セントライト記念(月曜・中山)
3歳馬による菊花賞TR。芝2200m戦、GU。
上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔260〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔105〕。
6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券2本。
近9年は、1または2番人気が連に絡んでおり、1、2番人気での馬連も4回あります。
ステップレースを見ていきましょう。
GTのダービーから〔575〕。人気、着順は不問です。
ホープフルSから〔001〕。2着馬。
GVのラジオNIKKEI賞から〔311〕。勝ち馬2頭に、1番人気3着馬、1番人気6着馬、5番人気12着馬。
OP(L)のプリンシパルSから〔001〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔120〕。勝ち馬2頭に、3着馬。すべて1番人気に推されていた馬。
1勝クラスから〔102〕。3番人気までで勝った馬です。
連対20頭中、18頭に芝2000m以上での勝ちがあり、残る2頭には芝1800mの2勝+芝1800mの重賞に3着以内がありました。
勝ち馬10頭で見ると、重賞勝ちは5頭。3頭には芝1800m以上での2勝以上があり、2頭には中山芝2200mの出走歴がありました。
キャリアは不問です。
17頭を馬券圏内に送り込んでいる前走ダービー組ですが、このうち15頭が皐月賞とダービーの両方を走っていました。このローテの馬が過去9回で連対を果たしており、残る1回も皐月賞→ラジオNIKKEI賞から挑んだ馬が優勝。つまり、皐月賞出走馬が毎年連に絡んでいるということになります。覚えておくといいかもしれません。
ローズS(日曜・阪神)
3歳牝馬による秋華賞TR。芝1800m戦、GU。
20〜22年と24年は中京芝2000mでの施行。従いまして、データはその4回を除く、過去6回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔332〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
中京施行時もそうでしたが、毎年6番人気以下の伏兵が1頭は馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
GTのオークスから〔322〕。掲示板5頭に、13着と15着の馬。
GUのフローラSから〔010〕。14着馬。
2勝クラスから〔014〕。3番人気までで4着以内だった馬が4頭に、1番人気6着馬。
1勝クラスから〔320〕。4番人気までで1着の馬です。
ステップはこの4つだけですが、中京施行時で見ても、24年3着のセキトバイーストが桜花賞7着から。それ以外は上記4種のレースからとなっています。
連対12頭中、前走で掲示板を外していたのは、オークスから2頭、フローラSから1頭。この3頭には重賞3着以内がありました。
連対12頭中、8頭に芝1800m以上での勝ちがあり、残る4頭には芝1600mでの勝ちがありました。
また、馬券圏内18頭中、重賞出走歴のある馬が14頭。ちなみに、重賞3着以内のある馬は9頭。重賞出走経験がなくて馬券に絡んだ4頭の前走を見ると、すべて古馬混合の1勝クラスを勝っていました。
キャリア8戦以上は2着まで。
7頭を馬券圏内に送り込んでいる前走オークス組ですが、2ケタ着順に終わった2頭を含め、前々走では重賞掲示板またはOPクラス勝ち。巻き返す条件として、頭の中に置いておくといいかもしれません。
最後に、4コーナー先頭の馬が4連対。一方で、後方一気の馬も多数台頭しています。過去6回で、上がり最速の馬が〔320〕。舞台は阪神の芝外回り。牝馬らしい決め手を持つ馬を狙いたいところです。
チャレンジC(土曜・阪神)
芝2000m戦、GV。
昨年までは12月の施行だったのが、9月に移行となりました。
さらに別定戦からハンデ戦へ、条件がガラリと変わったので、データは割愛させて頂きます。
中距離GTが終わったあとと、この秋に控えるのとでは、レースの意味合いが変わってくる可能性もあります。
上位入賞馬の動向、大舞台に駒を進めたならその成績もしっかりチェックする必要がありそうです。
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