阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜・阪神)
2歳女王決定戦。芝外回り1600m戦、GT。
阪神がリニューアル工事のため、京都で行われた24年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔500〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔213〕。
6番人気以下〔042〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
勝ち馬は4番人気まで(昨年は5番人気)です。
ステップレースを見ていきましょう。
GUの京王杯2歳Sから〔012〕。3番人気までで3着以内の馬。
GVのアルテミスSから〔522〕。連対7頭に、5着と9着の馬。連を外していたこの2頭も、前々走は重賞2着でした。
ファンタジーSから〔202〕。勝ち馬3頭に、3着馬1頭。
新潟2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
サウジアラビアRCから〔001〕。2着馬。
札幌2歳Sから〔001〕。2着馬。
OPのアイビーSから〔110〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔041〕。勝ち馬。
新馬勝ちから〔010〕。
勝ち馬9頭すべて、これまでに3着を外したことのない馬。
馬券圏内27頭すべて、2戦目までに勝ち上がった馬。
連対18頭中、16頭に芝1600m以上での勝ちがあり、残る2頭は芝1600m戦は未経験で、芝の1400mか1500m戦に勝ちがあった馬です。
以上の3点は、24年京都施行の1〜3着馬も満たしていました。
連対18頭の実績を見ると、重賞勝ちのある馬が7頭、重賞2着のある馬が3頭、OP勝ちが3頭、1勝クラス勝ちが4頭。残る1頭は新馬勝ちの馬。このうち2勝馬は15頭ですが、重賞2着がない1勝馬は2着に1頭(新馬勝ち即の馬)のみです。
キャリア2または3戦の馬が〔978〕。つまり、勝ち馬はすべてキャリア2、3戦の馬ということになります。
キャリア5戦以上の馬の馬券圏内はありません。
また、重賞以外で4着以下に負けたことがある馬の馬券圏内もありません。24年もそうでした。覚えておくといいかもしれません。
カペラS(日曜・中山)
ダート1200m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔323〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔046〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
10回中9回は1〜3番人気が連絡み。残る1回も4番人気が勝っています。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GTのJBCスプリントから〔233〕。3着以内5頭と、5着、7着、8着馬。
GVの武蔵野Sから〔101〕。3番人気9着馬と、3着馬。
交流GVのオーバルスプリントから〔110〕。2着と4着の馬。
OP(L)から〔464〕。人気、着順は不問。
3勝クラスから〔202〕。4番人気までで勝ち上がった馬です。
地方馬は〔002〕。JBCスプリント2、3着の馬ですが、上記に含まれています。
馬券圏内30頭中、25頭が10月以降のレースに出走していて、それ以前にしか走っていなかった5頭の前走成績は、1、1、1、2、4着。好走必須です。
連対20頭中、18頭にダート1200mでの勝ちがあり、残る2頭にはダート1400mのOPクラスでの勝ちがありました。
また、連対20頭中、18頭にダート重賞またはOPクラスでの連対歴がありました。例外の2頭は、前走3勝クラスを0秒4差以上で勝ち上がった馬です。
牝馬は〔111〕。
年齢別では、3歳〔401〕、4歳〔331〕、5歳〔234〕、6歳〔122〕、7歳〔010〕、8歳〔001〕、9歳〔011〕。
ベテランの頑張りに注意が必要です。
最後に枠順ですが、勝ち馬は7番枠より内が7頭、13番枠より外が3頭。8〜12番枠に勝ちがなく、極端に“内か外”のイメージです。
ちなみに、4番枠から内が〔424〕、2ケタ馬番が〔373〕。馬券のヒントになるかもしれません。
中日新聞杯(土曜・中京)
芝2000mのハンデ戦、GV。
12月の施行に変わったのが、17年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔121〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔244〕、2ケタ人気馬〔032〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
21年は、8、17、10番人気の1〜3着で、3連単は236万馬券になっています。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GTの天皇賞・秋から〔011〕。
GUの府中牝馬Sから〔011〕。
その他、GTのエリザベス女王杯、GUのセントライト記念、アルゼンチン共和国杯、GVの関屋記念から勝ち馬が。
GUのオールカマーから2着馬が。
GTの天皇賞・春、小倉記念、小倉大賞典から3着馬が出ています。
OPのアンドロメダS(L)から〔132〕。
オクトーバーS(L)から〔120〕。
カシオペアS(L)から〔101〕。
ケフェウスSから〔100〕。
こちらも人気、着順は不問です。
馬券圏内24頭すべて、前走OPクラスから。
また、重賞からの12頭はすべて掲示板を外していた馬(7着以下)です。
GU、GVからの馬券圏内は8頭。その人気は、1、1、2、3、4、5、9、12番人気ですから、人気馬の巻き返しに注意が必要だと言えるかもしれません。
トップハンデは8年で15頭いて〔022〕。
勝ち馬のハンデは58〜53キロで、平均すると5638キロ。
2着馬は585〜54キロで、平均5656キロ。
3着馬は585〜52キロで、平均5602キロ。
23年に基礎重量が1キロ増になったので、平均を計算する時のみ、17〜22年のハンデに1キロを加えて算出しています。
勝ち馬に1頭いる53キロのハンデの馬は牝馬。牡馬換算なら55キロ。従いまして、勝ち馬のハンデは55キロ(牝馬は53キロ)〜58キロと考えてよさそうです。
馬券圏内で考えても、今年は牡馬は55キロ以上、牝馬は54キロ以上となります。
連対16頭中、15頭にOPクラスでの3着以内があり、そのうち11頭に芝2000m以上の重賞勝ちがありました。
年齢別では、3歳〔220〕、4歳〔435〕、5歳〔203〕、6歳〔010〕、7歳〔020〕。
4歳馬がいいようです。
牝馬は〔113〕。その人気を見ると、4、8、9、10、10番人気。波乱の一端は、牝馬が担っているとも言えそうです。
|