頭中、14頭にOPクラスのダート1800m〜2000mでの勝ちがありました。
また、連対16頭中、15頭にOPクラス3着以内がありました。
牝馬は〔000〕です。
最後に年齢別に見ていくと、4歳〔142〕、5歳〔611〕、6歳〔124〕、7歳〔011〕。
6、7歳で連対した馬は、前走連対馬のみ。3着に広げても、例外は1頭だけです。


アーリントンC(土曜・阪神)
3歳馬による芝1600m戦。NHKマイルCのTRで、上位3着までに優先出走権が与えられます。
TRになり、施行時期が4月に移ったのが、18年のこと。従いまして、データは過去2年です。
18年は1、3、4番人気の1〜3着で、馬連1050円。
19年は12、7、11番人気で、馬連36120円。3連単は1361140円!
対照的な結果となっています。
どちらにも共通しているのが、勝ったのは前走重賞出走馬だということ。
また、重賞以外からなら、クラスに関係なく、馬券圏内には前走勝ちが必要だということ。
牝馬は〔100〕。
今年はどちらのアーリントンC?楽しみです。
 



 
 
週末の重賞……2020.4.9
桜花賞(日曜・阪神)
牝馬クラシック第1弾。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔430〕、3番人気は〔123〕。
6番人気以下〔224〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
1〜3番人気が1頭も連に絡まなかったのは1回だけです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは3つのTRから。
チューリップ賞から〔666〕。3着以内が13頭、1、2番人気だった馬が3頭。残る2頭は、4番人気6着と8番人気8着の馬。どちらも桜花賞では3着でした。
フィリーズレビューから〔102〕。連対馬。
OPのアネモネSからの馬券圏内はありません。
朝日杯FSから〔100〕。3着馬。
シンザン記念から〔100〕。勝ち馬。
クイーンCから〔021〕。勝ち馬。
フラワーCから〔011〕。勝ち馬。
阪神JFから〔010〕。2着馬。
OPのエルフィンSから〔100〕。勝ち馬。
朝日杯FS、チューリップ賞以外からなら、連対必須。
TR以外の4着以下からの馬券圏内はありません。
連対20頭すべてに、重賞連対またはOPの勝ちがありました。
また、連対20頭中19頭に、芝1600mでの勝ちまたは芝1600mの重賞での3着以内がありました。
さらに連対20頭中19頭が、デビュー2戦目までに勝ち上がっていました。
馬券圏内30頭すべてが、キャリア3〜6戦の馬。裏を返せば、キャリア2戦以下または7戦以上の馬の馬券圏内はないということです。
勝ち馬の馬体重は452キロ以上。前走448キロまでとなっています。
最後に枠順ですが、6〜13番枠で9勝。
内枠が不振で、1〜5番枠は2着1頭、3着2頭のみとなっています。
覚えておくとよさそうです。


阪神牝馬S(土曜・阪神)
牝馬限定の芝1600m戦。
1400mから1600mに距離変更になったのが、16年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔021〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
両極端な結果となっています。
有馬記念から〔100〕。5着馬。
JCから〔010〕。3番人気8着馬。
京都牝馬Sから〔111〕。3着以内の馬。
東京新聞杯から〔101〕。勝ち馬。
中山牝馬Sから〔100〕。2番人気14着馬。
京都金杯から〔001〕。3着馬。
3勝クラスから〔021〕。勝ち馬。
有馬記念5着以外は、3着以内または3番人気以内。
有馬記念5着馬も含む、前走3着を外していた3頭の前々走は、重賞3着以内でした。
連対には、重賞経験があれば連対必須です。
最後に年齢別で見ておきましょう。
4歳〔232〕、5歳〔110〕、6歳〔102〕。
好走は、この3世代に限られています。


ニュージーランドT(土曜・中山)
芝1600mの3歳重賞。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔112〕。
連3ケタ2回に、万馬券2本。
2本の万馬券は2万馬券です。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリングSから〔100〕。4着馬。
弥生賞から〔010〕。4着馬。
チューリップ賞から〔010〕。3番人気9着馬。
ファルコンSから〔313〕。4着以内5頭に、2番人気と4番人気の馬。
アーリントンCから〔102〕。3着以内の馬。
シンザン記念から〔100〕。勝ち馬。
きさらぎ賞から〔100〕。5着馬。
共同通信杯から〔010〕。5番人気8着馬。
京成杯から〔001〕。3番人気13着馬。
OPクラスから〔011〕。1着と4着の馬。
1勝クラスから〔142〕。勝ち馬6頭に、2着馬1頭。
未勝利戦から〔100〕。1番人気1着馬でした。
牝馬は〔012〕。
前走をまとめると、馬券圏内27頭中、25頭が4着以内または3番人気以内。残る2頭は、4番人気と5番人気の馬でした。
狙いは、勢いと好素材ということかもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2020.4.2
大阪杯(日曜・阪神)
芝2000m戦。
GTに昇格したのが、2017年のこと。従いまして、データは過去3年です。
17年は1、7、4人気の1〜3着で、馬連2320円。
18年は1、6、2番人気で、馬連2930円。
19年は9、2、4番人気で、馬連3680円。
毎年、1、2番人気のいずれかと、6番人気以下の伏兵が連絡み。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔110〕。2着と5着の馬。
金鯱賞から〔211〕。掲示板確保が3頭に、3番人気6着馬。
中山記念から〔010〕。1番人気5着馬。
京都記念から〔001〕。2着馬。
神戸新聞杯から〔001〕。勝ち馬でした。
馬券圏内9頭すべてが、GTまたはGUから。
これは、GU・産経大阪杯時代の過去10年で見ても、GT、GU以外からの馬券圏内は3頭だけです。
さらに、掲示板確保が8頭に、6着馬1頭。前走で大きく崩れた馬の巻き返しはありません。
前走の人気を見ると、9頭すべてが3番人気まで。
また、馬券圏内9頭すべてに重賞勝ちがありました。
連対で見ると、GT連対必須。かつ、芝2000m以上の勝ちか、芝2000mのGTに2着がありました。
勝ち馬に絞れば、加えて阪神芝での勝ち、または阪神芝での重賞2着が必須となります。
牝馬は〔000〕。過去10年でも〔101〕。どちらも4番人気に推されていた馬です。
年齢別で見ておくと、4歳〔112〕、5歳〔211〕、6歳〔010〕。
サンプルは少ないのですが、勝つのは4歳、5歳の2世代。
極端な脚質に好走は見られません。先行、好位差しがいいようです。


ダービー卿CT〔土曜・中山〕
芝1600mのハンデ戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔120〕、2番人気は〔103〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。
毎年4番人気以内の馬が連に絡んでいるものの、波乱含みのハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
海外GTの香港Cから〔001〕。
中山記念から〔013〕。
阪神Cから〔010〕。
阪急杯から〔210〕。
京都牝馬Sから〔100〕。
東京新聞杯から〔011〕。
ターコイズSから〔010〕。
小倉大賞典から〔001〕。
牝馬重賞は2着と1番人気とアピールポイントがありましたが、牡馬の重賞は人気、着順不問です。
OP特別の東風Sから〔231〕。3着以内5頭と、2番人気4着馬。
ニューイヤーSから〔001〕。2着馬。
3勝クラスから〔411〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。
トップハンデは9回で12頭いて〔110〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜53キロで、平均すると55.56キロ。
2着馬は58〜55キロで、平均56キロ。
3着馬は57.5〜54キロで、平均55.39キロ。
58、57.5キロの馬は、当日4番人気までに推されれば、馬券圏内も可能なよう。
馬券圏内27頭中、前走が国内のレースだった馬は、すべて芝1400、1600、1800mから。
加えて、全馬に芝1600mでの勝ちがありました。
さらに、前走3勝クラスからの馬以外は、重賞3着以内、またはOPクラスの勝ちが必須です。
牝馬は〔110〕。5番人気と3番人気の馬。
最後に年齢別で見ていくと、4歳〔242〕、5歳〔626〕、6歳〔121〕、7歳〔010〕。
5歳馬の好走が目立ちます。
 



 
 
週末の重賞……2020.3.25
高松宮記念(日曜・中京)
今年最初の芝のGT競走。芝1200m戦。
中京コースが改修されたのが、12年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔203〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔222〕。
6番人気以下〔033〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
勝つのは5番人気までの馬です。
ステップレースを見ていきましょう。
外国馬の〔100〕を除き、日本馬の勝ち馬を輩出しているレースは3つ。
シルクロードSから〔322〕。連対5頭に、1番人気5着と5番人気15着の馬。
阪急杯から〔321〕。3着以内5頭に、1番人気7着の馬。
オーシャンSから〔124〕。掲示板6頭に、3番人気9着の馬。
他では、ダートのフェブラリーSから〔010〕。5着馬。
香港スプリントから〔001〕。11着馬。
京都牝馬Sから〔010〕。勝ち馬です。
連対16頭中、13頭が重賞勝ち馬。残る3頭には、芝1200mの重賞で2着がありました。
別の見方では、連対16頭中、14頭に芝1200mの重賞で3着以内があり、残りの2頭は芝1200mが未経験で、かつ芝1400mの重賞に勝ちがありました。
さらに別の見方をすると、芝1400m以下の重賞に連対歴のない馬は3着に1頭だけ。連対には、芝1400m以下の重賞の連対歴が必須ということです。
ふるいにかけてみて下さい。
また、過去8年の勝ち馬は、すべて11番枠より内の馬。覚えておきましょう。
さらに、年明け初戦は3着に1頭だけ。
逃げ馬は3着に1頭のみ、追い込み馬も2着に1頭のみです。
牝馬は〔123〕。当日3番人気までに推されていた馬が5頭、10番人気馬が1頭です。
年齢別では、4歳〔304〕、5歳〔422〕、6歳〔062〕、7歳〔100〕。
この7歳馬は香港馬ですから、日本馬で馬券に絡んだのは6歳まで。
勝ち馬に限れば、「当日5番人気までに推された4、5歳馬」。
「前走はシルクロードS、阪急杯、オーシャンSのいずれかを走っており、連対もしくは1番人気だった馬」。
「牝馬なら2番人気まで」。
「11番枠より内の馬」。
取捨選択の参考にして下さい。


マーチS(日曜・中山)
ダート1800mのハンデ戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔011〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔544〕、2ケタ人気馬〔123〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
1000円台もない、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
フェブラリーSから〔200〕。
旧JCダートから〔001〕。
平安Sから〔100〕。
みやこSから〔010〕。
地方交流のダイオライト記念から〔100〕。
同じく佐賀記念から〔101〕。
中央の重賞なら人気、着順は不問。地方交流重賞なら3着以内です。
OP特別の総武Sから〔240〕。6着以内の馬。
仁川Sから〔113〕。4着以内の馬。
フェアウェルSから〔010〕。勝ち馬。
師走Sから〔001〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔112〕。勝ち馬。
韓国のレースから〔010〕。また地方所属馬の〔001〕というのもあります。
トップハンデは9回で14頭いて〔220〕。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると56.28キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均55.94キロ。
3着馬も58〜54キロで、平均55.94キロ。
連対18頭中、14頭にダ1800mでの勝ちがあり、残る4頭にはダ1600mで、OP特別か3勝クラスの勝ちを含む、2勝以上の勝ちがありました。
また、18頭中16頭にはOPクラスでの掲示板があり、例外の2頭はOPクラス未経験の馬でした。
牝馬は〔000〕。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔132〕、5歳〔213〕、6歳〔541〕、7歳〔112〕、8歳〔001〕。
6歳馬がいいようです。


日経賞(土曜・中山)
芝2500m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1000円台がなく、どちらかと言えば、波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔232〕。人気、着順は不問。
ジャパンCから〔110〕。人気、着順は不問。
菊花賞から〔010〕。2着馬。
日経新春杯から〔301〕。連対3頭と、9着馬。
AJCCから〔112〕。掲示板確保の馬。
京都記念から〔020〕。共に6着馬。
中山記念から〔002〕。4着以内の馬。
ステイヤーズSから〔001〕。5着馬。
ダイヤモンドSから〔100〕。15着馬。
小倉大賞典から〔001〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔110〕。勝ち馬です。
連対18頭中、14頭に芝2400mまたは芝2500mの重賞での3着以内があり、残る4頭中3頭は同距離で2勝以上が。例外の1頭には中山芝での勝ちがありました。
また、前走で2000m以下のレースを走っていた馬は、3着までとなっています。
牝馬は〔001〕。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔451〕、5歳〔213〕、6歳〔212〕、7歳〔112〕、8歳〔001〕、9歳〔010〕。
若い順にいいようです。


毎日杯(阪神・土曜)
3歳馬による芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔413〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔232〕。
6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気のいずれかが連に絡む、堅めの決着となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
共同通信杯から〔401〕。4着以内4頭に、2番人気6着の馬。
シンザン記念から〔200〕。勝ち馬と、2番人気6着馬。
きさらぎ賞から〔121〕。4着以内3頭に、4番人気6着馬。
弥生賞ディープインパクト記念から〔102〕。人気、着順は不問です。
アーリントンCから〔020〕。1番人気5着と2番人気7着の馬。
OP特別から〔002〕。3着以内の馬。
芝の1勝クラスから〔244〕。連対または1番人気に推されていた馬。
ダートの1勝クラスから〔010〕。1番人気2着馬。
新馬勝ちから〔010〕。1番人気2着馬です。
芝未経験馬1頭を除く、連対19頭中、14頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、5頭に芝1600mでの2勝以上、あるいは芝1600mでの勝ちとOPクラス3着以内がありました。
2勝馬はOPクラスでの成績が不問でも、1勝馬は8頭中6頭に重賞での掲示板がありました。1勝馬には必須ではありませんが、重賞の好走歴が欲しいということでしょう。
牝馬は〔000〕。
また、キャリア1戦の馬は2着までです。覚えておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2020.3.19
スプリングS(日曜・中山)
皐月賞TR。芝1800m戦。上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔242〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔115〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
1、2番人気の、どちらも連に絡まなかったのは1回だけ。その時も1番人気は、3着には来ていました。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔222〕。勝ち馬4頭に、3番人気で2、4着の馬。
GU時代のホープフルSから〔001〕。2着馬。
共同通信杯から〔120〕。3着以内の馬。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔100〕。3着馬。
きさらぎ賞から〔011〕。勝ち馬と、3番人気4着の馬。
OP特別から〔002〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔543〕。連対11頭に、3番人気5着馬も1頭。
馬券圏内27頭すべてが、前走掲示板確保の馬。中でも、24頭が3着以内の馬でした。
連対で見ると、18頭中7頭が重賞勝ちの馬。2頭にはOP特別勝ちが、8頭に1勝クラスでの勝ちがありました。例外の1頭には、1勝クラスの2着がありました。
また、17頭に芝1600m以上での勝ちがあり、残る1頭には朝日杯FSでの4着がありました。
さらに、17頭が中4週以上、間を空けての出走。中2週以内の馬は〔001〕となっています。
キャリア1戦の馬に、馬券圏内はありません。覚えておいて下さい。


阪神大賞典(日曜・阪神)
芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔622〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔312〕。
6番人気以下〔022〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券なし。
馬連の最高配当は、1、6番人気で決まった昨年の2700円。
1番人気は馬券圏内100%ですから、堅い決着が続きます。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔451〕。
ジャパンCから〔001〕。
日経新春杯から〔203〕。
AJCCから〔200〕。
京都記念から〔002〕。
ダイヤモンドSから〔222〕。
OP特別の万葉Sから〔010〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔021〕。勝ち馬2頭に、3着馬1頭です。
すべてが、前走芝2200m以上のレースから。
前走で掲示板を外していた馬は6頭。そのうち5頭は有馬記念。1頭はAJCCを1番人気で7着の馬でした。
連対20頭中、13頭に重賞勝ちがあり、6頭にも重賞3着以内がありました。
距離の面では、連対20頭中、17頭に芝2200m以上での勝ちが。また、17頭に芝3000m以上のレースへの出走経験がありました。
連対20頭中、16頭は中4週以上間隔を空けて出走の馬。
もうひとつ、上がりの脚は重要なよう。先行して、しっかりまとめる。そんな馬を狙って下さい。
牝馬は〔011〕。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔452〕、5歳〔234〕、6歳〔322〕、7歳〔002〕、8歳〔100〕。
4歳馬が主役。6歳、5歳と続いています。


フラワーC(金曜・中山)
3歳牝馬の重賞。芝1800m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
14年は2着同着。従いまして、9回で2着は10頭、3着は8頭です。
1番人気は〔321〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年1〜3番人気のいずれか1頭が、連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔010〕。4着馬。
チューリップ賞から〔100〕。4着馬。
クイーンCから〔100〕。3番人気9着馬。
フェアリーSから〔010〕。勝ち馬。
京成杯から〔010〕。5着馬。
重賞組は掲示板、もしくは3番人気までなら巻き返せるといった感じでしょうか。
OP特別時代のアルテミスSから〔010〕。2着馬。
1勝クラスからが最もよく〔447〕。勝ち馬10頭に、2着馬1頭、3着馬1頭。さらに6着馬1頭、7着馬2頭です。
連対した8頭で見ると、7頭が1着馬。前走1勝クラスからなら、勝ちが欲しいよう。
新馬勝ちから〔100〕。
芝の未勝利勝ちから〔220〕。
ダートの未勝利勝ちから〔001〕。
新馬、未勝利勝ちからは、当日の人気が3番人気以内なら〔210〕。4番人気以下だと〔011〕。
連対19頭中、16頭は芝1800m、2000mに勝ちがあり、残る3頭は未経験でした。芝1800〜2000mに出走歴があるなら、勝ち必須とデータは語ります。
ちなみに、未経験の3頭は芝1600m戦で新馬勝ち。短いところしか走っていない馬は、評価を下げる必要がありそうです。
ここが今年最初のレースとなる馬には勝ちがなく、2着まで。これも覚えておくとよさそうです。


 



 
 
週末の重賞……2020.3.12
金鯱賞(日曜・中京)
芝2000m戦。
3月に移行したのが、17年のこと。従いまして、データは過去3年です。
17年は1、7、13番人気の1〜3着で、馬連3800円。
18年は1、8、2番人気で、5860円。
19年は2、5、1番人気で、1700円。
勝ち馬は1または2番人気の馬。2着に伏兵といった感じでしょうか。
勝ち馬の前走は、すべてGT。4着以内または1番人気に推されていた馬です。
連対には芝1800m以上での勝ちが必須。
芝2000mで見ると、勝ちか、勝ちが無ければ同距離での重賞2着は必須です。
左回りは経験があるなら、勝ち必須。
近2年の連対4頭は、GTに連対歴のある実績馬。大阪杯へのステップレースとしての地位が、確立されてきたと見る向きも多いようです。
牝馬は〔010〕。
年齢別では、4歳〔210〕、5歳〔112〕、6歳〔001〕、8歳〔010〕。
4、5歳馬が中心のようです。


フィリーズレビュー(日曜・阪神)
3歳牝馬による、芝1400mの桜花賞TR。。3着までに優先出走権が与えられます。
データは過去10年ですが、昨年19年は1着同着。従いまして、10年で1着は11頭、2着は9頭です。
1番人気は〔230〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔445〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年6番人気以下の伏兵が1頭は馬券圏内にいる、一筋縄では収まらないレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔133〕。人気、着順不問です。
朝日杯FSから〔100〕。10着馬。
クイーンCから〔111〕。すべて4着馬。
フェアリーSから〔010〕。2着馬。
OP特別から〔211〕。掲示板3頭に、3番人気9着馬。
芝の1勝クラスから〔534〕。勝ち馬10頭、2着馬1頭に、1番人気5着だった馬。
ダートの1勝クラスから〔001〕。勝ち馬。
未勝利勝ちから〔100〕。4番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭すべてが、前走1400mまたは1600m(ダートも含む)を走っていました。
また、連対20頭中、18頭に芝1400m以上での勝ちがありました。
過去5年の連対馬10頭は、すべて“前走5番人気以内で掲示板を確保していた馬”です。
キャリア1戦の馬券圏内はなく、7戦以上は2着まで。覚えておきましょう。


中山牝馬S(土曜・中山)
牝馬限定のハンデ戦。芝1800m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回ですが、14年は2着同着。従いまして、9回で2着馬10頭、3着馬は8頭になります。
1番人気は〔121〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔236〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
ハンデの牝馬重賞らしく、波乱含みのよう。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
日経新春杯から〔101〕。
愛知杯から〔323〕。
京都牝馬Sから〔102〕。
(OP特別時代も含む)ターコイズSから〔120〕。
その他、エリザベス女王杯から勝ち馬が。
有馬記念、交流GUのエンプレス杯、東京新聞杯、中山金杯から2着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔201〕。こちらも人気、着順は不問。
3勝クラスから〔021〕。連対馬でした。
トップハンデは9回で16頭いて〔130〕。
勝ち馬のハンデは、56〜53キロで、平均すると53.78キロ。
2着馬は56〜52キロで、平均53.9キロ。
3着馬は56〜51キロで、平均53.25キロ。
連対19頭中、14頭に重賞3着以内があり、1頭にはOP特別勝ちが。2頭に重賞0秒2差があり、残る2頭は3勝クラス勝ち上がりから参戦の馬でした。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔230〕、5歳〔534〕、6歳〔242〕、7歳〔002〕。
5歳馬中心で、6歳、4歳が、それを追っているようです。


ファルコンS(土曜・中京)
3歳限定の芝1400m戦。
コースの改修がなされたのが、12年のこと。
従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔100〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔230〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1番人気は13年に一度勝ったきりで、他は馬券に絡めていません。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔032〕。
阪神JFから〔001〕。
交流GTの全日本2歳優駿から〔001〕。
シンザン記念から〔210〕。
アーリントンCから〔202〕。
京成杯から〔010〕。
OP特別のクロッカスSから〔200〕。
OPクラスは人気、着順不問です。
1勝クラスの芝から〔122〕。4着以内、または1番人気に推されていた馬。
1勝クラスのダートから〔110〕。共に1番人気で1着の馬です。
新馬、未勝利を勝ってすぐの馬の馬券圏内はありません。
連対16頭中、芝未経験の馬は2頭。
それを除く、14頭中8頭に芝1400mでの勝ちがあり、2頭に芝1600m以上での勝ちが。残る4頭中3頭は、芝1200mのOPクラスを勝った馬でした。
牝馬は〔001〕。
馬券圏内24頭中、23頭までもが、前走1400mまたは1600m(ダートも含む)に出走していました。
前走芝1200mから臨戦の馬は、3着に1頭いるだけです。覚えておいて下さい。


 



 
 
週末の重賞……2020.3.6
弥生賞ディープインパクト記念(日曜・中山)
今年からレース名が変わった、芝2000mの皐月賞TR。上位3着までに、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔510〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔342〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
ただし、その万馬券は3万馬券と5万馬券。荒れる時は、ドカンと荒れるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔233〕。連対5頭に、1番人気4着、2番人気7着と、7番人気6着の馬。
ホープフルSから〔002〕。掲示板確保の馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔110〕。勝ち馬。
きさらぎ賞から〔101〕。掲示板確保の馬。
共同通信杯から〔100〕。5着馬。
京都2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔120〕。勝ち馬2頭に、1番人気4着馬。
OP特別の若駒Sから〔210〕。4着以内の馬。
1勝クラスから〔121〕。連対馬。
新馬勝ちからの〔010〕というのもあります。
連対20頭すべてに、芝1800m以上での勝ちがありました。
また連対20頭中、13頭に重賞またはOPクラスの勝ちが、6頭には重賞またはOPクラスの掲示板がありました。
連対20頭の、前走の人気と着順を見てみると、どちらにも“3”より小さな数字が無かったのは、2頭だけ。その2頭とも重賞5着と、掲示板は外していませんでした。
キャリア1戦の馬と6戦以上の馬は2着まで。勝ち馬は3〜5戦の馬から出ています。
本番と同じ舞台で行われるTR。注目です。
勝ち馬は6歳までとなっています。


チューリップ賞(土曜・阪神)
芝1600mの桜花賞TR。上位3着までに、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
毎年、1〜3番人気の馬が1頭は馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔735〕。3着以内13頭に、2番人気8着と4番人気7着の馬。
クイーンCから〔020〕。掲示板確保の馬。
シンザン記念から〔010〕。2着馬。
フェアリーSから〔001〕。3着馬。
OP特別の紅梅Sから〔100〕。勝ち馬。
エルフィンSから〔013〕。掲示板確保の馬。
1勝クラスから〔111〕。勝ち馬2頭に、2番人気5着馬。
新馬勝ちから〔010〕。
未勝利勝ちから〔110〕。
連対20頭中、14頭が2勝以上を挙げており、残る6頭中5頭には芝1600mでの勝ち、または芝1600mの重賞に連対がありました。
芝1600mの好走歴は重要なようです。
キャリア1戦は2着まで。逆に6戦以上の馬の馬券圏内はありません。
こちらも本番と同じ舞台のTR。要注目です。


オーシャンS(土曜・中山)
芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔326〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
馬券圏内の3分の1を超える11頭が、6番人気以下の伏兵ですからね。波乱の目もありそうです。
ステップレースは実に様々。
馬券圏内に2頭以上を送り込んでいる重賞は2つ。
シルクロードSから〔142〕。
阪神Cから〔121〕。
その他、京成杯から勝ち馬が。
スプリンターズS、京都牝馬S、根岸Sから2着馬が。
海外の香港スプリント、東京新聞杯、阪急杯から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順は不問です。
OP特別組がよく〔613〕。連対6頭に、3番人気までに推されていた馬が3頭、13番人気12着馬も1頭います。
3勝クラスから〔101〕。勝ち馬です。
連対20頭中、19頭に芝1200mでの勝ちがありました。
また、連対20頭中9頭に重賞勝ちが、8頭にOP特別勝ちがありました。
牝馬は〔341〕。
年齢別に見ておくと、4歳〔311〕、5歳〔414〕、6歳〔161〕、7歳〔210〕、8歳〔014〕。
ベテランの頑張りにも注意が必要です。
過去の好走馬が再び、三度の好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に見ていきましょう。
10年勝ったキンシャサノキセキ、翌11年2着。
11年勝ったダッシャーゴーゴー、13年2着。
11年3着のレッドスパーダ、14年3着。
13年勝ったサクラゴスペル、15年も優勝。
14年2着のスノードラゴン、16年3着。
15年2着ハクサンムーン、16年も2着。
17年2着ナックビーナス、18年、19年も2着。
18年3着ダイメイフジ、19年も3着。
今年は3年連続で2着のナックビーナスと、18年優勝のキングハートが出走予定。この2頭からは、目が離せません。

 



 
 
週末の重賞……2020.2.27
中山記念(日曜・中山)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔200〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔312〕。
6番人気以下〔143〕、2ケタ人気馬〔110〕。
この9年で、1〜3番人気が8勝です。基本的には、人気馬信頼でよさそうです。
ステップレースは実に様々。まずは2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
有馬記念から〔210〕。
天皇賞・秋から〔120〕。
秋華賞から〔020〕。
マイルCSから〔002〕。
海外の香港マイルから〔101〕。
阪神Cから〔002〕。
中山金杯から〔300〕。
京都金杯から〔011〕。
ダートの根岸Sから〔011〕。
その他、日本ダービー、エリザベス女王杯から勝ち馬が。
小倉大賞典、旧朝日CC(現チャレンジC)から2着馬が。
菊花賞、札幌記念、富士Sから3着馬が出ています。
OP特別組の〔110〕というのもあります。
馬券圏内30頭で見ると、前走がGT以外の芝のレースなら、近2走のいずれかに5着以内が必要です。
連対20頭中、17頭に重賞勝ちがあり、そのうち15頭は芝1800m、2000mの重賞の勝ち馬でした。
また、19頭に芝1800m以上での勝ちがあり、うち14頭は芝1800m以上で3勝以上を挙げていました。
さらに、中山の芝コースの経験馬は15頭いて、13頭に、勝ちまたは重賞3着以内がありました。
距離短縮の馬は15頭。前走も芝1800mだった馬が2頭。距離延長組も3頭いますが、このタイプの馬には3着が多いようです。
牝馬は〔120〕。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔435〕、5歳〔421〕、6歳〔242〕、7歳〔011〕、8歳〔001〕。
勝ち馬は6歳までとなっています。


阪急杯(日曜・阪神)
芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔314〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
近年、波乱の度合いが高まっているよう。
ステップレースを見ていきましょう。
海外の香港スプリントから〔200〕。
交流ダートのJBCスプリントから〔010〕。
マイルCSから〔002〕。
阪神Cから〔333〕。
シルクロードSから〔220〕。
京都金杯から〔120〕。
東京新聞杯から〔102〕。
京都牝馬Sから〔020〕。
京阪杯から〔001〕。
重賞組は、人気、着順不問です。
芝のOP特別から〔101〕。掲示板確保の馬。
ダートのOP特別から〔001〕。3着馬です。
連対20頭中、17頭に芝の重賞での3着以内があり、そのうち13頭が重賞勝ち。
また、13頭に阪神芝の2勝クラス以上に勝ちがあり、残る7頭中3頭に、阪神芝の重賞で3着以内がありました。
さらに、16頭に芝1400mでの勝ちがあり、残る4頭中2頭は、芝1200mで5勝以上を挙げていました。
もうひとつ、12頭に1600mでの勝ちがあり、2頭には1800mでの勝ちがありました。1400mより長い距離への適応性も必要なようです。
牝馬は〔132〕。
年齢別で見ていくと、4歳〔145〕、5歳〔621〕、6歳〔222〕、7歳〔111〕、8歳〔011〕。
5歳馬がいいようです。
連対20頭のすべてが、前走から4ヶ月以内。より長期の休養明けだという馬は、割引が必要です。

 



 
 
週末の重賞……2020.2.13
フェブラリーS(日曜・東京)
2020年最初のJRA・GT。ダート1600m戦。
過去10年、1番人気は〔422〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔214〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
残る4回は1000円台ですから、堅いか、荒れるかの両極端です。
ステップレースを見ていきましょう。
(旧JCダートを含む)チャンピオンズCから〔322〕。勝ち馬4頭に、2着馬1頭。あとは、2番人気12着と9番人気11着の馬。
交流GTの川崎記念から〔031〕。3着以内の馬。
同じく、東京大賞典から〔024〕。3着以内4頭に、5着と7着の馬。
東海Sから〔311〕。3着以内の馬。
根岸Sから〔322〕。3着以内の馬。
OP特別から〔100〕。3番人気9着馬。
馬券圏内30頭中、25頭が前走3着以内に好走していて、4着以下から巻き返した5頭は、すべて1800m以上のレースから距離を短縮してきた馬たちです。
連対20頭すべてに、交流を含む重賞勝ちと、1600m以上のダート戦に勝ちがありました。
また連対20頭中16頭にダートGT3着以内があり、残る4頭中3頭はGT初出走。その3頭はすべて、重賞での複勝率が100%でした。
さらに、連対20頭中19頭は、1年以内に重賞を勝っていた馬です。
連対には、左回りの勝ちが必須。
勝ち馬10頭中9頭は、前走時の馬体重が500キロを超えていました。
牝馬は〔000〕。
年齢別に見てみると、4歳〔321〕、5歳〔535〕、6歳〔222〕、7歳〔021〕、8歳〔011〕。
勝つのは6歳まで。
過去の好走馬が、再び、三度の好走を見せるのも特徴。具体的に見ていきましょう。
10年勝ったエスポワールシチー、13年2着。
10年2着のテスタマッタ、12年優勝。
12年3着のワンダーアキュート、13年も3着。
14年勝ったコパノリッキー、15年も連覇。
15年2着のインカンテーション、18年3着。
15年3着のベストウォーリア、17年2着。
16年2着のノンコノユメ、18年優勝。
17年勝ったゴールドドリーム、18年、19年共に2着。
今年は昨年の覇者、インティが連覇を狙います。


小倉大賞典(日曜・小倉)
芝1800mのハンデ戦。
10年は中京での施行。従いまして、データは11年からの9年です。
1番人気は〔212〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔272〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
11年から18年までは、6番人気以下が連絡み。それが途切れた昨年も、3着には14番人気の馬が入る、波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔100〕。
AJCCから〔101〕。
日経新春杯から〔031〕。
目黒記念から〔010〕。
中山金杯から〔212〕。
福島記念から〔100〕。
京都金杯から〔012〕。
チャレンジCから〔011〕。
愛知杯から〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔112〕。3着以内3頭に、1番人気8着馬。
3勝クラスから〔200〕。こちらは勝ち馬でした。
トップハンデは9年で16頭いて〔221〕。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると55.89キロ。
2着馬は58〜53キロで、平均55.89キロ。
3着馬は57.5〜53キロで、平均55.83キロ。
馬券圏内27頭中、ハンデ54キロ以下は4頭のみ。そのうち1頭は、牝馬の53キロですから、牡馬に換算すれば55キロ。
ある程度、背負わされているほうがよさそうです。
連対18頭中、12頭に重賞3着以内があり、5頭にOP特別勝ちがありました。
また、17頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭は小倉芝の連対率が100%でした。
牝馬は〔010〕。
年齢別で見ておくと、4歳〔312〕、5歳〔314〕、6歳〔120〕、7歳〔232〕、8歳〔020〕、9歳〔001〕。
ベテランも頑張ります。
4角先頭の馬が〔401〕。逃げ残りにも注意が必要です。


ダイヤモンドS(土曜・東京)
芝3400mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔710〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔136〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年、1または2番人気の馬が、必ず連に絡んでいます。 ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔200〕。人気、着順は不問。
海外GTの香港ヴァーズから〔010〕。2着馬。
同じく、メルボルンCから〔010〕。13着馬。
AJCCから〔300〕。3着以内または3番人気までに推されていた馬。
ステイヤーズSから〔111〕。連対または3番人気までに推されていた馬。
日経新春杯から〔014〕。人気、着順は不問。
OP特別の万葉Sから〔322〕。掲示板確保の馬。
白富士Sから〔010〕。4着馬。
ダートの師走Sから〔100〕。14着馬。
3勝クラスから〔013〕。勝ち馬3頭に、4着馬1頭。
2勝クラスから〔020〕。勝ち馬と9着馬でした。
馬券圏内30頭中、前走2200m未満のレースに出走していたのは、わずかに2頭です。
トップハンデは10年で12頭いて〔330〕。
勝ち馬のハンデは58.5〜53キロで、平均55.85キロ。
2着馬は58.5〜50キロで、平均54.5キロ。
3着馬は56〜50キロで、平均53.7キロ。
ハンデの重い馬も、軽い馬も頑張ります。
連対20頭中、9頭に重賞勝ちがあり、9頭にOPクラスの3着以内がりました。
また、連対20頭中17頭に、芝2400m以上での勝ちがありました。
牝馬は〔000〕。
セン馬は〔121〕。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔433〕、5歳〔321〕、6歳〔214〕、7歳〔011〕、8歳〔121〕、9歳〔010〕。
若いほうが好成績ですが、8歳馬の頑張りもあるように、年齢で切ることはしないほうがよさそうです。


京都牝馬S(土曜・京都)
牝馬限定戦。芝1400m戦。
距離が1600mから1400mに短縮されたのが、16年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔300〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔131〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
1番人気以外の上位人気馬に、信頼が置けないレースとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔100〕。8着馬。
スワンSから〔100〕。6着馬。
(OP特別時代も含む)ターコイズSから〔210〕。連対2頭に、7着馬。
京都金杯から〔001〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔033〕。連対5頭に、3番人気8着馬。
毎年1頭は、3勝クラスからの馬が馬券圏内に来ています。
連対8頭すべてに、芝1600m以上での勝ちがあり、前走芝1200mからの馬は2着に1頭だけ。3着馬4頭の前走も、すべて芝1400m以上です。
前走が年明けのレースの馬に勝ちはなく、前走が前年の馬が〔421〕、年明けの馬は〔023〕です。
年齢別では、4歳〔221〕、5歳〔221〕、6歳〔002〕。
4、5歳馬が中心と見てよさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2020.2.13
共同通信杯(日曜・東京)
3歳馬による、芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔132〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔422〕。
6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
ただし、6番人気が〔220〕。波乱の目もありそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔030〕。1、3、9着の馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔211〕。3着以内の馬。
京成杯から〔003〕。人気、着順は不問です。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔111〕。3着以内の馬。
若駒Sから〔110〕。3着以内の馬。
ジュニアCから〔100〕。勝ち馬。
OP特別時代のホープフルSから〔112〕。連対もしくは1番人気に推されていた馬。
同じく、京都2歳Sから〔001〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔222〕。連対馬。
新馬勝ちから〔110〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭すべてが前走1600m以上の芝を走っており、連対20頭すべてに芝1600m以上での勝ちがありました。
勝ち馬で見れば、前走はどの条件であろうと、3着以内の馬。
また、連対20頭中、14頭が前走から2ヶ月以内の出走。残る6頭は、連対100%の馬です。
少頭数で行われることが多いのですが、それでも勝つのは、すべて8番枠より内の馬。
2着も9頭までが、8番枠より内。例外の1頭も9番枠の馬でした。
3歳戦ですが、キャリアは不問のようです。


京都記念(日曜・京都)
芝外回り2200m戦。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔015〕、3番人気は〔241〕。
6番人気以下〔400〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタはなく、万馬券もありません。
馬券圏内30頭、すべて6番人気以内の馬です。
ステップレースは実に様々。まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
有馬記念から〔314〕。
天皇賞・秋から〔110〕。
海外GTの香港ヴァーズから〔220〕。
菊花賞から〔110〕。
ジャパンCから〔002〕。
中山金杯から〔110〕。
その他、AJCC、新潟記念から勝ち馬が。
マイルCS、エリザベス女王杯、ステイヤーズSから2着馬が。
宝塚記念、天皇賞・春、海外GTの凱旋門賞、日経新春杯から3着馬が出ています。
前走GT以外は、4着以内、または3番人気以内に推されていた馬。
あと、OP特別のディセンバーSを1番人気1着だった馬の〔010〕というのもあります。
馬券圏内30頭中、29頭が前走重賞組です。
連対20頭中、19頭に重賞連対歴があり、16頭が重賞V。重賞勝ちのない4頭中3頭には、GT4着以内がありました。
また、連対20頭中、14頭に芝2200m以上での勝ちがあり、残る6頭には芝2200m以上のGT、GUで掲示板がありました。
牝馬は〔130〕。
最後に、年齢別で見ておくと、4歳〔453〕、5歳〔515〕、6歳〔132〕、7歳〔010〕。
4、5歳馬が中心のようです。


クイーンC(土曜・東京)
3歳牝馬限定重賞。芝1600m戦。
データは過去10年ですが、13年は3着同着。従いまして、10年で3着は11頭となります。
1番人気は〔511〕、2番人気は〔313〕、3番人気は〔130〕。
6番人気以下〔025〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
勝ち馬は4番人気まで。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔442〕。掲示板6頭に、1番人気だった馬が1頭、6着馬2頭、16着馬も1頭です。
フェアリーSから〔323〕。掲示板、または1番人気に推されていた馬。
アルテミスSから〔001〕。2着馬。
OP特別から〔011〕。3着と1着の馬。
1勝クラスから〔311〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔012〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔011〕。こちらも1番人気で勝ち上がった馬です。
連対20頭中、14頭が芝1600mでV。残る6頭中、5頭に芝1600mの重賞掲示板、または芝1800mでの勝ちがありました。
キャリア1戦は2着まで。逆に6戦以上は3着が精一杯です。
 



 
 
週末の重賞……2020.2.5
東京新聞杯(日曜・東京)
芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔112〕、2番人気は〔202〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
ちょいとひと捻りのイメージでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔300〕。5、6、8着馬。
マイルCSから〔100〕。6着馬。
菊花賞から〔010〕。11着馬。
阪神Cから〔104〕。掲示板3頭に、9着と15着の馬。
京都金杯から〔123〕。掲示板5頭と、7着馬。
中山金杯から〔011〕。共に5着馬。
ターコイズSから〔010〕。6着馬。
ニューイヤーSから〔232〕。連対もしくは1、2番人気だった馬。ちなみに掲示板を外していたのは1頭だけです。
キャピタルSから〔020〕。連対馬。
3勝クラスから〔200〕。1、2番人気で勝ち上がった馬でした。
連対20頭中、19頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る1頭には重賞2着が。
また、連対20頭中、15頭にOPクラスでの3着以内があり、2頭に芝1800m以上の重賞で2着が。残る3頭中2頭は、昇級初戦の馬でした。
さらに、連対20頭中、15頭に東京芝での勝ちがあり、3頭は東京芝でのOPクラス3着以内が。残る2頭は東京芝1走、または未出走の馬でした。
牝馬は〔310〕。このうち3頭はGT連対馬、1頭はGT未出走の馬でした。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔543〕、5歳〔146〕、6歳〔410〕、7歳〔011〕。
勝つのは4、6歳が中心。連対では4歳がいいようです。


きさらぎ賞(日曜・京都)
3歳馬による芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔124〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
少頭数で行われることが多いのですが、1、2番人気でのワンツーは2回だけです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔102〕。人気、着順は不問。
シンザン記念から〔101〕。3着と2着の馬。
OP特別時代の京都2歳Sから〔100〕。1番人気1着馬。
若駒Sから〔100〕。1番人気2着馬。
1勝クラスから〔483〕。3着以内が14頭、例外の1頭も4着馬でした。
新馬勝ちから〔100〕。2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔124〕。1、2番人気で勝ち上がった馬が6頭、9番人気1頭です。
連対20頭中、15頭に芝1800mでの勝ちがあり、4頭に芝2000mでの勝ちがありました。例外の1頭は芝1400mで勝ち、芝1600mの重賞に3着があった馬です。
勝ち馬の8頭が、前走1、2番人気。残る2頭は、重賞で3番人気と9番人気でしたが、前々走では勝っていた馬です。
また、勝ち馬10頭中8頭が新馬勝ち。必須ではありませんが、初戦Vが望ましいといった感じでしょうか。
牝馬は〔100〕。出走自体が少ないよう。
キャリア5戦以上は、3着に1頭いるだけ。逆にキャリア1戦も1勝のみ。2〜4戦の馬を狙いたいところです。
 



 
 
週末の重賞……2020.1.29
根岸S(日曜・東京)
ダート1400m戦。
過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔104〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
8回は1、2番人気が連絡み。残る2回でも、4番人気の馬が連対しています。
ステップレースを見ていきましょう。
チャンピオンCから〔212〕。人気、着順は不問。
交流GTの東京大賞典から〔001〕。3着馬。
同じく、JBCスプリントから〔010〕。2着馬。
武蔵野Sから〔301〕。勝った3頭は4着以内、3着の1頭は14着馬。
カペラSから〔211〕。3着以内の馬。
交流GVの兵庫GTから〔001〕。1番人気5着馬。
OP特別のギャラクシーSから〔220〕。3着以内の馬。
エニフSから〔100〕。勝ち馬。
大和Sから〔021〕。勝ち馬。
師走Sから〔012〕。2頭が3着以内、3着の1頭は9着馬。
ファイナルSから〔011〕。連対馬。
OP特別をまとめると〔364〕。3着の1頭を除き、12頭が3着以内の馬でした。
また、3勝クラス1番人気1着だった馬の〔010〕というのもあります。
連対20頭中、前走で掲示板を外していたのは、チャンピオンC組だけ。
3着外しも、武蔵野S4着から勝った14年のゴールスキーのみです。
また、連対20頭中18頭にダート1400mでの勝ちがあり、14頭にオープンクラスの勝ちがありました。1300m以下にしか勝ちがなかった馬の連対は、19年勝ったコパノキッキング、ただ1頭です。
さらに、連対20頭中17頭にダート重賞での連対か、OP特別勝ちがあり、残る3頭中2頭にもOPクラスでの3着がありました。
牝馬は〔000〕。馬券圏内がありません。
年齢別に見てみると、4歳〔320〕、5歳〔342〕、6歳〔323〕、7歳〔111〕、8歳〔014〕。
馬券では、ベテランの頑張りに注意が必要です。
脚質的には、逃げ馬は壊滅状態。後ろから行く馬が上位に来ています。
また、関西馬が〔9109〕と、関東馬を圧倒しているのも特徴のひとつです。覚えておきましょう。


シルクロードS(日曜・京都)
芝内回り1200mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔310〕、2番人気は〔410〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔029〕、2ケタ人気馬〔027〕。
1〜3番人気で9勝。残る1勝も4番人気の馬。ただし、2、3着には人気薄が来ます。3連複、3連単には大きな数字が並んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリンターズSから〔210〕。人気、着順は不問です。
阪神Cから〔220〕。掲示板確保の馬が3頭に、16着馬。
スワンSから〔001〕。17着馬。
京阪杯から〔322〕。掲示板5頭に、1番人気8着と5番人気7着の馬。
OPの淀短距離Sから〔154〕。3着以内8頭に、2番人気5着と4番人気8着の馬。
ラピスラズリSから〔101〕。3着以内の馬。
尾張Sから〔101〕。勝ち馬と、2番人気11着の馬。
トップハンデは、10年で11頭いて〔220〕。
勝ち馬のハンデは58〜55キロで、平均すると56.7キロ。
2着馬は59〜53キロで、平均56.2キロ。
3着馬は57〜53キロで、平均54.9キロ。
勝ち馬で見ると、牡馬は56.5キロ以上、牝馬は55キロ以上。勝つのは、ある程度背負わされている実力馬ということでしょうか。
連対20頭すべてに、芝1200mでの勝ちがあり、京都の芝1200mか1400mへの出走歴がありました。
また、11頭に重賞勝ちが、残る9頭にも重賞掲示板、またはOP特別勝ちがありました。
牝馬は〔322〕。3番人気までが4頭、2ケタ人気馬が3頭。両極端な成績となっています。
年齢別で見ていくと、4歳〔220〕、5歳〔342〕、6歳〔434〕、7歳〔111〕、8歳〔002〕、9歳〔001〕。
6歳、5歳がいいようです。
近8年連続で、勝ち馬は7番枠より内の馬。
内回りの芝1200m戦。内枠の逃げ、先行馬を狙いたいレースです。
 



 
 
週末の重賞……2020.1.22
AJCC(日曜・中山)
芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
実は、GT馬が勝てない、波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念組が最もよく〔511〕。人気、着順は不問です。
天皇賞・春から〔100〕。4着馬。
菊花賞から〔020〕。勝ち馬と3番人気6着馬。
天皇賞・秋から〔010〕。17着馬。
ジャパンCから〔001〕。12着馬。
ステイヤーズSから〔100〕。3着馬。
福島記念から〔020〕。連対馬。
中山金杯から〔012〕。人気、着順は不問。
中日新聞杯から〔012〕。人気、着順は不問。
OP特別のディセンバーSから〔021〕。こちらも人気、着順は不問です。
3勝クラスから〔101〕。1、2番人気で勝ち上がった馬です。
連対20頭中、19頭に芝2000m以上のレースでの勝ちがありました。
また、連対20頭中、17頭に芝2000m以上の重賞での連対がありました。
中長距離実績と重賞好走歴が欲しいところです。
牝馬は〔000〕と、馬券圏内がありません。
年齢別に見ていきましょう。
4歳〔142〕、5歳〔403〕、6歳〔312〕、7歳〔221〕、8歳〔032〕。
4歳馬が、なかなか勝ち切れないレースのようです。


東海S(日曜・京都)
今年は京都で行われる、ダート1800m戦。
中京でですが、1月の施行になったのが、13年のこと。データは過去7年で見ていきましょう。
1番人気は〔502〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔043〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1番人気馬が、馬券圏内100%を誇ります。
ステップレースを見ていきましょう。
旧JCダートを含む、チャンピオンズCから〔213〕。人気、着順は不問。
交流GTの東京大賞典から〔210〕。4着以内の馬。
みやこSから〔020〕。人気、着順は不問。
交流GUの名古屋グランプリから〔010〕。勝ち馬。
OP特別から〔223〕。4着以内または4番人気までに推されていた馬。
3勝クラスから〔101〕。1番人気1着馬です。
連対14頭中、9頭に交流を含む重賞勝ちがあり、2頭にOPクラスの連対歴がありました。
また、連対14頭中、10頭がダート1800mで3勝以上を挙げており、ダート1800mで未勝利だった馬は2着に1頭いるだけです。
勝ち馬は、すべて前走で掲示板を確保。
中2週以内での出走に勝ちはありません。
牝馬は〔000〕。馬券圏内なし。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔112〕、5歳〔433〕、6歳〔102〕、7歳〔120〕、8歳〔010〕。
5歳馬の好走が目立っています。
 



 
 
週末の重賞……2020.1.15
京成杯(日曜・中山)
3歳重賞。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
どちらかと言えば、堅めの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
中山施行時代も含む、朝日杯FSから〔110〕。2番人気馬と2着馬。
GU、OP特別時代も含む、ホープフルSから〔113〕。掲示板確保の馬。
京都2歳Sから〔010〕。5着馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔001〕。3着馬。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔020〕。掲示板確保の馬。
OP特別の萩Sから〔100〕。5着馬。
1勝クラスから〔522〕。連対馬。
新馬勝ちから〔103〕。
未勝利勝ちから〔131〕。
連対20頭中、11頭に芝2000mでの勝ちがあり、残る9頭は芝1800mに勝ちがあるか、重賞に連対歴のある馬でした。
キャリア5戦以上の馬は2着まで。
ちなみに、「キャリア1戦の馬は3着まで」というジンクスを、昨年勝ったラストドラフトが初めて破っています。
牝馬は〔000〕と、苦戦の傾向に。
前走1800m未満の距離を走って、馬券圏内に来たは2頭。どちらも朝日杯FS組でした。
前走で掲示板を外していたのも1頭のみ。それも朝日杯FSから(2番人気7着)の馬でした。
近2走、どちらも3着を外していた馬の馬券圏内はありません。
取捨選択の参考になさって下さい。


日経新春杯(日曜・京都)
芝外回り2400mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔441〕、2番人気は〔410〕、3番人気は〔021〕。
6番人気以下〔214〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券1本。
1、2番人気が共に連を外したのは1回だけ。ハンデ戦ながら、意外や堅い決着が多いよう。
ステップレースを見ていきましょう。
菊花賞から〔300〕。掲示板確保の馬。
有馬記念から〔200〕。3着と6着の馬。
ダービー以来の馬が〔100〕。7着馬。
ジャパンCから〔001〕。勝ち馬。
アルゼンチン共和国杯から〔010〕。2着馬。
札幌記念から〔001〕。14着馬。
ステイヤーズSから〔001〕。3着馬。
中日新聞杯から〔020〕。3着馬。
OP特別から〔002〕。2着と16着の馬。
3勝クラスから〔141〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔111〕。こちらも勝ち馬でした。
トップハンデは10年で14頭いて〔112〕。
勝ち馬のハンデは58.5〜52キロで、平均すると55.1キロ。
2着馬は56〜53キロで、平均55.2キロ。
3着馬は58〜52キロで、平均55.15キロ。
連対20頭中、14頭に重賞3着以内があり、残る6頭中、1頭はOP特別に勝ちが、5頭は前走で3勝クラスまたは2勝クラスを勝ち、かつ芝2200m以上に勝ちがある馬でした。
また、連対20頭中、13頭に芝2200m以上での勝ちがあり、残る7頭には芝2000mのOPクラスでの勝ち、または芝1800m以上の重賞連対歴がありました。
牝馬は〔112〕。連対率では、牡馬と互角かそれ以上と言えます。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔751〕、5歳〔235〕、6歳〔124〕。
4歳馬が圧倒的によく、対照的に7歳以上の馬の馬券圏内はありません。


愛知杯(土曜・小倉)
牝馬限定のハンデ戦。芝2000m戦。
今年は、舞台を中京から、小倉に移して行われます。
データは1月施行になった、16年以降の過去4年で見ていきましょう。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔321〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
残る2回も、7450円、4600円。2、3番人気が馬券に絡めない、大波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔110〕。
マーメイドSから〔100〕。
OP特別時代を含む、ターコイズSから〔110〕。
中日新聞杯から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
3勝クラスから〔103〕。連対馬。
2勝クラスから〔020〕。こちらは勝ち馬でした。
トップハンデは4年で7頭いて〔111〕。優秀な成績と言えそうです。
勝ち馬のハンデは55.5〜53キロで、平均すると54.13キロ。
2着馬は55〜50キロで、平均52キロ。
3着馬は56〜53キロで、平均53.75キロ。
連対8頭すべてに、芝1800m以上での勝ちがありました。
年齢別に見ておくと、4歳〔012〕、5歳〔321〕、6歳〔111〕。
7歳以上の馬券圏内はなく、5歳馬中心。4歳馬は苦戦の傾向です。
10年と11年は、12月の施行でしたが、小倉で行われました。
その時は、府中牝馬S→エリザベス女王杯という馬が、連対4頭中3頭を占め、残る1頭も府中牝馬S→アンドロメダSというステップ。
近3年、エリザベス女王杯出走馬が〔311〕。
エリザベス女王杯、府中牝馬S出走馬には、注意が必要です。
 



 
 
週末の重賞……2020.1.9
シンザン記念(日曜・京都)
明け3歳の重賞。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔301〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔364〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
10年中、9年で7番人気以下の伏兵が連絡み。波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
中山施行時も含む、朝日杯FSから〔212〕。
京王杯2歳Sから〔010〕。
デイリー杯2歳Sから〔010〕。
東京スポーツ杯2歳Sから〔100〕。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別の中京2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔435〕。掲示板確保または3番人気までに推されていた馬。
新馬勝ちから〔121〕。3番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔211〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
勝ち馬の9頭までもが、前走で芝1600mを走っていた馬。2着も7頭を数えます。
連対20頭中、16頭に芝1600m以上での勝ちがあり、残る4頭中3頭には芝1600mの重賞出走歴がありました。
なお、OP実績は不問です。
勝ち馬は、キャリア5戦までの馬。
6戦は2着まで。
7戦以上の馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔221〕。連対率では牡馬を上回ります。
勝ち馬10頭中、9頭が9番枠より内の馬。残る1頭も12番枠の馬ですから、内有利、外枠不利は否めません。覚えておいて下さい。


フェアリーS(月曜・中山)
明け3歳の牝馬による芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔463〕、2ケタ人気馬〔430〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
その万馬券のすべてが3万馬券!
勝つのは1〜3番人気か、2ケタ人気馬。かなり極端な結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔201〕。
アルテミスSから〔100〕。
重賞組は、どちらも掲示板外しの馬。
1勝クラスから〔264〕。3着以内8頭に、1番人気7着馬1頭。あとは、人気も低く、大きく負けた馬が3頭います。
新馬勝ちから〔222〕。
芝の未勝利勝ちから〔322〕。
ダートの未勝利勝ちから〔001〕。
人気は不問です。
連対20頭中、17頭に芝1600m以上での勝ちがあり、2頭に1勝クラスでの3着以内が、残る1頭には1勝クラスの芝1400m戦に2着がありました。
1勝クラスに勝ちがなくても、好走は可能なようです。
また、勝ち馬10頭中、9頭が、こちらも前走で芝1600mを走っていた馬です。
キャリアは不問。
関西馬は2着まで。
さらに勝ち馬の8頭までもが9番枠より内の馬。こちらも内枠が有利と覚えておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2020.1.5
中山金杯(日曜・中山)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔413〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔043〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
勝つのは5番人気までの馬。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔120〕。人気、着順は不問。
天皇賞・秋から〔001〕。6着馬。
毎日王冠から〔100〕。3着馬。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。3着馬。
福島記念から〔111〕。掲示板確保の馬。
中日新聞杯から〔102〕。連対2頭に、11着馬。
朝日CCを含む、チャレンジCから〔032〕。掲示板確保の馬。
新潟記念から〔001〕。勝ち馬。
OP特別のディセンバーSから〔131〕。掲示板もしくは1番人気だった馬。
3勝クラスから〔102〕。勝ち馬でした。
トップハンデは10年で12頭いて〔321〕。
勝ち馬のハンデは58〜55キロで、平均すると56.5キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.05キロ。
3着馬は57.5〜53キロで、平均55キロ。
連対20頭中、10頭に重賞勝ちがあり、8頭に重賞2、3着がありました。
牝馬は〔000〕。牝馬の馬券圏内はありません。
年齢別に見ていくと、4歳〔322〕、5歳〔344〕、6歳〔232〕、7歳〔212〕。
7歳馬は5番人気までに推されていた馬。人気薄の高齢馬は、好走が難しいようです。


京都金杯(日曜・京都)
芝1600mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔236〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
2番人気が不振の、波乱含みのハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔121〕。
菊花賞から〔100〕。
毎日王冠から〔100〕。
阪神Cから〔022〕。
朝日CCを含む、チャレンジCから〔120〕。
中日新聞杯から〔010〕。
ターコイズSから〔001〕。
重賞組は、人気、着順不問です。
OP特別のリゲルSから〔301〕。
キャピタルSから〔102〕。
ファイナルSから〔100〕。
タンザナイトSから〔001〕。
OP特別組は、掲示板確保の馬。
また、3勝クラス1番人気1着馬の〔020〕というのもあります。
トップハンデは10年で20頭いて〔122〕。
勝ち馬のハンデは、57〜53キロで、平均すると55.75キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.15キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均55キロ。
57.5キロ以上のハンデの馬に勝利はありません。
連対20頭中、17頭に重賞連対またはOP特別の勝利があり、残り3頭中2頭にはOP特別の3着以内がありました。
また、例外の1頭は、前走で3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬でした。
牝馬は〔103〕。このうち3頭が2ケタ人気の馬。人気薄の牝馬の激走には注意が必要です。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔442〕、5歳〔222〕、6歳〔422〕、7歳〔023〕、8歳〔001〕。
勝つのは6歳までとなっています。