週末の重賞……2009.12.24
有馬記念(日曜・中山)
1年を締めくくるグランプリレース。芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔610〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔112〕。
1番人気の信頼度は高いものの、2、3番人気は今ひとつ。
6番人気以下〔147〕、2ケタ人気馬〔032〕。3着に伏兵を狙えとデータは教えます。
馬連3ケタ3回に、万馬券4本。残る3回は1000円台です。
ステップレースを見て行きましょう。何と言っても好相性なのがJC組で〔643〕。
連対の半数はJCからです。
ちなみに着順ですが、3着以内が8頭。2ケタ着順からの巻き返しも十分ですからね。
JC組はじっくりと考察を加えてみて下さい。
秋の天皇賞から〔202〕。こちらも人気、着順は不問です。
マイルCSから〔002〕。こちらは1番人気1着のみ。
菊花賞から〔121〕。2番人気までまたは2着までならOKです。
前走G1からが26頭。それ以外では、まずは毎日王冠から〔100〕。1番人気1着馬。
アルゼンチン共和国杯から〔001〕。1番人気2着馬。
ステイヤーズSから〔001〕。こちらも1番人気2着馬。
1800m時代の京阪杯から2着馬が1頭出てはいますが、今は6F戦に性格を変えたので度外視。
すると好走馬の前走はG1またはG2から。
特に近6年の1〜3着はすべて前走G1を走っていた馬。格重視でいいかと思います。
牝馬は〔111〕。このうち1勝、2着1回は去年と一昨年のダイワスカーレットです。
最後に年齢別に見ていきましょう。
3歳〔232〕、4歳〔821〕、5歳〔024〕、6歳〔011〕、7歳〔022〕。
勝ち馬は3、4歳からしか出ていません。
しかし今年は4歳馬の参戦がゼロになるかもという珍しい有馬記念。
馬券もかなり荒れるかもしれませんね。


ラジオNIKKEI杯2歳S(土曜・阪神)
翌年のクラシックに直結すると言われる2歳馬のG3。芝2000m戦。
1番人気は〔143〕、2番人気は〔611〕、3番人気は〔023〕。
1番人気も連対率5割ですが、2番人気の方がいいレース。3番人気は不振です。
6番人気以下〔113〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
1番人気または2番人気が連をハズしたのは1度だけ。
その時も1番人気は3着。軸は1、2番人気でいいでしょう。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
基本的には堅いレースなんですけど、難しい側面もあるレースだと思います。
ステップレースを見ていくと、まだ連闘になる前の朝日杯FSから〔200〕。
実はこのレースだけが人気、着順不問。あとは連対必須なので覚えておいて下さいね。
東京スポーツ杯2歳Sから〔111〕。
札幌2歳Sから〔121〕。
OP特別だと、京都2歳Sから〔220〕。
500万からが〔322〕と意外と好走しています。
新馬からは〔123〕。こちらはダート戦も含め、3番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利からは〔013〕。こちらも3番人気までで勝ち上がった馬です。
繰り返しになりますが、朝日杯FS以外はどの条件であろうが連対必須。
取捨選択の参考になさって下さい。
昨年のダービー馬、ロジユニヴァースもこのレースの覇者。見逃せない1戦です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.12.17
朝日杯FS(日曜・中山)
芝1600mで争われる2歳チャンピオン決定戦。
過去10年、1番人気は〔144〕、2番人気は〔410〕、3番人気は〔111〕。
1番人気と2番人気で5連対ずつ。ですが、勝ちという意味では2番人気の方がいいのが特徴。
でも1番人気の馬券圏内率は90%ですから、3連単、3連複の軸は1番人気と考えていいでしょう。
6番人気以下〔222〕。2ケタ人気馬〔111〕。
ちなみにこの2ケタ人気馬は3頭すべて10番人気の馬でした。
毎年1〜3番人気の馬が連絡み。荒れる時はヒモ荒れです。覚えておいて下さいね。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
ですが、8000円台が2回に、4000、3000、2000円台が1回ずつありますからね。
なかなか難解なG1です。
ステップレースを見ていきましょう。まずは重賞から。
東京スポーツ杯2歳Sから〔313〕。連対4頭、3着2頭、1番人気4着1頭です。
京王杯2歳Sから〔222〕。連対4頭、3着1頭、1番人気5着が1頭。
デイリー杯2歳Sから〔033〕。連対5頭、2番人気13着1頭。
札幌2歳S勝ち馬が〔020〕。
新潟2歳S勝ち馬が〔100〕。
OP特別の京都2歳Sから〔200〕。
萩Sから〔001〕。
いちょうSから〔001〕。
これらOP特別組はみんな勝ち馬です。
500万勝ち馬は〔010〕。
未勝利を勝ち上がったばかりの馬が〔200〕。この2頭は1、2番人気での勝利でした。
キャリア1戦の馬の馬券圏内はありません。
馬券圏内30頭中、近2走連続して3着以内という馬が27頭。
残る3頭はいずれか一方で3着をハズしているのですが、
それでもその時の人気は1、2番人気でした。
このあたりを参考に馬券を絞ってみて下さい。

阪神C(日曜・阪神)
今年で4回目となるG2。芝1400m戦です。
データは過去3年で見ていきましょう。
上位人気馬では、1番人気こそ〔110〕ですが、2、3番人気の3着以内はなし
。この3年、8、10、8番人気の馬が連絡み。
3連単は8、11、12万馬券。波乱の重賞です。
ステップレースとしては、マイルCS組がよく〔122〕。
毎年1または2頭が馬券圏内に入っています。
去年は京阪杯組のワンツー。
この2つのレースでの人気、着順は共に不問です。
重賞以外ではOP特別のオーロCから3着が1頭。
この馬は1400mの準OP、OP特別を連勝。
そんな“勢い”にも注意が必要ということでしょう。
ちなみにスワンSからマイルCS、スワンSから京阪杯という
ローテーションの馬が毎年1頭連対しているのも覚えておいて下さい。
3歳〜7歳まで、また牝馬も含め、まんべんなく好走しています。
差し、追い込みの競馬になりやすいよう。
阪神コースと1400mの距離を得意とする馬をチェックして下さいね。

愛知杯(土曜・中京)
牝馬限定の、芝2000m戦のハンデ戦。
暮れの施行になったのが06年のこと。こちらもデータは3年です。
06年は1、3、2番人気のワンツースリーで、馬連は640円。
07年は4、2、1番人気で、1470円。堅い重賞かと思いきや、
昨年は16、14、3番人気で61380円!
3連単は144万馬券となりました!
堅く収まった06年と07年は実績馬が連勝中の上がり馬を挟む感じの1〜3着。
06年は秋華賞からエリザベス女王杯という3歳馬が1着3着。
2着は準OP、OP特別を連勝の馬でした。
07年は府中牝馬Sからエリザベス女王杯という馬が1着3着。
2着は1000万、準OPをどちらも1番人気で連勝の馬。
波乱の昨年は1000万特別で1番人気3着だった馬と、
そのレースの勝ち馬が1着2着。
3着には秋華賞からエリザベス女王杯の3歳馬が来ました。
なんとなく見えてきた気がしませんか?
ハンデ戦です。トップハンデは3年で6頭いて〔211〕。
実績のある馬が重いハンデをものともせずに好走するか、
51キロ、50キロのワンツーだった昨年のように、勢いのある馬が頑張るか。
パターンはその2つ。
ひとつ言えるのは、3着以内の15頭中14頭が前走掲示板。
残る1頭も6着ですから、G1も含め、そこそこに来ている順調さ、
好調さが必要ということだと思います。
堅いのか、荒れるのか。今年はどちらの愛知杯?注目です!
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.12.10
阪神JF(日曜・阪神)
芝1600mで争われる2歳女王決定戦。
過去10年、1番人気は〔411〕、2番人気は〔005〕、3番人気は〔130〕。
6番人気以下〔463〕、2ケタ人気馬〔021〕。
1番人気はまずまずも、上位人気馬の信頼度が低いのと、
6番人気以下が連対の半数を占めている難解なG1。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。他に8000、5000、4000、3000円台も1回ずつあります。
ステップレースを見てみると、重賞ではファンタジーS組がよく〔223〕。
人気、着順は不問です。
ただし、連対を外していた馬のもうひとつ前はどんな条件であろうと1着でした。
注意したいのは、このファンタジーSを勝って1番人気に推された馬は
4頭が着外に消えているんですね。
言ってみれば“両刃の剣”。過信は禁物かもしれません。
あとは、札幌2歳S3着馬が〔200〕。
デイリー杯2歳S3番人気5着馬が〔100〕。
新潟2歳S連対馬が〔011〕。
函館2歳S勝ち馬が〔010〕。
ちなみにデイリー杯2歳S5着馬のその前は新潟2歳S2着。
“2歳S”組は好走していることが必要なようです。
OP特別から〔111〕。勝ち馬2頭に3着馬が1頭。
500万からの馬が結構頑張っていて〔323〕。3着までならOK。
新馬勝ちは〔032〕。
未勝利勝ちは〔100〕です。
さらに前々走を見ると、キャリア1戦の馬を除く26頭中、
21頭が勝利を挙げており、2着も3頭、3着も1頭。
例外は公営で13着だった01年の2着アローキャリーのみ。
前々走の成績は重要なポイント。チェックをお忘れなく。

カペラS(日曜・中山)
昨年新設されたダート重賞。ダート1200m戦。
その昨年は4、7、8番人気での決着で、馬連7760円、3連単371800円と波乱の結果でした。
勝ったのは準OPを勝ったばかりの4歳ビクトリーテツニー。
2着は芝のOP特別17着から巻き返した6歳スリーアベニュー。
3着は公営大井の6歳フジノウェーブがJBCスプリント7着から頑張りました。
3頭共に4コーナー後方からの追い込みの競馬。今年は果たして?
そんな中、やはり注目は中山得意の馬でしょうね。
ダートの短距離重賞も大きなところは終わり、来年のフェブラリーSを見据える馬たちの戦い。
厩舎の青写真を読むのもいいかもしれません。

中日新聞杯(土曜・中京)
芝2000mのハンデ重賞。12月の試行になったのが00年のこと。
ハンデ戦になったのが06年ですが、データは別定戦時代も含む、
過去9回で見てみたいと思います。
1番人気は〔230〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔124〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。比較的堅い重賞だったのですが、
昨年は馬連10130円と、ようやくハンデ戦らしい結果となりました。
ステップレースを見てみると、G1からだと、菊花賞から〔111〕。
マイルCSから〔100〕。天皇賞・秋から〔020〕。エリザベス女王杯から〔011〕。
交流ダートのダービーGPからの〔001〕というのもあります。
その他の重賞からだと、福島記念から〔022〕。富士Sから〔010〕。札幌記念から〔001〕。
ここまですべて人気、着順は問いません。
OP特別からは〔310〕。人気、着順は不問。
準OPから〔100〕。こちらも人気、着順は不問です。
そして意外といいのが1000万からの馬で〔303〕。
勝ち馬5頭、2着馬1頭。勢いのある馬には注意が必要なようです。
ハンデ戦になって3年。トップハンデは3頭いて〔010〕。
残る2頭が13着ですから、基本的に苦戦と考えていいでしょう。
牝馬は〔111〕。率で言えば牡馬とほぼ五分の成績を残しています。
年齢別では、3歳〔444〕、4歳〔352〕、5歳〔202〕、
6歳の馬券圏内がなく、7歳〔001〕。
3、4歳が中心。特に2着はこの2世代で独占です。
迷ったら軸は3、4歳でいきたいところです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.12.4
JCダート(日曜・阪神)
今年で区切りの10回目を迎えるダートの国際招待競走。
阪神のダート1800mで行われるようになったのは去年から。
傾向を掴むために、データは過去9年を分析しておきたいと思います。
1番人気は〔332〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔010〕。
2、3番人気の不振が目立ちます。
6番人気以下〔246〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。他にも5000、4000、3000円台が1回ずつある難解なG1です。
ステップレースは主に2つ。JBCから〔263〕。11頭中9頭が3着以内だった馬。
武蔵野Sから〔322〕。3着まで、または3番人気までに推されていた馬。
ちなみに3着をハズしていた馬は前々走では連対を果たしていました。
南部杯から〔110〕。2着まで、または2番人気までに推されていた馬。
白山大賞典から〔002〕。3着までの馬。
準OP1番人気1着馬の〔101〕というのもあります。
外国馬は〔101〕。ダートも馬場の違いがあるせいか、日本馬が優勢です。
さらに昨年からは右回り。左回りだけのアメリカの馬には厳しい条件となっています。
年齢別に見ていくと、3歳〔302〕、4歳〔023〕、5歳〔441〕、
6歳〔232〕、7歳〔001〕。なぜか4歳馬だけ不振です。
サマーバードの故障、回避は残念ですが、日本を代表する砂の猛者たちが集まりました。
ダートNo.1は果たしてどの馬でしょうか?

鳴尾記念(土曜・阪神)
芝1800m戦。距離短縮と共に、ハンデ戦から別定戦に変わったのが06年のこと。
従いまして、データは過去3年。なお07年は3着同着です。
簡単にこの3回を分析すると、ハンデ戦時代に比べて重賞組が活躍するようになりました。
ただし、前走馬券圏内に好走していたのは2頭だけ。
これを掲示板に広げてもわずかに3頭ですから、前走成績は気にしないでいいようです。
またダートからの3着というのもあります。
3番人気馬が〔021〕と毎年3着以内に来ているのも特徴です。
年齢的には3歳から6歳までまんべんなく。
前走度外視で、この条件が合う、重賞の常連を選ぶこと。それが的中馬券への近道かもしれません。

ステイヤーズS(土曜・中山)
芝3600mの暮れの名物レース。
過去10年、1番人気は〔520〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔100〕。
上位人気で信頼できるのは1番人気だけ。
6番人気以下〔413〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
ステップレースを見ていきましょう。圧倒的好相性はアルゼンチン共和国杯組で〔555〕。
勝ち、連対、馬券圏内の半分はこのレースから。人気、着順は不問です。
あとは菊花賞から〔120〕。2着2頭、7着1頭。
京都大賞典から〔100〕、福島記念から〔010〕、
札幌記念から〔001〕などもありますが、いずれも人気、着順は不問です。
OP特別ではアンドロメダSから〔001〕。
準OPから〔010〕。4番人気2着だった馬。
1000万から〔001〕。2番人気7着だった馬。
この条件戦からの馬たちの成績を見ると、実績よりもステイヤーとしての資質が重要。
芝2400m以上での勝ち星は欲しいところです。
芝3000m戦だったドンカスターSが好相性のステップレースだったのですが、
ダート1800m戦に性格を変えてしまいました。
アルゼンチン共和国杯組が馬券圏内に1頭も来なかったのは00年のみ。
このレースだけが抜けて重要なステップレースとなりました。
逆に天皇賞・秋からの3着以内はゼロ。2頭が1番人気で着外に敗れています。
年齢別に見ていくと、3歳〔220〕、4歳〔341〕、5歳〔214〕、
6歳〔332〕、7歳〔002〕、8歳〔001〕と、3〜6歳馬がまんべんなく。
牝馬は〔010〕と苦戦の傾向ですが、面白いのはセン馬が〔401〕と頑張ること。
現在2連勝中。今年も3頭が出走予定。セン馬の3連覇なるかに注目です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.11.26
ジャパンカップ(日曜・東京)
外国馬招待の国際レース。芝2400m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔323〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔101〕。
3番人気になるとぐっと信頼度は下がります。
6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬〔010〕。
1〜5番人気での1〜3着が3分の2にあたる6回。
しかし人気が割れるせいか、配当はよく、馬連3ケタ3回、
万馬券1本の他に、7000、3000円台が2回ずつ出ています。
好走した日本馬のステップレースは至ってシンプル。格で言えば、前走はG2まで。
天皇賞・秋から〔454〕。1、2番人気または連対馬が11頭。
残る2頭は3番人気3着と、4番人気4着の馬。
1、2番人気であっても最低着順は6着。
天皇賞で連対を外していた馬の前々走はG1またはG2で連対しており、
かなりのレベルが求められるということになります。
次に3歳の菊花賞組が〔131〕。こちらも1、2番人気か連対馬。
1、2番人気で連を外して巻き返した馬は2頭いて共に4着。
この2頭はジャングルポケット(01年優勝)とコスモバルク(04年2着)。
前者の前々走は古馬に混じっての札幌記念1番人気3着、後者はセントライト記念1番人気1着。
こちらも相当なレベルの高さが求められます。
G2では京都大賞典から〔101〕。1番人気1着馬と、2番人気で競走を中止した馬。
アルゼンチン共和国杯を3番人気で勝った馬の〔100〕もあります。
外国馬は〔113〕。日本の芝への適性、このレースへの本気度を見出すのがカギでしょうか。
牝馬は〔002〕。苦戦の傾向は否めません。
年齢別に見ていきましょう。
3歳〔141〕、4歳〔625〕、5歳〔113〕、6歳〔120〕。圧倒的に4歳馬がいいようです。
世界の強豪を蹴散らして日本の馬が勝つのか、それとも外国馬が底力を見せるのか。楽しみな1戦です。

京阪杯(土曜・京都)
06年から芝6F戦に性格を変えた重賞。従いまして、データは過去3年です。
馬券圏内はすべて1〜4番人気の馬で占められており、
中でも4番人気が〔210〕と毎年連対。
2番人気が〔003〕と3年連続で3着に来ています。
馬連は1580円(4、3番人気)、980円(1、4番人気)、3510円(4、3番人気)。
ステップレースを見てみると、スプリンターズSから〔100〕。
スワンSから〔021〕。
セントウルSから〔001〕。
OP特別から〔010〕。
準OPから〔201〕。
この準OP戦は京洛S。かなりの好相性ゆえ、注意が必要です。
1400mのスワンS以外はすべて1200m戦。スワンSのみ人気、着順は不問。
6F戦ならどのクラスでも例外なく連対は必須条件となっています。
年齢は3世代。3歳〔112〕、4歳〔110〕、5歳〔111〕。
今年もデータ通りとなりますか。注目です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.11.23
マイルCS(日曜・京都)
秋のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔420〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔206〕、2ケタ人気馬〔205〕。
人気薄を狙うなら、徹底的に人気の無い馬を狙えということでしょう。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋から〔442〕。人気、着順は不問。
スプリンターズSから〔301〕。1、2番人気または2着までの馬。
毎日王冠から〔040〕。1番人気または勝ち馬。
スワンSから〔016〕。この内、6頭が連対馬。
もう1頭は59キロを背負い、7番人気で5着だった馬です。
富士Sから〔110〕。3、5着の馬。
ダートの武蔵野Sから〔100〕。2着馬。
府中牝馬Sから〔100〕。こちらは勝ち馬。
秋華賞2着馬の〔001〕というのもあります。
牝馬は〔131〕。これらはすべて近5年。
このところ、毎年牝馬が馬券圏内に1頭来ています。今年も注意が必要でしょう。
年齢別に見ていくと、3歳〔122〕、4歳〔452〕、5歳〔336〕、6歳〔100〕。
4、5歳馬がいいようです。
追い込みが決まります。直線平坦向きのキレを持つ馬に注目です。

東京スポーツ杯2歳S(土曜・東京)
後のクラシック戦線を賑わす馬たちを輩出する2歳重賞。芝1800m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔312〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔221〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタもなければ、万馬券もなし。取り頃、ハズシ頃の難しいレースと言えそうです。
ステップレースを見ていくと、重賞では、札幌2歳Sから〔201〕、デイリー杯2歳Sから〔010〕。
OP特別では、いちょうSから〔133〕、萩Sから〔110〕、
ダリア賞から〔010〕、芙蓉Sから〔002〕、クローバー賞から〔001〕。
500万からは〔010〕。
新馬から〔502〕。
未勝利から〔001〕となっています。
馬券圏内27頭、例外なく前走で連対または1、2番人気なんですね。
またクローバー賞とダリア賞を除くすべてのレースがマイル以上の距離。
これは新馬も含め、すべてそうなんです。
また500万と未勝利勝ちからの馬がわずかに1頭ずつですから、
重賞またはOP特別で好走の実績馬か、新馬から即の素質馬か。
この対決と見ていいでしょう。特に新馬から5勝ですからね。
これは頭の中に置いておいて下さい。
ちなみに牝馬の3着以内はありません。併せて覚えておきましょう。

福島記念(土曜・福島)
福島の最終週を飾るハンデ戦。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔202〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔376〕、2ケタ人気馬〔025〕。
馬連3ケタはなく、万馬券が3本。
馬券圏内30頭中、半数以上の16頭が6番人気以下の伏兵。
3連単ができて5年で3回が超万馬券。85万、63万、30万馬券ですから、波乱のハンデ戦です。
ステップレースは実に様々。
中ではOP特別組がよく〔363〕。
オパールS組の〔202〕、カシオペアS組の〔121〕あたりが目立ちます。
その他、富士S、アルゼンチン共和国杯、秋華賞、オールカマーから勝ち馬が。
天皇賞・秋、函館記念から2着馬が。
朝日CC、府中牝馬Sから3着馬がそれぞれ出ています。
条件戦からだと、準OPから〔120〕。掲示板ならOK。
1000万からも1番人気1着馬の〔001〕があります。
ハンデ戦です。トップハンデは10年で16頭いて〔211〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜51キロで平均54.95キロ。
2着馬は57.5〜53キロで平均54.45キロ。
3着馬は57〜52キロで平均54.7キロ。
いずれもそう差はなく、重いハンデでも力があれば十分勝ち負けになるよう。
牝馬は〔101〕で、牡馬に比べると苦戦の傾向に。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔110〕、4歳〔121〕、5歳〔544〕、
6歳〔133〕、7歳〔201〕、8歳〔001〕。
5歳馬がいいようです。
追い込みも決まる最終週の馬場。とにかく伏兵の台頭に注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.11.12
エリザベス女王杯(日曜・京都)
牝馬No.1決定戦。芝外回りの2200m戦。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔432〕、3番人気は〔110〕。
1番人気より2番人気がよく、2番人気が馬券圏外に消えたのは1度だけ。
毎年1番人気か2番人気の馬が連に絡んでいるのも特徴のひとつです。
6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
最高配当で2番人気と7番人気で決まった99年の5270円ですから、
イメージほどは荒れない牝馬のG1ということになります。
ステップレースですが、3歳の秋華賞組がよく〔530〕。
1着3頭、2着2頭、3着1頭、5着1頭、6着1頭。ちなみに3歳の好走馬はすべてこのステップ。
天皇賞・秋から〔211〕。3着1頭、5着2頭、17着からの巻き返しも1頭います。
面白いのが府中牝馬S組の〔057〕。
12頭も馬券圏内に送り込んでいながら、なぜか勝ち馬は出ず、2着が精一杯なんですね。
3着または3番人気までの馬だったら相手に狙えます。
他には毎日王冠、札幌記念から勝ち馬が、ダートのエルムSから2着馬が、
スワンSから3着馬がそれぞれ出ています。
前走は牝馬ゆえに“ボチボチ”でOK。6、7着あたりまで大丈夫。
2ケタ着順の馬は2頭のみ(ダートのエルムSと天皇賞・秋)です。
外国馬は6頭参戦して〔001〕。日本の馬場への適性が重要なポイントになりそう。
年齢別では、3歳〔530〕、4歳〔246〕、5歳〔333〕、6歳〔001〕。
3歳の秋華賞組か、4、5歳馬。
ただし府中牝馬S組は2着までといった感じで馬券を組み立ててみると面白いかもしれませんね。

京王杯2歳S(土曜・東京)
芝1400mの2歳重賞。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔240〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔122〕。
6番人気は〔323〕、2ケタ人気馬〔211〕。
3番人気までの馬が毎年1頭必ず連に絡んでいるにもかかわらず、馬連3ケタ2回に、万馬券3本。
他にも6000円台と5000円台が1回ずつある、“ヒモ荒れ”の重賞なんです。
ステップレースは実に様々。格でまとめて見ると、重賞から〔311〕。人気、着順は不問です。
OP特別から〔434〕。こちらも人気、着順は不問。
500万から〔124〕。3番人気までで、かつ3着以内とかなり絞られます。
新馬勝ちは〔010〕。2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちは〔120〕。3番人気までで勝ち上がった馬。
牝馬は〔001〕と苦戦。
キャリアは2〜4戦の間に良績が集中しており、6戦以上の馬は3着精一杯となっています。
スピードとある程度のスタミナの両方を併せ持つ馬はどの馬でしょうか。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.11.6
アルゼンチン共和国杯(日曜・東京)
JCを睨む古馬たちのハンデ戦。芝2500m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔255〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
ですが、9000、7000、6000、4000、3000円台がそれぞれ1回ずつと、
さすがに波乱のハンデ重賞なんです。
好相性のレースは、京都大賞典で〔422〕。人気、着順は不問、というかボチボチでOK。
次に準OPのオクトーバーS組が〔231〕と好成績。これらはすべて連対馬。
1000万勝ち馬も〔112〕。軽いハンデで侮れずといったところでしょうか。
トップハンデの馬は9回で11頭いて〔111〕。
それでも重い馬がダメという訳ではなく、勝ち馬のハンデは57.5〜53キロで、平均は55.5キロ。
2着馬は58〜50キロで、平均は54.17キロ。
3着馬は58〜49キロで、平均は53.78キロ。
つまり着順がいいほどハンデの平均は重くなっているのです。
牝馬の馬券圏内はなく、すべて牡馬。
最後に年齢別に見ておきましょう。
3歳〔031〕、4歳〔423〕、5歳〔432〕、6歳〔112〕、7歳〔001〕。
中心は4、5歳馬のようです。

ファンタジーS(日曜・京都)
2歳牝馬重賞。芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔111〕。
ちなみに4番人気馬が活躍していて〔331〕。
これは覚えておくといいかもしれません。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。ただし、2回の馬連も900円台。
難解な乙女の戦いと言っていいでしょう。
ステップレースを見ていきましょう。まずは各2歳Sから。
小倉2歳Sから〔100〕。これは勝ち馬。
函館2歳Sから〔011〕。これは2着馬。
札幌2歳Sから〔011〕。こちらは3着馬。
新潟2歳Sから〔001〕。こちらは4着馬です。
デイリー杯2歳Sから〔010〕。5番人気6着馬。
好成績を残しているのはOP特別組で〔511〕。3着以内ならOK。
中でも特にすずらん賞以来の馬がよく〔301〕。注目のステップレースです。
500万から〔252〕。3着以内ならOK。
さらに9頭中8頭は1、2番人気の馬でした。
中ではりんどう賞組がよく〔150〕となっています。
新馬からは〔211〕。そのうち3頭が1番人気での勝ち上がり。
未勝利勝ちは〔002〕。2頭とも1番人気での1着でした。
キャリアは基本的に不問。昨年のイナズマアマリリスのように、
実績があって好走条件は満たしているのに評価の低い馬、要注意です。

武蔵野S(土曜・東京)
JCダートへの前哨戦。ダート1600m戦。
秋のマイル戦に変わったのが00年のこと。
中山で行われた02年を除く、データは過去8回です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔001〕。3番人気馬不振です。
6番人気以下〔126〕、2ケタ人気馬〔002〕。3着伏兵狙いです。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。それでも8000、4000円台が1回ずつに、3000円台が2回。
なかなか難解なレースと言えそうです。
ステップレースは実に様々。勝ち馬の前走は、芝の重賞から準OP勝ちまでバラバラ。
中ではOP特別組の〔304〕というのが好相性。
3着までまたは1番人気に推されていた馬が6頭。
残りの1頭は4番人気4着だった馬。
1000万1番人気1着馬の〔001〕もあり、レースは多岐に渡るのですが、
言えるのは「ダート戦なら掲示板必須」。
例外はただ1頭。芝でも掲示板外しはたた1頭ですから、前走成績は重要です。
牝馬は〔002〕と3着まで。
年齢別では、3歳〔422〕、4歳〔022〕、5歳〔421〕、
6歳〔012〕、7歳〔011〕。3歳馬と5歳馬中心でいいようです。
今年はJBCに出走できなかったメンバーがこちらに回って豪華な顔ぶれに。
楽しみな1戦となりました。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.10.29
天皇賞・秋(日曜・東京)
古馬最高峰の1戦。芝2000m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔520〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔001〕。
1番人気は信頼できる成績ですが、2、3番人気は不振。
6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
他にも8000円台が1回、4000円台が2回、2000円台が1回ある、波乱含みのG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、京都大賞典組で〔321〕。連対または2番人気までに推されていた馬が5頭。
残る1頭は7番人気6着の馬。この馬の前々走は宝塚記念3着でした。
次に毎日王冠組で〔212〕。連対馬が4頭。残る1頭は8番人気5着だった馬。
この馬の前々走はOP特別1着でした。
宝塚記念以来という馬が〔211〕。連対もしくは1番人気だった馬。
その他で2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、オールカマーの〔020〕。
1番人気1着、3番人気4着の馬。
札幌記念から〔101〕。どちらも勝ち馬。
それ以外では、交流G1の南部杯から勝ち馬が。
秋華賞、産経大阪杯、海外G1から2着馬が。
安田記念、神戸新聞杯、府中牝馬S、関屋記念から3着馬が出ています。
いずれも着順以上に人気が大事なよう。1、2番人気、もしくは勝ち馬が頑張っています。
ちなみに3着以内27頭すべてが前走は重賞を走っていました。
OP特別や条件戦を走っていた馬は割引が必要なよう。
年齢別に見ていくと、3歳〔012〕、4歳〔733〕、5歳〔253〕、6歳〔001〕。
好走はこの4世代のみ。中でも良績は4、5歳に、特に4歳馬に集中しています。
牝馬は〔222〕。連対率では牡馬を上回る成績。
これは近5年でのものですから、いかに牝馬が力を付けているかがわかるかと思います。
ただし、牝馬が来る年は必ず2頭が馬券圏内に来てるんですね。
今年の牝馬の登録はウオッカただ1頭。
オカルトチックではありますが、果たして最強牝馬はジンクスを破ることができるのでしょうか?

スワンS(土曜・京都)
マイルCSの前哨戦。芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔111〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔546〕、2ケタ人気馬〔412〕。
馬券圏内の半分が6番人気以下の伏兵で、2ケタ人気の馬が4勝もしている穴レース。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。8000円台も3回出ているように、波乱の重賞なんです。
ステップレースは実に様々。
中で好相性のレースはG1スプリンターズS組で〔433〕。人気、着順は不問。
重賞ではセントウルSから〔121〕。こちらも人気、着順は不問。
京成杯AHから〔110〕。この2頭とも1番人気3着だった馬。
函館SSから〔110〕。2番人気と3番人気だった馬。
エプソムCから〔002〕。人気、着順は不問。
以上が2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞です。
その他では、富士Sから勝ち馬が。高松宮記念、関屋記念から2着馬が。
安田記念、CBC賞から3着馬が出ています。さらにOP特別組が〔211〕。
すべて勝ち馬なんですが、中でも注意が必要なのがポートアイランドS組。
近2年はこのレースの勝ち馬がスワンSを制しています。
あとは準OP1番人気1着馬の〔001〕というのもあります。
牝馬は〔122〕と十分に通用。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔202〕、4歳〔462〕、
5歳〔234〕、6歳〔101〕、7歳〔111〕。連対の半分を占める4歳馬がいいようです。
とにかく荒れるレース。
人気馬の死角、人気薄の可能性を探りながら馬券検討を進めたいレースです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.10.24
菊花賞(日曜・京都)
牡馬クラシック3冠最終戦。芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔202〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔114〕。
6番人気以下〔453〕、2ケタ人気馬〔130〕。
6番人気以下の伏兵が馬券圏内に12頭ですから、5分の2が人気薄。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。
その他にも6000、5000円台が1回ずつですから、波乱のG1なんですね。
好相性のステップは圧倒的にTRの神戸新聞杯組で〔748〕。
合わせると19頭ですから、約3分の2がこのステップ。
1〜3着独占が4回もありますからね。
まずはこのレースの出走馬を分析することが必要です。
3着以内10頭。掲示板まで広げると14頭。
残る5頭は前々走がOP特別または条件戦勝ち、あるいはダービー出走馬。
気になる馬を照らし合わせてみて下さい。
もうひとつのTR、セントライト記念組が〔121〕。
連対3頭、3番人気4着が1頭です。この4着馬も前々走条件戦を勝っていました。
その他では、京都大賞典から〔020〕。共に3着馬。
札幌記念から〔010〕、朝日CCから〔001〕で、それぞれ人気、着順は不問なんですが、
こちらも前々走はダービー出走か、条件戦勝ちの馬です。
1000万からは〔110〕。
2500m勝ち、2400m3着とステイヤー資質を見せた上がり馬と言っていいでしょう。
今年は確たる主役不在の乱菊ムード。
最後の1冠は果たしてどの馬の頭上に輝くのでしょうか?

富士S(土曜・東京)
マイルCSを睨む馬たちによる芝1600m戦。
この条件になったのが00年のこと。中山で行われた02年を除く、データは過去8回です。
1番人気は〔102〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。ですが、他にも9000、8000、5000、4000円台が1回ずつ。
それ以上に3連単が荒れるんですね。
04年こそ4800円でしたが、そのあとは8、19、17、9万馬券!
人気上位馬と2ケタ人気馬の組み合わせ、
または1〜3番人気がまったくこない形での波乱となっています。
ステップレースは実に様々。最も好相性なのが京成杯AH組で〔431〕。
掲示板確保か1番人気に推されていた馬。
OP特別のポートアイランドSから〔112〕。連対もしくは3番人気までの馬。
3歳馬ですが、ダービーから〔002〕。人気、着順は不問です。
準OPから〔011〕。どちらも1番人気1着馬。
その他では札幌記念、ダービー卿CT、ダートのシリウスSから勝ち馬が。
中山記念、オールカマー、1月の京都金杯から2着馬が。
地方交流の名古屋優駿、ダービーGPから3着馬が出ています。
着順が悪くても人気が高ければOKのイメージ。
どちらかが良ければ馬券には押さえた方がいいかもしれません。
年齢別に見ていくと、3歳〔104〕、4歳〔022〕、
5歳〔351〕、6歳〔011〕、7歳〔400〕。
連対という意味では5歳馬が5割を占めますが、勝ち馬は7歳馬が5割。
7歳馬の激走に注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.10.16
秋華賞(日曜・京都)
牝馬3冠の最終レース。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔511〕、3番人気は〔011〕。
1番人気より2番人気がいいレース。1番人気はこの6年、2着が精一杯なんです。
6番人気以下〔344〕。2ケタ人気馬は〔312〕。
穴を狙うなら頭からとデータは教えます。
1番人気が連に絡む時は相手も2または3番人気。
馬連3ケタ4回に、万馬券3本。
その万馬券も2、3、9万馬券ですから、堅いか大波乱かの両極端と言えそうです。
ステップレースはTRのローズSが最も好相性で〔774〕。
3着以内が15頭。残る3頭の前々走は、3歳牝馬S(現・阪神JF)1着、
オークス1着、オークス4着。
G1で上位の馬なら巻き返しも可能ということでしょうか。
もうひとつのTR、紫苑Sからは〔002〕。2頭共、連対馬です。
オークス以来の馬が〔200〕。3着人気1着と1番人気3着の馬。
宝塚記念から〔001〕というのもあります。こちらは1番人気8着馬。
クイーンSから〔021〕。3着2頭に、4番人気8着が1頭。
重賞だと、ダートのシリウスS、海外のアメリカンオークス帰りの馬の好走もあります。
条件戦からでは、1000万勝ちが〔101〕。
京都の内回りを使っての18頭での競馬。紛れはその辺で生じるはず。
春の主役2頭が、そのまま人気を分け合う今年の秋華賞。
ブエナビスタの3冠は果たしてなるのでしょうか。注目です!

府中牝馬S(日曜・東京)
エリザベス女王杯を睨む牝馬の戦い。芝1800m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔332〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔021〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
1番人気が3着を外したのは1回だけ。
1、2番人気のどちらか必ず連対しており、馬券圏内は7番人気までの馬で占められる。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
最高で1番人気と7番人気で決まった00年の4380円ですから、
イメージ以上に堅い牝馬限定重賞なんですね。
ステップレースは実に様々。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、クイーンS組の〔421〕。
5番人気までならOK。着順よりも人気が重要なよう。
マーメイドS以来の馬が〔013〕。1着または1番人気だった馬。
新潟記念から〔110〕。連対馬。
朝日CCから〔011〕。人気、着順は不問。
その他、重賞だとヴィクトリアM、札幌記念、目黒記念から勝ち馬が、
金鯱賞、小倉記念、関屋記念から2着馬が、オールカマー、
福島牝馬Sから3着馬がそれぞれ出ています。
またOP特別のポートアイランドSから〔110〕。人気、着順は不問。
1000万勝ち馬の〔001〕もあります。
面白いのは、4歳または5歳の2世代以外に好走馬がいないことなんです。
4歳〔558〕、5歳〔441〕。特に3着のほとんどが4歳馬。
ちょっと頭の中に置いておくといいかもしれません。

デイリー杯2歳S(土曜・京都)
芝1600mの2歳重賞。
過去10年、1番人気は〔511〕、2番人気は〔050〕、3番人気は〔232〕。
いずれも連対率は5割以上。1〜3番人気馬が毎年必ず1頭は連対しています。
6番人気以下〔314〕。2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
好相性のステップレースは野路菊Sで〔221〕。勝ち馬4頭、1番人気3着馬1頭。
OP特別からは他にもカンナS勝ちが〔100〕、ききょうS2着馬が〔010〕、
芙蓉S勝ちが〔001〕。いずれも1番人気で好走の馬たちです。
重賞組だと、小倉2歳Sから〔110〕。連対馬。
函館2歳Sから〔011〕。2頭共に3着馬。
新潟2歳Sからも〔011〕。人気、着順は不問のよう。
札幌2歳Sから〔010〕。こちらも人気、着順は不問です。
新馬勝ちからは〔141〕。2番人気までで勝ち上がった馬が5頭、5番人気4着馬が1頭。
折り返しの新馬を含む未勝利勝ちも〔304〕。人気は不問のようです。
牝馬は8頭が参戦して2着に1頭いるだけ。苦戦の傾向にあります。
イメージとしては、先行馬と追い込み馬の組み合わせ。
今年は人気が後ろからの馬に集中しそう。穴は人気薄の先行馬かも?
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.10.8
毎日王冠(日曜・東京)
秋の天皇賞またはマイルCSを睨む馬の戦い。距離はその中間の芝1800m戦。
中山で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔003〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
その他に9000、5000、4000、2000円台が1回ずつあるように、
イメージ以上に波乱の傾向にあるよう。
実績馬が秋初戦に選ぶレースらしく、G1以来久々の馬の好走が目立ちます。
宝塚記念以来の馬〔402〕。人気、着順は不問。
安田記念以来の馬〔230〕。1番人気または連対した馬が4頭。
残る1頭は5番人気8着だった馬。
その他で2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞は、関屋記念から〔102〕。
3番人気までに推されていた馬。
札幌記念から〔020〕。3着までの馬。
小倉記念から〔011〕。こちらは2頭共に勝ち馬。
京成杯AHから〔002〕。共に4着馬。
他に、天皇賞・春、オールカマー、朝日CC、海外重賞から好走馬が出ています。
準OP1番人気1着馬の〔100〕というのもあります。
前走で掲示板を外していたのは8頭。
うち7頭の前走はG1ですから、基本的にはG1以外は掲示板必須。
休み明けも当然OKです。
牝馬は〔020〕と2着が精一杯。去年のウオッカもそうでした。
最後に年齢別に見ておきましょう。
3歳〔000〕、4歳〔343〕、5歳〔531〕、
6歳〔023〕、7歳〔101〕、8歳〔001〕。
脂の乗った4、5歳馬中心でよさそうです。
マイルを目指す馬か、2000mを目指す馬か。
次の大目標がどちらにあるのかで作り方も変わってくるはず。
陣営の腹づもりを読んでみるのも馬券的中への近道かもしれません。

京都大賞典(日曜・京都)
こちらもG1への重要なステップレース。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔520〕、2番人気は〔240〕、3番人気は〔003〕。
1、2番人気はまずまずも、3番人気になると連対なし。信頼度はガクッと落ちます。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
ちなみに4番人気が〔211〕。3番人気よりも信頼度は上のよう。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
200円台が4回と、堅い時はメチャメチャ堅いのですが、
それでも5000、4000円台が1回ずつに、2000円台が2回。
昨年以外は1、2番人気のいずれかが連に絡んでいたので
“ヒモ荒れ”のイメージも持っておいた方がいいと思います。
好走馬が目立つのは、宝塚記念組で〔440〕。すべて4着以内の馬。
春の天皇賞から〔230〕。掲示板が4頭、6着が1頭。
あとは朝日CC組も良く〔302〕。連対4頭、2番人気4着が1頭です。
それ以外の重賞では、日本ダービー、エリザベス女王杯、目黒記念、
札幌記念、オールカマー、新潟記念から好走馬が出ています。
OP特別では札幌日経OPから〔002〕。勝ち馬と7着馬。
3歳のすみれS勝ち馬の〔001〕もあります。
準OP3番人気1着馬の〔001〕もありますが、
OP特別と準OPは2200〜2600mのレース。やはり長距離適性が重要なようです。
牝馬は〔100〕。好走したのは、06年のスイープトウショウただ1頭。
年齢別に見てみると、3歳〔002〕、4歳〔242〕、5歳〔613〕、
6歳〔222〕、7歳〔030〕、8歳〔001〕。
5歳を中心に4、6歳にも注意という感じでしょうか。
今年は確実に信用できる馬が不在のメンバー構成。
波乱の目も考えておいた方がいいかもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.10.1
スプリンターズS(日曜・中山)
秋のG1シーズンの幕開け。芝1200m戦。
秋初戦の施行に変わったのが00年のこと。新潟で行われた02年を除く、データは過去8回です。
1番人気は〔330〕、2番人気は〔033〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔113〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
1〜5番人気馬での1〜3着は4回あり。
ただし、しんがり人気馬が馬券圏内(00年1着、06年3着)に2回来ているように、
荒れる時は大きく荒れるようです。
例えば06年は、1、10、16番人気の決着で263万馬券になりました!
好相性のステップレースはセントウルSで〔334〕。掲示板でOK。
もし5着を外してたら、前々走をチェック。前々走重賞2着で巻き返した馬が2頭います。
安田記念以来の馬が〔201〕。人気、着順は不問です。
高松宮記念以来の馬が〔010〕。1番人気2着だった馬。
アイビスSDの勝ち馬が〔110〕。
1200m戦になった北九州記念から〔201〕。こちらは人気、着順は不問です。
久々でも好走する馬はいるのですが、逆に過信禁物なのが北海道直行組。
ひとつ何かを挟んで臨んで来た馬に好走する傾向があるよう。
牝馬は〔230〕。十分通用します。
セン馬は〔201〕。これはすべて外国からの参戦馬。
年齢別に見ていくと、3歳〔102〕、4歳〔202〕、5歳〔170〕、
6歳〔313〕、7歳〔101〕。
5歳馬はほとんどが2着ですが、連対の半分を占めているのが特徴。5歳馬要注意でしょう。
脚質ですが、先行+先行、もしくは先行+差し(追い込み)。
後方一気の2頭でとはなかなかならないよう。軸馬選びの参考にして下さいね。

シリウスS(日曜・阪神)
ダート2000mのハンデ戦。この条件になったのが07年のこと。
従いまして、データは少ないのですが2年で見ていきたいと思います。
07年は1、6、5番人気のワンツースリーで馬連800円、3連単6840円。
08年は6、1、4番人気で馬連2010円、3連単41320円。
着順こそ違いますが、同じような人気の馬が好走しています。
前走を見ると、3着以内の6頭はどんな条件であろうと
すべて3着以内または3番人気までに推されていた馬でした。
準OPから〔200〕、OP特別から〔011〕、重賞から〔011〕。
勝ち馬は2頭とも準OPのオークランドRCT組。
1番人気1着と2番人気9着だった馬です。ハンデは53キロと54キロ。
準OPで人気になるぐらいの実力を秘めた馬が、
軽いハンデを味方に好走したという見方がいいのでしょうか。
一方、トップハンデは〔010〕。昨年のワンダースピードがそう。
ただし、こちらも57キロと決して“酷量”ではなかったんですね。
ハンデは軽い方がいいのかもしれません。
ちなみにこのワンダースピードは07年も3着でした。
まだわかりませんが、好走馬が再びの好走を見せるのかも?
今年もワンダースピードと、昨年3着のダークメッセージがエントリー。一応の注意は必要です。
年齢別では3〜6歳まで、まんべんなくのイメージ。
脚質的には差し、追い込み馬の天下。昨年は出遅れた3頭の1〜3着でした。
ハンデ戦ですからね。波乱も念頭に馬券検討に臨むのがいいかもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.9.25
神戸新聞杯(日曜・阪神)
菊花賞TR。芝2400m戦。
芝2000mで行われていた05年以前も含め、
中京で行われた06年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔611〕、2番人気は〔026〕、3番人気は〔330〕。
6番人気以下〔012〕、2ケタ人気馬〔001〕。
勝ち馬はすべて1または3番人気。
1、2番人気がそれぞれ馬券圏内を外したのはわずかに1回ずつ。
ただし、2番人気に勝ちがなく、3着が多いのが特徴です。
1〜3番人気の馬で1〜3着を独占したのが5回。
馬連3ケタ6回、万馬券なし。
最高で3、5番人気で決まった07年の2700円ですから、
まったくもって穴狙いはお勧めできません。
ステップレースを見ていきましょう。
ダービー以来という馬が〔644〕。
2番人気まで、または3着までの馬が12頭。
残る2頭は、4番人気8着、8番人気5着だった馬。
宝塚記念から〔111〕。人気、着順は不問です。
この3頭共にダービー出走馬で、ダービーの成績は、勝ち馬2頭、4着馬1頭です。
札幌記念から〔110〕。共に2番人気1着の馬。
ラジオNIKKEI賞1番人気1着馬が〔010〕。
準OPからは〔001〕。2番人気5着だった馬。
1000万から〔112〕。1番人気1着が3頭、2番人気2着が1頭。
準OPからの馬も、1000万からの馬も、その前のレースは1着でした。
近年特に菊花賞に直結するレース。高いレベルの近走が求められるようです。

オールカマー(日曜・中山)
古馬による芝2200m戦。
新潟で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔401〕、2番人気は〔130〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔116〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
他は7000円台が1回に、残る5回はすべて1000円台。
ただし3連単は毎年万馬券。
近6年、必ず6番人気以下の伏兵が3着以内に1頭来ています。
このあたり、穴党の出番がありそうです。
ステップレースを見ていきましょう。好相性のレースは2つ。
新潟記念から〔332〕。3着以内だった馬が6頭。
札幌記念から〔422〕。人気、着順は不問です。
この2つのレースをステップにした馬がそれぞれに1〜3着を独占したのが1回ずつあります。
その他で目立つのは、宝塚記念以来の馬で〔210〕。人気、着順は不問のよう。
OP特別からは〔011〕。2、3着だった馬。
条件戦からの3着以内はありません。
牝馬は〔002〕と苦戦の傾向。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔312〕、5歳〔262〕、6歳〔223〕、7歳〔201〕、8歳〔001〕。
中山芝2200mはトリッキーなコース。コース得意な馬が再びの好走を見せます。
コース巧者に注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.9.20
セントライト記念(日曜・中山)
菊花賞TR。芝2200m戦。
新潟で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔340〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔101〕。
1番人気に比べると、2、3番人気は不振でしょうか。
6番人気以下〔325〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。あとは5000〜1000円台がそれぞれ1回ずつ出ています。
ダービー以来という馬が〔232〕。
人気、着順は不問ですが、6頭がプラス体重。さらに5頭が2ケタ増の馬でした。
次に、ラジオNIKKEI賞連対馬が〔201〕。
古馬との札幌記念から〔010〕や、新潟記念からの〔001〕などもあります。
準OPからは〔010〕。2着だった馬。
1000万から〔143〕。4着までまたは3番人気までの馬。
500万から〔202〕。連対していればOK。
春の実績馬vs夏の上がり馬という構図。今年はどちらに軍配が上がるのでしょう?

ローズS(日曜・阪神)
秋華賞TR。芝1800m戦。
改装前は2000m戦でしたが、それも含めて。
中京で行われた06年だけ除く、データは過去9回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬は〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
他に9000円台が1回あり、波乱含みの重賞と言っていいかもしれません。
オークス以来という馬が〔341〕。人気、着順は不問です。
NHKマイルC勝ち馬が〔010〕。
クイーンSから〔131〕。3着以内3頭で、残る2頭はオークス出走馬でした。
ラジオNIKKEI賞2着馬が〔010〕。
1000万から〔305〕。勝ち馬5頭、2着馬2頭、3着馬1頭です。
この1000万好走馬には注意が必要でしょう。
500万勝ち馬が〔101〕。
その他、桜花賞勝ち以来の馬の〔100〕や、
地方交流の関東オークス1番人気4着馬の〔001〕などがあります。
こちらも同じく、春の実績馬vs夏の上がり馬。
大幅な体重増は歓迎なんですが、逆に2ケタ減の馬も〔111〕。
馬体重が減っているというだけで切り捨てるのは得策ではなさそうです。

エルムS(月曜・新潟)
例年だと札幌で行われるダート重賞。今年は新潟での施行となりました。
一応、札幌での過去10年を見ていくと、
1番人気は〔321〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
前走成績を見てみると、勝ち馬〔632〕、2着馬〔112〕、3着馬〔132〕。
4着馬になると〔011〕、5着馬〔100〕と、成績は下がります。
掲示板を外していたのは〔123〕。
芝は不問にしても、ダートならみんな4番人気までに推されていた馬。
前走の好走歴または高い支持は必須のよう。
牝馬は〔100〕と苦戦の傾向。
年齢別で見ると面白く、3歳〔111〕、4歳〔521〕、
5歳〔251〕、6歳〔206〕、7歳〔021〕。
勝つなら4歳、2着なら5歳、3着なら6歳と、傾向がハッキリしているんです。
迷った時にはどうぞ参考にしてみて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.9.11
セントウルS(日曜・阪神)
サマースプリントシリーズの最終戦。芝1200m。
6F戦になったのが00年のこと。
中京で行われた06年を除く、データは過去8回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔223〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔110〕。
1番人気が馬券圏内を外したのは1度だけ、2番人気は2度だけ。
3番人気になるとガクッと信頼度は下がるものの、2番人気までは信用できる成績です。
ところが近2年は波乱の結果に。いずれも2ケタ人気馬が連に絡んで馬連万馬券。
3連単は16万馬券と88万馬券!
ちなみに馬連3ケタは3回。今年は堅い?それとも波乱?
一番の特徴は牝馬の好走が目立つことで、〔630〕と牡馬を圧倒してるんですね。
初秋のレースながら、“夏の牝馬”の名残りかも?
ステップレースを見ていきましょう。
函館SSから〔112〕。北九州記念から〔110〕。アイビスSDから〔102〕。
キーワードCから〔010〕。
3着までの馬が好走するアイビスSD組を除けば、重賞からは人気、着順は不問のよう。
OP特別組は、小倉日経OPから〔310〕。北九州短距離Sから〔101〕。
いずれも勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
準OPからは〔100〕、1000万からも〔010〕。こちらは共に1番人気で1着だった馬です。
3ケ月以上休んでいた馬には〔033〕と勝ちが無く、2着が精一杯と覚えておいて下さい。
好走馬の再びの好走も特徴です。
01年3着カルストンライトオ、翌02年も3着。
04年勝ったゴールデンキャスト、05年も連覇。
07年2着カノヤザクラ、08年1着。
今年はこのカノヤザクラが出走予定。チェックが必要でしょう。
最後に年齢別に見ておきましょう。
3歳〔022〕、4歳〔514〕、5歳〔321〕、6歳〔020〕、7歳〔011〕。
4、5歳の2世代がいいようです。
サマージョッキーシリーズの最後戦。馬だけでなく、人の気持ちも加味する必要がありそうです。

京成杯AH(日曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。新潟で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔203〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔343〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券3本。難解なハンデ戦です。
トップハンデ馬は9回で17頭いて〔325〕。トップハンデ馬の好走が目立ちます。
ステップレースを見ていきましょう。
馬券圏内に一番多く馬を送り込んでいるのが関屋記念組で〔054〕。
9頭中6頭は3着以内または3番人気までに推されていた馬。
ただし、関屋記念組は2着が精一杯。勝ち馬は輩出していないのが面白いところ。
その他の重賞からだと、札幌記念から〔100〕。アイビスSDから〔100〕。
クイーンSから〔011〕。函館記念から〔001〕。北九州記念から〔001〕。
佐賀のサマーチャンピオンから〔100〕というのもあります。
いずれも人気、着順は不問です。
OP特別(含むダート)から〔200〕。
準OPから〔020〕。勝ち馬または2番人気までの馬。
1000万を1番人気で勝った馬の〔100〕というのもあります。
前走が6月以前という休み明けの馬は〔312〕。
6頭中5頭はG1からでした。鉄砲の利く実績馬には注意が必要です。
牝馬は〔112〕。通用するといったイメージでしょうか。
最後に年齢別に見ておきましょう。
3歳〔122〕、4歳〔313〕、5歳〔433〕、
6歳〔100〕、7歳〔021〕、8歳〔010〕。
ここも4、5歳馬中心でよさそうです。

朝日CC(土曜・阪神)
芝2000m戦。
中京で行われた06年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔611〕。2番人気は〔110〕。3番人気は〔022〕。
1番人気が馬券圏内を外したのは1度だけ。1番人気が連を外しても2番人気が絡む堅いレース。
ただし、1、2番人気でのワンツーは1度もありません。
6番人気以下〔023〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。残る5回はすべて1000円台ですから、無謀な穴狙いはお勧めできません。
ステップレースを見ていきましょう。
小倉記念組が最も好相性で〔322〕。新潟記念から〔101〕。函館記念から〔100〕。
札幌記念から〔010〕。七夕賞から〔001〕。重賞組は基本的に人気、着順不問です。
準OP勝ち馬が〔103〕。
1000万1番人気1着馬が〔010〕。
前走が6月以前だった休み明けの馬は〔230〕。
こちらはすべて重賞以来(G1かエプソムC)の馬。取捨選択は慎重に。
牝馬は〔002〕と苦戦の傾向。
年齢別に見ておくと、3歳〔101〕、4歳〔421〕、
5歳〔454〕、6歳〔020〕、7歳〔003〕。
ここもまた4、5歳馬中心でいいようです。
開幕週ながら差し馬の活躍が目立つレース。
出走馬が確定したら展開をしっかり読んで下さいね。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.8.27
札幌2歳S(土曜・札幌)
3場の2歳チャンピオン決定戦、まずは北の札幌から。芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔422〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔012〕。
1番人気は馬券圏内率8割とまずまずも、2、3番人気は不振です。
6番人気以下〔342〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
他に2000円台が4回ですから、一筋縄ではおさまらないといった感じ。
1番人気が馬券圏内をハズすと、馬券はデカくなるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
函館2歳Sから〔102〕。連対または3番人気までに押されていた馬。
クローバー賞から〔203〕。この5頭は勝ち馬。
500万勝ち馬の〔001〕もあります。
新馬から〔340〕。未勝利から〔242〕。どちらも5番人気までで勝ち上がった馬。
牝馬は〔024〕と勝ちが無く、牡馬が優勢のよう。
道営の馬は〔213〕と十分通用します。
前走はすべて芝を走っていた馬で、他場からの参戦では昨年のロジユニヴァースが勝っただけ。
1800m戦だけに距離経験は大きなアドバンテージになるようです。

新潟2歳S(日曜・新潟)
コースの改修がなって、1400mから1600mに変わったのが02年のこと。
従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔401〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔043〕、2ケタ人気馬〔031〕。
近3年、連続して2ケタ人気馬が連絡み。
波乱が続いていて、馬連3ケタ3回に、万馬券が2本。
他に4000、7000円台が1回ずつ。配当的には両極端と言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
ダリア賞から〔213〕。6頭中5頭が勝ち馬。3番人気6着から2着に頑張った例もあります。
マリーゴールド賞から〔101〕。こちらは連対馬。
このOP特別組が毎年1頭は馬券圏内にいることを覚えておいて下さい。
新馬から〔322〕。人気は不問のよう。
未勝利からは〔141〕。1番人気4頭、2、3番人気1頭ずつです。
前走はすべて芝を走っていた馬のみ好走可。
牝馬は〔241〕と連対率では牡馬を上回っているんですね。
脚質的には4コーナー2ケタポジションからの差しに注意が必要です。

小倉2歳S(日曜・小倉)
九州は1200mの2歳王決定戦。
00年は3着同着ですから、10年で3着は11頭いることになります。
1番人気は〔103〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔235〕、2ケタ人気馬〔202〕とこちらも波乱含み。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本です。
ステップレースを見ていきましょう。
フェニックス賞から〔224〕。3着まで、または3番人気までに推されていた馬。
マリーゴールド賞から〔001〕、ひまわり賞から〔010〕。
これはどちらも1番人気で1着の馬。
新馬から〔340〕。人気は不問。
未勝利から〔525〕。こちらは3番人気までの馬。
前走ダートも〔011〕。
牝馬が〔837〕と牡馬を圧倒。これもまたこのレースの特徴です。覚えておいて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.8.27
新潟記念(日曜・新潟)
サマー2000シリーズの最終戦。芝2000mのハンデ戦。
コースの改修が終わり、左回りの今のコースになった01年以降の、
データは過去8年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔120〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔227〕、2ケタ人気馬は〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
だだし、3着には8年で7頭が6番人気以下の伏兵。
3連単は4万、13万、27万、102万馬券と、年を追う毎に大きくなっています。
穴党は3着に伏兵の穴狙いでしょうか。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるステップレースを挙げていきましょう。
七夕賞から〔220〕。3頭が3着以内だった馬。
函館記念から〔111〕。人気、着順は不問。
関屋記念から〔012〕。こちらも人気、着順は不問。
小倉記念から〔011〕。2、4着馬。
重賞以外では、OP特別4着馬が〔001〕。
準OPから〔111〕。勝ち馬2頭、5着馬1頭。
1000万からは1番人気1着馬が〔110〕です。
休み明けは苦戦の傾向。4ケ月の休み明けで2着の馬(03年カンファーベスト)が1頭だけ。
夏のひと叩きは必須のようです。
ハンデ戦です。トップハンデ馬は8年で10頭いて〔002〕。3着が精一杯と苦戦の歴史。
勝ち馬は51、52と55〜57キロと極端なハンデ。2着馬は51〜56キロ。3着馬は53〜58キロ。
3着に重めのハンデ馬が来るのが特徴でしょうか。
牝馬は〔311〕。連対率では牡馬を上回っています。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔321〕、5歳〔353〕、6歳〔213〕、7歳〔001〕。
4、5歳馬中心で、6歳までが好走しています。
開催が進み、荒れてきた馬場。外差しが決まりやすいようです。新潟得意の末脚自慢に注意が必要です。

キーンランドC(日曜・札幌)
サマースプリントシリーズ第4戦。芝1200m戦。
今回で迎えて4回目。従いまして、データは過去3回です。
06年は4、1、2番人気の1〜3着で馬連1040円。
07年は4、2、3番人気で1960円。
そして昨年は16、2、1番人気で71880円の大万馬券となりました。
それでも毎年1、2番人気のいずれか1頭が連絡み。2番人気馬は必ず馬券圏内に。
ステップレースとして注目なのは函館SS。
ただし〔023〕と勝ち馬は輩出していないんです。
この5頭中4頭が連対馬。函館SSの好走馬は要チェックです。
牝馬が〔221〕。昨年こそ牡馬の上位独占でしたが、
06年は1〜3着を、また07年は1、2着を牝馬が占めました。
先行馬と差し馬の組み合わせ。
3〜8歳まで、幅広く好走するのが特徴のようです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.8.21
札幌記念(日曜・札幌)
秋に向けて、有力馬たちが始動するG2。芝2000mのサマー2000シリーズ第4戦。
過去10年、1番人気は〔322〕、2番人気は〔331〕、3番人気は〔003〕。
3番人気に連対が無いのが特徴のひとつ。
6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
その他、4000円台が1回に、3000円台が2回。波乱含みの重賞です。
ちなみに馬連3ケタの3回はすべて1、2番人気での組み合わせでした。
ステップレースを見ていきましょう。
前走G1出走馬はもちろん、その他で注目すべきレースは2つ。函館記念とクイーンSです。
まず函館記念から〔343〕。人気、着順は不問です。
このステップならじっくり吟味が必要でしょう。
またクイーンSから〔210〕。3着まで、または3番人気までに推されていた馬。
実は牝馬が良くて〔421〕。
出走頭数から言えば、連対率では牡馬を大きく上回っているのです。
さらに重賞実績は欲しく、連対20頭中16頭が重賞勝ち馬。
残る4頭中3頭にも重賞2着か、OP特別勝ちがありました。
年齢別に見ておくと、3歳〔301〕、4歳〔433〕、5歳〔254〕、
6歳〔021〕、7歳〔101〕。
今年はブエナビスタに注目が集まります。
追い込みも決まるとはいえ、短い直線をどうさばくか。
過去3勝を挙げている3歳馬、牝馬好走の歴史と、データはこの馬をしっかりあと押し。
果たして結果は?

今週は日曜日の新潟に、レパードSという3歳限定のダート重賞が組まれています。
ダート1800mの新設重賞。新設重賞は荒れますからね。
波乱も考えておいた方がいいかもしれません。
3歳ダート路線に幅が広がります。楽しみです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.8.14
クイーンS(日曜・札幌)
牝馬限定の芝1800m戦。
古馬との混合戦になり、札幌で開催されるようになったのが00年のこと。
従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔230〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔103〕。
6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。あとは1000〜4000円台と、中波乱のイメージです。
注目のステップレースは2つ。まずはマーメイドSから〔313〕。
連対馬4頭に、1番人気だった馬が2頭。5番人気12着から3着に頑張った馬もいます。
次にヴィクトリアマイルから〔200〕。去年、一昨年と連勝中の注目のステップです。
掲示板ならOK。
実は3年前の1〜3着は、前々走でヴィクトリアマイルを走っていた馬が独占していました。
新しいG1だけに出走馬には注意が必要です。
あとはオークス以来の3歳馬が〔112〕。牡馬混合のエプソムCから〔120〕。
重賞組だとこのあたりでしょうか。
OP特別からは米子S2着馬が〔100〕。
準OPから〔101〕。人気、着順は不問です。
1000万勝ち馬の〔021〕もあります。
年齢別に見ていきましょう。
3歳〔133〕、4歳〔621〕、5歳〔144〕、6歳〔101〕。
4歳馬が抜けていいようです。
また逃げ馬が6勝。加えて4コーナー先頭の差し馬が2勝と“先手必勝”のレース。
しかしこれには開幕週の馬場が大きく影響していたはず。
でも今年は連続開催9週目の馬場。差し馬に向くかもしれません。
そのあたりは今週のレースの傾向をしっかり探ってから最終決断を下すようにして下さいね。

北九州記念(日曜・小倉)
サマースプリントシリーズ第3戦として、芝1200mのハンデ戦に変わったのが06年のこと。
従いまして、データは過去3年です。
06年は11、4、2番人気の1〜3着で馬連10760円。
07年は11、6、10番人気で38630円。
昨年は1、3、4番人気で1520円。
3連単は107960円、1570690円(!!)、去年でさえ31510円ですから、
波乱の短距離重賞と言えるでしょう。
ハンデ戦です。トップハンデは3年で5頭いて〔110〕。
その反面、軽ハンデの馬も大健闘。52キロの馬が〔210〕、51キロの馬が〔011〕。
毎年必ず1頭が3着以内に来ていて、一昨年は52、52、51キロでの1〜3着。
軽ハンデ馬には注意が必要です。
牝馬が〔211〕と毎年1頭必ず連対しているのも特徴のひとつ。
ステップとしては、重賞なら掲示板。準OPは1番人気だった馬。
1000万なら勝ち馬。
その1000万勝ち馬も毎年必ず1頭が3着以内に来ています。
2ケタ人気馬(11番人気)が2勝しているように、とにかく波乱のハンデ戦。
思い切った穴狙いをお勧めします。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.8.5
函館2歳S(日曜・札幌)
2歳世代最初の重賞。芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔041〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔310〕。
1番人気馬に勝ちが無いのが特徴。何故か2着が精一杯なんです。
6番人気以下〔435〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
その他にも9000、4000円台が1回ずつに2000円台が3回ですから、
波乱含みの重賞と言えるでしょう。
ステップレースを見ていきましょう。
まずはラベンダー賞から〔432〕。
連対馬が8頭で、例外の1頭は1番人気で3着だった馬。
新馬戦勝ち馬が〔425〕。
1番人気での勝ち上がりが9頭、3番人気、8番人気がそれぞれ1頭ずつです。
折り返しの新馬を含む未勝利戦勝ちからは〔253〕。
1番人気3頭、2番人気2頭、3番人気2頭、5番人気1頭。
基本的にはラベンダー賞連対馬または新馬、
未勝利を高い人気で勝った馬を狙えということになりますか。
牝馬が良くて〔573〕。毎年必ず馬券圏内に1頭。
連対数、連対率共に牡馬を上回っています。
他場からの参戦は02年2着のトーホウアスカただ1頭。北海道組が良さそうです。
また今年は登録がありませんが、道営の馬が〔311〕となっています。
キャリアが浅い分、不確定要素の多い重賞。
だからこそデータを重視する意味があるのかもしれませんね。

関屋記念(日曜・新潟)
真夏のマイル重賞。芝1600m戦。福島で行われた00年を除く、データは過去9回です。
ちなみに05年は3着同着。3着は9回で10頭いることになります。
1番人気は〔414〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔022〕。
1番人気は馬券圏内100%。逆に2、3番人気不振の傾向。
6番人気以下〔244〕、2ケタ人気馬〔113〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
その他にも5000、2000円台が1回ずつに、3000円台が2回。
こちらも波乱含みの重賞のようです。
ステップレースは実に様々。
夏のG3にしては珍しく、前走条件戦からの馬はわずかに1頭。
1000万条件を1番人気で勝った02年の3着ビッグフリートしかいないんです。
重賞またはOP特別からの馬を狙いたいレース。
またその人気、成績もいい馬の好走が目立つんですね。
このレースに限っては“勢い”より“実績”重視のようです。 牝馬は〔200〕。
平坦得意の馬には注意が必要でしょう。
年齢別に見ておくと、4歳〔315〕、5歳〔262〕、6歳〔201〕、7歳〔222〕。
連対では5歳馬が、あとはまんべんなくのイメージでしょうか。
最後にもうひとつ、休み明けの馬が好走するのも特徴で、
3ケ月以上休んでいた馬が〔332〕。
鉄砲実績のある馬、仕上がりのいい馬のいきなりの激走に気をつけて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.7.30
小倉記念(日曜・小倉)
サマー2000シリーズ第3戦。芝2000mのハンデ戦。
別定戦からハンデ戦に変わったのが00年のこと。従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔136〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
その他、9000、4000、3000円台が1回ずつに、1000円台が3回。
06年には3連単が101万馬券(4、7、9番人気)になりました。
波乱含みのハンデ重賞と言っていいでしょう。
トップハンデ馬は過去9年で9頭いて〔410〕。
重いハンデは強さの証しになるレースのようです。
勝ち馬のハンデは58.5〜52キロ。平均ハンデは55.44キロ。
2着馬は58〜52キロで、平均55.17キロ。
3着馬は56.5〜52キロ。平均53.61キロ。
3着には軽い馬が来やすく、先程の人気面でも9頭中6頭が6番人気以下の伏兵。
このあたりに馬券のヒントは隠されていそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性だった北九州記念が短距離戦に変わって時期もズレ込んでしまったため、
これがというレースは無くなってしまいました。
重賞、OP特別組はもちろん、近3年ですが準OPの博多S組が〔012〕と健闘中。
ちなみに人気、着順は不問です。
また1000万からのチャレンジも、勝ち馬なら十分勝負になるようです。
過去9年で勝ち馬は重賞組7頭、1000万勝ちが2頭。
OP特別、準OP組は2着止まりというのもひとつの特徴と言えるかもしれません。
牝馬は〔112〕とまずまず健闘。それらは54〜52キロのハンデでした。
年齢別に見ていきましょう。4歳〔232〕、5歳〔525〕、6歳〔141〕、
7歳〔100〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。
4〜6歳馬の独壇場。中でも5歳馬がいいようです。
好走馬に同じ名前が並ぶのも特徴で、
別定戦の99年に勝ったアンブラスモア、ハンデ戦に変わった00年2着。
00年3着ロサードは01、03年と優勝。01年3着マヤノアブソルート、翌02年も3着。
04年勝ったメイショウカイドウ、05年連覇。06年3着ニホンピロキース、翌07年2着。
今年は昨年2着のダイシングロウが登録。出て来たら注意が必要です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.7.23
函館記念(日曜・札幌)
今年は札幌で行われる芝2000mのハンデ戦。サマー2000シリーズ第2戦です。
過去10年、1番人気は〔220〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔555〕、2ケタ人気馬〔132〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券4本。波乱のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずはG1宝塚記念から〔001〕。安田記念から〔011〕。
このG1組はすべて2ケタ着順だった馬。
その他の重賞からだと、金鯱賞から〔100〕。目黒記念から〔001〕。
新潟大賞典から〔010〕。七夕賞から〔100〕。中京記念から〔100〕。
七夕賞を除く4つの重賞は、前走馬券圏内または1番人気に推されていた馬の好走です。
OP特別からは〔673〕。中ではやはり同じ函館の巴賞組が断然で〔563〕。
ここも他のOP特別は1番人気で馬券圏内だった馬のみ好走可能なのに対し、
巴賞組は人気、着順共に不問。同じ馬場をひと叩きすることに意味があるのかもしれません。
準OPからは〔001〕。1番人気で勝った馬。
1000万からも〔012〕。1、2番人気で勝った馬。
500万からというのもあって〔100〕。こちらももちろん1番人気で勝った馬でした。
ハンデ戦です。トップハンデを見ていくと、過去10年で10頭いて〔100〕と苦戦の傾向。
勝ち馬のハンデは58〜50キロで、平均すると55キロ。
2着馬は57〜52キロで、こちらも平均55キロ。
3着馬は57〜50キロで、平均53.9キロ。
連対するのはそこそこ背負わされてる馬で、3着には軽ハンデ馬。
そんな傾向が見えて来るかと思います。
ちなみに牝馬は〔021〕。
出走頭数の割りには健闘しているようですが、それでも2着が精一杯。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔314〕、5歳〔575〕、6歳〔121〕、7歳〔100〕。
連対の半数以上を占める5歳馬がいいようです。
同じく連対の半数以上を占めるのが巴賞出走組。
その中から5歳馬を探してみる。まずはその作業からでしょうか。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.7.15
アイビスSD(日曜・新潟)
新潟名物、芝直線1000mの重賞。
今年で迎えて9回目。データは過去8回です。
1番人気は〔121〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔413〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
他にも6000、5000円台が1回ずつに、4000円台が2回と波乱の重賞。
特に7月の開幕週になって3年は、7、3、6番人気、13、1、5番人気、
2、10、6番人気の1〜3着と、波乱の度合いは増しています。
ステップレースはその過去3年で見てみましょう。
重賞からだと、CBC賞から〔110〕、函館SSから〔010〕。
いずれも人気、着順は不問です。
OP特別組は、バーデンバーデンCから〔102〕。勝ち馬2頭と4着馬1頭。
ダートの京葉S10番人気12着馬の〔100〕というのもあります。
1000万から〔101〕も。こちらは共に勝ち馬です。
牝馬が過去8年で〔643〕、近3年でも〔312〕と牡馬を圧倒!
毎年必ず1頭は馬券圏内に頑張ります。
また第2回以降、7枠または8枠の馬が必ず連に絡んでいるのも特徴のひとつ。
開幕週に替わってもそうですから、やはり外枠有利?
このことはちょっと頭の中に置いておいて下さいね。
最後に年齢別に見て行きましょう。
過去8年で、3歳〔214〕、4歳〔231〕、5歳〔202〕、6歳〔231〕。
過去3年に限っても、3歳〔112〕、4歳〔110〕、5歳〔101〕、6歳〔010〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
ただし、斤量の軽い馬がいいようで、セックスアロウワンス(牡牝の別による軽減)、
エイジアロウワンス(年齢による軽減)で軽くなる牝馬や3歳馬には注意が必要です。
外枠を引いた牝馬や3歳馬は無条件で“買い”かもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.7.9
七夕賞(日曜・福島)
サマー2000シリーズの第1戦。芝2000mのハンデ戦です。
東京で行われた00年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔131〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔304〕。
6番人気以下〔432〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタが無く、万馬券2本。荒れる時は大きく荒れるハンデ重賞です。
好相性のステップレースは2つ。エプソムCから〔233〕。安田記念から〔210〕。
いずれも人気、着順は不問です。
またOP特別から〔212〕、準OPから〔202〕。こちらも人気、着順は不問です。
1000万クラス1番人気1着馬の〔010〕というのもあります。
トップハンデは9回で13頭いて〔310〕。勝ち馬のハンデは59〜53キロ、平均55.89キロ。
勝つのは比較的重いハンデの馬なんです。
2着は57.5〜52キロ、平均55.22キロ。
3着は57.5〜50キロ、平均54.39キロ。徐々に軽くなっていくのがわかります。
牝馬の馬券圏内は無く、苦戦の傾向。
脚質的には逃げ馬が良く、過去9回で5頭が連対しています。
外差しが決まり出しても逃げ馬が好走するのがひとつの特徴でもあります。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔112〕、5歳〔334〕、6歳〔421〕、7歳〔132〕。
5、6歳馬が中心ですが、どの世代もまんべんなくのイメージ。
格や前走着順よりも、とにかく“福島巧者を狙え”。ポイントはそこではないでしょうか。

プロキオンS(日曜・阪神)
ダート1400m戦。
この時期に移ってきたのが00年のこと。
さらに京都で行われた06年を除く、データは過去8回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔620〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔001〕。
1番人気馬は連対パーフェクト!
ですが2、3番人気馬は不振。特に3番人気馬には連対がありません。
6番人気以下〔124〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ4回に、1000円台が3回。
残る1回は1番人気と8番人気で決まった4620円と、比較的堅い決着の重賞なんですね。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性のレース、まずは交流重賞のかきつばた記念で〔210〕。
前々走の〔210〕を加えるとかきつばた記念に出走していた馬が〔420〕。
勝ち馬が2頭、2着馬2頭、3着馬1頭。これらは人気も3番人気まで。
残る1頭は4番人気10着からの巻き返しでした。
OP特別の欅Sから〔334〕。人気、着順は不問です。
栗東Sから〔111〕。前々走の〔112〕を加えると、栗東S出走馬が〔223〕。
そのうち4頭は栗東Sから欅Sのローテーション。この2つのOP特別には注意が必要なようです。
他にはかしわ記念、川崎記念、東海S、アンタレスS、さきたま杯から好走馬が出ています。
さらに、準OP1番人気1着馬の〔001〕というのもあります。
牝馬は〔211〕ですから十分に通用するよう。
休み明けの馬は苦戦の傾向。
最長で1月の川崎記念以来ですから、順調に使われている馬から入りたいところです。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔132〕、5歳〔314〕、6歳〔322〕、7歳〔110〕、8歳〔010〕。
5、6歳馬が中心のよう。
1番人気馬信頼の歴史。2、3番人気は不振とはいえ、
あまり無謀な穴狙いは避けた方がいいレースと言えそうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.7.9
七夕賞(日曜・福島)
サマー2000シリーズの第1戦。芝2000mのハンデ戦です。
東京で行われた00年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔131〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔304〕。
6番人気以下〔432〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタが無く、万馬券2本。荒れる時は大きく荒れるハンデ重賞です。
好相性のステップレースは2つ。エプソムCから〔233〕。安田記念から〔210〕。
いずれも人気、着順は不問です。
またOP特別から〔212〕、準OPから〔202〕。こちらも人気、着順は不問です。
1000万クラス1番人気1着馬の〔010〕というのもあります。
トップハンデは9回で13頭いて〔310〕。勝ち馬のハンデは59〜53キロ、平均55.89キロ。
勝つのは比較的重いハンデの馬なんです。
2着は57.5〜52キロ、平均55.22キロ。
3着は57.5〜50キロ、平均54.39キロ。徐々に軽くなっていくのがわかります。
牝馬の馬券圏内は無く、苦戦の傾向。
脚質的には逃げ馬が良く、過去9回で5頭が連対しています。
外差しが決まり出しても逃げ馬が好走するのがひとつの特徴でもあります。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔112〕、5歳〔334〕、6歳〔421〕、7歳〔132〕。
5、6歳馬が中心ですが、どの世代もまんべんなくのイメージ。
格や前走着順よりも、とにかく“福島巧者を狙え”。ポイントはそこではないでしょうか。

プロキオンS(日曜・阪神)
ダート1400m戦。
この時期に移ってきたのが00年のこと。
さらに京都で行われた06年を除く、データは過去8回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔620〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔001〕。
1番人気馬は連対パーフェクト!
ですが2、3番人気馬は不振。特に3番人気馬には連対がありません。
6番人気以下〔124〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ4回に、1000円台が3回。
残る1回は1番人気と8番人気で決まった4620円と、比較的堅い決着の重賞なんですね。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性のレース、まずは交流重賞のかきつばた記念で〔210〕。
前々走の〔210〕を加えるとかきつばた記念に出走していた馬が〔420〕。
勝ち馬が2頭、2着馬2頭、3着馬1頭。これらは人気も3番人気まで。
残る1頭は4番人気10着からの巻き返しでした。
OP特別の欅Sから〔334〕。人気、着順は不問です。
栗東Sから〔111〕。前々走の〔112〕を加えると、栗東S出走馬が〔223〕。
そのうち4頭は栗東Sから欅Sのローテーション。この2つのOP特別には注意が必要なようです。
他にはかしわ記念、川崎記念、東海S、アンタレスS、さきたま杯から好走馬が出ています。
さらに、準OP1番人気1着馬の〔001〕というのもあります。
牝馬は〔211〕ですから十分に通用するよう。
休み明けの馬は苦戦の傾向。
最長で1月の川崎記念以来ですから、順調に使われている馬から入りたいところです。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔132〕、5歳〔314〕、6歳〔322〕、7歳〔110〕、8歳〔010〕。
5、6歳馬が中心のよう。
1番人気馬信頼の歴史。2、3番人気は不振とはいえ、
あまり無謀な穴狙いは避けた方がいいレースと言えそうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.7.3
ラジオNIKKEI杯(日曜・福島)
3歳馬による芝1800m戦。
この名称になった06年からハンデ戦に。従いまして、データは過去3回で見ていきたいと思います。
06年は5、2、12番人気の1〜3着で馬連2130円。07年は2、14、4番人気で18990円。
08年は8、6、1番人気で9580円。波乱含みの重賞です。
ハンデ戦以前も馬連3ケタはわずかに1回と荒れ模様。レースの性格をそのまま受け継いだ感じです。
ステップレースを見てみると、重賞からなら人気、着順は不問。
OP特別、1000万からなら掲示板が欲しく、500万からなら勝ち必須。
具体的には、ハンデ戦以前からOP特別の白百合S(含む1000万特別時代)、
1000万特別のエーデルワイスS組が好相性。500万は平場からも好走馬が多数出ています。
トップハンデ馬は3年で4頭いて〔010〕とやや苦戦の傾向。
勝ち馬のハンデは54、52、53キロ。2着馬は54、54、57キロ。
3着馬は51、56、53キロ。ちなみに51キロは牝馬です。
1800m以上の距離での実績が欲しいのと、2勝以上の勝ち星が欲しいところ。
事実、1勝馬に連対はありませんから。
春のG1シリーズ終了後の重賞らしく、古馬同様にG1が大目標だった馬は余力があるかどうか。
かつ、その実績から重いハンデになる。このあたりに波乱の要因が隠されているかもしれません。
ならばとここから飛躍を目指す上がり馬を狙いたいところです。

函館SS(日曜・札幌)
今年は札幌で行われる芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔301〕。
1〜3番人気馬が毎年必ず1頭連対しています。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔103〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
しかし1000円台も1回だけで、他に7000、5000円台が1回ずつ、
3000円台2回、2000円台3回と中波乱。
ヒモ荒れの傾向にあるという感じでしょうか。
ステップレースはさまざまですが、主な好相性のレースは4つ。
G1高松宮記念から〔211〕、人気、着順は不問です。
OP特別のバーデンバーデンCから〔121〕、4頭中3頭が連対または1番人気に推されていた馬。
同じく、テレビ愛知オープンから〔112〕、こちらは人気、着順は不問です。
もうひとつ、06年から6月に移って来たCBC賞にも注目で、
3着以内または1番人気に推されていた馬が〔121〕。
近3年は必ず1頭、CBC賞組の馬が連対を果たしています。
牝馬が〔611〕と大活躍。去年こそ牡馬の1〜3着でしたが、03〜07年で5連勝。
今年も牝馬には要注意です。
最後に年齢別に見て行きましょう。
3歳〔112〕、4歳〔222〕、5歳〔512〕、6歳〔253〕、7歳〔011〕。
勝ちでは5歳、連対では6歳がいいようです。
サマースプリントシリーズの初戦。夏馬を先取りしたいレースです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.6.24
宝塚記念(日曜・阪神)
春競馬を締め括ると同時に初夏を飾るグランプリレース。芝2200m戦。
06年は京都で行われましたが、それも含めてデータは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔430〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。残る6回はすべて1000円台と、比較的堅めのG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのは春の天皇賞組で〔471〕。
勝ち馬6頭、2着馬2頭、3着馬1頭。
馬券圏外は3頭で、うち1頭は1番人気に推されていた馬。
安田記念から〔301〕。勝ち馬3頭はすべて2着馬。
有馬記念の勝ち馬が〔001〕。
香港から〔100〕というのもあります。
ここで気をつけないといけないのは有馬記念組。
先の1頭を除けば、過去10年の馬券圏内30頭中29頭が今年少なくともひと叩き。
03年には有馬記念2番人気1着以来のシンボリクリスエスが1番人気に推されて5着に敗れています。
基本的にはひと叩きというスタンスでいいかと思います。
金鯱賞から〔233〕。この8頭中7頭は連対馬。
例外の1頭は昨年3着のインティライミで、金鯱賞は4番人気7着からの巻き返しでした。
目黒記念勝ち馬が〔002〕。
3歳のOP特別、駒草賞からの〔001〕というのもあります。
馬券圏内30頭中25頭が前走3着以内。
残りの5頭中4頭が、もうひとつ前のレースで連対を果たしていました。
しかし前走で3着をハズした馬は2、3着止まり。優勝は1頭もありません。
年齢別に見て行くと、3歳〔001〕、4歳〔751〕、
5歳〔144〕、6歳〔103〕、7歳〔111〕。4歳馬が抜けていいんですね。
テイエムオペラオー(00年優勝、01年2着)、メイショウドトウ(00年2着、01年優勝)、
ツルマルボーイ(02年2着、03年2着)、タップダンスシチー(03年3着、04年優勝)、
メイショウサムソン(07年2着、08年2着)など、2年続けて好走する馬がいます。
今年は昨年3着のインティライミが出走予定。一応の注意は必要かもしれません。
1番人気が予想されるディープスカイは、データも後押しする“安田記念2着馬”かつ“4歳馬”。
無謀な穴狙いは禁物かもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.6.18
マーメイドS(日曜・阪神)
牝馬限定のハンデ重賞。芝2000m戦。
06年にハンデ戦になりましたが、その06年は京都で行われ、
07年から改装なった阪神での開催となりました。
データは06年を含む、過去3年で見ていきたいと思います。
06年は9、3、11番人気での1〜3着で馬連5360円、3連単301550円。
07年は2、5、6番人気で馬連1910円、3連単33810円。
08年は12、10、5番人気で馬連74000円、3連単1930350円!
波乱含みの牝馬限定重賞です。
勝ち馬のハンデは49、53、48キロ、2着馬は51、54、52キロ、3着馬も51、53、53キロと、
軒並み軽ハンデ馬が台頭。
54キロより重い斤量の馬、すなわち実績馬は壊滅状態にあります。
ひとつ考えるに、春のG1を大目標に頑張って来た馬にはおつりが無いのでは?ということ。
実績馬は牝馬限定戦ゆえ重いハンデを背負わされてしまうので、
Wのハンデになるとも考えられますよね。
実際、1番人気は3年共にヴィクトリアマイル出走馬。
でもそのヴィクトリアマイルで2ケタ人気、2ケタ着順の馬が馬券圏内に来ています。
G1出走の看板に惑わされず、ハンデ面も含め、慎重な吟味が必要なようです。
ちなみに07年の1番人気はヴィクトリアマイル10番人気15着のコスモマーベラス。
しかしこの馬のハンデは56キロでした。このあたりにもヒントが隠されているかもしれません。
このレース、準OPの入着級で足りてしまいます。
昨年はかなり馬場が悪かったとはいえ、
500万クラスのトーホーシャインが勝ってしまうのですから。
06年こそ3歳ソリッドプラチナムが勝ちましたが、あとは4〜6歳馬が馬券圏内を占めています。
そのソリッドプラチナムは07、08年も3着と頑張り、
06年2着のサンレイジャスパーは翌07年も2着。
暖くなって、“夏の牝馬”を先取りするタイプに持って来いのレースなのかもしれません。
とにかくハンデをチェックして。思い切った穴狙いが面白いと思います。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.6.13
エプソムC(日曜・東京)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔213〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔130〕。
上位人気馬不振です。
6番人気以下〔246〕、2ケタ人気馬〔015〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。1000円台もわずかに2回ですから、波乱の重賞。
2ケタ人気馬が半数の5回で3着ですからね。
3連単、3連複では人気薄の伏兵まで押えたいところです。
ステップレースを見ていきましょう。最も好相性なのが新潟大賞典組で〔433〕。
連対または3番人気までに推されていた馬が8頭。
残る2頭は2ケタ着順から3着に巻き返しています。
他の重賞からだと、安田記念から〔010〕、京王杯SCから〔110〕、
AJCCから〔010〕。人気、着順は不問です。
芝のOP特別から〔415〕。中では都大路S組が良く〔302〕。
他が3着以内必須なのに対し、この都大路S組は人気、着順不問です。
準OPからも〔121〕。この4頭は1、2番人気で1着だった馬。
牝馬は〔002〕。共にOP特別で連対し、2ケタ人気での3着でした。
年齢別で見てみると、4歳〔434〕、5歳〔632〕、6歳〔012〕、
7歳〔030〕、8歳〔002〕。
5、4歳馬がいいようですが、高齢馬は人気薄での好走が目立ちます。
牝馬、高齢馬の人気薄には一応の注意が必要かもしれません。

CBC賞(日曜・中京)
芝1200mのハンデ戦。暮れの施行から6月に移ったのが06年のこと。
従いましてデータは過去3年です。
06年は4、2、5番人気の1〜3着で馬連2200円。
07年は10、7、8番人気で15580円。08年は4、2、12番人気で3070円。
2番人気馬2着2回も、1、3番人気馬の馬券圏内はありません。
牝馬が必ず1頭3着以内に来ているのと、54キロ未満の馬の3着以内が無いのも特徴です。
ステップレースは実に様々。TV愛知OPの勝ち馬が人気になりやすいのですが、
1頭は2着に頑張ったものの、2頭は掲示板をハズしています。
よく吟味する必要がありそうです。
前走ダートからもOK。
開催4週目の芝コースゆえ、力のいる馬場になりやすいということでしょうか。
4歳〔210〕、5歳〔010〕、6歳〔101〕、7歳〔012〕。
4歳馬がやや優勢ですが、まんべんなく来ているイメージでいいかと思います。
3連単は去年が231120円で、おととしが528230円!
中京走りそうな伏兵を見落とさないようにして下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.6.13
エプソムC(日曜・東京)
芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔213〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔130〕。
上位人気馬不振です。
6番人気以下〔246〕、2ケタ人気馬〔015〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。1000円台もわずかに2回ですから、波乱の重賞。
2ケタ人気馬が半数の5回で3着ですからね。
3連単、3連複では人気薄の伏兵まで押えたいところです。
ステップレースを見ていきましょう。最も好相性なのが新潟大賞典組で〔433〕。
連対または3番人気までに推されていた馬が8頭。
残る2頭は2ケタ着順から3着に巻き返しています。
他の重賞からだと、安田記念から〔010〕、京王杯SCから〔110〕、
AJCCから〔010〕。人気、着順は不問です。
芝のOP特別から〔415〕。中では都大路S組が良く〔302〕。
他が3着以内必須なのに対し、この都大路S組は人気、着順不問です。
準OPからも〔121〕。この4頭は1、2番人気で1着だった馬。
牝馬は〔002〕。共にOP特別で連対し、2ケタ人気での3着でした。
年齢別で見てみると、4歳〔434〕、5歳〔632〕、6歳〔012〕、
7歳〔030〕、8歳〔002〕。
5、4歳馬がいいようですが、高齢馬は人気薄での好走が目立ちます。
牝馬、高齢馬の人気薄には一応の注意が必要かもしれません。

CBC賞(日曜・中京)
芝1200mのハンデ戦。暮れの施行から6月に移ったのが06年のこと。
従いましてデータは過去3年です。
06年は4、2、5番人気の1〜3着で馬連2200円。
07年は10、7、8番人気で15580円。08年は4、2、12番人気で3070円。
2番人気馬2着2回も、1、3番人気馬の馬券圏内はありません。
牝馬が必ず1頭3着以内に来ているのと、54キロ未満の馬の3着以内が無いのも特徴です。
ステップレースは実に様々。TV愛知OPの勝ち馬が人気になりやすいのですが、
1頭は2着に頑張ったものの、2頭は掲示板をハズしています。
よく吟味する必要がありそうです。
前走ダートからもOK。
開催4週目の芝コースゆえ、力のいる馬場になりやすいということでしょうか。
4歳〔210〕、5歳〔010〕、6歳〔101〕、7歳〔012〕。
4歳馬がやや優勢ですが、まんべんなく来ているイメージでいいかと思います。
3連単は去年が231120円で、おととしが528230円!
中京走りそうな伏兵を見落とさないようにして下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.6.5
安田記念(日曜・東京)
春のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1着人気は〔011〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔554〕、2ケタ人気馬〔130〕。
上位人気馬大不振。逆に連対の半数が6番人気以下の伏兵です。
波乱のマイルG1と言っていいでしょう。
馬連3ケタ1回に、万馬券5本。
他にも5000円台1回、3000円台2回、2000円台1回。とにかく荒れるんです。
ステップレースを見ていきましょう。まずはG1。
高松宮記念から〔101〕。この2頭は共に2着馬。
ヴィクトリアマイルから〔101〕。こちらは2着馬と5着馬。
最も好相性なのが京王杯SC組で〔341〕。4着以内または4番人気までに推されていた馬。
マイラーズCから〔014〕。3着以内の馬です。
産経大阪杯から〔101〕。4着以内または4番人気までに推されていた馬。
ダートのかきつばた記念から〔100〕。4番人気4着馬。
OP特別組では都大路Sから〔010〕。1番人気5着馬。
ダートのオアシスSから〔010〕。3番人気2着馬。
ドバイデューティーフリー3着馬と15着馬の〔110〕というのもあります。
外国馬は〔222〕。その前走は、チャンピオンズマイル3着以内の馬が〔112〕。
チェアマンズトロフィー2着馬が〔100〕。
京王杯SCをひと叩き(4番人気6着)の〔010〕というのもあります。
牝馬は〔112〕と十分に通用。
1番人気に推されて馬券圏外に消えた8頭中6頭は前走1400m以下のレースを走っていた馬。
これには高松宮記念や京王杯SC組も含まれます。
残る2頭も合わせ、前走勝ち馬が6頭、2着馬1頭、
3着馬1頭が1番人気で馬券圏外に消えているのです。
前走激しいレースで多分に消耗した馬などは十分に吟味が必要かもしれません。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔252〕、5歳〔133〕、6歳〔505〕、7歳〔220〕。
4世代がまんべんなく来ているイメージです。
今年はウオッカが1番人気?
“10年間勝ちの無い1番人気”というジンクスを破れるかどうか、注目です!

ユニコーンS(土曜・東京)
3歳馬によるダート1600m戦。2回東京で行われるようになったのが01年のこと。
従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔420〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔111〕。
1番人気以外、上位人気馬不振です。
6番人気以下〔113〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
1000円台も4回ですから、比較的堅めの重賞と言っていいでしょう。
好相性のステップレースは2つのダートOP特別。まずは昇竜Sから〔313〕。
6頭が連対馬、3番人気4着馬が1頭です。
もうひとつは端午S組で〔210〕。こちらは勝ち馬のみとなっています。
交流重賞の兵庫CS連対馬が〔031〕。
500万から〔101〕。2頭共に1番人気1着馬。
芝のレースからも好走馬は出ていて、NHKマイルCから〔212〕、
ファルコンSから〔010〕、青葉賞から〔001〕。いずれも人気、着順は不問です。
この7年間、1〜7番人気での1〜3着。
2、3番人気馬不振なら、1番人気とそこそこの伏兵を絡めた中穴狙いで行きたいところです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.5.28
日本ダービー(日曜・東京)
3歳馬の頂点を決める“競馬の祭典”。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔720〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔232〕。
2番人気馬不振です。人気に推されるなら1番人気になるか、
3番人気で止まっておきたいところでしょう。
6番人気以下〔027〕、2ケタ人気馬〔021〕。穴党は3着に伏兵をとデータは教えます。
馬連3ケタ6回に、万馬券2本。しかしその2度の万馬券は去年とおととしのもの。
近年波乱の傾向に?
ステップレースを見ていきましょう。
まずは1冠目の皐月賞組がやはり好相性で〔546〕。
3着以内または1番人気に推されていた馬が12頭。
残る3頭も人気を見ると4、5番人気。
その3頭の前々走は重賞またはOP特別を勝っているか、そこで1番人気に推されていました。
TRの青葉賞からは〔021〕。1、2番人気で勝った馬。
プリンシパルSからは4番人気2着馬が〔001〕。
NHKマイルCから〔311〕。3着以内だった馬が4頭。残る1頭は3番人気11着の馬でした。
桜花賞から〔100〕。1番人気2着馬。
京都新聞杯組〔120〕。1、2番人気で勝った馬。
ベンジャミンS1番人気1着馬が〔001〕。
日本ダービーですから、やはりハードルは高いということでしょう。
距離2000m以上のレース経験がない馬に3着以内なし。
1勝馬は3着精一杯というのも覚えておいて下さい。
牝馬に続いて2冠馬誕生なるか?注目です!

目黒記念(日曜・東京)
ダービーデーの最終レースに組まれた芝2500mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔320〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔411〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔113〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいる重賞は天皇賞・春だけで〔631〕。人気、着順は不問です。
他の重賞では、有馬記念、AJCC、阪神大賞典、中京記念、鳴尾記念、ダイヤモンドS、
マーチS、海外のドバイシーマクラシックから3着以内好走馬が1頭ずつ出ています。
OP特別から〔222〕。着順よりも人気重視?
1番人気だった馬が4頭。残る2頭は3番人気2着馬と8番人気8着馬。
準OPから〔012〕。勝ち馬2頭、5番人気9着馬1頭です。
1000万から〔101〕。1番人気1着だった馬。
牝馬は〔010〕。出走頭数が少ないので一概には言えませんが、やや苦戦の傾向に。
ハンデ戦です。トップハンデ馬は10年で12頭いて〔320〕。健闘の部類と言っていいでしょう。
ちなみに勝ち馬10頭中8頭が56キロ以上のハンデを背負っていました。
勝ち馬の平均ハンデは56.65キロ。2着馬55.6キロ。3着馬は54.85キロ。
重いハンデは強さの証しということでしょうか。
年齢別に見ていきましょう。3歳〔010〕、4歳〔332〕、5歳〔233〕、
6歳〔433〕、7歳〔101〕、8歳〔001〕。4〜6歳の3世代がいいようです。
時として大きく荒れるハンデ重賞。距離適性を含め伏兵の台頭にも注意して下さい。

金鯱賞(土曜・中京)
宝塚記念へのステップレース。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔331〕、2番人気は〔313〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔033〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、天皇賞・秋から〔024〕。人気、着順は不問です。
産経大阪杯から〔220〕。3着以内ならOK。
中山記念から〔011〕。人気、着順は不問です。
新潟大賞典から〔120〕。こちらも人気、着順は不問。
その他の重賞では、有馬記念、宝塚記念、京都記念、小倉大賞典、
中京記念、名古屋大賞典などから3着以内の好走馬が出ています。
OP特別からは〔401〕。勝ち馬3頭、1番人気3着と10番人気7着だった馬。
後者の10番人気7着はマイル戦での成績。2000mの方が向いたということでしょうか。
準OPからは勝ち馬が〔001〕です。
牝馬は〔001〕。去年のカワカミプリンセスだけ。
最後に年齢別に見ておきましょう。4歳〔343〕、5歳〔344〕、
6歳〔213〕、7歳〔100〕、8歳〔110〕。4〜6歳の3世代がいいようです。
重賞勝ちの実績馬が好走するレース。無謀な穴狙いは避けたいところです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.5.20
オークス(日曜・東京)
3歳牝馬のクラシック第2弾。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔102〕。
意外や上位人気馬不振です。
6番人気以下〔235〕、うち2ケタ人気馬〔031〕。
馬連3ケタわずかに1回、万馬券4本。他にも4000円台が2回あるように、波乱のG1なんです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは桜花賞から〔886〕。馬券圏内の7割以上にあたる22頭がこのステップ。
まさしく王道なのが桜花賞組。
桜花賞3着以内は9頭。逆に4着以下が13頭。
桜花賞で馬券圏内をハズした13頭中、12頭は前々走重賞3着以内か、OP特別勝ちの馬。
例外の1頭は桜花賞4着で、前々走はチューリップ賞3番人気5着と
大崩れの無かった07年の勝ち馬ローブデコルテです。
大敗からの巻き返しが多い桜花賞組。しっかり吟味して下さいね。
次にTRのフローラSから〔122〕。3着までOKなんですが、
勝ち馬以外は前々走で1着だった馬です。
もうひとつのTR、スイートピーSから〔101〕。
連対していればOKですが、この2頭は前々走でも連対を果たしていました。
あとは、忘れな草賞勝ち馬の〔001〕というのもあります。こちらも前々走は1着。
3歳牝馬にはあまり経験のない2400m戦、桜花賞から一気の距離延長です。
それをこなす資質があるかどうか。特に圧倒的好相性の桜花賞組からは意外な馬が飛び込んできます。
穴党の人は前走だけでなく前々走などもしっかりチェックして、伏兵を探して下さいね。

東海S(日曜・中京)
ダート2300m戦。この時期の中京で施行されるようになったのが00年のこと。
従いまして、データは過去9回です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔202〕、3番人気は〔041〕。
6番人気以下〔344〕、2ケタ人気馬〔120〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。去年は16万馬券でした。
他にも8000、6000、3000、2000円台が1回ずつと、こちらも波乱の重賞です。
ステップレースを見てみると、まず最も好相性なのがアンタレスS組で〔344〕。
11頭中7頭は3着以内。残る4頭は前々走マーチSの馬。そのマーチSも着順は不問です。
その他のダート重賞からは好走が必要。
フェブラリーS3着馬〔100〕、かしわ記念2着馬〔001〕、
川崎記念3番人気4着馬〔001〕、
ダイオライト記念3着馬〔001〕、マーチS勝ち馬〔100〕、
名古屋大賞典2着馬〔010〕などがあります。
また、OP特別の仁川S3番人気6着馬の〔100〕、準OP勝ち馬の〔020〕もあります。
芝のレースでは、日経賞から〔010〕、OP特別の都大路Sから〔100〕があり、
人気、着順は不問となっています。
牝馬は〔210〕。スタミナ自慢なら十分通用します。
年齢別に見ていくと、4歳〔022〕、5歳〔532〕、6歳〔334〕、
7歳〔011〕、8歳〔100〕と、5、6歳馬がいいようです。
過去9年の3着以内27頭中、26頭は年内2戦を消化していました。
残る1頭も1戦はしており、休み明けの馬の3着以内はありません。
逆に先ほども言ったように、
マーチSからアンタレスSというステップの馬がまったくの人気薄で穴をあけます。
先行脚質のこんな馬は、成績を度外視して狙ってみるのも面白そうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.5.14
ヴィクトリアマイル(日曜・東京)
今年で迎えて4回目となる牝馬限定のG1。芝1600m戦。
06年は2、3、4番人気の1〜3着で馬連1000円。
07年は12、9、8番人気で30740円。08年は5、1、4番人気で1670円。
上位5番人気までの馬での決着か、まったくの人気薄での上位独占か。
ここまで結果は両極端なんです。
最も好相性のステップレースが阪神牝馬Sで〔121〕。
連対または2番人気までに推されていた馬が毎年連絡み。
牡馬混合のマイラーズCから〔101〕。2番人気2着馬と4番人気3着馬。
同じくダービー卿CTから〔101〕。9番人気2着馬と6番人気6着馬。
昨年はドバイDF4着だったウオッカが2着に来ています。
オカルトですが、この3年は同一レース出走馬が2着馬を挟む形になっています。
また連対という意味では、
国内のレースなら2着または2番人気までに推されていた馬に限られており、
3着も3頭中2頭が3着まで。
もう1頭も牡馬混合重賞で6着ですから、
人気もなく、大きく崩れた馬は狙えないと考えてよさそうです。
年齢別では、4歳〔231〕、5歳〔102〕の2世代のみ。
サンプルは少ないですが、なんとなくのヒントは見えてきそうです。

京王杯SC(土曜・東京)
安田記念の前哨戦。芝1400m戦。
過去10年、1番人気は〔102〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔101〕。
上位人気馬不振です。
一方、6番人気以下〔254〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタは無く、万馬券1本。それ以外に、8000、6000円台が2回ずつ。
4000、3000円台が1回ずつに、2000円台が2回。波乱のレースなんです。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるレースに限ると、まずは高松宮記念から〔213〕。
3着または3番人気までの馬が5頭。6番人気5着から3着に頑張った馬が1頭います。
マイラーズCから〔313〕。こちらは人気、着順は不問です。
ダービー卿CTから〔222〕。1着または1番人気の馬が5頭。
こちらも6番人気5着から3着に頑張った馬が1頭います。
高松宮記念組とダービー卿CT組は、連対と3着で分けた方がわかりやすいかもしれませんね。
その他の重賞では、有馬記念、香港マイル、阪神牝馬S、京都牝馬S、
東京新聞杯から3着以内好走馬が出ています。
OP特別では、谷川岳Sから〔020〕。人気、着順は不問。
準OPからは〔021〕。この3頭はみんな1番人気1着だった馬です。
牝馬は〔211〕と連対率では牡馬を上回りますが、実は好走牝馬4頭はみんなG1馬なんです。
これは頭の中に置いておいて下さい。
年齢別に見ていきましょう。4歳〔421〕、5歳〔342〕、6歳〔333〕、7歳〔014〕。
近5年、4歳馬の馬券圏内はありません。ちょっぴり気になるデータですよね。
過去の好走馬が再び、三度の好走を見せるのも特徴で、00年勝ったスティンガーは翌01年も連覇。
00年2着のブラックホークは翌01年3着。
03年勝ったテレグノシスは04年2着、05年3着、06年も3着と好相性。
05年2着オレハマッテルゼは翌06年優勝、07年3着などの例があります。
府中の芝1400mへの適性を重視せよということかもしれません。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.5.8
NHKマイルC(日曜・東京)
芝1600mの3歳マイル王決定戦。
過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔335〕、2ケタ人気馬〔123〕。
馬連3ケタは無く、万馬券2本。他にも6000、4000円台が2本ずつ。波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。まずはTRのニュージーランドTから。
このレースが中山の1600mになったのが00年のこと。それから9年で〔243〕。
連を外していたならその前で重賞3着以内、それ以外なら勝ちが欲しいところ。
例外はNZT3番人気4着、
その前がアーリントンC2番人気4着だった00年2着のトーヨーデヘアがいるだけ。
ただしNZT勝ち馬は近5年馬券圏内に来ていないのは気になるところ。
優勝馬を最も多く出しているのが毎日杯組で〔400〕。
勝ち馬3頭、毎日杯を6番人気8着から優勝した03年の
ウインクリューガーもその前はアーリントンCを勝っていました。
皐月賞から〔023〕。6着以内ならOK。
桜花賞から〔210〕。人気、着順は不問ですが、3頭とも桜花賞前は1着でした。
他に重賞からでは、フラワーC2着馬の〔001〕もあります。
OP特別からは、マーガレットS組が〔102〕。勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
ベンジャミンS勝ち馬の〔001〕というのもあります。
あとは500万勝ち馬が〔001〕となっています。
連対20頭中18頭にマイルの連対歴あり。残る2頭はマイル戦未経験。
でも短い距離からではなく、長い距離からマイルに挑戦してきた2頭です。
府中のマイルはスピードとスタミナ。
マイル以下よりマイル以上の適性を重視せよということでしょう。
事実、3着以内に好走した馬の中から3頭もダービー馬が出ていますからね。
スタミナも重要なポイントになりそうです。
2走続けて凡走している馬はおらず、3着以内30頭中、どちらか馬券圏内という馬が27頭。
残る3頭もどちらかでは掲示板を確保していました。
キャリア3戦の馬、また前走1200mを走っていた馬に3着以内が無いことも付け加えておきましょう。
牝馬は〔112〕と通用します。
脚質的には差し、追い込みの天下です。逃げ粘ったのは01年2着のグラスエイコウオーただ1頭。
府中の長い直線をフルに活かす終いのしっかりした馬を見つけたいものです。

京都新聞杯(土曜・京都)
東上最終切符を懸けた3歳戦。芝2200m。
春の2200mになったのが02年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔253〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。他に8000円台が1回、4000円台が2回と波乱の重賞なんです。
ステップレースを見ていきましょう。まずは皐月賞から〔212〕。
最高着順が5着で、2ケタからの巻き返しが3頭います。
毎日杯から〔201〕。スプリングSから〔100〕。共に人気、着順は不問です。
OP特別の若葉Sから〔001〕。こちらは2着馬。
連対という意味では500万からの馬が一番よく〔261〕。
勝ち馬6頭、あとは1番人気2着、4番人気3着、2番人気6着だった馬。
500万の中ではムーニーバレーRC組の〔121〕というのが目を引きます。
勝ち馬3頭に2着馬1頭です。
未勝利勝ち即の馬の〔002〕もあり、こちらは共に2番人気と、高い支持で勝ち上がった馬でした。
3着以内21頭中、18頭が前走で2000m以上の距離を走っており、残る3頭も1800m戦でした。
勝ち馬はすべて2勝馬。2着は本気度が左右するといった感じでしょうか。
差し、追い込みの天下です。京都外回り向きの切れ味鋭い末脚の持ち主を探してみて下さい。

新潟大賞典(土曜・新潟)
芝2000mのハンデ戦。
左回りにコースの改修がなったのが02年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔310〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔014〕。3着に激穴を狙うのが面白そう。
馬連3ケタも万馬券もなし。ただし3連単は毎年10万超えです。
ステップレースを見ていきましょう。
重賞で2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、中山金杯組の〔011〕のみ。
人気、着順は不問です。
OP特別から〔343〕。中ではオーストラリアT組が一番良く〔221〕。
連対4頭は3着以内だった馬です。
準OPから〔112〕。こちらはすべて勝ち馬となっています。
トップハンデ馬は7年で14頭いて〔111〕。不振と言っていいでしょう。
勝ち馬のハンデは59〜54キロ。2着馬は57.5〜54キロ。3着馬は57〜51キロ。
連対馬のハンデには54キロという下限があるようです。
牝馬は〔010〕。逃げ馬同様、不振にあるようです。
年齢別に見ておきましょう。
4歳〔231〕、5歳〔403〕、6歳〔131〕、7歳〔001〕、8歳〔011〕。
4〜6歳がいいようですが、7、8歳の好走馬はみんな人気薄での激走です。
見逃さないよう気をつけて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.4.30
天皇賞・春(日曜・京都)
古馬最高峰のレース。芝3200m戦。
過去10年、1番人気は〔403〕、2番人気は〔223〕、3番人気は〔140〕。
1〜3番人気馬での1〜3着独占が5回ある一方で、
6番人気以下〔331〕、2ケタ人気馬〔220〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券4本と、配当的には両極端なんです。
最も好相性のステップレースは阪神大賞典で〔446〕。
この14頭中13頭が3着以内かつ3番人気までに推されていた馬。
残る1頭も4番人気で10着だった馬ですから、
人気も無く着順も悪い馬の好走は難しいということでしょう。
次が産経大阪杯組で〔311〕。1、2番人気または3着までの馬が4頭。
残る1頭は8番人気7着の馬でした。
日経賞からも〔142〕。連対5頭に、1番人気6着と7番人気10着馬。
その他では、京都記念勝ち馬の〔001〕。
ダート交流のダイオライト記念4番人気2着馬の〔100〕。
OP特別の大阪-ハンブルグC3着までの馬の〔110〕というのもあります。
牝馬は出走頭数自体が少なく、3着以内はありません。
また過去10年の3着以内30頭中、27頭までが前走は3着まで、
または1、2番人気に推されていた馬なんですね。
前走距離も産経大阪杯の2000mが一番短く、人気、着順、距離適性など、
当然ながらあらゆる意味で高いレベルが要求されるようです。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔743〕、5歳〔346〕、6歳〔011〕、7歳〔010〕。
4、5歳の2世代に注目です。
特に4歳馬が連対の半分以上を占めているのが特徴でしょう。
混戦模様の今年の春の天皇賞。頂点に立つのは果たしてどの馬でしょうか?

青葉賞(土曜・東京)
芝2400mのダービーTR。3着までに優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔601〕、2番人気は〔232〕、3番人気は〔201〕。
勝ち馬はすべて1〜3番人気の馬。
一方、6番人気以下〔054〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ2回に万馬券1本。
そう大きくも荒れないのですが、ヒモはひと捻りのレースのよう。
最も好相性のステップレースは、現在3連勝中の毎日杯組で〔442〕。
3番人気までまたは3着までの馬。
その他、皐月賞から〔012〕。人気、着順は不問です。
弥生賞から〔111〕。こちらも人気、着順は不問。
スプリングSから〔100〕。2番人気6着だった馬。
OP特別から〔201〕。勝ち馬または1番人気だった馬。
500万から〔234〕。こちらも勝ち馬または1番人気だった馬。
未勝利勝ち即の馬(2番人気)の〔010〕というのもあります。
前走はすべて芝を走っていた馬ばかり。ダートからの好走はありません。
ダービーと同じ舞台、同じ距離で行われるTR。
人気馬から狙う馬券ながら、相手には人気薄をとデータは語ります。
出走各馬の本気度がカギを握りそうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.4.24
フローラS(日曜・東京)
芝2000mのオークスTR。3着までに優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔231〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔033〕。
1番人気馬はこの2年こそ連勝中ですが、それまでは苦戦の歴史。
逆に、6番人気以下〔424〕、2ケタ人気馬は〔203〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券も3本。他にも6000円台が1回、2000円台が2回。
大きく荒れる可能性もあると思って臨む方がいいでしょう。
ステップレースを見てみましょう。
重賞で最も相性のいいのがフラワーC組で〔310〕。
4頭中3頭が3着以内だった馬。残る1頭は6番人気6着の馬です。
重賞からだと、桜花賞から〔112〕。フィリーズレビューから〔101〕。
チューリップ賞から〔001〕。いずれも人気、着順は不問。
OP特別の忘れな草賞から〔120〕。掲示板ならOK。
またアネモネS1番人気4着馬の〔010〕というのもあります。
実は500万からの馬が〔343〕と良く、中でもミモザ賞4着までの馬が〔141〕と健闘しています。
意外や大きく負けた馬の激走もあり、このあたりが馬券を難しくしているようです。
さらにダートも含む未勝利勝ちが〔113〕。3番人気までで勝ち上がっていれば好走可能なようです。
下級条件からの挑戦は本気度の現れ。
難しいのですが、これを見極めなくては的中馬券に届かないのかもしれませんね。

アンタレスS(日曜・京都)
ダート1800m戦。ハンデ戦から別定戦に替わったのが03年のこと。
従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔121〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。1番人気馬が馬券圏内から消えると上位人気馬が壊滅状態に。
まずは1番人気馬の信頼度をチェックしたいレースです。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるステップレースを挙げておきましょう。
重賞のフェブラリーSから〔212〕。マーチSから〔022〕。共に人気、着順は不問です。
OP特別のコーラルSから〔211〕。4着までならOK。
準OP勝ちの馬の〔110〕というのもあります。
牝馬の3着以内は無く苦戦の傾向。
年齢別では、4歳〔233〕、5歳〔111〕、6歳〔322〕と、この3世代のみ。
京都のダート1800m戦だけに比較的前々の決着になりやすいもの。
まずは展開を頭の中でしっかり組み立ててみて下さい。

福島牝馬S(土曜・福島)
今年で6回目となる歴史の浅い重賞。芝1800m戦。
ちなみに第1回は3着同着。従いまして、3着は過去5回で6頭いることになります。
その過去5年、1番人気は〔101〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔100〕。
6番人気以下〔222〕。2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタがなく、万馬券2本。
さらに9000、7000円台が1回ずつで最低配当が去年の3330円と波乱のレースなんです。
ステップレースで最も相性のいいのが中山牝馬S組の〔312〕。
この6頭中5頭が3着まで、または2番人気までに推されていた馬。
残る1頭は8番人気5着馬でした。
他にも阪神牝馬S、京都牝馬S、愛知杯、ダービー卿CTから、
また前年のオークス以来の馬が馬券圏内に1頭ずつ。
準OPからも〔002〕というのがあるんですが、惨敗していても好走するからムズかしい。
さらに1000万連対馬の〔110〕というのもあります。
年齢別に見ていきましょう。
4歳〔333〕、5歳〔122〕、6歳〔001〕、7歳〔100〕。
4歳馬がいいようですね。
データから推測するに、福島コースへの適性が格を上回るのかもしれませんね。
そのあたりのチェックをお忘れなく。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.4.16
皐月賞(日曜・中山)
牡馬クラシック第一弾。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔322〕、2番人気は〔114〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔562〕、2ケタ人気馬〔231〕。
上位人気馬に信頼が置けず、意外や伏兵が数多く台頭。
連対馬の半数以上が6番人気以下の馬となっています。
馬連3ケタ3回に、万馬券が3本。近3年は連続して万馬券決着!
1000〜3000円台がなく、6000、5000、4000円台が1回ずつですから、両極端な結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
3つのTR、まずは弥生賞から〔436〕。13頭中11頭が3着以内。
残る2頭のさらにもうひとつ前は、シンザン記念2着と朝日杯FS3着でした。
スプリングSから〔351〕。9頭中7頭が3着以内。あとは2番人気に推されていた馬が1頭。
残る1頭のさらにもうひとつ前は京成杯1着でした。
若葉Sから〔211〕。連対または1、2番人気に推されていた馬。
その他はすべて重賞勝ち馬。毎日杯から〔100〕。アーリントンCから〔010〕。
共同通信杯から〔002〕となっています。
今年は果たして堅いのでしょうか?データはかなりシンプルです。
荒れると思ったら、好走条件を満たす人気薄から入ってみるのも手かもしれません。

マイラーズC(土曜・阪神)
安田記念を睨む馬たちによる芝1600m戦。4月の施行になったのが00年のこと。
従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔420〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
1000円台が無く、4000円台が1回、3000円台が2回、2000円台が1回ですから、中波乱のイメージ。
ステップレースを見ていきましょう。
昨年のマイルCS以来という馬が〔010〕。5番人気4着だった馬。
有馬記念以来というのが〔011〕。こちらは人気、着順は不問です。
高松宮記念から〔111〕。こちらも人気、着順不問です。
最も相性のいいのが中山記念組で〔522〕。4着以内8頭。残る1頭は4番人気だった馬。
中京記念から〔101〕。人気、着順は不問です。
ダービー卿CTから〔011〕。
こちらも人気、着順は不問ですが、00年以降馬券圏内に1頭も来ていないのは気掛かり。
中日新聞杯勝ち馬が〔010〕。
ダートの平安Sから〔100〕。3番人気14着だった馬。
そして中山牝馬Sから〔011〕。1番人気4着と、2番人気2着だった馬。
OP特別では東風S(含む岡部幸雄引退記念)から〔102〕。
勝ち馬または1番人気に推されていた馬。
準OP勝ち馬の〔010〕というのもあります。
牝馬は〔032〕。勝ち馬こそいませんが、近3年連続連対中です。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔315〕、5歳〔332〕、6歳〔232〕、7歳〔120〕。
まずまんべんなくといった感じでしょうか。
後方一気というより、先行、好位差しの馬に軍配が上がっています。
外差しの決まり始めた阪神で、展開もしっかり推理する必要がありそうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.4.9
桜花賞(日曜・阪神)
牝馬クラシック第一弾。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔232〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔101〕。
1番人気が連対率5割、3番人気は1割ですから、上位人気馬が意外や苦戦の傾向。
6番人気以下〔452〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。他にも9000、8000円台が1回ずつあります。
ステップレースを見ていきましょう。まずは3つのTRから。
チューリップ賞から〔541〕。4着までならOK。
また1番人気で負けた馬(10着)の巻き返しもあります。
次にフィリーズレビューから〔222〕。こちらも4着までならOK。
アネモネSから〔103〕。3着まで、または1番人気に推されていた馬。
重賞だと、阪神JF以来の馬が〔010〕。2番人気3着だった馬。
クイーンCから〔013〕。この内3頭は連対馬。
残る1頭は昨年波乱を呼んだエフティマイアで10番人気6着からの激走でした。
フラワーCから〔210〕。こちらは勝ち馬のみ。
OP特別の若葉S1番人気1着の馬が〔001〕。500万勝ち馬の〔010〕などもあります。
今年一度も走っていない馬は阪神JF3着から2着に来た00年のマヤノメイビーのみ。
また2戦続けて連対を外していた馬は3着以内30頭中3頭だけ。
掲示板を外したのはただ1頭、先程のエフティマイアのみとなります。
またキャリア2戦の馬は、重賞勝ちの勲章があろうと、すべて2ケタ着順に終わっているんですね。
大一番に経験値は不可欠といったところでしょうか。
この10年、必ず2ケタ馬番の馬が1頭は連に絡み、逆に1〜5番の馬の連対はゼロ。
特に1枠は3着すらありません。覚えておくといいかもしれません。
今年は強い馬が1頭いますが、果たしてどんな結果が待っているのか楽しみです!

阪神牝馬S(土曜・阪神)
牝馬限定の芝1400m戦。1Fの短縮と共に、4月の施行に変わったのが06年のこと。
従いまして、データは3年です。
06年は1、2、8番人気の1〜3着で馬連210円。07年は5、3、1番人気で2910円。
そして昨年08年は5、1、9番人気で1310円となりました。
1番人気馬は馬券圏内パーフェクト。5番人気馬が2勝と頑張っています。
8、9番人気の伏兵が3着に1頭ずつというのも特徴でしょうか。
前走を見ると、どの条件であろうと4着以内。重賞は4着までOKですが、準OPから勝ち馬が2勝。
OP特別3着馬が3着に1頭ですから、
OPクラス好走の実力馬と、準OP勝ちの勢いのある馬の戦いということになりますか。
好相性のステップとしては、勝ち馬こそ輩出していないものの、京都牝馬S組が〔021〕。
3着以内9頭すべてが今年最低でもひとつはレースを使っていました。
年齢では4〜7歳までまんべんなく来ている感じ。
好走馬の名前を見ると、やはり1400m巧者のイメージでしょうか。
距離実績をしっかりチェックすることをお忘れなく。

ニュージーランドT(土曜・中山)
NHKマイルCのTR。芝1600m戦。3着までに優先出走権が与えられます。
府中から中山に移り、距離も1400mからマイルに延長されたのが00年のこと。
従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔103〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔453〕、2ケタ人気馬〔230〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券が3本。
07年には11万馬券になった他、9000円台が1回に、7000円台が2回あります。
波乱の重賞と言っていいでしょう。
ステップレースを見ていきましょう。
重賞で最も好相性なのがアーリントンC組で〔312〕。6頭中5頭が連対馬。残る1頭も3着馬です。
次にクリスタルC組の〔022〕。2番人気までに推されていたか、2着までの馬。
この2つの重賞の違いはマイルと1200mの距離。
やはり距離適性の必要性が出るといった感じでしょうか。
他の重賞では、毎日杯5着馬〔100〕。スプリングSから〔011〕(人気、着順不問)。
共同通信杯5着馬〔010〕。ファルコンS5着馬〔001〕。
また朝日杯FS4番人気3着以来という馬の〔010〕というのもあります。
今年初出走はこの馬のみです。覚えておいて下さい。
OP特別では、マーガレットS5着馬が〔110〕。若葉S3番人気8着馬の〔100〕もあります。
ちなみにこの馬のもうひとつ前はシンザン記念2着でした。
何やら不思議と前走5着馬の快走が目立ちます。一昨年は前走5着馬の1〜3着。
偶数かもしれませんが、オカルトチックに狙ってみても面白いかも?
実は500万クラス(平場やダートも含む)からの馬が良く〔323〕。これらはすべて勝ち馬です。
牝馬は〔010〕と苦戦の傾向。
またキャリア2戦の馬には連対が無く、3着が精一杯(1頭)というのも覚えておいて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.4.2
産経大阪杯(日曜・阪神)
芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔710〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔221〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
1番人気馬の連対率80%は立派。逆に2番人気馬の不振が目立ちます。
馬連3ケタ6回に、万馬券1本。
ただし1000円台が無く、5000、4000、2000円台が1回ずつですから、
配当的に両極端と考えていいでしょう。
ステップレースを見ていきましょう。
前走G1を走っていて、今年ここが初めてのレースという馬が〔344〕。
久々もOKということになります。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、有馬記念から〔212〕、JCから〔110〕。
その他にも宝塚記念、秋の天皇賞、菊花賞、香港Cなどから好走馬が出ています。
いずれも人気、着順は不問です。
G2からなら中山記念から〔211〕、マイラーズCから〔011〕。
その他、京都記念、AJCCからも好走馬が出ています。こちらも人気、着順は不問です。
G3だと中京記念から〔201〕。3着以内ならOK。
他に小倉大賞典勝ち馬、ダイヤモンドS勝ち馬、東京新聞杯2番人気7着馬が3着以内に。
OP特別の大阪城Sから〔202〕。
勝ち馬または1番人気だった馬が3頭。残る1頭は4番人気5着の馬でした。
準OP勝ち馬(1番人気)の〔010〕というのもあります。
牝馬は〔100〕。昨年のダイワスカーレットのみ。
また59キロを背負った馬が〔232〕。重い斤量は強さの証しと覚えておいて下さい。
年齢別に見ていきましょう。
4歳〔633〕、5歳〔237〕、6歳〔120〕、7歳〔110〕、8歳〔010〕。
勝ち、連対では4歳馬、3着までなら5歳馬といった感じでしょうか。
逃げ馬が〔231〕と頑張ります。軽快な先行力のある馬に注意が必要です。

ダービー卿CT(日曜・中山)
芝1600mのハンデ戦。
そのハンデ戦になったのが02年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔001〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔110〕。
上位人気馬壊滅状態。
6番人気以下〔444〕、2ケタ人気馬〔123〕。
馬連3ケタなく、万馬券3本。8000、7000、6000円台が1回ずつ。
最低配当で02年の2020円ですから、荒れるハンデ重賞ということでしょう。
ステップレースは実に様々。重賞からだと、秋の天皇賞、鳴尾記念、京都牝馬S、
中山牝馬S、東京新聞杯、中日新聞杯、中京記念、
オーシャンSといったレースから好走馬が出ています。
でも最も相性のいいのがOP特別の東風S組で〔324〕。人気、着順は不問です。
あと準OP勝ち馬の〔200〕というのも見逃せません。
トップハンデ馬は7年で9頭いて〔101〕。苦戦の傾向。
牝馬は〔130〕ですから、牝馬も通用すると言っていいでしょう。
実は中山記念からの3着以内が1頭もなく、1番人気に推された4頭が、掲示板にも載らず終い。
マイルと1800mの違いでしょうか?このことは頭の中に置いておいて下さい。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔340〕、5歳〔332〕、6歳〔102〕、7歳〔003〕。
4、5歳馬がいいのですが、7歳馬の3着3頭も気になるデータ。
3連単好きの人は覚えておきましょう。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.3.26
高松宮記念(日曜・中京)
本格的G1シーズンの幕開けを告げるスプリントG1。芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔012〕。
ちなみに4番人気が好成績で〔401〕です。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。1000円台が1回のみですから、波乱含みのG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性のレースは2つ。まずは阪急杯から〔562〕。
明確なデータがあって、連対または1、2番人気に推されていた馬が12頭。
残る1頭は4番人気5着からの3着。この馬のさらに前はシルクロードS1着でした。
もうひとつはそのシルクロードS組で〔304〕。
勝ち馬または3番人気までに推されていた馬が5頭。
残る2頭は5番人気6着と8番人気5着だった馬。
前々走でシルクロードSを走っていた馬も合わせると〔425〕ですから、
この2つのレースは要チェックです。
ちなみに阪急杯は1200m時代を含めます。1400mになった06年以降も〔212〕。
現在9年連続連対中です。阪急杯組、要注意です。
その他では、フェブラリーS、マイルCS、海外G1、中山記念、阪神牝馬S、
オーシャンS(含むOP特別時代)、東京新聞杯などから3着以内の馬が出ています。
牝馬は〔123〕と通用しますが、率としては苦戦の傾向です。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔121〕、5歳〔653〕、6歳〔325〕、7歳〔010〕、8歳〔001〕。
連対馬の半数以上は5歳馬。4歳よりは6歳のようです。
電撃の6F戦。圧倒的速さを誇る春のスプリント王はどの馬でしょうか?

マーチS(日曜・中山)
ダート1800mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔111〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔001〕。
上位人気馬大不振。
逆に、6番人気以下〔565〕、2ケタ人気馬〔021〕です。
馬連3ケタなく、万馬券6本!他に8000、4000円台が1回ずつある波乱のダート重賞です。
まず注目すべきはフェブラリーS。〔102〕でこの3頭はすべて2ケタ着順の馬でした。
逆に3、4着で1番人気に推された2頭は人気を裏切って着外。このあたりの見極めが必要でしょう。
好相性という意味ではOP特別の仁川Sから〔443〕。
基本的には人気、着順不問ですが、一応括るなら5着以内または5番人気まで。
また準OP勝ち馬が〔302〕。こちらも好走しています。
ハンデ戦です。トップハンデは10年で11頭いて〔222〕と半数以上が馬券圏内に。
健闘の部類でしょう。
勝ち馬のハンデは53〜59キロ、平均は56.25キロ。
2着馬は55〜58キロで、平均はこちらも56.25キロ。
3着馬は50〜59キロで、平均は54.6キロと下がります。
それでもそこそこ背負わされてる方がいいとわかるはず。
牝馬は〔001〕と苦戦の様子。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔113〕、5歳〔352〕、6歳〔222〕、7歳〔312〕、8歳〔101〕。
5歳馬がいいものの、7歳馬も3勝で並びます。高齢馬の頑張りに注意が必要です。

日経賞(土曜・中山)
天皇賞を睨む古馬による芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔421〕、2番人気は〔133〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。近年は堅い決着が多くなりました。
ステップレースを見ていきましょう。まずは有馬記念以来という馬〔420〕。
6頭中5頭が4着以内だった馬。残る1頭は7番人気12着から2着と好走をしています。
ただし、有馬以来で1番人気に推されて馬券圏外に消えた馬も3頭いますから、
盲目的に信じ切るにはいかないようです。
京都記念から〔043〕。馬券圏外だった馬は前々走で3着以内なら巻き返し可。
あとは重賞からだと、中山記念、AJCC、中京記念、ダイヤモンドSの連対馬が好走。
OP特別からは白富士S3着までの馬が〔201〕。
準OPからも連対馬の〔131〕というのがあります。
年齢別に見ていくと、
4歳〔444〕、5歳〔433〕、6歳〔122〕、7歳〔011〕、8歳〔100〕。
4、5歳がいいようです。
前走の距離も大切で、1800mは1頭、2000mが4頭、2100mも1頭。
あとはみんな2500m以上です。
距離実績のある馬を狙っていきたいレースです。

毎日杯(土曜・阪神)
東上最終切符を賭けた戦い。3歳の芝1800m戦。
04年までは2000mで行われていましたが、07年からは1800mに。
ですが、2000m戦時代も含め、データは過去10年です。
1番人気は〔521〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔242〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本です。
ステップレースを見ていきましょう。好相性なのは、きさらぎ賞組の〔202〕、
ラジオNIKKEI杯2歳S組の〔200〕、共同通信杯組の〔200〕など。
OP特別では、すみれSから〔102〕。
500万からは、特別勝ち馬が〔150〕。平場(含むダート)連対馬が〔120〕。
未勝利勝ち即の馬は〔002〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
新馬勝ち即の馬は〔010〕。3番人気で勝ち上がった馬でした。
基本的に前走で3着をハズしていた馬は4頭だけ。
ダートのヒヤシンスS4番人気7着馬、重賞5着馬(2頭)、すみれS1番人気7着。
以上の4頭です。前走着順が重要であること、覚えておいて下さい。
勝ち馬には、テイエムオペラオー、クロフネ、
キングカメハメハ、ディープスカイなどがいる出世レース。先々も含め要注目の重賞です。

 
 


 
 
 週末の重賞……2009.3.19
スプリングS(日曜・中山)
芝1800mの皐月賞トライアル。3着までの馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔421〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔254〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。なんとなく波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
きさらぎ賞連対馬が最も好相性で〔502〕。勝ち馬の半数はこのステップなんですね。
朝日杯FSから〔020〕。この2頭は2着馬と9着馬。
アーリントンCから〔220〕。4頭中3頭は3着までの馬。
6番人気9着から巻き返した馬もいます。
その他の重賞では、共同通信杯から〔111〕。3着までならOK。
シンザン記念から〔100〕。これは勝ち馬。
京成杯からの〔010〕(3番人気8着)などもあります。
OP特別からは、ジュニアC勝ち馬が〔010〕、
すみれSから〔010〕(5番人気7着)というのもあります。
500万特別からは〔014〕。5頭すべて勝ち馬。
ダートも含む500万平場からは〔112〕。こちらも勝ち馬です。
キャリア1、2戦の馬に3着以内が無いのが特徴のレース。
高素質を思わせる馬でもキャリア3戦は必要と覚えておいて下さい。
3着以内全30頭中、前走勝ち馬が15頭、2着馬が7頭、
3着馬が2頭ですから、前走成績は重要なポイント。これもまた頭の中に置いておいて下さい。

阪神大賞典(日曜・阪神)
春の天皇賞を睨む一流古馬の一戦。芝3000m戦。
過去10年、1番人気は〔631〕と連対率90%。馬券圏内100%を誇ります。
2番人気は〔241〕、3番人気は〔004〕。
2番人気はまずまずも、3番人気馬不振です。
馬連3ケタ7回、万馬券なし。
3着以内に1〜5番人気馬が26頭ですから、かなり堅いレースと言っていいでしょう。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性のレースは2つ。まずは有馬記念から〔221〕。
掲示板4頭と、5番人気11着という馬もいます。
そして京都記念から〔414〕。こちらは人気、着順不問です。
他ではJC勝ち馬が〔010〕。
天皇賞・秋から〔001〕。4番人気12着の馬。
AJCC勝ち馬が〔100〕。
日経新春杯から〔120〕。連対もしくは1番人気だった馬。
ステイヤーズS勝ち馬〔100〕。
中京記念から〔011〕。人気、着順は不問です。
ダイヤモンドSから〔112〕。3着以内または2番人気までの馬。
重賞以外では、OP特別の万葉S勝ち馬が〔020〕です。
年齢別に見ておきましょう。4歳〔463〕、5歳〔336〕、
6歳〔200〕、7歳〔101〕、8歳〔010〕。
4歳馬が連対の半分を占めているように、若い順にいいようです。

フラワーC(土曜・中山)
3歳牝馬限定の芝1800m戦。
1番人気は〔522〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔120〕。
1番人気馬の馬券圏内は90%と、信頼できる数字を残しているのが特徴。
一方で、6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本ですから、ヒモ荒れの傾向にありといったところでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは重賞から。クイーンCから〔022〕。4着までまたは1番人気に推されていた馬。
チューリップ賞から〔002〕。人気、着順は不問です。
ダート交流の全日本2歳優駿牝馬から〔010〕(5番人気10着)というのもあります。
OP特別のホープフルS連対馬が〔110〕。
ダートのヒヤシンスSから〔010〕(9番人気12着)というのもありますが、
実は最も相性のいいのが500万特別組で〔632〕なんですね。
11頭中8頭が勝ち馬、2着1頭、4着2頭。4着までならOKと覚えておきましょう。
また500万平場からも〔112〕。ダートもOKで人気、着順は不問。このタイプが穴を開けるようです。
あとは未勝利勝ちすぐの馬も穴タイプ。〔211〕で、2番人気までで勝ち上がっていれば資格ありです。
近年ここ好走の馬がG1でも好走する傾向にあります 。 スタミナが必要な中山の芝1800m戦。
前走マイル未満の距離を走っていたのは馬券圏内30頭中わずかに2頭ですから、
距離への適応性もしっかりジャッジして取捨選択をするようにしましょう。

ファルコンS(土曜・中京)
3歳馬による芝1200mのスプリント重賞。
6月から施行時期が今の時期に移ってきたのが06年のこと。従いまして、データは3回です。
06年は2、6、1番人気の1、2、3着で馬連5050円。07年は2、5、3番人気で1810円。
08年は1、2、6番人気で660円と、年々堅く収まるようになってきました。
3着以内9頭は1〜6番人気までの馬が占め、中でも2番人気馬は連対率100%。
牝馬が毎年1頭、必ず馬券圏内にいること。
重賞以外は前走勝ち必須。新馬、未勝利勝ちすぐの馬もなく、500万クラス以上からの馬が好走。
重賞〜重賞という臨戦課程の馬は大敗からも巻き返し可。
前走1200mを走った馬〔322〕。スプリント適性が重要。
以上が、サンプルは少ないですが、過去3回のデータから見えるこのレースのヒントです。
今年はこの傾向がそのまま引き継がれるのか、それとも覆されて荒れるのでしょうか?注目です。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.3.12
フィリーズレビュー(日曜・阪神)
桜花賞トライアルの芝1400m戦。3着までに優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔521〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔112〕。
1番人気馬の信頼度はまずまず高い方と言えます。
それでも6番人気以下〔341〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
他にも6000円台が2回に、3000円台が1回ですから、伏兵台頭の余地はあり。
その傾向は近年強まっているように思えます。
ステップレースを見ていきましょう。阪神JFから〔302〕。
連対または1、2番人気に推されていた馬。
1、2番人気だったなら2ケタ着順からの巻き返しもあるので注意が必要です。
次に注目すべきはOP特別のエルフィンS組で〔234〕。
4着または4番人気までならOK。こちらも2ケタ着順からの巻き返しがあります。
エルフィンS出走馬はしっかりとチェックして下さい。
その他、クイーンCから〔112〕(人気、着順不問)、フェアリーS勝ち馬〔100〕、
シンザン記念勝ち馬〔100〕、OP特別の紅梅S2着馬の〔010〕などがあります。
500万からも〔242〕と好走例は多く、勝ち馬6頭に、
あとはダートからの大敗馬がいきなりの激走を見せるパターンが2頭。
このあたりがこのレースの難しいところ。
チューリップ賞同様、“本気度”を考えてみて下さい。

中山牝馬S(日曜・中山)
牝馬限定、芝1800mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔310〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔123〕。
上位人気馬に信頼は置けない状況。
6番人気以下〔455〕、うち2ケタ人気馬は〔024〕。
馬連3ケタなく、万馬券は3本。
他にも7000、6000、5000、2000円台が1回ずつですから、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースは実に様々。抜けて好相性なのが、京都牝馬S組の〔553〕。
連対の半数はこのステップ。ただし、人気、着順は不問です。
出走していた馬ならじっくり吟味することから入りましょう。
重賞からでは他に、有馬記念、フェブラリーS、エリザベス女王杯、AJCC、中山記念、
阪急杯、小倉大賞典、ダイヤモンドSなどが好走馬を輩出。前走着順などは不問です。
OP特別からは〔203〕。こちらも人気、着順は不問。
準OPからは〔011〕。4番人気4着と2番人気1着だった馬です。
ハンデ戦です。トップハンデは10年で17頭いて〔222〕。
勝ち馬は56キロまで。それ以上のハンデだと2着止まりのよう。
勝ち馬の平均ハンデは54.9キロ、2着は54.25キロ、3着は53.9キロ。軽いハンデの馬に注意が必要です。
年齢別に見ていくと、4歳〔441〕、5歳〔436〕、
6歳〔133〕、7歳〔100〕。4、5歳馬の2世代が頑張っています。
4コーナー最後方からの追い込みも決まります。
中山得意な末脚のしっかりした馬を狙いたいところです。

中京記念(土曜・中京)
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔102〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔310〕。上位人気馬大不振。
6番人気以下〔257〕、うち2ケタ人気馬〔125〕。
ゆえに3連複や3連単は大きくなります。
馬連3ケタなく、万馬券4本!
さらに9000円台1回に、3000円台が3回ですから、こちらも波乱のハンデ戦です。
ステップレースは様々。
相性のいい重賞は、京都記念組の〔240〕と、小倉大賞典組の〔234〕。
この2つは人気、着順不問です。
その他の重賞からだとみんな2、3着に好走していた馬。
これはひとつのポイントになりそうです。
OP特別からは〔003〕。連対もしくは3番人気までの馬。
準OPからも〔310〕と意外や好走馬が多く、内訳は、勝ち馬3頭、3着が1頭です。
トップハンデは10年で13頭いて〔012〕とやはり不振。
勝ち馬のハンデを見ても53〜57キロなんですが、57キロはわずかに1頭。
平均ハンデは54.6キロですから、軽い方がいいようです。
重賞実績が無いのに押し出されるようにして1番人気になる馬や、
57キロより重いハンデを背負った1番人気は疑ってかかれということでしょうか。
同様に2着を見ておくと、53〜57キロで平均ハンデは55.25キロ。
3着は52〜58キロと幅が広がり、平均ハンデは55.7キロとなっています。
牝馬は〔101〕と苦戦の傾向。
最後に年齢別に見ておくと、4歳〔621〕、5歳〔143〕、6歳〔222〕、
7歳〔112〕、8歳〔011〕、9歳〔001〕。
圧倒的に4歳馬がいいんですね。
ただし3着以内に頑張った7〜9歳馬7頭中6頭までもが2ケタ人気馬。
穴は高齢馬の突っ込みでしょうか。
差し、追い込みが届くのも特徴のひとつ。小回り巧者を探してみて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.3.5
弥生賞(日曜・中山)
3歳馬による皐月賞トライアル。芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔520〕、2番人気は〔423〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔024〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
毎年1、2番人気のいずれか1頭が必ず連対を果たしており、
3番人気は不振ですが、勝ち馬の9頭までもが1、2番人気の馬。残る1頭も4番人気の馬。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
最高で06年の3620円(1、6番人気)ですから堅い重賞なんです。
ステップレースを見て行きましょう。
まずは朝日杯FSから〔213〕。4着までまたは4番人気までの馬。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔210〕。この3頭は勝ち馬。
きさらぎ賞から〔121〕。人気、着順は不問です。
共同通信杯から〔102〕。連対または2番人気までの馬。
京成杯から〔131〕。3着までの馬。
シンザン記念から〔100〕。こちらは勝ち馬。
OP特別からは勝ち馬が〔111〕。
500万からも勝ち馬が〔111〕となっています。
新馬勝ち即という馬も〔011〕。この2頭は1番人気での勝ち上がりでした。
牡馬のクラシック戦線は“トーナメント戦”。
ライバルを蹴落として頂点へと進むイメージです。
本番と同じコース、同じ距離。
トライアルとはいっても、素直に強い馬から入りたいレースです。

チューリップ賞(土曜・阪神)
3歳牝馬による桜花賞トライアル。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔340〕、2番人気は〔223〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔124〕、2ケタ人気馬は〔104〕。
毎年1〜3番人気の馬が、必ず1頭は連対を果たしているのですが、
2ケタ人気馬も馬券圏内に5頭。
馬連3ケタ5回に、万馬券2本。3連単、3連複なら思い切った穴狙いもありのようです。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔232〕。この7頭中6頭が3着以内または3番人気までの馬。
5番人気6着だった馬も2着に1頭います。
シンザン記念1番人気2着馬の〔010〕、クイーンC大敗馬の〔001〕、
全日本2歳優駿牝馬大敗馬の〔100〕というのもありますが、
阪神JF以外ではOP特別組がいいようで、エルフィンSから〔244〕。
人気、着順は不問。
紅梅Sから〔211〕。うち3頭は勝ち馬。
菜の花賞勝ち馬の〔100〕などがあります。
500万はダートでの大敗馬が〔100〕。
未勝利勝ち即の馬は〔112〕。3頭が1番人気で、1頭が3番人気での勝ち上がりでした。
基本的には前々の競馬ですが、差し、追い込みも届きます。
こちらも本番と同じコース、同じ距離。
牝馬はトーナメントではなく“リーグ戦”のイメージ。
本番で100%の力を出し切れるように調整してくるはず。
紛れがあるのはそのためかもしれません。
目イチ勝負の伏兵の食い込みに注意が必要です。

オーシャンS(土曜・中山)
高松宮記念を睨む古馬たちによる芝1200m戦。
重賞に格上げとなって今年で4回目。従いまして、データは過去3回です。
06年は14、6、1番人気のワンツースリーで馬連87950円。3連単は216万馬券!
07年は1、10、11番人気で3連単19万馬券。
08年は7、12、6番人気で馬連46370円。3連単は152万馬券!
とにかく荒れるんです。
特徴としては、毎年2ケタ人気馬が連に絡み、
1番人気は〔101〕も、2、3番人気馬の馬券圏内なし。
逃げ、4角2番手の馬が必ず1頭は3着までに粘ること。
重賞2ケタ着順からの巻き返しあり、
ダートからの好走あり、準OP勝ちの勢いでも通用する。
以上のようなポイントが挙げられます。つまり“何でもあり”。
そう言ってしまうのは暴論ですが(笑)、
荒れるレースはハナから荒れると踏んで馬券検討に臨むのもありではないでしょうか。
本命党の人もここは穴狙いで。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.2.25
中山記念(日曜・中山)
暮れの有馬記念ともリンクするところのある芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔031〕。
6番人気以下〔323〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
ですが2000、3000、4000、8000円台が1回ずつあり、
イメージとしては中波乱といった感じでしょうか。
ステップレースはさまざまなんですが、最も好相性なのが東京新聞杯組で〔332〕。
うち7頭が掲示板確保の馬でした。
他に2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、
マイルCS組〔110〕。 人気、着順は不問。
AJCCから〔201〕。4着以内。
OP特別の白富士Sから〔110〕。こちらも4着以内などがあります。
条件戦からの好走例はなく、牝馬も〔001〕と苦戦の傾向。
連対20頭に例外なくあったのは、重賞連対歴、
1800〜2000mでの勝ち星、中山芝コースでの3着以内の実績。
特異なコースゆえ、先行できる脚はあった方が良さそうです。
年を空けても同じ名前が好走するのが特徴で、
99年2着ダイワテキサス、翌00年1着。
00年2着アメリカンボス、翌01年1着。
03年勝ったローエングリン、翌04年3着かつ07年1着。
03年2着バランスオブゲーム、05年、06年と連覇。
05年2着カンパニー、08年1着。07年2着エアシェイディ、08年3着。
今年はカンパニーとエアシェイディが登録してきましたが、果たして?
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔343〕、5歳〔023〕、6歳〔342〕、7歳〔302〕、8歳〔100〕。
4、6歳と7歳も良く、何故か5歳馬不振です。覚えておいて下さい。

阪急杯(日曜・阪神)
芝1400m戦になったのが06年のこと。
従いまして、データは過去3年です。また07年は1着同着でした。
04年は11、3、1番人気で馬連21170円。
05年は3、4、2番人気で1050円。
06年は3、1、6番人気で820円。年々堅くなりつつあります。
好走しているのは3番人気の馬で〔210〕と連対パーフェクト。
好相性のステップとして挙げられるのは2つのレース。
阪神C連対馬が〔110〕、東京新聞杯同じく連対馬が〔102〕。
準OP勝ち馬の〔010〕というのもあります。
3着以内好走馬で前走1200mを走っていた馬はわずかに1頭。
そこでは大敗していた馬。他の8頭はみな1400m以上。
マイルや1800mからの好走例もあり、短いところからよりは長いところからとデータは教えます。
好走馬の年齢は4歳から8歳まで幅広く。
1400mの適性重視の1戦と思って良さそうです。

アーリントンC(土曜・阪神)
3歳馬による芝のマイル重賞。
過去10年、1番人気は〔610〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔122〕。
1番人気は頑張ってますが、2、3番人気馬不振。
1番人気馬が飛ぶと馬券は大きくなるようです。
6番人気以下〔146〕、2ケタ人気馬〔003〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本です。
ステップレースを見ていきましょう。朝日杯FSから〔041〕。
人気、着順不問ですが、勝ち馬を出せない現状。
きさらぎ賞組が一番良く〔311〕。こちらも人気、着順は不問です。
シンザン記念から〔120〕。3着以内ならOK。
ラジオNIKKEI杯2歳S5着馬の〔001〕というのもあります。
OP特別組〔224〕。芝なら3着以内必須、ダートからなら不問です。
500万の特別から〔102〕。1着または1番人気だった馬。
500万の平場から〔211〕。うち3頭がダート戦。
連対していたなら、ダートでも要注意ということでしょう。
新馬勝ち即の馬は〔100〕。キャリアはある程度必要ということでしょうか。
逃げ、先行馬の天下です。特に4角先頭の馬が〔332〕。
また4角2番手までの馬が必ず馬券圏内に1頭はいます。
先手必勝と覚えておいて下さいね。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.2.20
フェブラリーS(日曜・東京)
09年JRA最初のG1競走。ダート1600m戦。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔500〕、2番人気は〔141〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔025〕、2ケタ人気馬〔001〕。
1番人気馬はオール・オア・ナッシング。
ですが、毎年必ず1、2番人気のいずれか1頭が連に絡んでいます。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
最高が99年の3720円ですから、堅いG1と言っていいでしょう。
ステップレースを見ていきましょう。まずは砂のG1から。
JCダートから〔210〕、東京大賞典から〔241〕、川崎記念から〔021〕。
芝のG1では香港Cから〔100〕。
他の重賞からでは、平安Sから〔221〕、根岸Sから〔204〕、
浦和記念から〔001〕などがあります。
好走馬の前走はすべて重賞。条件戦からの馬券圏内はありません。
またその前走で、3着を外していたのは27頭中わずかに5頭。
その5頭も、うち4頭は3番人気までの馬でした。
牝馬は〔012〕。牡馬に軍配が挙がってるようです。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔240〕、5歳〔612〕、6歳〔115〕、7歳〔022〕、8歳〔010〕。
5歳馬が圧倒的にいいようです。
ダイワスカーレットの回避、引退は残念ですが、今年最初のG1を制するのは果たして?

京都記念(土曜・京都)
天皇賞を目指す古馬の戦い。芝2200m戦。
過去10年、1番人気は〔511〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券1本。9000円台も1回あり、
基本的には堅いのですが、波乱も考えておいた方がいいかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。まずはG1有馬記念から〔233〕、
JCから〔010〕。どちらも人気、着順は不問。
さらに香港Cと香港ヴァーズの2着馬が〔200〕。
G2では、日経新春杯から〔402〕、AJCCから〔003〕。
この2つの重賞も人気、着順不問です。ステイヤーズS3着馬が〔010〕。
G3では、中山金杯から〔020〕、1、4着馬。京都金杯から〔100〕。
これは2着馬。佐賀記念から〔001〕(人気、着順不問)というのもあります。
さらに、準OP勝ち馬(3番人気)が〔010〕、
1000万2着馬(1番人気)の〔100〕というのもあります。
年齢別に見ていきましょう。4歳〔731〕、5歳〔112〕、
6歳〔255〕、7歳〔011〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。
4歳馬が圧倒的に良く、次に6歳馬という感じ。
牝馬の3着以内は1頭もなく、昨年はあのウオッカも6着。
牝馬は苦戦の傾向と覚えておいて下さい。

クイーンC(土曜・東京)
3歳牝馬の重賞。芝1600m戦。
中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔420〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔120〕。
1〜3番人気が毎年必ず1頭は連絡みしています。
6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬〔212〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。9000円台も1回あります。
軸は堅くても、ヒモ荒れでの波乱含みと覚えておいて下さい。
ステップレースを見ていきましょう。G1の阪神JFから〔102〕。
人気、着順は不問です。ただし、1番人気で馬券圏外というのも3頭います。
過信は禁物です。
その他の重賞ですと、京成杯から〔110〕、シンザン記念から〔100〕。
この2つは掲示板ならOK。
OP特別から〔550〕。中では菜の花賞組が〔420〕と好相性。
OP特別組10頭中、7頭は勝ち馬または1番人気だった馬。
残る3頭はみんな3番人気で2、3、7着でした。
500万から〔014〕。
勝ち馬3頭と、2番人気4着の馬、そしてダートで4番人気8着だった馬。
新馬勝ち即の馬が〔111〕、
折り返しの新馬を含む未勝利勝ち即の馬が〔012〕となっています。
府中のマイル戦は、スピードとスタミナの両方を必要とするコース。
そんな馬を探してみて下さい。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.2.13
ダイヤモンドS(日曜・東京)
芝3400mのハンデ重賞。東京コース改修前は3200mでしたが、それらも含め、
中山で行われた03年だけ除く、データは過去9回で見て行きたいと思います。
1番人気は〔201〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔354〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。波乱の長距離戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
重賞では日経新春杯組が〔303〕。
OP特別の万葉S組が〔513〕。
準OPから〔071〕。
1000万4着以内の馬が〔102〕。
個性的なレースだけあって、かなり偏った前走。
人気、着順もあまり関係ないようです。
ただ面白いのが、準OPからの馬が9回で7頭も2着に来ているということ。
これはこのレースの特筆すべき特徴でしょう。
ハンデ戦です。トップハンデを見てみると、9回で10頭いて〔212〕。
まずまず健闘の部類だと思います。
勝ち馬は51〜57.5キロ、2、3着も50〜57.5キロと幅広いんです。
ハンデはあまり気にしなくても良さそうです。
逆に前走距離は最短で2200m。それもわずかに1頭。
あとはみんな2400m以上です。ステイヤー適性が大切だと思います。
牝馬は〔010〕。
そもそも出走数も少ないのですが、こちらもステイヤーの血ならといったところでしょうか。
年齢的に見てみると、4歳〔033〕、5歳〔523〕、
6歳〔223〕、7歳〔220〕。5歳馬が中心。
最後にもうひとつ。その年初出走で3着以内はわずかに2頭。
それも昨年末にはレースを使っていました。
息持ちが大切な長距離戦。ローテーションには十分注意を払って下さいね。

きさらぎ賞(日曜・京都)
3歳馬による芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔132〕、2番人気は〔430〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔213〕、2ケタ人気馬の3着以内はありません。
昨年、そのデータは崩れましたが、
それまで毎年1、2番人気のいずれか1頭が連絡み。堅い重賞でした。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。今年は元に戻るでしょうか?
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔021〕、ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔111〕、
シンザン記念から〔012〕、京成杯から〔001〕。
交流重賞の全日本2歳Sから〔100〕というのもあります。
OP特別の連対馬が〔250〕。中では若駒S組が〔120〕です。
実は500万からの馬が最も良く〔612〕。
3番人気以内で3着までの好成績が必要なようです。
3着以内30頭中25頭が前走3着以内。
重賞以外ならまず前走着順が重要だと覚えておいて下さい。
クラシックを見据えた3歳馬の一戦。要注目です!
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.2.6
共同通信杯(日曜・東京)
3歳馬による芝1800mのG3。中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔420〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔012〕。
1番人気以外の上位人気馬不振です。
6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
1〜5番人気で1〜3着を占めたことが5回あり、
04〜07年まで連続したので堅い重賞かと思いきや、
昨年は6、5、11番人気で3連単は75万馬券!
馬連で唯一ある万馬券も99年の11万馬券(10、13番人気)ですから、
やはり難解な3歳戦と言っていいでしょう。
ステップレースを見てみると、朝日杯FSから〔121〕。4着までの馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔101〕。こちらも4着までの馬。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔300〕。連対馬。
京成杯から〔130〕。こちらは人気、着順不問です。
シンザン記念から〔112〕。4着までの馬。
OP特別から〔011〕。こちらは勝ち馬。
500万から〔123〕。この6頭のうち5頭が勝ち馬。1頭は4番人気5着だった馬。
未勝利勝ちからも〔001〕。ダート戦で勝ち上がった馬です。
これら27頭中24頭が前走4着以内。残る3頭も5、5、6着と大敗からの巻き返しはありません。
実は大きな特徴がひとつ。キャリア1、2戦の馬に連対が無いんですね。
OP特別や重賞で連対していてもここでは連には絡んでいないんです。
このことは覚えておいて下さい。
東京スポーツ杯2歳Sは前々走で走っていた馬が〔221〕。連対3頭と5、7着だった馬。
東京の芝1800mと同じ条件ですからね。学習という意味もあるのでしょう。
前走に限らず出走馬は要注意です。

シルクロードS(日曜・京都)
芝1200mのハンデ戦。
施行時期が今に変わったのが00年、さらにハンデ戦になったのが02年のこと。
従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔202〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔343〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタがなく、万馬券2本。1000円台も一度も無いという波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
実は好相性だったCBC賞が時期を異にし、ガーネットSが無くなったので、
データとしてレースは少なくなりました。
最も好相性なのが、OP特別の淀短距離Sで〔433〕。うち8頭が掲示板確保。
続いて準OPからの〔210〕。3番人気までで勝った馬たちです。
他に阪神Cの〔001〕(人気、着順不問)、1000万勝ち馬の〔001〕もあります。
トップハンデは7年で10頭いて〔121〕。
逆に52キロで勝った馬もいますが、他の連対馬は54キロ以上。
3着も53キロ以上ですから、そこそこ背負わされている馬の方がいいようです。
牝馬は〔010〕とハンデ戦になってからは苦戦の傾向。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔022〕、5歳〔324〕、6歳〔231〕、
7歳〔100〕、8歳〔000〕、9歳〔100〕。
5、6歳世代がいいようです。
穴をあけるのは京都巧者。まずはそんな馬を探してみて下さい。

小倉大賞典(土曜・小倉)
芝1800mのハンデ戦。中京で行われた99年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔122〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔523〕、2ケタ人気馬〔400〕!
超の付く穴馬を狙うなら頭からとデータは語ります。
馬連3ケタなし、万馬券1本に9000円台が2回。これまた波乱のハンデ重賞です。
ところが、3番人気までの上位人気馬が毎年必ず連に絡んでいるんですね。
人気馬と人気薄の組み合わせで馬券は攻めたいレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
2頭以上を馬券圏内に送り込んでいるのは、中山金杯の〔301〕、
京都金杯の〔120〕、AJCCの〔002〕など。
ところが、最も好相性なのがOP特別組の〔413〕。
人気、着順は不問なんですが、中でもニューイヤーS組が〔113〕と好走しています。
更に準OPから〔131〕。こちらは要連対です。
重賞やOP特別からなら人気、着順は不問と覚えておきましょう。
トップハンデは9年で13頭いて〔301〕。これは2頭の馬で記録したもの。
05、06年のメイショウカイドウと、07、08年のアサカディフィート。
これ以外はことごとく馬券圏外ですから、
超の付く小倉巧者以外はまずトップハンデではキツいと言っていいでしょう。
同様に牝馬も〔100〕。小倉得意な04年のメイショウバトラーでした。
そのメイショウバトラーの51キロがハンデの最軽量。
牡馬に換算すれば53キロで、この53キロが下限。
こちらもそこそこ背負わされている方がいいようです。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔131〕、5歳〔142〕、6歳〔425〕、7歳〔101〕、
8歳〔000〕、9歳〔100〕、10歳〔100〕。
9、10歳は去年、一昨年のアサカディフィート。
基本的には6歳馬を狙えということのようです。
波乱のハンデ戦。人気薄の小倉巧者がいたら、思い切った穴狙いも面白そうです。
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.1.28
根岸S(日曜・東京)
フェブラリーSを睨む馬たちによるダート重賞。1400m戦に変わったのが01年のこと。
中山で行われた03年を除く、データは過去7回です。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔022〕。
上位人気馬に信頼が置けない状況ですが、特に2番人気は絶不調。馬券圏内なしです。
逆に6番人気以下〔522〕、2ケタ人気馬は〔111〕。
つまり、勝つのは1番人気か6番人気以下というレースなんです。
馬連3ケタなし、万馬券1本。さらに1000円台もないという波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
JCダートから〔120〕。東京大賞典から〔010〕。芝の京都金杯から〔100〕。
これらの重賞組は人気、着順不問です。
交流重賞の兵庫GPからは2着馬が〔001〕。
OP特別から〔230〕。5頭中4頭は勝ち馬、もう1頭は2着だった馬。
準OP勝ち馬の〔100〕もあります。
実は1月の中山で行われていたガーネットS組が最も好相性だったのですが、
今年から無くなって、代わりにできた昨年末の新設重賞のカペラS組がどんな走りを見せるのか、
ここは注目しておきたいところです。
牝馬は〔001〕と苦戦の傾向。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔110〕、5歳〔232〕、6歳〔331〕、7歳〔101〕、
8歳〔002〕、9歳〔001〕。5、6歳がいいようで、意外や4歳馬が不振。
高齢馬の頑張りが穴を演出します。出走馬が確定したらじっくりと穴馬を探し出して下さいね。

京都牝馬S(日曜・京都)
牝馬による芝1600m戦。06年は2着が同着ですから、過去10年で2着が11頭、
3着が9頭というのを一応頭の中に置いておいて下さい。
その過去10年、1番人気は〔202〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔162〕、2ケタ人気馬〔011〕。
2着の半数以上が6番人気以下の伏兵ですからね。こちらも“ヒモ荒れ”による波乱の重賞です。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。それでも7000円台が1回に6000円台が2回あり、
難解なレースであることは間違いありません。
ステップレースを見ていきましょう。
JCから〔100〕。香港Cから〔100〕。京都金杯から〔121〕。中山金杯から〔010〕。
これら牡馬混合の重賞からは人気、着順不問です。
牝馬の重賞、愛知杯から〔100〕。これは1番人気3着だった馬。
OP特別からは〔032〕。1番人気または連対を果たした馬。
準OPからは〔321〕。
この6頭中4頭は勝ち馬ですが、4番人気3着、2番人気5着という馬もいます。
1000万からも〔102〕。こちらは1番人気で1着だった馬のみに好走が許されているよう。
年齢別に見ておきましょう。
4歳〔441〕、5歳〔434〕、6歳〔243〕、7歳〔001〕。
4〜6歳の3世代がいいようです。
牝馬だけに、OP特別や準OP好走の勢いに軍配が上がることも多いよう。
1000万勝ちも含め、格下の馬にも注意が必要です。

東京新聞杯(土曜・東京)
芝1600m戦。中山で行われた03年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔032〕、3番人気は〔001〕。
このレースも上位人気馬不振。
6番人気以下〔542〕、2ケタ人気馬〔211〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券3本。
残る2回は9000円台に4000円台ですから、実に両極端!
今年はどっちの東京新聞杯でしょう?
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔101〕、阪神Cから〔100〕、中山金杯から〔001〕、
中日新聞杯から〔001〕などの好走例がありますが、重賞組で最も相性のいいのが、
近4年連対馬を輩出している同じマイルの京都金杯組の〔231〕。
このレースも含め、重賞からはみんな人気、着順は不問です。
OP特別から〔330〕と、実はこれが最も好相性。3着までならOKなんですが、
中でも〔310〕と相性のいいのが、ニューイヤーS組です。覚えておいて下さいね。
準OPからも〔112〕。2番人気までで勝ってきたことが必要です。
牝馬は〔001〕と苦戦の様子。
こちらも最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔314〕、5歳〔113〕、6歳〔451〕、7歳〔120〕、8歳〔001〕。
6歳馬が抜けていいようで、連対の半数を占めています。
東京の長い直線をフルに使って追い込んでくるような馬を狙ってみて下さい。
穴党としては今年も波乱サイドの結末を期待したいところです!
 
 


 
 
 週末の重賞……2009.1.22
AJCC(日曜・中山)
芝2200m戦。東京で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔310〕、2番人気は〔411〕、3番人気は〔150〕。
1、2番人気が揃って連を外したのは02年の東京開催のみ。
中山ではいずれか一方が連に絡んでいます。
6番人気以下〔015〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
ちなみに昨年初めて9番人気馬が2着と連に絡んでいます。
馬連3ケタ5回、1000円台3回に万馬券なし。去年の7040円が最高配当です。
穴党は半分以上が6番人気以下という、3着に伏兵を狙うといいかもしれませんね。
ステップレースを見ていきましょう。まずは有馬記念から〔111〕。
JC以来というのが〔200〕。JCダートから〔001〕。菊花賞から〔020〕。
ステイヤーズS組〔010〕。中山金杯が最も好相性で〔321〕。
京都金杯から〔100〕。基本的に重賞組は人気、着順不問です。
OP特別から〔002〕。2番人気(11着)と3着(6番人気)の馬。
準OP勝ち馬が〔212〕。
1000万勝ち馬が〔001〕となっています。
有馬記念組の過信は禁物。
有馬記念出走馬で1番人気に推され、馬券圏外に消えた馬が3頭いますからね。
有馬記念組から馬券を買う人は、いわゆる“縦て目”を引いておくといいかもしれませんね。
牝馬は出走頭数自体が少ないのですが、3着以内はありません。
最後に年齢別に見ていきましょう。
4歳〔340〕、5歳〔222〕、6歳〔124〕、7歳〔312〕、8歳〔001〕。
明け7歳馬も好成績。高齢馬の頑張りに注意が必要です。

平安S(日曜・京都)
フェブラリーSを睨む馬たちによる、ダート1800m戦。
過去10年、1番人気は〔113〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔031〕。
上位人気馬、信頼できず。
6番人気以下〔543〕、2ケタ人気〔011〕。
馬連3ケタ1回、万馬券3本。1000円台もなく、波乱の重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。JCダートから〔111〕。
交流の東京大賞典から〔121〕。浦和記念から〔111〕。ダービーGPから〔001〕。
エルムSから〔001〕。シリウスSから〔101〕。
一応重賞組は人気、着順不問ですが、
14頭中10頭は掲示板を確保していること、頭に置いておいて下さい。
OP特別からでは、ベテルギウスS組が〔312〕と好相性。
1、2番人気に推されていた馬または3着以内の馬。
エニフS4着馬が〔010〕というのもあります。
準OPからは連対馬が〔222〕と、こちらも頑張ってます。
牝馬は〔010〕。出走頭数からいうとこれでも率はいいのですが。
年齢別に見ていきましょう。
4歳〔145〕、5歳〔341〕、6歳〔313〕、7歳〔111〕、8歳〔200〕。
高齢馬も含め、まんべんなく走ってます。
好走馬に同じ名前が並ぶのも特徴。
99年勝ったオースミジェット、00年連覇。01年勝ったマンボツイスト、翌02年3着。
02年勝ったスマートボーイ、翌03年連覇。
同じく02年2着マイネルブライアン、翌03年3着。
03年2着クーリンガー、翌04年も2着。
07年勝ったメイショウトウコン、翌08年2着です。
今年は去年3着のマコトスパルビエロが登録。出てきたら注意は必要です。

 
 


 
 
 週末の重賞……2009.1.15
日経新春杯(日曜・京都)
芝2400mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔213〕。
6番人気以下〔045〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
ハンデ戦ですから、すんなりとはいきませんが、
4、5、6000円台もあるものの、そう大きくは荒れず。
ただし昨年は3着12番人気で、3連単は46万馬券になりました。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは有馬記念組〔231〕、ステイヤーズS組〔110〕、鳴尾記念組〔121〕。
この重賞からの馬たちは、人気、着順不問です。
OP特別からは〔121〕。こちらも人気、着順は不問。
去年は万葉S組の1〜3着でした。
実は最も好相性なのが準OP組で〔423〕。連対もしくは1番人気に推されていた馬。
1000万からは2着馬が〔001〕。
ダートの500万から勝ち馬が〔001〕というのもあります。
トップハンデは10年で13頭いて〔211〕。
勝ち馬の平均ハンデは55.8キロ、2着馬は54.95キロ。
そこそこ背負わされている方がいいよう。
勝ち馬に59.5キロがいる一方で、3着には50キロが3頭。
3着に軽ハンデの人気薄を狙うのが面白いかもしれません。
年齢別に見てみると、4歳〔238〕、5歳〔551〕、6歳〔111〕7歳〔210〕。
特筆すべきは4歳が3着に8頭もいるということ。
加えて牝馬が〔003〕ですから、
4歳牝馬の3着づけは穴馬券のひとつの方程式かもしれません。
前走の最短距離は1800mで4頭。2000mが7頭。残る19頭は2200m超。
長距離適性は重要なポイントです。

京成杯(日曜・中山)
3歳馬による芝2000m戦。東京で行われた02年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔411〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔212〕。
毎年1、2番人気のいずれか一方が連絡み。
ただし1、2番人気でのワンツーはありません。
ちなみに近4年、1番人気馬連対中です。
6番人気以下〔024〕、2ケタ人気馬〔010〕です。
ステップレースを見ていきましょう。朝日杯FSから〔210〕。3、4着の馬。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔221〕。掲示板は欲しいけれど例外あり。
ただし人気は5番人気までに推されていた馬たちでした。
東京スポーツ杯2歳Sから〔010〕。6番人気6着からの好走でした。
OP特別のホープフルSから〔211〕。4着までならOK。
ダートも含む500万特別から〔114〕。こちらは3着まで。
新馬勝ち即の馬に好走例は無く、折り返しの新馬も含む未勝利勝ち即の馬が〔233〕。
3番人気までで勝ち上がっていればOKです。
キャリア1戦の馬がことごとく負けているのもジンクスとして覚えておいて下さいね。
牝馬は02年に2着同着がありますが、それだけ。苦戦の傾向です。
中距離実績が必要なようで、できれば連対歴が欲しいようです。
年をまたいでの連続開催の3週目。スタミナは大切ということでしょうか。

 
 


 
 
 週末の重賞……2009.1.9
シンザン記念(日曜・京都)
明け3歳の馬たちによる芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔611〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔111〕。
上位人気馬では1番人気の頑張りが目立ちます。
6番人気以下〔242〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。他にも8000円台が1回。
2度の万馬券は1番人気が連を外した時、8000円台は1番人気が2着だった時。
1番人気馬の信頼度が馬券の波乱度も握ってるといった感じでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔424〕。人気、着順は不問ですが、前々走は10頭中9頭が連対。
最低で5着(東スポ杯)ですから、
朝日杯FS組は前々走をチェックすることをお忘れなく。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔012〕。こちらも人気、着順は不問。
OP特別から〔231〕。連対もしくは1番人気だった馬。
500万から〔220〕。連対馬。
新馬勝ち即の馬〔011〕。共に2番人気でした。
未勝利勝ち(折り返しの新馬を含む)即の馬〔210〕。
3番人気までで勝ち上がっていた馬です。
牝馬は〔111〕。出走頭数が少ないので、率としては牡馬を上回ります。
逃げ切りもいれば、差し、追い込みも決まります。外回りのマイル戦。
最後の直線、平坦で切れる馬を探してみて下さい。

フェアリーS(日曜・中山)は、今年から年明けの芝1600m戦に。
データは無いので細かいところは割愛しますが、阪神JFと同じ距離。
関連性はどれぐらいあるのか注目しておきましょう。
また、1200mの特別あたりから駒を進めてくる馬も多いようです。
最後に急坂の待つ中山競馬場。距離も含め、適性を見出だしたいところです。