週末の重賞……2011.12.22
有馬記念(日曜・中山)
1年を締めくくるグランプリ競走。芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔430〕、2番人気は〔300〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔148〕、2ケタ人気馬〔033〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券4本。
3着に6番人気以下が8頭も。意外や波乱含みのG1なんです。
ステップレースを見ていきましょう。
JCが最も好相性で〔633〕。人気、着順は不問です。
天皇賞・秋から〔302〕。こちらも人気、着順は不問。
菊花賞から〔121〕。連対3頭、2番人気4着が1頭です。
勝ち馬は以上の3つのステップからのみ。
あとG1では、エリザベス女王杯から〔020〕。1番人気で1着と3着馬。
マイルCSから〔002〕。共に1番人気1着馬。
海外G1から〔020〕。
G2だと、アルゼンチン共和国杯から〔001〕。1番人気2着馬。
G3の中日新聞杯から〔001〕。1番人気1着馬でした。
牝馬は〔131〕。近4年は連続連対中です。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔342〕、4歳〔611〕、
5歳〔124〕、6歳〔011〕、7歳〔021〕、8歳〔001〕。
4、3、5歳の順でいいようです。
好きな馬に1票を投じる有馬記念。あなたはどの馬を選びますか?


ラジオNIKKEI杯2歳S(土曜・阪神)
2歳限定重賞。芝2000m戦。
1番人気は〔241〕、2番人気は〔431〕、3番人気は〔013〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔000〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
他にも1000円台が3回と、比較的堅めの決着となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
重賞では、京成杯2歳Sから〔420〕。連対5頭、1番人気3着馬が1頭。
札幌2歳Sから〔121〕。すべて勝ち馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔111〕。連対馬。
朝日杯FSから〔100〕。13着だった馬ですが、中1週のローテーションだった頃のもの。
OP特別の萩Sから〔010〕。勝ち馬。
特別、平場を含む500万から〔322〕。連対馬。
芝の新馬戦から〔023〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
ダートの新馬戦からは〔001〕。3番人気で勝ち上がった馬。
未勝利戦からは〔002〕。3番人気までで勝ち上がった馬でした。
とにかく前走で連対を外していたのは2頭だけ。
朝日杯FS13着と京都2歳S3着(1番人気)のみ。
02年以降は毎年必ず1、2番人気のいずれか1頭が絡んでいるように、
あまり無謀な穴狙いは禁物のようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.12.16
朝日杯FS(日曜・中山)
牡馬の2歳王者決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔224〕、2番人気は〔421〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
好相性のステップは2つ。
東京スポーツ杯2歳Sから〔402〕。連対4頭に、2番人気3着馬と1番人気4着馬。
京成杯2歳Sから〔341〕。連対6頭に、4番人気3着馬と1番人気5着馬。
他の重賞だと、デイリー杯2歳Sから〔023〕。連対4頭に、1番人気13着だった馬。
札幌2歳Sから〔020〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔100〕。こちらも勝ち馬です。
OP特別の京都2歳Sから〔200〕。萩Sから〔001〕。
いちょうSから〔001〕。すべて勝ち馬。
500万の特別から〔011〕。平場から〔001〕。
いずれも1番人気で1着だった馬です。
前走ダートを走っていたのはただ1頭。
道営から転入初戦となったヤマノブリザード(01年2着)が地元競馬を使っていたものです。
条件を問わず、すべて前走は5番人気以内。
馬券圏内30頭中、18頭が勝ち馬、7頭が2着馬、2頭が3着馬。
残る3頭も1番人気4着、1番人気5着、2番人気13着と、
人気では高い支持を受けていました。
いずれにしてもG1ですからね、高いハードルを超える必要があるということでしょう。
中山のマイル戦は枠の有利不利があるコース。脚質的にも先行有利は否めません。
牝馬の2歳女王のようなニュースターの誕生なるか?楽しみです!


愛知杯(日曜・小倉)
牝馬限定戦。芝2000mのハンデ重賞です。
そのハンデ戦になったのが04年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔112〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔011〕。
上位人気馬不振です。
6番人気以下〔432〕、2ケタ人気馬〔221〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。さらに7000円台が2回。
連対の半数は6番人気以下の伏兵ですから、波乱のハンデ戦と言えるでしょう。
ステップレースを見てみましょう。
最もいいのがエリザベス女王杯組で〔415〕。人気、着順は問いません。
春の福島牝馬Sから〔010〕。こちらも人気、着順は不問。
OP特別の都大路Sから〔011〕。1着馬と3着馬。
ターコイズSから〔010〕。勝ち馬。
アンドロメダSから〔010〕。3着だった馬です。
準OPから〔110〕。勝ち馬と6着馬。
1000万から〔111〕。勝ち馬と3着馬でした。
重賞組は人気、着順不問。
その他は基本的に3着以内が望ましいと覚えておくといいかと思います。
トップハンデは7年で15頭いて〔332〕。好走が目立ちます。
勝ち馬のハンデは51〜57キロで、平均すると54.07キロ。
2着馬は50〜56.5キロで、平均54.21キロ。
3着馬は50〜57キロで、平均54.21キロ。
重い馬も、極端に軽い馬も頑張るので注意が必要でしょう。
年齢別に見ると、3歳〔122〕、4歳〔444〕、
5歳〔110〕、6歳〔101〕。
この4世代に好走は限られ、中でも4歳馬が大健闘。
毎年1頭は馬券圏内に来ています。


阪神C(土曜・阪神)
今年で6回目となる芝1400m戦。
09年は2着同着。ゆえに2着馬は5年で6頭、
3着馬は4頭ということになります。
過去5年、1番人気は〔210〕、2番人気は〔100〕、
3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔242〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
ちょいとひと捻りが必要なよう。
好相性のステップは2つ。
マイルCSから〔232〕。人気、着順は不問です。
京阪杯から〔120〕。こちらは掲示板ならOK。
他に重賞では、スワンSから〔100〕。勝ち馬。
さらにダートG1から2頭が。JCダートから〔100〕。
フェブラリーS以来の馬が〔010〕。共に2ケタ着順の馬でした。
OP特別のオーロCから〔001〕。勝ち馬。
アンドロメダSから〔001〕。12着と大敗していた馬。
過去5年では、条件戦からの好走馬は出ていません。
マイルCS組が必ず1頭は馬券圏内にいるのが特徴です。
牝馬は〔011〕と好走も可能。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔121〕、4歳〔111〕、
5歳〔101〕、6歳〔121〕、7歳〔010〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
前走ダートからもOKなこと、3着に伏兵が来やすいことなど、
荒れる要素も頭に置きながら検討したいレースです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.12.9
阪神JF(日曜・阪神)
芝1600mで争われる2歳女王決定戦。
阪神競馬場の改修がなったのが06年のこと。この年からだいぶ傾向が変わりました。
従いまして、データは過去5年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔012〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
ちなみにもう1頭の勝ち馬は4番人気の馬。
コース改修後は平穏な結果が続いています。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔100〕。1着馬。
ファンタジーSから〔022〕。3着までの馬。
京王杯2歳Sから〔011〕。2、4着の馬。
黄菊賞から〔200〕。共に2番人気2着だった馬。
赤松賞から〔110〕。1、3番人気での勝ち馬。
500万の平場から〔001〕。1番人気1着馬。
新馬戦から〔101〕。こちらも1番人気1着馬。
未勝利戦から〔100〕。もちろん1番人気1着馬。
以下、いくつかポイントを挙げておくと、
前走人気はクラスを問わず5番人気まで。
前走の距離は芝1400m〜1800mで、連対していた馬が13頭。
残る2頭も重賞を3、4着の馬。
真ん中より外の馬番が〔403〕。
あまり"外枠不利"の先入観にとらわれない方が良さそうです。
キャリアは2、3戦の馬がいいよう。好素材に注目です。


カペラS(日曜・中山)
今年で迎えて4回目と歴史の浅い重賞。ダート1200m戦。
08年は4、7、8番人気の1〜3着で、馬連7760円。
09年は5、1、11番人気で、馬連970円。
10年は3、13、5番人気で、18610円。
毎年7番人気以下の馬が1頭は馬券圏内に来ている、
波乱のダート重賞です。
ステップレースを見てみると、JBCスプリントから〔001〕、
武蔵野Sから〔010〕。どちらも掲示板をハズしていた馬。
芝のOP特別、京洛Sから〔010〕。
こちらも掲示板をハズしていた馬。
ダートのOP特別、霜月Sから〔200〕。連対馬。
室町Sから〔010〕。こちらは勝ち馬。
太秦Sから〔002〕。どちらも2番人気で1着と4着馬。
準OPから〔100〕。3番人気で1着だった馬です。
牝馬は〔000〕と馬券圏内なし。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、
4歳〔211〕、5歳〔110〕、6歳〔012〕。
脚質的には、差し、追い込み馬の天下。
人気薄の追い込み一発に注意が必要です。


中日新聞杯(土曜・小倉)
今年は小倉で行われる芝2000mのハンデ戦。
この条件に変わったのが06年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔300〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔100〕。
勝っているのは1〜3番人気の馬のみ。
また、毎年1、2番人気のいずれか1頭が連絡み。
6番人気以下〔032〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
ヒモ荒れのハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
菊花賞から〔102〕。掲示板をハズしていた馬たち。
マイルCSから〔100〕。こちらも掲示板をハズしていた馬。
天皇賞・秋から〔020〕。2頭とも15着。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。2着馬。
札幌記念から〔001〕。4着馬。
福島記念から〔010〕。こちらも4着馬。
OP特別から〔120〕。1、4、9着馬。
準OP勝ち馬の〔001〕や、1000万勝ち馬の〔101〕もあります。
トップハンデは5年で5頭いて〔010〕。
勝ち馬のハンデは56〜53キロで、平均すると54.8キロ。
2着馬は57.5〜53キロで、平均55.1キロ。
3着馬は56〜52キロで、平均54.6キロです。
馬券圏内15頭中、55キロ以上が10頭、
54キロが2頭、53キロも2頭、52キロが1頭。
ハンデは比較的背負わされてる方がいいようです。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔432〕、
4歳〔111〕、5歳〔011〕、6歳〔001〕。
圧倒的に3歳馬が好成績。
今年も活きのいい3歳馬に注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.12.2
ジャパンカップダート(日曜・阪神)
今年で11回目を迎えるダートの国際招待G1。ダート1800m戦。
阪神での開催となったのが08年のこと。従いまして、データは過去3年です。
08年は4、7、1番人気の1〜3着。
09年は1、5、12番人気。
10年は1、8、11番人気でした。
実は過去10年で見てもそうなんですが、1番人気は馬券圏内パーフェクト。
逆にこの3年は6番人気以下の馬も、毎年必ず1頭馬券圏内に。
過去10年でみても9回も該当するんです。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。3連単は6万、9万、13万馬券。
ここ2年連続で2ケタ人気馬が3着に。"人気馬と伏兵の組み合わせ"。
これがJCダートの攻略法かもしれません。
近3年、前走で3着をハズしていたのは08年のカネヒキリのみ。
牝馬の3着以内はありません。
右回りが嫌われてか、外国馬の参戦はありませんが、
国内トップクラスのダート馬が集結します。
迫力のレースを期待したいところです。


鳴尾記念(土曜・阪神)
芝1800m戦。
この距離で行われるようになったのが06年のこと。従いまして、データは過去5年です。
また07年は3着同着ですので、3着は5年で6頭いることになります。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔021〕。
6番人気以下〔201〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔210〕。
マイルCSから〔010〕。
菊花賞から〔010〕。
アルゼンチン共和国杯から〔110〕。
札幌記念から〔001〕。
これらはすべて掲示板をハズしていた馬たち。
日本ダービーから〔101〕。こちらは掲示板を確保した馬。
芝のOP特別から〔013〕。掲示板確保。
ダートのOP特別から〔001〕。掲示板をハズしていた馬です。
準OP勝ち馬の〔100〕というのもあります。
牝馬は〔000〕と苦戦の傾向。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔223〕、4歳〔022〕、
5歳〔111〕、6歳〔200〕。
中では3歳馬の頑張りが目立ちます。
今年この後の大一番というより、来年に向けて、賞金を加算しておきたい。
ここに出てくる馬の陣営は、そんな思いなのかもしれません。


ステイヤーズS(土曜・中山)
暮れの名物となっているマラソンレース。平地最長の芝3600m戦。
過去10年、1番人気は〔610〕、2番人気は〔032〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔322〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
ステップレースを見ていくと、最も好相性なのが、アルゼンチン共和国杯組で〔664〕。
掲示板または1番人気に推されていた馬が12頭。
菊花賞から〔110〕。共に2着馬。
天皇賞・秋から〔001〕。5着馬。
京都大賞典から〔101〕。人気、着順は不問です。
札幌記念から〔001〕。こちらも人気、着順は不問。
福島記念から〔010〕。同じく、人気、着順は不問です。
OP特別から〔212〕。人気、着順は不問。
準OPから〔010〕。2着馬。
1000万から〔001〕。2番人気7着の馬でした。
1000万7着の馬が馬券圏内に来る。
このあたりがレースを難解にしているんでしょうね。
年齢別に見てみると、3歳〔310〕、4歳〔251〕、5歳〔214〕、
6歳〔321〕、7歳〔003〕、8歳〔001〕、9歳〔010〕。
幅広い年齢の馬が走ってます、
牝馬は〔010〕ですが、セン馬は〔311〕。
今年は該当馬がいませんが、セン馬が出てきたら注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.11.25
ジャパンC(日曜・東京)
世界の強豪を迎えての国際招待レース。芝2400m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔333〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔101〕。
1番人気は馬券圏内パーフェクト。
6番人気以下〔103〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔365〕。
3着以内10頭、3、4番人気で4着が1頭ずつ、2番人気6着が2頭。
菊花賞から〔231〕。連対4頭に、1、2番人気で4着が1頭ずつ。
秋華賞から〔001〕。これは勝ち馬。
京都大賞典から〔100〕。こちらも勝ち馬。
アルゼンチン共和国杯から〔100〕。やはり勝ち馬です。
国内のレースはすべてG2以上。
天皇賞・秋と菊花賞以外は勝ち馬のみとなります。
凱旋門賞から〔101〕。
ブリーダーズCフィリーズから〔001〕。
イギリスチャンピオンSから〔100〕。
海外のレースからは人気、着順は不問です。
外国馬は〔101〕。
牝馬は〔113〕。
年齢別に見ておくと、3歳〔243〕、4歳〔433〕、
5歳〔213〕、6歳〔110〕。
データ的には読みやすいレースです。
高いハードルを設定して、ふるいに掛けていって下さい。


京阪杯(土曜・京都)
芝1200m戦。
この距離に変わったのが06年のこと。従いましてデータは過去5年です。
1番人気は〔100〕、2番人気は〔103〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔111〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性のレースは2つ。
OP特別の京洛Sから〔221〕。3着以内の馬。
スワンSから〔122〕。5頭ともに掲示板をハズしていた馬。
その他では、スプリンターズSから〔100〕。1番人気2着馬。
セントウルSから〔001〕。2着馬。
OP特別の福島民友Cから〔011〕。勝ち馬。
準OPから〔100〕。こちらも勝ち馬です。
馬券圏内の15頭すべてが、前走では芝1200mまたは芝1400mを走っていました。
牝馬は〔212〕。十分に通用します。
年齢別には、3歳〔122〕、4歳〔110〕、5歳〔221〕、6歳〔102〕。
毎年カギを握るのが、スプリンターズS組の取捨。
このステップで馬券圏内に頑張ったのは1頭だけ。
近3年、スプリンターズS掲示板の馬が1番人気に推されて掲示板をハズしています。
過信は禁物のようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.11.20
マイルCS(日曜・京都)
秋のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔420〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔216〕、2ケタ人気馬〔213〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
毎年1〜3番人気の馬が必ず1頭は連に絡んでいるにもかかわらず、
配当が大きくなりやすいのは、ヒモが荒れるから。
伏兵は徹底的に伏兵を狙うのがよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔431〕。
人気、着順は不問なんですが、6頭が前々走が毎日王冠で3着まで。
残る2頭の前々走は毎日王冠8番人気9着、秋華賞1番人気4着でした。
スプリンターズSから〔301〕。連対または1、2番人気に推されていた馬。
毎日王冠から〔040〕。勝ち馬または1番人気だった馬です。
秋華賞から〔001〕。1番人気2着馬。
スワンSから〔115〕。連対5頭に、1番人気8着と7番人気5着の馬。
富士Sから〔120〕。人気、着順は不問も、前々走は連対していた馬。
府中牝馬Sから〔100〕。勝ち馬。
準OPから〔001〕。1番人気1着馬。
牝馬は〔132〕。4番人気まで。
力があれば十分やれるといった感じでしょうか。
外国馬は〔001〕。日本の高速馬場への対応がカギとなりそうです。
最後に年齢別に見ておきましょう。
3歳〔013〕、4歳〔363〕、5歳〔434〕、6歳〔200〕、
7歳〔000〕、8歳〔100〕。4歳と5歳の2世代がいいようです。


福島記念(日曜・新潟)
今年は新潟で行われる福島記念。芝2000mのハンデ戦です。
過去10年、1番人気は〔112〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔556〕、2ケタ人気馬〔125〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
最低で、1番人気と4番人気で決まった03年の1810円ですから、
大波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
重賞で2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、富士Sの〔202〕、
秋華賞の〔110〕、天皇賞・秋の〔011〕、函館記念の〔011〕です。
OP特別のオパールSから〔202〕、カシオペアSの〔020〕もあります。
その他ですと、オールカマー、アルゼンチン共和国杯、
ラジオNIKKEI賞から勝ち馬が。
OP特別のポートアイランドS、アイルランドT、ダートのアルデバランSから2着馬が。
朝日CC、府中牝馬Sから3着馬が出ています。
また準OPから〔120〕。掲示板でOKのようです。
トップハンデは10年で12頭いて〔102〕。
勝ち馬のハンデは57〜51キロで、平均すると54.4キロ。
2着馬は57.5〜51キロで、平均54.15キロ。
3着馬は57〜52キロで、平均54.9キロ。
幅広いハンデの馬が走ります。
牝馬は〔111〕。ハンデは51、52キロでした。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔220〕、4歳〔110〕、
5歳〔435〕、6歳〔142〕、7歳〔102〕、8歳〔101〕。
こちらもまた幅広いのが特徴でしょうか。
6番人気以下の伏兵が連対の半数を占め、
馬券圏内の半数以上を占めている波乱のレース。
思い切った穴狙いをお勧めします。


東京スポーツ杯2歳S(土曜・東京)
芝1800mの2歳重賞。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔510〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔213〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタなし、万馬券もなし。
毎年1〜3番人気の馬が最低でも1頭は連に絡んでいるのに、
馬連3ケタがないというのは、ヒモ荒れの証し。ひと捻りが必要なようです。
ステップレースを見ていきましょう。
重賞では、デイリー杯2歳Sから〔010〕。勝ち馬です。
札幌2歳Sから〔001〕。1番人気6着馬。
OP特別からは、いちょうSが〔132〕。連対5頭と、1番人気4着馬。
萩Sから〔110〕。勝ち馬と2番人気4着馬。
芙蓉Sから〔002〕。こちらは連対馬。
ダリア賞から〔010〕。勝ち馬です。
500万から〔010〕。1番人気1着馬。
新馬勝ち即の馬が〔612〕。実はキャリア1戦のこのステップが一番いいんですね。
未勝利勝ち即の馬が〔112〕。すべて1番人気での勝ち上がりでした。
3着以内27頭のすべてが前走は芝を走っていました。
牝馬は〔000〕。出走頭数自体が少ないのですが、苦戦の模様です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.11.11
エリザベス女王杯(日曜・京都)
牝馬最強決定戦。芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔341〕、3番人気は〔010〕。
2番人気が馬券圏内をハズしたのは1度だけ。
逆に3番人気は2着が1回と大不振。
1〜5番人気での1〜3着が7回あり、大荒れの09年はある意味例外。
意外や堅めの牝馬G1なんです。
6番人気以下〔211〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
ステップレースを見ていきましょう。
3歳馬ですが、秋華賞から〔522〕。3着以内8頭に、6番人気6着が1頭。
天皇賞・秋から〔211〕。
連対3頭は掲示板、3着の1頭は17番人気17着の馬でした。
府中牝馬Sから〔045〕。
3着以内8頭に、2番人気5着の馬が1頭。
京都大賞典から〔120〕。人気、着順は不問です。
その他、海外のG1から勝ち馬が。
ダートのエルムSから2着馬が。
スワンSから3着馬が出ています。
これらは人気、着順は不問のよう。
また前走はすべて重賞から。OP特別や条件戦からの馬券圏内はありません。
外国馬は〔101〕。日本の早い馬場に対応できるかがカギになりそう。
年齢別に見ていくと、3歳〔622〕、4歳〔235〕、
5歳〔242〕、6歳〔011〕。
3〜5歳の3世代、特に3歳馬の好走が目立ちます。
イギリスの強豪を迎えてのレース。女王の称号は誰の手に?


武蔵野S(日曜・東京)
ダート1600m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔000〕。
上位人気馬不振。特に3番人気馬の馬券圏内はありません。
6番人気以下〔238〕、2ケタ人気馬〔012〕。
3着は9回中8回が6番人気以下の伏兵。3連単は3着に穴狙いをお勧めします。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
1000円台も1回しかない波乱のダート重賞です。
ステップレースは実に様々。2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞は1つだけ。
ダービーGPの連対馬が〔110〕。
あとは2000mになってからのシリウスS、プロキオンS、
交流重賞の東京盃、芝の宝塚記念から勝ち馬が。
1400m時代のシリウスS、マーチS、交流重賞の南部杯、
日本テレビ盃、白山大賞典、芝の毎日王冠から2着馬が。
JCダート、エルムS、交流重賞のクイーン賞、芝の府中牝馬Sから3着馬が出ています。
OP特別から〔224〕。掲示板7頭に、4番人気9着だった馬が1頭。
準OPから〔100〕。こちらは勝ち馬。
1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
牝馬は〔003〕と、3着が精一杯。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔511〕、4歳〔132〕、
5歳〔322〕、6歳〔022〕、7歳〔012〕。
3歳、5歳の順にいいよう。
長い直線とはいえ、4コーナーではある程度の位置に付けていないと後方一気は難しいレース。
展開を読むのも重要なポイントになりそうです。


京王杯2歳S(土曜・東京)
芝1400mで争われる2歳重賞。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔230〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
毎回1〜3番人気の馬が必ず1頭は連絡みしているものの、ヒモ荒れの傾向にあるよう。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔200〕。5番人気2着と3番人気7着の馬。
函館2歳Sから〔110〕。4番人気7着と2番人気1着馬。
新潟2歳Sから〔100〕。1番人気3着馬。
OP特別から〔424〕。掲示板確保が8頭。
芝の500万から〔024〕。3着までならOK。
ダートの500万から〔100〕。こちらは勝ち馬。
新馬勝ち即の馬〔020〕。1、2番人気で勝ち上がった馬でした。
未勝利勝ち即の馬〔021〕。1、2、6番人気の馬です。
牝馬は〔010〕と苦戦の傾向。
キャリアの浅い2歳馬の1戦。伏兵の台頭に注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.11.3
アルゼンチン共和国杯(日曜・東京)
芝2500mのハンデ戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔331〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔236〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
過去9回中8回は、2、3着のいずれかに6番人気の伏兵が来ているんですね。
ハンデ戦らしく波乱含みです。
ステップレースを見ていきましょう。まずは重賞から。
最も好相性なのが、京都大賞典組で〔422〕。
馬券圏内に2頭以上という意味では、オールカマーから〔011〕。
その他では、札幌記念から勝ち馬が。
宝塚記念、神戸新聞杯、から2着馬が。
天皇賞・春から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問のよう。またG3がなく、G2までというのも特徴です。
OP特別から〔110〕。こちらは勝ち馬です。
準OPから〔222〕。5頭が連対馬、4番人気5着だった馬が3着に1頭います。
1000万から〔112〕。すべて勝ち馬。
500万からの〔001〕というのもあり、1番人気2着だった馬です。
トップハンデは9回で13頭いて〔211〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜53キロで、平均すると55.94キロ。
2着馬は58〜50キロで、平均54.72キロ。
3着馬は58〜49キロで、平均53.89キロ。
特に3着は軽いか重いかで、52キロ以下が4頭に、57キロ以上が3頭。
残る1頭は56キロの馬でした。
牝馬は〔000〕と大苦戦。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔032〕、4歳〔433〕、
5歳〔321〕、6歳〔212〕、7歳〔001〕。
4〜6歳の3世代、特に4歳馬が少しいいようです。


みやこS(日曜・京都)
昨年新設された1800mのダート重賞。
昨年は、東海S、日本テレビ盃と連続2着だった
2番人気のトランセンド が逃げ切り勝ち。
2着には準OP、シリウスSと連勝の1番人気キングスエンブレムが差してきて、
3着は京都巧者の9番人気サクラロミオが追い込む競馬。
馬連は470円と堅かったものの、3着伏兵で3連複、3連単はまずまずの好配当に。
傾向らしきはまだないのですが、基本京都ダート1800mは前残り。
昨年のように、差し、追い込みも決まりますが、やはり前々の馬に有利に運びます。
強力な先行馬がいたら逆らわないことかもしれません。
JCダートへのステップレース。
賞金を加算したい馬、次を見据える馬など思いは様々です。
陣営の青写真を推測してみるのも重要なポイントかもしれません。


ファンタジーS(土曜・京都)
2歳牝馬による重賞。芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔213〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
07年までは毎年1、2番人気のいずれか1頭が連対していたのですが、
08年以降は4番人気以下の馬のみの1、2着。波乱の度合いが増してきているようです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは2歳S組。
デイリー杯2歳Sから〔110〕。
小倉2歳Sから〔100〕。
函館2歳Sから〔011〕。
札幌2歳Sから〔010〕。
新潟2歳Sから〔001〕。
意外や好走馬はそう多く出ていないんですね。
OP特別から〔302〕。
500万から〔243〕。中でも、りんどう賞組がよく〔141〕。
新馬戦から〔221〕。1番人気での勝ち上がり4頭に、3番人気1頭。
未勝利戦から〔112〕。1番人気3頭に、3番人気1頭です。
前走着順ですが、馬券圏内30頭中、25頭が連対。
そして3着2頭、4着1頭。6着だった馬も2頭いますが、
これは共にデイリー杯2歳S組。ちょっと頭の中に置いておいて下さいね。
前走はすべて芝のレース。ダートからの馬に好走例がないのも覚えておいて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.10.29
天皇賞・秋(日曜・東京)
古馬最高峰のレース。芝2000m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔521〕、2番人気は〔013〕、3番人気は〔001〕。
1番人気以外は上位人気馬不振。
6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
波乱含みのG1です。
ステップレースを見ていきましょう。複数頭優勝馬を輩出しているのは2つ。
宝塚記念以来の馬が〔321〕。勝ち馬1頭、2着馬3頭、5着馬2頭です。
毎日王冠から〔322〕。勝ち馬2頭、2着馬3頭、5着馬2頭。
その他、G1からだと、交流の南部杯勝ち馬が〔100〕。
秋華賞から〔010〕。1番人気4着馬。
海外の競馬から〔010〕。1番人気2着馬。
G2では、京都大賞典から〔111〕。
勝ち馬1頭、2着馬1頭、2番人気4着だった馬が1頭です。
札幌記念から〔102〕。3頭とも勝ち馬。
オールカマーから〔010〕。3番人気4着馬。
産経大阪杯から〔010〕。こちらは勝ち馬。
神戸新聞杯から〔001〕。こちらも勝ち馬。
G3の府中牝馬Sから〔001〕。2番人気8着馬。
関屋記念から〔001〕。勝ち馬。
馬券圏内27頭すべてが前走重賞組。
連対18頭すべてが前走G1またはG2からで、例外なく5着以内でした。
連対18頭中17頭が重賞勝ち馬で、少なくともG2での連対実績は必要です。
年齢別に見ていくと、3歳〔022〕、4歳〔622〕、5歳〔254〕、
6歳〔001〕、7歳〔000〕、8歳〔100〕。
4歳、5歳の順でいいようです。
牝馬は〔323〕と十分に通用します。
昔は人気薄の牝馬が穴をあけたのですが、今は人気での好走が目立ちます。
牝馬侮れずです。


スワンS(土曜・京都)
マイルCSの前哨戦。芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔011〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔212〕。
上位人気馬大不振。
6番人気以下〔455〕、2ケタ人気馬〔422〕。
馬連3ケタはなく、万馬券5本。
他にも8000円台が3本もあり、大波乱の重賞です。
ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる好相性のレースは3つ。
まずは抜けていいのがスプリンターズS組で〔523〕。人気、着順は不問。
ただし、スプリンターズSから1番人気になって馬券圏外に消えた馬も4頭います。
"諸刃の剣"と覚えておきましょう
そして、セントウルSから〔121〕。
函館SSから〔110〕。どちらも人気、着順は不問です。
その他の重賞では、富士Sから勝ち馬が。
高松宮記念、京成杯AH、関屋記念、地方交流の白山大賞典から2着馬が。
安田記念、ダービー、エプソムC、CBC賞から3着馬が出ています。
重賞組は基本、人気、着順は不問です。
OP特別から〔210〕。3頭とも勝ち馬。
準OPから〔002〕。こちらも勝ち馬でした。
牝馬は〔112〕。前走でスプリンターズSを走っていたか、
重賞で1番人気に推されていた馬。
それぐらいの牝馬ならやれるということでしょう。
年齢別では、3歳〔212〕、4歳〔453〕、
5歳〔134〕、6歳〔200〕、7歳〔111〕。
4歳馬がいいようですが、幅広く、まんべんなく。
05年の108万を筆頭に、88万、86万、41万、21万、17万と
軒並み大きな配当になる3連単。最低で08年の88490円ですからね。
ひとつヒントは、それでも毎年、
馬券圏内に必ず1頭は1〜3番人気の馬がいるということ。
上位人気の中で、これは信じられると思う馬がいたら、
それを軸にとにかく手広く行ってみる。
それがビッグな馬券を手にするコツかもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.10.20
菊花賞(日曜・京都)
3歳牡馬3冠の最終戦。芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔212〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔004〕。
上位人気馬に信頼が置けません。
6番人気以下〔664〕、2ケタ人気馬〔131〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
1000円台も1回だけと、波乱のG1です。
ステップレースを見てみると、TRの神戸新聞杯組が圧倒的好相性で〔757〕。
勝ち馬4頭、2着1頭、3着6頭。ただし人気も着順も下の馬の好走例もあります。
出走していた馬は改めてチェックが必要です。
もうひとつのTR、セントライト記念からは〔121〕。4着以内ならOKのよう。
その他の重賞では、札幌記念から〔010〕、京都大賞典から〔010〕、
朝日CCから〔001〕。基本的に人気、着順は不問です。
1000万から〔211〕。勝ち馬3頭に、3着馬1頭。
この4頭は8、8、11、13番人気。穴を狙うならここかもしれません。
前走の距離ですが、1800mを走っていたのは1頭だけ。あとはみんな2000m超。
どの馬にとっても未知の3000m。波乱の要因はそこにあるのでしょう。
そんな中、史上7頭目の3冠馬が誕生するのか。
2冠馬オルフェーヴルの走りに注目です!


富士S(土曜・東京)
マイルCSを睨む古馬たちによる、芝1600m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔132〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。
他にも9000、5000、4000円台が1回ずつあるこちらも波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞は2つだけ。
安田記念から〔110〕。共に2ケタ着順の馬。
もうひとつが、京成杯AHで〔421〕。掲示板6頭に、1番人気6着だった馬が1頭。
その他の重賞では、ダービー卿CT、ダートのシリウスSから勝ち馬が。
中山記念、オールカマー、朝日CC、京都金杯から2着馬が。
日本ダービー、交流G1のダービーGP、ラジオNIKKEI賞、
交流重賞の名古屋大賞典から3着馬が出ています。
これらの重賞組は1番人気に推されていた馬が多いのが特徴です。
またOP特別からは〔213〕。
中でもポートアイランドS組がよく〔212〕。
勝ち馬2頭に、2着馬1頭。1番人気4着と3番人気9着だった馬もいます。
準OPからは〔011〕。共に1番人気1着の馬でした。
牝馬は〔000〕と大苦戦。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔104〕、4歳〔112〕、
5歳〔451〕、6歳〔032〕、7歳〔300〕。
5歳馬が連対の半数の9連対。そして7歳馬の3勝というのも目に付きますね。
ベテランの大駆けに注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.10.14
秋華賞(日曜・京都)
3歳牝馬3冠最後の1戦。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔611〕、3番人気は〔021〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
08年は11番人気が勝つ大波乱。
しかしそれ以外の年は1、2番人気のいずれかが勝っています。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのは、TRのローズSで〔882〕。
勝ち馬6頭、2着馬6頭、3着馬3頭。
1番人気で4着と5着だった馬と、4番人気15着だった馬もいます。
オークスから直行の馬が〔200〕。3番人気1着の馬と、1番人気3着の馬。
勝ち馬はこの2つのレースからのみ。
あとはもうひとつのTR、紫苑Sから〔002〕。連対馬。
クイーンSから〔012〕。1、3、8着馬。
宝塚記念から〔001〕。1番人気8着馬。
札幌記念から〔001〕。2着馬。
ダートのシリウスSから〔001〕。16着馬。
また、アメリカンオークス2着馬が〔010〕。
1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
連対するには少なくとも重賞3着の実績が必要。
京都内回りの芝2000mは、東京の2400mよりは阪神1600mに近いものがあるのか、
桜花賞上位馬が好走する傾向もあります。
果たして最後の1冠を戴冠するのはどの馬でしょうか?


府中牝馬S(日曜・東京)
こちらはエリザベス女王杯を睨む、古馬牝馬の重賞。芝1800m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔031〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
上位人気馬にあまり信頼が置けないだけに、中波乱の結果になることが多いよう。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのがクイーンS組の〔421〕。
勝ち馬3頭、4着馬2頭、6、7着馬がそれぞれ1頭ずつ。
マーメイドSから〔022〕。
勝ち馬1頭、2着馬1頭に、1番人気5着と1番人気7着馬が1頭ずつ。
新潟記念から〔110〕。こちらは連対馬。
その他、重賞だと、ヴィクトリアマイル、目黒記念から勝ち馬が。
金鯱賞、小倉記念、関屋記念から2着馬が。
オールカマー、福島牝馬Sから3着馬が出ています。
このほとんどが2、3着馬。前走重賞2、3着の馬に注目です。
OP特別はポートアイランドSから〔111〕。
意外や着順は関係なく、2、4、11着馬。
準OP勝ち馬の〔100〕、1000万勝ち馬の〔002〕もあります。
夏を休養に当てた馬の馬券圏内も多数ありますが、
ここで連対するには休む直前のレースで3着までに入っていることが必要です。
年齢別に見ておくと、3歳〔001〕、4歳〔547〕、5歳〔441〕、6歳〔010〕。
昨年は6歳馬が2着、3歳馬が3着に入りましたが、
それ以外はすべて4、5歳馬の2世代。
これもこのレースのひとつの特徴です。
ちなみに4番人気〔311〕、5番人気〔201〕。
4、5番人気で勝ち馬の半分以上を占めているのは、
ここがエリザベス女王杯へのステップレースだから。
このレースへの本気度を読むことが、馬券的中へのカギになるのかもしれません。


デイリー杯2歳S(土曜・京都)
2歳のG2。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔611〕、2番人気は〔032〕、
3番人気は〔231〕。
2番人気に勝ちがないものの、
毎年1番人気または3番人気のいずれか1頭が連に絡んでいます。
6番人気以下〔213〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
1番人気が消えて、3番人気が絡むと相手はさらなる伏兵で馬券は大きくなるようです。
ステップレースを見てみると、小倉2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
函館2歳Sから〔011〕。2、3着馬。
新潟2歳Sから〔011〕。8番人気4着馬と1番人気6着馬。
札幌2歳Sから〔002〕。1番人気4着馬と2番人気8着馬。
各2歳S組は、人気か着順のいずれかが良くないといけないよう。
重賞よりいいのがOP特別の野路菊S組で〔222〕。
連対もしくは1、2番人気だった馬。
他のOP特別組では、カンナSからの〔100〕。1番人気1着馬。
ききょうSからの〔010〕。1番人気2着馬。
さらにいいのが新馬と未勝利を勝ち上がってすぐの馬なんですね。
新馬勝ち即の馬が〔241〕。1、2番人気だった馬が6頭に、4番人気1頭。
(折り返しの新馬を含む)未勝利勝ち即の馬が〔413〕。
3番人気までで勝ち上がった馬が5頭、4、6番人気だった馬もいます。
前走はクラスを問わずすべて芝を走っていた馬に限られ、
近年は1600mや1800mからの馬が好走する傾向があるよう。
牝馬は〔110〕。
挑戦自体が少ないようですが、1キロの恩恵を活かしての好走も可能です。
直線の長い外回りコースだけに、差しが決まります。
平坦向きの切れを持つ馬に注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.10.7
毎日王冠(日曜・東京)
芝1800m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔121〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔326〕、2ケタ人気馬〔004〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
他にも9000、7000、5000、4000円台が1回ずつあるように、波乱の傾向にあります。
ステップレースを見てみましょう。
宝塚記念から〔403〕。
安田記念から〔230〕。
天皇賞・春から〔010〕。
ダービーから〔100〕。
NHKマイルCから〔010〕。
G1からなら、人気、着順不問。ただし、安田記念のみ着順より人気が重要で、
1、2番人気が4頭、4番人気2着が1頭。ちょっと頭の中に置いておいて下さい。
札幌記念から〔020〕。2、3着馬。
オールカマーから〔002〕。人気、着順は不問。
関屋記念から〔102〕。1、3着馬に、3番人気8着馬。
小倉記念から〔010〕。勝ち馬。
京成杯AHから〔001〕。3番人気4着馬。
準OPから〔100〕。1番人気1着馬。
海外重賞勝ち馬の〔011〕というのもあります。
牝馬は〔030〕。牡馬混合のG1に連対実績のある馬に限られます。
年齢別に見ていくと、3歳〔110〕、4歳〔222〕、5歳〔440〕、
6歳〔023〕、7歳〔102〕、8歳〔102〕。
5歳馬がいいよう。
実力馬の秋初戦に選ばれることが多いこのレース。
馬券圏内27頭中、17頭が3ケ月以上の休み明けとなっています。
マイルと2000mのちょうど中間にあたる1800m戦。波乱の要因はここにあるのかもしれません。
特に3着に伏兵が来る傾向があります。3連単は大きく狙っていきたいレースです。


京都大賞典(日曜・京都)
芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔430〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔035〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
勝ち馬は4番人気まで。
最高配当が4番人気と6番人気で決まった08年の5830円ですから、
あまり大きな配当は期待しない方がよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
宝塚記念から〔340〕。4着までの馬。
天皇賞・春から〔210〕。3、5、6着馬。
昨秋のエリザベス女王杯から〔100〕。勝ち馬。
昨秋のJCから〔010〕。2着馬。
阪神大賞典から〔100〕。7着馬。
目黒記念から〔011〕。5、6着馬。
オールカマーから〔011〕。6、7着馬。
札幌記念から〔011〕。2、6着馬。
朝日CCから〔202〕。連対馬。
新潟記念から〔101〕。2、4着馬。
OP特別から〔003〕。勝ち馬2頭に、7着馬1頭。
準OPから〔011〕。連対馬。
前走勝ちや連対が必要とかではないのですが、最低でも7着まで。
8着以下の馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔201〕。牡馬混合の重賞で勝ち星のある馬に限られます。
年齢別に見ていくと、3歳〔001〕、4歳〔141〕、5歳〔715〕、
6歳〔222〕、7歳〔030〕、8歳〔001〕。
5歳馬が7勝と抜けていいのが特徴。
重賞勝ち、特にG1勝ちの実績のある馬が好走するレース。
開幕週とはいえ、京都の外回り。差しの競馬になることが多いようです。
平坦向きの瞬発力のある馬に注意が必要です。


マイルチャンピオンシップ南部杯(月曜・東京)
例年は盛岡競馬場で行われているダート1600mの交流G1。
今年は東京競馬場で行われます。
盛岡で行われた過去10年、
1番人気は〔241〕、2番人気は〔601〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下は〔022〕、2ケタ人気馬〔011〕。
1番人気よりも2番人気に勝ちが多いように、
圧倒的1番人気が2着になって、馬単が好配当になるパターンもあるよう。
所属別では、JRA〔977〕、岩手〔120〕、大井〔010〕、
船橋〔001〕、北海道〔001〕、高知〔001〕。
圧倒的にJRA勢が優勢です。
今年はJRA所属馬にとって"ホーム"での1戦。
その傾向はより強くなるかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップ。
交流重賞の、かしわ記念から〔310〕。
帝王賞から〔210〕。
日本テレビ盃から〔104〕。
中央の重賞、エルムSから〔211〕。
プロキオンSから〔011〕。
地方重賞、青藍賞から〔120〕。
その他、フェブラリーS、サンタアニタT、クラスターC、海外重賞から2着馬が。
ペルセウスS、オアシスS、ブリーダーズGC、東京盃から3着馬が出ています。
連対20頭中、11頭が前走勝ち。4頭が2着。前走着順は重要なようです。
牝馬は〔011〕。共にメイショウバトラーが08、09年に記録したもの。
最後に年齢別に見てみると、3歳〔000〕、4歳〔432〕、5歳〔243〕、
6歳〔222〕、7歳〔102〕、8歳〔110〕、9歳〔001〕。
4〜6歳の3世代がいいようです。
この日は岩手競馬支援の日。売上の一部を支援金として拠出するよう。
馬券を買うことが支援に繋がります。競馬ファンは張り切って月曜日の競馬に参加しましょう!
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.9.30
スプリンターズS(日曜・中山)
秋のGTシリーズ第1弾。芝1200m戦。
新潟で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔042〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔215〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
しかし1000円台もわずかに1回のみ。波乱含みの6F戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
安田記念以来の馬〔201〕。着順は不問ですが、人気は4、5番人気の馬でした。
高松宮記念以来の馬〔020〕。1番人気で1、2着だった馬。
G3時代も含むセントウルSから〔334〕。
掲示板8頭に、5番人気7着馬と4番人気14着馬。
アイビスSDから〔110〕。こちらは2頭とも勝ち馬。
北九州記念から〔201〕。人気、着順は不問です。
キーンランドCから〔021〕。1番人気または2番人気で3着以内だった馬。
京成杯AHから〔001〕。3番人気5着馬。
3着以内27頭すべてが、前走重賞を走っていました。
牝馬は〔231〕。十分に通用します。
また外国からの遠征馬が〔301〕。今年もすごい馬が参戦してきました。
年齢別に見ておくと、3歳〔101〕、4歳〔203〕、5歳〔272〕、
6歳〔212〕、7歳〔111〕、8歳〔100〕。
連対の半数を占める5歳馬がいいようです。
逃げ馬が〔510〕。追い込みが届くこともありますが、
基本的にはスピードで押し切る逃げ、先行馬がいいようです。
秋G1初戦。ズバリ的中といきたいものです!


札幌2歳S(土曜・札幌)
札幌開催のラストを飾る2歳チャンピオン決定戦。芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔422〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
ちょいとひと捻りのイメージでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
函館2歳Sから〔001〕。勝ち馬です。
クローバー賞から〔303〕。こちらも勝ち馬。
コスモス賞から〔222〕。連対4頭はコスモス賞も連対、3着2頭は勝ち馬と5着馬でした。
新馬勝ち即の馬が〔262〕。
3番人気まででの勝ち上がりが8頭、6番人気だった馬が3着に1頭います。
未勝利勝ち即の馬が〔322〕。4番人気まででの勝ち上がりでした。
全体で見ると、馬券圏内30頭中、前走勝ちが27頭、2着が2頭、5着が1頭。
圧倒的に前走勝ち馬がいいということになります。
牝馬は〔033〕と2着まで。
キャリアは1〜6戦と幅広い戦歴の馬が好走しています。
前走の距離ですが、1200mだったのは3頭だけ。
あとの27頭は1500mまたは1800m戦を走っていました。
数々の活躍馬を輩出してきたレースです。
今年はどの馬が先頭でゴールを駆け抜けるのか、注目です。


シリウスS(土曜・阪神)
ダート2000mのハンデ戦。
この条件になったのが07年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔121〕、2ケタ人気以下の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
それでも6番人気以下の馬が毎年1頭は馬券圏内に。3連単は大きくなることが多いようです。
ステップレースを見ていきましょう。
面白いのが、勝ち馬はすべて準OPのオークランドRCTから。
勝ち馬3頭に、2番人気9着だった馬が1頭です。
今年もオークランドRCT勝ち馬はもちろん、上位人気に推されていた馬にも注意が必要です。
帝王賞、平安S、交流重賞のスパーキングレディーC、ダートのOP特別の阿蘇Sから2着馬が。
東海S、芝のセントライト記念、芝のOP特別のみなみ北海道S、
1000万の松戸特別から3着馬が出ています。
前走着順は意外と大事なようで、馬券圏内12頭中、1着だった馬が5頭、
2着が2頭、3着が1頭。
前走3着をハズしていたのは4頭だけなんですね。
トップハンデは4年で4頭いて〔010〕。
勝ち馬のハンデは53、54、54、56キロ。
2着馬は56、56、56.5、57キロ。
3着馬は52、55、55、56キロとなっています。
牝馬は〔010〕。56.5キロのラヴェリータがそう。
牡馬に換算すれば58.5キロですから、実績があれば通用すると考えてよさそうです。
最後に年齢別に見ておきましょう。
3歳〔201〕、4歳〔111〕、5歳〔102〕、6歳〔030〕。
サンプルも少ないからか、傾向らしきは見つからず。どの世代もまんべんなくのイメージです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.9.21
神戸新聞杯(日曜・阪神)
菊花賞TR。上位3着までに優先出走権が与えられます。
芝2400mになったのが07年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔110〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔100〕。2ケタ人気馬の3着以内はありません。
馬券圏内12頭中、11頭が5番人気までの馬。比較的人気の馬たちで決まるよう。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
ただし、1番人気が飛ぶと2番人気も連をハズし、3番人気が伏兵を連れてくる。
サンプルは少ないのですが、
まずは1番人気の信頼度を確認することから始めたいところです。
ステップレースを見ていきましょう。
何と言ってもダービーからの馬が好走していて〔332〕。
勝ち馬2頭、2着2頭、3着1頭に、5着1頭。
他に2番人気9着と3番人気13着だった馬がいますが、この2頭は3着まで。
このレースで連対するには、ダービーで掲示板が必要ということでしょう。
宝塚記念から〔010〕。15着馬。
ただしその前はダービーを走り、2着に頑張った馬。
ラジオNIKKEI賞から〔100〕。3番人気4着馬。
1000万から〔002〕。
共に2000m以上の芝のレースで、1番人気1着だった馬です。
過去10年で見ても、ダービー出走馬は6頭が出走して〔321〕と馬券圏内パーフェクト。
ダービー2着馬も9頭が出走して〔321〕ですから、
ダービー連対馬の信頼度は高いようです。
菊花賞への王道ステップ。ここは強い馬に強い勝ち方をしてもらいたいものです。


オールカマー(日曜・中山)
芝2200m戦。
新潟で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔117〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
他も1000円台が3回ですから、堅めの重賞と言っていいでしょう。
ただし、3着には6番人気が4頭、7番人気が2頭、8番人気が1頭ですから、
穴党は3連単の3着に穴馬を持ってくることをお勧めします。
ステップレースを見ていきましょう。2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップ。
まずは宝塚記念から〔130〕。人気、着順は不問です。
札幌記念から〔511〕。こちらも人気、着順は不問。
新潟記念から〔233〕。3着以内だった馬が6頭。
残る2頭は7着馬と10着馬。しかし前々走は共に1着だった馬です。
その他の重賞では、前年秋の天皇賞から勝ち馬が。
キーンランドCから2着馬が。
ヴィクトリアマイル、クイーンS、エプソムC、交流重賞のブリーダーズGCから3着馬が出ています。
OP特別からは〔011〕。2着と3着だった馬。 条件戦からの馬券圏内はありません。
牝馬は〔002〕と苦戦の傾向。 最後に年齢別に見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔212〕、
5歳〔251〕、6歳〔333〕、7歳〔202〕、8歳〔001〕。
幅広い世代から好走馬が出ています。
また独特のコース形態ゆえ、このレースを得意とする馬もいて、07〜09年とマツリダゴッホが3連覇。
08年3着のトウショウシロッコ、10年も3着。
09年3着シンゲン、翌10年優勝など、好走馬が再び三度の好走を見せることがあります。
今年は過去の好走馬の登録はありませんが、
このコースの適性を読むこともひとつのポイントと言えそうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.9.17
セントライト記念(日曜・中山)
菊花賞TR。芝2200m戦。上位3着までに優先出走権が与えられます。
新潟で行われた02年を除く、データは過去9回で見ていきましょう。
1番人気は〔230〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔315〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1000円台も1回しかなく、波乱含みの重賞と言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
ダービー以来の馬〔221〕。5頭すべてが4着以下の馬。
ラジオNIKKEI賞から〔302〕。こちらは連対馬。
前年秋の京王杯2歳S2着以来の馬〔100〕。
札幌記念から〔010〕。2番人気6着だった馬。
新潟記念から〔001〕。16着だった馬。
準OPから〔010〕。2着馬。
1000万から〔153〕。勝ち馬5頭、2着馬1頭、3着馬2頭。
3番人気6着の馬も1頭います。
500万から〔102〕。勝ち馬2頭に、2着馬1頭です。
地方所属馬の〔100〕というのもあります。
京王杯2歳S以来の05年のキングストレイルを除き、
3着以内27頭中26頭が前走1800m以上のレースを走っていました。
毎年、春の実績馬VS夏の上がり馬となるこのレース。
事実、1000万、500万からの馬の好走も目立ちますからね。
さぁ今年はどちらに軍配が上がるのか、注目です。


ローズS(日曜・阪神)
秋華賞TR。芝1800m戦。こちらも上位3着までに優先出走権が与えられます。
1800mの距離になったのが06年のこと。ただしこの年は中京での開催。
従いまして、データは07年からの4年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔121〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
残る2回が1000円台と7000円台ですから、配当的には両極端の結果です。
ステップレースを見ていくと、オークス以来の馬〔321〕。
毎年連対馬を輩出しており、最も好成績。ただし人気、着順は不問です。
桜花賞以来の馬〔100〕。こちらは勝ち馬。
クイーンSから〔011〕。人気、着順は不問です。
OP特別の白百合Sから〔010〕。勝ち馬。
1000万から〔002〕。連対馬していればOK。
勝ち馬4頭はすべて牝馬クラシックから。
また馬券圏内12頭を見ても、桜花賞にもオークスにも出走していなかったのは、
09年3着のクーデグレイスのみ。そのあたりのチェックはお忘れなく。
意外や差し、追い込みの天下で、逃げて勝ったのは07年のダイワスカーレットのみ。
阪神外回りの芝1800mは、スタミナとスピードの両方を必要とするよう。
またオークス勝ち馬は大不振。過去10年にまでさかのぼっても3着以内がありません。
春の実績馬に軍配が上がる傾向にはあるものの、オークス馬の不振は不思議なこと。
果たして今年はそのジンクスを破ることができるのか。こちらも注目です。


エルムS(月曜・札幌)
ダート1700m戦。
新潟で行われた09年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔312〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
ただし2000円台が4回もあるように、ひと捻りは必要なよう。
ステップレースを見ていきましょう。
フェブラリーS以来の馬〔100〕。2番人気11着だった馬。
ジャパンダートダービーから〔001〕。3着馬。
東海Sから〔201〕。掲示板ならOK。
ブリーダーズGCから〔021〕。4着までならOK。
ダイオライト記念から〔100〕。勝ち馬。
マーキュリーCから〔110〕。3着まで。
アンタレスSから〔010〕。4番人気15着だった馬。
ユニコーンSから〔100〕。3着馬。
クラスターCから〔110〕。3着まで。
芝のダービー卿CTから〔010〕。13着からの巻き返しでした。
OP特別のマリーンSから〔112〕。連対3頭、3番人気6着馬1頭。
大沼Sから〔001〕。2番人気9着馬。
しらかばSから〔103〕。連対3頭、1番人気6着1頭、
関越Sから〔010〕。勝ち馬。
準OP勝ち馬の〔010〕というのもあります。
たくさんの例を挙げましたが、総じて前走人気で負けた馬の巻き返しが目立ちます。
このことはちょっと覚えておいて下さいね。
牝馬は〔100〕と苦戦の傾向。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔111〕、4歳〔412〕、
5歳〔351〕、6歳〔105〕、7歳〔020〕。
4、5歳馬がいいようですが、6歳馬の3着5頭も特徴のひとつ?
この条件が得意だという馬がいます。その適性を見逃さないようにして下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.9.9
セントウルS(日曜・阪神)
サマースプリントシリーズの最終戦かつ、
G1スプリンターズSのステップレースでもある芝1200m戦。
中京で行われた06年を除く、データは過去9回で見ていきましょう。
1番人気は〔223〕、2番人気は〔132〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
01〜05年は馬券圏内に1、2番人気が2頭共必ずいたのですが、
サマーシリーズが出来て、07年以降は様相が一変。波乱のレースとなりました。
ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップしましょう。
高松宮記念から〔020〕。1、2番人気の馬。
函館SSから〔111〕。1番人気または4着の馬。
アイビスSDから〔202〕。3着までの馬。
北九州記念から〔212〕。人気、着順は不問ですが、強いて言えば5番人気までの馬。
重賞ではその他、キーンランドCから2着馬が。
NHKマイルC、中山記念から3着馬が出ています。
OP特別の小倉日経OPから〔210〕。1番人気または勝ち馬。
北九州短距離Sから〔101〕。こちらも1番人気または勝ち馬。
OP特別では他に、駿風Sから2着馬が。
谷川岳Sから3着馬が出ています。
準OPから〔100〕。1番人気1着馬。
1000万から〔010〕。こちらも1番人気1着馬。
重賞、OP特別組は着順より人気の方が大切?このあたりがひとつのポイントかもしれません。
外国馬は〔010〕。前走G1を勝って、約4ケ月振りで臨んだ昨年のグリーンバーディーです。
ちなみに06年も2着は外国馬でした。
年齢別に見ていくと、3歳〔122〕、4歳〔414〕、5歳〔432〕、
6歳〔011〕、7歳〔020〕。4、5歳馬がいいよう。
サマーシリーズが出来て傾向が一変と言いましたが、確かにそうで、
07年からの4年間の1〜3着馬は、サマースプリントシリーズ対象重賞出走馬2頭に、
3ケ月以上休み明けの馬1頭の組み合わせ。
前者を夏競馬の流れ、後者をスプリンターズSへのひと叩きとみれば、
まさに"夏秋混合"ですよね。
牝馬が〔642〕と大活躍しているのも夏競馬の傾向をそのままに。
そのあたりも的中馬券へのヒントなのかもしれません。


京成杯AH(日曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。
新潟で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔102〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔252〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
2着の半分以上にあたる5頭が6番人気以下の伏兵ですから、
基本的にはヒモ荒れの重賞と言っていいのかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。こちらも2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースを。
安田記念から〔200〕。
NHKマイルCから〔002〕。
関屋記念から〔044〕。
クイーンSから〔110〕。
その他、アイビスSD、交流重賞のサマーチャンピオンから勝ち馬が。
ダービー、七夕賞から2着馬が。
函館記念、北九州記念、函館SSから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問のよう。
OP特別、芝は〔110〕。1着馬と7着馬。
ダートは〔100〕。4着馬でした。
準OPから〔110〕。勝ち馬と2番人気9着馬。
1000万から〔100〕。こちらは1番人気1着馬です。
ステップからでは、なかなか掴みづらいといった感じですよね。
トップハンデは9回で15頭いて〔224〕と健闘しています。
勝ち馬のハンデは53〜58キロ。平均すると55.44キロ。
2着馬は51〜57キロ。平均54.44キロ。
3着馬は53〜58キロ。平均55.44キロ。
53キロ以下の馬が5頭しかいないことを考えると、
ある程度背負わされている方がいいよう。
牝馬は〔211〕。G1好走歴があるなら通用するという感じでしょうか。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔123〕、4歳〔303〕、
5歳〔431〕、6歳〔101〕、7歳〔121〕、8歳〔010〕。
4、5歳馬中心も、ベテランの頑張りにも注意が必要です。


朝日CC(土曜・阪神)
芝2000m戦。
中京で行われた06年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔602〕。2番人気は〔210〕。3番人気は〔032〕。
6番人気以下〔022〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
その他、1000円台が4回あり、毎年1、2番人気のいずれか一方が必ず連対している堅いレース
(ただし1、2番人気のワンツーはなし)。あまり無謀な穴狙いはお勧めできません。
ステップレースを見ていきましょう。ここも2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースです。
ダービーから〔110〕。
札幌記念から〔011〕。
小倉記念から〔221〕。
エプソムCから〔030〕。
その他、宝塚記念、安田記念、函館記念、新潟記念、関屋記念から勝ち馬が。
クイーンSから2着馬が。
マーメイドS、七夕賞から3着馬が出ています。
重賞組は基本、人気、着順は不問のよう。
準OPから〔104〕。こちらは連対馬です。
牝馬は〔011〕と苦戦の傾向。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔111〕、4歳〔312〕、
5歳〔553〕、6歳〔021〕、7歳〔002〕。
連対の半数以上を占める5歳馬がいいようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.9.3
新潟2歳S(日曜・新潟)
新潟2歳チャンピオン決定戦。芝1600m戦。
この距離になったのが02年のこと。従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔502〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔163〕、2ケタ人気馬〔051〕。
この5年連続で2ケタ人気馬が2着に来ているのが特徴です。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
他にも7000円台が2回に、4000円台が1回ある波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、ダリア賞から〔323〕。
勝ち馬5頭、2着1頭、3着1頭、6着からの巻き返しも1頭。
人気はすべて3番人気以内の馬たちでした。
マリーゴールド賞から〔101〕。1、2番人気で連対した馬。
新馬を勝ち上がってすぐの馬〔434〕。
未勝利戦(折り返しの新馬戦を含む)を勝ち上がってすぐの馬〔141〕。
3着以内の27頭、すべての馬の前走が芝のレースでした。
前走着順をトータルで見ると、前走勝ちが23頭、2着2頭、
3着1頭、6着1頭ですから、前走着順は重要なポイントになりそうです。
キャリアを見ると、1戦の馬が〔434〕、
2戦の馬が〔562〕、3戦の馬が〔003〕。
連対はキャリア1、2戦の馬に限られます。
距離の面からは、1400mまたは1600mのレース経験が欲しく、1200mまで、
または1800mのみの馬は2着が精一杯なんですね。
牝馬は〔452〕。牡馬とほぼ五分の成績。
連をハズしたのは08年のみですから、注意が必要です。
新潟の外回り。長い直線に逃げ馬は苦戦。先行馬が残るパターンもありますが、
やはり終いを活かす競馬をした馬に軍配は上がっているようです。


小倉2歳S(日曜・小倉)
こちらは芝1200mで行われる、小倉2歳チャンピオン決定戦。
過去10年、1番人気は〔203〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔201〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
他にも6000円台1回、3000円台1回、2000円台が3回ある波乱含みのレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
フェニックス賞から〔324〕。勝ち馬3頭、2着3頭、3着2頭、5着だった馬も1頭います。
ひまわり賞から〔010〕。1番人気1着馬。
マリーゴールド賞から〔001〕。こちらも1番人気1着馬。
芝の新馬戦を勝ち上がってすぐの馬〔122〕。
ダートの新馬戦からは〔020〕。
未勝利戦(すべて芝)から〔633〕。実は未勝利を勝ち上がったばかりの馬が一番いいんですね。
前走の人気は、レースを問わず、すべて4番人気以内の馬たちです。
前走の距離を見ると、1000mまたは1200mを走っていた馬がよく、
それ以外の距離を走っていた馬は1400m、
1800mがそれぞれ1頭ずついるだけ。残る28頭は1000mまたは1200mを走っていました。
キャリア1戦の馬が〔142〕、2戦の馬が〔744〕、
3戦の馬が〔222〕、4戦の馬が〔002〕。
勝つ確率が高いのはキャリア2戦目の馬ということになります。
牝馬は〔736〕。牝馬が優勢なんですね。
こちらは脚質的な特徴は挙げづらく、逃げ馬から追い込み馬まで様々です。
ただ、前走勝ち馬が9頭。去年はフェニックス賞2着の馬が勝ちましたが、
このレースを制するには、前走で勝っていたことが重要であると言えそうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.8.26
新潟記念(日曜・新潟)
サマー2000シリーズの最終戦。芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔120〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔248〕、2ケタ人気馬〔123〕。
1〜3番人気に3着がないのが特徴で、3着には伏兵がよく来るよう。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
他にも6000〜2000円台の馬券も1本ずつある、波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていくと、好相性の重賞は3つ。
まずは七夕賞から〔230〕。掲示板4頭、12着から巻き返した馬が1頭。
次に小倉記念から〔212〕。掲示板4頭、7着馬1頭。
もうひとつ、函館記念から〔112〕。こちらは人気、着順不問のよう。
他では、関屋記念から〔012〕。人気、着順は不問。
エプソムC勝ち馬が〔100〕。
金鯱賞を12着だった馬の〔001〕というのもあります。
OP特別では、NST賞から〔001〕。4着馬。
ハンデ戦らしく前走準OPの馬の好走もあって〔121〕。勝ち馬3頭に、5着馬1頭です。
1000万からの〔110〕もあり、これはどちらも1番人気1着馬でした。
トップハンデは10年で12頭いて〔002〕と苦戦の傾向。
勝ち馬のハンデは51〜57キロで、平均すると54.65キロ。
2着馬は51〜56キロで、平均54.3キロ。
3着馬は53〜58キロで、平均55.25キロとなっています。
年齢別に見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔421〕、5歳〔364〕、
6歳〔214〕、7歳〔111〕。
4、5歳馬が中心ですが、6、7歳の馬も健闘してます。
牝馬は〔311〕。十分に通用するようです。
また、7、8月の夏競馬に出走していなかった馬は、馬券圏内30頭中、わずかに3頭。
その3頭も4、5、6月の競馬を使った馬たちでした。
とにかく差し、追い込み馬の天下です。長い直線を利して、末脚を伸ばしてくる馬に要注意です。


キーンランドC(日曜・札幌)
サマースプリントシリーズ第4戦。芝1200m戦。
06年に重賞に格上げされたレースゆえ、データは過去5年です。
1番人気は〔012〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔121〕、2ケタ人気馬〔110〕。
1番人気に勝ちがなく、2番人気の馬が馬券圏内パーフェクト。
3番人気は連対すらないという、やや波乱含みのスプリント戦。
馬連3ケタはなく、万馬券1本です。
ステップレースですが、注目すべきは函館SS組で〔124〕。
勝ち馬は毎年必ず3着以内に頑張ってます。
昨年までは2着が精一杯だったのですが、ワンカラットがそのジンクスを破りました。
他にも2着馬が1頭、4着馬が1頭。函館SS組は見逃せません。
あとは、アイビスSDから〔110〕。2、3着馬。
マイラーズCから〔100〕。8着馬。
クイーンSから〔100〕。5着馬。
CBC賞から〔001〕。2番人気14着馬でした。
OP特別ではUHB賞から〔110〕。共に5着馬。
準OP1番人気1着馬の〔010〕というのもあります。
牝馬が〔323〕と大活躍。06年の第1回は、1〜3着を独占したほど。
まだまだ夏競馬。夏の牝馬に注意が必要ということでしょう。
年齢別に見ていくと、3歳〔101〕、4歳〔110〕、5歳〔103〕、
6歳〔141〕、7歳〔000〕、8歳〔100〕。
勝つのはまんべんなくのイメージですが、連対という意味では6歳馬が抜けていいようです。
こちらも7、8月に出走しなかった馬は2頭のみ。
できれば夏競馬を使った順調さは欲しいようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.8.19
札幌記念(日曜・札幌)
秋の大きなところを睨む古馬たちによるG2。サマー2000シリーズ第4戦。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔332〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔003〕。
6番人気以下〔242〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
他にも3000円台が2回あり、3番人気だけでなく、実は4番人気にも連対がないように、
ヒモ荒れの傾向にある、波乱含みの1戦でもあります。
ステップレースですが、2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップすると、
まずはダービーから〔201〕。1〜3番人気に推されていた馬。着順は不問です。
宝塚記念から〔112〕。人気、着順は不問です。
函館記念から〔233〕。勝ち馬2頭、2着馬2頭、3着馬1頭。
掲示板を外していた馬も3頭います。
クイーンSから〔211〕。こちらは掲示板ならOK。
その他、前年の有馬記念、中京記念から勝ち馬が。
安田記念、オークス、春の香港競馬から2着馬が。
ダイヤモンドS、エプソムCから3着馬が出ています。
OP特別から〔110〕。勝ち馬と3着馬。
準OPから〔011〕。こちらも勝ち馬と3着馬でした。
春以来となる馬や、今年初出走の馬も好走可能なレース。
休み明けというだけで軽視するのは危険なようです。
牝馬は〔421〕と大活躍。
特にクイーンS組は今年同様、
連闘となるローテーションが多いのにもかかわらず3頭が馬券圏内に好走。
夏の牝馬、注意が必要です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔311〕、4歳〔423〕、
5歳〔353〕、6歳〔020〕、7歳〔003〕。
3〜5歳の3世代がいいようです。


レパードS(日曜・新潟)
迎えて3回目、今年からG3の格付けが決まった、3歳限定のダート重賞。ダート1800m戦。
09年は1、3、7番人気の1〜3着。馬連は920円。
10年は2、6、1番人気で1720円。
馬券圏内の6頭を1頭ずつ見ていくと、まず09年、勝ったトランセンドはダート3戦3勝。
2着スーニはダートを7戦して〔5101〕。
3着スタッドジェルランはダート10戦で〔2512〕。複勝率8割。10戦すべて掲示板でした。
10年、勝ったミラクルレジェンド(牝馬)は芝デビューも、
ダートに矛先を変えてから4戦3勝。勝ちを逃した1戦はJDDの4着でした。
2着グラッターウイングはダート6戦〔2400〕と連対パーフェクト。
3着ソリタリーキングはダート5戦〔3101〕。
連対を外したのは3歳1000万のあおぎりSの4着のみ。
とにかくダートで底を見せていないことが大切なようです。
前走は、JDDから〔110〕。4、6着。
古馬混合の1000万から〔112〕。3着以内ならOKのよう。
後のダート重賞戦線で主役を張る馬を輩出する出世レースでもあります。
それだけの資質を持った馬を狙って下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.8.12
クイーンS(日曜・札幌)
牝馬限定戦。芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔140〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔335〕、2ケタ人気馬〔111〕。
1番人気はこの9年、勝ち星がなく、
逆に6番以下の馬がこの9年、毎年1頭馬券圏内に頑張っています。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。ちょいとひと捻りのイメージでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞は4つ。
まずはオークスから〔212〕。
ヴィクトリアマイルから〔210〕。
マーメイドSから〔223〕。
エプソムCから〔110〕。
その他、有馬記念、福島牝馬S、ラジオNIKKEI賞から2着馬が。
愛知杯、地方交流の関東オークスから3着馬が出ています。
基本的に重賞組は人気、着順不問です。
OP特別の米子Sから〔100〕。こちらは2着馬。
準OPから〔203〕。連対3頭も、掲示板をハズしていた馬の巻き返しもあります。
1000万からの〔020〕もあり、こちらは勝ち馬です。
年齢別に見ていくと、
3歳〔233〕、4歳〔521〕、5歳〔255〕、6歳〔101〕。
3〜5歳の3世代でまんべんなくといった感じでしょうか。
開幕週の馬場を利して、逃げ馬が半数の5勝、4角先頭の馬が3頭います。
前々でレースを進められる馬に注目です。


北九州記念(日曜・小倉)
サマースプリントシリーズ第3戦。
芝1200mのハンデ戦になったのが06年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔312〕、2ケタ人気馬〔201〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
アイビスSDから〔102〕。
CBC賞から〔111〕。
共に人気、着順は不問です。
OP特別の米子Sから〔100〕。4着馬でした。
準OPから〔140〕。
特に北九州短距離S組(OP特別時代な06年も含む)がよく〔130〕なんですが、
今年は開催の関係で、北九州短距離Sは北九州記念より後に行われることになりました。
1000万勝ち馬の〔102〕というのもあります。
トップハンデは5年で11頭いて、〔110〕。
08年の牝馬スリープレスナイトが56キロで優勝。牡馬に換算すれば58キロに。
もう1頭、トップハンデで2着だった06年のゴールデンキャストが58キロ。
トップハンデに限って言えば、
中途半端な斤量でなければ逆に"買い"ということなのかもしれません。
しかし、勝ち馬のハンデは52〜56キロ、平均すると53.2キロ。
2着馬は50〜58キロ、こちらも平均53.2キロ。
3着馬は51〜56キロ、平均54キロ。
3着以内15頭中、52キロ以下が8頭もいます。軽ハンデの馬に注意が必要です。
牝馬は〔332〕と大活躍。毎年必ず1頭は連絡み。牡馬を上回る好走を見せています。
年齢別にみていくと、3歳〔010〕、4歳〔233〕、
5歳〔001〕、6歳〔310〕、7歳〔001〕。
6歳馬と4歳馬がいいようです。
3着以内のすべての馬が6月以降の競馬を走っていたこと。
ハイペースに乗じて、軽ハンデの馬が差し脚を活かすこと。
このあたりもこのレースの特徴です。しっかり覚えておいて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.8.4
函館2歳S(日曜・函館)
2歳世代最初の重賞。芝1200m戦。
札幌で行われた09年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔041〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔423〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
1番人気に勝ちがないように(09年は1番人気が優勝)、波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
ラベンダー賞から〔241〕。勝ち馬3頭、2着馬3頭、3着馬1頭。
ちなみに3頭いる地方馬の連対馬はすべてラベンダー賞連対馬です。
芝の新馬戦から〔516〕。12頭中10頭が1、2番人気。
残る2頭は3番人気と8番人気で勝ち上がった馬。
ダートの新馬からは〔010〕。2番人気での勝ち上がりでした。
折り返しの新馬も含む未勝利戦、まずは芝から〔221〕。5番人気までOK。
ダートから〔011〕。1、2番人気だった馬です。
地方馬を除き、キャリアは3戦まで。
初勝利に時間が掛かるようでは好素材には歯が立たないということでしょうか。
また馬券圏内27頭中24頭に函館出走経験がありました。
牝馬は〔464〕と牡馬と互角の成績。毎年必ず1頭は馬券圏内に好走します。
斤量も牡馬と同斤の54キロ。牝馬に要注意です。


関屋記念(日曜・新潟)
真夏のマイル重賞。芝1600m戦。
05年は3着同着。従いまして、3着馬は10年で11頭います。
1番人気は〔423〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔346〕、2ケタ人気馬〔115〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
3着に人気薄の馬がよく来ますが、伏兵の連対もよくあるよう。
休み明けも含め、ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップしましょう。
安田記念から〔112〕。
ダービー卿CTから〔101〕。
七夕賞から〔020〕。
エプソムCから〔020〕。
その他、前年秋の天皇賞、同じく福島記念、金鯱賞、新潟大賞典から勝ち馬が。
中山記念、阪急杯から2着馬が出ています。
基本的に重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔336〕。好走例が多数。OP特別組に要注目です。
1000万を1番人気1着だった馬の〔001〕というのもありますが、
基本的にはOP特別以上と考えてよさそう。
牝馬は〔100〕と苦戦の傾向。
最後に年齢別にみておくと、3歳〔000〕、4歳〔325〕、5歳〔361〕、
6歳〔202〕、7歳〔223〕。7歳馬もかなり頑張っているのが特徴です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.7.28
小倉記念(日曜・小倉)
サマー2000シリーズ第3弾。芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔231〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔336〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
他にも9000、8000、4000、3000円台が1回ずつ。波乱含みのハンデ重賞です。
ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップしてみましょう。
まずは重賞組。新潟大賞典から〔210〕。人気、着順は不問です。
七夕賞から〔030〕。掲示板ならOK。
その他の重賞だと、安田記念、日経新春杯、目黒記念、マーメイドSから勝ち馬が。
宝塚記念から3着馬が出ています。
OP特別から〔012〕。人気、着順は不問です。
準OPから〔014〕。連対3頭に、4着馬1頭ですが、6着から巻き返した馬もいます。
1000万から〔131〕。これらはみんな勝ち馬です。
トップハンデは10年で10頭いて〔400〕。勝つか馬券圏外か。
極端な成績ですが、4勝と頑張ってます。
勝ち馬のハンデは52〜58.5キロ、平均すると55.7キロ。
2着馬は52〜57.5キロ、平均55.15キロ。
3着馬は52〜57キロ、平均53.6キロ。
この3着は10頭のうち6頭が53キロ以下。軽ハンデ馬の突っ込みに注意が必要です。
牝馬は〔113〕。夏の牝馬よろしく好走も可能なようです。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔131〕、5歳〔527〕、
6歳〔141〕、7歳〔210〕、8歳〔100〕、9歳〔001〕。
5歳馬がいいようですが、ベテランも含めまんべんなく来ています。
今年は開幕週の小倉記念。開幕週の馬場も予想の重要なファクターになりそうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.7.22
函館記念(日曜・函館)
マー2000シリーズ第2戦。芝2000mのハンデ重賞。
札幌で行われた09年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔230〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔334〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
近年、堅く収まる傾向にありますが、それでも波乱の歴史を持つハンデ重賞。
伏兵の台頭には注意が必要でしょう。
好相性のステップレースは圧倒的にOP特別の巴賞で〔562〕。人気、着順は不問。
どちらかというと、函館記念に向けて「函館をひと叩き」のイメージでしょうか。
G1では、安田記念から〔011〕。
天皇賞・春から〔010〕。
宝塚記念から〔001〕。
G1組はみんな掲示板を外していた馬たちです。
その他の重賞からだと、金鯱賞から〔101〕。
中京記念から〔100〕。
新潟大賞典から〔100〕。
目黒記念から〔001〕。
G1以外の重賞からなら掲示板確保でOK。
巴賞を除くOP特別組では、米子Sから〔100〕。1番人気3着だった馬。
福島テレビOPから〔010〕。1番人気1着馬。
準OPからは〔001〕。1番人気1着馬。
1000万からは〔002〕。1または2番人気で1着だった馬。
前走の格で好走に必要な人気、着順が意外と明確に分かれているのがわかるかと思います。
トップハンデ馬は9回で10頭いて〔100〕。
重いハンデは苦戦のように見えますが、それでもある程度背負わされている方がいいようで。
具体的に見てみましょうか。
勝ち馬のハンデは55〜58キロで、平均すると56キロ。
2着馬は52〜57キロで、平均55.44キロ。
3着馬は50〜57キロで、平均54.44キロ。
こちらも傾向が明確に出ていますよね。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔223〕、5歳〔565〕、
6歳〔111〕、7歳〔100〕。
5歳馬がいいようです。
牝馬は〔021〕。セン馬が〔301〕。
セン馬が3勝と言っても、これは05〜07年に記録したエリモハリアーの3連勝。
この馬に代表されるように、個性的な函館の洋芝が得意な函館巧者がいます。
そこもこのレースの大きなひとつのポイントになるようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.7.15
アイビスサマーダッシュ(日曜・新潟)
新潟名物の芝直線1000m戦。
7月の施行になったのが06年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔010〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔323〕、2ケタ人気馬〔111〕。
6番人気以下の伏兵が毎年1頭は連絡み。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
その他も4000円台が2回に、5000円台、6000円台が1回ずつ。
最低配当が3番人気と6番人気で決まった08年の4150円ですから、波乱の重賞と言っていいでしょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは2つのレース。
まずは重賞のCBC賞から〔210〕。人気、着順は不問です。
もうひとつがOP特別のバーデンバーデンCで〔032〕。
毎年1頭ずつを馬券圏内に送り込む好相性のステップです。
準OP3着以内の馬が〔101〕。
1000万勝ち馬が〔101〕。
その他では、ダートのOP特別の京葉Sから勝ち馬が。
函館SSから2着馬が。
OP特別の米子Sから3着馬が出ています。
このレース、特筆すべきは牝馬の強さで、〔513〕と、この5年勝ち馬はすべて牝馬。
現在6連勝中。過去10年で見ても8勝は牝馬が挙げているんですね。
"夏の牝馬"さながらのレースと言えるでしょう。
年齢別では、3歳〔112〕、4歳〔120〕、5歳〔203〕、6歳〔120〕。
この4世代がまんべんなくのイメージですが、3歳の牝馬は51キロで出走できるのが強み。
今年は登録はありませんが、性別または年齢で斤量が軽くなる馬には注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.7.8
七夕賞(日曜・中山)
福島名物、芝2000mのハンデ重賞。今年は中山での施行です。
データは福島で行われた過去10年。
なお去年は3着同着ゆえ、3着は10年で11頭いることになります。
1番人気は〔222〕、2番人気は〔013〕、3番人気は〔304〕。
6番人気以下〔541〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
その他、4000円台1回、2000円台4回、1000円台2回。波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
重賞で2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、安田記念から〔210〕。
目黒記念から〔110〕。
エプソムCから〔224〕。
その他では、交流の佐賀記念から勝ち馬が。
ヴィクトリアマイル、金鯱賞、ダイヤモンドSから2着馬が。
産経大阪杯、日経賞から3着馬が出ています。
ちなみに重賞組は基本的に、人気、着順不問です。
OP特別から〔323〕。中でも福島テレビOPから〔122〕。
準OPから〔102〕。
実はOP特別、準OP組も人気、着順が不問なんです。
1000万から〔010〕。こちらは1番人気1着馬でした。
トップハンデ馬は10年で15頭いて〔311〕。健闘している方でしょう。
勝ち馬のハンデは52〜59キロで、平均すると55.9キロ。
2着馬は52〜57.5キロで、平均54.9キロ。
3着馬は53〜57.5キロで、平均55.23キロ。
馬券圏内31頭中、52キロが2頭、53キロが5頭、54キロ以上が24頭。
ある程度は背負わされている方がいいということでしょう。
最後に年齢別に見ていくと、3歳馬の出走はなく、
4歳〔012〕、5歳〔444〕、6歳〔633〕、7歳〔122〕。
6歳馬の活躍が目立ちます。
例年なら福島最終週の荒れた馬場で、後方一気の追い込みが決まる傾向にあったのですが、
今年はまだ前の残る中山ですからね。
そのあたりはしっかり頭に入れて馬券検討に臨んで欲しいところです。


プロキオンS(日曜・京都)
ダート1400m戦。
いつもは阪神で行われているのですが、06年に続き、今年は京都での施行となりました。
過去10年、1番人気は〔541〕。2番人気は〔121〕、3番人気は〔101〕。
去年は1番人気馬がこの10年で初めて連を外し3着に。
それでも1、2番人気のいずれか1頭が必ず連に絡む堅い重賞なんですね。
6番人気以下〔225〕。2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
1000円台も4回あり、最高配当が1番人気と8番人気で決まった03年の4620円ですから、
無謀な穴狙いはお勧めできません。
ステップレースを見ていきましょう。
こちらも2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
まずは交流G1(G2時代も含む)かしわ記念から〔110〕。勝ち馬と3着馬。
かきつばた記念から〔110〕。勝ち馬と10着馬。
さきたま杯から〔011〕。2着馬と5着馬。
その他、マリーンC、アンタレスSから勝ち馬が。
北海道スプリントCから2着馬が。
川崎記念、東海Sから3着馬が出ています。
重賞組はアンタレスSと東海S以外はみんな交流重賞から。
例外もありますが、掲示板はキープしていて欲しいところ。
OP特別組がよく〔546〕。
中でも、欅Sから〔435〕。
3着以内が7頭ですが、大敗からの巻き返しもあるので注意が必要です。
栗東S組は〔101〕なんですが、前々走でこのレースを走っていた馬が〔122〕。
合わせると〔223〕。これも好相性のレースのひとつと言っていいでしょう。
その他、オアシスSから勝ち馬が。
サウジアラビアロイヤルC、天王山Sから2着馬が。
芝のバーデンバーデンCから3着馬が出ています。
また、準OP勝ち馬の〔010〕というのもあります。
牝馬は〔221〕。連対率では牡馬を大きく上回っているというのを覚えておいて下さい。
年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔133〕、
5歳〔333〕、6歳〔523〕、7歳〔111〕、8歳〔010〕。
こちらも6歳馬が頑張っているようです。
好走馬が再び好走するのも特徴のひとつ。
具体的には、02年勝ったスターリングローズ、翌年も連覇。
03年3着のインタータイヨウ、翌04年も3着。
05年2着のサンライズキング、翌06年3着。
07年勝ったワイルドワンダー、翌08年2着。
ちなみに去年の1着ケイアイガーベラと、
3着ナムラタイタンが今年も登録してきました。出走したら要注意です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.7.1
ラジオNIKKEI賞(日曜・中山)
3歳馬によるハンデ重賞。芝1800m戦。
今年は震災の影響で、中山での施行となりました。
ハンデ戦になったのが06年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔001〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔100〕。
1番人気の連対はありません。
6番人気以下〔132〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。9000円台も1回ある波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていくと、勝ち馬を輩出しているのは3つ。
青葉賞から〔200〕。4着と7着だった馬。
3歳1000万のエーデルワイスSから〔210〕。1着、4着と、3番人気10着馬。
500万から〔112〕。2番人気までで勝った馬たちです。
2着馬はプリンシパルSから2頭、白百合Sから1頭。
3着馬はNHKマイルCから2頭、葵Sから1頭出ています。
トップハンデは5年で6頭いて〔010〕。
勝ち馬のハンデは52〜56キロで、平均すると54キロ。
2着馬は53〜57キロで、平均54.6キロ。
3着馬は51〜56キロで、平均54キロとなっています。
牝馬も含め、馬券圏内15頭中13頭が53キロ以上のハンデですから、
ある程度背負わされている方がいいということでしょう。
牝馬は〔002〕。
3着が精一杯も、07年のイクスキューズが56キロのハンデで3着に来たように、
力があれば好走も可能ということかと思います。
"残念ダービー"と言われていた頃と違って、ダービーからの出走馬は少なくなりましたが、
昨年もダービー7着のトゥザグローリーが1番人気に推されて5着。
ダービーが目イチの勝負だとしたら、
オツリで勝てるほど甘い重賞ではないというのは覚えておいた方がいいかもしれません。


函館スプリントS(日曜・函館)
サマースプリントシリーズの開幕戦。芝1200m戦。
札幌で行われた09年を除く、データは過去9回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔230〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔102〕。
1〜3番人気のいずれか1頭が毎回必ず連対しています。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
若干のヒモ荒れに注意といったところでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り出しているのは、高松宮記念から〔221〕。
安田記念から〔101〕。
京王杯SCから〔101〕。
CBC賞から〔222〕。
TV愛知OPから〔101〕。
バーデンバーデンCから〔011〕。
その他、昨年秋のマイルCS、ダービー卿CT、UHB杯、クロッカスSから2着馬が。
NHKマイルC、前年秋の交流重賞・兵庫ジュニアGPから3着馬が出ています。
ちなみに条件戦からの3着以内はなく、人気、着順は基本的には不問のよう。
ただし、CBC賞に関しては、06年に再び6月の施行になってからの成績で〔222〕。
06年以降、毎回連対馬を出している好相性のステップなんですね。
3着以内が4頭、1番人気9着が1頭、10番人気7着だった馬も1頭います。
このステップの馬はじっくりと考察を加えてみて下さい。
前走の人気や着順というよりも、洋芝適性がカギを握るのかもしれません。
さらに大きな特徴は牝馬が走るレースだということ。なんと〔710〕。
連に絡まなかったのは2回だけ。"夏の牝馬"と言いますが、
ここは牝馬抜きでは語れないレースとなっています。
最後に年齢別に見ておきましょう。
3歳〔112〕、4歳〔212〕、5歳〔512〕、6歳〔152〕、7歳〔011〕。
まんべんなくのイメージですが、5歳馬が5勝といいよう。
連対という意味では6歳馬も頑張ってます。
注目は4〜6歳の牝馬。今年も主役は牝馬かもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.6.23
宝塚記念(日曜・阪神)
上半期のGP。芝2200m戦。
京都で行われた06年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔231〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔123〕。
6番人気以下〔322〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本です。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性のステップは3つ。
まずは春の天皇賞から〔351〕。
3着以内7頭。残る2頭は1番人気13着と8番人気5着の馬でした。
金鯱賞から〔233〕。連対7頭と4番人気7着だった馬。
そして安田記念から〔201〕。この3頭はすべて2着馬です。
あとは、海外G1のクイーンエリザベス2世Cから〔100〕。1番人気3着だった馬。
OP特別のメトロポリタンSから〔100〕。こちらは勝ち馬です。
その他では、ヴィクトリアマイルから〔010〕。
目黒記念から〔002〕。
前年の有馬記念から〔001〕。
OP特別の駒草賞から〔001〕。
以上はすべて勝ち馬でした。
3着に1頭いる"前年の有馬記念以来"という馬を除くと、
残る26頭はすべて4月以降のレースを1度は走っていたことになります。
これは頭の中に置いておいて下さい。
牝馬は〔110〕。G1、G2で牡馬とも互角にやり合ってきた実績が必要です。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔001〕、4歳〔542〕、
5歳〔243〕、6歳〔113〕、7歳〔100〕。
確かに今年の見どころは、5歳牝馬のブエナビスタに挑む4歳牡馬勢。
果たしてどんなドラマが待っているのか。楽しみです!
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.6.15
マーメイドS(日曜・阪神)
牝馬限定の芝2000m戦。 別定戦からハンデ戦に変わったのが06年のこと。
その06年は京都での施行だったので、
データは阪神に戻った07年以降の過去4年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔000〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔101〕。
1番人気の3着以内はありません。
6番人気以下〔221〕、2ケタ人気馬〔120〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
その他にも8000円台と5000円台が1回ずつ。波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていくと、ヴィクトリアマイルから〔012〕。
愛知杯から〔100〕。
新潟大賞典から〔010〕。
重賞組の人気、着順は不問です。
またヴィクトリアマイル組は3頭が1番人気に推され、すべて馬券圏外に敗れ去っています。
注意が必要なステップと言えそうです。
OP特別から〔110〕。掲示板ならOK。
準OPから〔112〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
1000万から〔100〕。こちらは6番人気9着だった馬。
重馬場と48キロの軽ハンデが手伝ったとはいえ、
このあたりがこのレースの難しいところでもあります。
トップハンデは4年で5頭いて〔001〕。
勝ち馬のハンデは48〜53キロで、平均すると51.75キロ。
2着馬は52〜54キロで、52.75キロ。
3着馬は53〜56.5キロで53.88キロ。
過去4年の馬券圏内12頭中、10頭が53キロ以下。残る2頭は54キロと56.5キロ。
平均しても着順上位の方が軽いハンデであること、
実際ハンデの軽い馬が活躍していることがわかるかと思います。
最後に年齢別で見ていくと、4歳〔003〕、5歳〔221〕、6歳〔220〕。
この3世代、中でも5、6歳の2世代に注目が必要なようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.6.9
エプソムC(日曜・東京)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔223〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔141〕。
6番人気以下〔126〕、2ケタ人気馬〔004〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
8000円台が1回、5000円台が2回、4000円台が1回に、
2000円台が2回と当て頃、ハズシ頃の馬券なんですね。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞を挙げてみると、
最も好相性なのが新潟大賞典組で〔422〕。
連対、または3番人気までに推されていた馬が7頭。
他に14番人気10着から巻き返した馬が1頭います。
そしてマイラーズCから〔110〕。
あとは安田記念、AJCC、京王杯SCから2着馬が。
前年夏の新潟記念から3着馬が出ています。
G1が終わったこともあって、OP特別組がいいのも特徴で、
芝から〔415〕。ダートから〔010〕。
中でも都大路Sからの好走馬が多く〔303〕。人気、着順は不問です。
もうひとつ、オーストラリアT3着以内の馬も〔101〕。
準OPからの〔121〕というのもあって、
この4頭は1、2番人気で勝ち上がった馬でした。
牝馬は〔001〕と苦戦の傾向。
最後に年齢別に見ていくと、4歳〔433〕、5歳〔551〕、
6歳〔113〕、7歳〔011〕、8歳〔002〕。
5歳と4歳の2世代がいいようです。
G1シリーズが終わり、出走各馬の着地点はどこにあるのか。
ここを使う陣営の腹積もりを読むのがカギのようです。


CBC賞(日曜・阪神)
昨年は京都、今年は阪神で行われるCBC賞。芝1200m戦です。
ハンデ戦となり、この時期の施行となったのが06年のこと。
従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔000〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔002〕。
上位3番人気までに勝ち馬がいないのが特徴です。
6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔201〕。
馬連3ケタはもちろんなく、万馬券2本。
最低配当が4番人気と2番人気で決まった06年の2200円ですから、
波乱のハンデ戦なんです。
ステツプレースを見ていくと、高松宮記念から〔001〕。
ヴィクトリアマイルから〔002〕。
京王杯SCから〔100〕。
阪神牝馬Sから〔100〕。
重賞組は人気、着順不問です。
最も好相性なのがこちらもOP特別組で、芝から〔241〕。ダートから〔101〕。
共に掲示板確保、または1番人気に推されていればOKのよう。
中でもTV愛知OP組が良く〔121〕。4着までの馬たちでした。
準OPからの〔010〕というのもあり、こちらは勝ち馬でした。
トップハンデを見てみると、5年で9頭いて〔001〕。
トップハンデ馬が苦戦していても、軽い馬がいいかというとそうではなく、
54キロ以上の馬が馬券圏内15頭中12頭ですから、
そこそこ背負わされてる方がいいということになります。
具体的に見ていくと、勝ち馬のハンデは55〜57キロで、平均すると55.6キロ。
2着馬は52〜56キロで、平均53.8キロ。
3着馬は54〜58キロで、55.2キロです。
年齢別に見ていくと、3歳〔020〕、4歳〔211〕、5歳〔010〕、
6歳〔301〕、7歳〔012〕、8歳〔001〕。
6歳馬と4歳馬がいいようです。
牝馬は〔202〕。馬券圏内に入らなかったのは一昨年のみ。
牝馬の激走には注意が必要です。
ss
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.6.3
安田記念(日曜・東京)
春のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔101〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔110〕。
上位人気馬不振です。
6番人気以下〔555〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券5本。
馬券圏内30頭のちょうど半数の15頭が6番人気以下の伏兵で、
それに合わせるかのように万馬券も半分の5回で出ています。
実は1000円台もない波乱のG1なんですね。
ステップレースを見ていきましょう。
まずはG1、高松宮記念から〔100〕。これは2着馬。
ヴィクトリアマイルから〔201〕。1、2、5着馬。
続いてG2、京王杯SCから〔221〕。4着までならOK。
マイラーズCから〔025〕。なぜか2着精一杯。
1、2番人気に推されていたか、3着までの馬。
産経大阪杯から〔111〕。2、4、6着馬でした。
G3は交流重賞、ダートのかきつばた記念からで〔100〕。4着だった馬。
OP特別組は、芝から〔110〕。勝ち馬と1番人気5着馬。
ダートから〔010〕。こちらは2着馬です。
また海外遠征組では、ドバイデューティフリーからの〔110〕というのもあります。
外国馬は〔112〕。
この4頭はすべて前走、香港のチャンピオンズマイル3着以内の馬でした。
牝馬は〔211〕。出走頭数からすると牡馬を上回る連対率を記録しています。
最後に年齢別に見ておくと、
4歳〔153〕、5歳〔122〕、6歳〔605〕、7歳〔230〕。
6歳馬が圧倒的にいいのですが、2着がゼロ。このあたりも特徴のひとつと言えそうです。
東京競馬場5週連続G1の最後のレース。ビシッと決めたいところです。


ユニコーンS(土曜・東京)
3歳馬限定のダート重賞。1600m戦
過去10年、1番人気は〔620〕、2番人気は〔041〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔001〕。
1番人気の連対率8割は立派。また勝ち馬は4番人気までの馬に限られます。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
最高配当が06年、4番人気と7番人気で決まった5920円。
近4年が3ケタ配当ゆえ、堅く収まる傾向が強まっているのかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは芝のレース。
NHKマイルCから〔122〕。
青葉賞から〔001〕。
ファルコンSから〔010〕。
芝の重賞からは人気、着順不問です。
この時期、ダートの重賞は地方交流競走のみで、兵庫CTから〔132〕。
この6頭は連対馬。
中央のOP特別組では、昇竜Sから〔313〕。連対6頭に、3番人気4着馬が1頭。
端午Sから〔320〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
ヒヤシンスSから〔001〕。こちらも勝ち馬。
ダートの500万から〔111〕。1、2番人気での勝ち馬です。
前走芝以外で連対をハズしていたのは01年3着のアップアンドカマー(昇竜S4着)のみ。
ステップレースの特徴が明確です。
堅いレースですし、
出走馬が確定したらこのデータをしっかり照らし合わせて取捨選択をしてみて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.5.26

日本ダービー(日曜・東京)
08年生まれの3歳馬、全7458頭の頂点を決めるレース。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔701〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔131〕。
1番人気の勝率が高いのがわかりますよね。 6番人気以下〔127〕、2ケタ人気馬〔021〕。
3着には伏兵の食い込む余地があるようです。 馬連3ケタ4回に、万馬券3本。
1〜3番人気で9勝も、近4年で万馬券3本ですから、波乱の度合いは高まっていると言っていいでしょう。
ステップレースを見ていくと、半数の15頭が皐月賞からで〔645〕。
勝ち馬4頭、2着馬3頭、3着馬2頭。
残る6頭は、1番人気だった馬が2頭、2番人気が2頭、4、5番人気だった馬が1頭ずつ。
つまり皐月賞で馬券圏外に敗れた馬がダービーで巻き返すには、
それなりの評価を受けていた馬でなければ無理ということなのでしょう。
さらにこの6頭の前々走を見てみると、重賞勝ちが4頭。
残る2頭も同じく重賞で1番人気に推されていた馬(3着と6着)でした。
皐月賞組の取捨選択の参考にして下さい。
NHKマイルCから〔311〕。勝ち馬2頭に、2、3着馬がそれぞれ1頭ずつ。
もう1頭は3番人気11着から巻き返した馬でした。
牝馬ですが、桜花賞から〔100〕というのもあります。1番人気2着の馬でした。
TRの青葉賞から〔031〕。2着が精一杯ですが、1、2番人気で勝った馬。
同じくプリンシパルSからは〔002〕。こちらは3着が精一杯ですが、
勝ち馬じゃなくてどちらも2着だった馬(1、4番人気)というのが面白いところ。
京都新聞杯から〔020〕。1、2番人気での勝ち馬。
OP特別のベンジャミンSを1番人気1着だった馬の〔001〕というのもあります。
ダービー勝ちの10頭は、すべて前走G1からの馬。その他もステップレースは限られます。
勝ち馬10頭すべてが3勝以上を挙げており、2着馬も9頭が3勝。残る1頭も2勝馬でした。
連対馬で見てみると、20頭すべてに重賞勝ちの実績があり、3着馬も重賞連対歴のある馬が9頭います。
重賞実績は不可欠と言っていいでしょう。
また馬券圏内30頭中、29頭までもが連対率5割以上を誇っていました。
世代の頂点を決める、競馬の祭典・日本ダービーですから、
ハードルは高く設定して当然ということなのでしょう。
さぁ今年はどんなドラマが待っているのでしょう。楽しみです!


目黒記念(土曜・東京)
芝2500mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔401〕。
6番人気以下〔337〕、2ケタ人気馬〔114〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
こちらも3着に伏兵が多く来るようです。
ステップレースは実に様々。
従いまして、2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースを挙げていきましょう。
最も好相性なのが天皇賞・春で〔441〕。
ちょっとオカルトチックですが、天皇賞・春からの9頭中7頭が4着(4頭)と7着(3頭)なんです。
今年もその着順の馬がいたらちょっとチェックしてみて下さいねっ。
その他の重賞からは、新潟大賞典、海外のドバイシーマクラシックから勝ち馬が。
皐月賞、阪神大賞典、ダートのマーチSから2着馬が。
前年の有馬記念、鳴尾記念、ダイヤモンドSから3着馬が出ています。 OP特別組は〔223〕。
中でもメトロポリタンS組がよく〔210〕。1番人気で4着までの馬ならOK。 準OPからは〔112〕。
こちらは烏丸S組がよく〔102〕。勝ち馬2頭と、5番人気9着馬もいました。
1000万からの馬も通用するようで〔101〕。1、2番人気で勝ち上がった馬です。
ハンデ戦です。トップハンデは10年で12頭いて〔120〕。 勝ち馬のハンデは54〜58.5キロ。
平均すると55.95キロ。 2着馬は51〜57.5キロ。平均55.3キロ。 3着馬は52〜57キロ。
平均54.45キロ。 54キロ以上のハンデを背負った馬が30頭中25頭います。
ある程度背負わされている方がよさそうです。 この重賞から3歳馬が古馬に混じって走ります。
年齢別に見ていくと、3歳〔010〕、4歳〔322〕、5歳〔353〕、
6歳〔323〕、7歳〔101〕、8歳〔001〕。
4〜6歳の3世代で分け合っているイメージ。
また前走の距離は、30頭中24頭が2300m以上のレースに出走。
2000m未満はわずかに1頭でした。これもちょっと覚えておいて下さいね。


金鯱賞(土曜・京都)
昨年に続き、今年も京都で行われる宝塚記念の前哨戦。芝2000m戦。
データは過去10年で見ていきましょう。 1番人気は〔530〕、2番人気は〔213〕、3番人気は〔210〕。
毎年1、2番人気のいずれか1頭が連絡み。 6番人気以下〔053〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
それでも1000円台も2回しかないように、ヒモ荒れの中穴傾向の馬券といったところでしょうか。
ステップレースをみていきましょう。こちらも2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースです。
まずは前年の有馬記念から〔200〕。
天皇賞・春から〔022〕。
産経大阪杯から〔120〕。
京都記念から〔110〕。
新潟大賞典から〔120〕。
中山記念から〔011〕。
その他、中京記念、中日新聞杯から勝ち馬が。
鳴尾記念、ダートのアンタレスSから2着馬が。
前年の宝塚記念、交流競走の名古屋大賞典から3着馬が出ています。
OP特別から〔302〕。
重賞、OP特別組は基本的に人気、着順不問です。
準OPからの〔002〕というのもあり、この2頭は勝ち馬です。
牝馬は〔001〕と苦戦の傾向のよう。
年齢別に見ていくと、4歳〔233〕、5歳〔334〕、6歳〔323〕、7歳〔110〕、8歳〔110〕。
幅広い年齢層から好走馬が出ているなという感じですよね。
宝塚記念のステップレースです。
連対するには1800m以上の重賞レースで連対実績が必要なこと、覚えておいて下さい。

 
 


 
 
 週末の重賞……2011.5.19
オークス(日曜・東京)
3歳牝馬クラシック2冠目。芝2400m戦。
昨年は1着同着ゆえ、過去10年で1着が11頭、2着が9頭となります。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔030〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券4本。
他にも4000円台が2回あり、波乱含みの重賞。
ただし、2回ある馬連3ケタは1、2番人気馬での決着。
本命サイドで実に堅く収まることもあるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的好相性を誇るのが桜花賞組の〔875〕。勝ち馬5頭に、2着馬3頭、3着馬1頭。
掲示板をハズしていたり、2ケタ着順からの巻き返しも多数あります。
掲示板をハズしていた馬の前々走は重賞3着以内。
巻き返しのひとつのポイントになるかもしれません。
TRのフローラSから〔133〕。3着までならOK。
もうひとつのTR、スイートピーSから〔101〕。こちらは連対馬。
忘れな草賞から〔001〕。この馬は勝ち馬でした。
桜花賞3着以内の好走馬を輩出しているステップレースは以上の4つだけなんです。
さらにオークスで3着以内に来るには、重賞またはOP特別の連対実績が必須条件。
3歳牝馬にとって、過酷な府中の芝2400m戦。高いレベルが求められるようです。


東海S(日曜・京都)
本来は中京のダート2300mで行われるレースですが、
中京競馬場の改修工事のため、昨年と今年は京都競馬場での施行。
そのどちらも含む、データは過去10年です。
1番人気は〔121〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔141〕。
6番人気以下〔345〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
他にも8000、6000、3000、2000円台が1回ずつある波乱のダート重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、アンタレスS組で〔555〕。
3着までまたは3番人気以内に推されていた馬が12頭。例外は3頭です。
実は、マーチSからアンタレスSを使って東海S3着以内好走という馬が8頭もいるんです。
ことを考えるとこのステップは"黄金ローテー"?該当する馬がいたら要チェックです。
交流重賞組もよく、名古屋大賞典から〔010〕。これは2着馬。
かしわ記念から〔001〕。こちらも2着馬。
川崎記念から〔001〕。4着馬。
ダイオライト記念から〔001〕。3着馬でした。
マーチSから〔100〕。これは勝ち馬。
芝の日経賞からの〔010〕というのもあります。12着からの巻き返しでした。
OP特別では、仁川Sから〔100〕。3番人気6着馬。
芝の都大路Sから〔100〕。12着からの巻き返しでした。
準OPからの〔021〕というのもあります。連対していればOKのよう。
牝馬は〔110〕。実績があれば通用するようです。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔132〕、5歳〔523〕、6歳〔244〕、
7歳〔111〕、8歳〔100〕。5歳馬に軍配が上がっているようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.5.12
ヴィクトリアマイル(日曜・東京)
春の女王決定戦。芝1600m戦。
このレースが新設されたのが06年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
波乱含みの牝馬G1です。
ステップレースを見てみると、まずはドバイ帰りの馬が〔210〕。着順は不問です。
阪神牝馬Sから〔131〕。連対馬は3頭。
残る2頭は2、3番人気で敗れた馬の巻き返しでした。
マイラーズCから〔101〕。2着と3着だった馬。
ダービー卿CTから〔101〕。2着と6着だった馬です。
福島牝馬S勝ち馬が〔010〕。
中山牝馬S勝ち馬が〔001〕。
準OP勝ち馬の〔001〕というのもあります。
海外遠征組を除くと、前走で人気も着順もふるわなかったのは
07年3着に入ったデアリングハートの、前走ダービー卿CT6番人気6着だけ。
高いレベルが求められるようです。
その証しに、連対するには重賞勝ちまたはG1連対歴が必須なんですね。
さかのぼって戦績をチェックしてみて下さい。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔351〕、5歳〔202〕、6歳〔002〕。
4歳馬が連対の8割を占めています。ワンツーも3回。活きのよさに注目です。


京王杯SC(土曜・東京)
安田記念を睨む、古馬たちによる芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔002〕、2番人気は〔303〕、3番人気は〔112〕。
上位人気馬不振です。特に1番人気はこの10年連対がありません。
6番人気以下〔453〕、2ケタ人気馬〔200〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
他にも8000、6000、4000円台が2回ずつあり、
最低配当が3番人気と5番人気で決まった06年の2020円ですから、
大波乱のレースと言っていいでしょう。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは高松宮記念から〔214〕。掲示板6頭と、2番人気6着だった馬が1頭。
あとは人気、着順は不問なんですが、マイラーズCから〔312〕、
ダービー卿CTから〔221〕、阪神牝馬Sから〔110〕、東京新聞杯から〔100〕。
海外遠征組の〔011〕というのもあります。
OP特別から〔021〕。こちらも人気、着順は不問。
準OPから〔121〕というのもありますが、こちらはすべて1番人気1着の馬たちでした。
牝馬は〔211〕と十分に通用します。
年齢別に見ていくと、4歳〔212〕、5歳〔541〕、
6歳〔333〕、7歳〔024〕。
ここは5、6歳の馬に軍配が上がっているイメージ。
波乱のカギは1400mの距離にあるような気が。
1400mのスペシャリスト、また東京巧者を狙ってみたいところです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.5.4
NHKマイルC(日曜・東京)
3歳マイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔411〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔336〕、2ケタ人気馬〔224〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
他にも6000、4000円台が2回ずつあるように波乱のG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
皐月賞から〔033〕。3〜6着馬。
ただし今年は例年の中2週から、中1週に変わります。そのあたりがどう影響するかでしょう。
牝馬のG1桜花賞から〔210〕。1、3着馬と、14着馬です。
TRのニュージーランドTから〔242〕。
3着以内が5頭いるものも、14着から巻き返した馬が2頭いるようにあまり着順は関係ないよう。
ちなみにこのTR勝ち馬のNHKマイルC優勝はありません。
最も多く勝ち馬を輩出しているのが、毎日杯組で〔500〕。
勝ち馬4頭に、6番人気8着だった馬が1頭。勝つか馬券圏外と、極端な成績が特徴です。
スプリングSから〔120〕。こちらは3着以内の馬。
OP特別のマーガレットSから〔002〕。共に1番人気で1着と4着だった馬。
ベンジャミンSから〔001〕。1番人気1着馬です。
橘Sから〔001〕。こちらは11番人気で1着だった馬。
500万から〔001〕。1番人気1着馬です。
牝馬は〔212〕。出走頭数の割合で言うと、連対率は牡馬を大きく上回ります。
前走で1600m未満の距離を走っていたのはわずかに4頭。
府中のマイルはスピードとスタミナの両方が要求されます。
タフさを兼ね備えた馬を見つけてみて下さい。


新潟大賞典(日曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦。福島で行われた01年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔310〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔146〕、2ケタ人気馬〔024〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
ただし昨年の27010円を除けば、05年からの3連単はすべて10万円超。
06年は104万、09年は45万馬券と大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていくと、注目すべきはOP特別組で〔453〕。
連対の半分をしめているんですね。
中でもオーストラリアTから〔221〕。3着以内4頭に、6着馬が1頭。
大阪ーハンブルグCから〔111〕。こちらはすべて3着以内。
一方、重賞からも勝ち馬は4頭出ていて、天皇賞・春、
産経大阪杯(3着も1頭)、マイラーズC、中京記念から勝ち馬が1頭ずつ。
その他の重賞では中山金杯から〔012〕。ダービー卿CTから〔020〕。
基本、重賞組は人気、着順不問です。
準OPからは〔111〕。すべて勝ち馬。
1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
トップハンデは9年で22頭いて〔223〕と大健闘。
勝ち馬のハンデは59〜54キロ。平均すると55.89キロ。
2着は57.5〜54キロ。平均55.39キロ。
3着は57〜51キロ。平均54.89キロとなっています。
馬券圏内27頭中25頭までが54キロ以上のハンデを背負わされていた馬。
極端に軽い馬は苦戦していると覚えておいて下さい。
年齢別に見ておきましょう。
4歳〔241〕、5歳〔404〕、6歳〔341〕、7歳〔002〕、8歳〔011〕。
4〜6歳の3世代がいいようです。


京都新聞杯(土曜・京都)
ダービーへの東上最終切符を賭ける3歳重賞。芝2200m戦。
その2200mに距離が延長されたのが02年のこと。従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔202〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔253〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
その他にも8000円台が1回に、4000円台が2回と波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが皐月賞組で〔413〕。最高着順が5着。大敗組の巻き返しが目立ちます。
ただし今年は中1週のローテーション。そこは考えなければいけないかもしれません。
毎日杯から〔201〕。
スプリングSから〔100〕。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔010〕。
重賞組は基本的に人気、着順は不問です。
OP特別から〔001〕。こちらは2着馬。
500万から〔272〕。勝ち馬こそ2頭ですが、連対は9頭と半数を占めています。
中ではムーニーバレーRC賞から〔131〕。連対馬。
はなみずき賞から〔021〕。3着までならOK。
他に未勝利勝ち即という馬の〔002〕というのもあります。
この2頭は2番人気まででの勝ち上がりでした。
後方一気の差し馬が台頭しやすい傾向にあります。末自慢の馬に注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.4.28
天皇賞・春(日曜・京都)
古馬最高峰の戦い。芝3200m戦。
過去10年、1番人気は〔203〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔432〕、2ケタ人気馬〔321〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券5本。
残る2回が2000円台ですから、配当的には両極端な結果になるよう。
ステップレースを見ていきましょう。
連対馬を最も多く出しているのが日経賞で〔261〕。
連対馬7頭に、1番人気6着、7番人気10着から巻き返した馬もいます。
産経大阪杯から〔312〕。勝ち馬2頭、3着馬1頭。
1番人気4着、2番人気6着、8番人気7着だった馬もいます。
阪神大賞典から〔225〕。連対馬7頭に、3着馬1頭。
4番人気10着だった馬もいます。
京都記念から〔101〕。こちらは連対馬。
交流重賞のダイオライト記念2着馬の〔100〕というのもあります。
OP特別では、大阪ーハンブルグCから〔111〕。
勝ち馬、3着馬と、5番人気11着からの巻き返しもありました。
昔は芝3000mの阪神大賞典組がよかったのですが、最近は傾向が変わりつつあるよう。
前走の重賞はみんなG2というのが特徴のひとつです。
距離でいうと、2000mの産経大阪杯以外はすべて2400m以上のレースでした。
牝馬の馬券圏内はありません。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔532〕、5歳〔347〕、
6歳〔211〕、7歳〔020〕。
4歳、5歳の2世代中心でいいようです。
混戦の古馬長距離戦線。今年は外国からの参戦もあり、難解な1戦となりそうです。


青葉賞(土曜・東京)
芝2400mで行われるダービーTR。上位2着までの馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔601〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔202〕。
勝ち馬はすべて1〜3番人気馬が占めています。
6番人気以下〔064〕、2ケタ人気馬〔011〕。
2、3着の半分は6番人気以下の伏兵です。
馬連3ケタ2回に、万馬券1回。
ヒモ荒れの傾向だけに、人気薄の台頭に注意が必要です。
ステップレースを見てみましょう。
皐月賞から〔001〕。人気、着順は不問。
ただし今年は連闘となるせいか、皐月賞組の出走はありません。
弥生賞から〔111〕。こちらも人気、着順は不問です。
最も好相性なのが毎日杯で〔532〕。
10頭すべてが3着まで、または3番人気までに推されていた馬。
ちなみに3着をハズしていた馬は3頭。その人気は2、2、3番人気でした。
OP特別からは〔211〕。勝ち馬2頭に、3着馬1頭。
6着から巻き返した馬も1頭。人気面で見ると、
すべて1、2番人気に推されていた馬でした。
500万から〔245〕。
勝ち馬9頭に、1番人気2着、1番人気13着の馬もいました。
こちらも人気面で見ると、1番人気9頭、2、3番人気もそれぞれ1頭ずつ。
とにかく人気必須です。
未勝利勝ち即の馬の〔010〕というのもあり、2番人気での勝ち上がりでした。
前走の距離を見ると、3着以内30頭中、1400mからが1頭、1800mからが4頭。
残る25頭が2000m以上の距離を走っていました。
ダービーと同じ舞台で行われるTR。
距離適性も重要なポイントになるということでしょう。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.4.21
皐月賞(日曜・東京)
今年は23年振りに東京競馬場で行われる、牡馬クラシックの第一弾・皐月賞。芝2000m戦です。
中山で行われた過去10年、1番人気は〔412〕、
2番人気は〔013〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔572〕、2ケタ人気馬〔231〕。
連対の半数以上が6番人気以下の伏兵なんですね。。
馬連3ケタ2回に、万馬券5本。
他にも5000円台、4000円台が1回ずつですから、意外や波乱のクラシックです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずはTR。
弥生賞から〔435〕。3着以内が10頭に、5番人気4着馬と2番人気8着馬がいます。
この馬券圏内を外していた2頭は共に前々走は朝日杯FSを走っていて、1着と3着でした。
スプリングSから〔431〕。3着以内が7頭。
残る1頭は4番人気8着馬で、こちらの前々走は若駒Sを1着。
もうひとつ、OP特別の若葉Sから〔231〕。こちらは3着以内が4頭。
残る2頭は、2番人気4着馬と2番人気7着馬。前々走は500万勝ちときさらぎ賞4着です。
皐月賞優勝馬はすべてTRから。
2着も9頭までがTR組です。TR重視でいいかと思います。
その他のレースからだと、アーリントンCから〔010〕。
共同通信杯から〔002〕。京成杯から〔001〕。これらすべて1番人気1着馬です。
皐月賞のステップレースに関しては実に明快なんですが、
今年は日程やTRの施行競馬場に変更がありました。そのあたりの影響がどう出るか?
またそもそも中山ではなく、府中での皐月賞。
開幕週の馬場も含め、さらなる考察が必要であることは間違いありません。


アンタレスS(日曜・京都)
古馬によるダート重賞。ダート1800m戦。
ハンデ戦から別定戦に変わったのが03年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔131〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔123〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。他にも8000円台が1回あるように、両極端な結果に終わるよう。
実は1番人気が3着を外すと馬券は総じてデカくなる。
その05、08、10年の3連単はそれぞれ、115万、52万、12万馬券です。
まずは1番人気馬の信頼度から測りたいレースです。
ステップレースを見ていくと、まずはG1のフェブラリーSから〔212〕。
JCダート以来の馬〔001〕。
マーチSから〔033〕。
平安Sから〔100〕。
交流競走のダイオライト記念から〔001〕。
同じく名古屋大賞典から〔020〕。
これら重賞からは掲示板は欲しいところ。ただし掲示板を外した馬の巻き返しもあります。
OP特別では、コーラルSから〔211〕。勝ち馬2頭、4着と6着だった馬が1頭ずつ。
アルデバランSから〔100〕。ベテルギウスSから〔100〕。この2つは共に勝ち馬です。
また、準OP1番人気1着馬の〔110〕というのもあります。
牝馬は〔000〕と苦戦の傾向。
年齢別に見ていくと、4歳〔344〕、5歳〔212〕、6歳〔322〕、7歳〔010〕。
4〜6歳の3世代が上位のほとんどを占めています。
今年はどの馬が1番人気に推され、果たして好走は可能なのか?熟考して下さい。


フローラS(土曜・東京)
芝2000mで争われるオークスTR。上位3着までには本番への優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔042〕。
6番人気以下〔323〕、2ケタ人気馬〔202〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
この万馬券も8万馬券に2万馬券ですから、荒れる時は大きく荒れる牝馬の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、フラワーS組で〔510〕。3着以内5頭に、6番人気6着馬1頭。
次に500万からの馬が〔353〕。勝ち馬は5頭のみ。
馬券圏外からの巻き返しもあり、注意が必要なステップです。
ちなみに中ではミモザ賞組がよく〔141〕。この6頭はすべて4着以内だった馬です。
その他、桜花賞から〔002〕。フィリーズレビューから〔101〕。
チューリップ賞から〔001〕。クイーンCから〔001〕。
OP特別の忘れな草賞から〔110〕。アネモネSから〔010〕。
これらはできれば掲示板キープが望ましいのですが、
それを外していた馬たちの巻き返しもありますからね。注意して下さい。
未勝利勝ち即の馬も〔012〕。
1800mか2000mのレースを3番人気以内で勝ち上がった馬たちです。
オークスを狙う馬による2000mの競走。
3着以内30頭中、前走で1800m以上のレースを走っていた馬が22頭。
1600mが6頭に、1400mが2頭。"距離適性"がひとつのカギを握りそう。
少なくともマイル戦での勝ち星は欲しいところでしょう。


福島牝馬S(土曜・新潟)
牝馬限定の芝1800m戦。今年は新潟競馬場で行われます。
04年に創設された歴史の浅いレースです。データは福島で行われた過去7年です。
ちなみに第1回の04年は3着同着。従いまして、3着馬は7年で8頭います。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔101〕、3番人気も〔101〕。
6番人気以下〔333〕。2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
残る4回も、9000、7000円台が1回ずつに、3000円台が2回という、
こちらも波乱の牝馬重賞なんです。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが中山牝馬S組で〔524〕。人気、着順は不問です。
他の重賞では、前年末の愛知杯から〔100〕。阪神牝馬Sから〔020〕。
前年のオークス以来という馬〔010〕。ダービー卿CTから〔001〕。
京都牝馬Sから〔001〕。
OP特別から〔010〕。
準OPから〔002〕。
ここまで人気、着順不問なんですね。
1000万連対馬の〔110〕というのもありますが、
前走からは「中山牝馬S組がいい」としか言えないのが難解な理由のひとつでしょうか。
年齢別に見ていくと、4歳〔433〕、5歳〔242〕、
6歳〔002〕、7歳〔101〕。4歳と5歳の2世代が中心なよう。
今年は新潟の開幕週に組まれた福島牝馬S。
さらなる波乱が待ち受けているかもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.4.14
マイラーズC(日曜・阪神)
安田記念を睨む古馬の戦い。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔510〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔321〕。
毎年1〜3番人気のいずれか1頭が連絡み。
また勝ち馬に限っては、10頭中9頭が1〜3番人気の馬でした。
6番人気以下〔143〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
それでも1000円台がなく、2000円台1回に、3000円台が2回、
4000円台が1回ですから波乱含み。ヒモ荒れのレースと言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップすると、
まずはG1、高松宮記念から〔011〕。
有馬記念から〔011〕。共に人気、着順は不問です。
G2の中山記念組が最も好相性で〔532〕。
勝ち馬3頭、2着馬3頭、3着馬1頭、4着馬2頭、6着だった馬も1頭います。
G3では、中京記念から〔101〕。人気、着順は不問です。
中山牝馬Sから〔011〕。4着馬と2着馬。
その他重賞組では、海外の香港マイル、ダートのフェブラリーS、平安Sから勝ち馬が。
前年の秋のマイルCS、中日新聞杯、ダービー卿CTから2着馬が。
AJCC、東京新聞杯から3着馬が出ています。
OP特別からは〔102〕。勝ち馬2頭に、1番人気4着だった馬。
準OP勝ち馬の〔010〕もあります。
牝馬は〔032〕。力があれば通用しますが、これまでは2着が精一杯。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔425〕、5歳〔323〕、6歳〔232〕、
7歳〔120〕、8歳〔010〕。
幅広い世代がまんべんなくの走ってますが、
若い世代の方が好走している傾向にあるようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.4.8
桜花賞(日曜・阪神)
3歳牝馬クラシックの第一弾。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔432〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔110〕。
1番人気馬が馬券圏内を外したのは1回だけです。
6番人気以下〔343〕、2ケタ人気馬〔222〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
ステップレースを見てみましょう。
まずは3つのTRから。
チューリップ賞から〔543〕。勝ち馬4頭、2着馬4頭、3着馬2頭。
あとは4、5着馬がそれぞれ1頭ずついます。
フィリーズレビューからは〔211〕。勝ち馬、2、3、4着馬がそれぞれ1頭ずつ。
今年は中止になりましたが、アネモネSから〔102〕。
その他の重賞では、フラワーCから〔220〕。4頭すべて勝ち馬。
クイーンCから〔013〕。勝ち馬2頭、2着馬1頭。
10番人気6着から2着に頑張った馬もいます。
OP特別では、エルフィンSから〔010〕。若葉Sから〔001〕。
共に勝ち馬でした。
500万勝ち馬の〔010〕というのもあります。
前走で3着を外していた馬は5頭。
さらに掲示板に広げると5着を外していたのはわずかに2頭です。
好調の波は必要なよう。
レーヴディソールの戦線離脱で、大混戦となった今年の桜花賞。
低人気で穴をあける馬も、前走は好走してした馬が多いんですね。
人気の盲点になる馬を見落とさないようにしたいところです。


マーチS(日曜・阪神)
今年は阪神で行われる砂のハンデ重賞。ダート1800m戦です。
中山で行われた過去10年、1番人気は〔111〕、
2番人気は〔101〕、3番人気は〔002〕。
上位人気馬不振です。
6番人気以下〔484〕、2ケタ人気馬〔030〕。
2着に伏兵が多いのも特徴のひとつなんですね。
馬連3ケタはなく、万馬券5本。
他にも9000、8000、5000、4000円台が1回ずつと、とにかく波乱の重賞です。
ステップレースを見てみましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップします。
G1フェブラリーSから〔202〕。人気、着順は不問です。
交流ダイオライト記念から〔110〕。3、4着馬。
同じく交流の佐賀記念から〔110〕。2、6着馬。
さらに名古屋大賞典から〔101〕。1、4着馬です。
その他、芝の中山記念、平安S、前年秋の武蔵野Sから2着馬が。
根岸Sから3着馬が出ています。
最も好相性なのがOP特別の仁川Sで〔334〕。
10頭中、掲示板確保が8頭。残る2頭は7着馬でした。
OP特別組では、ポラリスS勝ち馬の〔010〕というのもあります。
準OPからの馬も頑張っていて〔212〕。こちらはすべて勝ち馬です。
トップハンデは10年で11頭いて〔222〕。トップハンデ馬の好走が目立ちます。
勝ち馬のハンデは59〜54キロで、平均すると56.75キロ。
2着馬は58〜54キロで、平均55.85キロ。
3着馬は59〜52キロで、平均55.5キロとなっています。
ハンデ54キロ以下の馬の馬券圏内は5頭のみ。
ハンデの重い馬が好走していることがわかるかと思います。
牝馬は〔001〕。苦戦の傾向にあるようです。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔132〕、5歳〔234〕、
6歳〔332〕、7歳〔312〕、8歳〔100〕。
高齢馬の頑張りが目立ちます。
波乱の歴史だけに、
施行競馬場が変わっても荒れる前提で馬券を組み立ててみると面白いかもしれません。


阪神牝馬S(土曜・阪神)
ヴィクトリアマイルを睨む古馬牝馬の1戦。芝1400m戦です。
この距離になったのが06年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔203〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
それでも8000、6000、2000円台が1回ずつあり、
特に近年、波乱の度合いが高まっているようです。
ステップレースですが、高松宮記念から〔101〕。
中山記念から〔010〕。
阪急杯から〔101〕。
京都牝馬Sから〔022〕。
今年は前の週になりますが、中山牝馬Sから〔010〕。
OP特別3着以内の馬が〔111〕。
準OP勝ち馬が〔200〕。
この準OP勝ち馬ですが、近2年は1番人気で馬券圏外に消え去っています。
"両刃の剣"と考えておいた方がよさそうです。
馬券圏内15頭中、前走掲示板を外していたのは2頭のみ。
こちらも好調の波が重要なポイントになるということでしょうか。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔311〕、5歳〔032〕、
6歳〔111〕、7歳〔001〕、8歳〔100〕。
若い方がいいようです。


ニュージーランドT(土曜・阪神)
今年は阪神で行われるNHKマイルCのTR。芝1600m戦。
上位3着までに優先出走権が与えられます。
中山で行われた過去10年、
1番人気は〔420〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔453〕、2ケタ人気馬〔230〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
他にも9000円台1回に、7000円台が2回あり、人気薄の激走に注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔010〕。3着馬。
スプリングSから〔211〕。4着馬が3頭に、9着から巻き返した馬が1頭。
弥生賞から〔010〕。4着馬。
アーリントンCから〔213〕。3着までならOK。
クリスタルCから〔021〕。連対または2番人気に推されていた馬。
ファルコンSから〔002〕。1着馬と5着馬。
毎日杯から〔100〕。5着馬。
OP特別から〔210〕。人気、着順は不問です。
500万の芝から〔323〕。ダートから〔010〕。
これらはすべて勝ち馬です。
牝馬は〔010〕と苦戦の状況。
馬券圏内30頭中、前走で掲示板を外していたのはわずかに3頭。
500万勝ち馬と、皐月賞TRの4着馬が好走しているのが興味深いところ。
NHKマイルCのTRです。
賞金の足りない馬の本気度が波乱を呼ぶようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.4.1
産経大阪杯(日曜・阪神)
芝2000m戦。 過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券2本。
残る3回は5000、4000、2000円台と1000円台がないことから、
両極端な配当になると言っていいでしょう。
ステップレースは実に様々。
ここが今年最初のレースという馬が、3着以内の30頭中12頭もいます。
それらの馬の前走はすべてG1で、有馬記念から〔212〕。
JCから〔120〕。宝塚記念から〔010〕。
秋の天皇賞から〔001〕。菊花賞から〔001〕。
香港Cからの〔010〕というのもあります。
これらは基本的に人気、着順は不問です。
休み明けの好走が目立つということで、鉄砲駆けには注意が必要です。
G2、G3からだと、中山記念から〔311〕。中京記念から〔201〕。
京都記念から〔102〕。AJCCから〔020〕。
ダイヤモンドSから〔010〕。東京新聞杯から〔010〕。
例外も2頭いますが、掲示板に載っていればOKのよう。
OP特別では大阪城Sから〔102〕。
勝ち馬と、1番人気9着馬、4番人気5着馬です。
牝馬は出走自体が少なく〔101〕。
牡馬に混じって互角に渡り合ってきた2頭(ダイワスカーレット、カワカミプリンセス)でした。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔633〕、5歳〔225〕、6歳〔132〕、7歳〔110〕、8歳〔010〕。
活きのいい4歳馬に注目です。


ダービー卿CT(日曜・阪神)
今年は阪神の芝1600mで行われます。
ハンデ戦になったのが02年のこと。従いまして、データは中山で行われた過去9年です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔555〕、2ケタ人気馬〔124〕。
上位人気馬が不振の、波乱のハンデ戦。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
最低配当が2020円(02年2番人気と4番人気)ですから、
思い切った穴狙いをお勧めします。
こちらもステップレースは実に様々。
重賞で2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、東京新聞杯の〔102〕だけ。
勝ち馬または2、3番人気に推されていた馬。
それ以外では、天皇賞・秋から勝ち馬が。
鳴尾記念、中日新聞杯、オーシャンS、京都牝馬S、中山牝馬Sから2着馬が。
中山記念、中京記念から3着馬が出ています。
最も好相性なのが、OP特別の東風S組で〔535〕。人気、着順は不問です。
馬券圏内に1頭も送り込まなかったのは05年のみですから、
前走このレースを走っていた馬は要チェックと言えるでしょう。
また準OP勝ち馬も〔210〕。ハンデ戦だけに勢いも侮れません。
トップハンデは9年で13頭いて〔101〕。苦戦の傾向と言っていいかもしれません。
勝ち馬のハンデは52〜57.5キロで、平均すると55.28キロ。
2着馬は51〜57キロで、平均54.33キロ。
3着馬は54〜57キロで、平均55.06キロ。
3着以内27頭中24頭が54キロ以上。
トップハンデは苦戦ですが、ある程度背負わされている方がいいようです。
年齢別に見ておきましょう。
4歳〔451〕、5歳〔342〕、6歳〔202〕、
7歳〔003〕、8歳〔001〕。
若い順に好走しているようです。


日経賞(土曜・阪神)
中山芝2500mのレースが、今年は阪神の芝2400mに。
中山で行われた過去10年、1番人気は〔321〕、
2番人気は〔122〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔123〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
取り頃、外し頃の難しいレースかもしれません。
ステップレースはかなり限られていて、まずは有馬記念から〔330〕。
6頭中5頭が3着以内の馬でした。
AJCCから〔311〕。こちらは人気、着順は不問です。
ダイヤモンドSから〔104〕。連対していればOK。
京都記念から〔032〕。人気、着順は不問です。
中山記念から〔011〕。こちらは連対馬。
OP特別の白富士Sから〔201〕。3着までならOKです。
準OPの御堂筋S連対馬の〔121〕というのもあります。
牝馬の馬券圏内はありません。
年齢別では、4歳〔334〕、5歳〔432〕、6歳〔123〕、
7歳〔111〕、8歳〔100〕、9歳〔010〕。
3000mで行われる春の天皇賞を睨む古馬の1戦。
2400m以上の距離実績もポイントのひとつになりそうです。


中山牝馬S(土曜・阪神)
中山の芝1800mで行われていた牝馬限定のハンデ戦。
今年は阪神の芝1800mで行われます。
中山で行われた過去10年、1番人気は〔300〕、
2番人気は〔011〕、3番人気は〔122〕。
上位人気馬不振のよう。
6番人気以下〔376〕、2ケタ人気馬〔034〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
その他にも7000、6000、5000円台が1回ずつある波乱のハンデ戦です。
こちらもステップレースは様々。2頭以上を
馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップしていきましょう。
最も好相性なのが京都牝馬Sの〔443〕。
エリザベス女王杯以来の馬が〔101〕。
阪急杯から〔011〕。
その他、小倉大賞典、東京新聞杯、愛知杯から勝ち馬が。
AJCC、中山記念、ダイヤモンドS、
交流重賞のエンプレス杯から2着馬が。
府中牝馬Sから3着馬が出ています。
OP特別は、白富士Sから〔101〕。ダートのすばるSから〔100〕。
ターコイズSから〔001〕。
準OPからの〔012〕というのもあります。
前走勝ち馬は2頭のみで、それも準OP戦。
2着だった馬も4頭ですから、前走着順は度外視してよさそうです。
トップハンデは10年で20頭いて〔312〕。まずまず健闘しています。
勝ち馬のハンデは53〜56.5キロ、平均すると55.05キロ。
2着馬は50〜56.5キロで、平均53.8キロ。
3着馬は51〜56.5キロで、平均53.8キロです。
年齢別に見ておくと、4歳〔241〕、5歳〔425〕、
6歳〔344〕、7歳〔100〕。
4〜6歳の3世代がいいようです。
6番人気以下の馬が連対の半数を、馬券圏内の半数以上を占める穴レース。
いかに伏兵を見つけるかがカギとなりそうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.3.25
高松宮記念(日曜・阪神)
今年最初の芝のG1。今年は阪神の芝1200mで行われます。
中京開催の過去10年、
1番人気は〔322〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔312〕。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬〔013〕。
勝ち馬はすべて4番人気まで。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本です。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが阪急杯組で〔664〕。
16頭中、連対もしくは2番人気までに推されていた馬が15頭。
例外の1頭は4番人気5着馬でした。
次がシルクロードS組で〔203〕。
勝ち馬3頭、3番人気(5着、9着)が2頭。
重賞になってからのオーシャンSから〔102〕。
人気、着順は不問ですが、いずれも前々走は重賞で3着以内でした。
その他では、中山記念から〔010〕、東京新聞杯から〔001〕。
共に人気、着順は不問です。
前年のマイルCS勝ち馬の〔010〕、
スプリンターズS勝ち馬の〔010〕というのもあります。
牝馬は〔123〕。力があれば通用すると見ていいでしょう。
年齢別に見ていくと、4歳〔121〕、5歳〔643〕、
6歳〔234〕、7歳〔111〕、8歳〔001〕。
連対の半数を占めているように、5歳馬に注意が必要です。
平坦左回りから、坂のある右回りへ。
これまでとはちょっぴり様相の違う高松宮記念になりそうですが、果たして?


毎日杯(日曜・阪神)
この10年で見ても、クロフネ、キングカメハメハ、ディープスカイなどが勝っている出世レース。
芝1800m戦になったのが07年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔121〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
1番人気馬が連対した3回も、相手は6、6、12番人気。
波乱含みの重賞と言っていいでしょう。
ステップレースを見てみると、アーリントンCから〔200〕。
3着馬と1番人気4着馬。
きさらぎ賞から〔100〕。2着馬。
共同通信杯から〔100〕。こちらも2着馬。
つまり勝ち馬はすべて前走重賞組なんですね。
OP特別組は〔002〕。共に1番人気(1着、7着)でした。
500万からは〔021〕。1、2番人気での勝ち馬です。
新馬勝ち即の馬が〔010〕。3番人気での勝ち上がりでした。
未勝利勝ち即の馬は〔011〕。
この2頭は共にダートで、1、2番人気での1着でした。
このステップの馬が大きく穴を開けるようです。
差し馬が台頭するレース。末脚のいい馬は要チェックです。


スプリングS(土曜・阪神)
今年は阪神の芝1800mで行われる皐月賞TR。
上位3着までに優先出走権が与えられます。
中山で行われた過去10年、
1番人気は〔422〕、2番人気は〔302〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔163〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
6番人気以下が7連対ですから、ヒモ荒れの重賞でもあります。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、きさらぎ賞組で〔502〕。7頭すべて連対馬。
次に共同通信杯組が〔211〕。3着までならOK。
あとは、朝日杯FSから〔022〕。連対馬3頭と5番人気9着馬。
アーリントンCから〔100〕。こちらは勝ち馬。
京成杯から〔010〕。3番人気8着馬。
OP特別から〔120〕。1番人気1着が2頭に、5番人気7着馬です。
500万の芝から〔134〕。勝ち馬7頭と、3番人気5着馬が1頭。
500万のダートからは〔011〕。勝ち馬と1番人気4着馬でした。
新馬または未勝利勝ち即の馬の馬券圏内はありません。
勝ち馬に限ってはクラスは問わず前走3着まで。
"ヒモ荒れ"の傾向ですから、その相手は伏兵から選びたいところです。


フラワーC(土曜・阪神)
今年は阪神の芝1800mで行われる3歳牝馬の重賞。
中山で行われた過去10年、1番人気は〔522〕、
2番人気は〔112〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回、万馬券なし。
毎年1〜3番人気のいずれか1頭が連対している割には、
馬連2000円台4回に、1000円台も4回(最高配当は7000円台)。
当て頃、外し頃のイメージでしょうか。
ステップレースを見てみましょう。
チューリップ賞から〔102〕。クイーンCから〔021〕。
フェアリーSから〔010〕。ダートの全日本2歳優駿から〔010〕。
重賞組は基本的に人気、着順不問です。
OP特別組は、芝なら〔110〕。共に連対馬。
ダートは〔010〕。人気、着順は不問。
実は500万の芝からの馬が一番よく〔734〕。
この14頭中、勝ち馬10頭も、2ケタ着順からの巻き返しもあります。
500万のダートからは〔002〕。こちらは人気、着順不問です。
新馬勝ち即の馬の馬券圏内はありませんが、
未勝利勝ち即の馬は、芝なら〔100〕。ダートは〔011〕。
1、2番人気での勝ち上がりでした。
少々オカルトチックなデータですが、
前走着順が1、4、7着の馬が過去10年の馬券圏内30頭中25頭も!
迷ったらその前走着順で狙ってみるのも面白いかもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.3.18
阪神大賞典(日曜・阪神)
春の天皇賞を睨む古馬による芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔004〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
昔は実に堅い重賞だったのですが、近3年、1番人気に連対なし。
一昨年は馬券圏内をも外していました。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
ステップレースを見ていきましょう。
ここでは、2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞をピックアップしていきます。
最も好相性なのが京都記念の〔514〕。人気、着順は不問です。
有馬記念から〔221〕。2着馬3頭に、2番人気4着と5番人気11着馬。
日経新春杯から〔121〕。1番人気または勝ち馬。
ダイヤモンドSから〔212〕。3着以内3頭に、2番人気6着と4番人気5着馬。
その他の重賞からは、ステイヤーズSから勝ち馬が。
JC、中京記念から2着馬が。
秋の天皇賞から3着馬が出ています。
OP特別の万葉Sから〔011〕。こちらは勝ち馬。
準OP連対馬の〔011〕というのもあります。
牝馬は〔001〕。昨年のメイショウベルーガのみです。
年齢別に見ていくと、4歳〔272〕、5歳〔427〕、
6歳〔200〕、7歳〔101〕、8歳〔110〕。
勝ち馬はまんべんなく出ているイメージですが、
連対、馬券圏内という意味では4、5歳が圧倒的と言っていいでしょう。


中京記念(日曜・小倉)
今年は小倉で行われる芝2000mのハンデ戦。
中京で行われた過去10年、1番人気は〔012〕、
2番人気は〔111〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔356〕、2ケタ人気馬〔235〕。
馬連3ケタはなく、万馬券5本!
他にも9000、7000円台が1回ずつに、3000円台が2回ですから、
波乱のハンデ重賞と言っていいでしょう。
ステップレースを見ていくと、京都記念から〔230〕、
小倉大賞典から〔245〕、中日新聞杯から〔111〕。人気、着順は不問です。
中山記念6着馬が〔100〕、菊花賞3着馬が〔010〕、
京都牝馬S3着馬の〔001〕というのもあります。
OP特別から〔103〕。人気、着順は不問。
準OPから〔310〕。3着までならOKです。
トップハンデは10年で11頭いて〔111〕。
勝ち馬のハンデは53〜57.5キロ。平均すると54.65キロ。
2着馬は53〜57キロ。平均55.65キロ。
3着馬は52〜57.5キロ。平均54.85キロ。
ある程度、背負わされている方がいいようです。
牝馬は、例年牝馬限定重賞(中山牝馬S)が近くにあるため、
出走自体が少なく〔001〕となっています。
最後に年齢別に見ていきましょう。4歳〔422〕、5歳〔133〕、
6歳〔231〕、7歳〔211〕、8歳〔112〕、9歳〔001〕。
人気薄の高齢馬の激走に注意が必要です。


フィリーズレビュー(月曜・阪神)
芝1400mで行われる、桜花賞TR。
上位3着までに優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔331〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔541〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
他にも、6000円台が2回、5000、4000、3000円が1回ずつある、
意外や波乱のTRなんです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは阪神JFから〔413〕。連対または2番人気までに推されていた馬で5頭。
残る3頭は4、10、12着。
近年、このレースからは馬券圏外の馬の好走が目立っています。
クイーンCから〔111〕。
人気、着順は不問ですが、03年以降の馬券圏内はありません。
フェアリーSから〔100〕。こちらは勝ち馬。
OP特別のエルフィンSから〔244〕。
4着までが7頭。残る3頭は、3番人気6着、3番人気9着、4番人気12着。
4着または4番人気までならいいということでしょうか。
紅梅S2着馬が〔010〕。
500万クラス、芝は〔212〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
ダート勝ち馬の〔020〕というのもあります。
その一方で、新馬勝ち即、未勝利勝ち即の馬の馬券圏内はありません。
波乱サイドのTRですが、震災の影響で1週ずらしての競馬です。
さらに大きな波乱も?
若い3歳牝馬だけに、状態をしっかりチェックしたいところです。


ファルコンS(土曜・阪神)
3歳馬による芝1200m戦。
この時期の施行になって6年目の今年は、阪神競馬場で行われます。
過去5年、1番人気は〔101〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔001〕。
勝ち馬はすべて4番人気まで。
6番人気以下〔032〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
こちらも波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。まずは重賞組。
阪神JFから〔001〕。フェアリーSから〔010〕。クイーンCから〔011〕。
シンザン記念から〔100〕。ダートの交流重賞、エーデルワイス賞から〔010〕。
芝の重賞組はみんな5着以下だった馬です。
OP特別、芝から〔110〕。これは勝ち馬。
ダートから〔010〕。6番人気8着馬。
500万の芝から〔302〕。すべて勝ち馬。
ダートから〔001〕。こちらも勝ち馬。
新馬勝ち即の馬、未勝利勝ち即の馬の馬券圏内はありません。
つまり、芝の重賞なら5着以下の馬の巻き返し、
OP特別と500万なら勝ち馬の勢い。これがまずはポイントでしょう。
さらに前走重賞組から勝ち馬が出ていないのも特徴なんですね。
ダートになるとクラスは問わず、1200m戦は連対。それ以外なら不問のよう。
もうひとつ大きな特徴は"牝馬の頑張り"で〔033〕。
毎年馬券圏内に来ているのですが、こちらも勝ち馬はありません。
勝ち馬5頭はすべて牡馬となっています。
馬券的にはデータで狙いを絞れそうな面白い重賞。
とにかく追い込みの競馬です。阪神に変わってそのあたりがどうなるか。注目しましょう。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.3.4
弥生賞(日曜・中山)
本番と同じ芝2000mで行われる皐月賞TR。3着までに優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔610〕、2番人気は〔332〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔026〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
3番人気になると信頼度はガクッと落ちますが、1、2番人気で9勝。
残る1回は4番人気の馬が勝ち、その時も2着は2番人気の馬でした。
軸は人気馬でいいでしょう。
ただし3着は伏兵に注意。
馬券圏内は7番人気までに限られますが、その7番人気の馬が3着に5回も来ているのです。
馬連(枠連も含む)3ケタ4回に、万馬券なし。
馬連の最高が06年の3620円(1番人気と6番人気)ですから、
無謀な穴狙いはお勧めできません。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔223〕。連対馬が5頭。
残る2頭は4番人気4着と、3番人気6着の馬。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔400〕。これはすべて勝ち馬です。
京成杯から〔131〕。勝ち馬4頭に、3着馬1頭。
共同通信杯から〔101〕。連対馬。
きさらぎ賞から〔021〕。人気、着順は不問です。
シンザン記念から〔101〕。勝ち馬と3番人気10着馬。
OP特別から〔101〕。共に勝ち馬。
500万からは〔011〕。連対馬でした。
新馬勝ち即の馬〔011〕。1番人気での勝ち上がり。
未勝利勝ち即の馬〔010〕。こちらも1番人気での勝ち上がりです。
弥生賞の連対馬20頭で見ると、前走連対馬が17頭。
残る3頭は朝日杯FS4番人気4着馬と、きさらぎ賞6番人気4着馬、
1番人気7着馬。前走成績は重視したいところ。
権利を取れる"3着狙い"があるせいか、3着は多少紛れが多いよう。
そのあたりの本気度をどう読むかが的中馬券への近道かもしれません。


チューリップ賞(土曜・阪神)
こちらは桜花賞TR。本番と同じコースの芝1600m戦です。
こちらも3着までに優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔440〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔003〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
毎年1〜3番人気のいずれか1頭が連に絡んでいるのですが、
牡馬と比べると波乱の度合いは若干高いよう。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、阪神JFの〔342〕。
勝ち馬5頭に、3、4、6、7着馬が1頭ずつ。
敗れていた4頭はすべて前々走で重賞連対または特別勝ちの馬。
2走続けての凡走はありません。
次に好相性なのが2つのOP特別。まずはエルフィンSから〔134〕。
勝ち馬4頭に、2着馬1頭、4着馬2頭。9着から3着に巻き返した馬もいます。
もうひとつ、紅梅Sから〔111〕。勝ち馬2頭に、7着馬1頭です。
その他では、シンザン記念2着馬が〔010〕。
ダートの全日本2歳優駿から〔100〕。9着だった馬。
OP特別の菜の花S勝ち馬が〔100〕。
500万からだと〔110〕。共にダート戦で、勝ち馬と13着馬。
新馬勝ち即の馬の馬券圏内はなく、未勝利勝ち即の馬は〔203〕。
4番人気までで勝ち上がった馬でした。
牝馬は負けるべくして負けるレースがあっていいはず。
こちらも陣営の青写真をどう読むかがカギになりそうです。


オーシャンS(土曜・中山)
今年で6回目となる短距離重賞。芝1200m戦です。
過去5年、1番人気は〔101〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔253〕、2ケタ人気馬〔121〕。
2着はすべて6番人気以下の伏兵。
毎年必ず前走2ケタ着順か、2ケタ人気だった馬が馬券圏内に来ている波乱の重賞です。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
馬連最低配当で07年の4350円(1番人気と10番人気)。
3連単はすべて10万超えという爆穴レースなんですね。
ステップレースを見てみると、昨秋のスプリンターズSから〔100〕。14番人気16着馬。
スワンSから〔100〕。こちらも14番人気16着馬。
阪神Cから〔100〕。1番人気1着馬。
CBC賞から〔001〕。3番人気1着馬。
シルクロードSから〔041〕。人気、着順は不問です。
OP特別からだと、ダートのスバルSから〔101〕。
バレンタインSから〔002〕。共に人気、着順は不問です。
準OPから〔200〕というのもあり、こちらは勝ち馬。
3着以内15頭の前走はすべて1200mと1400m戦でした。
牝馬は〔020〕。牝馬は牡馬混合戦での実績の有無がポイントのよう。
年齢別に見ていくと、4歳〔022〕、5歳〔311〕、
6歳〔011〕、7歳〔110〕、8歳〔101〕。
6歳以上の馬が人気薄で激走する傾向あり。
脚質的には差し、追い込みが台頭します。短距離の追い込み馬に注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.2.24
中山記念(日曜・中山)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔212〕、
3番人気は〔031〕。
6番人気以下〔432〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
ステップレースは実に様々。
そこで、馬券圏内に2頭以上を送り込んでいるレースをピックアップしましょう。
まずはマイルCSから〔210〕。人気、着順は不問です。
AJCCから〔111〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
東京新聞杯から〔232〕。人気、着順は不問。
京都金杯から〔011〕。同じく人気、着順は不問です。
ダートの根岸Sから〔101〕。こちらも人気、着順は不問です。
その他、重賞からだとJC、鳴尾記念から勝ち馬が。
菊花賞、小倉大賞典から2着馬が。
また、エリザベス女王杯、香港マイル、日経新春杯、
中山金杯から3着馬が出ています。
OP特別からは〔201〕。こちらも人気、着順は不問です。
牝馬は〔001〕と苦戦の傾向に。
開幕週だけに、脚質的には前有利と見ていいでしょう。
年齢別に見ていくと、4歳〔242〕、5歳〔023〕、
6歳〔442〕、7歳〔203〕、8歳〔200〕。
6歳馬の好走と5歳馬の凡走が特徴ですが、ベテランの頑張りも目立つよう。
最後にもうひとつ。好走馬が再び、三度と好走する傾向にあるんですね。
具体的に挙げていきましょう。
03年勝ったローエングリン、04年3着、07年優勝。
03年2着のバランスオブゲーム、05、06年と連覇。
05年2着だったカンパニー、08、09年と連覇。
07年2着エアシェイディ、08年3着です。
今年は昨年の覇者、トーセンクラウンが登録してきました。
コーナーを4回回る中山の芝1800m戦。意外や暮れの有馬記念との関連性も高いのです。
そんな意味でも注目したい1戦です。


阪急杯(日曜・阪神)
芝1400m戦。
1F延長になったのが06年のこと。従いまして、データは過去5年です。
なお07年は1着同着ですので、5年で1着が6頭、2着が4頭となっています。
1番人気は〔011〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔202〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年1〜3番人気のいずれか1頭が連に絡んでいるのですが、
それでも波乱含みの結果に終わってるんですね。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが東京新聞杯組で〔212〕。3着までが4頭。
2番人気13着から巻き返した馬が1頭います。
毎年1頭は馬券圏内に来ている、ポイントとなる重賞です。
次に阪神Cから〔111〕。こちらは連対馬。
シルクロードSから〔100〕。人気、着順は不問です。
小倉大賞典から〔100〕。2着馬。
京阪杯から〔100〕。1番人気6着馬。
京都牝馬Sから〔011〕。こちらは4、5着馬です。
準OP勝ち馬の〔011〕というのもあります。
牝馬は〔011〕。先の京都牝馬S組ですが、ここは牡馬に軍配が上がっているよう。
年齢別に見ていくと、4歳〔123〕、5歳〔311〕、
6歳〔011〕、7歳〔100〕、8歳〔100〕。
5歳、4歳馬が主役も、まんべんなくのイメージでしょうか。
距離的にもつかみどころの難しい1戦ですが、
その1400mの適性を重視して馬券を組み立てたいレースです。


アーリントンC(土曜・阪神)
3歳馬によるマイル重賞。
過去10年、1番人気は〔420〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
その他、1000円台が4回あるように、配当的には両極端なものになるよう。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔031〕。
シンザン記念から〔122〕。
京王杯2歳Sから〔100〕。
きさらぎ賞から〔100〕。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔001〕。
重賞組は基本的に人気、着順不問です。
OP特別組を見てみると、芝からは〔322〕。
連対もしくは2番人気までに推されていた馬。
ダートからは〔011〕。こちらは人気、着順は不問。
500万からだと、芝は〔113〕、3着までならOK。
ダートは〔210〕。勝ち馬または3番人気までに推されていた馬なら好走可能です。
新馬勝ち即の馬も〔100〕。1番人気での勝ち上がりでした。
牝馬は出走自体が少なく〔000〕です。
開幕週の絶好の馬場。逃げ馬の粘り込みに注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.2.17
フェブラリーS(日曜・東京)
JRA今年最初のG1。ダート1600m戦。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔601〕、2番人気は〔032〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔001〕。
毎回1〜3番人気馬が必ず1頭連絡み。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
最高が4710円(09年6番人気と3番人気)という堅めのG1なんですね。
ステップレースを見ていきましょう。
JCダートから〔310〕。4頭すべて連対馬。
東京大賞典から〔142〕。勝ち馬3頭、3着馬1頭、5着馬2頭に、7着馬1頭です。
川崎記念から〔131〕。3着以内ならOK。
香港C勝ち馬の〔100〕というのもあります。
根岸Sから〔204〕。連対もしくは2番人気までに推されていた馬。
平安Sから〔101〕。この2頭は連対馬。
芝の阪神牝馬S勝ち馬の〔001〕というのもあります。
準OPから〔010〕。こちらは1番人気1着馬です。
馬券圏内27頭中、前走で3着をハズしていたのは4頭だけ。
東京大賞典の3番人気5着馬、6番人気5着馬、1番人気7着馬。
さらに根岸S2番人気11着馬の4頭です。
牝馬は〔001〕と苦戦の傾向のよう。
最後に年齢別に見ていくと、4歳〔350〕、5歳〔513〕、
6歳〔114〕、7歳〔012〕、8歳〔010〕。
5歳、4歳の2世代がいいようです。
今年は混戦模様のダート戦線。堅くすんなりと収まるかどうか。注目です!


ダイヤモンドS(土曜・東京)
芝3400mのハンデ戦。
この条件になったのが04年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔300〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔156〕、2ケタ人気馬〔113〕。
3着に1〜3番人気は1頭もなく、伏兵が来ているのが特徴。
馬連3ケタなく、万馬券2本です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔100〕。これは4着馬。
日経新春杯から〔103〕。勝ち馬1頭に、6着以下3頭。
巻き返しに注意のステップです。
OP特別の万葉Sから〔311〕。4着までならOK。
準OPからも〔151〕。6頭が4着まで、6着だった馬も1頭います。
1000万から〔112〕。4着以内でOK。
このあたりがこのレースの難しいところでしょう。
馬券圏内の21頭、前走はすべて2400m以上のレースでした。
さらに前走着順を見ても4着以内だった馬が17頭。
5着以下は4頭しかいません。
牝馬は〔010〕。唯一の連対馬は、50キロの軽ハンデ馬でした。
トップハンデは7年で10頭いて〔201〕。
勝ち馬のハンデは51〜57.5キロで、平均すると55.07キロ。
2着馬は50〜55キロで、平均52.57キロ。
3着馬は50〜57.5キロで、平均52.79キロ。
12頭が53キロ以下、4頭が57キロ以上と、
軽いか重いか、比較的両極端なハンデの馬が来ています。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔243〕、5歳〔311〕、6歳〔113〕、7歳〔110〕。
個性的なレースです。
長距離適性をしっかり読んで、難解なハンデ戦を読み解いて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.2.17
フェブラリーS(日曜・東京)
JRA今年最初のG1。ダート1600m戦。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔601〕、2番人気は〔032〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔001〕。
毎回1〜3番人気馬が必ず1頭連絡み。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
最高が4710円(09年6番人気と3番人気)という堅めのG1なんですね。
ステップレースを見ていきましょう。
JCダートから〔310〕。4頭すべて連対馬。
東京大賞典から〔142〕。勝ち馬3頭、3着馬1頭、5着馬2頭に、7着馬1頭です。
川崎記念から〔131〕。3着以内ならOK。
香港C勝ち馬の〔100〕というのもあります。
根岸Sから〔204〕。連対もしくは2番人気までに推されていた馬。
平安Sから〔101〕。この2頭は連対馬。
芝の阪神牝馬S勝ち馬の〔001〕というのもあります。
準OPから〔010〕。こちらは1番人気1着馬です。
馬券圏内27頭中、前走で3着をハズしていたのは4頭だけ。
東京大賞典の3番人気5着馬、6番人気5着馬、1番人気7着馬。
さらに根岸S2番人気11着馬の4頭です。
牝馬は〔001〕と苦戦の傾向のよう。
最後に年齢別に見ていくと、4歳〔350〕、5歳〔513〕、
6歳〔114〕、7歳〔012〕、8歳〔010〕。
5歳、4歳の2世代がいいようです。
今年は混戦模様のダート戦線。堅くすんなりと収まるかどうか。注目です!


ダイヤモンドS(土曜・東京)
芝3400mのハンデ戦。
この条件になったのが04年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔300〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔156〕、2ケタ人気馬〔113〕。
3着に1〜3番人気は1頭もなく、伏兵が来ているのが特徴。
馬連3ケタなく、万馬券2本です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔100〕。これは4着馬。
日経新春杯から〔103〕。勝ち馬1頭に、6着以下3頭。
巻き返しに注意のステップです。
OP特別の万葉Sから〔311〕。4着までならOK。
準OPからも〔151〕。6頭が4着まで、6着だった馬も1頭います。
1000万から〔112〕。4着以内でOK。
このあたりがこのレースの難しいところでしょう。
馬券圏内の21頭、前走はすべて2400m以上のレースでした。
さらに前走着順を見ても4着以内だった馬が17頭。
5着以下は4頭しかいません。
牝馬は〔010〕。唯一の連対馬は、50キロの軽ハンデ馬でした。
トップハンデは7年で10頭いて〔201〕。
勝ち馬のハンデは51〜57.5キロで、平均すると55.07キロ。
2着馬は50〜55キロで、平均52.57キロ。
3着馬は50〜57.5キロで、平均52.79キロ。
12頭が53キロ以下、4頭が57キロ以上と、
軽いか重いか、比較的両極端なハンデの馬が来ています。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔243〕、5歳〔311〕、6歳〔113〕、7歳〔110〕。
個性的なレースです。
長距離適性をしっかり読んで、難解なハンデ戦を読み解いて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.2.10
共同通信杯(日曜・東京)
3歳馬による芝1800m戦。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔521〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔111〕。
1番人気が馬券圏内をハズしたのは1度だけ。
それに比べると2、3番人気の信頼度はやや落ちる感。
6番人気以下〔113〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
9000円台が1回あるものの、残りの4回は1000円台ですから、堅い重賞なんですね。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔221〕。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔310〕。
シンザン記念から〔113〕。
京成杯から〔020〕。
東京スポーツ杯2歳Sから〔001〕。
OP特別のジュニアCから〔110〕。
ホープフルSから〔012〕。
500万から〔212〕。
新馬、未勝利勝ち即の馬の馬券圏内はありません。
また馬券圏内の27頭すべてが前走掲示板の馬でした。
1番人気の信頼度が高いレースです。あまり無謀な穴狙いはお勧めできません。


京都記念(日曜・京都)
芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔421〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔221〕。
6番人気以下〔226〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。穴党は3着に人気薄を持ってきたいところです。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性の重賞は2つ。まずは有馬記念から〔314〕。
日経新春杯から〔301〕。共に人気、着順は不問です。
その他の重賞ではJCから〔010〕、AJCCから〔011〕、ステイヤーズSから〔010〕、
中山金杯から〔020〕、京都金杯から〔101〕、鳴尾記念から〔010〕。
あとは香港のレースから〔210〕、交流の佐賀記念からの〔001〕というのもあります。
基本的にこれら重賞組は、人気、着順不問と考えてよさそうです。
準OPから〔010〕。これは勝ち馬。
1000万から〔100〕。こちらは2着馬。
牝馬は〔100〕。出走頭数自体が少ないのですが、苦戦の傾向にはあるようです。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔621〕、5歳〔203〕、6歳〔274〕、
7歳〔011〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。
4歳馬と6歳馬が圧倒的好成績。
それも1着に4歳馬、2着に6歳馬が多いというのがこのレースの特徴です。


クイーンC(土曜・東京)
3歳の牝馬限定重賞。芝1600m戦。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔510〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔153〕、2ケタ人気馬〔122〕。
毎年1〜3番人気のいずれか1頭が必ず連に絡んでいるのですが、
相手に人気薄が来やすいというヒモ荒れのレース。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
他にも9000、6000円台が1回ずつある波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは阪神JFから〔012〕。人気、着順は不問です。
またこのレースからは、2頭が1番人気に推されて共に馬券圏外に敗れています。
過度な信頼は禁物のステップかもしれません。
京成杯から〔110〕。掲示板ならOK。
フェアリーSから〔101〕。3着以内の馬。
シンザン記念から〔100〕。5着馬でした。
京王杯2歳Sから〔001〕。こちらは6着馬。
重賞に関しては、G1の阪神JFは別格にしても、
牡馬混合戦なら掲示板あたり、牝馬限定戦なら3着は欲しいところでしょうか。
OP特別組では、菜の花賞(今は500万特別)から〔520〕
。勝ち馬または3番人気までに推された馬。
紅梅Sから〔110〕。3着までの馬。
クリスマスローズSから〔001〕。こちらは3着馬。
(菜の花賞を除く)500万から〔012〕。
勝ち馬2頭、4番人気8着という馬も1頭います。
新馬勝ち即の馬〔011〕。
(折り返しの新馬を含む)未勝利勝ち即の馬が〔012〕。
前走ダートを走っていた馬も〔002〕です。
カギを握りそうなOP特別組をもう少し詳しく見ておきましょう。
菜の花賞からの馬券圏内好走馬7頭は、勝ち馬3頭、3着(1番人気)、5着(1番人気)、
7着(3番人気)、9着馬(1番人気)がそれぞれ1頭ずつ。
勝ち馬以外は上位人気に推されていた必要がありそう。
紅梅Sは3着(3番人気)、2着(3番人気)。
クリスマスローズSは3着(5番人気)の馬でした。
参考にしてみて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.2.2
東京新聞杯(日曜・東京)
古馬によるマイル重賞。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔000〕。
上位人気馬不振です。
6番人気以下〔444〕、2ケタ人気馬〔221〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券4本。
残る1回も4000円台ですから、両極端な馬券になると考えてよさそうです。
好走馬のステップレースは実に様々。
なので馬券圏内に2頭以上を送り込んでいるレースを挙げていきましょう。
重賞では、京都金杯から〔231〕。人気、着順は不問です。
他に、阪神C、函館SSから勝ち馬が。
福島記念から2着馬が。
有馬記念、マイルCS、阪神牝馬S、中山金杯、中日新聞杯から3着馬が出ています。
休み明けの馬の好走も目立ちます。注意して下さい。
OP特別組がよく〔341〕。
勝ち馬4頭、2着馬2頭、3着馬1頭に、1番人気6着だった馬もいます。
中でもニューイヤーS組がよく〔311〕。3着以内ならOKのよう。
準OPからも〔211〕。こちらはすべて勝ち馬。1または2番人気で勝った馬でした。
牝馬は〔001〕と苦戦の傾向。
年齢別に見ていきましょう。
4歳〔324〕、5歳〔204〕、6歳〔450〕、7歳〔020〕、8歳〔001〕。
連対の半数を占める6歳馬が、続いて4歳馬、5歳馬の順にいいようです。


きさらぎ賞(日曜・京都)
3歳馬による芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔232〕、2番人気は〔240〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔215〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
08年を除けば、1または2番人気のいずれか1頭が連に絡んでいる、堅めのレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔011〕。
シンザン記念から〔012〕。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔211〕。
京成杯から〔001〕。
ダート交流重賞の全日本2歳優駿から〔100〕というのもあります。
重賞組は基本的には好走馬がいいのですが、
後述しますが、掲示板をハズしていた馬の巻き返しもあります。
OP特別から〔240〕。勝ち馬5頭、2着馬1頭。
500万から〔432〕。勝ち馬6頭、2着馬1頭、3着馬1頭。
10番人気6着から3着に頑張った馬もいます。
新馬勝ち即の馬は〔001〕。1番人気での勝ち上がり。
未勝利勝ち即の馬は〔102〕。こちらも1番人気での勝ち上がりでした。
牝馬は出走自体が少なく〔000〕。
連対20頭で括ると、前走3着以内が18頭。
残る2頭は朝日杯FSとラジオNIKKEI杯2歳Sの5着馬で、
もうひとつ前のレースではきっちり連対を果たしていました。
3着には前走で掲示板をハズしていた馬も3頭います。
連対馬と3着馬を分けて考えるのが馬券のポイントかもしれませんね。


小倉大賞典(土曜・小倉)
芝1800mのハンデ戦。
中京で行われた昨年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔132〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔622〕、2ケタ人気馬〔400〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。他にも9000円台が2回、5000円台が1回、
2000円台が4回ある波乱のハンデ戦。
しかしその一方で、毎年1〜3番人気のいずれか1頭が連対を果たしているのです。
典型的なヒモ荒れの重賞と言っていいでしょう。
ステップレースを見ていくと、重賞では東西の金杯がよく、
中山金杯から〔213〕、京都金杯から〔120〕。
その他ではAJCCから〔002〕。
あとは、毎日王冠から勝ち馬が。
京都牝馬S、鳴尾記念から2着馬が。
天皇賞・秋から3着馬が出ています。
OP特別組が〔412〕と好相性。
重賞とOP特別は共に、人気、着順不問です。 準OPからは〔131〕。こちらは連対していればOK。
この5頭中4頭が4歳馬なんですね。
4歳馬の伸びしろを考えれば、準OP好走の勢い重視もありということなのでしょう。
牝馬は〔110〕。
トップハンデ馬は9回で12頭いて〔301〕。小倉を得意とする馬たちでした。
勝ち馬のハンデは51〜57.5キロで、平均すると55.27キロ。
2着馬は53〜57キロで、平均54.89キロ。
3着馬は53〜59キロで、平均55.72キロ。
勝った51キロの馬が牝馬であることを考えると、
極端に軽いハンデの馬の好走は少ないと言えそうです。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔141〕、5歳〔132〕、6歳〔425〕、7歳〔101〕、
8歳〔000〕、9歳〔100〕、10歳〔100〕。
9歳と10歳馬の勝利は、07、08年のアサカディフィートの連覇です。
基本的には6歳馬を中心に4〜7歳馬が活躍すると見ていいでしょう。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.1.27
根岸S(日曜・東京)
フェブラリーSの前哨戦。ダート1600m戦。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔022〕。
2番人気馬の馬券圏内がないように、上位人気馬不振です。
6番人気以下〔623〕、2ケタ人気馬〔210〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
それ以外にも、5000円台1回に、4000円台が4回!
3000円台1回に、2000円台2回という波乱の重賞です。
最低配当も08年の2400円(1番人気と5番人気)なんですね。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性だった根岸Sが08年に廃止になり、
馬券圏内に2頭以上を送り込んでいる重賞はJCダートのみで〔120〕。
人気、着順は不問です。
他では、エルムS、芝の京都金杯から勝ち馬が。
東京大賞典から2着馬が。
交流重賞の兵庫GTから3着馬が出ています。
OP特別からは〔134〕。勝ち馬7頭に、2着馬1頭です。
準OPからの〔111〕というのもあります。
格よりも勢い重視でいいかもしれませんね。
牝馬は〔001〕。苦戦の傾向です。
年齢別に見ていくと、4歳〔211〕、5歳〔353〕、6歳〔331〕、
7歳〔101〕、8歳〔002〕、9歳〔001〕。
中心は5、6歳馬のようです。


京都牝馬S(日曜・京都)
牝馬限定の芝1600m戦。
06年は2着同着。従いまして、過去10年で2着馬11頭、3着馬が9頭になります。
1番人気は〔202〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔262〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタは同着のあった06年のみ。
万馬券はありませんが、9000円台1回に、6000円台が2回、3000円台1回に、
2000円台4回という、こちらも波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは愛知杯から〔310〕。
3番人気までに推されていた馬、または3着までの馬。
現在、3年連続で愛知杯組が勝ってます。
阪神牝馬Sから〔221〕。1、2番人気または連対馬。
京都金杯から〔121〕。人気、着順は不問です。
阪神Cから〔001〕。こちらも人気、着順は不問です。
香港Cからの〔100〕というのもあります。
OP特別からは〔033〕。連対馬または1番人気に推されていた馬。
中ではターコイズS組が良く〔022〕です。
準OPから〔331〕。
勝ち馬5頭、3着馬1頭、2番人気5着という馬も1頭。
1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
年齢別に見ておくと、4歳〔431〕、5歳〔452〕、
6歳〔234〕、7歳〔001〕。
4〜6歳の3世代中心で良さそうです。


シルクロードS(土曜・京都)
芝1200mのハンデ戦。
そのハンデ戦になったのが02年のこと。従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔202〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔210〕。
こちらも上位人気馬不振です。
6番人気以下〔454〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
他にも6000、5000、3000円台が1回ずつ、2000円台が3回。
最低配当が去年の1950円(3番人気と4番人気)という、
こちらもまたまた波乱のハンデ重賞なんです。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、OP特別の淀短距離S組で〔433〕。
8頭が掲示板ですが、6着、9着からの巻き返しもあります。
あとは重賞からだと、京阪杯から〔101〕。阪神Cから〔021〕。
共に人気、着順は不問です。
OP特別からは他に尾張S(昨年は小倉のアンコールS)の〔100〕。
1番人気3着馬でした。
準OPから〔211〕。3番人気までに推されて勝った馬。
1000万を2番人気で勝った馬の〔001〕というのもあります。
ハンデ戦です。
トップハンデ馬を見てみると、9年で13頭いて〔121〕。近年は苦戦の傾向に。
勝ち馬のハンデは52〜58キロで、平均すると55.17キロ。
2着馬は54〜58キロで、平均55.22キロ。
3着馬は53〜57.5キロで、平均54.83キロ。
極端に軽い馬も馬券に絡んでいないことがわかるかと思います。
牝馬は〔111〕。
54キロと55.5キロのハンデですから、そこそこの実力馬ならといった感じでしょうか。
馬券圏内に来た馬の前走はすべて1400mまたは1200mというのも面白いところ。
覚えておいて下さいね。
年齢別に見ていきましょう。
4歳〔022〕、5歳〔435〕、6歳〔331〕、
7歳〔110〕、8歳〔001〕、9歳〔100〕。
強いと言われる4歳世代が通用するか注目です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.1.20
AJCC(日曜・中山)
芝2200m戦。
東京で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔200〕、2番人気は〔421〕、3番人気は〔041〕。
6番人気以下〔025〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
その万馬券は去年出たもの。その去年以外は毎年1、2番人気のいずれかが連絡み。
1000円台の配当も4回ある、比較的堅い重賞なんです。
ステップレースをみていくと、最も好相性なのが中山金杯で〔422〕。
次に有馬記念で〔220〕。どちらも人気、着順は不問です。
その他の重賞からは、JC、京都金杯から勝ち馬が。
菊花賞(2頭)、ステイヤーズSから2着馬が。
そして、JCダートから3着馬が出ています。
いずれも人気、着順は不問と考えていいでしょう。
OP特別から〔003〕。勝ち馬と3着馬、あとは2番人気11着馬。
準OPから〔112〕。これらはみんな勝ち馬です。
さらに1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
年齢別に見てみると、4歳〔140〕、5歳〔222〕、
6歳〔204〕、7歳〔412〕、8歳〔021〕。
7歳馬が4勝もしているように、ベテランの大駆けに注意が必要です。
さらに好走馬が再びの好走を見せるのも特徴のひとつなんですね。
具体的に挙げていきましょう。
04年3着ユキノサンロイヤル、翌05年も3着。
05年2着エアシェイディ、08年優勝、09年2着。
09年勝ったネヴァブション、翌10年も連覇。
09年3着トウショウシロッコ、翌10年も3着でした。
トリッキーなコースですからね。この条件を得意とする馬の激走にも気をつけて下さい。


平安S(日曜・京都)
ダート1800m戦。
過去10年、1番人気は〔032〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔121〕。
1番人気に勝ちがなく、2着3回も近3年のもの。
6番人気以下〔533〕、2ケタ人気馬〔011〕。 馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱含みのダート重賞です。
ステップレースを見ていくと、JCダートから〔111〕。
東京大賞典から〔111〕。
浦和記念から〔111〕。
名古屋GPから〔110〕。
エルムSから〔001〕。
実はOP特別組が一番の好相性で〔444〕。
中でもベテルギウスS組が〔313〕と好成績を残しています。
重賞またはOP特別組で掲示板をハズしていたのは3頭のみ。
基本的には前走好走馬を狙うのがいいかと思います。
準OPからも好走馬が多数出ていて〔222〕。勝ち馬5頭、2着馬1頭です。
年齢別に見ていくと、4歳〔143〕、5歳〔352〕、
6歳〔214〕、7歳〔201〕、8歳〔200〕。
こちらもベテランが頑張ります。
さらに好走馬が再びの好走を見せるのもAJCCと同じで、
01年勝ったマンボツイスト、翌02年3着。
02年勝ったスマートボーイ、翌03年も連覇。
02年2着マイネルブライアン、翌03年3着。
03年2着クーリンガー、翌04年も2着。
07年勝ったメイショウトウコン、翌08年3着。
08年3着マコトスパルビエロ、翌09年も3着です。
覚えておいて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.1.13
京成杯(日曜・中山)
3歳馬による芝2000mの重賞。
東京で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔421〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔220〕。
1、2番人気のいずれか1頭が必ず連対しており、近6年は1番人気が連続して連対中です。
6番人気以下〔015〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。1000円台が3回ある堅い重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは朝日杯FSから〔210〕。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔131〕。
東京スポーツ杯2歳Sから〔021〕。
OP特別のホープフルSから〔211〕。
重賞またはOP特別からの馬で掲示板をハズしていたのは2頭のみ。
馬券圏内でなくても構わないので、できれば掲示板は確保していたいところ。
ダートも含む500万からは〔214〕。勝ち馬6頭に、3着馬1頭です。
中でも好相性なのはエリカ賞組で〔201〕。すべて勝ち馬です。
折り返しの新馬も含む未勝利勝ち即の馬は〔211〕。2番人気までで勝ち上がった馬に限られます。
キャリア1戦の馬、つまり新馬勝ち即の馬の馬券圏内はありません。
牝馬は参戦自体少ないのですが、馬券圏内はありません。
芝2000mの重賞ゆえ、中距離適性は欲しく、1800m以上での勝ちがあることが望ましいようです。

日経新春杯(日曜・京都)
芝2400mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔121〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔123〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。他に5000円、6000円台が1回ずつあるなど波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔121〕。人気、着順は不問です。
ダービー2着以来の馬〔001〕。
ステイヤーズS3着馬が〔010〕。
鳴尾記念から〔131〕。人気、着順は不問。
中日新聞杯2着馬〔100〕。
牝馬の愛知杯から〔200〕。人気、着順は不問です。
OP特別からは〔112〕。中でも万葉S組が〔111〕。人気、着順は不問です。
実は準OPからが最も好相性で〔432〕。連対馬8頭、1番人気4着という馬が1頭います。
1000万連対馬が〔002〕。
ダートの500万勝ち馬の〔001〕というのもあり、
このあたりからも難解な1戦であることがわかるかと思います。
ハンデ戦です。トップハンデは10年で12頭いて〔111〕。連対はこの8年ありません。
勝ち馬のハンデは49〜58.5キロで、平均すると54.65キロ。
2着馬は54〜58キロで、平均55.25キロ。
3着馬は50〜56.5キロで、平均52.9キロ。
特徴としては3着に53キロ以下の馬が7頭もいることでしょうか。
3着には軽ハンデ馬が来やすいということのようです。
前走の距離は3着以内の30頭すべてが1800m以上。うち25頭が2000m以上のレースを走っていました。
牝馬は〔202〕。近3年は毎年馬券に絡んでいます。
さらに2ケタ人気馬の〔102〕はすべて牝馬です。人気薄の牝馬には注意が必要です。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔226〕、5歳〔563〕、6歳〔111〕、7歳〔210〕。
連対の半数以上が5歳馬、3着の半数以上が4歳馬であることをちょっと覚えておいて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2011.1.5
中山金杯(水曜・中山)
芝2000mのハンデ戦。
東京で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔300〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔257〕、2ケタ人気馬〔034〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
最低配当が3番人気と2番人気で決まった08年の1710円ですから、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性なのは2つ。
まずは重賞の鳴尾記念から〔230〕。人気、着順は不問です。
そしてOP特別のディセンバーSから〔212〕。掲示板ならOK。
中日新聞杯組の〔012〕というのもあり、こちらは人気、着順不問です。
その他では、JCダート、函館記念から勝ち馬が。
新潟記念、セントライト記念から3着馬が出ています。
準OPから〔011〕。6着馬と2着馬。
1000万勝ち馬の〔101〕というのもあります。
トップハンデは9回で14頭いて〔220〕。
実は比較的重いハンデの馬が好走しているのです。
勝ち馬のハンデは50〜58キロ。平均すると55.72キロですが、
57キロ以上を背負っている馬が6頭もいるのが特徴。
重いハンデというだけで嫌わない方がよさそうです。
2着馬は50〜57.5キロで、平均すると54.94キロ。
3着馬は51〜57.5キロで、平均は54.17キロとなっています。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔133〕、5歳〔212〕、6歳〔413〕、7歳〔220〕、
8歳〔011〕、9歳〔010〕。
近5年では7歳以上のベテランが必ず1頭連絡み。ベテラン勢の大駆けに注意が必要です。

京都金杯(水曜・京都)
西の金杯はマイルのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔003〕、3番人気は〔221〕。
6番人気以下〔446〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
ただし7000円台1回に、4000円台が3回もあるのですから、
こちらも波乱のハンデ重賞と言えるでしょう。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのは鳴尾記念組で〔431〕。8頭中7頭が3着までの馬でした。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞は、マイルCSから〔031〕。
阪神Cから〔102〕。
阪神牝馬Sから〔012〕。
その他の重賞からだと、CBC賞、中日新聞杯から勝ち馬が。
JCダート、愛知杯から3着馬が出ています。
これらは人気、着順は不問です。
OP特別から〔111〕。こちらは連対馬。
準OPから〔110〕、1000万から〔011〕。こちらは勝ち馬です。
トップハンデは10年で20頭いて〔311〕。
こちらも比較的ハンデの重い馬が好走します。
具体的に見ていきましょう。
勝ち馬は54〜585キロで、平均すると56.45キロ。56キロ以上を背負わされた馬が8頭もいます。
2着馬は51〜58キロで、平均55.55キロ。こちらも6頭が56キロ以上。
3着馬は53〜58キロで、平均55.05キロ。それでも重い方ですよね。
牝馬は〔013〕と勝ち馬こそいませんが、力があれば通用します。
最後に年齢別に見ていくと、4歳〔426〕、5歳〔332〕、6歳〔332〕、
7歳〔010〕、8歳〔010〕。
4〜6歳の3世代がいいようです。

シンザン記念(日曜・京都)
明け3歳馬の重賞。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔511〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
それ以外に8000円台と6000円台が1回ずつあるのですが、
大きな配当になるのは1番人気が連をハズした時。
まずは1番人気の信頼度を計ること。それがこのレースの重要なカギを握ります。
ステップレースを見ていきましょう。
まずはG1朝日杯FSから〔523〕。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔011〕。
この2つの重賞からは、いずれも巻き返し可能です。
OP特別から〔123〕。3着以内ならOK。
500万(含むダート)から〔132〕。6頭中5頭が連対。残る1頭は4着でした。
新馬勝ち即の馬〔011〕。1、2番人気での勝ち上がり。
未勝利勝ち即の馬が〔310〕。こちらは3番人気までOKです。
牝馬は〔010〕。出走自体が少ないので仕方のないところでしょうか。
まとめると、重賞組は大敗も可、その他はまず好走していたことが条件。
未勝利勝ち即の馬が3勝しているように、好素材であれば通用する重賞です。
その馬個体の能力を見極めることがポイントになりそうです。

フェアリーS(月曜・中山)
明け3歳牝馬の限定重賞。芝の1200mから1600mに延長されたのが09年のこと。
従いましてデータは過去2年です。
09年は1、4、10番人気のワンツースリーで馬連1960円。
昨年10年は11、2、1番人気で馬連9020円。
馬券圏内には1番人気と2ケタ人気馬が同居しているんですね。
もう1頭も2、4番人気ですから、たった2回のデータですが、傾向は見えるかなと。
前走ですが、OP以上は人気、着順不問。
500万は2番人気まででの勝ち。
新馬、未勝利は1番人気での勝ちと、ここも好素材であることが求められるようです。
また馬券圏内6頭すべてが、前走マイル以上の距離を走っていました。
1600mになってから大きく変わったポイントです。しっかりチェックして下さい。