週末の重賞……2017.12.27
ホープフルS(木曜・中山)
今年からG1に昇格した2歳戦。芝2000m戦。
重賞(G2)になったのが14年のこと。従いまして、データは過去3年です。
14年は2、8、9番人気の1〜3着で、馬連9330円。
15年は3、1、2番人気で、馬連1220円。
16年は1、8、2番人気で、馬連2380円。
勝ち馬は1〜3番人気。毎年1、2番人気のいずれかが連に絡んでいます。
それでも馬連3ケタがないのですから、波乱含みの難解な2歳重賞と言えそうです。
わずかに3年のデータですが、馬券圏内の9頭すべてが、前走1、2番人気で1着の馬。
勝ち馬3頭の前走は、みんな芝2000m戦。
2、3着の6頭も、1頭を除き、前走は芝2000mか1800m戦を走っていました。
例外の1頭は、芝1600mの新潟2歳Sの勝ち馬です。
OP特別時代からのデータですが、キャリア4戦以上の馬は2着まで。
経験より、素質がモノを言うレースなのかもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2017.12.23
有馬記念(日曜・中山)
ファン投票によるグランプリレース。芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券3本。
波乱含みのG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔301〕。人気、着順は不問。
ジャパンカップから〔255〕。こちらも人気、着順は不問です。
菊花賞から〔311〕。勝ち馬もしくは1番人気に推されていた馬。
エリザベス女王杯から〔020〕。1番人気で1、3着の馬。
マイルCSから〔001〕。1番人気1着馬です。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。こちらも1番人気1着馬。
中日新聞杯から〔001〕。同じく1番人気1着馬です。
また、凱旋門賞からの〔101〕というのもあります。人気、着順は不問です。
連対馬は、すべて前走G1かG2を走っていた馬。
これを3着までに広げても、9頭があてはまります。
連対20頭中、13頭がG1勝ち。残る7頭もG1で2着、あるいはG2勝ちのある馬。
実績は重要です。
また、連対18頭が同年のG1に連対があるか、G2を勝っていました。
調子の波も大切なポイントということでしょう。
牝馬は〔230〕。ダイワスカーレット、ブエナビスタ、
ジェンティルドンナ、一線級の3頭です。
年齢別に見ていくと、3歳〔432〕、4歳〔352〕、5歳〔313〕、
6歳〔001〕、7歳〔011〕、8歳〔001〕。
3〜5歳がいいようです。
トリッキーな中山芝2500m。過去の好走馬が、再び、三度の活躍を見せます。
具体的に見ていきましょう。
07年2着ダイワスカーレット、翌08年優勝。
08年3着エアシェイディ、翌09年も3着。
09年2着ブエナビスタ、翌10年も2着。
10年3着トゥザグローリー、翌11年も3着。
11年勝ったオルフェーヴル、13年も優勝。
12年勝ったゴールドシップ、13年、14年と3着。
15年3着キタサンブラック、翌16年2着。
今年はそのキタサンブラックと、15年2着のサウンズオブアースが出走予定。要注目です。
脚質的には先行有利。
スタートして、すぐ1周目の3コーナーのカーブがあり、外枠の不利が言われます。
枠順の有利、不利も考えて馬券は買いたいところです。


阪神C(土曜・阪神)
芝1400m戦。
データは過去10年で見ていきますが、09年は2着同着。
従いまして、10年で2着は11頭、3着は9頭です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔454〕、2ケタ人気馬〔042〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1〜3番人気でのワンツーが1度もない、波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔464〕。
スプリンターズSから〔100〕。
ダートのフェブラリーS以来の馬〔010〕。
交流G1のJBCスプリントから〔010〕。
スワンSから〔201〕。
京阪杯から〔121〕。
CBC賞から〔010〕。
チャレンジCから〔001〕。
OP特別から〔202〕。
すべて前走はOPクラスに出走していた馬ばかり。人気、着順は不問です。
ただし、前走で掲示板を外した重賞未勝利馬の連対もありません。
重賞実績をしっかりチェックすること、お忘れなく。
牝馬は〔011〕。9年連続で、馬券に絡めていません。
年齢別では、3歳〔131〕、4歳〔224〕、5歳〔332〕、
6歳〔331〕、7歳〔101〕。
まんべんなくのイメージです。
関東馬が少なくとも1頭は馬券圏内に。これは覚えておくと良さそうです。
 



 
 
週末の重賞……2017.12.15
朝日杯フューチュリティS(日曜・阪神)
2歳のマイルチャンピオン決定戦。芝1600m戦。
中山から阪神に移ったのが14年のこと。従いまして、データは過去3年です。
14年は1、14、3番人気の1〜3着で、馬連14050円。
15年は2、1、11番人気で、馬連520円。
16年は6、7、12番人気で、馬連5980円。
毎年2ケタ人気の馬が1頭は馬券に絡んでいる、波乱の2歳G1です。
参考までにステップレースを挙げておくと、デイリー杯2歳Sから〔021〕。
2番人気1着、3番人気4着馬と、8番人気2着馬。
京王杯2歳Sから〔011〕。3番人気1着馬と1番人気3着馬。
OP特別のいちょうSから〔001〕。4番人気1着馬。
500万のベゴニア賞から〔200〕。1、2番人気で1着だった馬。
新馬勝ちから〔100〕。1番人気1着馬です。
勝ち馬3頭は、すべて前走勝ち馬。これは中山時代も含め、9年連続で続いています。
阪神に移ってから、関東馬が2勝しているのも特徴のひとつ。
馬券圏内9頭すべて、11月以降に出走していた馬です。
逆に、連闘、中1週の馬の馬券圏内はないということ。覚えておくといいかもしれません。


ターコイズS(土曜・中山)
牝馬限定重賞。芝1600mのハンデ戦です。
重賞に格上げされたのは15年のことですが、
OP特別時代から距離も施行時期も変わらないので、
データは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔221〕。
6番人気以下〔545〕、2ケタ人気馬〔232〕。
馬連3ケタはなく、万馬券5本!
波乱の牝馬のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔201〕。掲示板ハズシの馬。
秋華賞から〔151〕。こちらも掲示板ハズシの馬。
桜花賞から〔100〕。4着馬。
マイルCSから〔100〕。8着馬。
ダート交流G1のJBCレディスクラシックから〔010〕。2着馬。
府中牝馬Sから〔002〕。共に6着馬。
富士Sから〔001〕。14着馬。
OP特別から〔012〕。2ケタ着順の馬。
準OP、まずは芝から〔432〕。人気、着順は不問です。
ダートから〔100〕。11着の馬でした。
1000万から〔001〕。1番人気1着馬です。
トップハンデは10年で17頭いて〔021〕。勝ちがありません。
勝ち馬のハンデは56〜50キロで、平均すると53.4キロ。
2着馬は56.5〜50キロで、53.15キロ。
3着馬は55〜50キロで、平均53.1キロ。
連対20頭中、15頭に芝1600mの勝ちがあり、
残る5頭はすべて芝1800m〜2000mで2勝以上を挙げていました。
好走のデータを満たすのに人気にならない馬を見つけたら、
波乱のレースだけに、思い切って狙ってみてはいかがですか?
 



 
 
週末の重賞……2017.12.8
阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜・阪神)
2歳女王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔411〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔044〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
勝ったのは5番人気までの馬です。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
京王杯2歳Sから〔012〕。4着以内の馬。
アルテミスSから〔131〕。掲示板確保の馬。
ファンタジーSから〔123〕。3着以内の馬。
札幌2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
OP特別から〔101〕。勝ち馬。
500万から〔321〕。連対馬。
新馬勝ちから〔112〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔100〕。こちらも1番人気で勝ち上がった馬でした。
馬券圏内30頭のすべてが前走掲示板を確保。
勝ち馬に限れば、10頭すべてが前走連対。
また、複勝率100%。
さらには芝1600m以上に勝ちがあり、キャリアは3戦まで。
ちなみにキャリア6戦以上の馬の馬券圏内はありません。
連対にまで広げても、芝1600mに出走歴のある15頭中13頭に勝ちがあり、
残る2頭にも芝1600mの重賞2着と芝1800mでの勝ちがありました。
芝1600m未経験の5頭中、3頭には芝1800m以上に勝ちが、残る2頭には芝1400mの勝ちがありました。
連対20頭中、掲示板を外したことがあるのは1頭だけ。
連対20頭すべてが、デビュー2戦目までに勝ち上がっていました。
馬券圏内30頭中、28頭が10月以降に出走しており、ここが8月以降のレースで好走(連対)したのは、
重賞(札幌2歳S、新潟2歳S)勝ちからの2頭のみ。
逆に、連闘や中1週の馬の馬券圏内もありません。
上がり最速を記録した脚力は欲しいところ。
逃げ馬が壊滅状態だというのも、覚えておくとよさそうです。


カペラS(日曜・中山)
ダート1200m戦。
今年で迎えて10回目となるダート重賞。従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔011〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔320〕。
6番人気以下〔146〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
これまで1番人気は1度も勝てていません。
ステップレースを見ていきましょう。
交流G1のJBCスプリントから〔012〕。2、3着馬と、4番人気7着の馬。
武蔵野Sから〔212〕。8着以下の馬。
交流重賞のオーバルスプリントから〔010〕。4着馬。
OP特別の霜月Sから〔332〕。掲示板確保または4番人気以内の馬。
オータムリーフSから〔211〕。掲示板3頭に、6着馬1頭。
エニフSから〔100〕。2着馬。
室町Sから〔010〕。勝ち馬。
太秦Sから〔002〕。4着以内の馬。
芝の京洛Sから〔010〕。17着の馬。
準OPから〔100〕。勝ち馬。
地方所属馬の〔011〕というのもあります。
馬券圏内27頭中、武蔵野Sのみが1600m。あとはすべて1400mまたは1200m戦。
マイルの武蔵野Sのみ、人気も着順も不問。
前走が短距離ダートで、人気、着順ともに悪かったのは13年のスノードラゴン(7番人気6着馬)だけ。
あとは掲示板は外していても、4番人気以内に推されていた馬の巻き返しでした。
ダートの1400mに勝ちのない馬は2着が精一杯。
1200mと1400mの両方に勝ちがあるのが理想で、
勝ち馬9頭すべてが前走1400mか1600mのダート戦に出走していました。
前走1200mを走っていた馬に勝ちがないのも特徴のひとつ。今年は果たして?
牝馬は〔101〕。苦戦の傾向です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔412〕、5歳〔353〕、
6歳〔232〕、7歳〔001〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。
4〜6歳馬が中心のようです。


中日新聞杯(土曜・中京)
芝2000mのハンデ戦。
09年まではこの時期の中京で、10、11年は小倉に舞台を移し、
12年から昨年までは3月の中京で行われていました。
従いまして、ローテーション等、挙げるべきデータがありません。
このレースは割愛させて頂きます。ご了承下さい。
 



 
 
週末の重賞……2017.11.30
チャンピオンズC(日曜・中京)
1800mで争われるダートのG1競走。
東京、阪神のジャパンカップダートを経て、中京で行われるようになったのが、14年のこと。
従いまして、データは過去3年です。
14年は2、8、6番人気の1〜3着で、馬連5470円。
15年は12、3、5番人気で、馬連11040円。
16年は6、1、10番人気で、馬連1390円。
毎年1〜3番人気が連に絡むも、相手は6番人気以下。
さらに、毎年8番人気以下の伏兵が1頭馬券圏内にいます。
ステップレースを見てみましょう。
JBCクラシックから〔211〕。
JBCレディスクラシックから〔100〕。
勝ち馬は“JBC”から。
その他、みやこSから〔011〕。
武蔵野Sから〔010〕。
エルムSから〔001〕。
4着を外していたのは、ただ1頭。ただし、2番人気に推されていた馬でした。
これは過去10年にさかのぼっても、他に1頭しかおらず、
こちらも2番人気に推されていた馬でした。
馬券圏内9頭すべてに、ダート1800m以上のOPクラスのレースに勝ちが。
また、9頭すべてに重賞勝ちがありました。
さらにG1出走歴があるなら、掲示板は必須です。
牝馬は〔100〕。10年で見ても、勝ち馬1頭だけ。
年齢別で見ておくと、3歳〔010〕、4歳〔000〕、5歳〔112〕、6歳〔211〕。
経験がモノを言うのか、6歳、5歳の順にいいようです。
今年は、出走予定の16頭すべてに重賞勝ちあり。迫力のあるレースに期待です。


ステイヤーズS(土曜・中山)
平地競走最長のマラソンレース。芝3600m戦。
過去10年、1番人気は〔411〕、2番人気は〔023〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔333〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
昨年、この10年で初めて馬連が3ケタ配当になりました。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、アルゼンチン共和国杯で〔725〕。
14頭中、9頭が掲示板を外していた馬。人気、着順は不問と考えてよさそうです。
その他、菊花賞から〔110〕。2着馬。
天皇賞・秋から〔001〕。5着馬。
京都大賞典から〔110〕。人気、着順は不問。
札幌記念から〔001〕。13着馬。
OP特別から〔031〕。人気、着順は不問。
準OPから〔132〕。掲示板確保ならOK。
ちなみに、15年は準OPから臨んだ馬が、1〜3着を独占。
前走のクラスや着順、人気以上に、長距離適性、ステイヤーとしての資質が重要なのでしょう。
牝馬は〔000〕と大苦戦。
実は、セン馬が好走する傾向にあり〔240〕。去勢すると長距離に向くようになるのでしょうか?
年齢別では、3歳〔220〕、4歳〔134〕、5歳〔411〕、6歳〔121〕、
7歳〔001〕、8歳〔111〕、9歳〔011〕、10歳〔100〕、11歳〔001〕。

ベテランの頑張りにも注意が必要です。
勝ち馬10頭中、7頭が5番枠より内の馬。内枠有利も頭の中に置いておきましょう。
特異なレースです。過去の好走馬が再び、三度の好走を見せるのも特徴のひとつ。
07年2着ネヴァブション、10年3着。
11年3着トウカイトリック、翌12年優勝、13年3着。
12年2着ファタモルガーナ、14年2着、16年も2着。
12年3着デスペラード、翌13年、14年と連覇。
15年勝ったアルバート、16年も優勝。連覇を果たしています。
今年はそのアルバートと、15年2着のカムフィーが参戦予定。要注目です。


チャレンジC(土曜・阪神)は、12年、13年は朝日CCとして芝1800mで行われ、
14年から16年はチャレンジCと名称を変え、芝1800mのハンデ戦で行われていました。
それが、今年から芝2000mの別定戦に変わりました。
ゆえに、挙げるべきデータがありません。これは省かせて頂きます。ご了承下さい。
 



 
 
週末の重賞……2017.11.24
ジャパンカップ(日曜・東京)
国際招待競走。芝2400mのG1です。
過去10年、1番人気は〔332〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔136〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、天皇賞・秋からの馬で〔667〕。
19頭中、4着以内または4番人気以内だった馬が16頭を占めています。
秋華賞から〔101〕。勝ち馬。
菊花賞から〔100〕。1番人気1着馬。
エリザベス女王杯から〔010〕。3番人気5着馬。
京都大賞典から〔110〕。勝ち馬と4着馬。
アルゼンチン共和国杯から〔101〕。勝ち馬。
また、凱旋門賞からの〔021〕というのもあり、人気、着順は不問です。
馬券圏内30頭すべてが、前走10月以降のG1かG2を走っていました。
また、外国馬は42頭が参戦して、馬券圏内はありません。
連対20頭で見てみると、必須ではないのですが、あったほうがいい項目がいくつかあります。
20頭中15頭にG1勝ちが、残る5頭中3頭にG1の3着以内がありました。
また、20頭中17頭に1年以内の重賞勝ちがあり、残る3頭中2頭にG1の2着がありました。
さらに、20頭中14頭に東京の芝での重賞勝ちがあり、
残る6頭中5頭に重賞3着以内かG1での5着以内がありました。
取捨選択の参考にしてみて下さい。
牝馬は〔522〕と、連対率では牡馬を上回ります。
関西馬が〔9108〕と関東馬を圧倒してること。
勝ち馬10頭中、7頭が7番枠より内であることなども、覚えておくとよさそうです。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔222〕、4歳〔633〕、
5歳〔243〕、6歳〔010〕、7歳〔002〕。
4歳馬が抜けて好成績を挙げています。
外国馬が4頭参戦する今年のジャパンカップ。華やかなレースを期待したいところです。


京阪杯(日曜・京都)
芝内回りの1200m戦。
16年は3着同着。従いまして、過去10年で3着は11頭です。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔202〕、3番人気は〔040〕。
6番人気以下〔336〕、2ケタ人気馬〔125〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券4本。
両極端な結果となっています。
ステップレースは意外や絞られていて、重賞は3つ。
スプリンターズSから〔201〕。人気、着順は不問。
スワンSから〔252〕。こちらも人気、着順は不問です。
セントウルSから〔002〕。2、4着馬。
OP特別から〔455〕。3着以内または3番人気に推されていた馬。
準OPから〔201〕。すべて勝ち馬です。
馬券圏内31頭すべてが、前走芝1200〜1400mを走っていた馬。
牝馬は〔344〕。牡馬と互角の成績を残しています。
勝ち馬10頭中、8頭までもが7番枠より内。
また、勝ち馬9頭が逃げ、先行馬です。
京都内回りの芝コース。内枠の逃げ、先行馬は要チェックでしょう。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔222〕、4歳〔332〕、
5歳〔452〕、6歳〔104〕、7歳〔001〕。
5、4、3歳の順にいいようです。


京都2歳S(土曜・京都)
芝2000mで争われる2歳重賞。
重賞に格上げされたのが、14年のこと。
従いまして、データは過去3年です。
14年は6、2、5番人気の1〜3着で、馬連3880円。
15年は3、5、1番人気で、馬連2330円。
16年は3、1、6番人気で、馬連670円。
例年頭数が少ないこともありますが、大きく荒れない代わりに、まだ1番人気に勝ちがありません。
ステップレースも、キャリアも様々ですが、馬券圏内9頭すべてが前走連対馬。
また9頭すべての近2走を見ると、
どちらも芝1800mか2000m戦で、いずれかに勝ちがありました。
さらに、すべての馬がデビュー2戦目までに勝ち上がっていたというのも記しておきたいと思います。
明日のスターホースを探してみて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2017.11.18
マイルCS(日曜・京都)
秋のマイルチャンピオン決定戦。芝外回りの1600m戦。
過去10年、1番人気は〔232〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔224〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
4番人気が〔311〕ですから、ちょいとひと捻りといった感じでしょうか。
ステップレースを見ていくと、天皇賞・秋から〔301〕。人気、着順は不問。
スプリンターズSから〔111〕。こちらも人気、着順は不問です。
安田記念から〔100〕。勝ち馬。
スワンSから〔151〕。掲示板または1番人気だった馬。
府中牝馬Sから〔101〕。1、3着の馬。
京都大賞典から〔100〕。3着馬。
毎日王冠から〔011〕。掲示板確保の馬。
札幌記念から〔001〕。勝ち馬。
富士Sから〔231〕。連対4頭に、1番人気7着馬と5番人気9着馬。
準OPから〔001〕。1番人気1着馬。
他に外国馬の〔002〕というのもあります。
牝馬は〔103〕。苦戦の傾向です。
連対20頭で見ると、20頭すべてに同一年重賞連対がありました。
また、20頭中18頭に京都芝での勝ち、または重賞3着以内がありました。
残る2頭は関東馬です。
連対17頭に芝1600mの重賞で連対がありました。
さらに、馬券圏内30頭中、28頭が9月以降に出走した馬でした。
休み明けは、原則不利と考えたほうがよさそうです。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔001〕、4歳〔353〕、5歳〔445〕、
6歳〔211〕、7歳〔000〕、8歳〔100〕。
5、4、6歳の順にいいようです。


東京スポーツ杯2歳S(土曜・東京)
芝1800mの2歳重賞。
過去10年、1番人気は〔421〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔040〕。
6番人気以下〔216〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回で、万馬券はありません。
毎年1〜3番人気の馬が1頭は連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
札幌2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
サウジアラビアRCから〔100〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔010〕。2着馬。
OP特別のいちょうSから〔122〕。勝ち馬2頭に、2、3、4着馬が1頭ずつ。
葵Sから〔100〕。2着馬。
ダリア賞から〔010〕。勝ち馬。
芙蓉Sから〔010〕。勝ち馬。
アイビーSから〔001〕。勝ち馬。
500万から〔010〕。勝ち馬。
新馬勝ちから〔503〕。
ただし、2ヶ月以上間が空いた新馬勝ちからの馬は〔000〕です。
未勝利勝ちから〔134〕。1番人気で勝ち上がった馬が7頭、2番人気1頭です。
キャリア3戦以上での未勝利勝ちは3着までと覚えておいて下さい。
また、キャリア4戦以上の馬も3着が精一杯です。
連対20頭中19頭に、芝1600m以上での勝ちがありました。
前走の着順と人気は重要なポイントで、前走勝ちが25頭、2着3頭、3着1頭、4着1頭。
前走1番人気が14頭、2番人気8頭、3番人気6頭、4番人気1頭に、7番人気が1頭。
また、OPや500万で3着以下があった馬は、2、3着に1頭ずついるだけ。
後のG1馬を多数輩出している出世レース。底の見えていない馬を狙いたいところです。
 



 
 
週末の重賞……2017.11.9
エリザベス女王杯(日曜・京都)
最強牝馬決定戦。芝外回り2200m戦。
過去10年、1番人気は〔242〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔331〕、2ケタ人気馬〔120〕。
馬連3ケタ3回、万馬券2本。
近5年は、6番人気以下の伏兵が1頭、馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
秋華賞から〔333〕。3着以内7頭に、6着馬2頭。
府中牝馬Sから〔224〕。
3着以内4頭、1番人気2頭に、4、7着馬が1頭ずつ。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。2着馬。
オールカマーから〔210〕。掲示板確保の馬。
京都大賞典から〔120〕。人気、着順は不問。
スワンSから〔001〕。4着馬。
ダートのエルムSから〔010〕。11着馬。
1000万から〔011〕。1番人気1着馬です。
また、外国馬の〔200〕というのもあります。
勝ち馬は、すべて前走G1またはG2から。
必須ではないものの、あるといいものを挙げておきましょう。
連対20頭中、18頭に芝2000m以上での勝ちがありました。
連対20頭中、13頭にG1の連対が、残る7頭中4頭に同年の芝2000m以上で2つ以上の勝ちがありました。
関西馬なら、14頭中13頭に京都芝での勝利またはG1の3着以内がありました。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔443〕、4歳〔436〕、5歳〔220〕、6歳〔011〕。
勝ち馬は3〜5歳の3世代から。
3歳牝馬vs古馬牝馬。果たして、どちらに軍配が上がるのか。楽しみです!


福島記念(日曜・福島)
芝2000mのハンデ戦。
新潟で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔131〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔533〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
勝ち馬の半数以上が6番人気以下の伏兵。大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
天皇賞・秋から〔201〕。
秋華賞から〔111〕。
オールカマーから〔011〕。
富士Sから〔302〕。
その他、アルゼンチン共和国杯、ラジオNIKKEI賞から勝ち馬が。
セントライト記念、小倉記念から2着馬が。
札幌記念、府中牝馬S、新潟記念から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
芝のOP特別から〔031〕。
ダートのOP特別から〔010〕。
OP特別組も人気、着順は不問です。
準OPから〔110〕。こちらは勝ち馬です。
前走OPクラス出走の25頭中、20頭が掲示板外しの馬。
前走着順は逆に悪いくらいがいいようです。
トップハンデは9年で12頭いて〔120〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜51キロで、平均すると54.61キロ。
2着馬は58〜51キロで、平均54.83キロ。
3着馬は57.5〜52キロで、平均54.61キロ。
牝馬は〔112〕。3頭が3歳馬。4頭すべてが、ハンデ51または52キロの馬でした。
年齢別では、3歳〔321〕、4歳〔202〕、5歳〔142〕、
6歳〔222〕、7歳〔011〕、8歳〔101〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
なお、勝ち馬9頭中、8頭までもが6番枠より内の馬。
残る1頭も9番枠の馬ですから、圧倒的に内有利と覚えておいて下さい。


武蔵野S(土曜・東京)
ダート1600m戦。
過去10年、1番人気は〔232〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔417〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
こちらも波乱のダート重賞です。
ステップレースですが、まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
交流G1のジャパンダートダービーから〔111〕。
同じく南部杯から〔040〕。
交流G2の日本TV盃から〔011〕。
その他、シリウスS、プロキオンS、交流G3のサマーチャンピオンから勝ち馬が。
前年のJCダート(現チャンピオンズC)、芝の府中牝馬S、中京記念から3着馬が出ています。
連対するには、掲示板確保または4番人気以内に推されていたことが必要です。
OP特別から〔443〕。勝ち馬7頭に、2、4、5着馬が1頭ずつ。
あとは4番人気9着馬が1頭います。
準OP勝ち馬の〔202〕というのもあり、このうち3頭が1番人気で勝ち上がった馬でした。
牝馬は〔001〕と苦戦の傾向に。
年齢別に見ておくと、3歳〔423〕、4歳〔112〕、
5歳〔441〕、6歳〔133〕、7歳〔001〕。
5歳、3歳の順にいいようです。


デイリー杯2歳S(土曜・京都)
芝1600mの2歳重賞。
11月の施行になったのが、14年のこと。
従いまして、データは過去3年です。
14年は5、2、1番人気の1〜3着で、馬連1770円。
15年は2、1、7番人気で、馬連220円。
16年は2、8、4番人気で、7580円。
毎年2番人気が連に絡んでいます。
馬券圏内9頭中、8頭が前走勝ち馬。残る1頭は4着だった馬です。
特に、勝ち馬は前走1番人気1着馬ばかり。
さかのぼってみても、勝ち馬10頭中9頭までが前走1着馬ですから、
クラスに関係なく、前走勝ちの勢いは大きいということなのでしょう。
馬券圏内9頭中、8頭が9月以降に出走していた馬たちです。連対6頭はすべてそう。
間隔はあき過ぎないほうがいいようです。
昨年は牝馬が勝ちました。
当日、牝馬が1、2番人気に推されたなら、通用すると思ってよさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2017.11.3
アルゼンチン共和国杯(日曜・東京)
芝2500mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔420〕、3番人気は〔214〕。
6番人気以下〔215〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
波乱含みのハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
宝塚記念から〔110〕。
天皇賞・春から〔011〕。
ダービーから〔001〕。
オールカマーから〔230〕。
札幌記念から〔101〕。
京都大賞典から〔021〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別のアイルランドTから〔202〕。4着以内の馬。
準OPから〔332〕。連対馬。
1000万から〔102〕。勝ち馬でした。
トップハンデは10年で18頭いて〔323〕。好走の部類と言っていいと思います。
勝ち馬のハンデは58〜53キロで、平均すると55.95キロ。
2着馬は58.5〜55キロで、平均56.35キロ。
3着馬は58〜51キロで、平均54.65キロ。
54キロ以下で馬券に絡んだのは4頭。
そのうち勝った2頭は、当日2、3番人気に推されており、残る2頭は3着。
6、9番人気の馬でした。
連対20頭中、18頭に芝2200m以上での勝ちがあり、残る2頭にも芝2000mに勝ちがありました。
前走条件戦から連対を果たした7頭は、当日4番人気以内に推されていた馬。
3着4頭は、3、6、9、9番人気でした。
牝馬は〔000〕。馬券圏内はありません。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔002〕、4歳〔844〕、5歳〔043〕、6歳〔221〕。
抜けて好成績の4歳馬ですが、今年は4歳馬の登録がありません。
また、3歳の3着2頭という成績ですが、出走は全3頭。
そのうちの2頭が3着ですから、“3歳がダメ”ではないことを、頭の中に置いておきましょう。


みやこS(日曜・京都)
今年で迎えて8回目となるダート重賞。ダート1800mで争われます。
過去7年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔300〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔132〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
1、2番人気共に連を外したのは1回だけ。比較的堅めの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
交流重賞の南部杯から〔100〕。2番人気4着馬。
帝王賞から〔001〕。2番人気6着馬。
日本テレビ盃から〔100〕。2番人気2着馬。
白山大賞典から〔011〕。1番人気で連対した馬。
つまり、交流重賞組は着順より人気。2番人気までの馬に好走資格ありです。
中央のダート重賞、エルムSから〔200〕。3着以内の馬。
シリウスSから〔012〕。4着以内の馬。
レパードSから〔011〕。勝ち馬。
平安Sから〔001〕。3着馬。
中央の重賞組は4着以内と覚えておいて下さい。
また、OP特別のブラジルCから〔220〕。
1番人気で4着と8着、2番人気2着、4番人気7着の馬。
ラジオ日本賞から〔111〕。1番人気1着、2番人気6着、2番人気3着の馬たちです。
準OP1番人気1着馬の〔010〕というのもあります。
とにかく、クラスにかかわらず、前走1、2番人気に推されていた馬が、
馬券圏内21頭中17頭を占めています。前走の人気は重要なポイントです。
牝馬は〔000〕と、馬券圏内なし。
実は6番枠から内の馬で〔554〕。
7年ですから、馬券圏内21頭中、3分の2にあたる14頭が6番枠より内。
圧倒的に内枠有利のレースです。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔031〕、4歳〔621〕、
5歳〔024〕、6歳〔100〕、7歳〔001〕。
4歳馬がずば抜けていいのですが、こちらも今年は4歳馬がいません。
さらに、リピーターがよく来るレースなのに、去年、一昨年の3着以内も出走がありません。
先行有利な京都のダート1800m。この舞台が得意な馬を狙ってみて下さい。


京王杯2歳S(土曜・東京)
芝1400mで争われる2歳重賞。
過去10年、1番人気は〔122〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔353〕、2ケタ人気馬〔211〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
昨年は1〜4番人気での1〜3着でしたが、それ以外は、
6番人気以下の馬が少なくとも1頭は馬券圏内にいる波乱のレースなんです。
ステップレースを見ていくと、デイリー杯2歳Sから〔201〕。
2着馬に3番人気7着の馬と、5着馬。
函館2歳Sから〔110〕。連対馬。
小倉2歳Sから〔111〕。それぞれ、7、1、3着馬。
OP特別から〔332〕。勝ち馬も4頭いますが、基本、人気、着順は不問です。
500万から〔114〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔210〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔032〕。このうち4頭が1、2番人気で勝ち上がった馬でした。
牝馬は〔020〕。2着が精一杯で、牝馬に勝ちはありません。
とにかくキャリアの浅い2歳馬です。
人気通りに決まるほうが稀だと思っていたほうがいいかもしれませんね。


ファンタジーS(金曜・京都)
2歳牝馬の重賞。芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔122〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔003〕。
6番人気以下〔442〕、2ケタ人気馬〔212〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券5本。
昨年1番人気が勝ちましたが、これが実に11年振りという、波乱のレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔220〕。4頭すべて、6、7着馬。
小倉2歳Sから〔200〕。2着馬と13着馬。
函館2歳Sから〔102〕。連対馬。
新潟2歳Sから〔001〕。4着馬。
OP特別から〔111〕。それぞれ、2、8、1着の馬。
500万から〔131〕。連対馬。
新馬勝ちから〔120〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔225〕。1番人気で勝ち上がった馬が6頭。
あとは2、3、4番人気が1頭ずつでした。
勝ち馬で見ると、前走で連対を外していたのは、すべて重賞組。
また2戦連続で掲示板を外している馬の馬券圏内はありません。
必須ではありませんが、1400mより長めの距離で結果を出している馬がいいようです。
 



 
 
週末の重賞……2017.10.28
天皇賞・秋(日曜・東京)
芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔522〕、2番人気は〔032〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
1番人気が9頭も3着以内に。しかし、2、3番人気は勝てていません。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
宝塚記念から〔231〕。掲示板5頭に、3番人気9着馬。
毎日王冠から〔544〕。
3着以内9頭に、1または2番人気馬3頭、6番人気7着馬が1頭です。
札幌記念から〔201〕。1番人気で連対した馬。
セントライト記念から〔011〕。1番人気1着馬。
その他、京都大賞典から勝ち馬が。
安田記念、G2時代の産経大阪杯から2着馬が。
天皇賞・春、神戸新聞杯、関屋記念から3着馬が出ています。
前走G1なら、掲示板もしくは4番人気まで。
G2、G3は毎日王冠以外すべて1番人気だった馬。
毎日王冠以外では、札幌記念2着馬が1頭いるだけで、あとはすべて1番人気1着馬となります。
牝馬は〔231〕。すべて当日1、2番人気に推された馬です。
連対20頭中、18頭が重賞勝ち馬で、うち13頭が芝2000m以上のG1、G2勝ち馬。
重賞未勝利の2頭は、前走毎日王冠3着以内の馬でした。
また、連対20頭中15頭に東京芝での勝ちがあり、残る5頭中4頭は、
東京芝でのG2の2着か、OP特別勝ちがありました。
例外の1頭は08年2着のダイワスカーレットです。
年齢別に見ておくと、3歳〔022〕、4歳〔462〕、5歳〔524〕、
6歳〔002〕、7歳〔000〕、8歳〔100〕。
4、5歳馬が中心です。
勝ち馬10頭中、7頭が8番枠より内の馬。
東京の芝2000m戦ですから、外枠は不利。枠順は大きく影響してきそうです。


スワンS(土曜・京都)
芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔210〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔321〕。
6番人気以下〔156〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
こちらも複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔222〕。
スプリンターズSから〔212〕。
セントウルSから〔020〕。
京成杯AHから〔101〕。
キーンランドCから〔011〕。
その他、毎日王冠から勝ち馬が。
高松宮記念、地方交流の白山大賞典から2着馬が。
ダービー、京王杯SCから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔420〕。勝ち馬4頭に、1番人気3着馬と2番人気16着馬。
1600万から〔002〕。1番人気1着馬です。
牝馬は〔102〕。牡馬が優勢なよう。
連対20頭すべてに、重賞連対またはOP特別勝ちがありました。
年齢別では、3歳〔310〕、4歳〔444〕、
5歳〔144〕、6歳〔211〕、7歳〔001〕。
4歳馬が好成績ですが、3歳馬の健闘も目立ちます。
最後に、10〜12番枠で7勝、2着4頭。
内がだいぶ荒れている京都の芝。今年もこのあたりの枠がいいのかもしれません。


アルテミスS(土曜・東京)
牝馬限定の2歳重賞。芝1600m戦。
今年で迎えて6回目と歴史の浅い重賞。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔213〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年1、2番人気の少なくとも1頭が連に絡んでいます。
3番人気は不振のよう。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔100〕。4着馬。
札幌2歳Sから〔011〕。共に3着馬。
OP特別から〔111〕。3着以内の馬。
500万から〔011〕。連対馬。
新馬勝ちから〔011〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔311〕。
キャリア1戦は2着まで。4戦以上は3着まで。
未勝利勝ちからの5頭は、すべてキャリア2戦の馬。
素質馬を、経験が大きく後押しするようです。
馬券圏内15頭中、14頭に芝1600m以上での勝ちがありました。
また、15頭中14頭が9月以降に出走歴のある馬です。
15頭すべてが前走4着以内。大きく着順を落として臨む馬は、苦戦の傾向にあるようです。
 



 
 
週末の重賞……2017.10.20
菊花賞(日曜・京都)
3歳クラシック3冠の3戦目。芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔512〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔246〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
2、3番人気が不振のG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは2つのTRから。
神戸新聞杯から〔865〕。3着以内が15頭。残る4頭の着順は、4、5、6、12着です。
セントライト記念から〔122〕。3着以内の馬でした。
その他、京都大賞典から〔010〕。3着馬。
札幌記念から〔010〕。3着馬。
1000万勝ち馬の〔103〕というのもあります。
勝ち馬はすべて前走3着以内の馬。
連対20頭に広げても、19頭が前走3着以内に好走していました。
連対20頭すべてに芝1800m以上の重賞出走歴があり、19頭が3着以内。
ただし、重賞勝ちは必須ではないので、そこは気をつけて下さい。
あくまで出走歴で、欲しいのは3着以内です。
キャリア5戦以下の馬は、3着に1頭いるだけ。
関東馬は3着に2頭だけ。連対はありません。
1〜4番枠の馬が6勝と、内有利の傾向は覚えておくと良さそうです。
勝ち馬のローテーションは、中4週以内。
従いまして、9月に出走していたことが重要となるようです。



富士S(土曜・東京)
芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔210〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔166〕、2ケタ人気馬〔034〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱のマイル重賞です。
ステップレースは実に様々。複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から挙げていきましょう。
安田記念から〔120〕。
オールカマーから〔002〕。
京成杯AHから〔241〕。
ダービー卿CTから〔110〕。
ラジオNIKKEI賞から〔011〕。
その他、皐月賞、毎日王冠、セントライト記念、関屋記念から勝ち馬が。
朝日CC、エプソムCから2着馬が出ています。
OP特別から〔206〕。
重賞、OP特別組は、人気、着順不問です。
準OP勝ち馬の〔001〕というのもあります。
牝馬は〔010〕と苦戦の傾向に。
連対20頭中、19頭が芝1600mに勝ちがあり、
残る1頭も芝1600mのG1、G2に連対実績がありました。
また連対20頭中、13頭に重賞勝ちがあり、そのうち10頭は芝1600mの重賞勝ち、
3頭は芝1600mのG1、G2に連対歴があるか、
芝1800mに重賞勝ちのある馬でした。
重賞未勝利の7頭中、6頭は芝1600〜1800mの重賞に2、3着があり、
例外の1頭は芝1600mのOP特別勝ちがありました。
距離と実績には、高いハードルを据えていいということでしょう。
また、連対を果たした関東馬11頭は、すべて東京芝コースに勝ちがありました。
逃げ馬は壊滅状態。
勝ち馬7頭が9番枠より内の馬。真ん中より内がいいこと、覚えておいて下さい。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔413〕、4歳〔333〕、5歳〔333〕、
6歳〔030〕、7歳〔000〕、8歳〔001〕。
勝つのは3〜5歳の3世代のみです。
 



 
 
週末の重賞……2017.10.13
秋華賞(日曜・京都)
3歳牝馬3冠レースの3冠目。芝2000m戦です。
過去10年、1番人気は〔313〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
3連単が1098万円の大波乱となった08年以外は、1〜3番人気が勝利。
基本的には堅めの牝馬G1です。
ステップレースを見ていきましょう。
TRのローズS組が最も良く〔784〕。
4着以内または4番人気までに推されていた馬が17頭。
残る2頭は、5番人気5着と12番人気18着の馬。
前者が秋華賞2着、後者が3着ですから、連対には、
“掲示板確保あるいは5番人気以内”でいいかもしれませんね。
もうひとつのTR、紫苑Sからは、OP特別時代が〔100〕。1番人気2着の馬。
重賞になった昨年が〔110〕。3番人気2着と2番人気5着の馬。
昨年は紫苑S組のワンツーですから、重賞に格上げされた効果は考慮したほうがいいかと思います。
その他では、宝塚記念から〔001〕。1番人気8着馬。
札幌記念から〔001〕。2着馬。
クイーンSから〔101〕。勝ち馬。
ダートのシリウスSから〔001〕。16着だった馬。
準OPから〔001〕。3着馬。
1000万から〔010〕。1番人気1着馬。
500万から〔001〕。1番人気1着馬でした。
つまり、ローズS、紫苑S以外からの連対は、クイーンS勝ちの馬と1000万勝ちの馬が1頭ずつ。
それだけなんですね。
両TR組を中心に組み立ててと、データは教えます。
連対20頭中、12頭が3歳重賞に勝ちがあり、4頭には2着がありました。
残る4頭中、2頭はローズS3着、1頭は紫苑S2着でした。
また、連対20頭中、19頭に芝1800m以上での勝利があり、例外の1頭はローズSで3着。
距離実績は重要なようです。
勝ち馬のキャリアは5戦以上。3戦以下の馬の馬券圏内はありません。
ローテーションを見ても、連対20頭中、19頭が9月に出走しています。
例外は8月のクイーンS勝ちのアヴェンチュラ(11年優勝)のみ。覚えておくとよさそうです。
オークス馬不在の時は、クラシック不出走の馬が勝ったりもしています。
今年はオークス馬のソウルスターリングが出走しません。勢力図は変わるのか?注目です!


府中牝馬S(土曜・東京)
芝1800mの牝馬限定重賞。
過去10年、1番人気は〔042〕、2番人気は〔013〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔312〕、2ケタ人気馬〔211〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
1、2番人気が勝てないんですね。
ちなみに4番人気が〔510〕と、勝ち馬の半数を占めています。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔101〕。4着以内の馬。
札幌記念から〔101〕。14着馬と3着馬。
金鯱賞から〔010〕。3着馬。
クイーンSから〔331〕。掲示板6頭に、4番人気7着馬。

新潟記念から〔110〕。人気、着順は不問。 小倉記念から〔100〕。勝ち馬。
関屋記念から〔022〕。4着以内3頭に、1番人気7着馬。
マーメイドSから〔012〕。掲示板確保の馬でした。
OP特別から〔221〕。連対3頭に、1番人気4着と6番人気11着の馬。
準OPから〔101〕。勝ち馬。
1000万から〔001〕。こちらも勝ち馬です。
連対20頭中、15頭に重賞勝ちがあり、このうち9頭が芝1800〜2000mでの勝利。
5頭が別距離重賞勝ち以外に、同距離重賞3着以内の成績を持っていました。
残る5頭のうち、4頭が芝1800〜2000mの重賞に3着以内があり、
1頭には芝1800mでのOP特別勝ちがありました。
中距離実績は“必須”ということになります。
年齢別では、3歳〔002〕、4歳〔534〕、5歳〔562〕、6歳〔012〕。
馬券に絡むのはこの4世代のみ。中でも、5歳、4歳の馬に良績は集中しています。
夏、競馬を使ってるほうがベター。これも頭の中に置いておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2017.10.6
毎日王冠(日曜・東京)
芝1800m戦。
1番人気は〔421〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔346〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券3本。
両極端な結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔130〕。勝ち馬、または1番人気に推されていた馬。
宝塚記念から〔113〕。人気、着順は不問です。
ダービーから〔110〕。こちらも人気、着順は不問です。
NHKマイルCから〔110〕。勝ち馬と9着馬。
札幌記念から〔120〕。掲示板確保の馬。
オールカマーから〔001〕。8着馬。
中山記念から〔001〕。5着馬。
エプソムCから〔302〕。勝ち馬4頭と、6着馬。
関屋記念から〔020〕。2着と7着の馬。
朝日CCから〔001〕。勝ち馬。
新潟記念から〔001〕。2着馬でした。
OP特別から〔001〕。1番人気1着馬。
準OPから〔100〕。こちらも1番人気1着馬です。
海外G1で3着という馬の〔100〕というのもあります。
牝馬は〔120〕。3頭すべてが連絡み。連対100%です。
連対20頭のすべてに、同年重賞3着以内、または準OP以上での勝ちが。
また、連対20頭すべてに、東京芝重賞での掲示板確保、
あるいは芝1800m以上での勝ちがありました。
年齢別では、3歳〔230〕、4歳〔343〕、5歳〔321〕、
6歳〔113〕、7歳〔002〕、8歳〔101〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
勝ち馬10頭中、8頭が8番枠より内の馬。内枠好成績は、覚えておくといいかもしれません。


京都大賞典(月曜・京都)
芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔213〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔153〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
ちょいと、ひと捻り。
ステップレースを見ていきましょう。
宝塚記念から〔423〕。人気、着順は不問です。
天皇賞・春から〔032〕。人気、着順は不問。
JCから〔010〕。2着馬。
安田記念から〔001〕。14着馬。
阪神大賞典から〔110〕。人気、着順は不問。
オールカマーから〔101〕。共に7着馬。
札幌記念から〔010〕。3着馬。
目黒記念から〔001〕。5着馬。
朝日CCから〔201〕。連対馬。
新潟記念から〔200〕。3、4着馬。
OP特別から〔011〕。勝ち馬。
準OPから〔010〕。1番人気2着馬でした。
牝馬は〔101〕。共に10年に好走した2頭。
その他の年は、牡、セン馬が上位を独占しています。 年齢別では、3歳〔001〕、4歳〔451〕、5歳〔623〕、
6歳〔013〕、7歳〔021〕、8歳〔001〕。
勝ち馬は5歳と4歳の2世代のみとなっています。
過去10年の勝ち馬10頭中、9頭までもが7番枠より内の馬。
1、2番で半分の5勝ですから、内が有利なようです。
このレース、1番人気が連に絡めない時は、2番人気も連から外れています。
まずは1番人気馬の信頼度から精査するべきかと思います。


サウジアラビアRC(土曜・東京)
芝1600mの2歳重賞。
OP特別のいちょうSが、名前はそのままに、重賞に格上げになったのが14年のこと。
翌15年からは、レース名をサウジアラビアRCに替えての施行となりました。
従いまして、データは過去3年です。
14年は4、2、3番人気の1〜3着で、馬連2100円。
15年は4、1、2番人気で、930円。
16年は3、2、1番人気で、1090円。
1番人気は勝てていませんが、馬券圏内はすべて1〜4番人気の馬。
ここまでは、人気サイドの決着となっています。
連対6頭と3着馬の2頭までもが、前走新馬戦または未勝利戦勝ち馬。
残る1頭は、札幌2歳S1番人気7着馬です。
牝馬の3着以内はありません。
重賞になってからの勝ち馬3頭は、すべて6番枠の馬。
実はこれ、1600mのOP特別時代も含めると、過去8年で5勝を挙げている、
ラッキー馬番なんですね。
今年はどうでしょう?迷った時は、6番の馬から買ってみるのも面白いかもしれませんね。
 



 
 
週末の重賞……2017.9.28
スプリンターズS(日曜・中山)
秋のG1シーズンの幕開けを飾る1戦。芝1200m戦。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔140〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔228〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
毎年1〜3番人気の馬が、少なくとも1頭は連絡み。
1、2番人気のワンツーも3回もあるのに、それでも3着はすべて5番人気以下。
馬券的には“3着穴狙い”が良さそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔020〕。連対馬。
安田記念から〔010〕。17着だった馬。
セントウルSから〔434〕。掲示板9頭に、4番人気14着馬と7番人気7着馬。
北九州記念から〔200〕。1着馬と6着馬、共に1番人気に推された馬でした。
キーンランドCから〔134〕。4着以内7頭と、2番人気7着馬。
CBC賞から〔100〕。勝ち馬。
京成杯AHから〔001〕。5着馬。
外国馬の〔100〕というのもあります。
馬券圏内27頭のすべてが、前走重賞からということになります。
連対18頭中、17頭に重賞勝ちがあり、そのうち16頭が芝1200mの重賞を勝った馬。
1頭は芝1200mのG1に2着があった馬でした。
勝ち馬9頭のすべてに、同年の重賞勝ちがありました。
このことは覚えておくとよさそうです。
血統的には、意外やサクラバクシンオー産駒に連対がありません。
また、馬場改修後の15年以降は、父または母父にサンデーサイレンスの血を引く馬が他を圧倒。
15年は1〜5着を、16年は1〜4着を占めています。
さらに1400〜1600mを得意とする馬がいいのも特徴で、
傾向が変わってきていることを、頭の中に置いておく必要がありそうです。
牝馬は〔424〕。率では牡馬を上回ります。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔101〕、4歳〔323〕、5
歳〔354〕、6歳〔101〕、7歳〔020〕、8歳〔100〕。
5歳、4歳の順にいいようです。


シリウスS(土曜・阪神)
ダート2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔421〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔230〕。
6番人気以下〔123〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
ハンデ戦の割には堅めの重賞です。
ステップレースは実に様々。
まずは2頭以上を馬券圏内に輩出している重賞をピックアップしていきましょう。
東海Sから〔011〕。
エルムSから〔111〕。
平安Sから〔031〕。
他に、レパードS、芝の朝日CCから勝ち馬が。
交流重賞の帝王賞、スパーキングレディスCから2着馬が。
芝のセントライト記念から3着馬が出ています。
重賞組は、人気、着順不問です。
ダートのOP特別から〔134〕。3着以内または1番人気に推されていた馬。
芝のOP特別から〔001〕。2着馬でした。
実は、準OPからの馬が最も好走していて〔600〕。1着または2番人気の馬。
中でもオークランドRCT組が〔500〕。要チェックのステップレースです。
1000万から〔001〕。こちらは1番人気で1着の馬でした。
トップハンデは10年で12頭いて〔023〕。勝ち切れません。
勝ち馬のハンデは57.5〜53キロで、平均すると54.85キロ。
2着馬は58〜55キロで、平均56.6キロ。
3着馬は58.5〜52キロで、平均56.25キロ。
馬券圏内30頭中、24頭が55キロ以上ですから、ハンデはある程度重いほうがいいよう。
ところが、54キロ以下は6頭しか馬券に絡んでいないにもかかわらず〔501〕。
この勝ち馬5頭は準OP勝ちか、3歳馬。
上がり馬と伸びしろのある3歳馬が、
軽ハンデで臨んできたら要注意といったところでしょうか。
牝馬は〔010〕。連勝中の勢いのあった馬です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔311〕、4歳〔213〕、5歳〔423〕、
6歳〔153〕、7歳〔010〕。
基本的にはまんべんなくのイメージですが、勝ち馬では5歳馬が、
連対なら6歳馬がいいようです。
 



 
 
週末の重賞……2017.9.23
オールカマー(日曜・中山)
“何でも来い”という意味のオールカマー。芝2200mで争われます。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回で見ていきましょう。
1番人気は〔431〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔126〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
毎年、1、2番人気のいずれかが連に絡んでいる、堅めの重賞です。
ステップレースは実に様々。まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞を挙げていきましょう。
宝塚記念から〔341〕。
天皇賞・春から〔110〕。
札幌記念から〔312〕。
新潟記念から〔002〕。
その他、前年秋の天皇賞、新潟大賞典から勝ち馬が。
キーンランドC、七夕賞、小倉記念から2着馬が。
目黒記念、エプソムC、中日新聞杯から3着馬が出ています。
ちなみに重賞組は、人気、着順不問です。
また、OP特別の札幌日経OP4着馬の〔001〕というのもあります。
牝馬は〔110〕。この2頭はG1勝ち馬でした。
勝ち馬10頭中、5頭が前走G1から。4頭が夏の重賞からで、残る1頭も5月の重賞から。
つまり、勝ち馬はすべて前走重賞組ということになります。
連対18頭で見てみると、15頭が重賞勝ち馬。
残る3頭中、2頭がOP特別に勝ちがあり、かつ同年の中山の芝の重賞に3着以内がありました。
さらに連対18頭中、16頭に芝2000〜2500mに勝ちがありました。
例外のそれぞれ2頭は、中山巧者。かなり高いレベルで中山に実績を残していた馬です。
年齢別に見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔323〕、5歳〔343〕、
6歳〔231〕、7歳〔103〕。
5、4、6歳の順にいいようです。
中山芝2200mは個性的なコース。この条件を得意とする伏兵の激走に注意して下さい。


神戸新聞杯(日曜・阪神)
芝2400mの菊花賞TR。上位3着までに、本番への優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔620〕、2番人気は〔114〕、3番人気は〔221〕。
6番人気以下〔142〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
1〜3番人気で9勝ですから、堅めのレースです。
ステップレースを見てみると、圧倒的にいいのがダービー組で〔863〕。
連対14頭中、13頭がダービー掲示板の馬。
宝塚記念から〔011〕。人気、着順は不問です。
ラジオNIKKEI賞から〔111〕。こちらも人気、着順は不問。
OP特別の白百合Sから〔001〕。7着馬。
準OPから〔100〕。勝ち馬。
1000万から〔024〕。勝ち馬5頭に、2着馬1頭でした。
ダービーで掲示板を外して2着に来たのは、14年のサウンズオブアースだけ。
ダービー出走馬で重賞勝ちが無かったのは、
サウンズオブアースと、08年2着のブラックシェルだけ。
それでもこの2頭には、G2以上に2着がありました。
キャリア4戦以下は3着に1頭だけ。
ちなみに、過去10年の1番人気はすべて前走ダービー出走馬。
それが〔620〕。連を外した2頭は、ダービーで5着を外した馬。
つまり、神戸新聞杯で1番人気に推されたダービー5着以内の馬は、
連対100%となります。覚えておくとよさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2017.9.15
セントライト記念(月曜・中山)
芝2200mで行われる菊花賞TR。上位3着までに菊花賞への優先出走権が与えられます。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
時に伏兵の台頭もあるTRです。
ステップレースを見ていきましょう。
ダービーから〔532〕。人気、着順は不問。
札幌記念から〔010〕。6着馬。
青葉賞から〔001〕。7着馬。
ラジオNIKKEI賞から〔212〕。連対馬。
新潟記念から〔001〕。16着だった馬。
1000万から〔141〕。4着以内が5頭に、2番人気6着馬。
500万から〔102〕。3番人気以内で勝った馬です。
ダービーからの連対8頭中、7頭が芝1800m以上の重賞に勝ちがあり、
残る1頭はOP特別のプリンシパルS勝ち馬。
ダービー以外からの連対10頭は、すべて7月以降のレースに出走していた馬でした。
連対18頭中、14頭が芝2000m以上に勝ちがあり、残る4頭中3頭には芝1800mの重賞勝ちが、
あとの1頭は芝1800mで5戦すべて3着以内という中距離巧者でした。
連対には6戦以上のキャリアが欲しく、5戦以下なら重賞勝ちがあり、
かつG1以外では3着を外していないという高条件を満たしていることが必要です。
勝ち馬で見ると、ダービー出走なら着順は不問。
無ければ、前走は重賞か古馬混合の条件戦で3着以内。
このレースで好走するには、かなり高いハードルを超える必要がありそうです。
取捨選択の参考にしてみて下さい。


ローズS(日曜・阪神)
芝1800mの秋華賞TR。上位3着までに秋華賞への優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔265〕、2ケタ人気馬〔032〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
近4年は“1、2番人気+7番人気以下”という上位2着までの組み合わせ。ヒモ荒れに注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
オークスから〔851〕。このうち掲示板確保の馬は11頭。
桜花賞から〔100〕。勝ち馬。
フローラSから〔010〕。14着だった馬。
クイーンSから〔011〕。8着馬と2着馬。
OP特別の白百合Sから〔010〕。勝ち馬。
1000万から〔007〕。連対4頭に、1番人気に推されていた馬が3頭。
500万から〔111〕。4番人気までで勝った馬。
また未勝利を1番人気で勝ち上がってきた馬の〔010〕というのもあります。
オークスからの馬が圧倒的にいいこと。3着には古馬混合の1000万からの馬が7頭もいること。
このあたりが特徴と言えそうです。
キャリア4戦以下は2着が精一杯。
また勝ち馬10頭中、8頭までもが8番枠より内の馬。内枠有利と覚えておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2017.9.8
京成杯AH(日曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔412〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔171〕、2ケタ人気馬〔130〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
2着に6番人気以下の伏兵が7頭ですから、『人気馬→穴馬』がお勧めの買い方でしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔110〕。
ダービーから〔110〕。
ヴィクトリアマイルから〔010〕。
NHKマイルCから〔002〕。
七夕賞から〔110〕。
クイーンSから〔110〕。
関屋記念から〔034〕。
北九州記念から〔001〕。
函館SSから〔001〕。
東京新聞杯から〔001〕。
重賞組は、基本的に人気、着順不問です。
関屋記念組の馬券圏内は7頭と最も多いのですが、勝ちがないのも事実です。
OP特別から〔310〕。勝ち馬3頭に、7着だった馬が1頭。
準OPから〔200〕。勝ち馬でした。
トップハンデは9回で14頭いて〔113〕。
勝ち馬のハンデは57〜52キロで、平均すると54.07キロ。
2着馬は58〜53キロで、平均55.28キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均55.17キロ。
連対18頭中、14頭に重賞連対があり、残る4頭中3頭が準OP勝ちか中山マイル連対100%。
連対18頭中、15頭に芝のマイル勝ちがあり、残る3頭中2頭にG1の3着以内がありました。
中山の芝1600m戦ですから内枠有利。
牝馬は〔320〕。出走数から見ると、連対率では牡馬を上回ります。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔214〕、4歳〔211〕、5歳〔421〕、
6歳〔022〕、7歳〔121〕、8歳〔010〕。
5歳馬が最も好成績ですが、馬券圏内の数でいうと、3歳馬も同数となります。
脚質的には、意外や逃げ馬が壊滅状態。先行、差しタイプを狙いたいところです。


セントウルS(日曜・阪神)
芝1200m戦。
勝ち馬にはスプリンターズSへの優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔152〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔212〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
波乱含みのレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性の重賞は2つ。
まずは北九州記念から〔515〕。人気、着順は不問です。
次にアイビスSDから〔310〕。こちらは3着以内の馬。
勝ち馬の8頭が、このステップということになります。
その他、高松宮記念から〔120〕。掲示板確保の馬。
安田記念から〔010〕。勝ち馬。
NHKマイルCから〔001〕。6着馬。
NZTから〔100〕。15着だった馬。
函館SSから〔011〕。1番人気で2着と7着だった馬。
CBC賞から〔011〕。勝ち馬。
キーンランドCから〔010〕。6着馬。
OP特別から〔002〕。1着馬と4着馬。
連対20頭は、すべて前走重賞から。
外国から参戦の馬は〔020〕。
牝馬が〔636〕と、牡馬より好成績なのも特徴のひとつです。
連対20頭中、19頭が芝1200m以下の重賞に3着以内があり、例外の1頭は香港馬。
この馬にも芝1600mのG1勝ちがありました。
連対には、前走で芝1200m以下の重賞を走っていたなら掲示板確保。
ハズしていたなら、同年のスプリント重賞での連対が必要です。
前走G1からの連対は4頭いて、この4頭はすべてG1に連対歴のある馬でした。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔311〕、4歳〔322〕、
5歳〔453〕、6歳〔014〕、7歳〔010〕。
勝ち馬は3〜5歳。覚えておくといいかもしれません。


なお、紫苑S(土曜・中山)は、昨年重賞に格上げになったばかり。
若干、傾向も変わったところがあり、今回は割愛させて頂きます。
 



 
 
週末の重賞……2017.8.26
新潟2歳S(日曜・新潟)
芝1600mで争われる2歳重賞。
過去10年、1番人気は〔420〕、2番人気は〔002〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔176〕、2ケタ人気馬〔060〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券5本。
2着に2ケタ人気馬が6頭もいる、波乱含みの2歳重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
函館2歳Sから〔001〕。5着馬。
OP特別から〔221〕。3着以内4頭に、3番人気6着馬。
芝の新馬勝ちから〔647〕。
ダートの新馬勝ちから〔010〕。
未勝利勝ちから〔231〕。
12年から中央場所での新馬戦が始まり、それまでは新潟デビュー勝ち組が圧倒していた
このレースも傾向が変わってきていて、東京、中京での勝ち馬の好走が目立つようになりました。
中京だけ芝1400mの勝ち馬がよく、他場の1400mからの馬に馬券圏内がないこと。
芝1200mからの馬は3着が精一杯であること。
中1週の馬に馬券圏内がないこと。
キャリア3戦以上の馬は3着に1頭いるだけ。
これらのことは覚えておくといいかもしれませんね。
牝馬は〔523〕。牡馬にヒケは取りません。
12年以降、勝つのは1〜3番人気の馬。
それでも毎年6番人気以下の伏兵が、1頭は馬券圏内に。
波乱含みのレースであることは変わっていないようです。


キーンランドC(日曜・札幌)
芝1200m戦。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔133〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔241〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
1、2番人気がどちらも連に絡まなかったのは15年だけ。
それでも3着は1番人気馬でした。
ステップレースを見ていきましょう。
複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞は3つ。
函館SSから〔325〕。3着以内9頭に、4着馬1頭。
アイビスSDから〔210〕。3着以内の馬。
CBC賞から〔021〕。人気、着順は不問です。
その他、NHKマイルC、マイラーズCから勝ち馬が。
安田記念から2着馬が。
高松宮記念から3着馬が出ています。
これらG1、G2からの馬は、人気、着順不問です。
OP特別のUHB賞から〔111〕。掲示板確保の馬。
準OPから〔121〕。勝ち馬。
牝馬が〔633〕と、牡馬を圧倒しています。
連対18頭で見てみると、重賞勝ちがなければ、重賞2着もしくはOP特別勝ちが必要。
それもなければ、洋芝の1200m戦で4勝以上の舞台適性の高さが必要となります。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔211〕、4歳〔323〕、
5歳〔313〕、6歳〔041〕、7歳〔011〕、8歳〔100〕。
4歳、5歳の順にいいようです。
 



 
 
週末の重賞……2017.8.17
札幌記念(日曜・札幌)
芝2000mで行われる、真夏のG2。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔250〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
2、3番人気は大不振。その一方で、5番人気が〔420〕と、最も好成績を挙げています。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り出している重賞から。
宝塚記念から〔221〕。
オークスから〔110〕。
安田記念から〔011〕。
海外G1から〔020〕。
函館記念から〔214〕。
クイーンSから〔200〕。
その他、中京記念、エプソムCから勝ち馬が。
目黒記念から2着馬が。
有馬記念、天皇賞・春、ダービーから3着馬が出ています。
重賞組は、人気、着順不問です。
また、準OP3着馬の〔010〕というのもあります。
勝ち馬のすべてに、同年重賞の3着以内がありました。
また勝ち馬9頭中8頭に、芝の重賞勝ちがありました。
連対18頭で見ると、前走3着以内か、
3着をハズしていたなら前走が同年G1、または北海道の芝重賞に出走していました。
牝馬は〔312〕。十分に通用します。
年齢別で見ていくと、3歳〔111〕、4歳〔321〕、5歳〔344〕、
6歳〔201〕、7歳〔012〕、8歳〔010〕。
勝ち馬は6歳までです。


北九州記念(日曜・小倉)
芝1200mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔122〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔021〕。
6番人気以下〔733〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
8番人気が5勝という、大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
オークスから〔001〕。16着馬。
アイビスSDから〔312〕。勝ち馬4頭に、1番人気18着馬と7番人気4着馬。
CBC賞から〔113〕。人気、着順は不問です。
OP特別から〔312〕。人気、着順は不問。
準OPから〔161〕。勝ち馬4頭に、2着馬2頭。
残る2頭は1番人気8着馬と、5番人気6着馬。
1000万勝ち馬の〔112〕というのもありました。
トップハンデは17頭いて〔111〕。
勝ち馬のハンデは56〜52キロで、平均すると53.8キロ。
2着馬は56〜50キロで、平均52.9キロ。
3着馬は56〜51キロで、平均53.55キロ。
牡馬で56キロ以上のハンデを背負った馬は、3着に1頭いるだけ。
覚えておくとよさそうです。
年齢別では、3歳〔021〕、4歳〔365〕、5歳〔322〕、
6歳〔301〕、7歳〔101〕。
4〜6歳がいいようです。
牝馬は〔566〕。牡馬を上回ります。
休み明けの馬は苦戦の様相。
また逃げ馬の馬券圏内はありません。差し、追い込み馬の天下です。
 



 
 
週末の重賞……2017.8.12
関屋記念(日曜・新潟)
芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔331〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔127〕、2ケタ人気馬〔003〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気の馬が、1頭は連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。まずは2頭以上を馬券圏内に輩出している重賞から。
安田記念から〔210〕。
中京記念から〔221〕。
ダービー卿CTから〔101〕。
エプソムCから〔030〕。
他に、天皇賞・秋、福島記念から勝ち馬が。
阪急杯、鳴尾記念から2着馬が。
NHKマイルC、ヴィクトリアマイルから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔115〕。人気、着順は不問。
準OPから〔211〕。1、2番人気で勝った馬。
500万から〔001〕。勝ち馬。
牝馬は〔112〕。人気馬なら好走可能なよう。
連対20頭中、17頭に芝1600mの勝ちがありました。
残る3頭には、芝1600mのG1で3着以内が、または芝1800mの重賞勝ちがありました。
勝ち馬10頭中、9頭が重賞勝ち馬。
距離と重賞実績は重要なポイントのようです。
年齢別では、3歳〔002〕、4歳〔341〕、5歳〔453〕、6歳〔212〕、7歳〔102〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
勝ち馬10頭のうち、7頭が12番枠より外の馬。外枠有利と覚えておきましょう。


エルムS(日曜・札幌)
ダート1700m戦。
8月の施行になったのが、12年のこと。
函館で行われた13年を除く、データは過去4回です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔103〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年6番人気以下の馬が1頭は馬券圏内にいます。
ステップレースを見ていきましょう。
東京大賞典から勝ち馬が。
帝王賞、平安S(2頭)、プロキオンSから2着馬が。
JCダート(現チャンピオンズC)、交流重賞のマーキュリーC、
名古屋大賞典から3着馬が出ています。
重賞組は、G1なら人気、着順不問。G2、G3は掲示板必須。
OP特別から〔201〕。3着以内の馬。
準OP1番人気1着馬の〔100〕というのもあります。
牝馬は〔000〕。
連対8頭中、7頭はJRAダート重賞連対、またはOP特別勝ちがありました。
例外の1頭は、ここが初OPの昨年の勝ち馬、リッカルドでした。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔111〕、5歳〔202〕、
6歳〔110〕、7歳〔020〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。
コース巧者のベテランの一発には、注意が必要です。
 



 
 
週末の重賞……2017.8.3
レパードS(日曜・新潟)
3歳馬によるダート重賞。ダート1800m戦。
今年で迎えて9回目。従いまして、データは過去8回です。
1番人気は〔512〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔025〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
1番人気は馬券圏内パーフェクトです。
ステップレースを見ていきましょう。
交流G1のジャパンダートダービーから〔422〕。
掲示板7頭に、1番人気6着の馬。
兵庫CSから〔001〕。4着馬。
ユニコーンSから〔200〕。1番人気12着の馬と3着だった馬。
芝のOP特別から〔010〕。8着馬。
1000万から〔243〕。勝ち馬または1番人気だった馬。
500万から〔012〕。1番人気1着馬。
牝馬は〔101〕です。
連対16頭の中で、前走から2ヶ月以上間が空いていたのは、
前走芝で初ダートのダノンリバティ(15年2着)のみ。
またキャリア5戦以下の馬は2着までです。
馬券圏内30頭中、前走ダートの馬が29頭。
そのすべてが、重賞なら掲示板。
掲示板外しで3着以内に巻き返したのは、1番人気に推されていた馬だけ。
条件戦からは12頭。1番人気9頭、2番人気2頭、6番人気1頭。
着順で見ると勝ち馬10頭、2着1頭、3着1頭。
古馬に混じっても高い人気で、3着以内だったの馬が中心のようです。
新潟のダートは圧倒的に前が有利な馬場。前々の馬を狙いたいところです。


小倉記念(日曜・小倉)
芝2000mのハンデ重賞。
過去10年、1番人気は〔032〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔536〕、2ケタ人気馬〔212〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
1番人気が勝てない、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。まずは2頭以上を馬券圏内に輩出している重賞から。
七夕賞から〔242〕。掲示板または3番人気までの馬。
新潟大賞典から〔121〕。人気、着順は不問。
マーメイドSから〔101〕。2着と4着の馬。
その他、安田記念、天皇賞・春、目黒記念、鳴尾記念から勝ち馬が。
ダービー、皐月賞から2着馬が。
宝塚記念、エプソムCから3着馬が出ています。
これらの重賞組は、人気、着順不問です。
OP特別から〔002〕。勝ち馬と3番人気7着の馬。
準OPから〔211〕。人気、着順は不問。
1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
トップハンデは10年で13頭いて〔114〕。
勝ち馬のハンデは57〜53キロで、平均すると55.1キロ。
2着馬は57〜53キロで、平均55.4キロ。
3着馬は58〜52キロで、平均55.25キロ。
重過ぎず、軽過ぎずといったイメージでしょうか。
連対20頭を見てみると、芝1800〜2000mの勝ちがないなら、
芝2000mの重賞での3着以内が必要です。
年齢別に見ておくと、3歳〔020〕、4歳〔330〕、5歳〔427〕、
6歳〔022〕、7歳〔211〕、8歳〔100〕。
5歳、4歳が中心も、ベテランの頑張りには注意が必要なようです。
 



 
 
週末の重賞……2017.7.28
アイビスSD(日曜・新潟)
芝直線1000m戦。
過去10年、1番人気は〔510〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔334〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
現在1番人気が4連勝中です。
ステップレースを見ていきましょう。
CBC賞から〔420〕。
函館SSから〔222〕。
他に海外G1からの〔001〕というのもありますが、重賞組は人気、着順不問です。
芝のOP特別、ルミエールSから〔100〕。勝ち馬。
バーデンバーデンCから〔043〕。7頭中6頭が、掲示板確保の馬
韋駄天Sから〔011〕。連対馬。
米子Sから〔001〕。12着馬。
準OPから〔111〕。3着以内の馬。
1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
牝馬が〔725〕と、勝ち馬としては牡馬を圧倒。
年齢別では、3歳〔012〕、4歳〔421〕、5歳〔454〕、
6歳〔123〕、7歳〔100〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
外枠がいいのはもちろんですが、開幕週の絶好の馬場。
内枠がダメという訳ではないので、先入観をあまり強く持たないほうがいいのかもしれません。


クイーンS(日曜・札幌)
牝馬限定の芝1800m戦。
函館で行われた13年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔241〕、2番人気は〔400〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔344〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年1、2番人気のいずれかが連対している一方で、6番人気以下の馬が1頭は馬券圏内に。
“人気馬と伏兵の組み合わせ”。これがクイーンSの攻略法のようです。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔341〕。人気、着順は不問です。
オークスから〔211〕。人気、着順は不問。
マーメイドSから〔112〕。こちらも人気、着順は不問。
福島牝馬Sから〔100〕。勝ち馬。
ラジオNIKKEI賞から〔010〕。3着馬。
七夕賞から〔001〕。こちらも3着馬です。
OP特別の巴賞から〔010〕。勝ち馬。
安土城Sから〔001〕。2着馬。
準OPから〔213〕。人気、着順は不問です。
連対18頭中、16頭に重賞3着以内があり、残る2頭は準OPの馬。
ただし、この2頭はかなりの洋芝巧者でした。
年齢別では、3歳〔321〕、4歳〔133〕、5歳〔244〕、6歳〔301〕。
4世代に限られますが、その中でまんべんなくのイメージでしょうか。
開幕週にもかかわらず、意外や差しも決まること、頭の中に置いておくとよさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2017.7.22
函館2歳S(日曜・函館)
世代初の重賞。芝1200m戦。
データは、施行時期が7月になった過去5年です。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔023〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
勝ち馬は4番人気までです。
ステップレースを見てみると、新馬勝ちから〔535〕。
この13頭中、12頭が5番人気以内で勝ち上がった馬。
優勝は新馬勝ちの馬からしか出ていません。
未勝利勝ちから〔020〕。1番人気と3番人気だった馬です。
馬券圏内15頭中、前走が芝1200m以外の馬は2頭だけ。
さらに連対10頭すべてが、前走は函館を走っていました。
関西馬が4勝と関東馬を圧倒。
また牝馬が〔322〕と、牡馬と互角の成績を残しています。
ちなみに13年は1〜3着を牝馬が独占。すると14年は牡馬が独占。
15年はまた牝馬が、16年は牡馬が1〜3着。今年は牝馬の順番ですが、果たして?


中京記念(日曜・中京)
芝1600mのハンデ戦。
中京が改修なった12年以降の、データは過去5年です。
1番人気は〔000〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔351〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
1〜3番人気に連対がなく、特に1、2番人気は3着すらありません。
最低配当が4950円という、大波乱のハンデ重賞です。
ちなみに勝ち馬5頭はすべて5、6、7番人気の馬。
連対はすべて5番人気以下の馬。
毎年1頭は7番人気以下の伏兵が馬券圏内に。
5番人気以下の馬が2頭は馬券圏内にいます。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔100〕。7着馬。
京王杯SCから〔100〕。15着馬。
エプソムCから〔002〕。人気、着順は不問です。
OP特別の米子Sから〔221〕。人気、着順は不問。
パラダイスSから〔111〕。人気、着順は不問。
都大路Sから〔010〕。5着馬。
谷川岳Sから〔010〕。こちらは勝ち馬でした。
準OP勝ち馬の〔001〕というのもあります。
トップハンデは5年で10頭いて〔212〕。
勝ち馬のハンデは58〜55キロで、平均すると56.8キロ。
2着馬は57〜52キロで、平均55キロ。
3着馬は58〜55キロで、平均56.4キロ。
馬券圏内15頭のうち、牡馬は55キロ以上、牝馬は54キロと52キロ。
比較的重たいハンデの馬が走ってると覚えておきましょう。
牝馬は上記の2頭が〔020〕。2着が精一杯です。
最後に年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔002〕、5歳〔330〕、
6歳〔213〕、7歳〔010〕。
5歳、6歳の順にいいようです。
脚質的には、差し、追い込みの馬の天下。内が荒れ始め、外差しが決まるようです。
 



 
 
週末の重賞……2017.7.15
函館記念(日曜・函館)
芝2000mのハンデ戦。
札幌で行われた09年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔000〕、2番人気は〔202〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔176〕、2ケタ人気馬〔030〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
1番人気は、この9回で一度も勝てず。
近6年、2、3着馬はすべて7番人気以下の伏兵という、大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔010〕。
安田記念から〔001〕。
NHKマイルCから〔001〕。
目黒記念から〔300〕。
エプソムCから〔111〕。
新潟大賞典から〔110〕。
鳴尾記念から〔100〕。
重賞組は、基本的に人気、着順不問です。
OP特別から〔363〕。こちらも人気、着順は不問。
中でも、巴賞組がよく〔253〕。
準OP1番人気1着馬の〔001〕というのもあります。
ただし、勝ち馬に限っては、前走重賞かOP特別で掲示板確保の馬が7頭。
残る2頭は、目黒記念2番人気6着の馬と、
ちょうど10年前の巴賞6番人気11着からのエリモハリアーです。
勝ち馬には、前走好走もしくは高い人気が必要と覚えておいて下さい。
トップハンデは9回で9頭いて〔100〕。
58キロ以上は2着が精一杯です。
勝ち馬のハンデは57.5〜54キロで、平均すると55.61キロ。
2着馬は58〜52キロで、平均54.56キロ。
3着馬は57〜53キロで、平均55.56キロ。
53キロ以下の馬も2着が精一杯です。
牝馬は〔010〕と、苦戦の傾向に。
連対には芝1600m以上の重賞で3着以内、もしくはOP特別勝ちが欲しく、
洋芝経験と高い洋芝適性が欲しいところ。
近7年の勝ち馬は、すべてが巴賞以外からの馬。
巴賞から連対の7頭は、1着もしくは0秒8差以内の馬に限られます。
年齢別に見ておくと、3歳〔001〕、4歳〔232〕、5歳〔322〕、
6歳〔113〕、7歳〔210〕、8歳〔111〕、9歳〔000〕、10歳〔010〕。
ベテランの洋芝巧者に注意が必要です。
また、勝ち馬9頭すべてが3〜8番枠の馬。これも覚えておくとよさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2017.7.6
七夕賞(日曜・福島)
芝2000mのハンデ戦。
中山で行われた11年を除く、データは過去9回ですが、10年は3着同着。
従いまして、9回で3着は10頭です。
1番人気は〔212〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔454〕、2ケタ人気馬〔223〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱のハンデ重賞です。
ステップレースは実に様々。
まずは2頭以上を馬券圏内に輩出している重賞をピックアップしていきましょう。
目黒記念から〔120〕。
鳴尾記念から〔210〕。
エプソムCから〔203〕。
その他、東京新聞杯から勝ち馬が。
ヴィクトリアマイル、ダイヤモンドS、新潟大賞典、
海外のドバイシーマクラシックから2着馬が。
G2時代の産経大阪杯から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
芝のOP特別から〔215〕。こちらも人気、着順は不問。
中でも福島テレビオープンがよく〔113〕。
ダートのOP特別から〔011〕。同じく、人気、着順は不問です。
準OPから〔100〕。
13着馬ですから、前走着順はまったく関係なしといったところでしょうか。
トップハンデは9回で15頭いて〔122〕。
勝ち馬のハンデは57〜52キロで、平均すると55.67キロ。
2着馬は58〜53キロで、平均55.44キロ。
3着馬は58〜52キロで、平均55.1キロ。
近5年は、馬券圏内15頭中13頭が55キロ以上。
53キロと52キロの馬が3着に1頭ずついるだけですから、
“重いハンデは実力の証し”かもしれません。
牝馬は〔020〕と苦戦の傾向です。
さらに、連対18頭すべてが重賞に2回以上出走しており、
17頭に芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。
また、勝ち馬9頭に1年以内の勝利、重賞2着、またはG1の3着がありました。
覚えておくとよさそうです。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔110〕、
5歳〔433〕、6歳〔445〕、7歳〔001〕、8歳〔011〕。
6、5歳の順にいいようです。


プロキオンS(日曜・中京)
ダート1400m戦。
コースが改修なった12年以降の、データは過去5年です。
1番人気は〔202〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔102〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
波乱は改修後初だった12年のみ。それ以降は安定の結果に終わっています。
ステップレースを見ていきましょう。
重賞はすべて地方交流重賞で、かしわ記念から〔100〕。2着馬。
さきたま杯から〔010〕。2着馬。
北海道スプリントから〔100〕。2着馬。
かきつばた記念から〔010〕。勝ち馬。
重賞組は1、2番人気で連対した馬ばかりです。
OP特別のアハルテケSから〔111〕。3着以内の馬。
京葉Sから〔100〕。6着馬。
欅Sから〔100〕。勝ち馬。
栗東Sから〔011〕。勝ち馬。
天王山Sから〔010〕。勝ち馬。
天保山Sから〔002〕。勝ち馬と4着馬。
すばるSから〔001〕。2番人気10着馬でした。
馬券圏内15頭すべてが、前走OPクラスからの参戦馬。
前走3着を外していたのは3頭のみ。そのうち2頭は2番人気。
残る1頭は6着馬ですが、前々走で準OPを勝ち上がったばかりの馬でした。
牝馬は〔110〕。通用しなくはないといった感じでしょうか。
連対10頭中、8頭にJRAのダート1400m重賞での勝ち、
もしくはOP特別での勝ちがありました。
例外の1頭にはダート1400mのOP特別に2着があり、
もう1頭は1400mのスペシャリスト。
総じて、距離の1400mが得意な馬(複勝率67%以上)がいいようです。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔210〕、5歳〔122〕、
6歳〔210〕、7歳〔013〕。
まんべんなくのイメージでよさそうです。
中京のダートは追い込みづらいコース。比較的前々の決着になります。
人気が追い込み馬に集まるようなら、
思い切って無印にするのも面白いかもしれませんね。
 



 
 
週末の重賞……2017.7.1
ラジオNIKKEI賞(日曜・福島)
芝1800mで行われる3歳のハンデ重賞。
中山で行われた11年を除く、データは過去9回で見ていきましょう。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔254〕、2ケタ人気馬〔032〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
近2年は1番人気が連勝中ですが、
毎年6番人気以下の馬が1頭は馬券圏内にいる、波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔014〕。
オークスから〔010〕。
青葉賞から〔200〕。
OP特別のプリンシパルSから〔221〕。
白百合Sから〔030〕。
葵Sから〔001〕。
1000万から〔311〕。
500万から〔212〕。
500万からの5頭は1、2番人気で1着の馬ですが、
それ以外は人気、着順は不問です。
ただし、前走掲示板を外して連対を果たしたのは、
1000万以上の東京の芝コースを走った馬でした。覚えておくとよさそうです。
トップハンデは9回で13頭いて〔110〕。
勝ち馬のハンデは56.5〜52キロで、平均すると54.28キロ。
2着馬は57〜53キロで、平均54.67キロ。
3着馬は56〜53キロで、平均54.33キロ。
馬券圏内27頭中、ハンデ56キロ以上の馬は〔212〕と5頭しかいませんが、
52キロ以下の馬も〔100〕。55〜53キロの馬がいいようです。
牝馬は〔011〕と苦戦の傾向に。
また、勝ち馬9頭に芝1600m以上での勝ちがありました。
前走500万から連対の馬は、前走勝利はもちろん、G1以外での複勝率は100%。
オープンでの好走歴が欲しいこと。
ダート重賞連対馬は2着が精一杯であること。
開幕週ながら、逃げ馬が勝てないこと。
勝ち馬9頭中、7頭が習得賞金900万の馬であること。
これらを取捨選択のポイントにしてみて下さい。


CBC賞(日曜・中京)
芝1200mのハンデ重賞。
中京が改修されたのが、12年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔021〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
これまで勝ち馬は、すべて4番人気までの馬でした。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔112〕。掲示板確保の馬。
ビクトリアマイルから〔001〕。13着馬。
ドバイのアルクオーツスプリントから〔001〕。12着馬。
阪神牝馬Sから〔110〕。2番人気10着馬と、4着馬。
マイラーズCから〔100〕。6着馬。
京王杯SCから〔010〕。14着馬。
芝のOP特別から〔101〕。3着以内の馬。
ダートのOP特別から〔100〕。勝ち馬。
準OPから〔011〕。共に1番人気で、6着と1着の馬でした。
トップハンデは5年で5頭いて〔102〕。
勝ち馬のハンデは58〜53キロで、平均すると56キロ。
2着馬は57.5〜50キロで、平均54.3キロ。
3着馬は59〜54キロで、平均56.3キロ。
53キロで勝ったのは牝馬ですから、牡馬に換算すると55キロ。
ある程度は背負わされているほうがいいということでしょう。
ちなみに牝馬は〔231〕と好成績。
こちらも逃げ馬に勝ちがなく、2着が精一杯。
年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔011〕、5歳〔433〕、6歳〔111〕。
5歳馬が圧倒的好成績を残しています。
13年に勝ったマジンプロスパー以外、勝ち馬はすべて前走芝1400mから。
1400mを走れるスタミナが要求されているのかもしれません。
 



 
 
週末の重賞……2017.6.24
宝塚記念(日曜・阪神)
上半期のグランプリレース。芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔242〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔424〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
10回中9回で、1、2番人気が連絡み。
それでいて馬連3ケタがないのですから、人気薄もよく来るということでしょう。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔432〕。3着以内または1、2番人気に推されていた馬が8頭。
残る1頭は9番人気10着の馬でした。
ヴィクトリアマイルから〔022〕。連対3頭に、7番人気8着の馬。
安田記念から〔001〕。2着馬。
海外G1のクイーンエリザベス2世Cから〔110〕。3着以内の馬。
ドバイシーマクラシックから〔011〕。共に2着馬。
目黒記念から〔101〕。連対馬。
鳴尾記念から〔121〕。4着以内の馬。
OP特別から〔100〕。勝ち馬でした。
牝馬は〔133〕。G1連対の実績を持つ馬です。
連対20頭中、12頭にG1勝ちがあり、残りの8頭にも芝2000m以上のG2に勝ちがありました。
最後に年齢別にみておくと、3歳〔000〕、4歳〔436〕、5歳〔452〕、6歳〔222〕。
4、5歳馬を中心に考えてよさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2017.6.17
ユニコーンS(日曜・東京)
3歳馬によるダート重賞。ダート1600m戦。
データは過去10年ですが、13年は3着同着。従いまして、3着は11頭となります。
1番人気は〔530〕、2番人気は〔240〕、3番人気は〔313〕。
6番人気以下〔017〕、2ケタ人気馬〔001〕。
勝ち馬はすべて1〜3番人気の馬。
馬連3ケタ回に、万馬券なし。
人気サイドのダート重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
交流重賞の兵庫CSから〔321〕。連対馬。
海外のUAEダービーから〔001〕。10着だった馬。
芝のNHKマイルCから〔001〕。11着馬。
同じくファルコンSから〔010〕。7着馬。
OP特別の端午S(いぶき賞を含む)から〔241〕。連対馬。
昇竜Sから〔201〕。勝ち馬2頭と、1番人気4着馬。
青竜Sから〔112〕。4着以内の馬。
伏竜Sから〔010〕。勝ち馬。
ヒヤシンスSから〔001〕。勝ち馬。
鳳雛Sから〔001〕。3着馬。
1000万から〔100〕。4着馬。
500万から〔112〕。1、2番人気で1着だった馬です。
牝馬は〔120〕。4番人気までに推されていた馬。
連対20頭中、16頭にダート1600m以上に勝ちがあり、
残る4頭にはダート1400mのOP特別での勝ちがありました。
ダート、芝にかかわらず、OPへの出走歴がない馬の連対はありません。
東京ダートに出走経験があるなら、勝ち必須。
また連対20頭中、18頭がダートの連対率が80%以上。そのうち12頭が連対率100%でした。
ダート1戦の馬なら、3馬身以上離しての勝ちが必須です。
キャリア3戦の馬は2着精一杯。逆に9戦以上の馬は3着が精一杯です。
3着には6番人気以下の伏兵が7頭。穴党には3着穴狙いをお勧めします。



函館SS(日曜・函館)
函館の開幕週を飾る、スプリント重賞。芝1200m戦。
12年に6月の施行になってから、波乱度が急激に高まりました。
従いまして、データは過去5年で見ていきましょう。
1番人気は〔010〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔323〕、2ケタ人気馬〔112〕。
ステップレースを見てみると、前走重賞組はほとんどが2ケタ着順。
高松宮記念から〔110〕。11着と3着だった馬。
桜花賞から〔100〕。17着馬。
ヴィクトリアマイルから〔011〕。共に11着馬。
NHKマイルCから〔011〕。12着と16着の馬。
オークスから〔001〕。12着馬。
京王杯SCから〔100〕。14着馬。
OP特別から〔121〕。4着以内の馬。
準OPから〔101〕。勝ち馬と10着馬。
勝ち馬は前走重賞2ケタ着順の馬、またはOP特別か準OP勝ち馬となります。
連対には、重賞3着以内、あるいはOP特別勝ちが欲しいところ。
また、芝1200mでの勝ちがなければ、重賞勝ちと芝1400mでの好走実績が必要なようです。
牝馬は〔124〕。牝馬の好走が目立ちます。
年齢別では、3歳〔112〕、4歳〔021〕、5歳〔211〕、
6歳〔111〕、7歳〔100〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
前走ダート出走馬は、芝で勝った実績があっても馬券圏内なし。
このことは、ちょっと頭の中に置いておきたいところです。
 



 
 
週末の重賞……2017.6.8
エプソムC(日曜・東京)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔431〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔031〕。
6番人気以下〔016〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気のうち、少なくとも1頭は連絡み。
また勝ち馬は5番人気までとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔100〕。5着馬。
香港のチャンピオンズマイルから〔010〕。10着馬。
マイラーズCから〔321〕。4着以内もしくは2番人気までに推されていた馬。
G2時代の大阪杯から〔100〕。2着馬。
中山記念から〔001〕。11着馬。
新潟大賞典から〔225〕。連対には、連対もしくは2番人気まで。
中日新聞杯から〔011〕。2番人気8着馬と、勝ち馬。
OP特別から〔322〕。連対には、連対馬です。
準OPから〔020〕。共に勝ち馬。
連対という意味では、国内重賞なら掲示板もしくは2番人気まで。
OP特別なら連対。準OPなら勝ちが、それぞれ必須です。
牝馬は〔100〕。昨年のルージュバックが、22年振りの勝利を挙げています。
勝ち馬の10頭すべてと2着馬8頭に、芝1600m以上の重賞3着以内
、もしくは芝1800mのOP特別勝ちがありました。
残る2着馬2頭は前走勝ちの馬でした。
また、連対20頭中19頭に東京芝への出走歴があり、
うち15頭に勝ち、または重賞3着以内がありました。
例外の1頭は、左回りで重賞勝ちのあった馬です。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔752〕、5歳〔231〕、
6歳〔123〕、7歳〔003〕、8歳〔001〕。
4歳馬が抜けて好成績。
また、勝ち馬10頭中7頭が6番枠より内。残る3頭は8、12、18番枠。
おしなべて、内枠がいいようです。


マーメイドS(日曜・阪神)
牝馬限定のハンデ戦。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔202〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔574〕、2ケタ人気馬〔143〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
毎年、5番人気以下が連対、6番人気以下が3着に少なくとも1頭はいる、波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔024〕。すべて掲示板ハズシの馬。
目黒記念から〔001〕。10着馬。
阪神牝馬Sから〔001〕。5着馬。
新潟大賞典から〔010〕。15着馬。
前走重賞組の好走は、施行時期が変わった金鯱賞と愛知杯からだけ。
近5年、前走重賞組の勝ちはありません。
OP特別から〔221〕。人気、着順は不問。
準OPから〔433〕。掲示板8頭に、1番人気だった馬が1頭。
8番人気7着から3着という馬も1頭います。
1000万から〔220〕。勝ち馬3頭に、9着だった馬が1頭です。
トップハンデは10年で14頭いて〔112〕。
勝ち馬のハンデは56〜48キロで、平均すると53キロ。
2着馬は56〜50キロで、平均52.6キロ。
3着馬は56.5〜50キロで、平均53.55キロ。
53キロ以下の馬が〔876〕ですから、軽ハンデ馬の激走が目立つレースなんですが、
さらに細かく見ていくと、53キロ〔724〕、52キロ〔021〕、
51キロ〔010〕、50キロ〔021〕、48キロ〔100〕。
ハンデ53キロの馬が抜けて好成績なんですね。
年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔215〕、
5歳〔663〕、6歳〔231〕、7歳〔001〕。
5歳馬がいいよう。
脚質的には、逃げ馬に要注意。
4頭が連に絡んでいますが、その人気は9、10、10、14番人気。
大きな穴は、人気薄の逃げ馬が開けるようです。
 



 
 
週末の重賞……2017.6.1
安田記念(日曜・東京)
春のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔410〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔031〕。
6番人気以下〔338〕、2ケタ人気馬〔025〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
毎年、必ず8番人気以下の馬が馬券圏内にいる、波乱含みのマイルG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔201〕。掲示板確保の馬。
NHKマイルCから〔100〕。3着馬。
高松宮記念から〔100〕。勝ち馬。
マイルCSから〔010〕。9着馬。
海外G1のドバイデューティーフリーから〔200〕。3着以内の馬。
チャンピオンズマイルから〔020〕。連対馬。
ダービー卿CTから〔200〕。連対馬。
京王杯SCから〔131〕。掲示板4頭に、5番人気7着馬。
マイラーズCから〔027〕。3着以内または1、2番人気の馬が7頭。
残る2頭は、5番人気6着、9番人気10着から、3着の馬でした。
G2時代の産経大阪杯から〔021〕。掲示板確保の馬。
OP特別のメイS勝ち馬の〔100〕というのもあります。
勝ち馬10頭すべてが前走4着以内。
連対20頭中、19頭が重賞勝ち馬。
そのうち18頭が1600mまたは1400mの重賞を勝っていました。
重賞勝ちのなかった1頭は、3歳だったリアルインパクト。
この馬には、芝1600mのG1に2着がありました。
また、連対20頭中11頭が芝G1勝ち馬。
残る9頭中4頭はG1で3着以内があり、5頭は前走連対馬でした。
年齢別で見てみると、3歳〔100〕、4歳〔221〕、5歳〔343〕、
6歳〔425〕、7歳〔021〕。
6、5、4歳の順にいいよう。
最後に枠順ですが、勝ち馬10頭中8頭までが、10番枠より内の馬。真ん中より内がいいようです。


鳴尾記念(土曜・阪神)
芝2000m戦。
6月の施行になったのが、12年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔110〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔132〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1〜3番人気で4勝も、相手はひと捻りのイメージでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔200〕。
中山記念から〔200〕。
香港Cから〔010〕。
京王杯SCから〔100〕。
新潟大賞典から〔012〕。
G2時代の産経大阪杯から〔011〕。
小倉大賞典から〔010〕。
日経賞から〔001〕。
OP特別の都大路Sから〔011〕。
いずれも人気、着順は不問です。
ただし、勝ち馬5頭中4頭が前々走で1着。
残る1頭は、前々走3番人気6着馬でした。
連対10頭中9頭が重賞勝ち、または重賞連対馬。残る1頭はOP特別4勝の馬でした。
また連対10頭中9頭に芝2000mの出走歴があり、そのうち7頭に勝ちが、
残る2頭にも芝2000mの重賞に2着がありました。
連対10頭すべてに、阪神芝2回以上の出走歴があったことも覚えておくとよさそうです。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔112〕、
5歳〔321〕、6歳〔111〕、7歳〔011〕。
5歳馬がいいようです。
 



 
 
週末の重賞……2017.5.25
日本ダービー(日曜・東京)
“競馬の祭典”日本ダービー。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔412〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔411〕。
6番人気以下〔136〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタ3回、万馬券3本。
1〜3番人気で9勝。最近は人気サイドの決着となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
皐月賞から〔765〕。4着以内または4番人気までに推されていた馬。
NHKマイルCから〔111〕。連対または3番人気までに推されていた馬。
桜花賞から〔100〕。1番人気2着馬。
TRの青葉賞から〔022〕。連対3頭に、3番人気6着馬。
もうひとつのTR、プリンシパルSから〔001〕。1番人気2着馬。
京都新聞杯から〔111〕。すべて勝ち馬でした。
連対20頭中19頭が、芝1800m以上の重賞勝ち馬。例外は、牝馬のウオッカです。
3着も、10頭中7頭が重賞勝ち馬。残る3頭にも重賞2着がありました。
馬券圏内30頭中29頭が、連対率50%以上。例外の1頭は3着止まりでした。
勝ち馬10頭中8頭までもが、5番枠より内の馬。内枠が有利なようです。
今年は、桜花賞はもちろん、NHKマイルCからも出走馬がなく、
好走のステップレースが限られます。
データからなら、ハードルは高く設定して取捨選択。絞りやすいかもしれません。


目黒記念(日曜・東京)
ダービー当日の最終レースに組まれたハンデ戦。芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔241〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔436〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
波乱含みのハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔221〕。
有馬記念から〔002〕。
海外のドバイシーマクラシックから〔100〕。
AJCCから〔010〕。
日経新春杯から〔010〕。
新潟大賞典から〔201〕。
ダイヤモンドSから〔002〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別のメトロポリタンSから〔212〕。連対4頭に、6着馬1頭。
福島民報杯から〔010〕。5着馬。
準OPから〔120〕。勝ち馬2頭に、12着馬1頭。
1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
トップハンデの馬は10年で12頭いて〔101〕。
勝ち馬のハンデは58.5〜51キロで、平均すると55.25キロ。
2着は58〜51キロで、平均55.67キロ。
3着は58〜52キロで、平均55.35キロ。
ハンデは重くても、軽くても大丈夫なよう。
準OP大敗馬の連対もあるように、格は下でも軽ハンデを利しての好走が可能。
逆に重要なのは距離実績で、2400m以上の距離での好走歴は欲しいところです。
牝馬は〔010〕。去年2着のマリアライトがそれです。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔324〕、5歳〔273〕、
6歳〔301〕、7歳〔101〕、8歳〔101〕。
連対という意味では5歳馬がいいようです。
 



 
 
週末の重賞……2017.5.18
オークス(日曜・東京)
3歳牝馬クラシック第2弾。芝2400m戦。
データは過去10年ですが、10年は1着同着。
従いまして、10年で1着は11頭、2着は9頭となります。
1番人気は〔331〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔224〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券3本。
両極端な結果となっています。
ステップレースを見てみると、圧倒的好相性なのが桜花賞組で〔854〕。
3着以内が13頭、1番人気が2頭(8着と9着)、あとは9番人気4着馬と4番人気10着馬です。
TRのフローラSから〔144〕。3着以内または1番人気に推されていた馬。
もうひとつのTR、スイートピーSから〔001〕。2着馬。
忘れな草賞から〔200〕。1、2番人気で1着の馬。
さらに皐月賞から〔001〕。11着馬でした。
連対20頭中、17頭に芝のOPクラスでの勝ちがあり、残る3頭には重賞3着以内がありました。
ここが重賞初出走で連対を果たしたのは1頭のみです。
連対20頭すべてに芝1600m以上のレースに勝ちがあり、
19頭はデビュー2戦以内に初勝利を挙げていました。
勝ち馬のキャリアは4〜8戦。
キャリア3戦以下は2着まで。逆に9戦以上も2着まで。
逃げ、先行馬は苦戦の傾向にあります。末の確かな馬を選ぶようにして下さい。


平安S(土曜・京都)
ダート1900m戦。
距離が100m延び、5月の施行になったのが、13年のこと。
従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔200〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔120〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
3着には毎年4、5番人気のいずれかが来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、アンタレスS組で〔332〕。人気、着順は不問です。
フェブラリーSから〔100〕。2着馬。
マーチSから〔010〕。5着馬。
交流重賞のマリーンCから〔001〕。勝ち馬。
OP特別から〔001〕。4着馬でした。
2戦続けて掲示板をハズしていた馬の馬券圏内はありません。
京都ダート1800mまたは1900mの実績が欲しいところ。
とにかく前々の競馬。差し馬は2着までです。
牝馬は〔001〕。出走自体が少ないとはいえ、牡馬中心でよさそう。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔110〕、5歳〔211〕、
6歳〔121〕、7歳〔002〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
毎年、アンタレスS組が2頭は馬券圏内に。
まずは、アンタレスS組を吟味することから始めたいレースです。
 



 
 
週末の重賞……2017.5.12
ヴィクトリアマイル(日曜・東京)
マイル女王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔365〕、2ケタ人気馬〔232〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
一昨年は3連単が2070万馬券!波乱も念頭に置いておきたいG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずはドバイ遠征から〔220〕。人気、着順は不問です。
高松宮記念から〔101〕。共に1番人気で、13着と3着の馬。
阪神牝馬Sから〔342〕。人気、着順は不問。
マイラーズCから〔100〕。4着馬。
中山牝馬Sから〔112〕。人気、着順は不問。
ダービー卿CTから〔101〕。こちらも人気、着順は不問です。
福島牝馬Sから〔012〕。掲示板確保の馬。
京都牝馬Sから〔010〕。勝ち馬。
準OP勝ち馬の〔001〕というのもあります。
連対20頭中、勝ち馬10頭と2着馬9頭に芝の重賞勝ちがあり、例外の1頭にもG1の2着がありました。
また、重賞勝ち馬19頭中、17頭に芝1600m以上での重賞勝ちがあり、
他の2頭は直前の阪神牝馬S(芝1400m時代)で重賞初制覇の馬と、
G1に3着が3回ある馬でした。
連対20頭中15頭に東京芝の重賞勝ちか、G1の3着以内があり、例外の5頭中3頭は未経験。
残る2頭は準OPの東京芝1600mに連対がありました。
さらに、13頭に桜花賞またはオークスでの3着以内があり、
残る7頭中5頭は近2走以内に重賞勝ちがありました。
連対20頭中18頭が、同年3月以降の芝の重賞からで、勝ち馬10頭すべてがこれに当てはまります。
前走3着以下から連対した馬は14頭いて、そのうち12頭にG1の3着以内がありました。
例外の2頭は前々走でマイル重賞に勝利あり。ただし、この2頭は2着止まりでした。
近3走すべて掲示板を外して連対した馬は2頭。これは共に前年の勝ち馬です。
過去の好走馬が再び、三度の好走をするのも特徴のひとつで、08年ウオッカ、翌09年優勝。
10年勝ったブエナビスタ、翌11年2着。
12年勝ったホエールキャプチャ、翌13年2着。
13年勝ったヴィルシーナ、14年も連覇。
14年3着ストレイトガール、15、16年と連覇。
今年は昨年2着のミッキークイーンが出走を予定しています。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔672〕、5歳〔226〕、6歳〔112〕、7歳〔100〕。
若い順にいいようです。


京王杯SC(土曜・東京)
芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔101〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔344〕、2ケタ人気馬〔211〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
毎年、連対馬の1頭は5番人気以内ながら、この配当。一筋縄では収まらないレースのようです。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔314〕。人気、着順は不問。
マイラーズCから〔121〕。人気、着順は不問。
阪神牝馬Sから〔110〕。こちらも人気、着順は不問です。
阪神Cから〔001〕。勝ち馬。
ダービー卿CTから〔201〕。掲示板確保の馬。
東京新聞杯から〔130〕。3着以内または3番人気までに推されていた馬。
OP特別から〔022〕。人気、着順は不問です。
準OP勝ち馬の〔211〕というのもあります。
牝馬は〔110〕。10番人気、6番人気と、人気薄での激走でした。
芝1400mの経験がある16頭中、14頭に勝ちがあり、残りの2頭は重賞での掲示板確保がありました。
一方、芝1400m未経験の4頭には芝1600m以上での重賞連対歴がありました。
短距離よりはマイル以上。距離は長めに融通が利く馬のほうがよさそうです。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔203〕、5歳〔633〕、
6歳〔043〕、7歳〔131〕、8歳〔100〕。
5歳馬が抜けて好成績を残しています。
1分20秒を切る、高速決着もしばしば。持ち時計はしっかりチェックして下さいね。
 



 
 
週末の重賞……2017.5.6
NHKマイルC(日曜・東京)
3歳マイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔610〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔327〕、2ケタ人気馬〔316〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。
波乱のG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
桜花賞から〔200〕。
皐月賞から〔132〕。
ニュージーランドTから〔414〕。
スプリングSから〔021〕。
弥生賞から〔001〕。
G1、G2組は、人気、着順不問です。
G3の毎日杯から〔210〕。連対馬。
アーリントンCから〔100〕。勝ち馬。
ファルコンSから〔010〕。勝ち馬。
フラワーCから〔010〕。勝ち馬。
京成杯から〔001〕。1番人気10着馬。
G3組は、連対もしくは1番人気と、好走または高い支持が必要なようです。
OP特別の橘Sから〔011〕。こちらも勝ち馬でした。
過去10年の馬券圏内30頭中、2戦続けて3着を外していたのはわずかに3頭。
そのうちの2頭には1、2番人気での敗戦があり、人気も着順も“3”がなかったのは、
15年の勝ち馬クラリティスカイのみ。
この馬、前走は皐月賞10番人気5着、前々走は弥生賞5番人気6着でした。
連対20頭中、12頭に重賞勝ちがあり、残りの8頭中5頭に重賞2着が、
例外の3頭にも同年のOP特別3着がありました。
勝ち馬に絞ってみると、10頭すべてに、芝1600m以上の重賞3着以内またはOP特別勝ちが。
また10頭すべてが2勝以上(2着馬8頭も)。
さらに9頭が連対率50%以上(2着馬9頭も)でした。
牝馬は〔211〕ですが、
連対した3頭にはいずれも芝1600m以上の重賞またはOP特別に勝ちがありました。
前走から距離を延長してきた馬は2着が精一杯。
キャリア10戦以上の馬の3着以内なし。
逃げ切って勝ったのは1番人気馬のみ。
これらのデータは覚えておくとよさそうです。


新潟大賞典(日曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔021〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔256〕、2ケタ人気馬〔141〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
1番人気が勝てない、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
ダートG1のフェブラリーSから〔100〕。16着馬。
マイラーズCから〔100〕。9着馬。
中山記念から〔020〕。人気、着順は不問。
中日新聞杯から〔210〕。4着以内の馬。
ダービー卿CTから〔020〕。掲示板確保の馬。
中山金杯から〔012〕。人気、着順は不問です。
小倉大賞典から〔002〕。連対馬。
東京新聞杯から〔001〕。2着馬でした。
最も好相性なのはOP特別組で〔524〕。すべて3着以内の馬。
準OP勝ち馬の〔010〕というのもあります。
トップハンデ馬は21頭いて〔222〕。
ただし、57.5キロ以上での勝った馬はいません。
勝ち馬のハンデは57〜55キロで、平均すると56.1キロ。
2着馬は57.5〜54キロで、平均55.55キロ。
3着馬は57〜56キロで、平均56.2キロ。
54キロ未満の軽ハンデ馬の馬券圏内もありません。
牝馬は〔000〕と大苦戦。
年齢別に見ておくと、4歳〔241〕、5歳〔314〕、6歳〔332〕、
7歳〔123〕、8歳〔100〕。
最後に、勝ち馬9頭と2着馬9頭までもが、11番枠より内の馬。
極端な外枠は割り引いて考えたほうがいいのかもしれません。


京都新聞杯(土曜・京都)
3歳馬による芝2200m戦。ダービーへの東上最終切符をかけた戦いです。
過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔330〕、3番人気は〔310〕。
6番人気は〔055〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
1〜3番人気で9勝、残る1頭も5番人気。上位人気馬から伏兵へと狙いたいレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
皐月賞から〔211〕。人気、着順は不問です。
弥生賞から〔001〕。5着馬。
毎日杯から〔301〕。人気、着順は不問。
きさらぎ賞から〔001〕。3着馬。
OP特別の若葉Sから〔020〕。共に4番人気勝ち馬。
500万から〔564〕。3着以内13頭と、6着馬2頭。
未勝利勝ちから〔002〕。2番人気で勝ち上がった馬でした。
連対20頭のすべてが11番枠より内。
勝ち馬の8頭が8番枠より内ですから、内枠がいいようです。
前走芝1600mに出走していたのは3着に1頭いるだけ。
残る29頭が芝1800m以上のレースを走っていました。
前走ダートの馬の馬券圏内はないこと。
キャリア4戦以下の馬に勝ち馬がいないこと。
取捨選択の参考にして下さい。
 



 
 
週末の重賞……2017.4.27
天皇賞・春(日曜・京都)
芝3200m戦。
過去10年、1番人気は〔001〕、2番人気は〔511〕、3番人気は〔141〕。
6番人気以下〔334〕、2ケタ人気馬〔223〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
1番人気に連対がない、波乱のG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
G2時代の産経大阪杯から〔332〕。3着以内7頭に、2番人気6着馬。
日経新春杯から〔342〕。3着以内7頭に、2番人気5着馬と7番人気10着馬。
阪神大賞典から〔314〕。3着以内5頭に、4、6、10着馬。
京都記念から〔110〕。連対馬。
ダイヤモンドSから〔010〕。勝ち馬。
OP特別から〔001〕。11着馬。
ドバイワールドC2着馬の〔001〕というのもあります。
牝馬の馬券圏内はありません。
連対20頭すべてに、芝2400m以上の重賞で連対歴がありました。
勝ち馬のすべてと、2着馬9頭が、前走芝のG2から。
前走3着を外して勝ったのは、3000m超のG1(天皇賞・春、菊花賞)に
3着以内があった馬でした。
年齢別に見ていくと、4歳〔424〕、5歳〔342〕、6歳〔322〕、
7歳〔012〕、8歳〔010〕。
勝つのは4〜6歳馬。7歳以上の馬で連に絡んだのは、前年のこのレースの1、3着馬です。
これらの条件を満たしながら人気にならない馬を、穴で狙ってみるのも面白そうです。



青葉賞(土曜・東京)
芝2400mのダービーTR。
1、2着の馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔412〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔354〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
波乱含みのダービーTRです。
ステップレースを見ていきましょう。
弥生賞から〔200〕。6、7着馬。
スプリングSから〔010〕。6着馬。
毎日杯から〔301〕。3着以内の馬。
OP特別から〔111〕。3着以内または2番人気に推されていた馬。
実は500万からの馬が最もよく〔478〕。勝ち馬16頭、2、3、4着馬が1頭ずつ。
ちなみに勝ち馬16頭中、1番人気で勝ち上がったのが11頭、
2番人気が2頭、3番人気が1頭います。
未勝利勝ちが〔010〕。2番人気での勝ち上がりでした。
好走には、芝2200〜2400mの好走歴が欲しいところ。
また、前走から2ヶ月半以上空いた馬、逆に中2週以内の馬は3着が精一杯です。
枠順も大きく影響するようで、勝ち馬10頭中9頭が11番枠より内。
2着もすべてが12番枠より内でした。覚えておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2017.4.20
フローラS(日曜・東京)
3歳牝馬による、芝2000mのオークスTR。
上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔510〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
ただし、3連単で100万超えが2回。大波乱も念頭に置いておきたい3歳牝馬の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
3着以内に複数頭を送り込んでいる重賞は1つだけ。フラワーCから〔331〕。6着までの馬です。
その他の重賞からだと、桜花賞から〔001〕。5着馬。
毎日杯から〔010〕。7着馬。
クイーンCから〔001〕。5着馬。
OP特別のアネモネSから〔100〕。5着馬。
500万から〔465〕。このうち連対馬が10頭、1、2番人気だった馬が2頭。例外も3頭います。
未勝利勝ちから〔202〕。1番人気で勝ち上がった馬が3頭でした。
キャリア1戦の馬に馬券圏内なし。
前走がG1またはG2という馬は3着に1頭のみ。
前走芝1600m戦に出走していたのは、馬券圏内30頭中4頭のみ。
それ未満の馬の馬券圏内はありません。
連対20頭で見ると、すべての馬に芝1600m以上での勝ちがあり、14頭は芝1800m以上に勝ちが。
残る6頭中5頭には芝1800mへの出走経験がありました。
勝ち馬10頭すべてが、連対率50%以上でした。
取捨選択の参考にして下さい。


マイラーズC(日曜・京都)
芝1600m戦。
阪神から京都に移ったのが12年のこと。
従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔011〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1、2番人気が勝てていない、波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
香港マイルから〔101〕。人気、着順は不問。
中山記念から〔100〕。2着馬。
スワンSから〔010〕。2着馬。
中日新聞杯から〔100〕。2番人気6着馬。
東京新聞杯から〔012〕。2着馬2頭に、1番人気5着馬1頭。
阪急杯から〔010〕。7着馬。
京都金杯から〔001〕。勝ち馬。
ダービー卿CTから〔001〕。14着馬。
OP特別から〔220〕。連対3頭に、1番人気5着馬が1頭です。
連対10頭中、重賞経験のある馬は9頭。そのうち8頭に重賞3着以内の好走歴がありました。
馬券圏内15頭中、前走掲示板、もしくは3番人気以内だった馬が12頭。
京都芝外回りの経験は欲しいところです。
牝馬は〔000〕と、馬券圏内なし。
年齢別では、4歳〔120〕、5歳〔313〕、6歳〔011〕、
7歳〔101〕、8歳〔010〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
関東馬は13頭が出走して、馬券圏内なし。関西馬の独壇場となっています。


福島牝馬S(土曜・福島)
芝1800mで争われる、牝馬限定戦。
新潟で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔325〕、2ケタ人気馬〔115〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
現在、4年連続で3着に2ケタ人気馬が来ており、3連単、3連複は大きな配当となっています。
重要なステップレースは2つ。
まずは中山牝馬Sから〔654〕。6着以内13頭に、残る2頭は3番人気と6番人気。
着順も人気も“6”より悪い馬は、馬券に絡んでいません。
もうひとつ、愛知杯から〔300〕。人気、着順は不問です。
その他では、京都牝馬Sから〔002〕。2着馬と9着馬。
OP特別から〔011〕。人気、着順は不問。
準OPから〔012〕。こちらも人気、着順は不問です。
1000万から〔020〕。1、2番人気で勝った馬でした。
連対18頭すべてに、芝1800mでの勝ち、またはOP特別3着がありました。
最後に年齢別で見ておくと、
4歳〔332〕、5歳〔463〕、6歳〔103〕、7歳〔101〕。
馬券圏内は4〜7歳の4世代のみ。5歳、4歳の順にいいようです。
 



 
 
週末の重賞……2017.4.14
皐月賞(日曜・中山)
牡馬クラシック3冠レースの第1弾。芝2000m戦。
今年は牝馬の参戦も予定されていて、注目を集めています。
東京で行われた11年を除く、データは過去9回で見ていきましょう。
1番人気は〔212〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔212〕。
6番人気以下〔342〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
波乱含みのG1です。
ステップレースを見ていきましょう。まずは3つのTRから。
弥生賞から〔243〕。4着以内8頭と、2番人気8着馬。
スプリングSから〔222〕。連対5頭と、4番人気8着馬。
OP特別の若葉Sから〔131〕。すべて連対馬ですが、1番人気が4頭、4番人気が1頭です。
その他では、共同通信杯から〔401〕。連対馬。近5年で4勝を挙げる、注目のステップレースです。
京成杯から〔001〕。1番人気1着馬。
きさらぎ賞から〔001〕。こちらも1番人気1着馬でした。
連対18頭中、12頭に芝1800〜2000mの重賞での勝ちがあり、3頭には2着がありました。
残る3頭は、若葉S2着馬が2頭、芝1600mの重賞勝ち馬が1頭です。
キャリア2戦以下、もしくは9戦以上の馬の3着以内はなく、8戦の馬も2着まで。
前走芝1600mまたは2200mに馬券圏内なし。
言い換えれば、馬券圏内27頭すべての馬の前走が、芝1800mか2000m戦だったということです。
さらに、年明け初戦の馬にも馬券圏内はありません。
連対18頭の馬すべてが、デビュー3戦目までに初勝利を挙げていたことも加えておきましょう。
さて牝馬ですが、過去76回で23頭が挑戦して、勝ったのは2頭。
ファンディーナが出走してきたなら、1948年のヒデヒカリ以来69年振りの牝馬の皐月賞制覇なるか?
注目です!



アンタレスS(土曜・阪神)
ダート1800m戦。
舞台を阪神に移したのが、12年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔110〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券はなし。
毎年1、2番人気のいずれかは連に絡んでいる、堅めのダート重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
チャンピオンズC(旧JCダートも含む)から〔110〕。8着馬と1着馬。
フェブラリーSから〔010〕。3着馬。
東海Sから〔002〕。2、3着馬。
交流重賞のダイオライト記念から〔011〕。連対馬。
同じく、名古屋大賞典から〔210〕。1番人気で連対した馬です。
マーチSから〔011〕。人気、着順は不問のよう。
OP特別の仁川Sから〔200〕。1番人気1着馬。
総武Sから〔001〕。こちらは13着の馬でした。
牝馬は〔000〕。馬券圏内はありません。
連対10頭中、阪神ダートを経験したのは9頭。
そのうち8頭は阪神ダートの1800〜2000mで勝利を挙げており、
残る1頭は阪神ダート2000mのOP特別に2着がありました。
阪神のダートを経験しているなら、好走歴は必須のよう。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔122〕、5歳〔310〕、6歳〔112〕、7歳〔011〕。
5歳馬がいいようです。
 



 
 
週末の重賞……2017.4.5
桜花賞(日曜・阪神)
3歳牝馬クラシックの第1弾。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔320〕、2番人気は〔240〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
波乱も念頭に置いておきたいG1です。
ステップレースを見ていきましょう。まずは3つのトライアルから。
チューリップ賞から〔845〕。掲示板確保の馬が13頭に、1番人気だった馬が2頭。
例外も2頭いますが、連対12頭はこれを満たしていました。
フィリーズレビューから〔102〕。3着以内の馬。
OP特別のアネモネSから〔001〕。勝ち馬。
とにかく、チューリップ賞組が圧倒的好成績を収めています。
その他、阪神JFから〔010〕。5着馬。
クイーンCから〔031〕。連対3頭に、6着馬1頭。
フラワーCから〔011〕。勝ち馬。
OP特別のエルフィンSから〔110〕。こちらも勝ち馬です。
500万からの馬券圏内はありません。
勝ち馬はすべて前走4着以内の馬。
キャリアは3〜6戦。2戦以下または7戦以上の馬は2着が精一杯です。
連対20頭中、15頭に芝1600m以上の重賞に連対歴があり、
残る5頭中4頭にOP特別勝ちがありました。
また、連対20頭中13頭がデビュー勝ち。残る7頭中6頭が2戦目までに勝ち上がっていました。
今年は1強ムードの桜花賞。どんな結果になるのか、楽しみです。


ニュージーランドT(土曜・中山)
3歳馬による、芝1600m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔410〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔325〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
波乱含みの3歳マイル重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリングSから〔201〕。すべて4着馬。
弥生賞から〔010〕。4着馬。
ファルコンSから〔204〕。掲示板5頭に、2番人気6着馬。
アーリントンCから〔112〕。3着以内の馬。
毎日杯から〔100〕。5着馬。
シンザン記念から〔100〕。勝ち馬。
共同通信杯から〔010〕。8着馬。
OP特別から〔021〕。掲示板確保の馬。
500万から〔241〕。勝ち馬6頭に、2着馬1頭。
馬券圏内27頭中、前走で掲示板を外していたのは2頭だけ。好調の波は大きいようです。
逃げ馬の3着以内はありません。覚えておいたほうがよさそうです。


阪神牝馬S(土曜・阪神)
昨年から距離が1F延長され、芝1600m戦に。
その昨年は2、1、5番人気の1〜3着で、馬連350円。すべて前走重賞からの馬でした。
データらしきが、まだ無いので、ここは割愛させて頂きます。
 



 
 
週末の重賞……2017.3.31
大阪杯(日曜・阪神)
今年新たに創設された、新設G1。芝2000m戦。
データはG2時代の産経大阪杯の、過去10年で見ていきましょう。
1番人気は〔432〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔242〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。10回中、9回で1、2番人気のいずれか1頭が連絡み。
残る1回も1番人気が3着。軸は人気馬となっていました。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔313〕。人気、着順は不問です。
JCから〔111〕。連対馬。
菊花賞から〔200〕。勝ち馬。
凱旋門賞から〔100〕。4着馬。
中山記念から〔321〕。連対5頭は、連対または1番人気。3着馬は12着の馬でした。
京都記念から〔122〕。3、4着馬。
AJCCから〔011〕。掲示板確保の馬。
中日新聞杯から〔010〕。5着馬。
東京新聞杯から〔010〕。7着馬でした。
OP特別の大阪城Sから〔100〕。2着馬。
1000万を1番人気で勝った馬の〔010〕というのもあります。
牝馬は〔202〕。1番人気と4番人気の馬でした。
連対20頭すべてに芝1800〜2000mでの勝ちがあり、
また連対20頭中14頭に芝の重賞勝ちが、残る6頭中5頭には重賞2着がありました。
見方を変えると、連対20頭中19頭に芝2000mでの勝ちまたは重賞3着があり、
上記の重賞未勝利6頭はすべてこの条件を満たしていました。
勝ち馬10頭すべてに阪神芝での勝ち、または阪神芝での重賞2着がありました。
コース実績は重要なようです。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔633〕、5歳〔342〕、6歳〔125〕、7歳〔010〕。
若い順にいいよう。
G1に昇格して最初の大阪杯。あくまでもG2時代のデータですが、参考にしてみて下さい。



ダービー卿CT(土曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔002〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔256〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
上位人気馬不振の、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
香港Cから〔001〕。
中山記念から〔013〕。
阪急杯から〔210〕。東京新聞杯から〔110〕。
京都牝馬Sから〔100〕。
オーシャンSから〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別の東風Sから〔244〕。こちらも人気、着順は不問。
準OPから〔311〕。すべて勝ち馬です。
トップハンデは9回で14頭いて〔110〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜53キロで、平均すると55.78キロ。
2着馬は58〜53キロで、平均55.78キロ。
3着馬は57.5〜54キロで、55.28キロ。
ハンデ58キロ以上の馬は2着に1頭いるだけ。好走馬のほとんどが、57.5キロまでの馬。
さらに、勝ち馬の8頭が55キロ以上。例外の1頭は53キロですが、牝馬なので実質55キロ。
勝ち馬は55キロ以上というのも併せて覚えておくとよさそうです。
牝馬は〔110〕。基本的には苦戦の傾向。
最後に年齢別で見ておくと、
4歳〔352〕、5歳〔525〕、6歳〔111〕、7歳〔010〕、8歳〔001〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
 



 
 
週末の重賞……2017.3.23
高松宮記念(日曜・中京)
今年最初の芝のG1。芝1200m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔413〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔213〕。
6番人気以下〔042〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
勝ち馬は4番人気までとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
主要なステップは3つ。
まずは阪急杯から〔444〕。連対もしくは1、2番人気に推されていた馬。
シルクロードSから〔212〕。勝ち馬4頭に、1番人気5着馬。
オーシャンSから〔223〕。4着以内または3番人気までに推されていた馬。
ちなみに連対4頭は、連対または1番人気に推されていた馬でした。
この3つのG3から〔879〕。
日本馬の勝ち馬すべてと、ほとんどの3着以内好走馬が、このステップからということになります。
その他、スプリンターズSから〔010〕。勝ち馬。
中山記念から〔010〕。13着馬。
香港からの遠征馬の〔100〕というのもあります。
連対した日本馬17頭中、14頭に重賞勝ちがあり、残る3頭にも重賞3着以内がありました。
牝馬は〔112〕。連対した2頭は、牡馬混合G1で勝ちのあった馬です。
最後に年齢別で見ていくと、4歳〔104〕、5歳〔642〕、
6歳〔051〕、7歳〔201〕、8歳〔001〕。
5歳馬がいいようです。


マーチS(日曜・中山)
ダート1800mのハンデ戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔112〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔561〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
馬連の最低配当が2000円という、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースは実に様々。
まずは2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞をピックアップしましょう。
フェブラリーSから〔200〕。
交流重賞のダイオライト記念から〔110〕。
その他の重賞からですと、平安S、交流重賞の佐賀記念から勝ち馬が。
武蔵野S、みやこSから2着馬が。
旧JCダート、根岸Sから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別の仁川Sから〔215〕。4着までの馬。
総武Sから〔120〕。6着までの馬。
ポラリスSから〔010〕。勝ち馬。
フェアウェルSから〔010〕。勝ち馬。
師走Sから〔001〕。こちらも勝ち馬でした。
また、準OP勝ち馬の〔111〕というのもあります。
トップハンデは9回で14頭いて〔212〕。健闘しています。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると56.06キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均55.89キロ。
3着馬は58〜55キロで、平均56.39キロ。
馬券圏内に54キロ未満の馬はなく、54キロの馬も2頭だけ。ハンデは重いほうが良さそうです。
牝馬は〔000〕。馬券圏内はありません。
年齢別に見ておくと、4歳〔242〕、5歳〔204〕、6歳〔342〕、7歳〔211〕。
この4世代でまんべんなくといった感じでしょうか。
9頭の勝ち馬のうち、8頭までが11番枠より外の馬。外枠有利を覚えておいて下さい。


日経賞(土曜・中山)
芝2500m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔312〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
波乱も視野に入れておきたい重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔331〕。4着以内6頭に、12着馬が1頭。
JCから〔110〕。人気、着順は不問です。
AJCCから〔212〕。6着までの馬。
日経新春杯から〔101〕。連対馬。
京都記念から〔040〕。6着までの馬。
中山記念から〔001〕。勝ち馬。
ステイヤーズSから〔001〕。5着馬。
ダイヤモンドSから〔102〕。勝ち馬2頭と、15着馬。
小倉大賞典から〔001〕。勝ち馬。
OP特別の白富士Sから〔100〕。1番人気1着馬です。
連対18頭中、15頭に芝2400m以上での勝ちがあり、2頭に同距離G1に3着以内があり、
残る1頭には芝2000〜2200mの重賞に2着がありました。
別の見方をすると、連対には重賞3着以内、またはOP特別勝ちが欲しいところ。
牝馬は〔001〕。去年のマリアライトの3着がそれです。
年齢別に見ていくと、4歳〔323〕、5歳〔313〕、
6歳〔231〕、7歳〔122〕、8歳〔000〕、9歳〔010〕。
リピーターが多いのも特徴のひとつ。
具体的に挙げていくと、07年2着トウショウナイト、翌08年も2着。
07年3着マツリダゴッホ、翌08年1着。
09年2着マイネルキッツ、翌10年1着。
14年勝ったウインバリアシオン、翌15年2着。
14年2着ホッコーブレーヴ、翌15年3着。
今年は連覇を狙うゴールドアクターと、一昨年の覇者アドマイヤデウスが出走を表明しています。
要注目と言えそうです。


毎日杯(土曜・阪神)
芝1800mで争われる3歳重賞。
過去10年、1番人気は〔512〕、2番人気は〔103〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
毎年1〜3番人気の、少なくとも1頭は連絡み。
ステップレースを見ていきましょう。
弥生賞から〔102〕。人気、着順は不問。
共同通信杯から〔401〕。4着以内または2番人気までに推されていた馬。
アーリントンCから〔220〕。掲示板確保または2番人気までに推されていた馬。
きさらぎ賞から〔210〕。6着以内の馬。
シンザン記念から〔100〕。勝ち馬。
OP特別から〔002〕。共に1番人気で、1着と7着の馬。
芝の500万から〔044〕。勝ち馬6頭に、2着と4着の馬が1頭ずつ。
ダートの500万から〔020〕。連対馬。
新馬勝ちから〔010〕。
ダートの未勝利勝ちから〔001〕。
勝ち馬は前走重賞組からしか出ていません。
さらに前走で連をハズしながら馬券に絡むには、前走重賞組か、1番人気での敗戦ならOKのよう。
高いハードルを設定してよさそうです。
 



 
 
週末の重賞……2017.3.16
スプリングS(日曜・中山)
芝1800mで争われる、皐月賞TR。3着までの馬に優先出走権が与えられます。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔333〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
1番人気は馬券圏内パーフェクトです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔113〕。連対馬。
ホープフルSから〔001〕。2着馬。
共同通信杯から〔221〕。3着以内の馬。
きさらぎ賞から〔110〕。連対馬。
OP特別から〔121〕。4頭中3頭が1番人気1着の馬。
500万から〔333〕。9頭中8頭が連対馬。
キャリア1戦の馬に3着以内はなく、7戦以上の馬は3着精一杯。
勝ち馬9頭で見ると、すべてが2勝以上、または重賞2着があり、
OPクラスに出走経験があるなら掲示板確保は必須。
また勝ち馬9頭中、7頭までもが5番枠より内の馬。
かなりの内枠有利を、頭の中に置いておく必要がありそうです。
連対20頭中、14頭に芝の重賞に連対歴またはOP特別勝ちがあり、残る6頭のうち5頭は前走勝ち馬。
連対20頭すべてが芝1600m以上に勝ちがあり、
そのうち15頭に芝1800m以上での勝ちまたは重賞3着以内がありました。
また、ここが年明け初戦なら、前走は重賞で3着以内。
休み明けの馬は、それなりの裏付けが必要なようです。



阪神大賞典(日曜・阪神) 芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔432〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔213〕。
6番人気以下〔021〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ6回に、万馬券はありません。
1番人気が好成績。現在4連勝中、6年連続連対中という、堅めの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔242〕。
日経新春杯から〔312〕。
京都記念から〔111〕。
ステイヤーズSから〔100〕。
AJCCから〔100〕。
ダイヤモンドSから〔223〕。
重賞組は基本的に、人気、着順不問です。
OP特別の万葉Sから〔010〕。1番人気1着馬。
準OPから〔012〕。連対馬でした。
連対20頭中、芝3000m以上のOPクラスに出走経験のある馬が15頭。
そのうち11頭が勝ち、4頭に4着以内がありました。
残る5頭中4頭に芝2400〜2600mのレースに勝ちがあり、残る1頭は芝2400mのG1に2着があった馬です。
牝馬は〔011〕。出走自体が少ない中での数字です。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔362〕、5歳〔324〕、6歳〔211〕、
7歳〔103〕、8歳〔110〕。
若い順にいいようです。



ファルコンS(土曜・中京) 3歳馬による芝1400m戦。
今の条件に変わったのが、12年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔100〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔021〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
毎年9番人気以下の馬が1頭、馬券圏内に。波乱の3歳重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔011〕。
アーリントンCから〔202〕。
シンザン記念から〔010〕。
京成杯から〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別のクロッカスSから〔200〕。勝ち馬と9着馬。
500万から〔122〕。勝ち馬2頭に4着馬1頭。残る2頭は1番人気に推されていた馬。
キャリア1、2戦の馬の馬券圏内はありません。
連対10頭中、9頭が左回りを経験していて、そのうちの8頭が連対していました。
脚質的に差し、追い込みの天下。逃げ馬は3着すらありません。
前走東京出走馬が4年連続連対中というのも覚えておきましょう。
牝馬は〔000〕。苦戦の傾向にあるようです。



フラワーC(月曜・中山) 3歳牝馬による芝1800m戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔421〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔235〕、2ケタ人気馬〔113〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
残る8回は、すべて1000〜2000円台。
毎年1または3番人気が連に絡んでいるのに馬連3ケタがない。
ヒモ荒れ傾向にあるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
クイーンCから〔110〕。人気、着順は不問です。
チューリップ賞から〔101〕。こちらも人気、着順は不問。
フェアリーSから〔010〕。勝ち馬。
京成杯から〔010〕。5着馬。
OP特別時代のアルテミスSから〔001〕。2着馬。
500万の芝から〔535〕。13頭中、勝ち馬9頭。一方で、掲示板外しも3頭います。
500万のダートから〔001〕。7着馬。
芝の新馬勝ちから〔100〕。
芝の未勝利勝ちから〔120〕。
ダートの未勝利勝ちから〔011〕。
勝ち馬はキャリア5戦以内。
連対18頭すべてに、芝1600m以上に勝ち、または芝1800〜2000mの連続連対がありました。
脚質的には逃げ、先行馬がいいようで、07〜09年、15年、16年と逃げ切り勝ちです。
逆に4コーナー5番手以下は2着が精一杯。覚えておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2017.3.9
フィリーズレビュー(日曜・阪神)
芝1400mで争われる、3歳牝馬による桜花賞TR。
3着までの馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔320〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔464〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
実は1000円台すら1回もないという、波乱の桜花賞TRです。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔333〕。人気、着順は不問です。
朝日杯FSから〔100〕。10着馬。
クイーンCから〔101〕。4着馬。
フェアリーSから〔010〕。2着馬。
OP特別のエルフィンSから〔212〕。掲示板4頭に、3番人気9着馬。
クロッカスS〔010〕。5着馬。
ジュニアCから〔001〕。こちらは勝ち馬でした。
芝の500万から〔322〕。勝ち馬6頭に、1番人気で5着だった馬。
ダートの500万から〔021〕。すべて勝ち馬。
新馬、未勝利勝ちからの馬券圏内はありません。
人気も着順も“5”より低かった馬は、馬券圏内30頭中、わずかに2頭。
また前走が1200m以下の馬の3着以内はなく、中2週以内の出走も3着に1頭いるだけ。
逃げ馬苦戦の傾向と、勝ち馬10頭中7頭が8番枠より内。
このあたりのデータは覚えておく必要がありそうです。



中山牝馬S(日曜・中山)
芝1800mで争われる、牝馬限定のハンデ戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9回です。
なお、14年は2着同着。従いまして、9回で2着は10頭、3着は8頭となります。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔455〕、2ケタ人気馬〔034〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
馬連3ケタの1回は2着同着の時の800円ですから、実質1000円台。
上位人気馬大不振の、大波乱のハンデ戦です。
ステップレースは実に様々。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から挙げていきましょう。
愛知杯から〔311〕。
京都牝馬Sから〔213〕。
東京新聞杯から〔110〕。
日経新春杯から〔101〕。
その他、エリザベス女王杯から勝ち馬が。
有馬記念、阪急杯、中山金杯、交流重賞のエンプレス杯から2着馬が。
府中牝馬Sから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔101〕。こちらも人気、着順は不問。
準OPから〔031〕。掲示板確保の馬でした。
トップハンデは9回で16頭いて〔221〕。まずまずの成績です。
勝ち馬のハンデは56.5〜53キロで、平均すると54.39キロ。
2着馬は56〜51キロで、平均53.6キロ。
3着馬は56.5〜53キロで、平均54.13キロ。
52キロ以下で馬券に絡んだのは2頭だけ。53キロ以上の馬を狙いたいところです。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔130〕、5歳〔434〕、6歳〔342〕、7歳〔102〕。
5、6歳馬が中心のようです。


なお、土曜・中京の金鯱賞は、施行時期がまったく変わってしまったので、データは割愛させて頂きます。
 



 
 
週末の重賞……2017.3.3
弥生賞(日曜・中山)
芝2000mで行われる皐月賞TR。
3着までの馬に、本番への優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔520〕、2番人気は〔313〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
1、2番人気で8勝ですから、基本的には人気サイドのTRです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FS(中山施行時も含む)から〔134〕。
連対には、連対または2番人気までに推されていたことが必要。
京成杯から〔103〕。4着以内の馬。
シンザン記念から〔101〕。勝ち馬と3番人気10着馬。
共同通信杯から〔101〕。掲示板確保の馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
きさらぎ賞から〔010〕。1番人気7着馬。
OP特別の若駒Sから〔210〕。4着以内の馬。
500万から〔111〕。連対馬。
新馬勝ちから〔010〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔010〕。こちらも1番人気で勝ち上がった馬でした。
馬券圏内30頭のうち、前走で掲示板を外していたのは4頭のみ。その前走は4頭共重賞でした。
勝ち馬はすべて以下の条件を満たしていました。
2勝以上。
連対率60%以上。
デビュー以来、掲示板外しなし。
覚えておきましょう。
連対20頭すべての馬が、デビュー3戦以内で勝ち上がり。
あるといいのは、芝OPクラスでの勝ち鞍、芝1800m以上での勝利です。
勝ち馬のキャリアを見ると2〜5戦。それ以上も、それ以下も2着までとなっています。



チューリップ賞(土曜・阪神)
芝1600mで行われる桜花賞TR。
3着までの馬に、本番への優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔431〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
それでも5000円台3回に、8000円台が1回あります。波乱も念頭に置いておく必要がありそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔544〕。3着以内10頭。3着外しの3頭は、すべて4番人気以内に推されていました。
シンザン記念から〔020〕。2着馬。
クイーンCから〔010〕。4着馬。
フェアリーSから〔001〕。3着馬。
重賞からの勝ち馬は、阪神JFからのみ。その他の重賞からの馬は2着が精一杯です。
OP特別のエルフィンSから〔112〕。掲示板確保の馬ですが、連対2頭は連対馬。
紅梅Sから〔100〕。勝ち馬。
芝の500万から〔111〕。掲示板確保の馬。連対2頭は勝ち馬。
ダートの500万から〔110〕。3番人気13着馬と勝ち馬。
未勝利勝ちから〔102〕となっています。
連対20頭の前走を見ると、重賞なら4着以内または2番人気まで。
重賞以外の芝のレースなら連対必須。
18頭がこの条件を満たしていましたが、例外が2頭。この2頭は前走ダートの馬でした。
また連対20頭中、19頭に芝1600mへの出走経験があり、例外の1頭はダート2戦2勝の馬でした。
キャリア1戦と6戦以上の馬に馬券圏内はありません。
レベルの高い今年の3歳牝馬。本番に向けても必見のレースです。



オーシャンS(土曜・中山)
芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔121〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔357〕、2ケタ人気馬〔032〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
1000円台も1回しかない、波乱の重賞です。
ステップレースを見てみると、スプリンターズSから〔020〕。
香港スプリントから〔001〕。
阪神Cから〔121〕。
京阪杯から〔100〕。
シルクロードSから〔052〕。
東京新聞杯から〔001〕。
ダートの根岸Sから〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
芝のOP特別から〔404〕。
ダートのOP特別から〔101〕。
OP特別組も人気、着順は不問です。
準OPから〔300〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
牝馬は〔130〕。5、6、9、10番人気と穴を開けています。
年齢別では、4歳〔211〕、5歳〔514〕、6歳〔151〕、7歳〔220〕、8歳〔014〕。
ベテランの頑張りにも注意が必要です。
前走重賞からの勝ち馬は2頭だけ。OP特別と準OPからの馬に注目です。
枠順で見ると、勝ち馬10頭中、7頭が8番枠より内。
内枠有利を頭の中に置いておいて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2017.2.22
中山記念(日曜・中山)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔301〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔222〕。
6番人気以下〔231〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
上位人気馬が好走しているにもかかわらず、好配当も出ています。
ステップレースは実に様々。
まずは2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞をピックアップしましょう。
有馬記念から〔210〕。
秋の天皇賞から〔120〕。
AJCCから〔011〕。
阪神Cから〔002〕。
東京新聞杯から〔110〕。
中山金杯から〔101〕。
京都金杯から〔021〕。
ダートの根岸Sから〔011〕です。
その他、日本ダービー、エリザベス女王杯、マイルCSから勝ち馬が。
小倉大賞典、朝日CCから2着馬が。
菊花賞、札幌記念、富士Sから3着馬が出ています。
基本的に、重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔101〕。こちらも人気、着順は不問。
前走条件戦からの馬券圏内はありません。
牝馬は〔100〕と、牡馬が優勢のよう。
連対20頭中、15頭に芝1800m以上での重賞勝ちがあり、
残る5頭中4頭に芝1600mの重賞勝ちか、芝1800mの重賞3着以内がありました。
別の見方をすると、20頭中19頭に芝1800m以上に勝ち、または重賞3着以内がありました。
また20頭中、14頭に中山芝内回りコースでの準OP以上のレースに勝ち、
または重賞3着以内があり、残る6頭は中山芝内回り未経験。
走ったことがあるなら、好走歴が必要だということです。
個性の強いコースだからでしょうか、過去の好走馬が再びの好走を見せます。
具体的に見ていくと、07年2着エアシェイディ、翌08年3着。
08年勝ったカンパニー、翌09年も連覇。
12年2着シルポート、翌13年3着。
14年3着ロゴタイプ、翌15年2着。
今年も去年の2、3着馬、一昨年の勝ち馬が出走を予定しています。チェックを忘れないように。
年齢別で見てみると、4歳〔314〕、5歳〔332〕、
6歳〔151〕、7歳〔112〕、8歳〔201〕。
ベテランまで、まんべんなくのイメージでしょうか。
枠順ですが、9番枠までで9勝。なるべく内枠のほうが良さそうです。


阪急杯(日曜・阪神)
芝1400m戦。
07年は1着同着。従いまして、10年で勝ち馬は11頭、2着馬は9頭となります。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
毎年、1または2番人気が連対している、堅めの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
香港スプリントから〔200〕。人気、着順は不問です。
マイルCSから〔001〕。8着馬。
阪神Cから〔433〕。人気、着順は不問。
東京新聞杯から〔212〕。3着以内または3番人気にまで推されていた馬。
シルクロードSから〔110〕。人気、着順は不問。
京阪杯から〔101〕。こちらも人気、着順は不問。
小倉大賞典から〔100〕。2着馬。
京都牝馬Sから〔021〕。人気、着順は不問。
京都金杯から〔020〕。2着馬と、2番人気に推されていた馬。
OP特別から〔001〕。1番人気5着馬。
準OPから〔001〕。1番人気1着馬でした。
牝馬は〔023〕と、2着まで。
年齢別では、4歳〔237〕、5歳〔732〕、6歳〔121〕、
7歳〔000〕、8歳〔110〕。
5歳馬が7勝と好成績を挙げており、4歳で連対した5頭はすべて5番人気以内。
6歳で連に絡んだ3頭には、すべてG1で掲示板がありました。
前走で掲示板を外していたなら、G1で3着以内、
または芝1400mで2勝以上、芝1400mの重賞で3着以内が必要です。
11頭いる勝ち馬のうち、7頭が5番枠より内の馬。
内枠有利は頭の中に置いておきたいところです。


アーリントンC(土曜・阪神)
3歳馬による芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔220〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔022〕。
6番人気以下〔246〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券4本。
両極端な結果となっています。
ステップレースを見てみましょう。
朝日杯FSから〔021〕。
京王杯2歳Sから〔100〕。
シンザン記念から〔233〕。
きさらぎ賞から〔102〕。
OP特別から〔220〕。
重賞、OP特別、共に人気、着順は不問です。
芝の500万から〔223〕。連対馬6頭に、5着馬1頭。
ダートの500万から〔210〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔001〕。1番人気で勝ち上がった馬。
キャリア1戦の馬は3着まで。逆に8戦以上の馬は2着まで。
牝馬は〔000〕。馬券圏内はありません。
前走着順は関係ないとは言いましたが、近2走どちらも5着以下という馬の馬券圏内はありません。
人気サイドの決着か、それとも波乱か。まずはそこを見極めたいレースです。
 



 
 
週末の重賞……2017.2.17
フェブラリーS(日曜・東京)
今年最初のJRAのG1。ダート1600m戦。
過去10年、1番人気は〔412〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔222〕。
6番人気以下〔323〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
波乱も十分にあるダートG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
旧JCダートを含む、チャンピオンズCから〔212〕。連対馬4頭に、11着馬が1頭。
交流G1の東京大賞典から〔133〕。掲示板確保の馬。
同じく川崎記念から〔132〕。3着以内の馬。
根岸Sから〔212〕。3着以内の馬。
東海Sから〔211〕。こちらも3着以内の馬。
OP特別から〔100〕。9着だった馬。
準OPから〔010〕。1番人気1着の馬でした。
馬券圏内30頭中、26頭が前走3着以内。掲示板を外していた馬は2頭しかいません。
連対20頭で見てみると、20頭すべてがダート重賞に勝ちがあり、
うち18頭が勝ったのは1600m以上の重賞でした。
また16頭にダートG1での3着以内があり、うち14頭に勝ちがありました。
牝馬は〔000〕と、苦戦の傾向。
年齢別では、4歳〔331〕、5歳〔523〕、6歳〔214〕、
7歳〔022〕、8歳〔020〕。
勝ち馬は6歳までです。
勝ち馬10頭中、7頭が12番枠より外の馬。残る3頭は4番枠より内の先行馬。
5〜11番枠は勝てず、内枠で好走するのは先行馬と覚えておくといいかもしれません。
過去の好走馬が再びの好走を見せるのも特徴のひとつ。
具体的には、07年2着ブルーコンコルド、翌08年も2着。
09年勝ったサクセスブロッケン、翌10年3着。
10年勝ったエスポワールシチー、13年2着。
10年2着のテスタマッタ、12年優勝。
12年3着ワンダーアキュート、翌13年も3着。
14年勝ったコパノリッキー、翌15年も連覇。
今年は昨年の1〜3着馬がすべて出走予定。
その前の好走馬まで、チェックを忘れないようにして下さい。


小倉大賞典(日曜・小倉)
芝1800mのハンデ戦。
中京で行われた10年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔122〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔552〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
上位人気馬は不振。6番人気以下の伏兵が必ず1頭連対してきた、波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
AJCCから〔101〕。人気、着順は不問です。
毎日王冠から〔100〕。14着馬。
金鯱賞から〔100〕。5着馬。
日経新春杯から〔031〕。人気、着順は不問。
目黒記念から〔010〕。3着馬。
中山金杯から〔414〕。人気、着順は不問です。
京都金杯から〔022〕。こちらも人気、着順は不問。
OP特別から〔121〕。3着以内または1番人気に推されていた馬。
準OPから〔100〕。1番人気1着の馬でした。
トップハンデは9回で16頭いて〔431〕。好走が目立ちます。
勝ち馬のハンデは58〜55キロで、平均すると56.44キロ。
2着馬は58〜55キロで、平均56.56キロ。
3着馬は57.5〜55キロで、平均55.83キロ。
3着以内は、すべて55キロ以上の馬で占められています。
牝馬は〔000〕。馬券圏内はありません。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔212〕、5歳〔233〕、6歳〔113〕、
7歳〔231〕、8歳〔010〕、9歳〔100〕、10歳〔100〕。
高齢馬までまんべんなくのイメージでしょうか。
小回りでも差し追い込みが決まる、波乱のハンデ重賞。
55キロ以上のハンデの馬の中から、伏兵を探したいところです。


ダイヤモンドS(土曜・東京)
芝3400mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔610〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔138〕、2ケタ人気馬〔113〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
毎年、1、2番人気の少なくともいずれか1頭が連絡み。
その一方で、3着に6番人気以下が8頭ですから、2、3着の“ヒモ荒れ”には注意が必要です。
ステップレースを見ていくと、有馬記念から〔100〕。4着馬。
AJCCから〔300〕。3着以内または3番人気以内に推されていた馬。
日経新春杯から〔112〕。人気、着順は不問です。
ステイヤーズSから〔011〕。2着馬と3番人気7着馬。
香港ヴァーズ2着馬の〔010〕。
メルボルンS1番人気13着馬の〔010〕というのもあります。
OP特別の万葉Sから〔311〕。掲示板確保の馬。
白富士Sから〔010〕。4着馬。
ダートの師走Sから〔100〕。14着馬。
準OPから〔134〕。掲示板確保の馬。
1000万から〔012〕。こちらも掲示板確保の馬でした。
トップハンデは10年で13頭いて〔230〕。現在、4年連続で連対中です。
勝ち馬のハンデは58〜55キロで、平均すると55.55キロ。
2着馬は58.5〜52キロで、平均55.3キロ。
3着馬は56〜50キロで、平均52.9キロ。
“3着に軽ハンデの馬を狙え”とデータは語ります。
連対20頭中、17頭が芝2400m以上のレースに勝ちがあり、
残る3頭にも芝2200m〜2400mの重賞での3着以内がありました。
また16頭が前走掲示板。好調の波も大切なポイントのようです。
年齢別では、4歳〔444〕、5歳〔401〕、6歳〔123〕、
7歳〔121〕、8歳〔011〕、9歳〔010〕。
4、5歳馬が中心に。
格よりもステイヤーズ適性。血統面も重要視する必要がありそうです。


京都牝馬S(土曜・京都)
芝1400mの牝馬限定重賞。
施行時期が1ヶ月ほどズレて、距離が1400m戦に変わったのが昨年のこと。
従いまして、データらしきはまだありません。
その昨年は1、6、3番人気の1〜3着で、馬連3500円。
年齢は4、5、6歳でした。
勝ち馬の前走はエリザベス女王杯8着。前々走は秋華賞2着でした。
2着馬は準OPを1番人気で勝ち、3着馬は京都金杯勝ちからの参戦でした。
冬場の牝馬だけに、勢いは大事なようです。
外回りの芝1400m戦。差し、追い込みが決まるのか、それでも前残りか。
その日の馬場の傾向もチェックして臨みたいレースです。
 



 
 
週末の重賞……2017.2.9
共同通信杯(日曜・東京)
芝1800mの3歳重賞。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔313〕。
6番人気以下〔213〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
9000円台が2回あるなど、時に波乱もある3歳重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔121〕。人気、着順は不問です。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔211〕。3着以内の馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔110〕。勝ち馬。
京成杯から〔012〕。人気、着順は不問。
シンザン記念から〔011〕。4、3着の馬。
OP特別から〔332〕。3着以内または1番人気に推されていた馬。
500万から〔113〕。掲示板確保の馬。
新馬勝ちから〔100〕。
未勝利勝ちから〔100〕。
前走が初勝利の馬は、1番人気での勝ち上がりでした。
連対20頭すべて、芝1600m以上のレースに勝ちがあり、そのうち15頭は芝1800m以上に勝ち星が。
残る5頭には芝1800m以上に連対、または芝1800mか2000mのOPクラスに5着以内がありました。
また、連対20頭中15頭にOPクラス3着以内があり、残る5頭中4頭が前走芝1800mで勝ち。
さらに前走で掲示板を外していたのは1頭のみです。
出走間隔は2ヶ月以内が16頭。残る4頭は連対率100%の馬でした。
東京の芝を走った経験があるなら好走歴は必須です。
枠順ですが、勝ち馬10頭中9頭が8番枠より内の馬。内枠有利は明白なようです。


京都記念(日曜・京都)
外回りの芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔114〕、3番人気は〔232〕。
6番人気以下〔302〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気の馬が1頭は連絡み。その一方で、6番人気の馬が〔300〕です。
ステップレースは実に様々。2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞からピックアップしましょう。
有馬記念から〔424〕。
秋の天皇賞から〔110〕。
香港の国際G1帰りが〔210〕。
中山金杯から〔110〕。
京都金杯から〔101〕。
その他、新潟記念から勝ち馬が。
マイルCS、エリザベス女王杯、ステイヤーズSから2着馬が。
春の天皇賞、宝塚記念、ジャパンカップ、AJCC、日経新春杯から3着馬が出ています。
前走着順がいいに越したことはないようですが、大敗からの巻き返しもあります。
OP特別から〔010〕。1番人気で勝った馬。
馬券圏内30頭中、前走が重賞でなかった馬はわずかに1頭です。
牝馬は〔120〕。G1で3着以内の実績が必要なよう。
年齢別では、4歳〔531〕、5歳〔416〕、6歳〔162〕、
7、8歳馬の馬券圏内はなく、9歳〔001〕。
勝ち馬は4、5歳馬、連対なら6歳馬まで。
また、勝ち馬10頭すべてに重賞勝ちがあったことも覚えておいて下さい。


クイーンC(土曜・東京)
芝1600mの3歳牝馬限定戦。
13年は3着同着。従いまして、10年で3着は11頭です。
1番人気は〔421〕、2番人気は〔313〕、3番人気は〔130〕。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
勝ち馬は4番人気まで。堅めの牝馬重賞です。
ステップレースですが、阪神JFから〔343〕。人気、着順は不問。
京王杯2歳Sから〔001〕。6着馬。
フェアリーSから〔213〕。掲示板確保の馬。
京成杯から〔100〕。4着馬。
OP特別から〔111〕。3着以内の馬。
500万から〔321〕。こちらも3着以内の馬でした。
新馬勝ちから〔012〕。
未勝利勝ちから〔010〕。
キャリア1戦または8戦以上の馬は、2着が精一杯です。
1〜3番人気の馬が毎年1頭は連絡み。軸は人気馬から探してみて下さい。
 



 
 
週末の重賞……2017.2.3
東京新聞杯(日曜・東京)
芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔111〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔355〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券4本。
波乱のマイル重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔101〕。人気、着順は不問です。
エリザベス女王杯から〔200〕。5、6着馬。
阪神Cから〔203〕。5頭中4頭は掲示板確保の馬でした。
京都金杯から〔132〕。人気、着順は不問。
中山金杯から〔011〕。こちらも人気、着順は不問です。
中日新聞杯から〔001〕。8着馬でした。
OP特別から〔262〕。すべて連対または1、2番人気に推された馬。
準OPから〔200〕。共に2番人気1着の馬でした。
牝馬は〔200〕。牡馬優勢のようです。
連対20頭中16頭に芝の重賞に3着以内があり、
残る4頭中3頭は前走か前々走で準OPを勝っていました。
また、連対20頭すべてに芝1600mの勝ちがあるか、G1での2着がありました。
さらに、連対20頭中19頭に東京の芝に勝ちか、東京の芝の重賞に3着以内がありました。
勝ち馬10頭にこれは必須のようです。
年齢別では、4歳〔323〕、5歳〔336〕、6歳〔430〕、7歳〔021〕。4〜6歳の3世代が好成績。
勝ち馬10頭中、8頭までもが7番枠より内の馬。これも、ちょっと頭の中に置いておいて下さい。


きさらぎ賞(日曜・京都)
3歳馬による、芝外回りの1800m戦。
過去10年、1番人気は〔420〕、2番人気は〔133〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔214〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券1本。
9000円台も1回あり、荒れる時は荒れる3歳戦といった感じでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔002〕。7、8着馬。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔210〕。掲示板確保の馬。
シンザン記念から〔101〕。3着馬と2着馬。
交流G1の全日本2歳優駿から〔100〕。3着馬。
OP特別の若駒Sから〔100〕。2着馬。
OP特別時代の京都2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
500万から〔373〕。勝ち馬8頭に、2着馬1頭、3着馬2頭。あとは4着と6着の馬が1頭ずつです。
未勝利勝ちから〔124〕。7頭中6頭が1番人気で勝ち上がった馬でした。
キャリア1戦の馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔100〕。出走頭数も少ないようです。
連対20頭すべてが前走で連対を果たしており、そのうち19頭が4番人気までに推されていました。
後にクラシックを湧かせる馬を輩出する出世レース。要注目です。
 



 
 
週末の重賞……2017.1.28
根岸S(日曜・東京)
ダート1400m戦。
過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔236〕、2ケタ人気馬〔205〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
大穴の台頭にも注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
JCダートも含む、チャンピオンズCから〔111〕。人気、着順は不問です。
東京大賞典から〔001〕。3着馬。
武蔵野Sから〔301〕。勝ち馬3頭は4着以内、3着馬は14着の馬でした。
カペラSから〔111〕。3着以内の馬。
エルムSから〔100〕。勝ち馬。
芝の京都金杯から〔100〕。14着馬。
交流重賞の兵庫GTから〔001〕。5着馬。
OP特別から〔363〕。連対9頭は3着以内の馬。
準OPから〔011〕。こちらは勝ち馬でした。
牝馬は〔000〕と大苦戦。
連対20頭中、16頭にダートのOPクラスで勝利があり、残る4頭は近2走のどちらかで勝っていました。
連対20頭中、勝ち馬10頭を含む17頭に1000万以上のダート1400mに勝ちがあり、残る3頭は前走勝ち。
連対20頭中、18頭が前走から3ヶ月以内の出走で、残る2頭は前走OPクラスで勝った馬でした。
連対20頭は、前走がダート戦なら、G1以外はすべて4着以内の馬。
また、東京のダートを複数回走っていて、勝ちまたはG1の3着以内がない馬は割り引きが必要です。
年齢別では、4歳〔211〕、5歳〔352〕、6歳〔431〕、
7歳〔101〕、8歳〔014〕、9歳〔001〕。
中心は5、6歳馬ですが、3着に来た2ケタ人気馬はすべて7歳以上の高齢馬。
ベテランの頑張りを侮らないようにして下さい。
なお、58キロを背負った馬は3着精一杯。このことも覚えておくとよさそうです。


シルクロードS(日曜・京都)
芝1200mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔210〕、2番人気は〔410〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔236〕、2ケタ人気馬〔025〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
伏兵注意のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリンターズSから〔110〕。
阪神Cから〔131〕。
京阪杯から〔202〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔555〕。15頭中、13頭が掲示板確保の馬。
また、15頭中、14頭が4番人気以内に推された馬でした。
OP特別の中では淀短距離S組がよく〔253〕となっています。
準OPから〔102〕。4着以内の馬。
トップハンデは13頭いて〔120〕。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると56.1キロ。
2着馬は59〜54キロで、平均56.1キロ。
3着馬は57〜53キロで、平均54.5キロ。
比較的背負わされているほうがいいようです。
牝馬は〔313〕。人気馬も、伏兵も、頑張っています。
年齢別では、4歳〔110〕、5歳〔433〕、6歳〔544〕、
7歳〔021〕、8歳〔002〕。
6歳、5歳の順にいいよう。
近7年の勝ち馬は1〜3番人気の馬ですが、現在5年連続で3着は2ケタ人気の馬。
3連複、3連単を買う人は、3着に穴馬を狙ってみてはいかがですか?
 



 
 
週末の重賞……2017.1.20
AJCC(日曜・中山)
芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔200〕、2番人気は〔421〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔055〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
勝ち馬は5番人気までとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。好相性の重賞は3つ。
まずは、有馬記念から〔421〕。人気、着順は不問です。
中山金杯から〔221〕。こちらも人気、着順は不問です。
金鯱賞から〔202〕。3着以内の馬が3頭に、2番人気だった馬が1頭。
その他、ステイヤーズSから〔100〕。3着馬。
中日新聞杯から〔011〕。人気、着順は不問。
菊花賞から〔010〕。6着馬。
秋の天皇賞から〔010〕。17着馬。
福島記念から〔010〕。勝ち馬。
JCから〔001〕。12着馬。
OP特別のディセンバーSから〔022〕。このうち連対馬が3頭です。
準OPから〔102〕。こちらは勝ち馬でした。
連対20頭中14頭に芝1800m以上の重賞に勝ちがあり、
残る6頭中4頭には同条件での3着以内がありました。
また、連対20頭中18頭に、この1年以内での勝ち、またはOPクラスでの2着がありました。
連対20頭すべてが、前走から3ヶ月以内での出走。長い休み明けの馬は不振と覚えておきましょう。
現在9年連続で、前走重賞出走の馬が勝っていることも付け加えておきます。
牝馬は〔000〕。馬券圏内はありません。
最後に年齢別で見ていくと、4歳〔121〕、5歳〔304〕、
6歳〔313〕、7歳〔331〕、8歳〔041〕。
ベテランの頑張りが目立ちます。高齢馬を軽視しないほうがよさそうです。



東海S(日曜・中京)
ダート1800m戦。
この時期の中京で行われるようになったのが13年のこと。
従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔202〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔021〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
1番人気馬は馬券圏内パーフェクト!
馬連3ケタ1回に、万馬券はありません。
ステップレースですが、最も好相性なのが、交流G1の東京大賞典で〔210〕。
2〜4着の馬。
旧JCダートを含む、チャンピオンズCから〔112〕。人気、着順は不問です。
みやこSから〔010〕。2番人気7着馬。
OP特別から〔111〕。2着馬と4着馬。
準OPを1番人気で1着になった馬の〔001〕というのもあります。
牝馬は〔000〕と、苦戦の傾向に。
年齢別では、4歳〔001〕、5歳〔313〕、6歳〔000〕、7歳〔120〕、8歳〔010〕。
4歳馬の苦戦と、5歳馬の頑張りが特徴でしょうか。
現在、関西馬が4連勝中で、2着には3年連続で関東馬が来ています。 覚えておくといいかもしれませんね。
 



 
 
週末の重賞……2017.1.13
京成杯(日曜・中山)
3歳馬による芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔241〕、2番人気は〔302〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
ちょいとひと捻りのイメージでしょうか。
ステップレースを見ていくと、朝日杯FSから〔110〕。2番人気馬と2着馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔021〕。1、3着馬と6着馬。
京都2歳Sから〔010〕。5着馬。
重賞に格上げされてからのホープフルSから〔010〕。3着馬。
OP特別時代のホープフルSから〔302〕。掲示板確保の馬。
萩Sから〔100〕。5着馬。
芝の500万から〔423〕。勝ち馬8頭に、2着馬1頭。
ダートの500万から〔001〕。勝ち馬。
新馬勝ちから〔001〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔111〕となっています。
牝馬は〔000〕と馬券圏内はありません。
キャリア2戦は2着まで、キャリア1戦は3着まで。
逆に、キャリア7戦以上の馬も3着まで。
キャリア3、4戦の馬で9勝ですから、このあたりの馬を狙っていくべきでしょう。
また、勝ち馬のすべてと、2着馬の9頭が、3戦目までに初勝利を挙げていました。
連対20頭で見ると、14頭に重賞またはOP特別の出走経験があり、
その14頭すべてがそこで5着以内。経験のない6頭は前走勝ち馬となっています。
連対20頭のすべてが、芝1800〜2000mで1着、あるいはこの距離での重賞2着がありました。
なお、年内1走している馬は3着が精一杯です。
難解な3歳重賞。取捨選択は、これらのふるいに掛けてみて下さい。


日経新春杯(日曜・京都)
芝2400mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔141〕、2番人気は〔410〕、3番人気は〔130〕。
6番人気以下〔315〕、2ケタ人気馬〔212〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券2本。
両極端な結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
有馬記念から〔200〕。
金鯱賞から〔102〕。
愛知杯から〔211〕。
その他、日本ダービー、菊花賞から勝ち馬が。
アルゼンチン共和国杯、中日新聞杯から2着馬が。
ジャパンカップ、札幌記念から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別の万葉Sから〔112〕。
アンドロメダSから〔001〕。
こちらも人気、着順は不問。
準OPのオリオンSから〔140〕。勝ち馬4頭に、2着馬1頭。
1000万から〔101〕。勝ち馬。
500万から〔001〕。こちらも勝ち馬でした。
牝馬は〔213〕。意外と健闘しています。
トップハンデは10年で13頭いて〔112〕。
勝ち馬のハンデは58.5〜49キロで、平均すると54.6キロ。
2着馬は56〜54キロで、平均55.3キロ。
3着馬は58〜50キロで、平均54キロです。
連対20頭すべてに京都の芝への出走歴があり、そこですべて3着以内。
また20頭中、14頭に芝2400mで3着以内があり、残る6頭中5頭に芝2000〜2300mでの勝ちがありました。
例外の1頭も勝ち鞍すべてが1800m。中長距離の実績は不可欠のよう。
年齢別では、4歳〔543〕、5歳〔344〕、6歳〔113〕、7歳〔110〕。
現在、4歳馬が4連勝中。
勝ち馬の7頭が1〜4番枠の馬。基本的には内枠有利と覚えておいて下さいね。


愛知杯(土曜・中京)
牝馬限定のハンデ戦。芝2000m戦。
この時期の施行に変わったのが昨年のこと。
その昨年は8、5、4番人気の1〜3着で、馬連15570円。
それ以前を見ても、波乱の歴史なんです。
特徴としては、重賞なら大敗からの巻き返しも可、条件戦からなら好走が必要。
それを受けてか、ハンデは重い馬と極端に軽い馬に好走が多い。
差し、追い込みが決まる。
芝1800m以上に勝ちがあること、などでしょうか。
重賞大敗馬や条件戦からの馬は、なかなか買いづらいのですが、
だからこそ穴になる。見落とさないようにして下さい。
 



 
 
週末の重賞……2017.1.4
中山金杯(木曜・中山)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔213〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔033〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
勝ち馬は5番人気までで、単勝はすべて3ケタ配当。
大きく荒れることは少ないのですが、ハンデ戦らしい配当がズラリと並んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
マイルCSから〔020〕。
金鯱賞から〔210〕。
福島記念から〔101〕。
朝日CCから〔020〕。
新潟記念から〔002〕。
チャレンジCから〔002〕。
その他、旧JCダート、毎日王冠から勝ち馬が。
天皇賞・秋、セントライト記念から3着馬が出ています。
基本的に重賞組の人気、着順は不問です。
OP特別のディセンバーSから〔021〕。掲示板または1番人気に推されていた馬。
キャピタルSから〔010〕。2着馬。
また、準OP勝ち馬が〔100〕。
1000万勝ち馬の〔100〕というのもあります。
トップハンデは10年で14頭いて〔321〕。
近4年連続で3着以内に頑張っています。
勝ち馬のハンデは58〜53キロで、平均すると56.4キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.15キロ。
3着馬は57.5〜54キロで、平均55.55キロとなっています。
53キロ未満の軽ハンデ馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔000〕と大苦戦。
連対20頭、すべてが10月以降に1戦しており、休み明けの馬は3着が精一杯。
年齢別では、4歳〔212〕、5歳〔334〕、6歳〔233〕、
7歳〔321〕、8歳〔000〕、9歳〔010〕。
明け4歳から7歳までがいいようです。
脚質的には先行馬が優勢。勝ち馬も10頭中、7頭までが6番枠より内の馬となっています。
覚えておくとよさそうです。


京都金杯(木曜・京都)
芝1600mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔130〕、2番人気は〔013〕、3番人気は〔320〕。
6番人気以下〔436〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
勝ち馬に6、7番人気の伏兵が4頭も。
さらに毎年1頭は、その6番人気以下の馬が馬券圏内に来ています。
波乱の度合いは、中山金杯より高いかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔121〕。すべて5、6着の馬。
阪神Cから〔123〕。人気、着順は不問です。
毎日王冠から〔100〕。9着馬。
チャレンジCから〔100〕。8着馬。
朝日CCから〔010〕。11着馬。
OP特別から〔403〕。掲示板確保の馬たちです。
また、準OPから〔030〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
トップハンデは10年で19頭いて〔121〕。
ただし、57.5キロ以上は勝ち切れません。
勝ち馬のハンデは57〜53キロで、平均すると55.9キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均56.25キロ。
3着馬は58〜53キロで、平均55キロ。
53キロ以下はわずかに4頭。このうち牝馬が3頭いるので、実質+2キロ。
ハンデは重いほうがいいことになります。
ただし、勝ち馬は57キロまで。繰り返しになりますが、覚えておきましょう。
馬券圏内の馬で、11月以降に出走がなかったのは、僅かに1頭。
10月の毎日王冠から1着となった、14年のエキストラエンドのみ。休み明けは割引が必要です。
牝馬は〔102〕。すべてハンデ53キロ。
年齢別では、4歳〔343〕、5歳〔223〕、6歳〔521〕、7歳〔023〕。
勝つという意味では、6歳馬がいいようです。
6、7枠から勝ち馬が出ていないように、外枠は不利。これも覚えておいて下さい。


フェアリーS(日曜・中山)
明け3歳馬による牝馬限定重賞。芝1600m戦。
年明けのマイル戦に変わったのが、09年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔301〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔352〕、2ケタ人気馬〔331〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
他にも、9000円台が2回、5000円台が1回。大波乱の重賞です。
ステップレースを見てみると、阪神JFから〔301〕。掲示板をハズしていた馬。
OP特別のホープフルSから〔001〕。11着馬。
500万から〔234〕。3着以内5頭に、掲示板ハズシが4頭です。
新馬勝ちから〔230〕。
未勝利勝ちから〔122〕。
連対16頭で見ると、芝1600m以上に勝ちがあったのが15頭。
例外の1頭には、芝1500mでのオープン特別2着がありました。
中2週以内は3着が精一杯。間隔が詰まっての出走は割引が必要です。
キーワードは“内枠の先行馬”。
勝ち馬は9番枠より内。重要なポイントです。忘れないようにして下さい。


シンザン記念(土曜・京都)
明け3歳馬による芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔310〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔255〕、2ケタ人気馬〔014〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
ただし、8000円台、6000円台がそれぞれ2回ずつ、5000円台、4000円台が1回ずつあるように、
こちらも波乱の3歳重賞です。
ステップレースを見てみると、朝日杯FSから〔322〕。
京王杯2歳Sから〔010〕。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔001〕。東京スポーツ杯2歳Sから〔100〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔122〕。3着以内の馬。
500万から〔334〕。人気、着順は不問です。
新馬勝ちから〔011〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔210〕。すべて1番人気で勝ち上がった馬でした。
牝馬は〔121〕。このうち、1、2番人気に推されていたのが3頭。
人気の牝馬には注意が必要です。
勝つのはキャリア2〜5戦の馬。1または6戦の馬は2着まで。
また、7戦以上の馬の3着以内はありません。
連対には芝1600m以上の経験が欲しいところ。
3着なら芝1400mまででも大丈夫なようです。