週末の重賞……2010.12.23
有馬記念(日曜・中山)
2010年を締めくくるグランプリレース。芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔520〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔148〕、2ケタ人気馬〔033〕。
伏兵を3着に持ってきたいレースです。
馬連3ケタ3回に、万馬券4本。残る3回は1000円台ですから、両極端なG1と言えるでしょう。
ステップレースを見ていくと、JCから〔634〕。天皇賞・秋から〔302〕。
いずれも人気、着順は不問。
菊花賞から〔121〕。連対3頭、2番人気4着1頭。
エリザベス女王杯から〔020〕。共に1番人気で1着と3着の馬でした。
マイルCSから〔002〕。共に1番人気1着馬。
アルゼンチン共和国杯から〔001〕。1番人気2着馬。
海外G1からの〔020〕というのもあります。
1800m時代の京阪杯を除けば、30頭中28頭が前走G1、1頭がG2。
当然のことながら高いレベルが求められるようです。
牝馬は〔121〕と十分通用。ただいま3年連続連対中です。
年齢別に見ていくと、3歳〔241〕、4歳〔711〕、5歳〔124〕、
6歳〔011〕、7歳〔022〕、8歳〔001〕。
4歳馬が7勝と抜けていいのが特徴。
もうひとつ気をつけなくてはならないのがベテランの頑張りです。
6歳以上で3着以内に入った7頭中、6頭が6番人気以下。さらに5頭が2ケタ人気の馬。
高齢の人気薄に注意が必要です。


ラジオNIKKEI杯2歳S(土曜・阪神)
数々のG1馬を輩出してきた2歳馬の出世レース。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔242〕、2番人気は〔521〕、3番人気は〔023〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
1000円台も3回ですから、堅めのレースと言っていいでしょう。
ステップレースを見ていきましょう。
まずはG1朝日杯FSから〔100〕。人気、着順は不問です。
その他の重賞からだと、札幌2歳Sから〔121〕。
すべて勝ち馬で、1番人気だったのが3頭います。
東京スポーツ杯2歳Sから〔111〕。連対していればOK。
OP特別からは、京都2歳Sから〔320〕。3番人気までで連対した馬。
萩Sから〔010〕。4番人気1着馬でした。
平場も含む500万から〔322〕。すべて連対馬です。
新馬勝ち即の馬では、芝〔123〕、ダート〔001〕。
3番人気まででの勝ち上がりでした。
未勝利勝ち即の馬は〔002〕。こちらも3番人気まででの勝ち上がりです。
朝日杯FSから以外の馬はすべて連対馬ということになります。
また30頭中24頭が3番人気以内ですから、
こちらも高いレベルが求められると言っていいでしょう。
牝馬は出走自体が少なく〔000〕。
来年の主役を見逃さないよう、しっかり注目したいレースです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.12.16
朝日杯FS(日曜・中山)
芝のマイルで行われる、2歳チャンピオン決定戦。
過去10年、1番人気は〔234〕、2番人気は〔420〕、3番人気は〔110〕。
1番人気が馬券圏内を外したのは07年のみ。毎年1〜3番人気の馬が、必ず1頭連に絡んでいます。
6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
しかし、8000円台が2回に、4000、3000、2000円台が1回ずつあるように、
決して堅いG1とは言えません。
ステップレースを見ていきましょう。まずは重賞から。
最も好相性なのが、東京スポーツ杯2歳S組で〔412〕。
3着までまたは1番人気だった馬。
次が京王杯2歳S組で〔232〕。こちらも3着までまたは1番人気だった馬。
デイリー杯2歳Sから〔023〕。連対もしくは2番人気までに推されていた馬。
新潟2歳Sから〔100〕。こちらは勝ち馬。
札幌2歳Sから〔020〕。こちらも勝ち馬です。
OP特別からだといずれも勝ち馬で、京都2歳Sから〔200〕。
萩Sから〔001〕。
いちょうSから〔001〕。
500万からは1番人気で勝った馬が〔011〕。
未勝利勝ち即の馬の〔100〕というのもあります。もちろん1番人気での勝ち上がりです。
まとめてみると、重賞組は3着以内または1、2番人気。
OP特別組は勝ち必須。
それ以下の条件からなら勝ちはもちろん、1番人気必須ということになります。
道営から転入したヤマノブリザード(01年)が地方で1度ダート戦を使って臨み、
2着になった例を除けば、前走はすべて1400m以上の芝のレース。
1200mのみ、または2000mのみといった距離しか経験していない馬は厳しそうです。
また前走の人気、着順に着目すると、
3番人気までに推されていた馬が、馬券圏内30頭中27頭。
残る3頭も4、5番人気で、着順も3着までと好走していました。
着順の方では、前走3着を外していたのもわずかに3頭。
やはりそれらも2番人気までに推されていた馬。
つまり、前走の人気、着順共にいい馬が良く、共に悪い馬はまずダメということ。
人気だけ、あるいは着順だけよかった馬にはしっかりとした吟味が必要なようです。
ローズキングダムの活躍で、俄然注目が集まる2歳王者決定戦。
今年はどの馬が頂点に立つのか、楽しみです!


愛知杯(日曜・小倉)
今年は小倉で行われる愛知杯。牝馬限定、芝2000mのハンデ戦です。
この条件になったのが06年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔102〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔120〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
残る2回が1000円台と7000円台ですから、両極端なレースと言ってよさそうです。
ステップレースを見てみると、エリザベス女王杯から〔314〕。
12頭中8頭ですから、要注目のステップですよね。
4着2頭、5着3頭、6着、7着、16着がそれぞれ1頭ずつ。そこそこの着順だった馬がいいよう。
次にOP特別のターコイズSから〔010〕。1番人気1着馬。
準OPからも〔010〕。こちらも1番人気1着馬。
1000万から〔110〕。こちらは1番人気3着馬と4番人気1着馬です。
年齢別では、3歳〔122〕、4歳〔222〕、5歳〔100〕。この3世代のみが好走しています。
勝ち馬のハンデを見ると、51、56、57、57.5キロ。
2着馬は、50、53、55、56キロ。
3着馬は、53、54、55、57キロ。
連対するには軽くても、逆に重くても大丈夫ということですが、面白いのは3着馬。
ハンデにもあまり幅がないように、実はすべて前走エリザベス女王杯組なんですね。
それもみんな4〜6着とそこそこ頑張った馬たち。
さらにこの愛知杯では1〜3番人気に推された馬ばかり。
ゆえにエリザベス女王杯4〜6着で、
愛知杯は3番人気以内という馬がいたら
3着づけの3連単を買ってみるのも面白いかもしれません。


阪神C(土曜・阪神)
今年で5回目となるG2。芝1400m戦です。
昨年は2着同着ゆえ、過去4年のデータで、
2着が5頭、3着が3頭となります。ご注意下さい。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔000〕、3番人気も〔000〕。
1番人気は健闘するも、2、3番人気は馬券圏内ゼロの大不振。
6番人気以下〔241〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタはなく、万馬券もありませんが、
最低配当が2着同着時の2960円ですから、波乱の重賞と考えてよさそうです。
ステップレースですが、圧倒的好相性がマイルCS組で〔132〕。
中には2ケタ着順の馬が3頭。残る3頭中2頭も2ケタ人気馬。
人気、着順の低かった馬の巻き返しに注意が必要です。
JCダートから〔100〕。こちらも13着だった馬。
京阪杯から〔100〕。連対2頭に、5着馬1頭。
スワンSから〔100〕。こちらは勝ち馬。
OP特別のオーロCから〔001〕。こちらも勝ち馬でした。
連対馬すべてに重賞連対実績があり、9頭中7頭はマイル以下の重賞に勝ち星があった馬。
マイルCS組の取捨選択などに活用して下さい。
牝馬は〔011〕。好走可です。
最後に年齢別に見てみると、3歳〔121〕、4歳〔101〕、5歳〔101〕、
6歳〔120〕、7歳〔010〕。
まんべんなく好走馬が出ているようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.12.8
阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜・阪神)
芝1600mで争われる2歳女王決定戦。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔104〕、3番人気は〔120〕。
思っている以上に上位人気馬不振です。
1〜3番人気でのワンツーは08年(1番人気と3番人気)のみ。
一方、6番人気以下〔464〕、2ケタ人気馬〔021〕。
連対の半分は6番人気以下の伏兵です。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
それ以外は8000、5000、4000、3000、2000、1000円台がそれぞれ1回ずつとなっています。
ステップレースを見ていくと、最も好相性なのが500万条件のレース(平場も含む)で〔422〕。
3着までならOK。
中では赤松賞から〔111〕。黄菊賞から〔200〕。
赤松賞は勝ち馬、黄菊賞は2着馬です。
重賞では、ファンタジーS組が〔214〕。
連対馬5頭に、8番人気10着、4番人気8着から巻き返した馬もいます。
札幌2歳Sから〔200〕。1または2番人気で3着だった馬。
デイリー杯2歳Sから〔100〕。2番人気5着馬。
新潟2歳Sから〔011〕。1または2番人気での連対馬。
函館2歳S勝ち馬の〔010〕。京王杯2歳S2着馬の〔010〕もあります。
OP特別からは、すずらん賞から〔010〕。4番人気3着馬。
コスモス賞から〔001〕。3番人気1着馬。
新馬勝ち即の馬が〔032〕。
4頭が1番人気での勝ち上がり。4番人気だった馬も1頭います。
未勝利勝ち即の馬も〔100〕。1番人気での勝ち上がりでした。
まとめてみると、前走で3着を外していたのはわずかに3頭。
ファンタジーS組が2頭と、デイリー杯2歳S組が1頭。
また前走で4番人気以下だった馬は8頭、
うち6番人気以下だった馬はわずかに2頭ですから、
人気も着順も重要ということでしょう。
キャリアの浅い2歳牝馬。波乱は当然考えなくてはなりませんが、
馬券圏内率の高い馬は相手なりに走るということ。
そこをチェックすると思わぬ伏兵が見つかるかもしれません。


カペラS(日曜・中山)
今年で3回目となる砂のスプリント重賞。ダート1200m戦。
08年は4、7、8番人気のワンツースリーで、馬連7760円。
09年は5、1、11番人気で馬連970円。
すんなり人気上位馬での決着とはいかないよう。
ステップレースを見ていくと、OP特別組が4頭。
芝の京洛S大敗馬が2着に巻き返している他は、
ダートの1200〜1400m戦1、2、4着馬が1〜3着に1頭ずつ。
JBCスプリント7着馬が3着に。
準OP勝ち馬が1着に1頭います。
牝馬の馬券圏内はなし。
フルゲート必至で、決してペースは遅くならないはず。
前残りもある中山ダート1200mですが、出走メンバーが確定したらしっかり展開を読んで、
混戦に強いタイプを探してみて下さい。


中日新聞杯(土曜・小倉)
今年は中京が改装工事のため、小倉で行われるハンデ重賞。芝2000m戦。
この距離に変わったのが06年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔200〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔100〕。
勝ち馬は3番人気まで。1、2番人気のいずれか1頭が毎年必ず連対しています。
6番人気以下〔022〕、2ケタ人気馬〔011〕。
勝ち馬は人気馬でも2、3着には人気薄も来やすいので注意が必要です。
ステップレースですが、重賞またはOP特別からなら人気、着順は不問。
準OP、1000万からなら勝ち必須。
ハンデですが、軽い方では52キロが3着に1頭。
500万、1000万と連勝中の4歳馬でした。
重い方では57.5キロの馬が2着に1頭。天皇賞・秋15着から臨んだ4歳馬でした。
その他は53〜56キロまで。
軽くもなく、重くもなくの馬が来るといった感じでしょうか。
牝馬の馬券圏内はありません。
年齢別に見ていくと、3歳〔321〕、4歳〔111〕、5歳〔011〕、6歳〔001〕。
フレッシュな方が良さそうです。
中京の時は中京巧者を狙うレースでしたが、今年は小倉での戦い。
小倉巧者を狙い撃ちたい1戦です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.12.2
ジャパンカップダート(日曜・阪神)
今年で11回目となるダートの国際G1。ダート1800m戦。
阪神のこの距離で行われるようになったのは08年のこと。
データは東京、中山での施行も含む、過去10年で見てみたいと思います。
1番人気は〔432〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔010〕。
1番人気馬が馬券圏内を外したのは第1回のみ。
しかし、2、3番人気は極めて不振なんです。
6番人気以下〔247〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。波乱含みのG1と言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずはなんと言ってもJBCクラシックで〔263〕。
勝ち馬5頭、2着馬1頭、3着馬3頭。
他に7番人気4着馬と、4番人気6着馬がいます。
次に武蔵野S組がよく〔322〕。勝ち馬2頭、2着馬2頭、3着馬1頭。
こちらも3番人気4着馬と、2番人気9着馬がいます。
南部杯から〔210〕。連対または2番人気(5着)だった馬。
白山大賞典から〔002〕。3着までならOK。
OP特別連対馬の〔011〕や、準OP1番人気1着馬の〔101〕もあります。
まとめると、JBCクラシックと武蔵野Sからは馬券圏外からの巻き返しもありますが、
その他のステップなら3着以内は必須。
また好走馬は、前走が国内のレースならダートを走っていた馬に限られます。
ここが初ダートという馬の好走例はありません。
牝馬は〔000〕。
外国馬は〔101〕。今年は残念ながら外国馬の参戦はありませんでした。
年齢別に見ていくと、
3歳〔313〕、4歳〔123〕、5歳〔441〕、6歳〔232〕、7歳〔001〕。
7歳になるとちょっとキツい感じでしょうか。
世代交代なるのか、それともベテランが意地を見せるのか。注目です。


ステイヤーズS(土曜・中山)
日本の平地最長距離となる芝3600mのマラソンレース。
過去10年、1番人気は〔610〕、2番人気は〔023〕。3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔422〕、2ケタ人気馬〔012〕。
勝つのは1番人気あるいは6番人気以下と、両極端。3番人気は大不振です。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。こちらも波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
OPまたは準OPの特別として行われていた芝3000mのドンカスターSが名称と性格を変えてから、
抜けて好相性なのがアルゼンチン共和国杯組で〔555〕。
勝ち、連対、馬券圏内の半分はこのステップとなります。
菊花賞から〔110〕。どちらも2着馬。
京都大賞典から〔100〕、福島記念から〔010〕、
札幌記念から〔001〕というのもありますが、いずれも人気、着順は不問のよう。
OP特別のアンドロメダSから〔011〕。こちらも人気、着順は不問です。
準OP2着馬の〔010〕や、1000万2番人気7着だった馬の〔001〕もあり、
前走着順以上にステイヤー資質が大切であることがわかるかと思います。
牝馬は〔010〕と、さすがに苦戦の傾向。
セン馬が頑張るのも特徴で〔310〕。
最近は見られませんが、以前は年を跨いでも過去の好走馬が再びの好走を見せていました。
ちょっと頭に置いておくといいかもしれません。
年齢別に見てみると、3歳〔210〕、4歳〔342〕、5歳〔214〕、
6歳〔331〕、7歳〔002〕、8歳〔001〕、9歳〔010〕。
勝ち馬は6歳までですが、ベテランの食い込みにも注意が必要です。


鳴尾記念(土曜・阪神)
芝1800m戦。
この条件に変わったのが06年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔200〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔021〕。
6番人気以下〔201〕、2ケタ人気馬〔001〕。
こちらも勝つのは1番人気または6番人気以下(7、8番人気)。
馬連3ケタ1回に、6000円台が2回。
万馬券こそありませんが、伏兵の台頭には注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔210〕、マイルCSから〔010〕。
この2つの古馬G1からは掲示板を外していた馬が巻き返しています。
また3歳馬ですが、ダービー3着馬の〔001〕というのもあります。
アルゼンチン共和国杯から〔110〕、札幌記念から〔001〕。
こちらの古馬G2も掲示板外しの馬が。
OP特別から〔012〕。人気、着順は不問。
準OP勝ち馬の〔100〕もあります。
逆に菊花賞組で1番人気に推された馬が2頭も馬券圏外に消え去っているんですね。
すでにお釣りがないのかも?これは覚えておいて下さい。
牝馬は出走自体がすくなく〔000〕。
最後に年齢別に見ておくと、
3歳〔112〕、4歳〔022〕、5歳〔111〕、6歳〔200〕。
この時期の芝1800mの重賞の意味を考えると、どんな馬が本気で挑んでくるのか。
陣営の意図を汲んでみるのが重要かもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.11.26
ジャパンカップ(日曜・東京)
国際招待競走。芝2400m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔423〕。馬券圏内パーフェクト!
2番人気は〔132〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔102〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
08年2着のスクリーンヒーロー(9番人気)、04年3着のデルタブルース(7番人気)、
昨年3着のレッドディザイア(6番人気)を除けば、
あとはみんな5番人気まで。堅い傾向にあるG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的に好相性なのが天皇賞・秋で〔464〕。勝ち馬5頭、2着馬3頭、3着馬2頭。
あとは2番人気6着馬、3番人気4着馬、4番人気4着馬。
人気と着順を足して"8"を超えなければOKと覚えておくといいかもしれません。
菊花賞から〔131〕。
勝ち馬2頭、2着馬1頭、1番人気4着馬と2番人気4着馬が1頭ずついます。
秋華賞勝ち馬の〔100〕というのもあります。
京都大賞典から〔101〕。勝ち馬と2番人気で競走中止だった馬。
アルゼンチン共和国杯勝ち馬が〔100〕です。
日本馬の前走はすべてG2以上。それも高いレベルの馬たちに限るようです。
外国馬は〔102〕。
牝馬は〔103〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔142〕、4歳〔534〕、
5歳〔213〕、6歳〔110〕。
充実期を迎えた4歳馬がいいようです。


京阪杯(土曜・京都)
距離が1200mに短縮されたのが06年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔100〕、2番人気は〔003〕、3番人気は〔030〕。
ちなみに4番人気が〔210〕と最も好走しており、
06〜08年は1〜4番人気でのワンツースリー。
6番人気以下〔101〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回。残る3回はそれぞれ1000、3000、4000円台。
それでも昨年は3連単が66万馬券になりましたから、
堅い傾向にあるとはいえ、波乱も頭の中にということでしょう。
ステップレースを見てみると、スプリンターズSから〔100〕。
近2年は1番人気で6着と8着。
大目標はここではないはずで、お釣りで走るとガス欠の可能性も?要考察のステップでしょう。
スワンSから〔122〕。5頭すべてが掲示板を外していた馬。
セントウルSから〔001〕。こちらは2着馬。
OP特別の京絡Sから〔111〕。すべて連対馬。
福島民放杯勝ち馬の〔010〕というのもあります。
準OPからは勝ち馬が〔100〕。
前走の距離は3着以内12頭すべてが1200mまたは1400m戦。
1200mなら連対必須、(スワンSのみですが)1400mなら掲示板外し。
覚えておくと面白いデータかもしれません。
牝馬は〔212〕。06年以外は必ず1頭が連対を果たしています。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔122〕、4歳〔110〕、
5歳〔111〕、6歳〔101〕。
この4世代でまんべんなくの感でしょうか。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.11.19
マイルCS(日曜・京都)
秋のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔420〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔120〕。
1番人気は近年好走するようになり、近7年での6連対です。
6番人気以下〔216〕、2ケタ人気馬〔215〕。
穴を狙うなら徹底的な穴狙いを、とデータは語ります。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
ステップレースを見ていきましょう。馬券圏内30頭の前走はすべて重賞です。
天皇賞・秋から〔432〕。人気、着順は不問。
スプリンターズSから〔301〕。連対または1、2番人気だった馬。
秋華賞から〔001〕。1番人気2着馬。
毎日王冠から〔040〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
スワンSから〔015〕。連対5頭に、7番人気5着馬が1頭。
富士Sから〔120〕。人気、着順は不問です。
府中牝馬Sから〔100〕。勝ち馬。
ダートの武蔵野Sから〔100〕。こちらは2着馬。
ちなみに1番人気で馬券圏内を外したのは、スプリンターズS2着馬2頭と、
富士S2着馬2頭。あくまで参考までに。
牝馬は〔132〕。こちらも近7年の成績です。
外国馬は〔001〕。今年も出走予定のサプレザの成績。
年齢別に見ていくと、3歳〔122〕、4歳〔353〕、5歳〔335〕、
6歳〔200〕、7歳〔000〕、8歳〔100〕。
その年の重賞連対実績は必須です。取捨選択のポイントにどうぞ。


東京スポーツ杯2歳S(土曜・東京)
芝1800mで争われる2歳重賞。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔411〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタも、万馬券もなし。1000、2000円台が3回ずつに、3000、4000、5000円台が1回ずつ。
1〜3番人気の馬が必ず1頭連対しているのにこの配当ですから、ヒモ荒れの傾向にあるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは重賞から。札幌2歳Sから〔101〕。4番人気2着と1番人気6着馬。
デイリー杯2歳Sから〔010〕。こちらは勝ち馬。
OP特別では、いちょうSから〔132〕。連対5頭、1番人気4着1頭。
萩Sから〔110〕。5番人気1着と2番人気4着馬。
ダリア賞勝ち馬が〔010〕。
クローバー賞勝ち馬が〔001〕。
芙蓉Sから〔002〕。こちらは連対ならOK。
500万のきんもくせい特別から〔020〕。連対馬です。
実は新馬勝ち即の馬が一番よく〔611〕。
3番人気までで勝ち上がった馬が7頭、8番人気が1頭います。
未勝利からは〔002〕。共に1番人気での勝ち上がりでした。
前走はすべて芝を走っていた馬が上位を占めているんですね。
またその距離は、1400m、1500mが1頭ずつ。あとはみんなマイル以上でした。
牝馬は出走自体少なく〔000〕。
まとめてみると、前走で連を外していたのはわずかに3頭。
その3頭はいずれも1、2番人気に支持されていた馬たちです。
ある程度高いレベルが必要な2歳重賞と言えそうです。


福島記念(土曜・福島)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔202〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔120〕。
上位人気馬不振です。
6番人気以下〔467〕、2ケタ人気馬〔026〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。他にも8000、6000、5000円台が1回ずつ。
2000円台が3回ある波乱のハンデ重賞なんです。
ステップレースは実に様々。2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースを挙げていきましょう。
まずは重賞組。富士Sから〔102〕。
函館記念から〔011〕。
その他、秋華賞、オールカマー、アルゼンチン共和国杯、ラジオNIKKEI賞から勝ち馬が。
朝日CCから3着馬が出ています。
OP特別からは〔263〕。
中でもオパールSから〔202〕。
カシオペアSから〔031〕。
準OPからは〔012〕。4番人気までで掲示板確保ならOKのよう。
牝馬は〔101〕。苦戦の傾向です。
ハンデ戦です。トップハンデ馬は10年で17頭いて〔211〕。逆に2ケタ着順に敗れた馬も10頭。
考察が必要でしょう。
勝ち馬のハンデは51〜57.5キロ。平均すると54.65キロ。
2着馬は53〜57.5キロ。平均54.55キロ。
3着馬は52〜57キロ。平均54.7キロとなっています。
年齢別では、3歳〔210〕、4歳〔110〕、5歳〔445〕、6歳〔143〕、
7歳〔201〕、8歳〔001〕。
5歳馬を中心に、ベテラン勢を狙いたいレースです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.11.10
エリザベス女王杯(日曜・京都)
牝馬の頂点を決める一戦。芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔231〕、2番人気は〔332〕、3番人気は〔110〕。
大波乱となった昨年以外は1、2番人気のいずれか1頭が連に絡んでいました。
6番人気以下〔212〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
実は4番人気も〔204〕で、イメージほどは荒れないレースなんです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずはG1。3歳限定ですが、秋華賞から〔521〕。
勝ち馬3頭、2着馬2頭、3着馬2頭、6着からという馬も1頭います。
秋の天皇賞から〔211〕。掲示板3頭、17着から3着に巻き返した馬も1頭います。
海外G1からの〔100〕もあり。
G2からだと、京都大賞典から〔110〕。札幌記念から〔100〕。
スワンSから〔001〕。みんな人気、着順は不問のよう。
G3からだと、府中牝馬Sから〔056〕。3番人気または3着まで。
さらに3番人気まででも着順は6着まで。
勝ちこそありませんが、馬券圏内の3分の1以上がこのステップ。注意が必要です。
ダートのエルムSから〔010〕。人気、着順は不問です。
OP特別、条件戦からの馬券圏内はありません。
外国馬は〔001〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔521〕、4歳〔245〕、5歳〔333〕、6歳〔011〕。
特に3歳馬は2キロ軽い54キロというのもいいのかもしれませんね。
古馬牝馬vs3歳牝馬。どちらに軍配が上がるのか。楽しみです!


武蔵野S(日曜・東京)
ダート1600m戦。中山で行われた02年を除く、データは過去9回で見ていきましょう。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔137〕、2ケタ人気馬〔012〕。
3着に人気薄を狙えとデータは語ります。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。ただし1000円台も2回しかなく、馬券はひと捻りが必要なようです。
ステップレースは実に様々。2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースを挙げていきましょう。
3歳馬のダービーGPから〔110〕。
同じくユニコーンSから〔011〕。
シリウスSから〔110〕。
地方交流のクイーン賞から〔002〕。
その他重賞からだと、芝の宝塚記念、神戸新聞杯、地方交流の東京盃から勝ち馬が。
マーチS、地方交流の南部杯、日本テレビ盃、白山大賞典、芝の毎日王冠から2着馬が。
前年のJCダート、エルムSから3着馬が出ています。
OP特別では、エニフSから〔101〕。
ペルセウスSから〔002〕。
あとは師走Sから勝ち馬が、室町Sから2着馬が、マリーンSから3着馬が出ています。
さらに準OP勝ち馬の〔100〕。1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
前走の着順で言うと、掲示板を外していたのは馬券圏内27頭中4頭のみ。
できれば前走は5着以内に頑張っていて欲しいところです。
年齢別に見てみると、3歳〔522〕、4歳〔022〕、5歳〔421〕、
6歳〔022〕、7歳〔012〕。
3歳馬と5歳馬がよく、4歳馬と6歳馬が谷間のように不振。面白い傾向ですよね。
牝馬は〔002〕。3着が精一杯のようです。


京王杯2歳S(土曜・東京)
芝1400mの2歳重賞。中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔240〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔212〕。
毎回1〜3番人気のいずれか1頭が、必ず連絡みを果たしています。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。ただし3連単は過去6年で、5回も10万馬券!
3番人気または4番人気と、8番人気以下の組み合わせで波乱の3連単。
このことはちょっと頭の中に置いておいて下さい。
こちらのステップレースも実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースを挙げていきましょう。
重賞からだと、デイリー杯2歳Sから〔200〕。
函館2歳Sから〔110〕。
あとは新潟2歳Sから勝ち馬が出ています。
OP特別では、いちょうSから〔113〕。
アイビーSから〔020〕。
その他、ききょうS、芙蓉S、すずらん賞から勝ち馬が。
クローバー賞、カンナSから3着馬が出ています。
500万からは〔124〕。着順は3着まで。
新馬勝ち即の馬は〔010〕。2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ち即の馬は〔020〕。2、3番人気で勝ち上がった馬です。
前走OP特別以上のレースで掲示板を外していたのは3頭のみ。
前走ダートからは1勝のみ。
牝馬は〔011〕と苦戦の傾向。
こういったポイントも覚えておいて下さい。
キャリア1戦の馬、5戦以上の馬は、馬券圏内にそれぞれ1頭ずつしかいません。
キャリアは2〜4戦の馬の中から選びたいところです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.11.6
アルゼンチン共和国杯(日曜・東京)
芝2500mのハンデ戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔246〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
他にも7000、6000、4000、3000円台が1回ずつある波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞は京都大賞典のみで〔422〕。
人気、着順は不問です。
その他の重賞からだと、毎日王冠、札幌記念から勝ち馬が。
宝塚記念、神戸新聞杯から2着馬が。
春の天皇賞、オールカマーから3着馬が出ています。
OP特別からは〔011〕。
準OPからは〔232〕。7頭中、連対馬6頭、4番人気5着馬が1頭。
中ではオクトーバーS連対馬の〔121〕が目立ちます。
さらに、1000万勝ち馬の〔111〕以外にも、500万2着馬の〔001〕もあり、
このあたりがこのレースの難解さを表しているかと思います。
トップハンデ馬は9回で13頭いて〔211〕。勝つのは意外と重いハンデの馬が多いよう。
その勝ち馬のハンデは57.5〜53キロ。平均すると56キロ。
2着馬は58〜50キロで、平均54.39キロ。
3着馬は58〜49キロで、平均54.11キロ。
極端なハンデの馬の好走が目立つのも特徴のひとつです。
牝馬は〔000〕と大苦戦。
年齢別に見ていくと、3歳〔031〕、4歳〔433〕、
5歳〔322〕、6歳〔212〕、7歳〔001〕。
4、5歳馬が中心になっています。
9回中、8回で6番人気以下の馬が馬券圏内に。
その一方で9回中、8回で3番人気までの人気馬も馬券圏内に来ているんですね。
人気馬と人気薄の組み合わせが難解なハンデ戦を読み解くカギかもしれません。


ファンタジーS(土曜・京都)
2歳の牝馬重賞。芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔204〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
ステップレースを見ていきましょう。まずは重賞から。
デイリー杯2歳Sから〔110〕。共に6着馬。
小倉2歳Sから〔100〕。こちらは勝ち馬。
函館2歳Sから〔011〕。共に2着馬。
札幌2歳Sから〔010〕。2番人気3着馬。
新潟2歳Sから〔001〕。2番人気4着馬。
OP特別では、すずらん賞から〔301〕。3着までならOK。
ききょうSから〔100〕。こちらは勝ち馬。
アイビーSから〔010〕。2番人気3着馬。
マリーゴールド賞から〔001〕。こちらは勝ち馬。
500万では、りんどう賞組が〔141〕。3番人気まで、かつ3着までの馬。
かえで賞勝ち馬が〔100〕。
サフラン賞勝ち馬が〔002〕。
新馬勝ち即の馬〔211〕。3番人気まででの勝ち上がりが必要。
未勝利勝ち即の馬〔012〕。1番人気必須です。
500万、新馬、未勝利は3番人気以内必須です。潜在的資質の高さが必要ということでしょうか。
また前走ダートを走っていた馬の馬券圏内はありません。
07年までは1、2番人気のいずれか1頭が必ず連に絡んでいたのですが、
08年は13番人気と5番人気のワンツー、09年は8番人気と5番人気のワンツーと、
波乱の度合いが増してきたよう。伏兵の台頭に注意が必要です。

注:すばるSは第1回ゆえ、データはありません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.10.29
天皇賞・秋(日曜・東京)
古馬最高峰のレース。芝2000m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔521〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔143〕、2ケタ人気馬は〔112〕。
1番人気が連を外すと伏兵同士の決着に。
ただし、4、7、2番人気で決まった07年や、5、7、1番人気で決まった09年のように、
3着には1、2番人気が来ています。
1、2番人気が共に馬券圏内を外したことはないと覚えておきましょう。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。ヒモ荒れの傾向もあるので注意が必要です。
ステップレースですが、2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースを挙げていきましょう。
まずは宝塚記念組が〔221〕。
毎日王冠から〔313〕。
京都大賞典から〔211〕。
札幌記念から〔101〕。
オールカマーから〔020〕。
他に重賞からですと、地方交流競走の南部杯から勝ち馬が。
秋華賞、産経大阪杯、海外G1から2着馬が。
府中牝馬S、関屋記念、神戸新聞杯から3着馬が出ています。
すべて前走は重賞を走っていた馬たちです。
3着以内27頭中、前走で掲示板を外していたのはわずかに1頭。3番人気以内だった馬が20頭。
特に連対馬18頭に限れば、17頭が前走で連対しているか、3番人気までに推されていた馬でした。
例外は昨年2着のスクリーンヒーロー(宝塚記念6番人気5着)のみです。
牝馬は〔223〕。
以前は人気薄で来ていたのですが、最近は人気を背負っての好走が目立つようになりました。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔012〕、4歳〔632〕、5歳〔254〕、
6歳〔001〕、7歳〔000〕、8歳〔100〕。
とにかく古馬最高峰の1戦です。とことん高いレベルで取捨選択していいようです。


スワンS(土曜・京都)
マイルCSの前哨戦。芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔011〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔113〕。
上位人気馬不振です。
6番人気以下〔555〕、2ケタ人気馬〔421〕。
馬券圏内のちょうど半数が6番人気以下の伏兵。
2ケタ人気馬が4頭も勝っており、馬連3ケタはなく、万馬券が5本。
その他にも8000円台が3本もある波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
こちらも2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースを挙げてみたいと思います。
まずはG1スプリンターズS組が〔534〕。
セントウルSから〔111〕。
函館SSから〔110〕。
他では、富士Sから勝ち馬が。
高松宮記念、京成杯AH、関屋記念、交流の白山大賞典から2着馬が。
安田記念、エプソムC、CBC賞から3着馬が出ています。
すべて人気、着順は不問のよう。
OP特別勝ち馬の〔210〕。準OP勝ち馬の〔002〕というのもあります。
牝馬は〔112〕。実力次第といった感じでしょうか。
年齢別に見ていくと、3歳〔212〕、4歳〔462〕、5歳〔124〕、
6歳〔201〕、7歳〔111〕。連対の半数を占める4歳馬がいいようです。
とにかく波乱のレース。思い切った穴狙いでいきたいですね。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.10.21
菊花賞(日曜・京都)
3歳牡馬クラシック3冠の最終戦。芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔202〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔014〕。
上位人気馬の信頼度は決して高くないよう。
6番人気以下〔564〕、2ケタ人気馬〔130〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
他にも9000、6000、5000円台が1回ずつあるように、波乱のG1なんです。
ステップレースはTRの神戸新聞杯が圧倒的好相性で〔748〕。
掲示板外しの馬の巻き返しもあります。
もうひとつのTR、セントライト記念からは〔131〕。こちらは4着までの馬。
古馬との重賞では、札幌記念から〔010〕。京都大賞典から〔010〕。
朝日CCから〔001〕。基本的にはいずれも人気、着順は不問のよう。
1000万からの〔210〕というのもあり、勝ち馬2頭に、3着馬1頭です。
3000mという3歳馬にとっては未知の長距離戦。
波乱を呼ぶのはそんなステイヤー資質を持った馬たち。
ダービーで連対して、神戸新聞杯で2、3着に好走し、
1番人気に推されて馬券圏外に消えた馬が4頭。
他にもダービー2番人気8着で神戸新聞杯2着、
ダービー1着で札幌記念3着から馬券圏外に消えた1番人気馬もいます。
伏兵の台頭には十分注意が必要なようです。

富士S(土曜・東京)
マイルCSの前哨戦。芝1600m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔102〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔344〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
昨年は3連単が219万馬券になりましたからね!荒れる時は大きく荒れる重賞のようです。
ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースを挙げていきましょう。
最も好相性なのは、京成杯AH組で〔431〕。
掲示板確保または1番人気ならOK。
ダービー以来の3歳馬が〔003〕。すべて2ケタ着順の馬でした。
他の重賞組だと、安田記念、札幌記念、ダービー卿CT、ダートのシリウスSから勝ち馬が。
オールカマー、朝日CC、中山記念、京都金杯から2着馬が出ています。
OP特別のポートアイランドS組も良く〔112〕。
勝ち馬2頭、2着馬1頭、3番人気9着馬1頭です。
朱鷺S勝ち馬の〔001〕というのもあります。
準OPからは〔011〕。2頭とも1番人気1着馬でした、
牝馬は〔000〕とまったく奮わず。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔104〕、4歳〔022〕、
5歳〔451〕、6歳〔021〕、7歳〔400〕、8歳〔001〕。
5歳馬が連対馬の半数を占めていますが、7歳馬の4勝も光ります。
ベテランの激走に注意して下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.10.14
秋華賞(日曜・京都)
3歳牝馬3冠目。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔610〕、3番人気は〔021〕。
1番人気より2番人気の方が成績が良く、3番人気になると信頼度がガクッと下がるのが特徴。
また1番人気は近7年勝ちが無いのも気になるところ。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔202〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。両極端の結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的好成績を残しているのがTRのローズSで〔783〕。
勝ち馬5頭、2着馬6頭、3着馬4頭。他に5、14、15着だった馬がそれぞれ1頭ずつ。
馬券圏内を外した馬も、人気は5番人気まで。さらに前々走はG1を走っていました。
もうひとつのTR紫苑Sからは〔002〕。共に連対馬ですが、本番では3着が精一杯。
オークスから直行という馬が〔200〕。桜花賞馬とオークス馬。
あとは、宝塚記念から〔001〕。1番人気8着だった馬。
札幌記念から〔001〕。こちらは2着馬。
クイーンSから〔011〕。3着馬と8着馬。前々走はいずれもオークスでした。
ダートのシリウスSから〔001〕。人気、着順は不問です。
1000万勝ち馬の〔101〕というのもあります。
さらに外国帰りの馬の〔010〕というのもありました。
2番人気の馬が、03年から07年まで5連勝。08年は波乱に終わりましたが、また09年1着。
人気は譲っても、勝利は譲らない。そんな感じでしょうか。
アパパネの3冠なるか?サンテミリオンが同着の決着をつけるのか?注目です!


府中牝馬S(日曜・東京)
エリザベス女王杯へのステップレース。芝1800m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔322〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔031〕。
1〜3番人気の馬が毎年必ず1頭は連対しています。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
それでも残る8回は1000〜5000円台の配当ですから、ひと捻りは必要なようです。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる中で最も好相性なのがクイーンS組の〔521〕。
勝ち馬4頭、4着馬2頭、6着馬1頭、7着馬1頭です。
マーメイドSから〔013〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
新潟記念から〔110〕。こちらは連対馬。
その他の重賞からですと、ヴィクトリアマイル、目黒記念から勝ち馬が。
金鯱賞、小倉記念、関屋記念から2着馬が。
オールカマー、福島牝馬Sから3着馬が出ています。
OP特別では、ポートアイランドSから〔121〕。人気、着順は不問です。
1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
年齢別に見ていくと、ここに大きな特徴があって、
4歳〔548〕、5歳〔451〕と、この2世代のみに好走が許されているんですね。
昨年も6歳のカワカミプリンセスが1番人気に推されて6着に敗れました。
今年はどうなりますでしょうか?


デイリー杯2歳S(土曜・京都)
2歳限定のG2。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔611〕、2番人気は〔041〕、3番人気は〔231〕。
6番人気以下〔214〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
1〜3番人気が毎年必ず1頭は連に絡むのですが、
1、2番人気が飛ぶと、3番人気はかなりの人気薄を連れてくるよう。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは各2歳S組から。小倉2歳Sから〔110〕。連対していればOK。
函館2歳Sから〔011〕。3着までの馬。
新潟2歳Sから〔011〕。人気、着順は不問です。
札幌2歳Sから〔002〕。2番人気までならOKのようです。
OP特別からは野路菊Sから〔221〕。
勝ち馬3頭、3着馬1頭、2番人気5着馬1頭です。
カンナSから〔100〕。1番人気1着馬。
ききょうSから〔010〕。1番人気2着馬。
新馬勝ち即の馬が〔141〕。4番人気まででの勝利でした。
折り返しの新馬を含む未勝利勝ち即の馬が〔414〕。
こちらも4番人気までが8頭。残る1頭は6番人気での勝ち上がりでした。
牝馬は出走頭数が少ないとはいえ〔010〕と苦戦の傾向。
馬券圏内27頭中、前走で3着を外していたのは5頭で、うち4頭がいずれかの"2歳S"でした。
また近年は前走の距離にも関連性が表れ始めていて、
1600〜1800mを走った馬の好走が目立ちます。ちょっぴり頭の中に置いておいて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.10.8
毎日王冠(日曜・東京)
秋の天皇賞とマイルCSを睨む古馬の1戦。芝1800m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔121〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔226〕、2ケタ人気馬〔004〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
それでも上位人気馬には信頼が置けない状況。
さらに6番人気以下が3着に6頭も来ているのですから、波乱も考えておきたいレースです。
一流古馬が秋のG1に向けて始動するレース。好走馬も久々の馬が多く、注目すべきは2つのG1。
まずは安田記念から〔240〕。6頭中5頭が1番人気または連対馬。
宝塚記念から〔402〕。こちらは人気、着順は不問です。
春の天皇賞以来という馬も〔010〕。3番人気10着馬。
G2では札幌記念から〔020〕。2、3着馬。
オールカマーから〔002〕。人気、着順は不問です。
京成杯AHから〔002〕。共に4着馬でした。
G3の関屋記念から〔102〕。3番人気まで、または3着までの馬。
小倉記念から〔010〕。こちらは勝ち馬。
準OPから〔100〕。1番人気1着馬。
他に海外のレースから〔011〕というのもあります。どちらも1番人気1着馬でした。
このあとの大目標を考えれば、どんなタイプの馬がここを走るのかがわかるはず。
従いまして、1400mから1800mの重賞実績、1600mから2000mの好走歴は欲しいところですよね。
最後に年齢別に見ていきましょう。
3歳〔000〕、4歳〔233〕、5歳〔540〕、
6歳〔023〕、7歳〔101〕、8歳〔102〕。
3歳馬の馬券圏内はありません。連軸には5歳馬がお勧めでしょう。
牝馬は〔030〕。
ダンスインザムードとウオッカ(2年連続2着)の2頭なのですが、どちらもG1馬。
開幕週でも差しが決まります。先行有利の先入観はなくしておいた方がいいかもしれません。

京都大賞典(日曜・京都)
こちらは秋の天皇賞やJCを目指す古馬の戦い。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔520〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔035〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
ただし、07年までは1、2番人気のいずれかが必ず連に絡んでいたのですが、
08年は4、6、7番人気のワンツースリー、09年は3、4、7番人気のワンツースリー。
ここに来て荒れ始めたのかもしれません。
こちらも春のG1以来という馬の好走が多く、宝塚記念以来の馬が〔440〕。4着までならOK。
春の天皇賞から〔220〕。人気、着順は不問です。
エリザベス女王杯勝ち馬の〔100〕というのもあります。
ちなみに牝馬の好走例はこの1頭だけです。
G2では阪神大賞典から〔100〕。
目黒記念から〔011〕。
オールカマーから〔011〕。
札幌記念から〔011〕。いずれも人気、着順は不問です。
G3では朝日CCから〔202〕。4着までの馬。
新潟記念から〔001〕。1番人気2着の馬。
OP特別からは〔003〕。勝ち馬が2頭です。
準OPからは〔011〕。連対していればOKのよう。
3着以内30頭中、29頭までもが前走は2000m以上の距離を走っていました。
残る1頭も1800m戦でしたから、中、長距離の馬はこちらから始動という感じでしょうか。
最後に年齢別に見ていきましょう。
3歳〔001〕、4歳〔252〕、5歳〔604〕、
6歳〔222〕、7歳〔030〕、8歳〔001〕。
勝ち馬は圧倒的に5歳馬。連対という意味では4歳馬。
6、7歳にも注意が必要なようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.9.30
スプリンターズS(日曜・中山)
秋のG1シリーズ開幕戦。芝1200m戦。
新潟で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔330〕、2番人気は〔043〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔214〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
1〜3番人気が必ず1頭連に絡んでいるのですが、それでもヒモ荒れの傾向にあるようです。
ステップレースを見てみましょう。
最も好相性なのがセントウルS組で〔435〕。
掲示板をハズした馬の好走もあり、人気、着順は不問のよう。
安田記念以来の馬が〔201〕。こちらも人気、着順は不問。
高松宮記念以来という馬もいて〔010〕。こちらは1番人気で2着だった馬。
海外のG1に出走していた日本馬の〔020〕というのもあります。
アイビスSDから〔110〕。1または2番人気で1着だった馬。
北九州記念から〔201〕。人気、着順不問。
キーンランドCから〔021〕。1または2番人気で3着までの馬。
OP特別や条件戦からの馬券圏内はありません。
また牝馬は〔231〕と大健闘。
外国馬は〔201〕。日本の芝への適性があれば通用するよう。
なおこの3頭中2頭は、前走が日本の競馬で3着までに入っていました。
最後に年齢別に見ていくと、3歳〔101〕、4歳〔202〕、
5歳〔282〕、6歳〔313〕、7歳〔101〕。
5歳馬が連対の半分以上を占め、
9年で8度も2着に来ているというのは特徴のひとつと言えるでしょう。
条件戦どころかOP特別からも好走例が無いように、やはりG1、実績がモノを言います。
3着馬はこの限りではないようですが、連対候補の馬は、
重賞、特にスプリント重賞の実績をチェックしておいて下さい。
また前に行ってる馬が残ります。
展開にもよりますが、後方一気はなかなか厳しいと覚えておきましょう。


札幌2歳S(土曜・札幌)
札幌の2歳王者決定戦。芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔422〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
その他は1000円台が3回、2000円台が4回、3000円台が1回。
馬券的にはひと捻りが必要なようです。
ステップレースを見てみると、コスモス賞から〔222〕。
勝ち馬3頭、2着馬2頭、5着馬も1頭。
クローバー賞から〔303〕。こちらはすべて勝ち馬。
函館2歳Sから〔001〕。これは勝ち馬。
500万から〔001〕。1番人気1着馬でした。
新馬勝ちから〔351〕。
(折り返しの新馬を含む)未勝利勝ちから〔232〕となっています。
まとめてみると、前走で負けていたのはコスモス賞組の3頭(2着2頭と5着1頭)だけ。
あとはすべて前走勝ちが必須となります。
コスモス賞は1800m戦。前走を距離で見てみると、1800m戦から〔585〕。
1500m戦から〔413〕。
1200m戦から〔112〕。
1800m戦にのみ、取りこぼしが許されるよう。
おそらくこれは"距離の経験"という言葉で肯定的にとらえられるのかもしれませんね。
その他の距離では勝ち必須。前走ダートを走ってた馬は皆無です。
こちらも逃げ、先行馬が好走するレース。
キャリアの浅い2歳馬だけに展開を読むのは難しいところですが、
それが馬券的中の重要なポイントになりそうです。


シリウスS(土曜・阪神)
ダート2000mのハンデ戦。この条件で行われるようになったのが07年のこと。
従いまして、データは過去3年です。
07年は1、6、5番人気の1、2、3着で馬連800円。
08年は6、1、4番人気で2010円。
09年は3、8、4番人気で6590円。
毎年6番人気以下の馬が必ず1頭、馬券圏内に来ています。
ハンデ戦です。トップハンデは3年で3頭いて〔010〕。
勝ち馬のハンデは53、54、54キロ。
2着馬は56、56、57キロ。
3着馬は55、55、56キロ。
つまり勝ち馬はハンデが軽く、2、3着はそこそこ背負わされてる馬ということに。
これはステップレースで見てもそうなんですが、勝ち馬はすべて準OPのオークランドRCTから。
勝ち馬または2番人気までに推されていた馬たちです。
年齢で見ても、3歳〔201〕、4歳〔100〕、5歳〔002〕、6歳〔030〕。
勝ち馬は3、4歳、2着は6歳、3着は5歳と3歳と色分けができているんですね。
つまり、若い馬が軽ハンデを生かして好走し、実力上位の6歳馬が2着に来ていると。
ちなみに前走OP特別なら3着まで。重賞なら人気、着順は不問です。
脚質的には差し、追い込みの天下。後方一気の馬に注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.9.23
神戸新聞杯(日曜・阪神)
菊花賞TR。上位3着までに本番への優先出走権が与えられます。
芝2400mに距離が変更になったのが07年のこと。従いましてデータは過去3年の分析です。
芝2000mで行われていた頃は1番人気馬の好走が目立っていたのですが、
2F延長になってからの3年では、1番人気が2度も馬券圏外に敗れ去っているんですね。
ただしその2頭(07年フサイチホウオーと09年アンライバルド)に共通しているのは、
皐月賞で好走して、ダービーでは1番人気に推され、結果大敗していたということ。
どうやら今年はそれには当てはまらなそうな感じです。
替わって、3番人気馬が3年すべて馬券圏内に。
2番人気と5番人気が2回ずつ3着以内に頑張っています。
ステップレースを見てみると、ダービー以来という馬が〔222〕。
掲示板または3番人気までの馬。
宝塚記念以来の馬が〔010〕。ただし、前々走はダービー2着。
ラジオNIKKEI賞から〔100〕。3番人気4着の馬でした。
1000万から〔001〕。1番人気で1着の馬。前々走も1番人気で1着だったことを考えると、
同じ上がり馬でも"究極の上がり馬"のみに好走が許されるといった感じでしょうか。
本番に向けての王道とも言えるTR。本番に直結する好レースを期待したいところです。


オールカマー(日曜・中山)
芝2200m戦。
新潟で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔410〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔116〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
1000円台も4回あって、残る1回はというと04年の7510円(9番人気と4番人気の組み合わせ)。
これが最高配当なのですが、この年以外は
1番人気または2番人気の馬のいずれかが連対を果たしている堅いレース。
しかし、1、2番人気でのワンツーはありません。
ステップレースですが、好相性のレースは3つ。
最も好走馬を輩出しているのが、札幌記念組で〔521〕。人気、着順は不問です。
次に新潟記念から〔232〕。
3着以内の馬が5頭。7、10着からの巻き返しもありますが、
その2頭共に前々走はOP特別以上で1着の馬でした。
そして宝塚記念以来の馬が〔220〕。1、2、3、9着の馬たちです。
勝ち馬9頭の前走は、その3つのレースに限られています。
あとはキーンランドCから2着馬が。
ヴィクトリアマイル、朝日CC、クイーンS、エプソムC、
交流重賞のブリーダーズGCから3着馬が出ています。
OP特別からは〔011〕。3着以内ならOKのよう。
条件戦からの3着以内は無く、OPクラスでの3着以内の実績と、
2000m以上のレースでの好走歴が欲しいところです。
牝馬は〔002〕とやや苦戦の傾向。
最後に年齢別に見ておきましょう。
3歳〔000〕、4歳〔312〕、5歳〔262〕、6歳〔323〕、7歳〔101〕、
8歳〔001〕。勝ち馬という意味では4、6歳が、連対では5歳馬がいいようです。
馬連はそう大きく荒れない一方で、3着には6番人気以下の馬が6頭も来ています。
穴党の方は3着伏兵の3連単をお勧めします。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.9.17
セントライト記念(日曜・中山)
芝2200mで行われる菊花賞TR。3着までに優先出走権が与えられます。
新潟で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔240〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔315〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
ステップレースを見ていきましょう。
まずはダービー以来という馬〔332〕。人気、着順は不問です。
ラジオNIKKEI賞から〔201〕。こちらは連対馬。
なお前々走でラジオNIKKEI賞を走っていた馬が〔021〕。
勝ち馬または1、2番人気だった馬です。こちらも参考に。
札幌記念から〔010〕。2番人気6着馬で、前々走はダービー4着。
新潟記念から〔001〕。9番人気16着で、前々走はラジオNIKKEI賞2着でした。
前年11月の京王杯2歳S2着以来という馬の〔100〕というのもあります。
準OPから〔010〕。こちらは2着馬で、前々走はラジオNIKKEI賞1番人気4着でした。
ここまででも何か傾向らしきものが掴めますよね。
1000万クラスからは〔143〕。勝ち馬4頭、2着馬1頭、3着馬2頭に、3番人気6着が1頭。
500万クラスからは〔202〕。1、2番人気で連対を果たしていた馬。
京王杯2歳S以外は、前走みんな芝1800m以上のレースを使っていた馬というのも特徴のひとつ。
意外や流れが落ち着くので、好位から進められる馬がいいようです。
春の実績馬vs夏の上がり馬。
近7年、7番人気以下の馬が必ず1頭は馬券圏内にいる波乱含みのレースです。
人気の盲点になる馬に注意が必要です。


ローズS(日曜・阪神)
芝1800mで行われる秋華賞TR。3着までに優先出走権が与えられます。
改装後、外回りの1800m戦になって3年。
1番人気は馬券圏内パーフェクト。
芝1800mの経験が必須であること。
連対馬には重賞勝ちまたはOP特別勝ちの実績があること。
以上がこのレースの特徴です。
ステップレースでは、オークス以来の馬が〔220〕と圧倒的で、桜花賞以来の馬が〔100〕。
この3年の勝ち馬は春のクラシックから。
クイーンSを走った馬が〔011〕。人気、着順は不問です。
1000万から〔002〕ですが、この2頭は500万勝ちから昇級初戦の1000万を
1、2着と、好調の波に乗っていた馬。
こちらも春の実績馬vs夏の上がり馬。
差し、追い込み馬の台頭にも注意が必要です。


エルムS(月曜・札幌)
ダート1700m戦。
新潟で行われた昨年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
じゃ堅いのかというと、1000円台がなく、2000円台が4回に、4000、5000円台が1回ずつ。
1、2番人気でのワンツーが1度も無いように、ひと捻りは必要なようです。
ステップレースは実に様々。
馬券圏内27頭の中に、6月以前の競馬以来という馬が10頭もいます。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースを挙げていきましょう。
重賞組だと、5月の東海Sから〔201〕。掲示板ならOK。
交流重賞のクラスターCから〔110〕。1、2番人気で3着まで。
同じくマーキュリーCから〔111〕。こちらも1、2番人気で3着まで。
他の重賞では、2月のフェブラリーS、
3月の交流・ダイオライト記念、6月のユニコーンSから勝ち馬が。
3月のマーチS、4月のアンタレスS、4月の芝のダービー卿CTから2着馬が。
交流・JDDから3着馬が出ています。
OP特別組で注目は、マリーンSで〔212〕。
勝ち馬3頭、2着馬1頭、3番人気6着という馬が1頭います。
前々走でこのレースを走っていた馬も〔120〕。
勝ち馬と2着馬がそれぞれ1頭ずつ、6番人気8着という馬も1頭います。
合わせると〔332〕ですからね。まずチェックすべきレースと言えそうです。
準OPからは〔020〕。1番人気1着馬と2番人気4着馬。
牝馬は〔100〕と出走自体少ないのですが、苦戦の傾向です。
年齢別に見ていくと、3歳〔111〕、4歳〔421〕、5歳〔241〕、6歳〔206〕、7歳〔020〕。
4、5歳馬中心でいいのですが、3着に6歳馬が多いのがひとつの特徴かも。
夏のOP特別好走馬vs久々の実績馬という図式。
そこにちょっと伏兵を混ぜ込んで。馬券はそんなイメージでしょうか。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.9.9
セントウルS(日曜・阪神)
サマースプリントシリーズ最終戦。芝1200m戦。
中京で行われた06年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔233〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
近3年、11番人気馬が馬券圏内に来ており、波乱の度合いは増している感があります。
ステップレースを見ていきましょう。
G1以来の馬では、安田記念から〔010〕。
高松宮記念から〔020〕。NHKマイルCから〔001〕。
G2、中山記念以来の馬が〔001〕。
G3では、函館SSから〔112〕。アイビスSDから〔202〕。
北九州記念から〔111〕。キーンランドCから〔010〕。
重賞組で人気、着順に特徴のあるのは、連対馬または2番人気までの高松宮記念と、
すべて3着以内というアイビスSDぐらい。あとは人気、着順不問です。
OP特別では、小倉日経OPから〔310〕。北九州短距離Sから〔101〕。駿風Sから〔010〕。
谷川岳Sから〔001〕。いずれも1着または1番人気だった馬。
準OPから〔100〕。1000万から〔010〕。こちらはどちらも1番人気で1着だった馬です。
まとめてみると傾向が見えてきます。重賞からは人気、着順不問。
OP特別からは1着または1番人気。条件戦からは1着かつ1番人気となります。
馬券のポイントになるかもしれません。覚えておいて下さい。
夏の名残りでしょうか、牝馬が〔741〕と大活躍。去年は1〜3着を独占でした。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔022〕、4歳〔514〕、
5歳〔432〕、6歳〔020〕、7歳〔011〕。4、5歳馬中心でよさそうです。


京成杯AH(日曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。
新潟で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔202〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔212〕。
6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。この馬連3ケタも9年前と10年前のものですからね。
さすがにハンデ重賞。波乱含みの様相です。
ステップレースを見ていきましょう。
G1以来となる組、まずは安田記念から〔200〕。ダービーから〔010〕。
NHKマイルCから〔001〕。
G2では、札幌記念から〔100〕。
G3では、関屋記念から〔054〕。クイーンSから〔111〕。
アイビスSDから〔100〕。北九州記念から〔001〕。
交流重賞のサマーCからの〔100〕というのもあります。
人気、着順はいずれも不問。
強いて言えば、関屋記念からの3着以内9頭中8頭が掲示板。
最も多く馬券圏内に送り込んでいるステップレースながら、
勝ち馬を輩出していないのも特徴のひとつ。
関屋記念組を狙う時は思い出して下さい。
OP特別から〔210〕。準OPから〔010〕。
このステップでも人気、着順不問というのが難解なところなんです。
1000万からは〔100〕。こちらは1番人気で1着の馬でした。
トップハンデ馬は9回で16頭いて〔324〕。健闘が目立ちます。
勝ち馬のハンデは53〜58キロで、平均すると55.67キロ。
2着馬は51〜57キロで、平均54.67キロ。
3着馬は49〜58キロで、平均54.89キロとなっています。
比較的ハンデの重い馬がいいのは平均数値が表していますよね。
年齢別に見ていきましょう。
3歳〔122〕、4歳〔313〕、5歳〔422〕、6歳〔101〕、
6歳〔101〕、7歳〔031〕、8歳〔010〕。
4、5歳馬がいいようですが、ベテランの頑張りも気になるところ。
牝馬は〔212〕で、現在2連勝中。
こちらも"夏の牝馬"を引きずっているのかもしれません。


朝日CC(土曜・阪神)
芝2000m戦。
中京で行われた06年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔701〕。2番人気は〔110〕。3番人気は〔022〕。
1番人気が馬券圏内をハズしたのは03年のみ。高い信頼度を誇ります。
また1番人気が連をハズした時には2番人気が連絡み。
ただし、1、2番人気でのワンツーがないのが特徴です。
6番人気以下〔023〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
ステップレースを見ていきましょう。G1組では、宝塚記念から〔100〕。
ダービーから〔110〕。前年のJCから〔001〕。
G2では、札幌記念から〔021〕。
G3では、小倉記念組が最も好相性の〔322〕。函館記念から〔100〕。
関屋記念から〔100〕。エプソムCから〔030〕。七夕賞から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
準OPから〔103〕。連対必須ですが、4頭中3頭は1番人気での好走。
つまり"上がり馬"ということになります。
牝馬は〔002〕と3着が精一杯。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔111〕、4歳〔411〕、5歳〔454〕、
6歳〔021〕、7歳〔002〕。ここも4、5歳馬がいいようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.9.3
新潟2歳S(日曜・新潟)
芝1600mで行われる、新潟の2歳チャンプ決定戦。
新潟競馬場が改装になり、レースの距離がマイルになったのが02年のこと。
従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔502〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔053〕、2ケタ人気馬〔041〕。
1番人気が馬券圏内をハズしたのは07年のみ。
勝ち馬は4番人気までに限られている一方で、
この4年連続で2ケタ人気馬が2着に来ています。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
ステップレースを見てみると、同じ新潟の芝1400mで行われたダリア賞から〔313〕。
3番人気までに推され、かつ1着馬が5頭、2着馬1頭、6着馬も1頭います。
マリーゴールド賞からは〔101〕。1番人気1着と、2番人気2着だった馬。
新馬勝ちからは〔333〕。人気は不問のようで、7番人気からの好走もあります。
未勝利勝ちからは〔141〕。3番人気までに推されていた馬でした。
ダートからの好走例はなく、馬券圏内の24頭はすべて前走で芝を走っていた馬。
さらに21頭までもが勝ち馬。残る3頭は2着が2頭と、6着が1頭です。
牝馬は〔352〕。連対率では牡馬を上回ってます。
できれば新潟の芝1400m以上のレースを経験していることが望ましいよう。
07年は3連単が142万馬券と、近年波乱の傾向が強まってきています。
思い切った穴狙いも面白いかもしれません。

小倉2歳S(日曜・小倉)
小倉の2歳チャンピオン決定戦は芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔103〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔202〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
1番人気が1勝しかしていないように、こちらも波乱の2歳戦です。
ステップレースを見ていきましょう。まずは同じ条件で行われたフェニックス賞から〔214〕。
4番人気までに推され、かつ掲示板ならOKのよう。
ひまわり賞から〔010〕。マリーゴールド賞から〔001〕。どちらも1番人気1着馬。
芝の新馬勝ちから〔230〕。4番人気まででの勝ち馬です。
ダートの新馬勝ちから〔021〕。こちらは2番人気まで。
芝の未勝利勝ちから〔635〕。3番人気まで。
ダートの未勝利勝ちからの馬券圏内はありません。
過去10年の3着以内30頭すべてが前走では4番人気以内に推されていた馬なんです。
また連対馬に限っていえば、前走勝ちが19頭。残る1頭はフェニックス賞の2着馬でした。
さらに前走の距離が1000mまたは1200mでなかったのはただ1頭(08年3着ツルマルジャパン)。
そして何と言っても、〔838〕と、牝馬が強いのが特徴。
今年は牝馬の登録が少なく、いずれも人気薄。
狙ってみても面白い存在になるかもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.8.26
新潟記念(日曜・新潟)
サマー2000シリーズの最終戦。芝2000mのハンデ戦。
新潟競馬場が改装になったのが01年のこと。従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔120〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔238〕、2ケタ人気馬〔113〕。
3着は8頭までが6番人気以下の伏兵。3連単はこの4年連続で10万超。
特に08年は102万馬券でしたからね。3着には思い切った穴狙いがお勧めです。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
ステップレースを見ていきましょう。
七夕賞から〔220〕。4頭中3頭が3着だった馬。
函館記念から〔112〕。人気、着順は不問です。
小倉記念から〔111〕。こちらは4着までの馬。
関屋記念から〔012〕。金鯱賞から〔001〕。この2つは、共に人気、着順不問です。
OP特別から〔001〕。4着だった馬。
準OPからは〔121〕。勝ち馬3頭、5着馬1頭。
1000万1番人気1着だった馬の〔110〕というのもあります。
トップハンデは9年で11頭いて〔002〕。苦戦の傾向です。
勝ち馬のハンデは51〜57キロで、平均すると54.61キロ。
2着馬は51〜56キロで、平均54.11キロ。
3着馬は53〜58キロで、平均55.28キロとなっています。
年齢別に見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔321〕、
5歳〔364〕、6歳〔213〕、7歳〔101〕。
5歳馬が連対の半分を占めています。
牝馬は〔311〕。連対率にすると牡馬を上回ります。
まだまだ暑い夏。牝馬の好走には注意が必要でしょう。
馬場も荒れてきて、外差しの競馬に。終いのいい馬に注目です。

キーンランドC(日曜・札幌)
今年で5回目となる芝1200mの重賞。サマースプリントシリーズ第4戦です。
過去4年、1番人気は〔012〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔001〕。
毎年1、2番人気のいずれか1頭が必ず連対しており、
2番人気馬はこの4年馬券圏内パーフェクトです。
それでも馬連3ケタはなく、万馬券1本。
6番人気以下〔110〕、2ケタ人気馬〔110〕です。
ステップレースを見ていきましょう。
まず注目しなくてはならないのが、函館SS組で〔024〕。
勝ち馬が毎年必ず馬券圏内に来ているのが特徴。
でも勝ってはいないんです。2着が精一杯。
クイーンSから〔100〕。5着馬。
アイビスSDから〔100〕。こちらは3着馬。
G2のマイラーズCから〔100〕。6番人気8着馬。
OP特別のUHB杯から〔110〕。共に5着馬。
準OPから〔010〕。1番人気1着馬です。
3着以内12頭中、11頭が前走7、8月の出走馬で掲示板確保の好成績。
残る1頭は先のマイラーズC(4月)以来の馬。
ほとんどが近走好走の好調さを維持しているのは注目すべきポイントかもしれません。
年齢別に見ておくと、3歳〔101〕、4歳〔010〕、5歳〔102〕、
6歳〔131〕、7歳〔000〕、8歳〔100〕。
連対の半数を占める6歳馬がいいようです。
牝馬は〔222〕と、数の上では牡馬と同じ。しかし、率では牡馬を上回ります。
1〜3着独占もありますからね。こちらも夏の牝馬に注意が必要なようです。
イメージ以上に追い込みも決まります。展開をしっかり描いて、馬券検討に臨みたいところです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.8.19
札幌記念(日曜・札幌)
秋競馬に向けて、一流馬が始動するG2。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔232〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔003〕。
上位人気馬では3番人気が不振のよう。
6番人気以下〔342〕、2ケタ人気馬は〔031〕です。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
波乱含みの重賞でもあります。
休養明けの馬も多く、ステップレースは様々ですが、
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップしていくと、
最も好相性なのが、函館記念組で〔344〕。人気、着順は不問です。
牝馬ですが、クイーンSから〔211〕。掲示板に載っていればOK。
3歳馬ですが、ダービーから〔201〕。着順は不問も、人気は1〜3番人気だった馬でした。
その他の重賞ですと、前年暮れの有馬記念、中京記念から勝ち馬が。
3歳牝馬のオークス、安田記念、海外G1から2着馬が。
宝塚記念、ダイヤモンドS、エプソムCから3着馬が出ています。
OP特別からは〔110〕。1着馬と3着馬。
準OPからは〔011〕。こちらも1着馬と3着馬です。
牝馬は〔421〕と大活躍。まだまだ暑い夏。夏の牝馬に注意は必要です。
最後に年齢別に見ていきましょう。
3歳〔311〕、4歳〔423〕、5歳〔254〕、6歳〔020〕、7歳〔102〕。
3歳馬の3勝が目立ちます。ひと夏を越えて、3歳馬も大人になったということなのかもしれません。

レパードS(日曜・新潟)
昨年新設された3歳限定のダート重賞。
ダート1800m戦です。
データらしきはまだありませんが、昨年は1、3、7番人気の1〜3着。馬連は920円。
勝った馬の前走は、1000万特別を1番人気で1着。
2着馬はJDDを1番人気で6着。
3着馬は1000万特別を1番人気で3着でした。
先行して抜け出した3頭での決着。
今の新潟ダートの好走傾向に当てはまる脚質と言っていいでしょう。
好素質馬が登録に名を連ねてきました。いいレースを期待したいですね。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.8.13
北九州記念(日曜・小倉)
サマースプリントシリーズの第3戦として、芝1200mのハンデ戦になったのが06年のこと。
従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔311〕、2ケタ人気馬〔201〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。重賞組では、CBC賞から〔110〕。
アイビスSDから〔002〕。
OP特別から〔210〕。
ここまでは人気、着順不問です。敢えて言えば6着まで。
準OPから〔020〕。1番人気で2、8着だった2頭です。
1000万から〔102〕。こちらは勝ち馬。
ハンデを見ていくと、勝ち馬のハンデは52、52、54、56キロ。
2着馬のハンデは50、52、54、58キロ。
3着馬のハンデは51、51、56、56キロ。
12頭中、半分の6頭が52キロ以下というのが特徴です。
牝馬が〔222〕と牡馬と互角の成績。毎年必ず1頭は連対を果たしています。
最後に年齢別に見ておきましょう。
3歳〔010〕、4歳〔223〕、5歳〔001〕、6歳〔210〕。
4歳と6歳がいいようです。
夏は"格より調子"。軽ハンデ馬の激走に注意が必要です。

クイーンS(日曜・札幌)
牝馬限定重賞。芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔240〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔103〕。
6番人気以下〔344〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
どうやらひと捻り必要な牝馬の1戦と言えそうです。
ステップレースを見てみましょう。2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞は、
まず3歳馬ですがオークスから〔112〕。
ヴィクトリアマイルから〔200〕。
マーメイドSから〔323〕。
エプソムCから〔110〕などがあります。
他に、有馬記念、福島牝馬S、ラジオNIKKEI賞から2着馬が。
愛知杯、関東オークスから3着馬が出ています。
いずれも人気、着順は不問です。
OP特別から〔100〕。こちらも人気、着順は不問。
準OPから〔202〕。さらにこちらも人気、着順不問というあたりに難しさが表れていますよね。
1000万から〔021〕。こちらは勝ち馬です。
年齢別に見ていくと、3歳〔133〕、4歳〔621〕、5歳〔255〕、6歳〔101〕。
4歳馬、5歳馬の順にいいようです。
また好走馬に同じ名前が並ぶのも特徴のひとつ。01年2着ダイヤモンドビコー、翌02年も2着。
03年勝ったオースミハルカは04年も連覇。04年3着ヤマニンシュクル、1年開けて06年2着。
05年勝ったレクレドール、翌06年3着です。札幌の洋芝適性が問われているのでしょう。
逃げ馬が10年で6勝と、とにかく先手必勝。展開を読むことも忘れずに。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.8.5
函館2歳S(日曜・函館)
世代最初の重賞。芝1200m戦。
昨年は札幌競馬場で行われたのですが、それも含む、
データは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔141〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔425〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
キャリアも浅く、不確定要素も大きいだけに、なかなか難解なレースと言えそうです。
ステップレースですが、ラベンダー賞から〔341〕。
この8頭中、勝ち馬5頭、2着馬2頭、3着馬1頭。馬券圏内必須でしょう。
芝の新馬戦から〔526〕。
ダートの新馬戦からの馬券圏内はなし。
芝の未勝利戦(折り返しの新馬戦を含む)から〔232〕。
ダートの未勝利戦から〔011〕。
前走が函館以外だった馬の好走歴は、
02年2着トーホウアスカ(阪神・ダートの折り返しの新馬勝ち)、
06年3着シャルトリューズ(福島・芝の新馬勝ち)、
08年3着アイアンデューク(新潟・芝の新馬勝ち)の3頭しか例がなく、
函館の洋芝経験は大きくモノを言いそう。
ちなみに、昨年の札幌開催時も1〜3着は前走で札幌を走っていた馬でした。
牝馬は〔564〕と牡馬と互角。連対で言えば牡馬を上回っており、毎年1頭は必ず馬券圏内に。
牝馬抜きでは馬券は語れないようです。
小回りながら、流れが厳しくなるのか、逃げ馬は苦戦の傾向。
差し、追い込み馬に注意が必要です。

関屋記念(日曜・新潟)
芝1600m戦。
福島で行われた00年を除く、データは過去9年です。
ちなみに、05年は3着同着。従いまして、9年で3着は10頭です。
1番人気は〔423〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔012〕。
1番人気馬が馬券圏内パーフェクト!2、3番人気馬が苦戦する中、
唯一気を吐いているのが1番人気。
一方、6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔114〕。
馬連3ケタ3回に万馬券2本。
馬連3ケタの時も3着馬は8、12と10、13番人気。
一筋縄では収まらない難解なレースと言えるでしょう。
ステップレースは実にさまざま。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、安田記念組の〔112〕。
七夕賞組の〔020〕。
重賞ではそれ以外に、昨秋の天皇賞、金鯱賞、新潟大賞典、
ダービー卿CT、エプソムCから勝ち馬が。
中山記念、阪急杯から2着馬が出ています。
またOP特別からは〔336〕。
中では、NST賞から〔211〕、米子Sから〔012〕が好相性のよう。
重賞、OP特別共に、人気、着順は不問。少しレース間隔が空いても走れそう。
条件馬では、1000万1番人気1着からの〔001〕というのがあります。
年齢別に見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔315〕、
5歳〔261〕、6歳〔202〕、7歳〔222〕。
勝ち馬は4歳以上からまんべんなくのイメージですが、2着は5歳馬が多いのが特徴。
脚質的には、差し、追い込み馬の天下です。
新潟コース得意の、末脚鋭い馬を狙いたいところです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.7.29
小倉記念(日曜・小倉)
芝2000mのハンデ戦。
夏の中距離チャンピオンを決める、サマー2000シリーズが整備されたのが2006年のこと。
従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔020〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔224〕、2ケタ人気馬〔102〕。とにかく3着には人気薄が来ます。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
馬連が3ケタだった時も、3着は11番人気。
残る2回も9000、4000円台ですから、波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
勝ち馬はすべて重賞からで、安田記念、目黒記念、日経新春杯、マーメイドS組。
2着は七夕賞(2頭)、新潟大賞典、準OPの博多Sから。
3着はその博多Sから2頭、OP特別の米子S、1000万から出ています。
G1、G2は大敗も可。G3新潟大賞典組も12着と大敗からでしたが、
基本G3以下は掲示板は欲しいところ。
1000万まで下がると勝ち必須です。
牝馬は〔101〕。十分に通用します。
トップハンデは4頭いて〔100〕。
勝ち馬のハンデは53、55、55、57キロ。ちなみに53キロは牝馬です。
2着馬は54、56、56、57.5キロ。
3着馬は52、52、53、54キロ。
連対馬はある程度背負わされていた方がよく、3着には軽ハンデの伏兵が来るといった図式。
これは覚えておくといいかもしれません。
年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔110〕、
5歳〔204〕、6歳〔020〕、7歳〔010〕、8歳〔100〕。
3着が4頭とも5歳馬というのも面白いところ。5歳の人気薄、要チェックです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.7.23
函館記念(日曜・函館)
芝2000mのハンデ戦。
昨年は札幌で行われましたが、それも含む、データは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔455〕、2ケタ人気馬〔131〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。波乱のハンデ重賞です。
好相性のステップレースは、何と言ってもOP特別の巴賞で〔673〕。
人気、着順は不問です。
1〜3着独占が3回に、ワンツーが2回ですから、出走していただけで注目です。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、安田記念組で〔011〕。
この2頭は共に13着だった馬。
その他、重賞からだと、金鯱賞、七夕賞、中京記念から勝ち馬が。
宝塚記念、目黒記念から3着馬が出ています。
巴賞以外のOP特別から〔111〕。1番人気で3着以内だった馬。
準OPから〔001〕。1番人気1着馬。
1000万から〔012〕。1または2番人気で勝った馬。
トップハンデ馬は10年で10頭いて〔100〕。
勝ち馬のハンデは52〜58キロで、平均55.6キロ。
2着馬は52〜57キロで、55キロ。
3着馬は50〜57キロで、54.3キロ。
勝ち馬に関しては55キロ以上が9頭ですから、トップハンデ馬は苦戦でも、
ある程度背負わされている方がいいということでしょうね。
牝馬は〔021〕。3頭すべて重賞ウイナーでした。
最後に年齢別で見ておくと、
3歳〔000〕、4歳〔214〕、5歳〔576〕、6歳〔110〕、7歳〔200〕、8歳〔010〕。
毎年必ず5歳馬が3着以内に来ているように、5歳馬が抜けていいよう。
キーワードは"洋芝適性"。加えて"5歳馬"と"巴賞組"でしょうか。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.7.15
アイビスSD(日曜・新潟)
芝直線1000mで行われる新潟の名物重賞。
今年で迎えて10回目となりますが、開幕週の施行になったのが06年のこと。
従いまして、データは過去4年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔010〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔222〕。2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
残る3回も、6000、5000、4000円台ですから、波乱の重賞なんですね。
ステップレースを見てみると、重賞組では、CBC賞から〔210〕。函館SSから〔010〕。
OP特別だと、バーデンバーデンCから〔022〕。ダートの京葉Sから〔100〕。
ここまでは人気、着順は不問です。
準OPから〔001〕。1000万から〔101〕。条件戦からは勝ち馬のみとなっています。
とにかく牝馬が強いのが特徴で、〔413〕とこの4年はすべて牝馬が勝っており、
過去9回で見ても牝馬が7勝と牡馬を圧倒してるんですね。
外枠がいいというのは確かなようで、馬場のいい開幕週での施行になっても、
10番より外が9頭も馬券圏内に。つまり4分の3が10番より外というわけなんです。
年齢別では、3歳〔112〕、4歳〔120〕、5歳〔202〕、6歳〔010〕。
3〜5歳の3世代がいいよう。
3歳馬にはエイジ・アロウワンスが、
さらに牝馬にはセックス・アロウワンスが加わるので、
3歳牝馬は特に斤量的に有利になるのですが、今年は3歳牡牝馬の登録がなく、
人気はベテラン勢に集まっているよう。
このあたりがどうなるか。要注目です!
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.7.7
七夕賞(日曜・福島)
サマー2000シリーズ第1弾。芝2000mのハンデ戦。
東京で行われた00年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔304〕。
6番人気以下〔431〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
他にも4000円台が1回、2000円台が4回、そして1000円台が2回と、
難解なハンデ戦と言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのをピックアップ。
まず安田記念から〔210〕。人気、着順は不問です。
目黒記念から〔110〕。勝ち馬と4着馬。
G3のエプソムC組がよく〔224〕。人気、着順は不問です。
重賞では他に、交流重賞の佐賀記念から勝ち馬が。
金鯱賞、ダイヤモンドSから2着馬が。
日経賞から3着馬が出ています。
OP特別から〔222〕。人気、着順は不問です。
準OPから〔102〕。こちらも人気、着順は不問。
1000万からの〔010〕というのもあります。こちらは1番人気1着馬でした。
トップハンデは9年で12頭いて〔310〕。健闘の部類でしょう。
勝ち馬のハンデは53〜59キロ。平均すると56.33キロ。
2着馬は52〜57.5キロで、平均55.00キロ。
3着馬は53〜57.5キロで、平均55.06キロ。
この数字からもわかるように、そこそこ背負わされている方がいいようです。
牝馬は〔010〕と苦戦の傾向。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔012〕、5歳〔344〕、6歳〔521〕、7歳〔122〕。
6歳、5歳の順にいいようです。
とにかく難解なハンデ重賞。これだという馬を見つけたら、抜けないように、
手広くいった方がいいかもしれません。

プロキオンS(日曜・阪神)
ダート1400m戦。
京都で行われた06年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔630〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔101〕。
1番人気馬、連対パーフェクト!
京都で行われた06年も2着ですから、データは「1番人気を信頼せよ」と教えます。
6番人気以下〔124〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
残る4回も1000円台3回に、最高配当となる4620円ですから、
あまり無謀な穴狙いはお勧めできません。
こちらも2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップしてみましょう。
交流重賞組の好走というのがひとつの特徴で、G2時代も含む、かしわ記念から〔110〕。
これは勝ち馬と3着馬。
かきつばた記念から〔210〕。勝ち馬2頭と、4番人気10着馬。
さきたま杯から〔011〕。2番人気5着馬と2番人気2着馬。
他では川崎記念3着馬の〔001〕というのもあります。
中央の重賞からだと、アンタレスSから〔100〕。こちらは勝ち馬。
東海Sから〔001〕。3番人気11着馬。
実は一番好相性なのが、OP特別組で〔555〕。
中でも欅S組の〔334〕、栗東S組の〔111〕が好相性。
大敗からの巻き返しもあるので、OP特別組は注意が必要です。
準OPからは〔011〕。この2頭はどちらも勝ち馬でした。
前走の距離を見てみると、3着以内の27頭中、17頭が1400m戦を走っていて、
4頭が1600mを、3頭が1200m戦を走っていました。
1400mの重賞というあたりに個性があるのかもしれません。
牝馬は〔220〕。連対率では牡馬を上回ります。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔142〕、5歳〔314〕、
6歳〔423〕、7歳〔110〕、8歳〔010〕。
3歳馬は3着すらない状況。斤量面の恩恵があるとはいっても、
古馬に混じってはまだ厳しいのかもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.7.1
ラジオNIKKEI賞(日曜・福島)
3歳重賞。芝1800mのハンデ戦。
そのハンデ戦になったのが06年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔001〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔000〕。
上位人気馬では、2番人気のみが好成績。
6番人気以下〔131〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
残る2回も9000円台と2000円台で、
毎年5番人気以下の伏兵が連絡みを果たしている波乱のハンデ重賞です。
ステップレースですが、NHKマイルCから〔001〕。
青葉賞から〔100〕。
OP特別から〔021〕。
1000万から〔210〕。
500万から〔112〕。
前走着順が関係するのは500万のレース。
4頭すべてが1、2番人気での勝ち馬。それ以外は人気、着順不問です。
なお、1勝馬の3着以内はありません。
トップハンデは4年で4頭いて〔010〕。
勝ち馬のハンデは52、53、54、56キロ。
2着馬は53、54、54、57キロ。
3着馬は51、53、55、56キロ。
傾向らしきはまだといった感じでしょうか。
牝馬は〔002〕と3着が精一杯。
差し、追い込み馬の台頭が目立つレースでもあります。
小回りを捲れる器用さのある馬を狙いたいレースでもあります。

函館スプリントS(日曜・函館)
小回り函館のスプリント重賞。芝1200m戦。
昨年は札幌で行われましたが、それも含めた、データは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔155〕、2ケタ人気馬〔103〕。
1、2番人気が共に連をハズしたのは1回だけ。
その時は3番人気が勝っているので、典型的な"ヒモ荒れ"のレースなんです。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
ですが、7000円台、5000円台が1回ずつに、3000円台、2000円台が3回ずつですから、
難解なレースと考えていいと思います。
ステップレースですが、好相性なのが、まずは高松宮記念組で〔211〕。
人気、着順は不問です
次に6月に移ってきたCBC賞組で〔131〕。こちらは4年連続で連対中。
3着まで、または1番人気に推されていたならOKのよう。
大きく括るとOP特別から〔244〕。
中でもTV愛知OPから〔112〕。こちらも人気、着順は不問です。
後は、NHKマイルCから〔101〕。京王杯SCから〔101〕。
OP特別のバーデンバーデンCから〔011〕。
その他では、安田記念、ファルコンS、準OPから勝ち馬が。
前年秋のマイルCS、ダービー卿CTから2着馬が出ています。
ほとんど人気、着順は不問ということを考えると、
前走成績よりも洋芝適性が重要?という推測ができますよね。
ちなみに前走準OP10番人気11着から勝った06年のビーナスライン(13頭立て13番人気)は、
函館3戦3勝と生粋の函館巧者でしたから。
特筆すべきは牝馬の活躍で、〔611〕と牡馬より多く勝ち馬を輩出しています。
特に近6年で5勝ですから、牝馬は要チェックです。
最後に年齢別に見ておきましょう。
3歳〔212〕、4歳〔212〕、5歳〔511〕、6歳〔153〕、7歳〔011〕、8歳〔000〕、9歳〔010〕。
勝ち馬は5歳馬、連対は6歳馬がいいよう。
ただし、斤量面の恩恵が大きい3歳馬の一発にも注意しなくてはいけません。

 
 


 
 
 週末の重賞……2010.6.23
宝塚記念(日曜・阪神)
春のグランプリ。芝2200m戦。
06年は京都で行われましたが、それも含む、データは過去10年です。
1番人気は〔421〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔244〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。他に1000円台が6回ですから、本来は堅いG1と言えそうです。
ステップレースを見てみましょう。
春の天皇賞から〔561〕。3着以内が9頭、1番人気13着だった馬が1頭。
残る2頭は、8番人気5着と10番人気12着の馬。
ただしどちらも前々走は重賞で連対を果たしていました。 安田記念から〔202〕。3頭が2着馬。
残る1頭は9番人気17着だった馬ですが、こちらも前々走は重賞勝ちの馬。
有馬記念以来というのが〔001〕。こちらは勝ち馬。
香港・クイーンエリザベス2世C3着馬の〔100〕というのもあります。
金鯱賞から〔243〕。連対8頭に、7着馬が1頭ですが、この9頭すべて人気は4番人気以内でした。
目黒記念から〔002〕。1、3番人気と高い人気での勝ち馬。
3歳のOP特別、駒草賞から〔001〕。1番人気での勝ち馬でした。
牝馬は出走自体が少なく〔001〕。
年齢別に見ていくと、3歳〔001〕、4歳〔642〕、5歳〔243〕、
6歳〔113〕、7歳〔111〕。4歳馬が連対の半数を占めています。
年内初出走は05年3着のゼンノロブロイ(前年暮れの有馬記念1番人気1着以来)のみ。
あとはみんな4月以降に1走はしています。
間隔の開いた馬は、少し割引きが必要かもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.6.16
マーメイドS(日曜・阪神)
牝馬限定のハンデ重賞。芝2000m戦。
ハンデ戦になったのが06年のこと。その06年は京都競馬場で行われたので、
データは阪神競馬場のハンデ戦で行われた過去3年で見ていきたいと思います。
07年は2、5、6番人気のワンツースリーで、馬連1910円。
08年は12、10、5番人気で、馬連74000円。
09年は9、4、2番人気で、馬連5200円。
ちなみに08年の3連単は193万馬券!1番人気馬壊滅の波乱のレースです。
ステップレースですが、まず重賞組では、ヴィクトリアマイルから〔012〕。
前年暮れの愛知杯以来の馬が〔100〕。
新潟記念から〔010〕。
これら重賞組は、すべて2ケタ着順だった馬。
準OPから〔111〕。勝ち馬または1番人気だった馬。
1000万から〔100〕。こちらは6番人気9着馬と、このあたりが難解なんですね。
トップハンデは3年で5頭いて〔001〕。
着順別に見てみると、勝ち馬は48、53、53キロ。
2着馬は52、52、54キロ。
3着馬は53、53、56.5キロ。
とにかく軽い方がいいんです。
年齢別では4歳〔002〕、5歳〔121〕、6歳〔210〕。
サンプルは少ないですが、5、6歳馬がいいようです。
開幕週の絶好の馬場を活かして、ハンデ戦になる前から逃げ馬が活躍していたレース。
ハンデ戦に変わっての2年は差し、追い込みの競馬でしたが、
去年、一昨年とまた逃げ馬が連対中。今年もキーワードは"軽ハンデの逃げ馬"?
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.6.11
エプソムC(日曜・東京)
芝1800m戦。 過去10年、1番人気は〔223〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔014〕。
馬連3ケタ回1回に、万馬券なし。
1000円台も2回だけですから、波乱含みの重賞と言えそうです。
ステップレースは2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースを挙げていきましょう。
最も好相性なのが、新潟大賞典組で〔532〕。
3着までまたは3番人気までに推されていた馬。
都大路Sから〔303〕。連対または2番人気までに推されていた馬。
オーストラリアTから〔101〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
準OP勝ち馬の〔121〕というのもあります。
あとは、安田記念、マイラーズC、AJCC、京王杯、OP特別(ダート)のオアシスSから2着馬が。
新潟記念、OP特別のメトロポリタンSから3着馬が出ています。
牝馬は〔001〕と苦戦の傾向。
年齢別に見ておくと、4歳〔333〕、5歳〔642〕、6歳〔113〕、7歳〔020〕、8歳〔002〕。
5歳馬がいいようです。
開催最終週の東京の馬場。スピード一辺倒とはいかないはず。
コース得意の、差し、追い込み馬に注意が必要です。


CBC賞(日曜・京都)
今年は京都で行われる芝1200m戦。
暮れから6月の施行に移り、ハンデ戦になったのが06年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔000〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔001〕。
上位人気馬壊滅状態。
6番人気以下〔212〕、2ケタ人気馬〔201〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
1000円台もないのですから波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見てみると、阪神牝馬S、京王杯から勝ち馬が、高松宮記念、
ヴィクトリアマイルから3着馬が出ていますが、OP特別組がよく〔232〕。
ダート戦も含め、掲示板確保ならOKです。
準OP勝ち馬の〔010〕というのもあります。
トップハンデは4年で7頭いて〔001〕。3着が精一杯なんです。
勝ち馬のハンデは55、55、55、57キロ。
2着馬は52、54、55、56キロ。
3着馬は54、55、55、58キロ。
重過ぎてもダメですが、1頭いる52キロ(3歳馬)以外はみんな54キロ以上。
ある程度背負わされてる方がいいようです。
年齢別に見ると、3歳〔010〕、4歳〔210〕、5歳〔010〕、6歳〔201〕、
7歳〔012〕、8歳〔001〕と、まんべんなくのイメージでしょうか。
牝馬は〔201〕と牡馬と互角。
中京巧者を狙っていた例年とは違い、京都巧者を狙い撃ち。
こちらもテンが早くなりそうで、ゴール前ガラリ一変もありそうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.6.3
安田記念(日曜・東京)
春のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔101〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔111〕。
昨年はウオッカが98年以来となる1番人気での優勝となりましたが、
とにかく上位人気馬大不振。
6番人気以下〔555〕、2ケタ人気馬〔131〕。
馬券圏内の半数が6番人気以下の伏兵。
馬連3ケタ1回に、万馬券5本!
1000円台も一度もないのですから、波乱のG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、牝馬のヴィクトリアマイル組が〔201〕。
連対馬2頭、5着馬1頭。
京王杯SC組が〔232〕。3着以内4頭。残る3頭は4番人気以内に推された馬でした。
ただし、京王杯SC3着以内に好走して、
ここで1番人気に推された馬が4頭、着外に敗れています。
絶対の信頼を起くのは危険と覚えておいて下さい。
産経大阪杯から〔111〕。着順は2、4、6着ですが、人気は3頭とも4番人気まで。
マイラーズCから〔014〕。すべて3着以内の馬でした。
その他では、交流重賞のかきつばた記念から勝ち馬が。
OP特別の都大路Sと、ダートのオアシスSから2着馬が出ています。
条件戦からの馬券圏内はありません。
今年も3頭が参戦予定の外国馬ですが、〔222〕と健闘が目立ちます。
前走が海外のレースなら3着以内。
特に香港のチャンピオンズマイルが創設されてからは
そのレースで3着以内のステップが好相性となっています。
牝馬は〔211〕とこちらも健闘。
去年、一昨年と、ウオッカが連覇を果たしています。
年齢別に見ていくと、4歳〔153〕、5歳〔232〕、
6歳〔505〕、7歳〔220〕。ベテランの頑張りが目立ちます。
連対するには、日本馬なら重賞勝ち必須。マイル実績もやはり欲しいところです。
今年は断然の主役不在の安田記念。またまた波乱サイドのレースになりそうな予感です。

ユニコーンS(日曜・東京)
3歳馬によるダート重賞。安田記念の日の最終12Rに組まれたダート1600m戦。
春の東京での施行になって9年、1番人気は〔520〕、
2番人気は〔031〕、3番人気は〔112〕。
1番人気の信頼度が高いレース。
6番人気以下〔113〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。1000円台も4回。
馬券圏内27頭中26頭が、7番人気までの馬。比較的堅めの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
芝の競走からは人気、着順不問。NHKマイルCから〔122〕。
ファルコンSから〔010〕。青葉賞から〔001〕。
ダートからは、交流重賞の兵庫CSから〔031〕。すべて連対馬。
OP特別の昇竜Sから〔313〕。連対6頭に、3番人気4着馬が1頭。
端午Sから〔310〕。こちらはすべて勝ち馬。
ヒヤシンスSから〔100〕。こちらも勝ち馬。
500万から〔111〕。1、2番人気で勝った馬です。
キャリア3戦以上は必須で、無傷の2連勝でも好走は難しいよう。
先程も言ったように、芝の前走なら人気、着順は問いませんが、
前走がダートで連対を外していたのは
昇竜S4着から3着に頑張った01年のアップアンドカマーのみ。
取捨選択の際に役立てて下さいね。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.5.27
日本ダービー(日曜・東京)
3歳馬の頂点を決める大一番。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔710〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔231〕。
勝ち馬は3番人気まで。
1番人気の勝率7割は立派ですが、2番人気になると信頼度がガクッと下がります。
6番人気以下〔028〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券2本。
近年波乱の傾向が強まっており、3着に6番人気以下の馬が8頭も来ているように、
3連単はさらに大きな配当になりつつあります。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、やはり皐月賞組で〔545〕。3着以内が8頭。
残る6頭は1〜5番人気に推されていた馬で、さらに前々走を見ると、
6頭中5頭が重賞またはOP特別勝ちでした。
ちなみに、残る1頭は弥生賞1番人気6着の馬でした。
巻き返しの条件はこの辺にあり。ちょっと頭の中に置いておいて下さい。
ふたつのTRも見ておきましょう。
まずは青葉賞から〔031〕。すべて1、2番人気で勝った馬。
プリンシパルSから〔002〕。共に2着馬です。
それ以外では、NHKマイルCから〔311〕。3着以内が4頭。残る1頭は3番人気11着。
これら5頭すべてが3番人気までに推されていました。
桜花賞から〔100〕。これはあのウオッカ(07年)で、桜花賞は2着でした。
京都新聞杯から〔120〕。1、2番人気で勝った馬。
これらを見ても、人気薄といえど、高いレベルの馬のみが好走しているのがわかるかと思います。
それを裏付けるかのように、連対20頭のすべてが3歳重賞勝ち馬です。
取捨選択の際の参考にして下さい。
今年は近年稀に見るレベルの高い日本ダービー。制するのは果たしてどの馬か?楽しみです!

目黒記念(日曜・東京)
ダービー・デーの最終12Rに行われるハンデ重賞。芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔030〕、3番人気は〔401〕。
6番人気以下〔326〕、2ケタ人気馬〔114〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
過去10年で2ケタ人気馬が馬券に絡んだのが6回あるという、波乱含みのハンデ重賞です。
ステップレースは実に様々。2頭以上を馬券圏内に送り込んだレースを挙げていきましょう。
まず最も好相性なのが、天皇賞・春で〔541〕。
最高着順は4着。大敗からの巻き返しが多数あります。
次に、OP特別のメトロポリタンSから〔210〕。
1番人気必須で4着までならOK。
その他、重賞からだと、新潟大賞典とドバイシーマクラシックから勝ち馬が。
阪神大賞典、AJCC、ダートのマーチSから2着馬が。
有馬記念、中京記念、鳴尾記念、ダイヤモンドSから3着が出ています。
メトロポリタンSも含むOP特別から〔223〕。
掲示板を外した馬の好走もあるので注意が必要です。
準OPの烏丸Sから〔002〕。5番人気9着と7番人気1着の馬。
1000万を1番人気で勝った馬の〔100〕というのもあります。
トップハンデは10年で12頭いて〔220〕。
勝ち馬のハンデは58.5〜54キロで平均56.35キロ。
2着馬は58〜51キロで平均55.9キロ。
3着馬は57〜52キロで平均54.85キロ。
ハンデは重い方が走る傾向にあるのがわかるかと思います。
牝馬は〔010〕。率で言えば牡馬と互角ですが、この1頭は牝馬ながらハンデ56キロだった馬。
よほどの実力馬でないとキツいかもしれません。
最後に年齢別に見ていきましょう。
3歳〔010〕、4歳〔332〕、5歳〔244〕、
6歳〔422〕、7歳〔101〕、8歳〔001〕。
3歳馬も混じってのレース。まんべんなくのイメージですが、中でも6歳馬が頑張っているようです。

金鯱賞(土曜・京都)
今年は京都の芝2000mで行われる金鯱賞。
中京で行われた過去10年、1番人気は〔431〕、2番人気は〔213〕、3番人気は〔310〕。
勝ち馬は4番人気までです。
6番人気以下〔043〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
ただし、6000、4000円台が1回ずつに、2000円台が3回。
ヒモ荒れ傾向にもあり、難解なレースであることは間違いなさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔023〕。人気、着順は不問です。
有馬記念以来の馬〔200〕。2、3番人気に推された馬でした。
宝塚記念以来の馬が〔001〕。こちらは人気、着順不問。
産経大阪杯から〔130〕。3着までが3頭。もう1頭は10番人気6着馬。
京都記念から〔110〕。掲示板ならOK。
中山記念から〔011〕。人気、着順は不問です。
新潟大賞典から〔120〕。人気、着順不問。
中京記念から〔100〕。こちらは勝ち馬。
交流重賞の名古屋大賞典から〔001〕。人気、着順は不問です。
OP特別から〔401〕。
勝ち馬3頭、1番人気3着1頭。10番人気7着だった馬も1頭。
ただし近6年、馬券圏内は1頭も出ていません。
あとは、準OP勝ち馬が〔002〕です。
牝馬は〔001〕と苦戦の傾向。
年齢別では、4歳〔334〕、5歳〔243〕、6歳〔313〕、
7歳〔110〕、8歳〔110〕。まんべんなくのイメージでしょうか。
宝塚記念への前哨戦。休み明けの馬の取捨がカギとなりそうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.5.21
オークス(日曜・東京)
牝馬クラシック2冠目。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔101〕。
実はイメージほど人気馬走っていないんです。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券4本。他にも4000円台が2回あるなど、波乱含みのG1です。
好相性のステップレースは、やはり桜花賞で〔886〕。
馬券圏内30頭中22頭を占めるのですから、当然ながら桜花賞組からまずチェックが必要でしょう。
3着以内は10頭ですが、残る12頭の前々走を見るると、そのほとんどが重賞3着以内かOP特別勝ち。
例外はただ1頭で、チューリップ賞5着から桜花賞4着だった馬。
王道のレースで大きく崩れていなかったことがわかるかと思います。
その他のステップは3つだけ。まずはTRのフローラSから〔122〕。
こちらは権利の手に入る3着までOK。
次にもうひとつのTR、OP特別のスイートピーSから〔101〕。
こちらも同様に連対馬ならOK。
あとは桜花賞と同じ日のOP特別、忘れな草賞から〔001〕。こちらは1番人気1着馬。
この2つのOP特別組は、2戦続けて連対の勢いが必要なことを付け加えておきます。
アパパネの2冠なるのか?それとも新たな女王が誕生するのか?
先週の古馬牝馬に負けない好レースを期待したいところです。

東海S(土曜・京都)
例年だと中京のダート2300mで行われるのが、改修のため、今年は京都のダート1900mで行われます。
データは中京で行われた過去10年で。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔302〕、3番人気は〔051〕。
1〜3番人気のいずれか1頭が毎年必ず馬券圏内にいるのが特徴。
6番人気以下〔344〕、2ケタ人気馬〔120〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
他に8000、6000、3000、2000円台が1回ずつある、こちらも波乱のレースです。
最も好相性のレースがアンタレスSで〔455〕。3着以内9頭。
大敗からの巻き返しも多数あるので、出走しただけで注意が必要です。
またこのアンタレスSの前にマーチSを走っていたというローテーションの馬が馬券圏内に9頭。
“黄金ローテ”と言えるかもしれません。
その他ではフェブラリーS、マーチS、芝のOP特別の都大路Sから勝ち馬が。
芝の日経賞、交流重賞の群馬記念、名古屋大賞典から2着馬が。
交流重賞の川崎記念、かしわ記念、ダイオライト記念から3着馬が出ています。
芝のレースとアンタレスS以外は3着以内必須。
例外はただ1頭、それでも川崎記念4着からの馬でした。
あとは準OP勝ち馬の2着というのもあります。
牝馬は〔210〕。連対率では牡馬を上回ります。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔022〕、5歳〔533〕、6歳〔344〕、
7歳〔111〕、8歳〔100〕。5、6歳馬がいいようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.5.11
ヴィクトリアマイル(日曜・東京)
今年で5回目を迎える牝馬のG1。芝1600m戦。
過去4年、1番人気は〔110〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔010〕。
1番人気の2連対はどちらもウオッカ(08、09年)。基本的に上位人気馬不振です。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
波乱含みのG1と言っていいでしょう。
ステップレースを見ていくと、阪神牝馬Sから〔121〕。
連対または2番人気までに推されていた馬。
マイラーズCから〔101〕。2、3着馬。
ダービー卿CTから〔101〕。2、6着馬。
福島牝馬Sから〔010〕。こちらは勝ち馬。
ドバイデューティーフリーから〔110〕。これはどちらもウオッカで、7、4着です。
準OPから〔001〕。こちらは1000万、準OP連勝と勢いのあった馬でした。
年齢別では、4歳〔241〕、5歳〔202〕、6歳〔001〕。
4、5歳の2世代でいいようです。
NHKマイルCはダノンシャンティの驚異の末脚で
レコードタイムでの決着になりましたが、まだまだ前が止まらない東京競馬場。
2強に死角があるとすれば海外遠征の疲れと、そんな馬場でしょうか。
果たしてどんな結果になりますか。注目です!


京王杯SC(土曜・東京)
芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔002〕、2番人気は〔313〕、3番人気は〔111〕。
上位人気馬の中でも、1番人気馬大不振!
6番人気以下〔354〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
ただし、他にも8000円、6000円、4000円、2000円台がそれぞれ2回ずつに、
3000円台が1回で、1000円台すらない波乱の重賞なんです。
ステップレースを見ていきましょう。
まず、高松宮記念から〔224〕。掲示板7頭。残る1頭は2番人気6着だった馬。
ただしこのステップで06〜08年と3年続けて1番人気を裏切ってますからね。
過信は禁物です。
マイラーズCから〔313〕。人気、着順は不問です。
ダービー卿CTから〔221〕。勝ち馬または1番人気だった馬が4頭。
残る1頭は6番人気5着の馬。
東京新聞杯から〔100〕。2番人気3着馬。
京都牝馬Sから〔100〕。1番人気1着馬。
阪神牝馬Sから〔010〕。4番人気4着馬。
香港マイル(7着)から〔010〕というのもあります。
OP特別から〔010〕。5番人気6着馬。
準OPから〔121〕。こちらはすべて1番人気で1着だった馬です。
牝馬は〔211〕。
スティンガーが00、01年と連勝、あとはビリーヴとキストゥヘヴンですから、
牝馬にはやはりそれなりの力量が求められます。
年齢別に見ていくと、4歳〔312〕、5歳〔442〕、6歳〔332〕、7歳〔024〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
1番人気馬にこの10年連対がないレース。
荒れるレースはハナから荒れると踏んで臨んだ方がいいかもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.5.8
NHKマイルC(日曜・東京)
3歳マイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔336〕、2ケタ人気馬〔224〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。波乱のG1です。
好相性のステップレースは、TRのニュージーランドTで〔343〕。
3着までまたは3番人気までだった馬が7頭。
残る3頭の前々走は重賞1、3着と、500万勝ちでした。
毎日杯から〔400〕。勝ち馬3頭と、残る1頭は前々走で重賞勝ち。
桜花賞から〔210〕。3着以内が2頭と、前々走OP特別勝ちの馬。
皐月賞から〔032〕。4着までが3頭と、前々走重賞2着が2頭。
スプリングSから〔120〕。こちらは3着以内。
OP特別からは〔004〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
そして500万から〔001〕。1番人気1着馬です。
牝馬は〔212〕。連対率では牡馬を上回ります。
前走好走または高い人気に支持されていた馬以外なら、前々走を見てみる。波乱のレースです。
条件を満たしていながら人気にならない馬の激走に注意が必要です。


京都新聞杯(土曜・京都)
ダービーに向けての、東上最終切符と呼ばれる3歳重賞。芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔201〕、2番人気は〔401〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔374〕、2ケタ人気馬〔111〕です。
馬連3ケタ2回に、万馬券4本。
他にも8000円台が1回、4000円台が2回あるこちらも波乱サイドの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
皐月賞から〔312〕。毎日杯から〔201〕。スプリングSから〔100〕。
ニュージーランドTから〔010〕。重賞からは人気、着順不問です。
OP特別の若草Sから〔102〕。1、2、5着だった馬。
実は500万からの馬が一番の好相性。芝は〔382〕、ダートは〔001〕。
ダートは1番人気1着馬。芝は勝ち馬が9頭、2着馬2頭、3着馬1頭。
残る1頭は2番人気6着の馬でした。
中でもいいのはムーニーバレーRT組の〔131〕と、はなみずき賞組の〔021〕です。
未勝利勝ち即の馬も〔002〕。どちらも2番人気で勝ち上がった馬でした。
ポイントは「2着に500万からの伏兵」。
差し、追い込みが決まります。平坦向きの決め手を持つ馬に注意が必要です。


新潟大賞典(土曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦。00、01年は福島で行われたので、
データは新潟で行われた近8年で見てみたいと思います。
1番人気は〔310〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔024〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。ですが1000円台も1回しかない、荒れるハンデ戦です。
ステップレースは、天皇賞・春から〔100〕。マイラーズCから〔100〕。
産経大阪杯から〔001〕。中京記念から〔100〕。中山金杯から〔012〕。
ダービー卿CTから〔010〕。重賞からは人気、着順は不問です。
最も好相性なのがOP特別組で〔453〕。
中でも、オーストラリアTから〔221〕。連対4頭は3着以内。
メトロポリタンSから〔011〕。こちらは人気、着順不問です。
準OPから〔111〕。1000万から〔001〕。条件戦からはいずれも勝ち馬です。
トップハンデは8年で17頭いて〔112〕。
ですが、結構背負わされてる馬の方が走るんです。
勝ち馬のハンデは59〜54キロで、平均55.88キロ。
2着馬は57.5〜54キロで、55.31キロ。
3着馬は57〜51キロで54.75キロとなっています。
牝馬は〔010〕と苦戦のレース。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔231〕、5歳〔404〕、6歳〔241〕、7歳〔001〕、8歳〔011〕。
波乱のハンデ戦。OP特別組から伏兵を探してみて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.4.30
天皇賞・春(日曜・京都)
古馬最高峰のG1。芝3200m戦。
過去10年、1番人気は〔303〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔130〕。
6番人気以下〔431〕、2ケタ人気馬〔320〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券5本。
06年こそディープインパクトが勝って1、2番人気での決着でしたが、
03年からはガラリ波乱サイドへと変わりました。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神大賞典から〔336〕。11頭が3着以内。残る1頭は4番人気10着の馬。
日経賞から〔251〕。連対6頭に、1番人気に推された馬(6着)が1頭。
もう1頭は7番人気10着だった馬です。
産経大阪杯から〔312〕。5頭が3着までまたは2番人気までに推されていた馬。
残る1頭は8番人気7着だった馬です。
以上の3つのレースから〔899〕ですから、
まずはこれらのレースの出走馬をチェックすることでしょう。
その他では、京都記念から〔001〕。1番人気1着馬。
交流重賞のダイオライト記念から〔100〕。4番人気2着馬。
OP特別の大阪―ハンブルグCから〔110〕。勝ち馬と3着馬。
年齢別に見ていくと、4歳〔642〕、5歳〔347〕、6歳〔111〕、7歳〔010〕。
4、5歳馬中心でいいようです。


青葉賞(土曜・東京)
芝2400mのダービーTR。2着までに本番への優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔601〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔065〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年3番人気までの馬が必ず1頭連絡み。
ただし、2着や3着には伏兵が来ることも多く、穴馬の台頭に注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが毎日杯組で〔542〕。3着までまたは3番人気までならOK。
その他の重賞では、弥生賞から〔111〕。スプリングSから〔100〕。
皐月賞から〔001〕。これらは人気、着順不問です。
OP特別から〔111〕。1番人気または勝ち馬。
500万からの馬も頑張っていて〔235〕。こちらも1番人気または勝ち馬。
未勝利勝ち即の馬の〔010〕というのもあります。
ちなみに2番人気での勝ち上がりでした。
今年はレベルの高い3歳牡馬戦線。本番への切符を手にするのはどの馬でしょうか。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.4.21
フローラS(日曜・東京)
芝2000mのオークスTR。3着までに本番への優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔042〕。
6番人気以下〔424〕、2ケタ人気馬〔203〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
荒れる時は大きく荒れる、波乱含みのオークスTRです。
ステップレースは実に様々。まずはG1桜花賞から〔002〕。
人気、着順は不問ですが、前々走は重賞またはOP特別で勝ち星を挙げていました。
フィリーズレビューから〔101〕。2番人気4着馬と6番人気1着馬。
フラワーCから〔410〕。3着以内4頭、6番人気6着1頭。
チューリップ賞から〔001〕。人気、着順は不問です。
毎日杯から〔010〕。6番人気7着馬。
OP特別の忘れな草賞から〔120〕。14番人気5着、1番人気10着、2番人気3着の馬。
アネモネSから〔010〕。1番人気4着だった馬。
500万特別からだと、ミモザ賞組が〔141〕。4番人気かつ4着以内。
あざみ賞から〔101〕。1番人気1着と6番人気5着の馬。
500万の平場からだと〔101〕。9番人気7着と4番人気1着の馬。
未勝利勝ち即(含むダート戦)の馬も〔113〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。
細かく人気や着順を挙げなくてはならなかったように、データ的には絞り込みづらいんですね。
強いて言えば、フラワーC組とミモザ賞組が好相性。
波乱を演出するヒロインを何とか見つけ出したいところです。


アンタレスS(日曜・京都)
ダート1800m戦。ハンデ戦から別定戦に変わったのが03年のこと。
従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔131〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔123〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
両極端な結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。G1フェブラリーSから〔212〕。
人気、着順は不問です。
JCダート以来の馬が〔001〕。こちらは3着馬。
マーチSから〔023〕。人気、着順は不問です。
交流重賞の名古屋大賞典から〔020〕。共に2番人気で、2、4着馬。
OP特別のコーラルSから〔211〕。人気、着順は不問です。
ベテルギウスSから〔100〕。2番人気1着馬。
アルデバランSから〔100〕。1番人気1着馬。
準OPから〔110〕。共に1番人気1着馬でした。
年齢別に見ていくと、4歳〔333〕、5歳〔112〕、
6歳〔322〕、7歳〔010〕。
近4年の勝ち馬は、OP特別または準OPの勝ち馬。
さらにその前の2年は2着にOPまたは準OPの勝ち馬が。
特に近2走続けて好走の勢いのある馬には注意が必要です。


福島牝馬S(土曜・福島)
ヴィクトリアマイルの前哨戦。今年で迎えて7回目。04年は3着同着ですから、
6年で3着は7頭いることになります。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔333〕。2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタなく、万馬券3本。
馬券圏内のちょうど半分が6番人気以下の伏兵。
最低配当で08年の3330円(3番人気と4番人気)。大波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。オークス以来という馬〔010〕。
阪神牝馬Sから〔020〕。
中山牝馬Sから〔413〕。
京都牝馬Sから〔001〕。
愛知杯から〔100〕。
ダービー卿CTから〔001〕。
重賞組は京都牝馬S2着からというのがありますが、基本的に人気、着順は不問です。
OP特別の福島民報杯から〔010〕。準OPから〔002〕。
どちらも人気、着順は不問。このあたりが馬券を難しくしているようです。
1000万から〔110〕。こちらは連対馬です。
年齢別では、4歳〔433〕、5歳〔132〕、6歳〔001〕、7歳〔101〕。
4歳馬が頑張ります。
とにかく好相性なのが中山牝馬S組。実は前々走も含めると〔434〕となるんですね。
過去6回のうち、5回で前走中山牝馬S組が馬券圏内に。
残る1回も前々走で中山牝馬Sを走っていた馬が2着ですから、
中山牝馬S出走馬は必ず馬券に絡んで来たということになります。
このことはしっかり頭に置いて、検討して欲しいと思います。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.4.14
皐月賞(日曜・中山)
牡馬クラシック第1弾。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔322〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔562〕、2ケタ人気馬〔231〕。
連対馬の半分以上は6番人気以下の伏兵。4分の1が2ケタ人気馬ということになります。
馬連3ケタ3回に、万馬券5本。
残る2回も4000円台に5000円台ですから、実は波乱のG1なんですね。
ステップレースを見ていきましょう。
3つのTR、まずは弥生賞から〔436〕。勝ち馬5頭、2着馬3頭、3着馬2頭。
残る3頭は5番人気4着、9番人気6着、2番人気8着の馬。
ただしこの3頭、その前のレースはみんな重賞で3着以内に来ていました。
スプリングSから〔441〕。
連対という意味では弥生賞よりこちらのレースの方がいいんですね。
勝ち馬5頭、2着馬1頭、3着馬2頭。残る1頭は4番人気8着だった馬。
この馬もその前は京成杯1着でした。
OP特別の若葉Sから〔221〕。連対または2番人気までなら巻き返しも可。
TR以外では、アーリントンCから〔010〕。共同通信杯から〔002〕。
いずれも1番人気1着馬です。
休み明けの馬ですが、共同通信杯までがギリギリ。2月の出走が無い馬の馬券圏内はありません。
今年はここまでトーナメントの準決勝すら見せてもらってない感のある牡馬クラシック戦線。
現在4年連続での万馬券決着を更新する可能性は大きいかもしれません。


マイラーズC(土曜・阪神)
安田記念の前哨戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔520〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔221〕。
毎年必ず1〜3番人気のいずれか1頭が連絡み。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
しかし1000円台は無く、2000、4000円台が1回ずつに、3000円台が2回。
波乱含みの重賞と言っていいでしょう。
ステップレースは実に様々。
ここでは2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップします。
中でも最も好相性なのが中山記念で〔532〕。9頭が4着以内。
残る1頭は4番人気6着の馬でした。
後は、高松宮記念から〔111〕。6、7着の馬。
有馬記念から〔011〕。共に10着馬。
中京記念から〔101〕。人気、着順は不問。
ダービー卿CTから〔011〕。こちらも人気、着順は不問です。
中山牝馬Sから〔011〕。1番人気4着馬と、2番人気2着馬。
その他、重賞からだと、香港マイル、ダートの平安Sから勝ち馬が。
前年秋のマイルCS、前年暮れの中日新聞杯から2着馬が。
東京新聞杯から3着馬が出ています。
OP特別の東風S(含む、岡部幸雄引退記念)から〔102〕。1番人気または勝ち馬。
準OP勝ち馬の〔010〕というのもあります。
牝馬は〔032〕。連対率という意味では牡馬と互角。
ただし勝ち馬が出ていないあたりに牡馬優勢の傾向が現れているようです。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔316〕、5歳〔332〕、6歳〔332〕、7歳〔120〕、8歳〔010〕。
8歳は前年7歳で勝ったカンパニーが、翌年も2着に頑張ったもの。
基本的には4〜6歳の3世代がいいようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.4.8
桜花賞(日曜・阪神)
3歳牝馬クラシックの第一弾。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔332〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔452〕、2ケタ人気馬〔221〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
他にも9000、8000円台が1回ずつに、3000円台が2回ですから、波乱のG1と言っていいでしょう。
ステップレースで最も好相性なのが、TRのチューリップ賞組の〔542〕。
1、2番人気または連対を果たしていた馬が9頭。
残る2頭は5番人気4着馬と、3番人気5着馬でした。
もうひとつのTR、フィリーズレビューからは〔212〕。3番人気または3着まで。
さらにもうひとつのTR、アネモネSからは〔102〕。1番人気または勝ち馬ならOKです。
その他では、フラワーC組もよく〔210〕。こちらは勝ち馬。
クイーンCからも〔013〕。1、2番人気で、かつ勝ち馬というのが3着に3頭。
1頭いる2着馬は10番人気6着からの激走でした。
阪神JF以来の馬が〔010〕。2番人気3着馬。
エルフィンSから〔010〕、若葉Sから〔001〕。
この2つのOP特別組は1番人気で勝ち上がった馬でした。
500万条件からは〔010〕。未勝利から連勝の馬でした。
3着以内の30頭の前走着順だけ見てみると、条件は不問でも3着を外していたのは30頭中6頭だけ。
さらに人気も着順も“3”を外していたのはわずかに2頭のみとなります。
大きく調子を崩しては立て直しの難しいのが牝馬。
直前の成績は、内容と共にしっかりとチェックして下さいね。
桜の女王に輝くのは果たしてどの馬か。注目です!

ニュージーランドT(土曜・中山)
芝1600mで争われるNHKマイルCのTR。3着までに優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔420〕、2番人気は〔103〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔453〕、2ケタ人気馬〔230〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
他にも9000円台が1回に、7000円台が2回と、こちらも波乱の3歳重賞です。
ステップレース、まずは朝日杯FSから〔010〕。1番人気5着だった馬。
アーリントンCから〔312〕。3着までの馬。 スプリングSから〔111〕。
人気、着順は不問です。 クリスタルCから〔022〕。
2番人気まで、または3着までの馬。 毎日杯から〔100〕。人気、着順は不問です。
ファルコンS勝ち馬の〔001〕というのもあります。 OP特別からは〔210〕。
人気、着順は不問です。 500万の芝から〔323〕。ダートから〔010〕。
どちらも勝ち馬です。
好相性のレースは、アーリントンC、OP特別、500万条件ということになりますか。
また前走の距離と成績を見ると、マイル戦を走っていたのは11頭で、これらは例外なく前走3着以内。
マイルより短い距離を走っていたのは13頭いて、3着以内は10頭。
マイルより長い距離を走っていたのは6頭ですが、この6頭はすべて3着を外していました。
マイルのチャンピオンレースへのTR。距離適性はこのあたりにも出ているのかもしれませんね。
マイルのアーリントンC組がよく、クリスタルC組は2着が精一杯というのもその現れでしょうか。
ちなみに牝馬は〔010〕。苦戦の傾向にあるようです。

阪神牝馬S(土曜・阪神)
古馬牝馬の芝1400m戦。4月の施行になったのが06年のこと。
従いまして、データは過去4年です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔020〕。
2着は1〜3番人気で独占しているのがわかるかと思います。
6番人気以下〔102〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。最高が去年の6420円(7番人気と3番人気)。
それでも軸は人気馬にしても、相手に人気薄が来ることもあるので注意が必要です。
ステップレースで最も多くを馬券圏内に送り込んでいるのは、京都牝馬S組の〔022〕。
3番人気3着、1番人気4着、1番人気1着、4番人気5着の馬たちです。
ただし、このステップからの勝ち馬はありません。 準OP勝ち馬が〔200〕とこちらは健闘。
あとは高松宮記念、阪急杯から勝ち馬が(阪急杯からは3着馬も)。
中山記念、中山牝馬Sから2着馬が。 OP特別から3着馬が出ています。
年齢別に見てみると、4歳〔211〕、5歳〔022〕、6歳〔110〕、
7歳〔001〕、8歳〔100〕と、4歳馬がいいよう。
データが少ないのであまり参考にならないかもしれませんが、
“若さ”や“勢い”といった部分が大きく作用するといったイメージでしょうか。
ヴィクトリアマイルの前哨戦。こちらも先々を考えて注目しておく必要がありそうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.4.1
産経大阪杯(日曜・阪神)
G1戦線を睨む古馬による芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔620〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔320〕。
1番人気の連対率8割は立派ですが、対照的に2番人気は極端に不振です。
6番人気以下〔133〕。2ケタ人気馬の3着以内はありません。
馬連3ケタ6回に、万馬券1本。
残る3回は5000、4000、2000円台ですから、堅いか荒れるか、両極端。
ステップレースも実に様々で。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップすると、
まずは有馬記念から〔212〕。人気、着順は不問です。
JCから〔120〕。着順は不問も、人気は3番人気まで。
京都記念から〔101〕。5、4着の馬。
中山記念から〔211〕。人気、着順は不問です。
中京記念から〔201〕。3着までならOK。
その他重賞からだと、前年の宝塚記念、香港C、AJCC、
ダイヤモンドS、東京新聞杯から2着馬が。
菊花賞、小倉大賞典から3着馬が出ています。
OP特別では、大阪城S組が〔201〕。勝ち馬2頭、1番人気9着馬が1頭。
準OP1番人気1着馬の〔010〕というのもあります。
牝馬は〔101〕で、近2年馬券圏内に。
また59キロを背負った馬は〔232〕。実力馬が好走可能なのを証明する成績です。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔643〕、5歳〔326〕、6歳〔021〕、
7歳〔110〕、8歳〔010〕。若い順にいいようです。

ダービー卿CT(日曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。
ハンデ戦になったのが02年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔110〕。
上位人気馬不振です。
6番人気以下〔455〕。2ケタ人気馬〔124〕。
連対、馬券圏内の半数以上が6番人気以下の伏兵です。
馬連3ケタなし、万馬券3本。1000円台もないのですから、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースもかなり偏りがあり、最も好相性なのがOP特別の東風S組で〔425〕。
人気、着順は不問です。
次が準OP勝ち馬で〔210〕。
もうひとつ、東京新聞杯組で〔102〕。勝ち馬または3番人気までに推されていた馬。
この3つに共通するのが、すべてマイル戦だったということ。前走の距離のチェックをお忘れなく。
その他、天皇賞から勝ち馬が。
鳴尾記念、京都牝馬S、中山牝馬S、中日新聞杯から2着馬が。
中京記念、オーシャンSから3着馬が出ています。
逆に中山記念から4頭が1番人気に推され、馬券圏外に敗れてるんですね。
3着以内が1頭もいないステップレースです。中山記念組はあまり過信しない方がいいかもしれません。
ハンデ戦です。トップハンデは8年で11頭いて〔101〕。可もなく、不可もなし?
ただし54キロ以上を背負った馬が、3着以内24頭中21頭ですから、ある程度背負わされた方がいいようです。
勝ち馬のハンデは、52〜57.5キロ。平均すると55.19キロ。
2着馬は51〜56キロで、平均54キロ。
3着馬は54〜57キロで、平均55.19キロ。
これを見ても重い方がいいのがわかるかと思います。
牝馬は〔030〕。連対率でいうと実は牡馬を上回っているのです。
この3頭は9、10、10番人気。人気薄の牝馬に注意が必要です。
年齢別に見ておきましょう。
4歳〔450〕、5歳〔332〕、6歳〔102〕、7歳〔003〕、8歳〔001〕。
連対では4、5歳馬が、3着には6、7、8歳馬が。“役割分担”がハッキリしているのが特徴です。
“人気薄のベテラン馬が3着に”。
これがひとつの穴パターンと覚えておいて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.3.25
高松宮記念(日曜・中京)
春のG1シーズンの開幕戦。芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔132〕、3番人気は〔311〕。
勝ち馬は4番人気まで。軸は人気馬でいいようです。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
小回り中京でフルゲートのスプリント戦。紛れも十分ありと考えておくべきでしょう。
ステップレースを見ていくと、最も相性のいいのが阪急杯組で〔663〕。
馬券圏内の半数がこのローテーション。2番人気までまたは連対していた馬が14頭。
残る1頭は4番人気5着だった馬。着順だけで見れば、11頭が3着以内でした。
次にシルクロードS組が〔203〕。勝ち馬3頭、残る2頭は共に3番人気で5着、9着だった馬。
その他では、フェブラリーSから〔100〕。1番人気13着馬。
スプリンターズSから〔011〕。1番人気で連対した馬。
マイルCS勝ち馬が〔010〕。
阪神牝馬Sから〔010〕。1番人気4着馬。
中山記念から〔010〕。12番人気13着馬。
東京新聞杯から〔001〕。9番人気6着馬。
オーシャンSからは、重賞になって〔002〕。人気、着順は不問。OP特別時代に〔100〕。
1番人気1着の馬でした。
重賞から29頭。条件戦からの馬券圏内はありません。
牝馬は〔122〕。好走可能ですが、牡馬優勢は否めません。
年齢別に見ていくと、4歳〔121〕、5歳〔753〕、6歳〔224〕、7歳〔011〕、8歳〔001〕。
馬券圏内の半数は5歳馬が占めています。
1200mのスペシャリストでなくても好走してしまうのがこのG1の特徴でもあります。
スプリント適性をいかに見抜くか。血統面からの推察も重要です。

マーチS(日曜・中山)
ダート1800mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔475〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタがなく、万馬券5本。他にも9000、8000、4000円台が1回ずつあり、
3着以内の半数以上が6番人気以下の伏兵という波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースをピックアップすると、
まずは最も好相性なのが、OP特別の仁川S組で〔443〕。
勝ち馬3頭、2着馬3頭。掲示板を外した馬の巻き返しもあるので要注意。
近7年、3着以内に必ず1頭を送り込んでいるレース。出走していただけで吟味が必要です。
次にフェブラリーSから〔202〕。2ケタ着順の馬が3頭も。人気、着順は不問です。
交流の佐賀記念から〔110〕。こちらも人気、着順は不問です。
名古屋大賞典から〔101〕。1番人気1着馬と3番人気4着馬。
準OPから〔202〕。こちらはすべて勝ち馬。
あとは、平安S、武蔵野S、芝の中山記念、交流のダイオライト記念、
OP特別のポラリスSから2着馬が。根岸S、芝のオーシャンSから3着馬が出ています。
トップハンデは10年で11頭いて〔222〕。健闘していると言っていいと思います。
勝ち馬のハンデは54〜59キロで、平均すると56.7キロ。
2着馬は55〜58キロで、平均56.05キロ。
3着馬は50〜59キロで平均54.9キロです。
ハンデの重い馬の方が好走しているのがわかるかと思います。
牝馬は〔001〕と苦戦の傾向。
年齢別では、4歳〔122〕、5歳〔343〕、6歳〔232〕、7歳〔312〕、8歳〔101〕。
高齢馬の頑張りも含め、まんべんなくのイメージでしょうか。
とにかく波乱のレース。荒れると踏んで、伏兵を探してみて下さい。

日経賞(日曜・中山)
芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔132〕、3番人気も〔132〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
その万馬券も10年前のもので、昔は荒れる重賞のイメージでしたが、最近は穏やかなよう。
ステップレースを見ていきましょう。まずは有馬記念から〔320〕。
4頭が3着以内。もう1頭は7番人気12着馬。
交流の川崎記念から〔100〕。4番人気10着馬。
京都記念から〔042〕。人気、着順は不問です。
AJCCから〔211〕。こちらも人気、着順は不問。
中山記念から〔010〕。2着馬。
ダイヤモンドSから〔103〕。連対馬。
中京記念から〔001〕。勝ち馬。
OP特別の白富士Sから〔201〕。勝ち馬2頭に、3着馬1頭。
準OPの御堂筋Sから〔121〕。こちらは連対馬です。
このレースの連対20頭に限れば、重賞連対またはOP特別勝ちの実績は必須です。
さかのぼってのチェックを忘れずに。
年齢別では、4歳〔335〕、5歳〔532〕、6歳〔132〕、7歳〔011〕、8歳〔100〕。
5歳馬中心で良さそう。
有馬記念と同じ舞台。中長距離実績も欲しいところです。

毎日杯(土曜・阪神)
3歳馬による皐月賞への東上最終切符。
その一方で、最近ではNHKマイルCを睨む馬も出走する、芝1800m戦。
過去10年、1着人気は〔621〕、2番人気は〔202〕、3番人気は〔013〕。
1番人気の馬券圏内率90%は立派です。
6番人気以下〔252〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
8000、6000円台も1回ずつあり、配当的には両極端。
1番人気の連の相手は順番に、6、3、13、2、11、6、6、12番人気。
ヒモ荒れのレースと言っていいでしょう。
ステップレースを見ていくと、交流の全日本2歳優駿から〔010〕。1番人気1着馬。
きさらぎ賞から〔202〕。3着以内ならOK。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔200〕。連対馬。
共同通信杯から〔200〕。こちらも連対馬。
アーリントンCから〔200〕。3、4着馬。
京成杯連対馬が〔002〕。
シンザン記念から〔001〕。3番人気5着馬。
OP特別のすみれSから〔102〕。連対または1番人気だった馬。
ダートのヒヤシンスSから〔010〕。4番人気7着馬。
500万の芝から〔151〕。3番人気までで勝った馬。
ダートからは〔010〕。2番人気1着馬。
新馬勝ち即の馬が〔010〕。3番人気1着馬。
ダートも含む未勝利勝ち即の馬が〔002〕。1、2番人気での勝利でした。
条件に関係なく、前走の着順を見ると、勝ち馬18頭、2着馬5頭、3着馬3頭、
4着馬1頭、5着馬1頭。掲示板を外していたのはわずかに2頭。
人気で見ても、1番人気14頭、2番人気6頭、3番人気4頭、4番人気4頭、5番人気1頭。
それより下の人気はわずかに1頭です。
前走の好走、高い人気は重要なようです。
2着に重賞以外の馬が9頭いるのが特徴のひとつ。このことは覚えておくといいかもしれません。

 
 


 
 
 週末の重賞……2010.3.18
スプリングS(日曜・中山)
芝1800mで争われる皐月賞TR。3着までに優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔202〕、3番人気は〔011〕。
1番人気の信頼度は高いものの、2、3番人気は不振です。
6番人気以下〔164〕、2ケタ人気馬〔011〕。
1番人気が連を外すと伏兵が複数(2、6、11番人気、
5、8、7番人気、6、11、1番人気)が台頭します。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、きさらぎ賞組で〔502〕。7頭すべてが連対馬。
その他の重賞では、朝日杯FSから〔021〕。2着馬2頭、5番人気9着が1頭。
共同通信杯から〔111〕。3着以内ならOK。
アーリントンC連対馬が〔110〕。
シンザン記念勝ち馬が〔100〕。
京成杯から〔010〕。3番人気8着馬。
OP特別から〔120〕。勝ち馬2頭、5番人気7着が1頭。
500万は芝から〔125〕。すべて勝ち馬。
500万のダートからだと〔011〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
新馬、未勝利を勝ったばかりの馬の馬券圏内はありません。
キャリア3戦以上は必須条件。
過去10年の3着以内30頭中、25頭が前走連対。
残る5頭のうち4頭は重賞またはOP特別で5番人気までに推されていた馬。
もう1頭は500万ダート1番人気4着だった馬。
前走着順は重要なようです。
今年1番人気が予想されるあの馬は果たして?堅く収まる可能性が高い?
それでもヒモ荒れには注意が必要です。


阪神大賞典(日曜・阪神)
春の天皇賞を見据える古馬による芝3000mの長距離重賞。
過去10年、1番人気は〔621〕、2番人気は〔241〕、3番人気は〔004〕。
1番人気が馬券圏内を外したのは昨年だけ。
2番人気も連対率6割はまずまずも、3番人気に連対なし。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ6回に、万馬券なし。
堅いイメージの重賞でしたが、近2年1番人気が連に絡まず。
さらに去年は初めて3着をも外しています。徐々に傾向が変わってきたのかも?
このことはちょっと頭に置いておいた方がいいかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。まずG1の有馬記念から〔221〕。
連対または2番人気までが4頭。5番人気11着が1頭。
JCから〔010〕。こちらは勝ち馬。
天皇賞から〔001〕。4番人気12着だった馬。
ただし有馬記念と天皇賞大敗馬の前々走はG1で2着と3着ですから、
巻き返すだけの力があったということでしょう。
G2からは、京都記念組が〔514〕と最も好相性。人気、着順は不問です。
日経新春杯から〔120〕。3頭とも着順に関係なく1番人気だった馬。
ステイヤーズS勝ち馬が〔100〕。
G3では、ダイヤモンドSから〔112〕。3着までまたは2番人気までに推されていた馬。
中京記念から〔010〕。人気、着順は不問です。
OP特別の万葉S勝ち馬が〔020〕。
準OP2着馬の〔001〕というのもあります。ただしこの馬、前々走は菊花賞3着でした。
前走のみならず、前々走のチェックもお忘れなく。
年齢別に見ておくと、4歳〔373〕、5歳〔326〕、6歳〔200〕、
7歳〔101〕、8歳〔010〕。
4、5歳の2世代が好走しています。若さがモノをいうようです。


フラワーC(土曜・中山)
3歳牝馬による芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔522〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔120〕。
1番人気の複勝率90%。1度3着を外した時も3番人気、2番人気のワンツー。
軸は人気馬ということでしょう。
6番人気以下〔344〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
ヒモ荒れ、中波乱のイメージでしょうか。
具体的に言うと、近5年、馬連1番人気の相手は5、6、6、8、11番人気です。
伏兵の激走に注意して下さい。
ステップレースを見ていきましょう。
G1は交流G1のダート戦、全日本2歳優駿からだけで〔010〕。5番人気10着馬。
クイーンCから〔022〕。3頭は1番人気または勝ち馬。11番人気4着馬が1頭。
チューリップ賞から〔002〕。人気、着順は不問です。
重賞組に勝ち馬なし。重賞組はおしなべて不振です。
OP特別のホープフルS連対馬が〔110〕。
ダートのヒヤシンスSから〔010〕。人気、着順は不問。
最もいいのが500万芝からの馬で〔743〕。9頭が勝ち馬。
残る5頭中4頭は前走が初勝利直後のレース。
慣れもあっての巻き返しと見るべきでしょうか。
500万ダートから〔002〕。1番人気2着馬と3番人気7着馬。
未勝利勝ち即の組では芝から〔100〕、ダートは〔111〕。
どちらも2番人気までで勝ち上がった馬。
キャリア1戦の馬に3着以内なし。
それでも重賞組も不振な訳ですから、ある程度の経験があって、
かつまだ伸びしろのある馬を狙えということなのかもしれません。


ファルコンS(土曜・中京)
3歳馬による芝1200mのスプリント戦。
3月の施行になったのが06年のこと。従いまして、データは過去4年です。
1、2番人気で3勝。残る1勝も4番人気。ゆえに軸は人気馬で。
ステップレースとしては500万勝ちが〔302〕。
OP特別勝ちが〔110〕。
重賞組は2着が精一杯。
また新馬、未勝利勝ち即の馬の馬券圏内はなし。
まとめてみると、キーワードは「OP特別と500万勝ちの勢い」、
「重賞5着以下の馬の巻き返し」。ただし「重賞組は2着まで」。
牝馬は〔032〕。毎年馬券圏内に少なくとも1頭が入ります。ただしこちらも2着が精一杯。
平坦小回りですが、差し、追い込みが決まります。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。波乱も頭において馬券検討に臨んで下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.3.10
フィリーズレビュー(日曜・阪神)
3歳牝馬による、芝1400mの桜花賞TR。上位3着までに本番への優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔421〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔441〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ2回、万馬券1本。近年波乱の傾向が強まってます。
ステップレースを見ていくと、阪神JFから〔403〕。連対または1、2番人気だった馬が5頭。
去年はデータを覆し、5番人気12着馬が勝ち、12番人気10着馬が3着に入りました。
クイーンCから〔112〕。着順は不問ですが、5番人気までに推されていた馬たち。
フェアリーSから〔100〕。こちらは勝ち馬。
OP特別のエルフィンSから〔244〕。4着まで、または4番人気までの馬たち。
紅梅Sから〔010〕。2着だった馬。
500万の芝から〔211〕。1番人気または勝ち馬。
ダートからも〔030〕。こちらはすべて勝ち馬。
新馬、未勝利を勝ってすぐの馬に馬券圏内はありません。
近年波乱の傾向が強まって来ている桜花賞TR。伏兵の台頭にはくれぐれも注意が必要です。

中山牝馬S(日曜・中山)
古馬牝馬によるハンデ戦。芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔300〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔123〕。
6番人気以下〔365〕、2ケタ人気馬〔034〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。その他にも7000、6000、5000、3000円台が1回ずつ。
馬券圏内の約半分が6番人気以下の伏兵という、波乱の重賞です。
ステップレースは実に様々。なので、馬券圏内に2頭以上を送り込んでいるレースに絞りましょう。
エリザベス女王杯から〔102〕。3、4着馬と取り消し馬。
京都牝馬S組が最も相性がよく〔452〕。人気、着順は不問です。
阪急杯から〔011〕。こちらも人気、着順は不問。
OP特別の白富士Sから〔101〕。人気、着順は不問です。
ターコイズSから〔002〕。勝ち馬または1番人気馬。
準OPから〔012〕。勝ち馬2頭、4番人気4着馬1頭です。
その他では、小倉大賞典、東京新聞杯、ダートのフェブラリーS、すばるSから勝ち馬が。
AJCC、中山記念、ダイヤモンドSから2着馬が出ています。
トップハンデは10年で19頭いて〔312〕。健闘の部類と言っていいでしょう。
勝ち馬のハンデは53〜56.5キロ、平均すると55.25キロ。
2着馬は50〜56.5キロ、平均は53.8キロ。
3着馬は51〜56.5キロ、平均は53.9キロ。
重いハンデの実力馬と軽ハンデを活かした馬の組み合わせというイメージでしょうか。
年齢別に見ていくと、4歳〔341〕、5歳〔435〕、6歳〔234〕、7歳〔100〕。
追い込み馬に注意が必要なのと、実は前々走も合わせると京都牝馬S組は〔662〕となります。
先程も言ったように、人気、着順は不問のステップ。
ただ出走していただけでもしっかり考察を加える必要がありそうです。

中京記念(土曜・中京)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔012〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔310〕。
1番人気に勝ちはなく、2着もわずかに1回。
6番人気以下〔356〕、2ケタ人気馬〔224〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。他にも9000、7000円台が1回ずつに3000円台が3回。
とにかく大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性のレースは2つ。小倉大賞典組の〔245〕と、京都記念組の〔240〕。
どちらも人気、着順は不問です。
その他では、菊花賞から〔010〕。3着馬。
日経新春杯から〔100〕。2着馬。
京都牝馬Sから〔001〕。3着馬。
中日新聞杯から〔101〕、2、3着馬。
OP特別の白富士Sから〔102〕。勝ち馬と、3番人気馬、7番人気6着馬。
バレンタインSから〔001〕2着馬。
準OPからの〔310〕というのもあり、勝ち馬3頭と、3着馬1頭。
ゆえに、白富士S組は少々例外もありますが、その他で見れば、
好相性の小倉大賞典と京都記念は出走してるだけでチェックが必要。
あとは3着以内好走の馬と、超難解なレースでもなんとなくの道筋は見えてきますよね。
ちなみにレース間隔の空いた馬は、菊花賞から1頭、
前年暮れの中日新聞杯から2頭の計3頭だけが馬券圏内。
休み明けの馬は苦戦の傾向です。
トップハンデは10年で11頭いて〔010〕。こちらは厳しい結果に終わっています。
勝ち馬のハンデは53〜57キロで、平均すると54.4キロ。
2着馬は53〜57キロで、平均55.65キロ。
3着馬は52〜58キロで、平均55.2キロ。
比較的背負わされている馬がいいよう。極端に軽いハンデの馬は来ていません。
中でも54キロが〔521〕、57キロが〔142〕と好走。
ちょっと覚えておくといいかもしれません。
牝馬も〔001〕と苦戦の傾向。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔522〕、5歳〔143〕、6歳〔222〕、
7歳〔211〕、8歳〔011〕、9歳〔001〕。
4歳馬中心ですが、高齢馬の突っ込みにも注意が必要。
また、小倉大賞典、京都記念組がいいように、直線平坦に向く平坦巧者が走ります。
そのあたりのチェックも忘れないようにして下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.3.3
弥生賞(日曜・中山)
本番と同じ条件で行われる皐月賞TR。芝2000m戦。3着までに優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔610〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔020〕。
毎年1、2番人気のいずれかが連対。
また勝ち馬は1、2番人気で9頭を占め、残る1頭も4番人気。
ただし3番人気馬は2着に2頭のみと信頼度は一気に落ちます。
6番人気以下〔025〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。最高配当で1番人気と6番人気で決まった06年の3620円。
3着以内はすべて7番人気までですから、無謀な穴狙いはお勧めできません。
ステップレースを見ていきましょう。
まずはG1朝日杯FSから〔213〕。
勝ち馬3頭ですが、3番人気までに推されていたか4着までならOK。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔300〕。これはすべて勝ち馬。
京成杯から〔131〕。勝ち馬3頭、3着馬1頭。
共同通信杯から〔102〕。連対または2番人気までに推されていた馬。
シンザン記念から〔101〕。勝ち馬と3番人気10着馬。
きさらぎ賞から〔021〕。こちらは人気、着順、不問です。
OP特別のホープフルSから〔011〕。若駒Sから〔100〕。この2つのレースからは勝ち馬が。
500万のこぶし賞から〔110〕。こちらも勝ち馬。
新馬勝ち即の馬が〔011〕。1番人気での勝ち上がり。
未勝利勝ち即は〔010〕。こちらも1番人気での勝ち上がりでした。
3着には6、7番人気馬が半数の5頭いるように、若干紛れるようですが、
連対という括りで見れば、前走勝ちが16頭、2着が1頭。
残る3頭は、朝日杯FSときさらぎ賞の4着馬と、きさらぎ賞1番人気7着馬です。
前走の好走歴は必須と言っていいかもしれません。
本番に直結する傾向の強いTR。要注目です。


チューリップ賞(土曜・阪神)
こちらも本番と同じ条件で行われる桜花賞TR。芝1600m戦。3着までに優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔430〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔121〕。
1〜3番人気が毎年必ず1頭、連に絡んでいます。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔104〕。3着は牡馬の弥生賞より紛れる傾向に。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
ステップレースを見ていきましょう。
まずはG1阪神JFから〔332〕。3着までが5頭、
残る3頭は1、3、5番人気馬で着順は7着まででした。
全日本2歳優駿から〔100〕。3番人気9着馬。
シンザン記念から〔010〕。1番人気2着馬。
OP特別のエルフィンSから〔234〕。人気、着順は不問です。
紅梅Sから〔111〕。勝ち馬2頭と、6番人気7着馬。
まだOP特別だった菜の花Sから〔100〕。こちらは勝ち馬です。
500万からはどちらもダート戦で〔110〕。1番人気と3番人気だった馬。
未勝利勝ち即の馬が〔113〕。ダートも含め、3番人気までで勝ち上がった馬。
新馬勝ち即の馬の馬券圏内はありません。
阪神の馬場改修後は逃げ残りが多いのも特徴のひとつ。逃げ馬には注意が必要です。
牝馬は負けても巻き返し可能。いわゆるトーナメント戦ではなく、リーグ戦のイメージ。
前走着順にとらわれることなく、考察を加える必要がありそうです。


オーシャンS(土曜・中山)
今年で迎えて5回目となる、古馬による芝1200m戦。
過去4年、1番人気は〔101〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔242〕、2ケタ人気馬〔121〕。
2着はすべて6番人気以下で、馬連の最低配当でも1番人気と10番人気で決まった07年の4350円。
馬連4万馬券、8万馬券もあり、3連単に至っては、
216万、19万、152万、12万馬券と超の付く大波乱となっています。
ステップレースを見ていくと、G1スプリンターズS以来の馬が〔010〕。14番人気16着馬。
昨秋のスワンS以来の馬が〔100〕。こちらも14番人気16着馬。
昨年末のCBC賞以来の馬が〔001〕。こちらは3番人気で1着でした。
シルクロードSから〔030〕。4、5、7着馬。
OP特別のバレンタインSから〔011〕。8番人気4着と3番人気12着馬。
ダートのすばるSから〔101〕。1番人気7着と5番人気12着馬。
準OPから〔200〕。この2頭は勝ち馬。
なんとなくヒントは見えてきましたか?
準OP勝ちの勢いと、前走重賞大敗馬の立て直し?
とにかく難解なレースではあります。
牝馬は〔020〕。連対率という意味では、実は牡馬を上回っていること、覚えておいて下さい。
年齢別に見ていくと、4歳〔022〕、5歳〔311〕、6歳〔001〕、
7歳〔010〕、8歳〔100〕。5歳馬がいいようです。
「前走重賞好走馬を信じるな」。
キーワードはこれかもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.2.25
中山記念(日曜・中山)
古馬の一線級による芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔031〕。
6番人気以下〔323〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
当て頃、ハズし頃の感じでしょうか。
ステップレースは実に様々。2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、
昨秋のG1、マイルCSから〔210〕。人気、着順は不問。
AJCCから〔211〕。勝ち馬2頭、4着馬1頭、1番人気8着馬1頭。
東京新聞杯から〔232〕。人気、着順は不問です。
京都金杯から〔011〕。こちらも人気、着順は不問。
その他の重賞では、JC、鳴尾記念、ダートの根岸Sから勝ち馬が。
菊花賞から2着馬が。
エリザベス女王杯、日経新春杯、小倉大賞典、中山金杯から3着馬が出ています。
OP特別では、白富士Sから〔110〕。4着以内ならOK。
ニューイヤーS勝ち馬の〔001〕もあります。
条件戦からの3着以内はありません。
牝馬は〔001〕と苦戦の傾向。
今年ここが初めてのレースという馬が〔442〕。休み明けの馬は仕上がりに注目です。
また過去の好走馬が翌年のみならず、年を跨いで再び三度の好走を見せるのも特徴のひとつ。
具体的には、00年2着アメリカンボス、翌01年優勝。
03年勝ったローエングリン、翌04年3着の後、07年も優勝。
03年2着バランスオブゲーム、05年、06年連覇。
05年2着カンパニー、08、09年と連覇。
今年は07年に3着だったダンスインザモアが登録。出てくるようなら要注意でしょう。
脚質的には圧倒的に先行馬が優勢。
特に近5年は4コーナー先頭または2、3番手の馬が勝っています。
しかし、差し、追い込みがまったくダメかというとそうではなく、
2着にはそんなタイプが突っ込んでくる傾向にあります。
両脚質をうまく組み合わせてみるのも面白いかもしれません。
最後に年齢別に見ていくと、4歳〔242〕、5歳〔033〕、6歳〔332〕、
7歳〔303〕、8歳〔200〕。高齢馬の激走には注意が必要です。

阪急杯(日曜・阪神)
芝1400m戦。1200mから1F延長になったのが06年のこと。従いまして、データは過去4年です。
なお、07年は1着同着。勝ち馬は4年で5頭となります。
1番人気は〔011〕、2番人気は〔002〕、3番人気は〔220〕。
3番人気が毎年連対を果たしています。
6番人気以下〔201〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
ステップレースを見てみると、阪神Cから〔110〕。連対馬。
東京新聞杯から〔112〕。連対または2番人気までに推されていた馬。
小倉大賞典から〔100〕。2着馬。
シルクロードSから〔100〕。人気、着順は不問。
京都牝馬Sから〔001〕。こちらも人気、着順は不問です。
準OPから〔011〕。1番人気と3番人気で勝ち上がった馬でした。
牝馬は〔001〕。実は6F戦の頃から苦戦の傾向にありました。
年齢別では、4歳〔112〕、5歳〔211〕、6歳〔011〕、7歳〔100〕、8歳〔100〕。
ここも高齢馬の一発に注意でしょうか。
また最近の話ですが、好走馬に同じ名前が並びます。
07年3着スズカフェニックス、翌08年2着。
08年勝ったローレルゲレイロ、翌09年2着。
今年は去年の覇者、ビービーガルダンが登録。データでいくと、前年の覇者は2着まで。果たして?

アーリントンC(土曜・阪神)
NHKマイルCを目指す3歳馬によるマイル重賞。
過去10年、1番人気は〔510〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔255〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
この万馬券2本は去年と一昨年のもの。1番人気が連をハズすと馬券は大きくなります。
まずは1番人気の馬が信頼できるかどうかを吟味することから始めたいレースです。
ステップレースを見ていきましょう。まずは朝日杯FSから〔031〕。
人気、着順は不問ですが、勝ち馬がなく、2着が精一杯。
きさらぎ賞から〔210〕。人気、着順は不問です。
シンザン記念から〔121〕。こちらは1、2番人気で4着以内だった馬。
芝のOP特別から〔323〕。連対または2番人気までに推されていた馬。
その中でも特にクロッカスS組が〔301〕と良く、3番人気までで連対していた馬が好走を見せます。
ダートのOP特別、バイオレットSからも〔011〕。人気、着順は不問です。
芝の500万3着までの馬が〔103〕。
ダートの500万勝ち馬が〔201〕。
新馬勝ち即の馬〔100〕。1番人気で勝ち上がった素質馬です。
未勝利勝ち即の馬の3着以内はありません。
こうして見てみると、ダートからの馬も十分通用するというのが特徴でしょうか。
開幕週のマイル戦。スピードを活かした競馬が向くようで、前残りの結果になりやすいよう。
先行馬を狙ってみて下さい。

 
 


 
 
 週末の重賞……2010.2.18
フェブラリーS(日曜・東京)
今年最初のJRAのG1競走。ダート1600m戦。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔401〕、2番人気は〔041〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔115〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
毎年1〜3番人気の馬が必ず1頭は連に絡んでいて、
最高で6番人気と3番人気で決まった昨年の4710円ですから、あまり無謀な穴狙いはお勧めできません。
ステップレースを見ていくと、JCダートから〔210〕。こちらは連対馬。
東京大賞典から〔141〕。掲示板または1番人気だった馬。
川崎記念から〔122〕。3着まで、かつ3番人気までに推されていた馬。
香港C勝ち馬の〔100〕もあります。
G1以外では、平安Sから〔211〕。3着まで、かつ3番人気までに推されていた馬。
根岸Sから〔204〕。連対または2番人気までの馬。
芝の阪神牝馬S勝ち馬の〔100〕もあります。
準OPからは〔010〕。1番人気1着馬。ただしこれは昨年のカジノドライブで、
前々走はJCダート3番人気(6着)に推されたほどの馬。
OP特別組もいないように、基本的には重賞からと考えていいでしょう。
また3着以内27頭中で、前走掲示板をハズしていたのはわずかに2頭。
それも1番人気と2番人気での敗戦でした。
牝馬は〔012〕。牡馬に対して劣勢なのは否めません。
最後に年齢別に見ていきましょう。4歳〔350〕、5歳〔512〕、6歳〔115〕、
7歳〔012〕、8歳〔010〕。
活きの良さも大切なようです。


京都記念(土曜・京都)
春のG1戦線を睨む古馬たちによる芝2200m戦。
1番人気は〔421〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔212〕。
6番人気以下〔226〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券1本。他にも9000円台が1回あって両極端。
また3着に人気薄が来る傾向にあるのも特徴のひとつです。
ステップレースを見ていくと、有馬記念から〔323〕。
JCから〔010〕。
G1は人気、着順不問です。
また香港ヴァースと香港C、それぞれ2着馬の〔100〕というのもあります。
G2では、日経新春杯から〔302〕。AJCCから〔012〕。
このふたつも人気、着順は不問。
ステイヤーズS2着馬が〔010〕。
G3では、中山金杯から〔020〕。1、4着馬。
京都金杯から〔101〕。人気、着順不問。
鳴尾記念勝ち馬が〔010〕。
交流重賞の佐賀記念12着馬の〔001〕というのもあります。
準OP勝ち馬の〔010〕、1000万2着馬の〔100〕もあり、
京都コースや2200mの距離適性のある馬には格下でも注意が必要なようです。
牝馬は〔000〕。3着以内はありません。
年齢別に見ていくと、4歳〔631〕、5歳〔203〕、6歳〔264〕、
7歳〔001〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。4歳馬と6歳馬に注目です。


クイーンC(土曜・東京)
3歳牝馬によるマイル重賞。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔410〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔244〕、2ケタ人気馬〔212〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
波乱のイメージがある重賞ですが、実は毎年1〜3番人気の馬が連絡み。
ヒモ荒れのレーなんですね。
ステップレースを見ていきましょう。まずは阪神JFから〔012〕。3番人気までの馬。
ただし、1番人気で3頭が着外に敗れています。阪神JF組の過信は禁物と言っていいかと思います。
京王杯2歳Sから〔001〕。9番人気6着の馬。
シンザン記念から〔100〕、京成杯から〔110〕。
こちらは共に掲示板。 OP特別からは〔540〕。
連対または3番人気までに推されていればOKなんですが、中でも好相性なのが菜の花賞。
昨年から500万特別に変わったものの、それを含めて〔520〕。
勝ち馬の半数以上がこのレースから。人気で負けた馬の巻き返しもあります。
チェックが必要です。 その菜の花賞を除く、芝の500万から〔012〕。
連対または2番人気までに推されていた馬。
ダートの500万から〔001〕というのもあり、これは4番人気8着だった馬。
ダートも含む新馬戦から〔111〕。 折り返しの新馬戦から〔012〕。
未勝利勝ち即の馬にも注意は必要だということでしょう。 若き牝馬の戦いです。
人気で負けた馬の巻き返しも目立つレース。伏兵はそのあたりに潜んでいるのかもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.2.12
きさらぎ賞(日曜・京都)
クラシックを睨む馬たちによる3歳重賞。芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔340〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔214〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
08年こそ8、5番人気のワンツーで9140円も、
この年以外は1番人気または2番人気が必ず連対してます。比較的堅い重賞なんですね。
ステップレースを見てみましょう。
まずは朝日杯FSから〔011〕。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔211〕。
シンザン記念から〔012〕。
京成杯から〔001〕。
交流の全日本2歳優駿から〔100〕。
OP特別からは〔250〕。
連対していればOKなんですが、6頭が2番人気まで。残る1頭も4番人気でした。
500万からも〔523〕。10頭中9頭が3番人気以内で3着までに頑張っていました。
新馬勝ち即の馬が〔001〕。未勝利勝ち即の馬が〔001〕。いずれも1番人気での勝利。
このレースの連対馬に限れば、重賞掲示板、その他のレースなら連対必須。
また新馬勝ち即、未勝利勝ち即の馬は3着が精一杯。
人気のあの馬は果たして?今年はこのジンクスが破られるかどうか。注目です。

ダイヤモンドS(日曜・東京)
芝3400mのマラソンレース。ハンデ戦です。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔201〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔354〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見てみましょう。
日経新春杯から〔303〕。人気、着順は不問です。
AJCCから〔010〕。こちらは勝ち馬。
OP特別の大原Sから〔413〕。人気、着順は不問。
準OPから〔171〕。特に迎春S組が良く〔141〕。4着までならOKです。
1000万からも〔102〕。こちらも4着までならOK。
準OP組が2着に7頭というのが特徴でしょうか。覚えておくといいかもしれません。
ハンデ戦です。トップハンデは9回で12頭いて〔212〕。健闘の部類と言っていいでしょう。
また着順ごとに見ていくと、勝ち馬のハンデは51〜57.5キロ。平均は54.50キロ。
2着馬は50〜57.5キロで、53.28キロ。
3着馬も50〜57.5キロで54.11キロ。
ハンデは重いか軽いか、両極端と言っていいかもしれません。
牝馬は〔010〕。スタミナ勝負では少々分が悪い?
年齢別に見てみると、4歳〔133〕、5歳〔423〕、6歳〔223〕、7歳〔220〕。
5歳馬がいいものの、どの世代もまんべんなくといった感じです。
3着以内の27頭すべてが、前走2200m以上の距離を走っていたのも特徴のひとつ。
個性的なレースですからね。格以上にステイヤー資質に重きを置くのがいいのかもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.2.3
共同通信杯(日曜・東京)
3歳馬による芝1800m戦。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔520〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔012〕。
人気馬で信頼できるのは1番人気ぐらいでしょうか。
6番人気以下〔123〕。2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。取り頃、ハズし頃のイメージです。
ステップレースを見ていきましょう。まずは朝日杯FSから〔221〕。3着までまたは3番人気までの馬。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔300〕。3番人気までで連対した馬。
京成杯から〔120〕。こちらは掲示板でOK。
シンザン記念から〔112〕。4番人気までで4着までに来た馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔001〕。3番人気4着の馬でした。
OP特別勝ち馬が〔021〕。
500万から〔223〕。この7頭中6頭が勝ち馬。1頭は4番人気5着の馬。
3着以内27頭すべてが例外なく、前走で掲示板をキープしており、新
馬や未勝利を勝ち上がってすぐの馬の馬券圏内はありません。
またキャリア2戦の馬は3着が精一杯。
このあたりがこのレースのデータ的特徴でしょうか。
取捨選択の参考になさって下さい。

シルクロードS(日曜・京都)
芝1200mのハンデ戦。そのハンデ戦になったのが02年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔202〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔110〕。
上位人気馬不振の中、6番人気以下〔463〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタなく、万馬券2本。波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。阪神Cから〔011〕。ダートのガーネットSから〔111〕。
重賞は共に人気、着順不問です。
OP特別から〔533〕。そのほとんどを淀短距離S組が占めていて〔433〕。
3着以内が6頭いますが、掲示板をハズした馬の巻き返しもあります。
準OPからは〔211〕。3番人気までで連対した馬。
1000万からも〔001〕。2番人気1着の馬でした。
トップハンデを見てみると、8年で12頭いて〔121〕。
24頭中22頭が54キロ以上のハンデを背負わされており、残る2頭は52キロと53キロ。
ハンデはある程度重い方がいいようです。
着順別では、勝ち馬が52〜58キロで、平均55.13キロ。2着馬は54〜58キロで平均55.13キロ。
3着馬は53〜575キロで54.94キロとなっています。
年齢別に見てみると、4歳〔022〕、5歳〔425〕、6歳〔231〕、
7歳〔110〕、8歳〔000〕、9歳〔100〕。4歳馬の活躍が目立ちますよね。
また牝馬は〔011〕と意外や苦戦。
さらに、3着以内の24頭すべてが前走は1400mまたは1200m戦を走っていました。
ダート重賞のガーネットS(1200m)からも好走馬が出ているように、
前走の距離は重要なポイントのよう。
また内回りとはいえ、後方一気が決まります。
直線平坦向きの、一瞬の切れ味を持つ馬を狙ってみて下さい。

小倉大賞典(土曜・中京)
今年は中京で行われるハンデ戦。芝1800m戦。施行時期が変わらないので、
データは小倉で行われた過去10年を見てみましょう。
1番人気は〔132〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔623〕。2ケタ人気馬〔400〕。大穴を狙うなら頭からといった感じでしょうか。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。他に9000円台が2本あります。
とはいえ面白いのは、毎年1〜3番人気のいずれか1頭は連に絡んでいるということ。
典型的な“ヒモ荒れ”のレースと言っていいでしょう。
ステップレースを見ていくと、2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、
AJCCから〔002〕。人気、着順不問です。
中山金杯から〔313〕。3着以内が4頭、1番人気8着馬が1頭。
京都金杯から〔120〕。人気、着順は不問。
重賞からだと、あとは毎日王冠から勝ち馬が、日経新春杯、鳴尾記念、
京都牝馬Sから2着馬が、秋の天皇賞から3着馬が出ています。
OP特別組がよく〔413〕。中ではニューイヤーS組が頑張っていて〔113〕。
ただしこちらも人気、着順は不問です。
準OPからも〔131〕。勝ち馬または1番人気で2着だった馬。
ハンデを見てみましょう。トップハンデは10年で13頭いて〔300〕。
着順別で見てみると、勝ち馬は51〜57.5キロで、平均55.54キロ。
2着馬は53〜57キロで、55キロ。3着馬は53〜59キロで、55.57キロとなっています。
51キロは牝馬のハンデ。
53キロも3頭のみですから、こちらもある程度背負わされている方がいいようです。
牝馬は〔110〕。数は少ないのですが、連対率にすると実は牡馬を上回ります。
年齢別では、4歳〔141〕、5歳〔242〕、6歳〔426〕、7歳〔101〕、
8歳〔000〕、9歳〔100〕、10歳〔100〕。
9、10歳はアサカディフィートの07、08年連覇ですからね。
馬券圏内に12頭を送り込む6歳馬、続いて5歳、4歳の順でいいでしょう。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.1.29
根岸S(日曜・東京)
フェブラリーSの前哨戦。ダート1400m戦。
1回東京開幕週の施行になったのが01年のこと。
中山で行われた03年を除く、データは過去8回です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔022〕。
上位人気馬、大苦戦。特に2番人気馬は壊滅状態です。
6番人気以下〔523〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタはなく、万馬券は1本。
ただし最低配当で2400円(08年1番人気と5番人気)ですから、波乱の重賞です。
ステップレースを見てみると、
最も好相性だったガーネットSが廃止になって混沌としている現状。
JCダートから〔120〕。東京大賞典から〔010〕。
エルムSから〔100〕。兵庫GTから〔001〕。
芝の京都金杯からの〔100〕というのもあります。
基本、人気、着順は不問ですが、兵庫GTは2着馬、エルムSは勝ち馬でした。
OP特別から〔033〕。勝ち馬5頭、2着馬1頭。
準OP勝ち馬の〔101〕というのもあります。
牝馬は〔001〕と苦戦の様子。
年齢別に見ていくと、4歳〔111〕、5歳〔342〕、6歳〔331〕、
7歳〔101〕、8歳〔002〕、9歳〔001〕。
5歳と6歳の2世代がいいようです。
このレースのキーワードは“ダート1400mの実績”。格
は下でも、勢いがあれば上位に来られるよう。とにかく波乱のダート重賞。
人気馬を疑って掛かりたいレースです。

京都牝馬S(日曜・京都)
芝1600m戦。
06年は2着が同着ですので、10年で2着が11頭、3着が9頭となります。
過去10年、1番人気は〔202〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔262〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。非常に難解な牝馬限定重賞です。
ステップレースを見てみると、牡馬との混合重賞は人気、着順不問。
ただし牝馬限定戦は連対または1、2番人気に推されていたことが要求されます。
JCから〔100〕。京都金杯から〔121〕。
阪神牝馬Sから〔232〕。愛知杯から〔210〕。
OP特別から〔033〕。中でもターコイズS組が〔022〕。
準OPから〔321〕。3着までまたは1、2番人気に推されていた馬。
1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
年齢別に見ていくと、4歳〔441〕、5歳〔444〕、6歳〔233〕、7歳〔001〕。
4、5歳を中心に6歳までといった感じでしょうか。
前も残るし、後ろも届く。京都芝1600m・外回りの適性が大切と言えそうです。

東京新聞杯(土曜・東京)
古馬によるマイル重賞。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔000〕。
こちらも上位人気馬、大苦戦。こちらは3番人気の馬券圏内がありません。
6番人気以下〔553〕、2ケタ人気馬〔221〕。
連対の半数以上が6番人気以下の伏兵で、馬連3ケタ3回に、万馬券4本。
残る2回も9700円と4600円ですから、波乱の度合いは日曜の重賞以上かもしれません。
1番人気が連に絡んだ時は馬連が3ケタに落ち着いているのを考えれば、
まずは1番人気馬の信頼度を計りたいレースですよね。
ステップレースは実に様々。
重賞組で馬券圏内に2頭以上を送り込んでいるのは、京都金杯の〔231〕のみ。
人気、着順は不問です。
その他の重賞では、阪神C、函館SSから勝ち馬が。
福島記念から2着馬が。
有馬記念、マイルCS、阪神牝馬S、中山金杯、
中日新聞杯、京王杯SCから3着馬が出ています。
長期休養明けの好走が多いのも特徴のひとつ。 中間の気配、仕上がりには注意が必要です。
前走OP特別組もよく〔340〕。連対馬か1番人気に推されていた馬ならOK。
準OPからも〔212〕。こちらは1、2番人気で勝った馬のみ好走可能なようです。
牝馬は〔001〕と苦戦の様子。
年齢別では、4歳〔215〕、5歳〔213〕、6歳〔450〕、
7歳〔120〕、8歳〔001〕。
連対の半数を占める6歳馬に注目です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.1.22
AJCC(日曜・中山)
芝2200m戦。
東京で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔421〕、3番人気は〔140〕。
1、2番人気が毎年いずれか必ず連対していますが、
馬券の軸としては2番人気馬がいいのと、3着に1〜3番人気馬が1頭しかいないのが特徴。
6番人気以下〔015〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
ステップレースを見ていきましょう。有馬記念から〔121〕。
人気、着順は不問ですが、近4年で3頭が1番人気に推されて着外。
連対馬を輩出したのは9年前と10年前。過信は禁物です。
中山金杯組が良く〔421〕。こちらも人気、着順は不問ですが、掲示板ならOK。
その他の重賞からだと、JC、マイルになってからの京都金杯から勝ち馬が、
菊花賞から2着が2頭、ステイヤーズSから2着馬が、JCダートから3着馬が出ています。
OP特別から〔003〕。2番人気までまたは3着までの馬。
意外やいいのが準OP勝ち馬で〔213〕。
1000万勝ち馬の〔001〕というのもあります。
牝馬の3着以内はありません。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔240〕、5歳〔222〕、6歳〔214〕、7歳〔312〕、8歳〔011〕。
7歳馬の好走に代表されるようなベテランの激走に注意が必要です。

平安S(日曜・京都)
ダート1800m戦。
過去10年、1番人気は〔023〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔121〕。
1番人気に勝ちがないように、上位人気馬不振です。
6番人気以下〔542〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。03年は13万馬券(6、13番人気)になりました。
1000円台も昨年の1000円(3、1番人気)だけ。とにかく波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。東京大賞典から〔111〕。
3着2頭、5番人気8着1頭。
JCダートから〔111〕。7、5、3着馬。
浦和記念から〔111〕。4着以内ならOK。
名古屋GPから〔111〕。勝ち馬と7番人気12着馬です。
シリウスS勝ち馬が〔001〕。
エルムS2着馬が〔001〕。
OP特別からは〔443〕。中でもベテルギウスS組が好相性で〔313〕。
このレースからなら、1、2番人気または3着までならOK。
準OPから〔222〕。6頭中勝ち馬5頭、残る1頭も2着馬。
人気も6頭すべて4番人気までに推されていた馬でした。
牝馬は〔011〕。00年の2、3着馬。
それ以降の好走例が無いので、牝馬は苦戦とみていいでしょう。
年齢別に見て行くと、
4歳〔154〕、5歳〔242〕、6歳〔313〕、7歳〔201〕、8歳〔200〕。
こちらもベテランの頑張りに注意が必要です。
また好走馬に同じ名前が並ぶのも特徴のひとつ。
具体的には、01年勝ったマンボツイスト、翌02年3着。
02年勝ったスマートボーイ、翌03年も連覇。
02年2着マイネルブライアン、翌03年3着。
03年2着クーリンガー、翌04年も2着。
07年勝ったメイショウトウコン、翌08年2着。
08年3着マコトスパルビエロ、翌09年も3着。
荒れるレースは荒れると踏んで。思い切った穴狙いも面白いと思いますョ。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.1.15
京成杯(日曜・中山)
芝2000mの3歳重賞。
東京で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔321〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔211〕。
1番人気は近5年連続連対中。毎年、1、2番人気のいずれか1頭が連対しています。
6番人気以下〔025〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。比較的堅い重賞と言っていいでしょう。
ステップレースを見てみると、朝日杯FSから〔210〕。3、4着の馬。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔121〕。掲示板3頭に、5番人気8着が1頭。
東京スポーツ杯2歳Sから〔020〕。勝ち馬と6番人気6着の馬。
OP特別のホープフルS組が〔211〕。4着までならOK。
500万からは〔214〕。
3着までならOKですが、中でもエリカ賞連対馬が〔201〕。
新馬勝ち即の好走例はなく、未勝利勝ちから〔222〕。
すべて3番人気までで勝ち上がった馬です。
牝馬の馬券圏内はなく苦戦の傾向。
あまり出世の見込めないレースとの声もありますが、
様々なジャンルで息の長い活躍をする馬を多数輩出しているレースです。もちろん注目の1戦です。

日経新春杯(日曜・京都)
芝2400mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔111〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔223〕。
上位人気馬、決して信頼できる成績を残してはいません。
6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。ハンデ戦らしく、難解な1戦となっています。
ステップレースも様々で、2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、有馬記念から〔121〕。
ステイヤーズSから〔110〕。
鳴尾記念から〔131〕。
OP特別の万葉Sから〔111〕。
これら人気、着順は不問です。
そして最も好相性なのが準OPからの馬で〔423〕。
連対あるいは1番人気に推されていた馬ならOKです。
ちなみに1000万連対馬も〔002〕と3着ならあるよう。
トップハンデは10年で13頭いて〔111〕。
勝ち馬のハンデは58.5〜49キロで、平均54.75キロ。
2着は58〜53キロで、平均は55.05キロ。
3着になると軽くなって、56.5〜50キロ。平均は52.9キロとなっています。
牝馬は〔102〕。52、50、49キロですから、軽ハンデを活かしての好走と言えそうです。
年齢別では、4歳〔227〕、5歳〔462〕、6歳〔211〕、7歳〔210〕。
連対の半数を占める5歳馬が良さそう。
3着に4歳馬が7頭というのも特徴のひとつと言えそうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.1.7
シンザン記念(日曜・京都)
明け3歳馬による芝のマイル戦。
過去10年、1番人気は〔611〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。他にも8000円台が1回あります。
1番人気は信頼可能な成績を残しているのですが、
実はこの1番人気が連をハズした時に馬券はデカくなる。
2本の万馬券と8000円台の馬券はこの時出ています。
まずは1番人気の信頼度をチェックしたいレースです。
ステップレースを見てみると、朝日杯FSから〔423〕
(出走取り消しから3着の03年エイシンブーンは除く)。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔012〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OP特別からは、中京2歳S連対馬が〔110〕。
さざんかS(500万時代は除く)から〔003〕。3着までならOK。
500万(上記さざんかSを含む)から〔130〕。こちらは連対必須。
新馬勝ちから〔011〕。2番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利(折り返しの新馬戦含む)勝ちから〔310〕。
3番人気までで勝ち上がった馬が意外や頑張ってます。
牝馬は〔011〕。この2頭は共に1番人気でした。
もし1番人気に推されるようならのスタンスでいいでしょう。
キャリアの多少は問いません。
前走重賞組以外は連対していた馬に好走資格あり。
例外はOP特別のさざんかS3着から3着に頑張った去年のトップカミングのみ。
迷ったらその辺でふるいに掛けてみて下さい。


フェアリーS(月曜・中山)
昨年から1月施行の芝のマイル戦として復活した、明け3歳牝馬限定の重賞。
データは昨年のものしかありませんが、その昨年は1、4、10番人気のワンツースリー。
勝ったのは阪神JF2番人気6着だったジェルミナル。
2着はマイルの新馬戦を1番人気1着のアイアムネオ。
そして3着は牡馬に混じってのホープフルS(OP特別・芝2000m)
10番人気11着だったグッデーコパ。
勝ったジェルミナルは好位から抜け出す競馬。
2着アイアムネオは出遅れて追い込み、3着グッデーコパは逃げて2着とはクビ差に粘りました。
ステップレースや脚質、キャリアなど、まだまだデータから絞り込むわけにはいきませんが、
それでもこの3頭に共通しているのは、前走の距離がみんなマイル以上だったということ。
07年で一旦廃止になるまでは芝の6F戦だったので、
このあたりはマイル戦に変わってのひとつのポイントかもしれません。
お正月を挟んでの牝馬の競馬ですからね。気配は特にしっかりチェックしたいところです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2010.1.7
中山金杯(火曜・中山)
芝2000mのハンデ戦。
東京で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔201〕、2番人気は〔031〕、3番人気は〔201〕。上位人気馬不振。
6番人気以下〔256〕、2ケタ人気馬〔033〕。
馬連3ケタなく、万馬券2本。他にも9000、7000、4000円台が1回ずつある波乱の重賞です。
前走の人気、着順は基本的に不問。好相性のステップレースも多岐に渡るのですが、
馬券圏内に2頭以上を送り込んでいるのは、鳴尾記念から〔130〕。中日新聞杯から〔011〕。
OP特別のディセンバーSから〔203〕。キャピタルSから〔020〕。
準OPから〔021〕。
1000万勝ち馬が〔101〕。
ちなみにディセンバーSは4着以内。
ところが準OPでさえ人気、着順は不問というところがこのレースの難しいところなんですね。
ハンデを見ると、トップハンデの馬は9回で14頭いて〔221〕。
57キロ以上の馬が5勝しているように、重いハンデの馬が健闘しています。
ちなみに勝ち馬の平均ハンデは55.28キロ、2着馬は54.94キロ、3着馬は54.5キロとなっています。
年齢別に見ていくと、4歳〔133〕、5歳〔321〕、6歳〔414〕
、7歳〔110〕、8歳〔010〕、9歳〔010〕。6歳5歳の順にいいようです。
牝馬は〔110〕。50キロと53キロの馬。軽ハンデを活かして何とかといったイメージでしょうか。
逃げ馬が5頭馬券圏内に粘っています。人気薄の逃げ馬に注意が必要です。

京都金杯(火曜・京都)
こちらは芝1600mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔003〕、3番人気は〔321〕。
2番人気馬不振です。
6番人気以下〔446〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。ですが7000円台が1回に、4000円台が3回。
意外やこちらも波乱の重賞なんです。
中山同様、馬券圏内に2頭以上を送り込んでいるレースは、マイルCSから〔032〕。
人気、着順は不問です。ただし2着が精一杯。
G1以外では鳴尾記念組が最も良く〔321〕。3着までの馬が好走します。
阪神牝馬Sから〔012〕。人気、着順は不問。
重賞ではここ3年、毎年馬券圏内に1頭ずつを送り込んでいる阪神C組が〔102〕。
こちらも人気、着順は不問です。
OP特別組は〔111〕。連対していればOK。
準OP勝ち馬が〔110〕。
1000万勝ち馬が〔011〕となっています。
牝馬は〔112〕。通用しない訳ではありませんが、牡馬に分がある感じでしょうか。
トップハンデは10年で15頭いて〔201〕。ただし近7年の馬券圏内はありません。
それでも勝ち馬の平均ハンデは56.45キロ、2着馬は55.45キロ、3着馬は55.15キロ。
54キロ以下は〔233〕ですが、53キロ以下になると〔022〕と一気に成績は下がります。
ある程度の重いハンデは強さの証しと考えても良さそうです。
年齢別に見ていくと、4歳〔436〕、5歳〔322〕、
6歳〔332〕、7歳〔010〕、8歳〔010〕。
4〜6歳に良績は集中。特に4歳馬が少し抜け出た感じでしょうか。
中山とは逆に、気をつけなくてはならないのが追い込み馬の台頭。
外回りコースを使ってのマイル戦。平坦で切れるイメージの馬に注意が必要です。