安田記念(日曜・東京)
春のマイル王決定戦。芝1600m戦。
過去10年、1番人気は〔111〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔111〕。
1番人気はこの8年連対がなく、3着も03年を最後にここ4年馬券圏内すらありません。
2、3番人気も不振で、逆に6番人気以下〔564〕、2ケタ人気馬〔131〕。
実に連対の半数以上が6番人気以下の伏兵です。
配当も馬連3ケタ1回に、万馬券が5本。
01年は12万馬券ですから、大波乱のG1と言っていいでしょう。
ステップレースを見て行きましょう。
一番の好相性は京王杯SC組で〔442〕。勝ち馬3頭、2着馬2頭、3着馬1頭。
ですが2ケタ着順からの巻き返しもあります。そのあたり柔軟に考えておく必要はありそうです。
G1からは、高松宮記念から〔101〕。1、2番人気で共に2着だった馬。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。5番人気5着だった馬。
その他の重賞からは、マイラーズCから〔013〕。勝ち馬3頭と2着馬1頭。
産経大阪杯から〔101〕。人気、着順は不問です。
OP特別では、都大路S1番人気5着だった馬が〔010〕。
ダートのオアシスS3番人気2着だった馬が〔010〕。
あとは地方交流重賞のかきつばた記念から〔100〕、
ドバイデューティフリーから〔110〕があり、共に人気、着順は不問です。。
外国馬は26頭が出走して〔222〕。チャンピオンズマイル3着以内の馬が〔102〕。
1200mのチェアマンズプライズ連対馬が〔110〕となっています。
ちなみに00年2着のディクタットは前走京王杯SC4番人気6着から。
確かに人気薄で来るとデカい外国馬ですが、あまりの過大評価も危険なようです。
牝馬は〔012〕と苦戦の傾向。
年齢別に見ておくと、4歳〔252〕、5歳〔143〕、
6歳〔505〕、7歳〔210〕となっています。
外国馬は中間の動きをしっかりチェックして取捨を決めたいところです。
ユニコーンS(土曜・東京)
3歳限定のダート重賞。ダート1600m戦。
秋の中山から6月の東京に移ってきたのが01年のこと。
従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔101〕。
1番人気馬まずまずも、2、3番人気は不振。
6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回、万馬券なし。
去年初めて1、2番人気でのワンツーフィニッシュ。
大荒れもありませんが、ちょいとひと捻り必要といった感じでしょうか。
ステップレースを見て行きましょう。
芝のNHKマイルCから〔121〕、青葉賞から〔001〕。どちらも人気、着順は不問です。
相性がいいのはやはりダートのOP特別で、昇竜Sから〔213〕。
連対5頭に、3番人気4着だった馬。
また端午Sから〔210〕。こちらはすべて勝ち馬。
また地方交流重賞の兵庫CSから〔031〕。勝ち馬3頭に、2着馬1頭。
500万ダートを1番人気で勝った馬が〔101〕というのもあります。
前走の距離を見ると、ここ7年の3着以内21頭、すべてマイル以上の距離を走っていました。
このユニコーンSは人気の盲点になる馬を探したいレースで、
01年14番人気で3着に来たアップアンドカマーは、
端午S3着、昇竜S4着と2走続けての好走も14番人気の低評価。
また、06年7番人気で2着のヤマタケゴールデンも、
端午S6番人気1着にも関わらず評価が上がらなかった馬。
このような伏兵を探したいですね。
統一G1ジャパンダートダービーに繋がる大事な1戦です。どうぞご注目下さい! |