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週末の重賞……2015.12.24 |
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有馬記念(日曜・中山)
グランプリ有馬記念。芝2500m戦です。
過去10年、1番人気は〔531〕、2番人気は〔202〕、3番人気は〔001〕。
上位人気馬では3番人気が不振。
6番人気以下〔156〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券3本。
6番人気以下の馬が馬券圏内にいなかったのは13年のみ。
馬連が堅く収まった時も、3連複、3連単は大きな配当になっています。
ステップレースを見ていきましょう。
ジャパンカップから〔435〕。人気、着順は不問です。
天皇賞・秋から〔301〕。こちらも人気、着順は不問。
菊花賞から〔220〕。勝ち馬3頭に、2番人気16着だった馬。
エリザベス女王杯から〔020〕。勝ち馬と3着馬。
マイルCSから〔002〕。勝ち馬。
海外のG1から〔111〕。着順は不問です。
金鯱賞から〔020〕。勝ち馬と3着馬。
勝ち馬はすべて前走G1出走馬。
馬券圏内のすべての馬(施行時期の変わった中日新聞杯は除く)も、
前走G2以上のレースに出ていた馬です。
牝馬は〔230〕。5番人気以内なら注意が必要です。
年齢別では、3歳〔341〕、4歳〔432〕、5歳〔324〕、
6歳〔001〕、7歳〔011〕、8歳〔001〕。
勝ち馬は3〜5歳の3世代に限られます。
過去の好走馬が再び、三度の好走を見せるのも特徴のひとつ。
具体的には、05年2着のディープインパクト、06年優勝。
06年3着ダイワメジャー、07年も3着。
07年2着ダイワスカーレット、08年優勝。
08年3着エアシェイディ、09年も3着。
09年2着ブエナビスタ、10年も2着。
10年3着トゥザグローリー、11年も3着。
11年勝ったオルフェーヴル、13年も1着。
12年勝ったゴールドシップ、13年、14年と3着でした。
今年は去年2着のトゥザワールドと3着ゴールドシップがエントリーしています。
連対20頭すべてに、G1勝ち、または2着。もしくはG2勝ちがありました。
年内にG1連対または重賞勝ちがなかったのは1頭だけ。
該当するウインバリアシオンは、長期休養明の金鯱賞を叩いての有馬記念ゆえ、例外視でいいかも。
今年好調の波は重要だと考えて下さい。
もうひとつ、中山巧者が好走します。特に中長距離の中山重賞勝ち馬には注意が必要。
好きな馬に1票を。世相馬券もよく来ると言われる有馬記念。あなたはどの馬を狙いますか?
ホープフルS(日曜・中山)
有馬記念と同じ日に行われる2歳重賞。芝2000m戦。
昨年、OP特別から重賞に格上げされ、関西からも強豪が参戦。
様相は一変したようです。
その昨年は2、8、9番人気の1〜3着。馬連9330円。
キャリアの浅い2歳戦だけに、波乱含みのようです。
昨年はキャリア1戦の関西馬シャイニングレイが勝ちましたが、
新馬勝ち即の馬が勝つというのは昨年に限ったことではなく、
OP特別時代から目立つ傾向のひとつ。
勝ち馬は過去10年で見ても、キャリア1戦の馬が6頭、2戦が1頭、
3戦が2頭、7戦が1頭と、圧倒的に1戦1勝馬がいいんですね。
ゆえに狙いは新馬戦を高い人気で勝ち上がったばかりの馬。
2、3着まで広げても、前走の人気がひとつのバロメーターになりそうです。
阪神C(土曜・阪神)
今年で迎えて10回目となる芝1400m戦。データは過去9年です。
09年は2着同着。従いまして、2着は9年で10頭、3着は8頭となります。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔110〕。
上位人気馬、大不振。
6番人気以下〔464〕、2ケタ人気馬〔052〕。
馬連3ケタもあるにはあるんですが、2着同着の年の600円と810円。
約半分ですから、実は倍。これも1000円台と見るのが適当でしょう。
万馬券は2本。他にも9000円台、6000円台、5000円台が2回ある、大波乱の重賞です。
ステップレースを見ていくと、最も好相性なのがマイルCS組で〔464〕。
以下、スワンSから〔201〕。
京阪杯から〔120〕。
チャレンジCから〔001〕。
JBCスプリントなど、ダートのG1から〔111〕。
重賞組は人気、着順不問のよう。
特に、最も好相性のマイルCSからの14頭中、10頭が2ケタ着順の馬。
掲示板はわずかに2頭です。G1大敗馬には注意が必要です。
OP特別から〔102〕。こちらも人気、着順は不問です。
前走条件戦に出走の馬の馬券圏内はなく、OP以上のレースから。
連対19頭の実績を見ても、17頭が重賞勝ち馬。
残る2頭にも重賞2着がありました。
牝馬は〔011〕と、意外や苦戦の傾向です。
年齢別では、3歳〔132〕、4歳〔123〕、5歳〔312〕、
6歳〔331〕、7歳〔110〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
また、このレースも過去の好走馬がよく走ります。
09年勝ったキンシャサノキセキ、翌10年連覇。
09年2着サンカルロ、11年、12年と連覇。
12年2着ガルボ、13年も2着。
13年勝ったリアルインパクト、翌14年連覇。
今年は13年3着のクラレントと、昨年3着のダイワマッジョーレがエントリー。
チェックをお忘れなく。
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