高松宮記念(日曜・中京)
本格的G1シーズンの幕開けを告げるスプリントG1。芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔012〕。
ちなみに4番人気が好成績で〔401〕です。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。1000円台が1回のみですから、波乱含みのG1です。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性のレースは2つ。まずは阪急杯から〔562〕。
明確なデータがあって、連対または1、2番人気に推されていた馬が12頭。
残る1頭は4番人気5着からの3着。この馬のさらに前はシルクロードS1着でした。
もうひとつはそのシルクロードS組で〔304〕。
勝ち馬または3番人気までに推されていた馬が5頭。
残る2頭は5番人気6着と8番人気5着だった馬。
前々走でシルクロードSを走っていた馬も合わせると〔425〕ですから、
この2つのレースは要チェックです。
ちなみに阪急杯は1200m時代を含めます。1400mになった06年以降も〔212〕。
現在9年連続連対中です。阪急杯組、要注意です。
その他では、フェブラリーS、マイルCS、海外G1、中山記念、阪神牝馬S、
オーシャンS(含むOP特別時代)、東京新聞杯などから3着以内の馬が出ています。
牝馬は〔123〕と通用しますが、率としては苦戦の傾向です。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔121〕、5歳〔653〕、6歳〔325〕、7歳〔010〕、8歳〔001〕。
連対馬の半数以上は5歳馬。4歳よりは6歳のようです。
電撃の6F戦。圧倒的速さを誇る春のスプリント王はどの馬でしょうか?
マーチS(日曜・中山)
ダート1800mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔111〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔001〕。
上位人気馬大不振。
逆に、6番人気以下〔565〕、2ケタ人気馬〔021〕です。
馬連3ケタなく、万馬券6本!他に8000、4000円台が1回ずつある波乱のダート重賞です。
まず注目すべきはフェブラリーS。〔102〕でこの3頭はすべて2ケタ着順の馬でした。
逆に3、4着で1番人気に推された2頭は人気を裏切って着外。このあたりの見極めが必要でしょう。
好相性という意味ではOP特別の仁川Sから〔443〕。
基本的には人気、着順不問ですが、一応括るなら5着以内または5番人気まで。
また準OP勝ち馬が〔302〕。こちらも好走しています。
ハンデ戦です。トップハンデは10年で11頭いて〔222〕と半数以上が馬券圏内に。
健闘の部類でしょう。
勝ち馬のハンデは53〜59キロ、平均は56.25キロ。
2着馬は55〜58キロで、平均はこちらも56.25キロ。
3着馬は50〜59キロで、平均は54.6キロと下がります。
それでもそこそこ背負わされてる方がいいとわかるはず。
牝馬は〔001〕と苦戦の様子。
最後に年齢別に見ておきましょう。
4歳〔113〕、5歳〔352〕、6歳〔222〕、7歳〔312〕、8歳〔101〕。
5歳馬がいいものの、7歳馬も3勝で並びます。高齢馬の頑張りに注意が必要です。
日経賞(土曜・中山)
天皇賞を睨む古馬による芝2500m戦。
過去10年、1番人気は〔421〕、2番人気は〔133〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。近年は堅い決着が多くなりました。
ステップレースを見ていきましょう。まずは有馬記念以来という馬〔420〕。
6頭中5頭が4着以内だった馬。残る1頭は7番人気12着から2着と好走をしています。
ただし、有馬以来で1番人気に推されて馬券圏外に消えた馬も3頭いますから、
盲目的に信じ切るにはいかないようです。
京都記念から〔043〕。馬券圏外だった馬は前々走で3着以内なら巻き返し可。
あとは重賞からだと、中山記念、AJCC、中京記念、ダイヤモンドSの連対馬が好走。
OP特別からは白富士S3着までの馬が〔201〕。
準OPからも連対馬の〔131〕というのがあります。
年齢別に見ていくと、
4歳〔444〕、5歳〔433〕、6歳〔122〕、7歳〔011〕、8歳〔100〕。
4、5歳がいいようです。
前走の距離も大切で、1800mは1頭、2000mが4頭、2100mも1頭。
あとはみんな2500m以上です。
距離実績のある馬を狙っていきたいレースです。
毎日杯(土曜・阪神)
東上最終切符を賭けた戦い。3歳の芝1800m戦。
04年までは2000mで行われていましたが、07年からは1800mに。
ですが、2000m戦時代も含め、データは過去10年です。
1番人気は〔521〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔242〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本です。
ステップレースを見ていきましょう。好相性なのは、きさらぎ賞組の〔202〕、
ラジオNIKKEI杯2歳S組の〔200〕、共同通信杯組の〔200〕など。
OP特別では、すみれSから〔102〕。
500万からは、特別勝ち馬が〔150〕。平場(含むダート)連対馬が〔120〕。
未勝利勝ち即の馬は〔002〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
新馬勝ち即の馬は〔010〕。3番人気で勝ち上がった馬でした。
基本的に前走で3着をハズしていた馬は4頭だけ。
ダートのヒヤシンスS4番人気7着馬、重賞5着馬(2頭)、すみれS1番人気7着。
以上の4頭です。前走着順が重要であること、覚えておいて下さい。
勝ち馬には、テイエムオペラオー、クロフネ、
キングカメハメハ、ディープスカイなどがいる出世レース。先々も含め要注目の重賞です。 |