Data for Win!……2024.7.25
アイビスサマーダッシュ(日曜・新潟)
夏の新潟の開幕を飾る芝直線1000m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔620〕、2番人気は〔140〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔326〕、2ケタ人気馬〔003〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1番人気の連対率は8割ですが、近2年は馬券圏外。一方、6年連続で8番人気以下が3着に、3年連続で2ケタ人気馬が3着に来ており、波乱の度合いが増してきているのかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。
OPの韋駄天Sからが最もよく〔471〕。連対7頭に、3着馬2頭、4着馬2頭、1番人気9着馬が1頭。韋駄天S組のワンツーが、4回もあります。
その他、GVのCBC賞から〔201〕。
函館スプリントSから〔102〕。
1年前のアイビスサマーダッシュから〔100〕。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPでは、重賞格付け前の葵Sから〔110〕。3着と2着の馬。
バーデンバーデンCから〔011〕。5着と16着の馬。
福島テレビOPから〔001〕。6着馬。
ダートのコーラルSから〔100〕。13着馬。
3勝クラスから〔012〕。勝ち馬2頭と3着馬。
2勝クラスから〔002〕。勝ち馬と7着馬です。
連対20頭すべてに、ダートを含む、1000mまたは1200mでの勝利がありました。
また、連対20頭中15頭にOPクラスの連対歴があり、残りの5頭には芝直線1000mでの3着以内がありました。
牝馬は〔765〕。成績は牡馬を上回っており、8年連続で上位3頭中2頭を占めています。
馬券圏内30頭中19頭が2ケタ馬番の馬で、10年のうち8回は2ケタ馬番の馬が2頭以上馬券圏内に来ています。
その一方で、6番枠より内の馬も7頭が馬券絡み。外枠有利を疑う余地はありませんが、内がまったくダメというわけでもありません。
年齢別では、3歳〔121〕、4歳〔210〕、5歳〔455〕、6歳〔023〕、7歳〔301〕。
5歳馬が中心も、7歳馬が3勝もしているように、幅広い年齢から活躍馬が出ています。ちなみに、3歳の馬券圏内4頭は、すべて牝馬です。
連対20頭中、前走がダートだった15年1着のベルカントを除けば、前走が重賞以外なら掲示板もしくは1番人気だったことは必須。
これが3着馬は不問ですから、人気薄の台頭に注意が必要です。
過去の好走馬が、ふたたび、みたびの好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に挙げていきましょう。
14年3着のアースソニック、翌15年も3着。
15年勝ったベルカント、翌16年連覇。
19年勝ったライオンボス、翌20年2着、21年も2着。
20年3着のビリーバー、22年優勝。
21年勝ったオールアットワンス、23年も優勝。
22年3着のロードベイリーフ、翌23年も3着。
今年もロードベイリーフが登録してきました。出走してきたら、注意が必要です。
19年の55秒1、23年の54秒9を除けば、勝ち時計は53秒8〜54秒5。開幕週の速いタイムでの決着。持ち時計のチェックもお忘れなく。

クイーンS(日曜・札幌) 牝馬限定の芝1800m戦、GV。 21年は函館で行われましたが、データはそれも含む、過去10年で見ていきたいと思います。 1番人気は〔332〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔102〕。 6番人気以下〔344〕、2ケタ人気馬〔101〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券1本。 10年のうち、9回で1または2番人気が連絡み。その一方で、6番人気以下の伏兵も7連対。“人気馬+伏兵”の組み合わせだと、データは語ります。 ステップレースを見ていきましょう。 好相性のレースは2つ。 まずはGTのヴィクトリアマイルから〔444〕。人気、着順は不問です。 10年のうち8回は馬券圏内に馬を送り込み、そのうち7回は連対を果たしています。 もうひとつ、GVのマーメイドSから〔222〕。人気、着順は不問です。 その他、GTのNHKマイルCから〔100〕。勝ち馬。 オークスから〔100〕。3着馬。 海外GTのドバイターフから〔100〕。3着馬。 GVの福島牝馬Sから〔110〕。勝ち馬と、3番人気13着の馬。 中山牝馬Sから〔010〕。2着馬。 OPの巴賞から〔010〕。勝ち馬。 安土城Sから〔001〕。2着馬。 メイSから〔001〕。6着馬。 3勝クラスから〔011〕。2着と4着の馬。 2勝クラスから〔001〕。勝ち馬です。 勝ち馬10頭は、すべて前走重賞からで、ヴィクトリアマイルとマーメイドS以外からなら3着以内必須。 また、毎年前走GT出走馬が連に絡んでいます。 連対20頭中、19頭に芝1800mまたは2000mでの勝ち、もしくは同距離重賞の2着がありました。 例外の1頭は17年優勝のアエロリットで、この馬は芝1600mのGT勝ち馬です。 加えて、連対20頭中18頭に重賞連対またはOPクラスでの勝ちがあり、例外の2頭は、22年2着のサトノセシルと23年2着のウインピクシスです。 前走GT出走馬が馬券圏内に15頭。その当日人気を見てみると、1番人気8頭、2番人気4頭、3番人気2頭、4番人気1頭。 つまり、前走GTで負けていても、ここなら力上位と人気になる馬は、信頼足りうるということなのでしょう。 年齢別では、3歳〔200〕、4歳〔463〕、5歳〔236〕、6歳〔211〕。 4歳馬が中心のようです。 ちなみに、3歳で勝った2頭に共通するのは、重賞勝ちがあり、かつ前走GTで3着以内だったということです。 札幌で行われた9回は、“前走GT出走の人気馬+別路線組の馬”。相手に相応しい伏兵を探してみて下さい。
 


 
 
Data for Win!……2024.7.19
中京記念(日曜・小倉)
芝1800mのハンデ戦、GV。
例年は中京の芝1600mで行われるのですが、今年は小倉の芝1800m戦。
21、22年が同じ条件での施行。従いまして、データはその2年で見てみたいと思います。
21年は1、6、5番人気の1〜3着で、馬連2330円。
22年は6、10、1番人気で、馬連15860円。
中京、阪神、小倉、開催場が変われど、どこでも波乱のハンデ重賞です。 
馬券圏内6頭すべて、前走OPクラスから。
GT安田記念からの2頭の2着馬は、共に2ケタ着順から。
他の4頭はGU、GV、リステッドで4着以内の馬。この4頭は、前々走でもクラスにかかわらず4着以内でした。
芝1600mから〔121〕。残る2頭は芝2000mのマーメイドSからで〔101〕。牝馬はこの2頭です。
ハンデを見ると、牡馬は57〜55キロ。牝馬は54と52キロ。昨年から基礎重量が1キロ増になったので、今年は牡馬なら58〜56キロ、牝馬は55と53キロになりますか。
連対4頭には、OPクラスの芝1600mに連対歴がありました。
年齢別では、4歳〔001〕、5歳〔211〕、6歳〔010〕。
5歳馬が中心のようです。
中京、阪神の施行時も含め、現在重賞未勝利馬が8連勝中です。
データはあくまで2回ですが、伏兵を見つける参考になるかもしれません。
 


 
 
Data for Win!……2024.7.12
函館記念(日曜・函館)
芝2000mのハンデ戦、GV。
過去10年、1番人気は〔210〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔286〕、2ケタ人気馬〔152〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GTの天皇賞・春から〔111〕。
GUの目黒記念から〔220〕。
GVのエプソムCから〔210〕。
新潟大賞典から〔111〕。
鳴尾記念から〔101〕。
その他、GUの金鯱賞から勝ち馬が。
GUの日経賞から2着馬が。
GTのNHKマイルC、大阪杯、マーメイドSから3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPの巴賞から〔141〕。人気、着順は不問。
都大路Sから〔001〕。2着馬。
3勝クラスから〔102〕。こちらは1番人気1着馬でした。
トップハンデは10年で10頭いて〔020〕。
勝ち馬のハンデは57〜54キロで、平均すると56.4キロ。
2着馬は58〜52キロで、平均56.2キロ。
3着馬は57.5〜53キロで、平均55.95キロ。
トップハンデで連に絡んだ2着2頭(14年ダークシャドウ、18年サクラアンプルール)は、共に前走重賞3着馬でした。
連対20頭すべてに、芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。
また、連対20頭すべてに、ダートも含む1800m以上の重賞での掲示板があり、同重賞勝ち馬は7頭(22年1着ハヤヤッコはダート1800mのレパードS勝ち)。
また、連対20頭中19頭に、ダートも含むOPクラス3着以内があり、残りの1頭にもOPクラスの4着がありました。
牝馬は〔011〕。
年齢別では、3歳〔001〕、4歳〔222〕、5歳〔305〕、6歳〔442〕、7歳〔140〕。
6歳馬がいいようです。
なお、7歳で馬券に絡んだ5頭は、5、7、8、13、14番人気。人気薄の7歳馬に注意が必要です。
勝ち馬の8頭が、また2着馬の9頭が1ケタ馬番の馬。真ん中から内と覚えておきたいところです。
最後に〔141〕の巴賞組ですが、この6頭の人気を見ると、1、4、9、9、13、13番人気。
洋芝巧者が大目標にむかってひと叩き、本番でパフォーマンスを上げてきたとも考えられます。
ちなみに、巴賞連対馬の函館記念での馬券圏内はありません。巴賞組には、じっくりと考察を加えてみて下さい。

函館2歳S(土曜・函館) 世代最初の2歳重賞。函館の2歳チャンピオン決定戦。芝1200m戦、GV。 過去10年、1番人気は〔210〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔122〕。 6番人気以下〔245〕、2ケタ人気馬〔224〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券4本。 10回中8回で2ケタ人気馬が馬券圏内に。残る2回も7、8番人気馬が馬券圏内という波乱の2歳重賞です。 ステップレースは新馬戦と未勝利戦のみ。 まずは新馬戦から。 芝1000mから〔111〕。 芝1200mから〔546〕。 芝1400mから〔010〕。 芝1600mから〔001〕。 芝1800mから〔010〕。 ダート1000mから〔111〕。 未勝利戦です。 芝1200mから〔321〕。 勝ち馬10頭すべてが、前走函館出走馬(ダートも含む)。 また、未勝利戦から馬券圏内に来た6頭は、すべて函館芝1200m戦からです。 馬券圏内30頭すべてが、キャリア1または2戦の馬。 キャリア1戦が〔7710〕。2戦が〔330〕。 人気はすべて5番人気以内に推されていました。 馬券圏内30頭29頭が、前走勝ちの馬。例外の1頭は、新馬戦5着から挑んで3着だった21年のグランデです。 また、馬券圏内30頭中24頭が、前走函館から。 他場からの連対は2頭。19年2着タイセイビジョンは阪神芝1400mの新馬勝ちから。21年2着カイカノキセキは札幌芝1000mの新馬勝ちから。 ちなみに、この21年はオリパラの影響による変則開催で、札幌→函館の順。参考までに、21年1着ナムラリコリスは函館芝1200mの未勝利勝ちから、前出の3着グランデは阪神芝1600mの新馬5着から。 トータルで見れば、前走函館組、それも芝1200m勝ちの馬を中心視したいレースと言ってよさそうです。 性別では、牡馬〔656〕、牝馬〔454〕とほぼ互角。斤量差もないこの時期、力差もないということでしょうか。 所属別では、関東馬〔145〕、関西馬〔965〕。こちらは“西高東低”が見てとれます。 不確定要素が多い2歳重賞。データを重要視してみてはいかがですか?
 


 
 
Data for Win!……2024.7.5
七夕賞(日曜・福島)
芝2000mのハンデ戦、GV。
過去10年、1番人気は〔111〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔258〕、2ケタ人気馬〔115〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
毎年6番人気以下の馬が馬券に絡んでいる、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GTの天皇賞・春から〔011〕。
GVの鳴尾記念から〔211〕。
エプソムCから〔201〕。
新潟大賞典から〔120〕。
その他、GTの安田記念、GUのAJCC、京都記念、GVの中山金杯から勝ち馬が。
GUの目黒記念、GVの福島牝馬Sから2着馬が。
GVのマーメイドSから3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
芝のOPから〔132〕。
ダートのOPから〔011〕。
OP組も人気、着順は不問です。
芝の3勝クラスから〔001〕。勝ち馬。
ダートの3勝クラスから〔001〕。8着馬。
2勝クラスから〔001〕。こちらは1番人気1着の馬です。
連対馬はすべて前走OPクラスから。条件戦からは3着までとなっています。
トップハンデは10年で14頭いて〔211〕。
勝ち馬のハンデは57.5〜54キロで、平均57.25キロ。
2着馬は58〜53キロで、平均56.4キロ。
3着馬は58〜50キロで、平均54.95キロ。
23年に基礎重量が1キロ増になったので、平均を出す時のみ、14〜22年の斤量に1キロを足して計算しています。
連対馬のハンデは、今年で言えば、59〜55キロ(牝馬は54キロ以上)となります。
平均値を見てもわかるように、重めのハンデを背負わされた馬の好走が目立ちます。
連対20頭中、17頭に芝2000mでの勝ちがあり、残る3頭には芝1800mまたは芝2000mの重賞連対歴がありました。
また、連対20頭中18頭に、1年以内の勝ちまたは重賞2着がありました。
さらに、連対20頭中、8頭に重賞勝ちが、7頭に重賞2、3着またはOPでの勝ちがあり、残る5頭は芝2000m戦で3勝クラスを勝ち上がった馬です。
牝馬は〔021〕。
年齢別では、3歳の出走はなく、4歳〔311〕、5歳〔353〕、6歳〔336〕、7歳〔100〕、8歳〔010〕。
4〜6歳の3世代が中心のようです。
馬券に絡んだ2ケタ人気馬は、すべてハンデ55キロ以下(牝馬も含む)の馬。今年は1キロ加えて、56キロ以下で2ケタ人気の馬は無条件で“買い”かもしれません。

プロキオンS(日曜・小倉) ダート1700m戦、GV。 例年は中京のダート1400mで行われますが、今年は小倉での施行。同じ舞台で、21、22年に行われているので、データはその2年で見てみたいと思います。 21年は、9、14、12番人気の1〜3着で、馬連53680円。 22年は、4、14、12番人気で馬連29630円。 3連単はそれぞれ194万馬券に71万馬券と、大波乱の結果に終わっています。 馬券圏内6頭すべてが、前走OPクラス(芝も含む)を走っていて、重賞なら2ケタ着順、OPなら4着以内だった馬。 また、距離短縮組が〔221〕。例外の1頭は、ダート1600mから100mの延長だった馬です。 勝ち馬は共にここで重賞初勝利。 年齢は、4、5、5歳と、6、8、7歳。 すべて牡馬でした。 4コーナー5番手までの馬が馬券圏内を占めています。逃げ、先行馬で人気がなく、小倉ダート1700mでパフォーマンスを上げてくるような馬を狙いたいところです。
 


 
 
Data for Win!……2024.6.27
ラジオNIKKEI賞(日曜・福島)
3歳馬限定のハンデ重賞。芝1800m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔166〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
2、3着に伏兵が多く台頭するハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
GTの皐月賞から〔011〕。
ダービーから〔010〕。
オークスから〔010〕。
NHKマイルCから〔002〕。
GUの青葉賞から〔101〕。
京都新聞杯から〔100〕。
前走重賞組は、すべて掲示板外しの馬。GTからは2着までです。
OPのプリンシパルSから〔311〕。勝ち馬3頭は1、3着と、1番人気4着馬。2、3着の2頭は、11着と17着の馬。
白百合Sから〔210〕。勝ち馬2頭に、3着馬1頭。
古馬混合の2勝クラスから〔001〕。9着馬。
1勝クラスから〔354〕。勝ち馬11頭に、2着馬1頭。この2着馬は、本番では3着に終わっています。
馬券圏内30頭すべてが、4月以降に1戦はしていました。
トップハンデは10年で16頭いて〔210〕。
勝ち馬のハンデは56.5〜53キロで、平均すると55.55キロ。
2着馬は55〜53キロで、平均54.7キロ。
3着馬は56〜52キロで、平均54.8キロ。
23年から基礎重量が1キロ増になったので、平均を出す時のみ、14〜22年の斤量に1キロを加えています。
馬券圏内は5.65〜52キロ。今年で言えば、57.5〜53キロとなりますか。
注目すべきは22年までのハンデ53キロの馬で〔144〕。昨年54キロで2着の馬を加えれば、9年連続で馬券に絡んでいます。
具体的に人気を見ると、12番人気3着、9番人気2着、8番人気2着と9番人気3着、9番人気3着、6番人気3着、8番人気1着、11番人気2着、8番人気2着。昨年は4番人気2着でした。
54キロで人気薄なら、“黙って買い”かもしれません。
連対20頭中、19頭に芝1800mまたは2000mでの勝ちがあり、例外の1頭は23年優勝のエルトンバローズ。この馬には芝1800mに2着が3回あり、芝1600mの未勝利、1勝クラスと連勝で臨んだ勢いがありました。
牝馬は〔010〕。
逃げ馬が〔123〕と頑張っているのと、捲るタイプの馬の好走も目立ちます。小回り適性は要チェックです。
最後に、勝ち馬10頭中6頭が1〜3番枠の馬。残る4頭は6、9、11、14番枠。
これを2着で見ても、7頭が7番枠より内の馬。残る3頭は10、11、12番枠。
内枠好走を覚えておくとよさそうです。

北九州記念(日曜・小倉) 芝1200mのハンデ戦、GV。 JRA創設以来初となる、小倉の6月開催。その開幕週を飾る重賞です。 例年は8月の開催ゆえ、ステップレースに関しては、今年は割愛したいと思います。 過去10年、1番人気は〔041〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔121〕。 6番人気以下〔625〕、2ケタ人気馬〔123〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券3本。 1番人気が15連敗中。加えて、6番人気以下の伏兵が6勝と、大波乱のハンデ重賞です。 前走重賞組が〔767〕。人気、着順は不問。 OPから〔223〕。3着以内6頭と、13着馬。 3勝クラスから〔120〕。すべて勝ち馬です。 前走の距離では、芝1000mから〔332〕。これはすべてアイビスSD。 芝1200mから〔768〕。 芝1400mから〔010〕。 今年は前走芝1200m組が中心となりそうです。 トップハンデは10年で20頭いて〔211〕。 勝ち馬のハンデは57〜51キロで、平均55.1キロ。 2着馬は57〜52キロで、平均55.8キロ。 3着馬は56.5〜51キロで、平均55.1キロ。 23年に基礎重量が1キロ増になったので、平均を出す時のみ、14〜22年の斤量に1キロを加えています。 馬券圏内は57〜51キロですから、今年で言えば58〜52キロでしょうか。 連対20頭中、18頭に芝1200mでの勝ちがあり、例外の2頭は、22年2着のタイセイビジョンと、23年2着のママコチャ。前者には芝1400mの重賞勝ちと芝1200mの重賞2着が3回あり、後者は芝1200mが初で、芝1400mのリステッドに勝ちがありました。 連対20頭中、芝1200mの重賞勝ちがあったのは11頭。 小倉の芝1200mに勝ちがあったのは14頭。残る6頭は、この舞台が初めてか、小倉芝1200mの重賞に2、3着があった馬です。 牝馬は〔666〕。牡馬を上回る好成績。 年齢別では、3歳〔112〕、4歳〔323〕、5歳〔271〕、6歳〔304〕、7歳〔100〕。 連対という意味では、5歳馬がいいようです。 近4年で、逃げ馬が3頭馬券に絡んでいます。開幕週ゆえ、多少ペースが速くなっても前残りがあるのかもしれません。 ちなみに、出走頭数の差もありますが、関西馬が〔91010〕と関東馬を圧倒しています。 8月施行時は好相性のステップレースがありましたが、今年はそれ以外のデータから上位馬を見つけたいところです。
 


 
 
Data for Win!……2024.6.21
宝塚記念(日曜・京都)
上半期のグランプリ。
例年は阪神での施行ですが、今年は京都の外回り芝2200mで行われます。
データは阪神で行われた、過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔203〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔365〕、2ケタ人気馬〔033〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
波乱含みのGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
GTの天皇賞・春から〔333〕。人気、着順は不問。
大阪杯から〔221〕。4着以内4頭に、3番人気6着馬。
ヴィクトリアマイルから〔004〕。人気、着順は不問。
海外GTのドバイシーマクラシックから〔211〕。3着以内の馬。
クイーンエリザベスU世Cから〔100〕。3着馬。
GUの目黒記念から〔101〕。共に2着馬。
GVの鳴尾記念から〔120〕。4着以内の馬。
中山牝馬Sから〔010〕。勝ち馬。
外国馬の〔010〕というのもあります。
外国馬も含め、馬券圏内30頭すべてが前走重賞から。
また、日本馬29頭で見ると、国内GTからなら着順は不問も、GU、GVからなら4着以内、海外GTからなら3着以内必須です。
日本馬の連対19頭すべてに重賞勝ちがあり、12頭に国内外のGT勝ちが、5頭にGU勝ちが、2頭にGV勝ちがありました。
ちなみに、GV勝ちしかなかった2頭は、21年2着のユニコーンライオンと、23年2着のスルーセブンシーズ。どちらも3勝クラス、GVと連勝の勢いがありました。それでも、GVにしか勝ちがない馬は2着までとなっています。
これを3着で見ても、8頭にGT勝ちが、1頭にGU勝ちがありました。例外の1頭は18年3着のノーブルマーズで、GU2着が最高の馬でした。
関西馬が6勝、関東馬が4勝。この関西馬6頭にはすべて阪神芝での勝ちがあり、関東馬4頭中2頭にも阪神芝の重賞での連対歴がありました。無かった2頭は、17年優勝のサトノクラウンと、23年優勝のイクイノックスです。
また、上がり最速を記録している馬は、10年で11頭(17年は最速タイで2頭)いて、〔560〕とすべて連対。阪神芝の内回りでも、末の良さが求められていたことになります。
コース実績と上がりの速さ、これが今年は京都の外回りに変わってどうなるのか。注目したいところです。
牝馬は〔425〕。GT勝ちが無かったのは、15年の2着デニムアンドルビー(GU勝ちとGT2着あり)と、23年の2着スルーセブンシーズ(GV勝ちあり)。牝馬が勝つには、GT勝ちが必要なようです。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔315〕、5歳〔745〕、6歳〔040〕、7歳〔010〕。
5歳馬がいいようです。
また、1頭いる7歳馬は外国馬。日本馬は6歳までとなっています。
梅雨時で馬場が悪化しているのか、8枠が6勝と好成績。馬場状態と重の巧拙に加え、枠順のチェックもお忘れなく。
 


 
 
Data for Win!……2024.6.11
マーメイドS(日曜・京都)
牝馬限定のハンデ戦。芝2000m戦、GV。
例年は阪神での施行ですが、今年は京都の内回りコースで行われます。
データは阪神での過去10年で見ていきましょう。
1番人気は〔211〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔744〕、2ケタ人気馬〔322〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
大波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
GTのヴィクトリアマイルから〔001〕。
GUの京都記念から〔020〕。
阪神牝馬Sから〔002〕。
GVの福島牝馬Sから〔122〕。
中山牝馬Sから〔001〕。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPの大阪城Sから〔110〕。
メトロポリタンSから〔100〕。
モンゴル大統領賞(メイS)から〔001〕。
都大路Sから〔001〕。
OPからも人気、着順は不問です。
3勝クラスからが最もよく〔731〕。4着以内10頭に、14着馬。この14着馬も前々走は1着でした。
3勝クラスの中では、パールS組が最も好相性で〔511〕。4着までの馬です。
また、2勝クラスから〔021〕。3番人気までで勝ち上がった馬でした。
トップハンデは10年で11頭いて〔021〕。
勝ち馬のハンデは55〜50キロで、平均すると53.4キロ。
2着馬は56〜50キロで、平均53.8キロ。
3着馬は56〜53キロで、平均55キロ。
23年に基礎重量が1キロ増になりました。従いまして、平均を出す時のみ、14〜22年のハンデに1キロをプラスして計算しています。
近2年は56〜54キロの馬が馬券圏内を独占していますが、その前は53キロ以下の馬が〔763〕。軽ハンデの馬が頑張るイメージです。
連対20頭すべてに芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。
また、連対20頭すべてが前走は芝1800m以上のレースから。芝1600mからの馬も4頭いますが、3着までに終わっています。
関西馬が〔1066〕と関東馬を圧倒しており、勝ち馬のすべてに阪神芝での勝ちがありました。ちなみに、関東馬で2着に頑張った4頭中3頭に阪神芝への出走歴があり、無かったのは当日1番人気で2着だった15年のマリアライトのみ。
今年は京都での施行。これを京都芝にあてはめてみるのも面白いかもしれません。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔442〕、5歳〔556〕、6歳〔111〕、7歳〔001〕。
5歳、4歳の2世代で〔998〕。
なお、6、7歳で馬券に絡んだ4頭の人気は、3、10、10、10番人気。人気薄のベテランに注意が必要です。
 


 
 
Data for Win!……2024.6.6
エプソムC(日曜・東京)
芝1800m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔302〕、3番人気は〔110〕。
6番人気は〔144〕、2ケタ人気は〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
現在5年連続で6番人気以下の伏兵が連対中。
20年には18番人気が3着で、3連単は421万馬券になっています。
ステップレースは実に様々。複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞は2つ。
GVの新潟大賞典から〔121〕。
ダービー卿CTから〔102〕。
その他、GTのヴィクトリアマイル、GUの京王杯SC、毎日王冠から勝ち馬が。
海外GTのチャンピオンズマイル、GUの阪神牝馬S、金鯱賞から2着馬が。
GUの中山記念、GVの小倉大賞典から3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPのメイS(15年のモンゴル大統領賞を含む)から〔241〕。3着以内が5頭に、1番人気に推された馬(9着と10着)が2頭。
都大路Sから〔211〕。連対3頭に、4番人気6着馬。
3勝クラスから〔102〕。3番人気以内で1着の馬。
OPと3勝クラスからで〔554〕ですから、馬券のヒントはこのあたりにありそうです。
連対20頭中、18頭に芝1800mへの出走歴があり、そのうち15頭に勝ちが、残る3頭には同距離重賞の連対がありました。芝1800mに出走歴があるなら、好走必須ということです。
また、連対20頭中、18頭に重賞3着以内またはOPクラス勝ちがありました。残る2頭は、東京芝1800m戦で3勝クラスを勝ち上がった馬です。
牝馬は〔120〕。
年齢別では、3歳の出走はなく、4歳〔554〕、5歳〔422〕、6歳〔133〕、7歳〔001〕。
若い順にいいようです。
直線の長い東京ですが、逃げ馬が〔113〕。この5頭の人気を見ると、2、6、6、7、18番人気。421万馬券の立役者も逃げ馬でした。
人気薄の逃げ馬には注意が必要です。

函館スプリントS(日曜・函館) 函館の開幕週を飾る、スプリント重賞。芝1200m戦、GV。 札幌で行われた21年を除く、データは過去9回です。 1番人気は〔203〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔301〕。 6番人気以下〔254〕、2ケタ人気馬〔132〕。 馬連3ケタはなく、万馬券4本。 波乱の短距離重賞です。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの桜花賞から〔300〕。 高松宮記念から〔202〕。 ヴィクトリアマイルから〔011〕。 NHKマイルCから〔011〕。 オークスから〔001〕。 GUの京王杯SCから〔101〕。 GVの阪急杯から〔010〕。 重賞組の人気、着順は不問です。 芝のOPから〔242〕。4着以内6頭に、2番人気9着と4番人気6着の馬。 ダートのOPから〔010〕。4番人気14着馬。 3勝クラスから〔111〕。1、2番人気で1着の馬。 連対18頭中、9頭に重賞勝ちが、2頭に重賞2着が、4頭にOP勝ちが、2頭にOPの2、3着がありました。OP実績のなかった馬は、ここが初のOPクラスだった22年の2着馬ジュビリーヘッドです。 ちなみに、19年は有力馬を含む6頭が直前に除外になり、7頭立ての競馬に。この年の勝ち馬はカイザーメランジェ。この馬にもOP3着がありました。 また、連対18頭中、12頭に芝1200mの勝ちがあり、5頭に芝1400mまたは芝1600mの重賞勝ちがありました。 牝馬は〔414〕。 年齢別では、3歳〔322〕、4歳〔224〕、5歳〔311〕、6歳〔030〕、7歳〔111〕、8歳〔000〕、9歳〔001〕。 3〜5歳の3世代が中心ですが、6歳以上で馬券に絡んだ7頭の人気は、5、7、8、10、10、13、14番人気。人気薄のベテランに注意が必要です。
 


 
 
Data for Win!……2024.5.31
安田記念(日曜・東京)
春のマイル王決定戦。芝1600m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔233〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔424〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1番人気の複勝率は80%。ただし、勝ち切れず、現在8連敗中です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GTのヴィクトリアマイルから〔240〕。
高松宮記念から〔101〕。
海外GTのドバイターフから〔021〕。
GUの京王杯SCから〔111〕。
マイラーズCから〔104〕。
GVのダービー卿CTから〔200〕。
その他、GTの天皇賞・秋、海外GTのドバイデューティフリーから勝ち馬が。
GTのマイルCS、海外GTのチャンピオンズマイル、GUの中山記念から2着馬が。
GTのNHKマイルC、大阪杯、GU時代の産経大阪杯から3着馬が出ています。
馬券圏内30頭中、前走重賞組は29頭。そのうち26頭が前走4番人気以内。例外の3頭は、GTマイルCSを7番人気9着、GU中山記念を7番人気3着、マイラーズCを9番人気10着の馬。つまり、人気も着順も“4”より大きかった馬は2頭しかいないということです。
また、OPの安土城Sからの〔100〕というのもあります。こちらは1番人気2着馬でした。
連対20頭中19頭に、距離を問わず、重賞勝ちがあり、例外の1頭にも芝1600mの重賞2着がありました。
ちなみに、芝1600mのGT勝ち馬は12頭います。
また、連対20頭中17頭に、芝1600mの重賞勝ち、または芝1600mのGT3着以内がありました。
さらに、連対20頭中19頭に東京芝での勝ちがあり、無かった1頭は東京芝1戦だけの15年優勝馬モーリスです。
連対20頭中18頭は、芝1600mで2勝以上を挙げていました。
牝馬は〔341〕。現在6年連続でヴィクトリアマイル組が連対中です。
年齢別では、3歳〔001〕、4歳〔532〕、5歳〔343〕、6歳〔223〕、7歳〔011〕。
4、5、6歳の順にいいようです。
前年の好走馬が複数回の好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に挙げていきましょう。
15年勝ったモーリス、翌16年2着。
16年勝ったロゴタイプ、17年2着。
18年2着アエロリット、翌19年も2着。
19年勝ったインディチャンプ、翌20年3着。
19年3着アーモンドアイ、翌20年2着。
20年勝ったグランアレグリア、翌21年2着。
21年3着シュネルマイスター、翌22年2着、23年3着。
22年勝ったソングライン、翌23年も優勝。
今年は昨年2着のセリフォスが出走を予定しています。要注目です。
近10年の優勝タイムですが、最も速いのが1分30秒9。以下、31秒台での決着が5回あります。持ち時計のチェックをお忘れなく。

鳴尾記念(土曜・京都) 芝内回り2000m戦、GV。 今年は改修工事中の阪神に代わり、京都で行われます。また、21、22年は中京での施行。データは京都と同じく、右回りの阪神での過去8回で見ていきたいと思います。 1番人気は〔230〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔210〕。 6番人気以下〔124〕、2ケタ人気馬〔102〕。 馬連3ケタ3回に、万馬券なし。 毎年1〜3番人気の馬が連に絡んでいます。 ステップレースを見ていきましょう。こちらも複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。 GTの天皇賞・春から〔300〕。 ヴィクトリアマイルから〔020〕。 大阪杯から〔002〕。 GVの新潟大賞典から〔132〕。 その他、GUの中山記念、日経賞から勝ち馬が。 海外GTの香港C、GUの金鯱賞から2着馬が。 GU時代の産経大阪杯から3着馬が出ています。 OPの都大路Sから〔112〕。 福島民報杯から〔100〕。 大阪城Sから〔001〕。 重賞、OP共に、人気、着順は不問。 前走条件戦からの馬券圏内はありません。 連対16頭中、11頭に重賞勝ちがあり、2頭には重賞2着が、1頭にはOP勝ちがありました。残りの2頭は、17年優勝のステイインシアトルと18年優勝のストロングタイタン。後者にはOP2着がありました。 また、連対16頭中、13頭に芝2000mでの勝ちがあり、残りの3頭には芝2000mまたは芝2200mの重賞2着がありました。 牝馬は〔020〕。当日1番人気に推されていた馬です。 年齢別では、4歳〔134〕、5歳〔321〕、6歳〔212〕、7歳〔121〕、8歳〔100〕。 まんべんなくのイメージでしょうか。 馬券圏内24頭中、23頭が関西馬。関東馬は3着に1頭のみです。覚えておきましょう。
 


 
 
Data for Win!……2024.5.24
日本ダービー(日曜・東京)
東京優駿。2021年生まれのサラブレッド、7906頭の頂点を決めるレース。芝2400m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔232〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔321〕。
6番人気以下〔106〕、2ケタ人気馬〔103〕。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
連対20頭中、1〜5番人気が19頭。1、2着は堅い決着が多いよう。穴党は3着に穴狙いでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
馬券圏内の約8割を占めるのが、GTの皐月賞組で〔896〕。
この23頭のうち、勝ち馬7頭、2着馬5頭、3着馬4頭。
4着馬1頭、5着馬2頭で、この3頭は前々走で重賞連対の馬。
あとは1番人気6着、1番人気7着、2番人気6着、4番人気8着の馬。この4頭は、すべて前々走では重賞を1、2番人気で連対の馬です。
皐月賞9着以下からの馬券圏内はありません。
TRは2つ。
まずはGUの青葉賞から〔003〕。1、2着馬と、3番人気6着馬。
LのプリンシパルSから
〔001〕。1番人気1着馬。
TRからの連対はありません。
その他、GUの京都新聞杯から〔110〕。2番人気で1、2着の馬。
GVの毎日杯から〔100〕。2番人気1着馬です。
連対20頭中、19頭に重賞勝ちがあり、残る1頭にも重賞2着がありました。これは前走、京都新聞杯クビ差の2着だった、19年の優勝馬ロジャーバローズです。
芝1800m以上への出走歴がありながら、3着以内がない馬の馬券圏内はありません。
必須ではないものの、連対にはあったほうがいいのは以下のよう。
デビュー2戦までに勝ち上がり(18頭)
複勝率80%以上(17頭)
芝2000m以上への出走歴(19頭)
芝2000m以上での勝利(15頭)
ちなみに、近5年の連対馬10頭のうち、芝2000m以上に勝ちがあったのは半数の5頭。あとは、芝1800mの重賞勝ちが4頭に、芝1600mの重賞勝ちが1頭です。
初騎乗(テン乗り)での優勝は68年間なかったのですが、昨年そのジンクスをレーン騎手とタスティエーラが破りました。“日本人騎手の初騎乗制覇はない”とする感じでしょうか。
4着以下が2回以上あった馬の馬券圏内もありません。
キャリア4〜6戦の馬が〔879〕。キャリア10戦以上の馬の馬券圏内はありません。
さて、最も好走馬を輩出している、前走皐月賞組をもう少し掘り下げていきましょう。
皐月賞からダービーの馬券圏内に来た23頭の前々走を見ると、重賞連対馬が21頭、重賞1番人気(5着)だった馬が1頭、L1番人気1着馬が1頭。
一方、皐月賞4着以下からダービーで連対したのは4頭。そのうち3頭は皐月賞の勝ち馬から0秒4差以内。残る1頭は、0秒8差の8着も、皐月賞は1番人気だった18年の優勝馬ワグネリアンです。
皐月賞から鞍上が乗り替わって馬券圏内に来たのは、先のタスティエーラのみです。
最後に、青葉賞が芝2400mのダービーTRになった84年以降、ダービーに出走した青葉賞組は117頭。これまでに2着は8頭いて、青葉賞勝ち馬が7頭に、2着馬が1頭となっています。“青葉賞組は勝てない”。今年は、このジンクスを破ることができるのか?注目です。

目黒記念(日曜・東京) 芝2500mのハンデ戦、GU。 過去10年、1番人気は〔123〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔200〕。 6番人気以下〔556〕、2ケタ人気馬〔122〕。 馬連3ケタはなく、万馬券3本。 波乱のハンデ重賞です。 ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。 GUの日経賞から〔311〕。 日経新春杯から〔011〕。 GVの新潟大賞典から〔200〕。 ダイヤモンドSから〔101〕。 その他、GTの天皇賞・春から2着馬が。 GTの有馬記念、大阪杯、GUの阪神大賞典から3着馬が出ています。 OPの大阪―ハンブルクC(芝2400m時代も含む)から〔220〕。4着以内の馬。 メトロポリタンSから〔033〕。人気、着順は不問。 福島民報杯から〔010〕。5着馬。 白富士Sから〔001〕。勝ち馬。 3勝クラスから〔210〕。勝ち馬。 OPと3勝クラスからの馬で〔474〕と、ちょうど半分。このあたりに伏兵が潜んでいるのかもしれませんね。 トップハンデは10年で17頭いて〔302〕。 勝ち馬のハンデは58〜52キロで、平均すると56.25キロ。 2着馬は57〜54キロで、平均56.45キロ。 3着馬は58〜53キロで、平均56.1キロ。 ちなみに、23年から基礎重量が1キロ増になったので、平均は14〜22年のハンデに1キロプラスして計算しています。 52キロで優勝したのは21年の牝馬ウインキートスで、牡馬に換算すると54キロ。この馬を54キロで考えた時、馬券圏内30頭中、29頭がハンデ54キロ以上。例外は、21年3着アドマイヤアルバの53キロです。 馬券圏内30頭の前走の距離を見てみると、芝2400m以上が23頭、芝2200mが2頭、芝2000mが5頭です。芝2000m未満のレースからの馬券圏内はありません。 また、連対20頭のうち、芝2300〜2600mに勝ちがあったのは16頭。残る4頭も、芝2500mの有馬記念4着馬(14年2着ラブイズブーシェ)、芝2500mの日経賞2着馬(22年優勝ボッケリーニ)、芝2500mのアルゼンチン共和国杯2着馬(22年マイネルウィルトス)、芝2400m時代のOP大阪―ハンブルクC2着馬(25年2着レコンダイト)。この4頭にも芝2400m以上に好走歴がありました。 牝馬は〔112〕。 最後に年齢別で見ていくと、4歳〔322〕、5歳〔152〕、6歳〔432〕、7歳〔203〕、8歳〔001〕。 馬券に絡んだ7、8歳馬の人気は、1、8、8、9、11、13番人気。人気薄のベテランには注意が必要です。
葵S(土曜・京都) 3歳限定の芝1200m戦、GV。 重賞に格上げされたのが18年のこと。中京施行の21、22年を除く、データは過去4回です。 なお、18年は2着同着。従いまして、4年で2着は5頭、3着は3頭となります。 1番人気は〔201〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔000〕。 6番人気以下〔130〕、2ケタ人気馬〔020〕。 馬連3ケタはなく、万馬券もありません。 毎年1、2番人気が連に絡んではいますが、伏兵の台頭にも注意が必要です。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの桜花賞から〔101〕。13着と10着の馬。 GVのファルコンSから〔100〕。9着馬。 アーリントンCから〔010〕。13着馬。 OPの橘Sから〔120〕。1、3着馬と、4番人気13着馬。 マーガレットSから〔111〕。勝ち馬2頭と、5着馬。すべて1番人気に推されていた馬。 1勝クラスから〔011〕。1、2番人気で1着の馬です。 連対9頭中、8頭にOPクラスへの出走歴があり、走ったことがあるなら掲示板必須です。 牝馬は〔321〕。牡馬を上回ります。 実は毎年、前走芝1400m以上のOPクラスで、1秒以上離された馬が連に絡んでいます。今年も探してみてはいかがですか?
 


 
 
Data for Win!……2024.5.16
オークス(日曜・東京)
3歳牝馬3冠レースの2冠目。芝2400m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔620〕、2番人気は〔133〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔044〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
勝ち馬は3番人気まで。
その一方で、現在5年連続で2ケタ人気馬が馬券圏内に。伏兵の台頭にも注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
1冠目のGT桜花賞からが最もよく〔756〕。3着以内が12頭。
3着を外した6頭中、5頭は桜花賞1〜4番人気の馬。例外の1頭は8番人気14着馬ですが、この馬も含め、6頭中5頭が前々走は重賞勝ち、1頭は重賞で1番人気に推されていました。
皐月賞から〔001〕。11着馬。こちらも前々走は重賞勝ち。
2つのTR、まずはGUのフローラSから〔131〕。連対3頭に、1、2番人気で掲示板確保(5着と3着)の馬。
もうひとつ、LのスイートピーSから〔010〕。勝ち馬。
その他、GVのフラワーCから〔010〕。勝ち馬。
Lの忘れな草賞から〔201〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔001〕。芝2200m戦を連勝中の馬でした。
前走が桜花賞以外で連対したのは8頭。そのうち7頭にOPクラスでの勝ちがあり、残る1頭(21年優勝ユーバーレーベン)にはGT阪神JFでの3着がありました。
前走桜花賞以外で3着に来たのは4頭。うち2頭にOPクラスでの勝ちがあり、2頭は芝1800m以上のレースで2勝以上を挙げていました。
連対20頭中、14頭に重賞勝ちがあり、6頭に重賞2着またはOPクラスでの勝ちがありました。
これを3着で見ても、10頭中8頭が満たしています。
また、連対20頭中、15頭に東京芝での勝ち、または東京芝の重賞での2、3着があり、残る5頭は東京芝未出走の関西馬でした。
なお、芝1800m以上のOPクラスに4着以下があった馬の連対はありません。
馬券圏内30頭中、29頭が2勝以上。例外の1頭は前出のユーバーレーベンです。
必須ではありませんが、連対にあるといいのは、
連対率60%以上(18頭)
複勝率80%以上(15頭)
騎手の継続騎乗(15頭)
キャリア2戦の馬の馬券圏内はなく、7戦以上も2着に1頭のみ。3〜6戦で〔10910〕ですから、狙いはこのあたりになりそうです。
逃げ馬の馬券圏内はありません。末脚のしっかりした馬を狙いたいところです。

平安S(土曜・京都) ダート1900m戦、GV。 21、22年は中京での施行。この2年を除く、データは過去8回です。 1番人気は〔400〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔132〕。 6番人気以下〔231〕、2ケタ人気馬〔111〕。 馬連3ケタ2回に、万馬券2本。 8回中7回で1番人気か3番人気が連絡み。一方で、万馬券は2万馬券に5万馬券ですから、大波乱も念頭に置いて臨みたいレースです。 ステップレースを見ていきましょう。 GTのフェブラリーSから〔111〕。人気、着順は不問。 交流GTの東京大賞典から〔100〕。2番人気1着馬。 海外GTのサウジCから〔001〕。6着馬。 交流GUのダイオライト記念から〔210〕。1番人気1着馬。 GVのアンタレスSから〔224〕。掲示板5頭に、3、4、9番人気(6、12、16着)の馬。 マーチSから〔010〕。5着馬。 交流GVのマリーンCから〔011〕。1番人気で連対の馬。 同じく、名古屋大賞典から〔010〕。1番人気1着馬。 OPの仁川Sから〔110〕。勝ち馬と11着馬。 ブリリアントSから〔101〕。1番人気14着馬と5着馬。 馬券圏内24頭すべて、前走はOPクラスから。 また、前走が交流重賞だった馬は、1、2番人気での連対が必須です。 馬券圏内24頭中23頭が、2月以降に少なくとも1走はしていました。 連対16頭すべてにダート1800m以上での勝ちがあり、14頭が重賞勝ち馬。残りの2頭には、ダート2000mでの勝ちがありました。 馬券圏内24頭のうち、2戦続けて掲示板を外していたのは、19年2着モズアトラクションのみ。それでも、この馬の前々走6着は5着とクビ差僅差。近走凡走が続く馬は、軽視してよさそうです。 牝馬は〔011〕。当日3、4番人気の馬でした。 年齢別では、4歳〔421〕、5歳〔423〕、6歳〔021〕、7歳〔022〕、8歳〔001〕。 5歳と4歳が中心のようです。 また、過去の好走馬が複数回の好走を見せるのも特徴のひとつ。 14年勝ったクリノスターオー、翌15年、16年と2着。 16年3着クリソライト、翌17年2着。 19年3着オメガパフューム、翌20年優勝。 今年は昨年の勝ち馬グロリアムンディと、2着馬ハギノアレグリアスが出走を予定しています。 最後に、関西馬が〔888〕と馬券圏内を独占しています。覚えておいて下さい。
 


 
 
Data for Win!……2024.5.9
ヴィクトリアマイル(日曜・東京)
マイル女王決定戦。芝1600m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔436〕、2ケタ人気馬〔132〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
2、3番人気が不振。
2本の万馬券は3万馬券と4万馬券。その時の3連単はそれぞれ、2070万円と91万円。波乱の牝馬GTです。
ステップレースを見ていきましょう。
GTの高松宮記念から〔103〕。人気、着順は不問。
有馬記念から〔100〕。1番人気9着馬。
大阪杯から〔101〕。4着と2着の馬。
ダートのフェブラリーSから〔100〕。3着馬。
マイルCSから〔010〕。3着馬。
GUの阪神牝馬Sですが、芝1400mだった14年から〔100〕。11着馬。
芝1600mになってから〔334〕。掲示板9頭に、3番人気9着馬。
GU時代の産経大阪杯から〔011〕。7着と3着の馬。
GVの中山牝馬Sから〔110〕。1番人気7着馬と7番人気1着馬。
福島牝馬Sから〔011〕。4着と5着の馬。
京都牝馬Sから〔010〕。勝ち馬。
ダービー卿CTから〔010〕。2着馬。
東京新聞杯から〔010〕。2着馬。
海外GVの1351ターフスプリントから〔100〕。10着馬です。
馬券圏内30頭すべて、前走では重賞を走っていました。
また、前走国内の重賞出走馬が29頭。そのうち、人気または着順が“5”以内だった馬が28頭です。
加えて、ここが今年初のレースだったのは、20年に勝ったアーモンドアイと23年2着のソダシのみ。どちらもGT馬でした。
距離実績で見ると、連対20頭中、19頭に芝1600mでの勝ちがあり、例外の1頭は15年優勝のストレイトガール。この馬、14年のこのレースで3着だった馬です。
重賞実績で見ると、連対20頭中、18頭に重賞勝ちがあり、そのうち芝1600mの重賞勝ち馬は13頭。重賞勝ちがなかった2頭にも、重賞の2着、3着がありました。
コース実績では、連対20頭中、17頭に東京芝での勝ち、または東京芝の重賞での2、3着がありました。
連対20頭中、前走で3着以内だった馬が10頭。残る10頭中、9頭はこれまでにGT3着以内があるか、前々走で重賞連対の馬。例外の1頭は、前々走7着、前走4着から2着に来た17年のデンコウアンジュ。前走馬券圏外から巻き返すための条件は、このあたりにありそうです。
ちなみに、前走1着馬の優勝はありません。
年齢別で見ると、4歳〔363〕、5歳〔536〕、6歳〔111〕、7歳〔100〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
このGT、勝ち馬を出す枠に偏りがあり、優勝馬は4〜6番枠と12〜14番枠の6つに限られてきました。
その間に挟まれた枠も含む4〜14番枠で〔1072〕。特に連対馬はこのあたりからとなりますか。
覚えておくとよさそうです。

京王杯スプリングC(土曜・東京) 芝1400m戦、GU。 過去10年、1番人気は〔300〕、2番人気は〔333〕、3番人気は〔101〕。 6番人気以下〔164〕、2ケタ人気馬〔120〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券1本。 実は1000円台も1回だけ。10回中8回で1、2番人気が連絡み。残る2回も3、4番人気が連に絡んでいます。ただし、相手に人気薄が多く、ヒモ荒れに注意が必要です。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの高松宮記念からが最もよく〔633〕。3着が1頭で、残る11頭はすべて馬券圏外だった馬。 GUのマイラーズCから〔012〕。人気、着順は不問。 阪神Cから〔001〕。勝ち馬。 GVのダービー卿CTから〔222〕。3着以内4頭に、1番人気7着馬と10番人気10着馬。 東京新聞杯から〔121〕。掲示板確保の馬。 京都牝馬Sから〔020〕。共に2着馬。 OPから〔101〕。5着と6着の馬。 馬券圏内30頭すべて、前走ではOPクラスを走っていました。 勝ち馬10頭中、6頭が芝1200mのGT高松宮記念から。残る4頭はすべて芝1600m戦からです。 これを馬券圏内30頭で見ても、芝1200mからの馬は高松宮記念組のみ。前走が芝1400mだった馬は2着まで。 スタミナも必要な東京の芝1400m戦らしいデータかと思います。 また、勝ち馬10頭中、7頭に重賞勝ちがあり、例外の3頭のうち、16年のサトノアラジンには重賞2着が2回ありました。 残る2頭は、18年のムーンクエイクと、23年のレッドモンレーヴ。この2頭には、前々走で3勝クラスを勝ち上がり、芝1400mは初めてという共通点がありました。 牝馬は〔120〕。 年齢別では、4歳〔415〕、5歳〔344〕、6歳〔131〕、7歳〔110〕、8歳〔110〕。 7歳で連対の2頭は5、7番人気。8歳で連対の2頭は10、11番人気。 人気薄のベテランに注意が必要です。
 


 
 
Data for Win!……2024.5.1
NHKマイルC(日曜・東京)
3歳マイル王決定戦。芝1600m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔211〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔357〕、2ケタ人気馬〔033〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券4本。
22年は4、3、18番人気の1〜3着で、3連単153万馬券!
毎年1〜3番人気が馬券圏内にいる一方で、6番人気以下の伏兵が15頭と馬券圏内の半分を占めている、波乱のGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは2つのTRから。
GUのニュージーランドTから〔222〕。3着以内5頭に、5着馬。
GVのアーリントンCから〔205〕。3着以内6頭に、11着馬。
その他、GTの桜花賞から〔220〕。掲示板3頭に、15着馬。
皐月賞から〔211〕。人気、着順は不問。
GUの弥生賞から〔100〕。2着馬。
スプリングSから〔001〕。7着馬。
GVのファルコンSから〔101〕。共に2着馬。
毎日杯から〔020〕。2着と4着の馬。
フラワーCから〔010〕。勝ち馬。
OPの橘Sから〔010〕。勝ち馬。
アネモネSから〔010〕。4着馬。
馬券圏内30頭、すべて前走はOPクラスから。ただし、勝ち馬10頭はすべて重賞からです。
また、27頭が芝1600m以上から。3頭が芝1400mから。
さらに、馬券圏内30頭すべて、3月以降に少なくとも1走はしていました。
連対20頭中、13頭に芝1600mの重賞3着以内、または芝1600mのOPクラス勝ちがあり、残る7頭は芝1800m以上の重賞の連対馬か、芝1400m以下のOPクラス勝ち馬。
また、連対20頭中、19頭がここまで連対率50%以上の馬。
さらに、連対20頭中15頭が新馬戦で勝ち上がっており、年明けデビューなら、ここまで全勝、かつ重賞勝ち必須です。
枠順で見ると、勝ち馬10頭中、8頭が2ケタ馬番の馬。残る2頭は4番枠と7番枠の馬でした。
牝馬は〔251〕。連対率は牡馬を上回ります。
脚質的には、差し、追い込みがいいのですが、逃げ馬も〔211〕。展開をしっかり読む必要がありそうです。

新潟大賞典(日曜・新潟) 芝2000mのハンデ戦、GV。 過去10年、1番人気は〔023〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔320〕。 6番人気以下〔446〕、2ケタ人気馬〔223〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券3本。 1番人気は06年以降の17年、2番人気は11年以降の12年勝ちがない、波乱のハンデ重賞です。 ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。 GUの金鯱賞から〔110〕。 中山記念から〔020〕。 日経新春杯から〔003〕。 その他、GTのジャパンC、ダートGTのフェブラリーS、GVの小倉大賞典から勝ち馬が。 GTの有馬記念、GUのAJCC、GVの函館記念から2着馬が。 GUの日経賞、GVの東京新聞杯から3着馬が出ています。 重賞組は人気、着順不問です。 OPの福島民報杯から〔203〕。3着以内4頭に、8着馬。 大阪城Sから〔100〕。4着馬。 大阪―ハンブルクCから〔010〕。2着馬。 3勝クラスから〔232〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。 トップハンデは10年で19頭いて〔331〕。 勝ち馬のハンデは59〜54キロで、平均すると57キロ。 2着馬は57.5〜54キロで、平均57.1キロ。 3着馬は57〜54キロで、平均56.3キロ。 ちなみに、23年から基礎重量が1キロ増になったので、平均を算出する時のみ、14〜22年のハンデに1キロずつを加えています。 54キロ未満の馬の馬券圏内はありません。 連対20頭すべてに、芝1800m以上での勝ちがありました。 また、連対20頭すべてに、芝2000mの勝ち、または芝2000mのOPクラスでの掲示板がありました。 牝馬は〔000〕。 最後に年齢別で見ておくと、4歳〔253〕、5歳〔212〕、6歳〔125〕、7歳〔420〕、8歳〔100〕。 7歳馬が最も好成績。さらに、7、8歳で馬券に絡んだ7頭の人気は、5、5、5、7、9、10、13番人気。人気薄のベテランに注意が必要です。 ちなみに、5番人気の7歳馬が3勝を挙げています。迷った時の参考までに。
京都新聞杯(土曜・京都) 3歳馬による芝外回り2200m戦、GU。 ダービーへの“東上最終切符”を賭けた1戦です。 21、22年は阪神での施行。データは京都で行われた過去8回です。 1番人気は〔220〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔110〕。 6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔110〕。 馬連3ケタ2回に、万馬券1本。 6番人気以下の伏兵が馬券に絡まなかったのは、20年のみ。波乱含みの3歳重賞です。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの皐月賞から〔100〕。10着馬。 GUのスプリングSから〔011〕。7着と4着の馬。 GVの毎日杯から〔102〕。勝ち馬と、4、7着馬。 共同通信杯から〔100〕。10着馬。 きさらぎ賞から〔001〕。3着馬。 OPの若葉Sから〔010〕。4着馬。 すみれSから〔001〕。5着馬。 最もいいのが1勝クラスからで〔563〕。勝ち馬8頭、2着馬3頭に、4、6、7着馬です。 馬券圏内24頭の前走距離を見ると、2000m以上が14頭、1800mが8頭、1600mが2頭。前走は芝1800m以上が望ましいようです。 また、前走皐月賞の1頭を除く、馬券圏内23頭の人気と着順を見ると、どちらかが“5”以内。加えて、2戦連続で連対を外していたのは1頭のみ。その馬(18年1着ステイフーリッシュ)も前々走は重賞3着でした。近走好調の波は必須のようです。 連対16頭中、10頭に芝2000m以上での勝ち、または同距離OPクラスでの3着以内があり、残りの6頭には芝1800mでの連対歴がありました。 また、連対16頭中、15頭にOPクラス3着以内、または1勝クラスでの連対歴がありました。例外もありますが、このあたりが取捨選択のボーダーラインになりそうです。 キャリア2戦以下の馬は3着に1頭のみ、逆に9戦以上の馬の馬券圏内はありません。
 


 
 
Data for Win!……2024.4.26
天皇賞・春(日曜・京都)
古馬最高峰のレース。芝3200m戦、GT。
21、22年は阪神での施行。従いまして、データは京都で行われた、過去8回です。
1番人気は〔310〕、2番人気は〔401〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔044〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
1、2番人気で7勝。残る1勝も4番人気の馬。勝ち馬は人気サイドの馬となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
GTの大阪杯から〔110〕。勝ち馬と4番人気13着馬。
有馬記念から〔100〕。4着馬。
GUの阪神大賞典から〔334〕。3着以内7頭に、4、5、6着馬。
日経賞から〔122〕。3着以内4頭に、2番人気5着馬。
AJCCから〔100〕。2着馬。
GU時代の産経大阪杯から〔100〕。2着馬。
日経新春杯から〔010〕。勝ち馬。
京都記念から〔001〕。4着馬。
GVのダイヤモンドSから〔010〕。勝ち馬。
海外GVのレッドシーターフHから〔001〕。勝ち馬。
馬券圏内の24頭すべて、前走は重賞を走っており、GT、GUからが22頭を占めています。
また、前走で掲示板を外していたのは2頭。その2頭は、前走GTで5番人気、GUで4番人気に推されていた馬です。
連対16頭すべてに、GTまたはGUでの勝ちがありました。
また、連対16頭中、13頭に芝3000m以上のGT3着以内があり、残る3頭にはGTまたはGU勝ちに加え、前走重賞3着以内の勢いがありました。
さらに、連対16頭すべてに、芝3000m以上のレースへの出走歴がありました。
牝馬は〔000〕。53年のレダ以降、牝馬の優勝はありません。
年齢別では、4歳〔313〕、5歳〔420〕、6歳〔142〕、7歳〔003〕、8歳〔010〕。
7、8歳で馬券に絡んだ4頭は、6、8、10、13番人気。人気薄のベテランには注意が必要です。
最後に枠順ですが、15番より外は3着まで。極端な外枠は不安材料になるかもしれません。

青葉賞(土曜・東京) 3歳馬によるダービーTR。芝2400m戦、GU。 上位2着までの馬に、優先出走権が与えられます。 過去10年、1番人気は〔333〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔201〕。 6番人気以下〔214〕、2ケタ人気馬〔101〕。 馬連3ケタ2回に、万馬券1本。 1番人気の複勝率は90%となっています。 ステップレースを見ていきましょう。 GUの弥生賞から〔110〕。3着馬と4着馬。 スプリングSから〔100〕。4番人気7着馬。 GVの京都2歳Sから〔100〕。勝ち馬。 共同通信杯から〔011〕。3着馬と4着馬。 京成杯から〔010〕。2着馬。 OPの若葉Sから〔011〕。4着馬と3着馬。 すみれSから〔001〕。2番人気7着馬。 1勝クラスから〔667〕。勝ち馬17頭に、2着と3着の馬が1頭ずつ。 未勝利勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬です。 クラスに関わらず、前走4着以内が28頭。 残る2頭は、14年3着のヤマノウィザードで、すみれS2番人気7着から。勝ち馬との差は0秒9。 18年の優勝馬ゴーフォーザサミットは、スプリングS4番人気7着からで、勝ち馬との差は0秒7。 OPクラスで掲示板を外していたなら、4番人気以内で、勝ち馬から1秒離されていないこと。これが巻き返しの条件かもしれません。 連対20頭中、19頭に芝2000m以上での勝ちがあり、例外の1頭には芝1800mでの勝ちに加え、芝2000mの重賞での4着がありました。 キャリア2戦以下の馬は3着まで。逆に、8戦以上の馬の馬券圏内はありません。 さて、最も多い19頭を馬券圏内に送り込んでいる、前走1勝クラス組ですが、その距離を見てみると、芝2200m以上が17頭。残る2頭は、芝2000mと芝1600m。この2頭は、青葉賞3着ですから、前走1勝クラスから権利を取ったのは、芝2200m以上のレースで3着以内だった馬。覚えておくといいかもしれません。
 


 
 
Data for Win!……2024.4.18
フローラS(日曜・東京)
3歳牝馬によるオークスTR。芝2000m戦、GU。上位2着までの馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔120〕、2番人気は〔132〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔244〕、2ケタ人気馬〔132〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱のTRです。
ステップレースを見ていきましょう。
GTの桜花賞から〔010〕。6着馬。
GVのフラワーCから〔224〕。掲示板7頭に、6着馬。
フェアリーSから〔100〕。2番人気10着馬。
クイーンCから〔021〕。人気、着順は不問。
OPのアネモネSから〔100〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔633〕。連対10頭に、4着と8着の馬。
未勝利勝ちから〔022〕。1番人気で勝ち上がった馬が3頭に、6番人気だった馬が1頭。
1勝クラスから連対した10頭中9頭は連対馬、1頭は2番人気4着馬。未勝利勝ちからの連対2頭は1番人気で勝ち上がった馬。この2つのステップで、連対の半数以上の11頭ですから、OP実績は問わないということでしょう。
連対20頭中、18頭に芝1800m以上の出走歴があり、そのうち15頭が勝利を収め、3頭は掲示板を確保していました。残る2頭は、ここが初の芝1800m以上(芝2000m)でしたが、芝1600mに勝ちがあった馬です。
キャリア1戦の馬は3着まで。新馬戦ではなく、未勝利戦で前走デビューの馬です。
勝ち馬10頭中、8頭までもが7番枠より内の馬。残る2頭は15番と18番の馬。2着も7頭が7番枠より内の馬です。
外枠が絶対にダメというわけではありませんが、東京の芝2000m戦は、外枠不利を頭の中に置いておきたいレースです。

マイラーズC(日曜・京都) 芝1600m戦、GU。 阪神で行われた21、22年を除く、データは過去8回で見ていきたいと思います。 1番人気は〔322〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔201〕。6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬〔001〕。 馬連3ケタ2回に、万馬券1本。 8回中、7回で1〜3番人気が連絡み。例外の1回も1番人気が3着ですから、広義の意味での軸は人気馬でよさそうです。 ステップレースを見ていきましょう。 まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。 GTのマイルCSから〔002〕。 GUの阪神Cから〔200〕。 中山記念から〔200〕。 GVの阪急杯から〔020〕。 東京新聞杯から〔013〕。 その他、GUの金鯱賞から勝ち馬が。 GUのスワンS、AJCCから2着馬が。 海外GTの香港マイル、GVのダービー卿CT、京都金杯から3着馬が出ています。 重賞組で掲示板をハズしていたのは5頭。そのうち前走5番人気以内だった馬が3頭です。 OPから〔230〕。勝ち馬3頭に、1番人気5着馬と5番人気12着馬。 馬券圏内24頭すべて、前走はOPクラスの芝1400m以上のレースを走っていました。 連対16頭中、12頭に芝1600mの重賞3着以内、または芝1600mのOPでの連対歴があり、残る4頭には距離にかかわらず重賞の3着以内がありました。OP実績は重要です。 牝馬は〔000〕。 最後に年齢別で見ると、4歳〔332〕、5歳〔414〕、6歳〔111〕、7歳〔011〕、8歳〔020〕。 5歳と4歳の2世代がいいようです。
福島牝馬S(土曜・福島) 牝馬限定の芝1800m戦、GV。 新潟で行われた21年を除く、データは過去9回です。 1番人気は〔031〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔400〕。 6番人気以下〔334〕、2ケタ人気馬〔114〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券2本。 1、2番人気に勝ちがない、波乱の牝馬重賞です。 ステップレースを見ていきましょう。 最も好相性なのが、GVの中山牝馬S組で〔552〕。掲示板9頭に、6、7、8着馬が1頭ずつ。 次が、同じGVの愛知杯組で〔301〕。人気、着順は不問です。 他に、GUの阪神牝馬Sから〔001〕。11着馬。 GVの新潟大賞典から〔100〕。5着馬。 京都牝馬Sから〔001〕。9着馬。 OPから〔012〕。3、4、12着の馬。 3勝クラスから〔022〕。人気、着順は不問。 2勝クラスから〔010〕。こちらは勝ち馬でした。 連対18頭中、16頭に芝1800mでの勝ち、または芝1800mの重賞3着以内がありました。残る2頭のうち、1頭は前走芝1800mの中山牝馬Sで0秒2差の6着だった17年の勝ち馬ウキヨノカゼ。1頭はここが初の芝1800m戦ながら、芝2000mで4勝を挙げていた23年の2着馬ビッグリボンです。 また、連対18頭中、14頭に重賞4着以内があり、残る4頭にもOPクラスでの掲示板がありました。 15年2着のリラヴァティは2勝クラス勝ちから挑んだ馬でしたが、過去に重賞3着が3回もあった馬。 さらに、3勝クラスから連対の2頭も、さかのぼればOPクラスでの掲示板がありました。 OP実績も重要ということでしょう。 年齢別では、4歳〔241〕、5歳〔454〕、6歳〔204〕、7歳〔100〕。 5歳馬が中心のようです。 12月の施行時も含め、前々走で愛知杯を走っていた馬が〔212〕。前走と合わせると〔513〕。 中山牝馬Sと愛知杯。この2つのレースの出走馬がカギを握るレースと言えそうです。
 


 
 
Data for Win!……2024.4.11
皐月賞(日曜・中山)
3歳クラシック第1弾。芝2000m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔213〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔325〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
残る5回も、3000〜8000円台ですから、波乱含みのGTと言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは3つのTRから。
GUのスプリングSから〔112〕。連対馬。
弥生賞から〔052〕。4着以内の馬。
OP(L)の若葉Sから〔011〕。連対馬。
その他、GTのホープフルSから〔200〕。勝ち馬。
朝日杯FSから〔010〕。勝ち馬。
GUの東京スポーツ杯2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
GVの共同通信杯から〔503〕。連対7頭に、1番人気5着馬。
京成杯から〔101〕。勝ち馬。
毎日杯から〔100〕。勝ち馬。
アーリントンCから〔010〕。勝ち馬。
きさらぎ賞から〔001〕。勝ち馬。
馬券圏内30頭すべて、前走掲示板確保の馬。
中でも、前走で連を外していたのは3頭のみ。弥生賞(3、4着)以外では、21年3着ステラヴェローチェ(共同通信杯1番人気5着)だけです。
また、馬券圏内30頭のうち、前走3番人気以内に推されていた馬が23頭。残る7頭のうち、弥生賞は5番人気まで。弥生賞以外なら、1着で人気は不問となります。
連対20頭中、16頭に重賞勝ちがあり、2頭に重賞2着が。残る2頭にもOP勝ちがありました。OP実績は必須です。
また、連対20頭中、19頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、例外の1頭はここまで芝1600mで3戦3勝、GT朝日杯FSを含む重賞2勝の馬でした。これを3着で見ても、芝1800m、2000mに勝ちがなかったのは2頭だけです。
さらに、連対20頭すべてが2勝以上の馬。3着で見ても、1勝馬は1頭のみです。
加えて、連対20頭中、19頭がここまで掲示板を外したことのなかった馬です。
キャリア6戦以上の馬は、3着に1頭のみ。
キャリア3〜5戦で〔999〕。勝ち馬で見れば、3、4戦の馬で8勝です。
近5年は非TR組が優勝しています。
牝馬は〔000〕。
今年はレガレイラが出走予定。1947年トキツカゼ、48年ヒデヒカリ以来、76年ぶり3頭目の牝馬の皐月賞制覇なるか?注目です。

アンタレスS(日曜・阪神) ダート2000m戦、GV。 過去10年、1番人気は〔421〕、2番人気は〔223〕、3番人気は〔221〕。 6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔001〕。 馬連3ケタ3回に、万馬券なし。 毎年1〜3番人気の馬が連に絡んでいます。 ステップレースを見ていきましょう。 GTのチャンピオンズCから〔100〕。8着馬。 交流GTの東京大賞典から〔100〕。勝ち馬。 フェブラリーSから〔010〕。3着馬。 交流GUのダイオライト記念から〔121〕。連対馬。 東海Sから〔102〕。人気、着順は不問。 交流GVの名古屋大賞典から〔331〕。4着以内の馬。 平安Sから〔100〕。勝ち馬。 マーチSから〔023〕。4着以内の馬。 OPの名古屋城Sから〔121〕。3着以内の馬。 OPの仁川Sから〔100〕。勝ち馬。 総武Sから〔001〕。13着馬。 3勝クラスから〔001〕。勝ち馬です。 連対20頭中、17頭に重賞3着以内があり、残る3頭にもOP勝ちがありました。 また、連対20頭中、17頭にダート1800m以上のOPクラス勝ちがあり、残る3頭にも同距離重賞の2、3着がありました。 牝馬は〔000〕。 年齢別では、4歳〔142〕、5歳〔522〕、6歳〔225〕、7歳〔121〕、8歳〔100〕。 6歳以上の馬で連対したのは8頭。この8頭すべて、前走も重賞で連に絡んでいた馬です。馬券のヒントになるかもしれません。
アーリントンC(土曜・阪神) 3歳馬によるNHKマイルCのTR。芝外回り1600m戦、GV。上位3着までの馬に優先出走権が与えられます。 4月の施行になったのが18年のこと。従いまして、データは過去6年です。 1番人気は〔400〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔010〕。 6番人気以下〔132〕、2ケタ人気馬〔111〕。 馬連3ケタはなく、万馬券1本。 19年は12、7、11番人気の1〜3着で、3連単は136万馬券になっています。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの朝日杯FSから〔400〕。人気、着順は不問。 GUのフィリーズレビューから〔100〕。4着馬。 弥生賞から〔010〕。7着馬。 京王杯2歳Sから〔001〕。勝ち馬。 GVの共同通信杯から〔100〕。7着馬。 京成杯から〔010〕。11着馬。 ファルコンSから〔010〕。2着馬。 シンザン記念から〔001〕。2着馬。 1勝クラスから〔023〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。 未勝利勝ちから〔011〕。同じ阪神の外回りの芝を、1番人気で勝ち上がった馬です。 前走芝1200m戦からの馬券圏内はありません。 勝ち馬6頭は、すべて前走重賞出走馬。2、3着は前走重賞以外なら勝ち必須です。 馬券圏内18頭中、10頭に芝1600mでの勝ちがあり、6頭には芝1400mでの勝ちがありました。残る2頭は、芝1800mに勝ちがある馬と、芝1400mの重賞に0秒1差の4着があった馬です。芝1600m以上に勝ちがなかった7頭のうち、4頭には芝1600mの重賞3着以内があり、3頭はここが初の芝1600m戦だった馬です。 連対12頭中、11頭に1勝クラスでの勝ち、またはOPクラス3着以内の実績がありました。例外の1頭は、未勝利を勝ち上がったばかりだった、21年2着のリッケンバッカーです。 牝馬は〔110〕。 キャリア2戦以下の馬の馬券圏内はなく、6戦以上は2着まで。 勝ち馬は、キャリア3〜5戦の前走重賞出走馬に限られていますが、今年は果たして?
 


 
 
Data for Win!……2024.4.5
桜花賞(日曜・阪神)
3歳牝馬クラシックの第1弾。芝1600m戦、GT。
過去10年、1番人気は〔231〕、2番人気は〔420〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔235〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
1〜3番人気が連に絡まなかったのは15年だけ。軸は人気馬でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは3つのTRから。
GU(GV時代も含む)のチューリップ賞から〔386〕。連対11頭は、3着以内または3番人気までに推された馬。3着6頭は5番人気までで、着順は不問です。ちなみに、チューリップ賞組が馬券に絡まなかったのは21年だけです。
同じく、フィリーズレビューから〔102〕。3頭共、1番人気2着馬。
OP(L)のアネモネSから〔000〕。このTRからの馬券圏内はありません。
その他、GTの阪神JFから〔220〕。連対馬。
朝日杯FSから〔100〕。3着馬。
GVのクイーンCから〔101〕。連対馬。
シンザン記念から〔100〕。勝ち馬。
フェアリーSから〔001〕。勝ち馬。
OP(L)のエルフィンSから〔100〕。勝ち馬。
馬券圏内30頭のうち、前走がチューリップ賞と朝日杯FS以外なら、連対必須。前走4着以下から巻き返した4頭は、すべて前走チューリップ賞組でした。
また、前走が芝1600m未満だったのはフィリーズレビュー(芝1400m)からの3頭だけで、3頭共、阪神JFでは掲示板確保の馬。マイル実績は重要なようです。
前走人気を見てみると、1番人気15頭、2番人気6頭、3番人気3頭、4番人気3頭、5番人気2頭、6番人気1頭。前走人気にも注意する必要がありそうです。
連対20頭すべてに、重賞連対歴かOPクラスの勝ちがありました。
また、連対20頭すべてがデビュー2戦目までに勝ち上がっていました。
さらに、連対20頭すべてに芝1600mでの勝ちか、芝1600mの重賞3着以内がありました。
連対20頭中、16頭に阪神芝1600mの重賞3着以内があり、残る4頭には、他場の重賞連対歴かエルフィンS勝ちがありました。
キャリア7戦以上の馬の馬券圏内はなく、3〜5戦で〔8108〕。狙いはこのあたりでしょうか。
勝ち馬10頭の馬体重に着目すると、10頭すべてが前走時460キロ以上、当日462キロ以上。ある程度の馬格は欲しいところ。ただし、2、3着には小柄な馬も来ています。
枠順では、6〜13番枠の馬で〔762〕。真ん中あたりがよさそうです。
先行馬と、差し・追い込み馬の組み合わせが多いレース。展開をしっかり読む必要がありそうです。

ニュージーランドT(土曜・中山) 3歳馬によるNHKマイルCのTR。3着までの馬に優先出走権が与えられます。 過去10年、1番人気は〔130〕、2番人気は〔502〕、3番人気は〔120〕。 6番人気以下〔227〕、2ケタ人気馬〔112〕。 馬連3ケタ3回に、万馬券2本。 10年のうち、9回で1〜3番人気が連に絡む一方、9回で6番人気以下の伏兵が馬券圏内に。人気馬と穴馬の組み合わせだとデータは語ります。 ステップレースを見ていきましょう。 まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。 GUの弥生賞から〔011〕。 GVのファルコンSから〔313〕。 アーリントンCから〔101〕。 京成杯から〔002〕。 その他、GVのきさらぎ賞から勝ち馬が。 GUのチューリップ賞、GVの共同通信杯、シンザン記念、フラワーC、クイーンCから2着馬が出ています。 重賞組の人気、着順は不問です。 OPのマーガレットSから〔100〕。勝ち馬。 アネモネSから〔001〕。4着馬。 1勝クラスから〔332〕。勝ち馬6頭に、2着馬と1番人気5着馬。 未勝利勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬です。 連対20頭中、17頭が前走3着以内または3番人気までに推された馬。残る3頭は重賞で4、5番人気の馬でした。 連対20頭中、15頭が2勝以上を挙げており、3頭に重賞連対歴がある一方、OPクラスに勝ちがあったのはわずかに5頭です。 牝馬は〔032〕。2着まで。 キャリアは不問です。 難解なTR。秘めた素質と勢いがモノを言いそうなレースです。
阪神牝馬S(土曜・阪神) 牝馬限定の芝1600m戦、GU。 芝1400mから距離が1F延長されたのが16年のこと。従いまして、データは過去8年です。 1番人気は〔221〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔010〕。 6番人気以下〔244〕、2ケタ人気馬〔031〕。 馬連3ケタ3回に、万馬券4本。 近5年連続で、8番人気以下の馬が馬券圏内に来ています。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの有馬記念から〔110〕。5着馬と15着馬。 ジャパンCから〔010〕。8着馬。 GVの京都牝馬Sから〔222〕。3着以内4頭に、6着と15着の馬。 東京新聞杯から〔101〕。勝ち馬。 中山牝馬Sから〔100〕。2番人気14着馬。 愛知杯から〔022〕。人気着順は不問。 京都金杯から〔001〕。3着馬。 OPの洛陽Sから〔100〕。2番人気11着馬。 北九州短距離Sから〔100〕。3番人気13着馬。 3勝クラスから〔122〕。こちらはすべて勝ち馬です。 連対16頭中、前走がGTだった3頭を除く13頭は、すべて3着以内または5番人気までに推されていた馬。前走で人気を裏切った馬の巻き返しが目立ちます。該当する馬には、注意が必要です。 また、連対16頭中、9頭に重賞勝ちがあり、5頭に重賞2、3着かOPクラスでの勝ちがありました。残る2頭は、近2走のいずれかで3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬です。 さらに、連対16頭中、12に芝1600mでの勝ちがあり、1頭には芝1600mの重賞2着がありました。残る3頭はここが初めての芝1600m戦だった馬です。 年齢別では、4歳〔463〕、5歳〔322〕、6歳〔103〕。 馬券に絡んだのは3世代のみ。それも若い順にいいようです。
 


 
 
Data for Win!……2024.3.28
大阪杯(日曜・阪神)
芝内回りの2000m戦、GT。
GTに格上げされたのが17年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔212〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
毎年1〜3番人気が馬券圏内に来ている一方で、6番人気以下の伏兵が馬券に絡まなかったのは、20年のみ。ひと捻り必要なGTです。
ステップレースを見ていきましょう。
GTの有馬記念から〔110〕。2着と5着の馬。
秋華賞から〔010〕。3着馬。
ジャパンCから〔001〕。2着馬。
海外GTの香港Cから〔100〕。2番人気7着馬。
GUの金鯱賞から〔321〕。掲示板5頭に、3番人気6着馬。
中山記念から〔112〕。掲示板3頭に、2番人気11着馬。
京都記念から〔021〕。連対2頭に、5番人気8着馬。
神戸新聞杯から〔001〕。勝ち馬。
GVのチャレンジCから〔100〕。勝ち馬。
小倉大賞典から〔001〕。勝ち馬です。
馬券圏内21頭すべて、前走は重賞でした。
そこで1〜3番人気に推されていた馬が19頭。残る2頭も4、5番人気。人気と着順が、どちらも“6”以上の数字だった馬の馬券圏内はありません。
馬券圏内21頭中、20頭に重賞勝ちがあり、残りの1頭にも重賞2着がありました。
また、12頭に芝2000mのGT3着以内があり、8頭に芝1800〜2200mの重賞勝ちが、残る1頭には芝2000mのGU勝ちがありました。
連対14頭で見ても、GT勝ちが8頭に、GTに2、3着のある馬が3頭。残る3頭は、5連勝でGVを勝って臨んだ21年の勝ち馬レイパパレ、GUに2着がある22年の勝ち馬ポタジェ、GU2勝を含め芝2000mで7勝を挙げていた23年の勝ち馬ジャックドール。重賞実績のハードルは高めに設定してよさそうです。
加えて、阪神芝での重賞に3着以内を持つ馬が11頭、残りの3頭には阪神芝2000mでの勝ちがありました。
ちなみに、近3年の勝ち馬はGT実績がありませんでしたが、阪神芝2000mでの勝ちがありました。
コース実績も重要なポイントになりそうです。
牝馬は〔230〕。当日4番人気までに推されていた馬。現在、4年連続連対中です。
年齢別で見ておくと、4歳〔235〕、5歳〔532〕、6歳〔010〕。
馬券圏内のほとんどを4、5歳馬が占め、6歳馬は2着に1頭だけ。7歳以上の馬の馬券圏内はありません。
関西馬が〔766〕、関東馬は〔011〕。阪神実績が影響しているのか、関西馬が関東馬を圧倒しています。
ちなみに、関東馬で馬券に絡んだ2頭は、共に当日1番人気に推された馬でした。
枠順ですが、勝ち馬7頭中、6頭までもが1ケタ馬番の馬。内枠有利は頭の中に置いておきたいところ。
また、勝ち馬7頭すべてが、4コーナー5番手までの馬。逃げ、先行有利を覚えておきましょう。

ダービー卿CT(土曜・中山) 芝1600mのハンデ戦、GV。 過去10年、1番人気は〔111〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔210〕。 6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔120〕。 馬連3ケタはなく、万馬券2本。 波乱のハンデ重賞です。 ステップレースは実に様々。複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞は1つだけ。 GVの東京新聞杯から〔222〕。 その他、GVの阪急杯、京都牝馬Sから勝ち馬が。 GUの中山記念、阪神C、GVのターコイズSから2着馬が。 海外GTの香港C、GVの小倉大賞典から3着馬が出ています。 重賞組の人気、着順は不問です。 OPの東風Sから〔233〕。4着以内6頭に、3番人気に推されていた馬が2頭。 洛陽Sから〔011〕。4着と2着の馬。 ニューイヤーSから〔001〕。2着馬。 実は、3勝クラス勝ち馬の〔411〕が最も好成績。1、2番人気で勝ち上がった馬です。 前走OPと3勝クラスを合わせて〔656〕。馬券のヒントはここにあるかもしれません。 馬券圏内30頭中、前走が国内のレースだった馬が29頭。その距離を見てみると、芝1600mが〔688〕、芝1400mが〔310〕、芝1200mが〔111〕。 芝1600mからが22頭と圧倒的に多く、20年から4年連続で馬券圏内を独占中です。 トップハンデは10年で14頭いて〔110〕。 勝ち馬のハンデは57.5〜53キロで、平均すると56.15キロ。 2着馬は58〜54キロで、平均56.5キロ。 3着馬は57〜54キロで、平均56.6キロ。 23年に基礎重量が1キロ増になったので、平均のみ、14〜22年のハンデに1キロ加えて計算しています。 53キロで勝った馬が2頭いますが、どちらも牝馬で、牡馬に換算すれば55キロ。54キロでの優勝はないので、勝ち馬は55キロ(牝馬は53キロ)以上の馬だと、データは語ります。今年で言えば、牡馬56キロ以上、牝馬54キロ以上になります。 また、馬券圏内30頭すべて、牡馬54キロ以上、牝馬53キロ以上ですから、今年で言えば、牡馬55キロ以上、牝馬54キロ以上となります。 連対20頭中、17頭に芝1600mでの勝ちがあり、1頭に芝1600mの重賞での2着が。残る2頭も、芝1600mは2着までですが、芝1400mの重賞に勝ちがありました。 また、前走で3勝クラスを勝ち上がった5頭を除く、連対15頭中、14頭に重賞3着以内またはOPクラスでの勝ちがありました。例外は22年2着のフォルコメン。この馬は芝1600m4勝のマイル巧者でした。 勝ち馬10頭に絞って見てみると、芝1600mの重賞に連対歴のある馬が4頭、芝1600mのOP勝ちが1頭、芝1800mのOP勝ちが1頭、あとの4頭は3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬です。 牝馬は〔210〕。当日5番人気までの馬。 年齢別では、4歳〔431〕、5歳〔538〕、6歳〔040〕、7歳〔001〕、8歳〔100〕。 5歳と4歳の2世代が中心のよう。 最後に枠順ですが、勝ち馬10頭すべてが、10番枠より内の馬。中山芝1600m戦は外枠に厳しい舞台。それを裏付けるかのようなデータになっています。
 


 
 
Data for Win!……2024.3.19
高松宮記念(日曜・中京)
2024年、JRA最初の芝のGT。芝1200m戦。
過去10年、1番人気は〔112〕、2番人気は〔240〕、3番人気は〔213〕。
6番人気以下〔334〕、2ケタ人気馬〔114〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
16年を最後に、1番人気は7連敗中。
近年、波乱の度合いは高まっていて、22年は8、5、17番人気の1〜3着。3連単は278万馬券となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性のレースは3つのGV。
シルクロードSから〔521〕。掲示板7頭に、5番人気15着馬。
阪急杯から〔223〕。4着以内6頭に、1番人気7着馬。
オーシャンSから〔124〕。掲示板6頭に、9番人気6着馬。
その他、海外GTの香港スプリントから〔101〕。勝ち馬と3番人気12着馬。
ダートGTのフェブラリーSから〔010〕。5着馬。
GUの阪神Cから〔011〕。勝ち馬と5番人気8着馬。
GVの京都牝馬Sから〔020〕。勝ち馬。
また、外国馬の〔100〕というのもあります。
国内のレースからなら、勝ち馬はシルクロードS、阪急杯、オーシャンSからのみ。そのレースでの、連対または1、2番人気が必須です。
この3つのレースから〔868〕。馬券圏内30頭のうち、22頭を占めています。
前走の距離を見ると、外国馬も含めた馬券圏内30頭中、29頭が芝1200m(18頭)か芝1400m(11頭)。唯一の例外は、ダート1600mのフェブラリーSから2着になった17年のレッツゴードンキです。
外国馬も含めた連対20頭中、16頭に重賞勝ちがあり、残る4頭には芝1200mの重賞に2着がありました。
別の見方をすると、連対20頭中15頭に芝1200mの重賞3着以内があり、4頭には芝1400mの重賞勝ちがありました。例外の1頭は、ここが初の芝1200m戦で、芝1600mの重賞2勝の、22年2着ロータスランド。重賞実績は重要なポイントになります。
牝馬は〔163〕。
年齢別では、4歳〔332〕、5歳〔333〕、6歳〔243〕、7歳〔201〕、8歳〔001〕。
7歳以上の4頭中、3頭が2ケタ人気。人気薄のベテランに注意が必要です。
勝ち馬10頭中、7頭がひとケタ馬番の馬。残る3頭は13、14、16番枠の馬。内枠がやや優勢のようですが、2ケタ馬番の勝利は近4年でのもの。今年も注視したいところです。

マーチS(日曜・中山) ダート1800mのハンデ戦、GV。 データは過去10年ですが、22年は3着同着。従いまして、10年で3着は11頭となります。 1番人気は〔122〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔102〕。 6番人気以下〔525〕、2ケタ人気馬〔124〕。 馬連3ケタはなく、万馬券3本。 19年は8、11、12番人気の1〜3着で、3連単は124万馬券。波乱のハンデ重賞です。 ステップレースを見ていきましょう。 GTのフェブラリーSから〔200〕。12着と13着の馬。 チャンピオンズCから〔100〕。7着馬。 交流GTの東京大賞典から〔010〕。4着馬。 GUの東海Sから〔111〕。3着馬2頭に、8着馬。 GVの武蔵野Sから〔100〕。10着馬。 交流GVの佐賀記念から〔101〕。連対馬。 OPの総武Sから〔241〕。掲示板6頭に、6着馬。 アルデバランSから〔100〕。2着馬。 仁川Sから〔014〕。4着以内4頭に、7着馬。 ポルックスSから〔011〕。2着馬と4番人気14着馬。 フェアウェルSから〔010〕。勝ち馬。 師走Sから〔001〕。勝ち馬。 海外OPのコリアCから〔010〕。勝ち馬。 3勝クラスから〔101〕。勝ち馬。 また、地方所属馬の〔001〕というのもあります。 多岐に渡る前走をまとめてみると、例外もありますが、JRA重賞なら人気、着順は不問。交流重賞、OP(リステッド、海外を含む)なら好走または高い人気が欲しいといったところでしょうか。 トップハンデは10年で17頭いて〔020〕。 勝ち馬のハンデは57.5〜54キロで、平均すると56.53キロ。 2着馬は57.5〜55キロで、平均56.45キロ。 3着馬は57〜54キロで、平均56.68キロ。 ちなみに、23年から基礎重量が1キロ増になったので、平均は14〜22年のハンデに1キロプラスした数値となっています。 馬券に絡むのは54キロ以上(今年は55キロ以上)の馬。 逆に、58キロ以上の馬が馬券に絡んだのは、11年前の2013年が最後。それ以降は57.5キロ(今年は58.5キロ)までとなっています。 連対20頭中、18頭にダート1800mでの勝ちがありました。 また、連対20頭中、重賞勝ちが6頭、OP勝ちが8頭、5頭はOPクラスに掲示板があり、1頭はここが初のOPクラスだった19年の勝ち馬サトノティターンです。 OPクラスの掲示板があれば好走できてしまうあたりに、馬券を難解にしている要素がありそうです。 牝馬は〔001〕。当日3番人気だった馬。 年齢別では、4歳〔121〕、5歳〔332〕、6歳〔444〕、7歳〔212〕、8歳〔002〕。 6歳、5歳を中心に、まんべんなくのイメージです。
日経賞(土曜・中山) 芝2500m戦、GU。 過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔201〕。 6番人気以下〔035〕、2ケタ人気馬〔010〕。 馬連3ケタ3回に、万馬券なし。 勝ち馬は4番人気までとなっています。 ステップレースを見ていきましょう。 好相性のレースは3つ。 GTの有馬記念から〔443〕。 GUの日経新春杯から〔310〕。 AJCCから〔222〕。 この3つのレースで〔975〕。馬券圏内の2/3を占めています。 この21頭のうち、掲示板確保は14頭。大敗からの巻き返しも7頭います。 その他、GTのジャパンCから〔010〕。12着馬。 菊花賞から〔010〕。2着馬。 ステイヤーズSから〔002〕。1番人気(9着)と2番人気(5着)の馬。 GUの中山記念から〔001〕。4着馬。 GVの小倉大賞典から〔001〕。勝ち馬。 中山金杯から〔001〕。3着馬。 3勝クラス1着馬の〔110〕というのもあります。 前走距離を見てみると、連対20頭は芝2200m以上。芝2000mからの馬は3着までです。 連対20頭中、18頭に芝2200m以上の重賞に3着以内がありました。 また、勝ち馬10頭中、8頭に重賞勝ちがあり、残る2頭にも重賞2、3着が。勝つためには、重賞実績は必須のようです。 牝馬は〔111〕。当日4番人気までに推されていた馬。 年齢別では、4歳〔541〕、5歳〔323〕、6歳〔223〕、7歳〔022〕、8歳〔001〕。 4歳馬に好走が多く、若い順にいいようです。
毎日杯(土曜・阪神) 3歳限定重賞。芝1800m戦、GV。 過去10年、1番人気は〔233〕、2番人気は〔331〕、3番人気は〔121〕。 6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。 馬連3ケタ5回に、万馬券1本。 馬券圏内30頭中、26頭が5番人気以内の馬。堅めの重賞です。 ステップレースを見ていきましょう。 GUの弥生賞から〔001〕。4着馬。 GVの共同通信杯から〔501〕。6着以内の馬。 シンザン記念から〔100〕。2番人気6着馬。 きさらぎ賞から〔021〕。4着以内の馬。 アーリントンCから〔020〕。1番人気5着と2番人気7着の馬。 OPのすみれSから〔001〕。3着馬。 1勝クラスから〔445〕。すべて3番人気以内で、勝ち馬11頭に、2着馬2頭。 新馬勝ちから〔010〕。1番人気で勝ち上がった馬。 未勝利勝ちから〔011〕。1、2番人気で勝ち上がった馬です。 共同通信杯組と1勝クラス連対馬で〔946〕ですから、この2つは要注目のステップと言えそうです。 連対20頭中、15頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、4頭は芝1600mで2勝を挙げていた馬。残る1頭は、芝1600mでの1勝に加え、OPに2着があった馬です。 2勝馬のOP実績は不問ですが、1勝馬で連対を果たした10頭中、6頭にOPクラスでの掲示板がありました。必須ではありませんが、勝ち星を補うには、OPクラスの好走歴がほしいといった感じでしょうか。 牝馬は〔000〕。 キャリア1戦の馬は2着まで。逆に、6戦以上の馬は3着までとなっています。
 


 
 
Data for Win!……2024.3.15
スプリングS(日曜・中山)
3歳馬による皐月賞TR。芝1800m戦、GU。
上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔142〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔215〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
毎年1、2番人気が馬券圏内に来ており、馬券の中心は人気馬でよさそう。
ステップレースを見ていきましょう。
GTの朝日杯FSから〔121〕。勝ち馬2頭に、2着と4着の馬。
ホープフルS(GU時代を含む)から〔012〕。2着馬2頭に、3番人気13着馬。
GVの共同通信杯から〔210〕。3着以内の馬。
京成杯から〔010〕。4着馬。
きさらぎ賞から〔001〕。4着馬。
OPのクロッカスSから〔001〕。勝ち馬。
ジュニアCから〔001〕。勝ち馬。
最もいいのが1勝クラスからで〔753〕。勝ち馬11頭に、2着馬2頭、4着馬2頭。この4着の2頭は、どちらも水仙賞でした。
未勝利勝ちから〔001〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
連対20頭すべてが、クラスに関わらず、前走4着以内の馬。
これを3着で見ても、例外は22年のサトノヘリオス(GTホープフルS3番人気13着)のみです。
連対20頭中、19頭に芝1600m以上での勝ちがあり、例外の1頭は芝1200m、芝1400mの重賞勝ちに加え、芝1600mのGT朝日杯FS4着があった19年の2着ファンタジストです。
これを別の見方で見ると、連対20頭中、17頭に芝1800m以上での勝ちまたはOPクラスでの3着以内があり、残りの3頭には距離に関わらず重賞連対歴がありました。
連対20頭のうち、重賞勝ちのある馬が4頭、重賞2着のある馬が5頭、1勝クラス勝ちの馬が9頭、残る2頭は水仙賞4着馬です。
キャリア1戦と7戦以上の馬の馬券圏内はなく、連対は2〜5戦の馬。6戦の馬も3着までとなっています。

阪神大賞典(日曜・阪神) 芝内回りの3000m戦、GU。 過去10年、1番人気は〔611〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔203〕。 6番人気以下〔022〕、2ケタ人気馬〔001〕。 馬連3ケタ5回に、万馬券なし。 勝ち馬は1〜3番人気に限られます。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの有馬記念組が最もよく〔562〕。人気、着順は不問です。 ジャパンCから〔101〕。5着と11着の馬。 GUのAJCCから〔200〕。勝ち馬と1番人気7着馬。 日経新春杯から〔101〕。2着と13着の馬。 ステイヤーズSから〔010〕。2着馬。 京都記念から〔002〕。1着と3着の馬。 GVの中山金杯から〔100〕。2番人気14着馬。 ダイヤモンドSから〔012〕。4着以内の馬。 OPの万葉Sから〔001〕。3着馬。 3勝クラスから〔021〕。勝ち馬2頭と、3着馬です。 勝ち馬10頭は、すべて前走重賞出走馬。 また、連対20頭で見ると、前走が有馬記念以外は、掲示板確保もしくは1、2番人気に推されていたことが必須です。 馬券圏内30頭の前走の距離ですが、芝2200m以上が29頭。例外の1頭は芝2000mの中山金杯から。ただし、この馬も前々走は芝3000mの菊花賞に出走して4着だった馬です。 連対20頭中、14頭に重賞勝ちが、残る6頭にも重賞2、3着があるように、重賞実績は重要なポイントです。 さらに、連対20頭中、17頭に芝2200m以上での勝ちがあり、17頭に芝3000m以上への出走歴がありました。 牝馬は〔010〕。 年齢別では、4歳〔443〕、5歳〔434〕、6歳〔233〕。 馬券圏内は、4〜6歳の3世代に限られています。 所属の東西で見ると、関西馬が〔10910〕と、関東馬を圧倒しています。 13年から3連覇を果たしたゴールドシップのように、過去の好走馬が複数回の好走を見せるのも特徴です。 他にも、16年勝ったシュヴァルグラン、翌17年2着。 20年勝ったユーキャンスマイル、翌21年2着。 21年勝ったディープボンド、翌22年連覇。 今年は、20年優勝、21年2着のユーキャンスマイル、21、22年連覇のディープボンド、さらに22年3着のシルヴァーソニックが出走を予定しています。 出てきたら要注目です。
フラワーC(土曜・中山) 3歳牝馬限定の芝1800m戦、GV。 データは過去10年ですが、14年は2着同着。従いまして、10年で2着は11頭、3着は9頭となります。 1番人気は〔313〕、2番人気は〔421〕、3番人気は〔111〕。 6番人気以下〔152〕、2ケタ人気馬〔111〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券2本。 10回中9回で1〜3番人気が連対と人気馬好走の一方で、人気薄の台頭も見られる、難解な3歳牝馬重賞です。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの阪神JFから〔011〕。4着と3着の馬。 GVのフェアリーSから〔120〕。人気、着順は不問。現在3年連続連対中です。 京成杯から〔010〕。5着馬。 OP時代のアルテミスSから〔010〕。2着馬。 紅梅Sから〔001〕。4着馬。 1勝クラスからが最もよく〔647〕。勝ち馬13頭に、2、3、6、7着の馬が1頭ずつ。 新馬勝ちから〔100〕。 未勝利勝ちから〔220〕。 勝ち馬10頭中、クラスに関わらず前走1着馬が9頭。例外の1頭も前走は重賞で2着の馬でした。 連対21頭中、16頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、残る5頭はここが初の芝1800m戦で、5頭すべてに芝1600mでの勝ちがありました。さらに、この5頭のうち1頭はここまで無敗、4頭には重賞出走歴がありました。 キャリア7戦以上の馬は2着に1頭だけ。 また、ここが今年初戦という馬も2着までとなっています。
ファルコンS(土曜・中京) 3歳限定の芝1400m戦。 過去10年、1番人気は〔130〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔330〕。 6番人気以下〔326〕、2ケタ人気馬〔112〕。 馬連3ケタ2回に、万馬券2本。 波乱含みの3歳重賞です。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの朝日杯FSから〔043〕。 阪神JFから〔001〕。 ダート交流GTの全日本2歳優駿から〔001〕。 GVのシンザン記念から〔300〕。 アーリントンCから〔102〕。 フェアリーSから〔100〕。 京成杯から〔010〕。 重賞組は人気、着順不問です。 OPのクロッカスSから〔310〕。連対3頭に、9着馬。 芝の1勝クラスから〔132〕。勝ち馬5頭に、1番人気6着馬。 ダートの1勝クラスから〔110〕。1番人気1着馬。 ダートの未勝利勝ちから〔001〕。 前走ダート戦を走っていた馬が4頭も馬券圏内にいるあたりが、難解な要因のひとつと言えそうです。 前走の距離を見てみると、ダートも含め、1600m以上〔567〕、1400m〔431〕、1200m〔102〕。 芝1400mのレースでも、マイルをこなせるスタミナがあったほうがよさそうです。 連対20頭中、17頭にダートも含む1400m以上での勝ちがあり、残る3頭中2頭には芝1200mの重賞勝ちがありました。例外の1頭は、23年の勝ち馬タマモブラックタイです。 また、連対20頭中、17頭が2勝以上を挙げており、2頭は1勝馬+重賞2着がある馬。例外の1頭は、22年2着のタイセイディバインです。 牝馬は〔101〕。 キャリア1戦の馬の馬券圏内はなく、キャリア2戦と9戦以上の馬は2着までとなっています。 16年以降の連対16頭のうち、ここが初芝の馬と重賞未出走の3頭を除く13頭中11頭に、重賞での掲示板がありました。例外は22年2着のタイセイディバインと、23年勝ったタマモブラックタイ。 近2年で例外が出ているのは気になるところですが、今年も着目しておきたいポイントのひとつです。
 


 
 
Data for Win!……2024.3.8
金鯱賞(日曜・中京)
芝2000m戦、GU。
3月の施行になったのが、17年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔511〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年1、2番人気のいずれかが連絡み。
1番人気の複勝率は100%です。
ステップレースを見ていきましょう。
GTの有馬記念から〔301〕。4着以内が3頭に、7着馬。勝ち馬3頭はすべて4着以内の馬です。
ダービーから〔100〕。1番人気6着馬。
ジャパンCから〔010〕。3着馬。
海外GTの凱旋門賞から〔011〕。16着と15着の馬。
香港ヴァーズから〔010〕。2着馬。
香港Cから〔010〕。2番人気6着馬。
GVの中日新聞杯から〔110〕。4着と5着の馬。
中山金杯から〔011〕。3着と4着の馬。
小倉大賞典から〔010〕。4着馬。
チャレンジCから〔001〕。勝ち馬。
OPの白富士Sから〔203〕。勝ち馬3頭に、5着馬と、1番人気7着馬です。
馬券圏内21頭のうち、前走で掲示板確保あるいは2番人気までに推されていた馬が19頭。
残る2頭は、凱旋門賞11番人気16着馬と、有馬記念6番人気7着馬です。
馬券圏内21頭すべてに芝2000m以上での勝ちがありました。
中でも連対14頭中13頭に芝2000mでの勝ちがあり、残る1頭にも芝2000mのGTに2着がありました。
また、馬券圏内21頭中、20頭に左回りの経験があり、そのうち18頭には左回りでの勝利が、残る2頭にも左回りのGTにそれぞれ2着と4着がありました。
連対14頭中、10頭が重賞勝ち馬。残る4頭のうち3頭は、前々走で芝2000mの3勝クラスを勝ち上がり、前走OPクラスで掲示板を確保した馬。1頭は重賞3着があり、前走重賞1番人気4着だった馬です。
ちなみに勝ち馬7頭は、重賞勝ちがある馬5頭と、前走OP勝ちが1頭、前走重賞1番人気4着馬が1頭です。
牝馬は〔031〕。当日5番人気までに推されていた馬。
年齢別では、4歳〔431〕、5歳〔233〕、6歳〔103〕、7歳〔000〕、8歳〔010〕。
若い順にいいようです。
このレース、関西馬が〔765〕、関東馬は〔012〕。
関西馬が関東馬を圧倒しています。

フィリーズレビュー(日曜・阪神) 3歳牝馬による桜花賞TR。芝内回りの1400m戦、GU。 上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。 なお、19年は1着同着。従いまして、過去10年で勝ち馬は11頭、2着馬は9頭となります。 1番人気は〔130〕、2番人気は〔432〕、3番人気は〔100〕。 6番人気以下〔436〕、2ケタ人気馬〔113〕。 馬連3ケタ2回に、万馬券1本。 2番人気の複勝率90%、毎年1〜3番人気のいずれかが連に絡んでいる一方で、6番人気以下が馬券に絡まなかったのは22年だけ。 ヒモ荒れに注意の桜花賞TRです。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの阪神JFから〔163〕。人気、着順は不問。 朝日杯FSから〔100〕。10着馬。 GVのクイーンCから〔010〕。4着馬。 OPから〔301〕。4着以内の馬。 1勝クラスから〔426〕。勝ち馬8頭に、2着馬1頭、4着馬1頭、5着馬2頭。 未勝利勝ちから〔200〕です。 前走の距離で見ると、連対20頭中、芝1600mからが15頭、芝1400mからが5頭。 これを3着で見ると、芝1600mからが5頭、芝1400mからが3頭、芝1200mからが2頭。 芝1200mからの距離延長組は3着までとなっています。 連対20頭中、16頭に芝1400m以上での勝ちがあり、3頭は芝1200mの重賞勝ち馬。 芝1400m以上に勝ちがない馬は2着までとなっています。 キャリア1戦の馬の馬券圏内はなく、7戦以上の馬は3着に1頭のみ。 内回りでも、差し、追い込みが決まります。牝馬らしいキレる脚を持つ馬を狙いたいレースです。
中山牝馬S(土曜・中山) 牝馬限定のハンデ戦。芝1800m戦、GV。 14年は2着同着。従いまして、過去10年で2着馬は11頭、3着馬は9頭となります。 1番人気は〔122〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔210〕。 6番人気以下〔345〕、2ケタ人気馬〔132〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券2本。 上位人気馬に信頼が置けず、21年は3連単173万馬券! 波乱の牝馬のハンデ重賞です。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの有馬記念から〔010〕。10着馬。 GUの日経新春杯から〔100〕。3着馬。 府中牝馬Sから〔010〕。13着馬。 GVの愛知杯から〔424〕。人気、着順は不問。 ターコイズS(OP時代も含む)から〔122〕。4着以内の馬。 京都牝馬Sから〔101〕。16着と3着の馬。 中山金杯から〔020〕。4着と5着の馬。 小倉大賞典から〔001〕。8着馬。 OPから〔200〕。1番人気8着と2番人気10着の馬。 3勝クラスから〔121〕。連対3頭に、2番人気10着馬。 2勝クラスから〔010〕。こちらは勝ち馬です。 トップハンデは10年で15頭いて〔130〕。 勝ち馬のハンデは55〜52キロで、平均すると54.4キロ。 2着馬は56〜50キロで、平均54.36キロ。 3着馬は55〜51キロで、平均54.33キロ。 ちなみに、23年から基礎重量が1キロ増になったので、平均を算出する時のみ、14〜22年のハンデに1キロずつ加えています。 連対21頭中、19頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、残る2頭は芝1600mと中山の芝に勝ちがあった馬です。 また、連対21頭中、11頭に重賞勝ちがあり、重賞3着のある馬が3頭、4着のある馬が1頭、5着のある馬が1頭。 残る5頭のうち、重賞で勝ち馬から0秒2差以内のある馬が2頭、GTで勝ち馬から0秒4差という馬が1頭。 例外の2頭は、前走で3勝クラスを勝ち上がった馬と、前走で2勝クラスを勝って格上挑戦の馬。でも、さかのぼれば、過去にOP2着があった馬です。 ちなみに、最も好走馬を輩出している愛知杯ですが、15年までは12月の施行。前々走で愛知杯を走っていた馬を含めると〔535〕となります。 愛知杯出走馬が馬券に絡めなかったのは、22年のみ。要注目のレースと言えそうです。 最後に年齢別で見ていくと、4歳〔331〕、5歳〔664〕、6歳〔121〕、7歳〔003〕。 5歳馬が抜けていいようです。
 


 
 
Data for Win!……2024.3.1
弥生賞ディープインパクト記念(日曜・中山)
3歳馬による芝2000mの皐月賞TR、GU。
上位3着までの馬に優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔341〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券1本。
万馬券の19年を除けば、毎年1、2番人気のいずれかが連絡み。基本は堅めの皐月賞TRです。
ステップレースを見ていきましょう。
GTの朝日杯FSから〔132〕。連対4頭に、2番人気7着と7番人気6着の馬。
ホープフルSから〔125〕。掲示板確保の馬。
GVのきさらぎ賞から〔101〕。5着と3着の馬。
京都2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
共同通信杯から〔100〕。4着馬。
京成杯から〔001〕。3着馬。
GV時代の東京スポーツ杯2歳Sから〔110〕。勝ち馬。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
OPの若駒Sから〔201〕。連対馬。
1勝クラスから〔220〕。1、2番人気で勝った馬。
新馬勝ちから〔010〕。2番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭中、前走で掲示板を外していたのは、朝日杯FS7着、6着の2頭のみ。
また、近2走続けて3着を外した馬の馬券圏内はありません。
連対20頭中、19頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭は芝1500m、1600mで2戦2勝の21年2着シュネルマイスターでした。
また、連対20頭中、16頭が2勝以上を挙げていて、1勝馬4頭のうち、3頭には重賞に掲示板がありました。例外の1頭は新馬勝ち即の馬です。
ちなみに、連対20頭中、重賞勝ちは7頭、OPクラス勝ちは5頭です。
キャリア1戦と6戦以上の馬は2着までとなっています。

チューリップ賞(土曜・阪神) 3歳牝馬による芝1600mの桜花賞TR、GU。 上位3着までの馬に優先出走権が与えられます。 データは過去10年ですが、21年は1着同着。従いまして、10年で勝ち馬は11頭、2着馬は9頭となります。 1番人気は〔611〕、2番人気は〔115〕、3番人気は〔110〕。 6番人気以下〔143〕、2ケタ人気馬〔011〕。 馬連3ケタ4回に、万馬券1本。 毎年1、2番人気のいずれかが馬券圏内に来ており、広義の意味での軸は人気馬でよさそうです。 ステップレースを見ていきましょう。 圧倒的に好相性なのが、GTの阪神JF組で〔815〕。すべて4着以内の馬。 GVのクイーンCから〔020〕。4、5着の馬。 シンザン記念から〔010〕。2着馬。 フェアリーSから〔001〕。3着馬。 OPのエルフィンSから〔111〕。1番人気9着馬と、2着、3着の馬。 紅梅Sから〔100〕。1番人気1着馬。 1勝クラスから〔112〕。1、2番人気で掲示板確保の馬。 新馬勝ちから〔021〕。 未勝利勝ちから〔010〕。 連対20頭中、芝1600mに勝ちのあった馬が15頭。残る5頭のうち、2頭は芝1400m、芝1500mの新馬勝ち即の馬。3頭は芝1600mのOPクラスに4着以内があった馬です。具体的に挙げておくと、シンザン記念2着があった16年2着のジュエラー、阪神JF4着があった21年1着同着のメイケイエール、エルフィンS2着があった23年2着コナコーストです。 勝ち馬11頭で見ると、10頭が2勝以上の馬。例外の1頭は21年1着同着のエリザベスタワー。この中で重賞勝ちがあったのは7頭です。 連対20頭中、重賞出走歴を持つ馬は12頭。重賞に出走したことがあるなら、掲示板は必須のよう。 キャリア1戦の馬は2着まで。キャリア5戦の馬は3着に1頭のみ。キャリア6戦以上の馬の馬券圏内はありません。
オーシャンS(土曜・中山) 芝1200m戦、GV。 過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔120〕。 6番人気以下〔324〕。2ケタ人気馬〔220〕。 馬連3ケタ3回に、万馬券2本。 過去10年のうち、9回で1〜3番人気が連絡み。残る1回は5番人気と4番人気のワンツーでした。 ステップレースを見ていきましょう。 まずは、馬券圏内に複数頭を送り込んでいる重賞から。 GTのスプリンターズSから〔112〕。 海外GTの香港スプリントから〔101〕。 GVのシルクロードSから〔322〕。 その他、GUの阪神C、GVの京都牝馬S、京阪杯、ダートの根岸Sから2着馬が。 GVの東京新聞杯、阪急杯から3着馬が出ています。 重賞組の人気、着順は不問です。 OPから〔431〕。連対6頭に、2番人気4着と9番人気13番の馬。 3勝クラスから〔102〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。 連対20頭中、18頭にダートを含む重賞連対歴またはOPクラス勝ちがありました。残る2頭は、14年の勝ち馬スマートオリオン、23年2着のディヴィナシオン。特にスマートオリオンは、芝1200m戦でここまで7戦連対パーフェクトという距離巧者でした。 前走の距離を見ると、1200m〔977〕、1400m〔032〕、1600m〔101〕。圧倒的に、芝1200mからの馬が好成績です。 牝馬は〔351〕。このうち8頭が、当日4番人気までの馬。例外の1頭は11番人気。人気の牝馬は狙いたいところです。 年齢別では、4歳〔213〕、5歳〔524〕、6歳〔151〕、7歳〔220〕、8歳〔002〕。 5歳馬中心ですが、ベテランの頑張りにも注意が必要です。 最後に、過去の好走馬が複数回の好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に挙げていきましょう。 14年2着スノードラゴン、16年3着。 15年勝ったサクラゴスペルは、13年も勝っていました。 15年2着ハクサンムーン、翌16年も2着。 17年2着ナックビーナス、18、19、20年と4年連続2着。 18年3着ダイメイフジ、翌19年も3着。 21年3着ビアンフェ、翌22年も3着。 今年は昨年2着のディヴィナシオンが出走を予定しています。要注目です。
 


 
 
Data for Win!……2024.2.22
中山記念(日曜・中山)
芝1800m戦、GU。
過去10年、1番人気は〔300〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔035〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
1〜3番人気で8勝、5番人気が2勝。
馬券圏内はすべて8番人気までの馬となっています。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GTの天皇賞・秋から〔110〕。
マイルCSから〔102〕。
海外GTの香港マイルから〔101〕。
秋華賞から〔020〕。
GVの中山金杯から〔311〕。
その他、GTのダービー、エリザベス女王杯、有馬記念、宝塚記念から勝ち馬が。
海外GTの香港ヴァーズ、GVの京都金杯、東京新聞杯、旧朝日CC(現チャレンジC)、ダートの根岸Sから2着馬が。
GTの菊花賞、ヴィクトリアマイル、GUの札幌記念、GVの富士Sから3着馬が出ています。
OPの白富士Sから〔012〕。こちらはすべて2着馬でした。
馬券圏内30頭中、前走がGT、GUという馬が17頭。そのうち掲示板確保の馬が11頭。掲示板を外していても3番人気までに推されていた馬が3頭。
また、GV以下の芝のレースからなら3着以内必須。ダートの根岸Sからの1頭は3番人気8着の馬でした。
勝ち馬に限ると、前走GT出走馬が7頭、残る3頭はGVの中山金杯連対馬。
連対20頭中、19頭に重賞勝ちがあり、そのうち16頭は芝1800m以上の重賞勝ち馬。重賞勝ちが芝1600mまでの馬は、2着までとなっています。
これと並び、連対20頭中、18頭に芝1800m以上での勝ちがありました。
また、馬券圏内30頭中、2戦続けて掲示板を外していたのは1頭のみ。この馬、GT→GUと走っての掲示板外し。
これらのことからも、高いレベルを求めていい重賞と言えそうです。
牝馬は〔131〕。
枠順で言うと、勝ち馬の7頭が5番枠より内の馬。残りの3頭は8、9、11番枠。例外はありますが、内枠有利を頭に置いておきたいところです。
年齢別では、4歳〔446〕、5歳〔440〕、6歳〔122〕、7歳〔102〕。
4歳と5歳の2世代が中心のようです。
過去の好走馬が複数回の好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に挙げていきましょう。
14年3着ロゴタイプ、翌15年2着、17年3着。
18年勝ったウインブライト、翌19年連覇。
19年2着ラッキーライラック、翌20年も2着。
21年勝ったヒシイグアス、23年も優勝。
今年は昨年の1〜3着、ヒシイグアス(21年も優勝)、ラーグルフ、ドーブネが出走予定。要注目です。

阪急杯(日曜・阪神) 芝内回りの1400m戦、GV。 過去10年、1番人気は〔311〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔010〕。 6番人気以下〔434〕、2ケタ人気馬〔111〕。 馬連3ケタはなく、万馬券2本。 勝ち馬は1、2番人気か、6番人気以下と両極端。波乱含みの重賞です。 ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。 GTのマイルCSから〔102〕。 GUの阪神Cから〔241〕。 GVの京都金杯から〔211〕。 シルクロードSから〔110〕。 その他、海外GTの香港スプリントから勝ち馬が。 交流GTのJBCスプリント、GUの京王杯SCから2着馬が。 GVの京阪杯、東京新聞杯、ダートの根岸Sから3着馬が出ています。 重賞組は人気、着順不問です。 芝のOPから〔122〕。掲示板4頭に、3番人気6着馬。 ダートのOPから〔001〕。5着馬。 3勝クラスから〔200〕。1、2番人気で勝ち上がり、かつ連勝中の馬でした。 連対20頭中、11頭に重賞勝ちがあり、3頭に重賞2、3着がありました。重賞実績のない6頭中、4頭は近2走のいずれかで3勝クラスを勝ち上がった馬。残りの2頭は、重賞4着があった17年2着のヒルノデイバローと、OPクラス勝ちがあった23年2着のダディーズビビッドです。 また、1400m戦にもかかわらず、芝、ダートを含め、1600m以上に勝ちがあった馬が18頭。長めの距離をこなせるスタミナが必要ということでしょうか。 例外の2頭は、芝1400mの重賞に3着が2回あった16年2着のオメガヴェンデッタと、芝1400mで5勝を挙げていた20年1着のベストアクターです。 牝馬は〔212〕。 年齢別では、4歳〔322〕、5歳〔234〕、6歳〔322〕、7歳〔221〕、8歳〔011〕。 ベテランも頑張るレースです。 逃げ切りが4回。その中には1、2番人気だった馬が3頭います。人気の逃げ馬には注意が必要です。
 


 
 
Data for Win!……2024.2.14
フェブラリーS(日曜・東京)
今年最初のJRA・GT、ダート1600m戦。
過去10年、1番人気は〔522〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔124〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
1番人気の複勝率は90%。毎年1、2番人気が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
GTのチャンピオンズC(旧JCダートを含む)から〔333〕。人気、着順は不問。
交流GTの川崎記念から〔020〕。2着と2番人気6着の馬。
東京大賞典から〔012〕。2、3着と、4番人気7着の馬。
JBCスプリントから〔010〕。1番人気4着馬。
GUの東海Sから〔211〕。3着以内の馬。
GVの根岸Sから〔423〕。連対馬。
武蔵野Sから〔001〕。5着馬。
OPのフェアウェルSから〔100〕。3番人気9着馬。
勝ち馬10頭は、チャンピオンズCから3頭、東海Sから2頭、根岸Sから4頭、フェアウェルSから1頭。
フェアウェルS3番人気9着から優勝した14年のコパノリッキー(最低人気16番人気)は例外と見て、他の3つを見ていきましょう。
チャンピオンズC組は、2、2、4番人気で掲示板を外していた馬の巻き返し。
東海S組はすべて勝ち馬。
根岸S組もすべて勝ち馬。
狙いはこの3重賞からの馬かもしれません。
ただし、根岸Sからは連対馬のみが馬券圏内に、東海Sで敗れた馬は3着馬が2着に1頭いるのみ。高めのハードルを設置する必要がありそうです
連対20頭すべてに、1年以内の重賞連対歴がありました。
また、連対20頭中、19頭にダート重賞での勝ちがあり、その中でGT勝ちのある馬は11頭。ダートの重賞勝ちがなかった1頭にも、芝1600mの重賞勝ちに加え、ダート重賞に2着がありました(21年2着エアスピネル)。
連対20頭中、14頭にダート1600m以上の重賞勝ちがあり、5頭は過去に根岸S勝ちのある馬。例外の1頭は、上記のエアスピネルです。
さらに、連対20頭すべてに、芝も含めた左回りでの勝ちと、重賞3着以内がありました。
牝馬は〔001〕。
地方所属馬は〔000〕。
年齢別で見ると、4歳〔411〕、5歳〔444〕、6歳〔213〕、7歳〔030〕、8歳〔012〕。
ベテランの頑張りに注意が必要ですが、勝つのは4〜6歳の3世代に限られます。
勝ち馬10頭の馬体重を見ると、18年に勝ったノンコノユメ(450キロ)を除く、9頭が494キロ以上。馬格はあったほうがよさそうです。
過去の好走馬が、年を跨いでも、繰り返しの好走を見せるのが特徴のひとつ。
14年優勝のコパノリッキー、翌15年連覇。
15年2着インカンテーション、18年3着。
15年3着ベストウォーリア、17年2着。
16年2着ノンコノユメ、18年優勝。
18年2着ゴールドドリーム、翌19年も2着。
21年優勝のカフェファラオ、翌22年連覇。
今年は、昨年2着のレッドルゼルが出走を予定しています。

小倉大賞典(日曜・小倉) 芝1800mのハンデ戦、GV。 過去10年、1番人気は〔320〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔210〕。 6番人気以下〔175〕、2ケタ人気馬〔124〕。 馬連3ケタはなく、万馬券2本。 毎年6番人気以下の伏兵が馬券圏内に来ている、波乱のハンデ戦です。 ステップレースは実に様々。まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。 GUの日経新春杯から〔011〕。 GVの中山金杯から〔211〕。 チャレンジCから〔111〕。 福島記念から〔110〕。 愛知杯から〔011〕。 その他、GT有馬記念から勝ち馬が。 GTエリザベス女王杯、GU目黒記念、GV中日新聞杯から2着馬が。 GTジャパンC、GUAJCC、ダートの東海S、GV京都金杯から3着馬が出ています。 重賞組は人気、着順不問です。 OPから〔112〕。4着以内の馬。 3勝クラスから〔300〕。勝ち馬。 2勝クラスから〔010〕。勝ち馬。 トップハンデは10年で13頭いて〔222〕。 勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると56.9キロ。 2着馬は58〜52キロで、平均56.65キロ。 3着馬は57.5〜53キロで、平均56.35キロ。 ちなみに、23年から基礎重量が1キロ増になったので、平均は14〜22年のハンデに1キロプラスした数値となっています。 勝ち馬のハンデは、54キロ以上(今年は55キロ以上)。 馬券圏内30頭中、ハンデ53キロ以下は4頭のみ。今年で言えば、ハンデ54キロ以下の馬は割引ということになりますか。 連対20頭中、19頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭は小倉芝の連対率が100%の馬でした。 また、連対20頭中、12頭に重賞3着以内があり、5頭にOPクラスの勝ちがありました。 勝ち馬10頭で見ると、8頭に重賞連対歴かOPクラス勝ちがあり、残る2頭は前走で3勝クラスを勝ち上がった馬でした。 牝馬は〔021〕。 年齢別では、4歳〔410〕、5歳〔216〕、6歳〔230〕、7歳〔232〕、8歳〔021〕、9歳〔001〕。 7歳以上のベテランが、馬券圏内に11頭も。 さらに、その人気を低い順に並べてみると、14、11、11、10、9、8、8、6、6、4、2番人気。 ハンデは重い順に、58、57.5、57、57、56.5、56.5、56、53、52キロと、昨年の58、57.5キロ。 7歳以上で、ハンデ57キロ以上の人気薄なら、穴と狙って面白いかもしれません。
ダイヤモンドS(土曜・東京) 芝3400mのハンデ戦、GV。 過去10年、1番人気は〔511〕、2番人気は〔223〕、3番人気は〔012〕。 6番人気以下〔243〕、2ケタ人気馬〔120〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券3本。 毎年1〜3番人気が連に絡む一方で、人気薄の台頭も多く見られます。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの有馬記念から〔110〕。7着と14着の馬。 海外GTのメルボルンCから〔010〕。1番人気13着馬。 GUのAJCCから〔200〕。3着と3番人気12着の馬。 ステイヤーズSから〔123〕。4着以内5頭と3番人気7着馬。 日経新春杯から〔002〕。5着と5番人気11着の馬。 GVの中日新聞杯から〔100〕。5着馬。 中山金杯から〔010〕。13着馬。 OPの万葉Sから〔322〕。掲示板確保の馬。 白富士Sから〔120〕。人気、着順は不問。 3勝クラスから〔103〕。勝ち馬3頭に4着馬。 2勝クラスから〔010〕。9着馬でした。 トップハンデは10年で19頭いて〔430〕。 勝ち馬のハンデは58.5〜54キロで、平均すると56.45キロ。 2着馬は58.5〜50キロで、平均55.35キロ。 3着馬は56〜51キロで、平均55.1キロ。 ちなみに、23年から基礎重量が1キロ増になったので、平均は14〜22年のハンデに1キロプラスした数値となっています。 馬券圏内30頭のうち、ハンデ54キロ以上が26頭。ハンデ54キロ未満の4頭は52〜50キロ。 逆に、ハンデ58キロ以上の馬が〔310〕。この4頭は1、2番人気に推されていた馬。今年は59キロ以上となりますが、人気なら積極的に狙っていきたいところです。 連対20頭中、14頭に芝2400m以上での勝ちがあり、芝2200m以上で2勝以上を挙げている馬は15頭。 また、連対20頭中、8頭に重賞勝ちがあり、8頭にOPクラスでの勝ちがありました。 牝馬は〔001〕。 セン馬の好走が目立ち〔141〕。 年齢別では、4歳〔422〕、5歳〔221〕、6歳〔225〕、7歳〔121〕、8歳〔121〕。 ベテランも頑張る、マラソンレースです。 フェイムゲームが14、15年連覇、16年2着、18年優勝。ファタモルガーナが15年2着、16年3着と、繰り返しの好走馬も。 今年は、22年勝ったテーオーロイヤルと、23年2着のヒュミドールが出走を予定しています。出てきたら、注意が必要です。
京都牝馬S(土曜・京都) 牝馬限定の芝外回り1400m戦。 21〜23年は阪神での施行。また、芝1400mに短縮されたのが16年のこと。従いまして、データは京都で行われた16〜20年の5回で見ていきたいと思います。 1番人気は〔400〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔001〕。 6番人気以下〔142〕、2ケタ人気馬〔002〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券1本。 1番人気が4勝も、波乱含みの牝馬重賞です。 ステップレースを見ていきましょう。 GTのエリザベス女王杯から〔100〕。8着馬。 GUのスワンSから〔100〕。6着馬。 GVのターコイズS(OP時代を含む)から〔211〕。掲示板3頭に7着馬。 京都金杯から〔101〕。勝ち馬。 OPのオーロCから〔010〕。 3勝クラスから〔033〕。勝ち馬4頭、2着馬1頭に、3番人気8着馬。京都牝馬S2着の3頭は勝ち馬です。 勝つのは重賞組(OP時代のターコイズS組1頭含む)、2、3着にOP以下を狙えとデータは語ります。 前走の距離を見てみると、馬券圏内15頭中、芝1400m以上からが14頭。芝1200はからは1頭のみで、2着までとなっています。 また、馬券圏内15頭中、13頭に芝1600m以上での勝ちがあり、残る2頭は芝1400mの重賞勝ち馬と芝1400mで全4勝を挙げている馬でした。 連対10頭中、5頭に重賞勝ちがあり、2頭に重賞2着がありました。残る3頭は、近2走のいずれかで3勝クラスを勝ち上がった馬です。 年齢別では、4歳〔231〕、5歳〔321〕、6歳〔003〕。 馬券圏内は4〜6歳の3世代。勝ち馬は4、5歳に限られます。これは、阪神施行の3年でもそうでした。覚えておくとよさそうです。
 


 
 
Data for Win!……2024.2.8
京都記念(日曜・京都)
芝外回り2200m戦、GU。 
21〜23年は阪神での施行。従いまして、データは京都で行われた14〜20年の7回です。1番人気は〔112〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔221〕。
6番人気以下〔300〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
馬券圏内21頭すべて、6番人気以内の馬。
阪神施行時の3回中2回もそうでした。
ただ、その中での小波乱が多いようです。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GTの有馬記念から〔102〕。
エリザベス女王杯から〔110〕。
菊花賞から〔110〕。
海外GTの香港ヴァーズから〔110〕。
ジャパンCから〔012〕。
GUのAJCCから〔101〕。
GVの中山金杯から〔110〕。
その他、GTの天皇賞・秋から勝ち馬が。
GTのマイルCS、GUのステイヤーズSから2着馬が。
GTの天皇賞・春、海外GTの凱旋門賞から3着馬が出ています。
馬券圏内21頭の前走は、すべて重賞です。
また、掲示板を外していたのは8頭ですが、このうち前々走でも掲示板に載れなかったのは、前走有馬記念組の2頭だけです。
連対14頭すべてにGT出走歴があり、3着以内がなかったのは3頭(14年1着デスペラード、15年1着ラブリーデイ、15年2着スズカデヴィアス)。
また、連対14頭中、13頭に重賞連対歴があり、なかったのは15年2着スズカデヴィアスのみ。ただし、この馬にもGU4着とOP勝ちがありました。
さらに、連対14頭すべてに、重賞勝ちか、OPクラスの勝ちがありました。
距離で見ると、連対14頭すべてに、芝2200m以上での勝ちか、芝2200m以上のGTまたはGUでの掲示板がありました。
とにかく、高いレベルが求められるGUとの認識でよさそうです。
牝馬は〔130〕。当日5番人気までに推された馬たちです。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔352〕、5歳〔304〕、6歳〔111〕、7歳〔010〕。
4歳馬が8連対。若い順にいいようです。

共同通信杯(日曜・東京) 3歳馬による芝1800m戦、GV。 過去10年、1番人気は〔132〕、2番人気は〔103〕、3番人気は〔521〕。 6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔001〕。 馬連3ケタ4回に、万馬券なし。 上位人気の中では、3番人気が頑張っています。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの朝日杯FSから〔030〕。掲示板2頭に、9着馬。 ホープフルSから〔100〕。4着馬。 ちなみに、OP時代のホープフルS2着馬の〔010〕というのもあります。 GUの東京スポーツ杯2歳S(GV時代を含む)から〔202〕。3着以内の馬。 GVの京成杯から〔012〕。3、4、10着馬。 京都2歳Sから〔001〕。勝ち馬。 シンザン記念から〔001〕。4着馬。 旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔001〕。3着馬。 1勝クラスから〔421〕。3着以内の馬。 新馬勝ちから〔232〕。1番人気で勝ち上がった馬。 未勝利勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬です。 馬券圏内30頭すべて、近2走のいずれかで3着以内がありました。 連対20頭中、18頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、2頭はここまで芝1600mのみを走って全勝の馬です。 また、連対20頭中、11頭にOPクラスでの4着以内があり、残る9頭はここが初のOPクラスだった馬です。 さらに、ここまでに掲示板を外したことがあって連に絡んだのは、16年2着のイモータル(GT朝日杯FS9着あり)のみです。 牝馬は〔000〕。 キャリア5戦以上の馬は2着までとなっています。
クイーンC(土曜・東京) 3歳牝馬による芝1600m戦、GV。 過去10年、1番人気は〔412〕、2番人気は〔421〕、3番人気は〔122〕。 6番人気以下〔114〕、2ケタ人気馬〔001〕。 馬連3ケタ4回に、万馬券なし。 毎年1〜3番人気の馬が連に絡んでいます。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの阪神JFから〔334〕。人気、着順は不問。 GVのフェアリーSから〔122〕。2着馬3頭に、1番人気6着と12番人気9着の馬。 京都2歳Sから〔100〕。2着馬。 ファンタジーSから〔010〕。2着馬。 アルテミスSから〔001〕。2着馬。 シンザン記念から〔001〕。1番人気4着馬。 1勝クラスから〔310〕。勝ち馬3頭に、2着馬。 新馬勝ちから〔121〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。 未勝利勝ちから〔111〕。1番人気で勝ち上がった馬です。 前走の距離を見ると、芝1600mからが最もよく〔899〕。その他、芝1400mから〔010〕、芝1800mから〔001〕、芝2000mから〔200〕。距離延長組は2着に1頭のみです。 また、近2走いずれかで連対した馬が29頭。どちらも連に絡めなかった1頭は、クイーンC3着まで。牝馬だけに、好調の波は重要なのかもしれません。 連対20頭すべてに、芝1600m以上での連対歴がありました。 また、勝ち馬10頭中、7頭に1勝クラス勝ちか重賞連対歴があり、残る3頭には東京か阪神の芝1600mでの勝ちがありました。 キャリア5戦以上の馬は2着までとなっています。 “オカルト”っぽいネタですが、好走する馬番に偏りがありまして。6番枠が〔511〕、9番枠が〔231〕。 6番枠の馬は半数の5勝、9番枠の馬は現在6年連続で馬券圏内。 なんて書いたら、昨年も9番がV! 迷った時には、頼ってみてはいかがです?
 


 
 
Data for Win!……2024.2.2
東京新聞杯(日曜・東京)
芝1600m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔112〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔152〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
上位人気馬に信頼が置けず、波乱含みの重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
GTのエリザベス女王杯から〔311〕。人気、着順は不問。
マイルCSから〔201〕。人気、着順は不問。
菊花賞から〔010〕。11着馬。
秋華賞から〔010〕。2着馬。
GUの阪神Cから〔003〕。人気、着順は不問。
GVの京都金杯から〔123〕。4着以内5頭に、4番人気7着馬。
ターコイズSから〔010〕。6着馬。
中山金杯から〔001〕。5着馬。
OPのキャピタルSから〔020〕。2着馬と2番人気9着馬。
ニューイヤーSから〔011〕。2番人気9着馬と、勝ち馬。
3勝クラスから〔410〕。こちらはすべて勝ち馬です。
前走がGT、GUなら、人気、着順は不問。GV以下ならそれなりの人気、着順が必要なようです。
また、阪神C(芝1400m)以外は、すべて芝1600m以上のレースからとなっています。
コースで見ると、連対20頭すべてに左回りの芝での勝ちがありました。
また、15頭に東京芝での勝ちがあり、2頭には東京芝のOPクラスに3着以内がありました。残る3頭のうち、2頭は東京芝が初または1走のみの馬。1頭は3走して2着が1回の馬です。
距離で見ると、連対20頭中、17頭に芝1600mでの勝ちがあり、2頭には芝1600mの重賞2着がありました。残る1頭は、芝1600mが初で、芝2000mの重賞に勝ちがあった馬です。
重賞実績では、連対20頭中15頭に重賞連対歴がありました。残りの5頭は、近2走のいずれかで3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬です。
牝馬は〔442〕。GT連対歴を持つ馬が6頭。また、20年2着、21年3着のシャドウディーヴァにはGU2着があり、23年3着のプレサージュリフトにはGV勝ちがありました。牝馬の好走に、重賞実績は欠かせないようです。例外の1頭は、19年2着のレッドオルガ。この馬、前走が初の重賞(ターコイズS6着)で、ここが2度目の重賞挑戦でした。
年齢別に見ていくと、4歳〔454〕、5歳〔235〕、6歳〔411〕、7歳〔010〕。
4〜6歳でまんべんなくのイメージでしょうか。
差し、追い込み馬の活躍が顕著ですが、逃げ馬も3勝。その人気は、3、4、5番人気ですから、このあたりの支持を集めた逃げ馬には注意が必要です。

きさらぎ賞(日曜・京都) 3歳馬による芝外回り1800m戦、GV。 21〜23年は中京での施行。データは、京都で行われた14〜20年の7回で見ていきましょう。 1番人気は〔221〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔101〕。 6番人気以下〔212〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。 馬連3ケタ4回に、万馬券なし。 中京施行時の3回も、馬連はすべて3ケタ。堅めの3歳重賞です。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの朝日杯FSから〔102〕。人気、着順は不問。 GV時代の東京スポーツ杯2歳Sから〔001〕。2着馬。 シンザン記念から〔100〕。3着馬。 OP時代の京都2歳Sから〔100〕。勝ち馬。 1勝クラスから〔362〕。勝ち馬8頭に、2着馬2頭、3着馬1頭。 新馬勝ちから〔110〕。2番人気で勝ち上がった馬。 未勝利勝ちから〔002〕。1、2番人気で勝ち上がった馬です。 前走がGTなら人気、着順は不問。GU以下なら3着以内必須です。 連対14頭中、13頭に芝1800mまたは2000mでの勝ちがあり、残る1頭には芝1600mでの勝ちがありました。 また、勝ち馬7頭中、6頭にOPクラス3着以内または1勝クラス勝ちがあり、例外の1頭は新馬勝ち即の馬です。 牝馬は〔100〕。2戦2勝で、当日は1番人気に推された馬。 キャリア6戦以上の馬に馬券圏内はなく、5戦というのも20年1着のコルテジアのみ。 スローの瞬発力勝負になることが多く、そういう競馬に向くタイプを選びたいレースです。
 


 
 
Data for Win!……2024.1.26
根岸S(日曜・東京)
ダート1400m戦、GV。
過去10年、1番人気は〔520〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
毎年4番人気までの馬が連絡み。軸は人気馬でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
GTのチャンピオンズCから〔213〕。人気、着順は不問。
芝のマイルCSから〔100〕。14着馬。
交流GTのJBCスプリントから〔010〕。2着馬。
GVの武蔵野Sから〔421〕。4着以内6頭に、14着馬1頭。
カペラSから〔221〕。3着以内の馬。
交流GVの兵庫ゴールドTから〔100〕。勝ち馬。
OPのファイナルSから〔011〕。連対馬。
師走Sから〔011〕。2、3着馬。
ギャラクシーSから〔011〕。2、3着馬。
霜月Sから〔010〕。勝ち馬。
すばるSから〔002〕。1着と3着の馬。
条件戦からの馬券圏内はなく、勝ち馬はすべて前走重賞組。
OPからは2着まで。すべて前走3着以内だった馬です。
連対20頭で見ると、近2走のいずれかで連対していた馬が17頭。3着がある馬1頭に、4着がある馬2頭。
これを馬券圏内30頭に広げても、すべて近2走のいずれかで掲示板を確保していました。
近走好走は重要なポイントのようです。
連対20頭中、16頭にダート1400m戦での勝ちがあり、2頭はダート1600mの重賞勝ち馬(18年1着ノンコノユメ、23年2着ギルデッドミラー)、1頭はダート1200mの重賞勝ち馬(19年1着コパノキッキング)です。残る1頭は、ここが初ダートの馬(20年1着モズアスコット)でした。
また、連対20頭中、18頭にダート重賞の連対またはOPクラスの勝ちがあり、1頭にはダート重賞の3着がありました(16年1着モーニン)。例外の1頭は、ここが初ダートの20年1着モズアスコットですが、この馬にも芝のGT安田記念勝ちがありました。
OPクラスでの好走歴は必須と言えそうです。
牝馬は〔010〕。
セン馬は〔220〕。
脚質的には、差し、追い込みの天下。
また、関西馬が〔8109〕、関東馬が〔201〕。昨年は関東馬が1、3着。今年はどちらに軍配が上がりますか。
年齢別で見ておくと、4歳〔211〕、5歳〔422〕、6歳〔343〕、7歳〔110〕、8歳〔024〕。
2、3着に頑張る8歳馬ですが、その人気は5、6、9、10、10、15番人気。人気薄の8歳馬がいたら、穴と狙って面白いかもしれません。

シルクロードS(日曜・京都) 芝内回り1200mのハンデ戦、GV。 21〜23年は中京での施行。従いまして、データは京都で行われた14〜20年の7回で見ていきたいと思います。 1番人気は〔110〕、2番人気は〔300〕、3番人気は〔210〕。 6番人気以下〔027〕、2ケタ人気馬〔015〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券なし。 勝つのは4番人気までの馬ですが、3着はすべて7番人気以下の伏兵。 中京施行の3回は、4、2、2番人気が勝ち、3着も2、3、1番人気でしたが、京都に戻った今年は“3着穴狙い”といきたいところです。 ステップレースを見ていきましょう。 GTのスプリンターズSから〔100〕。12着馬。 GUの阪神Cから〔200〕。2着と4着の馬。 スワンSから〔001〕。17着馬。 GVの京阪杯から〔220〕。掲示板3頭に、7着馬。 OPの淀短距離Sから〔143〕。3着以内6頭に、2番人気5着と4番人気8着の馬。 尾張Sから〔101〕。勝ち馬と2番人気11着馬。 ラピスラズリSから〔001〕。3着馬。 3勝クラスから〔011〕。3番人気以内で勝った馬です。 トップハンデは7回で8頭いて〔110〕。 勝ち馬のハンデは57.5〜55キロで、平均すると56.21キロ。 2着馬は58〜53キロで、平均55.14キロ。 3着馬は57〜53キロで、平均55.29キロ。 55キロでの優勝は2頭いますが、どちらも牝馬。牡馬は56.5キロ以上で、昨年から基礎重量が1キロ増になったので、勝ち馬のハンデは、牡馬なら57.5キロ以上、牝馬は56キロ以上となります。 2着で見ても、牡馬は55キロ以上、牝馬は53キロ以上。従って、今年は牡馬56キロ以上、牝馬54キロ以上。 重いハンデは実力の証しといったところでしょうか。 連対14頭すべてに、芝1200mでの勝ちがありました。 また、連対14頭中、12頭に芝1200mの重賞連対またはOPクラスの勝ちがあり、残る2頭のうち1頭には芝1400mの重賞での3着がありました。もう1頭は前走で3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬です。 ちなみに勝ち馬7頭は、すべて重賞連対歴を持つ馬でした。 前走の距離で見ていくと、1200m戦が〔576〕、1400m戦が〔201〕。同距離がいいようです。 所属別では、関西馬が〔755〕と、関東馬の〔022〕を圧倒しています。 牝馬は〔331〕。 最後に年齢別で見ておくと、4歳〔231〕、5歳〔222〕、6歳〔222〕、7歳〔100〕、8歳〔001〕、9歳〔001〕。 4〜6歳の3世代がいいようです。
 


 
 
Data for Win!……2024.1.18
AJCC(日曜・中山)
芝2200m戦、GU。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
毎年1〜3番人気が少なくとも1頭は馬券圏内に。それでも万馬券3本ですから、波乱含みの重賞と言えそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GTの有馬記念から〔200〕。
菊花賞から〔130〕。
ジャパンCから〔002〕。
GVの中日新聞杯から〔113〕。
チャレンジCから〔020〕。
福島記念から〔020〕。
中山金杯から〔011〕。
その他、GTの天皇賞・春、天皇賞・秋、国際GTの凱旋門賞、GUのステイヤーズSから勝ち馬が。
GUのアルゼンチン共和国杯から3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPのディセンバーSから〔011〕。2着と6着の馬。
3勝クラスから〔101〕。こちらは勝ち馬です。
馬券圏内30頭中、29頭の前走が芝2000m以上のレースでした。例外の1頭は、芝1800m時代のOPディセンバーSからです。
また、馬券圏内30頭すべてが、近2走のいずれかで重賞を走っていました。これは3勝クラスからの2頭も例外ではありません。
勝ち馬10頭すべてに、重賞勝ち、もしくはGT3着以内、またはGU2着がありました。ただし、GT勝ち馬の優勝は、20年のブラストワンピースしかありません。
連対20頭中、13頭に重賞勝ちがあり、6頭に重賞2、3着がありました。例外の1頭は14年2着のサクラアルディートです。
牝馬は〔001〕。
最後に年齢別で見ていくと、4歳〔243〕、5歳〔313〕、6歳〔423〕、7歳〔130〕、8歳〔001〕。
6歳馬が最多の4勝を挙げていますが、7歳以上のベテランにも注意が必要です。

東海S(日曜・京都) ダート1800m戦、GU。 例年は中京で行われる重賞ですが、今年は20年以来となる京都での施行です。 データは過去10年で見ていきたいと思います。 1番人気は〔522〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔022〕。 6番人気以下〔144〕、2ケタ人気馬〔022〕。 馬連3ケタ3回に、万馬券1本。 毎年1、2番人気が連絡み。 20年の京都施行時も、2、3、1番人気の1〜3着と堅い決着でした。 ステップレースを見ていきましょう。 GTのチャンピオンズC(含むJCダート)から〔244〕。人気、着順は不問。 交流GTの東京大賞典から〔200〕。2、3着馬。 交流GUの名古屋GPから〔010〕。勝ち馬。 GVの武蔵野Sから〔101〕。4着と11着の馬。 みやこSから〔030〕。人気、着順は不問です。 交流GVのクイーン賞から〔001〕。5着馬。 OPから〔323〕。4着以内7頭に、4番人気12着馬。 3勝クラスから〔201〕。こちらは1番人気1着馬です。 馬券圏内30頭の前走を見ると、前年の11月か12月のレースだった馬が28頭。残る2頭は、今年1月と昨年5月の出走で、本番では共に3着でした。 連対20頭中11頭に、交流重賞を含む、重賞勝ちがあり、4頭にOPクラスでの勝ちがありました。 また、連対20頭すべてにダート1800mでの勝ちがあり、そのうち15頭がダート1800mで3勝以上を挙げていました。 距離の幅を広げると、連対20頭中18頭がダート1700〜2000mで4勝以上を挙げていました。 牝馬は〔001〕。 最後に年齢別でみていくと、4歳〔111〕、5歳〔533〕、6歳〔225〕、7歳〔231〕、8歳〔010〕。 5歳馬がいいようです。
 


 
 
Data for Win!……2024.1.11
日経新春杯(日曜・京都)
芝外回り2400mのハンデ戦、GU。
21〜23年は中京での施行。従いまして、データは14〜20年の7年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔320〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔113〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
1、2番人気で6勝ですが、残る1回は6番人気が勝ち、2、3着は10番人気と7番人気。荒れる時は、大きく荒れるようです。
ステップレースを見ていきましょう。
GTの菊花賞から〔300〕。掲示板確保の馬。
ダービーから〔100〕。7着馬。
GUの札幌記念から〔001〕。14着馬。
ステイヤーズSから〔001〕。3着馬。
GVの中日新聞杯から〔010〕。3着馬。
他に、4回中京施行時のGU金鯱賞から〔101〕。8着と3着の馬。
同じく、GV愛知杯から〔011〕。6着馬と1着馬というのがあります。
3勝クラスから〔242〕。勝ち馬6頭に、2着馬と4着馬。
2勝クラスから〔011〕。こちらは勝ち馬でした。
馬券圏内21頭中、前走で掲示板を外していたのは4頭だけ。重賞で2番人気、3番人気だった馬と、GT、GUに出走していた馬です。
トップハンデは7年で10頭いて〔011〕。
勝ち馬のハンデは56〜52キロで、平均すると56.57キロ。
2着馬は56〜53キロで、平均54.71キロ。
3着馬は58〜51キロで、平均54.36キロ。
53キロ以下が〔113〕。今年は54キロ以下となりますが、軽ハンデ馬の好走に注意が必要です。
連対14頭中、10頭に芝2200m以上での勝ちがありました。
例外の4頭は、以下のよう。
勝ちは芝1800mも、芝3000mの菊花賞で2着だった、14年の勝ち馬サトノノブレス。
芝2000mのOP若葉Sに勝ちがあった、15年の勝ち馬アドマイヤデウス。
勝ちは芝2000mも、芝2400mの神戸新聞杯に2着があった、17年の勝ち馬ミッキーロケット。
勝ちは芝2000mも、芝1800mのきさらぎ賞に2着があり、菊花賞も勝ち馬から0.5秒差の5着だった、19年の勝ち馬グローリーヴェイズです。
牝馬は〔011〕。
年齢別で見ていくと、4歳〔620〕、5歳〔033〕、6歳〔124〕。
3世代に限られ、中でも圧倒的に4歳馬が好成績です。
最後に、馬券圏内21頭すべて、10番枠より内の馬。中でも、5番枠より内の馬が11頭。内枠優勢を頭の中に置いておきたいところです。

京成杯(日曜・中山) 3歳馬による芝2000m戦、GV。 過去10年、1番人気は〔331〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔101〕。 6番人気以下〔236〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。 馬連3ケタ2回に、万馬券1本。 10年で9回は1、2番人気のいずれかが馬券圏内に。その一方で、9年連続で6番人気以下の伏兵が馬券圏内に来ています。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの朝日杯フューチュリティSから〔100〕。7着馬。 ホープフルSから〔112〕。GU時代は2、3着の馬、GTになってからは11着と6着の馬。 GVの京都2歳Sから〔010〕。5着馬。 OPの萩Sから〔100〕。5着馬。 ジュニアCから〔010〕。7着馬。 1勝クラスの葉牡丹賞から〔221〕。連対馬。 エリカ賞から〔102〕。3着以内の馬。 新馬勝ちから〔413〕。3番人気までで勝ち上がった馬が7頭、6番人気が1頭。 未勝利勝ちから〔042〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。 勝ち馬10頭すべて、前走は芝1800mか2000mを走っていた馬。 また、馬券圏内30頭中、28頭が近2走のいずれかで勝っており、残る2頭もいずれかが2着でした。 連対20頭中、12頭に芝2000mでの勝ちがあり、7頭に芝1800mでの勝ちがありました。例外の1頭は、芝1800mの重賞2着馬です。 牝馬は〔010〕。当日1番人気に押されていました。 最後に、キャリア5戦以上の馬は3着に1頭いるだけ。キャリア1戦と3戦の馬が4勝を記録しています。
愛知杯(土曜・小倉) 牝馬限定、芝2000mのハンデ戦、GV。 1月の中京に移ったのが16年のこと。今年は20年に続く、小倉での施行となります。 データは20年も含む、過去8年で見ていきましょう。 1番人気は〔211〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔010〕。 6番人気以下〔544〕、2ケタ人気馬〔021〕。 馬連3ケタはなく、万馬券3本。 毎年6番人気以下の伏兵が連に絡む、波乱のハンデ戦です。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの秋華賞から〔200〕。 エリザベス女王杯から〔122〕。 天皇賞・秋から〔001〕。 GVのマーメイドSから〔100〕。 ターコイズS(OP時代も含む)から〔220〕。 中日新聞杯から〔011〕。 重賞組は、人気、着順不問です。 OPの新潟牝馬Sから〔010〕。勝ち馬。 万葉Sから〔001〕。4着馬。 3勝クラスから〔203〕。勝ち馬4頭に、2着馬。 2勝クラスから〔020〕。こちらは勝ち馬でした。 トップハンデは8年で12頭いて〔212〕。 勝ち馬のハンデは56〜52キロで、平均すると55.06キロ。 2着馬は55〜50キロで、平均53.5キロ。 3着馬は56.5〜52キロで、平均54.13キロ。 ちなみに、平均については16〜22年のハンデに1キロ加算して算出しています。 連対16頭中、15頭に芝1800m以上での勝ちがあり、残りの1頭には芝2000mのGT2着がありました。 年齢別で見ていくと、4歳〔222〕、5歳〔443〕、6歳〔122〕、7歳〔101〕。 5歳馬が中心のようです。
 


 
 
Data for Win!……2024.1.5
中山金杯(土曜・中山)
芝2000mのハンデ戦、GV。
過去10年、1番人気は〔413〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔064〕、2ケタ人気馬〔003〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
勝つのは5番人気までとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
GTのマイルCSから〔110〕。9着と7着の馬。
エリザベス女王杯から〔010〕。11着馬。
菊花賞から〔001〕。15着馬。
GUのアルゼンチン共和国杯から〔100〕。3着馬。
GVのチャレンジC(朝日CCと芝1800m時代を含む)から〔134〕。掲示板7頭に、12着馬。
福島記念から〔111〕。勝ち馬2頭に、4着馬。
OPのディセンバーSから〔122〕。掲示板確保の馬。
りゲルSから〔100〕。3着馬。
3勝クラスから〔212〕。すべて芝2000m戦での勝ち馬です。
前走がGTなら、人気、着順は不問ですが、GU以下なら掲示板は欲しいところ。4回中京施行時の金鯱賞を除き、例外は20年3着のテリトーリアルのみ(チャレンジC12着)。とはいえ、この馬も前々走ではリステッド競走1着でした。
トップハンデは10年で11頭いて〔321〕。
勝ち馬のハンデは58〜54キロで、平均すると57.3キロ。
2着馬は58〜53キロで、平均56.45キロ。
3着馬は57.5〜53キロで、平均55.55キロ。
ちなみに、23年から基礎重量が1キロ増になったので、平均は14〜22年のハンデにそれぞれ1キロ加えた重量で算出しています。
勝ち馬は54キロ以上、今年なら55キロ以上。馬券圏内は53キロ以上、今年なら54キロ以上となります。
重いハンデは実力の証しといったところでしょうか。
連対20頭すべてに、芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。
また、連対20頭中11頭に重賞勝ちがあり、残る9頭にも重賞掲示板がありました。
牝馬は〔010〕。
年齢別に見ておくと、4歳〔332〕、5歳〔332〕、6歳〔343〕、7歳〔103〕。
明け4歳から7歳までの3世代でまんべんなくといった感じでしょうか。
最後に、勝ち馬10頭すべてが11番枠より内の馬。そのうち9頭が1ケタ馬番の馬ですから、内枠優勢を覚えておくといいかもしれません。

京都金杯(土曜・京都) 芝1600mのハンデ戦、GV。 21〜23年は中京での施行。従いまして、データは京都で行われた14〜20年の7回で見ていきたいと思います。 1番人気は〔211〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔210〕。 6番人気以下〔124〕、2ケタ人気馬〔012〕。 馬連3ケタはなく、万馬券1本。 ひと捻り必要なハンデ戦です。 ステップレースを見ていきましょう。 まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。 GTのマイルCSから〔030〕。 GUの阪神Cから〔012〕。 GVのチャレンジC(芝1800m時代)から〔110〕。 その他、GT菊花賞、GU毎日王冠から勝ち馬が。 GV中日新聞杯から2着馬が。 GVターコイズSから3着馬が出ています。 重賞組は、人気、着順不問です。 OPのリゲルSからが最も良く〔401〕。掲示板確保の馬。 タンザナイトSから〔001〕。2着馬。 キャピタルSから〔001〕。5着馬。 3勝クラスから〔011〕。こちらは勝ち馬です。 トップハンデは7回で10頭いて〔012〕。 勝ち馬のハンデは57〜53キロで、平均すると54.93キロ。 2着馬は57.5〜54キロで、平均56.21キロ。 3着馬は58〜54キロで、平均55.36キロ。 53キロで勝ったのは2頭の牝馬。他は55キロ以上の牡馬でした。 従いまして、勝ち馬は牡馬55キロ以上、牝馬53キロ以上。馬券圏内は牡馬54キロ以上、牝馬53キロ以上。 23年に基礎重量が1キロ増になったので、今年は、勝ち馬は牡馬56キロ以上、牝馬54キロ以上。馬券圏内は牡馬55キロ以上、牝馬54キロ以上となります。 トップハンデの馬は勝ち切れませんが、ハンデはある程度背負わされているほうがよさそうです。 連対14頭中、12頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る2頭には芝1800mに勝ちがありました(14年1着エキストラエンド、17年2着ブラックスピネル)。 また、連対14頭中12頭に重賞3着以内またはOPクラスでの勝ちがあり、残る2頭は芝1600mでの複勝率が80%を超えていました(14年2着オースミナイン、20年1着サウンドキアラ)。 牝馬は〔201〕。 年齢別で見ておくと、明け4歳〔222〕、5歳〔221〕、6歳〔222〕、7歳〔011〕、8歳〔001〕。 7、8歳で馬券に絡んだ3頭のハンデは57〜58キロ。重いハンデのベテランに注意ということでしょうか。 最後に、勝ち馬7頭中、6頭が1ケタ馬番の馬。例外の1頭は12番枠でしたが、1番人気に推されていた馬です。 内枠優勢、外なら上位人気を覚えておきたいところです。
フェアリーS(日曜・中山) 明け3歳の牝馬による芝1600m戦、GV。 過去10年、1番人気は〔120〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔401〕。 6番人気以下〔376〕、2ケタ人気馬〔320〕。 馬連3ケタはなく、万馬券2本。 1000円台も1回だけで、万馬券は3万馬券と21万馬券! 勝つのは5番人気以内か2ケタ人気の馬。両極端な結果になっています。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの阪神ジュベナイルフィリーズから〔001〕。14着馬。 GUの京王杯2歳Sから〔001〕。3着馬。 GVの京都2歳Sから〔100〕。8着馬。 アルテミスSから〔100〕。13着馬。 1勝クラスから〔381〕。4着以内9頭に、掲示板外しが3頭。ただし、この掲示板外しの3頭は14〜16年のもの。近7年の好走馬は4着以内を確保しています。 新馬勝ちから〔105〕。4番人気までで勝ち上がった馬。 芝の未勝利勝ちから〔322〕。4番人気までで勝ち上がった馬。 ダートの未勝利勝ちから〔001〕。1番人気で勝ち上がった馬です。 前走重賞組は4頭。掲示板外しも3頭いますが、この4頭すべて、前々走では1着だった馬です。 連対20頭中、19頭が重賞連対歴もOPクラスの勝ちもない馬。例外の1頭は23年の勝ち馬キタウイング(新潟2歳S優勝馬)です。 また、連対20頭中14頭に芝1600m以上での勝ちがあり、4頭に1勝クラス以上の芝1600m戦に4着以内がありました。残る2頭は芝1600m戦が初めてで、芝1400mに連対歴のあった馬です。 関東馬〔1089〕、関西馬〔021〕。関東馬が関西馬を圧倒しています。 キャリアは不問です。 距離もそうですが、1勝クラスを勝ち上がれない馬でも好走できてしまうあたりに、このレースの難しさがあるようです。 2着の10頭に着目すると、1勝クラスから8頭、未勝利から2頭ですから、2着には4番人気までで1勝クラスを4着以内、または4番人気以内で未勝利を勝ち上がった伏兵を狙ってみるのも面白いかもしれません。
シンザン記念(月曜・京都) 明け3歳馬による芝1600m戦、GV。 21〜23年は中京での施行。従いまして、データは京都で行われた14〜20年の7回で見ていきたいと思います。 1番人気は〔201〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔001〕。 6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔011〕。 馬連3ケタ1回に、万馬券2本。 毎年1、2番人気のいずれかが馬券圏内に来ているものの、伏兵も多数。波乱含みの3歳重賞です。 ステップレースを見ていきましょう。 GTの朝日杯フューチュリティSから〔022〕。人気、着順は不問です。 GUのデイリー杯2歳Sから〔011〕。共に8着馬。 GVのアルテミスSから〔100〕。2着馬。 GV時代の東京スポーツ杯2歳Sから〔100〕。7着馬。 旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔001〕。5着馬。 1勝クラスから〔322〕。勝ち馬4頭と、2、4、5着馬。 新馬勝ちから〔120〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。 未勝利勝ちから〔101〕。1番人気で勝ち上がった馬です。 連対14頭中、10頭に芝1600mでの勝ちがあり、2頭に芝1400mでの勝ちが(17年2着タイセイスターリー、20年2着プリンスリターン)、1頭に芝1800mでの勝ちがありました(15年1着グァンチャーレ)。残る1頭にも芝1600mでの2着がありました(17年1着キョウヘイ)。 OPクラスの実績は不問です。 牝馬は〔220〕。クラスに関わらず、前走1、2番人気で連対していた馬です。 馬券圏内21頭中、20頭がキャリア5戦以内の馬。19年2着のマイネルフラップのみがキャリア6戦の馬。キャリア7戦以上での馬券圏内はありません。 勝ち馬7頭中、6頭が1ケタ馬番の馬。例外の1頭は12番枠の馬ですが、当日は1番人気に推されていました。このレースも、内枠優勢を頭に置いておきたいところです。