秋華賞(日曜・京都)
3歳牝馬3冠レースの最終戦。芝内回り2000m戦、GT。
阪神で行われた21、22年を除く、データは過去8回です。
1番人気は〔410〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔014〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
勝ち馬は4番人気まで。毎年1〜3番人気の馬が連に絡んでいます。
馬連の最高配当は、16年の3550円(3番人気と4番人気)。堅めの決着が目立ちます。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは2冠目のオークスから〔401〕。1、2番人気で3着以内の馬。
2つのTR、まずはローズSから〔145〕。3着以内7頭に、4着と5着が1頭ずつ。残る1頭は2番人気7着の馬で、前々走はオークス2着でした。
もうひとつ、紫苑S(OP時代も含む)から〔330〕。3着以内4頭に、4着と5着が1頭ずつ。
勝ち馬は、オークス、ローズS、紫苑S、この3つのレースからに限られます。
その他、2勝クラスから〔011〕。1番人気1着馬。
1勝クラスから〔001〕。こちらも1番人気1着馬。
条件戦からの馬は2着までとなっています。
連対16頭すべてが、前走で掲示板を確保。
これを3着で見ても、前走掲示板外しは1頭のみ。前々走オークス2着から、前走ローズS2番人気7着だった17年3着のモズカッチャンです。
連対16頭中、15頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭は20年2着のマジックキャッスル。この馬にはオークス5着がありました。
また連対16頭中、10頭に重賞勝ちが、4頭に重賞2着があり、残る2頭はTRで出走権を得た馬と、前走古馬混合2勝クラスを1番人気で勝った馬です。
連対16頭のうち、14頭に同年重賞の3着以内があり、ここが初めての重賞だった馬は2着まで。1勝馬も2着までとなっています。
キャリア3戦以下の馬の馬券圏内はなく、4〜8戦の馬が〔787〕と22頭を占めています。このあたりが狙い目でしょうか。
前走、前々走でオークスに出走した馬は、馬券圏内24頭中15頭。オークス4着以下で、秋華賞に直行してきた馬の馬券圏内はありません。
また、オークスが2ケタ着順だった馬は、3着に2頭しかいません。
内回りでも、逃げ馬は〔010〕。差し、追い込みの馬に軍配が上がっていることを覚えておくとよさそうです。
ニュージーランドT 府中牝馬S(月曜・東京)
牝馬限定の芝1800m戦、GU。
過去10年、1番人気は〔241〕、2番人気は〔023〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔324〕、2ケタ人気馬〔201〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
波乱含みの牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GTのヴィクトリアマイルから〔003〕。
GUの札幌記念から〔011〕。
GVのクイーンSから〔333〕。
関屋記念から〔221〕。
その他、GTのヴィクトリアマイル、安田記念、海外GTのドバイターフ、GVのエプソムCから2着馬が。
GTの宝塚記念、GVの京成杯AHから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OPの小倉日経OPから〔200〕。連対馬。
米子Sから〔110〕。連対馬。
3勝クラスから〔200〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。
ちなみに、3勝クラス勝ちからの2頭ですが、共にOPクラスの連対歴がありました。
連対20頭中、19頭に重賞連対またはOPクラスの勝ちがありました。例外の1頭は、22年の勝ち馬イズジョーノキセキ。この馬にはGTの5着がありました。
これを3着で見ても、重賞連対またはOPクラス勝ちがなかったのは1頭(20年3着のサムシングジャスト)のみです。
馬券圏内30頭中、2戦続けて掲示板を外していたのは3頭だけ。
勝ち馬10頭は、近2走のいずれかで掲示板を確保していました。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔566〕、5歳〔532〕、6歳〔012〕。
4歳vs5歳の構図になっているようです。
過去の好走馬が、再び、三度の好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に挙げていきましょう。
14年3着のホエールキャプチャ、実は13年の勝ち馬。
14年2着スマートレイアー、15年2着、16年3着。
18年3着フロンテアクイーン、19年2着。
20年2着シャドウディーヴァ、21年優勝。
今年は昨年3着のライラックが出走予定。この馬、近2走で共に掲示板を外していますが、例外の3頭に入れるかどうか。注目です。
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