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週末の重賞……2016.12.23 |
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有馬記念(日曜・中山)
1年を締めくくるグランプリ。芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔202〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔255〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
6番人気以下の馬が馬券に絡まなかったのは1年だけ。波乱含みのG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
JCから〔344〕。人気、着順は不問。
秋の天皇賞から〔301〕。こちらも人気、着順は不問。
菊花賞から〔211〕。勝ち馬3頭と2番人気16着馬。
エリザベス女王杯から〔020〕。1番人気で1着と3着の馬。
マイルCSから〔002〕。1番人気1着馬。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。1番人気1着馬。
金鯱賞から〔020〕。1着馬と3着馬。
海外競馬からの〔111〕というのもあります。
今は春に移動した中日新聞杯(G3)1着から有馬記念3着となった10年のトゥザグローリーを除く、
馬券圏内29頭すべてが、前走G1またはG2に出走していた馬でした。
牝馬は〔230〕。G1を3勝以上していた馬ばかりです。
年齢別に見ていくと、3歳〔332〕、4歳〔442〕、5歳〔323〕、
6歳〔001〕、7歳〔011〕、8歳〔001〕。
3〜5歳馬が中心のよう。
好走のためのポイントを、いくつか挙げておきましょう。
勝ち馬10頭を含む、連対19頭に、芝2000m以上の重賞で1着あり。
連対20頭すべてが、近3走に重賞3着以内あり。
連対20頭中、12頭にG1勝ちがあり、残る8頭にもG1に2着かG2勝ちがありました。
連対20頭中、18頭に同年のG1連対またはG2勝ちあり。
連対20頭中、16頭に芝2400m以上での勝ちまたはG1連対があり、
残る4頭のうちの1頭は初距離。残る3頭は中山に良績が多い、コース巧者でした。
過去の好走馬が、再び、三度の好走を見せるのも特徴のひとつ。
06年3着だったダイワメジャー、07年も3着。
07年2着のダイワスカーレット、08年優勝。
08年3着のエアシェイディ、09年も3着。
09年2着のブエナビスタ、10年も2着。
10年3着のトゥザグローリー、11年も3着。
11年勝ったオルフェーヴル、13年も優勝。
12年勝ったゴールドシップ、13年3着、14年も3着です。
今年は昨年の1〜3着馬が、すべて参戦予定。もちろん、注目すべき存在と言えそうです。
ホープフルS(日曜・中山)
芝2000mで争われる、2歳重賞。
重賞に格上げされたのが、14年のこと。従いまして、データは過去2年です。
その14年は2、8、9番人気の1〜3着で、馬連9330円。
15年は3、1、2番人気で、馬連1220円。
馬券圏内6頭すべてが、前走1番人気または2番人気で、1着の馬。
クラスは新馬、未勝利、500万、重賞とまちまちです。
14、15年と新馬勝ちからの馬、つまりキャリア1戦の馬が連勝中。その新馬戦は共に芝2000mのレースでした。
重賞の新潟2歳S(芝1600m)を除けば、芝1800mか芝2000m戦。距離の経験はポイントになるかもしれません。
わずか2回のデータです。あくまで参考程度に。
阪神C(土曜・阪神)
芝1400m戦。
データは過去10年ですが、09年は2着同着。従いまして、10年で2着は11頭、3着は9頭です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔210〕。
上位人気馬、信頼足り得ない成績です。
6番人気以下〔464〕、2ケタ人気馬〔042〕。
馬連3ケタは2着同着の09年のみ。万馬券は2本です。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔464〕。掲示板ハズシが12頭。うち2ケタ着順の馬が10頭もいます。
スワンSから〔201〕。勝ったのは1着と4着の馬。3着は10着馬でした。
京阪杯から〔121〕。掲示板確保の馬。
CBC賞から〔010〕。2着馬。
チャレンジCから〔001〕。5着馬。
また、ダートのJCダート(現チャンピオンズC)から〔100〕。13着馬。
フェブラリーSから〔010〕。12着馬。
JBCスプリントから〔010〕。16着馬。
芝のOP特別からも〔202〕。人気、着順は不問です。
牝馬は〔011〕と苦戦の傾向。
年齢別では、3歳〔132〕、4歳〔224〕、5歳〔322〕、
6歳〔331〕、7歳〔110〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
馬券圏内30頭に条件戦からの馬はいません。
また連対21頭中、18頭に重賞勝ちが、残る3頭にも重賞連対歴がありました。
前走大敗で人気を落とした馬でも、重賞連対歴があれば、巻き返しは可能ということです。
見落とさないようにして下さい。
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