フローラS(日曜・東京)
3歳牝馬によるオークスTR。芝2000m戦、GU。上位2着までの馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔120〕、2番人気は〔132〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔244〕、2ケタ人気馬〔132〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱のTRです。
ステップレースを見ていきましょう。
GTの桜花賞から〔010〕。6着馬。
GVのフラワーCから〔224〕。掲示板7頭に、6着馬。
フェアリーSから〔100〕。2番人気10着馬。
クイーンCから〔021〕。人気、着順は不問。
OPのアネモネSから〔100〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔633〕。連対10頭に、4着と8着の馬。
未勝利勝ちから〔022〕。1番人気で勝ち上がった馬が3頭に、6番人気だった馬が1頭。
1勝クラスから連対した10頭中9頭は連対馬、1頭は2番人気4着馬。未勝利勝ちからの連対2頭は1番人気で勝ち上がった馬。この2つのステップで、連対の半数以上の11頭ですから、OP実績は問わないということでしょう。
連対20頭中、18頭に芝1800m以上の出走歴があり、そのうち15頭が勝利を収め、3頭は掲示板を確保していました。残る2頭は、ここが初の芝1800m以上(芝2000m)でしたが、芝1600mに勝ちがあった馬です。
キャリア1戦の馬は3着まで。新馬戦ではなく、未勝利戦で前走デビューの馬です。
勝ち馬10頭中、8頭までもが7番枠より内の馬。残る2頭は15番と18番の馬。2着も7頭が7番枠より内の馬です。
外枠が絶対にダメというわけではありませんが、東京の芝2000m戦は、外枠不利を頭の中に置いておきたいレースです。
マイラーズC(日曜・京都)
芝1600m戦、GU。
阪神で行われた21、22年を除く、データは過去8回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔322〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔201〕。6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
8回中、7回で1〜3番人気が連絡み。例外の1回も1番人気が3着ですから、広義の意味での軸は人気馬でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GTのマイルCSから〔002〕。
GUの阪神Cから〔200〕。
中山記念から〔200〕。
GVの阪急杯から〔020〕。
東京新聞杯から〔013〕。
その他、GUの金鯱賞から勝ち馬が。
GUのスワンS、AJCCから2着馬が。
海外GTの香港マイル、GVのダービー卿CT、京都金杯から3着馬が出ています。
重賞組で掲示板をハズしていたのは5頭。そのうち前走5番人気以内だった馬が3頭です。
OPから〔230〕。勝ち馬3頭に、1番人気5着馬と5番人気12着馬。
馬券圏内24頭すべて、前走はOPクラスの芝1400m以上のレースを走っていました。
連対16頭中、12頭に芝1600mの重賞3着以内、または芝1600mのOPでの連対歴があり、残る4頭には距離にかかわらず重賞の3着以内がありました。OP実績は重要です。
牝馬は〔000〕。
最後に年齢別で見ると、4歳〔332〕、5歳〔414〕、6歳〔111〕、7歳〔011〕、8歳〔020〕。
5歳と4歳の2世代がいいようです。
福島牝馬S(土曜・福島)
牝馬限定の芝1800m戦、GV。
新潟で行われた21年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔031〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔400〕。
6番人気以下〔334〕、2ケタ人気馬〔114〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1、2番人気に勝ちがない、波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、GVの中山牝馬S組で〔552〕。掲示板9頭に、6、7、8着馬が1頭ずつ。
次が、同じGVの愛知杯組で〔301〕。人気、着順は不問です。
他に、GUの阪神牝馬Sから〔001〕。11着馬。
GVの新潟大賞典から〔100〕。5着馬。
京都牝馬Sから〔001〕。9着馬。
OPから〔012〕。3、4、12着の馬。
3勝クラスから〔022〕。人気、着順は不問。
2勝クラスから〔010〕。こちらは勝ち馬でした。
連対18頭中、16頭に芝1800mでの勝ち、または芝1800mの重賞3着以内がありました。残る2頭のうち、1頭は前走芝1800mの中山牝馬Sで0秒2差の6着だった17年の勝ち馬ウキヨノカゼ。1頭はここが初の芝1800m戦ながら、芝2000mで4勝を挙げていた23年の2着馬ビッグリボンです。
また、連対18頭中、14頭に重賞4着以内があり、残る4頭にもOPクラスでの掲示板がありました。
15年2着のリラヴァティは2勝クラス勝ちから挑んだ馬でしたが、過去に重賞3着が3回もあった馬。
さらに、3勝クラスから連対の2頭も、さかのぼればOPクラスでの掲示板がありました。
OP実績も重要ということでしょう。
年齢別では、4歳〔241〕、5歳〔454〕、6歳〔204〕、7歳〔100〕。
5歳馬が中心のようです。
12月の施行時も含め、前々走で愛知杯を走っていた馬が〔212〕。前走と合わせると〔513〕。
中山牝馬Sと愛知杯。この2つのレースの出走馬がカギを握るレースと言えそうです。
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