京都記念(日曜・京都)
芝外回り2200m戦、GU。
21〜23年は阪神での施行。データは京都で行われた、過去7回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔122〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔321〕。
6番人気以下〔201〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
馬券圏内21頭中、20頭が6番人気以内。例外の1頭は9番人気で、3着まででした。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GTのエリザベス女王杯から〔110〕。
菊花賞から〔110〕。
有馬記念から〔102〕。
ジャパンCから〔011〕。
海外GTの香港ヴァーズから〔110〕。
GUのAJCCから〔101〕。
GVの中山金杯から〔110〕。
その他、GTの天皇賞・秋から勝ち馬が。
GUのステイヤーズS、GVのチャレンジCから2着馬が。
GTの天皇賞・春、海外GTの凱旋門賞、ダートGUの東海Sから3着馬が出ています。
馬券圏内21頭の前走は、すべて重賞。
その前走で掲示板を外した馬は8頭いますが、前々走でも掲示板に載れなかったのは、有馬記念からの2頭と、ダートの東海Sからの1頭だけ。この3頭は、京都記念では3着まで。つまり、連対14頭はすべて近2走のいずれかで掲示板を確保していたことになります(4着以内)。
連対14頭すべてにGT出走歴があり、3着以内がなかったのは、15年1着ラブリーデイと2着スズカデヴィアス、24年1着プラダリアと2着ベラジオオペラ。ですが、この4頭には、順に、GV勝ち、OP勝ち、GU勝ち、GU勝ちがありました。
また、連対14頭中、13頭に重賞連対歴があり、なかったのは15年2着のスズカデヴィアスのみ。ただし、この馬にはOP勝ちとGU4着がありました。
距離で見ると、連対14頭すべてに、芝2200m以上での勝ちか、芝2200m以上のGTまたはGUでの掲示板がありました。
牝馬は〔120〕。当日5番人気までに推された馬たちです。
年齢別では、4歳〔362〕、5歳〔403〕、6歳〔001〕、7歳〔011〕。
4、5歳馬がいいようです。
共同通信杯(日曜・東京)
3歳馬による芝1800m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔042〕、2番人気は〔102〕、3番人気は〔511〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
1番人気は10年連続で勝てず。3番人気が半数の5勝を挙げています。
ステップレースを見ていきましょう。
GTの朝日杯FSから〔040〕。勝ち馬2頭に、5着と9着の馬。
ホープフルSから〔100〕。4着馬。
GU(GV時代も含む)の東京スポーツ杯2歳Sから〔102〕。2、3着馬。
GVの京成杯から〔012〕。3、4、10着馬。
京都2歳Sから〔002〕。1着と12着の馬。
シンザン記念から〔001〕。4着馬。
1勝クラスから〔421〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔332〕。1番人気で勝ち上がった馬が7頭、2番人気1頭。
未勝利勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭すべて、近2走のいずれかで3着以内でした。
また、ここまで掲示板を外したことがあって連に絡んだのは、16年2着のイモータルのみです。
連対20頭中、18頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、残りの2頭はここまで芝1600mのみを走って全勝の馬です。
また、連対20頭中、10頭にOPクラスの4着以内があり、残る10頭はここが初のOPクラスだった馬です。
牝馬は〔000〕。
キャリア4戦以上の馬は2着までとなっています。
過去10年、共同通信杯勝ち馬から3頭、2着馬から2頭の皐月賞馬が誕生しています。
春に向けて、必見の3歳重賞です。
クイーンC(土曜・東京)
3歳牝馬による芝1600m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔412〕、2番人気は〔421〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
1〜3番人気で9勝。残る1勝は6番人気が挙げており、その時も2着は2番人気でした。
ステップレースを見ていきましょう。
GTの阪神JFから〔224〕。人気、着順は不問。
GVのフェアリーSから〔121〕。2着馬2頭に、1番人気6着と12番人気9着の馬。
京都2歳Sから〔100〕。2着馬。
ファンタジーSから〔010〕。2着馬。
アルテミスSから〔001〕。2着馬。
シンザン記念から〔001〕。4着馬。
1勝クラスから〔311〕。勝ち馬4頭に、2着馬1頭。
新馬勝ちから〔131〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔211〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
前走の距離を見ると、芝1600mからが最もよく〔798〕。その他、芝1400mから〔011〕、芝1800mから〔101〕、芝2000mから〔200〕。距離延長組は2頭だけで、2着までとなっています。
馬券圏内30頭中、近2走のいずれかで連対していた馬が29頭。どちらも連に絡めなかった馬は3着に1頭のみ。牝馬だけに、好調の波は重要なのかもしれません。
連対20頭すべてに、芝1600m以上での連対歴がありました。
また、連対20頭中、12頭に1勝クラス以上での連対歴があり、7頭は新馬、未勝利勝ちから。
残る1頭は、初勝利後の初戦が初重賞で、1番人気6着に敗れた18年1着のテトラドラクマです。
キャリア5戦以上は2着までとなっています。
最後に“オカルト”ネタですが、6番枠の馬が〔411〕、9番枠の馬が〔231〕。どちらも馬券に絡まなかったのは、昨年24年だけです。
迷った時に頼ってみてはいかが?
|