週末の重賞……2018.12.28
ホープフルS(金曜・中山)
2歳の中距離王者決定戦。芝2000m戦。
G2に昇格したのが14年、G1になったのが昨年のこと。
従いまして、データは重賞になってからの過去4年です。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔022〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。
勝つのは1〜3番人気の馬。
ちなみに8番人気が〔021〕と、好配当を演出しています。
ステップレースを見ていきましょう。
京都2歳Sから〔100〕。1番人気2着馬。
新潟2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
デイリー杯2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
500万から〔111〕。1番人気1着馬。
新馬勝ちから〔202〕。
未勝利勝ちから〔011〕。
馬券圏内12頭中、11頭が前走勝ちの馬。例外の1頭は、重賞1番人気で2着の馬。
人気の面で見ても、前走1または2番人気が10頭。あとは3番人気と5番人気の馬でした。
連対8頭中、勝ち馬4頭を含む6頭に、芝1800mか2000mでの勝ちがありました。
例外の2頭は、デビューから連勝で重賞を制した馬。
勝ち馬で見ると、4頭すべてがデビューから連対率100%。
また、過去10年で見ても、勝ち馬は11番枠より内の馬です。
キャリア5戦以上の馬は2着まで。
2ヶ月半以上の休み明けも2着までとなっています。
データは過去4年とサンプルが少ないので、あくまで参考までに。
ただ、来年のクラシック戦線を占う1戦。しっかりレースは見ておきたいですね。
 



 
 
週末の重賞……2018.12.21
有馬記念(日曜・中山)
暮れのグランプリ。芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔621〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔154〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
1番人気の複勝率が90%なのに対し、3番人気は連対なし。
上位人気馬は、明暗が別れています。
ステップレースを見ていきましょう。
ジャパンカップから〔356〕。このうち掲示板確保の馬が10頭。
菊花賞から〔311〕。勝ち馬4頭と、2番人気16着馬。
天皇賞・秋から〔201〕。6着以内の馬。
エリザベス女王杯から〔020〕。3着と7着の馬。
海外の凱旋門賞から〔101〕。2着と14着の馬。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。1番人気1着馬。
中日新聞杯から〔001〕。こちらも1番人気1着馬です。
馬券圏内の30頭すべてが、前走重賞から。
G2、G3なら1番人気1着が必要です(除く、施行時期のずれた金鯱賞)。
すべての勝ち馬を含む、連対19頭に芝2000m以上の重賞勝ちがありました。
例外の1頭はG1、G2での2着が4回あった馬。
また、勝ち馬9頭を含む、連対15頭は、重賞2勝以上の馬です。
勝ち馬9頭を含む、連対14頭は、芝のG1勝ち馬。
残る6頭にも、G1の2着かG2勝ちがありました。
さらに、連対20頭中16頭に、芝2400m以上のG1での3着以内がありました。
勝ち馬9頭を含む、連対14頭に、その年のG1での連対があり、
残る6頭中3頭にはその年のG2勝ちがありました。
牝馬は〔230〕。
この連対5頭中4頭は、牡馬混合の重賞で連対しており、例外の1頭は牝馬限定のG1馬。
また、5頭中4頭がG1を3勝以上していました。
牡馬、牝馬共に、とにかく高いハードルを設定していいということのようです。
年齢別に見ておくと、3歳〔422〕、4歳〔252〕、5歳〔424〕、
6歳〔000〕、7歳〔011〕、8歳〔001〕。
勝つのは3〜5歳馬に限られます。
スタートしてすぐに1週目の3コーナー。外枠は不利と言われる中山芝2500m。
14〜16番枠に勝ちはありません。15、16番枠には3着もないことを考えれば、
枠順は重要なポイントになりそうです。



阪神C(土曜・阪神)
芝1400m戦。
09年は2着同着。従いまして、過去10年で2着は11頭、3着は9頭となります。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔454〕、2ケタ人気馬〔032〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
毎年5番人気以下の伏兵が連に絡み、7番人気以下が3着までにこなかったのは1回だけ。
波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔455〕。このうち11頭が掲示板外からの巻き返しです。
スプリンターズSから〔110〕。4着と8着の馬。
ダートのJBCスプリントから〔010〕。16着馬。
フェブラリーSから〔010〕。12着馬。
芝のG2、スワンSから〔201〕。人気、着順は不問です。
京阪杯から〔121〕。掲示板確保の馬。
CBC賞から〔010〕。2着馬。
チャレンジCから〔001〕。5着馬。
OP特別から〔201〕。人気、着順は不問です。
連対21頭中、17頭に芝1400mでの勝ちがあり、
残る4頭にもG1連対か、芝1200mで4勝以上がありました。
同じく、連対21頭中、18頭が重賞勝ち馬。
残る3頭にも、芝1200mの重賞での連対歴がありました。
重賞実績、距離実績は重要です。
牝馬は〔000〕。馬券圏内がありません。
年齢別では、3歳〔132〕、4歳〔223〕、5歳〔232〕、
6歳〔421〕、7歳〔111〕。
6歳馬が最も好成績。
関東馬が〔862〕と、関西馬を圧倒。
これもこのレースのひとつの特徴です。覚えておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2018.12.15
朝日杯FS(日曜・3歳)
2歳のマイル王決定戦。芝1600m戦。
中山から阪神に移ったのが、14年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
昨年こそ、1、3、2番人気の1〜3着でしたが、14〜16年は2ケタ人気馬が1頭馬券圏内に。
波乱含みの2歳G1です。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔021〕。4着以内の馬。
京王杯2歳Sから〔012〕。3着以内の馬。
サウジアラビアRCから〔110〕。連対馬。
OP特別から〔001〕。勝ち馬。
500万から〔200〕。勝ち馬。
新馬勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬で、
長く「キャリア1戦の馬は勝てない」というジンクスを破った馬。
過去10年で見ても、勝ち馬はすべて前走1着の馬。
連対8頭は、すべて前走3番人気以内。
馬券圏内12頭すべて10月以降に出走した馬です。
前走で東京芝1600mを勝った馬が4年で3勝。
過去10年で見ても、キャリア6戦以上の馬に連対なし。
また、牝馬の馬券圏内もありません。
脚質的には、差し、追い込みの天下。上がり最速を記録した経験が欲しいところ。
連対8頭すべてに、サンデーサイレンスの血がありました。
血統欄の見えない部分まで、しっかりチェックしてみて下さい。


ターコイズS(土曜・中山)
牝馬によるハンデ戦。芝1600m戦。
重賞に格上げされたのが15年のこと。従いまして、データは過去3年です。
15年は11、16、15番人気の1〜3着で、馬連54690円。ちなみに3連単は295万馬券!
16年は1、6、3番人気で、1910円。
17年は5、3、7番人気で、2570円。
波乱のハンデ重賞です。
トップハンデは7頭いて〔011〕。
勝ち馬のハンデは53、56、53キロ。
2着馬は53、56.5、55キロ。
3着馬は53、53、55キロ。
過去10年で見ても、連対20頭中、前走G1からの馬が10頭、準OPからの馬が9頭。
残る1頭はOP特別からの馬で、いずれも人気、着順、芝かダートかは不問です。
過去3年の連対6頭中、5頭に重賞連対歴があり、
準OPから連対の2頭にも、過去に重賞2着がありました。
芝1600m以上での勝ちは必須。
6歳以上は3着が精一杯となっています。
これらのデータから、難解な牝馬のハンデ戦を解き明かしてみて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2018.12.7
阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜・阪神)
2歳女王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔411〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔022〕。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
勝ち馬はすべて5番人気以内の馬です。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
京王杯2歳Sから〔012〕。4着以内の馬。
アルテミスSから〔231〕。掲示板確保の馬。
ファンタジーSから〔122〕。3着以内の馬。
札幌2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔010〕。こちらも勝ち馬でした。
OP特別から〔101〕。勝ち馬。
500万から〔232〕。すべて勝ち馬。
新馬勝ちから〔102〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔100〕。こちらも1番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭中、26頭が前走で連絡み。
残る4頭は、前走芝の重賞で5着以内だった馬。
ちなみに勝ち馬10頭は、すべて前走で連対していました。
連対20頭中、勝ち馬10頭も含む18頭に、芝1600m以上での勝ちがありました。
さらに勝ち馬10頭を含む17頭が、複勝率100%でした。
また、連対20頭中17頭に、メンバー最速の上がりでの勝ちがありました。
2ヶ月半以上、間が空いて連対したのは2頭だけ。
どちらも重賞勝ちのある、無敗の馬でした。
OP出走歴があるなら、連対実績は必須。
キャリアで見ると、4戦以上は2着まで。6戦以上の馬券圏内はありません。
キャリア2、3戦の馬で9勝。このあたりが有力と覚えておきましょう。


カペラS(日曜・中山)
ダート1200m戦。
過去10年、1番人気は〔011〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔320〕。
6番人気以下〔256〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
今年で迎えて11回目となりますが、これまで1番人気が勝ったことはありません。
ステップレースを見ていきましょう。
交流重賞のJBCスプリントから〔012〕。人気、着順は不問です。
同じく、オーバルスプリントから〔010〕。4着馬。
武蔵野Sから〔212〕。人気、着順は不問。
OP特別、まずは芝から〔010〕。17着馬。
ダートから〔655〕。16頭中、掲示板確保の馬が13頭です。
準OPから〔200〕。共に3番人気で勝ち上がった馬でした。
連対20頭中、OPクラスで3着以内がなかったのは2頭だけ。
また、勝ち馬10頭中、9頭がダート1200mと1400mに勝ちがありました。
実は、昨年初めて前走ダート1200mからの馬が勝ちました。
それまでは、ダート1600mか1400mからの馬ばかり。
やや長い距離もこなせる馬のほうがいいようです。
牝馬は〔101〕。当日1、2番人気と、人気を集めていた馬です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔100〕、4歳〔412〕、5歳〔354〕、
6歳〔232〕、7歳〔001〕、8歳〔000〕、9歳〔011〕。
高齢馬まで、注意が必要です。
逃げ切り勝ちは2頭。展開にもよりますが、差し、追い込み馬がいいよう。
9勝は関西馬が挙げています。“距離を短くしてきた、末自慢の関西馬”。
これがキーワードになるかもしれません。


中日新聞杯(土曜・中京)
芝2000mのハンデ戦。
馬場の改修が終わり、12月の施行に戻ったのが昨年のこと。
従いまして、まだデータらしいデータはありません。
ちなみに、昨年は2、1、5番人気の1〜3着で、馬連1540円。
4歳牡馬が上位を独占していました。
ハンデは、55キロ、57.5キロ、56キロ。
馬券圏内3頭の前走は、みんな重賞で、すべて2ケタ着順の馬でした。
逃げ馬が3着に粘り、1、2着は差し馬。脚質的な偏りは、まだ見出せません。
波乱含みのハンデ戦。難解なぶん、馬券的には面白そうな1戦です。
 



 
 
週末の重賞……2018.11.30
チャンピオンズC(日曜・中京)
秋のダート王決定戦。ダート1800m戦。
舞台を中京に移したのが、14年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔020〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔312〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
毎年、1〜3番人気と6番人気以下のワンツーも、勝ち馬は2、12、6、8番人気。
波乱のダートG1となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
交流G1のJBCクラシックから〔212〕。5番人気以内で4着までの馬。
JBCレディスクラシックから〔100〕。1番人気2着馬。
南部杯から〔100〕。2番人気5着馬。
みやこSから〔021〕。2番人気1着馬、4番人気3着馬と、2番人気で14着だった馬。
武蔵野Sから〔010〕。1番人気2着馬。
エルムSから〔001〕。3番人気1着馬。
前走はすべて重賞で、すべて5番人気以内の馬。
さらに掲示板をハズしたのは1頭だけで、その馬の前々走はG1で4着でした。
連対8頭すべてダート重賞勝ち馬。
8頭中7頭が、左回りのダート重賞で連に絡んでいました。
牝馬は〔100〕。
年齢別に見ておくと、3歳〔010〕、4歳〔100〕、5歳〔122〕、
6歳〔211〕、7歳〔001〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
JBCクラシックの勝ち馬は、過去10年で見ても、2着まで。
ただし、今年は中央の京都開催となりました。
例年の傾向とは違う可能性も、念頭に置いておきたいと思います。



ステイヤーズS(土曜・中山)
暮れの風物詩でもあるマラソンレース。芝3600m戦。
過去10年、1番人気は〔511〕、2番人気は〔023〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
昨年、一昨年は1〜3番人気が上位を独占しています。
ステップレースを見てみると、
圧倒的に好成績を挙げているのがアルゼンチン共和国杯組で〔716〕。
人気、着順は不問です。
ちなみに、近5年のうち、4回はアルゼンチン共和国杯組が1、3着。
2着の馬をサンドイッチにする形となっています。
菊花賞から〔110〕。共に2着馬。
天皇賞・秋から〔001〕。5着馬。
京都大賞典から〔120〕。人気、着順は不問。
OP特別から〔031〕。こちらも人気、着順は不問。
準OPから〔132〕。3着以内5頭に、2番人気5着の馬でした。
牝馬の馬券圏内はありませんが、セン馬がよく〔150〕。
馬券圏内30頭中、前走で芝2400m以上に出走していた馬が23頭。
残りは6頭が2000m、1頭が1800m。
2400〜2600mでの勝利または重賞3着以内が欲しいところ。
また、再び、三度の好走が、年を跨いでも見られ、
11年勝ったトウカイトリック、翌12年優勝、13年3着。
12年2着ファタモルガーナ、14年2着、16年も2着。
12年3着デスペラード、13年、14年と連覇。
15年勝ったアルバートは現在3連覇中です。
今年はアルバートの4連覇なるかが注目ですが、16年3着のモンドインテロも出走を表明しています。
年齢別に見ていくと、3歳〔220〕、4歳〔124〕、5歳〔311〕、6歳〔221〕、
7歳〔011〕、8歳〔111〕、9歳〔011〕、10歳〔100〕、11歳〔100〕。
高齢馬の頑張りに注意が必要です。



チャレンジC(土曜・阪神)
芝2000m戦。
この距離に戻ったのが、昨年のこと。それ以前は9月の施行だったり、
12月になってハンデ戦に変わったり。従いまして、データは昨年のみです。
その昨年は、1、5、2番人気の1〜3着。
菊花賞に出走し、2ケタ着順に敗れた3歳牡馬が、
アルゼンチン共和国杯8着からの7歳牝馬を間に挟んだ形での決着でした。
馬連1540円。
開幕週でも差しの決まるレース。これは1800mのハンデ戦時代から続く傾向でもあります。
今年も活きのいい3歳馬が出走予定。古馬との戦いが楽しみです。
 



 
 
週末の重賞……2018.11.24
ジャパンカップ(日曜・東京)
国際招待競走。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔332〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔136〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1〜3番人気の馬が、すべて馬券圏外に消えたことはありません。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、天皇賞・秋で〔557〕。3着以内10頭、4着3頭に、掲示板外しは4頭。
秋華賞から〔101〕。1、2番人気で1着の馬。
菊花賞から〔100〕。2着馬。
エリザベス女王杯から〔010〕。5着馬。
海外の凱旋門賞から〔021〕。人気、着順は不問です。
京都大賞典から〔210〕。1〜3番人気で4着以内だった馬。
アルゼンチン共和国杯から〔101〕。勝ち馬。
神戸新聞杯から〔010〕。勝ち馬でした。
連対20頭中、15頭がG1馬。残る5頭中2頭にG1で2着がありました。
また、連対20頭中16頭が芝2400m以上の重賞勝ち馬。
さらに、連対20頭中15頭にG1での3着以内があり、
残る5頭のうち3頭には芝2400m、2500mのG2勝ちが。
例外の2頭は、東京競馬場のG1で掲示板があった馬です。
G1経験があるなら、掲示板確保は必須条件。
そのうち17頭は東京の芝コースでのG1掲示板でした。
外国馬は〔00042〕。
牝馬は〔522〕と気を吐いています。
年齢別では、3歳〔232〕、4歳〔532〕、5歳〔344〕、
6歳〔000〕、7歳〔002〕。
4歳馬がよく、6歳以上に連対はありません。覚えておきましょう。
勝ち馬10頭中7頭が7番枠より内です。このことも頭の中に置いておいて下さい。



京阪杯(日曜・京都)
芝1200m戦。
16年は3着同着。従いまして、過去10年で3着は11頭となります。
1番人気は〔120〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔040〕。
6番人気以下〔447〕、2ケタ人気馬〔126〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券5本。
大波乱のスプリント重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリンターズSから〔101〕。人気、着順は不問です。
交流ダートのJBCスプリントから〔100〕。4着馬。
スワンSから〔252〕。このうち6頭は、4着以内または3番人気までに推されていた馬。
セントウルSから〔001〕。4着馬。
OP特別の京洛Sから〔323〕。3着以内または1番人気だった馬。
福島民友Cから〔101〕。勝ち馬。
オパールSから〔022〕。3着以内または3番人気までに推されていた馬。
信越Sから〔010〕。4着馬。
準OPから〔201〕。こちらはすべて勝ち馬で、この3頭すべてにOP特別での連対歴がありました。
連対20頭中、17頭が芝1200m3勝以上または複勝率50%以上。
残る3頭は芝1400mでの複勝率が65%以上。
また、連対20頭中15頭に京都芝1200mへの出走歴があり、
そのうち14頭に勝ちまたはOPクラス3着以内がありました。
出走経験のない5頭は、すべて前走スワンS組です。
年齢別に見ていくと、3歳〔221〕、4歳〔342〕、5歳〔343〕、
6歳〔204〕、7歳〔001〕。
4、5歳馬を中心に、まんべんなくのイメージでしょうか。
勝ち馬10頭中8頭が5番枠より内の馬。残る2頭は7番と13番です。
かなり内がいいようです。
さらに、近6年で逃げ馬が〔410〕。先手必勝と覚えておきましょう。



京都2歳S(土曜・京都)
芝2000mの2歳重賞。
重賞に格上げされたのが14年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔021〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔101〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
毎年3番人気までの馬が連に絡んでおり、
馬券圏内12頭はすべて6番人気以内の馬で占められています。
ステップレースを見ていきましょう。
札幌2歳Sから〔001〕。勝ち馬。
OP特別の萩Sから〔020〕。連対馬。
野路菊Sから〔010〕。勝ち馬。
500万から〔201〕。連対馬。
新馬勝ちから〔211〕。
未勝利勝ちから〔001〕。
キャリア別では、1戦〔221〕、2戦〔012〕、3戦〔110〕、4戦〔101〕。
キャリア5戦以上の馬に、3着以内はありません。
馬券圏内12頭すべてが前走連対馬で、距離は芝1800mか2000mを走っていました。
中距離での経験、実績がモノを言いそうです。
 



 
 
週末の重賞……2018.11.17
マイルCS(日曜・京都)
秋のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔132〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1番人気は現在8連敗中です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔201〕。1、8着馬と、3着馬。
スプリンターズSから〔110〕。2着馬と6着馬。
安田記念から〔100〕。勝ち馬。
スワンSから〔142〕。3着以内5頭に、1番人気8着馬と、5着馬。
G3時代も含む、府中牝馬Sから〔101〕。3着以内の馬。
京都大賞典から〔100〕。3着馬。
毎日王冠から〔011〕。勝ち馬と5着馬。
札幌記念から〔001〕。勝ち馬。
富士Sから〔341〕。連対または1、2番人気の馬が7頭。あとは9着馬が1頭。
準OPを1番人気1着だった馬の〔001〕というのもあります。
外国馬は〔002〕。
牝馬は〔103〕。当日、5番人気までに推されていた馬に限られるよう。
連対20頭中、18頭に芝1600mでの勝ちがあり、このうちの10頭が芝1600mの重賞勝ち、
7頭に2着がありました。例外の1頭も、芝1400〜2000mの重賞を3勝していた馬です。
また、連対20頭中18頭に京都芝での勝ち、または重賞3着以内がありました。
残る2頭は関東馬です。
G1実績で言うと、連対20頭中16頭に3着以内があり、残る4頭中2頭は、
前走で重賞連対の馬。実績か勢いのいずれかは必要なようです。
年齢別に見ておくと、3歳〔102〕、4歳〔353〕、5歳〔444〕、6歳〔111〕、
7歳〔000〕、8歳〔100〕。
5歳、4歳がいいようです。


東京スポーツ杯2歳S(土曜・東京)
芝1800mで争われる2歳重賞。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔031〕。
6番人気以下〔116〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券はなし。
毎年、1または2番人気が連に絡む、堅めの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
札幌2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
サウジアラビアRCから〔100〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔010〕。2着馬。
OP特別から〔333〕。連対もしくは1、2番人気に推されていた馬。
500万から〔010〕。1番人気1着馬。
新馬勝ちから〔413〕。8頭中7頭が1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔134〕。1、2番人気で勝ち上がった馬です。
地方所属馬は〔010〕。
牝馬は〔000〕と、馬券圏内がありません。
クラスに関係なく前走着順を見てみると、馬券圏内30頭中、25頭が勝ち馬、
3頭が2着馬、3着と4着が1頭ずつ。
連対20頭に限れば、すべて前走は3番人気以内に推されており、最低でも4着。
2着以下に負けた馬は3頭。そのすべてが1番人気に推されていました。
また、キャリア4戦以上の馬は3着精一杯。
キャリアの浅い2歳戦。取捨選択に迷った時には、これらのデータを活用してみて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2018.11.10
エリザベス女王杯(日曜・京都)
芝外回りの2200m戦。
過去10年、1番人気は〔142〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔341〕、2ケタ人気馬〔120〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
1番人気は11年を最後に、6年も勝ちがありません。
ステップレースを見ていきましょう。
秋華賞から〔333〕。3着以内7頭に、2番人気と6番人気で6着の馬。
宝塚記念から〔001〕。3着馬。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。2着馬。
(G3時代も含む)府中牝馬Sから〔234〕。
3着以内5頭に、1番人気が2頭。残る2頭は4着と7着の馬。
オールカマーから〔210〕。掲示板確保の馬。
京都大賞典から〔120〕。人気、着順は不問です。
1000万を1番人気1着の馬の〔011〕というのもあります。
日本馬で馬券圏内突入の3歳馬、10頭中9頭が、前走秋華賞組。
残る1頭は、古馬混合の1000万特別勝ち馬。
古馬で連対した馬のすべては、前走府中牝馬Sか、牡馬混合の重賞でした。
連対20頭のすべてが、前走は9月以降に出走。
連対20頭中18頭に芝2000m以上での勝ちがありました。
また、連対20頭中12頭に芝のG1での連対があり、
残る8頭中4頭には同年芝2000m以上で2勝以上の勝ちがありました。
さらに連対20頭中13頭に京都の芝で勝ちか、G1での3着以内がありました。
外国馬は〔200〕。今年は参戦がありません。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔443〕、4歳〔436〕、5歳〔221〕、6歳〔010〕。
いいのは3〜5歳の3世代。6歳以上に勝ちはありません。


福島記念(日曜・福島) 芝2000mのハンデ戦。
新潟で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔131〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔524〕、2ケタ人気馬〔113〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
7番人気以下の伏兵が馬券に絡まなかったのは1回だけという、波乱のハンデ戦です。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
天皇賞・秋から〔201〕。
秋華賞から〔011〕。
毎日王冠から〔101〕。
オールカマーから〔011〕。
富士Sから〔302〕。
その他、アルゼンチン共和国杯、ラジオNIKKEI賞から勝ち馬が。
セントライト記念、小倉記念から2着馬が。
札幌記念、新潟記念から3着馬が出ています。
重賞組は、人気、着順不問です。
OP特別から〔041〕。こちらも人気、着順は不問。
準OPから〔110〕。こちらは勝ち馬でした。
トップハンデは9年で12頭いて〔120〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜51キロで、平均すると54.94キロ。
2着馬は58〜51キロで、平均55.17キロ。
3着馬は57.5〜52キロで、平均55.17キロ。
馬券圏内27頭中、23頭が54キロ以上。
53キロ以下の4頭中、3頭は3歳馬。残る1頭は5歳馬でした。
牝馬は〔011〕。この2頭は3歳馬です。
年齢別では、3歳〔321〕、4歳〔202〕、5歳〔131〕、
6歳〔232〕、7歳〔011〕、8歳〔102〕。
高齢馬の頑張りにも注意が必要です。
勝ち馬9頭のうち、8頭までもが、4コーナーを1または2番手で回っていました。
先行力のある馬から入りたいレースです。


武蔵野S(土曜・東京) ダート1600m戦。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔427〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
波乱のダート重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
ジャパンダートダービーから〔111〕。掲示板確保の馬。
南部杯から〔030〕。掲示板確保の馬。
旧JCダートから〔001〕。10着馬。
日本テレビ盃から〔011〕。掲示板確保の馬。
シリウスSから〔100〕。勝ち馬。
プロキオンSから〔100〕。9着馬。
サマーチャンピオンから〔100〕。3着馬。
白山大賞典から〔100〕。勝ち馬。
芝の府中牝馬Sから〔001〕。8着馬。
同じく、中京記念から〔001〕。15着の馬でした。
OP特別から〔353〕。4着以内10頭と、9着馬が1頭。
準OPから〔202〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
連対20頭中、17頭にダート1600m以上での勝ちがあり、
残る3頭にはダート1400mのOPクラスに勝ちがありました。
また、連対20頭中、18頭にOPクラスの勝ちが、17頭に東京のダートに勝ちがありました。
これは必須ではありませんが、あったらいいポイントとして覚えておきましょう。
牝馬は〔001〕。
年齢別に見ておくと、3歳〔433〕、4歳〔112〕、5歳〔332〕、
6歳〔132〕、7歳〔101〕。
3歳、5歳の順にいいようです。


デイリー杯2歳S(土曜・京都) 2歳馬による、芝外回りの1600m戦。
11月の施行になったのが14年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔011〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔011〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ1回、万馬券はなし。
ちょいとひと捻りといった感じでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
小倉2歳Sから〔010〕。1番人気1着馬。
OP特別のききょうSから〔101〕。共に1番人気1着馬。
萩Sから〔001〕。5番人気4着馬。
新馬戦から〔211〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利戦から〔121〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。
牝馬は〔100〕。2番人気と、高い人気に推されていた馬です。
馬券圏内12頭中、11頭が前走3番人気以内で1着の馬でした。
さらに、12頭すべてに芝1400m以上の距離での勝ちがありました。
勝ち馬4頭すべてが、9月の阪神か、10月の京都で勝った馬。
覚えておくとよさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2018.11.3
アルゼンチン共和国杯(日曜・東京)
芝2500mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔215〕。
6番人気以下〔214〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
他も1000円台7回と、比較的穏やかなハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
ダービーから〔101〕。
宝塚記念から〔100〕。
天皇賞・春から〔011〕。
オールカマーから〔230〕。
札幌記念から〔101〕。
京都大賞典から〔021〕。
ラジオNIKKEI賞から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別のアイルランドTから〔202〕。4着以内の馬。
準OPから〔341〕。3着以内の馬。
1000万勝ち馬の〔002〕というのもあります。
トップハンデは10年で18頭いて〔322〕。
勝ち馬のハンデは58〜53キロで、平均すると56.15キロ。
2着馬は58.5〜53キロで、平均55.9キロ。
3着馬は58〜51キロで、平均54.85キロ。
馬券圏内30頭中、54キロ以上が26頭。ある程度、背負わされているほうがいいと覚えておきましょう。
連対20頭中、19頭に重賞掲示板があり、例外の1頭はここがOPクラス初出走でした。
また、18頭が芝2400m以上への出走経験を持ち、経験馬のすべてに、勝ちまたは重賞2着がありました。
牝馬は〔000〕。1頭も馬券に絡んでいません。
年齢別に見ておくと、3歳〔103〕、4歳〔744〕、5歳〔043〕、6歳〔220〕。
4歳馬が抜けてよく、7歳以上の馬の馬券圏内はありません。高齢馬は苦戦のようです。



京王杯2歳S(土曜・東京)
2歳重賞。芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔122〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔343〕、2ケタ人気馬〔201〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1000円台も1回だけ。波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔201〕。掲示板もしくは3番人気までに推されていた馬。
函館2歳Sから〔120〕。連対馬。
小倉2歳Sから〔112〕。3着以内3頭に、7着馬1頭。
OP特別から〔332〕。勝ち馬5頭に、4番人気以内3頭。
500万から〔113〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔210〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔022〕。1番人気3頭に、6番人気が1頭でした。
馬券圏内30頭中、前走で連を外していた馬は6頭。
それらは前々走で勝ち、またはOPクラス3着以内の馬でした。
牝馬は〔020〕。牡馬優勢です。
比較的前々の決着に。人気薄の逃げ馬には注意が必要です。



ファンタジーS(土曜・京都)
2歳牝馬の重賞。芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔113〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔013〕。
6番人気以下〔442〕、2ケタ人気馬〔212〕。
馬連3ケタはなく、万馬券5本。
大波乱の2歳牝馬戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔220〕。6、7着馬。
小倉2歳Sから〔200〕。2着と13着の馬。
函館2歳Sから〔102〕。連対馬。
新潟2歳Sから〔010〕。2着馬。
OP特別から〔112〕。連対3頭に、8着馬1頭。
500万から〔021〕。連対馬。
新馬勝ちから〔220〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔225〕。4番人気までで勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭中、前走で連を外していたのは6頭。
内訳は、重賞5頭、OP特別1頭。OPクラスなら巻き返せるということでしょうか。
また、近5年で逃げ馬が4連対。逃げ馬には注意が必要です。



日曜に京都で行われる、JBCの3競走については、ざっくりと。

京都11R
JBCクラシック
ダート1900m戦。
過去10年の勝ち馬は、5番人気まで。2着も4番人気まで。
堅い決着が多く、交流重賞の日本テレビ盃組が〔562〕と好成績。
この13頭はすべて日本テレビ盃3着以内の馬でした。
また、過去の好走馬が再び、三度の好走を見せるのも特徴で、
08年勝ったヴァーミリアン、09年も連覇。
10年勝ったスマートファルコン、11年も連覇。
11年2着のトランセンド、12年3着。
11年3着のシビルウォー、12年2着。
12年勝ったワンダーアキュート、13年2着、14年3着。
13年勝ったホッコータルマエ、15年3着、16年2着。
14年勝ったコパノリッキー、15年も連覇。
15年2着のサウンドトゥルー、16年3着、17年優勝。
今年は昨年の覇者サウンドトゥルー、昨年2着のケイティブレイブ、
14年2着のクリソライトが出走を表明しています。じっくり吟味して下さい。

京都10R
JBCスプリント
ダート1200m戦。
過去10年、勝ち馬は3番人気まで。
2着も6番人気まで。
1〜3番人気までの馬でのワンツーが7回と、こちらも大きな波乱はないようです。
交流重賞の東京盃組が〔855〕。南部杯から〔123〕。
この2つを合わせると〔978〕ですから、ステップレースは絞られてきそうです。
もちろん、前走は好走しているにこしたことはなく、連対20頭の前走は6着まで。
穴党は3着に伏兵を狙いたいレースです。
京都12R
JBCレディスクラシック
ダート1800m戦。
こちらは過去7年。勝ち馬は5番人気まで。2着も5番人気までとなっています。
交流重賞のレディスプレリュード組が〔744〕。
つまり勝ち馬の前走は、すべてレディスプレリュード。4着までの馬でした。
年齢的には5歳馬がよく〔414〕。続いて4歳馬で〔240〕。
3歳〔101〕、6歳〔022〕と続きます。
牝馬だけに、活きのよさと成熟度のバランスを見る感じでしょうか。


いずれも地方の深い砂ではなく、京都のダートというのがミソ。
データは覆される可能性もありますが、迷った時の参考にしてみて下さい。
 



 
週末の重賞……2018.10.27
天皇賞・秋(日曜・東京)
古馬最高峰の戦い。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔522〕、2番人気は〔042〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1番人気で馬券圏内に届かなかったのは1頭。その馬も4着。1番人気信頼のレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、毎日王冠組で〔534〕。
馬券圏内12頭中、11頭が3着以内または1、2番人気に推されていた馬。
例外の1頭は6番人気7着の馬でした。
次に、宝塚記念から〔242〕。掲示板または3番人気までの馬。
札幌記念から〔201〕。1、2番人気で連対の馬。
他では、京都大賞典から〔100〕。1番人気1着馬。
安田記念から〔010〕。2番人気11着馬。
G2時代の産経大阪杯から〔010〕。1番人気1着馬。
セントライト記念から〔011〕。共に1番人気1着馬。
天皇賞・春から〔001〕。4番人気8着馬。
神戸新聞杯から〔001〕。1番人気1着馬です。
馬券圏内30頭すべてが、前走はG1またはG2に出走していて、
その前走で掲示板または3着以内の馬が28頭。
例外の2頭も、前々走では重賞連対の馬でした。
連対20頭で見ると、19頭が重賞勝ち馬。そのうち14頭が芝2000〜2500mの重賞勝ち。
残る6頭中5頭は芝2000mの重賞に2、3着があり、
例外の1頭は東京芝2000mのOP特別で2勝を挙げていました。
重賞勝ちの19頭中、16頭が東京芝の重賞を勝っており、
距離とコースの両方に良績を残していることが理想です。
過去10年の勝ち馬10頭中、7頭が8番枠より内。残る3頭は、12番枠2頭と14番枠の馬。
2着7頭も9番枠より内の馬ですから、内枠有利と覚えておきましょう。
牝馬は〔231〕。すべて、当日1、2番人気に推された馬です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔022〕、4歳〔353〕、5歳〔634〕、
6歳〔001〕、7歳〔000〕、8歳〔100〕。
5歳、4歳の順にいいようです。



スワンS(土曜・京都)
芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔221〕。
6番人気以下〔156〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔222〕。
スプリンターズSから〔213〕。
京成杯AHから〔101〕。
キーンランドCから〔011〕。
その他、毎日王冠から勝ち馬が。
高松宮記念、セントウルS、交流重賞の白山大賞典から2着馬が。
ダービー、京王杯SCから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
また、OP特別から〔330〕。3着以内5頭に、2番人気16着の馬。
準OPから〔101〕。1番人気1着の馬でした。
牝馬は〔103〕。
年齢別で見ておくと、3歳〔410〕、4歳〔333〕、5歳〔145〕、
6歳〔221〕、7歳〔001〕。
3〜6歳でまんべんなくでしょうか。
逃げ馬が〔322〕と大活躍。枠の内外に関係なく、テンに早い馬がいたら注意が必要です。



アルテミスS(土曜・東京)
2歳牝馬限定戦。芝1600m戦。
今年で迎えて7回目。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
毎年1、2番人気の馬が連絡み。なのにこの配当ですから、ヒモ荒れに注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔100〕。4着馬。
札幌2歳Sから〔011〕。共に3着馬。
OP特別から〔111〕。3着以内。
500万から〔021〕。掲示板確保の馬。
新馬勝ちの馬〔111〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔312〕。5番人気までで勝ち上がった馬でした。
連対12頭中、11頭が芝1600m以上に勝ちがあり、
例外の1頭も芝1400mの新馬勝ちからの馬でした。
キャリア4戦以上の馬は2着まで。
前走新馬勝ち組は、芝1400m、1600mのみ。それ以外の馬券圏内はありません。
キャリアの浅い2歳牝馬のレース。伏兵の台頭を、見逃さないようにしたいところです。
 


 
 
週末の重賞……2018.10.20
菊花賞(日曜・京都)
牡馬クラシック3冠レースの最終戦。芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔611〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔247〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
1〜3番人気が連に絡まなかったのは、09年のみ。ヒモ荒れの傾向にあるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
TRの神戸新聞杯から〔865〕。3着以内が15頭。
3着を外した馬の前々走は、ダービー出走または古馬混合の1000万勝ち。
もうひとつのTR、セントライト記念から〔131〕。
3着以内4頭。もう1頭の前々走はダービーでした。
札幌記念から〔010〕。3着馬。
1000万から〔104〕。5番人気以内で勝った馬でした。
連対20頭すべてが重賞に出走歴があり、18頭が前走3着以内。また19頭が9月以降に出走していた馬。
さらに、芝2400m以上での連対実績は欲しいところです。
キャリア5戦以下は3着以内なし。
勝ち馬10頭すべてが、前走と同じ騎手の手綱によるもの。乗り替わりでの優勝はありません。
勝ち馬10頭中、7頭が6番枠より内の馬。15番より外の馬は2着が精一杯です。
内有利の傾向にあるようです。
ステップレースは絞られます。
特に2つのTRから〔996〕ですから、まずはこの2レースをじっくり精査することかと思います。


富士S(土曜・東京)
芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔310〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔156〕、2ケタ人気馬〔035〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱のマイル重賞です。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔130〕。
オールカマーから〔002〕。
京成杯AHから〔131〕。
ダービー卿CTから〔110〕。
ラジオNIKKEI賞から〔011〕。
その他、皐月賞、毎日王冠、セントライト記念、札幌記念、関屋記念から勝ち馬が。
エプソムC、朝日CCから2着馬が。
マイラーズCから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔204〕。こちらも人気、着順は不問。
準OP勝ち馬の〔001〕というのもあります。
連対20頭中、15頭に重賞勝ちがあり、4頭は2、3着が。
例外の1頭は重賞未経験の馬でした。
また連対20頭中、18頭に東京コースでの勝ちか重賞5着以内があり、
さらに16頭には芝1600m戦での3着以内がありました。
コースと距離の実績があれば、心強いようです。牝馬は〔010〕。
年齢別に見ると、3歳〔313〕、4歳〔433〕、5歳〔333〕、
6歳〔030〕、7歳〔000〕、8歳〔001〕。
好走は、3〜5歳馬に集中しています。
過去10年、勝ち馬は6番人気まで。近5年は4番人気まで。
比較的人気馬を軸に、伏兵まで手を伸ばしたいレースです。
 



 
 
週末の重賞……2018.10.12
秋華賞(日曜・京都)
3歳牝馬3冠の最終戦。芝内回り2000mで争われます。
過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔410〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
10年前を除く、近9年の勝ち馬は1〜3番人気の馬です。
ステップレースを見ていきましょう。
抜けて好相性なのが、TRのローズSで〔685〕。
3着以内が13頭、4着2頭に、5着が1頭。
あとは4番人気15着、2番人気7着、12番人気18着の馬。
ローズSから19頭ですから、馬券圏内の約3分の2を占め、
毎年馬券圏内に1または2頭を送り込んでいます。
ローズS組で勝つのは、ほとんどが連対馬。
連をハズして勝ったのはオークス馬。
どちらにも当てはまらないのは1頭(08年優勝ブラックエンブレム)しかいません。
もうひとつのTR紫苑Sですが、OP特別時代は〔100〕。1番人気2着馬。
ところが、16年に重賞に格上げされると〔210〕に。連対2頭に、2番人気5着馬です。
今年は紫苑Sの連対馬がどちらも不在ですが、注目の前哨戦であることは間違いありません。
その他、クイーンSから〔101〕。1、2番人気で勝った馬。
札幌記念から〔001〕。2着馬。
ダートのシリウスSから〔001〕。16着馬。
準OPから〔001〕。1番人気3着馬。
1000万から〔010〕。1番人気1着馬。
500万から〔001〕。1番人気1着馬でした。
連対20頭で見ていくと、春の牝馬2冠のいずれかに出走していた馬が14頭。
残る6頭中、3頭は前走紫苑S。3頭は8月以降に古馬相手に勝ち星のあった馬。
また、12頭が同年重賞に勝ちがあり、
残る8頭中6頭には同年芝1800m以上の重賞に3着以内がありました。例外は2頭。
G1経験馬は14頭いて、経験しているなら掲示板。
残る6頭中、5頭はG1初挑戦でした。
オークスからの直行馬に馬券圏内はありません。
人気のアーモンドアイ、ラッキーライラックには、破るべきジンクスが立ちはだかります。
連対20頭中、芝1800m以上に勝ちが無かったのは1頭だけ。
その1頭はローズS3着からの馬。
例外の1頭は秋華賞では2着ですから、優勝には芝1800m以上での勝ちは必須となります。
キャリア4戦以下の馬は2着まで。
逃げ馬は大苦戦。内回りですが、差し、追い込みの天下と覚えておいて下さい。



府中牝馬S(土曜・東京)
牝馬限定の芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔042〕、2番人気は〔013〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔312〕、2ケタ人気馬〔211〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
上位人気馬が不振。
ちなみに、4番人気が〔410〕。5番人気は〔221〕。このあたりを狙いたいレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔101〕。3、4着の馬。
札幌記念から〔101〕。14着と3着の馬。
金鯱賞から〔010〕。3着馬。
クイーンSから〔221〕。掲示板または1番人気に推されていた馬。
新潟記念から〔110〕。人気、着順は不問です。
小倉記念から〔100〕。勝ち馬。
関屋記念から〔022〕。4着以内または1番人気に推されていた馬。
マーメイドSから〔012〕。
海外G1のドバイターフ2着馬の〔010〕というのもあります。
OP特別から〔221〕。連対3頭に、4、11着馬。
準OPから〔201〕。勝ち馬。
1000万から〔001〕。1番人気1着馬でした。
連対20頭中、19頭に重賞3着以内があり、残る1頭にもOP特別勝ちがありました。
OPクラスでの好走実績は必須。
距離についても、芝1800m、2000mのOPクラスでの3着以内が欲しく、
左回りの実績と合わせて、条件が備わっている馬を探して下さい。
年齢別では、3歳〔002〕、4歳〔634〕、5歳〔462〕、6歳〔012〕。
4、5歳馬が他の世代を圧倒しています。
連対20頭中、前走で掲示板を外していたのは僅かに3頭。
それも牡馬混合の重賞です。
休み明けでも走れますが、基本的に好調の波を重要視したほうがいいのかもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2018.10.6
毎日王冠(日曜・東京)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔420〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔246〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
時に大きく荒れることもあるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔141〕。勝ち馬4頭に、1番人気8着馬と6番人気4着馬。
宝塚記念から〔112〕。人気、着順は不問です。
ダービーから〔110〕。人気、着順は不問。
NHKマイルCから〔110〕。勝ち馬と9着馬。
札幌記念から〔110〕。掲示板確保の馬。
中山記念から〔101〕。1、2番人気に推された馬。
オールカマーから〔001〕。8着馬。
エプソムCから〔302〕。勝ち馬4頭に、6着だった馬。
関屋記念から〔020〕。2着馬と7着馬。
朝日CCから〔001〕。勝ち馬。
新潟記念から〔001〕。2着馬。
海外G1で3着だった馬の〔100〕というのもあります。
OP特別から〔100〕。1番人気1着馬です。
連対20頭の前走を見ると、すべてが重賞から。
G1から12頭。人気、着順は不問。
G2から3頭。掲示板か2番人気。
G3から5頭。このうち4頭が連対馬です。
連対20頭中、19頭が重賞勝ち馬。
実力馬が秋初戦にこのレースを選ぶからか、休み明けの馬が好走が目立ちます。
脚質的には逃げ馬に注意が必要です。
牝馬は〔120〕。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔230〕、4歳〔333〕、5歳〔321〕、
6歳〔122〕、7歳〔002〕、8歳〔101〕。
まんべんなくのイメージでいいと思います。
1600mのマイルCSと、2000mの天皇賞・秋を見据えたメンバーが、中間の1800mで戦うG2。
今年も名勝負を期待したいところです。


京都大賞典(月曜・京都)
芝外回りの2400m戦。
過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔162〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
6番人気以下が7連対ですから、波乱も頭に置いておきたいレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
宝塚記念から〔414〕。
天皇賞・春から〔032〕。
阪神大賞典から〔110〕。
オールカマーから〔101〕。
新潟記念から〔210〕。
朝日CCから〔101〕。
その他、鳴尾記念から勝ち馬が。
ジャパンカップ、札幌記念から2着馬が。
安田記念、目黒記念から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔010〕。1番人気1着馬。
準OPから〔010〕。1番人気2着馬でした。
連対20頭中18頭に、重賞連対またはOP特別勝ちがあり、
さらに18頭に芝2000m以上での勝ちがありました。
牝馬は〔201〕。
関東馬はわずかに〔001〕。
年齢別で見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔451〕、5歳〔534〕、
6歳〔003〕、7歳〔121〕、8歳〔001〕。
4、5歳の馬が中心。7、8歳の5頭はすべて重賞勝ち馬です。
開幕週なのに、逃げ馬は1頭も馬券に絡めていません。覚えておくとよさそうです。


サウジアラビアRC(土曜・東京)
芝1600mで争われる2歳重賞。
名称が変わり、重賞に格上げになってからの、データは3年で見ていきたいと思います。
15年は4、1、2番人気の1〜3着で、馬連930円。
16年は3、2、1番人気で、馬連1090円。
17年は2、1、6番人気で、馬連500円。
いずれも堅い決着となっています。
勝つのは4番人気まで。
毎年1、2番人気が共に馬券圏内に頑張っています。
前走を見ると、新馬勝ちが〔121〕。
未勝利勝ちが〔202〕。
OP特別勝ちが〔010〕。
すべて3番人気までで勝った馬でした。
馬券に絡むには、芝1600m以上での連対必須。
さらに左回りの経験が欲しく、特に東京芝1600mの経験馬が3年連続で連絡み。
同じ左回りの中京の芝1600mを走ったことのある馬も好走しています。
データはわずか3年ですが、堅いとなればしっかり絞って、ピシャリと当てたい重賞です。
 



 
 
週末の重賞……2018.9.29
スプリンターズS(日曜・中山)
秋のG1シーズンの幕開けを飾る、スプリント重賞。芝1200m戦。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔410〕、2番人気は〔140〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔229〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
毎年1〜3番人気が連絡み。近6回では、1〜3番人気が勝利を収めています。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔110〕。3着と17着の馬。
高松宮記念から〔020〕。連対馬。
ヴィクトリアマイルから〔010〕。13着馬。
セントウルSから〔423〕。4着以内または4番人気までの馬。
キーンランドCから〔134〕。こちらも4着以内または4番人気までの馬。
北九州記念から〔100〕。勝ち馬。
CBC賞から〔100〕。こちらも勝ち馬。
京成杯AHから〔001〕。5着馬。
OP特別から〔001〕。勝ち馬。
また外国馬の〔100〕というのもあります。
馬券圏内27頭で見ると、21頭が前走5着以内。残る6頭中3頭が4番人気以内の馬。
例外の3頭(外国馬も含む)は、前々走が1着あるいは1番人気の馬でした。
また、連対18頭中15頭に芝1200mの重賞勝ちがあり、残る3頭中2頭は同年の高松宮記念2着馬。
例外の1頭は芝1200mのOP特別を2勝していた馬でした。
前走からジョッキーが乗り替わった馬の連対はありません。
日本馬の勝ち馬8頭で見ると、同年重賞勝ちは必須。
前走重賞4着以内が7頭。残る1頭は4番人気の馬でした。
サンデーサイレンスか、アドマイヤオーラの血が欲しいところ。

サマースプリントシリーズを3戦以上した馬は、2着が精一杯です。 牝馬は〔325〕。
年齢別に見ておくと、3歳〔001〕、4歳〔324〕、5歳〔353〕、
6歳〔201〕、7歳〔020〕、8歳〔100〕。
3歳馬に勝ちがありません。
リピーターが多いのも特徴で、08年2着キンシャサノキセキ、10年も2着。
08年3着ビービーガルダン、翌09年も3着。
11年優勝のカレンチャン、翌12年2着。
12年優勝のロードカナロア、13年連覇。
16年優勝のレッドファルクス、17年連覇となっています。
今年は昨年の1〜3着馬が出走予定。要注目です。
過去9回の3着は、すべて6番人気以下の伏兵!
今年も3着に穴馬で、美味しい馬券をゲットして下さい。


シリウスS(土曜・阪神)
ダート2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔231〕。
6番人気以下〔213〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
その万馬券は、昨年出た2万馬券です。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
エルムSから〔112〕。
平安Sから〔031〕。
その他、芝の朝日CCと、レパードSから勝ち馬が。
交流競走の帝王賞、同じくスパーキングレディーCと、東海Sから2着馬が。
芝のセントライト記念から3着馬が出ています。
OP特別組は、芝から〔001〕。ダートから〔224〕。
準OPから〔510〕。勝ち馬5頭に、2番人気だった馬が1頭。
1000万を1番人気で勝った馬の〔001〕というのもあります。
馬券圏内30頭中、クラスにかかわらず、前走掲示板または4番人気以内に推されていた馬が26頭。
例外はわずかに4頭です。
トップハンデは10年で14頭いて〔023〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜53キロで、平均すると55.05キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.4キロ。
3着馬は58.5〜52キロで、平均56.35キロ。
勝ち馬に関しては、56キロ以下が9勝。ただし、2、3着には重いハンデの馬がよく来ます。
実力馬がハンデの影響で勝ち切れない、そんなイメージでしょうか。
牝馬は〔010〕。
最後に年齢別で見ていくと、3歳〔211〕、4歳〔213〕、5歳〔432〕、
6歳〔244〕、7歳〔010〕。
5歳馬中心に、3〜6歳といった感じです。
ハンデ戦というところがミソのダート重賞。勢いと軽ハンデの相乗効果に注意が必要です。
 



 
 
週末の重賞……2018.9.22
オールカマー(日曜・中山)
芝2200m戦。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔341〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔125〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
毎年、1または2番人気馬が連対しています。
ステップレースを見ていきましょう。
「なんでも来い」という意味のレース名の如く、ステップは様々。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
宝塚記念から〔341〕。掲示板6頭に、8着馬2頭。
天皇賞・春から〔110〕。12、17着馬。
札幌記念から〔201〕。掲示板または2番人気の馬。
新潟記念から〔002〕。3着以内の馬。
その他、前年秋の天皇賞、ヴィクトリアマイル、新潟大賞典から勝ち馬が。
安田記念、キーンランドC、七夕賞、小倉記念から2着馬が。
目黒記念、AJCC、エプソムC、中日新聞杯から3着馬が出ています。
具体的に書きもしましたが、基本、重賞組は人気、着順不問です。
OP特別4着馬の〔001〕というのもあります。
連対18頭中、16頭に重賞勝ちがあり、1頭は重賞2着。
残る1頭は中山芝2000mで3勝を挙げていた中山巧者でした。
また、連対18頭中、16頭に中山芝に勝ち、または重賞掲示板がありました。
脚質的には先行馬がよく、追い込み馬は馬券に絡めていません。
牝馬は〔210〕。連対3頭はG1連対馬です。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔222〕、
5歳〔434〕、6歳〔241〕、7歳〔102〕。
5歳、6歳、4歳の順にいいようです。
近3年の連対馬は、すべて前走G1出走馬。
休み明けでも勝ち負けになります。実績重視でいいかもしれません。


神戸新聞杯(日曜・阪神)
芝2400mで争われる菊花賞TR。
3着までの馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔720〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔142〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
ステップレースを見ていきましょう。
ダービーから〔863〕。掲示板13頭。残る4頭はダービーの前が重賞3着以内の馬でした。
宝塚記念から〔001〕。5着馬。
ラジオNIKKEI賞から〔111〕。
掲示板2頭に、8着馬が1頭。この8着馬の前走は500万勝ちでした。
OP特別の白百合Sから〔001〕。2番人気7着馬。
準OPから〔100〕。勝ち馬。
1000万から〔034〕。連対馬。
勝ち馬10頭の前走は、重賞掲示板または準OP勝ち。
勝ち馬10頭中7頭が、皐月賞掲示板→ダービー掲示板の馬でした。
連対20頭中15頭が芝2000m以上で勝っており、例外の5頭は、
G1連対歴のある馬が3頭、阪神芝外回りに勝ちがあった馬が2頭。
どの項目をも満たしていない馬は、軽視してよさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2018.9.15
セントライト記念(月曜・中山)
芝2200mで争われる、菊花賞TR。上位3着までに、優先出走権が与えられます。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔323〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
近2年は、1〜3番人気が上位を独占しています。
ステップレースを見ていきましょう。
ダービーから〔532〕。人気、着順は不問です。
札幌記念から〔010〕。6着馬。
青葉賞から〔001〕。7着馬。
ラジオNIKKEI賞から〔113〕。連対、もしくは1番人気に推されていた馬。
1000万から〔241〕。3着以内5頭に、2番人気6着と4番人気4着の馬。
500万から〔102〕。勝ち馬です。
馬券圏内27頭すべての前走が、芝1800m〜2400m。
芝1700m以下からの馬は、馬券に絡めていません。
連対18頭中、14頭に芝2000m以上での勝ちがあり、
残る4頭中3頭には芝1800mの重賞に勝ちがありました。
キャリア4戦以下の馬に連対はありません。
関東馬8勝に対し、関西馬は1勝です。圧倒的に関東馬が強いと覚えておいて下さい。


S(日曜・阪神))
芝1800mで争われる、秋華賞TR。上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔421〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔375〕、2ケタ人気馬〔032〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
波乱含みの秋華賞TRです。
ステップレースを見ていきましょう。
オークスから〔842〕。14頭中11頭が掲示板確保の馬。
連対12頭中、10頭がオークス4着以内の馬でした。
フローラSから〔010〕。14着馬。
クイーンSから〔011〕。人気、着順は不問です。
OP特別の白百合Sから〔010〕。勝ち馬。
1000万から〔016〕。3着以内5頭に、1番人気に推されていた馬が2頭。
500万から〔211〕。すべて勝ち馬。
未勝利勝ちから〔010〕。1番人気で勝ち上がった馬。
連対20頭中、19頭に芝1600m以上で勝ちがありました。
キャリア3戦以下は2着まで。
今年はオークス4着以内の馬が不在。波乱の度合いが高まっていそう。
ちなみに、500万勝ちの馬は、4番人気以内での勝ち上がりなら好走可。
TRだけに、各陣営の本気度をしっかりと見極めて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2018.9.8
セントウルS(日曜・阪神)
芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔251〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔224〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
毎年1〜3番人気の馬が連絡み。軸は人気の馬でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、北九州記念組で〔505〕。
掲示板6頭に、1または2番人気だった馬が3頭。残る1頭は4番人気6着の馬でした。
次にアイビスSD組が〔320〕。3着以内の馬。
サマースプリントシリーズの最終戦だけに、対象レースからの馬が頑張るよう。
あとは、高松宮記念から〔120〕。連対2頭に、2番人気5着馬。
NZTから〔100〕。15着馬。
函館SSから〔011〕。2着馬と1番人気7着馬。
CBC賞から〔011〕。共に勝ち馬。
安田記念から〔010〕。勝ち馬。
キーンランドCから〔010〕。6着馬。
シルクロードSから〔001〕。4着馬。
OP特別から〔001〕。4着馬でした。
また、外国馬の〔020〕というのもあり、前走はG1連対の馬です。
連対20頭中、19頭に芝1200m戦に勝ちが、また15頭に芝1000〜1200mの重賞に勝ちがあり、
残る5頭中3頭には3着がありました。
さらに連対20頭中、17頭が前走芝1000〜1200mの重賞からで、15頭は掲示板確保。
掲示板をハズした2頭には、同年の芝スプリント重賞での連対歴がありました。
勝ち馬10頭で見ると、9頭に阪神芝での勝利がありました。
スプリント重賞の好走歴と、阪神実績が重要ということでしょう。
牝馬は〔526〕。連対を果たした牝馬7頭中、6頭は、芝1000〜1200mの重賞勝ち馬です。
年齢別に見ておくと、3歳〔301〕、4歳〔421〕、5歳〔353〕、6歳〔014〕、7歳〔021〕。
勝つのは3〜5歳の3世代のみ。
関西馬9勝に対し、関東馬は僅かに1勝。
また、開幕週の絶好の芝ですから、逃げ、先行馬の天下。
時計も1分07秒台半ばの決着と覚えておきましょう。


京王杯AH(日曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔200〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔183〕、2ケタ人気馬〔140〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
勝ち馬9頭中、8頭までが4番人気以内の馬。
ですが、2着8頭が6番人気以下の伏兵であることからもわかるように、
ヒモ荒れの傾向にあるハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔110〕。
ダービーから〔110〕。
ヴィクトリアマイルから〔010〕。
NHKマイルCから〔001〕。
クイーンSから〔110〕。
七夕賞から〔110〕。
中京記念から〔100〕。
関屋記念から〔025〕。
ダービー卿CTから〔010〕。
北九州記念から〔001〕。
函館SSから〔001〕。
東京新聞杯から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔210〕。勝ち馬2頭に、7着馬1頭。
準OPから〔200〕。こちらは勝ち馬でした。
トップハンデは9回で12頭いて〔023〕。勝ちはありません。
勝ち馬のハンデは57〜52キロで、平均すると54.56キロ。
2着馬は58〜53キロで、平均55.28キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均55.5キロ。
連対18頭中、15頭が芝1600mに勝ちがあり、
残る3頭中2頭はマイル重賞に3着以内がありました。
牝馬は〔320〕。夏の名残りか、牝馬が頑張っています。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔213〕、4歳〔211〕、5歳〔422〕、
6歳〔032〕、7歳〔121〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
こちらは開幕週の馬場ながら、逃げ馬の馬券圏内はありません。頭の中に置いておいて下さい。


紫苑S(土曜・中山)
芝2000mで行われる、秋華賞TR。3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
重賞に格上げされたのが、16年のこと。従いまして、データは過去2年です。
16年は1、3、5番人気の1〜3着で、馬連1210円。
17年は1、6、4番人気で、1470円でした。
勝ったのは、共に1番人気の関西馬。
馬券圏内6頭中、4頭がオークスに出走しており、16年に勝ったビッシュはオークス以来、
17年に勝ったディアドラは、その後1000万特別(1着)を挟んでの優勝でした。
前走に限れば、オークスからか、古馬混合の1000万連対、または同500万勝ちの馬となります。
TRに昇格してから、関西馬が本気になったのか、関東馬の牙城だったのが、
2年連続で連対を果たしています。
このレースも差し馬決着。中山の開幕週は、逃げ馬を過信しないことかもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2018.9.1
新潟記念(日曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔120〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔567〕、2ケタ人気馬〔214〕。
馬連3ケタはなく、万馬券5本。
上位人気馬が大不振の、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
小倉記念から〔624〕。
七夕賞から〔141〕。
函館記念から〔112〕。
クイーンSから〔100〕。
エプソムCから〔001〕。
新潟大賞典から〔001〕。
重賞はすべてG3で、その多くがサマー2000シリーズ。人気、着順は不問です。
OP特別から〔001〕。16着馬。
準OPから〔120〕。こちらはすべて1番人気で1着だった馬。
トップハンデは10年で13頭いて〔110〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜52キロで、平均すると55.1キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均55.85キロ。
3着馬は57〜53キロで、平均55.3キロ。
ハンデ53キロ以下の馬も〔201〕ですが、勝った2頭は、
芝1600m以上の重賞に勝ちがある牝馬でした。
牝馬は上記の〔200〕。どちらも2ケタ人気の伏兵です。
連対20頭中、19頭に芝1600m以上の重賞で3着以内がありました。
勝ち馬10頭に絞ると、9頭が芝1600m以上の重賞連対歴を持つ馬です。
また、連対20頭中、18頭に左回りでの連対歴があり、19頭は7月以降に出走していた馬でした。
勝ち馬の6頭が5番枠より内。残る4頭は、8、11、13、17番枠の馬。
内枠有利でいいかもしれません。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔222〕、
5歳〔445〕、6歳〔122〕、7歳〔321〕。
3歳馬に勝ちはありませんが、4〜7歳まで幅広く勝ち馬が出ています。
尚、近5年、連対10頭すべてが父SS系の馬。これも覚えておくとよさそうです。


小倉2歳S(日曜・小倉)
小倉の2歳チャンピオン決定戦。芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔331〕、2番人気は〔411〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
1〜3番人気で9勝。勝てなかった年も、1番人気馬が2着。
それでこの配当ですから、ヒモ荒れに注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
OP特別のフェニックス賞から〔231〕。3番人気までで3着以内の馬。
中京2歳Sから〔100〕。1番人気1着馬。
ひまわり賞から〔011〕。1番人気1着馬。
新馬戦、まずは芝から〔435〕。
ダートから〔011〕。
未勝利戦から〔321〕。未勝利戦からの馬は、すべて1番人気で勝ち上がった馬でした。
フェニックス賞以外は、すべて勝ち馬ということになります。
馬券圏内30頭の前走は、すべて4番人気以内に推されていた馬。
30頭中、25頭が芝1200m戦から。
勝ち馬はすべて関西馬。
キャリア4戦以上の馬に3着以内はありません。
牝馬は〔633〕。勝利数では牡馬を上回ります。
近4年の連対8頭中、6頭が他場デビューの馬で、トレンドが変わってきた感も。
さらに前走から中5週が、馬券圏内の最長間隔となっています。
差しも決まりますが、先行馬がよく、前走4コーナー4番手以下の馬は2着が精一杯。
前で進めて、最後にひと脚使えるタイプがよさそうです。


札幌2歳S(土曜・札幌)
芝1800mで争われる、札幌の2歳チャンピオン決定戦。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔321〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔026〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
荒れる時は大きくあれる、そんなイメージでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
OP特別のクローバー賞から〔213〕。勝ち馬5頭に、2着馬1頭。
コスモス賞から〔031〕。2着3頭は連対馬、3着の1頭は4着だった馬です。
新馬戦から〔545〕。13頭が3番人気まででの勝ち上がり。
残る1頭は6番人気の馬でした。
未勝利戦から〔210〕。こちらは1または2番人気で勝ち上がった馬です。
牝馬は〔123〕。
地方所属馬が〔111〕。
勝ち馬9頭の前走は、8頭までが1着。

キャリア4戦以上の馬は2着まで。
連対18頭中、11頭が芝1800mに勝ちがあり、残る7頭中6頭は芝1600mの新馬勝ちから、
またはOP特別の連対馬。
新馬戦は他場の新馬を勝ち上がった馬の好走も目立ちますが、未勝利戦は札幌のみ。
他場の未勝利戦を勝ち上がった馬の馬券圏内はありません。
2歳馬にとって、重い洋芝の1800mはハードな条件かもしれません。
血統的には、タフな血を持つ馬を狙いたいところです。
 



 
 
週末の重賞……2018.8.23
新潟2歳S(日曜・新潟)
芝1600mで争われる2歳重賞。
夏の新潟開催が、16日から12日に短縮された13年から、傾向がガラリ一変。
従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔002〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔023〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
過去10年で見ても、1番人気が4勝、3番人気が4勝。
あとは4番人気と9番人気が1勝ずつですから、1番人気と3番人気の馬がいいレースのようです。
ステップレースを見ていきましょう。
新馬勝ちから〔523〕。
未勝利勝ちから〔031〕。
函館2歳Sから〔001〕。
勝ち馬は、すべてキャリア1戦、新馬勝ちからの馬です。
その前走を競馬場別で見てみましょう。
中京〔321〕。
東京〔122〕。
新潟〔100〕。
福島〔021〕。
函館〔001〕。
圧倒的に新潟ではない、他場がいいんですね。
これが12年以前と比べると、最も変わった部分かもしれません。
前走の距離別でも見ておきましょう。馬券圏内15頭の前走はすべて芝です。
1600m〔312〕。
1400m〔210〕。
1800m〔031〕。
1200m〔002〕。
芝1600mか1400mからしか、勝ち馬は出ていません。
キャリアは、1戦〔523〕、2戦〔031〕、3戦〔001〕。
関東馬〔244〕、関西馬〔311〕。
関西馬には関西の騎手がよく、関東の騎手が騎乗した場合、2着が精一杯となっています。
左回り未経験の馬は3着に2頭いるだけ。
過去10年の連対馬で見ても、わずかに1頭いるだけです。左回りの経験は大切です。
牝馬は〔220〕。十分に通用します。
また、前走440キロ未満の馬の馬券圏内はありません。
過去10年で見ても、3着に1頭だけ。前走の馬体重はチェックして下さい。
過去5年、毎年馬券に絡んでいるのが、前走東京の新馬を勝った馬。要注目です。
ただ、近3年は2着に前走未勝利勝ちの馬が来ています。
未勝利勝ちからの馬が、まったくダメという訳ではないようです。
脚質的には、差し、追い込みの天下です。末自慢を狙ってみて下さい。
データはあくまでデータですが、これらのデータに基づいて、
馬券は3連単フォーメーションで組み立ててみると面白いかもしれません。



キーンランドC(日曜・札幌)
芝1200m戦。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔133〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔341〕、2ケタ人気馬〔210〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
1〜3番人気のいずれか1頭が、馬券圏内に頑張ります。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔100〕。6着馬。
安田記念から〔010〕。15着馬。
ヴィクトリアマイルから〔010〕。5着馬。
高松宮記念から〔002〕。8着と18着の馬。
マイラーズCから〔100〕。8着馬。
函館SSから〔314〕。勝ち馬5頭、2着馬2頭に、3着馬1頭。
アイビスSDから〔110〕。連対馬。
CBC賞から〔021〕。人気、着順は不問です。
OP特別のUHB賞から〔211〕。掲示板または1番人気に推されていた馬。
準OPから〔121〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
連対18頭すべてにOPクラスで連対の実績があり、14頭がそれを1200mで記録。
例外の4頭は、1500mか1600mのOPクラスで連対した馬。
牝馬は〔534〕。牡馬を上回る好成績です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔111〕、4歳〔334〕、5歳〔313〕、
6歳〔030〕、7歳〔011〕、8歳〔100〕、9歳〔100〕。
4、5歳馬が中心ですが、幅広い年齢から勝ち馬が出ています。
高齢を理由にバッサリというのは、避けたほうがいいかもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2018.8.17
札幌記念(日曜・札幌)
芝2000mのG2。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔251〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
ちなみに5番人気が〔320〕と、半分以上で連に絡んでいます。
1番人気も9回中、8回で馬券圏内に来ていますが、近年やや波乱の傾向に。
ステップレースを見てみると、3着以内の馬の前走はすべて重賞です。
宝塚記念から〔221〕。
オークスから〔110〕。
安田記念から〔011〕。
函館記念から〔323〕。
その他、中京記念、クイーンS、エプソムCから勝ち馬が。
目黒記念から2着馬が。
有馬記念、天皇賞・春、ダービー、大阪杯から3着馬が出ています。
人気、着順は不問です。
ただし、連対18頭で見た時、前走北海道またはG1出走馬の人気、着順は問いませんが、
その他のレースなら3着以内必須です。
海外G1からは、2着が2頭。
裏を返せば、前走海外組は、2着が精一杯ということかもしれません。
連対18頭中、15頭が重賞勝ち馬。そのうち14頭が重賞2勝以上の実績の持ち主でした。
ただし、G1馬は5戦して2着4回。勝ちが無いのも特徴です。
連対18頭中、芝2000mには15頭が出走し、14頭に勝ちがありました。
出走歴が無かった3頭はすべてG1馬。
さらに、洋芝出走歴が無く、連対を果たした3頭もすべてG1馬でした。
勝ち馬9頭には、すべて同年の重賞で3着以内の好走歴がありました。
牝馬は〔212〕。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔111〕、4歳〔210〕、5歳〔345〕、
6歳〔301〕、7歳〔012〕、8歳〔020〕。
5、6、4歳の順にいいようです。


北九州記念(日曜・小倉)
芝1200mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔122〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔634〕、2ケタ人気馬〔032〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
オークスから〔001〕。16着馬。
アイビスSDから〔323〕。このうち5頭が1着または1番人気だった馬。
CBC賞から〔103〕。人気、着順は不問です。
OP特別から〔411〕。
中でもバーデンバーデンC組が〔201〕と良く、3着以内または3番人気までの馬でした。
準OPから〔161〕。勝ち馬5頭に、2着が2頭。残る1頭も1番人気8着の馬でした。
1000万勝ち馬の〔111〕というのもあります。
前々走でCBC賞を走っていた馬も多く、前走と合わせると〔246〕。
CBC賞出走馬が馬券圏内の5分の2を占めています。
CBC賞からアイビスSDで、3着以内に来た馬が5頭。
ひとつの好走パターンとして覚えておくといいかもしれません。
トップハンデは10年で23頭いて〔112〕。連対した2頭は、牝馬です。
勝ち馬のハンデは56〜52キロで、平均すると53.9キロ。
2着馬は56〜50キロで、平均53.2キロ。
3着馬は56〜51キロで、平均54.05キロ。
牡馬は55キロまでしか勝ちがありません。
全体で見ても、馬券圏内30頭中、25頭が56キロ未満。軽めのハンデのほうがいいようです。
牝馬は〔655〕。半数以上が牝馬です。
逃げ馬は壊滅状態。3着以内がありません。
勝ち馬の8頭が9番枠より内の馬。内枠有利も覚えておきましょう。
年齢別では、3歳〔021〕、4歳〔454〕、5歳〔332〕、
6歳〔202〕、7歳〔101〕。
4歳馬がよく、3歳馬に勝ちはありません。
一昨年こそ1分08秒5の決着でしたが、その他は1分07秒台が7回、
1分06秒台も2回出ています。
持ち時計のチェックを忘れないようにして下さい。
 



 
 
週末の重賞……2018.8.11
関屋記念(日曜・新潟)
芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔231〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔226〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
大きくは荒れませんが、近3年は6、7番人気が連対中。ひと捻り、必要なようです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔210〕。
中京記念から〔232〕。
ダービー卿CTから〔101〕。
エプソムCから〔030〕。
他に、七夕賞、福島記念から勝ち馬が。
鳴尾記念から2着馬が。
NHKマイルC、ヴィクトリアマイルから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔114〕。3着以内3頭に、3番人気までの馬が2頭。
残る1頭は7番人気13着の馬です。
準OPから〔210〕。すべて勝ち馬。
500万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
牝馬は〔112〕。4頭中3頭には、重賞勝ちまたはG1の3着がありました。
勝ち馬10頭中、9頭に重賞勝ちがあり、残る1頭にもG1の2着が。
準OPから2頭が優勝していますが、この2頭も降級前に重賞勝ちがあり、
重賞実績は重要なポイントのようです。
連対20頭中、18頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る2頭にも芝1600mでの2着がありました。
勝ち馬10頭中、7頭が12番枠より外の馬。外枠がいいことを覚えておきましょう。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔002〕、4歳〔341〕、
5歳〔554〕、6歳〔111〕、7歳〔102〕。
5歳、4歳の順にいいようです。



エルムS(日曜・札幌)
1700mで争われるダート重賞。
この時期に行われるようになったのが12年のこと。
さらに改修のために函館で行われた13年を除く、データは過去5回です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔104〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
ただし、毎年6番人気以下の馬が1頭、3着以内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
交流G1の東京大賞典から〔100〕。
帝王賞から〔010〕。
平安Sから〔120〕。
プロキオンSから〔010〕。
旧JCダート(現チャンピオンズC)から〔001〕。
交流重賞のマーキュリーCから〔002〕。
同じく、名古屋大賞典から〔001〕。
基本、重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔211〕。勝ち馬3頭と、1番人気3着の馬。
準OPから〔100〕。1番人気1着馬でした。
牝馬は〔000〕。馬券圏内がありません。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔211〕、5歳〔213〕、6歳〔110〕、
7歳〔020〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。
4〜6歳の3世代が中心のよう。
過去5年の勝ち馬5頭中、4頭までもが5番枠より内の馬。
さらに勝つのは先行馬が多く、“内枠の先行馬”がキーワード。覚えておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2018.8.2
レパードS(日曜・新潟)
3歳のダート重賞。ダート1800m戦。
今年で10回目。データは過去9年です。
1番人気は〔513〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
1番人気は3着以内パーフェクトです。
昨年初めて1、2番人気が共に連を外しましたが、それまでは必ず1、2番人気が連に絡んでいました。
ステップレースを見ていきましょう。
交流G1のジャパンダートダービーから〔522〕。掲示板7頭に、6番人気8着と1番人気6着の馬。
交流G2の兵庫CSから〔001〕。4着馬。
ユニコーンSから〔200〕。3着馬と1番人気12着馬。
海外のUAEダービー2着馬の〔001〕というのもあります。
芝のOP特別、白百合Sから〔010〕。8着馬。
1000万から〔243〕。連対8頭に、3着馬1頭。9頭中8頭が1、2番人気の馬でした。
500万から〔022〕。1、2番人気で勝った馬。
連対18頭中、16頭にダート1800mでの勝ちがありました。
残る2頭には、芝1800mの重賞に連対歴がありました。
牝馬は〔111〕。牡馬が優勢です。
キャリア5戦以下は2着まで。
逃げ、追い込み馬に勝ちなし。先行馬有利と覚えておいて下さい。



小倉記念(日曜・小倉)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔032〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔426〕、2ケタ人気馬〔211〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
1番人気に勝ちがありません。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
七夕賞から〔333〕。3着以内6頭に、3番人気8着、6番人気6着、8番人気5着の馬。
新潟大賞典から〔121〕。人気、着順は不問です。
その他、安田記念、天皇賞・春、目黒記念、鳴尾記念から勝ち馬が。
ダービー、皐月賞から2着馬が。
宝塚記念、マーメイドS、エプソムCから3着馬が出ています。
重賞組は、基本、人気、着順不問です。
OP特別から〔002〕。勝ち馬と3番人気7着馬。
準OPから〔221〕。連対3頭に、1番人気4着と8番人気6着の馬。
トップハンデは10年で13頭いて〔114〕。
勝ち馬のハンデは57〜52キロで、平均すると55キロ。
2着馬は57〜53キロで、平均55.4キロ。
3着馬は58〜52キロで、平均55.55キロ。
57.5キロ以上は3着精一杯。
53キロ以下も5番人気以内なら馬券圏内パーフェクトですが、6番人気以下だと連対は無し。
軽ハンデ馬は人気で取捨選択しても良さそうです。
牝馬は〔102〕。牡馬に軍配が上がっています。
連対20頭すべてに、芝1800mか2000mでの勝利、または芝2000mの重賞での3着以内がありました。
勝ち馬10頭中、7頭がここで重賞初制覇。
同じく、10頭中7頭が前走芝2000mに出走していました。
さらに、父SS系と、関西馬が10連勝中。これも覚えておいて下さい。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔020〕、4歳〔330〕、5歳〔436〕、
6歳〔013〕、7歳〔211〕、8歳〔100〕。
5歳、4歳の順にいいのですが、ベテランの一発にも注意が必要です。
 



 
 
週末の重賞……2018.7.29
アイビスSD(日曜・新潟)
芝直線1000mの重賞。
過去10年、1番人気は〔510〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔334〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回、万馬券なし。
近5年は1番人気が4勝、2着1回と活躍しています。
ステップレースを見ていきましょう。
CBC賞から〔410〕。人気、着順は不問です。
函館SSから〔222〕。このうち掲示板確保の馬が4頭。
海外G1(12着)からの〔001〕というのもあります。
OP特別の韋駄天Sから〔121〕。3番人気までで4着以内の馬。
ルミエールSから〔100〕。勝ち馬。
バーデンバーデンCから〔042〕。掲示板が5頭。
米子Sから〔001〕。12着馬。
ダートのコーラルSから〔100〕。13着馬。
準OPから〔111〕。3着以内の馬。
1000万から〔002〕。共に勝ち馬でした。
連対20頭中、11頭に芝直線1000m戦への出走歴があり、
すべてが5着以内の実績がありました。
残る9頭には、OPクラスに連対歴がありました。
牝馬は〔635〕。勝ち数では牡馬を上回ってます。
年齢別では、3歳〔012〕、4歳〔411〕、5歳〔364〕、
6歳〔123〕、7歳〔200〕。
3歳馬に勝ちがありません。
重馬場だった09年を除けば、残る9回の勝ちタイムは53.8〜54.2秒。
この時計に対応できるスピードが必要です。
枠順ですが、6頭が13番枠より外の馬。
ただし、2、3、4、9番枠からも勝ち馬は出ています。
開幕週だけに、“外枠神話”は、まだ早いのかもしれません。
また、CBC賞と函館SSを合わせて〔632〕。
つまり、サマースプリントシリーズへの出走馬が頑張っているということも、頭の中に置いておいて下さい。


クイーンS(日曜・札幌)
牝馬限定の芝1800m戦。
函館と札幌の開催が入れ替わったのが12年のこと。
加えて、改修工事のため、函館で行われた13年を除く、データは過去5回です。
1番人気は〔121〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。
毎年1または2番人気が連対しているのに、馬連の最低配当は14年の2040円(2、6番人気)。
さらに6番人気以下の伏兵が毎年1頭は3着以内にいるのですから、ひと捻り必要な牝馬限定戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔121〕。
オークスから〔101〕。
NHKマイルCから〔100〕。
マーメイドSから〔112〕。
福島牝馬Sから〔100〕。
勝ち馬はすべて前走重賞から。ただし、人気、着順は不問です。
OP特別から〔011〕。連対馬。
準OPから〔010〕。2番人気8着馬です。
年齢別では、3歳〔201〕、4歳〔021〕、5歳〔133〕、6歳〔200〕。
4歳馬に勝ちがありませんが、3〜6歳までの4世代がまんべんなくのイメージでしょうか。
近4年は、2番枠の馬が3勝2着1回と4年連続で連対中。
開幕週ということもあって、先行馬が有利なレース。
前に行ける脚のある馬が2番枠に入ったら、
人気に関係なく買ってみるのも面白いかもしれませんね。
 



 
 
週末の重賞……2018.7.21
函館2歳S(日曜・函館)
2歳世代最初の重賞。芝1200m戦。
札幌と函館の開催が入れ替わり、この時期の施行になったのが12年のこと。
従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔310〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔033〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
勝つのは4番人気までの馬ですが、近5年は9番人気以下の馬が馬券圏内に来る、
波乱含みのレースとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
新馬勝ちから〔546〕。
未勝利勝ちから〔120〕。
すべて芝のレース。ダート戦からの3着以内はありません。
また、連対12頭すべてが函館の芝のレースから。
3着には他場からの馬もいますが、こちらもすべて前走は芝のレース。
前走の距離を見てみると、1200mが〔565〕。1000mが〔100〕。1400mが〔001〕。
圧倒的に芝1200mからとなっています。
牝馬は〔333〕。数字的にはまったくの五分です。
連闘で勝った馬もいるように、ローテーションはあまり気にしなくてよさそう。
使われつつ、徐々に荒れてくる馬場で、1分9〜10秒台の決着に。
この時計に対応出来そうな馬を探してみて下さい。


中京記念(日曜・中京)
芝1600mのハンデ戦。
この条件になったのが12年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔001〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔002〕。
上位人気馬、大苦戦。
6番人気以下〔351〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
勝ち馬はすべて5〜7番人気という、大波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔100〕。7着馬。
京王杯SCから〔100〕。15着馬。
エプソムCから〔002〕。4着と6着の馬。
OP特別の米子Sから〔222〕。
このうちの5頭が、勝ち馬または1、2番人気に推されていた馬。
パラダイスSから〔221〕。4頭が連対馬。
谷川岳Sから〔010〕。勝ち馬。
都大路Sから〔010〕。5着馬。
準OPから〔001〕。勝ち馬でした。
トップハンデは6年で11頭いて〔212〕。
勝ち馬のハンデは58〜55キロで、平均54.56キロ。
2着馬は57〜52キロで、平均53.44キロ。
3着馬は58〜55キロで、平均54.33キロ。
54キロ以下で馬券に絡んだのは牝馬の2頭(54、52キロ)だけ。
55キロ以上の馬が中心と考えてよさそうです。
連対12頭中、9頭に重賞3着以内の好走歴が。
また勝ち馬6頭中、5頭に芝1600m以上に4勝以上の勝ち鞍がありました。
必須ではありませんが、あったほうが心強いデータとして覚えておいて下さい。
牝馬は〔020〕。牡馬中心でよさそう。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔002〕、
5歳〔441〕、6歳〔213〕、7歳〔010〕。
主役は5歳。次に6歳馬のようです。
 



 
 
週末の重賞……2018.7.13
函館記念(日曜・函館)
芝2000mのハンデ戦。
札幌で行われた09年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔020〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔077〕、2ケタ人気馬〔044〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
1番人気に勝ちがなく、7年連続で2、3着は7番人気以下の馬という波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔021〕。人気、着順は不問です。
NHKマイルCから〔001〕。13着馬。
目黒記念から〔300〕。連対または2番人気だった馬。
金鯱賞から〔101〕。掲示板確保の馬。
新潟大賞典から〔111〕。人気、着順は不問。
エプソムCから〔111〕。こちらも人気、着順は不問です。
鳴尾記念から〔100〕。勝ち馬。
OP特別から〔253〕。6着以内または3番人気までの馬。
特に、巴賞から〔143〕です。
準OP1番人気1着馬の〔001〕というのもあります。
トップハンデの馬は9回で9頭いて〔110〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜54キロで、平均すると55.39キロ。
2着馬は58〜52キロで、平均55.06キロ。
3着馬は57〜53キロで、平均55.33キロ。
馬券圏内27頭すべてが、5月以降に1走以上していました。
また、勝ち馬9頭中8頭までが、8番枠より内の馬。内枠がいいと覚えておきましょう。
牝馬は〔000〕。牡馬のレースとなっています。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔001〕、4歳〔231〕、5歳〔313〕、
6歳〔213〕、7歳〔120〕、8歳〔111〕、9歳〔000〕、10歳〔010〕。
まんべんなくのイメージでいいかと思います。
巴賞勝ち馬が1番人気に推されたのは5回あって、4頭は馬券圏外に(残り1頭は2着)。
巴賞勝ち馬の取捨には熟考が必要です。
 



 
 
週末の重賞……2018.7.7
七夕賞(日曜・福島)
芝2000mのハンデ戦。
中山で行われた11年を除く、データは過去9回ですが、10年は3着同着。
従いまして、9回で3着は10頭となります。
1番人気は〔312〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔355〕、2ケタ人気馬〔123〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
目黒記念から〔110〕。
鳴尾記念から〔220〕。
エプソムCから〔103〕。
その他、AJCC、東京新聞杯から勝ち馬が。
ダイヤモンドS、新潟大賞典、また海外のドバイシーマクラシックから2着馬が。
G2時代の産経大阪杯から3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問です。
芝のOP特別から〔214〕。
ダートのOP特別から〔011〕。
OP特別組も人気、着順は不問です。
準OPから〔100〕。3番人気13着馬。
1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
トップハンデは9回で14頭いて〔022〕。勝ち切れません。
勝ち馬のハンデは57〜52キロで、平均すると55.67キロ。
2着馬は58〜53キロで、平均55.67キロ。
3着馬は58〜52キロで、平均54.8キロ。
ハンデ58キロの馬は、2着まで。
連対18頭中、17頭に1年以内の勝利または重賞2着がありました。
例外の1頭は前年秋のG1に3着があった馬。
牝馬は〔020〕。牡馬中心です。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔210〕、5歳〔433〕、
6歳〔345〕、7歳〔001〕、8歳〔001〕。
5、6、4歳の順にいいよう。
現在、重賞勝ちのある馬が5連勝中。
重賞実績をしっかりチェックして、そこから人気薄へも。抜けないようにして下さいね。


プロキオンS(日曜・中京)
ダート1400m戦。
中京で行われるようになったのが12年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔212〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔103〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
12年を除く近5年は、1、2番人気のいずれかが、連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
重賞は交流重賞か海外のもの。
かしわ記念から〔100〕。2着馬。
さきたま杯から〔010〕。2着馬。
北海道スプリントCから〔100〕。2着馬。
かきつばた記念から〔010〕。勝ち馬。
ドバイのゴドルフィンマイルから〔010〕。5着馬でした。
OP特別から〔436〕。うち11頭が3番人気までで、かつ3着以内となると9頭います。
牝馬は〔110〕。
連対12頭中、10頭がJRAのダート1400m重賞またはOP特別の勝ち馬。
例外の2頭はOPクラスに勝ちこそありませんでしたが、ダート1400mが滅法得意な馬。
また、連対12頭のすべてが、JRAと地方を合わせてダート1400m戦に3回以上出走し、
複勝率65%以上を誇っていました。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔210〕、5歳〔132〕、
6歳〔310〕、7歳〔013〕、8歳〔001〕。
4〜6歳の3世代が中心のよう。
近5年の勝ち馬は、前走3番人気以内で連対した馬です。
単勝の絞り込みの参考にしてみてはいかがでしょう。
 



 
 
週末の重賞……2018.6.30
ラジオNIKKEI賞(日曜・福島)
3歳馬によるハンデ重賞。芝1800m戦。
中山で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔255〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタはなく、万馬券は2本。
毎年6番人気以下の伏兵が1頭は馬券圏内に来る、波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔013〕。掲示板外しの馬。
オークスから〔010〕。8着馬。
青葉賞から〔200〕。4着と8着の馬。
OP特別のプリンシパルSから〔221〕。3着以内3頭に、17着馬が2頭と両極端。
白百合Sから〔030〕。掲示板確保の馬。
OP特別時代の葵Sから〔001〕。4着馬。
1000万から〔402〕。人気、着順は不問です。
500万から〔122〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
トップハンデは13頭いて〔110〕。
勝ち馬のハンデは56.5〜53キロで、平均すると54.5キロ。
2着馬は57〜53キロで、平均54.56キロ。
3着馬は56〜53キロで、平均54キロ。
52キロ以下の3着以内はなく、55〜53キロの馬が馬券圏内27頭中23頭を占めています。
連対18頭中17頭に芝1600m以上での勝ちがあり、勝ち馬はすべてこれを満たしていました。
また、連対18頭のすべてが中8週以内。9週以上空いた馬は3着すらありません。
今年は4月28日、29日出走の馬がギリギリでセーフ。
それ以前の馬はアウトということになります。
重賞勝ち馬の連対はなく、OP特別勝ち馬もハンデが重くなるせいか、
苦戦(2連対のみ)を強いられています。
牝馬は〔010〕。牡馬優勢のよう。
関東馬が8勝を挙げていて、このレースは東高西低のようです。


CBC賞(日曜・中京)
芝1200mのハンデ重賞。
中京が改修されたのが12年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔032〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
勝ち馬は4番人気までの馬なのに、意外や高配当も多く、短距離のハンデ戦らしい結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔112〕。
ヴィクトリアマイルから〔010〕。
海外G1から〔001〕。
阪神牝馬Sから〔110〕。
マイラーズCから〔100〕。
京王杯SCから〔010〕。
高松宮記念組だけは掲示板確保の馬。
その他の重賞組は、人気、着順不問です。
OP特別の安土城Sから〔211〕。3着以内3頭に、5番人気10着馬。
鞍馬Sから〔001〕。9着馬でした。
ダートのOP特別の欅Sから〔100〕。勝ち馬。
準OPから〔011〕。1番人気6着馬と、勝ち馬です。
トップハンデは6頭いて〔102〕。
勝ち馬のハンデは58〜53キロで、平均すると56キロ。
2着馬は57.5〜50キロで、平均54.58キロ。
3着馬は59〜54キロで、平均56.25キロ。
ハンデ55キロ以下の牡馬で3着以内に来たのは2頭だけ。
比較的、ハンデは重い方がいいようです。
牝馬は〔231〕。連対率では牡馬を上回ります。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔011〕、5歳〔544〕、6歳〔111〕。
馬券に絡んでいるのは、4〜6歳の3世代のみ。
上位独占が3回もある5歳馬がダントツの好成績を挙げています。
 



 
 
週末の重賞……2018.6.23
宝塚記念(日曜・阪神)
上半期のGP。芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔242〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔424〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
ヒモ荒れに注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔432〕。3着以内4頭に、1、2番人気だった馬が3頭。
あとは5番人気7着と9番人気10着の馬。
G1に格上げされた昨年の大阪杯から〔100〕。3番人気6着馬。
ヴィクトリアマイルから〔023〕。
連対3頭に、1番人気だった馬が1頭。7番人気8着馬も1頭。
安田記念から〔001〕。2着馬。
金鯱賞から〔212〕。3着以内4頭に、4番人気7着馬。
目黒記念から〔100〕。2着馬。
鳴尾記念から〔121〕。3着以内3頭に、2番人気4着馬。
海外G1から〔021〕。すべて2着馬でした。
また、OP特別のメトロポリタンS勝ち馬の〔100〕というのもあります。
馬券圏内30頭の前走を見ると、前走が重賞以外のレースだったのは1頭だけ。
G1は掲示板外しも可ですが、G2以下で3着外しは2頭だけです。
連対20頭のすべてに芝2000m以上での勝ちがあり、うち19頭は2勝以上。
さらに、芝2200m以上に勝利がなかったのも1頭だけ。
連対20頭すべてに、芝2000〜2500mのG2以上に勝利がありました。
関西馬なら阪神芝での勝利は必須。中山の好走歴が意外と光るのも特徴です。
実は8枠が5連勝中で、勝ち馬10頭中9頭までもが9番枠より外の馬。
これは覚えておくとよさそうです。
牝馬は〔134〕。連対率では牡馬を上回ります。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔326〕、5歳〔553〕、6歳〔231〕。
5歳馬が中心となっています。
 



 
 
週末の重賞……2018.6.15
ユニコーンS(日曜・東京)
3歳のダート重賞。ダート1600m戦。
データは過去10年で見ていきますが、13年は3着同着。
従いまして、3着は11頭となります。
1番人気は〔430〕、2番人気は〔331〕、3番人気は〔314〕。
6番人気以下〔016〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ7回に、万馬券なし。
勝ち馬は3番人気までという、堅い重賞。穴党には3着伏兵がお勧めです。
ステップレースを見ていきましょう。
交流重賞の兵庫CSから〔311〕。連対馬。
OP特別の青竜Sから〔123〕。
鳳雛Sから〔101〕。
1400mになってからの昇竜Sから〔101〕。
同じく1400mになってからの端午Sから〔020〕。
伏竜Sから〔010〕。
ヒヤシンスSから〔001〕。
OP特別組は4着以内の馬たち。
芝のNHKマイルCから〔001〕。
同じくファルコンSから〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
UAEダービー10着馬の〔001〕というのもあります。
1000万から〔100〕。4着馬。
500万から〔111〕。1、2番人気で勝った馬です。
連対20頭のすべてにダートでの勝ちがあり、
東京ダートに出走経験のある12頭には、すべて勝ちがありました。
青竜S、鳳雛Sが作られた14年以降、
ダートのOPクラスに出走歴のない馬の馬券圏内がないのも興味深いところ。
また、キャリア3戦以下の馬は2着まで。逆に9戦以上の馬は3着までとなっています。
牝馬は〔120〕。4番人気までに推された馬たちです。
中7週以上、間が空いた馬は2着まで。ローテーションのチェックもお忘れなく。


函館スプリングS(日曜・函館)
函館開催の開幕を飾るスプリント戦。芝1200m戦。
6月の施行になったのが12年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔010〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
08〜11年は、札幌開催時も含め、1番人気が毎年連対してましたが、
施行時期が変わった途端に、1番人気が勝てない波乱のレースとなりました。
ステップレースを見ていきましょう。
桜花賞から〔200〕。
高松宮記念から〔110〕。
NHKマイルCから〔011〕。
ヴィクトリアマイルから〔011〕。
オークスから〔001〕。
京王杯SCから〔100〕。
重賞組は人気、着順不問です。
さらに言うと、重賞組の前走着順は、馬券圏内10頭中8頭が2ケタ着順。
残る2頭も3、9着ですから、前走着順の悪さに惑わされないように。
OP特別から〔132〕。4着以内の馬。
準OPから〔101〕。勝ち馬と10着馬です。
連対12頭すべてに、重賞3着以内またはOP特別勝ちがありました。OP実績は必須です。
また、関西馬が5勝。
牝馬は〔224〕。
年齢別に見ておくと、3歳〔212〕、4歳〔031〕、5歳〔211〕、
6歳〔111〕、7歳〔100〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
現在、50キロで出走できる、3歳牝馬が連勝中ですが、今年は不在。
ベテランの洋芝巧者に注意が必要かもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2018.6.9
安エプソムC(日曜・東京)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔440〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔031〕。
6番人気以下〔017〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
あとは、1000円台4回に、2000円台が2回という、堅い重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券に送り込んでいる重賞から。
マイラーズCから〔321〕。4着以内または2番人気の馬。
新潟大賞典から〔214〕。人気、着順は不問です。
その他、ヴィクトリアマイル、京王杯SCから勝ち馬が。
香港のチャンピオンズマイルから2着馬が。
中山記念、小倉大賞典から3着馬が出ています。
重賞組は基本的に、人気、着順は不問です。
OP特別から〔232〕。連対6頭と、9着馬。
準OPから〔020〕。勝ち馬です。
連対20頭には、芝1600m以上の重賞3着以内、芝1800m以上のOP特別勝ち、
または前走準OP勝ちの勢いの、いずれかがありました。
また、連対馬の前走はすべて、重賞出走か、OP特別なら連対、準OPなら勝ち。
連対20頭中19頭に東京芝への出走歴があり、そのうち16頭に勝ちか重賞3着以内がありました。
東京芝未出走の馬には、同じ左回りの中京での重賞勝ちがありました。
また、連対19頭が前走5着以内または5番人気以内を満たしており、
例外の1頭は香港のG1を走っていた馬でした。
牝馬は〔100〕。牡馬が優勢です。
勝ち馬10頭中、7頭が8番枠より内の馬。内枠がやや有利のよう。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔762〕、5歳〔221〕、
6歳〔123〕、7歳〔003〕、8歳〔001〕。
4歳馬が断然です。
堅い決着と言いましたが、3着には6番人気以下の伏兵が7頭も。
そのうち5頭が6歳以上の馬。人気薄のベテランに注意が必要です。



マーメイドS(日曜・阪神)
牝馬限定のハンデ重賞。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔574〕、2ケタ人気馬〔143〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
大波乱の牝馬のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
重賞で複数頭を馬券圏内に送り込んでいるのは、ヴィクトリアマイルだけで〔013〕。
人気、着順は不問です。ただし、2着が精一杯。勝ち馬は出ていません。
その他、金鯱賞、12月施行時の愛知杯から勝ち馬が。
新潟大賞典、福島牝馬Sから2着馬が。
目黒記念、阪神牝馬Sから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔321〕。人気、着順は不問です。
準OPから〔333〕。連対6頭は4着以内の馬たちです。
さらに1000万から〔221〕。勝ち馬4頭と、9着だった馬です。
トップハンデは10年で14頭いて〔112〕。
勝ち馬のハンデは56〜48キロで、平均すると53.2キロ。
2着馬は56〜50キロで、平均52.6キロ。
3着馬は56.5〜50キロで、平均53.65キロ。
軽ハンデ馬の激走に注意が必要です。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔214〕、5歳〔764〕、
6歳〔131〕、7歳〔001〕。
5歳馬が抜けて好成績です。
前走が重賞以外のステップという馬が〔875〕。
特に前走重賞で連対した馬は4頭が出走して、馬券圏内なし。
目をつぶって人気の馬を切るのも、ひとつの手かもしれませんね。
 



 
 
週末の重賞……2018.5.31
安田記念(日曜・東京)
春のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔410〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔022〕。
6番人気以下〔447〕、2ケタ人気馬〔025〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。
毎年8番人気以下の穴馬が1頭は3着以内に来る、波乱のG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔200〕。連対馬。
NHKマイルCから〔100〕。3着馬。
高松宮記念から〔100〕。勝ち馬。
マイルCSから〔010〕。9着馬。
京王杯SCから〔232〕。
3着以内4頭に、1、2番人気だった馬が1頭ずつ。
5番人気7着馬が1頭です。
マイラーズCから〔017〕。3着以内は3頭。
3番人気以内の馬も3頭。残る2頭は、5番人気6着馬と9番人気10着馬。
G2時代の産経大阪杯から〔021〕。掲示板確保の馬。
中山記念から〔010〕。3着馬。
ダービー卿CTから〔200〕。連対馬。
OP特別のメイSから〔100〕。勝ち馬です。
海外帰りの〔110〕。
外国馬の〔010〕というのもあります。
牝馬は〔200〕。いずれも、連覇のウオッカです。
連対20頭中19頭に重賞勝ちがあり、残る1頭にもG1の2着がありました。
重賞好走歴は必須のようです。
年齢別では、3歳〔100〕、4歳〔221〕、5歳〔333〕、
6歳〔425〕、7歳〔031〕。
6、5、4歳の順にいいようです。
3着に7頭を送り込んでいるマイラーズC組ですが、勝ちがなく、2着もわずか1頭。
好走のためには、東京の芝での重賞連対歴、
または同コースのG1で5着以内の好走歴が必要なようです。
過去の好走馬が、再びの好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に見ていきましょう。
08年勝ったウオッカ、09年連覇。
10年3着のスマイルジャック、11年も3着。
11年2着のストロングリターン、12年優勝。
12年2着のグランプリボス、14年に再び2着。
13年2着のショウナンマイティ、14年3着。
15年勝ったモーリス、16年2着。
16年勝ったロゴタイプ、17年2着です。
今年は昨年3着のレッドファルクスが出走予定ですが、果たして?



鳴尾記念(土曜・阪神)
芝2000m戦。
6月の施行になったのが、12年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔120〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
1〜3番人気の馬で5勝。堅めの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
天皇賞・春から〔200〕。
中山記念から〔200〕。
G2時代の産経大阪杯から〔011〕。
新潟大賞典から〔013〕。
その他、京王杯SCから勝ち馬が。
ヴィクトリアマイル、小倉大賞典、海外の香港Cから2着馬が。
日経賞から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔111〕。こちらも人気、着順は不問です。
牝馬は〔010〕。昨年のスマートレイアーのみ。
連対12頭中、8頭が重賞勝ち馬。
残る4頭中、2頭には複数回の重賞2着が、1頭にOP特別4勝の実績がありました。
例外の1頭は阪神芝で連対パーフェクトの馬でした。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔112〕、
5歳〔321〕、6歳〔212〕、7歳〔021〕。
5歳馬の活躍が目立ちます。
 



 
 
週末の重賞……2018.5.25
日本ダービー(日曜・東京)
競馬の祭典。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔413〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔321〕。
6番人気以下〔126〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
1〜3番人気で9勝。近5年は、馬連3ケタ3回、1000円台が2回。堅く収まっています。
ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的に皐月賞組がよく〔874〕。
3着または3番人気までの馬が16頭。
残る3頭は、4番人気4着、4番人気9着、5番人気5着の馬でした。
NHKマイルCから〔101〕。連対馬。
TRの青葉賞から〔023〕。勝ち馬3頭、2着馬1頭に、3番人気6着馬1頭。
もうひとつのTR、プリンシパルSから〔001〕。1番人気で2着の馬。
京都新聞杯から〔111〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
皐月賞組をもう少し詳しく分析すると、
皐月賞5番人気以内で、ダービー当日3番人気以内だと〔3-2-1-1〕。
皐月賞6番人気以下で、ダービー当日4番人気以下だと3着以内なし。
36頭が挑戦しての結果です。取捨選択の参考にして下さい。
皐月賞以外からのステップなら、重賞2勝以上が勝利への必須条件。なければ2着が精一杯です。
連対20頭すべてに、芝1600m以上の重賞勝ちがありました。3着にも同重賞2着は必須です。
連対20頭には、JRAで3勝以上、または重賞を含む2勝+他に重賞2着がありました。
勝ち馬に限れば、10頭中8頭が、複勝率80%以上。
残る2頭も75%、62.5%と、高い安定感を示していました。
さらに、勝ち馬10頭中、7頭が5番枠より内の馬。1〜3番枠で6勝です。
15番枠から外は3着に1頭だけ。枠は内枠のほうがよさそうです。



目黒記念(日曜・東京)
芝2500mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔151〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔536〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
馬券圏内30頭中、14頭が6番人気以下の伏兵。波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔221〕。
有馬記念から〔002〕。
日経新春杯から〔010〕。
AJCCから〔010〕。
新潟大賞典から〔201〕。
ダイヤモンドSから〔101〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別組では、好相性のレースのひとつだった大阪-ハンブルクCの距離が、
今年から1400mに距離が短縮されました。
これを省くと、メトロポリタンSから〔223〕。
連対5頭に、11番人気6着と4番人気6着の馬。
ただし、この6着からの2頭は、前々走で連対していました。
福島民報杯から〔010〕。3番人気5着馬。
準OPから〔120〕。勝ち馬2頭に、7番人気12着馬。
1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
トップハンデは10年で13頭いて〔101〕。
勝ち馬のハンデは58〜51キロで、平均すると55.2キロ。
2着馬は58〜51キロで、平均55.75キロ。
3着馬は58〜52キロで、平均55.05キロ。
トップハンデで勝ったのは、昨年のフェイムゲーム(58キロ)だけ。
基本的に、トップハンデ馬は苦戦の傾向と考えてよさそうです。
牝馬は〔010〕。一昨年のマリアライトのみです。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔324〕、5歳〔272〕、
6歳〔211〕、7歳〔202〕、8歳〔101〕。
連対では5歳馬がいいようです。
芝2200m以上に勝ちがある馬、またはその距離のOPクラスに好走歴がある馬なら、
人気薄でも激走に注意が必要です。



葵S(土曜・京都)
今年から重賞に格上げされた、3歳馬による芝1200m戦。
昨年までOP特別として行われていましたが、1200mに距離が短縮されたのが2010年のこと。
データは過去8年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔247〕、2ケタ人気馬〔024〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
毎年6番人気以下の馬が馬券圏内に来る、波乱のスプリント戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
桜花賞から〔011〕。
フィリーズレビューから〔110〕。
ニュージーランドTから〔100〕。
ファルコンSから〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別の橘Sから〔432〕。掲示板8頭に、5番人気8着馬。
マーガレットSから〔002〕。5着と9着の馬。
ダートの端午Sから〔010〕。16着馬。
昇竜Sから〔001〕。7着馬。
500万から〔221〕。勝ち馬です。
牝馬が〔562〕。牡馬が〔326〕ですから、かなり牝馬が優勢。
さらに面白いデータが、“枠順”です。
勝ち馬8頭中、7頭が1〜5番枠の馬。
圧倒的に内枠有利と覚えておいて下さい。
橘S掲示板の牝馬が1〜5番枠に入ったら。人気薄でも狙ってみると面白いかもしれませんね。
 



 
 
週末の重賞……2018.5.18
オークス(日曜・東京)
3歳牝馬3冠レースの2冠目。芝2400m戦。
2010年は1着同着。従いまして、過去10年で勝ち馬は11頭、2着馬は9頭となります。
1番人気は〔421〕、2番人気は〔132〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券3本。
残る3回は1000円台2回に、2000円台ですから、
荒れるときは大きく荒れるとの認識でいいのかもしれません。
ステップレースを見てみると、4つのレースに限られます。
まずは圧倒的に桜花賞組が良く〔855〕。
3着以内14頭に、1、2番人気だった馬が3頭。
残る1頭は4番人気10着馬。この馬は前々走でフィリーズレビューを勝っていました。
TRのフローラSから〔144〕。3着以内8頭に、1番人気5着馬。
ちなみに、もうひとつのTR、スイートピーS組の馬券圏内はありません。
忘れな草賞から〔200〕。1、2番人気で勝った馬。
最後に皐月賞から〔001〕。
牡馬に挑んで11着だった馬ですが、こちらも前々走はフラワーC1着でした。
キャリア3戦以下、逆に9戦以上の馬は2着精一杯。
3着以内の30頭すべてが、近2走のどちらかで3着以内。
また、30頭すべてが4月以降に一走していました。
桜花賞1番人気馬のオークス成績は〔4211〕で、すべて4着以内。
阪神JFを勝っていれば、4戦4勝。
ラッキーライラックには追い風となるデータですが、果たして?


平安S(土曜・京都)
ダート1900m戦。
今の時期、今の条件になったのが13年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔300〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔131〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
2番人気が馬券にまったく絡んでいません。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのがアンタレスS組で〔332〕。掲示板5頭。
残る3頭は、前々走で重賞掲示板の馬。
フェブラリーSから〔100〕。2着馬。
マーチSから〔010〕。5着馬。
交流重賞のダイオライト記念から〔010〕。勝ち馬。
同じく、マリーンSから〔001〕。こちらも勝ち馬。
OP特別から〔101〕。1着と5着の馬。
前走アンタレスS組以外は、掲示板必須ということになります。
牝馬は〔001〕。牡馬が優勢。
連対10頭のすべてが、ダート1800〜2000mで4勝以上。
また、京都ダート1800m、1900mに勝ちがありました。
さらに、10頭中9頭が京都ダートの連対率50%以上。
そして、10頭中9頭にダート1800〜2000mのOPクラスでの勝ちがありました。
逃げ、先行馬が全5勝。これは覚えておきたいデータです。
最後に、年齢別で見ておくと、4歳〔210〕、5歳〔211〕、
6歳〔121〕、7歳〔012〕、8歳〔001〕。
若いほうがよさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2018.5.13
ヴィクトリアマイル(日曜・東京)
春のマイル女王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔365〕、2ケタ人気馬〔142〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1000円台も1回だけという、波乱の牝馬G1です。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが阪神牝馬S組で〔433〕。
3着以内6頭に、3番人気が2頭(13着と9着)。
5番人気11着、6番人気14着から巻き返した例もあります。
その他、高松宮記念から〔101〕。共に1番人気で、13着と3着だった馬。
中山牝馬Sから〔112〕。掲示板3頭と4番人気11着馬。
マイラーズCから〔100〕。4着馬。
福島牝馬Sから〔022〕。掲示板確保の馬。
京都牝馬Sから〔010〕。勝ち馬。
また、旧産経大阪杯から〔111〕。
ドバイ帰りの馬が〔220〕。
さらに、準OP勝ち馬の〔001〕というのもあります。
連対(のべ)20頭中、G1勝ちが10頭、G2以下の重賞勝ちが9頭。
このうち14頭がマイル重賞の勝ち馬でした。
残る1頭には、G2に2着がありました。
最低でも重賞連対と覚えておきましょう。
また20頭中、14頭が東京芝で重賞勝ち、または東京芝のG1に3着以内がありました。
残る6頭中3頭は東京芝未出走ですから、走っているなら好走歴は欲しいところ。
ローテーション的に見ていくと、20頭中17頭が年明け2戦目か3戦目。
19頭が中8週以内。つまり、3月10日、11日以降に一度はレースを使ってたということです。
過去の好走馬が、再び、三度の好走を見せるのも特徴のひとつ。
具体的に言うと、08年2着ウオッカ、翌09年優勝。
10年勝ったブエナビスタ、翌11年2着。
12年勝ったホエールキャプチャ、翌13年2着。
13年勝ったヴィルシーナ、翌14年も連覇。
14年3着のストレイトガール、15年、16年と連覇を果たしています。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔673〕、5歳〔225〕、
6歳〔112〕、7歳〔100〕。
圧倒的に4歳馬がいいようです。
今年は昨年の1〜3着馬が出走予定。
すべて1つ年を重ねて、5歳馬になりました。そこに活きのいい4歳馬が加わる。
2015年には3連単が2070万の超特大万馬券に!
今年も難解な1戦となりそうです。


京王杯SC(土曜・東京)
芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔101〕、2番人気は〔223〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔344〕、2ケタ人気馬〔221〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
1000円台もない波乱のレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔413〕。掲示板4頭に、1、2番人気の馬が1頭ずつ。
人気も着順も低く、18番人気17着と12番人気8着から巻き返した2頭は、
前々走がオーシャンS3着と1着の馬でした。
また、高松宮記念からのステップで、当日1番人気に推された5頭が馬券に絡めず。
高松宮記念組は両刃の剣だと認識しておいて下さい。
阪神牝馬Sから〔110〕。
マイラーズCから〔021〕。
阪神Cから〔001〕。
ダービー卿CTから〔212〕。
東京新聞杯から〔130〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔012〕。こちらも人気、着順は不問。
準OPから〔211〕。こちらは勝ち馬でした。
牝馬は〔110〕。牡馬優勢は否めません。
9番枠〜15番枠で9勝。
年齢別では、4歳〔203〕、5歳〔534〕、6歳〔133〕、
7歳〔130〕、8歳〔110〕。
5歳馬がよく、ベテランも頑張ります。
このあたりを頭の中に置いておくとよさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2018.5.5
NHKマイルC(日曜・東京)
3歳マイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔600〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔237〕、2ケタ人気馬〔225〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。
10年のうち7年で2ケタ人気馬が馬券に絡んでいる、波乱のレースです。
ステップレースを見てみましょう。
最も好相性なのは、TRのNZT組で〔414〕。3着以内または5番人気までの馬。
もうひとつのTR、アーリントンCから〔100〕。勝ち馬。
桜花賞から〔200〕。掲示板確保の馬。
皐月賞から〔122〕。人気、着順は不問です。
スプリングSから〔021〕。人気、着順は不問。
弥生賞から〔001〕。12着馬。
毎日杯から〔210〕。連対馬。
ファルコンSから〔010〕。勝ち馬。
フラワーCから〔010〕。勝ち馬。
京成杯から〔001〕。1番人気10着馬。
OP特別の橘Sから〔011〕。勝ち馬。
アネモネSから〔010〕。4着馬でした。
前走すべてOPクラスに出走の馬たちです。
牝馬は〔221〕。現在、2連勝中。
連対20頭中17頭に重賞連対歴があり、残る3頭にはOP特別勝ちがありました。
また、連対20頭中18頭が芝1600m以上に出走。
そのうち15頭が連対しており、残る3頭は他距離のOP特別で掲示板がありました。
芝1600m未経験の2頭は短距離ではなく、芝1800m、2000mを走り、重賞連対歴がありました。
キャリア10戦以上の馬の馬券圏内がないことも覚えておいて下さい。
とにかく伏兵が馬券に絡みやすいレースです。穴馬を見逃さないようにして下さい。


新潟大賞典(日曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔012〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔320〕。
6番人気以下〔265〕、2ケタ人気馬〔150〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
1番人気に勝ちがない、波乱のハンデ戦です。
ステップレースは実に様々。
最も好相性なのはOP特別組で〔524〕。連対10頭に、3着馬1頭。
中でも福島民報杯組がよく〔303〕です。
複数頭を馬券圏内に送り込んできた重賞も、今は条件が変わってしまっていて、
G1に昇格した産経大阪杯から〔111〕。暮れに移動した中日新聞杯から〔210〕。
他では中山記念から〔020〕。
中山金杯から〔011〕。
小倉大賞典から〔002〕。
あとは、ダートのフェブラリーS、マイラーズCから勝ち馬が。
AJCC、ダービー卿CTから2着馬が。
東京新聞杯から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
さらに、準OP勝ち馬の〔011〕というのもあります。
トップハンデの馬は、10年で18頭いて〔221〕。
勝ち馬のハンデは57〜55キロで、平均すると56.1キロ。
2着馬は57.5〜54キロで、平均55.75キロ。
3着馬は56.5〜55キロで、平均56キロ。
53キロ以下の軽ハンデ馬の馬券圏内はなく、54キロもわずかに〔020〕。
逆に57.5キロ以上の馬も〔010〕です。
連対20頭中、重賞連対歴を持つ馬が14頭。
残る6頭中3頭にOP特別勝ちがあり、あとの3頭にも重賞掲示板もしくはOP特別3着以内がありました。
OPクラスでの実績は必須ということでしょう。
また、連対20頭中19頭に芝1800mまたは2000mでの勝ちがあり、
例外の1頭は芝2400mやダート1800mに勝ちのある馬でした。
牝馬は〔000〕と出番なし。
勝ち馬10頭中9頭が11番枠より内の馬、というのも覚えておくとよさそうです。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔232〕、5歳〔314〕、6歳〔342〕、
7歳〔122〕、8歳〔100〕。
ベテランの頑張りにも注意が必要です。


京都新聞杯(土曜・京都)
芝2200mの3歳重賞。
過去10年、1番人気は〔322〕、2番人気は〔330〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔045〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
1〜3番人気で9勝。残る1頭も5番人気という、堅めの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
皐月賞から〔211〕。人気、着順は不問です。
弥生賞から〔001〕。5着馬。
毎日杯から〔201〕。4着以内の馬。
きさらぎ賞から〔001〕。3着馬。
OP特別から〔021〕。4、5着馬。
実は、500万からが最も好成績で〔664〕。
勝ち馬11頭に、2着馬3頭、3着馬1頭。6着から巻き返した馬も1頭います。
未勝利勝ちからは〔001〕です。
キャリア4戦以下は2着まで。
逆に9戦以上も馬券圏内なしです。
勝ち馬10頭すべてが、11番枠より内の馬。12番枠より外に連対なし。
このことは頭の中に置いておくとよさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2018.4.27
天皇賞・春(日曜・京都)
古馬最高峰のレース。芝3200m戦。
過去10年、1番人気は〔101〕、2番人気は〔412〕、3番人気は〔141〕。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔213〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
1〜4番人気が必ず連に絡んでいるのに、馬連3ケタはなし。意外や波乱のG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
G1昇格後の大阪杯から〔100〕。勝ち馬。
G2時代の産経大阪杯から〔232〕。3着以内6頭に、2番人気6着馬。
日経賞から〔332〕。連対7頭に、2番人気5着馬。
阪神大賞典から〔324〕。
3着以内は6頭。4、6、10着からの巻き返しもあります。
京都記念から〔110〕。連対馬。
ダイヤモンドSから〔010〕。勝ち馬。
OP特別から〔001〕。11着馬。
外国馬の〔001〕というのもあります。
連対20頭中、前走で3着を外していたのは4頭だけ。
その4頭には、過去にG1で3着以内の実績がありました。
また、連対20頭中15頭が菊花賞か春の天皇賞に出走しており、
3000m超のレースを経験していなかった1番人気は2頭いて、
2頭とも馬券圏外に敗れています。
先行力は重要で、連対20頭中16頭が前走も4コーナーで5番手以内の馬。
さらに乗り替わりはマイナスで、連対20頭中15頭が前走と同じ騎手でした。
牝馬は〔000〕と出番なし。
また勝ち馬10頭中、8頭までが7番枠より内の馬。
15番枠より外の馬は2着が精一杯です。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔315〕、5歳〔451〕、
6歳〔322〕、7歳〔012〕、8歳〔010〕。
勝ち数でも、連対数でも、5歳馬がいいようです。


青葉賞(土曜・東京)
芝2400mのダービーTR。
上位2頭に、本番への優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔512〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔344〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
現在、4番人気が4年連続馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
弥生賞から〔210〕。人気、着順は不問です。
スプリングSから〔010〕。6着馬。
毎日杯から〔201〕。3着以内の馬。
OP特別から〔111〕。3着以内2頭に、2番人気7着馬。
そして、最も好相性なのが500万からの馬で〔578〕。勝ち馬18頭に、3、4着の馬が1頭ずつ。
新馬、未勝利勝ちからの馬は馬券に絡めていません。
前走が芝1800m戦だったのは、毎日杯とスプリングSからの馬のみ。あとはすべて芝2000m以上です。
キャリア7戦以上の馬に3着以内がないこと。
勝ち馬の9頭が2〜11番枠の馬だったこと。
これらは覚えておくとよさそうです。
現在、アザレア賞勝ち馬が3連勝中。
また、大寒桜賞勝ち馬が5年連続で3着以内に来ています。
今年も該当2頭(スーパーフェザー、ダノンマジェスティ)が出走予定。要注目です。
 



 
 
週末の重賞……2018.4.21
フローラS(日曜・東京)
3歳牝馬によるオークスTR。芝2000m戦。
上位2着までに優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔410〕、2番人気は〔232〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔123〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
10年中7年で8番人気以下の伏兵が馬券に絡んでおり、波乱の目もあるレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
フラワーCから〔331〕。3着以内5頭に、6着馬2頭。
毎日杯から〔010〕。7着馬。
クイーンCから〔002〕。掲示板確保の馬。
OP特別のアネモネSから〔100〕。勝ち馬。
500万から〔465〕。3着以内11頭に、4、6、8、9着馬。
未勝利勝ちから〔202〕。
1番人気での勝ち上がり3頭に、5番人気が1頭。
新馬勝ち即の馬の馬券圏内はありません。
キャリア2戦の馬も、24頭出走して1勝のみですから、キャリア3戦は欲しいところです。
勝ち馬の9頭が、前走は芝1800mか2000m。
同じく、勝ち馬の9頭が、前走3着以内。残る1頭も2番人気4着馬。
大敗からの巻き返しは厳しいよう。
また、連対20頭中18頭に芝1800m戦への出走歴があり、うち16頭が連対を果たしていました。
さらに連対20頭中18頭が中6週以内。順調に使われている馬がよさそうです。


マイラーズC(日曜・京都)
芝1600m戦。
阪神から京都に替わったのが12年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔021〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔123〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
6年のうち5年で“1〜3番人気+7番人気以下”。
人気馬と伏兵の組み合わせがいいようです。
ステップレースを見ていきましょう。
海外G1の香港マイルから〔101〕。人気、着順は不問。
中山記念から〔100〕。2着馬。
阪神Cから〔100〕。2着馬。
スワンSから〔010〕。2着馬。
中日新聞杯から〔100〕。2番人気6着馬。
東京新聞杯から〔023〕。3着以内3頭に、1、2番人気だった馬。
阪急杯から〔010〕。7着馬。
京都金杯から〔001〕。勝ち馬。
ダービー卿CTから〔001〕。14着馬。
OP特別から〔220〕。連対3頭に、1番人気5着馬です。
牝馬は〔000〕。馬券圏内はありません、
勝ち馬は、前走が国内のレースなら、連対もしくは2番人気までに推されていた馬。
また連対12頭には、京都芝1600m外回りに勝ち、または重賞2着必須。
過去の戦績をしっかりチェックして下さい。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔130〕、5歳〔314〕、
6歳〔111〕、7歳〔101〕、8歳〔010〕。
5歳馬がいいようです。


福島牝馬S(土曜・福島)
古馬牝馬による芝1800m戦。
新潟で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔212〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬は〔115〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
伏兵を狙うなら、思い切った穴馬を狙いたいレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的に中山牝馬S組がよく〔764〕。
愛知杯から〔200〕。
京都牝馬Sから〔002〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔011〕。こちらも人気、着順は不問。
準OPから〔012〕。これまた人気、着順は不問です。
1000万から〔010〕。こちらは勝ち馬でした。
連対18頭中17頭が、芝1800mに勝ちがあるか、芝1800mのOPクラスに3着以内がありました。
残る1頭も芝1600mの重賞勝ち馬です。
さらに、連対18頭中17頭にOPクラス3着以内があり、例外の1頭は格上挑戦の馬ですから、
OPクラスの好走実績は必須ということでしょう。
勝ち馬はすべて8番枠より内。
差し、追い込み馬がいいこと。
福島巧者、小回りコース巧者が好走することなどを覚えておいて下さい。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔342〕、5歳〔453〕、
6歳〔103〕、7歳〔101〕。
5、4歳の順にいいようです。
 



 
 
週末の重賞……2018.4.14
皐月賞(日曜・中山)
牡馬クラシック3冠レースの1冠目。芝2000m戦。
東京で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔212〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔212〕。
6番人気以下〔333〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
波乱含みのG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは3つのTRから。
弥生賞から〔244〕。4着以内9頭に、2番人気8着馬。
スプリングSから〔212〕。連対馬。
OP特別の若葉Sから〔031〕。連対馬。
その他の重賞では、共同通信杯から〔400〕。連対馬。
毎日杯から〔100〕。2番人気1着馬。
アーリントンCから〔010〕。1番人気1着馬。
きさらぎ賞から〔001〕。1番人気1着馬。
京成杯から〔001〕。1番人気1着馬。
若葉S以外のOP特別からの馬券圏内はありません。
連対18頭すべて前走は4着以内。
近6年は、前走芝1800mの重賞で勝った馬が5勝、2着の馬が1勝。
弥生賞からの優勝は、10年までさかのぼらなくてはなりません。
2000mの経験は問わず。未経験馬を狙ってみるのももちろんOKです。
連対18頭すべてがデビュー3戦目までに勝ち上がっています。
キャリア2戦の馬、8戦以上の馬に馬券圏内なし。
キャリア3戦の馬も2着まで。
これらのことも頭の中に置いておくとよさそうです。



アンタレスS(日曜・阪神)
ダート1800m戦。
阪神に移ったのが12年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔121〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気が連に絡んでおり、軸は人気馬でよさそう。
ステップレースを見ていきましょう。
JCダートも含む、チャンピオンズCから〔110〕。
フェブラリーSから〔010〕。
東海Sから〔003〕。
マーチSから〔021〕。
JRAの重賞組は人気、着順不問です。
交流重賞のダイオライト記念から〔011〕。こちらは連対馬。
名古屋大賞典から〔310〕。すべて1番人気で4着以内の馬です。
OP特別の仁川Sから〔200〕。1番人気1着馬。
総武Sから〔001〕。13着馬でした。
馬券圏内18頭の前走は、すべてOPクラスです。
12年2着のアイファーソングは前走が初のダートOPクラス。
それを除く連対11頭に、ダート1800〜2000mでの重賞勝ち、または2着があり、
2着しかない馬にはOP特別勝ちがありました。
関東馬は2着が精一杯。
阪神ダート経験馬なら、勝ちまたはOP特別2着がありました。
その一方で、阪神ダート未経験馬も馬券に絡んでいます。
最後に年齢別で見ていくと、4歳〔132〕、5歳〔410〕、6歳〔113〕、7歳〔011〕。
5歳馬がいいようです。



アーリントンC(土曜・阪神)
3歳馬による芝1600m戦。
今年から、1回阪神から2回阪神に施行時期が変わりましたが、
データは過去10年で見ていきます。
1番人気は〔310〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔022〕。
6番人気以下〔256〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券4本。
波乱の3歳マイル重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
中山の施行時も含む、朝日杯FSから〔030〕。
京王杯2歳Sから〔100〕。
シンザン記念から〔323〕。
きさらぎ賞から〔102〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔221〕。3着以内または2番人気までに推されていた馬。
500万の芝から〔123〕。連対または2番人気までに推されていた馬。
500万のダートから〔210〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔001〕。1番人気1着馬でした。
10年のうち、7年でシンザン記念組が馬券に絡んでいますが、
カギを握りそうなこの重賞からの馬が、今年は不在。
混戦の中、伏兵を見逃さないようにして下さい。
 



 
 
週末の重賞……2018.4.7
桜花賞(日曜・阪神)
牝馬クラシックの第1弾。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔240〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券3本。
両極端な結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは3つのTRから。
チューリップ賞組が最も好成績で〔746〕。3着以内が11頭。
4着以下でも3番人気以内に推されていた馬が4頭。
あとは、10番人気6着馬と8番人気8着馬。
フィリーズレビューから〔202〕。すべて3着以内の馬。
OP特別のアネモネSから〔001〕。勝ち馬。
TR以外では、阪神JFから〔010〕。勝ち馬。
クイーンCから〔030〕。勝ち馬2頭と、6着だった馬。
フラワーCから〔011〕。勝ち馬。
OP特別のエルフィンSから〔110〕。こちらも勝ち馬でした。
勝ち馬10頭中9頭が前走3着以内。
例外の1頭はチューリップ賞2番人気4着の馬でした。
連対20頭中、14頭に芝1600m以上の重賞での連対があり、3頭にOP特別勝ちが。
OPクラスでの好走実績はあったほうがいいということでしょう。

また、連対20頭中19頭が2戦目までに勝ち上がっていました。
新馬戦で掲示板を外したのはただ1頭。その馬も2戦目で勝ち上がっていました。
キャリア2戦以下の馬と、7戦以上の馬は2着が精一杯。
ここが年明け初戦の馬も2着まで。
阪神JFの連対馬に注意が必要なことなどは覚えておいて下さい。
1〜5番枠の馬は、3着に1頭いるだけ。内枠不利とデータは語ります。
無敗の桜花賞馬は、04年のダンスインザムードを最後に出ておらず、
05年以降は9頭が挑んで敗れています。ラッキーライラックは果たして?



ニュージーランドT(土曜・中山)
芝1600mで争われるNHKマイルCのTR。
上位3着までに本番への優先出走権が与えられます。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔410〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
この万馬券2本は、近2年で出たものです。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリングSから〔201〕。すべて4着馬。
弥生賞から〔010〕。4着馬。
ファルコンSから〔314〕。4着以内または4番人気までに推されていた馬。
アーリントンCから〔112〕。2、3着の馬。
シンザン記念から〔100〕。勝ち馬。
共同通信杯から〔010〕。8着馬。
OP特別から〔011〕。勝ち馬と4着馬。
500万から〔241〕。1、2番人気で勝った馬が6頭に、2着馬1頭。
牝馬は〔002〕。牡馬優勢です。
5年連続で前走重賞組が1着。
ファルコンSが1400mに1F延長となったのが、12年のこと。
そこから〔312〕ですから、
注目のステップレースに変わったと考えてよさそうです。



阪神牝馬S(土曜・阪神)
古馬牝馬限定の芝1600m戦。
1400mから1600mに変わったのが、16年のこと。
従いまして、データは過去2年です。
16年は2、1、5番人気の1〜3着。馬連350円。
17年は1、3、4番人気で、馬連820円。
堅い決着で終わっています。
勝ち馬の前走は重賞掲示板。
2、3着馬は重賞3着または3番人気以内か、準OP勝ち馬。
この準OP勝ち馬は、前々走で1000万を勝ち、連勝中の馬でした。
馬券圏内6頭すべてに芝1600mでの勝ちがあり、
かつ芝1800m以上にも勝ちがありました。
距離がもつことは、重要なポイントかもしれません。
格と破格の勢い。キーワードはこの2つのようです。
 



 
 
週末の重賞……2018.3.30
大阪杯(日曜・阪神)
昨年からG1に昇格した芝2000m戦。
その昨年は、1、7、4番人気の1〜3着。
有馬記念2着からのキタサンブラック、金鯱賞3番人気6着のステファノス、
金鯱賞1着のヤマカツエースで、馬連2320円。
G1昇格の前と後では、臨み方が違うと思いますが、
昨年はG1で掲示板に載ったことのある馬が1〜5着を占めました。
過去10年で見ても、すべての勝ち馬に阪神の芝での勝ち、もしくは重賞2着があり、
また連対20頭中19頭に芝2000mでの勝ち、もしくは重賞3着以内がありました。
金鯱賞が重要なステップレースであること。
有馬記念から直行してきた馬は、仕上がりを見極めること。
データとして掲げるべきは少なくても、G1になって2年目の今年も、
高いハードルを課していいことは間違いなさそうです。


ダービー卿CT(土曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔003〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタなし、万馬券もなし。
ちなみに4番人気が〔230〕、5番人気が〔301〕。
このあたりの馬が頑張ります。
波乱のハンデ戦と言っていいでしょう。
ステップレースを見ていきましょう。
中山記念から〔013〕。
阪急杯から〔210〕。
東京新聞杯から〔110〕。
京都牝馬Sから〔100〕。
オーシャンSから〔010〕。
海外の香港Cからの〔001〕というのもあります。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別の東風Sから〔333〕。4着以内7頭に、9着馬と14着馬。
連対6頭はすべて4着以内の馬です。
ニューイヤーSから〔001〕。2着馬。
準OPから〔221〕。3番人気までで1着になった馬でした。
トップハンデは、9回で14頭いて〔110〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜53キロで、平均すると55.89キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.11キロ。
3着馬は57.5〜54キロで、平均55.39キロ。
53キロで勝ったのは牝馬ですから、牡馬に換算すれば55キロ。
勝ち馬は55キロ以上と思っていいかもしれません。
その牝馬が〔100〕。牡馬優勢です。
連対18頭にはすべて芝1600mでの勝ちがあり、
加えて18頭すべてに中山芝コースへの出走歴がありました。
年齢別に見ておくと、4歳〔342〕、5歳〔535〕、6歳〔111〕、
7歳〔010〕、8歳〔001〕。
5、4歳がいいよう。
脚質的には、逃げ、先行馬が好成績。
今週からラチ沿いが保護されるBコースに替わるというのも、
先行有利の要因かもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2018.3.23
高松宮記念(日曜・中京)
今年最初のJRA芝のG1競走。芝1200m戦。
中京競馬場が改修された2012年以降の、データは過去6年です。
1番人気は〔203〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔021〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
勝ち馬は5番人気まで。単勝はすべて10倍を切っています。
ステップレースを見ていきましょう。
阪急杯から〔221〕。4番人気までで3着以内の馬。
シルクロードSから〔212〕。連対4頭に、1番人気5着馬。
オーシャンSから〔122〕。連対もしくは3番人気までに推されていた馬。
馬券圏内18頭中15頭が、この3つの重賞から。ほとんどがこのステップです。
その他、京都牝馬Sから〔010〕。1番人気1着馬。
海外の香港スプリントから〔001〕。12着馬。
外国馬の〔100〕というのもあります。
牝馬は〔112〕。
すべて当日3番人気までに推されていた馬で、連対2頭は3歳以降のG1勝ち馬です。
前走で掲示板を外していたのは、3着に2頭のみ。この2頭も前々走は重賞勝ちの馬でした。
連対12頭すべてに、芝1200mまたは芝1400mでの重賞連対歴がありました。
また、連対12頭はすべて中7週以内の馬。
年齢別では、4歳〔204〕、5歳〔321〕、6歳〔041〕、7歳〔100〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
脚質的には、先行馬が圧倒的好成績。前々で運べる馬を狙ってみて下さい。



マーチS(日曜・中山)
ダート1800mのハンデ戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔112〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔552〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
フェブラリーSから〔300〕。人気、着順は不問。
旧JCダートから〔001〕。10着馬。
交流重賞のダイオライト記念から〔110〕。3着馬と4着馬。
同じく、佐賀記念から〔100〕。勝ち馬。
平安Sから〔100〕。6着馬。
みやこSから〔010〕。12着馬。
OP特別の総武Sから〔130〕。6着以内の馬。
仁川Sから〔115〕。4着以内の馬。
フェアウェルSから〔010〕。勝ち馬。
ポラリスSから〔010〕。勝ち馬。
師走Sから〔001〕。こちらも勝ち馬。
準OPから〔112〕。すべて勝ち馬です、
トップハンデは、9回で14頭いて〔212〕。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると56.33キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均55.78キロ。
3着馬は58〜54キロで、平均56.17キロ。
牝馬は〔000〕と馬券圏内がありません。
年齢別では、4歳〔242〕、5歳〔204〕、6歳〔342〕、7歳〔211〕。
この4世代でまんべんなくのイメージです。
近3年の勝ち馬を見ても、6、8、10番人気ですから。
波乱を念頭に臨みたいレースです。


日経賞(土曜・中山)
芝2500m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔244〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔332〕。このうち6頭が、掲示板確保の馬。
ジャパンカップから〔110〕。人気、着順は不問です。
AJCCから〔221〕。6着以内の馬。
日経新春杯から〔201〕。連対馬。
京都記念から〔030〕。5、6着馬。
中山記念から〔001〕。勝ち馬。
ステイヤーズSから〔001〕。5着馬。
ダイヤモンドSから〔102〕。15着馬と勝ち馬2頭。
小倉大賞典から〔001〕。勝ち馬。
馬券圏内27頭すべてが、前走重賞からの馬。
牝馬は〔001〕ですが、出走自体が多くありません。
年齢別に見ておくと、4歳〔332〕、5歳〔313〕、6歳〔222〕、
7歳〔122〕、8歳〔000〕、9歳〔010〕。
若い順にいいようです。



毎日杯(土曜・阪神)
芝1800mの3歳重賞。
過去10年、1番人気は〔422〕、2番人気は〔203〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
毎年1〜3番人気が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
弥生賞から〔102〕。人気、着順は不問です。
共同通信杯から〔401〕。掲示板または2番人気までに推されていた馬。
アーリントンCから〔220〕。こちらも掲示板または2番人気までに推されていた馬。
シンザン記念から〔200〕。勝ち馬と2番人気6着馬。
きさらぎ賞から〔120〕。人気、着順は不問です。
OP特別から〔002〕。1着と3着の馬。
芝の500万から〔034〕。連対または1番人気に推されていた馬。
ダートの500万から〔010〕。2着馬。
新馬勝ちから〔010〕。
ダートの未勝利勝ちから〔001〕。
勝ち馬は前走すべて重賞組。
キャリア1戦の馬は2着まで。
逃げ馬の馬券圏内はなく、差し、追い込みが決まりやすいレース。
終いのいい馬を狙ってみて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2018.3.17
スプリングS(日曜・中山)
芝1800mで争われる皐月賞TR。上位3着までに、優先出走権が与えられます。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔233〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
昨年こそ1番人気は4着でしたが、1番人気安定のレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
中山施行時も含む、朝日杯FSから〔113〕。連対馬。
重賞昇格後のホープフルSから〔001〕。2着馬。
共同通信杯から〔121〕。3着以内の馬。
きさらぎ賞から〔111〕。4着以内の馬。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔100〕。3着馬。
OP特別から〔111〕。勝ち馬2頭に、7着馬1頭。
500万から〔442〕。勝ち馬7頭に、2着馬2頭、5着馬1頭です。
新馬、未勝利勝ちからの馬券圏内はありません。
キャリア1戦の馬に3着以内はなく、逆に7戦以上の馬は3着まで。
勝ち馬9頭すべて、2勝以上または重賞2着で賞金を加算したOP馬。
また、前走勝ちまたは重賞3着以内の馬で、前々走でも3着を外していません。
さらに、連対率は60%超を誇っていました。
連対18頭すべてに芝1600m以上での勝ちがあり、
その多数に芝1800m以上での勝ちまたは重賞3着以内がありました。
OPクラス経験馬なら、重賞連対またはOP特別勝ちが欲しいこと。
年明けできれば1走していたほうが良いことなど、あわせて覚えておいて下さい。
中山の馬場が改修された14年以降、勝ち馬は4年連続で前走500万勝ち馬。
連対8頭中6頭がそうですから、かなり顕著な傾向と言えそうです。
父SSの種牡馬の子が目立って好走し始めたのも、この頃から。
13年以前と14年以降で分けて考えたほうがいいとなると、実は14年以降、
1、2番人気が勝てていません。波乱も念頭に置いて臨みたいレースかもしれません。



阪神大賞典(日曜・阪神)
芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔522〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔212〕。
6番人気以下〔021〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ6回に、万馬券なし。
勝ち馬は5番人気まで。現在、1番人気が5連勝中です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔342〕。
JCから〔001〕。
日経新春杯から〔312〕。
京都記念から〔111〕。
AJCCから〔100〕。
ダイヤモンドSから〔222〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別の万葉Sから〔010〕。勝ち馬。
準OPから〔012〕。連対馬。
牝馬は〔011〕。出走が4頭で半数の2頭が馬券圏内。
牝馬が出走してきたなら、一応の注意が必要です。
勝ち馬10頭すべてが前走重賞組で、そのうち9頭が掲示板確保の馬。
残る1頭は1番人気に推されていた馬でした。
連対に欲しいのは、菊花賞または春の天皇賞で掲示板確保の実績。
または芝3000m以上の重賞で3着以内。
なければ芝2400〜2600mで2勝以上、
または同距離の重賞での連対実績となっています。
年齢別に見ていくと、4歳〔452〕、5歳〔334〕、
6歳〔211〕、7歳〔003〕、8歳〔110〕。
基本的には若い順にいいようです。
実は過去10年、関東馬に勝ちなし。2着に2頭がいるだけ。
関西馬の独壇場ですが、果たして今年は?



フラワーC(土曜・中山)
3歳牝馬重賞。芝1800m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
14年は2着同着。従いまして、9回で2着10頭、3着は8頭です。
1番人気は〔421〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔244〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
その1回の馬連3ケタも、2着同着時の670円ですから、
単純に2倍と考えれば“馬連3ケタなし”。
毎年1〜3番人気が連に絡みながら、この配当ですから、
ヒモ荒れのレースと言ってよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
クイーンCから〔110〕。3番人気9着馬と、1着馬。
チューリップ賞から〔100〕。4着馬。
フェアリーSから〔010〕。勝ち馬。
京成杯から〔010〕。5着馬。
OP特別時代のアルテミスSから〔010〕。2着馬。
芝の500万から最も好走馬が多く〔546〕。
勝ち馬9頭ですが、掲示板外しも4頭。
このあたりがこのレースの難解なところかもしれません。
ダートの500万から〔001〕。7着馬。
新馬勝ちから〔100〕。
未勝利勝ちは芝から〔120〕、ダートから〔001〕。
連対19頭には、すべて芝1600m以上での勝ちがありました。
また、前走勝ち馬が毎年必ず連絡み。
軸馬には前走勝ち馬を据えることをお勧めします。



ファルコンS(土曜・中京)
3歳馬による芝1400m戦。
この条件になったのが、12年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔100〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔123〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
毎年6番人気以下の伏兵が馬券に絡む、波乱のレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
中山施行時も含む、朝日杯FSから〔021〕。
アーリントンCから〔202〕。
シンザン記念から〔110〕。
京成杯から〔010〕。
ダート交流G1の全日本2歳優駿から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別のクロッカスSから〔200〕。勝ち馬と9着馬。
500万から〔122〕。勝ち馬3頭に、4着馬と、1番人気6着馬。
新馬、未勝利勝ちからの3着以内はありません。
牝馬は〔000〕。意外や大苦戦。
キャリア1戦の馬に馬券圏内はなく、逆に8戦以上の馬は2着まで。
また、勝ち鞍が1200mまでの馬は2着が精一杯。
さらに前走1200m出走馬も3着に1頭いるだけ。
1400m以上の距離への適性が重要なポイントとなることは、間違いなさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2018.3.9
フィリーズレビュー(日曜・阪神)
芝1400mで争われる桜花賞TR。
上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔202〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔455〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
最近9年は1〜3番人気が連に絡んでいるのに、昨年だけが馬連3ケタ配当。
1000円台も1度もなく、ヒモ荒れの傾向にあります。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔234〕。
前走で勝ちを逃していた馬は、その前で1着、もしくは重賞連対か重賞1番人気の馬でした。
朝日杯FSから〔100〕。10着馬。
クイーンCから〔111〕。3頭とも4着馬。
フェアリーSから〔010〕。2着馬。
OP特別のエルフィンSから〔211〕。4着以内3頭に、3番人気9着馬。
クロッカスSから〔010〕。5着馬。
ジュニアCから〔001〕。勝ち馬。
芝の500万から〔422〕。勝ち馬7頭に、1番人気5着馬。
ダートの500万から〔011〕。こちらは勝ち馬でした。
馬券圏内30頭すべてが、前走は1400mまたは1600m戦を走っていました。
距離延長の馬の3着以内はありません。覚えておくとよさそうです。


中山牝馬S(土曜・中山)
牝馬限定、芝1800mのハンデ戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
なお、14年は2着同着。従いまして、過去9回で2着は10頭、3着は8頭となります。
1番人気は〔121〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔355〕、2ケタ人気馬〔033〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
上位人気馬不振の、波乱の牝馬重賞です。
ステップレースは実に様々。まずは2頭以上を馬券圏内に輩出している重賞から。
日経新春杯から〔101〕。3着と12着の馬。
愛知杯から〔312〕。人気、着順は不問です。
東京新聞杯から〔110〕。こちらも人気、着順は不問。
京都牝馬Sから〔103〕。6着以内の馬。
その他、エリザベス女王杯から勝ち馬が。
有馬記念、阪急杯、中山金杯、交流重賞のエンプレス盃から2着馬が出ています。
OP特別から〔211〕。人気、着順は不問です。
準OPから〔031〕。勝ち馬3頭に、4着馬1頭です。
トップハンデは9回で16頭いて〔231〕。
勝ち馬のハンデは56.5〜53キロで、平均すると54.06キロ。
2着馬は56〜51キロで、平均53.7キロ。
3着馬は56.5〜52キロで、平均54.06キロ。
勝ち馬のハンデは53キロ以上ということになります。
年齢別では、4歳〔130〕、5歳〔534〕、6歳〔342〕、7歳〔002〕。
5、6、4歳の順にいいようです。



金鯱賞(日曜・中京)は、
昨年から大阪杯のステップレースとして3月の施行となりました。
なので、データは割愛させて頂きますが、簡単に。
その昨年は、1、7、13番人気の1〜3着。馬連は3800円。
1、2着馬はそれぞれ有馬記念4着、小倉大賞典4着から。
どちらもその前のレースは1着と、好調で、勢いのあった馬。
ちなみに3着はOP特別1着から。こちらも勢いありです。
波乱含みの重賞。“左回り巧者”が重要なポイントであることは、間違いなさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2018.3.3
弥生賞(日曜・中山)
芝2000mで争われる、皐月賞TR。
上位3着までに、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔520〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
1、2番人気で8勝も、3番人気に勝ちはありません。
ステップレースを見ていきましょう。
中山施行時も含む、朝日杯FSから〔133〕。
連対または1、2番人気に推されていた馬が6頭。
3着に7番人気6着だった馬が1頭います。
見方を変えると、前走勝ち馬以外は、すべてその前のレースで重賞を勝っていた馬。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔220〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
京成杯から〔103〕。掲示板確保の馬。
共同通信杯から〔101〕。同じく、掲示板確保の馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
京都2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
きさらぎ賞から〔011〕。1番人気7着馬と、2番人気3着馬。
シンザン記念から〔001〕。3番人気10着馬。
OP特別の若駒Sから〔210〕。勝ち馬2頭に、4着馬1頭。
500万から〔121〕。連対馬。
未勝利勝ちから〔010〕。1番人気で勝ち上がった馬。
連対20頭すべてが、芝1800m以上で勝っており、デビュー3戦以内に初勝利を挙げていました。
また、勝ち馬10頭に絞ると、すべて2勝以上。さらに連対率は60%以上。
掲示板を外したことがなく、前走は1着、もしくは芝の重賞で掲示板に載っていた馬ばかりです。
キャリア1戦の馬に馬券圏内はなく、逆に6戦以上は2着まで。
キャリア2戦で優勝した2頭は、2戦2勝の馬で。覚えておくとよさそうです。


オーシャンS(土曜・中山)
芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔121〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔346〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
波乱含みのスプリント重賞です。
ステップレースを見ていくと、スプリンターズSから〔020〕。
香港スプリントから〔001〕。
阪神Cから〔121〕。
京阪杯から〔100〕。
シルクロードSから〔042〕。
京都牝馬Sから〔010〕。
東京新聞杯から〔001〕。
ダートの根岸Sから〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔505〕。掲示板8頭に、3番人気12着と13番人気12着の馬。
準OPから〔300〕。こちらはすべて勝ち馬。
前走OP特別と準OPで8勝ですから、このあたりに波乱の要因が含まれていそうです。
勝ち馬10頭で見ると、8頭が条件にかかわらず前走連対。
残る2頭は1番人気10着馬と3番人気4着馬。
着順も人気も低かった馬の巻き返しは難しいということでしょうか。
牝馬は〔231〕。昨年は1〜3着を独占です。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔211〕、5歳〔514〕、
6歳〔151〕、7歳〔220〕、8歳〔014〕。
ベテランの頑張りに注意が必要です。


チューリップ賞(土曜・阪神)
芝1600mで争われる、桜花賞TR。
上位3着までに、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔431〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
1〜3番人気が、必ず1頭は馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的好成績を残しているのが、阪神JF組で〔645〕。13頭が掲示板から。
残る2頭は、2番人気8着と4番人気7着の馬でした。
クイーンCから〔010〕。4着馬。
シンザン記念から〔010〕。2着馬。
フェアリーSから〔001〕。3着馬。
OP特別の紅梅Sから〔100〕。勝ち馬。
エルフィンSから〔012〕。掲示板確保の馬。
500万の芝から〔111〕。勝ち馬2頭に、2番人気5着馬。
ダートから〔110〕。13着と1着の馬。
新馬勝ちから〔010〕。
未勝利勝ちから〔101〕。
キャリア1戦の馬は2着に1頭いますが、去年初めて2着に好走。
1戦1勝の馬は、基本的に苦戦の傾向にあります。
逆に、キャリア6戦以上の馬の3着以内もありません。
前走ダートを走った08年のエアパスカルを除き、勝ち馬は前走勝ちか、
阪神JF3着以内の馬です。覚えておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2018.2.24
中山記念(日曜・中山)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔301〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔142〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
1〜3番人気の馬で9勝。軸は人気馬でよさそうです。
ステップレースは実に様々。
複数頭を馬券圏内に輩出している重賞をピックアップしていきましょう。
有馬記念から〔210〕。
天皇賞・秋から〔120〕。
海外G1の香港マイルから〔101〕。
AJCCから〔011〕。
阪神Cから〔002〕。
中山金杯から〔101〕。
京都金杯から〔021〕。
ダートの根岸Sから〔011〕。
その他、マイルCS、エリザベス女王杯、ダービー、東京新聞杯から勝ち馬が。
小倉大賞典から2着馬が。
菊花賞、富士Sから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
また、OP特別の白富士Sから〔110〕。こちらも人気、着順は不問です。
連対20頭中18頭が、前走重賞から。
そのうち10頭が前年のG1からで、残る8頭は前走から3ヶ月以内の出走でした。
G1出走歴があるなら掲示板が欲しく、出走経験がありながら掲示板を外していた馬は3頭。
そのうちの2頭はG2勝ち馬でした。
連対20頭中13頭が中山芝内回りの準OP以上で勝っているか、
その舞台での重賞3着以内があり、残る7頭中6頭は中山内回り未経験の馬。
つまり、中山芝1800m、2000mの好走歴が重要だということです。
牝馬は〔100〕。G1勝ちの馬でした。
最後に年齢別に見ていくと、4歳〔314〕、5歳〔331〕、
6歳〔251〕、7歳〔113〕、8歳〔101〕。
7歳以上で連対した3頭は、重賞2勝以上の馬。実績のあるベテランには注意が必要です。



阪急杯(日曜・阪神)
芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔215〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
昨年を除く9回で、1〜3番人気の馬が連に絡んでいました。
ステップレースを見ていきましょう。
海外G1の香港スプリントから〔200〕。
マイルCSから〔001〕。
阪神Cから〔332〕。
東京新聞杯から〔211〕。
シルクロードSから〔120〕。
京阪杯から〔101〕。
京都牝馬Sから〔021〕。
京都金杯から〔020〕。
重賞組は人気、着順不問です。
芝のOP特別から〔101〕。掲示板確保の馬。
ダートのOP特別から〔001〕。5着馬。
準OPから〔001〕。1番人気1着の馬でした。
連対20頭の中で、重賞初出走だった1頭を除く19頭中13頭に重賞勝ちがあり、
残る6頭中4頭に重賞2、3着がありました。
また、連対20頭中16頭が芝1400m戦を勝っていて、
残る4頭中3頭に芝1200mの重賞での連対がありました。
芝1200mまでにしか勝ちのない馬は、芝1200mのG1での連対歴が必須のようです。
牝馬は〔023〕と、2着まで。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔237〕、5歳〔631〕、
6歳〔131〕、7歳〔100〕、8歳〔011〕。
5歳馬、断然です。
逃げ、先行馬が好成績。前々の馬を狙いたい1戦です。
 



 
 
週末の重賞……2018.2.17
フェブラリーS(日曜・東京)
2018年、JRA最初のG1競走。ダート1600m戦。
過去10年、1番人気は〔413〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔322〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
両極端な結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
チャンピオンズC(旧JCダートを含む)から〔312〕。
連対または2番人気で5頭、3着に9番人気11着馬が1頭。
交流G1の川崎記念から〔132〕。3着以内の馬。
同じく、東京大賞典から〔123〕。掲示板確保の馬。
東海Sから〔211〕。勝ち馬3頭と、3着馬。
根岸Sから〔222〕。3着以内の馬。
OP特別から〔100〕。3番人気9着馬。
準OPから〔010〕。1番人気1着馬でした。
連対20頭すべてがダート重賞の勝ち馬で、ダート1600m以上に勝ちのある馬ばかり。
ダート1600m以上で未勝利の馬は、3着が精一杯です。
また、連対20頭中15頭が東京のダートを勝っていて、
残る5頭にも他の左回りのダートに勝ちがありました。
この1年を未勝利で連対したのは、17年2着のベストウォーリアのみ。
さらに、勝ち馬10頭すべてが、前走500キロ以上の馬、
前走3着以内または3番人気までの馬、そして関西馬。絞り込みの参考にしてみて下さい。
牝馬は〔000〕と馬券圏内なし。
年齢別では、4歳〔431〕、5歳〔424〕、6歳〔213〕、
7歳〔022〕、8歳〔020〕。
若い順にいいようです。
ちなみに、連勝中の4歳馬ですが、この2頭にG1勝ちはありませんでした。
6番人気以下で連対したのは5頭。うち4頭がG1勝ち馬。
データを満たしながら、人気にならないG1馬は、要チェックと言えそうです。



小倉大賞典(日曜・小倉)
芝1800mのハンデ戦。
中京で行われた10年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔122〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔462〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
毎年、6番人気以下の伏兵が連に絡んでいる、大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔100〕。
AJCCから〔102〕。
毎日王冠から〔100〕。
日経新春杯から〔031〕。
目黒記念から〔010〕。
中山金杯から〔313〕。
京都金杯から〔012〕。
チャレンジCから〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔121〕。3着以内または1番人気に推されていた馬。
準OPから〔100〕。1番人気1着馬です。
トップハンデは9回で16頭いて〔331〕。大健闘です。
勝ち馬のハンデは58〜55キロで、平均すると56.28キロ。
2着馬は58〜55キロで、平均56.22キロ。
3着馬は57.5〜55キロで、平均56キロとなっています。
ハンデ55キロ未満の馬の3着以内はありません。
連対18頭中、17頭に芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。
例外の1頭は芝1700mに勝ちがあった馬ですが、
この馬以外で芝1700mまでしか勝ちのなかった馬は、みんな馬券圏外。
苦戦の傾向と覚えておきましょう。
牝馬は〔000〕。馬券圏内はありません。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔212〕、5歳〔324〕、6歳〔112〕、
7歳〔231〕、8歳〔020〕、9歳〔000〕、10歳〔100〕。
まんべんなくのイメージ。高齢を理由に評価を下げるのは、やめたほうがよさそうです。



ダイヤモンドS(土曜・東京)
芝3400mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔610〕、2番人気は〔232〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔137〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
毎年1、2番人気が連対しているにもかかわらず馬連3ケタが1回のみ。
ヒモ荒れの傾向にあると思ってよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔200〕。
海外G1から〔020〕。
AJCCから〔300〕。
日経新春杯から〔113〕。
ステイヤーズSから〔011〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別の万葉Sから〔221〕。掲示板確保の馬。
白富士Sから〔010〕。4着馬。
ダートの師走Sから〔100〕。14着だった馬。
準OPから〔123〕。4着以内の馬。
1000万から〔012〕。勝ち馬2頭に、4着馬1頭です。
トップハンデは10年で14頭いて〔330〕。現在5年連続で連対中です。
勝ち馬のハンデは58〜53キロで、平均すると55.65キロ。
2着馬は58.5〜51キロで、平均55.1キロ。
3着馬は56〜50キロで、平均53.1キロ。
ハンデ54キロ以下で、6番人気以下の伏兵が3着に6頭。
2着にも3頭います。軽ハンデの人気薄には注意が必要です。
連対20頭中、17頭に芝2400m以上のレースでの勝ちがあり、
残る3頭には芝2200〜2400mのG2に3着以内がありました。
また、勝ち馬10頭すべてに重賞3着以内があったことも覚えておいて下さい。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔434〕、5歳〔301〕、
6歳〔223〕、7歳〔121〕、8歳〔021〕、9歳〔010〕。
幅広い年代が馬券に絡んでいますが、基本的に若い順にいいようです。



京都牝馬S(土曜・京都)
芝1400mの牝馬限定重賞。
マイルからこの距離に変わったのが16年のこと。
従いまして、データは2年です。
16年は1、6、3番人気の1〜3着で、馬連3500円。
17年は1、7、5番人気で、3070円。
どちらも1番人気が勝ち、2着には6、7番人気の伏兵が。
わずかに2回のデータではありますが、もしかしたら参考になるかもしれませんね。
3着以内の6頭中3頭が、前走準OP勝ち馬。
前走で連を外していたのは、エリザベス女王杯8着からこのレースを制したクイーンズリングのみ。
“勢い”が大切なポイントなのかもしれません。
この馬も含め、馬券圏内6頭すべてが、近2走のいずれかで連対を果たしています。
16年が4、5、6歳。17年は5、4、6歳の1〜3着。
1600m時代も含め、7歳以上は7歳馬が3着に1頭いるだけ。
年齢的には、この3世代が中心と思ってよさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2018.2.9
京都記念(日曜・京都)
外回りの芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔014〕、3番人気は〔330〕。
6番人気以下〔302〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気が連に絡んではいるものの、6番人気馬が3勝。
波乱も念頭に置いて臨みたいレースです。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に輩出している重賞から。
有馬記念から〔413〕。
天皇賞・秋から〔110〕。
海外の香港ヴァーズから〔220〕。
中山金杯から〔110〕。
京都金杯から〔101〕。
その他、新潟記念から勝ち馬が。
マイルCS、エリザベス女王杯、ステイヤーズSから2着馬が。
宝塚記念、JC、天皇賞・春、AJCC、日経新春杯、
そして海外の凱旋門賞から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔010〕。1番人気1着馬。
牝馬は〔130〕。今回と同舞台の、エリザベス女王杯掲示板の実績があった馬たちです。
勝ち馬10頭すべてが重賞勝ち馬。
2着馬で見ても、10頭中7頭に重賞勝ちがあり、残る3頭はG2で2着か、OP特別勝ちがありました。
また勝ち馬10頭中7頭が前走G1から。残る3頭はG3連対または1番人気に推されていた馬でした。
年齢別で見てみると、4歳〔432〕、5歳〔516〕、6歳〔151〕、
7歳〔010〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。
5、4、6歳の順にいいようです。



共同通信杯(日曜・東京)
芝1800mの3歳重賞。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔312〕。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
ちなみに6番人気が〔220〕。連対20頭のすべてが、6番人気以内の馬で占められています。
ステップレースを見ていきましょう。
中山施行時も含む、朝日杯FSから〔120〕。3着馬が2頭に、9着馬が1頭。
東京スポーツ杯2歳Sから〔211〕。3着以内の馬。
シンザン記念から〔011〕。4着と3着の馬。
京成杯から〔002〕。3着と8着の馬。
OP特別時代のホープフルSから〔122〕。連対もしくは1番人気に推されていた馬。
若駒Sから〔110〕。3、2着馬。
ジュニアCから〔100〕。1番人気1着馬。
500万から〔123〕。掲示板確保の馬。
新馬勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔100〕。こちらも1番人気で勝ち上がった馬でした。
勝ち馬はすべて前走3着以内。
前走4着以下から巻き返して連対した馬は、わずかに2頭。
この2頭は共に2歳時に重賞連対歴があった馬です。
連対20頭中、16頭が芝のOPクラスに3着以内があり、残る4頭には芝1800m以上での勝ちがありました。
さらに、連対20頭すべてに芝1600m以上での勝ちがありました。
また、連対20頭中16頭が前走から2ヶ月以内の出走。
残る4頭は連対率100%の馬で、そのうち3頭は東京スポーツ杯2歳Sの連対馬でした。
勝ち馬の9頭が複勝率75%以上。8頭が連対率も75%以上。
勝ち馬10頭中、9頭までもが8番枠より内の馬。
12番枠より外の馬に連対がないことを覚えておいて下さい。



クイーンC(月曜・東京)
3歳牝馬による重賞。芝1600m戦。
データは過去10年ですが、13年は3着同着。従いまして、3着は10年で11頭います。
1番人気は〔511〕、2番人気は〔313〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気馬が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔342〕。人気、着順は不問です。
京王杯2歳Sから〔001〕。6着馬。
フェアリーSから〔223〕。掲示板確保の馬。
京成杯から〔100〕。4着馬。
アルテミスSから〔001〕。2着馬。
OP特別から〔011〕。3着以内の馬。
500万から〔411〕。勝ち馬は1着から、2着馬は2着から、3着馬は3着から。
新馬勝ちから〔012〕。1または3番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔010〕。こちらは1番人気1着馬でした。
勝ち馬は4番人気まで、かつ前走4着以内の馬でした。
ちなみにクラス分けのための収得賞金が400万円の馬は2着が精一杯。
勝ち馬には2勝以上、あるいは重賞2着での賞金加算が必要なようです。
 



 
 
週末の重賞……2018.2.2
東京新聞杯(日曜・東京)
芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔012〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔355〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。
1000円台も1回しかない、大波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔200〕。5、6着の馬。
マイルCSから〔101〕。人気、着順は不問。
菊花賞から〔010〕。11着馬。
阪神Cから〔203〕。5頭中4頭が掲示板確保の馬。
京都金杯から〔133〕。7頭中5頭が掲示板確保の馬。
中山金杯から〔010〕。5着馬。
中日新聞杯から〔001〕。8着馬。
OP特別から〔252〕。1、2番人気で連対の馬。
特にニューイヤーS組がよく〔232〕です。
準OPから〔200〕。2頭とも2番人気1着馬でした。
連対20頭すべてが、前走から約2ヶ月以内、または前年秋のG1からの馬。
また連対20頭中、18頭に東京芝1600mに勝ちがあり、
残る2頭には芝1600mの重賞に2着以内がありました。
さらに連対20頭中、17頭に東京芝での連対があり、残る3頭には他の左回りに勝ちがありました。
牝馬は〔200〕。G1またはG2勝ちの馬に限られるよう。
年齢別に見ておくと、4歳〔433〕、5歳〔236〕、
6歳〔420〕、7歳〔021〕。
4歳馬と6歳馬がいいようです。
勝ち馬10頭中、9頭までもが7番枠より内の馬。
かなり内枠が有利であることは、覚えておいたほうが良さそうです。


きさらぎ賞(日曜・京都)
3歳馬による芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔430〕、2番人気は〔124〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔314〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券1本。
堅めの3歳重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
中山施行時も含む、朝日杯FSから〔103〕。人気、着順は不問。
交流G1の全日本2歳優駿から〔100〕。3着馬。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔100〕。2着馬。
シンザン記念から〔101〕。3着馬と2着馬。
OP特別の若駒Sから〔100〕。2着馬。
OP特別時代の京都2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
500万から〔383〕。14頭中12頭が3着以内の馬でした。
未勝利から〔123〕。6頭中5頭が1番人気で勝ち上がった馬。
新馬勝ちから挑んだ馬の馬券圏内はありません。
近4年の連対8頭は、すべてJRA2勝以上の馬。
さらに、前走が芝1800m以上で馬券圏外の馬は2、3着に1頭ずついるだけ。
底を見せていないことも、大切なポイントの1つになりそうです。
近3年の連対6頭の父は、ディープインパクトかマンハッタンカフェ。
ちなみに2008年以降、勝ち馬10頭の父はすべてSS系です。
SSの血が向くことも覚えておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2018.1.27
根岸S(日曜・東京)
ダート1400m戦。
過去10年、1番人気は〔420〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔021〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔104〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
半分の5回で、2ケタ人気馬が馬券圏内に。伏兵の台頭には注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
チャンピオンズC(旧JCダートを含む)から〔211〕。人気、着順は不問です。
交流G1のJBCスプリントから〔010〕。2着馬。
同じく東京大賞典から〔001〕。3着馬。
武蔵野Sから〔301〕。
勝ち馬3頭は1、2番人気で4着以内だった馬。3着の1頭は9番人気14着馬。
カペラSから〔111〕。3着以内の馬。
エルムSから〔100〕。勝ち馬。
交流重賞の兵庫GTから〔001〕。5着馬。
OP特別から〔354〕。3着以内11頭に、9着馬1頭。
準OPから〔011〕。共に勝ち馬でした。
牝馬は〔000〕。馬券圏内はありません。
勝ち馬すべてを含め、連対20頭中19頭が前走掲示板確保の馬。
残る1頭はチャンピオンズC6着馬でした。
連対20頭中、17頭がダートのOPクラスに勝ちがあり、残る3頭は近2走以内に勝ちがありました。
また、連対20頭中、17頭に1000万クラス以上のダート1400mに勝ちがあり、残る3頭は前走1着。
さらに連対20頭中、14頭に東京ダートに勝ちまたはG1での3着以内があり、
残る6頭は東京ダートの出走回数が1回以下とコース経験の少ない馬たちでした。
前走から3ヶ月以内の馬が18頭。残る2頭は休養前の前走でOPクラスのダートを勝っていました。
勝ち馬10頭中9頭が11番枠より内の馬であること。
58キロ以上に勝ちがないこと。
関東馬は〔101〕。それも勝ったのは10年前で、近7年は関西馬が1〜3着を独占していることなど、
覚えておくとよさそうです。
年齢別では、4歳〔211〕、5歳〔453〕、6歳〔321〕、
7歳〔111〕、8歳〔014〕。 7歳以上での連対3頭は、近2走以内にダートのOPクラスに連対がありました。
また、7歳以上の馬は3着に2ケタ人気馬が4頭!
該当する馬がいたら、無条件で馬券の3着に置いてみるのもいいかもしれませんね。



シルクロードS(日曜・京都)
芝1200mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔210〕、2番人気は〔410〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔137〕、2ケタ人気馬〔025〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
1〜3番人気で9勝を挙げている一方で、1〜3番人気の3着はなし。
また、毎年6番人気以下の馬が1頭は馬券圏内に。
なおかつ、2ケタ人気馬が3着以内に来たのが7回。特に3着に穴を狙いたいハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリンターズSから〔110〕。3着馬と11着馬。
阪神Cから〔230〕。人気、着順は不問です。
京阪杯から〔202〕。4着以内3頭に、1番人気8着馬。
OP特別の淀短距離Sから〔254〕。
3着以内9頭に、2番人気5着馬と4番人気8着馬。
尾張Sから〔201〕。3着以内2頭に、2番人気11着馬。
ラピスラズリSから〔101〕。3着以内の馬。
準OPから〔002〕。1着と4着の馬。
トップハンデは10年で12頭いて〔210〕。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると56.35キロ。
2着馬は59〜54キロで、平均55.9キロ。
3着馬は57〜53キロで、平均54.7キロ。
3着には軽ハンデの馬も来るようですが、連対20頭はすべて54キロ以上となっています。
連対20頭中、12頭に芝1200mの重賞に連対があり、5頭は前走淀短距離Sの勝ち馬。
残る3頭は、近3走以内に準OPを勝っていて、
なおかつ芝1200mで3勝以上を挙げていました。
牝馬は〔312〕とまずまずですが、連対4頭はハンデ55キロ以上で、
3番人気までに推されていた馬。
一方、3着の2頭は53キロで2ケタ人気の馬。牝馬はじっくりと精査する必要がありそうです。
勝ち馬10頭中9頭が9番枠より内。13番枠より外に勝ちがないのも覚えておきましょう。
年齢別では、4歳〔120〕、5歳〔434〕、
6歳〔433〕、7歳〔121〕、8歳〔002〕。
5歳と6歳馬がいいようです。
芝1600mからの馬は〔000〕と大苦戦。
また、今年は好相性の淀短距離S組が、13年以来となる中1週になるのもポイント。
あの年は7頭がこのローテーションで3着が精一杯でした。今年は果たして?
 



 
 
週末の重賞……2018.1.18
AJCC(日曜・中山)
芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔210〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔154〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
伏兵の台頭に注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔421〕。人気、着順は不問です。
ただし、その一方で1番人気に推されて馬券に絡めなかった馬が4頭。
有馬記念組は“両刃の剣”と言えそうです。
前年春の天皇賞から〔100〕。4着馬。
秋の天皇賞から〔010〕。17着馬。
ジャパンカップから〔001〕。12着馬。
ステイヤーズSから〔100〕。3着馬。
中山金杯から〔221〕。人気、着順不問。
福島記念から〔020〕。連対馬。
中日新聞杯から〔011〕。人気、着順は不問です。
OP特別のディセンバーSから〔022〕。連対3頭に、6着馬1頭。
準OPから〔002〕。こちらは勝ち馬でした。
連対20頭中、15頭に重賞勝ちがあり、3頭に2着がありました。
残る2頭にもOP特別の連対あり。OPクラスの好走歴は必須のようです。
また連対20頭中、18頭が芝2000mで優勝。
18頭に近1年以内の勝利、またはOPクラスの2着があり、
19頭は前走から3ヶ月以内のレース出走となっていました。
牝馬は〔000〕と大苦戦。
年齢別では、4歳〔022〕、5歳〔403〕、6歳〔313〕、7歳〔331〕、8歳〔041〕。
4歳馬に勝ちがないのも特徴のひとつです。
勝ち馬は3〜12番枠の馬。極端な内と外は苦戦の傾向にあるようです。


東海S(日曜・中京)
ダート1800m戦。
今の条件で行われるようになったのが、13年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔302〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔032〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
1番人気馬の馬券圏内は100%。その一方で、8番人気以下の伏兵が4回、
3着以内に飛び込んできています。
ステップレースをみていきましょう。
東京大賞典から〔210〕。4着以内の馬。
チャンピオンズC(旧JCダートを含む)から〔112〕。
順に5、6、4、10着の馬。
みやこSから〔020〕。6、7着馬。
OP特別から〔212〕。4着以内の馬。
準OPから〔001〕。1番人気1着馬です。
牝馬は〔000〕。馬券圏内はありません。
勝ち馬は1〜4番人気。
連対10頭中、9頭はダート1700〜1900m戦で3勝以上。
残る1頭もダート1600mでの3勝に加え、1800mのダート重賞で掲示板がありました。
また、重賞未勝利の3頭はダート1700〜1900m戦で5勝を挙げていました。
年齢別では、4歳〔101〕、5歳〔323〕、6歳〔001〕、
7歳〔120〕、8歳〔010〕。
5歳馬が中心のようです。
 



 
 
週末の重賞……2018.1.13
京成杯(日曜・中山)
芝2000mの3歳重賞。
過去10年、1番人気は〔331〕、2番人気は〔302〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
大きくは荒れない重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FS(中山時代も含む)から〔110〕。2番人気7着馬と4番人気2着馬。
重賞になったホープフルSから〔011〕。3着馬と2着馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔021〕。1、6着と3着馬。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔020〕。掲示板確保の馬。
重賞になった京都2歳Sから〔010〕。5着馬。
OP特別時代のホープフルSから〔202〕。掲示確保板の馬。
萩Sから〔100〕。5着馬。
500万からが最もよく〔513〕。勝ち馬7頭に、2着馬2頭。
新馬勝ちから〔001〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔121〕。
連対20頭中、19頭に芝1800m以上での勝ちがあり、残る1頭も地方所属馬ながら、
芝1800mの重賞に2着がありました。
連対20頭中、新馬勝ちが11頭、2戦目勝ち上がりが4頭、3戦目が3頭、4戦目が2頭。
キャリア5戦以上の馬に勝ちはなく、キャリア3、4戦の馬が連対馬の17頭を占めています。
キャリア2戦で連対を果たした2頭は、連対率100%の馬。
新馬勝ち即の馬は3着に1頭いるだけです。
馬券圏内30頭中、前走で掲示板を外していたのは2頭のみ。
この2頭は重賞6、7着からの馬でした。
牝馬の挑戦もありますが、馬券圏内はありません。


日経新春杯(日曜・京都)
芝2400mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔241〕、2番人気は〔420〕、3番人気は〔130〕。
6番人気以下〔314〕、2ケタ人気馬〔212〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券2本。
両極端な結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔200〕。3、6着馬。
菊花賞から〔200〕。2、5着馬。
ダービー以来の馬が〔100〕。7着馬。
ジャパンカップから〔001〕。勝ち馬。
アルゼンチン共和国杯から〔010〕。2着馬。
札幌記念から〔001〕。14着馬。
ステイヤーズSから〔001〕。3着馬。
中日新聞杯から〔010〕。3着馬。
OP特別の太秦Sから〔112〕。3着以内3頭に、8着馬1頭。
アンドロメダSから〔001〕。16着だった馬です。
準OPから〔030〕。連対馬。
1000万から〔111〕。1、2番人気で勝った馬です。
トップハンデは10年で14頭いて〔112〕。
勝ち馬のハンデは58.5〜49キロで、平均すると54.7キロ。
2着馬は56〜53キロで、平均55.2キロ。
3着馬は58〜50キロで、平均54.65キロ。
幅広いハンデの馬が好走しています。
牝馬は〔213〕。2、4番人気の人気馬もいますが、
2ケタ人気で馬券圏内に入った5頭中、4頭が牝馬。
人気薄の牝馬の一発には注意が必要です。
前走6着以下から連絡みを果たしたのは、前走重賞組だけ。
該当5頭中、4頭には、既に重賞勝ちがありました。
OP特別6着以下からの巻き返しは、3着が精一杯となっています。
勝ち馬10頭中、7頭が5番枠より内の馬。逆に13番より外は3着が1頭いるだけ。
前走1800m以下からの馬に勝ち馬はいません。
年齢別では、4歳〔652〕、5歳〔245〕、6歳〔113〕、7歳〔100〕。
ダントツで4歳馬がいいのですが、今年は4歳馬の出走がありません。
関東馬は3着が精一杯。これも覚えておくといいかもしれません。


愛知杯(土曜・中京)
芝2000mで行われる、牝馬によるハンデ戦。
1月の施行になったのが、一昨年のこと。従いまして、データは過去2年です。
16年は8、5、4番人気の1〜3着で、馬連15570円。
17年は1、10、6番人気で、馬連7450円。
年末に行われていた14年以前から、波乱の牝馬のハンデ戦なんです。
年齢で見ると、2年連続で5歳馬が勝っており、馬券圏内6頭中、4頭が5歳馬。
残る2頭は4歳と6歳の馬。
さらに、16年は1000万勝ち馬が2着、準OP勝ち馬が3着。
17年は準OP2着馬が勝ち、準OP勝ち馬が3着。
前走条件戦好走の勢いは重要なようです。
ハンデは1着55.5、53キロ。
2着50、52キロ。
3着53、53キロ。
2着に軽ハンデの馬が来ています。
わずか2年のデータです。あくまでも、参考程度に見ておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2018.1.4
中山金杯(土曜・中山)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔313〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔033〕。2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。
勝ち馬は5番人気まで。
ステップレースを見て行きましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
マイルCSから〔020〕。
中日新聞杯から〔112〕。
福島記念から〔101〕。
朝日CCから〔020〕。
新潟記念から〔002〕。
チャレンジCから〔002〕。
その他、旧ジャパンカップダート、毎日王冠から勝ち馬が。
天皇賞・秋、セントライト記念から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順、不問です。
OP特別のディセンバーSから〔131〕。
掲示板または1番人気に推されていた馬。
キャピタルSから〔010〕。2着馬。
準OP勝ち馬の〔100〕というのもあります。
トップハンデは10年で13頭いて〔321〕。
勝ち馬のハンデは58〜55キロで、平均すると56.75キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.15キロ。
3着馬は57.5〜54キロで、平均55.7キロ。
ハンデ57.5キロ以上の馬が〔322〕なのに対し、54キロ以下は〔012〕。
重いハンデを課せられた実績馬が好走する傾向にあります。
牝馬は〔000〕と、馬券圏内なし。
年齢別では、4歳〔212〕、5歳〔244〕、6歳〔332〕、7歳〔322〕。
まんべんなくのイメージです。
連対20頭のすべてに芝1800m、2000mでの勝ちがあり、前走が1800m、
2000m以外の馬は、芝1600mからの馬が2着に2頭だけ。
中距離実績が重要なポイントであることは間違いなさそうです。
また、勝ち馬10頭中8頭までもが、6番枠より内の馬。
“内枠有利”も覚えておいて下さい。


京都金杯(土曜・京都)
芝1600mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔320〕。
6番人気以下〔336〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
波乱含みのハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔121〕。5着と6着の馬。
菊花賞から〔100〕。3着馬。
毎日王冠から〔100〕。9着馬。
阪神Cから〔024〕。人気、着順は不問です。
チャレンジCから〔110〕。こちらも人気、着順は不問。
朝日CCから〔010〕。11着馬。
OP特別から〔403〕。掲示板確保の馬。
準OPから〔020〕。1番人気1着馬です。
トップハンデは10年で19頭いて〔122〕。
勝ち馬のハンデは57〜53キロで、平均すると55.95キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.25キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均55.1キロ。
勝ち馬はすべて55キロ(牝馬は53キロ)以上。
ですが、57.5、58キロになると勝利には届かず、2着止まり。
ハンデのチェックをお忘れなく。
連対20頭中15頭に重賞3着以内があり、残る5頭中3頭にはOP特別2勝以上がありました。
あとの2頭は、準OP勝ち即の馬です。
勝ち馬の前走はすべて1600m以上。距離延長馬に勝ちはありません。
また、勝ち馬はすべて9番枠より内の馬です。覚えておいて下さい。
牝馬は〔102〕。意外や苦戦の傾向に。
年齢別では、4歳〔352〕、5歳〔213〕、6歳〔521〕、
7歳〔023〕、8歳〔001〕。
6、4、5歳の順にいいようです。


フェアリーS(日曜・中山)
明け3歳の牝馬による重賞。芝1600m戦。
マイルで行われるようになったのが、09年のこと。従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔453〕、2ケタ人気馬〔431〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
他にも、9000円台が2回、5000円台が2回という、大波乱の重賞です。
9年中、8年は2ケタ人気の馬が馬券圏内に。残る1回も、7番人気の馬が2着に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔301〕。掲示板外しの馬。
アルテミスSから〔100〕。13着馬。
OP特別時代のホープフルSから〔001〕。11着馬。
500万から〔244〕。人気、着順は不問です。
新馬勝ちから〔230〕。
芝の未勝利勝ちから〔122〕。
ダートの未勝利勝ちから〔001〕。
近5年は1勝馬が連対を独占。実績は必要なさそうです。
過去9年の勝ち馬9頭中、8頭が9番枠より内の馬。
このレースも真ん中より内と覚えておいたほうがよさそうです。
ローテーション的には、中1週や連闘馬に連対なし。
若い牝馬だけに、間隔が詰まらないほうがいいのでしょう。
キャリアは1〜7戦までから幅広く勝ち馬が出ています。
あまり神経質にならなくてもよさそうです。


シンザン記念(月曜・京都)
明け3歳馬によるマイル重賞。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔301〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔355〕、2ケタ人気馬〔014〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
こちらも波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
中山で行われていた朝日杯FSから〔321〕。人気、着順は不問です。
京王杯2歳Sから〔010〕。1番人気10着馬。
デイリー杯2歳Sから〔010〕。1番人気8着馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔100〕。7着馬。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔001〕。5着馬。
OP特別から〔012〕。3着以内の馬。
500万から〔435〕。掲示板10頭と、2、3番人気に推されていた馬。
新馬勝ちから〔011〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔210〕。1番人気で勝ち上がった馬。
牝馬は〔111〕です。
勝ち馬のキャリアは2〜5戦。1戦または6戦以上の馬は2着までとなっています。
こちらも勝ち馬10頭中9頭が、9番枠より内の馬。外枠不利を覚えておきたいところです。