週末の重賞……2012.12.21
有馬記念(日曜・中山)
1年を締めくくるグランプリレース。芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔530〕、2番人気は〔300〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔148〕、2ケタ人気馬〔023〕。
1番人気の連対率は80%。3番人気は不振です。
また、6番人気以下が馬券圏内に1頭もいなかったのは03年だけ。
特に3着に伏兵を狙いたいレースです。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
ステップレースを見ていくと、JCから〔633〕。
人気、着順は不問。2ケタ着順からの巻き返しもあります。
天皇賞・秋から〔302〕。こちらも人気、着順は不問。
菊花賞から〔121〕。4着までの馬。
エリザベス女王杯から〔020〕。3着までの馬。
マイルCSから〔002〕。勝ち馬。
アルゼンチン共和国杯から〔001〕。2着馬。
中日新聞杯から〔001〕。勝ち馬。
海外GTからも〔020〕というのがあります。
馬券圏内30頭すべてが前走重賞組です。
年齢別に見ておくと、3歳〔342〕、4歳〔622〕、5歳〔123〕、
6歳〔001〕、7歳〔021〕、8歳〔001〕。
4歳馬が圧倒的。次に3歳馬が続きます。
とにかく3着に穴狙い。キーワードは"中山巧者"。
コーナーを6回も回るトリッキーなコースだけに、
中山芝1800m、2200m戦などに良績のある馬には注意が必要です。


ラジオNIKKEI杯2歳S(土曜・阪神)
クラシックにつながる2歳重賞。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔240〕、2番人気は〔432〕、3番人気は〔023〕。
毎年3番人気までの馬が必ず1頭連絡み。勝つのは4番人気までの馬。
ちなみに4番人気は〔400〕です。
6番人気以下〔014〕。2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
堅めの重賞です。
ステップレースを見ていくと、中1週時代の朝日杯FSから〔100〕。13着馬。
札幌2歳Sから〔132〕。勝ち馬5頭に、2着馬1頭。
すべて3番人気までに推されていた馬でした。
東京スポーツ杯2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
OP特別の京都2歳Sから〔420〕。
3番人気まで、かつ3着以内だった馬。
萩Sから〔010〕。勝ち馬です。
500万からは〔222〕。連対馬。
新馬勝ち即の馬では、芝から〔123〕。2番人気までに推されていた馬。
ダートから〔001〕。こちらは3番人気だった馬。
未勝利勝ちからは〔002〕。3番人気までに推されていた馬でした。
牝馬は参戦自体が少ないとはいえ〔000〕。牡馬に軍配が上がっています。
クラスは別にして、前走勝ちが23頭、2着が5頭、3着が1頭。
残る1頭は中1週時代の朝日杯FS13着という例外的データ。
好調持続がカギのようです。


阪神C(月曜・阪神)
今年で7回目となる芝1400mの重賞。
過去6年、1番人気は〔210〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬券圏内のちょうど半分が6番人気以下の伏兵。
毎年必ず1頭は7番人気以下の馬が3着以内に来ています。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
ただし、8番人気が2勝するなど、波乱含みの1戦であることは間違いありません。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔233〕。8頭中5頭が2ケタ着順。
残る3頭中2頭が2ケタ人気馬。巻き返しに注意が必要です。
JCダートから〔100〕。13着馬。
フェブラリーS以来の馬〔010〕。12着馬。
スワンSから〔201〕。人気、着順は不問。
京阪杯から〔120〕。掲示板確保の馬。
OP特別から〔002〕。こちらも人気、着順は不問です。
牝馬は〔011〕。
年齢別に見ておくと、3歳〔122〕、4歳〔112〕、
5歳〔201〕、6歳〔121〕、7歳〔110〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
差し、追い込みの競馬になりやすいよう。
前走着順はあまり関係がありません。穴馬の突っ込みに注意を払って下さい。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.12.13
朝日杯FS(日曜・中山)
2歳チャンピオン決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔224〕、2番人気は〔411〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性のレースは2つ。
東京スポーツ杯2歳Sから〔412〕。勝ち馬2頭、2着2頭、3着1頭。
その他、1番人気4着、5番人気9着だった馬がいます。
京王杯2歳Sから〔342〕。勝ち馬4頭、2着3頭、3着1頭。
他に1番人気5着だった馬がいます。
その他の重賞組では、デイリー杯2歳Sから〔022〕。連対馬。
札幌2歳Sから〔020〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔100〕。こちらも勝ち馬。
OP特別から〔102〕。すべて勝ち馬。
平場も含む500万から〔112〕。1番人気1着馬でした。
東京スポーツ杯2歳Sと京王杯2歳Sの2つ以外は前走連対必須。
他にも好走に欲しいのは、連対率5割以上や2つ以上の勝ち星など、
例外があるとはいえ、データ的なハードルは高めの設定でいいようです。


愛知杯(日曜・中京)
牝馬限定のハンデ重賞。芝2000m戦。
今年はコース改修後、初の施行。
去年、一昨年と小倉で行われましたが、それも含め、
データは牝馬限定重賞として暮れのこの時期に行われるようになった、
06年からの過去6年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔112〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔230〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
7000円台や6000円台もある、波乱含みのハンデ戦です。
ステップレースは実に特徴的。
エリザベス女王杯から〔525〕。
馬券圏内18頭中12頭、つまり3分の2がこのステップ。
4〜8着あたりの馬がよく、10頭がその着順。残る2頭は2ケタ着順馬でした。
重賞組はこれだけ。
次にOP特別組が〔021〕。3着までならOK。
準OPから〔010〕。勝ち馬。
1000万から〔110〕。1番人気3着馬と勝ち馬でした。
トップハンデは6年で14頭いて〔422〕。
勝ち馬のハンデは57〜51キロで、平均すると55.25キロ。
2着馬は56〜50キロで、平均54.25キロ。
3着馬は57〜53キロで、平均55.08キロとなっています。
18頭中13頭が55キロ以上のハンデの馬。
勝ち馬6頭中、1頭だけが51キロ。
あとはすべて55キロ以上のハンデを背負わされていました。
重いハンデは実力の証し?特に牝馬同士ではそうなのかもしれません。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔122〕、4歳〔234〕、5歳〔210〕、6歳〔100〕。
3〜5歳の3世代がいいようです。
施行時期は同じでも、坂ができて、力のいる馬場に変わった中京競馬場。
今までのデータが当てはまるかどうか。この愛知杯にとっては、注目の改修初年度となりそうです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.12.6
阪神JF(日曜・阪神)
2歳女王決定戦。芝1600m戦。
データはコースの改修なった、06年からの過去6年で見ていきましょう。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔022〕。2ケタ人気馬の3着以内はありません。
ステップレースを見てみると、デイリー杯2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
京王杯2歳Sから〔011〕。2着と4着の馬。
ファンタジーSから〔032〕。3着までの馬。
OP特別の芙蓉Sから〔001〕。勝ち馬。
500万の黄菊賞から〔200〕。2着馬。
赤松賞から〔100〕。勝ち馬。
平場の500万から〔001〕。1番人気1着馬。
新馬勝ちすぐの馬が〔111〕。こちらも1番人気1着馬。
未勝利勝ちすぐの馬が〔100〕。やはり1番人気1着馬でした。
馬券圏内18頭中、前走で連を外していたのは京王杯2歳S4着と、ファンタジーS3着の2頭だけ。
あとはレースの格を問わず、連対を果たしていました。
勝ち馬に限って言えば、キャリアは3戦以内。
すべて前走は1600m以上の芝のレース。
2着には1400mからの馬もいます。
ウオッカ、アパパネ、ブエナビスタなどが勝ってきたレース。
来年の牝馬クラシックに向けても、もちろん注目の1戦です。


カペラS(日曜・中山)
ダート1200m戦。
創設されたのが08年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔010〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔023〕、2ケタ人気馬〔011〕。
過去4年、1番人気は勝てずじまい。
その一方で、8番人気以下の馬が必ず1頭馬券圏内に。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
勝ったのはすべて関西馬という結果です。
ステップレースを見ていきましょう。
JBCクラシックから〔001〕。
武蔵野Sから〔011〕。
重賞組はすべて掲示板を外していた馬。
OP特別から〔332〕。8頭中5頭が連対していた馬。
芝で大敗の馬も1頭いますが、残る2頭も掲示板は確保していました。
準OP勝ち馬の〔100〕というのもあります。
牝馬は〔100〕。
年齢別では、4歳〔212〕、5歳〔220〕、6歳〔012〕。
4、5歳馬が中心のよう。
武蔵野S以外は、芝も含め、すべて前走1200〜1400m戦を走っていた馬ばかり。
砂のスプリント能力が試されるようです。


朝日CCは、9月からこの時期への施行に変わり、条件も芝1800mのハンデ戦になりました。
従いまして、データはありません。割愛させて頂きます。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.11.29
JCダート(日曜・阪神)
ダート1800mで行われるダート王決定戦。
阪神で行われるようになったのが08年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔301〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔000〕。
1番人気は馬券圏内パーフェクト。ただし、2、3番人気は大不振。
6番人気以下〔022〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
ヒモ荒れのレースとなっているよう。
ステップレースを見ていくと、JBCクラシックから〔112〕。3着までの馬。
南部杯から〔100〕。勝ち馬。
武蔵野Sから〔110〕。勝ち馬または2番人気までに推されていた馬。
みやこSから〔111〕。こちらも勝ち馬または2番までに推されていた馬です。
武蔵野SとみやこSで負けた馬の前々走は、重賞で連対していました。
ひとつのチェックポイントとして覚えておいて下さい。
OP特別から〔011〕。連対馬。
ちなみにみやこSは10年の創設。
2年で3頭を馬券圏内に送り込んでおり、関連性は高いよう。
また09年2着のシルクメビウスはトパーズS勝ちからの好走でしたが、
このトパーズSが重賞に格上げとなってできたのがみやこSです。
要注目のステップレースと言えるでしょう。
牝馬は〔000〕。出走自体少ないとはいえ、苦戦の傾向に。
年齢別では、3歳〔011〕、4歳〔210〕、5歳〔110〕、
6歳〔112〕、7歳〔001〕。まんべんなくのイメージでしょうか。
ダート1800m戦の連対率も重要なようで、
勝ち馬4頭は75〜100%の高確率を誇っていました。
今年も残念ながら、外国馬の参戦はありませんが、
高いレベルの戦いが期待できそうです。


ステイヤーズS(土曜・中山)
JRA平地最長レース。芝3600m戦。
過去10年、1番人気は〔510〕、2番人気は〔032〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔323〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
波乱含みであることは間違いないさそう。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、アルゼンチン共和国杯組で〔655〕。人気、着順は不問です。
その他の重賞では、天皇賞・秋から〔001〕。
菊花賞から〔110〕。
京都大賞典から〔201〕。
札幌記念から〔001〕。
福島記念から〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別のアンドロメダSから〔011〕。人気、着順は不問。
準OPから〔020〕。2、3着馬。
1000万からも〔001〕。2番人気7着の馬でした。
前走着順や格よりも、ステイヤー資質を重視すべきということでしょう。
牝馬は〔010〕。
セン馬がよく〔311〕。セン馬には注意が必要です。
年齢別に見ていくと、3歳〔320〕、4歳〔151〕、5歳〔214〕、
6歳〔311〕、7歳〔002〕、8歳〔101〕、9歳〔011〕。
高齢馬が頑張ります。
特異な条件のレースゆえ、過去の好走馬が再びの好走を見せることも多く、
例えば06年に4歳で2着になったトウカイトリックが、昨年9歳で3着に。
さかのぼって好走歴をチェックする必要もありそうです。


土曜・中京の金鯱賞は、今年から施行時期が変わりました。
従いまして、データ的なものはありません。割愛させて頂きます。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.11.22
ジャパンカップ(日曜・東京)
国際招待競走。芝2400m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔323〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回、万馬券はありません。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔465〕。
勝ち馬6頭、2着1頭、3着2頭、4着3頭、6着2頭、9着1頭。
菊花賞から〔131〕。連対もしくは2番人気までに推されていた馬。
秋華賞から〔001〕。勝ち馬。
京都大賞典から〔100〕。勝ち馬。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。こちらも勝ち馬です。
外国馬は〔202〕。近5年、外国馬の3着以内はありません。
牝馬は〔213〕。外国馬を1頭含みます。
年齢別に見ていくと、3歳〔143〕、4歳〔433〕、
5歳〔312〕、6歳〔110〕、7歳〔001〕。
4、5、3歳の順にいいよう。
日本馬においてはGT連対実績は必須。
ただし、GT初挑戦の馬は例外となります。
とにかくハードルは高く設定したいところ。
レベルの高いレースを期待したいところです。


京阪杯(土曜・京都)
芝内回りの1200m戦。
この条件になったのが06年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔200〕、2番人気は〔103〕、3番人気は〔040〕。
6番人気以下〔111〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年、1〜3番人気が必ず1頭は連絡み。時にヒモ荒れもあるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリンターズSから〔100〕。1番人気2着馬。
ただし、スプリンターズSから3頭が1番人気に推され、馬券圏外に。
過信は禁物かもしれません。
スワンSから〔123〕。意外や、すべて掲示板を外していた馬。
さらに前々走でGT2ケタ着順という馬が4頭もいます。
ちょっと覚えておいて下さい。
セントウルSから〔001〕。2着馬。
OP特別から〔242〕。4着までならOK。
中でも、京洛S組(1600万時代は除く)がよく〔221〕。3着以内の馬でした。
準OPから〔200〕。こちらは勝ち馬でした。
牝馬は〔222〕。3分の1が牝馬ということになります。
年齢別に見ておくと、3歳〔222〕、4歳〔110〕、5歳〔232〕、6歳〔102〕。
5、3、4歳の順にいいようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.11.16
マイルCS(日曜・京都)
秋のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔420〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔223〕。
ここ3年の連対を含め、近4年、2ケタ人気馬が馬券圏内に。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
3着以内に来ている6番人気以下の馬9頭のうち、7頭が2ケタ人気馬。
荒れる時は大きく荒れる、波乱含みのGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
秋の天皇賞から〔431〕。
人気、着順は不問ですが、8頭中7頭が前々走は毎日王冠を走っていた馬。
うち6頭は3着以内の馬でした。
スプリンターズSから〔211〕。人気、着順は不問です。
秋華賞から〔001〕。2着馬。
スワンSから〔114〕。
連対馬4頭に、1番人気8着馬と7番人気5着馬。
毎日王冠から〔030〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
富士Sから〔220〕。人気、着順は不問です。
府中牝馬Sから〔100〕。勝ち馬。
準OPから〔001〕。1番人気1着馬。
牝馬は〔133〕。連対率では牡馬を上回ります。
ただ、牡馬と互角に戦える実績は必要で、
前走が牝馬限定重賞なら、連対が必要なよう。
外国馬は〔002〕です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔013〕、4歳〔353〕、
5歳〔443〕、6歳〔201〕、7歳〔000〕、8歳〔100〕。
5、4、6歳の順にいいようです。


福島記念(日曜・福島)
芝2000mのハンデ戦。
新潟で行われた昨年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔112〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔445〕、2ケタ人気馬〔114〕。
こちらも近4年、2ケタ人気馬が馬券圏内に。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
1000円台も1回だけという、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
秋華賞から〔110〕。
秋の天皇賞から〔001〕。
オールカマーから〔100〕。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。
富士Sから〔202〕。
ラジオNIKKEI賞から〔100〕。
函館記念から〔011〕。
朝日CCから〔001〕。
府中牝馬Sから〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔152〕。こちらも人気、着順は不問。
準OPから〔120〕。掲示板ならOKのよう。
トップハンデは9回で10頭いて〔111〕。
勝ち馬のハンデは57〜51キロで、平均すると54.56キロ。
2着馬は57.5〜51キロで、平均54.06キロ。
3着馬は57〜52キロで、平均55.11キロとなっています。
平均値からもわかるように、比較的背負わされている方がいいようです。
牝馬は〔111〕。51、52キロと軽ハンデでの激走です。
最後に年齢別で見ておきましょう。
3歳〔220〕、4歳〔110〕、5歳〔435〕、
6歳〔131〕、7歳〔002〕、8歳〔101〕。
5歳馬の好走が目立っています。


東京スポーツ杯2歳S(土曜・東京)
芝1800mの2歳重賞。
中山で行われた02年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔610〕、2番人気は〔013〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔011〕。
上位人気馬で信頼できるのは1番人気のみ。2、3番人気不振です。
それでも1番人気が連を外した2回は、2、3番人気のいずれかが連絡み。
まずは1番人気の信頼性を問うことから始めたいレースです。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。
近5年、7番人気以下の馬が馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
札幌2歳Sから〔001〕。
1番人気6着馬。
OP特別から〔243〕。
連対7頭に、1、2番人気で4着だった馬が1頭ずつ。
中では、いちょうS組の〔122〕というのが目立つよう。
500万から〔010〕。1番人気1着馬。
新馬戦から〔612〕。これが一番の好成績。
キャリア1戦でも大丈夫ということになります。
未勝利戦から〔123〕。1番人気で勝ち上がった馬でした。
昨年はダービー馬となるディープブリランテが、2戦目でここを勝ちました。
"好素質"を見抜くレースと言えそうです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.11.9
エリザベス女王杯(日曜・京都)
最強牝馬決定戦。外回りの芝2200m戦です。
過去10年、1番人気は〔322〕、2番人気は〔342〕、
3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔211〕、2ケタ人気馬〔111〕。
2番人気馬が馬券圏内をハズしたのは1度だけ。
1、2番人気のどちらか1頭が毎年必ず3着以内に来ています。
逆に3番人気馬大不振。2着が1回あるだけなんですね。
1〜4番人気が30頭中24頭。基本的には堅いGTです。
ところが、残る6頭中3頭が2ケタ人気馬ですから、
荒れる時は徹底的に荒れると考えるのがいいでしょう。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。1000円台も3回あります。
ステップレースを見ていきましょう。
3歳の秋華賞組がよく〔522〕。
8頭が3着以内、残る1頭は6着馬でした。
秋の天皇賞から〔211〕。掲示板3頭、17着から巻き返した馬も1頭。
府中牝馬Sから〔045〕。3着または2番人気までに推されていた馬。
ただし、この府中牝馬S組は2着が精一杯なんですね。
京都大賞典から〔120〕。人気、着順は不問です。
スワンSから〔001〕。4着馬。
ダートのエルムSから〔010〕。11着馬。
外国馬は〔201〕。
年齢別に見てみると、3歳〔622〕、4歳〔335〕、
5歳〔142〕、6歳〔011〕。
3歳馬が抜けて好成績を挙げています。



武蔵野S(日曜・東京)
ダート1600m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔131〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔001〕。 上位人気馬不振です。
6番人気以下〔237〕、2ケタ人気馬〔011〕。
3着に伏兵が来やすい傾向にあります。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
しかし1000円台も1回という、波乱の重賞です。
ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップしましょう。
交流GTの南部杯から〔020〕。共に2着馬。
シリウスSから〔110〕。掲示板ならOK。
その他の重賞からは、芝の宝塚記念、プロキオンS、
交流重賞の東京盃から勝ち馬が。
マーチS、交流重賞の日本テレビ盃、白山大賞典から2着馬が。
前年のJCダート、芝の府中牝馬Sから3着馬が出ています。
OP特別から〔324〕。7頭が4着以内、残る1頭は9着馬でした。
中ではペルセウスS組がよく〔112〕。
連対もしくは1番人気に推されていた馬でした。
準OPから〔101〕。勝ち馬。
1000万から〔001〕。こちらも勝ち馬でした。
牝馬は〔003〕。3着が精一杯。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔411〕、4歳〔123〕、
5歳〔432〕、6歳〔022〕、7歳〔011〕。
3〜5歳馬、特に5歳、3歳の順にいいようです。



ファンタジーS(土曜・京都)
2歳牝馬の重賞。芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔212〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔312〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔110〕。共に6着馬。
函館2歳Sから〔112〕。3着までの馬。
小倉2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
札幌2歳Sから〔010〕。3着馬。
新潟2歳Sから〔001〕。2番人気4着馬。
OP特別から〔202〕。勝ち馬3頭に、2着馬1頭。
500万から〔242〕。
連対7頭に、1番人気3着という馬が1頭。
すべて3番人気までに推されていた馬でした。
中でも、りんどう賞から〔141〕と、5頭の連対馬。
注目のステップです。
新馬戦、芝から〔210〕。3番人気まで。
ダートから〔001〕。1番人気の馬でした。
未勝利から〔122〕。3番人気までに推されていた馬でした。
07年までは、馬連配当が3ケタか1000円台だったのが、
08年からの4年で3本の万馬券3本。
さらに7000円台が1回と急に荒れ始めました。
その要因は、前走を低人気で好走するも、フロック視されて人気にならなかった馬、
牡馬に混じっての重賞でそこそこの成績だったので
人気にならなかった馬たちの好走にあります。
そのあたりにも注意して、取捨選択をして下さい。



京王杯2歳S(土曜・東京)
京王杯2歳S(土曜・東京)
こちらも2歳重賞。芝1400m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔333〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
難解なレースになっているようです。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔200〕。5番人気2着馬と3番人気7着馬。
函館2歳Sから〔110〕。4番人気7着馬と2番人気1着馬。
新潟2歳Sから〔100〕。1番人気3着馬。
OP特別から〔423〕。掲示板または4番人気まで。
500万から〔124〕。3着までの馬。
新馬戦から〔020〕。2番人気までで勝った馬。
未勝利戦から〔022〕。6番人気で勝った馬もいました。
牝馬は〔011〕ですが、今年から前週に2歳牝馬の重賞が新設され、
出走頭数自体が減りそうです。
枠順も大きく影響してきそうな府中の芝1400m戦。
そのあたりも加味して馬券検討をしてみて下さい。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.11.1
アルゼンチン共和国杯(日曜・東京)
芝2500mのハンデ戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔236〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
ハンデ戦だけに、伏兵の台頭には注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのは、京都大賞典組で〔432〕。
掲示板または4番人気までに推されていた馬。
宝塚記念から〔010〕。9着馬。
春の天皇賞から〔001〕。7着馬。
オールカマーから〔011〕。掲示板ならOK。
札幌記念から〔100〕。14着馬でした。
重賞組は人気、着順をあまり気にしなくてもよさそう。
OP特別では、アイルランドTから〔101〕。連対馬。
札幌日経OPから〔010〕。勝ち馬。
準OPから〔222〕。連対5頭に、4番人気5着馬が1頭。
1000万からも〔112〕。これらはすべて勝ち馬でした。
クラスに関係なく、馬券圏内30頭すべてが、前走芝2000m以上のレースを走っていました。
トップハンデは9年で13頭いて〔221〕。比較的好走の傾向にあります。
勝ち馬のハンデは53〜57.5キロで、平均すると55.94キロ。
2着馬は50〜58.5キロで、平均55.54キロ。
3着馬は51〜58キロで、平均54.56キロとなっています。
牝馬は〔000〕。苦戦の傾向。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔021〕、4歳〔434〕、
5歳〔321〕、6歳〔222〕、7歳〔001〕。
4〜6歳で若い順にといった感じです。


みやこS(日曜・京都)
今年で迎えて3回目となるダート重賞。ダート1800m戦です。
第1回は2、1、9番人気の1〜3着で、馬連470円。
連対したのは前走重賞連対馬。
3着も重賞4着馬で、前々走は重賞2着または準OP勝ちという馬たちでした。
昨年の第2回は1、4、5番人気の1〜3着で、馬連980円。
勝ったのはGT南部杯1番人気4着馬で、
2着は準OP勝ち馬、3着は重賞2着馬でした。
こちらも前々走は、GT2着、準OP勝ち、OP特別勝ちという成績。
"近走充実"がキーワードでしょうか。
京都ダート1800mですから、差し馬も食い込みますが、
やはり逃げ、先行馬に有利なよう。
比較的堅い決着で、みんなこの秋にレースを使った馬ばかり。
このままの勢いでJCダートに向かいたい。
そんな馬を探してみて下さい。


土曜・東京のアルテミスS(2歳牝馬)は、新設重賞。
データはないので割愛させて頂きます。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.10.24
天皇賞・秋(日曜・東京)
古馬最高峰のレース。芝2000m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔511〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔001〕。
人気上位馬の中で、1番人気以外は信頼が置けない成績。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
他にも、8000円台、7000円台が1回ずつに、4000円台が2回。
意外や波乱のGTなんです。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップ。
宝塚記念から〔320〕。掲示板ならOK。
前々走で見ても掲示板をハズしていたのは、
昨年勝ったトーセンジョーダン(9着)のみです。
毎日王冠から〔332〕。勝ち馬3頭、2着馬3頭に、5着馬2頭。
現在、6年連続で連対馬を輩出中。
札幌記念から〔202〕。すべて勝ち馬。1番人気1着だった馬が3頭います。
京都大賞典から〔101〕。2着馬と4着馬でした。
その他、秋華賞、オールカマー、産経大阪杯、海外の競馬から2着馬が。
春の天皇賞、神戸新聞杯、関屋記念、府中牝馬Sから3着馬が出ています。
これらの重賞からは、着順以上に人気が重要なよう。
人気で負けた馬の巻き返しには注意する必要がありそう。
牝馬は〔323〕。04、05年は超人気薄の伏兵が。最近では人気サイドの馬が頑張っています。
年齢別に見てみると、3歳〔022〕、4歳〔533〕、
5歳〔343〕、6歳〔001〕、7歳〔000〕、8歳〔100〕。
4歳、5歳の順にいいよう。
勝ち馬9頭中8頭までが、前走GU以上で連対を果たしていた馬。
残る1頭も宝塚記念5着ながら、1番人気に推されていた馬。
勝つためのハードルは高めに設定した方がいいということでしょう。


スワンS(土曜・京都)
マイルCSの前哨戦。芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔111〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔222〕。
6番人気以下〔456〕、2ケタ人気馬〔423〕。
馬連3ケタはなく、万馬券は半分の5本!
他にも8000円台が3回もある大波乱のレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
こちらも2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップします。
スプリンターズSから〔423〕。
GV時代を含む、セントウルSから〔121〕。
京成杯AHから〔011〕。
函館SSから〔110〕。
これら、すべて人気、着順は不問です。
その他の重賞組では、富士Sから勝ち馬が。
高松宮記念、関屋記念、キーンランドC、交流重賞の白山大賞典から2着馬が。
安田記念、ダービー、エプソムC、CBC賞から3着馬が出ています。
こちらも人気、着順は不問です。
OP特別から〔300〕。すべてマイルのレースの勝ち馬でした。
準OPから〔001〕。1番人気1着の馬でした。
牝馬は〔012〕と苦戦の傾向。
年齢別では、3歳〔211〕、4歳〔553〕、
5歳〔034〕、6歳〔201〕、7歳〔111〕。
勝ち馬と連対の半数を占める、4歳馬がいいようです。
人気馬総崩れもあるレース。脚質的には逃げ馬に注意が必要で〔311〕。
逃げた馬の半分が3着以内に粘っていることになります。
また、連対20頭中18頭までが重賞勝ち馬。残る2頭も重賞連対歴ありの馬。
さらに1200mよりは1600mに好成績を残している馬の方がいいよう。
これらのポイントをしっかりチェックして、波乱の主役を探して下さい。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.10.17
菊花賞(日曜・京都)
クラシック3冠最終戦。芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔004〕。
6番人気以下〔554〕、2ケタ人気馬〔121〕。
連対馬の半数は6番人気以下の伏兵ということになります。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
他にも9000、6000、5000円台が出ているように、波乱のGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのは、TRの神戸新聞杯で〔866〕。
勝ち馬4頭に、2着馬2頭、3着馬5頭。
一方で、掲示板を外していた馬も4頭います。
ダービー不出走の5頭は、神戸新聞杯の前のレースで1000万を1、2番人気で1着、
またはラジオNIKKEI賞を2番人気で2着。
もうひとつのTR、セントライト記念からは〔022〕。3着以内の馬。
その他では、札幌記念、京都大賞典から2着馬が。
朝日CCから3着馬が出ており、古馬混合の重賞では着順不問のよう。
重賞以外では、1000万勝ち馬の〔201〕というのもあります。
春の実績馬か、夏の上がり馬か。すべての馬にとって未知の距離となる3000m戦。
波乱の余地はそんなところにありそうです。


富士S(土曜・東京)
マイルCSの前哨戦。芝1600m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔202〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔255〕、2ケタ人気馬〔132〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
1000円台も1回しかない、こちらも波乱の重賞です。
ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップしましょう。
安田記念以来の馬が〔110〕。共に2ケタ着順の馬でした。
オールカマーから〔011〕。5、6着馬。
京成杯AHから〔331〕。掲示板または1番人気に推されていた馬。
その他、重賞からは、毎日王冠、ダービー卿CT、ダートのシリウスSから勝ち馬が。
朝日CC、京都金杯から2着馬が。
ダービー、ラジオNIKKEI賞、交流重賞の名古屋優駿から3着馬が出ています。
前走が重賞の場合、好走馬も多いのですが、2ケタ着順から巻き返す馬もいます。
OP特別からは〔213〕。連対または3番人気までに推されていた馬。
中でもポートランドSから〔212〕。要注意のステップと言っていいでしょう。
準OPから〔011〕。共に1番人気1着の馬でした。
牝馬は〔010〕。出走頭数も多くはありませんが、苦戦の傾向です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔104〕、4歳〔212〕、
5歳〔451〕、6歳〔031〕、7歳〔200〕、8歳〔001〕。
連対の半数を占める5歳馬がいいようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.10.11
秋華賞(日曜・京都)
3歳牝馬3冠の最終戦。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔223〕、2番人気は〔701〕、3番人気は〔020〕。
1番人気より2番人気の方が、断然成績がいいんですね。
6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔102〕。 馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
2万馬券があるものの、1、2番人気で9勝ですから、
あってもヒモ荒れと思って臨むのがいいレースです。
ステップレースを見ていきましょう。 圧倒的好成績は、TRのローズS組で〔883〕。
3着以内16頭、1番人気で4、5着が1頭ずつ。4番人気15着というのも1頭います。
もうひとつのTR、紫苑Sからはわずかに〔001〕。2着馬でした。
クイーンSから〔112〕。勝ち馬2頭に、3着と8着が1頭ずつ。
オークスから直行してきた馬〔100〕。勝ち馬。 宝塚記念から〔001〕。
1番人気8着馬。 札幌記念から〔001〕。1番人気2着馬。
ダートのシリウスSから〔001〕。16着だった馬。
アメリカンオークスからの馬もいて〔010〕。2着馬でした。
1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
今年はジェンティルドンナに牝馬3冠がかかります。果たして実現なるか?楽しみです!


府中牝馬S(土曜・東京)
エリザベス女王杯に向けての前哨戦。芝1800m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔032〕。
6番人気以下〔121〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
実は4番人気が〔321〕、5番人気が〔201〕と、
ちょっとした伏兵が頑張るレース。少々手広くのイメージでいいかと思います。
ステップレースを見ていくと、最も好相性なのがクイーンSの〔421〕。
3着以内5頭に、4着、7着が1頭ずつ。
マーメイドSから〔023〕。連対、もしくは1番人気に推されていた馬。
ただし、このステップからは勝ち馬は出ていません。
ヴィクトリアマイルから〔100〕。3着馬。
目黒記念から〔100〕。2着馬。
新潟記念から〔110〕。連対馬。
小倉記念から〔110〕。こちらも連対馬。
関屋記念から〔010〕。5番人気9着馬。
ただし、前々走はマーメイドS2着だった馬。
オールカマーから〔001〕。3着馬。
福島牝馬Sから〔001〕。4着馬。
重賞組で言うと、牝馬限定戦はもちろん、牡馬混合戦で好走した馬が頑張ってます。
OP特別からは〔011〕。4着馬と11着馬。
準OPから〔100〕。勝ち馬。
1000万から〔001〕。こちらも勝ち馬でした。
年齢別に見ておくと、3歳〔001〕、4歳〔546〕、
5歳〔442〕、6歳〔010〕。
4歳と5歳の2世代でいいようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.10.5
毎日王冠(日曜・東京)
芝1800m戦。
中山で行われた02年を除く過去9年、1番人気は〔221〕、
2番人気は〔121〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔325〕、2ケタ人気馬〔003〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
1〜3着のすべてを6番人気以下の馬が占めた年も2回。
大目標が先にある馬たちだけに、大きな波乱もあるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは2つのGTのみ。
宝塚記念から〔403〕。7頭すべてが馬券圏外の馬でした。
安田記念から〔240〕。連対もしくは1、2番人気に推されていた馬。
札幌記念から〔020〕。3着以内の馬。
その他、ダービー、エプソムCから勝ち馬が。
天皇賞・春、NHKマイルCから2着馬が。
オールカマー、関屋記念、京成杯AH、朝日CCから3着馬が出ています。
海外競馬帰りの馬の〔011〕。
準OP1番人気1着馬の〔100〕というのもあります。
牝馬は〔030〕。3頭とも、1、2番人気に推されていた馬です。
年齢別に見ていくと、3歳〔120〕、4歳〔223〕、5歳〔431〕、
6歳〔023〕、7歳〔102〕、8歳〔100〕。
5歳馬が中心でよさそうです。
2000mの秋の天皇賞と1600mのマイルCSを睨む馬による、ちょうど中間の距離の1800m戦。
だからこのレースは面白い!
一流古馬の秋のスタート。注目です。


京都大賞典(月曜・京都)
芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔430〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔103〕。
6番人気以下〔035〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
勝つのは5番人気までの馬。
馬連3ケタ6回に、万馬券なし。
ステップレースを見ていきましょう。
宝塚記念から〔350〕。4着以内7頭に、12番人気11着という馬も。
宝塚記念を好走した馬は、毎日王冠じゃなくこちらが合うよう?
天皇賞・春から〔211〕。人気、着順は不問です。
前年秋のエリザベス女王杯勝ち馬の〔100〕や、
JC2着以来の馬の〔010〕もあります。
阪神大賞典から〔100〕。1番人気7着馬。
オールカマーから〔011〕。人気、着順は不問。
札幌記念から〔011〕。こちらも人気、着順は不問。
目黒記念から〔001〕。5着馬。
朝日CCから〔202〕。連対馬。
新潟記念から〔101〕。4、2着馬でした。
OP特別からは〔002〕。勝ち馬。
準OPから〔011〕。こちらは連対していればOKです。
牝馬は〔201〕。京都巧者なら頑張れるよう。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔001〕、4歳〔250〕、
5歳〔615〕、6歳〔213〕、7歳〔030〕、8歳〔001〕。
連対数では4歳、5歳ともに"7"ですが、勝ち数では5歳馬が抜けていいようです。


デイリー杯2歳S(土曜・京都)
2歳馬によるGU。芝1600m戦です。
過去10年、1番人気は〔620〕、2番人気は〔032〕、3番人気は〔222〕。
6番人気以下〔113〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
1番人気が連を外すと3番人気が来る。
もちろん1番人気と3番人気の組み合わせもありますが、
2番人気より3番人気と覚えておきたいレースです。
馬連3ケタ6回に、万馬券1本。
1番人気の連対率が8割ですから、あまり無謀な穴狙いは避けた方がいいでしょう。
ステップレース、まずは各2歳Sから。
小倉2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
函館2歳Sから〔011〕。3着までの馬。
新潟2歳Sから〔011〕。6、4着馬。
札幌2歳Sから〔002〕。4、8着馬でした。
OP特別の野路菊Sから〔231〕。勝ち馬3頭に、2、3、5着馬1頭ずつ。
着順以上に人気が大事?1番人気4頭に、2番人気1頭、5番人気1頭です。
同じく、カンナSから〔100〕。1番人気1着の馬でした。
実は初勝利を挙げたばかりの馬がよく、新馬から〔342〕。
1番人気5頭、2番人気3頭に、4番人気1頭です。
未勝利からも〔313〕。
1、2、4番人気がそれぞれ2頭ずつ、6番人気だった馬も1頭います。
牝馬は〔110〕。1、3番人気に推されていた馬でした。
とにかく差し、追い込みの競馬になります。
浅いキャリアの中でも、切れ味を見せていた馬には注意が必要です。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.9.27
スプリンターズS(日曜・中山)
秋GTシリーズの開幕戦。芝1200m戦。
新潟で行われた09年を除く、データは過去9年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔041〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔226〕、2ケタ人気馬〔111〕。
1〜3番人気が毎年1頭は連絡み。
ヒモ荒れも考慮に入れながら、予想を組み立てたいところです。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、セントウルS組で〔334〕。
掲示板8頭に、5番人気7着、4番人気14着も1頭ずついます。
あくまで本番への叩き台と考えていいかと思います。
北九州記念から〔201〕。
勝ったのは1着、6着(1番人気)、そして3着は9着だった馬。
キーンランドCから〔131〕。3着までの馬。
その他、安田記念から〔101〕。3着馬と12着馬。
高松宮記念から〔020〕。1番人気で連対していた馬。
アイビスSDから〔100〕。勝ち馬。
京成杯AHから〔001〕。5着馬。
香港マイル5着馬の〔010〕というのもあります。
外国馬は〔301〕。日本の競馬を叩いた馬は3着以内必須。
それ以外は前走着順不問です。
牝馬は〔322〕。十分通用するのですが、3番人気以内に推されることが必要。
年齢別に見ていくと、3歳〔101〕、4歳〔314〕、
5歳〔162〕、6歳〔212〕、7歳〔110〕、8歳〔100〕。
まんべんなくのイメージですが、5歳馬の2着6頭が連対率を押し上げています。
また逃げ馬、4角先頭の馬が〔510〕。
追い込みも決まりますが、先行有利。展開をしっかり読む必要がありそうです。


シリウスS(土曜・阪神)
ダート2000mのハンデ戦。
この条件になったのが07年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔121〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
6000、4000円台も1回ずつあります。ちょいとひと捻りの感じでしょうか。
ステップレースに特徴があって、準OPのオークランドRCTから〔400〕。
勝ち馬3頭に、2番人気9着馬1頭。
昨年、オークランドRCTを1番人気1着で、
このレース1番人気になったタガノロックオンが4着と初めての負け。
今年はどうなりますか、楽しみです。
2頭以上を3着以内に送り込んでいるのは、重賞の東海Sから〔011〕。
8着馬と2着馬。
OP特別の阿蘇Sから〔011〕。3着馬と勝ち馬です。
その他、帝王賞、平安S、交流のスパーキングレディCから2着馬が出ており、
芝からも馬券圏内が3頭。
朝日CCから勝ち馬が。
セントウルS、OP特別のみなみ北海道Sから3着馬が出ています。
さらに1000万1番人気1着馬の〔001〕というのもあります。
トップハンデは5年で5頭いて〔011〕。
勝ち馬のハンデは53〜56キロで、平均すると54.6キロ。
2着馬は56〜57.5キロで、平均56.5キロ。
3着馬は52〜57.5キロで、平均55.1キロ。
2着馬のハンデが重いことに気がつくかと思います。
2着馬はすべて重賞からの馬でした。
牝馬は〔010〕。
10年にラヴェリータが56.5キロのハンデで2着に頑張っています。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔201〕、
4歳〔111〕、5歳〔103〕、6歳〔140〕。
連対という意味では6歳馬に注目です。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.9.20
神戸新聞杯(日曜・阪神)
菊花賞TR。芝2400m戦。
この距離に変更されたのが07年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔100〕。2ケタ人気馬の3着以内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
1〜3番人気の少なくとも1頭が、毎年必ず連に絡んでいます。
ステップレースを見ていかましょう。
ダービーから〔442〕。勝ち馬3頭、2着馬3頭、3着馬1頭。
その他、5着馬1頭に、2番人気9着馬と3番人気13着馬がいます。
ラジオNIKKEI賞から〔101〕。3番人気4着馬と、2番人気1着馬。
宝塚記念から〔010〕。こちらは15着だった馬。
これらの馬の前々走を見てみると、ダービー組は、
皐月賞3番人気以内または3着以内だった馬。あるいはNHKマイルC連対馬。
ラジオNIKKEI賞組は、OP特別勝ちまたは500万勝ちの馬。
宝塚記念からの1頭は、ダービー2着の馬でした。
1000万から〔002〕。1番人気1着馬。
こちらも前々走を見てみると、500万を1番人気で1着。
2戦連続1番人気で連勝中の馬ということになります。
菊花賞への本筋とも言えるTR。好走には高い資質が必要なようです。


オールカマー(日曜・中山)
芝2200m戦。
新潟で行われた09年を除く、データは過去9年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔420〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔126〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
残る5回のうち、1000円台が4回ですから、堅い決着と言えそうです。
ただし、1、2番人気のワンツーは1度もありません。
ヒモ荒れのレースになっています。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップすると、札幌記念から〔512〕。
人気、着順は不問です。
宝塚記念から〔230〕。掲示板4頭に、9着馬1頭。
新潟記念から〔122〕。3着までの馬。
その他、前年の天皇賞・秋から勝ち馬が。
天皇賞・春、キーンランドCから2着馬が。
ヴィクトリアマイル、クイーンS、エプソムC、
交流競走のブリーダーズGCから3着馬が出ています。
これらの重賞組は、天皇賞・春を除き、掲示板確保の馬たちでした。
OP特別からは〔011〕。3着までならOKのようです。
牝馬は〔002〕。連対はありません。
年齢別に見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔223〕、
5歳〔241〕、6歳〔332〕、7歳〔202〕、8歳〔001〕。
4〜7歳まで、まんべんなくのイメージでしょうか。
オールカマーで連対するには、重賞3着以内の実績必須です。
準OPからの3着以内がないように、意外や格が重要なレースのようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.9.13
ローズS(日曜・阪神)
3歳牝馬による秋華賞TR。芝1800m戦。
この1800mに距離が変わったのが07年のこと。
従いまして、データは過去5年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔132〕、2ケタ人気馬〔011〕。
上位人気馬では1番人気以外、信頼足りえない成績。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
他も、7000、5000、1000円台の配当ですから、波乱含みのTRです。
ステップレースを見て行きましょう。
オークスから〔431〕。人気、着順は不問です。
前々走でオークスを走っていた馬を含めると、
馬券圏内15頭中、10頭がオークス出走馬。
2/3を占めることになります。
桜花賞以来の馬〔100〕。勝ち馬です。
クイーンSから〔011〕。人気、着順は不問。
OP特別の白百合Sから〔010〕。勝ち馬。
1000万から〔003〕。連対していればOK。
ローズSの連対馬10頭はすべて春の牝馬クラシック出走馬。
上がり馬は3着に狙えということでしょう。


セントライト記念(月曜・中山)
こちらは菊花賞TR。芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔415〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1000円台が一度もないということは、ひと捻り必要ということでしょう。
ステップレースを見ていくと、ダービーから〔232〕。
4着馬が1頭いる以外は、すべて掲示板を外していた馬。
ラジオNIKKEI杯3歳Sから〔302〕。連対馬。
札幌記念から〔010〕。2番人気6着だった馬。
新潟記念から〔001〕。16着と大きく敗れた馬でした。
前年秋の京王杯2歳S2着以来という馬の〔100〕というのもあります。
準OPから〔010〕。2着だった馬。
1000万からは〔142〕。3着以内6頭に、6着馬1頭。
セントライト記念で連対するには3着以内が必要。
500万連対馬の〔102〕というのもあります。
昨年は皐月賞からダービーという馬の1〜3着独占でしたが、
上がり馬でも十分に勝負になります。
そのあたりの見極めがカギになりそうです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.9.6
セントウルS(日曜・阪神)
サマースプリントシリーズの最終戦。芝1200m戦。
中京で行われた06年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔223〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔132〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
1〜3番人気で勝率、連対率共に5割。9回中7回は1、2番人気が連対しているので、
基本的にはヒモ荒れの重賞と考えていいのかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞は、北九州記念から〔312〕。
アイビスSDから〔201〕。
函館SSから〔011〕。
その他、高松宮記念、キーンランドCから2着馬が。
NHKマイルC、中山記念、CBC賞から3着馬が出ています。
重賞組は基本、人気、着順不問です。
OP特別から〔322〕。
中でも、小倉日経OPから〔210〕。
北九州短距離Sから〔101〕。
OP特別組は前走の人気に着目。
馬券圏内7頭中、6頭が1番人気に推された馬でした。
ちなみに残る1頭も3番人気。着順以上に人気が重要なんです。
準OPから〔100〕。1番人気1着馬。
1000万から〔100〕。こちらも1番人気1着馬です。
今年は参戦がありませんが、外国馬は〔020〕。
さらに牝馬が強く〔642〕と牡馬を圧倒しています。
このレースはOP特別以外でも前走人気がカギを握るよう。
外国馬を除く、馬券圏内25頭の内、1番人気だった馬が〔544〕、
2番人気は〔301〕、3番人気は〔020〕、
4番人気は〔001〕、5番人気は〔102〕。
6番人気以下だった馬は〔011〕なんですね。
前走人気で負けた馬の巻き返しに注意。覚えておいて下さいね。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔121〕、4歳〔425〕、
5歳〔432〕、6歳〔011〕、7歳〔010〕。
5、4歳の2世代が中心のようです。


京成杯AH(日曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。
新潟で行われた02年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔002〕、2番人気は〔401〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔262〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
1番人気に連対なし。2着はすべて4番人気以下。波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
こちらも2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップ。
安田記念から〔200〕。
NHKマイルCから〔002〕。
関屋記念から〔035〕。
クイーンSから〔120〕。
関屋記念組が8頭も3着以内に送り込んでおきながら、勝ちがないのが興味深いところ。
その他、アイビスSD、ダートの交流重要のサマーチャンピオンから勝ち馬が。
ダービー、七夕賞から2着馬が。
函館SS、北九州記念から3着馬が出ています。
OP特別組では、芝から〔210〕。勝ち馬2頭に、7着馬1頭。
ダートから〔100〕。4着馬。
準OPから〔110〕。勝ち馬と、2番人気9着馬でした。
トップハンデは9年で14頭いて〔214〕。健闘しています。
勝ち馬のハンデは54〜58キロで、平均すると55.89キロ。
2着馬は51〜57キロで、平均54.11キロ。
3着馬は53〜58キロで、55.5キロ。
重いハンデの馬が好走しているのがわかるかと思います。
牝馬は〔221〕。好走にはGT好走実績が必要なよう。
年齢別に見てみると、3歳〔123〕、4歳〔212〕、5歳〔531〕、
6歳〔102〕、7歳〔021〕、8歳〔010〕。
5歳馬がいいようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.8.31
新潟記念(日曜・新潟)
サマー2000シリーズ最終戦。芝2000mのハンデ戦です。
過去10年、1番人気は〔020〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔301〕。
1番人気に勝ちがありません。
6番人気以下〔257〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
この万馬券は近4年でのものですから、波乱の傾向が強まったと見ることができます。
好相性のステップレースは2つ。
小倉記念から〔322〕。
七夕賞から〔230〕。
どちらも、掲示板をハズしていた馬の巻き返しもあります。
その他、函館記念から〔102〕。
関屋記念から〔013〕。
エプソムCから〔100〕。
こちらも前走着順や人気は不問です。
準OPから〔021〕。勝ち馬2頭に、5着馬1頭。
1000万勝ち馬の〔110〕というのもあります。
トップハンデ馬は10年で12頭いて〔102〕。
勝ち馬のハンデは51〜57.5キロで、平均すると54.8キロ。
2着馬のハンデは51〜56キロで、平均54.3キロ。
3着馬は54〜58キロで、平均55.65キロとなっています。
3着に比較的ハンデの重い人気薄が来やすいのがわかるかと思います。
牝馬は〔311〕。率で言えば牡馬を上回ります。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔421〕、
5歳〔465〕、6歳〔104〕、7歳〔120〕。
5歳馬の頑張りが目立っています。


小倉2歳S(日曜・小倉)
小倉の2歳チャンピオン決定戦。芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔213〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
不確定要素も多いゆえの波乱含みといった認識でいいかと思います。
ステップレースを見ていくと、フェニックス賞から〔323〕。3着まで。
ひまわり賞から〔010〕。こちらは勝ち馬。
新馬勝ち即の馬、まずは芝から〔122〕。
ダートから〔021〕。
どちらも4番人気までに支持されて勝ち上がった馬でした。
未勝利勝ち即(折り返しの新馬戦含む)の馬が〔633〕。
実は一番の好成績なんですね。すべて1、2番人気で勝ち上がった馬。
キャリアを積んで、力を付けてきた馬には注意が必要ということでしょう。
牝馬は〔736〕。
連対数では牡馬と同じも、勝ち星では牝馬が圧倒しているのがわかるかと思います。


札幌2歳S(土曜・札幌)
札幌の2歳チャンピオン決定戦。芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔422〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本です。
その他にも、1000円台が4回に、2000円台が2回。
過去10年で1〜3番人気が1頭も連に絡まなかったのは1回だけ。
ちょいヒモ荒れのレースだと思っていいかと思います。
ステップレースを見ていきましょう。
クローバー賞から〔204〕。すべて勝ち馬。
コスモス賞から〔232〕。勝ち馬4頭に、2着馬2頭、5着馬1頭。
連対するには2着までに好走していることが必須条件です。
函館2歳S勝ち馬の〔001〕というのもあります。
新馬勝ち即の馬〔252〕。6番人気まででの勝ち上がり。
未勝利勝ち即の馬〔421〕。こちらは4番人気まで。
前走ダートを走っていた馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔023〕と2着が精一杯。1800mという距離になると、
相対的に牡馬が上ということなのかもしれません。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.8.24
新潟2歳S(日曜・新潟)
2歳重賞。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔512〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔164〕、2ケタ人気馬〔051〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券3本。
1番人気が馬券圏内を外すと馬券は特大に。
そうでなくても2ケタ人気馬が2着の半数の5頭を占めているのですから、波乱の2歳重賞です。
ステップレースを見てみると、ダリア賞から〔323〕。
勝ち馬5頭に、2着、3着馬が1頭ずつ。3番人気6着からの巻き返しもありました。
新馬勝ち即の馬が〔545〕。人気は不問です。
折り返しの新馬戦を含む、未勝利勝ち即の馬が〔141〕。
3番人気以内での勝ち上がりでした。
前走はすべて芝。ダートを走っていた馬の馬券圏内はありません。
前走敗戦馬は新潟のOP特別出走馬。他場で負けていた馬の馬券圏内もありません。
牝馬は〔453〕。ただし、牡馬相手に勝っていることが必要です。
波乱含みの2歳重賞。これという馬を見つけたら、手広く行くのがよさそうです。


キーンランドC(日曜・札幌)
サマースプリントシリーズ第5戦。芝1200m戦。
迎えて今年で7回目。データは過去6年です。
1番人気は〔112〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔131〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
毎年1、2番人気のいずれか1頭が連対。
その一方で、近4年は6番人気以下の馬が連対を果たしています。
ステップレースを見ていくと、注目すべきは函館SSの〔224〕。
掲示板ならOKで、勝ち馬6頭が毎年参戦。必ず馬券圏内に好走しています。
今年も勝ったドリームバレンチノが参戦予定。もちろん注目の1頭です。
アイビスSDから〔110〕。3着以内の馬。
OP特別のUHB杯から〔111〕。勝ち馬1頭に、5着馬2頭です。
その他、マイラーズC、クイーンSから勝ち馬が。
安田記念から2着馬が。
CBC賞から3着馬が出ています。
準OP勝ち馬の〔010〕というのもあります。
牝馬は〔423〕。出走頭数を考えれば、勝率、連対率ともに牡馬を上回っています。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔101〕、4歳〔211〕、
5歳〔103〕、6歳〔141〕、7歳〔010〕、8歳〔100〕。
どの年代も幅広くといった印象です。


エルムS(土曜・札幌)
札幌ダート1700m戦。
新潟で行われた09年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔312〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回、万馬券はありません。
ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップしていきましょう。
東海Sから〔201〕。掲示板ならOK。
交流重賞のクラスターCから〔110〕。2、3着馬。
同じくブリーダーズGCから〔021〕。掲示板ならOK。
その他の重賞では、フェブラリーS、ユニコーンSから勝ち馬が。
アンタレスS、芝のダービー卿CTから2着馬が。
交流GTのJDDから3着馬が出ています。
OP特別から〔236〕。
中では、マリーンSから〔112〕。連対馬3頭、3番人気6着馬も1頭。
しらかばSから〔104〕。連対馬4頭、1番人気6着馬も1頭います。
実は大沼Sから2着に頑張った馬も、その大沼Sは6着。
前走OP特別6着馬がいたら注意が必要かも?
牝馬は〔100〕。10年前のプリエミネンスただ1頭。苦戦の傾向にあります。
年齢別では、3歳〔111〕、4歳〔312〕、
5歳〔442〕、6歳〔114〕、7歳〔020〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.8.16
札幌記念(日曜・札幌)
サマー2000シリーズ第4戦。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔431〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔003〕。
6番人気以下〔242〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
近4年は1番人気と5番人気以下の組み合わせ。ヒモ荒れ傾向のレースと言えそうです。
ステップレースを見ていくと、宝塚記念から〔212〕。
安田記念から〔010〕。
前年の有馬記念から〔101〕。
ダービーから〔200〕。
オークスから〔010〕。
香港のクイーンエリザベスU世Cから〔010〕。
GTからの馬たちは、人気、着順不問です。
函館記念から〔233〕。
8頭中6頭は3着以内だった馬ですが、2ケタ着順からの巻き返しもあります。
クイーンSから〔211〕。掲示板ならOK。
ダイヤモンドSから〔001〕。11着だった馬。
エプソムCから〔001〕。3着馬。
OP特別から〔010〕。3着馬。
準OPから〔011〕。1着と3着馬でした。
牝馬は〔422〕と大健闘。10年中8年、馬券圏内に牝馬が1頭ずつ入っています。
この時期の貴重なGUだけに、好メンバーが揃います。
連対するには重賞実績がまずは欲しいところ。
年齢別に見てみると、3歳〔210〕、4歳〔423〕、5歳〔444〕、
6歳〔020〕、7歳〔003〕、8歳〔010〕。
勝ち星は3〜5歳の3世代に。5、4、3歳の順にいいようです。
14頭立て以上の年には、馬券圏内に7番人気以下の伏兵が入るよう。
波乱の目安にして下さいね。


北九州記念(日曜・小倉)
サマースプリントシリーズ第4戦。芝1200mのハンデ戦です。
今の条件になったのが06年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔102〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔412〕、2ケタ人気馬〔201〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
大波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
アイビスSDから〔103〕。掲示板または1番人気に推されていた馬。
CBC賞から〔111〕。人気、着順は不問です。
OP特別から〔210〕。こちらも人気、着順は不問です。
準OPから〔140〕。中でも準OPになってからの北九州短距離Sから〔120〕。
こちらも人気、着順は不問です。
1000万から〔102〕。すべて勝ち馬でした。
トップハンデは6年で12頭いて〔111〕。
同斤で複数頭いる時のみ、馬券圏内に1頭が頑張っています。
勝ち馬のハンデは52〜56キロで、平均すると53キロ。
2着馬は50〜58キロで、平均53.17キロ。
3着馬は51〜56キロで、54.25キロ。
ハンデの軽い方が好走しやすいのがわかるかと思います。
ちなみに勝ち馬6頭中4頭がハンデ52キロの馬でした。
牝馬がとにかく頑張るレースで〔443〕。
馬券圏内18頭中11頭を占め、毎年1頭は連対を果たしていますからね。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔010〕、4歳〔244〕、
5歳〔101〕、6歳〔310〕、7歳〔001〕。
勝ち星では6歳が、連対では4歳がいいようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.8.9
関屋記念(日曜・新潟)
サマーマイルシリーズ第2戦。芝1600m戦。
データは過去10年で見ていきますが、
05年は3着同着ですので、10年で3着は11頭いることになります。
1番人気は〔422〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔013〕。
6番人気以下〔336〕、2ケタ人気馬〔115〕。
2ケタ人気馬が3着に5頭もいるのですから、
3連単は3着に伏兵を狙ってみても面白いかと思います。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
1番人気の馬券圏内率は8割ですが、
その一方で6番人気以下の馬が馬券圏内にいなかったのは昨年だけ。
ひと捻り必要なレースかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念から〔111〕。
前年秋の天皇賞から〔100〕。
七夕賞から〔020〕。
ダービー卿CTから〔101〕。
新潟大賞典から〔100〕。
福島記念から〔100〕。
阪急杯から〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔235〕。
中では、NST賞の〔211〕、米子Sの〔012〕が目立つ感じ。
こちらも人気、着順は不問。
準OPから〔110〕。こちらは勝ち馬。
1000万から〔001〕。こちらも勝ち馬。
500万から〔001〕。こちらも勝ち馬でした。
牝馬は〔101〕。意外や苦戦の傾向にあります。
年齢別に見ていくと、3歳〔001〕、4歳〔334〕、
5歳〔261〕、6歳〔302〕、7歳〔213〕。
芝、ダートは問いませんが、連対するにはマイルでの連対実績は必須。
また、追い込みの決着になりやすいものの、時に逃げ馬の逃げ粘りもあるレース。
しっかりと展開を読む必要がありそうです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.8.3
小倉記念(日曜・小倉)
サマー2000シリーズ第3戦。芝2000mのハンデ戦です。
過去10年、1番人気は〔231〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔347〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
他にも9000、8000、4000、3000円台が1回ずつ。
2本の万馬券も2、3万馬券ですから、波乱含みのハンデ戦と言えるでしょう。
ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞は、新潟大賞典から〔220〕。
七夕賞から〔130〕。
その他、安田記念、日経新春杯、目黒記念、マーメイドSから勝ち馬が。
宝塚記念、関屋記念から3着馬が出ています。
重賞からは人気、着順は不問です。
ダートを含むOP特別から〔013〕。人気、着順は不問。
準OPから〔013〕。こちらも人気、着順は不問です。
1000万から〔121〕。こちらは勝ち馬でした。
トップハンデは10年で10頭いて〔400〕。両極端な成績だけに注意は必要です。
勝ち馬のハンデは52〜58.5キロ、平均すると55.5キロ。
2着馬は54〜57.5キロ、平均55.45キロ。
3着馬は52〜57キロ、平均53.9キロとなっています。
3着に軽ハンデの人気薄が来る傾向にあることがわかるかと思います。
牝馬は〔212〕。夏の牝馬よろしく、実力さえあれば通用するよう。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔120〕、
5歳〔538〕、6歳〔141〕、7歳〔210〕、
8歳〔100〕、9歳〔001〕。
5歳馬の活躍と、ベテランの激走がわかります。
時計は早いのに、差し、追い込みの競馬になります。
小回り向きの末脚自慢を探してみて下さい。


レパードS(日曜・新潟)
09年に新設された3歳のダート重賞。1800mで争われます。
09年は1、3、7番人気の1〜3着で、馬連920円。
10年は2、6、1番人気で、馬連1720円。
11年は1、2、12番人気で、馬連570円となっています。
勝ち馬は1または2番人気馬。
馬券圏内で見ても、1、2番人気、
または1、3番人気に6番人気以下の伏兵が1頭という図式になっています。
ステップレースは、大井の交流重賞のJDDから〔210〕。毎年1頭は連絡み。
1000万から〔122〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬です。
500万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
牝馬は〔100〕。
まだ歴史が浅いので、データで云々言えませんが、
何となくの傾向らしきめのが掴めるかもしれません。参考にしてみて下さい。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.7.26
クイーンS(日曜・札幌)
芝1800mの牝馬限定重賞。
過去10年、1番人気は〔140〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔345〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
ひとひねり必要な牝馬重賞のよう。
ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースを挙げていきましょう。
最も注目しなくてはならないのがヴィクトリアマイル組で〔220〕。
実は前々走でこのレースを走っていた馬も〔121〕。
06年以降の6年で、ヴィクトリアマイル出走馬は〔341〕。
毎年必ず1頭は連対を果たしています。
その一方で、1番人気に推されて馬券圏外に消えた馬も3頭。
人気、着順は問いませんが、ヴィクトリアマイル出走馬は、
じっくり吟味する必要がありそうです。
オークスから〔211〕。
マーメイドSから〔123〕。
エプソムCから〔110〕。
その他、有馬記念、福島牝馬S、ラジオNIKKEI賞から2着馬が。
七夕賞、交流の関東オークスから3着馬が出ています。
重賞組は、基本的に人気、着順不問です。
OP特別の米子Sから〔010〕。2着馬。
準OPから〔303〕。
勝ち馬が3頭に、2着馬が1頭。掲示板を外していた馬も2頭います。
1000万勝ち馬の〔010〕というのもあります。
年齢別では、3歳〔322〕、4歳〔432〕、5歳〔255〕、6歳〔101〕。
3〜5歳馬がまんべんなくのイメージですが、中でも4歳馬が頑張っています。
斤量の恩恵がある3歳馬についつい目が行きますが、
それだけで信じるのは危険ということでしょう。
勝ち馬10頭中4頭が逃げ切り勝ち。それ以外でも3頭が4コーナー先頭の競馬。
「勝つ」という意味では、逃げ、先行脚質が必要なようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.7.19
アイビスSD(日曜・新潟)
新潟名物、芝一直線の1000m戦。
今年は開幕週の施行ではなくなったものの、
データは7月に行われるようになった、06年以降の6年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔110〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔112〕。
勝ち馬は1〜3番人気が半数の3勝、6番人気以下の穴馬が同じく3勝。
1〜3番人気の馬が必ず1頭連絡み。ところが相手には伏兵が来ます。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
他にも4000円台が2回に、5000、6000円台がそれぞれ1回ずつですから、
波乱の重賞なんですね。
6番人気以下の馬が、馬券圏内に必ず1頭は来ているので、
特に3連複、3連単は大きな配当になるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
CBC賞から〔210〕。
函館SSから〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別のバーデンバーデンCから〔043〕。
7頭中6頭が掲示板。残る1頭は4番人気8着の馬でした。
ルミエールSから〔100〕。勝ち馬。
ダートの京葉Sから〔100〕。12着馬。
米子Sから〔001〕。12着馬でした。
準OP組は、2頭ともテレビ福島OP組で〔101〕。勝ち馬と3着馬。
1000万からは勝ち馬が〔101〕。2頭とも連勝中の勢いがありました。
とにかく牝馬がよく〔613〕。この6年、勝ち馬はすべて牝馬です。
年齢別に見てみると、3歳〔112〕、4歳〔220〕、
5歳〔213〕、6歳〔121〕。
斤量が軽くなる3歳馬に目が行きやすいのですが、意外と"まんべんなく"なんですね。
3ヶ月以上の休み明けは馬券圏内にただ1頭。
あとはすべて5月以降のレースを使っていました。
暑い夏の重賞だけに、順調さもひとつのポイントとなるのかもしれません。


中京記念(日曜・中京)は、施行時期も条件もまったく変わってしまったので、
ここでのデータ分析は割愛させて頂きます。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.7.13
函館記念(日曜・函館)
芝2000mで争われるハンデ戦。サマー2000シリーズの第2戦です。
09年は札幌で行われていますが、それも含めたデータは過去10年で見ていきましょう。
1番人気は〔230〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔030〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
波乱含みのハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
重賞組で2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、
目黒記念(1、3着)と安田記念(2、3着)だけ。
あとは新潟大賞典、中京記念から勝ち馬が。
春の天皇賞から2着馬が。
宝塚記念、エプソムCから3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問です。
実は最も好走馬を輩出しているのが、OP特別組で〔682〕。
中でも巴賞が一番よく〔562〕。
函館記念へのひと叩きの意味合いもあってか、人気、着順は不問。
出走していただけで注意が必要です。
その他、準OP勝ち馬の〔001〕。
1000万勝ち馬の〔002〕というのもあります。
トップハンデの馬は10年で10頭いて〔100〕。ハンデ頭になってしまうと厳しいよう。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると55.8キロ。
2着馬は57〜52キロで、平均55.2キロ。
3着馬は57〜50キロで、平均55キロ。
ある程度背負わされてる方がいいのですが、トップハンデは厳しく、
一方軽いハンデの馬も53キロ以下は2、3着に4頭いるだけ。
「54キロ以上でトップハンデ手前の馬を狙え」。
これは覚えておくといいデータかもしれません。
牝馬は〔021〕。勝ちはありません。
年齢別に見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔222〕、5歳〔466〕、
6歳〔101〕、7歳〔200〕、8歳〔111〕、9歳〔000〕、10歳〔010〕。
5歳馬が圧倒的好成績。ただしベテランの頑張りにも注意が必要です。
05〜07年と3連覇したエリモハリアーや、06年3着、09年2着、
そして昨年10歳で2着したマヤノライジンのように、とにかくこのレースは走るという馬がいます。
洋芝適性の高さを調べ、過去の好走馬が出てきたらしっかりチェックすることが重要だと思います。


函館2歳S(土曜・函館)
世代最初の重賞競走。芝1200m戦です。
こちらも札幌で行われた09年を含む、データは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔131〕、2番人気は〔411〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔423〕、2ケタ人気馬〔010〕。
キャリアの浅い2歳馬ですから、当然波乱も頭の中に置いておかなければいけません。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
1000円台も1回だけですから、それは配当にも表れていると言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
ステップは3つ。まずはラベンダー賞から〔252〕。 勝ち馬4頭、2着馬3頭、3着馬1頭、
そして2番人気11着から巻き返した馬が1頭います。
新馬勝ちすぐの馬が最も良く〔727〕。
未勝利勝ちすぐの馬が〔121〕。
以上は芝のレースですが、ダートの未勝利(折り返しの新馬戦)からの
〔010〕というのもあります。
地方所属馬は〔210〕。ラベンダー賞での連対実績必須です。
また他場デビューの馬は馬券圏内に3頭いますが、2着が精一杯となっています。
このレースのポイントは"牝馬"。
〔674〕と大活躍で、毎年少なくとも1頭は連対を果たしています。
ただし牝馬の1〜3着独占もないというのは覚えておいて下さい。
馬券圏内30頭中、前走で3番人気より下の支持だった馬、
つまり4番人気以下だった馬は5頭だけ。
周りが認める、高い素質も欲しいということでしょうね。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.7.5
七夕賞(日曜・福島)
芝2000mのハンデ重賞。
中山で行われた昨年を除く、データは過去9回です。
ちなみに10年は3着同着。3着は9年で10頭です。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔013〕、3番人気は〔204〕。
6番人気以下〔540〕、2ケタ人気馬〔110〕。
連対の半数は6番人気以下の伏兵なんですね。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
1000円台も2回だけという、波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見てみましょう。
安田記念から〔210〕。
目黒記念から〔110〕。
日経賞から〔001〕。
産経大阪杯から〔001〕。
エプソムCから〔224〕。
ダイヤモンドSから〔010〕。
ダート交流競走の佐賀記念から〔100〕。
重賞からは人気、着順不問です。
OP特別から〔222〕。そのほとんどが福島テレビOPで〔122〕。
3番人気以内または掲示板を確保していた馬。
準OPから〔102〕。これまた人気、着順は不問です。
このあたりがまた馬券を難解にしているのでしょう。
トップハンデは9年で13頭いて〔311〕。健闘の部類です。
勝ち馬のハンデは59〜52キロで、平均すると56キロ。
2着馬は57.5〜53キロで、平均55.22キロ。
3着馬は57.5〜53キロで、平均55.45キロ。
平均すると重い数字が出ていますが、近年は軽ハンデ馬が連に絡んでいます。
牝馬は〔020〕。
ちなみに中山で行われた昨年は牝馬が1、3着に頑張りました。
年齢別に見てみると、3歳〔000〕、4歳〔012〕、5歳〔334〕、
6歳〔533〕、7歳〔121〕。
6歳、5歳の2世代がいいよう。
逃げ馬が残る時もありますが、基本的には差し、追い込みに向くレース。
最も重要な予想ファクターを「小回りに対応できる"福島巧者"であること」
に置いてもいいのかもしれません。


プロキオンS(日曜・中京)
ダート1400m戦。
阪神や京都で行われていた重賞が、今年から中京での施行に。
競馬場は違えど、時期がほぼ同じなので、
データは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔442〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔111〕。
1番人気は馬券圏内パーフェクト。
果たしてこのデータは引き継がれるのでしょうか。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本です。
ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞は交流重賞のさきたま杯の〔101〕のみ。
あとは、GU時代のかしわ記念、マリーンC、アンタレスSから勝ち馬が。
GTになってからのかしわ記念、フェブラリーS、かきつばた記念、
北海道スプリントCから2着馬が。
川崎記念、東海Sから3着馬が出ています。
重賞組で掲示板を外していたのは2頭だけ。
ただし、人気は3、4番人気に推されていた馬でした。
OP特別からの馬が〔747〕と好走。
中でも、欅Sが最も好相性で〔424〕。
掲示板を外していたのは3頭で、人気も不問です。
芝のOP特別のバーデンバーデンCと欅Sを除けば、
前走OP特別で掲示板を外していたのはただ1頭。
その馬は2番人気6着の馬でした。
準OPからは〔010〕。こちらは勝ち馬です。
牝馬は〔221〕と通用するものの、
その前走はすべてダート1400〜1600m。
ポイントをまとめると、芝からは人気、着順不問。
欅S組のみ人気薄で掲示板を外していた馬が巻き返せる。
それ以外は掲示板確保か4番人気までに推されていた馬ということになります。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔133〕、
5歳〔444〕、6歳〔522〕、7歳〔001〕、8歳〔010〕。
こちらも5、6歳の2世代がいいようです。
今年は中京での開催。果たしてどんな結果になるのでしょうか?
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.6.29
ラジオNIKKEI賞(日曜・福島)
3歳馬による芝1800mのハンデ重賞。
このハンデ戦になったのが06年のこと。
中山で行われた昨年を除く、データは過去5回で見ていきましょう。
1番人気は〔001〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔132〕、2ケタ人気以下〔021〕。
6番人気以下の馬が毎年必ず1頭は馬券圏内に。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔002〕。
青葉賞から〔200〕。
OP特別から〔031〕。
1000万から〔210〕。3頭すべてエーデルワイスSです。
ここまで人気、着順は不問です。
500万から〔112〕。こちらは1、2番人気で1着の馬でした。
トップハンデは5回で6頭いて〔010〕。
勝ち馬のハンデは56〜52キロで、平均すると54キロ。
2着は57〜53キロで、平均54.6キロ。
3着は56〜51キロで、平均54キロ。
52キロの勝ち馬が1頭、51キロの3着馬が1頭いますが、
基本的にはある程度背負わされている馬がいいよう。
51キロの馬は牝馬ですから、実質53キロということになりますからね。
脚質的には差し馬に向きます。ただし、馬場が比較的いい今開催。
過去に好走例のある、早め先頭から押し切るタイプがいいかもしれません。
頭の中でしっかり展開を組み立ててみて下さい。


CBC賞(日曜・中京)
改装された中京で初めて行われるCBC賞。
10年は京都で、11年は阪神で行われましたが、
改装された馬場は別の競馬場と考えることもできます。
ゆえにデータはそれらも含め、
ハンデ戦になった06年以降の過去6年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔100〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔002〕。
1番人気は昨年初めて1着に。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔202〕。
ちなみに4番人気が〔310〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。こちらも波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔101〕。
ヴィクトリアマイルから〔002〕。
阪神牝馬Sから〔100〕。
京王杯SCから〔100〕。
重賞組は人気、着順不問です。
芝のOP特別から〔252〕。掲示板または1番人気に推されていた馬。
中でもテレビ愛知OPがよく〔131〕。4着までならOK。
ダートのOP特別から〔101〕。こちらは3着以内の馬でした。
準OP勝ち馬の〔010〕というのもあります。
トップハンデは6年で9頭いて〔101〕。
勝ち馬のハンデは58.5〜55キロ、平均すると56.08キロ。
2着馬は57.5〜52キロ、平均54.42キロ。
3着馬は58〜54キロ、55.33キロ。
こちらもある程度背負わされてる方がよく、
中でも勝ち馬は55キロ以上のハンデであること、覚えておいて下さい。
牝馬は〔202〕。十分に通用します。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔020〕、4歳〔311〕、
5歳〔010〕、6歳〔302〕、7歳〔022〕、8歳〔001〕。
1世代おきで、4歳と6歳がいいようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.6.22
宝塚記念(日曜・阪神)
上半期のGP。芝2200m戦。
京都競馬場で行われた06年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔231〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔124〕。
1番人気は京都で行われた06年のディープインパクト以来勝ちがありません。
6番人気以下〔421〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。とはいえ1000円台が5回ですから、
ちょいとひと捻りのイメージでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。まずはGTから。
春の天皇賞から〔242〕。3着以内だった馬が6頭。
残る2頭は1番人気13着馬と、8番人気5着馬。
どちらも前々走はGUで連対していた馬でした。
安田記念から〔201〕。3頭とも2着馬。
ヴィクトリアマイルから〔020〕。
どちらも1、2着から臨んだブエナビスタです。
有馬記念から〔001〕。勝ち馬。
香港のQエリザベスU世Cからの〔100〕(1番人気3着)というのもあります。
GUでは目黒記念勝ち馬の〔001〕が。
重賞組はGUまで。GVからの馬券圏内はありません。
一方で、OP特別勝ち馬の〔101〕というのがあります。
出走馬のレベルの問題はありますが、
きっかけを掴んだ素質馬には一応の注意をということでしょうか。
実は、金鯱賞が〔333〕と一番の好相性でした。
ところがこのレースが年末の施行になり、変わって鳴尾記念がステップレースに。
金鯱賞は中京の2000m、鳴尾記念は阪神の2000mですから、
より一層関連性が深まる可能性もあります。
金鯱賞3着以内の馬が好走していた過去から、
鳴尾記念上位組には注意が必要でしょう。
牝馬は〔120〕。牡馬に混じって互角に戦ってきた実績は必要。
年齢別に見ていくと、3歳〔001〕、4歳〔543〕、
5歳〔142〕、6歳〔213〕、7歳〔100〕。
連対の半数を占める4歳馬がいいようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.6.15
マーメイドS(日曜・阪神)
牝馬限定重賞。芝2000mのハンデ戦。
そのハンデ戦になったのが06年のこと。
06年は京都での施行だったので、阪神に移った07年以降の、
データは5年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔000〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔100〕。
1番人気大不振。馬券圏内がありません。
6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
最低配当が2番人気と5番人気で決まった07年の1910円ですから、波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
ヴィクトリアマイルから〔022〕。
1番人気になった3頭が馬券圏外。
2着が精一杯ゆえ、危険なステップと考えた方がいいかも?
金鯱賞から〔100〕。
目黒記念から〔001〕。
新潟大賞典から〔010〕。
前年末の愛知杯から〔100〕。
重賞組は2ケタ着順からの巻き返しも多く、
前走の着順だけでジャッジしないよう気をつけたいところ。
OP特別のメイSから〔100〕。
都大路Sから〔010〕。
OP特別組は掲示板確保ならOKです。
準OPから〔112〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
1000万からの〔100〕というのもあります。
こちらは6番人気9着だった馬。このあたりが難解な1戦の象徴でしょう。
トップハンデ馬は5年で8頭いて〔011〕。
勝ち馬のハンデは55〜48キロで、平均すると52.4キロ。
2着馬は56〜52キロで、平均53.4キロ。
3着馬は56.5〜52キロで、平均53.5キロ。
軽ハンデ馬の台頭に注意が必要です。
逃げ馬が3連対と頑張ってます。
今年は開幕週の競馬ではありませんが、前日の競馬もしっかりチェックして、
傾向を把握して下さい。



函館SS(日曜・函館)
芝1200m戦。サマースプリントシリーズ第1戦。
札幌で行われた09年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気の馬が必ず1頭連絡み。波乱になる時はヒモ荒れの傾向に。
ステップレースを見ていきましょう。
重賞組で最も好走馬を輩出していたCBC賞が7月の施行になり、
馬券圏内に複数頭を送り込んでいるのは、高松宮記念の〔221〕のみ。
人気、着順は不問です。
その他の重賞からだと、安田記念、阪神牝馬S、ファルコンSから勝ち馬が。
前年秋のマイルCS、ダービー卿CTから2着馬が。
NHKマイルC、ヴィクトリアマイル、京王杯SC、
交流重賞の兵庫JCから3着馬が出ています。
重賞からは人気、着順不問です。
OP特別から〔122〕。こちらも人気、着順は不問。
準OPから〔100〕。これまた人気、着順は不問。
1000万からの〔010〕というのもあり、こちらは1番人気1着の馬でした。
年齢別に見ていくと、3歳〔122〕、4歳〔312〕、
5歳〔402〕、6歳〔152〕、7歳〔011〕。
4、5歳馬がいいようですが、連対という意味では6歳馬がトップ。
まんべんなくと考えていいかと思います。
特筆すべきは牝馬がいいこと。〔711〕と牡馬を圧倒。
早くも"夏の牝馬"ということなのかもしれません。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.6.6
エプソムC(日曜・東京)
3歳以上の芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔323〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔141〕。
6番人気以下〔125〕、2ケタ人気馬〔003〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
1000円台が3本で、最高配当は7番人気と3番人気で決まった06年の5690円。
ちょいとひと捻りといった感じでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
重賞で最も好相性なのは、新潟大賞典組で〔423〕。
8頭が連対または3番人気までに推されていた馬。残る1頭は14番人気10着の馬でした。
その他、重賞からでは、マイラーズCから〔110〕。4、6着の馬。
あとは、産経大阪杯から勝ち馬が。
安田記念、AJCC、京王杯SCから2着馬が。
前年夏の新潟記念から3着馬が出ています。
重賞組は基本的に人気、着順は不問です。
OP特別から〔314〕。このうち7頭が3着以内または1番人気に推されていた馬。
中でも、都大路S組が〔202〕と好走を見せています。
準OPから〔131〕。3番人気までで勝った馬。
牝馬は〔001〕と不振です。
年齢別に見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔533〕、5歳〔452〕、
6歳〔112〕、7歳〔011〕、8歳〔002〕。
4、5歳の2世代がいいよう。
着順別にまとめると、過去10年の勝ち馬は4番人気までが9頭を占めており、
連対するには前走3着以内または3番人気に推されていた馬が18頭。
例外は2頭のみ。
3着もその条件を満たしていた馬が7頭。例外は3頭です。
取捨選択の際の参考にしてみて下さい。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.5.30
安田記念(日曜・東京)
春のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔101〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔544〕、2ケタ人気馬〔021〕。
毎年必ず6番人気以下の伏兵が1頭、馬券圏内に来ています。
馬連3ケタ1回に、万馬券5本。
波乱のG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔100〕。2着馬。
ヴィクトリアマイルから〔201〕。勝った2頭は1番人気で連対していた馬。3着は5着馬でした。
NHKマイルCから〔100〕。3着馬。
京王杯SCから〔131〕。4着以内の馬。
マイラーズCから〔025〕。7頭中、6頭が3着以内または1、2番人気に推されていた馬。
残る1頭は5番人気6着の馬でした。
産経大阪杯から〔111〕。人気、着順は不問です。
交流ダート重賞のかきつばた記念から〔100〕。4着馬。
ドバイデューティーフリーからの〔110〕というのもあります。
OP特別から〔110〕。6番人気1着と1番人気5着の馬。
外国馬は〔112〕。すべて前走はチャンピオンズマイル3着以内の馬でした。
牝馬は〔211〕。十分通用します。
年齢別に見ていくと、3歳〔100〕、4歳〔143〕、
5歳〔132〕、6歳〔605〕、7歳〔130〕。
6歳馬の活躍が目立ちます。
連対するには重賞勝ちはまず必要。最低でも連対必須です。
マイルのG1ですから、マイル実績は不可欠。
コース実績も含め、しっかりチェックして下さい。


ユニコーンS(日曜・東京)
3歳限定のダート重賞。1600m戦。
過去10年、1番人気は〔620〕、2番人気は〔042〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔113〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
馬券圏内はすべて7番人気までの馬で占められており、馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
近5年、連続して1番人気が勝ち、馬連3ケタが続いている堅い重賞でもあります。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性なのは2つのOP特別。
まずは端午S(11年のいぶき賞を含む)から〔331〕。連対馬。
昇竜Sから〔312〕。こちらも連対馬。
もうひとつのOP特別、ヒヤシンスS勝ち馬の〔001〕というのもあります。
重賞からは、交流ダート重賞の兵庫CSから〔132〕。連対馬。
芝のNHKマイルCから〔112〕。
ファルコンSから〔010〕。
青葉賞から〔001〕。
芝からは人気、着順は不問。ダートを走った経験の有無は問いません。
500万(平場)から〔111〕。1、2番人気で勝ち上がった馬でした。
牝馬は〔100〕。基本的には苦戦の傾向。
地方馬の〔100〕というのもあります。
前走ダートなら、どのクラスであろうと連対は必須。
底を見せていないレベルの高さも必要。
キャリア2戦の馬は、仮に連勝の無敗馬であっても3着以内なし。
ここまでダートの大きなレースがなく、力を蓄えてきた各馬だけに、
高いレベルでの取捨選択が必要になるレースです。


鳴尾記念(土曜・阪神)
05年までは芝2000mのハンデ戦。06年からは芝1800mの別定戦に。
今年から芝2000mの別定戦になったものの、
施行時期が12月から6月に変わりました。
ステップレースなどがすべて変わってしまうので、
今年はデータ分析は割愛させてもらいます。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.5.23
日本ダービー(日曜・東京)
3歳馬の頂点を決める大一番。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔701〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔137〕、2ケタ人気馬〔030〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
6番人気以下の馬が1頭も馬券圏内にいなかったのは04年だけ。
特に近年、波乱の傾向が強まっています。
ステップレースを見ていきましょう。
皐月賞から〔636〕。勝ち馬5頭、2着2頭、3着1頭、4着2頭。
他に、5番人気8着と4番人気9着が1頭ずつ。
さらに2ケタ着順から巻き返した馬も3頭いて、
この3頭はすべて1〜3番人気に推されていた馬でした。
NHKマイルCから〔311〕。勝ち馬2頭、2着1頭、3着1頭。
3番人気11着からの巻き返しもあります。
桜花賞から〔100〕。2番人気1着馬です。
ダービー馬は前走GTからしか出ていません。
TRの青葉賞から〔041〕。すべて勝ち馬。
OP特別のTR、プリンシパルSから〔002〕。共に2着馬でした。
京都新聞杯から〔020〕。勝ち馬。
ざっくり仕分けると、勝つのはGTから、2着は重賞から、
3着はOP特別組もOKということになります。
ダービーで連対するには重賞勝ちが必須条件。
それもほとんどが3歳重賞を勝っています。
すべてのホースマンの夢。ハードルはかなり上げていいレースです。


目黒記念(日曜・東京)
ダービー・デーの最終レースに行われる伝統のハンデ重賞。芝2500m戦。
今年から4歳以上のレースに変わっています。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔137〕、2ケタ人気馬〔113〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
波乱含みのハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップすると、
最も好相性なのが、春の天皇賞組で〔431〕。
新潟大賞典から〔101〕。
その他、阪神大賞典、ダートのマーチSから2着馬が。
鳴尾記念、ダイヤモンドSから3着馬が出ています。
これらの重賞組は人気、着順は不問です。
OP特別から〔223〕。こちらも人気、着順は不問。
準OPから〔121〕。勝ち馬3頭ですが、12着から2着に頑張った馬もいます。
1000万から〔101〕。こちらは勝ち馬。それも1、2番人気で勝った馬です。
トップハンデは10年で12頭いて〔110〕。芳しい成績とは言えません。
勝ち馬のハンデは58.5〜51キロ。平均すると55.35キロ。
2着馬は58〜51キロ。平均55.15キロ。
3着馬は57〜52キロ。平均54.65キロとなっています。
30頭中25頭が54キロ以上のハンデを背負わされていました。
51キロも3頭いるので軽ハンデ馬にも注意は必要ですが、
基本的にはある程度背負わされてる方がいいようです。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔323〕、5歳〔252〕、
6歳〔323〕、7歳〔101〕、8歳〔101〕。
4〜6歳の3世代が中心のよう。
牝馬は〔010〕と苦戦の傾向です。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.5.16
オークス(日曜・東京)
3歳牝馬3冠レースの2冠目。芝2400m戦。
2010年は1着同着。従いまして、10年で1着は11頭、
2着は9頭ということになります。
過去10年、1番人気は〔310〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔030〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券5本。
波乱のGTと言っていいでしょう。
ステップレースを見てみると、圧倒的に桜花賞組が良く〔875〕。
1〜3着だった馬が9頭、馬券圏外に敗れていた馬も11頭います。
ポイントはこの11頭の巻き返しの条件。
前々走が重賞だった馬は3番人気まで、かつ3着までに好走していた馬が。
前々走がOP特別だった馬は1番人気で1着の馬が巻き返します。
例外は1頭、07年に勝ったローブデコルテがそう。
桜花賞4着の前は、チューリップ賞3番人気5着。
例外はこの1頭だけです。取捨選択の参考にして下さい。 あとは、TRのフローラSから〔123〕。
勝ち馬4頭、2着馬1頭、3着馬1頭。
もうひとつのTR、スイートピーSから〔101〕。2着までならOKです。
OP特別の忘れな草賞から〔101〕。共に2番人気1着馬でした。
中距離経験も大きなポイントで、今年は桜花賞馬のジェンティルドンナを始め、
マイルまでしか経験のない有力馬がいます。
波乱があるとすれば、全馬が初となる2400mの距離にありそうです。


東海S(土曜・京都)
2010年から京都の1900mで競われるようになったダート重賞。
2010年は3、1、10番人気の1〜3着で、馬連750円。
11年は2、6、5番人気で、馬連3280円。
好相性のステップはアンタレスSで〔210〕。
着順は不問も、人気は3番人気までに推されていた馬でした。
過去10年で見ても〔654〕ですから、要注目のステップレースです。
まだデータらしきはないのですが、昨年はワンダーアキュートがレコードでの勝利。
今の京都のダートコースはかなり早いタイムが出ます。
良馬場であっても持ち時計のチェックは忘れずにしたいところです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.5.9
ヴィクトリアマイル(日曜・東京)
今年で7回目となる、古馬牝馬のマイル女王決定戦。芝1600m戦。
過去6年、1番人気は〔220〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
1番人気が連に絡んでもヒモに人気薄が来たりと、波乱含みの結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
マイラーズCから〔201〕。2〜4着だった馬。
阪神牝馬Sから〔131〕。連対または1、2番人気に推されていた馬。
ダービー卿CTから〔101〕。2、6着馬。
あとドバイ帰りの馬が〔220〕。ドバイでの人気、着順は問いません。
福島牝馬Sから〔010〕。勝ち馬。
中山牝馬Sから〔002〕。こちらも勝ち馬。
準OP勝ち馬の〔001〕というのもあります。
重賞実績はある意味必須で、馬券圏内18頭中、重賞勝ちのあった馬が14頭。
残る4頭も、3頭にOP特別勝ちがあり、
1頭はマイルの特別を連勝してここが初重賞だった馬でした。
年齢別に見ていくと、4歳〔452〕、5歳〔212〕、6歳〔002〕。
この3世代のみで、若い順にいいようです。
新旧交代が見られるのか、それとも先輩が意地を見せるのか。楽しみです!


京王杯SC(土曜・東京)
安田記念の前哨戦。芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔001〕、2番人気は〔204〕、3番人気は〔122〕。
上位人気馬不振。特に1番人気馬に連対がなく、3着が1度あるだけ。
6番人気以下〔443〕、2ケタ人気馬〔200〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
最低でも3番人気と5番人気で決まった06年の2020円ですから、波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔214〕。掲示板または1、2番人気に推されていた馬。
マイラーズCから〔322〕。
ダービー卿CTから〔221〕。
阪神牝馬Sから〔110〕。
これらの重賞組は人気、着順不問です。
また香港帰りの馬の〔010〕というのもあります。
OP特別から〔021〕。こちらも人気、着順は不問。
準OPから〔211〕。こちらは1、2番人気で勝ち上がった馬。
外国馬は〔001〕。
牝馬は〔111〕。この牝馬が人気薄で穴をあけます。
ちなみにこの3頭は6、7、10番人気の馬でした。
年齢別に見ておきましょう。
4歳〔202〕、5歳〔542〕、6歳〔343〕、7歳〔023〕。
5歳、6歳の順にいいよう。
面白いのが、4歳馬の連勝が終わると、6歳馬が3連勝。
そのあと5歳馬が現在5連勝中なんです。今年は果たして?
海外帰りの馬以外は、3月以降の競馬を使った馬しか3着以内に来ていません。
今年ひと叩きは必須のようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.5.2
NHKマイルC(日曜・東京)
3歳マイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔411〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔325〕、2ケタ人気馬〔213〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱含みのGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
皐月賞から〔033〕。3着馬2頭に、4着馬1頭、6着だった馬が3頭います。
この6頭、前々走は重賞3着以内または1番人気に推されていた馬。
桜花賞から〔210〕。1、3、14着馬。
こちらも前々走は重賞連対またはOP特別1着と、高いレベルにあった馬です。
TRのニュージーランドTから〔333〕。
NHKマイルCで連対した馬と3着の馬とで分けるとわかりやすく、
連対6頭はニュージーランドT3着以内、
3着3頭は7、11、14着から巻き返す結果となっています。
しかし最も勝ち馬を輩出しているのは芝1800m(2000m時代も含む)の毎日杯で〔410〕。
勝ち馬3頭に、2着馬1頭。
6番人気8着から巻き返した馬もいますが、こちらは2000m時代。
前々走はアーリントンC1着の馬でした。
スプリングSから〔120〕。3着以内の馬。
NHKマイルCの連対馬は挙げた5つの重賞からしか出ていません。これは覚えておいて下さい。
OP特別組では、マーガレットSから〔002〕。共に1番人気で1、4着だった馬。
ベンジャミンSから〔001〕。勝ち馬。
橘Sから〔001〕。こちらも勝ち馬でした。
牝馬は〔211〕。桜花賞からの3頭と、橘Sからの馬。
このうち3頭が2ケタ人気の馬。
波乱を呼ぶひとつに牝馬の激走があることも覚えておきましょう。
キャリア3戦の馬に馬券圏内なし。
今年は人気の馬にこのデータが当てはまってしまいます。
果たしてジンクスを破ることができるかどうか?注目です。


京都新聞杯(土曜・京都)
ダービーに向けての東上最終切符を賭けた3歳重賞。芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔202〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔320〕。
6番人気以下〔254〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
こちらも波乱含みの1戦です。
ステップレースを見ていきましょう。皐月賞から〔413〕。
スプリングSから〔100〕。
毎日杯から〔201〕。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔010〕。
基本的に重賞からは人気、着順不問です。
OP特別から〔010〕。2着馬と1番人気4着だった馬。
500万から〔373〕。連対の半数が前走500万を走っていた馬。
勝ち馬10頭、2着馬1頭、3着馬1頭に、2番人気で6着だった馬も1頭います。
中でも好相性なのが、ムーニーバレーRCで〔231〕。勝ち馬5頭に2着馬1頭です。
未勝利勝ち即の馬が〔002〕。いずれも2番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭の前走を見ると、すべて芝1800m以上の距離を走っていました。
さらに2000m以上だった馬が25頭も。中距離距離適性がひとつのポイントになりそうです。
またキャリア1戦の馬は3着が、
キャリア2戦の馬は2着が精一杯というのも覚えておきたいデータです。


新潟大賞典(土曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔310〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔156〕、2ケタ人気馬〔034〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
勝ち馬に人気上位馬は多くても、ヒモに人気薄が来る。そんな傾向にあるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔100〕。5着馬。
産経大阪杯から〔101〕。2着馬と11着馬。
マイラーズCから〔100〕。9着馬。
中京記念から〔100〕。4着馬。
中山金杯から〔022〕。人気、着順は不問。
ダービー卿CTから〔020〕。4着馬と5着馬。
小倉大賞典から〔001〕。勝ち馬でした。
ローカルのハンデ重賞らしく、OP特別組が最も好相性で〔554〕。
3着以内だった馬が10頭。残る4頭は、5、5、6、10着だった馬。
そこそこの成績は欲しいということでしょう。
準OPから〔112〕。
この4頭はすべて勝ち馬でした。
トップハンデ馬は10年で23頭いて〔223〕。
さらに14頭が掲示板ですから、まずまず頑張っているほう。
勝ち馬のハンデは59〜54キロ。平均すると55.9キロ。
2着馬は57.5〜54キロで、平均55.25キロ。
3着馬は57〜51キロで、平均55キロとなっています。
馬券圏内30頭中、ハンデ55キロ以上の馬が23頭。
逆に52キロ以下がわずかに2頭ですから、ハンデはある程度背負わされている方がいいようです。
牝馬は出走自体が少なくて〔010〕。
最後に年齢別に見ていくと、4歳〔241〕、5歳〔514〕、
6歳〔341〕、7歳〔003〕、8歳〔011〕。
勝ち馬は4〜6歳の3世代のみに集中しています。
直線の長い新潟の外回りですが、絶好の馬場状態。
前残りにも注意が必要です。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.4.25
フローラS(日曜・東京)
3歳牝馬による芝2000mのオークスTR。3着までに優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔042〕。
6番人気以下〔433〕、2ケタ人気馬〔212〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
波乱含みの牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、フラワーC組で〔410〕。
3着以内が4頭に、6番人気6着だった馬が1頭。
また、前々走でフラワーCを走っていた馬が〔110〕なので、
合わせるとフラワーC出走馬で〔520〕となります。
次が500万のミモザ賞組で〔131〕。3着以内の馬たちでした。
その他では、桜花賞から〔002〕。人気、着順不問。
フィリーズレビューから〔100〕。4着馬。
チューリップ賞から〔001〕。11着馬。
牡馬混合の毎日杯から〔010〕。7着馬。
OP特別の忘れな草賞から〔110〕。
アネモネSから〔010〕。共に掲示板確保の馬。
500万からは、あざみ賞から〔101〕。1、5着馬。
白菊賞から〔010〕。勝ち馬。
平場のレースから〔112〕。こちらは人気、着順不問なんです。
未勝利勝ち即の馬が〔112〕。3番人気までで勝ち上がった馬たちです。
新馬勝ち即の馬の馬券圏内はなく、キャリア2戦の馬も2着が精一杯。
馬券圏内30頭の前走を見ると、1800m以上のレースを走っていた馬が23頭も。
タフな府中の2000mだけに、スタミナ面も要求されるよう。
穴はその部分を満たす馬があけるようです。


マイラーズC(日曜・京都)
芝1600m戦。
昨年までは阪神で行われていましたが、今年から京都での施行。
それでもデータは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔511〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔252〕、2ケタ人気馬〔011〕。
1〜3番人気で8勝、残る2つは7番人気と9番人気の勝利。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
こちらも荒れる時は大きく荒れるよう。
ステップレースを見ていくと、最も好相性なのが中山記念組で〔422〕。
4着以内が7頭に、6着馬1頭。
それ以外の重賞で、馬券圏内に2頭以上を送り込んでいるのは、高松宮記念から〔011〕。
共に6着馬。
有馬記念から〔011〕。共に10着馬。
中山牝馬Sから〔011〕。2着馬と、1番人気4着馬。
東京新聞杯から〔002〕。3着馬と、1番人気7着馬です。
その他、ダートのフェブラリーS、平安S、芝の中京記念、海外の香港Cから勝ち馬が。
昨秋のマイルCS、中日新聞杯、ダービー卿CTから2着馬が。
AJCCから3着馬が出ています。
OP特別組では、東風S(岡部幸雄騎手引退記念も含む)から〔102〕。
勝ち馬2頭に、1番人気4着馬が1頭。
大阪城Sから〔100〕。1番人気6着馬。
六甲Sから〔010〕。1番人気2着馬。
準OP勝ち馬の〔010〕というのもあります。
牝馬は〔032〕。テイエムオーシャン、ダンスインザムード、ディアデラノビア、
スイープトウショウ、ニシノマナムスメ。
牡馬に混じってもやれる馬ならといった感じでしょうか。
年齢別に見てみると、4歳〔324〕、5歳〔334〕、
6歳〔322〕、7歳〔120〕、8歳〔010〕。
4〜6歳の3世代が中心で、ベテランの激走にも注意が必要です。
前走1番人気で負けた馬が巻き返す。そんなパターンが多いのが特徴。
また、07年に勝ったコンゴウリキシオーはこれが初マイル戦でしたが、
それ以外の勝ち馬にはすべてマイルでの勝ちがありました。
G2のマイラーズC、マイル実績は必須です。


福島牝馬S(土曜・福島)
今年で迎えて9回目となる古馬牝馬の重賞。芝1800m戦。
新潟で行われた昨年を除く、データは過去7回で見て行きたいと思います。
なお、04年は3着同着。従いまして、3着は7回で8頭です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔333〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
1、2番人気が勝った時も相手は2ケタ人気馬で万馬券に。
最低配当が3番人気と4番人気で決まった08年の3330円という大波乱のレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
抜けて好相性なのが、中山牝馬S組で〔524〕。
阪神牝馬Sから〔020〕。
その他の重賞では、愛知杯から勝ち馬が。
前年のオークスから2着馬が。
京都牝馬S、ダービー卿CTから3着馬が出ています。
OP特別からは〔010〕。
準OPから〔002〕。
ここまでは人気、着順不問です。
1000万から〔110〕。この2頭は連対馬でした。
年齢別では4歳〔433〕、5歳〔242〕、6歳〔002〕、7歳〔101〕。
若い方がいいようです。
新潟で行われた昨年も9、5、3番人気の1〜3着順で波乱の結果に。
逃げ馬が苦戦で差し、追い込みが決まります。
小回りの先入観を払拭して臨んだ方がいいのかもしれません。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.4.19
フローラS(日曜・東京)
3歳牝馬による芝2000mのオークスTR。3着までに優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔042〕。
6番人気以下〔433〕、2ケタ人気馬〔212〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
波乱含みの牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、フラワーC組で〔410〕。
3着以内が4頭に、6番人気6着だった馬が1頭。
また、前々走でフラワーCを走っていた馬が〔110〕なので、
合わせるとフラワーC出走馬で〔520〕となります。
次が500万のミモザ賞組で〔131〕。3着以内の馬たちでした。
その他では、桜花賞から〔002〕。人気、着順不問。
フィリーズレビューから〔100〕。4着馬。
チューリップ賞から〔001〕。11着馬。
牡馬混合の毎日杯から〔010〕。7着馬。
OP特別の忘れな草賞から〔110〕。
アネモネSから〔010〕。共に掲示板確保の馬。
500万からは、あざみ賞から〔101〕。1、5着馬。
白菊賞から〔010〕。勝ち馬。
平場のレースから〔112〕。こちらは人気、着順不問なんです。
未勝利勝ち即の馬が〔112〕。3番人気までで勝ち上がった馬たちです。
新馬勝ち即の馬の馬券圏内はなく、キャリア2戦の馬も2着が精一杯。
馬券圏内30頭の前走を見ると、1800m以上のレースを走っていた馬が23頭も。
タフな府中の2000mだけに、スタミナ面も要求されるよう。
穴はその部分を満たす馬があけるようです。


マイラーズC(日曜・京都)
芝1600m戦。
昨年までは阪神で行われていましたが、今年から京都での施行。
それでもデータは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔511〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔252〕、2ケタ人気馬〔011〕。
1〜3番人気で8勝、残る2つは7番人気と9番人気の勝利。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
こちらも荒れる時は大きく荒れるよう。
ステップレースを見ていくと、最も好相性なのが中山記念組で〔422〕。
4着以内が7頭に、6着馬1頭。
それ以外の重賞で、馬券圏内に2頭以上を送り込んでいるのは、高松宮記念から〔011〕。
共に6着馬。
有馬記念から〔011〕。共に10着馬。
中山牝馬Sから〔011〕。2着馬と、1番人気4着馬。
東京新聞杯から〔002〕。3着馬と、1番人気7着馬です。
その他、ダートのフェブラリーS、平安S、芝の中京記念、海外の香港Cから勝ち馬が。
昨秋のマイルCS、中日新聞杯、ダービー卿CTから2着馬が。
AJCCから3着馬が出ています。
OP特別組では、東風S(岡部幸雄騎手引退記念も含む)から〔102〕。
勝ち馬2頭に、1番人気4着馬が1頭。
大阪城Sから〔100〕。1番人気6着馬。
六甲Sから〔010〕。1番人気2着馬。
準OP勝ち馬の〔010〕というのもあります。
牝馬は〔032〕。テイエムオーシャン、ダンスインザムード、ディアデラノビア、
スイープトウショウ、ニシノマナムスメ。
牡馬に混じってもやれる馬ならといった感じでしょうか。
年齢別に見てみると、4歳〔324〕、5歳〔334〕、
6歳〔322〕、7歳〔120〕、8歳〔010〕。
4〜6歳の3世代が中心で、ベテランの激走にも注意が必要です。
前走1番人気で負けた馬が巻き返す。そんなパターンが多いのが特徴。
また、07年に勝ったコンゴウリキシオーはこれが初マイル戦でしたが、
それ以外の勝ち馬にはすべてマイルでの勝ちがありました。
G2のマイラーズC、マイル実績は必須です。


福島牝馬S(土曜・福島)
今年で迎えて9回目となる古馬牝馬の重賞。芝1800m戦。
新潟で行われた昨年を除く、データは過去7回で見て行きたいと思います。
なお、04年は3着同着。従いまして、3着は7回で8頭です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔333〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
1、2番人気が勝った時も相手は2ケタ人気馬で万馬券に。
最低配当が3番人気と4番人気で決まった08年の3330円という大波乱のレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
抜けて好相性なのが、中山牝馬S組で〔524〕。
阪神牝馬Sから〔020〕。
その他の重賞では、愛知杯から勝ち馬が。
前年のオークスから2着馬が。
京都牝馬S、ダービー卿CTから3着馬が出ています。
OP特別からは〔010〕。
準OPから〔002〕。
ここまでは人気、着順不問です。
1000万から〔110〕。この2頭は連対馬でした。
年齢別では4歳〔433〕、5歳〔242〕、6歳〔002〕、7歳〔101〕。
若い方がいいようです。
新潟で行われた昨年も9、5、3番人気の1〜3着順で波乱の結果に。
逃げ馬が苦戦で差し、追い込みが決まります。
小回りの先入観を払拭して臨んだ方がいいのかもしれません。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.4.11
皐月賞(日曜・中山)
牡馬クラシック第1弾。芝2000m戦です。
東京で行われた昨年も含め、データは過去10年です。
1番人気は〔322〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔573〕、2ケタ人気馬〔231〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券5本。
他にも4000円、5000円台が1度ずつある、実は波乱のG1なんです。
ステップレースを見ていきましょう。まずは3つのTRから。
弥生賞から〔345〕。3着以内が10頭に、5番人気4着馬と2番人気8着馬。
スプリングSから〔531〕。3着以内8頭、残る1頭は4番人気8着だった馬。
若葉Sから〔231〕。連対4頭に、2番人気7着馬と2番人気4着馬。
別の言い方をすれば、
「連対もしくは2番人気までに推されていた馬」となります。
実はこのTR組で〔10107〕。
つまり、TR以外のステップからは3着に3頭いるだけ。
共同通信杯から〔002〕。共に1番人気で、1着と9着だった馬。
京成杯から〔001〕。こちらも1番人気で1着だった馬です。
共同通信杯9着から3着に巻き返したのが、
東京で行われた昨年のダノンバラードだったことを考えると、
競馬場的には例外扱いも?
前走TR以外の馬は、高い線引きの取捨選択でいいかと思います。
条件を満たしているにもかかわらず人気にならない馬が穴をあける皐月賞。
中山芝2000mへの適性も大きなポイントになりそうです。


アンタレスS(土曜・京都)
ダート1800m戦。
過去10年、1番人気は〔141〕、2番人気は〔312〕、
3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券3本。
他に8000円台も1回あるように、両極端な配当になっています。
ステップレースを見てみると、フェブラリーSから〔213〕。
人気、着順は不問です。
JCダート以来の馬〔001〕。3着馬。
マーチSから〔043〕。人気、着順は不問。
平安Sから〔100〕。2着馬。
交流重賞からは、ダイオライト記念から〔101〕。連対馬。
名古屋大賞典から〔030〕。すべて2番人気で、2着馬2頭、4着馬1頭。
OP特別のコーラルSから〔211〕。人気、着順は不問です。
ベテルギウスSから〔100〕。こちらは勝ち馬。
アルデバランSから〔100〕。こちらも勝ち馬。
準OPから〔211〕。
すべて勝ち馬ですが、うち3頭が1番人気での勝ちでした。
牝馬は〔000〕と大苦戦。
最後に年齢別に見ていくと、4歳〔446〕、5歳〔222〕、
6歳〔432〕、7歳〔010〕。4〜6歳の3世代がいいようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.4.5
桜花賞(日曜・阪神)
牝馬クラシック第1弾。芝1600m戦。
阪神競馬場が改修されたのが07年のこと。
この年から傾向が変わってきたので、データは過去5年で見ていきましょう。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔110〕。
1〜3番人気で、勝率、連対率ともに8割。
ただし、3着に1〜3番人気は1頭もいません。
6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
残る1回が1000円台ですから、波乱の目は残しながらも、
基本的に堅いG1に変わったと考えてよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
TRのチューリップ賞から〔312〕。
連対を果たした4頭は、1、2番人気で1、2着だった馬。
3着の2頭は、3番人気で5着と8番人気で3着だった馬です。
もうひとつのTR、フィリーズレビューから〔100〕。4番人気3着馬。
OP特別のTR、アネモネSから〔001〕。2番人気1着馬。
TR以外では、クイーンCから〔021〕。
1番人気2着馬と2番人気1着馬。他に10番人気で6着だった馬も1頭います。
フラワーCから〔011〕。どちらも勝ち馬。人気は3番人気と5番人気でした。
OP特別のエルフィンSから〔110〕。1、2番人気での勝ち馬でした。
例外として扱ってしまうのが正しいかどうかはわかりませんが、
12番人気と15番人気のワンツーとなった08年を除けば、
桜花賞の連対8頭は前走1、2番人気で連対していた馬が7頭、3番人気での勝ち馬が1頭。
ちなみに、08年勝ったレジネッタもフィリーズレビュー4番人気3着馬でした。
連対という括りでは、かなり高いラインで線引きしていいということになりそうです。
果たして桜の女王に輝くのはどの馬か?楽しみです!


阪神牝馬S(土曜・阪神)
古馬牝馬の重賞。
年末から4月の施行に変わったのが06年のこと。
さらに07年にはマイルから1400m戦に距離が短縮されました。
従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔021〕。
上位人気馬に信頼が置けず、特に2番人気は壊滅状態。
6番人気以下〔212〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。1000〜8000円台の馬券となっています。
ステップレースを見てみると、最も好成績なのが準OPの勝ち馬で〔301〕。
次にOP特別組で〔121〕。こちらは掲示板ならOK。
重賞から勝ち馬を輩出しているのは阪急杯のみで〔100〕。6着馬でした。
あとは京都牝馬Sから〔022〕。掲示板確保の馬。
中山牝馬Sから〔010〕。4着馬。
高松宮記念から〔001〕。15着と大敗していた馬でした。
年齢別に見てみると、4歳〔312〕、5歳〔032〕、6歳〔111〕、
7歳〔000〕、8歳〔100〕。
基本的に4〜6歳の3世代、中でも4歳馬がいいようです。


ニュージーランドT(土曜・中山)
3歳のマイル重賞。NHKマイルCのTRでもあります。
阪神で行われた昨年を除く、データは過去9回で見ていきましょう。
1番人気は〔410〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔452〕、2ケタ人気馬〔230〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
他にも9000円台が1回に、7000円台が2回。
連対の半数が6番人気以下の伏兵。大波乱の重賞なんです。
ステップレースを見ていきましょう。
スプリングSから〔211〕。4着馬3頭に、9着馬1頭。
弥生賞から〔010〕。4着馬。
アーリントンCから〔113〕。3着以内の馬。
クリスタルCから〔021〕。連対または1、2番人気に推されていた馬。
毎日杯から〔100〕。5着馬。
ファルコンSから〔002〕。勝ち馬と5着馬。
これらの重賞でマイル戦はアーリントンCのみ。
他の距離でちょい足らずの馬が、マイルに路線を変えてきたイメージでしょうか。
OP特別から〔210〕。なぜか5着以下の馬。
500万の芝から〔322〕、ダートから〔010〕。これらはすべて勝ち馬でした。
牝馬は〔010〕。出走自体が少ないよう。
重賞実績のある馬よりも、TRゆえの本気度の高い馬が穴をあけるレース。
伏兵の台頭には十分注意をして下さい。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.3.29
産経大阪杯(日曜・阪神)
春の天皇賞へのステップレース。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔621〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔311〕。
1番人気は連対率8割、馬券圏内をハズしたのは1度だけなのに対し、
2番人気は2、3着がそれぞれ1度ずつあるだけ。対照的な成績になっています。
6番人気以下〔153〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
近年、若干波乱の傾向が強まってきてるかなといった感じです。
ステップレースを見ていきましょう。まずはG1から。
有馬記念から〔212〕。人気、着順は不問です。
次にJCから〔110〕。2、4着馬。
あとは宝塚記念、海外の香港Cから2着馬が。
秋の天皇賞、菊花賞から3着馬が、それぞれ1頭ずつ出ています。
今年初出走だった馬で、馬券圏内に頑張った馬の前走を見ると、すべてG1でした。
G2では、中山記念から〔311〕。2着馬2頭に、4、12着馬が1頭ずつ。
京都記念から〔102〕。3着馬2頭に、4着馬1頭。
AJCCから〔020〕。1着と5着の馬でした。
G3の中京記念から〔201〕。3着以内。
ダイヤモンドSから〔010〕。勝ち馬。
東京新聞杯から〔010〕。7着馬。
OP特別の大阪城Sから〔102〕。1着馬と5着馬に、1番人気9着馬。
準OPからの馬券圏内はなく、1000万を1番人気1着馬の〔010〕というのがあります。
牝馬は〔101〕。出走頭数の割には好走しています。
年齢別に見ていくと、4歳〔633〕、5歳〔225〕、
6歳〔132〕、7歳〔110〕、8歳〔010〕。
4歳馬の6勝、2着3頭は光ります。
昨年2着のダークシャドウ以外は前走重賞組で、連対20頭中19頭までに、
重賞2着の実績がありました。
取捨選択のハードルは高く設定して間違いないようです。


ダービー卿CT(日曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。
阪神で行われた昨年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔110〕。
上位人気馬、大不振。
6番人気以下〔555〕、2ケタ人気馬〔124〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
最低配当が2番人気と4番人気で決まった02年の2020円ですから、大波乱のハンデ重賞です。
最も好相性のステップがOP特別の東風Sで〔535〕。
掲示板8頭に、9着馬1頭、2ケタ人気馬4頭ですから、
出走していただけで要注意と言えるでしょう。
その他、2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは2つ。
まずは重賞の東京新聞杯から〔102〕。1、5、8着馬。
準OPから〔210〕。この3頭はすべて勝ち馬。
あとは重賞組で、秋の天皇賞から勝ち馬が。
鳴尾記念、中日新聞杯、京都牝馬S、中山牝馬S、オーシャンSから2着馬が。
中山記念、中京記念から3着馬が出ています。
トップハンデは9回で13頭いて〔101〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜52キロで、平均すると55.28キロ。
2着馬は57〜51キロで、平均54.33キロ。
3着馬は57〜54キロで、平均55.06キロ。
馬券圏内27頭中、53キロ以下の馬はわずかに3頭。
勝ち馬に限っては9頭中8頭が54キロ以上のハンデの馬でした。
トップハンデ馬は苦戦しているものの、ある程度背負わされている方がいいようです。
牝馬は〔030〕。人気薄での激走です。注意は必要でしょう。
最後に年齢別で見ておきましょう。
4歳〔451〕、5歳〔342〕、6歳〔202〕、
7歳〔003〕、8歳〔001〕。
若い順に成績はいいようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.3.22
高松宮記念(日曜・中京)
春のスプリント王決定戦。芝1200mのG1。
昨年は阪神で行われましたが、中京競馬場が改装となり、
コース形態も変わったので、昨年も含め、データは過去10年です。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔402〕。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ1回、万馬券1本。
実は1000円台も2回しかなく、配当的には中波乱のG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが阪急杯組で〔664〕。
勝ち馬6頭に、2着馬3頭、3着馬2頭。
その他、掲示板3頭に、1番人気7着馬と2番人気9着馬。
次にオーシャンS組がよく〔202〕。1、2、4、9着馬。
さらに重賞昇格前のOP特別時代に勝ち馬の〔100〕というのがあり、
それを合わせると〔302〕となります。
シルクロードSから〔103〕。勝ち馬2頭、2着馬1頭、5着馬1頭。
勝ち馬を輩出しているのはこの3つの重賞に限られます。
その他、マイルCS勝ち馬、スプリンターズS勝ち馬、
阪神牝馬S1番人気4着馬、中山記念13着馬が2着に。
東京新聞杯6着馬が3着に来ています。
10年前のOP特別時代のオーシャンSから優勝馬が出た以外は、すべて前走は重賞組。
これがこのレースのひとつの特徴でもあります。
牝馬は〔122〕。4番人気までに推された馬でした。
最後に年齢別に見ていくと、4歳〔120〕、5歳〔553〕、
6歳〔234〕、7歳〔102〕、8歳〔101〕。
差し、追い込みの競馬になりやすかったのが、
コースの改修でさらに強まる可能性があります。
鋭く追い込む馬に注意が必要です。


マーチS(日曜・中山)
ダート1800mで争われるハンデ重賞。
阪神で行われた昨年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔002〕。
上位人気馬、大不振。
6番人気以下〔374〕、2ケタ人気馬〔030〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
フェブラリーSから〔201〕。人気、着順は不問です。
芝の中山記念から〔010〕。5着馬。
平安Sから〔010〕。勝ち馬。
武蔵野Sから〔010〕。9着馬。
根岸Sから〔001〕。5着馬。
交流重賞のダイオライト記念から〔110〕。3、4着馬。
名古屋大賞典から〔101〕。1、4着馬。
佐賀記念から〔100〕。2着馬。
実はOP特別の仁川S組が最も好相性で〔334〕。掲示板8頭に、7着馬2頭です。
ポラリスSから〔010〕。こちらは勝ち馬。
準OPから〔112〕。こちらもすべて勝ち馬です。
トップハンデは9回で10頭いて〔222〕。ハンデの重い馬が頑張ります。
勝ち馬のハンデは59〜55キロで、平均すると56.5キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均55.83キロ。
3着馬は59〜53キロで、平均55.89キロとなっています。
馬券圏内27頭中、ハンデ57キロ以上の馬が10頭もいて、
逆に54キロ以下の馬は3頭しかいません。ハンデは重い方がいいと覚えておいて下さい。
牝馬は〔000〕。苦戦の傾向です。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔131〕、5歳〔134〕、
6歳〔322〕、7歳〔312〕、8歳〔100〕。
6、7歳のベテラン勢が頑張ります。
重めのハンデといい、ここは経験値がものを言うのかもしれません。


日経賞(土曜・中山)
春の天皇賞を睨む古馬たちによる芝2500m戦。
阪神で行われた昨年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔220〕。3着以内の馬。
AJCCから〔311〕。人気、着順は不問です。
京都記念から〔032〕。こちらも人気、着順は不問。
中山記念から〔011〕。連対馬。
ダイヤモンドSから〔103〕。勝ち馬3頭、2着馬1頭。
OP特別の白富士Sから〔201〕。勝ち馬2頭、3着馬1頭。
準OPの御堂筋Sから〔121〕。連対馬です。
牝馬は出走自体が少なく〔000〕。
年齢別では、4歳〔334〕、5歳〔322〕、6歳〔122〕、
7歳〔111〕、8歳〔100〕、9歳〔010〕。
4、5歳馬が中心ではありますが、高齢馬の激走にも注意が必要です。


毎日杯(土曜・阪神)
芝1800mで争われる3歳重賞。
賞金を加算して皐月賞に向かいたい馬もいるため、
"東上最終切符"とも言われるレースです。
この距離に変更なったのが07年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔100〕。
毎年1〜3番人気のいずれか1頭が連絡み。
6番人気以下〔121〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本です。
ステップレースを見ていきましょう。
アーリントンCから〔200〕。3、4着馬。
きさらぎ賞から〔110〕。2、6着馬。
シンザン記念から〔100〕。勝ち馬。
共同通信杯から〔100〕。2着馬。
勝つのは重賞組のみ。それも4着以内の馬たちです。
OP特別から〔002〕。1、7着馬ですが、
いずれも1番人気に推されていた馬たちでした。
500万から〔022〕。
すべて勝ち馬ですが、1番人気で勝ち上がった馬が3頭、2番人気だった馬が1頭です。
新馬勝ち即の馬が〔010〕。3番人気勝ち上がり。
未勝利勝ち即の馬は〔011〕。共にダートで、1、2番人気での勝ち上がりでした。
牝馬は参戦自体が少なく〔000〕。
2000mから1800mに距離短縮となって一番変わったのは、
逃げ馬が壊滅状態だということ。頭の中に置いておいて下さい。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.3.15
スプリングS(日曜・中山)
芝1800mで争われる皐月賞TR。上位3頭に優先出走権が与えられます。
阪神で行われた昨年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔322〕、2番人気は〔302〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔163〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
基本的にヒモ荒れのレースですが、もう1頭も人気薄だと馬券はかなりの高配当に。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔022〕。連対3頭と、5番人気9着だった馬。
きさらぎ賞組が最も好相性で〔402〕。すべて連対馬。
共同通信杯から〔211〕。3着以内の馬。
アーリントンCから〔100〕。勝ち馬。
京成杯から〔010〕。3番人気8着馬でした。
OP特別の若駒Sから〔100〕。勝ち馬。
ジュニアCから〔010〕。こちらも勝ち馬。
すみれSから〔010〕。5番人気7着馬でした。
500万の芝から〔133〕。勝ち馬6頭に、3番人気5着馬。
500万のダートから〔001〕。1番人気4着馬。
キャリア1、2戦の馬の馬券圏内はありません。
時に紛れもありますが、前走だけ見ても、重賞好走馬、OP特別、
500万勝ち馬など、実績上位の馬が多く好走するようです。


阪神大賞典(日曜・阪神)
春の天皇賞を目指す古馬たちによる重要な前哨戦。芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔〕〔432〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔103〕。
6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
ちなみに馬券圏内は7番人気までの馬に限られます。 馬連3ケタ6回に、万馬券なし。
ステップレースを見ていきましょう。 有馬記念から〔221〕。
掲示板4頭に、5番人気11着だった馬。
JCから〔010〕。勝ち馬。 秋の天皇賞から〔001〕。4番人気12着馬。
京都記念から〔313〕。人気、着順は不問です。
日経新春杯から〔221〕。連対2頭、4着馬2頭に、1番人気7着だった馬。
ステイヤーズSから〔100〕。勝ち馬。
ダイヤモンドSから〔222〕。掲示板ならOKです。
OP特別の万葉Sから〔011〕。勝ち馬と1番人気4着馬。
準OP連対馬の〔011〕というのもあります。 牝馬は出走自体も少なく〔001〕。
年齢別に見ていくと、4歳〔272〕、5歳〔326〕、
6歳〔301〕、7歳〔101〕、8歳〔110〕。
連対では4歳が、勝ち馬を輩出するという意味では5、6歳も負けてはいません。
なお前走の距離は、天皇賞・秋の2000mが最短。中長距離の実績は不可欠のようです。


フラワーC(土曜・中山)
牝馬限定の3歳重賞。芝1800m戦。
阪神で行われた昨年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔422〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔210〕。
1、2番人気が共に連を外したのは1度だけ。その時は3番人気が勝っています。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
それでも2000円台が4回もあるように、ヒモ荒れの傾向が強いレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
地方交流の全日本2歳優駿から〔010〕。5番人気10着馬。
チューリップ賞から〔102〕。4、7着馬。
クイーンCから〔021〕。1、4、7着馬。
フェアリーSから〔010〕。1着馬。
OP特別のホープフルSから〔110〕。連対馬。
ダートのヒヤシンスSから〔010〕。12着馬でした。
500万からの馬が最も好相性で、芝から〔624〕。1着馬9頭に、4、7、13着だった馬が1頭ずつ。
500万のダートから〔002〕。2、7着馬。
未勝利を勝ち上がったばかりの馬もいて、芝から〔100〕。2番人気での勝ち上がり。
ダートから〔010〕。1番人気での勝ち上がりでした。
なお、キャリア1戦の馬の馬券圏内はありません。
前走着順を見ていて気付いた人もいるかと思いますが、
1、4、7着だった馬が何故か多く、
馬券圏内27頭中22頭もいるんですね。昨年も1着と4着だった馬のワンツー。
少々"オカルト"ですが、ちょっと頭に置いておくと面白いかもしれません。


ファルコンS(土曜・中京)
3歳馬による短距離重賞。今年から芝1400m戦になりました。
この時期の施行になったのが06年。
従いまして、阪神で行われた昨年を除く、データは過去5回です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔032〕、2ケタ人気馬〔020〕。
ちなみに4番人気が〔200〕。
4番人気までの馬が毎年1頭連対しています。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
このレースもヒモ荒れの傾向が強く、波乱の結果に。
阪神で行われた昨年も、9番人気と4番人気のワンツーで9910円の高配当になりました。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔001〕。11着だった馬。
シンザン記念から〔100〕。7着馬。
フェアリーSから〔010〕。5着馬。
クイーンCから〔011〕。9、12着だった馬。
交流重賞のエーデルワイス賞から〔010〕。2着馬。
OP特別組は、芝から〔110〕。勝ち馬。
ダートから〔010〕。8着馬。
500万の芝から〔302〕。ダートから〔001〕。共に勝ち馬。
芝の重賞からなら5着以下、OP特別、500万からなら勝ち馬と覚えておきましょう。
牝馬は〔033〕。
勝つのは牡馬ですが、牝馬が毎年1頭は馬券圏内にいるのも特徴(昨年は牡馬が独占)です。
キャリア1、2戦の馬の馬券圏内はなく(昨年は新馬勝ち即の馬が優勝)、
キャリア3戦の馬も3着が精一杯。経験値がモノを言いそう。
これまでも差し、追い込みの競馬になっていましたが、
改装なった中京はますますその傾向が強まってるよう。
パワー型の末自慢に注意が必要です。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.3.7
フィリーズレビュー(日曜・阪神)
芝1400mで行われる桜花賞TR。3着までの馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔221〕。
上位人気馬はあまり信頼できず。
6番人気以下〔451〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回、万馬券1本です。
ステップレースを見てみると、阪神JFから〔413〕。5頭が4着以内。
それ以外は2ケタ着順の馬の巻き返しですから、ジャッジが難しいところ。
クイーンCから〔200〕。4着馬と13着馬。
フェアリーSから〔110〕。連対馬。
OP特別のエルフィンSから〔244〕。4着以内または4番人気までに推されていた馬。
紅梅Sから〔010〕。2着馬。
500万の芝から〔113〕。3番人気までで勝った馬。
500万のダートからも〔020〕。こちらは勝ち馬です。
07年に改装なった阪神競馬場。
そこからの5年で傾向も変わっているので、触れておきたいと思います。
毎年6番人気以下の伏兵が馬券圏内に必ず1頭はいて、波乱の傾向が強まっていること。
5年で1番人気は〔110〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔110〕と、
さらに上位人気馬に信頼が置けなくなっていること。
前走は1400mか1600mのみ。
差し、追い込みが決まりやすくなったこと。
馬券圏内には2勝馬、もしくは重賞2着の実績のある馬しか来ていないことなどが挙げられます。
難解な桜花賞TRの馬券の検討材料として、ちょっと頭の中に置いておいて下さい。


中山牝馬S(日曜・中山)
古馬牝馬のハンデ重賞。芝1800m戦。
昨年は阪神競馬場での4月の施行。従いまして、データは過去9回です。
1番人気は〔300〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔121〕。
こちらも上位人気馬は信頼できず。
6番人気以下〔366〕、2ケタ人気馬〔034〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
他にも7000、6000、5000円台が1回ずつある波乱のハンデ戦です。
ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップすると、
まずはエリザベス女王杯から〔101〕。3、4着の馬。
京都牝馬Sが最も好相性で〔433〕。8頭が掲示板でした。
重賞では他に、小倉大賞典、東京新聞杯、愛知杯から勝ち馬が。
AJCC、中山記念、ダイヤモンドS、阪急杯、
ダート交流重賞のエンプレス杯から2着馬が。
府中牝馬Sから3着馬が出ています。
重賞からなら、基本的に人気、着順は不問です。
OP特別組では、白富士Sから〔101〕。
ターコイズSから〔001〕。
どちらも人気、着順は不問です。
準OPから〔012〕。勝ち馬2頭に、4着馬が1頭です。
トップハンデは9回で18頭いて〔312〕。まずまず頑張っているほう。
勝ち馬のハンデは53〜56.5キロで、平均すると55.06キロ。
2着馬は50〜56.5キロで、平均53.89キロ。
3着馬は51〜56.5キロで、平均53.78キロとなってます。
勝ち馬9頭中、7頭が55キロ以上のハンデですから、
ある程度重いハンデを背負わされている方がいいよう。
最後に年齢別に見ておくと、
4歳〔241〕、5歳〔325〕、6歳〔333〕、7歳〔100〕。
4〜6歳の3世代でまんべんなく。
とにかく波乱のハンデ戦。中山芝1800mのコース巧者を探すべきかもしれません。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.3.1
弥生賞(日曜・中山)
芝2000mで争われる皐月賞TR。
3着までの馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔600〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔036〕。2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
1番人気に2、3着はなく、勝つか、馬券圏外か。
ちなみに近7年で6勝を挙げています。
この10年で見ても1、2番人気で9勝ですから、堅い重賞。
残る1勝は4番人気の馬でした。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔323〕。勝ち馬3頭、2着馬2頭。
連を外していた3頭は、1番人気4着、4番人気4着、3番人気6着。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔300〕。すべて勝ち馬。
京成杯から〔122〕。3着以内の馬。
共同通信杯から〔101〕。連対馬。
シンザン記念から〔101〕。勝ち馬と、3番人気10着馬。
きさらぎ賞から〔021〕。4、6、7着馬でした。
OP特別から〔101〕。共に勝ち馬。
500万から〔021〕。連対馬。
新馬勝ち即の馬〔010〕。未勝利勝ち即の馬〔010〕。
どちらも1番人気で勝ち上がった馬でした。
弥生賞で連対した20頭中16頭が、前走でも連対を果たしているんですね。
残る4頭は、朝日杯FS4着馬が2頭、きさらぎ賞1番人気7着馬と6番人気4着馬。
3着は別物として考えた方が、馬券はわかりやすいかもしれません。
ちなみに6番人気が〔021〕、7番人気が〔015〕。
合わせれば〔036〕ですから、連穴としては6、7番人気の伏兵を狙いたいところ。
本番と同じコース、同じ距離で行われるTR。
皐月賞への王道ステップとして要注目の重賞です


チューリップ賞(土曜・阪神)
芝1600mで行われる桜花賞TR。3着までの馬に優先出走権が与えられます。
コースの改修がなったのが07年のこと。そこから傾向が変わりました。
従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔000〕。
1番人気馬、連対パーフェクト。
その一方で5番人気以下の馬が毎年1頭は馬券圏内に来ています。
6番人気以下〔113〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔231〕。勝ち馬4頭に、1番人気4着馬と8番人気3着馬。
シンザン記念から〔010〕。1番人気2着だった馬。
OP特別のエルフィンSから〔102〕。勝ち馬2頭に、7番人気5着馬1頭。
500万はダートからのみで〔110〕。1番人気1着馬と3番人気13着馬。
新馬勝ち即の馬の好走例はなく、未勝利勝ち即の馬〔102〕。
1、2、4番人気で勝ち上がった馬です。
前走の距離は1400、1600、1800mのみ。
こちらも弥生賞同様、本番と同じコース、同じ距離で行われる王道ステップ。要注目です。


オーシャンS(土曜・中山)
高松宮記念へのステップレース。芝1200m戦。
今年で迎えて7回目。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔102〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔253〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
昨年こそ3、2、1番人気の1〜3着でしたが、
それ以外の年は必ず6番人気以下の馬が1頭は馬券圏内に来ている波乱サイドの重賞です。
ステップレースを見てみると、スプリンターズSから〔010〕。16着だった馬。
阪神Cから〔111〕。連対馬。
スワンSから〔100〕。16着馬。
CBC賞から〔001〕。勝ち馬。
シルクロードSから〔041〕。3〜7着馬。
京阪杯から〔100〕。1番人気10着だった馬です。
OP特別では、バレンタインSから〔002〕。人気、着順は不問です。
ダートのすばるSから〔101〕。こちらも人気、着順は不問です。
準OP勝ち馬の〔200〕というのもあります。
牝馬は〔020〕。
前走の距離は1200mと1400mに限られます。
年齢別に見ていくと、4歳〔122〕、5歳〔312〕、
6歳〔011〕、7歳〔110〕、8歳〔111〕。
5歳馬中心も、7、8歳のベテランに注意が必要です。
差し、追い込みの競馬になりやすく、荒れるという意外は掴みどころがない短距離重賞。
手広く行く必要がありそうです。


日曜日に中京で行われる中日新聞杯ですが、12月からこの時期移り、コースも新装。
距離が2000mになったのが06年で、去年、一昨年は小倉での施行と、
データで語るには不足していることばかり。
従いまして、ここでは割愛させてもらいます。
推奨馬はブログの方をご覧下さい!
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.2.23
中山記念(日曜・中山)
芝1800m戦のG2。
過去10年、1番人気は〔411〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔022〕。
6番人気以下〔432〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
ステップレースは実に多彩。
中でも好相性なのが2つ。まずは東京新聞杯組で〔232〕。掲示板6頭に、7着馬が1頭。
もうひとつがマイルCS以来の馬で〔210〕。人気、着順は不問です。
その他、ダートの根岸Sから〔101〕。
AJCCから〔011〕。
京都金杯から〔011〕。
さらに、JC、有馬記念、鳴尾記念から勝ち馬が。
菊花賞、天皇賞・秋、小倉大賞典から2着馬が。
エリザベス女王杯、日経新春杯、中山金杯、海外の香港マイルから3着馬が出ています。
基本、重賞組は人気、着順不問でよさそうです。
OP特別からも〔201〕。こちらも人気、着順は不問です。
牝馬は〔001〕と苦戦の傾向。
最後に年齢別に見ていくと、4歳〔331〕、5歳〔024〕、
6歳〔352〕、7歳〔203〕、8歳〔200〕。
高齢馬の活躍が目立つ一方で、5歳馬が不振。ベテランの一発に注意が必要です。


阪急杯(日曜・阪神)
高松宮記念を睨む古馬による芝1400m戦。
この距離になったのが06年のこと。従いまして、データは過去6年です。
また、07年は1着同着。ゆえに、6年で勝ち馬は7頭、2着馬は5頭となります。
1番人気は〔021〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔220〕。
1番人気がなぜか勝てず。
それでも毎年1〜3番人気の、少なくともいずれか1頭は連対を果たしているんですね。
6番人気以下〔202〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
どうやらひと捻り必要な重賞のよう。
ステップレースを見てみると、東京新聞杯から〔213〕。
3着以内あるいは3番人気までに推されていた馬。
阪神Cから〔211〕。連対3頭に、6着馬1頭。
シルクロードSから〔100〕。13着馬。
小倉大賞典から〔100〕。2着馬。
京阪杯から〔100〕。1番人気6着馬。
京都牝馬Sから〔011〕。掲示板ならOK。
京都金杯から〔010〕。2着馬でした。
準OPからの〔011〕というのもあり、こちらは勝ち馬でした。
牝馬は〔011〕。どちらかといえば苦戦のよう。
年齢別に見ていくと、4歳〔134〕、5歳〔411〕、
6歳〔011〕、7歳〔100〕、8歳〔100〕。
5歳馬がいいようです。
過去の好走馬が再びの好走を見せるのも特徴のひとつで、
07年3着のスズカフェニックス、翌08年2着。
08年勝ったローレルゲレイロ、翌09年2着。
10年3着のサンカルロ、翌11年優勝。
ちなみに今年は、昨年勝ったサンカルロ、2着のガルボが登録をしてきました。
出走してきたなら要注意です。


アーリントンC(土曜・阪神)
3歳馬による芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔320〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔244〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
その万馬券3本は、近4年で出たもの。波乱の傾向が強まったと見ていいでしょう。
ステップレースを見ていくと、朝日杯FSから〔031〕。人気、着順は不問です。
京王杯2歳Sから〔100〕。5着馬。
シンザン記念から〔122〕。人気、着順は不問です。
ラジオNIKKEI賞2歳Sから〔001〕。5着馬でした。
OP特別組では、芝から〔322〕。
3着以内または2番人気までに推されていた馬。
ダートから〔010〕。こちらは勝ち馬。
500万では、芝から〔114〕。3着までの馬。
ダートから〔310〕。こちらも3着までの馬。
未勝利勝ち即の馬の馬券圏内はありませんが、
新馬1番人気1着馬の〔100〕というのはあります。
牝馬は出走自体が少なく〔000〕。
昨年は500万のダートを走っていた馬のワンツーフィニッシュ。
難解さが増している3歳マイル重賞と言えそうです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.2.17
フェブラリーS(日曜・東京)
JRA今年最初のG1。ダート1600m戦。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔701〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
1番人気が7勝を挙げ、最高で6番人気と3番人気で決まった09年の4710円ですから、
あまり無謀な穴狙いはお勧めできません。
ステップレースを見ていきましょう。
JCダートから〔400〕。
すべて1番人気に推されていた馬で、勝ち馬3頭、2着馬1頭。
東京大賞典から〔143〕。勝ち馬3頭、3着馬3頭。
あとは1番人気7着馬と6番人気5着馬が1頭ずつ。
川崎記念から〔141〕。勝ち馬、2着馬、3着馬がそれぞれ2頭ずつ。
香港C勝ち馬の〔100〕というのもあります。
根岸Sから〔104〕。勝ち馬3頭に、5番人気2着馬と2番人気11着馬。
勝てなかった馬は共に59キロを背負っていました。
平安Sから〔101〕。こちらは連対馬。
準OP1番人気1着馬の〔010〕というのもあります。
牝馬は〔000〕と大苦戦。
年齢別に見ておくと、4歳〔351〕、5歳〔512〕、
6歳〔104〕、7歳〔022〕、8歳〔010〕。
勝つという意味では5歳馬が、連対では4歳馬がいいようです。


ダイヤモンドS(土曜・東京)
芝3400mのハンデ戦。
この条件になったのが04年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔300〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔157〕、2ケタ人気馬〔113〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
1〜3番人気で7勝を挙げるも、2着はわずかに1頭、
3着には1頭もいないように、ヒモ荒れの傾向に。
毎年必ず馬券圏内に1頭は6番人気以下の伏兵がいるのも特徴のひとつです。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔100〕。4着馬。
日経新春杯から〔113〕。人気、着順は不問です。
OP特別の万葉Sから〔411〕。4着以内だった馬たち。
準OPから〔152〕。
中でも迎春Sから〔131〕。4着以内ならOKのよう。
1000万から〔112〕。勝ち馬2頭、2着馬1頭、4着馬も1頭います。
トップハンデは8年で11頭いて〔201〕。
勝ち馬のハンデは51〜57.5キロ、平均すると54.81キロ。
2着馬は50〜56キロで、平均53キロ。
3着馬は50〜57.5キロで、平均52.94キロとなっています。
馬券圏内24頭中13頭が53キロ以下。52キロ以下に絞っても8頭ですから、
勝ち馬のハンデは比較的重くても、2、3着には軽ハンデ馬がくるということでしょう。
牝馬は〔010〕と、こちらも苦戦の傾向。
年齢別に見ておくと、4歳〔353〕、5歳〔312〕、6歳〔113〕、7歳〔110〕。
こちらは若い順にいいようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.2.10
共同通信杯(日曜・東京)
芝1800mの3歳重賞。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔421〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔123〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
9000円台が1回あるものの、1000円台が4回、2000円台が1回ですから、
どちらかといえば本命サイドの決着になっています。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔221〕。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔210〕。
シンザン記念から〔113〕。
京成杯から〔010〕。
東京スポーツ杯2歳Sから〔001〕。
重賞からは掲示板確保が必要です。
OP特別組は、ホープフルSから〔112〕。
ジュニアCから〔110〕。
若駒Sから〔010〕。
OP特別組がここで連対するには、前走で連対していたことが必要。
ちなみにホープフルSで1番人気10着の馬がいましたが、3着まででした。
500万から〔212〕。こちらは連対するには勝ち必須。
4番人気5着からの馬が1頭いましたが、こちらも3着まで。
初勝利すぐの馬、キャリア1戦の馬の馬券圏内はなく、キャリア2戦の馬は2着が精一杯。
ただし、先週ワールドエースが「キャリア2戦の馬は2着が精一杯」
としたジンクスを打ち破って優勝していますからね。
"ジンクスは破るためにあり"。
好素材であればデータ以上の好走ももちろん可能ということでしょう。


京都記念(日曜・京都)
芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔520〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔221〕。
6番人気以下〔126〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
大波乱となった03年以外は1〜3番人気の馬が優勝しているように、
基本的には堅い重賞と考えていいでしょう。
ステップレースを見ていくと、有馬記念から〔423〕。
日経新春杯から〔303〕。
AJCCから〔011〕。
ステイヤーズSから〔010〕。
京都金杯から〔101〕。
中山金杯から〔020〕。
鳴尾記念から〔010〕。
その他に、香港ヴァーズ、香港C、交流重賞の佐賀記念から馬券圏内の馬が出ています。
重賞組は基本、人気、着順不問です。
重賞以外では準OPから〔010〕。3番人気1着馬。
重賞以外からの好走馬はこの1頭のみですから、重賞組重要視でよさそうです。
牝馬は〔110〕。牡馬と互角にやり合えた牝馬なら通用するよう。
年齢別に見ておくと、4歳〔612〕、5歳〔202〕、6歳〔284〕、
7歳〔011〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。
4歳馬が近6年で5勝しているのと、6歳馬が2着に8頭もいるのが特徴。
頭の中に置いておいて下さい。


クイーンC(土曜・東京)
3歳牝馬による重賞。芝1600m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔510〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔110〕。
毎年1、2番人気のいずれか1頭が連対。勝つのは4番人気まで。
6番人気以下〔052〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
ステップレースを見ていくと、阪神JFから〔122〕。人気、着順は不問です。
京成杯から〔110〕。4、5着馬。
シンザン記念から〔100〕。5着馬。
京王杯2歳Sから〔001〕。6着馬。
フェアリーSから〔101〕。2、3着馬でした。
OP特別から〔431〕。3着以内または1番人気に推されていた馬。
500万からは、芝〔111〕。すべて勝ち馬。
ダート〔001〕。8着馬でした。
新馬勝ち即の馬〔011〕。
未勝利(折り返しの新馬戦)勝ち即の馬〔011〕。
キャリア1戦の馬は2着が精一杯です。
1、2番人気のいずれか1頭が連絡みと言いましたが、1、2番人気でのワンツーはなし。
ヒモ荒れの重賞ゆえ、伏兵探し が馬券的中のカギになりそうです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.2.2
きさらぎ賞(日曜・京都)
芝1800mの3歳重賞。
過去10年、1番人気は〔132〕、2番人気は〔241〕、3番人気は〔400〕。
6番人気以下〔224〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
基本的にはヒモ荒れ傾向にあるレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔011〕。5、7着馬。
地方交流の全日本2歳優駿から〔100〕。1番人気3着馬。
京成杯から〔001〕。4着だった馬。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔211〕。
着順は不問ながら、4番人気までに推されていた馬。
シンザン記念から〔012〕。連対馬。
OP特別から〔130〕。連対馬。
500万では、白梅賞から〔200〕。勝ち馬。
福寿草特別から〔120〕。1、2番人気で3着以内だった馬。
寒竹賞から〔101〕。連対馬。
くすのき賞から〔100〕。勝ち馬。
ビオラ賞から〔001〕。こちらは10番人気6着だった馬でした。
新馬勝ち即の馬は〔001〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ち即の馬は〔112〕。1800m以上のレースを勝ち上がった馬でした。
キャリア1戦は3着が、キャリア2戦は2着が精一杯。
ある程度の経験は必要なよう。
先行馬が好成績。
追い込みも決まりますが、前々で進められる馬を軸に据えたいレースです。


東京新聞杯(日曜・東京)
芝1600m戦。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔454〕、2ケタ人気馬〔221〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券5本。
6番人気以下の馬が連対の半数を占め、両極端な配当になりやすいレース。
カギを握っているのは1番人気の信頼度。
連に絡めば堅く収まりますが、ハズレると馬券は大きくなるようです。
まずは1番人気馬の精査から始めたいところです。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップ。
マイルCSから〔101〕。人気、着順は不問です。
阪神Cから〔101〕。4、5着馬。
京都金杯から〔231〕。人気、着順は不問。
その他の重賞からだと、函館SSから勝ち馬が。
福島記念から2着馬が。
有馬記念、京王杯SC、中日新聞杯、中山金杯から3着馬が出ています。
基本、重賞組は人気、着順は不問のよう。
OP特別では、ニューイヤーSから〔211〕。3着以内3頭と、3番人気5着馬。
キャピタルSから〔020〕。2頭とも1番人気1着馬。
ファイナルSから〔010〕。1番人気6着馬。
準OPから〔211〕。1、2番人気で勝った馬でした。
牝馬は〔000〕と苦戦の歴史です。
年齢別に見ていくと、4歳〔325〕、5歳〔213〕、
6歳〔440〕、7歳〔020〕、8歳〔001〕。
前が残る場合もありますが、差し、追い込みの競馬になりやすく、
頭の中で展開を読む必要がありそうです。


小倉大賞典(土曜・小倉)
芝1800mのハンデ戦。
中京で行われた10年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔132〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔722〕、2ケタ人気馬〔400〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
波乱のハンデ重賞です。ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔001〕。
AJCCから〔101〕。
毎日王冠から〔100〕。
中山金杯から〔213〕。
京都金杯から〔130〕。
京都牝馬Sから〔010〕。
鳴尾記念から〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別組は、ニューイヤーSから〔112〕。
ファイナルSから〔101〕。
ディセンバーSから〔100〕。
こちらも人気、着順は不問です。
準OPから〔121〕。1〜3番人気で連対していればOKのよう。
トップハンデは9回で13頭いて〔311〕。
勝ち馬のハンデは51〜57.5キロで、平均すると55.17キロ。
2着馬は53〜57キロで、平均55.33キロ。
3着馬は53〜59キロで、平均55.67キロとなっています。
53キロ以上の馬が、馬券圏内27頭中26頭を占めていて、
ハンデ53キロの馬もわずかに3頭。ハンデは重い方がいいようです。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔132〕、
5歳〔131〕、6歳〔325〕、7歳〔211〕、
8歳〔000〕、9歳〔100〕、10歳〔100〕。
ベテランの頑張りに注意が必要です。
波乱のハンデ重賞と言いましたが、昨年を除けば1〜3番人気のいずれか1頭が連絡み。
昨年も1番人気はハナ、クビ差の3着。軸は人気馬でいいようです。
伏兵が来やすい相手選びに注意を払いたいレースです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.1.26
根岸S(日曜・東京)
ダート1400m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔022〕。
6番人気以下〔524〕、2ケタ人気馬〔212〕。
上位人気馬、大不振。馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
さらに1000円台が1度もないという波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
東京大賞典から〔010〕。
JCダートから〔110〕、
G1からは人気、着順不問です。
エルムSから〔100〕。勝ち馬。
カペラSから〔100〕。こちらも勝ち馬。
兵庫GPから〔001〕。2着馬。
芝の京都金杯から〔100〕。14着だった馬です。
OP特別から〔145〕。勝ち馬8頭、3着馬1頭、9着から巻き返した馬が1頭います。
準OPから〔011〕。共に勝ち馬です。
牝馬は〔000〕と苦戦の傾向。
年齢別に見ていくと、4歳〔211〕、5歳〔363〕、6歳〔321〕、
7歳〔100〕、8歳〔003〕、9歳〔001〕。
連対の半数は5歳馬が占めています。
とにかく波乱のダート重賞。手広く攻めたいレースです。


京都牝馬S(日曜・京都)
芝1600mの牝馬限定重賞。
データは過去10年。ただし、06年は2着同着ゆえ、10年で2着馬が11頭、
3着馬が9頭ということになります。
1番人気は〔212〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔263〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタは2着同着の06年にひとつ、万馬券なし。
1000円台も同着時を含め2回ですから、こちらも波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神牝馬Sから〔211〕。連対もしくは2番人気までに推されていた馬。
京都金杯から〔221〕。人気、着順は不問です。
香港C7着から〔100〕というのもあります。
最も好相性なのが愛知杯組の〔320〕。
牝馬限定戦になった08年以降、毎年必ず1頭は連対馬を輩出している注目のレースです。
3着以内が3頭、あとは2番人気7着馬と3番人気4着馬です。
OP特別組では、ターコイズSから〔022〕。連対または1番人気だった馬。
ニューイヤーSから〔010〕。勝ち馬。
ファイナルSから〔001〕。こちらも勝ち馬。
淀短距離Sから〔001〕。1番人気6着馬。
準OPから〔232〕。勝ち馬5頭、あとは4番人気3着馬と2番人気5着馬です。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔531〕、5歳〔353〕、6歳〔234〕、7歳〔001〕。
4〜6歳の3世代がいいようです。


シルクロードS(土曜・京都)
芝1200mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔302〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔464〕、2ケタ人気馬〔122〕。
連対馬の半数が6番人気以下の伏兵という、これまた波乱のハンデ戦です。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
最低配当が10年の1950円(3番人気と4番人気)ですから、ハナから穴狙いで臨みたいレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
CBC賞から〔111〕。勝ち馬2頭に、3番人気6着馬1頭。
京阪杯から〔102〕。3着馬と4着馬に、1番人気8着馬。
阪神Cから〔031〕。人気、着順は不問。2ケタ着順から巻き返した馬が2頭もいます。
OP特別組では、淀短距離Sからの馬が最もよく〔433〕。
3着以内が6頭ですが、掲示板を外した馬の馬券圏内もあります。
尾張Sから〔100〕。1番人気3着馬。
ラピスラズリSから〔100〕。1番人気1着馬。
準OPからは〔211〕。3番人気以内で勝った馬。
1000万からも〔001〕。2番人気1着馬でした。
牝馬は〔111〕。十分通用すると考えていいでしょう。
トップハンデは10年で14頭いて〔221〕。
勝ち馬のハンデは52〜58キロで、平均すると55.45キロ。
2着馬は54〜58キロで、平均55.4キロ。
3着馬は53〜57.5キロで、平均54.95キロ。
トップハンデ馬もまずまず頑張っており、54キロ以上のハンデを背負わされた馬が、
馬券圏内30頭中27頭。軽いハンデの馬は苦戦の傾向にあるようです。
年齢別に見ていくと、4歳〔022〕、5歳〔535〕、6歳〔331〕、
7歳〔121〕、8歳〔001〕、9歳〔100〕。
5、6歳馬に良績が集中しているようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.1.20
AJCC(日曜・中山)
芝2200m戦。
10年前の02年が東京での施行。従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔300〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔032〕。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
勝ち馬は5番人気まで。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔221〕。
菊花賞から〔020〕。
JCから〔100〕。
JCダートから〔001〕。
中山金杯から〔422〕。
京都金杯から〔100〕。
中日新聞杯から〔010〕。
これら重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔003〕。3着以内または2番人気までに推されていた馬。
準OPから〔112〕。こちらはすべて勝ち馬です。
牝馬は出走自体少ないとはいえ〔000〕と苦戦の傾向に。
年齢別に見ておくと、4歳〔140〕、5歳〔312〕、
6歳〔103〕、7歳〔411〕、8歳〔032〕。
勝つという意味では7歳馬、連穴という意味では8歳馬がよく、高齢馬の一発に注意が必要です。


平安S(日曜・京都)
ダート1800m戦。
過去10年、1番人気は〔032〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔131〕。
上位人気馬大不振。
6番人気以下〔433〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱のダート重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
JCダートから〔211〕。人気、着順は不問です。
東京大賞典から〔111〕。すべて3着馬。
浦和記念から〔111〕。4着までの馬。
名古屋GPから〔110〕。人気、着順は不問です。
エルムSから〔001〕。2着馬でした。
OP特別組がよく〔355〕。基本的には掲示板ならOK。
中でもベテルギウスSから〔213〕。
師走Sから〔112〕。
準OPからの〔211〕というのもあり、こちらは3番人気までで勝った馬です。
牝馬はこちらも〔000〕。
年齢別では、4歳〔142〕、5歳〔352〕、6歳〔215〕、7歳〔201〕、8歳〔200〕。
連対という意味では5歳馬が最も好成績ですが、
AJCC同様、こちらも高齢馬の一発に注意が必要です。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.1.12
京成杯(日曜・中山)
3歳馬による芝2000m戦。
過去9年、1番人気は〔421〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔025〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。 毎年、1、2番人気のいずれか1頭が連絡み。
6000円台、8000円台もあるけれど、どちらかというと堅めのレースです。
ステップレースを見て行きましょう。 朝日杯FSから〔210〕。4着までの馬。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔121〕。掲示板3頭に、5番人気8着だった馬も。
東京スポーツ杯2歳Sから〔021〕。3着以内だった馬が2頭に、6番人気6着馬が1頭。
OP特別のホープフルSから〔312〕。連対するには3着以内、3着は掲示板なら。
500万のエリカ賞から〔201〕。勝ち馬。 寒竹賞から〔002〕。3着までOK。
ベゴニア賞から〔010〕。勝ち馬。 ダートの樅の木賞から〔001〕。こちらも勝ち馬。
未勝利勝ち即の馬が〔120〕。3番人気までで勝ち上がった馬。
すべて芝2000m戦でした。
ちなみに馬券圏内27頭中、18頭が前走で芝2000mを走っており、3頭が芝1800m戦。
好相性のホープフルSも芝2000m戦であることから、
この距離への適性というのが大きなポイントなのかもしれません。


日経新春杯(日曜・京都)
過去10年、1番人気は〔122〕、2番人気は〔410〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔102〕。 馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
ハンデ戦だけにちょいとひと捻りが必要なようです。
ステップレースを見ていくと、有馬記念から〔121〕。人気、着順は不問。 JCから〔001〕。
勝ち馬。 ダービー以来の馬〔001〕。2着馬。 鳴尾記念から〔140〕。
人気、着順は不問。 愛知杯から〔200〕。
こちらも人気、着順は不問です。 中日新聞杯から〔100〕。2着馬。
OP特別から〔112〕。人気、着順は不問です。
準OPから〔432〕。連対8頭に、1番人気4着馬が1頭。
1000万から〔002〕。連対馬。 ダートの500万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
トップハンデは10年で12頭いて〔012〕。 勝ち馬のハンデは49〜56.5キロ、平均すると54.45キロ。
2着馬は54〜58キロで、平均55.35キロ。 3着馬は50〜58キロで、平均53.3キロ。
勝ち馬のハンデが565キロまでというのが気になるポイント。
強い馬はここでは2着まで? 牝馬は〔202〕と通用します。人気薄の激走に注意が必要です。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔336〕、5歳〔553〕、6歳〔111〕、7歳〔110〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
 
 



 
 
 週末の重賞……2012.1.3
中山金杯(木曜・中山)
芝2000mのハンデ戦。
東京で行われた02年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔400〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔156〕、2ケタ人気馬〔033〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
ただし1000円台も2回ですから、波乱のハンデ戦です。
ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップしましょう。
まずは重賞組。鳴尾記念から〔220〕。中日新聞杯から〔112〕。
新潟記念から〔002〕。
その他では、JCダート、函館記念から勝ち馬が。マイルCSから2着馬が。
セントライト記念から3着馬が出ています。
重賞組は基本的に人気、着順不問です。
OP特別では、ディセンバーSから〔112〕。
1、2番人気で掲示板を確保していた馬。
キャピタルSから〔020〕。2、9着馬。ターコイズSから〔010〕。3着馬でした。
準OPから〔011〕。2、6着馬。1000万から〔100〕。2番人気で1着だった馬です。
トップハンデは9年で15頭いて〔220〕。
勝ち馬のハンデは53〜58キロで、平均すると56.39キロ。
2着馬は50〜57.5キロで、55.06キロ。
3着馬は52〜57.5キロで、54.72キロ。
勝ち馬の平均ハンデが重いことに気がつくかと思います。
牝馬は〔010〕と苦戦の傾向。
最後に年齢別に見てみると、4歳〔132〕、5歳〔213〕、
6歳〔413〕、7歳〔220〕、8歳〔011〕、9歳〔010〕。
明け6歳馬が中心のよう。
重賞連対実績のある馬が頑張ります。チェックを忘れずに。


京都金杯(木曜・京都)
西の金杯はマイル戦。こちらもハンデ戦です。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔004〕、
3番人気は〔230〕。
6番人気以下〔536〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
波乱含みのハンデ重賞です。
ステップレースをみていきましょう。
こちらも2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップ。
マイルCSから〔031〕。阪神牝馬Sから〔002〕。
阪神Cから〔112〕。鳴尾記念から〔331〕。
その他の重賞からだと、CBC賞、中日新聞杯から勝ち馬が。
JCダート、愛知杯から3着馬が出ています。
重賞からは、こちらも人気、着順は不問です。
OP特別のファイナルSから〔111〕。連対馬。
キャピタルSから〔100〕。勝ち馬。
準OPから〔110〕。勝ち馬。
1000万から〔011〕。こちらも勝ち馬です。
トップハンデは10年で18頭いて〔210〕。
勝ち馬のハンデは54〜58.5キロで、平均すると56.35キロ。
2着馬は53〜58キロで、平均56.05キロ。
3着馬は53〜57.5キロで、平均55.00キロ。
こちらもハンデの重い方が走ります。
現在ハンデ57キロの馬が4連勝中です。
牝馬は〔003〕と3着が精一杯。
その3頭はすべてG1連対実績のある馬でした。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔335〕、5歳〔332〕、
6歳〔422〕、7歳〔011〕、8歳〔010〕。
4〜6歳の3世代がいいようです。


シンザン記念(日曜・京都)
明け3歳馬の重賞。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔510〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔012〕。 馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
近年波乱の傾向が強まっています。
ステップレースを見てみると、最も好相性なのが朝日杯FS組で〔523〕。
人気、着順は不問です。
京王杯2歳Sから〔010〕。 ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔011〕。
この2つの重賞からも人気、着順は不問です。
OP特別の中京2歳Sから〔120〕。連対馬。 さざんかSから〔003〕。3着以内だった馬。
500万の芝の特別から〔120〕。連対馬。 芝の平場から〔101〕。
5番人気4着馬と2番人気10着馬。 ダートの特別から〔001〕。こちらは勝ち馬です。
新馬戦から〔021〕。2番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利戦から〔200〕。3番人気までで勝ち上がった馬でした。
開幕の馬場だけに逃げ、先行馬が有利かと思いきや、
意外や差し、追い込み馬が台頭します。
展開をしっかり読む必要がありそうです。

フェアリーS(月曜・中山)
明け3歳牝馬の重賞。芝1600m戦。
マイルで行われるようになったのが09年のこと。従いまして、データは過去3年です。
09年は1、4、10番人気の1〜3着で、馬連1960円。
10年は11、2、1番人気で、9020円。 11年は1、7、2番人気で、1890円。
毎年必ず1番人気と、7番人気以下の馬連が馬券圏内に。
前走を見てみると、阪神JF組は2頭。共に2番人気で6、9着馬。
500万は平場、特別を問わず、3番人気まで。
2000m戦を走っていた馬は大敗可。 新馬、未勝利戦からは1番人気で勝ち上がった馬。
条件を満たす人気薄の馬を探しましょう。
波乱含みの牝馬限定戦だけに、馬券は手広くいくのがコツかもしれません。